Tumgik
#人生は思ってる以上に儚い
boomsummer · 11 months
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         ★ 貯金 ★
バンド組む🎸🥁🎙️
バイク乗る🏍️
tattoo入れる
ロン毛
オーロラ見る🇨🇦
海外サッカー観戦🇮🇹🇬🇧🇪🇸🇩🇪
店開く🍷🍝
宇宙へ行く🚀🪐
アイルランドいく🇮🇪
豪華客船旅行🚢
スカイダイビング✈️
マイホーム🏠
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xx86 · 9 months
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陽炎
ずっと冬の色気が欲しいと言っていたけれど、30代は夏の色気を身にまとっていた方がヘルシーで良いのかもしれない。からりとしていて湿っぽくなくて、露出しても下品にもみっともなくもならない、GYDAのお姉さんみたいな。ちなみに春の色気はフレッシュで爽やかで、秋の色気は教養と知性、冬の色気は儚さと憂いだと思っている。結局憧れの冬の色気を手に入れることはできなかったけどもういい、20代は日々憂いてきたからこれ以上私の人生寒々しくしたくない。この先人生一生眩しくありたい。そして忽然と消えたい。夏の終わりが物悲しいのは唐突に始まって唐突に終わるからだと思う。助走も余韻もない。冬から春は三寒四温なんていって散々焦らすのに。
私は、リアルのSNSのアカウントをもっていないし、もう連絡を取らないであろう人のLINEも全員ブロックしているので、無駄に私の人生を共有されないのだと思うと安心する。たとえ結婚しようと子供が産まれようとウェディングドレス姿の写真や子供の写真をアイコンなんぞにしてやらない。田舎で育った人は分かってくれるんじゃないだろうか、この感覚。プライベートの知り合いというのは少なければ少ない方がいい。
その反面私は会いたい人には会いたくなった瞬間会うと決めている。前回も私から誘ったしとかそんなことは随分むかしに考えるのをやめた。だってごにょごにょしてるうちに会えてた人に会えなくなるから。女は特に20代後半からライフステージが目まぐるしく変わる。ライフスタイルが変われば当然考え方も変わる。好きだった頃のその人にもう二度と会えなくなる前にせっせと会っておきたいのだ。だからこそ数年連絡を取ってなかったべらぼうに仲良くない人にも会いたいと思えば平気で連絡を取る。返ってこればラッキー、博打みたいなもの。
大人になって良かったと思うのは本当のさよならができる事だ。会社を辞めることは学校を辞めるよりも煩わしくなく、珍しいことでもない。気力を使うのは同じだけれど。大人はいつだって逃げられるし、消息不明になれる。デジタルが主流の今、LINEやInstagramを消してしまえばもう簡単に見つけることが出来ない。住所を失うようなものだ。それが本当にほっとする。安心する。
大好きだけれどもう二度と会えない人がいる。彼女も本当のさよならができることに安堵しているのであればいいなと本心で思う。悲しみなんて随分前に通り越した。夏はいつだって終点。
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houteiyugi-movie · 5 months
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3人の究極の演技に迫る 特別映像&メイキング写真解禁!
この度、永瀬廉さん、杉咲花さん、北村匠海さんが自身の演技と撮影現場を振り返る特別映像とメイキング写真が解禁されました!
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主人公のセイギを演じた永瀬さんは「セリフとか表情だけでなく“息づかい”を大事にしてほしい」と監督に言われ「全力で現場で思ったものを演った」と語り、監督と密にコミュニケーションをとりながら演技に励んだ模様を振り返りました。セイギと幼馴染の美鈴を演じた杉咲さんは「“勇ましさ”と“儚さ”の両方が見え隠れする、掴みどころのない立たずまいがとっても魅力的」と永瀬さんの魅力を語り、現場でもお互いに自分のペースを保ちながら撮影に挑めた模様。また、「さすがだなと思いました」と同級生の馨を演じた北村さんが、以前から親交のある永瀬さんの役への向き合い方を絶賛しています。杉咲さんは、斜め上の演出をされることが多く新鮮だったという撮影を振り返り、永瀬さんが思わず「最後のさ…花ちゃんのとこヤバいよな、鳥肌立った…マジすげぇ…」と感嘆するほどの迫真の演技をみせたシーンも公開となりました。杉咲さんが刹那的に生まれるものを大切に、突発的に表現したと語る美鈴の姿にも注目してください。北村さんは永瀬さんを“頼りがいのある男”と評価し、すぐに仲良くなったという二人が前髪ぱっつんの短髪で高校生時代を演じたシーンのメイキング映像では、「ダサいでしょ?」とお互いに突っ込み合う姿も。また出会った当時を北村さんが振り返り、永瀬さんに慕われ溺愛されていることを暴露…!?そんな二人が弁護士と被害者として向き合う、法廷での関係性も見逃せません!
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me--me--me · 5 months
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ポケモンSV!🐢DLC蒼の円盤が来る前に!編🦕
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おはこんハロチャオ!(*ΦωΦ*)みーくんです🐈
今回の記事は二本立て!なので当記事の後にもう一件記事が投稿される予定♪🍓🤗️📝
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てことで✋こちらの記事では最近みんなで遊んだユニオンサークルについて書くよ🎵😻
っと、その前に大事なことを書かねばな🫢❗️
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遂に来ちゃったな…!
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画像引用元:ポケットモンスターSV蒼の円盤ページより
スグリ……………!!
巷では赤玉ねぎ🧅と呼ばれたり夏油スグリと呼ばれたり散々ボーイだが実際俺もそう思ったが会うのは素直に楽しみ♪😸楽しみだと…ッ!?スグリは今も独りで苦しんでいるんだがッッ!!?👹(情緒)
動画タイトルに添えられた〝 Final trailer 〟に寂しさを覚えたのは俺だけでは無いはず。だがそんな気分を胸ぐら掴んで殴り飛ばす程の情報量。
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そして興奮冷めやらぬ中で嬉しい追い打ちが。上記の動画配信後に様々な豪華プレゼント🎁やイベント告知があったが、その一つであるのが…
降臨!ディアルガ&パルキアだ。
行くしかねぇ。(ENJOY音楽は鳴り続けるIT'S JOIN届けたい胸の鼓動以下略)
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今回はけーちゃん、タマ(おむ)、ミー太郎(俺)の三人で行きました。シエル(てゃ)は休養中🍀︎🫂
見ろよ…この美少女サンドイッチを…ッ!このままじゃハーレム漫画の主人公みたいな構図だよ…ッ!!😾💦(もしかして:元々ハーレム)
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デッッッッッッッカ。
どこぞの最早ラスボスオーラを隠す気が微塵も感じられないブラなんとかイア先生の豊満ボディ並に色々デカい。
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こんなゴジラVSメカゴジラみたいのに来ちゃったらさオーリム(フトゥー)AIが懸念していたパルデアの豊かな生態系の崩壊に片足どころか全身突っ込んでないかと思ったが、そういえばとうの昔にポケモンHOMEから各地方の伝説が大量に上陸しているのでパルデアの地はもう終わりです。🐣
実際のところ輸入解禁のタイミング的に生態系崩壊というか暴れまくられてたのはキタカミだと思うが。
みてみて〜!!🎒😸📛
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デカ過ぎ��くぐれちゃうよ〜んっって
😅
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🎉🥳レイドがてらちょいと遊ぼ🌟🎊
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おむの色違いブイズピクニック🌈🐣
たいへんカラフルで可愛い!🌋前回の記事に書いたクールの証はリーフィアとサンダースに進化させた模様。両者とも元々黄色いポケモンだが色違いでも彩度が違う黄色になる。お前がNO.1だ🥇
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けーちゃんに貰ったヨルノズク🦉💜
この子も見ての通り色違い!🌟写真が上手く撮れすぎて見せたくて今これを書いています可愛かろう✌️💗アニポケのサトシとオソロ★ユニオンサークルで遊ぶ=交換会は最早もう鉄板だな〜🎶😻
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これは顔面がパルデアの宝スーパープリティ美少女★けーちゃん✨️🐱💜
こんなにも儚くも愛らしい顔面偏差値五億なのにマスボ級に登りつめる程にポケモンバトルセンスの塊というギャップに震えろ――…ッッ🌏🙀🌞
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ミュウツーレイドに誘って以来、一緒に遊ぶ機会が増えて嬉しい今日この頃💜🫂💗お話も楽しいし何よりけーちゃんは中の人も優しくて魅力的🐱💓
俺の中でけーちゃん参戦以降のイツメンの集まりをアニメで例えるならば〝第二期〟だと思っている😎
ちょうどタイミング的にもてゃおむとつるみだして二年目ぐらいのタイミングであるし😸🗓
冷静で探究心のあるシエル(てゃ)、ふわふわたまごっちのタマ(おむ)、血の気が多いミー(俺)、可憐で穏やかなけーちゃん…布陣が完璧過ぎる…。📖
コイツら日常系アニメか…❓
その気になれば漫画描けそう。
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そんでこれはおむに貰った廃スペック激やばモルペコ♀(ラブボ入り色証付)🌋
マジでなんつーもん渡してくれんだよ(超絶特大褒めてる)
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ラブボ入り➕色証なのでピンパ入りの条件を満たしてしまったね?🐭👈😈NN考え中😇🙏🐣
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オムライスという小娘はさ…知っての通り神絵師なんですけど…てんで驕らず超マイペースと言いますか…人畜無害と言いますか…普段お菓子作ったり絵描いたり話口調もふわふわ🥞してるクセにさ…
シャルロッテ(アローラライチュウ)の時といい俺の為に人の為に廃プレイしてくれるおむが大好きだよ♡🥺ありがとうね♡🥲大事にするネ♡🥹
まずはヤク漬けカナ♡😄
(努力値振り)
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🌈🐣🦕✨️𝐓𝐡𝐚𝐧𝐤 𝐲𝐨𝐮✨️💎🐱🌈
ディアパルレイド終わった後からもう一つの記事と同時進行でジワジワ書いてたんだが、あっという間に明日がDLC後編の配信開始日になっちゃってるんだけど時の流れ早くない?サラマンダー?
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【 2023/12/13 】🐢🐈
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ryecha · 3 months
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ここから第3話になるんですけどここも重くなるのでブラウザバック推奨です
あとの分岐点は義務教育期間だよね、教師にもクラスメイトにも嫌われていた話、いじめまでは受けてなかったけど本当に最悪だった話🥲 多分枠で義務教育期間中の話はしたことないはず、それもそのはずで一切の記憶がないから喋ることがないんだよね😌 逆に高校はまた覚えてるからネタにできてるけど、高校もクソつまらなかったな🫠 多分高校もそのうち忘れるからそういった会話は今後減るかもね😌 ちなみに昔「いちご」ってタイトルの児童書を読んでた話をしたと思うんだけど、あれは私自身と重ねて読んでたんだよね🫢 別に面白い本ではなかったから、本が友だちみたいなタイプだったから読んでただけ📖´- でも最終的には主人公の子の方が、私なんかよりいい生活してて私もこうなれるのかな?って思いながら読んでた気がする😌 これもまぁいつか話せる時期が来たら話すよ🫠
最後になったけど私は希死念慮について結構昔から考えてて、それこそ普通の人は死にたいなんて考えないって聞いて「は?」って思ったし、みんな一度は経験あると思ってた😳 前回のリザルトまでにどこまで書いたのか分からないけど、普通に今でも誰かが殺してくれたらいいのにくらいは思いながら生活してるから、ドイツに留学出来たら人生変わるかなって儚い夢を抱いてるとこ🇩🇪 でも行けないのであればそんなに生きている意味はない気がしてるから(配信する以外はね) だから25歳までにドイツにいける予定が立てられなかったらその時はどうするかなって感じ😇 死ぬにもお金がかかるからその分貯めるならドイツに使いたいしどうしようね、ほんと🤔 まぁちょっと人生設計考えてみるか👍 みんなの人生設計も教えてね🥳 ポジティブなものだと嬉しいけどネガティブなものでもいいよ👍 私の今回のリザルトは上げて落として落としたから朝から読むにはつらいものだったかも… ごめんね😭 これ書き上げるのに1時間半かかってて草なんだけど、今日ここらで寝るね😴
それと今日話した内容は枠で詳しくされたらやるけど、別にスルーで全然大丈夫なんでそこのところよろしくお願いします😌 むしろ私に対する何かが変わらないことだけ祈っておくわ🙏 あとはもし分かるとしたらこんな経験したから割となんでも聞けるんだろうなくらいに思ってくれるなら良きかな◎ 何卒よろしくお願いします🙏 改めておやすみなさいませ😪 そしておはよう☀️
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ashi-yuri · 3 months
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Citizen Sleeperと模範的な宇宙都市
都市に溶けて
現代欧州の都市を一宇宙船へと翻案しサイバーパンクに味付けした模範的SF小説がするっと読めました。良質都市小説でもある。
以下、実験的なテキストゲーム、SF・都市小説についてのとりとめない感想。DLC含めてネタバレ
直前にディッシュの「SFの気恥ずかしさ」を読んでたせいか、SFに期待しすぎてるめんどくさいマニアの感想になっちゃった。
最初の眠りでの自我の語りのシーン、いろんなひとが指摘してるとおりすごくDisco Elusiumオマージュ。テキスト表示欄も意識的に寄せてるはず。
テキストメインの実験的ゲームとして、Disco ElysiumとかKentucky Route Zeroあたりと比較されるのも見るけど、本作はわりと素直な模範的ゲームだと思う。
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ゲームシステムはダイスロールや選択肢によるダイナミックな変化とかはなく、遊びやすく簡素な印象。
硬派めSF小説を読ませるため、ページをめくる代わりにダイス振りと魅力的な立ち絵とクールでシンプルなUIを用意することは、テキストへの感情移入を容易にし、あまり小説読まない人など含めてより広い層へテキストを届ける試みとしてうまくいってるのだと思う。
淡々としたプレイフィールも文章を読むことを阻害せず、端正な読書体験として自分は楽しめた感じ。
基本的に、UIやインタラクティブ性やゲームプレイではなく、テキストそのもので素直に語りたいゲームという印象だった。
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逆に、UIそのものが語りと演出の機能を強くもつ前作“In Other Waters”と比べると、実験性は薄れた代わりにふつうに読みやすく遊びやすくなってるんだと思う。
SF小説・SFゲームとしては自分は前作の方が好きだけれど、Citizen Sleeperはより広い層に向けて訴求するゲームとして進もうとしてるのかもしれない。前作の3倍以上のSteamレビュー数は、この試みがちゃんと目的を達成したことを証明しているのだろう。
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肝心のテキストについても、素直で模範的なところは物語そのものに結構ダイレクトに出ていて、善人と悪人はかなりはっきりわかるようになってるし、でてくる人たちの9割は模範市民だし、展開も最後まで素直だし、現代欧州都市が持つ労働・移民・環境・政治などの課題はSF的に翻案されつつ現実そのままの手触りで持ち込まれ、SFとしては手堅くオーソドックスな手法で解決される。バイオオルタナ生物としてのきのこの話や自我論とかも出てくるけど、SFとしての奇抜さや飛躍は少なめ。
SFフィクションとしてはAIの擬人化などベタに感じる部分もあるけど、生々しいテーマをフィクションとして丁寧で魅力的なコーティングすることでより広い層に届ける役に立っているのだと思う。
SF小説好きとしては、本作のテキストは手堅く良質だけど、もうちょっと科学とフィクションの力でSFとして跳んでくれたら嬉しかったなという印象。一方、その手堅さや淡々とした模範性が本作のいいところかなあと思う。
自分はプレイ始めてから、記憶もなく得体の知れない異邦人である主人公に対して出会う人みんな最初から好意的でやさしすぎるし、やたらと仕事を頼んで頼りにしてくるのがずっと引っかかっていて、人情噺としてはいいけど、資本主義崩壊後の辺境都市としてのリアリティは削がれてると感じる。そのあたりは、Disco Elysiumはじめ都市を描いたゲームや都市小説と比較すると、都合の良いフィクションぽい感じが強い。
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でもそれは物語の都合なのかもしれないし、深読みすれば、登場人物たちはみな傷ついた労働者であり、おなじく傷ついた労働者たる主人公に対する共感・連帯によるものなのかもしれない。
逆に後半は、主人公が「瞳」という都市に対して献身的で、勤勉な労働者であることが実感できてくるので、出会う人みんな親切で頼りにしてくれることに納得感があった。(逆にDLCまで行くと主人公がなんでもできすぎる無双感が出てくる)
「どんな者でも労働による社会参加を通じて、その場所に受け入れられることができる」という感覚が本作にはある。だから真面目に都市の中で働けば、市民として受け入れられ、物語は報いてくれる。そして、労働を放棄した賞金稼ぎや奪うことしかできない傭兵、労働者として団結しえない者は悲しい結末を迎えてしまう。
この作品は資本主義が行きすぎた都市のリアリティより、危うい立ち位置にある現代都市でもこうあってほしいという労働者の模範性を描く。困っている隣人には手を差しのべ、勤勉に働き、労働者みなが都市というコミュニティの健全な存続を願い、行動することの価値を。都市が生み出す不道徳・罪悪を書くことを選ばず、あるべき労働者の姿を描写することを、作品はすでに選んでいる。だから本質的にプレイヤーの選択は不要で、ゲームはほぼ一本道のルートとなる。
欲望と資本主義の最果てを題材とするサイバーパンクにおいて、まっとうさと真面目な労働を真正面からよしと描くことは稀有な試みでもある。ゲームという、プレイヤーの欲望・願望により奉仕的なメディアでは特に。
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In other watersのようなオリジナルな実験性を勝手に期待してたところがあるので、Citizen Sleeperの真面目で模範的な姿勢にどこか物足りなさを感じつつも、でもやっぱりそういうゲームがしっかり人気を博す位置にいることは大事だなと思う。
その模範的な姿勢は今のゲーム、フィクション、そしてそんなフィクションが描かれる現代の都市に求められているものだとも思うので。
DLCクリア後の追記
労働、対話、寛容こそが私たちの信じる価値
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すごくよかった!
基本的なことは上の印象から大きく変わってはいないけれど、自分たちの住む場所から離れざるを得なかった避難船団の人々、ヨーロッパに押し寄せる難民をモチーフとするであろう彼らの背負うものが多様で切実で魅力的で、ひとつの都市をさまざまな視点からら否応なく見させられることで、都市、そしてHomeを描くテキストとしてぐっと厚みが増している。
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故郷を捨てざるをえなかった人、終の住処として残る人、矛盾に縛られながら守る人、しがらみとともに捨てる人、生きるために去る人、過去を見る人、未来を見る人、誰もが物語を持ち、出会いと別れが交錯する、儚く忘れがたい場所としての都市の物語。
価値重視の理想主義的なところ含めて、ヨーロッパの先進都市から生まれるべくして生まれた作品なんだと思う。
最近ちょっと町の持続性とかよその国の都市のこととかいろいろ思うところがあったので、今の自分の気分にもはまってよかったな。
行動範囲が広くなってお散歩気分が増えたことと、限られたターン内にひたすら単調な物資集め・労働ターンを反復するタスク感も、「労働してる」という感じがして好感触。期限内にタスク全部こなせるとやっぱりうれしいね。
Citizen Sleeper2では銀河のはみだしもの・賞金稼ぎ的な世界が描かれるみたいなので、「労働による社会参加」が困難なひとたちのサイドからまたこの宇宙が描かれるのかなあと予想してる。今作で拾えなかったことをしっかり拾っていこうとする、そんなテーマ設定も真面目で模範的だね。
あとがき
いろいろぐだぐだ書いた結果、最初クリアしたときより満足してきたかも。
非常にウェルメイドで気持ちよくプレイできたし、やっぱり一市民として都市に溶けていくようなエンディングはとてもよかったし、きのこになれるのも楽しかった。次回作も楽しみ。
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(おまけ)
Night Call
薄いフィクションの膜で包んだだけの、現代パリを克明に描くビターでずっと薄暗いタクシー会話シミュレータ。都市の包容力と矛盾、都市市民の失望と矜持を表わす80人を超す多様な登場人物のリアルな会話テキストがほんとにいい!すごいテキスト量にもかかわらず、苦闘の末に個人翻訳MOD作っていただいてほんとうに感謝。
バグの多さやゲームシステムのこなれなさなど大きな欠点をいくつも抱えているけれど、現代欧州の一都市を描いたゲームとしてとても好み。
※スクリーンショットは非公式日本語MOD使用
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日本語MODへのリンク
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museology-h · 4 months
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2023 趣味記録編
※展覧会はあまりにも偏りがあるので割愛
🎵bonobos / LAST LIVE bonobos.jp
解散ライブなのに、それを感じさせないくらいいつも通りのライブだった。懐かしい曲をやるわけでもなく、今のbonobosを淡々と…。未だに解散が信じられないくらい。ラストのあなたは太陽は名演でした。
🎵BUMP OF CHICKEN / be there
結局2か所3公演しか行けなかったものの、席に恵まれて悔いなし…。会場では会社の友やお久しぶりの方々に会えて嬉しかった。1番初めに作ったアカウントのFFとBFLY以来に会い「生きてた…!」と言われた。4/2のHAPPYは忘れたくない。
🎵Yogee New Waves / AYA Tour 2023
最初で最後の中野サンプラザ。コロナ禍以降ライブに行けず、やっとの思いで参加。終始ヨギーの音がすることや、ここにいる人はみんなヨギーのことが好きなんだ…という当たり前のことがとても懐かしく嬉しかった。好きなバンドって本当に儚い。
🎵Bialystocks / Bialystocks 2nd Tour 2023
先輩の結婚式から直行。上機嫌。振り返ると短期間でライブ何回も行けてラッキーだった💫頬杖1番いいところで笑ってたのがハイライト。
💚EXO / EXO CHANNEL “THE BEST”
人生初ペンミ。未知の世界。ベルーナドームはあまりいい評判が見られず悪い想像しかしていなかったけれど、意外とアクセスも環境も良かった。今後はペンミ的なものよりはステージ重視で…なんて思ったけれど、これが最後の完全体になるとは夢にも思わなかった。今後完全体で日本に来てくれることはあるのか…?そしていつ私はTempoをフルで見られるのか…?
※これを機におみくじ代わりにトレカを引き始める
💚WayV / WayV JAPAN EVENT 2023 ‘The First Vision’
2日目しかチケット取れなかった。そして本命はいつも何も覚えてない。WTMPを口ずさんでみんなで踊ってたの忘れないよ〜恋ダンスも…。
💚Billlie / Japan Debut Showcase “what is your B?”
迷いに迷ったけど、次いつ見られるか分からなかったから行った。本当にみんな可愛かった😭2023年の春を彩ってくれたEUNOIA🦉古谷さんの流れるようなMCがすごかった。メンバー1人1人に全部感想あるけど長くなりそうなので割愛。つきちゃんの手があんなにぶるぶる震えていてびっくりした。お見送り、そして剥がしという未知の文化…。
※写真撮影OKタイムあってたくさん撮ったのにデータは全部消えた
💚NCT / MCT NATION
酷暑!演者もお客さんもみんな大変な暑さの中、約4時間の公演。この2日でしっかり日焼けした。BDSに7感にtake off😭カメラワークもとても良かった。例の如く記憶は全然ないけども楽しかった〜。
🎵浦上想起・バンド・ソサエティ/United by Purpose
ソサエ!1月のライブからさらに進化していた!カバータイムで心理の森やったこととか、舞台の上でやったこととか、たまらない時間だった〜。おもちゃ箱からおもちゃが次々と飛び出してくるよう。
🎵OGRE YOU ASSHOLE / LIVE 2023 TOKYO
2022のときより全体的に輪郭が分かったような…?年末にリキッドルームで見えないルールを聴くために1年頑張っている。来年の原村ライブ行きたいがどうしても行けないので涙😢
🎵松木美定 / アルバムリスニング会
なんとかチケットを手に入れて参加!ご本人の軽快なトークとともに良い音響で収録を聴くという贅沢なひととき。このアルバムの曲どれもとても好きだけれど、さらに愛着がわいた。またこういう機会があれば参加したい!!
💚VANNER / VVS adventure
友達に誘われて参加。直前までメンバーの名前もグループ名の読み方もよく分からなくて不安だったけど、楽しかった!これもファンミ的な感じだったのかな?ステージ、トーク半々くらい。今まで参加してきたコンサート、ファンミは無機質通訳さんだったけど今回は感情込めるタイプだったので慣れず最後まで???となっていた。
💚Neighbors Con / WayV,BOYNEXTDOOR,NiziU
例の事件があってすぐのKアリーナ。警備厳重。入退場も恐れていたよりもスムーズだった。WayV今年はたくさん日本に来てくれてありがとう😭ボイネクは曲が好み(zicoプロデュースしてるし)で気をつけないとはまってしまいそう。NiziU可愛かった😭HEARTRIS❣️途中から音響が気になって集中できず残念だった。
💚XG / ‘NEW DNA’ showcase
私の人生に彗星のごとく現れたXG😭オープニングのJURINのビジュアルがあまりにも破壊的でどうにかなりそうでした。大好きなLEFT RIGHTしっかり見ることができて悔いなし。全編撮影OK。メンバーへのサプライズ的なことも初めてやって楽しかった。
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kuwagatadayo · 5 months
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世の中は時に残酷で儚い。手に入れたいものが手に入ったら、手の中にあったものは自然とこぼれてしまうもの。10のうち10以上を手の中に収めておくことは、どれだけ器用な人でも難しいのかもしれない。おれが生きてる世界線では、おれからすればおれが主役だけど、ほかの誰かの視点での世界線ではほかの誰かが主役なわけで。おれが「ほしい」と思うものと相手の「ほしい」と思うものが変わってくるのもまた、仕方ないわけで。だからほしくても手に入らないかったものは、おれの手の中には収まりきらないものだったって、最近では思うようにしてる。プラスな意味でもマイナスな意味でも、おれには無縁だったんだなって。そんな中でも「あれもほしい、これもほしい」って欲張りなひともなかにはいて。欲に真っ直ぐになれるひとが羨ましく思う。おれは収まりきってるものでさえ、大切にできているのか不安な日々なのにな。
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yasuderland · 5 months
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「観覧車は不思議な乗り物だ。どこにも行けない。昨日から今日、今日から明日。変わらずに回り続けることがどれほど幸せか、今なら分かる。」
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最近の僕はもっぱら観劇三昧でして。オフがあれば様々な劇場に足を運んで大好きな演劇に触れているんやけど、ひとつの物語を見届けるたびにどうしてもまた役を通して言葉を交わしてみたくなるわけです。それは板の上だけでなく、もちろん映像の世界でも。また素敵なご縁がありますように、と願いながら演劇バカな僕は今日もお芝居のことを考えていたけれど、ふと誰かが作り上げる物語だけでなく、過去に自分が携わった作品に今改めて触れてみるのもいいかもしれないと思い立って。
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美しい街に隠された秘密。
U-NEXTさんでとってもお久しぶりに見てきました。閑静な高級住宅街で起こるひとつの悲しい事件。もう10年前の作品になるけど、僕の中でとても思い出深くて。ミステリーものに関わらせていただくことなんて、なかなかないからね。やっぱりこれだけ時間が経つと忘れてしまっていたことも多かったけど、1話を再生し始めてから何度眉を顰めたか分からない。家庭内暴力、それから隣人間でのトラブル、極めつきは仲間内でのいじめ。それがまぁ暗くて重くて胸糞でどす黒いこと!作中の僕は最初こそ何不自由なく笑顔で過ごしていたけれど、現実世界では大変失礼ながら絶対にご遠慮したいレベルです。すぐに引っ越します。細々とした描写が良い意味で嫌に生々しい。でもこの観覧車を一周したあと、またもう一周おかわりしようかな…と思うほど画作りと音楽が綺麗なのよね。過去にいただいた僕の役、当時よりも経験を積んだ今ではどんなふうに彼の人生を生きてあげられるだろうって途中そんなことを考えながら観ていたりもしたけど、逆に今の僕では彼を演じてあげられないのかも。健気で純粋でどこか弱々しくも見える青年は、ただ大切な家族を信じて守ることに精一杯で。当時のまだ少し初々しさが残る僕が持ち得る全てをぶつけて体当たりで演じたからこそ、きっとそんな彼の言動に説得力と意味を持たせてあげられたのかな。そう考えたらどの役のどんな人生も、そのときの自分にしか演じられないものがあるんでしょうね。改めてこの作品は素晴らしいですよ。誰もが羨む、絵に描いたようなふたつの仲良し家族。それが些細なことの積み重ねで、原型を留めないほどにどちらも変わり果ててしまった。序盤、幸せだった過去と目を背けたくなるような今を交互に描いていくのがまた苦しくて綺麗で。過去も今もどこを切り取っても闇だらけというのは変わらないんやけどね。ボタンひとつ掛け違えれば、誰もが衝動に駆られて罪を犯してもおかしくない世界。この世に起こる犯罪の大半は、衝動的なものらしいから。考えさせられます。多くのサブスクサイトで配信されているわけではないけれど、もしも機会があれば是非。個人的に好きな登場人物は、石田ゆり子さん演じる僕の母親かな。いつでも完璧で優しくて、人間愛に満ちた非の打ち所がない人。実はそんな人こそきっかけひとつでぷつりと心が途切れてしまいそうなほど、底知れない弱さと苦しみを抱えていたりして。そんな母の人間味に溢れた最後の独白が好きです。どこか浮世離れした儚い雰囲気がより物悲しくさせる。観覧車を一周してようやく地上へ降りたあと、母の目にはどんな景色が広がっているのか。与えられることのないその先をつい深々と考えてしまうね。良い作品というのはどれだけの年月が経とうと色褪せませんな。と、こんなことを長々したためてしばらく下書きにつっこんでいたら、そんな僕を見ていたかのように今日からTVerさんで1話から5話まで1週間の無料配信が開始されていました。すごい。これ以上ないほどのタイミング。来週はきっと6話から最終話まで一気に配信されるはず。みなさま、秘密の目撃者になりましょう。どうぞよしなに。
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wooof77 · 10 months
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虎の威を借る狐の威を借る
Podcast『虎の威を借る狐』にお招きいただき、おしゃべりしてきました。説明不要で通じるタメトークはめちゃくちゃ楽しかったのですが、いざ録音されると緊張で全く思うように話せなかったので…プレイリスト含め少し補完的なものを書きたいと思います。
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⚫︎虎の威を借る狐  (#33〜#35に出てます)
【カバーアートについて】 事前に聞いていたキーワードや番組のイントロから’80〜’90年代っぽい感じをイメージしました。具体的にはうる星やつらのOPやED、サンリオ、ファミコンのカセット(シティコネクションとか)、を頭の隅に置きつつ5つ提案してめでたく3つ採用となりました。
【マイファーストユーミンの話】 「オレたちひょうきん族」のEDや、TVCMで聴くともなしに 耳にしてたけど誰が歌っているかなんて長らく意識することもないまま。
中学生になってラジオを聴く習慣ができるとオールナイトニッポンも聴くようになって、そこで初めてサビしか知らなかったいろんな曲をほぼフル尺で聴くようになります。でもラジオだから途中でCMに入ったり、オートリバースの折り返しで録音できてなかったり苦労しました。田舎ゆえ生活圏内にレンタルCD屋がなかなかできなかったんですよね…。
そこで歌から鮮明に情景が浮かんだり、ノスタルジーとも違う(と思う)知らないのに懐かしい、みたいな感覚を覚えたのが初めてで感動してハマりました。それと言葉の美しさ、面白さ、歌詞を読む楽しさも教わったし、それは今でも続いています。
で、一番好きな曲は?という質問?え!そんな?愚問!w いやでもまぁ当然訊かれますよね…全然考えてなかったので焦りましたが、あのころ慌てて歌詞を書き留めた曲の中から「水の影」を選びました。ラジカセの前で一時停止を繰り返しながらルーズリーフに歌詞を書き留めたのを今でもはっきり覚えています。
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黄昏色とゆっくり流れる(時の)川の心象風景。穏やかだけど抗えない時の流れに、切なさと少し怖いような気持ちになったのを覚えています。まだ中学生だった自分には「遠くなった過去たちを振り返る」ことは想像するのも難しかったけど、なんかめっちゃエエやん(雑)!と初めて聴いた時から大好きな曲です。
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まず大訂正。 今年(2023年)はユーミン51周年ですね…失礼しました。 1972年7月5日「返事はいらない」でデビュー。 プロデューサーは、かまやつひろし。ムッシュ! このシングルのアレンジも可愛らしくて好き。
「牛乳瓶にダリア」 たしかデートしてる時に「何の花が好き?」という質問にユーミンが「ダリアの花が好き」って答えたのを覚えていて、後日スタジオのピアノにそっと飾ってくれてた〜というエピソードだったと思います。正隆さんはオシャレで、キザというよりロマンチストというイメージがあります。ポジティブなイメージはそんな感じでしょうか…w
『ユーミン万歳!』 番組内で全曲リマスタリング言うてますけど全曲エディット&リミックスですね。上手く聴こえる!なんて言いましたが、声の解像度がグンと上がってユーミンの声の魅力を改めて感じられるアルバムだと思います。アレンジの違いも楽しいです。 ちなみに配信用リマスタリングはサブスク解禁の時、全423曲に施されています。
『Man In the Moon』 これはヤンエグ男ではなくそれを目指している上昇志向強めな若い男の歌ですね。  彼の夢は白いロールス プール付きの家  他人の鍵を腰で鳴らして クロークに戻す ってことなのでホテルの駐車場とかで働いてるイメージかな。マッチョでギラギラ。
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【プレイリストについて】 最初にユーミンの曲にちゃんと触れたのはオールナイトニッポン(ANN)だったという話にちなんで、ラジオ経由で初めて聴いて好きになった曲、『天国のドア』以降は発売日にCDを買ってるので、それ以前の曲を中心に選んで当時の印象など添えてみました。
⚫︎あなただけのもの それまで聴いたことのある曲たちのイメージと全く違う、ファンキーな曲調にびっくりして、かっこいいー!ってなった曲。
⚫︎あの頃のまま ANN恒例の苗場からの放送、弾かな語りライブのコーナーで聴いて、その歌詞に強いゲイネスを感じた曲。のちにセルフカバーアルバム『FACES』に収録。元はブレッド&バターへの提供曲でオリジナルも良い。
⚫︎青いエアメイル それぞれの決断とその行方を信じる気持ちが尊い。 “青い”という言葉(色)が情景や心情にも掛かっているようで切ない。
⚫︎ジャコビニ彗星の日 歌詞の解釈で��達と意見が対立した思い出… “流星群”は電話が少なくなった”あなた”のことで、”寂しくなればまた(私のところへ)来るかしら”と歌っている。という友人。 僕は、もうその”あなた”はどうでもよくなってきてて、また誰かを好きになることができるかな…って歌。”流星群”は誰かを好きになる気持ちの隠喩なのでは?と反論。 もちろん答えは出ないままー。
⚫︎影になって メロディーも歌詞も、なんか知らんけど都会的やん!って思った。  真夜中は全てが媚びることもなく それでいてやさしい えーかっこよ…
⚫︎星空の誘惑 車の助手席で勝手に盛り上がってるオンナの歌なんですがー(好)  オレンヂのトンネルの中は 横顔がネガのようだわ というフレーズが映像的でハマりました。
⚫︎夕涼み イントロから少し気だるい夏の夕暮れ時の映像が目に浮かぶ。 虹も雲も風も濡れた髪も焼けたうなじも全て儚い。 ちょうど夏の終わり頃に聴いて刺さりました。
⚫︎晩夏 (ひとりの季節)  空色は水色に 茜は紅にー  藍色は群青に 薄暮は紫にー ただちに色の名前とどんな色なのか調べました。空の色の変化と季節の移り変わりに気持ちの変化をなぞらえる繊細さと美しさよ!
⚫︎青い船で 初めて聴いたときイントロから完全に宇宙の映像しか見えなくて、どんな歌かと聴いてると実際そういう歌詞で、え…イントロのイメージすごい…てなっりました。愛を天体で語るスケールの大きさも好きです。
⚫︎TROPIC OF CAPRICORN ドラマチックで好き! アルバトロス=アホウドリというのもこの曲で知りました。
⚫︎かんらん車 TROPIC OF CAPRICORNが”動”ならこちらは”静”のドラマチック。静かに雪が降り積もる遊園地のモノクロの情景が、とても冷たくて悲しくて美しい大好きな曲。
⚫︎水の影 シモンズ版は具体的な情景で、ビルの間を車のライトが流れる都会の川のイメージ。同じ曲なのに印象が全然違うのが面白い。
⚫︎A HAPPY NEW YEAR  今年も沢山いいことがあなたにあるように いつも いつも 恋人のもとへ真っ直ぐ向かう気持ちとその姿が初々しくて清々しい。素敵だなぁと素直に憧れました。年賀状に「今年も沢山いいことが⚫︎⚫︎さんにありますように」とか書いたなぁーw
⚫︎翳りゆく部屋 戻らない「輝き」って恋人や過ごした時間や愛情のことだけではなく、本当に失ってしまったのは有ると思っていた未来のことかー(むしろ過去は変わらない)!と気づき、歌詞を読む楽しさを知った曲のひとつ。そんなの聴けばわかるやろと思われるかもしれませんが自発的にわかった(と思えた)時は快感なんですよね。
⚫︎経る時(ふるとき)  四月ごとに同じ席は うす紅の砂時計の底になる 転調のドラマチックさ最高。情景描写の積み重ねで、巡る時間と季節の移ろいをこんなに美しく表現できるものかと。アルバム『REINCARNATION』のラスト曲。この曲も輪廻転生やん!って気づいて興奮。
▶︎MY FIRST YUMING PLAYLIST
 あなただけのもの  あの頃のまま  青いエアメイル  ジャコビニ彗星の日  影になって  星空の誘惑  夕涼み  晩夏 (ひとりの季節)  青い船で  TROPIC OF CAPRICORN  かんらん車  水の影  A HAPPY NEW YEAR  翳りゆく部屋  経る時
以上14曲。 よろしければサブスクなどで聴いてみてください。
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35q · 2 years
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20220909
 非公開に設定した前回の投稿を読み返すと真夏の匂いが噎せ返るように薫って、大学生最後となる八月があっという間に過ぎ去ったことに初めて気付く。ペットボトルに集った水滴がアスファルトにぽたぽた落ちて蒸発するように、1日1日が儚く溶けてしまった。3日目のワンデイコンタクトを付けっぱなしのまま、カレンダーを九月まで巻いて現実世界に馴染ませ、2週間ぶりの精神科に向かおうとしている。前回の通院で、以前の病院で処方されたことのある、副作用に金縛りと悪夢が報告されている睡眠導入剤が出された。例に洩れず入眠時の金縛りを楽しみつつも、夢見は好く、ひとつの夜に様々な世界を眺めることができていた。喧騒のような睡眠で脳の休息が取れているのか疑問だが、夢世界の満足度を選んで良い薬だと評価している。決して現実が順調に推移しているわけではないのだが、処方薬との関係性に上手く折り合いを付けられるようになった。それなしで生活を送ることができなかった2年前を見詰めようとしても、度数が合わない眼鏡を掛けているようで、ぼやけて焦点が定まらない。かつての大切な記憶さえ忘れてしまったのだろうかと過去を夏に閉じ込めた。
 記憶というものは、一体必要なのだろうか。今のわたしを形づくるものはかつての経験と言えど、思い浮かぶのは大切かどうかまるで分からない記憶ばかりで居心地が悪い。最近は夢と現実が混濁していて、どちらが現か判別のつかないことも多い。流れる雲に身を委ねると、それが本当の自分だったのか不安にもなる。幸いはてなブログやTumblrを見渡すとわたしが記したのであろう記憶の欠片が散らばっているが、ここも本当か疑わしく、装飾して投稿しようと意識しているから真として読むには質が悪い。一切の有為法は夢幻泡影の如くと日々を繰り返し、人生の根幹となる記憶を苦しさから故意に破棄した報いなのだろう。これからの生でまた確かな記憶を積み重ねることができるだろうか。深層心理では心を埋めつくす出来事や衝撃的な出会いを切に熱望しているはずなのだが、地平線の如き空虚な日常に胡座をかいている。鮮明な記憶として残る日々がいつか訪れますよう。今はまだ祈るだけの...
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mm0924 · 8 months
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August of Mei Nagano. 8月。(厳密にいうと7月末)Twitterが突然、名前をXに変更した。15年以上培ったブランドをためらいなく捨てるイーロン・マスク氏にながのはびっくり。Twitterはユートピアでもディストピアでもない変なところだったんだけど、ながのにとってはとっても居心地がよくてお気に入りの場所でした。だけど、今から数年後、数十年後、その記憶はあるのに具体的なことは思い出せなくて、じゃあ全部妄想だったんじゃないかってそんなことを考えそうで時々怖くなったりするんです。Twitterは人々の欲望が詰まっているSNS、ううん、欲望を増幅させるSNSと言った方が適切かもしれない。そんな欲望を増幅させるSNSはある日突然、ぱっと消えてなくなってしまうんです。あ、そうだ、チルチルミチル兄妹の童話『青い鳥』をご存じですか?あれって外の世界に青い鳥はいないんですよね。いや、いるんだけどそれは幻想だから外の世界には連れ出せないんです。「『青い鳥』の童話?知らないな...読んでみよう!」となる方は極少数だと思うので結論を述べると、どこかにあるかもしれない幸せを追い求めて遠くばかり見ていても結局そこにはなにもないって話です。そういえば、Twitterのアイコンも青い鳥のマークでした���。 誰かの心を動かす演技がしたい。 誰かの心を動かす歌を歌いたい。 誰かの心を動かす文章が書きたい。 そんな風にながのは思います。〝心を動かす〟感情的や扇情的、つまりエモーショナルな表現で。結局のところ感情を動かすのは「情報」ではなく「追体験」。と、これはながのの先入観からからくる考えの一部分です。
【時間】 時間の積み重なりに人は弱い。操作できないから。2時間の通勤電車、1日中降り続いた雨、3年半の片思い、5年間の学校生活で1つだけ後悔したこと、20年間書き続けた日記、15年続いたTwitter。
【数字】 より現実を感じられるもの。「1週間」より「8日目」の方が気になる。「300円」より「298円」の方が人間味が出る。その2円に意図はなくても、意味深なものに変換して考える人は多い。
【隠秘】 雲で見えない太陽の明るさ、スパイの本業、あの子のスカートの中。普通なら隠すようなことを、意味ありげにチラ見せしてみる。常に全開ではなく、ふと。秘密は価値を高める。ね、気になっちゃうでしょ?
伝え方に正解はないからこだわらなくてもいい。〝てもいい〟って便利、結局〝どっちでもいい〟〝なんでもいい〟みたいな...ってことは置いておいて。それでもこだわりたくなるのが人間なんですよ。 形のないものを伝えるのはいつも難しい。ながのみたいなド素人が73人のフォロワーさん全員に刺さる文章を書こうとしても到底無理。でも、「あの人を励ましたい」とか「あの人に伝えたい」なら届くかも。ターゲットを1人に絞って、その1人に確実に刺さるものが書けたら、その1人に似た人にも知らないうちに届くかもしれない。さて、ながのが伝えたい〝1人〟はこの文章を読んでくれているのかな。「本心で書く」これはながのの中のながのとの約束。着飾ってみても多分どこかでしんどくなるし、言葉が続かない。飽くまでも楽しく。楽しめる範囲で。 お仕事!今月はアイシティのCMやクノール®のCMなど、新しいCMがたくさん解禁になりました。そして、2年ぶりに永野芽郁オフィシャルブログ「ひなたぼっこ中」を更新しました。これに関しては正直に言います、はい、忘れてました!ごめんなさい!7月に配信が開始されたNetflixシリーズ『御手洗家、炎上する』はまだまだ配信中です。Netflixでは去年公開された『母性』をはじめ、ながのの過去の出演作品がたくさん配信されているので、そちらも是非ご覧ください。
8月のながのイチオシソングは崎山蒼志さんの『燈』。朝5時に聴いたら誰もいないプールに目を閉じて浮かんでいるような気分になれる、そんな早朝の静かな空気に溶けていくような声とメロディが心地良い。この『燈』はTVアニメ『呪術廻戦』第二期の主題歌。曲を聴いただけでふわっと広がる12年前、高専2年生だった頃の2人。五条先生と夏油の解像度とそれに追いつく語彙。学生時代に友達とくだらない話でけらけら笑ってお互い顔を真っ赤にして...もう何年も前のことなのに青春の思い出って不思議と色褪せないんです。取り戻せない青春が思い出になってぐわっと身体の中を巡って、どうしようもない儚さに全身を締め付けられるような感覚。時間の流れの残酷さから感じる切なさのようなものを感じる曲です。 【時間】【数字】【隠秘】伝え方の話、実は以前Tumblrに書いたことがあるんだけど消しちゃったからどこかに残しておきたくて...というのは表向きの理由で、実際は書きたい!と思える事がなかったからというのと体調を崩してしまって月末に間に合わないからというのが理由...というか言い訳です。言い訳って〝どうでもいい〟ですよね。色んなジャンルのどうでもいい話があるけど、その〝どうでもいい〟の感覚が合う人って意外と少ないんです。例えばTwitterがXになった話。〝X〟の由来、噂ではイーロン・マスク氏がXが好きだからだとか。確かに一企業のサービス名だから自由であることに間違いはないけど、ひとこと言いたい!なんでもいいの?「によによ」でもいいの?「によによ」って言葉の響きが好きって理由で「によによ」に変わったらどう?ドラマや映画の宣伝で使うとなると「詳しくは〝によによ〟をご覧ください」ってことでしょ?いやいやいや、いや(笑)全世界の多くの人に共通のツールとして親しまれてきたもの、云わばみんなのもの。大事なものは失って分かる、それに近しいものがありました。慣れ親しんだものがある時突然に変わってしまうことが���改めて少し怖く感じました。別に「Twitter」でも「X」でも「によによ」でもなんでもどうでもいいんです...とか言ってるけど、割とどうでもよくなかったりする。ま、どうでもいいんですけどね。自由に書きたいことを書きたいだけ書いためいの月記、最後まで読んで下さりありがとうございました。 9月のながのめいもよろしくお願いします︎︎︎︎︎︎☺︎
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elle-p · 1 year
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P3 Club Book Fuuka Yamagishi short story scan and transcription.
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風花☆すたんぴーど!
証言1: 「山岸?ああ、あの地味で大人しい子だろ?前はちょっと暗かったけど、最近少し明るくなったよな。趣味······とかないんじゃねえの?たまに何か難しそうな本読んでるくらいで。あ、でも確か文化部入ってんだよな?あとはぁ、ゴメン、よくわかんねえや」
証言2: 「風花ちゃんは最高っす!あの儚げな姿、聞く者を夢に誘うようなほわほわした声、成績だって常に上位に入る明晰な頭脳、すべてが理想のままの美少女っす!そういや噂では、医学部目指して猛勉強中らしいっすよ。ああ、白衣姿の風花ちゃんに癒されたいっす~!」
証言3: 「山岸風花ぁ?なんかさぁ、あいつって妙にイライラすんだよね。 いつもオドオドラじうじしててさ。まぁ、確かに最近雰囲気変わったけどさ。いつも夏紀と一緒にいたじゃん?こーいうの何て言うの?虎のいを······かる羊だっけ?あはは、アタシってなんか普通に頭良くなーい?」
---人は、さまざまな仮面を持っている。友達と一緒にいる自分、家族と一緒にいる自分、恋人と一緒にいる自分、それぞれ違った顔を持つ。それは山岸風花にしても同様で、さまざまな証言からは得られない一面を、隠し持っていたりする。そしてそれは、同じ巌戸台分寮に住む仲間たちの前では、ごくまれに明らかにされることがある。例えば、こんな風に。
「ふぁ~あ······ん?風花、何やってんだ?」
とある休日の午後、惰眠を貪った順平が自室からラウンジに降りてきたとき、風花はソファに座って目の前の何かに集中していた。テーブルの上には、小さな人形が20数個ほど整然と並べられており、その横にはそれら人形が入れられていたと思しき袋の残骸が山となっている。
「あ、 順平くんおはよ······あはは、ちょっとね」
「ん?これってもしかしてボトルキャップってヤツか?そういやオレも昔集めてたぜ、大リーグシリーズのヤツ。懐かしいなぁ」
順平が言うとおり、それはボトルキャップに小さなフィギュアがついた、ソフトドリンクのおまけとして知られる物だった。
「実は······私けっこうこういうの好きで、たくさん集めてるんだ。ヘン······かな?」
確かにコレクターには男性が多いといわれ、収集癖がある女性は珍しいほうに入るだろう。しかも、いま目の前に並ぶそれは、多少、いやかなりマニアックな部類に入るものだった。
「つか、何だこれ?怪獣?」
「ち、違うよぉ!これはね、“懐かしのモンスターシリーズ・シーズン3 B級ホラー映画の怪物たち” だよ。 怪獣なんかじゃないんだから」
そちら方面にあまり興味がない順平にとっては、幼いころに見た特撮怪獣と見分けがつかないのだが、風花にとっては大きな違いがあるらしい。意外といえば意外な風花の趣味に、順平はちょっと新鮮味を覚える。
「あのね、こっちが『トレマーズ』に出てた地底生物でしょ、そしてこっちが『バスケットケース』に出てたお兄さんのほうね」
お兄さんのほう、とか言われても、弟が誰かすら知らない順平は「そ、そうか」としか返事ができない。そんな順平に構わず、徐々に興奮をあらわにしつつ風花は説明を続ける。
「で、これは有名な物体X。 もちろんジョン・カーペンターじゃなくて旧作のほう。あ、こっちは取るのに苦労したんだよ、『死霊のはらわた』のアッシュの手首!ちょっとかわいいよね」
勢いが止まらない風花に、暑くもないのに順平は汗だくになる。軽く朝の (もう昼だが) 挨拶をしただけのはずが、妙なスイッチを押して風花の中の何かをはじけさせてしまったらしい。
だが、なぜかそこで風花はふっと表情を曇らせ、はぁと大きく溜め息をついた。
「でも······」
「ど、どうした?」
その憂いを刻んだ横顔に、少しだけ順平はどきりとする。何のかんの言って、風花はかなりの美少女なのだ。だが、その小さい唇から紡がれた言葉は、順平の不埒な馬っ気などしおしおに萎えさせるものだった。
「見つからないの、レア物が」
「へ?レア物?」
「そう。『バタリアン』に出てた、ゾンビ化ガスで生きっちゃった犬の標本。すごいんだよ、身体の真ん中で真っ二つに割れちゃってるのに、わんわん吠えるんだよ。おかしいよね」
屈託なく笑う風花。順平がふとテレビのほうを見ると、横でコロマルがだらりと寝そべって眠っている。風花って、確か犬好きだったよな?それでどうして、真っ二つになった犬でころころ笑えるのか、順平には不思議でならない。
「でね、それが超レアらしくって、いくら買っても出てこないの。シークレットだから個数とかの情報もないし······。いままで全部コンプリートしてたから、このシリーズも揃えたいんだけどな······ちょっと疲れて来ちゃった」
目の前に並ぶ20体以上のボトルキャップは、横に積まれた開封済みの袋からわかるとおり、おそらく今日買ってきたものだろう。いつ頃からコレクションしているか知らないが、これまでに買ったのは相当数に上るのではなかろうか。そして、ややへコみ気味の風花の顔を見ていた順平は、やがてある結論にたどり着いた。
「よっし、 風花!何かオレにできることあるか?そのレア物とやら手に入れるの、オレが手伝ってやるよ。あ、でも金貸してくれってのはナシな。オレってビンボーだからさ」
「え?順平くん······ホントに?······あ、ありがとう······嬉しい」
はにかむような笑顔を見せる風花。ああ、これだ、と順平は思う。以前、チドリを喪って生きる気力すらなくしかけた順平を、さりげなく気遣い癒してくれたのはこの風花の笑顔。それは決して恋愛感情ではなかったが、この子に悲しい顔をさせてはいけないという、ただそれだけの純粋で暖かな想いだった。
「いや~、しかし風花がホラー好きだなんて、ぜんぜん知らなかったぜ」
「え?別に私ホラー好きじゃないよ?」
「は?」
「純粋にコレクションが好きなの。ホラー映画のことは、集めてるうちに詳しくなっちゃった」
「そ、そう、なの······?」
一般人には理解不能なコレクター根性に触れ、先ほどの温かい想いはどこへやら、順平の背筋にちょっとだけ寒気が走る。だが、一度決めたことを反故にするわけにはいかないと、普段は見せない男気を精一杯奮って、順平は風花に対して力強く宣言した。
「おしっ!それじゃ明日から、幻のレア物探しをさっそく始めるぜっ!」
「うん!」
それが、順平受難の日々の始まりだった。
そして、レア物探しの協力宣言から1週間。 早くも順平は根をあげつつあった。
「ぜぇ······はぁ······ぜぇ······。ふ、風花······ちょ、 ちょっと休まない······か?」
「ダメだよ順平くん、さっき休憩したばかりじゃない。ほら、もう少しで寮も見えてくるよ」
レア物探しの協力、それは放課後に風花の買い物に付き合い、荷物持ちを引き受けるというものだった。だが、ひと口に荷物持ちといっても、その量が尋常ではなかったのだ。学校を出て寮までの道中にある、ありとあらゆるデパート、スーパー、駄菓子屋に立ち寄り、連日3~4ダースのドリンクを買い込むのである。単純計算で通常サイズのペットボトル1本500グラムだとして、4ダースでじつに25キロ!子供の頃からのマメな貯蓄で、風花の財力はそれだけの買い物に耐えられるものだった。不幸にも。
しかも、苦行はそれだけではない。ドリンクを買ったら、そのあとに飲むという作業が残っている。無駄を嫌う風花は、今まですべてをひとりで飲み干していたらしい。そのため1回に買える本数は限られていたが、順平の手伝いのおかげでそれが大幅に増えたと、めっきりご機嫌な様子である。だが、しかし······。
「出ねえな······レア物······げふっ」
「そうだね······くっ」
いったい確率的にどれほどのものかは知らないが、レア物ボトルキャップはいっこうにその姿を現わさなかった。
「さすがに······これ以上貯金使っちゃうのもマズイよねえ······くっぷ」
「つか······げぷつ······その前に······うぷっ······オレ の胃袋が······げーっぷ」
「でも······後には引けないよ、順平くん。最後まで、手伝って······くれるよね?」
思い詰めた表情で、順平を見つめる風花。そうか。こいつって、こんな負けず嫌いのところもあったんだ······。再度、自分が知らない風花の一面を見て、 順平はまた新鮮な気持ちになる。そして、そんな風花の知られざる顔は、次々と順平の前にさらされることとなった。
それが、風花の暴走の始まりであった。
「お願いしますっ!もしこのボトルキャップが出たら、譲っていただけませんかっ?あ、これ連絡先ですっ!」
「ふ、風花······さすがに恥ずかしいから······」
あるときは、たまたま同じドリンクを買った客を捕まえ、レア物が出た場合の譲渡契約を取り付けようとする強引な風花の一面を見た。
「レア物ボトルキャップを感じる······ユノの指先」
「って、ここでペルソナ召喚はマズイって!」
またあるときは、ユノのサーチ能力を使って開封せずに中身のボトルキャップを当てようとする、なりふり構わない風花の一面を見た。
「順平くん !これでもう大丈夫!あのね、アイギスのメンテ用に開発された、非破壊検査スキャナを桐条のラボから借りてきたの。これでボトルキャップなんか簡単に見つかるよ!ただ重量が2トン近くあるんだけど······スーパーまでどうやって運ぼう?」
「運べるかあーっ!」
そしてまたあるときは、万事そつがないようでいて意外と後先考えない風花の一面を見た。
······どちらかというと、できれば見せてもらわないほうがいい一面が多かった。
だが、それでもレア物ボトルキャップは見つからず······ついにキャンペーン最終日という日を、ふたりは失意のうちに迎えたのだった。
「結局······ダメだったね」
「ま、そういうこともあるさ。オレの人生なんか、ダメダメのダメばっかりだぜ?」
ポロニアンモールのベンチに並んで座り、おどけて言う順平に、彼が実際どのような気持ちで逆境を乗り越えてきたかを知る風花は、ただ優しく微笑みをもって答える。
「でも、ちょっと悔しいな」
「コレクター魂ってヤツか?」
「ううん、そうじゃなくて······順平くんとか、色々な人に力を貸してもらって、それに応えることができなかったのが、少し悔しいの」
「ま、オレは風花の意外なとこが一杯見れて、面白 かったからオールオッケーだけどな」
冗談めいて、でもかなり本音を覗かせて、順平は風花の無念を慰める。と、そこで。
「そういや、オレとか色々な人にって、ほかにも誰かレア物探し手伝ってくれてたのか?」
「あ、それはね······」
そう、風花が言いかけたときだった。
「風花ぁ!」
「え······え?な、夏紀ちゃん!?」
そこに突然現われたのは、先日家庭の事情で転校したはずの、風花の親友、夏紀の姿だった。
「う、ウソっ!どうしたの!?」
「いや、今日明日って連休じゃん?ちょっとヒマだから足伸ばしてみただけ。急に決めたから都合悪いかもと思って、何も知らせてなかったのにさ、会えるなんて運命っぽくない?」
「うん、うん!ホント運命的だよ!」
子供のようにはしゃぎながら、「何アイツ、 風花のカレシ?」、「ち、違うよぉ、お、同じ寮の人で······」と楽しげに会話する風花。これもまた、順平があまり見たことがない彼女の一面。
「あ、そうそう順平くん」
と、そのとき風花が順平のほうに向かい、夏紀の肩を軽く押し出��た。
「さっき言ってた、もうひとりの協力者。 夏紀ちゃんもボトルキャップなんか興味ないのに、いろいろ情 報とか調べてくれたんだよ」
「あ、なんだ風花。まだ飽きずに集めてんの?マジ変なシュミだよね。そう思わない?」
おお、なるほどと順平が思ったそのとき、 夏紀が衝撃的なことを口走った。
「あ、そういやさ風花。前に教えてやった、えっと······バタリアン、だっけ?シークレットのやつ。いよいよ明日からキャンペーン開始だよね。しっかりゲットしなよ」
「··················え?」
「············は?」
「ん?アタシなんか変なコト言った?」
「明日······から?」
「そうそう。忘れたの?シーズン “4” のシークレット情報。アタシのケータイネットワークでゲットした、超貴重な情報なんだからね」
しーん。
不自然な沈黙が3人の間を支配する。
やがて。
「······ふーか?」
「······は、はい······」
「今までの、オレの、苦労は······?」
「············えーと············ごめん」
がっくりと、順平の全身から力が抜け、ボロニアンモールの冷たい大理石の床に突っ伏して動けなくなる。そういや、夏期講習騒ぎのときにもコイツ、うっかり連絡忘れてたっけ、と順平は思い出した。真面目でしっかりしているようで、じつはかなり間抜けでうっかり者。それもまた、風花の愛すべき一面なのであった。
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natukusa · 2 years
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Nintendo Switch「even if TEMPEST 宵闇にかく語りき魔女」クリアしました!
大好きなゲーム「ノルンノネット」のシナリオ・ディレクターを務めた潮さんの最新作ということで、発売前から楽しみにしてました。
DL専用ソフトなので発売日当日の夜にインストールし「プロローグだけやっとこ」と思ってるうちに朝までプレイ。わかっていたことだった…。
睡眠不足になりながら先���クリアし、興奮のままネタバレ感想言ってみよう。
ノルンの頃から発揮されていた、一見端正で落ち着いた文章なのに、的確に感情を貫く精密さ繊細さで「痛くてつらい境遇」をみっちり描かれたら、そりゃこっちの体力はもう0よ!
俗にいうドアマットヒロイン(元からいた環境や人間関係の中で虐げられている主人公)に属するんでしょうが、そういう物語分類以前にまず「虐待」の文字が浮かぶほど徹底した尊厳の奪取ぶりを端正な文章で描かれます。
誰がここまでやれといった……! いややっていいけど……!!
虐げられ続け、いわれなき罪で火刑に処し、一度は死んだ主人公が「魔女」の協力の元再び人生をやり直す……というところから始まる本作。「なぜ彼女はこんな運命をたどることになったのか?」というミステリーのような趣もあります。
また、本作のシステム的特徴でもある「魔女裁判」とは、作中エピソードで殺人を犯した人間を議論し民衆投票により見つけ出す、人狼ゲームのようなもの。
プレイヤーから見て犯人当てはさほど難しくないと思いますが、巧妙な選択肢やフラグ管理の妙、なにより「300人の投票権を持つ民衆に、犯人をあてるように誘導する」という構造上、うっかりすると顰蹙を買って結構あっさり失敗するので油断ならない…。
そんなスリリングな展開ばかりかとおもえば、プロローグを抜けると「騎士を目指す若き候補生の訓練生活」という非常にポップな展開も始まります。会話の軽妙さは楽しいし、なによりほんのちょっとした語尾や一言で、そのキャラクターにぐっと立体感が生じる腕前は、ノルンノネットからさらに洗練されているように感じました。
しかししかし、これもやはりノルンノネットからの引き続きと言いますか、「一見どれだけ穏やかで人がよさそうに見えても、ほんの少しの運命のかけ違いで誰しも凶行に走る」という人間観が、本作ではより手広く展開されているように感じました。その手前で散々楽しい生活を繰り広げているもんでショックもひとしお…。
そんな凶行を前に、突然の暴力に悲しんだり怒ったりするだけではなく、そこに至ってしまった人への慈しみと責任感、時に自らが手を染めて他者を死に至らしめる罪悪感……同じテーマなのにこんなにも様々な情動がわくものなのか、と毎回舌を巻いてしまいます。あと泣く。いろんな感情で泣く。
個人的に一番刺さったのは、主人公から見たエヴェリーナの理解しがたさ。エヴェリーナが他人に残酷になれる理由はいくつか示されていたけれど、知ったからって、本人に突き付けたからって何かの解決に至るわけではない……というどうしようもなさは、最初は恐怖、最後は「他者との相互理解の難しさ」を突き付けられているようで、ずっと重石のように残っています。
主人公の母親は、エヴェリーナという悪魔を主人公に仕向けたともいえるし、最大の理解者であるマヤも主人公に残してくれた……そう思うと、人のつながりとその影響の複雑さを思わずにはいられない。
その複雑さはイシュが語る「過去の人間たち」と同じものに思えます。彼が語るあの人物像は、決して他人を裏切るような人には思えないけれど、しかし凶行の事実はどうしようもなく立ちふさがっている。
そういった「他者のどうしようもない理解しがたさ」は、もしかするとイシュと主人公に共通した経験だったかもしれない。
ここにしかない輝きを持つ作品ですが、シナリオ面で難を上げるとすれば、いくつか作中で宙ぶらりんに感じる要素がありました。
特にエンダーの扱いはもう少し掘り下げてほしかった。エヴェリーナやコンラッドといった序盤では最悪最大の障害に思えた人物らが、主人公の成長によって恐ろしかった存在感がどんどん後退していくのは必然と思えますが、しかしエンダーが魔女たちや女神に近い存在なら、むしろあの最終決戦前後にこそ主人公との対決展開があっても良い存在なのでは…? とも。
意図した空白というよりは「ただぽかんと空いた穴」に思えて、隠し要素でもなにか説明があってもいいんじゃないかと思うくらい。でもたぶん? アルバム全部開けたけど?? ない? かな?? うーん。
あと、主人公たちが人々で何かとても根本的なすごいことをやらかしても、「メディア操作で封殺する」で処理するのは「あれだけやってそんなことできるう?」とちょっと強引に思えてしまったかも。
ゼンルートでみせた「その場に現れることができた理由」には、強引ながらにその強引さにこそ拍手喝采してしまったんだけども。
あとはクライオスとヒューゴの過去についても、もうちょい落とし前が欲しかったかなあ。
この辺はぜひ追加エピソードやファンディスク、他ノベライズコミカライズなどで補填してほしいところ。してほしいので出してください。
メインキャラクターとそのストーリーとしては、ルーシェンの章の序盤よかったな~。最初は自分も思わず「うわー思ってた以上になまっぽくヤバーい」と感心してしまいました。その時の彼も、彼の状況もよく考えたら決して「ほのぼの」なんかしてないはずなんですが、あそこの抜け感は何度読んでも好き。
それとルーシェンのバッドエンドで、頭では他人を傷つけることを考えながら迷わず身を投げるのも切なくて良かったですね。他キャラクターのバッド(悲恋)エンドでは、いうてそばには主人公がいるけど、彼だけは自分自身でその道を選ぶ。そういうところは「強く生きよう」と決めた時ときっと同じで。
ルーシェンは超常的なスペックや他とは違う生い立ちを理由に強くなったんじゃなくて、ただただ「決めて、努力する、実行する」という凡人の超人性によって強くなったというのが彼の良さだし、他にない魅力だと思いました。そういう彼だからこそ、悲惨な境遇でもどこか穏やかな日差しと、太陽のような頼りがいをふいに感じられるんじゃないでしょうか。
主人公がエヴェリーナの存在を克服したように、ルーシェンは兄たちの存在を最終的には大したことに思わなくなっていく(もしかしたら最初から思ってなかったのかもしれないが)というのも、興味深い鏡像関係でした。
あとマヤね! 主人公大好き同性キャラといえば乙女ゲームや少女マンガじゃよくあるポジションですけど、母のように姉のように導く姿だけでなく、時に主人公のために罪を犯し、時に理由も知らずにすべて引き受けて殺される姿には、「深い愛情」という言葉以上の何かがあったように思えて、言い尽くせない魅力があります。
主人公たちには恐ろしい境遇と苦難と理不尽が絶対降りかかっているし、脅かそうとする存在も不気味で理解し難い存在もいるけど、泣きたくなるくらい綺麗なものもあって、その美しさに支えられて人は生きている。
誰しも等しく狂暴で残虐な性質があるとして、自分のこの情動をどうやって管理するのか、そして他者と社会がもつ暗い情動とはどう付き合っていくのか、そんなこの世界でうまくやってくにはどうすれば? という問いかけとその答えが、儚く眩しく泣きたくなるくらい暖かい。
道中は主人公と一緒になって思い悩みもしたけれど、エンディングには「悪くない人生だったな」と一緒になって感慨にふける。本当に素晴らしいゲーム体験でした!
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mikiton02 · 11 months
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メモ
先日友人の勧めでアフロ兵長にお伺いする機会があり���自身の卒制と目指したい表現をお話したのですが、その中でいくつか興味深いご意見を頂きました。 アフロ兵長は「 ” 美しい死 ” つまりは ” 儚さ " という " 生の有限性 " が死の香りをさせているのではないか?」とおっしゃられていました。この話はクリムトと接点があり、クリムト作品集にはクリムトの作品全体の表現に欠かせないモノとして以下を挙げています。
彼の作品で目立つのは印象派が手掛けなかった神話的、寓意的、象徴主義的作品である。これらの作品に共通するキーワードを挙げるとすれば、エロスとタナトスである。エロス(性的衝動)はそのまま生(生命)の創造につながり、同時にタナトス(死への衝動)へと回帰してゆく。 クリムト作品集P.13
エロスとは言い換えればリビドーであり、リビドーとは性の無意識からくる、様々な心的エネルギーのことで、恐らくこれが生と結び付いている。 自身のプレゼンでは、耽美主義を推測で”願望・理想”と書いたが、これは恐らく欲望の方が適切であると考える。つまりは自身にとって女性を描くことがエロス(生)の表現であり、これらに自己表現として欠落(死)が混ざることで、「耽美と死」の表現になるのだと思われる。また以前、耽美主義を図書館で閲覧した際に、エロスとタナトスの表現が強烈だと感じたのは、現在の自身のエロスの表現が女性を描くことのみで満たされている為、それ以上の表現を目撃した際に露骨な性表現をそのまま表面的な意味で受け取ってしまったからだと考える。 また余談として、クリムトの最も有名な「接吻」などでは愛し合うクリムトとその愛人エミーリエを花畑の崖に描くことで性(生)とその儚さ、危うさ(死)を表現していたと言われている。以下の記事から ウィーンで生まれた19世紀末アートは幻想的な美しさ!  – まっぷるトラベルガイド (mapple.net)
これも余談で、以前「寺田克也」さんの絵に惹かれて画集を買うことがあり、今までなぜ惹かれて買ったのか分からなかったのですが、右上の寺田さんの作品を含め、エゴン・シーレやクリムトも死に縋るような表現を描いている作品を見つけ、自身も構想スケッチで欠落や死に縋る女性を描いていることから、耽美や死の表現として近いニュアンスを無意識に感じ寺田さんの表現に惹かれたのだと考えていました。
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soobakjjang · 1 year
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やっと、やっとLAATの話が出来る…と思った頃には結構忘れちゃってる\(^o^)/オワタ
20230115 さいたまスーパーアリーナ
と言うのも、
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当日まで座席表がわからないけど、お初の風はかなり近くで見れるのではと、嬉しいというより動揺の方が大きかったかもしれない。
翌日以降のメモ…を載せてたんだけど、字が汚すぎるので、一旦削除することにする(⁠~⁠_⁠~⁠;⁠)
以下は別のところにメモしてたもの。
御本人自転車で登場
画面越しでいつも見ている人を直接見ることが出来てるなんて、不思議な感じだった。
第一声、「大丈夫ですか?」とかだったよね?
トイレは我慢してないで行ってくださいみたいなことを言ってた。
息継ぎまでしっかり拾ってて、一生聴いてたいと思った。
もうええわでは参加しやすいようにしてくれてた。
子ども〜、お年寄り〜、若者〜(声低い)(ギャルーってやってた笑)、中年〜
中年の歓声が一番でかかったから、そんなに大きい声出さなくても、みたいなことツッコんでた
子どものレスポンスがまじでかわいかった。
一曲ごとにピアノの向きが変わった(あれ?ガーデンまでは同じだったよね)。手元や弾いてる背中も見れた。
いよいよバンドスタイル。
たいきちゃんがよりによって、私の位置と照明機材の延長線上にいて、よく見えない。
damn踊ってて、うわすげー!かっこいい!と思ったよ。
ダンサーズ出て来る曲、こっちの面でやってくれたの、きらりだけだった??
ショルキー?キーター?をシームレスにセットされるとこ初めて見た。いや、果たして見たのか、わからない。一瞬間目線を離した隙に、風の立ち姿は変わってないのにストラップがかけられている…!←次回は必ずしっかり見たい
I am you.you are me.の意味を話してた。なんて言ってたか具体的なことは忘れちゃったけど(忘れるなよ)、私の解釈も間違ってないじゃんと思ってた。
みんなが幸せでいて、あまり心配しないで、みたいなこと言ってたよね?
graceは音源で聴くのも良いけどライブはもっと良かった。あと手がでかいなと改めて思った。
感動してたら、タケノコ始まって、追いつけない笑
「なんなん“くさ”」が正式名なの??笑
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↑位置はこんな感じ。
広角だから、実際はもうちょっと近かったと思う。
前のブロックとの間に広めの通路があって、そこを時々カメラマンさんが通って写真を撮ってた。
べいべの自転車は、このブロックとスタンドの間の通路で、つまり1列目の私は一番後ろになったので(わかりにくいな)、姿を拝めず。横浜アリーナでこの演出が無かったのは、危ないことがあったからとかだったら残念だな。
何なんが撮影OKだったのは事前に知っていたのに、何の準備もしてなくて後悔(カメラのこととか学習しておけばよかった)
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↑光り輝いている…笑
曲中通して光っちゃってる…隠しきれないオーラなのかもしれないけど笑
次までの課題だなと思いつつ、撮ってないで何なんって歌いたいなという気持ちもある。
20230215 横浜アリーナ
埼玉公演が終わって、あれは夢だったのかなってくらいすぐいつもの日々が戻ってきた。気づけばいつも通り、心はスクワランから筆洗油またはヘドロに(日記にそう書いてあった笑)。
そんな中、この1ヶ月、方々への調整や、予期せぬ仕事がやってきたりと、あまり言いたくはないが自分なりに頑張ってきた。本末転倒というのか、多忙過ぎて、ライブに向けての準備や心構えが全く出来てなくて、何のために生きているのかわからないよと当日も仕事中嘆いていた(大げさ笑)
おまけに、席が…
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座席表見たら、後ろから2番目という…!
たまアリとの差よ(´゚д゚`)
後から発売した立見席の方が近いんじゃないか?と、脱力してしまう。とはいえ、気持ちの切り替えも早かったと思う。心の距離は同じという風くんの言葉を信じて笑
前回よりメモが薄い気がする…(こちらも一旦削除する)。
過密ぎみのスケジュールをこなし、動く歩道で歩いている人を追い越す速さで歩き、東海道本線の駅間距離にじりじりしながら、ようやく到着。着いた頃には入場を待つ人々で溢れかえっていた。物販は真裏。この時点では後日オンライン販売があるのかわからなかったので、行っておこうとさらに歩みを進めることに。
一旦場内を通るのだが、トイレに長蛇の列が出来ているのを通りすがりに見て、前回の、トイレは我慢しちゃだめという風くんのお言葉を思い出す
無事購入し、半周して正面に戻る。やっぱり野菜缶は早々に売り切れちゃったね。スウェットの売り切れる早さもびっくりだけど。
入場手続はだいぶ急ぎ足な感じだった。
席は崖みたいな感じ。鳥の目線っぽい。全体的によく見えそうで、何なら前より良いかもしれんと安心する。でも双眼鏡持ってきても良かったよな。ほら、準備不足だから…💧カメラのことも何もわからんままだったし。
ちょっとまた、箇条書きみたいな感じで、残していこうかな。思い出したら随時追加しよう…。
ライブが始まる。
始まったらツアーが終わってしまう。複雑。
センターステージって、登場の仕方に悩むだろうね。だから、あんな棺桶みたいなケースに入ったりしてたんだよね。。
前回は初風でぼんやりしていたところもあった。オープニングのVCR見て、そうだそうだ!こんな感じだった!と思い出す。
見返り姿がきれいで儚げで、それではのストリングスにめっちゃ合ってて、それだけで泣きそう(この映像、曲とあわせて欲しい)。
オールスタンディングのライブばかり行っていたので、こういう会場はどうするのかなと周りの様子を伺っているんだけど(幅広い客層だし)、damnが始まったら我慢できなかったよね笑。たまアリを上回るテンションの上がりようだったかも。
くさくさぎみの前置きを書いたけど、どうせ最後は上手くいくと言われて落ち着きを取り戻していく。
つのしゅうさんも言ってたけど、きらり前のVCR、どうリアクションして良いかわかんないよね笑
そして、前回気になってたキーターをセットする瞬間芸を、しっかり見なきゃなと思ってたのに、盛り上がりすぎてうっかり見逃してしまうやらかしを…(´・ω・`)
何なんwでやふさんがマイク持ってるのかと見間違えて、最終日はついに歌うの?!フリーダム過ぎやしないか?!と一瞬どきどきした笑
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最後には本当に福男レースみたいになってた笑。
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オフラインハグは効いたわ(´;ω;`)
準備不足でちょっとした後悔もあったけど、何だか胸いっぱいになった。泣かないで。私も泣いちゃうから。
皆の何なんwも見せてもらって、ツアーダイアリーもあって、気持ち的には全箇所同行してたから、終わって寂しいよね。
とか思ってたら、次々嬉しいお知らせが来て、まだまだ元気でいられそう(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)
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