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blenny-giken · 4 months
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2022年10月21日#desktop#BlennyMOV38#農業野菜王国トラックの幌を防水劣化FRP修理#収穫中のトラック荷台コーティングG...
2022 10 21+FZ300+FZ200 FZ300 66222f1s+m1hr desktop 1th 2022年10月21日#desktop#BlennyMOV38#農業野菜王国トラックの幌を防水劣化FRP修理#収穫中のトラック荷台コーティングGM1508塗布#機械や設備保護や経費節減もOKか1th https://www.youtube.com/watch?v=Iv7bCGqybGk&list=PLUqu-kjRuv9cJwosPV6wC5lqhTYvFPqI8&index=362 2022年10月21日#desktop#BlennyMOV38#農業野菜王国トラックの幌を防水劣化FRP修理#収穫中のトラック荷台5th https://www.youtube.com/watch?v=22d8zUSw2D8&list=PLUqu-kjRuv9cJwosPV6wC5lqhTYvFPqI8&index=360 https://www.youtube.com/watch?v=pYoPzN5mJec&list=PLUqu-kjRuv9cJwosPV6wC5lqhTYvFPqI8&index=359 desktop#BlennyMOV38#トラックの幌が雨漏り劣化#レストア#鈑金さび止めとボロボロ皮膜コーティング布基材に染み込んで防水方法はGM1508と増粘と着色エポキシFRP#野菜 https://www.youtube.com/watch?v=MaQ0Mv2CLiA&list=PLUqu-kjRuv9cJwosPV6wC5lqhTYvFPqI8&index=351 #BlennyMOV38#BlennyMOV-38#トラックの幌が雨漏り劣化#野菜王国トラックの幌が#工場#床#コンクリート#粉塵#汚れ#油#自分で#GM-1508 https://www.youtube.com/hashtag/blennymov38 #BlennyMOV33#BlennyMOV-33 https://www.youtube.com/hashtag/blennymov33 #BlennyMOV121 #BlennyMOV121#クールF#鈑金サビ穴#GM-1508#GM-6815#FRP補強#さび止め#防錆 https://www.youtube.com/hashtag/blennymov121 #動画ヴィメオvimeoビメオ #PR中断なし動画#広告PRなし動画 https://vimeo.com/763047342 https://vimeo.com/746952778 #BlennyMOV38#野菜王国トラックの幌が雨漏り劣化5th https://www.youtube.com/watch?v=oWurXMvSitM&list=PLUqu-kjRuv9cJwosPV6wC5lqhTYvFPqI8&index=342 #BlennyMOV38#野菜王国トラックの幌が雨漏り劣化#再生#リビルト#レストア#鈑金さび止めとボロボロ皮膜のコーティング布基材に染み込んで防水方法はGM1508と増粘と着色エポキシFRP10th https://www.youtube.com/watch?v=rmeS64W3Y7w&list=PLUqu-kjRuv9cJwosPV6wC5lqhTYvFPqI8&index=337 desktop#トラックの幌が劣化してFRP布地が出てるボロボロでもGM15081ht12min desktop#トラックの幌が劣化してFRP布地が出てるボロボロでもGM1508GM6815で再生メンテナンス#塗布実験して大丈夫確認も#モルタルどんぐりでブロック修理見本を見て 1ht12min#BlennyMOV38 #食い付くかな接着は大丈夫かなGM1508とかGM6815で実験してOKって電話かけてきたんじゃん#台湾に出帳した時大工場のラインでボートとかテントとか布貼りFRP製造していて# #BlennyMOV38 https://www.youtube.com/watch?v=J8TOdYZxpOw&list=PLUqu-kjRuv9cJwosPV6wC5lqhTYvFPqI8&index=328&t=555s #再生リスト#BlennyMOV#YouTube#動画#ユーチューブ#動画ヴィメオvimeo#リンク 1 #blennymov38  25 工場 床 コンクリート 粉塵 汚れ 油 自分で GM-1508 ハイブリッド 混合 鈑金 内装 ノンスリップ シーレス 振動 剥がれ 錆止め 耐油 耐水 フロアー 塗り床 desktop1#1BL#床#施工#補修#自分でメンテ#修理は#工場#コンクリート粉塵#精密機器#製紙#ラボ#飲料#食品#段差#しみ込み#防錆防蝕#低温硬化#水分反応GM1508#モルタル強度#泡消し1++5th BlennyMOV38 25 工場 床 コンクリート 粉塵 汚れ 油 自分で GM-1508  #BlennyMOV38 desktop1#1BL#床#施工#補修#メンテ#工場#コンクリート粉塵#精密機器#製紙#ラボ#飲料#食品#段差#しみ込み#防錆防蝕#低温硬化#水分反応GM1508#モルタル強度#泡消し1++1th https://www.youtube.com/watch?v=JZBS16BbVEM&list=PLUqu-kjRuv9cJwosPV6wC5lqhTYvFPqI8&index=4 #BlennyMOV38#BlennyMOV-38 https://www.youtube.com/hashtag/blennymov38 https://www.youtube.com/watch?v=hwZCzahJ7ks&list=PLUqu-kjRuv9cJwosPV6wC5lqhTYvFPqI8&index=306 1BL#床#施工#補修#自分でメンテ#修理は#工場#コンクリート粉塵#精密機器#モルタル強度#泡消し方法 https://www.youtube.com/watch?v=n-gtX1iJDi0&list=PLUqu-kjRuv9f0x8PgL-Xp-p0gj5g5zAcE&index=17 https://www.youtube.com/watch?v=n-gtX1iJDi0&list=PLUqu-kjRuv9f0x8PgL-Xp-p0gj5g5zAcE&index=17&t=35s 2 desktop#これダメじゃん亀裂#押してみて#動く#ぐらつき#ブロック#ブロック塀点検#クラックひび割れ#コンクリート基礎工事状況#控え壁#控柱に隙間が#DIY自作#BlennyMOV157-3th https://www.youtube.com/watch?v=l8u_XdNDh_I&list=PLUqu-kjRuv9fg_q2ZH9PgPO--sWH6VnpJ&index=116 https://www.youtube.com/watch?v=l8u_XdNDh_I&list=PLUqu-kjRuv9cJwosPV6wC5lqhTYvFPqI8&index=325&t=4754s 3 #2022-5-15#GM-1508=27ケ の#blennymov41 #GM1508でボディCFRPアンダートレーの#上智大学フォーミュラ #blennymov4 https://www.youtube.com/hashtag/blennymov4 2022年4月27日#GM-6800 GM-6800カーボンCFRP炭素繊維用エポキシ樹脂 #GM-6800=17ケのBlennyMOV #GM-6815=21ケのBlennyMOV #GM-1508=27ケ#BlennyMOVのお知らせ +アメーバーブログ内の検索にて+2022-3-12 2022年04月06日(水) 21時55分45秒 #エポキシ樹脂の基本・・#物性・・#GM-6800#GM-6815#GM-1508#GM-7775 http://www.blenny.co.jp/2022-5/GM-6815_SScurve.PDF http://www.blenny.jp/2022-5/GM-6815_SScurve.PDF http://www.blenny.co.jp/2022-5/GM-6815_SScurve2400p.jpg http://www.blenny.jp/2022-5/GM-6815_SScurve2400p.jpg 4 #BlennyMOV147 シトロエン TypeH GM-1508 GM-8300 8383H GM-7775 Hバン  ケータリング  鈑金腐食 不織布のエポキシFRP https://www.youtube.com/watch?v=GTIfd5ReZhY&list=PLUqu-kjRuv9eUOlV2btCyvs8F2BAvW-cf 5 #BlennyMOV67 プラント 定期修理 貯蔵タンクの補修 パイプ 配管 潮風 防蝕 火気厳禁 https://www.youtube.com/watch?v=MkZtFPqGqmQ&list=PLUqu-kjRuv9dwQJxZkxO69TYvDlY_oxAr 6 #BlennyMOV86 殆どTBR GM-6815]FRP CFRP 叩いて 端切れFRP https://www.youtube.com/watch?v=f3R33daWj_0&list=PLUqu-kjRuv9d1ZL8G4SkUzR3-g5-XDi73 7 #BlennyMOV7 GM-1508 ジムニー錆び止め https://www.youtube.com/watch?v=FGOobZJIOSQ&list=PLUqu-kjRuv9ewP1hlQGDEzWkkg_a4Xa2o 8 #BlennyMOV131 軽トラ GM-1508 GM-6815 ガン吹き PPバンパー 爪クラック 鎌のサビ 切れ味 https://www.youtube.com/watch?v=5uYpPBZo0rA&list=PLUqu-kjRuv9dRpcMbS7Ky84A9Ub4GupVm 9 #BlennyMOV31 8 FRP CFRP製作 補修 アルミ SUS 金網  エポキシ樹脂 EPOXY https://www.youtube.com/watch?v=qWSrdhjUxhw&list=PLUqu-kjRuv9csWSytcv9IxSRnAvDdjsgQ MindMeister 思考マップ http://www.mindmeister.com/ja/users/channel/349385 ■ 製品一覧 物性表 http://www.blenny.co.jp/main_1.htm # アメーバーブログ ハッシュタグ http://a.hatena.ne.jp/blenny/simple?gid=530847 先進エポキシ開発のブレニー技研 約90万頁 http://www.blenny.co.jp http://www.blenny.jp #メルカリmercariブレニー技研Blenny https://www.mercari.com/jp/u/758877658/ 先進エポキシ開発のブレニー技研-Web-HP-サイト ブレニー技研ウェブショップ https://blennyshop.myshopify.com/ #blennyshop.myshopify.com
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itokawa-noe · 5 months
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パレスチナ料理を食べてきました(中編):高橋美香さんのスライドトーク
 ★追記:申し訳ありません。tumblerのアカウントを持っていないと記事が途中までしか読めないようなので、noteに記事を移植しました。こちらからお読みいただけますと助かります…
この記事は「パレスチナ料理を食べてきました(前編):申し込みから入店まで」のつづきです。
「パレスチナ料理を食べてきました(後編):いただきます!」へとつづきます。
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●スライドトーク
 美香さんはご自身で撮られた写真をスライドに映しながら、ヨルダン川西岸地区の、ヘブロン、ビリン、ジェニン難民キャンプという三つの地域についてお話をしてくださいました。以下の文章は、伺った内容の一部を私の視点でまとめたものです。
・記憶や理解の不足を補うために、ネット上の記事や美香さんの著書『パレスチナに生きるふたり ママとマハ』(かもがわ出版)を参照しました。当日のお話とは若干の差異があることをご了承ください。
・写真を共有しなければ伝わりにくい話や美香さんご自身の言葉で聞いていただきたいエピソードは除きました。後日アーカイブが公開されるそうなので、そちらをぜひ観てください!!!
 よろしくお願いいたします。
 
【はじめに】
 「今起きていることは10月7日に唐突にはじまったことではない」というお話から、トークは始まりました。私の記憶を文字に起こすかわりに、同じ内容について美香さんご自身が書かれた文章を引用します。
"パレスチナの状況がきちんと日本に伝えられることは少なく、空爆や「テロ」のときだけ一時的に注目されてその部分だけを切り取られて、まるで「突然起きたものごと」のように報じられるということが少なくありません。根本的な問題である占領・封鎖・入植・人権侵害といった「問題」を押しつけられたまま、公正な解決もなされず、そのなかでひとびとのいとなみが続いていること、ましてや、そのいとなみがどんなものであるのかということが報じられることは少ないように思います。" (高橋美香『パレスチナに生きるふたり ママとマハ』(かもがわ出版)p43より)
「『パレスチナ』と言われて、みなさんがイメージする地図はどれですか?」
 問いかけとともに映しだされたのは、4つの地図でした。
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(当日使用された画像と同じ内容を示す図をhttps://altertrade.jp/archives/11771 から転載しました)
 緑色の部分がパレスチナの領土です。イスラエルによる侵攻が進むにつれて面積が減り、現在はすっかり狭くなった土地が、さらに虫食い状態になっています。
“虫食いの主な原因が入植地と分離壁の建設です。入植地は国際法では違法とされているにもかかわらず、今や西岸地区では200の入植地に70万人のイスラエル人が住むまでに拡大しています。” (https://altertrade.jp/archives/11771 より)
 この分離壁によって分断された街のひとつが、ヘブロンでした。
・分離壁:「パレスチナ人テロリストの侵入を防ぐ」という名目でイスラエルが建設した高い壁。多くの場所で、境界線を越えてパレスチナに入りこみ、その土地を奪っている。
・入植地:イスラエルが占領地に建設する国際法違反のユダヤ人のための住宅など。
(高橋美香『パレスチナに生きるふたり ママとマハ』(かもがわ出版)p6より)
【へブロン】
 ヘブロンという地名には聞き覚えがありました。今回のランチトリップの前日に参加した「<パレスチナ>を生きる人々を想う学生若者有志の会」主催のデモで、ヘブロン出身の方のスピーチを聞いていたのです。
「子どもの頃の自分は、人が大人になる前に死ぬのを当たり前のことだと思っていた。パレスチナから出て初めて、外の世界ではそうでないことを知った。ガザの子どもたちは今も、人が大人になる前に死ぬのが当たり前なんかじゃないことを、知らずにいる」
 この言葉が頭から消えず、帰りの電車でヘブロンについての記事を読みました。その土地で暮らす人たちが入植者によって自由と尊厳と命が奪われつづけてきたことを知りました。
 ですが、美香さんの写真と言葉を通じて知る占領と入植の実態は、私の漠然とした想像を遥かに超えるものでした。
 上述の記事にも出てきたシュハダ通りの写真を、美香さんは見せてくださいました。栄えていたというかつての面影はどこにもなく、今はゴーストタウンと化しているとのこと。通りに面した店は軒並み閉店に追いやられ、もともと一階建てだった建物の上に建て増しする形で作られた二階に、入植者が住みつきました。一階と二階のあいだには、二階から投げ捨てられるゴミへの対策として金網が張り巡らされています。
↓は参考画像です。美香さんが見せてくださったのと似た状況を撮った写真を(https://x.com/O_toshihiro/status/1719027240498085921?s=20)からお借りしました。
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 屋上に設置された生活用水を溜めるための貯水タンクを銃撃して穴を開ける、台所に火炎瓶を投げ込むなどといった入植者による暴力の例が、写真とともに次から次へと挙げられました。こうした命に関わる“嫌がらせ”がひっきりなしに行われている。それがヘブロンの日常なのだそうです。
【ビリン村】
 ビリン村と、後述するジェニン難民キャンプは、美香さんが長期にわたって取材されている土地です。ビリンではアブーラハマ家、ジェニンではアワード家の一員として生活をともにしながら、日々の暮らしを撮りつづけてきました。
 ビリン村のアブーラハマ一家は、農業やヤギの放牧、養蜂などを生業としています。土地に根づいた暮らしはしかし、入植者によって破壊されました。一家の畑がトラックで踏み荒らされるのを、イスラエルの兵士は止めなかったどころか守るようにエスコートしていたそうです。
 村の土地を断ち切る形で鉄条網の分離壁がはりめぐらされ、その向こう、壁を通して見える目と鼻の先に、入植地が作られました。
 週に一度、毎週金曜日に、この分離壁に反対するデモが行われるようになりました。壁の前に立って声を上げる住民に向かって、銃弾、催涙弾、家畜の排泄部と化学薬品を混ぜた汚水が飛んでくる。デモの参加者は昼のあいだに記録され、夜中に兵士が家に押し入ってきて連行されたり、逮捕には及ばずとも嫌がらせを受けたりするそうです。催涙弾のガスを吸いすぎて亡くなった方の話や、本人はなんの暴力もふるっていないにも関わらず「言動が周囲の暴力を誘発する」として17ヶ月のあいだ収監された方の話など、耳を疑うような話がつづきました。
 かつて鉄条網だった分離壁は、今ではコンクリートの巨大な壁になっています。命を賭けてデモをしたところで堅固な壁は壊せないという諦念から、デモの参加者はめっきり少なくなったそうです。
 そんななか、今も毎週デモに参加している人の一人がイランさんです。イランさんはイスラエル人。マイクとスピーカーを持ってやってきて、デモを妨害する兵士たちに向かってヘブライ語で「これが国を守るということか?」と呼びかけるのだそうです。
 「少数ではあるけれど、そういう人もいます」美香さんは仰いました。「イスラエル対パレスチナという構図では、とらえきれないものがあります」とも。
 ビリン村の話のなかで特に心に残ったのは、アブーラハマ家の息子ハムディさんの言葉です。
「よそからここを訪ねてくる人たちはみんな、金曜日のデモだけ見て帰ってゆく。ミカは日常の暮らしを撮れ。そうでないと、なぜみんなが命がけでデモをやるのかわからないだろう」
 そうした日常の話もここに書けたらよかったのですが、美香さんが親しい家族や友人のこととして話してくださったものを私が文字にすると、大切なものが薄まってただの情報になってしまいます。ですのでそちらはぜひ、アーカイブや美香さんのご著書でふれてみてください。ビリン村での日々については『パレスチナ そこにある日常』(未来社)に書かれているそうです。
(できることなら、この文章を読んでくださっているあなたの脳内のスクリーンに美香さんの写真を投影したいです。人物を撮ったものは特に、撮られる側のみなさんが自然なやわらかいお顔をされているものが多くて、すごくよいんですよ。たとえば、ハムディさんがお母さんを抱きしめてキスするところを撮った一枚。ハムディさんとお母さんのあいだの、それから撮られるおふたりと撮る美香さんのあいだの、おたがいを大切に思う気持ちが伝わってきて、大好きです。本の表紙になっているので、よかったらこれだけでも見てください)
 入植者のトラックによって土地を踏み荒らされたアブーラハマ一家ですが、その後長い時間をかけて畑を作り直し、家畜小屋を建て、客人にコーヒーをふるまうためのしつらえを整えたとのこと。生い茂る緑にかこまれて飲むコーヒーは、とてもおいしそうでした。
 あの畑は今、どうなっているのだろうか。そろそろ見にゆかなければ。ビリン村の話を、美香さんはそんな言葉で結ばれました。
【ジェニン難民キャンプ】
 ジェニン難民キャンプは、イスラエル建国によって追放された76万人のパレスチナ人の住居のひとつとして、1953年に作られました。当初は布製のテントだった「仮住まい」は、時とともにコンクリートの建物へと姿を変え、現在はひとつの街のようになっています。
 この地域はシオニストのあいだで「テロリストの温床」と目され攻撃に晒されつづけてきました。わけても2002年の第2次インティファーダの際には、イスラエル軍の侵攻によって多くの人が殺されました。こちらの写真は、そのとき破壊された建物の瓦礫や自動車の残骸を集めて作られた、馬のモニュメントです。
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(画像は https://note.com/yuki_phototabi/n/n1e4d6e2f0f91 からお借りしました)
 馬はキャンプの入り口に立って当時の記憶を伝えていましたが、去る10月末、イスラエル軍によって運び去られました。
 ここジェニンで、美香さんはアワード家の人たちと生活をともにしました。狭い家にみんなで雑魚寝、朝は毎日「だれか、朝食のパンを買うための1シェケルコインを持ってない? ポケットのなかとか布団の下とかに?」とごそごそ探しまわるところからはじまる、そんな一家ですが、美香さんが出そうとする自分のぶんの生活費は決して受け取ろうとしなかったそうです。
 こちらのアワード家とその周辺の人たちにまつわるエピソードを、美香さんはごくごく近しい大切な人たちのこととして、生き生きと語ってくださいました。なかでも忘れ難いのが、アワード家の次男のムハンマドさんと、その親友マジドさんの話です。
 幼馴染のふたりは、大人になってからもトロピカーナというレストランでともに働いていました。仕事が終わったあとはいったん各々の家に帰るのですが、シャワーを浴びて着替えてからまた落ちあい、つれだって遊びに出かけるのが日課だったそうです。「ほんとうにね、朝から晩までずっと一緒で。ムハンマドとマジドは兄弟よりも仲がいいんですよ」ちょっぴり飽きれるような、とびきり眩しいものをみるような、そんな表情で美香さんは話してくださいました。
 現在、ムハンマドさんはトロピカーナとは別の店で働いています。マジドさんとの思い出があちこちに残った職場に勤め続けるのが辛くて、仕事を変えなければならなかったためです。
 マジドさんは、キャンプに侵入してきたイスラエル兵に射殺されました。ただその場に居あわせたがために、銃撃に巻きこまれて亡くなったのです。
 マジドさんだけではありません。別の幼馴染のハムザさんも、「キャンプを占領者から守るために」と戦闘員になり、殺されました。マジドさんやハムザさんのような直接的な形ではないものの、一家のお父さんのイマードさんもまた、第二次インティファーダの際にイスラエル軍から受けた尋問と暴行に心と身体を蝕まれ、数年の後に亡くなっています。大切なものを守るために戦闘員になった若者たちは「テロリスト」の烙印を押され、その捜索過程で身内が殺されることも珍しくないそうです。(戦闘員の親戚の家にミサイルが撃ち込まれて破壊された様子を、スライドで見ました)
「ジェニン難民キャンプにも日常はあります。でもその日常のなかで、一人、二人、三人、ぽつんぽつんと死んでゆく。殺されてゆくんです」
 静かに語る美香さんを前に思い出したのは、前日のデモで聞いたスピーチでした。
「子どもの頃の自分は、人が大人になる前に死ぬのを当たり前のことだと思っていた。パレスチナから出て初めて、外の世界ではそうでないことを知った。ガザの子どもたちは今も、人が大人になる前に死ぬのが当たり前なんかじゃないことを、知らずにいる」
 自分がこの言葉の意味を抽象的にしかとらえられていなかったことを、突きつけられました。
 長男のカマールさんが「武装組織の戦闘員となった友達を支援した」という罪で逮捕された際の、アワード家の話です。本人の身の安否は言うまでもなく、カマールさんのまだ幼い子どもたちが家に残されたという意味でも、一家の大事な稼ぎ手を失ったという意味でも、事態は二重三重に深刻です。ところが、お母さんのマハさんが美香さんに向かって嘆いたのは、ニワトリの餌代のこと。「もう、どうすればいいのよ! カマールが『自分が餌代を稼ぐから』って言うから飼いはじめたのに」
 生活だ、と思いました。家族が逮捕されようと続いてゆく生活がここにある。マハさんたちのように、暴力に晒されながらも日常を続けている人たちがいる。糧を得るために働き、死んでゆく命があれば生まれてくる命もあり、瓦礫をどかした裏庭に植えたオリーブやレモンの苗木は子どもたちの背丈とともに伸びてゆく。そうした一日一日のつみかさねが、銃撃で、空爆で、断ち切られる。ジェニンではそれが当たり前のことになっている。
 今一度、はじめに引いた美香さんの言葉を、その続きを加えて引用します。
"パレスチナの状況がきちんと日本に伝えられることは少なく、空爆や「テロ」のときだけ一時的に注目されてその部分だけを切り取られて、まるで「突然起きたものごと」のように報じられるということが少なくありません。根本的な問題である占領・封鎖・入植・人権侵害といった「問題」を押しつけられたまま、公正な解決もなされず、そのなかでひとびとのいとなみが続いていること、ましてや、そのいとなみがどんなものであるのかということが報じられることは少ないように思います。空爆の犠牲者も、「テロリスト」と一方的に断罪されるひとびとも、ただの数ではなく、名前も顔もない「テロリスト」でもなく、わたしたちと同じ時代に生きた個性あるひとびとなのだということを忘れたくありません。" (高橋美香『パレスチナに生きるふたり ママとマハ』(かもがわ出版)p43より)
「10月7日以降、西岸でも260人ほどの人が殺されています。しかしそれは、ほとんどニュースになりません」
 ヘブロン、ビリン、ジェニン。三つの地域を、そこに暮らす人たちの営みを、美香さんのガイドを通じて知った今、この事実が今まで以上に重く胸にのしかかります。
 ここには書きませんでしたが、美香さんが子どもたちと自由劇場で人形劇を観たときのお話も、そこに至るまでの経緯もふくめ、聞けてよかったです。アーカイブで、たくさんの方に聞いてほしいです。
▶︎「パレスチナ料理を食べてきました(後編):いただきます!」へつづく
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yusayusayusa · 2 years
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10月11日 星期二
と言うわけで、
Tの部屋に行ってみた。
授業は午前に2時間だし、私は暇だし、何よりも奇妙だから。
前に一度、Tが体調不良の時、玄関まで後甲黃昏市場で買ったミニトマトを届けに行った。Tは文通アプリSlowlyで出会った10代の台湾人2人と暮らしている。成功大学の法学部と工学部。Tは同居人が部屋にこもってほとんど会話をしないから時々寂しくなると言っていた。ピンポンを鳴らすと早口の中文で何かしら言われたから、我是T的朋友!我是日本人。と情報を伝える。1人が階下までドアを開けに来てくれた。そこから5階まで階段。家賃が7000元にしては…。踊り場の窓から向かいのアパートメントを眺めているふりをして休憩をする。私は重力に逆らう運動が嫌いだ。5階の2。いかにもコツが入りそうな鍵をぐちゃぐちゃと鍵穴に差し込む。玄関がベランダになっている。サンダルの山をかき分ける。Tの安否を聞いてみる。英語で申し訳ない。見ないと思ったら、連絡がつかないの?真的嗎?と焦っている様子もなく言う同居人。スマホをいじりながら話す。目が合わない。どうしたいのと言われる。確かに何しに来たんだろう。返してほしいものがあると口が勝手に言っていた。部屋に何か残しているかもしれないし、興味本位で部屋を見たくなった。部屋はその人の殻だよね。
皮膚と洋服と部屋と地域と国家と地球と。
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部屋開けてもらう。個別の部屋にも鍵がついてるから、円筒状ドアノブ式の鍵は自分でも開けることができそうに思えて、学生証を隙間に入れ込んで試したことがあったけど、私と大学の名前が剥げただけだったからもうしない。鍵を開ける業者を呼ぶ。業者は15分以内に来る。なんでこんな早いのかね。待ってる間に、室内にTがいる可能性に気がついた。業者を呼んでしまったから後には引けない。一応ノックする。応答はない。窓を確認しようと、玄関と反対側のベランダに出てTの部屋を覗くことを試みる。ベランダの端に置かれた洗濯機に身を乗り出して見ると、窓は閉まっていた。電気はついていない。台湾のベランダは基本的に増築されている。鉄筋の籠がベランダの開口部分にくっついている状態である。街を眺めるとき、増築空間の豊かさや籠のデザインの多様さに都市空間としての面白さを感じていた。家の内見に行った時にどうして増築するのか聞いたところ、盗難防止と洗濯物がどっか行かないためだよと言われた。なるほど、確かに実際的な理由はそうなるか。私はどうしても建築的な観点から見てしまっているものだから、実際のところ拍子抜けした。鍵も増築空間も、華人文化特有の外部への警戒心からくるものだったんだな。毎日六つの鍵を持ち歩いてるし、そりゃ部屋に締め出される人も多いだろうよ。ベランダを囲む錆びついた鉄格子に触れる。囲まれてるのに、開放的。向かいのベランダの洗濯物の間からリビングでうたた寝する老人とさらにその向こう側にベランダが垣間見える。エドワード・ヤンの映画で、外から窓から見える内部を撮ったシーンを思い出す。エドワード・ヤンと小津安二郎の撮る空間のレイヤー感は明らかに類似してるし意識されてるだろうけど、ずっとピンと来てなかった。台湾に来て実際に住宅に入り込んで初めて体感できてる。日本の伝統的な住宅のレイヤー感と、台湾のアパートメントの増築部分から部屋の中への空間のレイヤー感。台湾の場合は、日本のそれを垂直方向に積み重ねているようだね。楽しいな。好きだな。
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部屋に入る。
こもった湿気の匂いがする。あと、Tの匂い。柔軟剤とこの部屋の埃とThe body shopのボディクリーム、グレープフルーツ。Tはグレープフルーツを食べないけど、匂いが好きらしい。わかるな。
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部屋は物が多いものの汚くはなかった。変ではあった。壁に大きく貼られたトレーシングペーパーに台南の地図がピンクの油性ペンで描かれており、廟と書かれた紙切れが大量に貼られている。こっわ!あとは、2000年代初期のビデオカメラとTの証明写真が目に止まった。証明写真があるってことは、VISA取ろうとはしてるね。ビデオカメラは何か記録が残ってそう。確認するために持ち帰って良いかな。今日はこれくらいで。
とってきたものは今度共有するね。
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osouji-kis · 4 years
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. ・ @mamarin2019 さんよりRepostさせていただきました。 リペルコート壁紙用のご購入ありがとうございました。 ・ 二度塗りすると防汚効果がアップします♪ 縦向きに塗ってから横向きに塗ると均一に被膜が形成されます。 是非お試しくださいませ♪ ・ =========== #Repost @mamarinic2019 =========== ・ ・ ・・・ 今日は新居の入居前の掃除をしてきました。 ひらすら、床、壁、窓などなど拭いて拭いて拭きまくってきました❗️ その後に楽天の#お掃除専門店kis さんで購入した壁クロスコーティングをしまくりました❗️ シュシュっとスプレーして付属のモップで伸ばした後に、これまた付属のタオルで拭くだけで簡単でした😄 我が家は、ペットスペース、玄関やリビングのクロス、インナーテラスのクロス、トイレクロス、階段クロスなど汚れそうな場所にひらすらシュッシュして拭きまくりました✌️ 子供いたら気がついたら謎の汚れがある事が多々あるので💦 タオルで吹きあげた後はクロスの質感は変わらないけど、触ると確かにコーティングされてる❗️って感じでした。 少しでも汚れ防止したい方にはオススメだと思います🎵 #新築 #新築一戸建て #新築マイホーム #新築注文住宅 #マイホーム #マイホーム記録 #入居前にやること #入居前準備 #入居前にやったこと #クロスコーティング #コーティング #クロス汚れ防止 #壁紙汚れ防止 https://www.instagram.com/p/CD-zDg3AuPZ/?igshid=1rnrft3x0rjbp
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ari0921 · 2 years
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織田先生よりシェア
シェアさせていただきます。
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世界の厄介者、北朝鮮を育てた中国
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        櫻井よしこ
北朝鮮が前例のない頻度でミサイルを発射し続けている。狙いのひとつは 米国を交渉の席に引きずり込み、なんとしてでも国連の対北制裁措置を解 除させることだろう。
2017年9月、北朝鮮はそれまでにない大規模な核実験を行った。広島の核 爆弾の約10倍、160キロトンの水爆弾頭の実験だった。同年11月には大陸 間弾道ミサイル(ICBM)も発射した。国連が北朝鮮に厳しい経済制裁 を科したのは当然だ。朝鮮問題の専門家、西岡力氏が語る。
「安倍首相とトランプ大統領が主導した国連制裁が、いま非常に効いてい ます。北朝鮮の窮状は衝撃的です。今年1月に列車とバスが中朝間を往来 しましたが、中朝貿易が再開したとはいえず、北朝鮮の物不足を解消する には程遠い。その結果、北朝鮮では紙幣印刷に必要な紙も印刷資材もなく なっています。そこで北朝鮮当局は国産のペラペラ紙で『中央銀行トン 票』と呼ばれる臨時のお札発行に追い込まれました」
トン票については以下のような注意がなされている。
「紙質が良くないことをよく理解して丁寧に清潔に利用し、汚したり破損 させたりせず、愛国心を発揮して少しでも長い期間利用せよ」
食糧危機も深刻である。21年には、1月、2月、6月と3回も立て続けに朝鮮 労働党中央委員会総会を開き、食糧危機克服の緊急対策を論じた。にも拘 わらず、昨年は軍や党幹部への食糧配給も断続的に止まった。
断崖絶壁に立つ金正恩氏の連続ミサイル発射の意味はまず、この苦境を打 開するために米国と交渉したいということだろう。同時に一連のミサイル 発射という強硬手段は、米軍に対する恐怖心の現われでもあろう。
前述の17年9月3日の水爆実験から3週間後、トランプ大統領(当時)はグ アムから戦略爆撃機B‐1Bを北朝鮮に向かわせた。F‐15C戦闘機など十 数機に守られ、巨大な図体の爆撃機は正恩氏がそのとき滞在していた北朝 鮮の東海岸にある元山沖で模擬空襲演習を行った。米軍は正恩氏殺害も可 能だった。トランプ氏は元山沖での演習に「金がかかる」などと不満を述 べたが、マティス国防長官は「大統領に核兵器使用を勧めなければならな い状況に備えて」「苦悩した」と語っている。状況は非常に緊迫していた のだ。
米国の怒りが本物だと感じた正恩氏は、その後、核及びミサイルの実験を ピタリとやめた。
そしていま米国は西太平洋に空母5隻を展開中だ。それを正恩氏が気に病 んでいないはずはない。追い詰められた正恩氏が逆に強気に出る可能性を 指摘するのは元防衛大臣、小野寺五典氏だ。
「バイデン政権の対北政策には、トランプ前大統領のときとは違って宥和 的な姿勢はありません。正恩氏は自分の力を見せつけるためにグアムに届 く中距離ミサイルを撃ってみせたのだと思います。北京五輪の後には ICBMの発射実験もあるかもしれません。その場合、米国はウクライナ を狙うロシア、北朝鮮、中国を相手に三正面の戦いに直面することになり ます」
ウクライナが屈服するとき
昨年8月末、バイデン氏はアフガニスタンからの米軍撤退を実現した。中 東と中国の二正面作戦は出来ないために、中東から撤退して中国に集中す るためだった。しかしわずか5か月で情勢は大きく変わり、二正面を超え て三正面の戦いの危険性が高まっている。
ロシアのプーチン大統領のウクライナ戦略がどうなるかはわからない。08 年の北京五輪のときも、14年のソチ冬季五輪のときも、プーチン氏は他国 を侵略した。今度もウクライナ軍事侵略に踏み切る可能性はあるだろう。 そのとき米国は、いま論じているような対ロシア経済制裁だけで乗り切れ るか。NATO諸国からもっと強い行動を求められるのではないか。米国 が動かなければウクライナはロシアに組み敷かれる。米国が何もせずウク ライナが屈服するとき、中国は好機到来と考え、台湾にあらゆる面から圧 力を強めるだろう。日本存亡の危機でもある。
中国がどれ程性悪な国か、知っておきたい。09年の出版で、トーマス・ リード、ダニー・スティルマン両氏による『核の急行便』から引用する。
ちなみにリード氏は米国空軍の長官を務め、レーガン政権下で国家安全保 障会議のスタッフだった。氏は、戦わずしてソ連を崩壊に導いたレーガン 政権の対ソ政策立案に貢献した。スティルマン氏は原爆の研究で知られる ロスアラモス研究所に28年間勤めた核の専門家だ。
同書は結論の部分で中国、とりわけ鄧小平の役割を特記している。鄧に よって核兵器は第三世界に拡散されたというのだ。鄧はまず、パキスタン に核技術を与え、アルジェリアの砂漠地帯に秘密の原子炉を築きプルトニ ウム生産を試みた。サウジアラビアには核兵器のみ搭載可能なミサイルを 売った。北朝鮮の核開発を黙認し、石油欲しさにイランの核開発計画にも 目をつぶった。核だけでなく大量虐殺が可能な生物化学兵器の拡散に、鄧小平は最も熱心だった。
中国の犯行
06年、北朝鮮の核実験を受けて、国連では北朝鮮の港に出入りする船を臨 検すべしという声が起きた。それに中国は断固反対した。そのうえ、国際 規約で禁じられている物資や製品を核拡散諸国が北朝鮮で調達する際、中 国はそれら諸国の航空機が中国上空を飛行する便宜を図った。
米国がイラク戦争に突入する直前、中国はイラクにミサイルの部品を送っ た。またミサイル誘導装置に必要なソフトを「子供用のコンピュータソフ ト」と偽ってイラクに供与した。パキスタンの死の商人、カーン博士には 核兵器に関する情報をひとまとめにして教え、カーン氏はそれをリビアや イランなどに売った。その他多くの事例は割愛する。
リード氏らは、中国の犯行だという痕跡さえ残らなければ中国はニュー ヨークやワシントンへの核攻撃にも反対しない可能性があると結論づけて いる。
三正面の戦いで米国の苦戦は当然だ。日本がなすべきことは少しでも早く 日本の力を強くすることだ。日米間には菅・バイデン両首脳の共同宣言、
日米の「2+2」などでの合意がある。いずれも台湾の安全と日本の安全 は事実上重なるとして、日米で中国に抑止力を効かせるという確約だ。万 が一、抑止が無理なら「対処する」とも合意した。対処するとは、行動を 共にする、軍事的に扶(たす)け合うということだ。ミサイルが飛び交う戦 いが予想されるとき、ミサイル防衛での対処は無理で、打撃力の強化が必 要だ。核で恫喝する中露北朝鮮に対して、わが国の非核3原則を2原則へと 一日も早く見直すことだ。戦争抑止の最大の力が核戦力であることを認識 したい。
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kachoushi · 2 years
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各地句会報
花鳥誌 令和4年2月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和3年11月4日 うづら三日の月 坊城俊樹選 特選句
小六月ぼちぼち仕舞ふ鍬と鎌 由季子 木枯や五分刈り頭分け目つけ さとみ 気にかゝる今日の運勢冬に入る 都 短冊の文字のくづしや一葉の忌 同 兄逝きて里は遠きに冬ざるる 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月6日 零の会 坊城俊樹 選特選句
江戸よりのお香に塗れ菊仏 順子 古井戸を漕ぎて船屋の冬支度 はるか 舟魂の神は留守なる���島 いづみ 鉄を裁つ音が遠くや小六月 光子 参道は潮へつづき神の旅 同 馬鹿高きビルの月島秋日和 梓渕 菊日和ひなたのまんなかに赤子 光子 秋寂の魑魅魍魎のもんじや焼 炳子 汐風にすだれ名残の佃煮屋 はるか 冬蝶の羽根重たげに船溜り 美智子
岡田順子選 特選句
教会に貼る福音や野ばらの実 和子 離れ里紅葉且つ散り元は海 いづみ 聖ルカの曳く影長し冬近し 眞理子 もんじや屋の電球秋のエレキテル 俊樹 鉄を裁つ音が遠くや小六月 光子 参道は潮へつづき神の旅 同 聖ルカへひと声高く海猫帰る 三郎 江戸風味買ひに佃の冬浅し いづみ 佃煮を売りて一献今年酒 三郎 元漁師ばかりがゐたり報恩講 いづみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月8日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
恋しても愛してならぬ木の葉髪 世詩明 神苑の葉擦れの音や神の旅 みす枝 吹かれても土を離れぬ秋の蝶 信子 幾度も糸先舐めて一葉忌 上嶋昭子 見えねども秋を惜しみてゐる鳥語 信子 おそろしき閉館あとの菊人形 上嶋昭子 褒貶は湯気の彼方におでん酒 同 秋天にハングライダーゆつたりと 錦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月8日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
浅漬の出るおやつ時祖母の家 美貴 流れゆく綿虫瑠璃を極だたせ 三無 日輪に溶けて綿虫見失ふ 同 そば処まづは浅漬け山盛りに 迪子 浅漬の昆布のぬめりも一菜に 貴薫 大綿の行先未だ定まらず 秋尚 冬あたたかへら鮒釣りの竿の黙 三無 重力を無くし大綿さ迷ひぬ 秋尚 今もなほ冬温かき笠智衆 有有 冬あたたかベンチに鳩の忘れ羽根三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月11日 花鳥さゞれ会 坊城俊樹選 特選句
窓を打つ音傾ける古簾 雪 菩提樹は枯れ秋潮は音も無く 同 叡山の虚子碑しぐれて古り給ふ 匠 俊樹選なしと来る文そぞろ寒 清女 新米と仏に告げて供へけり 和子 手紙には里の落葉も入れもして 雪子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月12日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
峠路は叩く雨降る神の留守 あけみ か細くも白さ汚さず菊残る 紀子 白日の耳目を引いて冬の虫 登美子 まだ若き葉もありさうな柿紅葉 紀子 山間の忠霊場に木の実降る 同 干柿を吊るして揺れる風を見る 光子
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 令和3年11月12日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
来ては去る鳥語の中に笹鳴も 和子 学園祭ネイルの指で大根売る 都 松茸や鉄灸の香に偲ぶ郷 宇太郎 山粧ふ電動椅子の行く田舎 同 渡し場の冬の小石に下駄乾して 悦子 鐘楼に釣鐘は無し帰り花 益恵 橡の実干す山家の縁を鉄に 美智子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月12日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
今朝の富士凜とそびえて冬に入る 和代 陽子墓碑ぬくき冬日を肩に乗せ 三無 凩の夜は読みきかすごんぎつね ゆう子 庭を掃く音の乾きや冬に入る 三無 凩や磨き上げたる鍋ふたつ ゆう子 木洩れ日の落葉の音を踏み登る 秋尚 一湾に凩の波せめぎ合ふ 美枝子 凩やくつきり浮かぶ富士の峰 白陶 茶の花や暗き葉影にぽつんと黄 三無 多摩川も富士も一望冬に入る 教子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月13日 札幌花鳥会 坊城俊樹選 特選句
秋天に知床岬盛り上がる 独舟 時雨るゝやかの花街は川向う 晶子 煙突の遺る銭湯冬の月 同 凩の夜の決断のプロポーズ 岬月 蝦夷富士の裾を踏みつけ大根引く 雅春 蝦夷富士のひつくり返る大根引 同 風花や小樽運河に舟一艘 同 (順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月16日 萩花鳥句会
茶の花やコロナの谷間吾娘来たる 祐子 畑で買ふ丹後枝豆宅急便 美恵子 初霜や名も無き草の薄化粧 吉之 庵主逝く嵯峨野路泣くや京しぐれ 健雄 茶の花や母の法要一人して 陽子 冬立つや里の浜辺は波静か ゆかり 野良猫も日向につどひ冬ぬくし 克弘
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令和3年11月16日 伊藤柏翆俳句記念館 坊城俊樹選 特選句
九頭竜の黙が募らせゐる寒さ かづを 師を偲ぶ三国時雨の中にかな 同 ひとつ付き二つ付いては秋灯る 富子 大根の畝高々と鍬を打つ 真喜栄 越前の七浦繋ぐ野水仙 みす枝 旧仮名の句集読みたる夜長かな 世詩明 高虚子を継ぐ中子忌を修しけり 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月17日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
凩の風の縺れは雨が解く 世詩明 面影はしぐれの中に去来せる 和子 木枯しに病棟の樹の揺れ止まず 昭子 木枯しに独りの髪をかき上げつ 同 夫のこと母のこととも時雨るる夜 同 黒猫も散歩してゐし小六月 啓子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月21日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
刀傷めける一すぢ蔦紅葉 千種 水音と鳥語に紅葉且つ散りぬ 三無 冬鳥の礫の黒く梢渡る 斉 大玻璃戸腕組む漢冬に入る 亜栄子 移築校舎に金の標章鳥渡る 炳子 盆栽の松へと大いなる落葉 千種 火炎立て三和土を焦がす榾火かな幸風 どの道も櫟落葉やこの径も 亜栄子 行秋や薬舗の壁に由美かおる 月惑 縄文は地下の賑はひ落葉踏む 菟生 鬼ごつこ落葉舞ひ上げ走る鬼 三無
栗林圭魚選 特選句
お醤油の焼ける匂ひのして小春 久 盆栽の松へと大いなる落葉 千種 万葉の歌碑に散りつぐ紅葉かな 芙佐子 菅公の梅に冬芽の尖り立つ 同 防人を恋ふ妻の歌碑積む落葉 眞理子 静寂なるハケの小川の冬桜 文英 梁は漆黒の蔵神の留守 亜栄子 鯉跳ねて十一月の水歪む 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月22日 鯖江花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
角取れし男の如く古団扇 雪 虚子の野菊左千夫の野菊いづれとも 同 落葉踏み思索の道となりにけり 上嶋昭子 七五三まうすまうすと祝詞かな 同 今日ばかり御座す神の子七五三 一涓 晩秋や朽ちて横たふ榧巨木 紀代美 冬空に硝子をはめる指物師 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月25日 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
落葉して見知らぬ空のあるばかり 美穂 天空に続く棚田や神渡 千代 冬薔薇の空の向うは眩しくて かおり 蒼穹に掛けたる稲架やかくれ里 千代 終りなき螺旋階段冬の月 愛 大根積む仏頂面の女かな かおり テーブルの日向を歩く冬の蝿 桂 手に触るる化石の時間虎落笛 喜和 山茶花やエロスを説きし比丘尼逝く 久美子 不実なる昼と夜の顔月夜茸 睦子 驛ピアノ男の指が生む小春 美穂 メレンゲの如く白鳥眠りけり 久恵 箱階段踏めばみしりと冬館 かおり
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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gamsic · 3 years
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kiterestu.txt
1. ワガハイはコロ助ナリ/潜地球で宝探し! ある日、英一はキテレツ斎さまの夢を見る。英一は夢の中のキテレツ斎さまから「大百科は役にたっているか?」と訊ねられるのだが……。/みよちゃんとトンガリにお花見に誘われた英一。しかし、英一は“潜地球”の製作に夢中になっていた。2人は英一を残して城山に向かうが、そこには「立入禁止」の立て札が……。 2. サクラ散ル勉三さん/動物しばいを作るナリ 木手家の隣に住む、浪人生の勉三さんが失恋してしまった。落ち込んでいる勉三さんのために、英一は異性を引きつける“羅部身膏”を作ってあげる。/英一の作った“動物あやつり機”で、動物劇団を結成することにしたコロ助。さっそく動物たちをスカウトするため、町に出かけるのだが……。 3. 手づくりロケットで月までアドベンチャー “昇月紗”と“千里鏡”を使い、100年以上も昔に月面の様子をスケッチしていたキテレツ斎さま。そんなキテレツ斎さまの偉業に刺激された英一は、キテレツ斎さまも出来なかった月面旅行に挑戦しようとする。昇月紗を推進装置にした土管の宇宙船に、宇宙服と酸素ボンベを積み込み、英一は月面を目指して出発する。 4. くらやみでドキドキ/うらみキャンデー 土砂崩れで洞窟に閉じ込めらた英一たち。このままでは全員が窒息死してしまう。英一は“かべぬけ服”さえあれば、と思うのだが……。土砂崩れで洞窟に閉じ込めらた英一たち。このままでは全員が窒息死してしまう。英一は“かべぬけ服”さえあれば、と思うのだが……。/いつもみんなにイジメられている、気の弱い乙梨くん。そんな乙梨くんに頼まれ、英一は恨みの念をエネルギーに変える“うらみ糖”を作ってあげる。 5. てんぐの抜け穴でらくらくハイキング 空間をねじ曲げ、どんな遠くの場所でも簡単に行き帰りが出来る“てんぐの抜け穴”。これを活用し、英一とコロ助は手ぶらでハイキングに出かける。手ぶらで軽やかに山登りをし、昼食にはバーベキューセットを用意する英一。英一のバーベキューに対抗心を燃やしたブタゴリラは、松茸を探すため、森の奥へ入っていく……。 6. 帰って来たからくり武者/如意光でひっこし 物置に閉まっておいたはずの“唐倶利武者”が、突然、あちこちで暴れ始めた。コントローラーを持ち出したのは、いったい誰なのか?/物体の大きさを自由に変えられる“如意光”。しかし、コロ助が操作を誤ったため、英一は小さな体のまま、置き去りにされてしま���!? 7. みよちゃんとままごとハウス/わすれん帽!? 本気でままごと遊びが出来る“こころみの家”。将来、みよちゃんとの結婚を夢見る英一は、こころみの家を使って、みよちゃんと……。/誤解がもとで、友紀さんに嫌われた勉三さん。友紀さんのことで苦しむ勉三さんに頼まれ、英一は“わすれん帽”を作ってあげる。 8. 宇宙怪魔人ブタゴリラ/ミニタウンで遊ぼう “夢幻灯”で特撮映画を作ろう! 英一はコロ助を主役にし、みよちゃんやブタゴリラにも出演を依頼して、映画を作るのだが……。/自由に遊べる町が欲しい。そんなみんなの願いをかなえるために作った“縮小門”と模型の町。子供だけの町にみんな大満足だったが……。 9. 思い出カメラ/対決! コロ助対かわら版小僧 近所で次々と起きる謎の盗難事件。英一とコロ助は過去を移すカメラ“回古鏡”を使って、犯人を突き止めようとする。/学級新聞の担当になった英一とみよちゃん。しかし、新聞記事のネタが思うように集まらない。そこで英一は、ネタ集めのために“瓦版小僧”を作る。 10. コロ助と赤ちゃん恐竜! 南の海の大冒険!! 高知県の竜馬湖に恐竜・リッシーが出現!? そんなニュースがテレビで大々的に放送された。しかし、テレビに写っていた恐竜のシルエットが、以前、百丈島に残してきた“亀甲船”に似ていることに気付いた英一は、恐竜の正体は亀甲船に違いないと思い始める。英一とコロ助は、大騒ぎになる前に亀甲船を回収しようとするが……。 11. 分身機で人間コピー!?/コロ助学校へ行く いつもお小遣いをくれるおじさんが木手家に遊びに来た。しかし、英一はみよちゃんとの約束が……。お小遣いを取るべきか? みよちゃんとの約束をを取るべきか?/英一が学校に行っている間、いつも家で留守番のコロ助。それをつまらなく思っていたコロ助は、みんなに内緒でこっそりと学校に忍び込む。 12. 脱時機でのんびり/水遊びもほどほどに 今年こそ浪人生活から抜け出そうと、毎晩、勉強に励む勉三さん。しかし、あまりにもピリピリし過ぎている勉三さんを気の毒に思った英一は、“脱時機”を作る。/水不足でプール開きが延期になってしまった。英一はブタゴリラに命令され、水を何百倍にも増やすことが出来る“水増殖丸”を作るのだが……。 13. 雲の上のスイートホーム 静かな場所でないと気が散って勉強が出来ないというみよちゃん。そんなみよちゃんのために、英一はとっておきの勉強部屋を作ってあげることにする。“仙境水”を使い、雲の上にみよちゃんのためだけのスイートホームを作った英一とコロ助。だが、突如現れたブタゴリラたちによって、スイートホームは乗っ取られてしまう。 14. ちょうちんおバケ捕物帖/怪談ボタン灯 ブタゴリラの横暴な行動に怒った英一は、ブタゴリラをギャフンと言わせるため、どんな小さな悪事も見逃さない“必殺召し捕り人”を作る。/ものすごく怖がりなことをブタゴリラにバカにされた英一とコロ助。2人は仕返しをするため、“ボタン灯”を作って、ブタゴリラの部屋にこっそりとしかける。 15. 一寸ガードマン/シャボン玉ドーム パパがひったくり犯に襲われた!? 英一は犯人を捕まえるため、小型ボディーガード・ロボット“助太刀人形”と“打ち出のマイク”を作り、犯人探しに出かける。/シャボン玉を上手く膨らますことが出来ないコロ助。そんなコロ助のために、英一はとびっきり大きなシャボン玉が作れる“大シャボン玉水とストロー”を作る。 16. パパたちの授業参観.親子で野球大会 今日は表野小学校の父親参観日。しかし、何故かパパと一緒にコロ助まで学校に来てしまう。しかもブタゴリラの父親(熊八)に「ねぎ坊主」とバカにされたコロ助は、ことある事に熊八と張り合い始める。授業参観のあとに行われた、親子混成チームによる野球の試合でも、対抗意識まる出しの2人は……。 17. 哀しみのトンガリ.かくれみので一人ぼっち 身に着けた者の姿を、完全に見えなくしてしまう“かくれみの”。コロ助は英一に無断でかくれみのを持ち出して、みのをトンガリに取られてしまう。姿が見えないのをいいことに、次々とイタズラをはたらくトンガリ。しかし、かくれみのの結び目が見えなくなったトンガリは、みのが脱げなくなってしまう。 18. エジソンに会った 誰にもいえない夏休み 発明王のエジソンに会うため、改良型の航時機を作った英一。しかし、英一がちょっと出かけたスキに、ブタゴリラとトンガリが勝手に航時機を操作し、2人だけで19世紀のアメリカに行ってしまう。わけのわからないままアメリカに来てしまったブタゴリラたちは、そのままなりゆきでギャング団の一味になってしまう。 19. ひんやりヒエヒエ水ねんど/台風と夏まつり 水を粘土のように固めて、自由に形を変えることが出来る“粘土水”。英一たちは夏を涼しくすごすため、粘土水で家を造り。快適な夏を過ごすのだが……。/年に一度の「こども夜店」の日が近づいていた。しかし、天気予報ではその日は雨。こども夜店が中止にならないよう、英一は“雨よけコントローラー”を作る。 20. コロ助! パワーアップ大作戦 グランロボのように強くなりたいコロ助は、グランコロ助に改造して欲しいと言い出す。しかし、お金がないという理由で、英一に断られたコロ助は、お金があれば改造してもらえると思い、アルバイトを始める。しかし、お世辞がヘタなコロ助は、うまくお客さんの相手が出来ずに困ってしまう……。 21. 走れ 42.195キロ! マラソンはこりごりナリ!? マラソンが42.195キロだなんて誰が決めたんだ! マラソンを35キロにしよう!! ブタゴリラのわがままのせいで、紀元前490年のギリシャに向かうことになった英一たち。アテネからマラトンまでの距離が35キロなら、マラソンも35キロになるはず。というわけで、アテネからマラトンまでの距離を測り始める英一たちだったが……。 22. 町内運動会 MVPは誰の手に!? 突然、木手家のテレビが壊れてしまった。グランロボが見れないコロ助は「新しいテレビを買って欲しい」とママにお願いするが、ヘソクリを使いたくないママに却下される。そんな時、今度の日曜に行われる町内運動会のMVPの商品が大画面テレビだと知り、やる気満々になるママ。一方、敵チームのブタゴリラもテレビを狙って、やる気満々になっていた。 23. ふりかけはコロッケの味/きき耳ずきん ブタゴリラが開く野菜パーティーに、ムリヤリ参加させられることになった英一と乙梨くん。困った英一は、どんな食べ物もコロッケの味に換えられる“食物変換ふりかけ”を作ることにする。 24. 昼行灯で百点満点/コロ助 恋におちて 人間の記憶力を増進させる効果を持つ“昼行灯”。昼行灯を使って、英一は苦手な国語のテストを克服したのだが、昼行灯のことがブタゴリラに知られ、取り上げられてしまう。/学校の授業で、自動車工場の見学に行った英一たち。そこでコロ助は、最新型の自動車点検ロボットに気に入られてしまう。ロボットに一目惚れされてしまったコロ助は……。 25. キョーレツ!! 怪人ドテカボチャン トンガリが軽い気持ちで応募したマンガが、次号のゲラゲラコミックに掲載されることになった。しかし、そのマンガはギャグマンガで、主人公のドテカボチャンはブタゴリラをモデルにしたキャラクターだった。もし、マンガをブタゴリラに見られたら、絶対に殺される!? トンガリは英一に、どうにかして欲しいと泣きついてくる。 26. ひかえい! 黄門サマは大悪人? 水戸黄門の印籠のように、どんな相手も恐れ入らせてしまう“黄門印籠”。しかし、その印籠をコロ助が持ち出し、ブタゴリラに取り上げられてしまう。印籠のご威光にひたすらひれ伏し、ブタゴリラの命令に従うコロ助。それを見ていた泥棒が、ブタゴリラから印籠を奪い取り、印籠を利用して悪事を働こうとする……。 27. やればできる! 逆あがり必勝法 体育の時間に逆上がりができず、みんなに笑われる英一。その話を聞いたママは英一を公園に連れ出し、逆上がりの練習をさせようとする。しかし、逆上がりの練習をブタゴリラたちに見られ、英一はさらに笑われてしまう。練習をやめた英一を見て、再び練習させるためのアイデアを思いついたコロ助は、パパに“てんぐの抜け穴”を渡し、あるお願いをする。 28. 夢のつんつるつづら/コロ助がお見合い 繊維の分子を膨張させる“つんつるつづら”。英一はこれを使い、みよちゃんが七五三のときに着たという、思い出の振り袖を、もう一度着れるようにしてあげようとするのだが……。/“臭覚マスク”を使い、八百八でおつりを間違えたおばあさんを見つけ出したコロ助。その事件がキッカケで、コロ助のことを気に入ったおばあさんから、お見合いの話が持ち込まれる。 29. アッチッチ! 温泉さがして地底探検 パパの誕生日に温泉をプレゼントしよう! “箱庭製造機”で庭に露天風呂を作り、そこに“てんぐのねじれパイプ”で、地下の源泉からお湯を引っ張ってこようと考える英一。みんなと一緒に“潜地球”に乗り、源泉を探しに地下へ潜っていく。しかし、その途中で地震にあってしまい、ブタゴリラとコロ助が潜地球の外に放り出されてしまった!? 30. コロ助とチビゴリラの友情物語 お使いに出かけたコロ助が拾ってきたサルの子供。すっかりなついているそのサルに、チビ丸という名前を付け、家で飼おうとするコロ助。しかし、チビ丸は動物園へ輸送する途中の事故で逃げ出したゴリラの子供だった。チビ丸を飼うことをママに反対され、そのうえママの剣幕の凄さに驚いたチビ丸は、窓から逃げ出してしまう。 31. 君こそスターだ! 浦島亀太郎 文化祭で『浦島太郎』の劇をやることになった英一たち。配役はブタゴリラが浦島太郎、みよちゃんが乙姫、そして英一は亀の役だった。ブタゴリラは亀役の英一にまたがると、まるで英一を馬のように扱う。怒った英一はストーリーを変えてしまおうと思い、“航時機”で室町時代へ向かう。英一は浦島太郎の作者に会い、主役を亀にしてもらおうとするのだが……。 32. キテレツ斉様は千両役者!? コロ助が公園で知り合った、元旅役者の梅岡藤十郎。かつては人気者だった藤十郎だが、今では行くあてもなく、その日の食事にも困るありさまだった。寝る場所もなく困っている藤十郎だが、よく見ると顔がキテレツ斎さまに似ていることにコロ助は気付く。コロ助は藤十郎をキテレツ斎に変装させ、英一の部屋に泊まれるようにしてあげようとする。 33. サンタクロース見ーつけた 突然ブタゴリラの態度が変わった!? あまりのブタゴリラの豹変ぶりが気になる英一は、思っていることをすべてしゃべってしまうという道具“腹蔵清浄器”を作り、その理由を聞き出そうとする。実はブタゴリラは、サンタクロースが本当にいると今でも信じていて、いい子にしていないとサンタさんからプレゼントがもらえないと思っていたのだ。 34. みよちゃんの花ムコ占い・10年後は成人式 デパートの占いコーナーで、評判の占い師に将来を占ってもらったみよちゃん。占いの結果は20歳で同級生と結婚し、結婚相手は八百屋などの威勢のいい職業についている人ということだった。その条件に当てはまる同級生は1人しかいない。落ち込んでいるみよちゃんのため、占いが当てにならないことを英一は証明しようとするのだが……。 35. 雪国でミステリー ブタゴリラの祖母が経営する民宿に招待された英一たち。駅に到着すると、迎えに来ているはずのブタゴリラはまだ来ていなかった。仕方なく駅で時間をつぶす英一たち。ところが、英一たちは村人たちから泥棒と間違えられてしまう!? 実は半年前に村から盗まれたごんた人形とコロ助がそっくりだったせいで、勘違いされてしまったのだ。 36. ブタゴリラのスケート特訓/寒中水泳大会 今度の日曜日にスケートに行くことになった英一たち。スケートの出来ない英一は憂鬱な気分に……。ところが、スケートが出来ないのは実は英一だけではなかった。/毎年の恒例行事、寒中水泳大会が今年も行われることに……。英一は、手荒れに悩むママのために作ってあげた“保温防水膏”を使って、寒さをしのごうとする。 37. 新一年生必見! 赤いランドセルの女の子 公園で遊んでいたコロ助が、見知らぬ女の子から預かった赤いランドセル。しかし、それは近所の勉強堂から盗まれたランドセルだった。ランドセル泥棒の汚名を着せられたコロ助は、名誉を回復しようと町に出て、女の子を捜し始める。ところがその間に、今度はブタゴリラが同じ女の子から赤いランドセルを預けられていた……。 38. 王子と結婚!? みよこ姫 学校の授業で、将来の夢を聞かれた英一たち。ブタゴリラの夢は八百八をもっと大きな八百屋にすること。英一の夢は立派な発明家になること。そして、みよちゃんの夢は、なんとシンデレラみたいになることだった。英一はみよちゃんの夢を叶えてあげようと、“航時機”を使って中世のヨーロッパに連れって行ってあげることにする。 39. 北斗星で北の国へUターン 札幌ラーメンを食べるため、家族で日帰りの北海道旅行に行ってきたトンガリ。トンガリに対抗意識を燃やしたブタゴリラは「自分も日帰りで北海道旅行に行く」と言い出し、その方法を英一に用意しろと迫る。ちょうど勉三さんが受験のために北海道に行くことを知った英一は、勉三さんに“てんぐの抜け穴”を預けることにする。 40. コロ助 秀才になる!? 近所��新しく出来た学習塾の模試を受けることになった英一たち。しかし、テストでビリになりたくないブタゴリラは、コロ助にも一緒に模試を受けさせることにする。名前しか書けないコロ助のために、英一は“念動筆”を作るが、2人は別々の教室になって作戦は失敗しまう。それなのに発表された模試の結果では、コロ助が満点で1位になっていた!? 41. コロ助若さまのいいなずけ みよちゃんが日本橋のおじいちゃんの家で見つけてきた浮世絵。その絵にはコロ助の後ろ姿が描かれていた。浮世絵に描かれているコロ助の正体を調べるため、英一たちは“航時機”で安政五年の江戸に向かう。しかし、何故かコロ助がお城の若様(菊千代)と間違えられ、連れていかれてしまう。英一たちは何とかコロ助を連れ戻そうとするのだが……。 42. 恐竜からの招待状 南の国へいらっしゃい! 英一のもとに届いた一通の手紙。その手紙の差出人は、以前に竜馬湖で英一たちが助けた恐竜だった!? いくらなんでも恐竜が手紙を出すわけがない。英一たちは本当の差出人を探すため、消印が押されていた百丈島に向かう。実は手紙の本当の差出人はマキという少女で、マキは恐竜を見つけ出し、島を有名にしたいと思っていたのだった。 43. ブタゴリラのあこがれは年上の女の子? いつも八百八に買い物に来る中学生のひとみさん。ブタゴリラが、そのひとみさんのことを好きになってしまった。恋に悩むブタゴリラは、ひとみさんと仲良くなれる道具を作れと言い出す。その後、神社に向かい、ひとみさんと仲良くなれるようお願いをしていたブタゴリラは、神社で犬に襲われていた女の子(まさこちゃん)を助けたのだが……。 44. ウルトラ迷路でウロウロどっきり!? 迷路のアトラクションに遊びに来た英一たち。誰が一番早く迷路から脱出できるか競争することになり、5人はそれぞれ迷路の中に入っていく。ところが、みよちゃんがコロ助の目の前で壁の中に消えてしまう!? どうやらみよちゃんは次元の裂け目に迷い込んでしまったらしい。英一は“異次元刀”を使って四次元への入口を開き、みよちゃんを救出に向かう。 45. 一獲千金 まぼろしの蝶を探せ トンガリが自慢していためずらしい蝶の標本。その標本の蝶が1匹10万円すると聞き、ブタゴリラはめずらしい蝶を捕まえに行こうと言い出す。近所に住んでいる蝶の研究者の如月博士の話では、20年前に絶滅したキンイロクジャクアゲハなら1000万円以上するらしい。英一たちは“航時機”を使い、20年前のブラジルに蝶を捕まえに行くことにする。 46. 呼べばこたえるヤマビコ野菜 コロ助が丹精込めて育てた鉢植えのトマト。しかし、そのトマトがブタゴリラに食べられてしまう。悔しがるコロ助のために英一は“山彦野菜”を作り、それを仕込んだトマトでブタゴリラを驚かせようとする。ところがコロ助の育てたトマトを気に入り、木手家に来ていたグルメ評論家の本山先生が、山彦野菜の仕込まれたトマトを間違えて触ってしまう。 47. まかフシギ? 乙姫様が鶴の恩返し 新聞を見て大騒ぎするコロ助。そこには英一たちが室町時代に忘れてきた“動物変身小槌”の事が載っていたからだった。小槌を回収しようと、慌てて室町時代に向かう2人。ところが運の悪いことに、英一とコロ助は乙姫に捕まってしまい、座敷牢に閉じ込められてしまう。動物変身小槌も取り上げられた英一たちは絶体絶命のピンチに……。 48. 地震のつくり方/思い出ハウスで仲直り 突然の地震に慌てふためき、みんなにバカにされてしまった英一。冷静沈着なところを見せ、名誉を挽回しようとした英一は“地震発生機”を作ることにする。/いつもは仲がいいブタゴリラの両親が大ゲンカをした!? 2人を仲直りさせて欲しいと頼まれた英一は、“こころみの家”を改造し“思い出ハウス”を作ることにする。 49. 当選確実! クラス委員は脚光灯で 新しいクラス委員を決める選挙が行われた。クラス委員は秀才の瀬川さんに決まったが、英一にも1票だけ票が入っていた。「その1票は自分で入れたんだろう?」と、英一はブタゴリラにからかわれてしまう。しかもブタゴリラには3票も入っており、そのことを悔しがったコロ助は、英一の人気がもっと出るようにするため、英一に“脚光灯”を作らせる。 50. ウソ! あのブタゴリラが野菜嫌いに!? 突然ブタゴリラが「俺は野菜がキライになった。今後いっさい野菜は食べないから、おまえたちも俺の前で野菜の話はするな」と言い始める。実はブタゴリラのあまりにも度を越した野菜好きを心配した両親が、ブタゴリラにそのことを注意したため、そんなこと言うなら「もう野菜なんかキライになってやる!」と、ブタゴリラは拗ねていたのだ。 51. キンキラ金山見つけた 地底の大冒険 物置の掃除中に偶然見つけた宝の地図。その地図は木手家の先祖が記した、平家の隠し金山の地図だった。いつものメンバーで宝探しに出かけた英一たちは、宝の地図を頼りに滝の裏に隠された洞窟へ入っていく。さまざまなワナをかいくぐりながら奥へ進んでいく英一たちは、洞窟の中で同じように隠し金山を探しているという大学生の奥村に出会う。 52. 大人気!5年3組白鳥先生 5年1組と3組のクラス対抗リレーが近づいていた。3組担任のドラムカン(広井先生)が大キライなブタゴリラは、「絶対に3組に負けるな!」と、英一とトンガリをしごき続ける。ところがクラス対抗リレーの直前にドラムカンは産休をとることに……。そして、代わりに3組の臨時担任として赴任して来たのは、美人の白鳥先生だった。 53. 恐怖の九官鳥・コロ助が危ない! ブタゴリラに秘書扱いされ、いいように��き使われるトンガリ。しかし、面と向かって文句を言えないトンガリは、自宅のベランダでブタゴリラの悪口を言って、ストレスを発散させていた。ところが隣の家の九官鳥の勘三郎に、トンガリが言っていた悪口を覚えられてしまう!? もしも、このことがブタゴリラに知られてしまったら……。 54. 感激鐘で武士の目にも涙ナリ みんなが感激して涙ぐむような映画を見ても、何とも思わないコロ助。あの映画を見ても感動しないやつはネコ以下だと言われ、ショックを受けたコロ助は、英一に“感激鐘”を作ってもらう。これがあればピアノの発表会で、みよちゃんの演奏を聴いて感動できる。そう思って喜んでいたコロ助だが、うっかり感激鐘を階段から落とし、壊してしまう。 55. キテレツ大ピンチ? パパの発明禁止令! パパの夢の中にパパのパパ(英一のおじいさん)が現れる。「もっと厳しく育てないと、英一がダメになってしまうぞ」と、おじいさん叱られるパパ。最初はあまり気にしていなかったパパだが、普段の英一を見ているうちに、だんだんおじいさんの言葉が気になり始める。英一を鍛え直すためことを決めたパパは、毎朝英一にジョギングをさせ、発明も禁止してしまう。 56. 撮影快調! ハリウッドのバビロン大宮殿 無声映画の傑作と言われる『イントレランス』。その映画に刺激されたトンガリは、買ってもらったビデオカメラで映画を撮り始める。英一も大百科を見て“夢楽鏡”を作るが、夢楽鏡が旧式すぎるため、使い方が分からない。夢楽鏡と昔のカメラが似ていることに気づいたトンガリは、カメラの使い方を『イントレランス』の監督に教わろうと言い始める。 57. 大予言! コロ助のあした草紙 絵本しか読めないことをブタゴリラにバカにされたコロ助。コロ助は傑作小説を書いて、ブタゴリラを見返そうとするが、さっぱり筆が進まない。見かねた英一はコロ助のために“あした草紙”を作ってあげることに……。しかし、あした草紙は小説を書いてくれる道具ではなく、明日、身の回りで起きる出来事を予言する道具だった。 58. ついに発明! 夏休みを3倍にする夢遊境 夏休みになり、ブタゴリラは田舎のおばあちゃん家、トンガリは百丈島の別荘、みよちゃんは軽井沢のペンションに行くことになった。それを聞き、自分もどこかに行きたいと駄々をこねるコロ助。英一はコロ助のために、5メートル四方の空間を入れ替えることが出来る道具“夢遊境”を作り、夢遊境の受信用ペンダントを、トンガリたちに預ける。 59. 骨折り損のくたびれ小槌 明日は結婚記念日だというのに、パパとママが夫婦ゲンカをしてしまった。この様子だと、パパは明日のことを忘れているに違いない。英一はパパに結婚記念日のことをそっと伝えようとするが、すれ違いばかりでうまく伝えられない。このままだとマズイことになる。そう思った英一は、“成長小槌”で大人に変身し、会社までパパを追いかけていく。 60. 八月のある日、迷い子クジラが空とんだ みんなと一緒に海水浴にやって来た英一とコロ助。しかし、海岸は人だらけで、とても海水浴を楽しめる状態ではなかった。“昇月紗”と“仙境水”を組み合わせて作った新しい道具“キント雲”を使い、英一たちは無人島まで飛んでいくことにする。誰もいない海岸で海水浴を満喫していると、なぜか島の浅瀬にザトウクジラの子供が迷い込んで来た……。 61. こわいの飛んでけ! 三半鏡でバッチリ 自動車の免許を取った勉三さんに誘われ、ドライブをすることになった英一とコロ助。ところが勉三さんの運転は、試験に合格したことが不思議なぐらい危険で、英一たちはあやうく死にかける。しかし、そんな勉三さんの運転のことを知らないみよちゃんが、今度の日曜日に、勉三さんの車で遊園地に行く約束をしてしまう。 62. おばけがいっぱい!? キャンプでパニック 林間学校に行くことになった英一たち。しかし、学校の行事だというのに、“てんぐの抜け穴”を使い、コロ助が勝手に付いて来てしまう。しかも、林間学校で行われるきもだめし大会の優勝者に商品が出ることを知ったコロ助は、英一を優勝させようとして、こっそり持ってきていた“ボタン灯”をきもだめしのコースにしかける。 63. 走れ! トンガリ号 夢の四駆グランプリ 表野百貨店の屋上で行われた、予選大会で優勝し、ミニ四駆の決勝大会に出場する資格を手に入れたトンガリ。ところがトンガリは「決勝の日は風邪をひき、出場できない気がする」と言いだす。実はトンガリは、ここ一番という時に風邪をひいてしまうジンクスがあったのだ。トンガリの晴れ舞台をつぶさせるもんかと張り切るブタゴリラに命令され、英一は“風邪見鳥”を作ることに……。 64. まことナリ! キッコー船で山のぼり コロ助が公園で見つけた風船。その風船には1通の手紙が着いていた。さっそく手紙の差出人に返事を書くコロ助。しかし、英一が宛先を間違えて書いてしまったため、手紙が戻ってきてしまう。そのことを知ったコロ助は怒り、英一に内緒で“亀甲船”を持ち出し、手紙の差出人に直接会いに行こうとする……。 65. ゴリラとブタゴリラ・どっちがゴリラ コロ助が拾ってきたという子猫。しかし、それは子猫ではなくライオンの子供だった!? しかもそのライオンは、密輸業者がアフリカからさらってきたものだったのだ!? ライオンを母親のもとに返してあげようと決めた英一たちは、トンガリのパパに頼んで、“てんぐの抜け穴”をアフリカの支店に送ってもらい、アフリカでライオンの母親を探しはじめる。 66. 大爆笑! あの乙姫がやって来た 発明品の整理をしていた英一とコロ助の目の前で、突然“航時機”が消えてしまう。それは、過去の時代のどこかで、誰かが航時機を操作したからだった。実は英一たちが室町時代で座敷牢に入れられていた間に、乙姫が勝手に航時機を操作していたのだった!? 航時機に乗って現代に現れた乙姫は、持ち前のバイタリティで次々と騒動を引き起こしていく。 67. 雨あめ降れふれ! 忘れな傘を君の手に 雨が急に降り出しても困らない道具“忘れな傘”。忘れな傘は、出かける前に軒先にぶら下げておくと、雨を自動的に感知し、持ち主のもとに飛んで来るという、とても便利な道具だった。その便利さに驚いたみんなに頼まれ、英一はみよちゃんや、ブタゴリラ、勉三さんの分も作ることに……。ところが忘れな傘には、ある欠点があった。 68. 邪馬台国の謎に迫る! みよ子がヒミコ? 邪馬台国の女王・卑弥呼に思いをはせる勉三さん。卑弥呼のことを絶世の美女だと信じている勉三さんは、卑弥呼のことが気になって勉強も手につかない状態に……。勉三さんの思いをかなえるため、みんなで“航時機”に乗り、本物の卑弥呼に会いに行くことにする。しかし、定員オーバーの航時機は途中で調子が悪くなってしまう。 69. 秋深し みんなそろって結婚式フルコース 親戚の結婚式に出るため、学校を早退するトンガリ。結婚式で出るフルコース料理のことをさんざん自慢するトンガリに対抗意識を燃やしたブタゴリラは、「俺もフルコースを食べるぞ!」と言い出す。勉三さんが結婚式場でカメラマンのアルバイトをしていることを知ったブタゴリラは、勉三さんに頼み込んで、結婚式に参加させてもらおうとする。 70. テストもバッチリ!! 一夜漬けマクラ 突然、ブタゴリラが国語のテストで88点をとった!? 驚いた英一たちがその理由を尋ねると、熊田家に伝わる漬物石の下に教科書を敷き、それを枕にして寝ると、教科書の内容が頭の中に入ってくるのだとブタゴリラは言う。そんなバカな! そう思う英一だが、大百科の中にも同じような効果を持つ道具、“一夜漬け枕”が載っていたのだった……。 71. あと5分! そんなときこそ時間逆転機 英一が“脱時機”を改良して作った“時間逆転機”。時間逆転機は、機械で狙った人間の時間を5分間だけ過去に戻すことが出来るという道具だった。時間逆転機で短い時間を活用し、充実した時間を送る英一。そんな時、突然みよちゃんが英一の家を訪ねてくる。みよちゃんの様子が変なことに気づいた英一は、時間逆転機でみよちゃんの時間を戻すことにする。 72. みつばちじいやがやって来た 愛用のハチミツを切らしてしまった勉三さん。そのハチミツがないと勉強のための活力が沸かない勉三さんは、新しいハチミツを譲ってもらおうと八百八に向かう。しかし、ちょうど八百八もハチミツを切らしており、困った勉三さんは、ハチミツを手に入れるため、ハチミツを作ったというブタゴリラのおじさん(熊一郎)に会いに、伊豆に行くことにする。 73. サンタの孫はマッチ売りの少女ナリ! 喫茶店の宣伝用マッチを駅前で配っている少女・雪乃。その日、「マッチ売りの少女」を本屋で立ち読みし、大泣きしてしまったコロ助は、雪乃のことをマッチ売りの少女だと思い込んでしまう。貯金箱を持ち出し、雪乃からマッチを買えるだけ買おうとするコロ助。しかし、当然ながら、雪乃がマッチを配っているのは、まったく別の理由からだった。 74. ついに成功! 2001年大学キャンパスの旅 やきいもにつられ、コロ助が“航時機”を勝手にブタゴリラとトンガリに貸してしまった。ブタゴリラは自分の不注意で無くしてしまったこづかいを、未来の自分のこづかいで埋め合わせしようと考えていたのだ。しかし、操縦法がよく分からないブタゴリラは、航時機をデタラメに操作してしまう。そしてたどり着いた場所は、2001年の高尾大学だった!? 75. 見たか悪漢! 二刀流コロ助 西部を行く チャンバラで幼稚園児に負け、“鈍時鏡”を使った英一にも負け、すっかり自信をなくしたコロ助。このままでは武士の誇りが守れないと思ったコロ助は、「宮本武蔵先生に弟子入りするナリ!」と言い出す。コロ助にせがまれ、“航時機”で江戸時代に行くことになった英一たち。しかし、またしても航時機の調子が悪くなり、着いた場所は西部開拓時代のアメリカだった。 76. 雪山メルヘン! 長靴をはいたクマ物語 商店街のスキー旅行に行くことになった、ブタゴリラとトンガリとみよちゃん。バスで行けるのは3人だけなので、英一とコロ助は、後から“てんぐの抜け穴”を使って合流することにする。ところが予定よりもかなり早く、英一はブタゴリラから呼び出される。実はブタゴリラとトンガリは、サービスエリアで置いてきぼりをくらい、困り果てていたのだ。 77. ポッカポッカ! コタツムリで春がきた 寒い冬でも楽に配達がしたいブタゴリラは、英一から“潜地球”を借りようとする。しかし、メンテナンスが十分でなかったこともあって、潜地球での配達は失敗してしまう。とにかく寒くなければいいはず、と思った英一は、大百科に載っていた“コタツムリ”を作ることにする。コタツムリは遠赤外線を利用し、周囲を暖めるという暖房器具だった。 78. 上がれやっこだこ! 江戸時代からの贈り物 英一が大百科を見て作った、新しい発明品“やっこだこ”。やっこだこは凧と同じ外見をした人が近づくと、教えてくれるという道具だった。試しにブタゴリラの顔を描き、凧を上げてみるコロ助。すると実験は見事に成功する。やっこだこの効果に感心したみよちゃんは、嫌いな親戚のおじさんの顔をした凧を作って欲しい、と英一に頼むのだが……。 79. 受験生必見! 勉三さんに春は来るか!? 今までに6度も受験に失敗した勉三さん。もし今年も大学に落ちたら、勉三さんは郷里に帰る覚悟を決めていた。お百度参りに教会でのお祈りと、合格祈願のはしごをした勉三さんは、無理がたたって、合格発表の当日に風邪で倒れてしまう……。英一とコロ助は勉三さんに頼まれ、勉三さんの代わりに、高尾大学の合格発表を見に行くのだった。 80. 極秘情報! ブタゴリラは女だった?! ブタゴリラが自分の部屋に帰ると、3年ぶりに押し入れから出された、ひな人形が飾られていた。実はそのひな人形は、ブタゴリラが生まれたとき、薫という名前を聞いて勘違いしたおじさん(虎七)から贈られたものだった。男のくせにひな人形を持っていることが知られたら、みんなにバカにされる。ブタゴリラは慌ててひな人形を隠そうとする……。 81. 絶滅寸前!キテレツ流トキ救出大作戦 森林開発や農薬のために日本にたった二羽しか生息していない絶滅寸前のトキ。その多くの責任が人間にあることを知った英一たちは、二羽のトキに元気な仲間の写真を見せて、元気づけてあげようと江戸時代へ行く。それは思いがけず命がけの旅となるが、そこで再会したキテレツ斎に助けられる。トキの運命はいかに!!? 82. クマのコロ助 天狗の抜け穴でご対面ーン ブタゴリラと父・熊八は、飛行機に乗り、北海道へ行くことに。飛行機=落ちるかも?と不安を抱いていた熊八は、スチュワーデスに会いたいがために見送りに来ていたコロ助と英一を一緒に連れて行くことを決める。ペンションに到着すると、そこには一匹の熊が飼われていた。“天狗の抜け穴”で後に合流することになっていたみよちゃんたちが見たものは…!? 83. 思い出宙返り・勉三母さんやって来た 今年も大学受験に失敗するだろうと弱気だった勉三さんが、念願の大学に合格。しかし、心臓が弱く、とてもコースターに乗れる体ではないお母さんと、合格したら『二回転宙返りジェットコースター』に乗せてあげると約束してしまっていたのだ。それを知らないブタゴリラたちは、ひょんなことから、勉三さんのお母さんを連れて遊園地に行くことになるが…!? 84. トンガリパニック!め組人形大騒動 自宅の内装工事のため、一週間・超高級ホテル暮らしをするお金持ち・トンガリ。最初はみんなにホテル生活自慢をしていたが、ホテルが火事になる映画を観てしまい、自分の泊まっているホテルも火事になるんではないかと不安で不眠症になってしまう。寝不足で今にも倒れそうなトンガリのために英一が作った“め組人形”だったが…。 85. コロ助珍道中 花のお江戸でアルバム作り グループ研究のために懐かしの思い出アルバムを見ながら、昔話に花を咲かせている英一たち。それを見たコロ助は、「ワガハイには思い出がないナリ~」と泣きじゃくる。それを可愛そうに思ったみよちゃんたちは、「コロ助にも思い出を作ってあげよう」と航時機に乗って、江戸時代でのコロ助を写真に撮りに行くことにする。 86. コロ助の消えたバースデープレゼント みんなから誕生日プレゼントをもらい感激するコロ助。しかし、みよちゃんからのプレゼントを開けてみると、箱の中は空っぽ!! みよちゃんに打ち明けれずにいるコロ助は、なんとか謎を解こうとするが、それがきっかけとなり、勉三さんはバイトをクビになってしまう。空っぽだったそのワケと勉三さんの深い関係とは… 87. 迷い子にサヨナラ! 方向音虫ブローチ!! 新学期の目標として、「方向音痴をなおしたい」と真剣に悩むみよちゃん。どうにかしてあげようと英一が発明したのが“方向音虫”。これによって、勉三さんは、初めて遅刻せずに教室まで辿り着くことができたが、英一のママとみよちゃんは“方向音虫”を巡って、大騒動!! 果たして、方向音痴をなおすことができるのか!? 88. 家庭訪問にバッチリ!! ながっちりめん 日頃の行いが悪いブタゴリラが最も恐れる家庭訪問の日がやってきた!! そこでなんとか家庭訪問を中止にしてほしいと英一に頼みこむが、そんな発明品は当然『大百科』にもない。そんなとき、英一の田舎のおばあちゃんから小包が届く。そこに入っていた“ながっちりめん”、これならブタゴリラの運命を救えるかも!? 89. コロ助のライバル 豆コロでござる!! 頼んだモノは忘れる、英一の宿題ノートを汚す…英一に怒られてばかりのコロ助は、家出を決意する。コロ助はみよちゃんの家に助けを求めに行くが、相手にされず、結局トンガリの家で世話になることに。なかなか帰ってこないコロ助に呆れた英一は、新たなる発明を開始。そんなキテレツが作った「聞き分けの良いコロ助」“豆コロ”とは!? 90. あっぱれ扇子で豆コロ旋風! ブタゴリラ一家を教育するために生き甲斐を感じてしまった“豆コロ”。どこまでも人に厳しい“豆コロ”に対し、八百八がピンチに!?  困り果てたブタゴリラ一家は、英一に助けを求める。そこで英一は、扇がれただけで陽気になり、なんでもかんでも許してしまうという“あっぱれ扇子”を作る。そんな扇子を手にした豆コロは?! そしてコロ助は?! 91. とんでけ五月病!? みよちゃん雲にのる 突然「すぐに雲を作って…」と、みよちゃんに頼まれた英一は“仙鏡水”を作ることに。雲の上にみよちゃんを一人にできまいと、こっそり雲になりすましたコロ助をおいて、英一は追加の“仙鏡水”を作りに一旦自宅へ引き返す。しかしコロ助と連絡を取り合うためのトランシーバーは、ブタゴリラたちのラジコン飛行機によって、落ちてしまう!! 連絡がとれなくなってしまった英一たち、雲はどこまでも流されて… 92. コロ助ピンチ! 武士はウソをつかぬナリ 「コロ助がオネショをした」という根も葉もないうわさ話に激怒したコロ助は、うわさを流した犯人を突き止めるべく英一、みよちゃん、勉三さんの協力のもと、犯人探しを始める。うわさを流したと思われる犯人の証拠をつかむため、過去にさかのぼり、再現映像が見れるという“過去透視鏡”を作る英一。うわさを流した犯人とは!? 93. 仰天告白! ウチの二階のかわいいポニー 高原牧場に遊びにきた英一一家。はじめてポニーに乗って、すっかり気に入ってしまったコロ助は、英一に内緒で“天狗の抜け穴”をポニーの小屋に仕掛けてしまう。その晩、英一宅の庭に突如現れたポニー。牧場ではポニーがいなくなったと大騒ぎしている。なんとか、ポニーを牧場に帰そうとする英一とコロ助だが…。 94. どすこい! 犬型神隠し発見器で力士捜し ブタゴリラの叔父さんが、村の力士が初土俵をふむということで励ましにやってきた。しかしその相撲取りが家出しまったというから、さあ大変!! 将来きっと大物になると期待されているだけに、親方のメンツを守るため、警察に頼むこともできす、英一のもとに救いを求めにきたブタゴリラ。“犬型神隠し発見器”で捜しに行くが… 95. ど忘れ玉でチマキに雨ふる勉三さん すっかり元気がなくなった勉三さんを目撃し、心配するブタゴリラ。勉三さんの自宅へ行くとそこには口紅のついたカップが…。真相を突き止めるため、“新回古鏡”で数時間前の勉三さんの自宅を見ると、そこには恋人・友紀さんにフラレる勉三さんの姿が!! すっかりセンチメンタルになってしまった勉三さんと友紀さんの恋の行く末は!? 96. お金のなる本! キュリー夫人とにんじん ブタゴリラが分厚い本を読んでいることに驚いたトンガリ。「きっと裏がある!」と“唐倶利武者”で追跡開始。始まりはブタゴリラがきゅうりの本だと勘違いして借りた「キュリー夫人」の本の間に、五千円がはさまっていたということだった。それに味をしめたブタゴリラだったが、真相がバレたため英一たちとともに渋々お金の持ち主を捜すことになる。 97. 21世紀からブタゴリラ親子がやって来た 航時機に乗って、未来のブラゴリラ親子がやってきた。ブタゴリラの息子は、八百八の跡取り息子なのに野菜嫌い。なんとかなおして欲しいと未来のキテレツに頼んだが、「忙しいから」と断られ、過去に来たという。未来の野菜はバイオテクノロジーの進歩などで、色も形も味も今とは全然違う。そこで英一たちが考えた野菜嫌い克服法とは? 98. 黄門さまもびっくり!? めしどき印籠ナリ 人様の家に行くと、必ずめしどきにあたってしまうという勉三さんは、この日もパパやママに留守番を頼まれバーベキューをしていた英一たちのところにやってきた。エチケットのない、卑しい人間だと思われることに怯える勉三さんのために英一は“めしどき印籠”を作る。めしどきの部屋に入ろうとするとベルが鳴るというものだが、これがきっかけで友紀さんと… 99. ツルの折れない人この指とまれ! 英一たちのクラスメイトのみどりちゃんが盲腸炎で入院してしまった。話し合いの末、折り鶴と手紙を作り、クラス代表でブタゴリラとみよちゃん、そしてなぜかコロ助でお見舞いに行く。前の人の指や手の動きを覚えて、マネする“てれん袋”を使って、みどりちゃんのために一生懸命鶴を折るブタゴリラだったが、「ブタゴリラくんはお見舞いを遠慮してほしい…」と。ショック!!! その理由とは!? 100. 過去板消しで判明!? 八百八は魚屋だった 過去に書いたものがこすっただけで蘇る“過去板消し”。字が汚すぎたため、仕入れのことが書いてあることも分からず、店の黒板を消し、一方的に叱られるブタゴリラ。納得がいかず家出するが、“過去板消し”で一見落着。しかし、コロ助がこすった八百八の看板から、浮かび上がってきた新事実とは!? ブタゴリラの目に涙!? 101. 真夏の花博で大百科外伝をみつけ出せ! 夏休みを利用して、英一たちは叔父さんの家に遊びに行く。叔父さんから渡された手紙、それはキテレツ斎の遺言書だった。天井裏に隠した“奇天烈大百科 外伝”と“神通鏡”を悪者に使われる前に焼き捨てて欲しいというのだ。しかし、随分前に古道具屋に売りに出され、すでに悪者の手に!!! 英一たちは、遺���を守るために力を合わせ戦う。 102. 夏の海でかわいそうなバナナがSOS ! 「八百八」でバナナを買い占めた見かけない美しい女性。何者なのか探りに亀甲船で追いかける英一たち。目的地は房総半島。しかし、船の渦に巻き込まれ、気が付いたときには無人島に打ちあげられていた。そこにいた一匹の猿「バナナ」とすっかり仲良しになったコロ助は、無人島にたった一人で暮らす「バナナ」を可愛いそうに思う。気になる美しい女性と「バナナ」の関係。感動のフィナーレだ。 103. 宿題があぶない! 8月32日を作ろう!! 夏休みの宿題を終わらせるにはどうしても一日足りない!!! 航時機で静かな場所に行き、宿題をすれば、移動している間は時間が止まっている!! そこで英一たちは先生として勉三さんを迎え、昭和へ行くことに。しかし、当時の極悪犯人役ばかりの人気俳優にそっくりだった勉三さんは、本物の極悪犯と間違われ、逃げまどうハメに。勉三さんは捕まってしまうのか!? 104. リーンリーン! こちら鈴虫ロックバンド 勉三さんはお母さんが幼虫から育てたという鈴虫を英一たちに持って帰ってきた。鈴虫の主食はナス。ナスと言えば、ブタゴリラ。商売人のブタゴリラは早速山のようなナスを注文する。そして、ナスをたくさん売るために鈴虫を“如意光”で大きくしてしまう。涼しげな鈴虫の鳴き声が、巨大化とともに公害音に。壊れた“如意光”が直るまで、鈴虫を避難させた場所…それは…。 105. お祭りの天才 コロ助と笛吹き勉ちゃん! いくら練習してもリコーダーがいっこうに上手くならない英一。あまりの下手さにコロ助は「公害ナリ」と、大百科で発明しようとするが、リコーダーがボロボロに。修復しなくては、テストに間に合わないと英一が手を加えたのが“真似子笛”。上手な人が吹いた音を覚え、だれでも真似できるというもの。これがきっかけでコロ助は一躍街の人気者になるが…。 106. コロ助 真っ青! チョンマゲを切られる!? キノコ狩りに参加した英一たち。「毒キノコと、食べれるキノコを見極めれる」と自信満々のブタゴリラだったが、どれも毒キノコだった。八百屋の跡継ぎを差し置いて、コロ助はレンズを覗いただけで毒があるかどうかを見極める“天眼鏡”で一躍キノコ名人と呼ばれ、翌日から街のヒーローに。しかし、柿ドロボーのレッテルを貼られてしまう。果たして無実を証明できるのか!? 107. トマトは ナス テフテフは一体何ナリ 突然ブタゴリラにできるだけ大きな袋を持って家にこい!と言われた英一たち。何がもらえるのだろうと不安だった気持ちが的中。それはブラジルの叔父さんから送られてきたという『百科事典』の山だった。そもそも百科事典というのは全巻揃ってないと意味がないのだが…。それをバラバラに渡された英一たちに降り掛かった悲劇とは!? 108. ワーオ!はずかしがり屋の 石焼~きイモ 焼き芋屋の車に逃げられた!? 近づこうとすると、逃げてしまう焼き芋屋なんて聞いたことないっ!!と悪評が広まる。謎を解明するべく英一が発明したのは“臭覚天狗”。焼き芋の匂いを覚えさせるだけで、その匂いが近づいてくると、人間の4000倍の臭覚で反応するというもの。車に乗っている人の正体は、ただのはずかしがり屋ではなかった!? 109. 世にも奇妙な! おしゃべりな野菜たち 家族で温泉旅行に出ているはずのブタゴリラの家から、声がする!! よ~く耳をすませて聞いてみると、野菜がしゃべっているではないか!! そしてきれいに並べられた野菜たちは、留守中にどうにか店から逃げ出そうと作戦会議をしていた!! 驚いた英一たちは、植物や野菜の心を聞き出せる“聴心器”を手に、一大事だとブタゴリラのいるもみじ谷へ行く。 110. 走れ永遠に! 幻のSL特急アジア号!! お年寄りの自宅に行き、お掃除やお洗濯をするというボランティア活動に力を入れるみよちゃん。その日は模型を作るお爺さんの家だった。そこには昔、満州で走っていた特急列車『アジア号』の未完成模型があった。これは子供達が乗れるSLとして、一週間後に街の公園に寄付することになっている。しかし、どうしても設計図がないと作れない所があるというお爺さんを連れて、中国へ!! 111. ハコダテ、イグアナ、イカソーメン みよちゃんが男の人と腕を組んで歩いてる!? そう、これは初登場のみよちゃんのお兄さんだった。函館から久しぶりに帰って来たのだ。お兄さんと分かり、安心した英一は、函館=イカソーメンだと騒ぐブタゴリラを連れて、函館まで着いていくことに。科学的な立証がないと何事も信じないお兄さんと英一の間で交わされた二人だけの約束とは!? 112. コロ助のフィアンセ! むらさきしきふ トンガリの壊れた真空管ラジオを修理してあげた英一。たまたまテストのつもりで聞いたラジオ番組「ちびっこ電話相談室」から、熊田薫(ブタゴリラ)と名乗るコロ助の声が。「オネショのくせがあるナリ~」と悩みをうち明けたコロ助だったが、どうやらコロ助自身の悩みではないようだ。悩んでいたのはコロ助の友達!? それともフィアンセ!? 113. 地震! カミナリ! 火事! コラー大魔王!? ブタゴリラがリトルリーグのコーチにスカウトされた!? 「練習を見て上げる」と言われ、コーチに呼び出されたブタゴリラだが、実際には誰もいない空き地で、コロ助と一緒に野球をすることだった。しかも、ブタゴリラの打ったボールが隣りの家に飛び込み、ガラスを割ってしまう。それなのに、コーチは翌日も同じ場所で、同じように練習をしようと言うのだった。 114. 大そうじ募金 勉三さんに愛の手を!! 食べ物も買えないほど、お金に困っていた勉三さん。英一とコロ助は、大掃除のために作った“小昇月紗”を使い、「勉三さん募金」を始めることにする。重力をさえぎる力を持った小昇月紗で、タンスなどの重い物を動かし、その下からお金が見つかったら、その半分を勉三さんのために寄附してもらおうというのだ。 115. 花の命は短いぞ! ブタゴリラ最後の日 近い将来の出来事が透視できる道具“近未来水晶玉”。それを使って未来をのぞくと、そこに映っていたのは、ブタゴリラの写真を持ち、涙を流すブタゴリラの両親と、熊田薫と書かれたお墓だった。近未来水晶玉で透視できる未来は一週間以内。ということは、ブタゴリラは一週間以内に死んでしまうということだった!? 116. たずね人ダマで ホワイトクリスマス 家の前で、マミちゃんという小さな女の子から、サンタクロース宛の手紙を渡されたコロ助。実は昨夜、サンタの衣装を着たままアルバイトから帰ってきた勉三さんが、英一の家に入っていくのを見て、勘違いしてしまったのだ。手紙を返しに行こうにも、住所が書かれていない。英一は“たずね人ダマ”を作り、これでマミちゃんの家を探し出そうとする。 117. 春や春! 大正ロマンのハナ・ハト・マメ 酔っ払ったパパが、間違えて“航時機”を動かしてしまった。翌日、どこかに行っていた航時機が無人で戻ってくると、航時機の中には、イシクラセウヘイと書かれた大正7年発行の国語の教科書と、羽子板とやっこ凧が残されていた。教科書が無くなって、持ち主が困っているはずだ。そう思った英一たちは、教科書を返しに大正時代に行くことにする。 118. 八百八のCMソング! ミカンセイ交響曲 みかんを注文したハズなのに、八百八から届いたみかん箱に入っていたのは、蓄音機のように見える奇妙な道具だった。しかも、その道具には「奇天烈斎弟子 奇妙斎作」という文字が書かれていた。実はその箱は、みかん農家から八百八に間違えて送られてしまったものだったのだ。英一たちは奇妙斎の話を聞くため、伊豆のみかん農家に行くことにする。 119. 厳窟王が 八百八の前かけをしていた! 巌窟王の本を読んで、すっかり主人公のダンテスに感情移入してしまったブタゴリラ。巌窟王の話が、本当にあった出来事がもとになっていることを知ったブタゴリラは、ダンテスを牢獄から助け出すんだと言い出し、英一に“航時機”を用意させる。1800年代のフランスへと向かった英一たちだが、着陸に失敗し、航時機が壊れて、帰れなくなってしまう。 120. 節分 秘 情報!どっこい鬼は生きている 今日は節分。その節分の日に、学校に鬼が現れた!? トンガリやコロ助を始め、目撃情報が次々と寄せられるが、小柄ですばしっこい鬼はすぐにどこかに行ってしまう。英一は鬼を見つけ出すために、“毛頭銃”という道具を作り、ブタゴリラと一緒に鬼探しを始める。その頃、家の台所に入り込み、勝手にご飯を食べていた鬼を、コロ助が偶然見つけてしまう。 121. 参観日、小鳥がハイクを作ったよ! 参観日の国語の授業で、俳句を作るはずなのに交通標語を発表してしまったブタゴリラ。すっかり呆れた熊八は、少しでも風情の分かる息子に育てようと、梅の木と文鳥(ウグイスの代わり)を買ってくる。「配達する間、預かってくれ」と言われ、ブタゴリラから文鳥を預かった英一はイタズラ心を出し、その文鳥に“獣類あやつり機”を付けてしまう。 122. 何でモテるの!? 勉三さんとブタゴリラ コロ助が行方不明になった!? 英一が“新回古鏡”で調べると、どうやらコロ助は車にひかれ、その車で連れ去られてしまったらしい。しかも、コロ助をひいた犯人は、無免許運転だったため、コロ助を連れてその場から逃げ去ったあとで、山奥にコロ助を放り出してしまう。置き去りにされたコロ助はひとりで山道を歩き、一件の小屋を発見したのだが……。 123. ワガハイが チンチン電車だった頃・・・ その人の前世が分かるという道具“前世探知機”。その道具を使って調べると、コロ助の前世がチンチン電車だったことが判明する。どうしてコロ助の前世がチンチン電車なんだろう? 疑問に思った英一が調べると、実はコロ助の心臓に使われているスプリングは、以前、都電の部品として使われていたものだったことが判明する。 124. 嫌信丸でズバリ! いい人 悪い人 お留守番を頼まれたコロ助。「集金の人が来たら払っておいて」と、ママから一万円を預かったコロ助だが、その一万円を泥棒にだまし取られてしまう。あとで騙されたことを知ったコロ助は、人に騙されなくなる道具を作って欲しいと英一にお願いする。英一は、あらゆることに対してうたぐり深くなるという薬“嫌信丸”を作ったのだが……。 125. ガーン! ワガハイ、犬になりたいナリ! ある家の前を通りかかった時、「コロちゃん」と呼ばれたコロ助。コロ助が家の中に入って行くと、コロちゃんというのは、そこで買われている犬(マルチーズ)のことだった。飼い主のおばさんと親しくなったコロ助は、足の悪いおばさんの代わりに、マルチーズを散歩に連れていって上げることにする。ところが散歩の途中で、マルチーズに逃げられてしまう!? 126. 大スクープ!八百八に双子の赤ちゃん これから生まれる赤ん坊が、男か女か分かる道具を作って欲しい、とブタゴリラに頼まれた英一。実は、ブタゴリラの母ちゃんが妊娠し、ブタゴリラは生まれる子供が、弟か妹か知りたがっていたのだ。英一は、妊娠した人がはくと、男なら白、女なら赤に変化するという“七色足袋”を作る。ブタゴリラは七色足袋を持ち帰り、さっそく試してみると……。 127. 世紀の大失敗作! チュウシングラ ナリ いつも用事を頼まれてばかりのコロ助。みんなからいいように使われるのが嫌になったコロ助は、「ワガハイは家来ではないナリ」とへそを曲げてしまう。そんなコロ助の機嫌を直そうと、英一はコロ助に忠実に仕える家来の“忠臣倉”を作ってあげる。忠臣倉のおかげで、すっかり殿様気分のコロ助。しかし、忠臣倉の忠誠心はあまりにも行き過ぎだった……。 128. ひみつのコロッケは セーラー服の味ナリ 英一が学校から帰ってくると、コロ助が家から飛び出して来た。家の中にセーラー服の幽霊がいたと言うのだ。しかし、その話を英一やママにすると笑われてしまう。幽霊の正体を突き止めたいコロ助は、みよちゃんに協力してもらい、幽霊の制服が二ッ星女学院のものであることを突き止める。しかし、それ以上の手がかりが見つからず、調査は行き詰まってしまう。 129. キャッシュカードで コロ助 指名手配!? トンガリに頼まれ、銀行にお金を下ろしに行くことになったコロ助。コロ助はキャッシュカードを渡され、教えられた手順どおりにお金を下ろしてくる。ところが、普通にお金を下ろしてきただけなのに、何故かコロ助は銀行強盗にされてしまっていた。トンガリの家で一緒にニュースを見ていて驚いたブタゴリラは、コロ助をかくまってやることにする。 130. チルチルさくら! みよ子姫が危ない!! 勉三さんと一緒に、山形に来た英一たち。ところが、お城のイベントとして行われる大名行列のお姫様が急に病気になり、みよちゃんがその代役を担当することに……。その時、姫を亡き者にしようと狙っている侍が、何故か“航時機”に乗って現れる。タイムスリップの説明をしても、まったく侍には通じない。このままでは、みよちゃんが暗殺されてしまう!? 131. これが初恋!? 八百屋お七とツーショット 日本舞踊の発表会に、無理やり連れてこられたブタゴリラ。そんなものには、まったく興味のないブタゴリラだが、「八百屋お七」という演目だけは、気になっていた。しかも、その八百屋お七を演じていたのは、ブタゴリラと同じ年頃の子供で、堀川正美という子だった。正美にひとめ惚れしてしまったブタゴリラは、正美にラブレターを出すのだが……。 132. 大異変! ���マとボクにヒゲが生えた!? 勉三さんの後輩の応援団員に頼まれ、立派なヒゲが生える薬、“髭丸水”を作った英一。ところが、髭丸水をうっかりこぼしてしまい、英一の顔にもヒゲが生えてしまう。髭丸水で生えたヒゲはとても固く、まったく剃れずに困ってしまう英一。しかも、ちょっとした手違いから、ママの顔にも髭丸水が付いてしまい、そのヒゲを見たママが気絶してしまう。 133. 究極のずる休みグッズ! 仮病マクラ 運動の苦手な英一が、とび箱のテストをさぼるために作った“仮病枕”。ところが事情を知らないママが、その枕を勉三さんに貸してしまう。翌日、勉三さんが病院に担ぎ込まれてしまい、しかもその騒ぎの最中に仮病枕が行方不明になってしまう。英一が枕の行方を探すため、“新回古鏡”で調べると、枕を持ち出したのはみよちゃんだった。 134. アウトドアライフ! ブタゴリラ修業の旅 勉三さんと一緒に、みんなでキャンプに来た英一たち。ところが、ブタゴリラが山で見つけてきた山菜の中に、「ハシリドコロ」という毒草があり、それを食べたトンガリが大変なことになってしまう。その事に責任を感じたブタゴリラは、「オレは八百屋としての才能に絶望した、修行の旅に出る」と書いた置き手紙を残し、姿を消してしまう。 135. ハダカの思い出! さくら湯ものがたり 家の風呂が壊れ、銭湯(さくら湯)に行くことになったトンガリ。しかし、男湯に入ろうとすると「ぼくちゃん1人で入って、溺れたらどうするザマス」と、ママに無理やり女湯へ連れていかれてしまう。女湯に入っていたことを、さくら湯の娘の妙子に知られてしまったトンガリは、妙子がこの事を誰にもしゃべらないようにする道具を作って欲しい、と英一に頼み込む。 136. 遊んでくれないパパたちへ! 道楽つづら 囲碁にハマって、店をほったらかしの熊八。「このままだと八百八がつぶれてしまう」と、大騒ぎするブタゴリラに頼まれ、英一は“道楽つづら”を作る。道楽つづらは、その人が夢中になっている遊びに対する興味を無くさせる道具だった。道楽つづらを使うと、熊八はまったく囲碁に興味がなくなってしまい、これで万事まるく収まるはずだったのだが……。 137. ブタゴリラ主催!緑幼稚園大同窓会 緑幼稚園を卒業したブタゴリラは同窓会を開く計画を立てる。コロ助も参加したがるが、卒業していなければ出る意味がないと諭され、すねてしまう。見かねたみよ子はコロ助に、同窓会の案内状の投函をやってもらおうと提案する。ようやく機嫌の直ったコロ助だったが、ポストに向かう途中、案内状を全部風に飛ばされてしまう・・・。 138. 子どもなら見たい!! パパとママの通信簿 小百合の田舎から届いた荷物の中に、子どもの頃の通信簿が入っていた。それがきっかけでブタゴリラとトンガリがもめてしまう。ママは絶対成績がよかったはずだと自信を持つトンガリだったが、通信簿を見せて証明しなければ裸で町を一周しなくてはならなくなる。そこでトンガリは英一に発明を頼み、『古文書香』が完成する。 139. のぞかないで!! トンガリの夢の新婚生活 横断歩道ではないところで渡ろうとしたトンガリが怒られた。相手の婦警さんを見たトンガリは、彼女にひと目惚れ。頭の中は婦警さんのことで一杯で、あまりの浮かれように皆は呆れてしまう。少し頭を冷やした方がよさそうだと、英一は『こころみの家』を発明しトンガリと婦警さんを引き合わせる。 140. むかしの常識!? 堂々封切総天然色三本立 ある夜、トイレに起きたコロ助は、パパとママがけんかをしているのを聞く。原因はパパが寝言で女の人の名前を叫んだことだ。学生時代の夢を見ていたというが、ママは信用しない。そんな時、ブタゴリラが昭和40年の映画券を持って来た。丁度パパが学生だった頃だと気付いた英一は、手がかりを求め航時機で行ってみることに。 141. クーラー不要! 怪談・百丈島スイカ御殿 百丈島に海水浴に出掛けた勉三さんと英一達。スイカ割りをしていた若者を見つけたブタゴリラは、割られようとしているスイカを黙って見ていることが出来ず彼らから奪い取ることに成功する。その夜、別荘に不思議な『スイカの精』が現れる。昼間助けてもらったお礼にブタゴリラを御殿に招待するという・・・。 142. 謎また謎 氷曜日のカキ水パーティー ブタゴリラから誤字だらけの暑中見舞いのはがきが届く。かき氷パーティーを開くという誘いに喜んで参加する英一達。古いかき氷の機械をふと見ると、地図がはさんであった。30年前の地図らしい。『回古鏡』に写った昔と今を照らし合わせると、場所はトンガリの家の方向だ。早速ブタゴリラは尖家の庭を調べることにする。 143. 秋がきて・・・いなかのトンボが東京見物 田舎から帰ってきた勉三さんが帽子を取ると、頭に赤トンボがとまっていた。群れから離れ、東京にひとりぼっちでかわいそうな赤トンボ。何とか帰してあげようと英一に相談するが、うまく使える発明品が見つからない。ひょんなことからコロ助とブタゴリラは、山形ナンバーの観光バスに乗り込むことに成功するが・・・?K 144. プールに出現! ピーターパンのワニ 明日は水泳の記録会。スポーツが苦手な英一は気が重い。そんな様子を見ていたコロ助は、水を抜いてしまえばプールは中止と思いつき、夜の学校へ忍び込む。いざプールに飛び込んだコロ助は仰天!なんとそこにはワニがいた!必死に逃げて英一に話すが、まるで信じてもらえない。ところが翌日、教室にそのワニが現れ大騒ぎに! 145. 警察不用? 土下座ぶとんでゴメーン! パパが家に来た会社の部長ともめている。原因の取引先の相手はブタゴリラの知っており、一筋縄ではいかない変わり者だという。今回ばかりは譲れないと怒るパパを見て、なんとか相手に謝って欲しいと思ったママは、英一に発明を依頼する。そこで英一が作ったのは『土下座ぶとん』だった。 146. 涙の交換日記! ブタゴリラはKくんナリ ある日、自分の下駄箱に手紙が入っているのを見つけたブタゴリラ。交換日記を申し込むその手紙を書いたのは、隣のクラスの片桐麻衣。歯医者さんの娘で可愛い彼女を見たブタゴリラは舞い上がる。ところが、麻衣が交換日記を申し込んだ相手は実は英一だったことがわかる。麻衣はブタゴリラの下駄箱と間違えたのだった…。 147. 読書の秋! 感想イモと筆跡鑑定ロウセキ 感想文を書く宿題が出た。ブタゴリラが選んだ本はなんと世界地図帳。一番字が少ないからだという。ところがその地図帳に『ブタゴリラは青虫がこわい!』と書かれた落書きを見つける。これは両親しか知らないはずの秘密だ。ブタゴリラは書いた主を調べる為、英一に発明を頼み『筆跡鑑定ロウセキ』が完成する。 148. ビックリ仰天! スカートをはいたコロ助 新潟の妙子が運動会の応援に来るという。大はりきりのブタゴリラ。実はブタゴリラが招待し、八百八に泊まるのだ。ところが英一に妙子から連絡が来る。急に来られなくなったというのだ。ブタゴリラには直接言えなかった妙子。そこで英一は『複写黒巻き』を発明し、コロ助の姿を妙子に変えて、ブタゴリラの家に行かせることにする。 149. ママはいらない!? からくり料理人ナリ パパとママが旅行に行くことになった。留守中を心配するママだったが、この日の為に英一は『からくり料理人』を発明する。作った料理を残すと怒るのが欠点だが、材料さえあれば何でも料理してくれる優れものだ。この機械を知ったブタゴリラは店に役立つと借りることにするが、英一の不安が的中し、八百八で事件が起こる! 150. 遠足のアイテム! ブタゴリラ七品セット ブタゴリラの大好きな遠足の日。張り切って八百八特製・野菜と果物のセットの注文まで取る始末。皮をむく発明品も英一に頼み、準備万端だ。おまけにこのセットの中にコロ助を隠し、一緒に連れて行くことまで成功する。クラスの担当になったバスガイドさんが同じ名前だと知ったブタゴリラは、更にはりきることに! 151. 教室で指されたくない人へ! 指名扇 ナリ 国語の授業で教科書を読まされた上に、質問に答えられなかったブタゴリラ。自分ばかり指されるのが不満になり英一に発明を依頼し、完成したのは氏名扇子。ある日、効果抜群なこの扇子をみよ子に貸してほしいと頼まれた英一。ピアノの発表会の時に挨拶をする父兄の代表を決めるときに使いたいというのだが…。 152. 箱根山でドッキリ! 江戸時代の山賊たち 小説を読んで落ち込んだ勉三は、昔の時代で生きることにすると書き置きを残し、一人航時機に乗って出掛けてしまった。どこへ行ったのか心配する英一の元に勉三が帰って来る。江戸時代で山賊に襲われ身ぐるみはがされ、更に落ち込む勉三。母の編んだ大事な腹巻まで取られたと知った英一達は、それを取り返すために旅立つ! 153. 回れ仲直り鶴! ブタゴリラパンツの怒り 午後から身体検査がある日に寝ぼけて母ちゃんのパンツをはいて学校に来てしまったブタゴリラ。ブタゴリラはコロ助に頼んでパンツを持ってきてもらうことにする。しかし、うっかりそのことをしゃべってしまったコロ助は、ブタゴリラに追いかけ回されることに…。英一はコロ助のために”仲直り鶴”を作って、2人を仲直りさせようとする。 154. ゲロゲロ! 小便小僧になった ブタゴリラ 校門の前に立っていた怪しいおじさんは、有名な彫刻家の先生で、子供のモデルを捜していたのだった。先生はコロ助を見て、ひと目で気に入り、コロ助をモデルにして彫刻を作り始める。ところが「木に登ったままでおしっこをして欲しい」と言われ、コロ助は逃げ返ってしまう。そして、コロ助の代わりにモデルに選ばれたのはブタゴリラだった。 155. なぞの物体! ピアノの中のヘタウマドリ みよちゃんがピアノを弾いていると、ピアノの中から馬が歩いているような音が聞こえてくる。そして、勉三さんがハーモニカを吹いている時も。同じ音が…。謎の音の正体を探るため、英一とコロ助が調べると、犯人はキツツキだった。どうしてキツツキが?実はそのキツツキは、軽井沢からやって来た音楽大好きのキツツキだったのだ。 156. ブタゴリラも ウルウル! 黒板の中のママ お使いに来た子供に、おつりを1000円少なく渡してしまったブタゴリラ。運良く、子供の家はすぐに見つかったのだが、家の中には誰もいなかった。ブタゴリラはカギが開いていた裏口から入り、1000円を置いて伝言用の黒板にメッセージを残して帰ってくる。ところが、その子供はブタゴリラが黒板を汚したことに、泣きながら抗議するのだった。 157. 雪だるまがくれた クリスマス プレゼント 新潟の妙子が送ってくれた、クリスマスプレゼントの雪だるま。ブタゴリラはその雪だるまを見せびらかし、みんなに自慢する。ところが、その雪だるまが無くなってしまった。きっと、雪だるまを欲しがっていた、コロ助が盗んだに違いない。そう思ったブタゴリラが、英一の家に行き、冷蔵庫を開けると、そこにはブタゴリラの雪だるまが入っていた。 158. 珍発明!? だまってはさめば宿題スラスラ 回覧板をただの紙挟みと勘違いし、宿題のプリントを挟んでおいたブタゴリラ。まわりまわって英一の家に来た回覧板には、やってないはずのプリントの答えが書かれていた。これに味をしめたブタゴリラは、ニセの回覧板を作り、もう一度宿題のプリントを挟んで回覧板を回すことにする。ところが、今度は挟んでおいたプリントが無くなってしまっていた。 159. コロ助仰天! やじろ帽でニチコメ友好!? みんなでトンガリのパパのロッヂに遊びに来た英一たち。しかし、スケートの出来ない英一は”やじろ帽(ミニ)”を付けて滑り始める。やじろ帽は、身につけると絶対に倒れなくなるという道具だった。やじろ帽を付けた英一の滑りを見て、感動したミセス・スーザンから、娘のコーチになって欲しい、と英一は頼まれるのだが…。 160. 開けてびっくり! 机の中の遅れたお年玉 お正月が終わって、しばらくたったある日、突然みんなの机の中に、見覚えのないお年玉が出現する。初めて見るお年玉袋の中には、しっかり1万円が・・・・。このお年玉の謎を調べるため、英一とコロ助とみよちゃんは、”航時機”でお正月に戻り、お年玉の秘密を調べようとする。栄一たちは、なんとなく勉三さんが怪しいと睨んでいたのだが・・・・・。 161. 春の珍事! 時刻表を書いたブタゴリラ 落とし物係に選ばれたブタゴリラ。ところが、初めての経験に張りきりすぎたブタゴリラは、落とし物係なのに、みんなの落とし物を記録した、落とし物ノートを落としてしまう。こんな事がバレたら、落とし物係失格の烙印を押されてしまうに違いない。ブタゴリラは英一から落とし物を探す道具”捜しっぽ”を借りて、落とし物ノートを探し始める。 162. ブタゴリラでもスターになれる! 丸案鬼・・・ 勉三さんがエキストラのアルバイトをしている映画の見学に行き、監督にスカウトされたブタゴリラとコロ助。しかも。エキストラではなく、主役級の役で出て欲しいと言われてしまう。すっかり舞い上がった2人だが、一つだけ気がかりなことがあった。それはセリフを覚える自身がないことだった。英一はそんな2人のために”丸案鬼”をつくろことにする。 163. 一家ランラン!? ブタゴリラファミリー 求人情報誌に、八百八の店員募集の広告が!?実は、ブタゴリラの両親が、ブタゴリラを塾に通わせるため、代わりの店員を雇うことにしたのだ。募集広告を見てやって来たのは、咲子という若い女の子��、熊八たちにもすっかり気に入られてしまう。このままだと塾に通うことになってしまうブタゴリラは、咲子を追い出す道具を英一に作らせようとする。 164. 文明の危機! 教室からラーメン一丁 給食が休みの日なのに、弁当を忘れてしまったブタゴリラ。ママと連絡をとる用事があり、学校に携帯電話を持って来ていたトンガリから携帯電話を借り、ブタゴリラは教室にラーメンのデマ家をとってしまう。しかも、携帯電話がめずらしいブタゴリラは、なかなか携帯電話を返そうとしない。家にまで携帯電話を持ち帰ったブタゴリラが、一瞬目を離したスキに・・・・・。 165. カチカチ! ブタゴリラの火の用心クラブ 熊八が、子供の頃に夜回りに使っていた拍子木。それえを見て、自分も夜回りがしたくなったブタゴリラは、英一とコロ助とみよちゃんを呼び出し、4人で一緒に夜回りを始める。夜回りのご褒美として、亀屋のご隠居に鍋焼きうどんをおごってもらったコロ助は、翌日もすっかり乗り気になってしまうが、あまり乗り気でない英一は”分身機”を使うことにする。 166. すれちがいメロドラマ! 愛の上越新幹線 内緒で新潟に行き、妙子を驚かせてやろうと考えていたブタゴリラ。ところがその日は、妙子は用事で大宮に来る日だった。妙子が大宮に来ることを知らないブタゴリラは、みんなに内緒で、両親と一緒に上越新幹線に乗り込んでしまう。一方、ブタゴリラが新潟に向ったことを知らない妙子も、ブタゴリラにあうために八百八へ来たのだが・・・・・ 167. アットホーム!? 一家そろって記念写真 学校の帰り、急に遠回りして帰ろうと言い出すトンガリ。実は写真館で撮ってもらった家族の写真を、みんなに自慢したかったのだ。ママとコロ助も、トンガリのままから写真の自慢をされ、「ワガハイも写真を撮りたいナリ」と言い始めてしまう。一方、トンガリのママに写真の自慢をされた熊八も、対抗意識を燃やし始め、一家そろって写真を撮りに行くことにする。 168. ゾーッ!! 江戸時代から来た 大きな迷子 突然、、八百八にゾウがやって来て、店中の野菜を食べ始めてしまう。ブタゴリラは英一に電話をかけ、持ってきてもらった”如意光”でゾウを小さくする。翌日、みよちゃんが神社で、壊れた”航時機”を見つけて来た。昨日のゾウは、どうやらこの航時機に乗って、江戸時代から来たらしい。英一たちはゾウを返しに江戸時代に行くことにする。 169. うそみたい! テレビに ドアがついていた ブタゴリラが見つけてきた変な箱。金庫のような仏壇のような、その変な箱の扉を開けると、中に入っていたのは大昔の白黒テレビだった。「せっかくだから、自分専用のテレビにするから修理してくれ」と、ブタゴリラに頼まれた英一。ところがそのテレビは、電源もアンテナも繋いでないのに、変な人影が映る「おばけテレビ」だった!? 170. 世紀の名犬! のら犬ベンからの贈り物 コロ助がベンにコロッケを盗まれ、八百八でもベンにピーマンを盗まれてしまう。何故かベンは、食べ物を次々と盗んでは、勉三さんのもとに届けていたのだった。どうもベンは、勉三さんからもらったたこ焼きの恩返しがしたいらしい。しかし、泥棒は良くない。英一は犬と話ができる道具”犬話機”を作り、ベンに盗みを止めるよう説得しようとする。 171. キリンにメガネ!? ハシゴローものがたり 動物園に遊びに行った英一たち。ところが、英一のメガネ(神通鏡)がキリンに取られてしまう。飼育係の人に頼んで、檻の中を探してもらうが、神通鏡は見つからない。このまま神通鏡が見つからないと、キテレツ大百科が読めなくなる。真っ青に英一。ブタゴリラとトンガリとコロ助は、英一のために神通鏡を取り戻そうと、夜中に動物園に忍び込もうとする。 172. 海底SOS! 龍宮の使いと金歯のサメ いつものように、百丈島の別荘でバカンスを満喫していたトンガリ母子。ところがトンガリのママが、大切な思い出のブレスレットをうっかり産みに落としてしまう。トンガリは落ち込んでいるママのために、ブレスレットを探して欲しい、と英一にお願いする。英一たちは”新宝物探知機”と亀甲船”を使い、ブレスレットを探し始めるのだが・・・・・。 173. お茶の間の太陽! ボンボン時計と踏み台 「家に古い柱時計があれば、時計屋の善造じいさんがネジを巻きに来てくれるのに残念です」と書かれた手紙を受け取ったブタゴリラ。その手紙にを読んだブタゴリラは、妙子のためにゼンマイ式の柱時計をプレゼントしようと決心する。”航時機”で過去に行き、時計を買おうとするブタゴリラだが、今のお金は使えないと言われてしまう。 174. 鳥心器でドッキリ! 鳩のハートに大接近 英一の家に迷い込んで来た一羽のハト。そのハトはレースの途中で迷子になった伝書鳩だった。飼い主に連絡を取り、伝書鳩を返そうとするが、飼い主の元に戻るのが嫌なハトは、逃げ出してしまう。ハトを探すため、鳥の言葉が分かる”鳥心器”を作って、伝書鳩を探し始めるが、実はそのハトは、行方不明になった伝書鳩とは別のハトだった。 175. 秘 特訓! トンガリはロッキーになれるか みんなに内緒で、ボクシングジムに通っていたトンガリ。ブタゴリラの横暴に耐えられなくなっていたトンガリは、ブタゴリラの暴力に対抗するため、こっそりジムに通っていたのだ。偶然、、その事を知ってしまった英一とコロ助。同じようにブタゴリラにいじめられているコロ助も、ブタゴリラを見返そうと、トンガリと一緒にボクシングジムに通い始める。 176. 仙鏡水で発見! 東京でいちばん奇妙な雲 五月病になり、すっかり落ち込んでしまった勉三さん。いつもお世話になっている勉三さんを元気づけてあげようと、英一たちは仙境水で作った雲のお城に勉三さんを招待する。ところが、みよちゃんとトンガリを迎えに行ったブタゴリラが、熱気球に乗ったまま迷子になってしまい、英一とコロ助と勉三さんの3人は、雲の上に置き去りにされてしまう。 177. 転校御免! みよちゃん サンキンホータイ みよちゃんのパパが、北海道に転勤することになった!? しかし、転校したくないみよちゃんは、両親と一緒に北海道に行くことを嫌がり、1人で東京の家に残ると言い出す。みよちゃんを転校させたくない英一も、遠くに行かなくてすむ道具“参勤包帯”を作り、みよちゃんが転校しなくて済むように協力しようとするのだが……。 178. トンガリ ドッキリ! ブランデーと錯覚糖 ブタゴリラと一緒にサッカーをしていて、パパが大切にしている10万円のブランデーを割ってしまったトンガリ。2人はいつものように英一のもとに行き、何とかして欲しいと頼み込む。英一は、ちょうど実験中だった道具“錯覚糖”をトンガリたちに渡すことにする。錯覚糖は、実際にはそこにないものがあるように見える(錯覚する)という道具だった。 179. コロ助の時代! コロッケ5円でバス10円 昔の映画を見ていたコロ助が、突然騒ぎ始めた。その映画の中では、コロッケが2個で10円だったのだ。昔は、コロッケが1個5円で買えたことを知ったコロ助は、“航時機”で昔にコロッケを買いに行きたいと言い出す。「そんなことに航時機は使えない」と英一に怒られてしまうが、コロッケをあきらめきれないコロ助は、5円玉を集め始める。 180. 田植えツアー! ブタコレラ&トンガラシ 勉三さんの田舎に、田植えツアーに行くことになった英一たち。くじ引きの結果、コロ助とみよちゃんが勉三さんの家。英一とブタゴリラが平吉じいさんの家。トンガリはお杉ばあさんの家に泊まることになった。しかし、どことなく不気味なお杉ばあさんと、2人っきりでいることが怖くなったトンガリは、夜中に東京に帰りたくなってしまう。 181. ベンも仰天! 痛いのとんでけ~鎮痛香 予防注射を嫌がって、ベンが逃げ出してしまった。英一は痛みを感じなくなる道具“鎮痛香”を作り、なんとかベンに予防注射を受けさせようとする。一方、逃げ出したベンはブタゴリラの家に逃げ込んでいた。動物嫌いの母ちゃんにバレないようにしながら、こっそりベンをかくまうブタゴリラ。ところが一緒の布団で寝ていたベンが、おねしょをしてしまう!? 182. 超ふしぎ!? タナバタ 竹の子 ノーベル賞 学校の授業で、「ノーベル賞を受賞した日本人の名前を挙げなさい」と言われ、「たなばた康成」と答えてしまったブタゴリラ。七夕と言えば、自分と妙子も牽牛と織女みたいだと思ったブタゴリラは、笹の代わりにタケノコを妙子にプレゼントしようと考える。でも、どうせなら直接届けた方が……そう考えたブタゴリラは、“潜地球”で新潟に行こうと言い出す。 183. 大どろぼう登場! その名は注射ジョー うっかりキーを挿したまま自動車のドアをロックしてしまった勉三さん。そして、カギを無くしてしまい、家に入れなくなってしまったトンガリ。英一は2人のために、どんなカギでも開けることができる道具“注射錠”を使って、車のドアと家のカギを開けてあげる。ところがその時の様子を泥棒に見られてしまい、注射錠が泥棒に盗まれてしまう。 184. 迷い人に贈る! メウツリコーナリ 欲しい物がなかなか決められず、すぐに目移りしてしまうみよちゃん。ママと一緒に水着を買いに行ったときも、水着売り場で2時間以上も迷い続け、それでも欲しい水着が決められず、ママに怒られてしまう。「目移りしなくなる道具を作って欲しい」とみよちゃんから頼まれた英一は、額に塗ると目移りしなくなる道具“目移り膏”を作ってあげる。 185. 日本初のUターンかぶと虫! クロ丸ナリ 勉三さんのお母さんが、送ってくれたカブトムシ。コロ助はカブトムシがすっかり気に入り、クロ丸と名前を付けてかわいがっていた。ところが、「そんな芸もしない虫ケラ」とブタゴリラにバカにされてしまったコロ助は、クロ丸を大きくして、芸を教え込みサーカスを作ろうと考える。コロ助は"如意光”を使い、クロ丸を大きくしたのだが・・・・・。 186. ユーレーも真っ青! ブタゴリラの通知表 塾の帰りに、気味の悪い女の人から、英一の家を聞かれたトンガリ。トンガリは女の人を英一の家まで案内するが、途中でその人はどこかに消えてしまう・・・・・。翌日、今度はコロ助が、同じ人からブタゴリラの家を聞かれる。その女の人に思い当たるフシがあるママが写真を見せると、同じ人だとコロ助は答える。しかし、その人は20年前に山で遭難していただ。 187. 語るも涙! ブタゴリラ一家の悲惨な休暇 家族旅行で北海道に行くことになったブタゴリラ一家。ところが、熊八が空港でチケット出すと、そのチケットは昨日のチケットだった。キャンセル待ちも絶望的で、旅行は諦めるしかない。しかし、日付を間違えたなんて恥ずかしくてみんなに言えない3人は、百丈島の別荘に行っているトンガリに頼み込み、トンガリの家に隠れさせてもらうことにする。 188. ナイターも真っ青! 一時だけの大人体験 野球場でビール売りのアルバイトをしていた勉三さん。偶然、近くにファールボールが飛び込み、テレビに映った勉三さんを見たブタゴリラは、自分もテレビに映りたいと思い、勉三さんにアルバイトの紹介をお願いする。しかし。小学生のままではバイトが出来ないため、背丈が伸びる、道具”一時足袋”を使い、年齢をゴマかして、バイトを始める。 189. 実りの秋! 田んぼのアイドル 田吾作ナリ 以前、英一たちが植えた稲が成長し、収穫も間近になっていた。しかし、せっかく立派に実った稲なのに、スズメたちによって、稲を食い荒らされてしまっていた。最近のスズメは賢くなっていて、かかし程度では驚かなくなっていたのだ。そこで英一は、スズメを追い払うための道具”田吾作”を作り、勉三さんに山形に届けてもらうことにする。 190. ブタゴリラもポ~! かあちゃん初恋時代 ブタゴリラの家に、母親の初恋の相手だと名乗る男がやってきた。実はその男は、母親たちが留守の時を見計らい、「昔、貸したお金を返してもらいに来た」と言って、お金をだまし取る詐欺師だったのだ。その男に、お金をだまし取られたことを知ったブタゴリラとトンガリはカンカンに怒り、トンガリは似顔絵を作って、その詐欺師を捕まえようと言い出す。 191. 勉三さんの家に出現! 幻のバス停ナリ 酔っ払って前後不覚になった勉三さんが、バス停を抱えて帰って来た。バス停を盗んだことがバレたら、勉三さんが逮捕されてしまう!?そうなる前にバス停を返しに行こうとするが、どこにあったバス停なのかさっぱり分からない。「不動前」という名前を頼りに、バス停をさがす英一たち。しかし、「不動前」というバス停は、もう存在しないはずのバス停だった。 192. 乗れば休日! のらくらはドッジの味方 もうすぐ暮らす対抗のドッヂボール大会。しかし、相変わらず運動音痴の英一に、ブタゴリラは苛ついていた。特訓してもどうにもならないと諦めたブタゴリラは、キテレツにカゼをひかせて休ませようとする。しかし、そんなに都合よくカゼをひかせられるわけがなかった。ところが、トンガリは「いい方法があるよ」とブタゴリラに言うのだった。 193. 八百八の家宝! オンボロ自転車百年号 ブタゴリラがいつもの配達に使っている自転車が盗まれてしまった。「どうせ、そろそろ買い替えの時期だろう」と、軽く思っていたブタゴリラだが、あの自転車は自転車作りの名人が作り、100年使えるという保証書までついている自転車だった。「百年号は八百八の家宝だ。百年号が盗まれたのは、八百八の歴��が盗まれたのと同じだ」と熊八から叱られてしまう。 194. 秋 サンサン! 隅田川から愛をこめて トンガリのイタズラで、留守番電話のふりにだまされてしまったブタゴリラ。コロ助も同じ手を使われ、ムシャクシャしていたブタゴリラは、同じ手でみよちゃんをひっかけようとする。ところが、かかってきた電話は、みよちゃんではなく妙子だった。ブタゴリラは、相手が妙子だと気付かずに留守番電話のふりをし、あとで気付いて慌ててしまう。 195. 秋の大運動会! りんりん丸で勝負あった 運動会の騎馬戦に参加することになった英一、トンガリ、ブタゴリラ���コンチの4人。穂hんとうはブタゴリラを上に乗せたいところだが、ひ弱な英一が下だと馬がつぶれてしまう。そこで、英一が上に乗ることになってしまった。実は、わざわざ英一を上に乗せることにしたのは、トンガリとブタゴリラにある作戦があったからだった。 196. ついに発見! 遠足名物リュックがなる木 遠足で奥多摩湖に来た英一たち。しかし、ブタゴリラのリュックがサルに盗まれてしまう。リュックを盗んだサルは、リュックモンキーと呼ばれている有名なサルで、他人のリュックを盗んでは、その中の食べ物を食べているサルだった。怒ったブタゴリラは「捕まえて、反省ザルにしてやる!」と、リュックモンキーを探しに、森の中に入っていく。 197. 思い出探険! 15年前に恐竜がいた!? 今年は銅婚式(結婚15年目)なのに、結婚記念日を忘れてしまったパパ。一方、トンガリのパパも、15年前の婚約記念日のことを忘れてしまっていた。2人のパパに頼まれ、結婚記念日と婚約記念日を確かめるため、”航時機”に乗って、15年前まで調べに行くことにする。ところが、15年前に行ったはずなのに、何故か英一たちは恐竜に襲われてしまう。 198. おーっと! コロ助がタマゴをうんだナリ コロ助が公園で拾ってきたニワトリのコケコ。家に連れて帰り、飼いたいとママにお願いするが「近所迷惑だからダメです」と怒られてしまう。コケコを引き取ってもらえる家を探しまわったコロ助だが、どこにもコケコは引き取ってもらえなかった。英一は、ママがコケコを飼いたくなるようにするため、動物が好きになる”花鳥風鈴”を作ってあげる。 199. ハワイが消えた! 犯人はブタゴリラ!? 福引きで白い玉を出し、特等のハワイ旅行を引き当てたコロ助。だが、残念ながらそれは夢だった。しかし、ハワイ旅行が当たりそうな気がして仕方がないコロ助は、券を集めて、福引きにチャレンジする。夢とまったく同じシチュエーションに、その気になるコロ助。そして、見事に白い玉を引き当てたのだが、現実の白い玉は4等で、本当の特等は金色だった・・・・・。 200. トンガリ激白!! 学校がママよりも好き 百丈島の別荘に行っていたトンガリが、急な悪天候で東京に戻れなくなってしまった。このままだと今年の皆勤賞がパーになる!?皆勤賞を逃したくないトンガリは、”亀甲船”で迎えに来て欲しいと、英一にお願いする。あまり気乗りしない英一だが、亀甲船がみんなに見つかって、大騒ぎになったため、亀甲船を隠すために仕方なく百丈島に行くことにする。 201. レトロー! 父ちゃんの思い出オート三輪 懐かしいオート三輪を見つけ、小百合に内緒で買った熊八。駐車場も借りていたが、管理人のミスで契約出来なくなってしまう。ブタゴリラは英一に頼み、車を如意光で小さくし預かってもらうことに。そんな時、熊八が中古車センターでオート三輪を購入したことを聞きつけた老人が、八百八を訪ねて来る。 202. 日本一の福袋 遂に出ました100万円 お年玉を手にデパートへ出掛けた英一とコロ助。ひとつだけ売れ残っていた福袋を買い、大喜びのコロ助だったが開けてがっかり。リモコン・灰皿・日記帳・・・。ところが中に妙な招き猫を見つける。帰りの電車で出会ったおばあさんが別れ際に『猫によろしく』と言い残したのを思い出した英一は、おばあさんの行方を追うことに。 203. 雪のプレゼント 透明人間でログハウス 新潟に新しくスキー場がオープン。イベントの目玉が仮装大会と妙子から知らされたブタゴリラ。優勝賞品はログハウスだという。早速英一達と相談し、出場することになり、出し物は『透明人間』に決定。ところが勉三さんもコンテストに出場、そして出し物も同じとわかり、ブタゴリラは勉三さんがスパイではと疑う。 204. モデルはどっち!? コロ助 対 ブタゴリラ コロ助に緑幼稚園の園児募集のポスターモデル依頼が舞い込む。一旦は引き受ける気になったコロ助だったが、自分の顔が町中に貼られることと、ライバル幼稚園のポスターモデルの可愛さにすっかり自信をなくし寝込んでしまう。一方、モデルをコロ助ひとりにさせてなるものかと、ブタゴリラはデザイン担当のトンガリを脅す。 205. ネコの集会! 夜中に消えたパパとママ 夜中、トイレに起きたブタゴリラは両親がいないのにびっくり。夜逃げと勘違いしたのだ。その一件を翌朝英一達に話すと皆の両親も夜、出掛けていたことがわかる。気になった英一とコロ助が後をつけると大人しか食べられない『あるもの』を発見する。絶対内緒を条件に食べさせてもらえたのだが、果たして黙っていられるか・・? 206. ついに復活!? 室町時代の超豪華結婚式 室町時代で会ったおみよさんに乙姫を助けて欲しいと頼まれる夢を同時に見た英一とコロ助。ブタゴリラにそっくりなあの乙姫のことだ。様子を見に室町時代に飛ぶが、なんと乙姫の婚礼は決まっているという。心に決めた人以外との結婚・・。悲しみにくれる乙姫をなんとか救おうと婚礼を壊そうとするのだが・・・ 207. 大スクープ!? 八百八のストーブリーグ イーグルスの人気選手・鈴木が行方不明になったという新聞記事に彼の大ファンのコロ助は仰天。実は鈴木は以前、ブタゴリラにファールボールを当てたのがきっかけで知り合った熊田家にいた。そうとは知らないトンガリは『見つけてくれたら最新式のゲーム機をあげる』という新聞記者の言葉に目がくらみ、英一に発明を依頼する。 208. 愛のプレゼント! マゴにもセーター? 新潟の妙子から手編みのセーターが届き、大喜びのブタゴリラ。ところがサイズが小さすぎて着られない。英一に発明で大きくしてもらうが、直後、妙子の送り間違いだったことが発覚。ブタゴリラから相談されたみよ子は、意外なことに勉三さんが編み物が上手で、特にセーターが最も得意だという。そんな勉三さんに事件が・・・! 209. デザートは胃薬? みよちゃんクッキング みよ子から昼食に招待された英一達。全てみよ子の手料理だと聞いた一同は期待に胸をはずませる。ところが一口食べて、そのまずさにびっくり!本当のことを言えず悩む英一達の気も知らず、再びみよ子から招待が。事実を伝えた方が本人のためということになったが、誰が言うかであみだクジ。そして見事当たったのはコロ助だった! 210. ピュ~ッ! 北国から来た北風ばあちゃん みんなで勉三さんの田舎に行った時にトンガリが泊めてもらったお杉ばあちゃんが突然やって来た。尖家にしばらく泊まることになるが、こたつや火鉢・畳・ネコがどうしても必要だという。苦労してそれらのものを揃えるが、トンガリのママともめてしまい、ある日おばあちゃんがいなくなってしまった。一体どこへ行ってしまったのか・・。 211. 指名手配! 恋の落書きボンネットバス 『遺跡に落書き』のニュースを見て憤慨していたブタゴリラ。両親に同意を求めたが、書いた人をかばうような反応に首をかしげる。実は熊八と小百合は結婚前、一緒に乗ったバスに落書きをしていたのだ。悪いことをしたと長い間反省していたという。それなら自分がそのバスを見つけて落書きを消そうとブタゴリラは決心する。 212. 八百八の名馬! クマハチダイオーナリ 競馬中継を見ていたコロ助が大騒ぎ!『クマハチダイオー』という名前の馬がレースに出るという。しかし結果は惨敗。そんなクマハチダイオーを励ましに厩舎を訪ねたブタゴリラ達は『次のレースで負けたら引退』だと告げられる。そんな時、クマハチダイオーが行方不明になり、逃がした犯人としてコロ助に疑いがかかる。 213. 春の正夢!? マイゾーキンとハンバーグ トンガリのパパが骨董屋で買った壺の中に古い地図が入っていた。埋蔵金の隠し場所では?と盛り上がるが、英一やみよ子は信じない。諦めきれないトンガリとブタゴリラは、英一の目を盗み航時機で江戸時代に向うが、はずみでコロ助も一緒に乗ってしまう。そんな時、江戸時代から山賊の牛五郎がやって来る。 214. ブタゴリラも真っ青! 五月は花の転校生 英一のクラスに転校生・花丸五月がやって来た。スポーツ万能・勉強も出来て、しかも可愛い五月はたちまちクラスの人気者となる。ある日、五月はコロ助をいじめているブタゴリラを見つけ、いとも簡単に投げ飛ばてしまう。このままではおさまらないブタゴリラは、勝利をかけて再度五月に挑戦状をたたきつける。 215. 勉三さん変身! 涙で食べる最後の晩さん 学生服しか着ない勉三さんがある日突然豹変した!サングラスに、派手なだけで趣味の悪い服装に、周囲は唖然。突然の変化には理由があった。留学先から友紀が帰国するのだ。空港に迎えに行き、イメージチェンジした自分を見せて驚かすのだという。一方、勉三さんとメガネ店に行ったコロ助が軽い老眼だと判明する。 216. 八百八ピンチ! テケテケテンで自己紹介 見覚えのない奥さんから、「おひさしぶり」と挨拶された熊八。しかし、知らないと言えない熊八は、適当に話を合わせ、配達の注文を受けてしまう。その奥さんとにこやかに話していた母ちゃんに、後で配達先を聞くと「おまえさんの知り合いだろ?」と言われてしまう。配達先の分からない注文を受けてしまい、八百八はパニックになってしまう。 217. 定年記念物!? しあわせの黄色いウサギ ブタゴリラが見つけた、迷子の黄色いウサギ。自分の家で動物を飼えないブタゴリラは、「幸せを呼ぶ幸運のウサギ」だと言って、コロ助に押しつける。コロ助がウサギを連れ帰ると、ママが懸賞に当選したり、パパがパチンコで大当たりしたりと、次々と幸運な出来事が起きる。しかし、そのウサギの飼い主が見つかり、ウサギを返しに行くことになったのだが……。 218. 八百八のCM! アドバルーンで大売出し 大売り出しと書かれたアドバルーンが、どこかから飛ばされて来て、八百八の屋根に引っかかった。警察からも「持ち主が見つかるまで、そのままにしておいて欲しい」と言われ、せっかくだからと、八百八では本当に大売り出しを始める。ところが、そのアドバルーンを留めていたヒモが外れてしまい、コロ助がアドバルーンと一緒に飛ばされてしまう。 219. 恐怖体験! ワープロからお化けが出た~ トンガリのワープロを見て、ワープロが欲しくなったコロ助。しかし、お金のないコロ助は、勉三さんにアルバイトを紹介してもらうことにする。遊園地でのアルバイトだと聞き、大喜びのコロ助だったが、コロ助の担当はお化け屋敷の一つ目小僧だった。しかも、アルバイトのことを知らない英一たちが、今度の日曜日にその遊園地に遊びに行くことになっていた。 220. 御用だ! 八百八に江戸時代のドロボーが 八百八の名物にもなっている、お金を入れるための竹ザルが盗まれた。そのザルは20年前に死んだ、房総の竹細工の名人に作ってもらった由緒あるザルで、ザルが無くなったことで、熊八はすっかり元気をなくし、店をたたむと言い始める。熊八に元気になってもらおうと思ったみんなは、“航時機”を使って20年前に行き、もう一度名人にザルを作ってもらおうとする。 221. 野菜か相撲か!? ブタゴリラの血統書 ブタゴリラの家に相撲部屋からスカウトがやって来た!? しかし、八百八の跡を継ぐと決めているブタゴリラは、返事に迷っていた。ブタゴリラが相撲取りになって成功するかどうか調べようと、英一は“血統乾板”という道具を作る。血統乾板は、同じような才能を持った先祖の顔が写るという道具で、そこに写っていたのは、いかにも相撲取りという感じの人だった。 222. 焼き方はミデアム? 世紀の貴婦人登場! 勉三さんが預かったネコのパトリシア。パトリシアはステーキと新鮮な野菜しか食べないという、超ぜいたくなネコだった。昨日、間違えて古いレタスを売り、パトリシアに拒絶されたブタゴリラは、今度は新鮮なサラダを用意し、名誉挽回をはかろうとする。最初はおいしそうにサラダを食べていたパトリシアだが、突然バッタリと倒れ、呼吸が止まってしまう!? 223. ブタゴリラショック! 母ちゃん面会謝絶 いつも元気なはずのブタゴリラが、めずらしく落ち込んでいた。実は今朝、ブタゴリラの母ちゃんが突然倒れたらしいのだ。しかも、あと1ヶ月の命だと話している両親の会話を聞いてしまう……。母ちゃんの命が、あと1ヶ月だなんて!? あまりの出来事にショックを受けたブタゴリラは、英一に何とかして欲しいと、お願いに来る。 224. 夏休み先取り!! 家出トリオの城下町 イギリスにホームステイすることになったトンガリ。ところが出発直前になって、急にホームステイが延期になってしまう。今さら、ホームステイが取り止めになったと言えないトンガリは、家を飛び出してしまう。一方、コロ助も、ブタゴリラに「むだ飯ぐらいの居候」と言われて、落ち込んでいた。まったく同じ気分の2人は、一緒に家出をすることにする。 225. 海水浴の(マル秘)ポイント!江戸時代の百丈島 百丈島へ海水浴にやって来た英一達。来てみてビックリ大混雑!こんなこともあろうかと、英一は如意光で小さくして持って来た航時機で、江戸時代の百丈島へ行ってみようと提案する。そこで出会った漁師の親子は、悪い網元に苦しめられているのだが、英一は島に伝わる、ある伝説を利用して彼らを救うことを思いつく。 226. 学校怪談!! パートの幽霊は昼間出る? 夏休みの登校日を間違えたブタゴリラが学校で聞いたのは、ピアノの音だった。しかし音楽室には誰もいない。さては幽霊!?はじめはブタゴリラの話を信じなかった英一達だが、勉三がその『夏休みに出る給食のおばさんの幽霊』の噂を知っていたことから、発明品『幽霊香』を使って確かめることになる。 227. 近所のフン!? イチゴ平野でひとり旅! 新潟行きの高速バスに乗り、ひとりで妙子の家に行ったブタゴリラ。無事に着かないのではというコロ助達の予想通り、ひとつ手前の停留所で降りてしまう。徒歩で次の停留所に向かうブタゴリラを、親切な夫婦が車に乗せてくれた。喜ぶブタゴリラだったが、実はこの夫婦、1億円強奪で逃走中の犯人だったのだ。危うし、ブタゴリラ! 228. 夏のスクープ!勉三さんに赤ちゃんが? 勉三が赤ちゃんをあやしているのを見たコロ助はビックリ!実は田舎の友人が盲腸で入院している間、預かっているのだという。名前は『勉三郎』。昔、沼でおぼれたこの友人を勉三が助けたことで恩人と慕われ、自分の子供に名付けたのだ。ある日、コロ助と勉三郎がいなくなる。無事見つかったのはコロ助だけ。勉三郎はどこへ・・・。 229. そんなバカな!! 72歳のイジメッ子? コロ助が大泣きしながら帰って来た。公園で見知らぬおじいさんにおやつのポテトチップスを取られたという。72歳のこの老人、ガキ大将を探しているという。トンガリからブタゴリラを教えられたおじいさんは八百八を訪ね、『元気のいい子分を集めてほしい』と頼み込む。派手なことをするのが目的だというが、それは一体なに? 230. 犯人は誰だ!! ブタゴリラ0点漂流記 新潟の妙子から手紙が来た。内容を読んだブタゴリラはビックリ!海で遊ばせていた犬が瓶をくわえて戻って来たが、その中に入っていたのはブタゴリラの0点のテストだったというのだ。こんなことをするのはトンガリに違いないと決めつけるブタゴリラ。ところが犯人はトンガリではなかった。では真犯人は一体だれ? 231. SOS! 秋の大江戸セップクツアー!? 授業で江戸の生活がわかる博物館を訪れた英一達。博物館が苦手なブタゴリラは、トンガリを無理矢理誘い仮病を使って抜け出すが、罰として皆より感想文を多く書かされるはめに。ほとんど展示物を見ていないトンガリは、英一に頼み航時機で本物の江戸時代へ飛ぶ。発明品『家人小判』で武士の家に潜入出来たみよ子達だが・・・? 232. 今年こそなるナリ!! 運動会の星!? 運動会で綱引きをやることになった英一。一番張り切っているのは例によってブタゴリラ。特訓するものの、隣のクラスが強敵だ。そんな時、五月が横浜にいるということがわかり、綱引きの助っ人に来られることになる。大喜びのブタゴリラ達。ところが急な追加公演が決まり、五月が出られなくなってしまう・・・。 233. ブタゴリラ探偵団!餌はトラック一台分 ある日、八百八を訪れた謎の客。彼は店の野菜全部を買い占めに来たのだ。熊八が同業者に確かめると、あらゆる店に現れ、同じように野菜全部を買って行くという。ブタゴリラは、彼が恐竜を飼っているのでは?と推理し、彼がまだ来ていない唯一の店・五月の叔母の家にコロ助を見張りに行かせる。そんな時、店に例の男が現れた! 234. オデンション?お役者仮面で大スター! 田舎の母に何度電話してもつながらないのを心配していた勉三。そんな時、『花丸一座』のオーディションを見学に行った英一達はビックリ!なんと、母・ヨネがいた。勉三には内緒だという。一方、バイト代が入った勉三は、皆を花丸一座の公演に招待してくれることに。このままでは、ヨネが舞台に出ているのがバレてしまう!? 235. トンガリ改造!ママ~なんて言わない! 学校の懇談会で先生から『過保護』を注意されたトンガリのママ。一度は憤慨したものの、近所の子供達まで息子をバカにしているのを目撃し大ショック!このままではトンガリがだめになる、と心を鬼にして、八百八で鍛え直してもらおうと決心する。しかしそう簡単にはマザコンは直らない。そこで英一は『自信満々鏡』を発明する。 236. おでん異変!チャック付きのガンモドキ 学園祭でおでん屋の模擬店をやることになった勉三。味見をした木手一家は、その不味さに閉口する。ママが作り方を教え味の方は解決したが、問題は売り子の勉三だ。おまけにライバルのボート部のエースはハンサムで、出し物が同じときたら、勉三に勝ち目はない。そこで英一は『からくり料理人』に店を手伝わせることにする。 237. テイセイ教育委員会!学問のスルメ 今日は授業参観日。来ていないのは英一のママだけだ。コロ助に聞くとオシャレして出掛けたという。参観日をすっぽかされた英一は大むくれ。一方ブタゴリラも先生に指され、いつもの言い間違いをして熊八に叱られたのが原因で家出する。はずみで航時機に乗った英一・ブタゴリラ・コロ助が着いたのは、英一が赤ちゃんの時代だった。 238. 忘れ競争!ミョウガVS逆境タイマツ 真っ青な顔をして八百八に現れた勉三。店にあるミョウガを全部買うという。ミョウガを食べると忘れっぽくなると言われていることから、どうやら何かあったらしい。取引先との打ち合わせでホテルに行ったパパから、友紀がブライダルコーナーに勉三とは別の男性といるところを見たと聞いた英一。忘れたいのは友紀の事だったのだ。 239. 怒り爆発!ブタゴリラ酸っぱい戦争 ブタゴリラに内緒でみかん狩りに出掛けた英一・トンガリ・みよ子にコロ助。いつもいじめられているトンガリとコロ助は、ブタゴリラがいない平和を満喫する。ところがいざ農園に着いてびっくり!ブタゴリラがいたのだ!ところが彼の様子がおかしい。とても親切な上、農園の人から『おさむ』と呼ばれている。どうやら別人? 240. クマダも参加?車と列車のスキー旅行! スキーに行くのに車か新幹線かで大モメの英一達。行き先が勉三の田舎ということもあり、こうなったらどちらの方法が早く着くか、ゲームをしようと��うことになる。新幹線がトンガリとみよ子、車が英一・���ロ助・ブタゴリラ・勉三だ。途中までは快調に進んだ両チームだったが、峠を越える地点で車チームに災難が・・・。 241. トンガリ奮闘記!汗と涙のデート作戦! デレデレした顔で英一を訪ねてきトンガリ。差し出されたのは五月からの手紙だった。次の日曜日にデートをしようというのだ。ところがその日は、ブタゴリラとのスケートの約束がある。当然五月とのデートを選びたいトンガリは、なんとかブタゴリラを怒らせないで断る方法はないかと英一に相談する。 242. ブタゴリラの総決算!お騒がせ大全集! 年末。夜、トイレに起きたブタゴリラは、「景気が悪く赤字で借金取りが来たら年を越せない」と両親が話しているのを聞いてしまう。そこで英一は、借金取りが来ても姿が見えなくなる『夜逃げ電球』を発明する。そんな時、英一のパパとみよ子は、八百八の看板が別の店の名前に掛けかえられる現場を目撃する・・・! 243. 5年1組 熊田薫!今年の抱負は良い豆腐 今年の抱負をテーマに作文を書くところを、『豆腐』と間違えたブタゴリラ。その件が小百合にバレて大目玉。英一とコロ助を伴い航時機で江戸時代に向かう。そこで出会ったのはからくり師の息子・利吉だった。父が殿様を怒らせ、このままでは張り付けの刑だという。そこで英一は、発明を生かし彼の父を助けることを思いつく。 244. 歴史を守れ!牛若五月と弁慶の泣き所! トンガリが英一を訪ねて来た。相談の内容は、五月が次の公演で牛若丸を演じることになったのだが、役作りをする上でどうしてもイメージが浮かばない。そこで航時機で平安時代に行き、本物の牛若丸に会いたいというのだ。さらに弁慶と戦う場面にも遭遇したいという。その希望を叶えようと、英一は1172年に飛ぶ。 245. 雪山参加!? ブタゴリラ救助隊出動!! ニュースを見ていた英一とコロ助はビックリ!谷神岳で勉三と後輩が遭難したというのだ。ところが本人が現れ二度ビックリ。宿の人に黙って宿泊代を取りに帰ってきているうちに、誰かが勉三達の名前を語り、実は遭難したのはその二人らしい。ブタゴリラはそれが熊八だと直感し、英一達と潜地球で現地に向かう。 246. 節分グッズ!だまって飲めば鬼になる! 緑幼稚園の園長さんから豆まきの鬼の役をやって欲しいと頼まれたブタゴリラ。英一やトンガリもブタゴリラに幼稚園時代の弱みを握られている手前、渋々承諾。その話を聞いたコロ助は、自分も鬼になりたいと言いだし、英一は『鬼面丸』を発明する。ところが使い方を誤ってしまったために、コロ助に大異変が起こってしまう! 247. コロ助の妹登場?八百八のおちゃっぴい 怠けグセがついてしまったコロ助。寝坊はする、ママの手伝いはしない、一日中ゴロゴロするようになったコロ助のライバル心を芽生えさせようと、英一が作ったのが『おちゃっぴい』だ。働き者で可愛いおちゃっぴいは、皆に褒められ可愛がられる。そんなおちゃっぴいのうわさを聞いたブタゴリラは、八百八の手伝いをさせることに。 248. ブタゴリラ恐怖!!!Faxされたテスト 八百八にファックスが入った。試用期間を経て両親が気に入れば購入するという。両親は学校から直接ブタゴリラの答案用紙を送ってもらえると考えニンマリ。それを聞いたブタゴリラは大慌て!何とか機械を買わないようになる発明を頼むが、その矢先、新潟の妙子からファックスが送られて来る。便利さ・不便さ、どちらを取る? 249. 24回払い? 戦国時代のコンテスト!! 勉三が24回払いでカメラを買った。『小夜姫コンテスト』に応募するためだという。戦国時代、敵に攻められた高尾城と運命を共にしたという。モデルを探す勉三にブタゴリラは航時機でその時代に飛び、本人を撮ればいいと提案する。気の進まない英一だったが、一同の熱意に負けて旅立つことになる。 250. レンズ騒動!秘密のコロッケは涙入り? 勉三のアルバイト先で買ったコロッケの中に、コンタクトレンズが紛れ込んでいた。どうやら持ち主は勉三らしい。最近、トレードマークのメガネをコンタクトレンズに変えたのだ。ところがメガネの顔を見慣れている人達は、勉三の顔を見る度に吹き出しそうになるのをこらえるのに必死。そこで英一は『嫌悪鏡』を発明する。 251. ブタゴリラ真っ青!野菜が肉に負けた! 肉屋の息子の上級生に野菜をバカにされてケンカになり、こてんぱんにやられてしまったブタゴリラ。大好きな野菜をバカにされ、悔し涙が止まらない。その日から一切肉を口にしなくなってしまうが、それだけではおさまらず、クラス全員の給食からも肉を取り除いてしまう。困った英一は『反面鏡師』を発明する。 252. ボクがいない!! 三十年後の同窓会!? トンガリの家でシュミレーションゲームをやっていたコロ助。皆が出世しているのに英一だけが落ちぶれると出て面白くない。このゲームでは、ブタゴリラの妻となっていたと知らされたみよ子は憤慨。こうなったら自分の目で確かめる!内緒で航時機を使うことに不安なコロ助を誘い未来へ飛ぶが、着いた時代は戦争中だった・・・。 253. 女子プロ真っ青!八百八のお手伝いさん トンガリの家にお手伝いさん・小早川文子がやって来た。写真とは別人の大柄で力持ち!圧倒されるトンガリとママ。ある日、文子は八百八に買い物に出掛けるが、ブタゴリラの自転車に乗っていたことから泥棒と間違われ、熊八を投げ飛ばしてしまう。腰を傷めて動けなくなってしまった熊八が治るまで、八百八で働くことになる。 254. 保存版!日本全国つぶれそうな店特集? 八百八がテレビの取材を受けることになった!放送日までの間、考えつく全ての知り合いに連絡しまくる熊田一家。ところが番組のテーマを知ったトンガリは愕然!なんと『つぶれそうな店特集』だったのだ!英一に泣きつき発明を懇願するが、放映は止められない。そしていよいよ、放送当日となってしまう・・・! 255. みよちゃんのBF!? ライオンがノック 動物園に遊びに行った英一達。ライオンバスに乗るが、一頭だけ群れから離れて寂しそうなライオンがいた。バスに気付くとそのライオンが追って来る。どうやらみよ子を知っているようだ。ライオンの話を聞こうと、再び動物園を訪れた英一達は、コロ助に『真っ黒衣』を着せるが、はずみでコロ助がバスから落ちてしまう! 256. コロ助降参!オネショの作り方!? 佐々木先生の奥さんが入院した。その間、先生の息子・和馬を交代で面倒を見ることにしたクラスのみんな。そんなある朝、妙な感覚で目が覚めたコロ助は、オネショをしてしまったことに気付く。しかも一緒に寝ていた和馬に見られてしまった。家来になれば黙っていてくれると言う。だが、次に面倒を見ていたみよ子にも災難が! 257. 熊田グー!! 八百八一家の夢の別荘!? ブタゴリラに内緒で別荘購入の計画を立てていた両親は、遂に念願が叶った。胸を躍らせ勉三に案内された家を見て愕然。あまりにも古いのだ。既に英一達を招待してしまったブタゴリラ。なんとかこの場を切り抜けようと必死になるが、そこへ勉三の母が現れる。全て任せろと自信満々の彼女のアイデアとは一体なに!? 258. 出場禁止!? 運動オンチは誰の遺伝!! 英一の苦手な運動会。よりによってリレーのアンカーに選ばれてしまう。結果、予想通り英一の失敗で最下位に。それがきっかけで両親は、英一の運動オンチがどちらの遺伝かとケンカになってしまう。ママの運動神経の良さはすぐに証明されたが、パパはうまくいかない。そこで英一とコロ助は、中学時代のパパを見に行くことに。 259. 24時間営業!八百八の朝まで生野菜! ある朝、八百八が24時間営業になるという広告が入る。店内にツバメが巣を作ったので、ヒナが巣立つまで続けるという。熊田一家の体を心配した勉三とコロ助は、夜中の店番をかって出る。ところが近所で強盗騒ぎが起こり、狙われないのは八百八の恥と、おかしなプライドをかざすブタゴリラ。そんな時、夜中の八百八に怪しい人物が現れる! 260. コロ助のペット!ひらがなのかおる!? 八百八から届いた野菜の中にカタツムリを見つけたコロ助は大喜び!早速名前を付けて飼うことにする。ある日、パパがエスカルゴをお土産に帰宅するが、それがカタツムリと知ったコロ助は仰天する。同じ頃、カタツムリの『かおる』が行方不明に。エスカルゴでショックを受けたと思ったコロ助は、如意光で自分を小さくし捜索開始! 261. コロ助の逆襲!八百八侍を成敗するナリ 夢の中ではいつも悪役だとブタゴリラにバカにされたコロ助。今度は自分でブタゴリラが悪役の夢を見ようと頑張るがうまくいかない。そこで英一に頼み『からくり獏と夢変更鏡』を発明してもらう。他人の見ている夢を知ることが出来る上、自在に変えることも可能なこの機械。やっと眠ったブタゴリラの夢の中に入ったコロ助は!? 262. 海のメロン!? ブタゴリラ涙の航海記! 千葉へ潮干狩りに出掛けた英一達。往きのフェリーにリュックを忘れたブタゴリラは、無理やりコロ助を連れて引き返す。五月の劇団がこの街に来ていると知ったブタゴリラは、訪ねてみようと思い立つ。留守中にブタゴリラが来たと知った五月はガッカリ。ところがトンガリは真っ青!塾の試験と嘘をつき、五月に会いに来ていたのだ! 263. めざせ北海道!西から来た赤いモグラ? 八百八にネズミが住み着き、野菜が食い荒らされた。困ったブタゴリラは、英一に駆除する物の発明を依頼する。出来上がった『鼠笛』は効果てきめん!実はこの笛、地中のモグラにも聞こえる音色を出していた。北海道へ行くのが夢だった大阪のモグラは、途中で関東のモグラに攻撃され、ケガをするがコロ助に助けられる。モグラの夢は叶うのか? 264. 日米友好! コブタ対トウモロコシ!? 妙子の元にホームステイにやって来たアメリカ人・ニックの存在を知ったブタゴリラは落ち着かない。彼とうまく話せるように妙子は英一に発明を依頼する。出来上がった『通詞器』を送ろうとする英一からそれを奪い、直接新潟へ向かうブタゴリラ。ところが、日本の生活を知るには八百八が一番と薦められたニックと行き違いになる。 265. ブタゴリラ絶叫!夏休み地獄の大脱走! 夏休みに入ってからというもの、ブタゴリラの姿が見えない。両親に尋ねてもどうも様子がおかしい。トンガリはブタゴリラの悪い夢を見てうなされ、その後、英一宅にも本人から助けを求める電話がかかる。何かの事件に巻き込まれたのではと、八百八からもらったお土産をヒントに、英一達はブタゴリラを探しに行くことにする。 266. 泳ぐ宝石? びっくりザイバツの若さま! 勉三が大財閥の運転手として雇われた。高級外車から降り立ったのはその孫・景正。恐ろしいほど生意気な彼だったが、なぜかコロ助を気に入り家に招待する。帰りに高価な錦鯉をもらうが、池のない木手家では飼えない。そこでトンガリに預かってもらうことになるが、翌日、その鯉が忽然と姿を消してしまう・・・! 267. 夏休み偉人伝!銅像になったブタゴリラ ハイキングに出掛けた木手一家。山奥の、今は廃校になった学校に辿りつくが、そこで姿は二宮尊徳・顔はブタゴリラにそっくりな銅像を見つける。写真を見たブタゴリラと両親は、早速実物を見ようとコロ助を案内役に、出掛けることにする。ところが現地に着くと、肝心の銅像が消えていた!慌てるコロ助。一体、銅像はどこに!? 268. 夏の名作! ブタゴリラの竹の子くらべ? コンビニでブタゴリラに会ったコロ助。熊八に頼まれ、コピーをとりに来たという。すると、コピー機に夏休みの宿題、読書感想文が書かれたノートが忘れられていた。早速写させてもらおうと持ち帰るブタゴリラ。その頃、トンガリは慌てふためいていた。実はそのノートは、トンガリが他校の女の子・浅野めぐみから借りた物だった。 269. 北の国から贈り物!五月と花子初共演! ブタゴリラや英一達には内緒で北海道へ五月を訪ねたトンガリとママ。五月は、トンガリに大事にしている子牛の花子を紹介する。劇団の仕事をしていて転校の多い五月にとって、花子は北海道で出来た唯一の友達だという。なんとか五月が花子と一緒にいられるように考えるトンガリ。そこへ亀甲船に乗ったブタゴリラ達が現れる。 270. 衝撃告白! 勉三さんはツンツルテン!? 勉三の部屋を覗いたコロ助はビックリ!なんと勉三の髪の毛がなかった!誰にも言わないと心に決めるコロ助。そんな時、熊八が皆をプールに連れて行ってくれることになる。偶然そこに勉三とゆきがいた。無理矢理ウォータースライダーに乗せられてしまう勉三。このままでは勉三がカツラだとバレてしまう!どうする、コロ助!! 271. 新事実! タイタニック号の名犬バロン! 航時機の整備中に先生とブタゴリラ・トンガリが訪ねて来る。見つかっては大変!と、整備途中で発進した航時機が着いたのは、なんと1912年・航海中の豪華客船・タイタニック号の船内だった。慌てて現代に戻る英一だったが、客船に乗っていた犬・バロンも連れて来てしまう。この客船が間もなく沈没すると知らされた英一は・・・。 272. サスペンス! アメリカ土産は恐怖が一杯 妙子がアメリカ留学から帰国した。お土産を渡そうとトランクを開けてビックリ!札束と拳銃が入っていたのだ!空港で取り違えられたらしい。その頃、新潟の妙子の家や英一宅に怪しい電話がかかっていた。何かの大きな事件に巻き込まれたのか?このままでは危ないと、熊田家と英一達は妙子をかくまうことにする。 273. 消えたブタゴリラ!イモより怖い神隠し 学校行事でイモ掘りに出掛けた英一達。ところがいつもの元気がないブタゴリラ。心配した先生は、トンガリに送らせるが、途中でブタゴリラの姿が見えなくなってしまう。この辺りでは子供が突然姿消してしまう『神隠し』の伝説があるという。必死で探す英一達。実はブタゴリラは、山に残っていた古井戸に落ちてしまったのだ。 274. とんだアップル? みよちゃん初恋物語 最近、みよ子の様子がおかしい。心ここにあらず、の雰囲気で、どうやら好きな人が出来たらしい。その相手は自分かも知れないと浮かれるブタゴリラやトンガリだが英一は気が気でない。みよ子の心に誰がいるのか知るために、『恋念写』を発明するが、そこに写ったのはなんと、担任の佐々木先生だった・・・! 275. 謎のスイカ爆弾! 伝説のボウラー熊八? あまりにも悪いテストの答案用紙を裏庭で燃やしてしまおうと考えたブタゴリラ。穴を掘っているとなにやら丸い物体が現れた。英一達を呼んでおそるおそる洗ってみるとそれはスイカの模様をした爆弾のようだ。驚く一同だったが、英一はその物体に3つの穴があいているのを見つける。ボウリングのボール?なぜ八百八の裏庭に? 276. ついに発見! マツタケいっぱい石器時代 秋。熊八は1本1万円のマツタケを3本も仕入れてしまい、小百合と大ゲンカ。はずみで小百合がマツタケの上に尻もちをつき、哀れなマツタケは紙のようにペッシャンコ。ケンカの理由を知ったブタゴリラは、航時機でマツタケが山ほど採れた時代に行こうと英一とコロ助を誘うが、航時機の不備で石器時代に着いてしまう・・・! 277. ギネス珍記録!? 一日だけのクラス委員 佐々木先生が6年生の旅行に付きそうことになり、その3日間臨時のクラス委員に任命されたブタゴリラ。早朝からクラス全員をマラソン・ラジオ体操に招集し一同ゲンナリ。こんなに早く起こすのはかわいそうとコロ助を思いやった英一の気持ちが裏目に出て、コロ助は遠足と勘違い。6年生のバスに乗り込んでしまう。 278. 人気バク発! お面になったコロ助ナリ お祭りに出掛けたブタゴリラとトンガリは、屋台でコロ助そっくりなお面を見つけ大笑い。人気がなく3つのうち一つしか売れないという。そのひとつを買ったのが勉三の母だった。送られて来たお面『アンコロモチベエ』を見て、誰が作ったのか知りたくなった英一は『能面寒天』を発明する。そこに浮かび上がったのはどんな顔? 279. ゲージツ祭参加? 愛の星降るすずらん峠 トンガリが五月の為に脚本を書いた。花丸一座で演じてもらうという。皆にふれまわるだけふれまわったものの、肝心の五月から返事が来ない。そんな時、みよ子に五月から電話が。トンガリの脚本があっさり不採用になってしまったことを伝えられずに困っているという。ひょんなことからそれを知ってしまったトンガリは・・・。 280. 大安吉日! カボチャカボチャの結婚式 熊八が結婚式の媒酌人を引き受けた。英一達を集めスピーチの練習を始めるが、緊張のあまり、まるでうまくいかない。今更断るわけにもいかず、ブタゴリラは佐々木先生に頼み、熊八そっくりに変装してもらい、当日替え玉をやってもらう約束を取りつける。一方英一は、熊八のために『唐茄子鏡』を発明する。 281. 勉三さん受難!学園祭はケツバット? 勉三の母・ヨネが上京した。勉三の大学生活を覗こうと、コロ助と共に学園祭中の大学に出掛けることになる。コロ助が勉三の居所を屋台の女学生に尋ねると、なんと夏休み前に辞めたという。これがバレたら大変!と英一は故郷が懐かしくなる『望郷独楽』を発明する。ところがヨネは、「帰る前に大学に行く」と言い出してしまう。 282. 謎の物体! ノックを返す八百八カボチャ 冬至にちなんで八百八はカボチャの大安売り。ブタゴリラがいいカボチャを判別しようと軽く叩くとなんとカボチャもポンポンポン!中に何かいるのでは、と大騒ぎになるが、その場にトンガリのママがいたから、さあ、大変!たちまち町中に『八百八の呪われたカボチャ』の話が広まってしまう。一体誰が作ってどこで採れたのか? 283. 新春冒険! みかん長者の書き初め!? お正月。トンガリ家に招待された英一達。そこで見せられたのは、武田信玄直筆の掛け軸だった。自慢し通しの一家に向かって「うちにあるのは紀伊国屋文左衛門だ」と豪語するブタゴリラ。本当はそんなものなどなく、実は航時機で江戸時代に行き、本人に書いてもらうつもりだという。そして着いたのは船の中だった。 284. はやまるな! コロ助駆け落ち成人式!? コロ助に成人式の案内状が届いた。何とかうまい具合に式典にもぐりこむことに成功する。市役所のきれいなお姉さんから記念品をもらうが、中身は期待外れの国語辞典。『いつも持っていると��っと貴方のためになる』と言われたコロ助は肌身離さず持ち歩く。ところがそれを見た熊八から諺を教えられ、それを叫びながら練り歩き・・・。 285. ご近所捜査網! 怪盗はトンガリのママ? 勉三のバイト・アンテナの取り付けを手伝って屋根にいたコロ助は、近所の家で洋服や宝石をトランク一杯に詰め込んで踊っているトンガリのママを目撃する。その直後、パトカーがやって来て大騒ぎ。コロ助が見た家に空き巣が入ったという。捜査中の刑事は、ブタゴリラが電話で話している内容からトンガリのママに目をつける。 286. 真冬の怪談? 雪女のおんがえし!! 新潟の妙子の家に遊びに行った英一達。その夜、外からか細い女性の声がした。恐る恐る戸を開けると、スキーウェア姿の女性が倒れていた。天狗平から来たという彼女は翌朝、雪女と記し『自分を助けたことは内緒にして』と書き置きを残して姿を消す。その後みんなは天狗平へスキーに出掛けるが、ブタゴリラとトンガリが行方不明に。 287. 国際親善? スカートをはいたブタゴリラ ブタゴリラとトンガリが賭けをした。負けたブタゴリラが町内一周していると、そのスカートを懐かしがる外国人に抱きつかれる。勉三の友達だという彼・リチャードは喋り方も勉三そっくり。アパートを追い出されたリチャードは八百八に下宿することになるが、ある日、トンガリが新聞片手に血相を変えて飛んでくる。 288. 大激怒! カラスと八百八大戦争 まぐれでホームラン級のヒットを打った英一。ところがそのボールがカラスの巣に入ってしまう。かまわず巣ごと落とすブタゴリラ。戻った白いカラスは大激怒!ブタゴリラや英一、トンガリの家までつけ回し、その数は増える一方だ。復讐に燃える白カラスは、遂にブタゴリラの家を発見!大群が押し寄せ、店が襲われてしまう! 289. キテレツ異変! 年上美人にモッテモテ? みよ子が英一のママに編み物を教えてもらっているのを見たコロ助は大はしゃぎ!型紙に『K』のイニシャル入りだという。英一は照れながらも嬉しくて仕方がない。ところが、ブタゴリラから「みよ子が自分の寸法を測りに来た」と聞いた英一は大ショック!なんとか英一を元気づけようと、コロ助は勉三に相談するが・・・。 290. 夢は大金持ち! ���ざせケン玉世界一 学校に『ケン玉はっちゃん』を探しているという老人・奈良太平が現れる。『八』のつく名前から、それは熊八だということがわかる。太平は近々開催される『ケン玉ワールドチャンピオン大会』に熊八の息子を出したいというのだ。2ヶ月預かれば優勝間違いないという話が、なぜか『養子に出される』とブタゴリラは勘違い・・・。 291. びっくり京都! あぶない天狗あらわる? パパが仕事で京都へ行くのに便乗した英一。後から『天狗の抜け穴』で来ればいいと言われたものの、置いていかれたコロ助はすねっぱなし。その夜、用意していたおいた『天狗の抜け穴』が何者かに盗まれてしまう。犯人はブタゴリラだったのだが、英一が天狗寺に抜け穴を貼ったことからとんでもないことが起こってしまう! 292. 時を越えたライバル? モーレツ斉登場! テレビ番組『あなたが日本一!』の予選を通過したコロ助。いよいよ本番の日、強敵をものともせず見事優勝!!大喜びの英一達の目の前に猛烈一が現れる。ロボットのコロ助には優勝の資格がないという。どうやら彼の先祖は奇天烈斎を相当恨んでいたらしい。一体何があったのか?英一とコロ助は航時機で確かめに行くことに。 293. 未来で目撃! コロ助お嫁さんとチュー? 英一の学校で『将来の夢』を作文に書くという課題が出された。その話を聞いたコロ助は、「自分はいつまでも子供のままだ」と落ち込んでしまう。将来を見るまでは安心できないというコロ助。皆は何とか元気を取り戻させようと、まるで未来都市のような街・多摩ニュータウンを舞台に一芝居うつことにする。 294. 妙子遭難! トラに食べられそうなんです 黒馬岳に山菜採りに出掛けた妙子親子が遭難した!テレビのニュースでそれを知った英一達は、潜地球で現地へ向かう。報道によると、飼われていたトラが逃げ出し、今も行方不明だという。もし黒馬岳で生存していたら・・・。不安は的中し、トラに遭遇した英一とコロ助。必死で逃げる途中、コロ助だけがトラに連れ去られてしまう! 295. 心は別人? みよ子が五月で五月がコロ助 舞台の本番中、足を骨折してしまった五月。主役の五月目当てで来ていた観客は日ごとに減る一方だ。このままでは興行がピンチに!そこで五月はみよ子に自分の代役を頼むことにする。五月の立ち回りが全くわからないみよ子のために、英一は『遊魂帽』を発明。五月の魂を乗り移らせ、舞台に立たせることにする。 296. ベンが初恋?アイドル犬とご対メーン ベンがドッグフードのCMに出ているゴールデンレトリバーを好きになったようだ。恋煩いで3日も餌を食べない有様。そんなベンに朗報が!CM制作にトンガリのパパが関わっていたことから、その犬・シンシアに会えることになったのだ。ところが夢が叶ったはずなのにベンの様子がおかしい。まさか、恋の相手が違うのか? 297. (秘)ブタゴリラのアロエビックリ大作戦! ブタゴリラの様子がおかしい。遊びに誘っても断り続け、学校からも早々と帰ってしまう。その話を聞いたコロ助は、『真っ黒衣』で姿を消し、ブタゴリラの後をつけることに。すると、着いた場所はフィットネスクラブだった!部屋を出る途中で真っ黒衣が脱げ、侵入したのがバレた上、口止めにやらされることになったのは・・・? 298. ジュラシックパニック! 虫歯の恐竜発見 恐竜キャラメルのおまけを集めているコロ助を喜ばせようと、箱の中にある一番リアルな恐竜を如意光で大きくした英一はビックリ!なんとそれは本物だった。以前、航時機で紀元前に行った時、卵がくっついて現代に帰って来てしまったようだ。英一に内緒で『りゅうた』と名付けて可愛がっていたコロ助だったが・・・。 299. 何かようかい!雨降り小僧ケヤキの祟り 雨の日に3丁目の樹齢200年になるケヤキの大木にお化けが出ると噂が立つ。その名も『雨降り小僧』。ある日、トンガリを探しに家を飛び出したママが雨降り小僧に遭遇し、それ以来、ケヤキが乗り移ってしまう。ママを助けて!とトンガリに泣きつかれた英一は、新回古鏡を使い、雨降り小僧の正体を探ることにする。 300. 禁断の料理? ファラオの呪いで大ピンチ 勉三に4000年前の種で育てたエンドウ豆を見せてもらった英一達。食べようとしたブタゴリラをファラオの呪いは恐ろしいと諭す勉三。ところがいつの間にか豆を失敬し、夕飯に食べてしまったブタゴリラリは、その夜から高熱にうなされてしまう。呪いを解くために英一達は、航時機で古代エジプトへ飛ぶが・・・。 301. 八百八崩壊? コスプレナイター中継! 新鮮さが自慢の八百八の野菜がしなびている。これには理由があった。熊八がイーグルスの私設応援団長に夢中で、仕入れがおざなりになっているのだ。腹を立てた小百合は家出をするが、団長を辞められない熊八は、変装して応援に出掛ける。それをテレビで観た小百合の怒りは最高潮!熊八に対抗しようと、ある作戦に臨む・・! 302. 夏休み直前! まだまにあう通信簿対策 いよいよ待ちに待った夏休み!ところがブタゴリラは気が重い。通信簿がこわいのだ。実は英一も今学期の成績に自信がないことから『御機嫌水』を発明していた。これを通信簿に吹きかけておくと、怒られずにすむのだ。大喜びのブタゴリラ。ところが、ひょんなことからそれがトンガリのママに渡ってしまい・・・!! 303. どーして? ボクたち臨時の八百八屋さん 八百八一家が東北へ家族旅行に出掛けた。ところがトンガリに「鍵をかけ忘れたので確認してくれ」とブタゴリラから電話が。やむなく今夜は熊田家に泊まることになる。翌朝、野菜を卸している農家・清水がやって来た。旅行の件を連絡し忘れた為、いつも通りに野菜を持ってきてしまったのだ。急遽、皆でこの野菜を売る羽目に・・・! 304. 真実をあばけ! 夏のみちのくミステリー 旅行中、店の手伝いをしてくれたお礼に、英一達をブタゴリラのいる勉三の田舎へ招待してくれた熊田夫妻。そんな時、村では30年振りの泥棒騒ぎが起こっていた。泥棒などいないと信じる村人達は、都会から来たブタゴリラを疑っていた。盗まれたのが小銭ばかりと聞き、英一はある考えを胸に山へ向かう。 305. 霊界探検! みんなであの世へ行きました ボート遊びをしていたトンガリが誤って湖に落ちてしまった。一面花でいっぱいのきれいな場所。川の向こうから呼んでいるのはトンガリの祖母だった。どうやら臨死体験をしたらしい。そんなある日、両親と墓参りに出掛けたブタゴリラは、墓石に現れた不思議な光に吸い込まれ、消えてしまう。着いた場所には再びトンガリの祖母が! 306. 相手はだ~れ ペンフレンドくるみちゃん コロ助に知らない女の子数人から手紙が来た。実はトンガリがコロ助の名前をかたり、少女雑誌のペンフレンド募集欄に投稿していたのだ。それを知っても全くがっかりしないコロ助。ある日、その手紙を出したうちの一人・坂本くるみが木手家を訪ねて上京してくる。途中で道を尋ねられたブタゴリラは、コロ助になりすまし・・・。 307. 居眠り禁止!スカッと一撃 徹夜メーン☆ レポート作成で徹夜続きの勉三のために英一が発明した『徹夜面』。居眠りすると竹刀で一撃するのだ。そんな時、勉三がお湯をかけてしまったことで回路がショートし、徹夜面が行方不明になってしまう。なんとパパについて会社に行ってしまったのだ。会議中に居眠りしていた上司を一撃してしまうが、逆に気に入られてしまい・・・。 308. 豊年マンサク! 山田の中のコロ助カカシ 英一の学校で栽培していた稲がもうすぐ収穫を迎える。スズメの害から守ろうとトンガリが作ったのは、コロ助そっくりのカカシだった。本人は学校へ来ないからバレる心配はないと安心していた英一だったが、傘を届けに来たコロ助がカカシを目撃してしまう。怒ったコロ助は、勉三の家に置いてもらうことにするのだが・・・。 309. 花丸一座で夢芝居? 髭丸コロ助大変身! 表野町に花丸一座が戻って来た。五月は英一達を家に招待するが、ぜひコロ助も連れて来て欲しいという。実は五月の母が皆に一番合う衣装を用意していたのだ。コロ助はおじいさんに変身するが、ひょんなことから、あるおばあさんと知り合うことになる。借りた衣装のままデートをするコロ助だったが、さて、彼女の正体は?? 310. 突然の手紙! 妙子からFrom USA? トンガリのママが遊園地の招待券をくれた。ブタゴリラは早速新潟の妙子に電話をするが、既に番号が使われていないという。実は妙子はアメリカのおじさんの所へ引っ越すことになっていたのだ。知らせの手紙をきちんと読んでいなかったブタゴリラ。しかも出発は今日の夕方!英一はコロ助と共に潜地球で空港に向かう。 311. 百丈島伝説! コロ助は浦島太郎の子孫? トンガリ親子が五月を連れて百丈島へ出掛けた。村の子供達に『浦島太郎』の劇を見せてあげようと衣装まで用意していくが、村長から断られてしまう。なんでも、この村では浦島太郎を演じると、必ず良くないことが起きるのだという。一方、英一達はトンガリを追いかけ亀甲船で百丈島へ向かうが、その途中で亀の大群に攻撃される。 312. 家族ゲーム? ママに代ってブロンドママ ある日、コロ助が慌てて英一の学校へやって来た。パパとママがケンカして、ママが家出したという。帰宅して様子を聞くと、今回はどうやら真剣らしい。ご飯のことが一番心配なコロ助。ところがその日の夜、台所で物音がするので行ってみると、そこには金髪の女性が食事の支度をしていた!外国人の女の人?彼女は誰?? 313. ブタゴリラ病欠? 修学旅行のバスを追え 明日から修学旅行の英一。一緒に行かれないコロ助は、あれこれ作戦を練りなんとか参加しようとするが、全て見透かされてがっかり。翌朝、修学旅行や運動会には真っ先に来るブタゴリラが遅刻した。なんと急な高熱で欠席するという。英一は予めトンガリに頼まれて発明しておいた『金縛丸』が無駄になったことを半分喜ぶが・・・。 314. 雪男発見! 生まれはヒマラヤ日本育ち 勉三がスノーランド夜間警備のアルバイトを始めた。ゲレンデにさしかかった時、大きな雪の玉が転がって来る。そこから現れたのはなんと雪男だった。先輩警備員の細谷に報告するが、相手にしてもらえない。その話を聞いた英一は、雪男に関する世界の情報を集め始めるが、高尾大学のデータに若いが細谷によく似た男性を発見する。 315. 大当り! 宝くじでパンダと3千万円!? 去年買った宝くじの当たりはずれを調べ忘れていたブタゴリラの両親。翌日銀行に出向いた熊八は、なんと3千万円の当たりだったと知り仰天!ところが引き替え期限が昨日で切れていた為、夢は一瞬にして消えてしまう。諦めきれないブタゴリラは、英一の目をを盗み、コロ助と航時機で過去へ戻るが、着いたのはパンダの檻だった。 316. 女湯でアート? トンガリ画伯大爆発! トンガリの絵が区の児童コンクールで入賞した。そんな時、トンガリの絵を見た人から『ぜひ壁画を描いて欲しい』と依頼がある。早くも画伯気取りのトンガリ。ところが壁画は描く場所は銭湯だった。今更事実を言えないトンガリママは、三つ星レストランの壁画と偽る。最高級の店なら、そう簡単に来られないだろうというのだが? 317. 謎のアルバイト! むさ苦しい人大歓迎? 勉三がエステの宣伝ティッシュを配るアルバイトを始めた。ところがその風貌が災いし、対象年齢の若い女性に受け取ってもらえない。みかねたコロ助が助っ人を名乗り出るが、契約した以外の人間が配ったということで雇い主に預けた保証金を奪われてしまう。どうも怪しい話だと、みよ子が『一時足袋』で大人に扮し、探りに行く。 318. 正月が二度も来た! お年玉ももう一度? 故郷では旧暦で正月を祝うという勉三に誘われ、一緒に田舎へ行くことになった英一とコロ助。お年玉をもう一度もらえると期待するブタゴリラも便乗することになった。田舎の母の気が紛れるかも知れないと、今回はベンも一緒だ。ところが慣れない車に酔ってしまったベンのためにドライブインで休憩中、当のベンが行方不明に! 319. 今世紀見オサメ!? 幻のリョコウバト ある朝、ケガを負ったハトがブタゴリラの家に迷い込んできた。英一が図鑑で調べると、既に絶滅したといわれている『リョコウバト』だった。アメリカの妙子の知り合いが内緒で飼育していたのが悪い大金持ちに知られてしまい、手先のギャングも表野町にやって来る。日ごとに弱るハトを救うため、英一達は1920年代に飛ぶ! 320. 失恋がなんだ!! どん底でドンと恋 北海道の大学に通うみよ子の兄が帰ってきた。遊びに行った五月は一目惚れしてしまう。それを知ったトンガリは大ショック!一方、勉三も友紀に新しいボーイフレンドが出来たことで失恋・・・。二人の落ち込みように英一は『どん底』を発明する。そんなある日、みよ子の兄がガールフレンドを連れて来ることになる。 321. 春いちばん! 先生が飛ばされそうナリ 学年一斉テストの結果が出た。英一達のクラスは最下位。それを発表した時の佐々木先生は、妙に寂しそうだ。トンガリによると、先生が京都の学校に左遷になる噂があるという。五月とトンガリは真実を確かめようと先生の自宅を訪ねるが、既に引っ越した後だった。転勤阻止の為、英一達は『からくり署名人』と署名を集めることに。 322. たたり? ひな人形がコロ助を襲う! みよ子の家に飾ってあったひな人形に感激したコロ助。女の子だけが持てると聞きガッカリしたものの、家に帰るとママが15年ぶりにひな��形を出していて大喜び!それを見た英一は『右楽斉』作ではなく、『甚三郎』作であることを確認し一安心。『右楽斉』作の人形は、10年以上飾らないとたたりがあるのだ・・・。 323. トンガリ失踪! 恋に破れてサメのエサ? 五月の写真入りテレホンカードをもらったトンガリは大喜び!肌身離さず大事にしていたが、それが原因でママに不良少年扱いされてしまう。失意のトンガリは、バイトで伊豆の水族館へ向かう勉三の車に乗り込み、家出する。『新回古鏡』でトンガリの行き先を突き止めた英一達は、五月に内緒で伊豆へ向かう。 324. 人生一度の晴れ舞台? 熊田薫 送辞を読む 英一のクラスから卒業式の送辞を読む人を決めることになった。満場一致で五月に決定し、トンガリの原稿も完成したところで急遽、公演の仕事が入り、当日欠席することになってしまう。そこで俄然、張り切り出したのがブタゴリラ。あれよあれよという間に本当に代表となってしまう。一同の不安の中、ついに当日がやってくる・・・! 325. ブタゴリラ学説! 蜃気楼は貝から出る? 授業中、『蜃気楼は貝が出している』と発言し、大笑いされたブタゴリラ。汚名挽回にホラ貝を借りてきて、これから蜃気楼が出るように英一に発明を依頼する。そんな時、『飼っていたネコが死んでから寝たきりになってしまった近所のおばあちゃんを元気づけたい』とみよ子から頼まれた英一。早速出来上がった発明品を使うのだが。 326. 子供の天国! 遊び場いっぱいの町 3学期の成績があまりにも悪かったのが原因で、熊八とケンカしたブタゴリラが家出した。なんと航時機に乗って昭和35年に行ってしまったのだ。そこで子供時代の熊八に出会う。今では想像もつかない程、子供達が生き生きしているまさに天国の時代だ。現代に帰りたくなくなったブタゴリラは英一達の説得にも応じなかったが・・・。 327. スクープ! 名犬ベン 日本で一番有名な犬 山形にいるはずのベンが勉三の家に帰って来た!母から『2週間前にいなくなった』と聞いていた勉三はビックリ!トンガリのパパの紹介でテレビ出演することになるわ、雑誌の取材は来るわ、全国からベン宛にプレゼントが届くわと大騒ぎ!一気に名犬として有名になる。ところがある日、母から『ベンが帰ってきた』と知らせが入る。 328. 神出鬼没のいたずらっ子 正体はコロ助? ブタゴリラ・みよ子・勉三・トンガリ、そしてママ。なぜか皆がコロ助にいたずらされたと怒ってやって来た。コロ助がいくら自分ではない!と訴えても信じてもらえない。ある日英一は物置に傷があるのを発見する。太陽の光が差し込む程の大きさだ。そこでひらめく英一。中にはずっと『豆コロ』をしまっておいたのだ! 329. 五月の恐怖!のろわれた鯉のぼり トンガリがいつもの自慢で皆を呼び集めた。五月が静岡から由緒ある鯉のぼりを送ってくれたという。大喜びのトンガリだったが、五月から電話がある。あの鯉のぼりは呪われている、すぐにしまって欲しいという。最初は気にしなかったトンガリだったが、ママが事故を起こしたことから、英一に呪いを解く道具の発明を依頼する。 330. 男のメロン? 父ちゃん一番乗り病! 熊八が仕事を放り出して出掛けてしまった。新しい橋が出来ると一番に渡りたい『一番乗り病』だという。大阪のライバルを振り切り見事先頭を獲得する。何とか家に戻そうと、ブタゴリラは英一に頼み『帰巣線香』を発明��てもらう。一度はこの香りの効果で帰ろうとした熊八だったが、思い直した小百合とブタゴリラが止めに来る。 331. 愛のフィナーレ! さよならコロ助大百科 木手家にドロボーが入った。英一の部屋も荒らされてメチャクチャだ。調べてみるとキテレツ大百科と如意光が盗まれていた!回古鏡改を作り、手がかりをさがすと、大百科を持った男と熊八がすれ違っていた。早速八百八に向かって話を聞くと、その男はゴミ処理車に大百科を投げ入れたという。英一、最大のピンチ!!
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factopinion · 3 years
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💩カソリックのゲス野郎の汚いツバのせいて、コロナウィルスはインフルエンザ程度でどうでも良いが、ワクチンの弊害があるが、馬鹿で無能な嫌がらせをやる、ホラ吹きの、基地害の、暴力振るうゴミゲス野郎と糞女が死ぬのは歓迎だが、
才能がある、嫌がらせをしない私に菌が移ったら迷惑だわね、
ま、ホラ吹きの嫌がらせをやるゴミゲス野郎と糞女の弊害で、
私は死なないがね、
💩前の暴力ど動画撮影してた件と、
ゲス野郎と糞女の名前と部屋番号、
新たに暴力をふるおうとした件、
私が酷い暴力の仕返しに、
壁を缶で叩いていたら、
ゲス野郎が怒りドアをノックしてきたが、当然ドアは開けずに無視してたが、そうすると私が後でキッチンを使いに行った時に、
ゲス野郎が部屋から出てきて、
何で怒っているのか?
ケンカは終わった筈と行って来たが、
私が無視していると、私の右腕を軽く2回触ってきたので、私が触るな!と言うと、ゲス野郎が怒り殴る素振りをして来たが、私がそのまま台所に行くと、ゲス野郎が後をついてきて、
馬鹿な基地害ゲス野郎は
既に先週の日曜の酷い暴力を忘れているのか、被害者ぶり聞いてきたが、
私が英語で、ゲス野郎に対して、先週の日曜の酷い暴力事件を忘れたのか、オマエは馬鹿の挙げ句に基地害で記憶力もないカスだ、あの後で警察に行って被害届を出したと言うと、
白痴のゲス野郎が馬鹿で英語を理解できず、警察に通訳するとホザイてたが、白痴の基地害ゲス野郎がその後に凝りもせずに、私に対し台所にある重たい椅子で殴ろうとしたり、軽く殴る素振りをしたので、私が防御で持っていたナイフを構えると、
基地害ゲス野郎が基地害扱いをしてきたが、
基地害の白痴の性悪の嘘つきの馬鹿は
アルメニア人のゲス野郎と糞女だ死ね、
その時にアフリカ人男子が台所に来てたのだが、その人にゲス野郎が通訳しろと言っていたが、その人は英語は出来るがフランス語は少しだと言って通訳はしなかったが、
話してる途中で凝りもせずに、
右腕をさわって来たり、
腕とか重たい椅子で何度か殴ろうとしてきたが、私がナイフで防御しようとしたら、ゲス野郎が基地害扱いをしてきたが基地害はテメェだ、
その場にいたアフリカ人の男子が止めて来たので無事だったが、
ゲス野郎と糞女は他の人がいると、
猫を被り被害者ぶり大人しいが、
証人が誰もいないと豹変するが、
同じフロアに居るアフリカ人はマトモなんで、誰が悪いか判っているんでね、
気安く触るな!死ね、
アルメニア人の基地害ゲス野郎が!
💩何か、前からアンジェの街なかで
頻繁に何度も沸いてたカソリックの醜いゲス不審者がいて、
私は今は前に行ってた場所と違う場所に行ってネットを使ってるのに、
ソイツが昨日と今日に、新しく通ってる場所に沸き、片言の日本語で話しかけて来やがって、糞ウザいので追い払ったが、同じ不審者が何度も沸くのは日本でも頻繁に起きていて、
私以外の被害者も言っているし、
日本で神道と仏教徒、元創価学会、元警察が言っていたが、あれは警察か宗教が使ってる不審者だと聞いている、ソイツが片言の日本語で"気のせい"とホザイていたが、嫌がらせとアルメニア人のゲス野郎の酷い暴力を気のせい扱いで隠蔽する気か?死ね卑怯な悪魔崇拝カソリックの基地害信者の不審者がよ、絶対に有耶無耶はないしね、
❀私は理由があって怒っているだけで、
仕返ししかしていない、
今は犯罪にならない程度の仕返ししかしていない、
先に嫌がらせを仕掛けてきて、
私が怒ると被害者ぶり、基地害扱いして、基地害扱いでcadaのソーシャルワーカーと住人などに言い振らす、
最低の洞吹きの性悪の屑の基地害はアルメニア人のゲス野郎と糞女だ、
この暴力事件以降、街なかでいい気味みたいな表情でほくそ笑んでチャリで通り過ぎる、カソリックに見える陰険なダサいヘルメット姿でチャリに乗った、フランスの女にしてはブスでデブの女がいたので、追いかけて信号の所で横に並んで顔を睨んだら、ビビってチャリで逃げたが、馬鹿で弱い性悪のカソリック信者は情報を共有し嫌がらせをする、
前にアンジェのセントルの警察の所で、私がマスクを捨てると絡んできて話をしたチャリの親子連れもカソリックで、ダサいヘルメット姿でチャリに乗って逃げたが、カソリックの主婦はダサいヘルメット姿で大概は子供を連れて、暇そうにチャリで街なかをウロついているので特徴があるんでね、
前にカルフールドライブの川の近くて、川辺で景色を眺めてたら、
偽ユダヤ風のジジィがチャリでサイクリングをしながら、目の前を通り過ぎて、その後にチャリで戻ってきて、近くでスマホで通報し、その後に警察が来た事があったが、その性悪のジジィもアンジェの街なかで何度か見たが、
最近は見かけないが、その後に嫌がらせの不当な強制入院をされたが、
cadaのソーシャルワーカーにもカソリックの信者はいるし、不当な強制入院をさせる工作で、何度も藪医者の診断を受けろと言われたが、そのソーシャルワーカーはカソリック臭い人だ、
私は日本でも創価学会の嫌がらせで不当な強制入院をされたので罠だと察知し、藪医者の診断は断っていたが、
その後にcadaのソーシャルワーカーの責任者のエステルが、当時cadaにいて、今はカソリック系のアソシエーションにいるアフリカ人のババァで、
アフリカ人には珍しくしつこい嫌がらせをしてたババァの嘘に騙されて、嘘の書類を作成しofilに提出し、その後に藪医者の診断なしで不当な強制入院をされた経緯がある、
カソリック奴等の嫌がらせの手口は日本の創価学会と似ているので、直ぐに判るんだよね、
どうせカソリックのアルメニア人の酷い暴力事件も、基地害の被害妄想扱いで警察もグルで隠蔽して、自分達は罪を逃れる気だろうが、
お断りだ死ね、
フランスで嫌がらせをしないのは、
アフリカ人の多数派と、イスラム教の人達だ、東ヨーロッパもブルガリア人のカップルは良い人達だ、
アルメニア人の基地害ゲス野郎と糞女は、前は嫌がらせをしてなかったが、
嫌がらせをしていた、神をジーザスと呼んでいたアフリカ人のババァがcadaからカソリック系のアソシエーションに移った後に、糞女が亡命の申請をcndaにリジェクトされた後に急に嫌がらせを始めたが、
多分だがカソリックかフリーメイソンの指示でも来たのか、脅されたのか、端金なのかは知らないが、
その後に糞女は嫌がらせの報酬か知らないが、5年のパピエと違う場所に部屋と社会保障を受けていると、他のアフリカ人に聞いたが、何故か隣の部屋に居座り、嫌がらせを繰り返しケンカを仕掛けてきて、遂に先週の日曜にゲス野郎が酷い暴力事件を起こしたのだ、
これに対し、cadaのソーシャルワーカーのエステルは警察に行けと言っていたが、その後にアンジェのパーフェクチャーから私に対し手紙が来てる筈だ、多分だがcadaから出て行けと言う内容で、出て行かなければ警察が来て強制で退去になると言ってきたが、
私を心配してると言う割に、酷い暴力事件の後で話すかね?しかも何の代替えの情報もない状況だ、
明らかに私をcadaから追い出し、
ホームレスにしたいだけに見えるんだが、
しかも酷い暴力を振るってきたアルメニア人のゲス野郎の件は有耶無耶で追及せずか?
警察に被害届を出したが、
警察の対応は良かったが、
その後は動きはなく、
アルメニア人の基地害のゲス野郎は、糞女と餓鬼と部屋に引き篭もったまま殆ど出掛けない、馬鹿で弱い無駄にガタイだけデカい、直ぐに切れて暴力振るう低層チンピラのヘタレと性悪の嘘つきの糞女は、
社会保障に集り嫌がらせをし、
ゲス野郎は足の指先がないと障害者ぶり、普段は虐待並みに怒鳴り散らしている糞ガキを盾に、社会保障に集り、
これがカソリックのレベルかw
ゲス野郎と糞女は仕返しが怖くてお出掛けが出来ないようだw
警察がカソリックとフリーメイソンの圧力とコネで、酷い暴力事件を有耶無耶にする気がないならば、
早くあの基地害のゲス野郎を逮捕か基地害病院か刑務所にブチ込んでもらわないとね、
私を嘘つきの基地害扱いで、
再度の不当な強制入院をして、
事実の揉み消しを狙っても無駄ね、
まさか今回のカソリックの屑ゲス野郎の酷い暴力事件を有耶無耶にはしないと考えるが、
だとしたら私の人権を踏み付けているのはオマエらだよね?
この件は必ず落とし前をつける死ね、
○昨日川沿いのピクニック場所で、
警察の動きがない挙げ句に、イルミナティ企業のフェイスブックのアカウントの凍結に対し怒り、その後に話し掛けた若い男のフランス人とアフリカ人で英語が通じたが、
ゲス野郎が糞女を怒鳴る動画は嫌がり見ない、イルミナティは陰謀論と言っていたが、カソリック信者ではないと言っていたが、
ゲス野郎の酷い暴力事件の話をすると、何故かその若い男は、その件は知っていると言っていたが、
その後に近くにチャリで集団で集まり、EUの旗を持ったカソリック信者臭い、怪しい集まりにいたオバサンも動画を見るのを断っていたが、
フランス人は馬鹿で無知で偽善者で臆病で隠蔽する奴等が多いね、
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neu-ve · 4 years
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帰宅時の動線
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私はこのブログで何度か潔癖症であることを��伝えしてますが
���づくりでは、汚れを最小限に抑えられる動線も大切に考えました 同じく潔癖症の方々に、こういう時どうしていますか?というご質問を過去いくつか頂きましたので 今回の記事では、潔癖の方はもちろん、コロナをきっかけに改めてウィルスへの対策を考えた家づくりにしたい方へ向けて
帰宅時の最大限汚れている状態から清潔な状態にもって行くまで…我が家がどういった動線になっているのかをご紹介しようと思います^^
汚れの中には、外からつく菌・ウィルス・ダスト、体から出る皮脂・汗など色々ありますがターゲットはその全てです
この記事では総じて“汚れ”と表現していきますね
まずは間取り図で帰宅後のプロセスをご覧下さい 番号順に辿っていただけると動線が見えてくると思います ※間取り図は私が作ったもので正しい設計記号ではありません
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字がつぶれて見えないかもしれないので… 1.靴をはきかえキャリーを収納 2.スリッパをはく 3.手を洗う 4.上着を階段にかけ衣類用スプレー 5.鞄・時計等の小物をしまう 6.着ていた服を洗濯カゴへ 7.体を洗う 8.ストレージから新しい服を着る 9.清潔な状態で生活ゾーンへ こんな動線です 詳細は写真と一緒に下記でご説明しますね^^ 1F内でも各所でやることを明確に決めていますが 生活ゾーン自体を、フロアで完全に分けました 1Fには、風呂や収納など滞在時間の比較的少ないもの(+SOHO部屋) 2Fには、寝室やリビングなど滞在時間が長いもの 2Fでゆっくり滞在する前に、まず1Fで自然と汚れを落とす流れです
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ここからは写真でさらに詳細を^^ まずはエントランス部分
隣接したSICで、帰宅後の最初のプロセスです
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1.靴をはきかえキャリーを収納 SICは、約60足収納可能で 人間1人が靴を履き替えられる広さにしてあります
我が家では玄関の土間に出しておける靴は1人1足のみというルールにしていて
外出時は、土間に出してある1足でSICまで歩き、SIC内で外出用の靴に履き替えます 帰宅時はその逆で、SIC内で土間に出す靴に履き替えてから室内にあがります
すると必然的に土間に出る靴は必ず1足になり 何足も置きっぱなしにならないので、見た目にも散らかりにくいんです
また、キャリーケースは室内に持ち込むことなくSICにそのまま収納できるよう計画しておきました エントランスまわりは出来るだけ広くとっていて、WICも近いので キャリーでの荷造りは玄関先でストレスなく行えます 重さのある汚れは基本、重力で下に落ちて行くものが多いので 私は“地面”との接触に対してとても慎重です😭 靴の裏とキャリーの車輪は、身につけているもので汚染認識1位…! (だから、キッズが靴のまま椅子に乗ったりしてるの見ちゃうと座席全部除菌する妖怪になっちゃうんだ…キッズのことは好きだよ!保護者さんも注意するのに限界があるし気にせんでくれな!もしワシを見つけても怖がらないでくれな!だが故意の大人、てめぇはダメだ足首ごと手刀で切り落とす) 外部の地面との接触はとにかくここで完結する、という強い気持ちです
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2.スリッパをはく 普通のことのようでこれも絶対に外せないプロセスです
室内の床、もちろん毎日掃除しますが常に新しい汚れは落ちるし 足ももちろん毎日清潔にしますが足側も常に汚れを出してるし 私にとってスリッパは、なんとなく履く物ではなくて 足裏と床、お互いを汚れから守るための武装であり防護服のようなものです 使っているスリッパについても後ほどご紹介しますね 我が家は片持ち階段です その一段目は、靴をはくときに使うイス兼、フロートを生かしてその下をスリッパ置き場にしています 普段の視界からは完全な死角で、何もないようにスッキリ見えて重宝しています
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ちなみに夫が帰宅時は、2Fからおかえり〜!って犬と見に行きます^^ 1F玄関まで出迎えに行って鞄やら上着やら受け取ってハンガーにかけて家着を用意して…とかはしません 私達夫婦はお互いをケア要員ではなくパートナーとして対等に見ているので 当たり前のことですが、自分で出来ることは自分でします 寧ろ、そういうのを女性の役割として求めることも、応えることも良くない 後世のために無くしていかなければといけないことだと私達は思っています
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3.手を洗う 後に全身も洗うのですが、室内のドアノブ等、共有して持つものに触れる前に、まずはパウダールームで手洗いをします パウダールームにはあえてドアをつけていないので (つけたくなったらいつでもつけられるように下地は入れて頂いてます) 接触することなく手洗い場まで来られます ハンドソープは泡タイプのもの(john masters organics/販売終了品) 爪の間、手首までしっかりと ここはもう一般的なことしかしていないと思います 特筆すべきは、ハンドタオルを置いていないことです
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私は、タオルの共有が苦手です 自分だけが使ったタオルでも一度濡れて皮脂のついたものには抵抗があります せっかく手を洗っても雑菌を手に塗り付ける感覚 特に、外から帰宅時に使う水場でのタオルの共有は衛生面で絶対的に良くないと思っています そのため、ミラー内部の収納底にスリットを入れ、ペーパータオルを仕込めるよう設計して頂きました エコ面が課題でしたが今は再生紙に落ち着いています 今後、より環境に配慮したものが出れば都度そちらを買っていきます “感染症対策”となると、使い捨てでないと意味がないこともあるやで…
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4.上着を階段にかけ衣類用スプレー 着ていた上着はすぐにクローゼットには戻さず、衣類用スプレーをかけて一晩干します 正直普通に生活感が出てしまうので、ちゃんとしたハンガーフックを壁につけようかなと検討しつつも… 1Fはあくまで短時間滞在だし2Fに上がってしまえば視界に入らないのと 風通しの良さが理にかなってて 住み始めて3年経ってる今も、こんな風に片持ち階段にかけています😂
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今回使っているスプレーはTHE LAUNDRESSの FABRIC FRESH(抗菌消臭ミスト) CREASE RELEASE(シワ取りミスト)
いい商品ですが毎回これってわけではなくて 消臭出来ればファブリーズ、シワが取れればスタイルケアとかでも 低コストだし機能性も全然いいんです 菌への効果は基本的に期待していません 70%以上のアルコールをかけるか次亜塩素酸ナトリウムに浸すかしないと菌をどうこうするとかまず出来ないと個人的には思います でもアウターにそれは実質無理なので、スプレーはあくまで消臭としてやらないよりはやる方がいいっていう解釈です かけすぎても成分が蓄積していくと思うので控えめにふる程度 香りがついてるので、化学物質過敏症の方への最低限出来る配慮として、外出時ではなく帰宅後にスプレーしています
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5.鞄・時計等の小物をしまう WICでは、洗えない鞄や貴金属等を外していきます 我が家のクローゼットは、枠だけ工務店さんにお願いし、IKEAのPAXシステムの引き出し等を私が足しています(器用な腕力ゴリラ) 小物は引き出し式のトレイの上に乗せています PAXは年々、仕様も変わり��段も上がってヒヤヒヤしてるけど、本当に使いやすいクローゼットになると思います^^ 余談ですが夫の通勤鞄は、何年もRAINSというデンマークの雨具メーカーのバックパックです 手持ち鞄だと無意識に床に置いたりしちゃう(!)ようですが形状的にその必要もないし そもそも雨の日でも大丈夫な耐水素材なので、頻繁に拭き掃除出来るんです 潔癖の方、デザイン気に入ったら是非買って下さい… 汚れの温床・通勤鞄が遠慮なく拭けるぞ…
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6.着ていた服を洗濯カゴへ パウダールームに戻って衣服を脱ぎます 手洗い場の背面にはストレージ(収納棚)があり、その1番下が洗濯カゴの位置です 色移り防止のため、濃色・淡色で分けるよう2つ用意しています ここはパウダールームとして一見贅沢な広さですが 実は洗濯動線でもあります! 洗濯場と手洗い場を分けないことによって、一つの広いスペースとして確保することが出来ました ストレージは、竣工時は減額のために棚も仕切りもなくて😂 当初は、自分で安価なPAXの開き戸を付けるつもりでしたが、案外何もつけなくても見た目的には問題がなくそのまま使っていました 今は、布1枚でゆるく隠蔽しています 今年ZARA HOMEからウォータープルーフのリネンのシャワーカーテンが発売されたので、浴室のシャワーカーテンを買い替えて、それと統一してストレージにも同じ物をつけたんです 水分を気にすることなく、リネンの清潔な質感をたっぷりと配置できるとは…とても嬉しい
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7.体を洗う その後は、ストレージに隣接する浴室へ
写真では開いていますが、入浴中は浴室側とストレージ側のカーテンが繋がり、壁一面リネンになります ドアがない浴室でも、空間を仕切るには充分な目隠しがありますのでご安心を^^ シャンプー類/GROWN ALCHEMIST 歯磨き粉/ACCA KAPPA
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冒頭のスリッパの話に戻るのですが まぁその防護服こそがめちゃくちゃ汚れるので 肌着と同じレベルで頻繁に洗いたいんです 過去、布製の洗えるスリッパを色々試した私は 手洗い面倒だし乾くの遅いし布痛むの早いしで、う〜んとなってたのですが 今のスリッパはオールEVA素材なのでもう!マルッと!ジャーッと! すぐ洗えてすぐ乾くのに全然痛まない…これにしてからあらゆる悩みがなくなりました😭 個人差あると思いますが顔中のシミが嘘みたいに消えたし守護霊見えるようになったし彼女が100人出来たし誰にでも出来る簡単なお仕事なのに月収500万になりました😭 あと、硬めの肉球みたいな履き心地が凄く良いです 潔癖の方は…今デザインもけっこう増えてるから今すぐ買って… EVAスリッパで検索して…
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8.ストレージから新しい服を着る ストレージには、同サイズの箱をたくさん置いています
箱の中にはボディソープなど生活用品のストックも入れていますが あえてクローゼットには入れていない、下着・肌着・ルームウェア等の衣類も仕分けされています そのため入浴後は、なんの準備も必要なくこの場で着替えを完結できます^^ いつか洗濯動線の記事も書けたらなぁと思っていますが、洗濯機も目の前にあり洗濯から収納まで数歩しか動かないシステムにしました ちなみに、SICの棚もストレージの棚も 私が収納計画してホームセンターで板買って切って取り寄せた金具をビス止めして数千円でDIYしました(とても器用な腕力ゴリラ)
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9.清潔な状態で生活ゾーンへ そして2Fへ上がります^^
文章にすると長く感じますが、入浴以外は数分のことなので 私はもちろん、潔癖でない夫もこの動線だと自然に行動出来ていると思います 医療レベルで見ればもちろん完璧とはいかないんですが 一般家庭レベルでは考えられる分は設計段階で全部盛り込んだ…はず… 3年住んでみても、苦もなく汚れを対策出来ているので 私の中では最善を尽くせたのではないか?という気がしています 以上、帰宅時の動線のご紹介でした^^ ご参考になれば幸いです
そして遅くなりましたが頂いていた過去のコメントにお返事致しました お待ち頂き申し訳ありません…!
こちらからM邸オーナーのDisqusページに直接アクセス出来ますのでご覧くださいね^^
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kkagneta2 · 4 years
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ボツ2
おっぱい、大食い。最後まで書いたけど胸糞なのでここに途中まで投稿してお蔵入り予定。
時: 午前8時05分
所: ○○中学正門前
身長: 標準的。155センチ程度。
衣服: 〇〇中学指定の制服。黒のセーラー。リボンの色より二年生と断定。
年齢: 中学二年生なので14、5。
持ち物: 右手に〇〇中学指定の鞄。左手にスマホを所持。
同行者: 友人1名。興味無しのため略。
背格好: やや細身か。冬服のため殆ど見えなかったが、スカートから覗く脚、そして周りの生徒と見比べるに、肩や腕も細いと思われる。腰回りもほっそりとしていると感じた。正確には引き締まっていると言うべきか。
顔: いと凛々し。小顔。頬は真白く、唇には薄い色付き。笑うと凄まじく整った歯が見え隠れする。この時髪をかき上げ血の色の鮮やかな耳が露出する。
髪: ボブ系統。ほぼストレートだが肩のあたりで丸くなる。色は黒、艶あり。
胸: 推定バスト98センチ、推定アンダーバスト62センチのK カップ。立ち止まることは無かったが、姿勢が良いのでほぼ正確かと思われる。しっかりとブラジャーに支えられていて、それほど揺れず。体格的に胸元が突出している印象を受ける。隣の友人と比べるとなお顕著である。制服のサイズがあっておらず、リボンが上を向き、裾が胸のために浮いていた。そのため、始終胸下に手を当てていた。揺れないのもそのせいであろう。制服と言えば、胸を無理に押し込んだかのように皺が伸び、脇下の縫い目が傷んでおり、肩甲骨の辺りにはブラジャーのホックが浮き出ている。されば制服は入学時に購入したものと思われ、胸は彼女が入学してから大きくなった可能性が大である。元来彼女のような肉体には脂肪が付きづらいはずなのだが、一年と半年を以てK カップにまで成長を遂げたところを見ると、期待はまずまずと言ったところか。要経過観察。名前は○○。胸ポケットに入れてあったボールペンが落ちたので拾ってあげたところ、「ありがとうございます」と丁寧にお辞儀をされる。
  時: 午前10時28分
所: 〇〇駅構内
身長: 高い。170センチ強
衣服: 薄く色味がかった白、つまりクリーム色のファー付きコート。内には簡素なグリーンのニットを羽織る。首元に赤のマフラー。
年齢: 22、3。休み期間中の大学生かと思われる。
持ち物: キャリーバッグ。手提げのバッグ。
同行者: 友人2名。先輩1名。何れも女性。貧。
背格好: 体格が良いと言った他には特に無し。腕も見えず、脚も見えず、首も見えず。肩幅の広さ、腰つきの良さから水泳を営んでいると推定される。
顔: その背に似合わず童顔。人懐っこい。マフラーに顔を埋め、視線を下げ、常に同行者に向かって微笑む。愛嬌よし。
髪: ショート。これより水泳を営んでいると断定。色は茶、染め上げてはいるがつやつやと輝く。
胸: 推定バスト129センチ、推定アンダーバスト75センチのR カップ。冬である上に、胸元が目立たないよう全身を地味に作っており、某コーヒーショップにてコートを取っても、無地のニットのために膨らみが分かりづらかった。さらに、胸の落ち具合から小さく見せるブラジャーを着用しているかもしれない。そのため、推定カップはR カップより3、4カップは大きい可能性がある。コートを取った際、胸元が一層膨らんだように感じられた。机の上に胸が乗って、本人は気にしていないか、もしくは気づいていなかったが、柔らかさは至高のようである。他の男性客の腕が肩にぶつかって、驚いた際に胸で食べかけのドーナツを落とす。以降会話は彼女の胸に話題が移ったらしく、左右に居た友人二名が所構わず触れるようになり、両手を使って片胸片胸を突っついたり、揺らしたりして遊ぶ。「机まで揺れる」と言う声が聞こえてくる。「ちょっとやめてよ」と言いつつ顔は相変わらず微笑むでいる。しばらくして四人とも席を立って、地下鉄筋の方へ消えていく。童顔ゆえに顔より大きい胸は驚くに値するが、体格からして胸元に自然に収まっているのを見ると、やはりなるべくしてなったとしか思えず。
  時: 午後00時14分
所: 〇〇市〇〇にあるスーパー前
身長: 低い。150センチに満たない。
衣服: 所謂マタニティウェア。ゆったりとした紺のワンピースに濃い灰色のポンチョ。
年齢: 26、7
持ち物: 買い物袋。ベビーカー。
同行者: ベビーカーの中に赤ん坊が一人。女の子である。
背格好: 小柄。寸胴で、かつ脚も長くはあらず、そして手足が細く、脂肪が程よくついている。つまりは未成熟な体つき。身長以上に小さく見える。
顔: かなりの童顔。着るものが着るものであれば高校生にも見える。可愛いがやつれていて、目の下に隈あり。子供が可愛くて仕方ないのか、そちらを見ては微笑む。
髪: セミロングを後ろで一束。中々の癖毛であるかと思われるが、目のやつれ具合からして、もしかしたら本当はもっと綺麗なのかもしれない。髪色は黒。可愛らし。
胸: 推定バスト110センチ、推定アンダーバスト58センチのQ カップ。体格が小柄であるのでQ カップよりもずっと大きく見える。というより迫力がある。私が訪れた時は買い物袋をベビーカーに吊っている最中であった。ほどなくして赤ん坊が泣き出したので、胸に抱えてあやしたが、赤ん坊は泣き止まず。片胸と赤ん坊の大きさはほぼ同じくらいであっただろう。また、胸と赤ん坊とで腕は目一杯伸ばされていた。胸に抱いて「よしよし」と揺らすのはしばらく続いたが、赤ん坊が泣き止むことはなかった。そこで、座る場所を求めて公園へと向かおうと、一度ベビーカーへと戻そうとしたのであるが、一度胸に食らいついた赤ん坊は離さない。「さっきも飲んだじゃない」とため息をついて片手で危なっかしくベビーカーを引こうとする。「押しましょうか」と接近してみたところ、意外にもあっさりと「よろしくおねがいします」と言って、私にベビーカーを預けた。中には玩具が数種類あった。道から離れた日差しの良いベンチに腰掛け、ケープを取り出して肩にかけ、赤ん坊をその中へ入れる。それでもしばらくは駄々をこねていたであったが、母親が甘い声をかけているうちに大人しくなった。私が「お腹が空いてたんですね」と笑うと、「困ったことに、食いしん坊なんです。女の子なのに」と笑い返して赤ん坊をあやす。話を聞いていると、母親の母乳でなければ我慢がならないと言う。授乳が終わってケープを外した時、子供はすやすやと眠りについていた。「胸が大きくなりすぎて、上手く抱っこできなかったんです。大変助かりました。ありがとうございます」と分かれたが、その言葉を考えるに、妊娠してから一気に胸が大きくなったのであろう。授乳期を終えたときの反動が恐ろしい。むしろベビーカーの中に居た赤ん坊の方に興味を唆られる。
  時: 午後01時47分
所: 〇〇市市営の図書館。某書架。
身長: 標準的。158センチ程度。
衣服: 白のブラウスにブラウンのカーディガン。
年齢: 30前後か。
持ち物: 白のタブレット
同行者: 無し
背格好: 小太りである。全体的に肉がふっくらとついている。けれども目を煩わすような太り方ではない。豊かである。ただし、著しく尻が大きい。
顔: 目尻は美しいが、柔らかな頬に愛嬌があって、どちらかと言えば可愛らしい方の顔立ち。鼻がやや低く、口元はリップクリームで赤々と照りを帯びている。色白とは言えないが、光の加減かと思われる。眼鏡をかけており、リムの色は大人しい赤。非常によく似合う。
髪: ストレートなミディアムヘア。髪色は黒であるが、不思議なことに眼鏡の赤色とよく合い、前髪の垂れかかるのが美しい。
備考: 司書である。
胸: 推定バスト128センチ、推定アンダーバスト81センチのO カップ。本日の夜のお供にと本を物色中に、書架にて本を正していた。胸が喉の下辺りから流麗な曲線を描いて20センチほど突き出ているばかりでなく、縦にも大きく膨れており、体積としてはP カップ、Q カップ相当かもしれない。頭一つ分背が低いので上からも望めたのであるが、カーディガンで見え隠れする上部のボタンが取れかけていた。本を取る度に胸が突っかかって煩わしいのか、肩を揺すって胸の位置を直す。本棚に胸が当たるのは当然で、文庫本などはその上に乗せる。一つの書架を片付け終わった辺りで、適当に思いついたジャンルを訪ねて接近すると、如何にも人の良さそうな顔で案内をしてくれた。脚を踏み出す度に甲高い音が鳴るのは、恐らくブラジャーのせいかと思われる。歩き方が大胆で胸が揺れるのである。途中、階段を下りなければならないところでは、一層音が大きくなって、臍のあたりで抱えていた本を胸に押し付けて誤魔化していた。そのため、ブラジャーのストラップがズレたかと見え、書棚の方へ目を���けている隙に、大胆にも胸を持ち上げて直していた。なまめかしい人ではあるが、年が年なので望みは無い。
  時: 午後02時22分
所: 〇〇小学校校庭
身長: 140センチ前後か
衣服: 体操服
年齢: 10、11歳
持ち物: 特に無し
同行者: 友人数名
背格好: ほっそりとしなやかである。幼い。腕も脚もまだ少女特有の肉が付いている。今日見た中で最も��の「彼女」に似ている体つきであったが、この女子児童は単に骨格が華奢なだけで、痩せ細った体ではない。健康的である。脚が長く、短足な男子の隣に立つと、股下が彼の腰と同位置に来る。
顔: あどけなさは言うまでもないが、目元口元共に上品。笑う時もクスクスと擽るような、品の良い笑い方をする。眼鏡はテンプルに赤色が混じった、基本色黒のアンダーリム。そのせいで甚だ可愛らしく見えるが、本来は甚く聡い顔立ちをしているかと推定される。が、全般的に可愛らしい。
髪: 腰まで届く黒髪。ほぼストレートだが若干の癖あり。また、若干茶色がかっているように見えた。髪の質がかなり良く、時折肩にかかったのを払う度に、雪のように舞う。
胸: 推定バスト81センチ、推定アンダーバスト48センチのI カップ。体育の授業中のことである。男子は球技を、女子はマラソンでもやらされていたのか、校庭を走っていた。身体自体は小柄であるから胸はそう大きくはないのだが、無邪気に走るから激しく揺れる。揺れるごとに体操服が捲れ上がって腹部が見えそうである。明らかに胸元だけサイズが合っていない。何度か裾を直しながら走った後、耐えかねて胸元を押さえつけていたのであるが、いよいよ先生の元へ駆け寄って校舎内へ入った。そして出てきてから再び走り初めたけれども、その後の胸の揺れは一層激しくなっていた。ブラジャーに何かあったのだろうと思われる。顔には余裕がありながら、走る速さがこれまでとは段違いに遅く、これまで一緒に走ってきた友人に追い抜かれる。結局、彼女は胸を抑えながら、周回遅れで走りを終えた。しかし可哀想なことに、息を整えていると友人に後ろから手で掬われて、そのまま揉みしだかれる。小学生の手には余る大きさである。寄せあげて、掬い上げて、体操服をしわくちゃにしながら堪能する。私にはそう見えただけで、実際にはじゃれついていただけであろうが、指が深く沈み込んでいる様は男子児童の視線を寄せるのに足る。なされるがままにされていた彼女は、そのうちに顔を真っ赤にして何かを言いつつ手をはたき落とし「今はダメ」と言い、以降はすっかり両腕を胸元で組んで、猫背になって拗ねてしまった。この生徒は要観察である。下校時に再び見えてみれば、制服下の胸はブラジャーは着けていないながら見事な球形を為している。先程の光景から張りも柔らかさも極上のものと想像される。名前は○○。名札の色から小学5年生だと断定。ここ一ヶ月の中で最も期待すべき逸材。
  時: 午後05時03分
所: 〇〇市〇〇町〇〇にある某コンビニ
身長: やや高い。163センチほど。
衣服: ○○の制服。
年齢: 17歳
持ち物: 特に書くべきにあらず
同行者: 無し
背格好: 標準的だがやや痩せ型。恐らくは着痩せするタイプである。一見してただの女子高生の体であるが、肩、腰つきともに十分な量の肉量がある。その代わり腕は細い。右手に絆創膏。
顔: あどけない。非常に可愛らしい顔。人柄の良さが顔と表情に出ていると言ったところ。眉は優しく、目はぱっちり。常に口が緩んで、白い頬に赤みが差す。が、どこか儚げである。分厚くない唇と優しい目が原因か。
髪: 後ろに一束したミディアムヘア。一種の清潔さを表すと共に、若干の田舎臭さあり。後ろ髪をまとめて一束にしているので、うなじから首元へかけての白い肌が露出。これが殊に綺麗であった。
備考: 高校生アルバイター
胸: 推定バスト118センチ、推定アンダーバスト68センチのP カップ。服が腰元で閉じられているので、高さ24センチほどの見事な山が形成されている。そのため余計に大きく感じられる。手を前で組む癖があるのか胸が二の腕によって盛り上がって、さらに大きく見える。レジ打ちを担当していた。面倒くさい支払い方法を聞いて接近。レジにて紙を用いて説明してくれるのであるが、胸元が邪魔で始終押さえつけながらでの説明となり、体を斜めにしての説明となり、終いには胸の先での説明となる。ブラジャーの跡あり。よほどカップが分厚いのか胸と下着との境目がはっきりと浮き出ている。この大きさでこのタイプのブラジャーは、1メーカーの1ブランドしかないため、懐かしさに浸る。大体分かりました、では後日よろしくおねがいしますと言うと、にこやかにありがとうございましたと言う。腕の細さと胸の大きさとが全くもって合っていない。腰つきとは大方合っている。顔があどけないところから、胸に関しては期待して良いのではないだろうか? それを知るには彼女の中学時代、ひいては小学時代を知る必要があるが、そこまで熱心に入れ込めるほど、魅力的ではない。
   本日も予が真に求むる者居らず、―――と最後に付け足した日記帳を、俺は俺が恐れを抱くまでに叫び声を上げながら床へと叩きつけ、足で幾度も踏みつけ、拾って壁に殴りつけ、力の限り二つに引き裂いて、背表紙だけになったそれをゴミ箱へ投げつけた。八畳の部屋の隅にある机の下に蹲り、自分の頭をその柱に打ちつけ、顎を気絶寸前まで殴り、彼女の残した下着、―――ブラジャーに顔を埋めて髪を掻き毟る。手元に残りたる最後の一枚の匂いに全身の力を抜かされて、一時は平静を取り戻すが、真暗な部屋に散乱した日記帳の残骸が肌へと触れるや、彼女の匂いは途端に、内蔵という内蔵を酸で溶かすが如く、血管という血管に煮えたぎった湯を巡らせるが如く、俺の体を蝕んでくる。衝動的にブラジャーから手を離して、壁に頭を、時折本当に気絶するまで、何度も何度も何度も打ちつけ、忌々しい日記帳を踏みしめて、机の上に置いてあるナイフを手にとる。以前は右足の脹脛(ふくらはぎ)を数え始めて26回切りつけた。今日はどこを虐めようかなどと考えていると、彼女の残したブラジャーが目につく。一転して俺のこころは、天にのぼるかのようにうっとりと、くもをただよっているかのようにふわふわと、あたたかく、はれやかになっていく。―――
―――あゝ、いいきもちだ。彼女にはさまれたときもこのような感じであった。俺の体は彼女の巨大な胸が作り出す谷間の中でもみくちゃにされ、手足さえ動かせないまま、顔だけが彼女の目を見据える。ガリガリに痩せ細って頬骨が浮き出てはいるが、元来が美しい顔立ちであるから、俺の目の前には確かにいつもと変わらない彼女が居る。我儘で、可愛くて、薄幸で、目立ちたがり屋で、その癖恥ずかしがり屋で、内気で、卑屈で、でも負けん気が強くて、甘えん坊で、癇癪持ちで、いつもいつもいつも俺の手を煩わせる。冷え切った手で俺の頬を撫でても、少しも気持ちよくは無い、この胸、この胸の谷間が冬の夜に丁度良いのだ。この熱い位に火照った肉の塊が、俺を天に昇らせるかの如き高揚感を與えるのだ。
だがそれは後年の事。床に広がったブラジャーを拾って、ベッド脇のランプの燈を点けて、ぶらぶらと下へと垂れるカップの布をじっくりと眺める。華奢で肉のつかない彼女のブラジャーだったのだから、サイドボーンからサイドボーンまでの距離は30センチ程もあれば良く、カップの幅も中指より少し長い程度の長さしかない。が、その深さと広さはそこらで見かけるブラジャーとは一線を画す。手を入れれば腕が消え、頭を入れればもう一つ分は余裕がある。記念すべき「初ブラ」だった。
それが何たることか! 今日、いや昨日、いや一昨日、いやこの一ヶ月、いやこの一年間、いや彼女が居なくなってから実に6年もの間、このブラジャーが合う女性には出会うどころか、見かけることも出来ないではないか。細ければサイズが足りず、サイズが足りればぶくぶくと肥え、年増の乳房では張りが足らず、ならばと小学生の後を付け回してはお巡りに声をかけられ、近所中の中高にて要注意人物の名をほしいままにし、飽きる迄北から南の女という女を見ても、彼女のような体格美貌の持ち主は居なかった。風俗嬢へすら肩入れをし、ネットで調子に乗る女どもにも媚びへつらった。
恭しくブラジャーを箱へと収めて床に散らばりたる日記帳の屑を見るや、またしても怒りの感情が迸ってくる。今日は左太腿の上をざっくりとやってやろうか。紙屑をさらに歯で引きちぎり、喉に流し込みながらそう思ったけれども、指を切る程度に留め、代わりに床を突き抜ける位力を入れて、硬い板の上に差す。今日書いた文面はその上にあった。
「なんで、なんで俺はあんなことを、……」
気がつけば奇声を上げつつ髪の毛を毟り取っていた。時計を見れば午後11時28分。点けっぱなしにしておいたパソコンの画面にはbroadcasting soon! という文字が浮かび上がって居る。忘れた訳では無かったが、その英単語二文字を見るだけで、怒りも何も今日の女どもも忘れ、急に血の巡りが頭から下半身へと下り、呼吸が激しくなる。まるで彼女を前にした時のようである。急いで駆けつけて音量を最大限まで上げて、画面に食い入ると、直にパッとある部屋が映し出され、俺の呼吸はさらに激しくなった。
部屋はここと同じ八畳ほど、ベッドが一台、机が一つ、………のみ。
机の上にはありきたりな文房具と、食器類が一式、それに錠剤がいくつか。ベッドの上には質の良さそうな寝具、端に一枚のショーツ、その横に犬用のリードが一つ。これはこれから現れる者が、謂わばご主人さまに可愛がられるために着けている首輪につながっているのである。そしてその横に、あゝ、彼女がまだ傍に居ればぜひこの手で着けて差し上げたい巨大なブラジャーが一つ、………。ダブルベッドをたった一枚で埋め尽くすほど大きく、分厚く、ストラップは太く、今は見えないが12段のホックがあり、2週間前から着けているらしいけれどもカップは痛み、刺繍は掠れ、ストラップは撚れ、もう何ヶ月も着たかのようである。
しばらく見えているのはそれだけだったが、程なくしてブラジャーが画面外へ消えて行き、ショーツが消えて行きして、ついに放送主が現れる。病的なまでに痩せ細って骨の浮き出る肩、肘、手首、足首、膝、太腿、それに反して美しくしなやかな指が見える。顔は残念ながら白い仮面で見えないが、見えたところで一瞬である。すぐさま画面の殆どは、中央に縦線の入った肌色の物体に埋められるのだから。その肌色の物体は彼女の胸元から生え、大きく前へ、横へと広がりながら腰元を覆い、開けっ広げになった脚の間を通って、床へとゆるやかにの垂れており、ベッドに腰掛けた主の、脚の一部分と、肩と、首を除いて、体の殆どを隠してしまっている。床に垂れた部分は、部分というにはおかしなくらい床に広がる。浮き出た静脈は仄かに青々として、見る者によっては不快を感ずるだろう。
言うまでもなく、女性の乳房である。主は何も言わずにただそこに佇むのみで、何も行動をしない。仮面を着けた顔も、たまに意外と艶のある黒髪が揺れるだけで動かないのであるが、極稀に乳房を抑える仕草をして、愛おしそうに撫でることがある。けれどもそれは本当に極稀で、一回の配信につき一度の頻度でしかなく、殆どの場合は、一時間もしたらベッドに倒れ込んで寝てしまうのである。
この配信を見つけてからというもの、俺の日中の行動は、その寝姿を見るための暇つぶしでしか無い。彼女そっくりな体つきに、彼女そっくりな胸の大きさ、―――しかもこちらの方が大きいかもしれない上に、彼女そっくりな寝相、………見れば見るほど彼女に似て来て、また奇声を発しそうになる。無言で、手元にあった本の背表紙で頭を打ちつけて落ち着きを取り戻し、画面を見ると、ゴロンとベッドから落ちてしまったその女の姿。彼女もよくやった寝相の悪さに、途端懐かしさが込み上げて来て、
「あゝ、こら、叶(かなえ)、寝るんだったらベッドの上で寝ないと、……。手伝ってやるからさっさと起きなさい」
と頬を叩いたつもりだが、空を切るのみで、消息不明となっている者の名前を呼んだだけ、羨ましさと虚しさが募ってしまった。
   幼馴染の叶が居なくなってから早6年、片時も忘れた事はないのであるが、隣に住んでいながら出会いは意外と遅いものであった。当時俺は11歳の小学5年生、物凄く寒かったのを思えば冬から春前であったろうか、俺の家は閑静な住宅街の中に突如として現れる豪邸で、建物よりも庭に意匠を凝らしたいという父上の意思で、洋館が一つと離れが一つ庭に面する形で建てら���、俺はその離れを子供部屋として与えられていた。球状の天井を持つその部屋は、本当に子供のために閉ざされた世界かのようだった。庭の垣根が高く、木に埋もれる形で建っているのであるから、内は兎も角、外からだとそもそも離れがあることすら分からない。音も完全に防音されていて、車が通りかかるのすら、微妙な振動でようやく分かるくらい外界から切り離されているのである。いつも学校から帰ると、俺はその部屋で母上と共に話をしたり、ごっこ遊びをしたり、宿題をしたりする。食事もそこで取って、風呂には本館の方へ向かう必要はあるけれども、学校に居る7、8時間を除けば一日の殆どをそこで過ごしていた。だから、近隣の様子なぞ目については居なかったし、そもそも父上から関わるなというお達しがあったのだから、あえて触れるわけにはいかない。学校も、近くにある公立校へは通わずに、ずっと私立の学校へ入れられたのだから、関わろうにも、友人と言える者も知り合いと言える者も、誰も居ないのである。
そんな生活の中でも、よく離れの2階にある窓から顔を突き出して、燦々と輝く陽に照らされて輝く街並みを眺めたものだった。今はすっかりしなくなってしまったけれども、木々の合間合間から見える街並みは殊に美しい。一家の住んでいる住宅街というのが、高台に建っているので、街並みとは言ってもずっと遠くまで、―――遥かその先にある海までも見えるのである。
そう、やっぱり冬のことだ、あのしっとりとした美しさは夏や秋には無い。いつもどおり、俺はうっとりと椅子に凭れかかって街並みを眺めていたのであるが、ふとした瞬間から、女の子の声で、
「ねぇ、ねぇ、ねぇってば」
と誰かを呼びかける声がしきりに聞こえてきていたのだけれども、それが少し遠くから聞こえてくるものだから、まさか自分が呼ばれているとは思わず、無視していると、
「ねぇ!」
と一層激しい声が聞こえてくる。下を見てみると、同年代らしい女の子が、彼女の家の敷地内からこちらを不満そうに見つめてきている。
「僕ですか?」
「そう! 君!」
と満面の笑みを浮かべる。
この女の子が叶であることは言及する必要も無いかと思うが、なんと見窄らしい子だっただろう! 着ている物と言えば、姉のお下がりのよれよれになった召し物であったし、足元には汚らしいサンダルを履いていたし、髪は何らの手入れもされていなかったし、いや、そんな彼女の姿よりも、その家の古さ、ボロさ、貧しさは余りにも憐れである。流石に木造建築では無いものの、築20年や30年は越えていそうな家の壁は、すっかりと黒ずんで蜘蛛の巣が蔓延っており、屋根は黒いのが傷んで白くトゲトゲとしているし、庭? にある物干し竿は弓なりに曲がってしまっていて、痛みに傷んだ服やタオルが干されている。全体的に暗くて、不衛生で、手に触れるのも汚らわしい。広さ大きさは普通の一軒家程度だけれども、物がごちゃごちゃと置かれて居るのでかなり狭苦しく感じられ、俺は父上がどうして近隣の者と関わるなと言ったのか、なんとなく理解したのだった。目が合った上に、反応してしまったからには相手をしなくちゃいけないか、でも、できるだけ早く切り上げて本の続きでも読もう。―――俺は一瞬そう思ったが、ようようそう思えば思うほど、彼女に興味を抱いてしまい、小っ恥ずかしい感情がしきりに俺の心を唆していた。
それは一目惚れにも近い感情だっただろうと思う。というもの、その時の叶の外見は、着ているものが着ているものだけに見窄らしく見えただけで、顔立ちは悪くないどころかクラスに居る女子どもなぞよりずっと可愛いかった。いや、俺がそう感じただけで、実際は同じくらいかもしれないが、普段お嬢様と言うべき女の子に囲まれていた俺にとっては、ああいう儚い趣のある顔は、一種の新鮮さがあって、非常に魅力的に見える。どこか卑屈で、どこか苦心があって、しかしそれを押し隠すが如く笑う、………そういう健気な感じが俺の心を打ったと思って良い。また、体つきも普段見るお嬢様たちとは大きく変わっていた。彼女たちは美味しいものを美味しく頂いて、線の細い中にもふっくらとした柔らかさがあるのだが、叶はそうではない。栄養失調からの病気じみた痩せ方をしていて、ただ線が細いだけ、ただ貧相なだけで、腕や脚などは子供の俺が叩いても折れそうなほどに肉が付いておらず、手や足先は、肌が白いがために骨がそのまま見えているかのようである。兎に角貧相である。が、彼女にはただ一点、不自然なほど脂肪が蓄えられた箇所があった。
それはもちろん胸部である。叶は姉から譲り受けた服を着ているがために、袖や裾はだいぶ余らしていたのであるが、胸元だけはピンと張って、乳房と乳房の間には皺が出来ていて、むしろサイズが足りないように見える。恐らく裾を無理やり下に引っ張って、胸を押し込めたのか、下はダボダボと垂れているけれども、胸の上は変にきっちりしている。体の前で手をもじもじさせつつ、楽しげに体を揺らすので、胸があっちへ行ったり、こっちへ行ったりする。俺は最初、胸に詰め物をしているのであろうかと思われた。そう言えば、一昨日くらいにクラスの女子が、私の姉さんはこんなの! と言いつつ、体操服の胸元にソフトボールを入れてはしゃいでいたが、その姿がちょうどこの時の叶くらいであったから、自然にやっぱりこの年の女子は大きな胸に憧れるものなのだと納得したのである。だが、叶の胸は変に柔らかそうに見える。いや、それだけでなく、ソフトボールを入れたぐらいでは脇のあたりが空虚になって、はっきりと入れ物だと心づくが、彼女の体に描かれる、首元から始まって脇を通り、へその上部で終りを迎える曲線は、ひどく滑らかである。手が当たればそこを中心に丸く凹み、屈んで裾を払おうとすれば重そうに下で揺れる。
俺が女性の乳房なるものに目を奪われた初めての瞬間である。
それは物心ついた少年の心には余りにも蠱惑的だった。余りにも蠱惑的過ぎて、俺の体には背中をバットで殴られたような衝撃が走り、手が震え、肩が強張り、妙に臀部の辺りに力が入る。頭の中は真っ白で、少しずつ顔と耳たぶが赤くなっていくのが分かる。途端に彼女の胸から目が離せなくなり、じっと見るのはダメだと思って視線を上げると、さっきとは打って変わって潤いのある目がこちらを見てきている。微笑んでくる。その瞬間、徐々に赤くなって行っていた顔に、血が一気に上る感覚がし、また視線を下げると、そこにはこれまで見たことがない程の大きさの胸。胸。胸。………あゝ、なんと魅力的だったことか。
「こんにちは」
「うん、こんにちは。今日は寒いね」
彼女に挨拶されたので、俺はなんとか声を出したのだった。
「私は全然。むしろあったかいくらい」
「元気だなぁ」
「君が元気ないだけじゃないの」
「熱は無いんだけどね」
「ふふ」
と彼女は笑って、
「君どのクラスの子?」
「いや、たぶん知らないと思う。この辺の学校には通ってないから」
「どおりで学校じゃ、見ないと思った。何年生なの?」
彼女がこの時、俺を年下だと思っていたことは笑止。実際には同い年である。
「へぇ、あっちの学校はどうなの?」
「どうもこうもないよ。たぶん雰囲気なんかは変わんないと思う」
「そうなんだ」
と、そこでトラックが道端を通ったために、会話が区切れてしまって、早くも別れの雰囲気となった。
「ねぇ」
先に声をかけたのは彼女だった。
「うん?」
「またお話してくれない?」
少年はしばし悩んだ。近くの者とは関わるなと言う父上の言葉が頭にちらついて、それが殆ど彼女の家庭とは関わるなとの意味であることに、今更ながら気がついたのであったが、目の前に居る少女が目をうるませて、希望も無さげに手をもじもじと弄っているのを見ると、彼女の学校での扱われ方が目に見えてしまって仕方がなかった。そっと目を外すと、隣に住んでいなければ、多分一生関わること無く一生を終えるであろう貧しい家が目に飛び込んできて、だとすれば、良い育ちはしていないに違いはあるまい。だが、今言葉を交わした感じからすれば、意外にも言葉遣いはぞんざいではなく、笑い方もおっとりとしている。それに何より、自分がここまで心臓の鼓動がうるさいと思ったことはないのである。少年の心はこの時、「またお話したい」などというレベルではなく、彼女に近づきたい気持ちでいっぱいであった。近づいて、もっともっとお話をして、その体に触れて、夜のひと時をこのメルヘンチックな我が部屋で過ごせたら、どんなに素敵だろう。この窓から夜景を見て、手を取って、顔を突き合わして、行く行くは唇を重ねる、………あゝ、この部屋だけじゃない、綺麗に見繕って、二人で遊びに行くのも良い、いや、もはや二人きりでその場に居るだけでも僕の心は満足しそうだ。………実際にはこんなに沢山ことを考えた訳ではなかったけれども、しかしそういうことが、父上の言いつけから少年をすっかり遮断してしまった。つまりは、彼女の言葉に頷いたのである。
「もちろん。こうやって顔だしてたら、また話しかけてよ」
「ふふ、ありがとう。またね」
「またね。―――」
これが俺と叶の馴れ初めなのだが、それから俺たちは休みの日になると、窓を通じて10分20分もしない会話を楽しんだ。尤もそれは俺が父上と母上を怖がって、勉強しなくちゃいけないだとか、習い事があるとか、そういう理由をつけて早々に切り上げるからではあるけれども、もし何の後ろめたさも無かったら日が暮れても喋りあったに違いない。
「えー、……もう? 私はもっとお話してたい!」
「ごめんね。明日もこうやって外を眺めてあげるからさ」
その言葉に嘘はなく、俺は休日になれば、堪えきれない楽しみから朝食を終え、両親を煙に巻くや窓から顔を突き出していた。すると叶はいつも直ぐに家から出てきて、
「おはよう」
と痩せ細った顔に笑みを浮かべる。彼女もまた、楽しみで楽しみで仕方ないと言った風采なのである。
「おはよう。今日はいつにもまして早いね」
「ふふ」
会話の内容はありきたりなこと、―――例えば学校のこと、家のこと(彼女はあまり話したがらなかったが)、近くにある店のこと、近くにある交番がどうのこうのということ、近くにある家のおばさんが変人なことなど、強いて言えば、近所の人たちに関する話題が多かった。というのも、この住宅街に住んでいながら、今まで何も知らなかったので、俺の方からよく聞いたのが理由ではあるけれども、話に関係ないから述べる必要はあるまい。
それよりも、あんまり叶が早く出てくるので、いつのことだったか、聞いてみたことがあった。すると、彼女は心底意地の悪い笑顔で、
「私の部屋から丸見えなんだもん。そんなに楽しみ?」
と言うので、無性に恥ずかしさが込み上げてきたのは覚えている。どう返したのか忘れたが、その後の彼女の笑う様子が、強烈に頭に残っているのを考慮すれば、さらに恥ずかしい言い訳を放ったのは確かである。………
そんなある日のことであった。確か、叶と出会って一ヶ月経った日だったように思う。何でも学校が春の休み期間に入ったために、俺達は毎日顔を合わせていたのであるから多分そうで、非常に小っ恥ずかしい日々を送っていたのであるが、この日は俺しか俺の家には居ないのであった。それも朝一から深夜まで、何故だったのかは忘れてしまったが、両親も居なければ、ハウスキーパーも、確実に居ないのである。然れば初恋に目の暗んだ少年が悪巧みをするのも当然であろう。つまり俺はこの日、叶をこのメルヘンチックな離れに招待しようとしていたのである。
一種の期待を胸に抱きながら、いつもどおり窓から顔を突き出して、今や見慣れてしまった貧しい家の壁に視線を沿わせては、深呼吸で荒れそうになる息を整えようとする。一見、「いつもどおり」の光景だけれども、この時の俺はどうしても、初めての彼女をデートに誘うような心地よい緊張感ではない、恐ろしい罪悪感で押しつぶされそうだった。別に子供が同級生の女の子を連れてくることなど、親からしたら微笑ましい以外何者でもないかもしれない。が、これから呼ぶのは、父上が関わるなと言った、隣家の貧しい娘なのであるから、どうしても後々バレた時の事を考えると、喉が渇いて仕方ないのである。―――出来れば叶が今日に限って出てきてくれなければ、なんて思っても、それはそれで淋しくて死ぬ。まぁ、期待と緊張と罪悪感でいっぱいいっぱいだった少年の頭では、上手い具合に言い訳を考えることすら出来なかったのである。
「おはよう」
そうこうするうちに、いつの間にか外に出てきていた叶が声をかけてきた。一ヶ月のうちに、さらに胸が大きくなったのか、お下がりの服の袖はさらに長くなり、………というのは、服のサイズを大きくしないと胸が入らないからで、その肝心の胸の膨らみは今やバレーボール大に近くなりつつある。
で、俺は焦ることは何もないのに、挨拶を返すこともせずに誘うことにしたのであった。
「ねぇ」
「うん?」
「きょ、今日、僕の家にはだ、だれも居ないんだけど、………」
「え? うん、そうなの」
それから俺が叶を誘う言葉を出したのは、しばらくしてのことだったが、兎に角俺は彼女を頷かせて門の前まで来させることに成功して、庭を駆けている時に鳴った呼び鈴にギョッとしつつ、正門を開けると、さっきまでその気になっていた顔が、妙に神妙なので聞いてみると、
「なんか急に入って良いのか分からなくなっちゃった」
ともじもじしながら言う。それは引け目を感じると言うべき恥であることは言うまでもないが、一度勢いづいた少年にはそれが分からず、不思議な顔をするだけであった。それよりも少年は歓喜の渦に心臓を打たせており、今日という今日を記憶に焼き付けようと必死になっていた。というのは、普段遠目から見下ろすだけであった少女が目の前に現れたからではあるけれども、その少女の姿というのが、想像よりもずっと可愛いような気がしただけでなく、意外と背丈がひょろ高いことや、意外と服は小綺麗に整えてあることや、手も脚も、痩せ細った中にも一種の妖艶さが滲み出ていることなど、様々な発見をしたからであった。特に、胸元の膨らみにはただただ威圧されるばかり。大きさは想像通りだったものの、いざ目の前に来られると迫力が段違い。試しに顔を近づけてこっそりと大きさを比べて見ると、自分の頭よりも大きいような感じがし、隣に並んでみると、彼女の胸元にはこんな大きな乳房が生えているのかと驚かれる。
「ちょっと、どうしたの」
と言われてハッとなって、叶の手を引きながら広大な庭を歩き始めたが、少年の目はやはり一歩一歩ふるふると揺れる彼女の乳房に釘付けであった。
庭の様子は今後必要ないから述べないが、一方はお坊ちゃん、一方は女中にもならない卑しい少女が手を取り合いながら、花々の芽の萌ゆる庭園を歩く様子は、或いは美しさがあるかもしれない。
離れについて、「や、やっぱり私帰るね」と言い出す叶を無理に押し込んで、鍵をかけると、一気に体中の力が抜けて行くような気がした。何となく庭を歩いているうちは、誰かに見られているかのようで、気が気でなかったのに、今となっては何と簡単なことだったであろう。とうとう成功した、成功してしまったのである、叶を一目見た瞬間に思い描いていた夢が、一つ叶ったのみならず、この心の底から沸き起こる高揚感はなんだろうか。期待? それとも単に興奮しているだけ? いや、恐らくは彼女が隣に居ること、手を触れようとすれば触れられる位置に居ること、つまり、彼女に近づいたという事実が、嬉しくて嬉しくて仕方がないのだ。そしてそれが、自分の住処で起こっている、………俺は多分この時気持ち悪いくらいに笑っていたように思ふ。頭は冷静に叶をもてなしているつもりでも、行動の一つ一つに抜けている箇所が、どうしても出てしまって、土足のまま上がろうとしたり、段差に足をひっかけて転けそうになったり、お茶を溢しそうになったり、最初からひどい有り様であったが、彼女は引け目を感じながらも笑って、
「ほんとにどうしたの、熱でも出てるんじゃ、………」
と心配さえもしてきて、その優しさもまた、俺には嬉しくて仕方がなくって、ますます惚けてしまったように思われる。が、それが出たのは昼前のことだったろう、あの時俺は、目の前ある叶の乳房が大きく重たく膨れ上がっているのに対し、それを支える身体が余り痩せすぎている、それもただ単に痩せているのではなくて、こうして間近で見てみると、骨格からして華奢であるので、身長はどっこいどっこいでも(―――当時の俺は背が低かったのである)、どこか小さく感じられるし、そのために、余計に体と胸元の膨らみとが釣り合っていない上に、胸が重いのか、ふらふらとして上半身が風で煽られているかの如く触れる時がある、それが緊張で体が強張っている今でも起こるので、段々と心配になってきて、
「す、すごい部屋、………」
ときちんと正座をしながら目を輝かす彼女が、今にも倒れてしまいそうに思われたのだった。しかし惚けた少年の頭では、ああ言えば失礼だろうか、こう言えば婉曲的に尋ねられるだろうか、などと言ったことは考えられない。ただ、この眼の前に居るかぁいい少女が、かぁいくってしょうがない。あれ? 叶ってこんなにかぁいかっただろうか? と、彼女の一挙一動がなんだか魅力的に見えて来て、手の甲を掻くのすらもかぁいくって、言葉が詰まり、今や何とか頭に浮き出てきた単語を並べるのみ、彼女を一人部屋に残して外で気持ちを落ち着けようにも、今ここに叶が居るのだと思えばすぐさま頬が燃え上がってくる。再び部屋に入れば入ればで、自分の思い描いていたのよりかぁいい少女が、きちんと正座をしながらも、未だに目をキラキラとさせ、口をぽかんと開けて部屋中を眺めている。そんなだから、一層少年の頭は惚けてしまった。同時に、胸の前で、乳房を押しつぶしながらしっかりと握られている両の手が目について、その細さ、そのか弱さに惹き込まれて無遠慮に、
「ねぇ、前々から気になってたんだけど、どうしてそんなに細いの? どうしてそんなに痩せてるの?」
と、彼女の正面に座りながら聞いた。
「あっ、うっ、……」
「ん? だって手とか僕が握っても折れそうだし」
「え、えとね?」
「うん」
「その、食べては居るんですけれど、………」
叶はここに来てからすっかり敬語である。
「食べても食べても、全然身につかなくって、………その、おっぱいだけが大きくなってしまってるの。だから、こんなにガリガリ。骨も脆いそう。………あはは、なんだか骸骨みたいだね」
「全然笑い事じゃないんだけど」
「うん、ありがとう。それだけでも嬉しいな」
とにっこりするので、
「もう」
とにっこりとして返すと、叶はすっかり普段の無邪気な顔に戻った。
「あ、でね、もちろんお母さんも心配してくれて、お金が無いのに、私のためにたくさんご飯を作ってくれててね、―――」
「たくさんって、どのくらい?」
「えっと、………」
と言葉に詰まるので、
「まぁ、別に笑わないからさ。言ってごらん?」
とたしなめた。すると返ってきた言葉は、俺の想像を軽く飛び越していたのだった。
毎日微妙に違うから昨日のだけと、はにかんだ叶の昨夜の夕食は、米を4合、味噌汁が鍋一杯、豆腐を3丁肉豆腐、その肉も牛肉1キロ、半分を肉豆腐へ、半分を焼いて、野菜はキャベツとレタスと半々に、鶏胸肉2枚、パスタ500グラム、………を食した後に寒天のデザートを丼に一杯、食パンを2斤、牛乳一リットルで流し込んだ、と、ご飯中は喉が乾いて仕方がないと言って、水もペットボトルで2本計4リットル飲んだ、いつもこれくらいだが、それでも食欲が収まらない時は、さらにご飯を何合か炊いて卵粥として食べるのだと言う。
笑わないとは言ったけれども、流石に苦笑も出来ずに唖然とするばかりで、俺は、スポーツ選手でも食べきれない食い物が、一体全体、目の前で顔を覆って恥ずかしがる少女のどこに入って、どこに消えたのか、想像をたくましくすることしか出来なかったが、そうしているうちに、今日の朝はねと、朝食までおっしゃる。それもまた米が4合に、やっぱり味噌汁を鍋一杯。そして、知り合いが店を構えているとか何とかでくれる蕎麦を、両手で二束、大鍋で茹でてざる蕎麦に、インスタントラーメンを2人前、水を2リットル。言い忘れてけどご飯は大きなおにぎりとして、中に色々と具材を入れて食うと言って、最後に、デザートとは言い難いが、デザートとしてシリアルを、やっぱり牛乳1リットルかけて食べる。その後パンがあればあるだけ食べる。水も何リットルか飲む。で、大体食事の時間は1時間半から2時間くらいで終わるけれども、お腹が空いていたら30分でもこれだけの量は平らげられるらしい。
「いやいやいやいや、………えっ?」
俺のそんな反応も当然であろう。ところで以上の事を言った本人は、言っちゃった、恥ずかしい、と言ったきり黙って俯いているが、益々見窄らしく、小さく見え、やはり可哀想でならなかった。
ポーン、と鳴って、時計が12時を示した。叶の告白から随分時間が経ったように思っていたら、もうそんな時間である。空腹を訴えかけている腹には悪いが、今ここで食事の話題を振れば恐ろしい結果になるかもしれない、一応自分の昼食は、父上が予め出前を取ってくれたのが、さっき届いたからあるし、母上が夕食もと、下拵えだけして行った料理の数々があるので、それを二人で分けて、一緒に食べる予定ではあったのだが、しかし先の話が本当だとすれば、とても量が足りない。だが、恐ろしい物は逆に見たくなるのが、人間の常である。俺は、叶がご飯を食べている様を見たくてたまらなかった。普段、外食は両親に連れられてのものだったけれども、幸い街を歩けばいくらでも食事処にはありつける。日本食屋に、寿司屋に、洋食屋に、喫茶店に、中華料理屋に、蕎麦屋饂飩屋鰻屋カレー屋、果ては創作料理屋まであるから、彼女をそこに連れて行ってみてはどうか。もちろん一軒と言わずに何軒も訪れて、彼女が満足するまでたくさんご飯を食べさせてあげてみてはどうだろうか? 俺はそんなことを思って、心の内で嫌な笑みを浮かべていたのであったが、偶然か必然か、その思いつきは叶の願いにぴったり沿うのであった。
「あはは、………やっぱり引いた?」
と叶がもじもじしながら言う。
「若干だけど、驚いただけだよ」
「ほんとに?」
「ほんとほんと」
「じゃ、じゃあ、もう一つ打ち明けるんだけどね、………あ、本当に引かないでよ」
「大丈夫だって、言ってごらん?」
と言って顔を緩めると、叶は一つ深呼吸してから、もじもじさせている手を見つめながら口を開くのであった。
「えとね、私、………実はそれだけ食べても全然たりなくて、ずっとお腹が空いてるの」
「今も?」
「今も。ほら、―――」
叶が服の裾をめくり上げると、そこにはべっこりと凹んでいる腹が丸見えになる。
「すっかり元通りになっちゃった。君と会うために外に出た時は、まだぼっこりしてたんだけど、………」
「お昼は?」
「え?」
「お昼。お昼ごはん。どうするの?」
「我慢かなぁ。いつもお昼ごはんは給食だから、全然平気だよ!」
この時、図らずも俺の画策と、彼女の願い、というよりは欲望が、同じ方向を向いたことに歓喜したのは言うまでもない。俺はこの後のことをあまり覚えていないが、遠慮する叶に向かって、
「ご飯一緒に食べよう!!」
と無理やり立たせて、取ってあった出前を彼女の目の前に差し出したのは、微かに記憶に残っている。彼女はそれをぺろりと平らげた。口に入れる量、噛むスピード、飲み込む速度、どれもが尋常ではなく、するすると彼女の胃袋の中へと消えていった。母上が下ごしらえして行った料理もまた、子供では食べきれないほどあったが、5分とかからなかった。こちらは食べにくいものばかりであったけれども、叶は水を大量に飲みつつ、喉へと流し込んで行く。それがテレビでよく見る大食い自慢のそれとは違って、コクコクと可愛らしく飲むものだから、俺はうっとりとして彼女の様子を見つめていた。食べ終わってから、俺は彼女の腹部に触れさせてもらった。その腹は、3人前、4人前の量の食事が入ったとは思えないほど平たく、ぐるぐると唸って、今まさに消化中だと思うと、またもや俺の背中はバットで殴られたかのような衝撃に見舞われてしまった。ちょうど、叶の乳房に目を奪われた時と同じような衝撃である。思わず耳を叶のヘソの辺りに押し付けて、たった今食べ物だったものが排泄物になろうとしている音を聞く。ゴロゴロと、血管を通る血のような音だった。
「まだ食べられる?」
「もちろん!」
叶は元気よく答えた。俺は彼女がケチャップで赤くなってしまった口を、手渡されたナプキンで綺麗に拭き終わるのを待って、
「じゃあ、行こうか」
と、財布と上着を取りながら聞いた。
「どこへ?」
「今日はお腹いっぱいになるまで食べさせてあげ���よ」
俺の昼食夕食を軽く平らげた彼女は、今更遅いというのに遠慮をするのであった。「いや、私、もうお腹いっぱいで」とか、「お金持ってない」とか、「別にいいって、いいってば」とか、終いには「ごめん、ごめんなさい」と言って泣き出しそうにもなったり、なんとかなだめて離れから飛び出ても、動こうとしなかったり、自分の家に入ろうとする。「だ、大丈夫! 嘘! 嘘だから! 忘れて! もう食べられないから!」など、矛盾に満ちた言葉を放っていたのは覚えている。俺はそれをなんとかなだめて、気持ちが先行してしまって不機嫌になりつつも、最終的には弱々しい彼女の腰を抱きかかえるようにして引っ張って行った。
「ごめんね、ごめんね。ちょっとでいいからね。私よりも君がたくさん食べてね」
と食べることには堪忍したらしい叶が、物悲しそうにしたのは、確か家からまっすぐ歩いて、3つめの交差点を曲がって、広めの県道を西に沿ってしばらく行った所にある小綺麗な中華料理屋だっただろう。前にも述べたが、俺はこの日のことをあまり詳しく憶えていないのである。何故この中華料理屋に訪れたかと言えば、ようやく落ち着いた叶に何が食べたい? と聞くと、渋々、春巻きが食べたいとの答えが返ってきたからであるのだが、この店は昔も今も量が多いとの文句が聞こえてくる名店で、俺はよく、父上が天津飯一つすら苦しんで食べていたのを思い出すのである。とまぁ、そんな店であるのだから、そんな店にありがちな、所謂デカ盛りメニューなるものがあって、例えば丼物、―――麻婆丼だったり、炒飯だったり、それこそ天津飯だったり、そういうのはだいたい揃ってるし、酢豚とか、八宝菜の定食メニューもそれ専用の器すらあったりする。そしてそれを30分以内に食べきったら無料なので、これならお金を気にする彼女も安心してくれるだろうと、少年は考えた訳であったが、いざ入ってみて、奥の席へ通されて、
「この春巻きを10人前と、デカ盛りメニューの麻婆丼一つと、それと僕は、………エビチリ定食をご飯少なめでください!」
と注文すると、
「ぼ、僕? 冗談で言ってる?」
と、まず俺を見、そして叶を見して怪訝な顔をするのであった。
「冗談じゃないよ。ねぇ?」
と叶を見るが、彼女は静かに俯いている。
「ま、そういうことだから、お金は出すんだから、早く! 早く!」
「でもね、これはとっても量が多いんだよ?」
「うん、知ってる。だけど叶ちゃんが全部食べてくれるから、平気だよ」
「え、えぇ、………? この子が? 嘘おっしゃい」
そういう押し問答は10分乃至15分は続いたのであったが、とうとう店側が折れる形で、俺達の前には山になった春巻きと、山になった麻婆丼と、それ比べればすずめの涙程のエビチリが、テーブルの上に現れたのであった。俺も驚いたし、店員も驚いたし、何より他の客の驚きようと言ったら無い。奥の席だったから、人気はあまりないものの、写真を撮る者、頑張れよと冷やかしてくる者、わざわざ席を変わってくる者も居れば、自分たちも負けじとデカ盛りメニューを頼む者も居る。彼らの興味は殆どテーブルの上に置かれた理不尽な量の料理と、それに向かう華奢な少女であったが、妙に俺は良い気になって、ピースして写真に写ったり、冷やかして来た者を煽ったりして、相手をしたものだった。本当に、あの時の俺は、自分が一時の有名人になったかのような心持ちで、サインでも握手でもしてやろうかと思った。いや、そんなことよりも、もっと写真に撮って、もっと騒ぎ立てて、もっと人を集めてくれという気持ちであった。有頂天と言っても良い状態だった。が、ふと叶の方を見てみると矢張り俯いたままでいる。―――あゝ、こんなに騒がしかったら美味しいものも美味しくは無いだろうな、早く食べないと冷えてしまう、それに、自分もお腹が空いて仕方がない、そろそろ追っ払おうかしらん。叶の様子にいくらか冷静になった俺はそう思ったのであった。
「ごめんね、彼女、恥ずかしがり屋だから、ほら、あっち行ってて」
そう言うと、店主のハラハラした視線だけはどうすることも出来なかったが、皆次第に散り散りになった。叶もまた、周りに人が居なくなって安心したのか、顔を上げる。
「騒がしかったね」
「うん」
「まったく、野次馬はいつもこうだよ」
「うん」
「足りなかったら、もう一つ頼むことにしようか」
「あ、あの、………」
「うん?」
「いただきます」
この時の彼女の心境は、後になって聞いたことがある。たった一言、ああいう状況に慣れていなかったせいで、食べて良いのか分からなかった、と。実際には、中華店へ入る前から匂いに釣られて腹が減って死にそうになっていたところに、いざ目の前に好物の春巻きと、こってりとした匂いを漂わせている麻婆丼が現れて、遠慮も恥も何もかも忘れて食らいつきたかったのだそうである。事実、麻婆丼は物凄い勢いで彼女の口の中へと消えていった。
ところで麻婆丼は、後で聞けば10人分の具材を使っているのだと言う。重さで言えば8.7キロ、米は5合6合はつぎ込んで、女性の店員では持ち運べないので、男が抱えなければならない。時たま米の分量を誤って、餡のマーボーが指定分乗り切らない時があって、そういう時は乗り切らなかった餡だけ別の器に盛って出す。かつて挑戦した者はたくさんいるが、無事にただで食べられたのはこれまで1人か2人くらい、それも大柄な男ばかりで、女性はまだだと言う。
そんな麻婆丼が、11歳の、それも痩せ細った体つきの少女の口の中へ消えていくのである。休むこと無く蓮華を動かし、時折春巻きを箸に取っては、殆ど一口で飲み込むが如く胃の中へ流し込み、真剣ながらも幸せの滲み出た顔をしながら、水をグイグイ飲む。見れば、心配で様子を見に来ていた店主は、いつの間にか厨房に引っ込んで呆れ顔をしている。叶はそれにも気が付かずに黙々と口を動かして、喉が微かに動いたかと思ったら、蓮華を丼の中に差し込んで、幸せそうな顔で頬張る。あれよあれよという間にもう半分である。こういうのは後半になればなるほど勢いが落ちるものだのに、叶の食べるスピードは落ちないどころか、ますます早くなっていく。やがて蓮華では一口一口の大きさが物足りないと感じたのか、一緒に付いてきたスプーンで上から米もろとも抉って食べる。叶は普段から綺麗に食べることを心がけていて、大口を開けて食い物を口へ運んだとしても、それが決して醜くなく、逆に、実に美味そうで食欲が掻き立てられる。優雅で、美しい食べ方は、彼女が言うには、体の動かし方が重要なのだと、かつて教えてもらったことがある。気がついた時には、もう普通の麻婆丼と殆ど変わらない分量になっていた。一個もらうつもりだった春巻きは、………もう無かった。
俺は、叶の料理を食べている姿をついに見ることが出来て、ただただ感激だった。先程は恐ろしい勢いで食べたと言っても、量は大食いの者ならば簡単に平らげる程度しか無かったのである。それが今や10人前の巨大な麻婆丼を前にして、淡々と頬張っていき、残るは殆ど一口のみになっている。彼女はここに来てようやくペースが落ちたのだが、その顔つき、その手付き、その姿勢からして、腹が一杯になったのではなくて、あれほどあった麻婆丼がとうとうここまで無くなったので、急に名残惜しくなったのであろう。その証拠に、一口一口、よく噛み締めて食べている。俺は、またもや背中をバットで殴られたかのような衝撃に身を震わせてしまい、その様子をじっくりと穴が空くほどに見つめていたのであったが、汗もかかずに平然と、最後の豆腐に口をつける彼女を見て、とうとう食欲がさっぱり無くなってしまった。代わりに無性に苛立つような、体の内側が燃えるような、そんな堪えきれない欲が体の中心から沸き起こってきて、今までそんなに気にしてなかった、―――実際は気にしないようにしていた胸元の膨らみが、途端に何かを唆しているように思えて、もっともっと叶の食事風景を見ていたくなった。
「ごちそうさまでした」
と、声がしたので見てみると、澄ました顔で水を飲んでいらっしゃる。俺は慌てて、店主がテーブルの上に乗せて行ったタイマーを止めて時間を見てみた。
「16分39秒」
「えっ? 食べ終わった?」
「ほんまに?」
「本当に一人で食べたんだろうか。………」
気がつけば観客たちがぞろぞろと戻ってきていた。彼らの様子は、もうあんまりくだくだしくなるから書かないが、俺はまたしても注目を浴びている彼女を見て、ただならぬ喜びを感じたということは、一言申し上げておく必要がある。少年は輪の中心に居る少女の手を取るに飽き足らず、その体に抱きついて(―――何と柔らかかったことか!)、
「やったね叶ちゃん。やっぱり出来るじゃないか」
と歓声を放ち、
「ほら、ほら、この子はデカ盛りを16分で食べきったんだぞ。男ならそれくらいできなきゃ」
と、まるで我が手柄のように、奮闘中の大学生らしき男性客に言うのであった。俺の感性はまたしても有頂天に上り詰めて、多幸感で身がふわふわと浮いていた。隣で叶がはにかんで居るのを見ては、優越感で酔っ払ってしまいそうだった、いや、酔いに酔って、―――彼女の隣に居るのは僕なんだぞ。少年はそう叫んだつもりであるのだが、実際には心の中で叫んだだけなようである。俺がこの日の記憶をおぼろげにしか覚えていないのは、そんな感情に身も心も流されていたからなのである。………
騒ぎが収まってから、俺は半分近く残っていたエビチリを叶にあげた。もちろんぺろりと平らげた訳なのだが、しかしその後余りにも平然としてデザートの杏仁豆腐を食べているので、ひょっとしたら、………というよりは、やっぱりそうなんだなと思って、
「もしかしてさ、もう一回くらいいける余裕ある?」
「あ、………もちろん」
もちろんの部分は小声で言うのであった。そして小声のままその後に続けて、今体験した感じで言うと、もう一回あのデカ盛りを食べるどころか、さらにもう一回くらいは多分入ると思う。なんて言っても、まだ空腹感が拭えない。実のことを言えば、あれだけ店主が期待させてくるから楽しみだったのだけれども、いざ出てきてみれば、美味しかったものの、いつも食べてる分量より少なかったから、拍子抜けしてしまった、30分という時間制限も、頑張ったらさっきの麻婆丼2つ分でも達成できると思う。いや、たぶん余裕だと思う、出来ることならもう一回挑戦してみたいが、あの騒ぎを起こされた後だとやる気は起きないかなと言う。少年は彼女の食欲が未だに失せないことに、感謝さえしそうであった。なぜかと言って、この日の俺の願望は、彼女の食事姿を眺めること、そして、街にある食事処をはしごして、彼女が満足するまでたくさんご飯を食べさせてあげること、―――この2つだったのである。しかし、前者は達成したからと言って、それが満足に値するかどうかは別な問題であって、既に願望が「彼女の食事姿を飽きるまで眺めること」となっていた当時の俺には、元々の望みなどどうでもよく、叶がお腹いっぱいになっちゃったなどと言う心配の方が、先に頭に上っていた。が、今の彼女の言葉を聞くに、彼女はまだまだ満足していない。腹で言えば、三分ほどしか胃袋を満たしていない。となれば、第二の願望である「彼女が満足するまでたくさんご飯を食べさせてあげること」を達成していない。然れば、僕が叶の食事風景を飽きるまで眺めるためにも、そして叶が満腹を感じるまでに食事を取るためにも、今日はこのまま延々と飯屋という飯屋を巡ってやろうではないか。そして、あのメルヘンチックな子供部屋で、二人で夜景を眺めようではないか。………斯くして三度、俺の願望と叶の欲とは一致してしまったのであった。
結局叶は、春巻きをもう一度10人前注文して幸せそうな顔で味わい、その間に俺は会計を済ましたのであったが、あっぱれと未だに称賛し続けている店主の計らいで杏仁豆腐分だけで済んでしまった。本当にあの体にあの量が入ってるとは信じられんとおっしゃっていたが、全くその通りであるので、店を出てから叶に断ってお腹に手を触れさせてもらったところ、ちょうど横隔膜の下辺りから股上までぽっこりと、あるところでは突き出ているようにして膨らんでいる。ここに8.7キロの麻婆丼と、春巻き20人前が入っているのである。ついでに水何リットルと、申し訳程度の定食が入っている。そう思うと、愛おしくなって手が勝手に動き初めてしまいそうになったけれども、人通りの多い道であるから、少年は軽く触れただけで、再び少女の手を引いて、街中を練り歩き出した。
それから家に帰るまでの出来事は、先の中華料理屋とだいたい似ているので詳しくは書かないが、何を食べたかぐらいは書いておこう。次に向かった店は近くにあったかつれつ屋で、ここで彼女は再びデカ盛りのカツ丼4.3キロを、今度は初めてと言うべき味に舌鼓をうちながらゆっくりと、しかしそれでも半額になる25分を6分24秒下回るペースで平らげ、次はカレーが食べたくなったと言って、1つ2つ角を曲がってよく知らないインドカレー屋に入り、ご飯を5回おかわり、ナンを10枚食べる。おぉ、すごいねぇ、とインド人が片言の日本語で歓声を上げるので、叶はどう反応していいのか分からずに、むず痒そうな顔を浮かべていた。で、次はラーメン屋が目についたので、特盛のチャーシュー麺と特盛の豚骨、そして追加で餃子を頼んで、伸びたらいけない、伸びたらいけないと念仏のように唱えながら、汁まで飲み干す。この時既に、一体何キロの料理が彼女の腹に入っていたのか、考えるだけでも恐ろしいので数えはしないが、店を出た時に少々フラフラとするから心配してみたところ、
「いや、体が重いだけで、お腹はまだ大丈夫」
という答えが返ってくる。事実、その移動ついでにドーナツを10個買うと、うち9個は叶の胃袋へ、うち1個は俺の胃袋へと収まった。そして今度は洋食屋に行きたいとご所望であったから、先の中華料理屋の向かい側にある何とか言う店に入って、ナポリタン、―――のデカ盛りを頼んで無料となる19分17秒で完食す。とまあ、こんな感じで店をはしごした訳であったが、その洋食屋を後にしてようやく、ちょっと苦しくなってきたと言い出したので、シメとして喫茶店のジャンボパフェを食べることにした。彼女にしてみれば、どれだけ苦しくても甘いものだけはいくらでも腹に入れられるのだそうで、その言葉通り、パフェに乗っていたアイスが溶けるまでにバケツのような器は空になっていた。そして、喫茶店を出た時、叶は急に俺の体に凭れかかってきたのであった。
「あ、あ、………苦しい、………これがお腹一杯って感覚なんだね」
と、俺の背中に手を回してすっかり抱きついてくる。うっとりとして、今が幸せの絶頂であるような顔をこちらに向けたり、道の向かい側に向けたりする。人目もはばからず、今にもキスしそうで、その実ゴロンと寝転がってしまうのではないかと思われる身のこなし。心ここにあらずと言ったような様子。………彼女は今言った量の料理を食べて初めて、満腹感を感じられたのであった。―――あゝ、とうとう僕の願望と叶ちゃんとの欲望が、叶い、そして満たされたしまったのだ。見よ見よこの満足そうな顔を。ここまで幸せそうな顔を浮かべている者を皆は知っているか。―――少年も嬉しさに涙さえ出てくるのを感じながら、抱きついてくる少女のお腹に手を触れさせた。妊娠どころか人が一人入っているかのようにパンパンに張って、元の病的なまでに窪んでいた腹はもうどこにもなかった。胸元だけではなく、腹部にある布地もはちきれそうになっていた。思えばここに全てが詰まっているのである。今日食べた何十キロという食べ物が、………そう考えれば本来の彼女の体重の半分近くが、この腹に収まって、今まさに消化されているのである。少年と少女はついに唇を重ねるや、そっとお腹に耳をつけてその音を聞いてみると、じゅるじゅると時々水っぽい音を立てながら、しかしグウウウ、………! と言った音が、この往来の激しい道沿いにおいても聞こえてきて、この可愛らしい少女からこんな生々しい、胎児が聞くような音を立てているとは! 途端に、股間の辺りから妙な、濁流を決壊寸前の堤防で堰き止めているかのような、耐え難い感覚がして、少年は咄嗟に彼女から身を引いた。今度の今度は背中をバットで殴られたような衝撃ではなく、内側からぷくぷくと太って破裂してしまいそうな、死を感じるほどのねっとりとした何かだった。そしてそれは何故か叶の体、―――特に異様に膨らんだ胸元と腹を見るだけでも沸き起こってくるのであった。少年は恐怖で怯えきってしまった。この得体の知れない感覚が怖くて仕方なかった。目の前でふらふらとしている少女から逃げたくもなった。が、無情なことに、その少女はうっとりと近づいてきて、少年の体にすがりつくので、彼は逃げようにも逃げられず、為されるがままに、その痩せきってはいるけれども上半身の異様に膨れた体を抱いてやって、少女の希望ゆえにお腹を両手で支えながら帰路につくのであった。
「お母さんに何言われるか分からないから、楽になるまで遊んで」
離れに戻ってから、叶はそう言って俺の体に寄りかかってきた。道沿いでしてきた時はまだ遠慮があったらしく、俺はすっかり重くなった彼女の体を支えきれずにベッドに倒れてしまい、じっと見つめる格好になったのであるが、そのうちに堪えきれなくなって、どちらからともなく、
「あははは」
「あははは」
と笑い出した。
「ねぇねぇ」
「うん?」
「さっきキスしてきたでしょ」
「………うん」
俺はこっ恥ずかしくなって、素っ気なく答えた。
「もう一度しない?」
「………うん」
今度はしっかりと叶の顔を見つめながら答えた。
これで俺たちは二度目の接吻をした訳であるが、俺の手はその後、自然に彼女の胸に行った。この時、叶の方がベッドに大きく寝そべっていたので、俺の方が彼女より頭一つ下がった位置にあり、目の前で上下する乳房が気になったのかもしれない。俺の手が触れた時、彼女はピクリと体を震わせただけで、その熱っぽい顔はじっとこちらを向けていた。嫌がっている様子が見えないとなれば、少年は図に乗って、両手を突き出して乳房に触れるのであったが、それでも少女は何も言わない。思えば、少年が恋する少女の胸に手をかけた初めての時であった。やわらかく、あたたかく、頭ぐらい大きく、手を突っ込めばいくらでもズブズブと沈み込んでいき、寄せれば盛り上がり、揉めば指が飲み込まれ、掬い上げれば重く、少年はいつまででも触っていられそうな感じがした。と、その時気がついたことに、着ている物の感触として、女性にはあって然るべき重要な衣服の感覚が無いのである。
「ぶ、ぶ、ぶ、ぶらは、………?」
と少年は何度もどもりながら聞いた。
「高くって買えないの。………それに、おっぱいが大きすぎて店に行っても売ってないの。………」
と少女は儚げな表情を、赤らめた顔に浮かべる。
それきり、言葉は無かった。少年も少女も、大人にしか許されざる行為に、罪悪感と背徳感を感じて何も言い出せないのである。少年の方は、父上の言いつけに背くばかりか、この部屋に連れ込んで淫らな行為に及んでいるがため、少女の方は、相手が自分の手に届かない物持ちの息子であることから、果たしてこんなことをして良いのかと迷っているところに、突然の出来事舞い込んできたため。しかし両者とも、気が高揚して、場の雰囲気もそういうものでないから、止めるに止められない。そして、どうしてその行動を取ったのか分からないが、少年は少女に跨って下半身を曝け出し、少女もまた裾を捲って肩まで曝け出した。玉のような肌をしながらも、はちきれんばかりになったお腹に、少年はまず驚いた。驚いてグルグルと唸るそれを撫で擦り、次に仰向けになっているのにしっかりと上を向く、丸い乳房に目を奪われた。生で触った彼女の乳房は、服を通して触るよりも、何十倍も心地が良かった。少年は、少女の腹を押しつぶさないように、腰を浮かしながら、曝け出した物を乳房と乳房が作る谷間の間に据えた。と、同時に少女が頷いた。右手で左の乳房を取り、左手で右の乳房を取り、間に己の物を入れて、すっぽりと挟み込み、少年は腰を前後に振り始めた。―――少年が射精を憶えた初めての時であった。
叶の腹がほぼ元通りに収まったのは、日も暮れかかった頃であったろうか、彼女を無事家まで送って行き、すっかり寂しくなった部屋で、俺はその日を終えたのであるが、それからというもの、お話をするという日課は無くなって、代わりに、休みの日になると叶を引き連れて、街にある食事処を次々に訪れては大量に注文し、訪れてはテーブルを一杯にし、訪れては客を呼び寄せる。その度に彼女は幸せそうな顔を浮かべて料理を平らげ、満足そうな顔を浮かべて店を後にし、日の最後は必ずその体を俺に凭れさせる。彼女にとって嬉しかったのは、そうやっていくら食っても俺の懐が傷まないことで、というのは、だいたいどこの店にもデカ盛りを制限時間内に食べられれば無料になるとか、半額になるとか、そんなキャンペーンをやっているのだけれども、叶はその半分の時間で完食してしまうのである。「頑張ったら、別に2倍にしても時間内に食べられるよ」と言って、見事に成し遂げたこともあった。その店には以降出入り禁止になってしまったけれども、痛いのはそれくらいで、俺は俺の願望を、叶は叶の欲望を満たす日々を送ったのであった。
だが、叶を初めて連れて行ってから一ヶ月ほど経った時の事、父上に呼ばれて書斎へと向かうと、いつもは朗らかな父上が、パソコンの前で真剣な表情で睨んで来ていらっしゃった。俺は咄嗟に叶との行動が知れたのだなと感づいて、心臓をドキドキと打たせていると、
「まぁ、別に怒りはしないから、隣に来てくれ」
とおっしゃるので、すぐ傍にあった椅子に腰掛けて、父上が真剣に見ていたであろうパソコンの画面を見てみた。そこには家中に配置されている監視カメラの映像が映し出されていたのであったが、その映像をよく見てみると、若い少年と少女が手を繋いで庭を渡る様子と、端に俺が叶を連れ込んだ日の日付と時間が刻銘に刻まれているのである。俺は頭が真白になって、どういい訳をしたらいいのか、どうやれば許して頂けるのか、―――そういう言葉ばかりが浮かんで結局何も考えられなかったが、兎に角、叶と会っていたことが父上にバレた、それだけははっきりと分かった。
「この映像に思い当たる節はないか?」
無いと言っても、そこに写っている少年の顔は俺であるし、後ろ姿も俺であるし、背丈も俺であるし、況や叶をや。言い訳をしたところで、事実は事実である上に、父上に向かってこれ以上見苦しい姿を見せたくなかったし、嘘を言うなんて事は俺には出来ないので、正直に告白することにした。もちろん、彼女に一杯物を食べさせてたなんて言うべきではないから、ただ一言会っていたとだけ伝えることにした。
「ふむ、正直でよいよい。そんなとこだろう。いや、それにしても、いきなり自分の部屋に連れ込むとは」
と、一転して朗らかになったので、急に恥ずかしくなってきて、キュッと縮こまったのであった。
ところで俺がこの監視カメラを甘く見ていたのには、少しばかり理由がある。1つには、庭は木が生い茂っていて見通しが悪いこと、そしてもう1つには、子供部屋として使っている離れには設置していないこと、だから俺はあの日の朝、部屋にさえ連れ込んだらこちらのものと思っていたのであったが、それ以上の理由として、父上がその防犯カメラの映像をあまりチェックし給はないことが挙げられる。父上は抑止力としてカメラを設置していらっしゃるだけで、その映像を見ることは月に一回あるかないか、それもたまに半年間もすっぽ抜かすこともあれば、チェックをするのも適当に何日かを選んで、早送りをして見るだけというずさんさがあった。俺はしばしばその様子を眺める機会があったのだが、いまいち鮮明でない画面であるがゆえに、もはや人が居るかどうかが辛うじて分かる程度であった。だから、俺はあの時、叶を部屋に連れ込んだとしても、見つかるはずは無いと高をくくっていたのである。
で、子供が一人で家の中で何をしているのか気になった父上が、ひょんなことから防犯カメラの映像を、ぼんやり眺めていると、何者かと共に離れにまで入っていく事を確認し、それが何とも見窄らしい格好をした少女であるから、2、3回繰り返して見ているうちに、隣家の貧家の娘であることに気がついたのであろう。
俺はそれから、また真剣な顔つきになった父上に、たんまりと諭されてしまった。この住宅街は、その大半が一般庶民の暮らしている家で埋められているのであるが、とある一画にだけは物騒な人(に売られる)が住んでいる。不幸なことにこの家を建てる時に、上手い土地が無かったために、ある一つの家を挟んで、そこと向かい合わせになってしまった。それならば、せめて家の裏にして、木で生け垣を作って完璧に仲を隔ててしまおうと思って、お前の部屋からも分かる通り、風景は見えるようにだけしたのである。もちろん、それなら別に他の所に住めば良いではないかと思うかもしれないが、しかしこの地は俺が子供時代に何年か過ごしたことがある土地であって、そして、お前のお母さんの生まれ育った土地である。つまりは夫婦の思い出の地であって、(言葉を濁しながら、)つまりは俺もお前と同じ穴の狢であるから、近所に住む女の子を一人や二人呼んだところで何も言いはしない。が、裏にある地区だけはダメだ。別にそういう地区ではないが、何しろ物騒な噂ばかり聞く。で、彼女の家はそんな地区と我々とのちょうど境目に建っていて、一番可哀想な境遇を経ているのであるが、向こうから色々と入れ知恵されていると人はよく言う。もし問題が起これば面倒事になるかもしれないし、お前に怪我でもあったら良くない。実際、昔お前のお母さんの友人が、あの地区にいる人といざこざを起こした時に、上辺だけは丸く済んだけれども、その後に復讐として連れ去られそうになったことがあった。彼らは放っておくとどこまで非情なことをするのか分からない。だからあの言いつけはお前を心配してのことだったのだ。そもそも、俺はお前にはもっとふさわしい女性とお付き合いしてほしい。ほら、一人二人くらい学校で仲良くなった子は居るだろう。いたらぜひ言ってくれと、最終的には学校生活の話をするのであったが、父上は諭している途中ずっと真面目であった。俺はそれをふんふんと頷きながら、その実父上がそういうことを話てくれることが嬉しくて、内容はあまり耳に入ってなかった。ただ叶が可哀想なんだなと思うくらいで、始まった父上の詰りに、すっかり考えを逸らされてしまったのであったのだが、
「しかし、可愛い子だな。あんな家に住ませておくのがもったいない。転校して会えなくなる前に、分かれの挨拶くらいは許してやるから、やっておけよ」
と、突然父上が衝撃的な事を言ってのけるので、
「え? 転校?」
と聞き返してしまった。全く、転校するなどとは俺には初耳で、椅子の上でぽかんと口を開けたまま固まってしまった。
「もう少ししたら、気晴らしに別荘の方で何年か過ごすからな、―――あゝ、そうそう本当に何年間かだぞ、一週間などではなくて。だからそのつもりでな」
俺はぽかんと口を開けたまま固まってしまった。
それからは急に頭がぼんやりとしてしまって、引っ越しまでどう過ごしたのか憶えて居ない。ただ、最後に叶に会ったことだけは憶えていて、彼女は泣いていたように思う。ようやく自分が満足する量の食事を隔週ではあるけれども、取っている彼女の体つきは、微かに肉付きがよくなっているのだが矢張りガリガリに痩せ細っていた。逆に、胸元だけは一層膨らみ始めていて、その大きさはバレーボールよりも大きかった。俺は木陰に入って、最後にもう一度触らせてもらった。もうこれが最後だと思うと、お腹にも耳を当てた。朝食後直ぐに出てきたというその腹からは、矢張りゴロゴロと中で何かが蠢く音が聞こえてきた。そして泣いて泣いて仕方がない彼女と最後のキスをして、また会う約束を交わして、蕾を付け始めた桜の花を、雲の下にてあわれに見ながら袂を分かった。
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blenny-giken · 4 months
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#BlennyMOV171#木製イス組み立て補強を金属木ネジとGM8300バテで#タイルのはがれ修理接着固定#厨房床の充填修理接着#コンクリート...
P1140565+17 desktop#BlennyMOV171#木製イス組み立て補強を金属木ネジとGM8300バテで#タイルのはがれ修理接着固定#厨房床の充填修理接着#コンクリート厨房床すべり止め8th https://www.youtube.com/watch?v=E6U49K07PCs&list=PLUqu-kjRuv9cXZ9ZDGjaHePYEuoVOejnN&index=1 #BlennyMOV171#BlennyMOV-171#GM8300やGM1508を使用して#椅子やタイル厨房フロアーの接着充填修理#木製イス業務用の木の備品#コンクリート床をノンスリップにエポキシresin樹脂コーティング施工 https://www.youtube.com/hashtag/blennymov171 #BlennyMOV171#店舗で使用しているイスを直したけどダメって #タイルのはがれ#床滑り防水 +++++ 1 #業務お店で使っているイスを自分で直したって #ダメだった・・・って #ホームセンターで接着剤を・・いくつか買ってきて・・木の椅子を修理したけどって 2 #椅子って値段はいくらなの・・一脚・・五万円だって・・ #そんなにするの・・全部で何脚揃えたの・・・ #椅子に両後で立つことも・・なんで??・送迎会などで・・椅子に乗って 3 #試しにGM8300充填接着バテで修理してみてよ・・具合はどぉ・・ #家具とか木工の専門家ではないけど、国内外の各分野の鉱工業や産業を見てきた #DIYでもメンテナンス方法でも・・各種各様にあるさ・・・ 4 #木は含水率もあるし試験機のテストでは問題外でも・・油断大敵って・・ #木��ジのねじ山にGM8300パテを塗布して・・木工に接着固定ねじ込む #木と金属ネジとGM8300パテの接合で充填接着固定をするって・・ #その椅子の隙間は・・#GM1508と増粘剤で自作パテで・・ +++++ #タイルのはがれ#店舗で使用しているイスを直したけどダメって#床滑り防水## #BlennyMOV171#木製イス組み立て補強を金属木ネジとGM8300バテで#タイルのはがれ修理接着固定#厨房床の充填修理接着#コンクリート厨房床すべり止め#1th #はてなアンテナ特集#はてな#aiアシスト タイル修理の実演動画を公開!モノタロウやYouTubeでチェック! モノタロウで人気のエポキシ樹脂を使ったタイル修理の方法とは? #PR中断なし動画#広告PRなし動画 #動画ヴィメオvimeoビメオ https://vimeo.com/897322319 #タイプパッド#TypePad#2023年12月21日#タイプパッド特集#BlennyMOV171#木製イス組み立て補強を金属木ネジとGM8300バテで#タイルのはがれ修理接着固定#厨房床の充填修理接着#コンクリート厨房床すべり止め https://blenny.weblogs.jp/summary/2023/12/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%97%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%89typepad2023%E5%B9%B412%E6%9C%8821%E6%97%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%97%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%89%E7%89%B9%E9%9B%86blennymov171%E6%9C%A8%E8%A3%BD%E3%82%A4%E3%82%B9%E7%B5%84%E3%81%BF%E7%AB%8B%E3%81%A6%E8%A3%9C%E5%BC%B7%E3%82%92%E9%87%91%E5%B1%9E.html #再生リスト #YouTube_all_playlists http://www.blenny.co.jp/top_YouTube_all_playlists.html http://www.blenny.jp/top_YouTube_all_playlists.html #再生リスト#BlennyMOV#YouTube#動画#ユーチューブ#リンク #タンブラーブログ #Tumblr #タンブラー http://blenny-giken.tumblr.com/ https://blogtag.ameba.jp/news/GM-8300 https://blogtag.ameba.jp/news/GM-1508 https://blogtag.ameba.jp/news/GM-6815 1 GM-8300ハチサン事例 BlennyMOV-2[再生リスト] 16-1 GM-8300 ハチサン 実績 修理 使用方法 目的 接着 肉盛り 低収縮 耐熱パテ エポキシ接着補修剤 Genus ジーナス 1金属接着-修理-補修に限らず、耐熱パテ-次世代型メンテナンス材料で https://www.youtube.com/watch?v=iCG9iYbdz6w&list=PLUqu-kjRuv9dcNVDvWXBwqjcKCssQa2QO&index=1 2 #BlennyMOV38 BlennyMOV-38 25 工場 床 コンクリート 粉塵 汚れ 油 自分で GM-1508 ハイブリッド 混合 鈑金 内装 ノンスリップ シーレス 振動 剥がれ 錆止め 耐油 耐水 フロアー 塗り床 #BlennyMOV38#コンクリート接着水分反応低温から常温硬化32 プライマーの材料GM1508Hと1588H#工場床施工primerは#粉塵#耐水油脂#部品発見#シームレス https://www.youtube.com/watch?v=xeF-yFqCr4c&list=PLUqu-kjRuv9cJwosPV6wC5lqhTYvFPqI8&index=1 #BlennyMOV38#BlennyMOV-38#GM1508主剤と硬化剤のカスタム#床施工 https://www.youtube.com/hashtag/blennymov38 desktop#1BL#床#施工#補修#自分でメンテ#工場#コンクリート粉塵#精密機器#製紙#ラボ#飲料#食品から#段差改修#しみ込み#防錆-防蝕#低温硬化#水分反応GM1508#モルタル強度#泡消し方法-51th.mov  #BlennyMOV38#BlennyMOV-38 https://www.youtube.com/watch?v=aPjC68Lwnxo&list=PLUqu-kjRuv9fg_q2ZH9PgPO--sWH6VnpJ&index=96 3 #BlennyMOV157 BlennyMOV-157 DIY 自分で GM1508 GM8300 自作 ハウスキーピング エクステリア 自宅まわり 特注品 金属類 木 木材 柱 コンクリート 低収縮 常温硬化 異種間接着 水洗トイレ ブロック塀  隙間 控え壁 https://www.youtube.com/watch?v=nKF8YKd6ZTE&list=PLUqu-kjRuv9fg_q2ZH9PgPO--sWH6VnpJ #BlennyMOV157 #BlennyMOV-157#DIY#自分で#GM1508#ハウスキーピング#エクステリア#自宅まわり ブロック塀の隙間 ひび割れ 築山岩の固定モルタル https://www.youtube.com/hashtag/blennymov157 4 #BlennyMOV151#BlennyMOV-51#コンクリート#ひび割れ#クラック接着#GM-6815#GM-1508#モルタル#DIY#自分で#GM1508#ハウスキーピング#エクステリア#自宅まわり https://www.youtube.com/hashtag/blennymov151 https://www.youtube.com/watch?v=4470E8MivlQ&list=PLUqu-kjRuv9cC0yVkVVvFtMvzVtZypu7a 5 2BL#板金接着と滑り止めノンスリップ目的ノンスリップ工法をGM1508どんぐりコロコロで教えて#アミンブラッシングの無い耐衝撃で剥がれにくい水分反応GM15081-3th#BlennyMOV143 https://www.youtube.com/watch?v=Twiwoz01Fas&list=PLUqu-kjRuv9cyrDTDuSfT32A_4SndjM-f&index=1 #BlennyMOV143#板金接着と滑り止めノンスリップ目的ノンスリップ工法をGM1508どんぐりコロコロで教えて#アミンブラッシングの無い耐衝撃で剥がれにくい水分反応GM1508 https://www.youtube.com/hashtag/blennymov143 6 #包丁の柄を直す#愛用の逸品#持ち手が腐食でゆるみガタツキ#自分で修理1#GM-8300で直すか?8383Hを使用するか?#修理方法-悩む結果,金属接着-耐水性-防錆-さび止め-耐熱性-熱伝導-超低収縮 雑貨・キッチン用品などの修理も意外と手強い、陶磁器メーカーからの問い合わせに象徴されてもいる。いまさら・・「耐久性のある・・いい接着剤はないですか?」・・ knife-GM-8383-1s1p.mov https://www.youtube.com/watch?v=0ZYtIMWiq98&list=PLUqu-kjRuv9fl4zATVr0g7xGic-7HnBm9&index=1 https://www.youtube.com/watch?v=5bIg7tnet_U&list=PLUqu-kjRuv9fl4zATVr0g7xGic-7HnBm9&index=2 #BlennyMOV-75#包丁#包丁の柄を直す#柄の修理#GM8383#GM8300#方法#磨き#強度#耐久性#耐水性#接着#染み込み#肉盛り#ヒケない#やせない https://www.youtube.com/hashtag/blennymov75 7 8 9 10 MindMeister 思考マップ http://www.mindmeister.com/ja/users/channel/349385 ■ 製品一覧 物性表 http://www.blenny.co.jp/main_1.htm # アメーバーブログ ハッシュタグ http://a.hatena.ne.jp/blenny/simple?gid=530847 先進エポキシ開発のブレニー技研 約90万頁 http://www.blenny.co.jp http://www.blenny.jp https://vimeo.com/user108873273/videos #メルカリmercariブレニー技研Blenny https://www.mercari.com/jp/u/758877658/ 先進エポキシ開発のブレニー技研-Web-HP-サイト ブレニー技研ウェブショップ https://blennyshop.myshopify.com/ #blennyshop.myshopify.com
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buriedbornes · 5 years
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第30話 『赤子の視る夢 (2) - “異界”』 Fetus dream chapter 2 - “Abyss”
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 目の前の白いガウンの男をじっと見ていると、まるでぐにゃりと地面が揺らぐような錯覚に陥った。私は自分でも不思議になるほど、とんとひとかけらも思い出せないのだ。そんな私に真実とは何かを判断する術は持ちようがない。
 けれど、このような装丁まできちんとした論文を用意してまで、私を騙して何か利することはあるのだろうか。全く想像がつかない。冊子を持て余す私を見かねたのか、ヴァルター博士は私の手からそれを拾い上げ、手早く近くの書棚へと返した。
 そして、別の資料を私に押し付ける。少し角が折れたり、曲がったりした羊皮紙の束だった。私はぐるぐると巻かれた革紐を解きながら、ちらちらとヴァルター博士の様子を伺った。
「……次は、なんです?」
「異界に関する資料です」
「詳しくは分かっていないのでは……?」
「ええ。ですが、『異界』の存在自体は周知の事実と申しましょうか……存在は分かっていて、ある程度調査が進んでいると――、私たちは信じていました。ですが、少なくとも我々が調査してはじめて分かったこともあったわけです」
 羊皮紙にはびっしりと神経質そうな文字が並んでいる。
「読みにくいかもしれませんが……今回の件にまつわるものをまとめております」
「こんなに……」
 私は半ば脅迫的に、その羊皮紙に目を落とした。
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 医療団派遣 嘆願書
歎願者 シェルノ医院医師一同
  当院医師は当該事件についての医師団派遣を希望する。伝染病の恐れあり。至急返答求む。
  6月某日、農業と林業を主たる産業とする山村ロルコールにて、ある青年が亡くなった。清廉潔白で村の青年団を務めたような堅強な青年であるが、前兆無く不帰。家族が農地周辺を探すも姿が見えず、親族と共に周辺を探す。上述の理由から失踪とは考えにくく、事故ではないかと他の村民たちも捜索に加わるが、痕跡なし。
 3日後、青年は帰宅するが、尋常ではない様子。家の隅に座り、壁に顔を向けたままブツブツと何かを唱えているばかり。実妹が心配し、食事を持って行った際にようやく返事をしたものの、会話が成り立たない。よほどのことがあったのか、無理やりにでも医者に連れて行くかと思案するうち、青年の容体が急変。突如苦しみ出し、介抱する間もなく死亡。直前、支離滅裂な発言と共に胸を異様なほど掻きむしっていたため、精神の病ではないかと考えられ、そっと荼毘に付される。(当院医師、看護婦等への連絡はなし、後ほど聴取と解剖行った)この青年をAとする。Aの家は豪農であり、農地を有する裕福な家系であった。
 その後同じ村からまた行方不明者が出る。幼年から親しく付き合う仲だった若者達B、C、Dが、先述のAと同様にブツブツと独り言を繰り返し、三者一様に徘徊する様子あり。B、C、Dは、Aの家の農地を小作する家の出。発狂した青年を慕っていた者たちでもあったため、家族共は相談し、様子を見守っていたが、その内2名B、Cが行方不明となる。Dは家族が取り押さえているうちにぱったりとこと切れた。Dの遺体には暴れた後はあるものの、絞殺に見られる圧迫痕や打撲痕等見られず、この時点では心不全と考えられた。
 当院医師が呼ばれ、死亡したA、D、2名の解剖を行う。解剖の結果両者の首筋に腫瘍状の肉塊あり。この異物の影響で異常行動をとったのではないかと推測。葬儀の許可を与える。
  再度同村から連絡あり、急行。腐敗した子牛大の肉塊が2つあり、村民は先日の行方不明者B、Cだったものだと主張する。
 経緯不明のため確認したところ、B、Cが、突然A、Dの共同葬儀に現れたとの説明を受ける。A宅で行われる葬儀のため、煮炊きする下女が驚いて腰を抜かしているところを通り過ぎ、屋敷の表から入る。B、Cともに、山などに潜んでいたにしては汚れておらず、いなくなっていた時と同様の衣類を身に着けていた。しかし、親しくしていたA、Dの葬儀だというのに妙に陽気に笑っている姿に、変事が続いていた村民は警戒を露わにした。中でも、彼らと年の近い青年Eは2名の変様に異常を察知し、鍬を手に制止を呼びかけ、それぞれ頭部と腰部を柄で強く打ちつけた。
 絶命するほどの強さではなかったとEから証言を得ているが、姿を現した2名はその場で倒れ、全身が急激に腐乱し崩壊したという。この異常な結果を鑑みて、精神の病ではなく何らかの伝染病ではないかと判断し、解剖を担当した医師を呼び寄せる。
 しかし、当院医師が確認しようにも人体とは判断できない肉塊であるが、衣服等の散乱した形跡あり。ほとんどの村民は半ば恐慌状態にあり、村を出て山を降りると主張する者が他の村民と諍いを起こす様子も見られ、口裏を合わせた殺人などの可能性も低い。
 以上が、一連の事件の経緯である。状況を放置した場合、山麓の町々にも影響が出る可能性があると考えられる。至急、派遣・調査を願いたく、報告とする。
  王立医師団への報告書写し
報告者:クラウス 王命監視団付医師、医学博士
 王命監視団団長に任ぜられ、ロルコール村に到着。陛下誠に心が痛むとお答えになり、すぐさま調査団の組織を命ぜられた。伝染病対策のため、看護団とともに入村。異界の門を確認、奏上。
 王命を受け、招聘した2名の博士を含め、監視団を再編。団長職をマティアス博士に委任する。
 マティアス博士:55歳男性、王立魔道学院異界研究室 教授、代表論文『赤子の視る夢』:通達にあった通り、若干視野狭窄が認められる。門への好奇心が極めて強く、門に案内したところそのまま突入しそうになったため、慌てて隊員ふたりがかりで制止している。それ以外はおおむね問題なく体調等変化なし。
 ヴァルター博士:41歳男性、王立魔道学院異界研究室 教授、代表論文『召喚術に於ける被召喚物と現実の交差構造について』:比較的落ち着いているものの、マティアス博士の突発的な行動を警戒し神経質になっている様子。門へのアクションは最小限にしたいという考えを表明している。
 両博士の確認により、門を異界に通ずるものと確定。ロルコール村の村民の立ち入りを禁ずる。
 同日、調査開始したことを報告する。
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 そこには一枚の集合写真が挟まれていた。十数人の白衣の人間がずらりと並び、中心には目の前にいるヴァルター博士と、穏やかそうな笑みを讃える好々爺然とした男性が立っていた。
「これは私たちが着任した時に撮った写真です。ほら、これがあなたです」
 ヴァルター博士はすぅっと写真の、ヴァルター博士の隣に立つ男を指さした。すらりと均整の取れた体つきの、若い男だった。
 ……これが、私。
 私はきょとんとしたまま、近くのガラスを振り向いた。戸棚にはめ込まれたそのガラスは、透けて薬瓶が見えるものの、うっすらと私の顔が映り込んでいた。
 確かに、写真の男によく似ている、今の私はかなり痩せているようだが、同じ顔をしている……。だというのに、何の実感も込み上げてこない。
「医学者だったあなたとモニカ嬢は陛下の命で結成された調査団のメンバーでした。あなたが指揮を執り、村での不審死が未知なる伝染病か――はたまた、実は単なる殺人なのか、調査していました」
「お、覚えていない……!」
 首を大きく振って、私は否定した。覚えていない、何一つとして。何を言われても、ぴくりとも記憶は蘇ってこないのだ。
「門を覚えておいでですか」
「いいえ……博士にどんなに説明されても、異界も門も、その肉片とやらも思い出せません」
「落ち着いてください、責めているわけではないのです」
 ヴァルター博士は私をなだめるように続けた。
「あなただけが真相に最も近づいているのです。あなたが異界中での出来事を思い出せれば、門や異界の謎に大きく近づく事ができ、門を封じる糸口も見つかるかもしれない……」
「私が真相に……? あなたは博士なんですよね? 専門家のはずじゃ……」
 ヴァルター博士は哀し気に微笑んだ。
「あの時、全員が門に入るわけにもいかず、私はこちらに残っていました」
 笑みは自嘲じみて歪み、しおれたようにヴァルター博士は小さくなった。
「ですから、私は門の中を知り得ないのですよ。あなたとマティアス博士が門に向かった時、私は一緒ではなかった。……帰ってきたのはあなたとマティアス博士だけでした」
「マティアス博士も一緒に?」
「はい。ご一緒でした。ただ、マティアス博士は帰還を果たした自分達が危険な状態にあると、あなたとご自身を隔離され……私も近づくことは許されませんでした」
「隔離……? どこにですか?」
「監視室です、門を監視するためにこしらえていました。あなただけをそこに残し、マティアス博士は再び門を越えたようです。しばらくして、監視室からの連絡も途絶え、私は博士の言いつけを破り、監視室に踏み込んだのです。そして、我々は監視室で倒れたあなたを発見しました」
「それで私は、あの監獄部屋に……?」
 羊皮紙にびっしり書かれた異界との遭遇事例、ヴァルター博士の淡々とした、だからこそ感じる強い悔恨の声、私はおどおどとみっともなく体を竦めるしかなかった。
「マティアス博士の姿はなく、あなたが倒れている姿を見た時に、まず、保護しなければと咄嗟に隔離する形をとったことは申し訳ないと思っています。ですが、あなたが再び目を覚ました時、何が起こるのか分からず……このような形にしてしまいました」
「私が何かするとでも思ったのですか……」
「どちらかというと、あなたもマティアス博士のように門を超えてしまうことや、ロルコール村の青年たちのように形を失うことを、私は恐れたのです。万が一、あなたが暴れても、誰にも危害を加えないようにする必要もありましたし」
 私はこれ以上羊皮紙に書かれた『異界』や『門』『肉片』『乳母』という言葉を見ていられなかった。元のようにぐるぐると革紐を結わい、ヴァルター博士に返そうとした、その刹那――、
(……あれは、)
 ヴァルター博士の影が動いたのだと、はじめは思った。しかし、そんなわけはない、どこか赤黒い、血のような色をした影が彼の首筋にすぅっと入り込んでいったのだ。ヴァルター博士は私から目を逸らさないが、自分の首筋を這っていた影を気にする様子もなく話し続けている。
「あなたは、思い出す義務があります」
「思い出す、義務……」
「ええ、異界がこれ以上世界に災厄をもたらす前に、唯一帰還した『赤子の異界』を経験したものとして、是非記憶を取り戻していただきたい」
 思い出せない、何も……記憶がない。どうして私には記憶がないのだろう。あれだけ確かに聞こえるモニカの声も聴き間違いだと断じ、私を監視所の責任者だったと言いながらあんな監獄に閉じ込めて…
 この男は、何者だ。先ほどの赤黒い影は……、赤黒い、まるで血の塊のような……あれこそが肉片ではないか……。
「あなたの記憶が世界を救う鍵になるかもしれません。思い出してください」
 私は答えずに紙の束を突き返した。ヴァルター博士はそれを受け取ると、棚に戻すために体を捻る。
 ――……今だ。
 咄嗟に私はそばにあった一番分厚い本を手に取り、素早く振り下ろした。鈍い手ごたえと同時に「ぐぅ」というつぶれた悲鳴が聞こえ、ヴァルター博士が天鵞絨の椅子から床に崩れ落ちる。
 お前こそ、赤子に成り代わっているんじゃないか。
 犠牲者の首筋からは、腫瘍状の肉塊が摘出されている。さっき見えた影が、きっと……。
 私は部屋から飛び出した。
 必死で廊下を駆け始めると、ブウウンという音がどこか遠くで高鳴り始める。殺風景な廊下の角向こうから、ピチャリという湿った音と同時に聞こえる。あの監獄部屋に近づいているような気がして、私は足を向ける方向を変えた。
「くそ……っ」
 急に頭が激しく痛み、視界がぐらりと歪んだ。どんどん意識が半濁していくが、私は必死で抗った。
 ドクリ、ドクリ、と痛みが周期となって襲ってくる。
 音を避けながら歩き続けたが、看護婦には会わなかった。
 クラウス、と誰かが呼ぶ声がした気がする。
 濁っていた意識がじわりと浮上する。
 あの女の声は――私を愛しそうに呼ぶ声は、モニカなのではないか。私と一緒に調査に来たという恋人。生憎私は思い出せずにいたが、彼女はあれほど切実に呼びかけていたではないか。
 ヴァルター博士は誰もいないと言った。
 ここは本当に、監視所なのだろうか?
 モニカは、ここのどこかに、いるはずなのだ。
「モニカ! モニカ、いるんだろう!」
「クラウス! クラウス!」
「ああ、やっぱり君はいるんだな!」
 モニカの声は少し離れたところから聞こえた。彼女の声を頼りに私は見覚えのない監視所なる建物の中を駆け回った。
 山村というだけあって、奥深い山中に監視所はあった。窓から見える鬱蒼とした木々は、清らかな雪を被り、シンとそこに立ち尽くしている。監視所は山を抱くように回廊型で、どうやら中庭があるようだ。
「でも、きっとそうじゃないわ。私の勘でしかないけれど……そうね……ええ……」
 モニカの声がはっきりと聞こえるのに、私はずっと無視をしていたのか。ヴァルター博士に化けた赤子に騙されて、恋人を見捨てるところだった。
 いくら記憶がないからと言って、どう言い訳をすればいいか、モニカは今のように親しげに私の名前を呼び、失われた記憶について優しく語ってくれるだろうか。
「クラウス!」
 声は、あの扉の向こうからする。
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 扉には鍵がかかっていなかった。そして、飛び込んだ私は凍り付いた。
 モニカはおろか、人の姿はなく、そこにあったのは巨大な窓だった。
「――……これが、門、か」
 思い出したのではない、ただ、そう考えた方が自然だっただけだ。窓の向こうには空間を切り裂くように開いた不可解な裂け目があった。荷馬車の幌ほどの巨大さで、怪しく禍々しい光を放ち、赤黒いその内の空間を覗かせている。
 赤子の異界……。
「も、モニカ……?」
 この部屋で間違いないと思った。そのほかに扉は���くて、声がするなら、この扉の向こうだと。
 ただ、そこに人影はなかった。門に面した大きな窓には簡素な数脚の椅子が並び、扉側に置かれた事務机の上には書面が散乱していただけだ。
「……これは……?」
 散乱した書類の上、手帳が置かれている。
 罪悪感よりも、救いを求める気持ちが強かった。この手帳に何かを思い出すきっかけがあるのではないか。
 表紙をめくった中扉には小さくMとサインが書かれていた。そのサインを見た瞬間、私は取り憑かれたようにページを手繰り始める。
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6月7日
 山中の門を確認。報告にあった遭遇事案は近年では稀に見る規模。発見した王命監視団のクラウス隊長に歓迎される。監視団全員の健康状態の確認のため写真をひとりひとり撮影。その際、ヴァルター君の提案もあり、集合写真も撮影する。医学者でもあるモニカ女史の手伝いを受け、私とヴァルター君と手分けし、隊員たちの問診をする。現在赤子の異界への曝露の影響はほぼ見られない。
 6月8日
 門の周囲に仮設キャンプの監視所設営。隊は青年が多く、村人の多くも手伝ってくれる。監視所が完成するまで、問題の村を定宿とす。経緯で『成り代わり』が現れているため、疑わしい場合に隔離する独房の必要性を主張。クラウス君は快諾。スムーズに設営が進む。門を常時監視できる部屋は今のままでは手狭とヴァルター君が主張。
 6月23日
 監視所の設営が完了。監視所に定宿を移す。村、隊、また門に異常なし。
 6月26日
 監視所に移動してから、挙動不審の隊員あり、名前を確認するとテオ隊員とのこと。モニカ女史と診察。身体的な異常は見当たらないが、言動等から赤子の異界の影響を受けている可能性がある。念のため全員の診察を行う。問題なし。テオ君の独房入りはヴァルター博士に反対され、実施できず。危険性を訴えるも、仲間である隊員の幽閉は各隊員たちも抵抗がある様子。一方で、これは間近で観察する好機とも取れる。肉片が孵化しないか……様子を見る。
 6月27日
 テオ隊員がいない。探す。村人に姿を見たものもなく、狩りの罠などにも異常がないとのこと。赤子の異界に行ったのではないか? 距離が近づいたための影響と思われる。クラウス君曰く、防寒具も荷物もそのままで、山中は手ぶらで出ていける状況でない事から門に入った可能性が高いとのこと。
 6月28日
 テオ隊員やはり戻らず。門の中への潜入調査を進言。ヴァルター博士は反対。隊員の身柄を預かっているクラウス君、モニカ女史は賛成。もしやヴァルター博士は二心あって反対しているのではないだろうか……このケースを逃せば、これほどの稀有な遭遇事案は二度とないだろう。この失踪は、千載一遇の好機なのだ。何より何日も放置しておけない、彼を見つけなければ。
 6月29日
 ヴァルター博士の反対を押し切り、有志の隊員――といってもヴァルター博士と医療補助のための看護婦を除いた研究者――で探索に向かう。門はいつも通りに見える。
 7月3日
 生きている。
 7月4日
 少し落ち着いた。しかし、想定外のことが起きた。我々は門をくぐったが、その先は肉片と嚢胞で満ちた、これまで見られたものとは全く異なる異界だった。何人かは嘔吐、他メンバーが介抱する。奥には進めず。内部は異常に暑く、防寒着のまま進むことは困難を極め、装備で何とか肉片をかき分けて進むうち、先頭を進むクラウス君ら若い衆は上半身裸になり、それでも尚異様に汗をかいていた。モニカ女史も肌着ばかりになっていた。非常に暑い。その後間もなく、我々の捜索隊は”乳母”の襲撃を受けた。考えていた理論は概ね肯定される形となったが、異界の乳母は想像以上に危険な化け物だった。抵抗の余地なく、瞬く間に壊滅。目覚めた時、クラウス君とふたりきり門の外に投げ出されていた状態。待機していた医療補助の隊員とヴァルターに保護される。ヴァルターたちに指示を出し、内側に私とクラウス君を残して門を二重隔離する。監視室内には突入以前にはなかった異音が満ちている。幻聴か? クラウス君は目覚めない。確認のため彼の首を切開、腫瘍状の肉片なし。昏睡はしているが無事か、孵化の心配はないだろう。だが、何故?
 7月5日
 理論は肯定されたと考えていたが、それは誤りだった。門の向こうには行ってはいけなかった。赤子の異界は触れてならなかったのだ。門を閉じる方法が見つかるまで放置するべきだったのだ。乳母は確実に人間を狙う意思を持っている。肉片に秘められた力は我々に理解できるものではない。私は既に影響を受け、孵化の時へと近づいていることを感じる。我々には奴の牙が既に突き立てられている。患部ごと切除しなければ。私に出来ることは、これが最後だろう。時間がない。全身にその毒が回る前に、手を打たねば。
 ヴァルター君、君が正しかった。私はもっと慎重になるべきだった。クラウス君のことは任せる。クラウス君とふたり、必ずやこの危険な門を閉じてくれ。
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 心臓が早鐘のように打っている。私は震える手でさらにページをめくろうとした時、背後で扉が軋み開かれる音がした。
 その音に驚き、飛び退るように振り向いた先には、ヴァルター博士に見せられた写真の中央に映っていた男――マティアス博士その人が立っていた。
~つづく~
原作: ohNussy
著作: 森きいこ
※今回のショートストーリーはohNussyが作成したプロットを元に代筆していただく形を取っております。ご了承ください。
赤子の視る夢 (3) - “錯誤”
「ショートストーリー」は、Buriedbornesの本編で語られる事のない物語を補完するためのゲーム外コンテンツです。「ショートストーリー」で、よりBuriedbornesの世界を楽しんでいただけましたら幸いです。
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log2 · 2 years
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【株式会社ニッシンイクス】の内装用不燃ボード、フローリング、高級金銀壁紙など968点が登録されました!
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株式会社ニッシンイクス は各種フローリング材、ウッドデッキ材等の輸入販売、その他の住宅用建材の販売、インターネット販売等を手掛ける企業です。
今回は、内装用不燃ボード、フローリング、高級金銀壁紙など、968点を  2DBIMでご登録いただきました。 
▼ [EX.PANELING]  オールド&ビンテージ シリーズ
表面加工ではなく、節抜け、割れ、経年グレー色、白濁汚れ等の特徴を最大限に生かしながら古材調に仕上げた商品です。
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REALPANELについて
火山性ガラス質複層板、または合板に天然木単板を貼り込んだ内装用仕上げ材パネルです。 不燃仕様は国土交通省大臣の不燃認定を取得し、不燃材内装制限のある場所でもご使用いただけます。
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<< リアルパネル ダメージオーク/不燃仕様/厚6mm >>
▼ [EX.FLOORING]  ヒュームドシリーズ
燻の風合いを表現した、"ヒュームド"という今までにない色のフローリングです。
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FUMED(ヒュームド)について
オーク材にヒュームド(燻)仕上げの風合いを施すことで、単なる木地への着色だけでは成しえなかった複雑な濃淡と深みのある色合いを表現しました。 塗料はVOC(揮発性有機化合物)を一切含まない自然塗料を使用しています。
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<< ヒュームドオーク57幅ヘリンボーン スモーク5% >>
▼ [EX.ARTILE]  クリーンシリーズ
モネの「睡蓮」をコンセプトに作られ、色彩豊かに空間を演出します。 機能性とカラーバリエーションも充実しています。
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Made In Japan
汚れ防止機能付き:付着した汚れが落ちやすいタイルです。
傷がつきにくく、滑りにくい仕様です。*CSR値(滑り抵抗値)0.5以上
焼きもの特有の自然な色むらと色幅があります。
分類:BⅠ(プレス成形/強制吸水率3%以下)
施ゆうタイル(表面に釉薬を施したタイル) 
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<< CL-09-300-5 / CL-09-300-7 >>
▼ [高級金銀壁紙]  乱美箔シリーズ
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一万分の一ミリの箔が美しくも荒々しく形を変え、神秘的な金銀の光とデザインが融合したとき、斬新な[意匠光]を美しく乱れ放つ。 職人によって受け継がれてきた日本の伝統的な技と魂が、壁紙として現代に顔(カタチ)を出した、ニッシンイクスオリジナル高級金銀壁紙「乱美箔」シリーズ。 和紙を中心にした基材に、本物の金属箔一枚一枚を「手で打ち込み」、「手でデザイン」していくことで、様々な異なった表情を作り上げます。
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<< F-PB フラワーリッチ ブラックピューター >>
自然および本物にこだわった快適な住環境づくりに適した製品揃いです。
2DBIMで登録された製品は、BIMソフトにダウンロードして製品のイメージを確かめることができますので、ぜひご活用ください。
ニッシンイクス  Arch-LOG 検索ページ
「2DBIM」登録製品は、プロジェクトに追加・BIMソフトにダウンロードして製品のイメージを確認することができます。 「2DBIM」の製品に対してBIMリクエストして頂くと、該当の製品が「2DBIM+」へグレードアップされることでフォトリアルなパースも作成できるようになります。
※文章中の表現/画像は一部を 株式会社ニッシンイクス のホームページより引用しています。
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kusodream · 2 years
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2022年1月の夢
- 2022年1月31日 月曜日 6:14 夢 ヨネ大魔王という名前で活動しているドラマーが、以前から懇意にしていたバンドのライブ時の穴埋めのために名乗り出ている。募って知らない人が来るより慣れた人がきてよかったねという空気 どんぐりが落ちている、どんぐり拾いの場所のことを考える、いつもものすごく楽しいことが起きる場所だった(という設定で具体的な中身はない)、仕事で行ってもいいが仕事ならあまり楽しそうな顔はできないなと思う 何らかのテロリストのいる付近に3人で円を描くようにして向かう。小熊の雰囲気
- 2022年1月27日 木曜日 7:12 夢 いとこの娘がパン屋のような空間にいる。焼き立てのいろんな種類のパン。人はほとんどいない。施設のトイレが、演説台のような高台に拡声器が置いてあり、そこに便器があるスタイルで、座っても引き下がるしかないしろもの。なぜか迷彩柄のタンクトップに学生棒を被ったような格好をしている。迂回すれば別のトイレがあることに気づく。黄色い表紙の絵本のようなもの。
- 2022年1月26日 水曜日 6:01
夢 牛乳5L.カペリンみたいな名前、これからはパックから出して瓶に詰めるように松本人志に言われる、開け口が汚いので カラオケ、妹の友達、全部で4人ほど。 3メートルくらい身長のある人が面接にくる、ドア枠に手をかけるようにして入ってくる、3メートルってこんなに大きいんだと思う、付き添いの人もでかい、モンゴル系の顔立ち 宅建免許切れ
- 2022年1月25日 火曜日 7:05 夢 玉置州系とタイタンがいる。話す。ドラえもんのイラストが付いているコラボ服。VHSに、ビデオ書き出して披露している。ギズモ。タイタンの母が作ったミートボール。エヴァのゲーム。
- 2022年1月24日 月曜日 6:57 夢 バスに乗ってどこか旅先から帰宅している。バスが実家に着き、車を寄せる、エコ配の車が出ていく。芭蕉の実? 唐辛子のような形のバナナがなっている。祖父がおり、笑顔で親指を立ててくる。父もいる。室内がかなり変わっており、広く、柱が立っている。大理石のテラゾーのようの素材の薪ストーブが置いてある。テラゾー部分にWHY NOTと彫り込んであり、それがダサく、埋めたいと思っている。
- 2022年1月22日 土曜日 8:27 夢
- 2022年1月21日 金曜日 8:52 夢 のりべーにくしを買ってもらう。会計の場所が違う。山の内覧をする。客を案内する。 衣類を持って部屋に引っ込もうとするとおじいちゃんがおり、鏡に向かって髭剃りをしている。若い。
- 2022年1月20日 木曜日 6:43 夢 緑色のインコを飼っているらしい。粟玉みたいな白くて大きめの粒を与える。なついており、かわいい。 南と誰かもう一人と遊びに行くことになる。外。公園のようなところ。踊っている南を撮っている、一人加わり二人加わり、バレエを踊る輪が大きくなっていく。 チェンソーマンを読むためにだだっ広い本屋?のようなところを歩いている、黄色いジャンパーを着た監視員のような人がところどころにいる 細いドアを抜けると、巨大な筒状の上部につながっており、3つの出口を相互に行き来できる。本来は水路のよう。
- 2022年1月18日 火曜日 6:14 夢 自室、実家のとはちょっと違う、に、新しい本棚が加わっていて、2000年ごろのギャル雑誌とか、文庫判の軽めの読み物みたいな本が並んでいる。面白い。背が四角い感じ。 妹が寝ており、暑そう、毛布をかけて送風にする 南と北、ラウンドアバウトがこの世界だと逆の意味になっている
- 2022年1月17日 月曜日 6:41 夢 元ラブホの部屋に住んでいる。天井の壁紙がめくれているので気づく。オレンジの壁紙の下に紫の千鳥格子。交際しているわけではない男。 エレベーターホールへ。共用部分が広いので気づく。遠くにAさんがいる。 目が水色みたいな目の見えない猫。向かって左目の中を覗き込むとラーメン丼に描いてあるような雲の紋様が入っている。深度がついていて左右つながっている。かなり丸々している。 広間でイベントがあるらしく、骨、ホルマリン漬けの標本などおどろおどろしいものが展示されているのが見える。
エネルギーを回転の動きに変えて、オレンジ色の輪の回転でモーターを回す。 父と外を歩く。水がヒタヒタの水路に細い木の板が渡してあって、雑草を食べるYouTubeチャンネルのことを言いたいと思う。進んでいくと母のいるキッチンのようなところへ続いている。私の大学時代の封筒とか雑紙みたいなものを逐一取っていて、捨てるの捨てないので揉め、じゃあいつ使うのか、今日か、明日か、明後日か、と問いただしている。ゴミを入れるための袋を探すが見つからない。
- 2022年1月16日 日曜日 0:40 夢 夢の中でも頭痛がしている。頭痛の理由を、何かゲーム攻略本風の言い方になぞらえてExcelの表にまとめようとしていて、山口さんのイメージと重なる。下膨れの顔の女性が室内に入ってくる。特殊な医療従事者系の人。横になった状態で顔を上げる。12時。会社始まってると気づき、言う。 別シーン。カオナシに似た仮面が目線の高さに浮いている。気づかないふりをするべきだが、気づかないふりが大して効かない。生きているものには無視もきくが、そういう小手先のわざが通じない、呪のものなので。めいっぱい無視しているが、関係なしに間近に来られる。古い家の中。お面と、何か鈍い金色の他のお面と、リンリンリンリン音が出るものと、ある。家の中には一家がおり、特に子供はそのお化けのようなものにつきまとわれ、それが嫌で泣いているが、家長らしき初老の男性は無視している。顔はのっぺらぼうとして描かれていて、これは家族がお互いに無関心であることの表現としてだと、宮崎駿的な人のインタビューに視線が引いていく。最悪のピークで音が止まり、過去の回想シーンに移っていく。
夢 めぐみに似た女がメガネをしている。シルバーでレンズに細かい気泡が入っている。レンズはくるくる表裏変えられる。そのメガネが良いと褒め、褒めることができたこと(関係を維持する試みができたこと)にほっとする。 オサムグッズの小さいタッパーウェア?防水のパッチンと止められるシリコン素材の容器が売ってある。うち一つはよくよく見ると香水らしく、中に液体が入っている。チョコバー、有名建築士のデザインした鏡のジェネリックなど売られている。
- 2022年1月15日 土曜日 8:59 夢 何となく入ってみた雑貨屋で多面体のスノードームみたいなものを見つける、砕いたウイスキー用の氷みたいな形、上下がない、ひっくり返すと雪が積もった山頂みたいなものが見える、細かい粒子状のラメが動く、すごいキレイ。小さいタイプのものも、貝殻が入っていてそれはそれできれい。買おうとするのだが、日本ではないらしく、目を凝らしてもラベルの数字が日本円なのか香港ドルだかわからない。 レジ方面に行く。キョンシーのお札風おもちゃみたいなものが売ってある。 水に落ちるシーン。 母がいる。実家の景色ではないが室内。ひきだしを開けると金色のチョコレートの包み紙ばかり出てくる。自分がむかしこっそり食べて隠したものだと思う。2012年頃に期限切れのキャラメル風味の砂糖チップなどを勝手に持って帰る。錆びたお菓子の缶に不要な金属類を溜めていたらしく重い。中をあらためる。すごく錆びたペンダントトップ、クレヨンの箱?みたいなものが出てくる。母が昔に父から贈られたものらしい。妙にハンサムな造形の青っぽい犬?馬?のディズニー風キャラクターの、首から上の陶器の貯金箱。母、サメのでかいぬいぐるみを手洗いしている。
- 2022年1月14日 金曜日 6:11 夢 ちえが雪を削り取って食べている 剣山への水の染み込ませ方。短冊切りの白いウレタンみたいなものをまぶしている。実家でそういうのをやっている子は剣山くらい庭に落ちてるとのこと。
- 2022年1月13日 木曜日 6:39
夢 本を読んだ 毎日迎合って書いてあった 録音機器みたいなものが置いてある 幼い妹を泣くまでくすぐり倒す 茶碗に洗い残しがある
- 2022年1月12日 水曜日 6:59 夢 緑色の服、T字のカフスの女性 二度寝しすぎて夢が壊れた
- 2022年1月11日 火曜日 7:14 夢 一人で手漕ぎボートに乗り、少し遠い目的地へ向かう。 何かの福引のような催しで丸々した生のイカを一杯もらう。 会ったことのないフォロワーが仕事を辞めるらしく、最後にもらってきたでかい歯ブラシを勤め先に忘れてきた話とか、離婚しようと考えているらしい話を聞く。 ザリガニの卵。灰色でハートのような形をしており、水草にくっついて気泡を出す。 穴の空いている巨大な石の奥に黒っぽい燭台があるのを見つける。燭台を引き出し、蝋燭と線香を供える。不気味に振動するので心のどこかが怖いのだが、割と平気だ。
- 2022年1月10日 月曜日 7:24 夢 韓国の住居内を抜けて逃げている。広い庭。床に掘り込みが作ってあり、洗い物などが入っている。室内かわいらしく写真を撮る。 ヘアクリップで前髪をとめる。実家にある古いくちばしクリップを捨てる。
机の上に古いメモ帳が残っている。20006年、2007年。絵コンテみたいなもの。ぷくぷくした絵柄。それだけ経ったことに恐ろしさを感じる。 カップ麺を大量に購入した女性が、ビーズ状のものを組み立てて箱を作っており、おそらくその箱に購入品を分けて人に配るつもりらしい。箱に足を突っ込んでいくが、すぐに違うことに気づく。
- 2022年1月8日 土曜日 6:47 夢 心臓をウタエットという名前の改造銃で撃たれる。7人くらいでおり、全員撃たれる。銃を持った人が二人いる。分かりやすい痛みはないが、一日後くらいに心臓麻痺になるみたいな死に方をする。家にいれば撃たれなかったのに。と少し思うが、何もせ��家にいた自分が考えられず、運命を受け入れてもいる。 文房具屋のような静かな店。どこかの主婦が鉛筆に文句をつけている。ロルバーンの筆入などを見る。 カモフラージュで隣の喫茶店の制服を着て働いているおじいさん。お礼をしたいのだが痕跡を残せない。金魚鉢みたいなコーヒーフロートを渡す。
- 2022年1月7日 金曜日 6:39 夢 妹の年賀状。3種類ほどを作成している。妹の友達T。みかんか何かを剥きながら、ほとんど初対面の男とTと私でなんとか間をもたせる。
- 2022年1月6日 木曜日 7:09 夢 カレー、鳩時計 集合している中鳩時計を持っていく
- 2022年1月5日 水曜日 6:55 夢 パチンコ屋の中を通り抜ける 二店舗連なっており、女性スタッフがいる 輪になり、ミーティング風の中、ラジオ体操のようなことをする 裏路地の中を抜け、プロレスをテーマにした居酒屋?バー?のような店に入る まだ時間が早い。 天六という名前のカクテルみたいなものを作ってもらう。梅酒とリンゴジュースを混ぜたような単純なもの。タンブラーグラスに注がれ、目の前に来るとピンク色のフローズン状のものになっている。
- 2022年1月4日 火曜日 5:41 夢 あまごっちゃはんどうという単語 服屋を見ている ピンクとブルーのザラメがチューブ内で固まったものをこそげ取る
- 2022年1月3日 月曜日 8:54 夢 さつまいもの匂いのするところへ社員旅行へ行く。出発当日だが荷造りが終わっていない。
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recordsthing · 3 years
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世界の果てで
 いつもと同じ日常と、アイドル生活はずっと続くものだと思っていた。そんな幻想は爆発音と聴きなれないサイレン、怒号と悲鳴によってかき消された。 「皆さん早く避難してください!誘導は私たちがしますから!」  ちひろさんが叫んで、レッスン室にいたオレ達は状況を理解しきれないまま誘導に従って外に出た。外は人と車が溢れていてまともに動けそうにない。警察なんかも案内をしているようだが、人の数が多すぎて抑えきれていない。多くの人が転んだ人間を踏みつけてでも、逃げ出している。呆然と立ち尽くしていると、会社の中から急いで出てきた人に押し出されるようにしてオレだけはぐれてしまった。体勢を整えるので精いっぱいで、皆がいた場所に戻ることはできなさそうだ。 避難する人たちからどうにか抜け出して元の場所に戻れないか振り返ってみると、人の流れとは反対向きに走ってくる人影が見えた。混乱している人の間を起用にすり抜けてこちらに向かってくる。そんな器用な真似ができて、自分の元に向かってくれるアイドルは一人しか知らない。 「はぁ……ようやく着いた~、無事なようでなにより」 「志希!!」  こんな状況でも、いつもの声のトーンが変わらないのは普段の生活、いや生まれもっての賜物なのだろうか。服の皺と額からにじみ出ている汗がここに来るまでの苦労がわかる。 「助けに来たよ!さっ早く行こ」  オレの手を取って、皆が向かう方向とは反対の方に駆けだした。 「待てよ!避難場所はあっちじゃないのか?」 「アタシにいいアテがあるんだ、皆とは合流できないかもしれないけど晴ちゃんを助けるためだから信じて」  この時、なんとなく嫌なことを察してしまった。もう二度と他の皆とは会えないかもしれない。それでも、志希は自分のことを助けたく思ってる。一瞬悩んだものの、志希の気持ちを無駄にしたくはなかった。その気持ちを伝えるために、握っている手の力を強めて返事の代わりにした。後はただただ置いて行かれないように、足を一生懸命に動かした。  足の動きがにぶってきた所で���志希は不意に止まった。町から少し離れたそこは、小さな倉庫だった。赤いトタンの屋根にコンクリートの壁、木製のドアが酷く無機質で冷たい印象を受ける。この場所は確か志希が必要な実験の薬品取ってくるために、事務所から一緒に機材を運んだことが一度か二度あったような気がする。中は本当に薬品やら機材やらがごちゃごちゃ入ってて、こんな雑に扱ってて大丈夫なのか?と思ったほどだ。 「ここに避難するのか?」 「まっさかー、こんな小さな屋根じゃ銃弾だって防げないよ♪こっちこっち」  倉庫の裏手に回ろうとする志希の後をついていくと、不意に茂みの中でしゃがみ込んだ。すると、急に地面から蓋のようなものが開いて、梯子が下にむかってかかっている穴が開いた。 「すげえな……これ……」 「志希ちゃん特製地下シェルター!ささ、扉を閉めるから入って」  梯子に手足を引っかけて、ゆっくり下へと降りていく。底がぎりぎり見えるか見えないかの高さで、怖くなって思わず身震いしてしまう。 「あんまり下みない方がいいよー」  アドバイスを聞いてできるだけ正面を向いて梯子を降りる。しばらくすると床が近くなってきたので、飛び降りた。目の前には蛍光灯の明かりに照らされた真っ白な長い廊下が続いていた。 「よっと、さっ行こうか」  志希が先導してくれるのを、後ろからついていく。カツン、カツンとオレと志希の足音だけが響いている。しかし、大きな爆発音と激しい揺れがやってきて足を取られそうになる。 「あっちゃー、いよいよヤバいね。少し急ごうか」  スタスタと駆け出した志希に置いて行かれないようについていく。少し先に進むと機械のパネルでロックされたドアがあって、志希がパスワードを打ち込んだ。ガシャン、という音と共に扉がスライドして開いていく。まるでテレビや映画でよく見るSFの実験室みたいだ。  中は広い空洞になっていて、両脇の棚には食料や生活必需品なんかが揃っている。真正面には大きな円柱の水槽があって上が空洞になっている。上から物を入れるためなのか、これまた大きな梯子がかかっている。水槽には大きな電子パネルがついてあって、志希がなにやら操作している。 「ん~ちゃんと動いてくれるかな……確かこうだったと思うけど……」  不安そうな呟きとは裏腹に、ものすごい速度で操作をしている。次々に現れる表示を捌きながらせわしなく動いている。まるで敵のディフェンダーをリフティングだけで捌いてるような動きだ。  ピーっ、という電子音と共に壁から液体が水槽へと注がれていく。 「良かった……こっちに来て、晴ちゃん」  志希はそういうと梯子を上り始めた。水槽に水が流れ込んでるせいか少し震えていて、さっきの降りているときよりか数段怖い。それでも、上を昇っている志希を見ると安心してゆっくり慎重に昇ることができた。先に昇っていた志希は水槽の淵に座り込んでオレの到着を待ってくれている。すぐに追いついて、落ちないように隣に座り込んだ。 「これはね、コールドスリープのための装置なの。世の中が安全になるまでここで時間を過ごせるようにするための装置。使う機会なんてこないと思ってたんだけどね」  コールドスリープ……聞いたことがあるけど、どんなものかはよく知らない。 「晴ちゃんはここに入って生き延びるの、皆の分までね」 「ちょっと待てよ!それってどういう……うわっ!」  再度大きな爆発音がして、揺れが発生する。その時に体勢を崩してしまって、そのまま水槽に向かって落ちてしまった。水の中に落ちると、なにかの溶液のせいなのか酷くぬるぬるしていて、身体が徐々に沈んでいく。  志希がこちらを見てなにかを言っている。必死に手を伸ばして足をばたつかせてみても、一向に水面には届かない。  おそらく志希のことだから、ここにいれば安全というのは嘘ではないと思う。それでも違う、違うんだ志希。皆の分まで生きてくなんて耐えられない。誰もいない一人の世界なんて想像できないから。  水を飲んで意識を失う直前に、白い泡が立っているのが見えた。ああ、志希だ。伸ばしていた手を握り返して志希が笑っている。この後のことなんてどうなるかはわからない。でも、二人ならどんな世界でもやっていける。手の平の確かな感触をしっかり受け止めながら、身体の感覚と意識が遠のいていった。
 目が覚めると、周囲はもう廃墟のようだった。壁も入っていた水槽もところどころ崩壊しているし、床はもう草が生い茂っている。棚に入っていた食料や生活必需品はすっかりなくなっている。身体を動かそうとすると、酷く強張っていて上手く動かない。そりゃそうか、どれくらい自分の体を動かしていないか見当さえつかない。歩くのがやっとな身体を引きずるようにして、水槽に空いた穴から外へ出る。ただ、周りを見渡しても志希の姿はどこにもなかった。  不安になって辺りを見回してみると、入り口の近くにぼろぼろのメモ用紙が貼ってあるのと、なにかがそばに積まれてあるのがわかった。駆け寄ってみると、独特な筆跡の伝言が書かれてあった。 「ハロー、晴ちゃん。先に目覚めちゃったから一足早く世界を見回してみるよ!良かったらそれを着て来てね」  積まれていたものは、菜の花畑の撮影の時につかったブルーミングエリアの衣装だった。一体どこからこんなものを入手してきたのだろうか。上に乗っかっている泥やほこりからして、相当時間が経っているはずだ。それでも志希の伝言を無視するわけにはいかなくて、手で汚れを払って着なおしてみる。撮影の時は三つ編みだったから、それも合わせることにした。鏡がないから出来栄えはわからないが、多分合っているはずだ。  意を決してドアを開けてみると、そこは別世界だった。広がっていたのは長い廊下ではなく、一面の緑世界とでも言えばいいのだろうか。崩壊した高層マンションや建物に木や草が生い茂っていて、花があちこちに咲いている。それにつられた蝶が辺りを飛び回っていて、人の姿はどこにも見えない。 「志希ー!どこだー!?」 声を上げると、植物がざわざわしてある方角に傾いている。まるでこっちに来いと言わんばかりの動きだ。酷く奇妙で不可解だが、どこか懐かしい印象を受ける。なんとなくこの方角に行けば志希に会えるんだろ思う。それでも、なにか嫌な予感がする。オレの記憶が正しければ、植物たちが向いている方向は事務所があった場所だから。  荒れた土地を草木を踏まないようにゆっくり進んでいくと、元々事務所があった場所にたどり着いた。建物はすっかり崩れてしまっているが、紫色の花が両脇に通っている場所があって道を示しているみたいだ。通りなれた道と酷似しているその道を通って中に入ると、自然の色とは似つかわしくない紫色と肌色が目に入った。光が左側にしかあたっていなくて見づらいが、そのシルエットに見覚えがないわけがない。 「志希!」  ようやく会えたことを喜んだのも束の間、駆け寄ってみるとそれはもうほとんど志希では、いや人の姿ではなかった。 「し……き……?」  右側の目の部分には大きな花が咲いており、首周りには草と花が生えている。身体を這う根が妙に痛々しい。しかし、一番気になるのは開いてある左側の目だ。綺麗で好きだった志希の濃い青の瞳が、黄緑色の毒々しい色になってしまっている。それでも肌の色はそのままで、まだ生きているのか死んでいるのかよくわからない。 「あ……はる、ちゃ……」  志希の唇が微かに動いて、オレの名前を呼んでくれる。 「それ……きてくれて……ありがと……」 「志希!!どうして……どうしてこんな……」  すがりつくように抱きしめる。身体はすっかり冷たくなってしまっていて、人の時の体温ではなかった。 「……耐えきれなかったの、だから……こうなっちゃった……ごめんね……」  オレがいない間、志希に一体なにがあったのだろうか。一人ぼっちで何を考えて、何を感じてこうなってしまったのか、もう聞ける時間はないだろう。それがあまりに悲しくて辛くて、大粒の涙をこぼすことでしか応えることができない。  少しだけ身体を離して、動かなくなりそうな唇に自分の唇を重ねる。唇の温度も冷え切ってしまっていて、まるで死んだ人とキスをしているみたいだ。 「……もう、あたしはダメだから、離れてほしいな……」  自分の体に志希の首から生えていた蔓が巻きついてくる。それでも志希の体に回していた両腕を離したくはなかった。 「ずっと一緒にいるよ、志希」  足の方から根が伝ってくるのがわかる。あまりの激痛に腕を離しそうになってしまうが、なんとか堪えて強く抱きしめる。もう志希を一人にしたくなかった。どうせこんな世界では自分だけでは生きていけないのがわかっていたから。  花がオレと志希を包んでいく。それと同時に意識がまたなくなっていく。それでも、コールドスリープの時より怖くはなかった。だってもう眠っている間も目覚めたとしてもずっと大好きな人と一緒なのだから。
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