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#ニシオギ132
nishiogidrunker · 1 month
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善福寺川上流調整池(後編)
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前記事で西荻北4丁目・どんぐり公園(井荻公園)のことを書きましたが、「善福寺川調整池」のほかの二ヶ所の取水施設予定地のことも。
このシールドトンネルのスタートは上荻4丁目・関根文化公園。2007年の水害のときに洪水になった「川が曲がっているところ」の手前です。
川の上にソメイヨシノの老木が張り出した近隣屈指の桜の名所です。
東隣は昔は区民プールだったのですが、廃止されたあと、水害対策のための貯留池が作られることになりました。今回のシールドトンネルとかではなく、芝生に浸水させて地下の池に入れて、川に流すという「ふつうの」貯留池です。
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工事期間はとても長く、巨大な建屋がずっとありました。終わったら芝生広場になって、公園が二倍になり、みんな喜んでいたし、実感として善福寺川の氾濫もなくなった。大雨で増水しても引くのが早くなりました。2007年以上の豪雨は何度も来ているのに。
ところが、今回の計画ではもともとの関根文化公園、桜のある方に取水施設を作ります。公園がなくなる、工事が迷惑で危険、だけではなく、近隣は住宅地です。北側の家なんかは一気に日当たりが悪くなります。
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工事といえば、シールドトンネルの終着地の善福寺川緑地。こちらからの入り口の神通橋のところは、なんかずっと工事しています。これはロスとボール展示場。でも自分の見つけてもこれじゃ取れない。
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ほかにも園内では工事が行われています。広いから気にならない、とはいえ、また取水施設の工事となると・・・
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せきれい橋・ロケット公園です。ここが取水施設予定地。都立公園なので、東京都がもっとも用地取得がしやすい場所。シールドトンネルは五日市街道の下を通り、隣接する民家の下も通ってここに入ります。
なお、善福寺川緑地には、補助133号線新設(杉並区役所から五日市街道までの中杉通り延伸。110軒の立ち退きが必要)の問題もあります。その地点が尾崎橋。
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補助132号線もそうなのですが、工事期間は何年もかかります。事業認可されて用地取得が始まっても、一気に立ち退きが進むわけではなく、廃墟のような街並みになる期間もあります。
今回のシールド工事は、以前外環道のレポートで動画を撮りましたが、巨大な工事建屋と資材ヤードを必要とし、掘り出した土を大量のダンプカーで運びます。
そんな大規模工事がこれだけの区間で、しかも杉並の環境を支えている善福寺川で行われるわけです。
外環道シールドトンネル工事大泉ジャンクションの動画を再掲します。
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nishiogidrunker · 1 month
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善福寺川の真下にトンネル?!
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外環道、補助132号線拡幅だけでも困ったものですが、そんなニシオギに新たな土木問題が。
「善福寺川上流調整池」
東京都の水害対策事業です。「調整池」というと公園の地下に浸水貯留池を作るようなスタティックなイメージですが、そんなものではなく、川や道路、一部民家の地下40mに直径9mのシールドトンネルを掘るという大工事です。
どこかで聞いたことがありますね。
そう。外環道です。大深度地下だから地上住民の許可は不要、調布で陥没事故で立ち退き、野川や白子川で酸欠気泡発生の、あのシールドトンネル。これらの問題はすべて「川の真下」で発生しています。今回はモロに善福寺川の真下にトンネルを掘る事業です。
善福寺川緑地「せきれい橋」地域の方たちがチラシを作ったり、学習会を開いたりして活動していますが、ニシオギの「原寺分橋」(地元の人には「女子大通りの荻窪中の向かい」というとわかりやすいですね)のことは、あまり知られていません。他の二ヶ所の「取水地点(巨大な施設と立坑)」と異なり、ここは民家の立ち退き、道路の付け替えが発生し、被害は複合的です。
原寺分橋ver.のチラシを作りました。
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原寺分橋から。開口部は問題の「合流式下水」。川がない武蔵野市の下水が飽和時に流れ込んできます。そもそも武蔵野の下水を善福寺川に流していることが問題。それをなんとかするべきではないのか。緑の金網の中の建物は下水の調整施設。
その左側の水溜りのところの丸い穴は湧水源。そもそも湧水源を埋めてコンクリ護岸にしていることが問題。コンクリをはずして川を掘れば貯水量は増やせる。こうしたグリーン・インフラの考え方は、すでにこの地域でも調査されているのだが。
小笠原 洋平・田浦 扶充子・島谷 幸宏「善福寺川上流域を対象にしたグリーンインフラによる流出抑制及びCSO抑制効果」
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20~25軒が立ち退きといわれている地区。しかしなんと新築・改築工事が2軒おこなわれている・・・
手前はゼロゼロ物件だが、ここはこうしたアパートと、高級持ち家住宅が混在しているエリア。持ち家はほとんどが広く、注文設計で外車が停まっているような家。公園を背後にひかえ、道路は両端がT字路になっているため、車もあまり入ってこない非常に閑静な住宅地。そんな家に「立ち退け」といったら、どんだけ補償が必要なのか。それだけでも工費が膨れ上がるのは予想できること。
そして、この道路も���すことになれば「付け替え」のための土地がさらに必要。南側は善福寺川なので、北側の「どんぐり公園」こと井荻公園しかない。
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「どんぐり公園」の施設計画予定地はこの北側入り口の一角。大径木も多く、まもなく桜も見られる。
公園全体は崖の上下に分かれ、自然の地形を利用した広い敷地。隣接して欅の保護運動で作られた「坂の上のけやき公園」はあるが、ニシオギ地域は全体として公園が非常に少ない。
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人気のローラーすべり台も、野草園(通常立ち入り不可)も、崖を利用して作られている。この地域の土地の成り立ちと自然環境をあらわした、重要な公園。
もし道路の付け替えでさらに公園を削ることになったら、このエリアも?
次回・関根文化公園&善福寺川緑地レポートに続く。
シールドトンネルによる立ち退きの恐ろしさを示すため、陥没事故のあった調布市東つつじヶ丘の動画を再掲。
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nishiogidrunker · 1 year
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23.3.26さとことブレスト・シンポジウム/杉並モンダイ新作
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4.23は杉並区議会議員選挙!!
岸本区長を見習って、やるぞ、ひとり街宣。そのためにニシドラ新作(改訂版)を作りました。しかし区長は候補者ですらやらないサンドイッチ型看板にダンボールのうちわを持っているビジュアルすごい。選挙は祭だ。
で、まぁ、「区長交代だけでは止められない」というのが事実であって、区民としてはあらゆる局面で、とにかくこつこつと再開発反対、道路拡幅凍結、と言い続けるしかないわけです。もちろん区議選でも。
その一方で、私たちが選ぶことのできない人がいます。区職員です。
それがネックなんですよねぇ・・・。「対話でつくる区政」として区長選で投票しても、その区政をやる人には「対話」はまだまだ浸透していない。
↓前記事。
https://www.tumblr.com/nishiogidrunker/707877804620103680/%E3%83%91%E3%83%96%E3%82%B3%E3%83%A1%E5%87%BA%E3%81%97%E3%81%9F%E6%BF%80%E8%BE%9B
そして区長きもいりの「さとことブレスト」も、それ自体はおもしろかったのだけれど、実務方がこうだと、実効性はどうなのか、不安になりますよね。
https://www.city.suginami.tokyo.jp/guide/machi/taiwa/satobrainst/index.html
そして23年3月26日には西荻地域区民センターで、まとめシンポジウム「まちづくりから道路整備を考える」。
まとめ、というとこのプロセスは終わり?そうすると「丁寧な説明をしたので事業を進めます」と行政は言い出しかねないわけです。区長の「対話」は事業の体面としか思っていないのでは?
建築士会の人も、講演の饗庭伸氏も「道路をつくるということで」と始めるの、これまで散々みんなで「道路作らなくてもいいんじゃないか」と話したのはなんだったんだ、と、もやもやするシンポジウムでした。
アンケートにはこんな感じで書きましたよ。
①さとことブレストの報告
どちらでもない
②基調講演
やや不満
③ディスカッション
やや満足
Q2.シンポジウムの時間についてお答えください
適切だった
Q3.全体を通して、どの程度満足いただけましたでしょうか
やや不満
Q4.今後、区が開催するまちづくりに関連するワークショップ等のイベントに参加したいと思いますか。
参加したい
Q5.ご意見やご感想等あれば、ご自由にお書きください。
1.基調講演が「今回道路を作るということで」に始まり、多くの人から見直しが求められていて、そのためにブレストを行ってきた道路拡幅ありきで話されていて、不適切に感じた。75歳の男性が立ち退きまでどうすればよいか、という例え話も不愉快。
 2.都市計画道路担当の事業だが、区の職員はどう受け止めているのか。道路拡幅へのプロセスと捉えているのか。シンポジウムへの関与が見えないので、疑念を持つ。
 3.チャットの導入はデジタルディバイドを生んだ。客席で打ち込んでいる人は少ない印象。少なくとも事前に告知するべき。充電が足りないとかもあり得るし、機器を貸し出しするといっても、慣れないものをすいすい使えない人の方が多そう。今後やるのはいいが、検証が必要。
*後半のディスカッションにはQチャットというサイトを利用。会場の人にリンクを教えて、チャットを投稿してもらい反映しようというもの。書き込みは多かったが、上記のとおりデジタル・ディバイドがあったと思う。私はめちゃくちゃ大量投稿。司会もチャットの処理をうまくできず、延々読み上げてしまってヤジられる。
 4.ブレストの報告資料とアンケートを見て。西荻地域の頻出ワードがど真ん中に西荻。これはよく見てほしい。西荻の人たちはいかに西荻が好きか、西荻を守るためにどれだけ真剣に考えているか。
 5.道路についての意見はブレストでもアンケートでも、圧倒的に「見直し」であり、整備事業の方向も「歩きやすく」「車が入れないように」「自転車が安全に」である。現行の拡幅計画を望む声はほとんどないのに、いかにこの意見を落とし込むのか。
*アンケート「まちづくりとこれからの道路整備に関するアンケート」は不作為抽出の区民と隣接区におこなったもの。当日配布されたが、こちらで読めます。
https://www.city.suginami.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/078/010/ank20230306.pdf
 6.アンケートは特定の道路事業を指定したものではないので、「歩道がない道」を課題とする声が多い。西荻においても補助132号線よりも駅前、北口伏見通り、神明通りの歩道がない道路の方が喫緊の課題。←これはほんと。アンケートではあきらかに伏見通りの整備と住宅地の安全が求められている。
また、バス乗り場の整備も必要。西荻以外では荻窪南口も歩道が狭くて危険。優先整備路線よりも優先すべき事業はたくさんある。予算が限られる中、そちらに回すべき。
 7.ブレストでは用地取得したところの活用について、多くの意見が出たがシンポジウムではその話がされなかった。どうすれば道路用地として取得したものを、他の目的に使えるのか、これは行政側が条例なりを作る必要があると思う。区民の希望に対して、速やかに検討してほしい。
 8.どう考えても、これまで提出されてきた区民の意見は、圧倒的に、このまま道路拡幅をするのではなく、歩行者を優先し、商店街のよさを活かし、住宅地の静けさを守ること、に集約できる。このブレスト、シンポジウム、これからのデザイン会議が従来通りに拡幅事業を進めるためのプロセスにされてしまっては困る。 
 9.デザイン会議のロゴは、西荻についてはニシオギ空想新聞と似すぎ。高円寺は高円寺の文字が小さい。以上です。
*最後に区長が満を持して出したのが、ニシオギと高円寺それぞれに「デザイン会議」を立ち上げるという企画。ロゴが発表された。
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nishiogidrunker · 1 year
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さとことブレスト! [4]
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22.12.10さとことブレスト西荻窪レポート最終回です。
いよいよ各班の発表。全体の時間は不足と感じ、他の班とのコミュニケーションがなかったのは残念でした。集まった付箋を見て回るだけでも面白かったかと。
以下、私のメモをまとめました。
A班は前半・後半を二人で分担して発表。 
前半:西荻ってどういうとこ?個人の店、ほっとするよさをわかってくれる、人口増えた、魅力を保全したい。車でなく人が中心、そういう街。車が少なく歩きやすい。132号線は生活道路。何を考えて拡張するのかわかってない、ムダだと思う。 歩く権利は「社会資本」、「社会的共通資本」としてのまちづくりを。人との出会いを含めて楽しく歩ける街がよい。
 後半:この道路計画ってそもそも誰が拡げたいの?その人の意見は?防災・防火は道路よりも優先すべきやり方があるはず。70年前の当時の計画そのままで大丈夫?やめる選択肢、その勇気が必要だ。 
今の区道の問題あるところを見て、その目線で探す:無電柱化は必須。授乳・オムツ換えスペースがあってもいい。今の自転車レーンは危険。車道、歩道、自転車レーンの順にしてはどうか。車・自転車・人をセットにして最適なつくりにすることがウォーカブル。 事業化にあたっては、立ち退きではなく、共同建て替えにするとか。
商店街ぽさを遺すには、人を集める、賑わいというのは、どういう人に来てほしいのか?回遊につながるか?
  メモ書きですけど、濃密な内容、鋭い意見。これが各班から次々出ます。
  B班:西荻らしさ=個人商店遺す。道路整備は住んでいる方と一緒に方向性を決めてほしい。無電柱化。計画自体お金も時間もかかる。空き地寂しい:活用を・キッチンカー・街路樹・椅子を置いて、鯛焼きが温かいうちに、アイスが溶けないうちに食べられる街。駐輪場を整備し、自転車を通さないで、歩く人優先に。
  C班:まちづくりには非常時と日常、どちらの観点も必要。人目線のビジュアルを提供して合意形成を。整備したあとの運営が大切。災害時避難場所も含め、滞在できる場所を。困ったときに助けてもらえる。ベンチ・AED ・消火栓(道路拡幅の防火にこだわらず、狭隘道路については)・無電柱化・自転車と共存できるよう。 道路を公共空間、「共有財産」としてとらえる。 132号線の道路予定地だけでなく、広い範囲、西荻窪のほかの街路も考えて、機能分担させる。交通面では、駅周辺の方が問題。アーケードが整備されていない、北口駅前の曲がるところが混乱する、高架下暗い、路上駐車…。 空き地を積極的に使い、そこで社会実験をして、見える化して議論深める。
  さて、いよいよ私が参加していたD班です。発表者はHoさん・・・は、 いきなり「頭の中が嵐、いや、土砂崩れ、暴風雨のようになっています!」と、意表をついた出だし。内容も順番通り細々と、ではなく、まず自己紹介からストーリー展開するという話芸をみせます。すごい。 
「私は善福寺に住んで2、3年目。幼少期から住んでいる人もいれば、それは同じ「杉並が好き」でも想う「西荻」はそれぞれではないか。今後西荻が変わっても、住む人にとっては好きでいられるのだろうか? 
 1.道路の安全性:複合的に考えるべき。 車、歩行者、自転車、ベビーカー…いろんな要素から考えたら、拡げさえすれば安心とは短絡的。私はベビーカーや自転車を使うが、全ての道がそのために使いやすい必要はないと思う。
 2.西荻窪の何を遺したいか:まず、個人商店が特徴。若い人も参入しやすい。 道路広がって車入ってきたら大資本が参入しやすくなるのでは?そうすると、この街の特色はどこにいくのか。この街の緩さ、楽しさは、土日快速止まらないのを強みと考えるような、心地よい不便さだ。新自由主義にこれ以上呑み込まれないために、西荻窪のような場所が必要だ。
 3.道の未来のビジョン:住宅地・商店街をどうするか、のモデルがこれまでない。ないなら西荻で作る。132号線につては、用地取得した空き地を駐輪場や、宅配トラックの仮止め場所にして、住宅地の静かさや交通の安全を守ることに使うなど考えられる。 これからの西荻、杉並、日本の道のビジョンを示すような計画にしたい」
 ええっ、そんなスケールでかい話でしたっけ、と思いましたが、みんな内容には納得しているので、たぶんこういう話をしていたのだ。西荻窪が新自由主義から世界を守るのだ。
このあと、質問や追加意見で、D班のファシリテーターの利光さんが私が主張していた駅前のバス問題についても伝えてくれたし、C班から出た「広い範囲で機能分担」というのは、それぞれの地域に住むひとたちにとって、132号線意外のそれぞれの課題をもった発言もありました。
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最後に岸本区長からの発言。
「発表のしかたをそれぞれ工夫していて聞くのが楽しみ。北口のバス乗り場の問題、カラオケ屋さんの前の道、たしかにあれはよくないけど、みんなバススレスレを横断している。私は区長になってからは横断歩道に回っています。 道路について考えるのは、パブリック、公共空間として。ニシオギのありかたとして、どうしたら個人商店が残り、盛り上がるのか。もし道路拡げてそのままでは、マンション通りになる不安も当然ある。拡げるにしても拡げないにしても、住んでいる人がいっしょに考えた結果でなくてはいけない。共同建て替えを行政が支える、話し合い、対話、コミットメントが重要だし、区としては ビジュアル化する責任、努力をしないといけない」
ざっくりこんな感じだったと思いますが、そのビジュアルが「ほこみち(前記事)」だったらヤバいわけですよ。
そしてこのブレストも含め「粛々と進む」ことになってもいけない。
しかし昨年大改定した「都市計画マスタープラン」の改訂版に対するパブコメも1月31日まで。区報正月号もパブコメを大きく取り扱っていたし、HPでも力を入れてきていると思う。なんといっても前区長では「どうせ読まない」だったのが、「少なくとも」岸本区長は前回の550通を全部読んだ。それならみんなでどんどん出そうじゃありませんか!!
https://www.city.suginami.tokyo.jp/guide/kusei/public/index.html
そして1月10~20日は「まちづくり方針説明会」。
西荻窪の会場は終わってしまいましたが、17日高円寺、18日高井戸、19日阿佐ヶ谷、20日永福(各日18:00~20:00)と、「定員割れしているので事前予約なしでも参加できます」だそうですよ!!
https://www.city.suginami.tokyo.jp/news/r0412/1085305.html
みなさん、区長が出てこないからって(出るかもしれないけど)説明会をスルーしていてはいけませんよ。むしろ大切なのは担当部局だ、と、私は思っています。
この「さとことブレスト」は、杉並建築士会の仕切りだったわけで、それは行政とどうつながるのだろう、というのが疑問でした。ブレスト終了後、ファシリテーターの人に「区の職員はいないんですか」と聞いてみました。「受付とか裏方に回っています」とのこと。
「実際に担当する職員の人たちにこそ、こういう私たちが話し合うのを見て、意見を聞いてほしいのです」
と、訴えていたところ。
「でも職員��入ると意見が対立して話を聞いてもらえないから。これまでの説明もずっと平行線になってしまうんですよ」的なことを、なんかものすごく強い口調でつっこんでくる人が。建築士会の村上美奈子さん。都市計画審議会の委員で、前区長のときから阿佐ヶ谷のまちづくり協議会に関わっている、関係筋からもいろいろな噂を聞いている人物でした。この日は司会、だったかな。
「いや、説明してほしいんじゃないです。話し合いを直接見てほしい。職員が一方的に話そうとするなら、そういう場ではない、とちゃんと定義して参加してもらえば」
と、私もかなり強く言い募ったのですが、それこそ平行線で終わってしまいました・・・。
ブレスト、話し合いで、あぁしたいこれが好き、というのはとても楽しい。そしてその中からこれだけの意見を一般の区民20人がどんどん出した。これはすごい財産だと思う。区長は自分で企画したのだから、当然この話し合いの価値をすでに理解しているわけで、これからはそれを区の職員にわかってもらいたい。
「拡げるにしても拡げないにしても」というのは、それこそ理想を考える時点での話で、実際の「事業」は「拡げるか拡げないか」を決めないといけないときがやってくるのです。
私は「拡げない」ですが、もしそうなったら先例の少ない「事業認可を止める」というのをどういうプロセスで実現していくのか。当然区長がひとりでやるわけではなく、そのための道路整備局なわけです。この「対話で進める(止める方向含めて)」に、その人たちが参加しないでどうするんだ。
来週説明会に行くので、またがんがんやってこようと思います!
まずはこの太字部分は
https://www.city.suginami.tokyo.jp/cgi-bin/enquetes/751f50ee550042c29481670ec6f40f6a
ここに投書だ。
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nishiogidrunker · 1 year
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さとことブレスト! [2]
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この12月10日の「さとことブレスト」は西荻地域では4回目、2022年度の最後。これまでは「まちづくり懇談会」「地権者や商売事業をしている人」「高齢者」対象で、今回は広く一般近隣住民対象。ほか、高円寺でも行われています。
最初に区長あいさつで、こうした取り組みへの説明が語られましたが「計画ありきの説明型から対話型に」というフレーズだと「対話型で計画を進める」とも取れてしまうので、釈然としないものがあります。そしてブレストや都市マスタープランへの意見をふまえ、23年3月26日にシンポジウムを行うとのこと。プロセスとしてはたしかにいいのですが、それが道路拡幅事業への担保としてのスケジュールにならないよう、たとえ岸本区長であってもつねに警戒していかなくてはいけないと感じました。
いよいよ19人?の参加者がくじびきで4テーブルに分かれてブレスト開始です。杉並建築会からのファシリテーターとメモ係(ふせんに書いていく)がつきます。私はD班で参加者は4人、ファシリテーターは利光さんという若めの男性。まちイベントでも見かけた人で、けっこう自身の関心を表明する話し方でした。
パワーポイントで「出たアイデアに批判しない」「自由に発言する」「質より量(多様性)」「アイデアを発展させ、組み合わせていく」というブレストの基本が説かれてからスタート。
D班の参加者は善福寺在住で区長選にも関わったというHOさん、西荻南に住んでいて区民ライターのOさん、武蔵野市だがニシオギのこと研究所(こと研)のHIさん、そしてガチガチ反対派の私、と、やたらニシオギ愛濃い目の面子が揃ってしまいました。ほかはどうだったんだろう。応募してくる時点で当然関心は相当高い人たちなのだろう。
前半の議題は(全班共通)
「まちづくりの関心事」
「道路について、どうあるとよいのか」
「今後のまちづくりや道路整備の進めかた」
で、道路を拡げる/拡げないではなく「街としてどうあるか」の視点で話しましょう、ということに。
まず最初に私の番だったので「132号線は縦に長く、駅前と商店街と住宅地では課題も違う。利便性や安全性、魅力の点でもそれぞれだ」と発言。これ、意外とこれまで道路問題で語られていなかった視点らしくて、話は商店街をどうするか、になりがち。でも第一期とされている今の事業認可区間は、善福寺川北側はほぼ住宅地なんですよね。てか、ニシオギって基本住宅地ではないか。そこに意外な店が点在したりするのが楽しいわけで。
ここでOさんから出た話が、ご自宅の前の通りが突然すぎまるバス(コミュニティバス)の路線に指定され、決定済みという形ではじめて知らされた、ということ。それで地域の人たちが心配して、調べたり区や警察と話し合ったり、それでもなかなかデータが出てこなくてよくなかった、という話。そこで逆に地域の人たちが積極的に関わり、いろいろ活動し、お互いにコミュニケーションを取るようにもなった、と、それは結果的にはいい面。
やっぱり交通の利便性と、住んでいるひとの安全や環境を両立させるのは慎重にやらないといけないこと。当然だけど132号線問題以前からあちこちでおきていたわけです。このすぎまるバスの話などは、やはり住民が説明されない、計画ありきで通達される、ということでの不信感が大きかったそうです。
そんなのダメだっていう当たり前が、これまでは通用しなかったのですから。
道路については、全員が「広くなったら安全ってものではないだろう」で一致。基本歩き・自転車目線の人ばかりだったというのもあるけど、それこそ区長の言う「ゼロカーボン」「自転車が安全に走れる」「ウォーカブルな街づくり」。ニシオギはまさにそれを率先してつくるのに最適なのでは?
HIさんから出た用地買収済みの空き地が目立ち、何もなくなっちゃうところがよくない、という話は後半でさらに充実した話題に。HOさんはベビーカーやチャリ、歩行者、それぞれの使いやすさはあるけど、全部が同じになってはつまらない、という話。自分はベビーカーを押すこともあるけど、全部の道路が段差もなく歩道が広い必要はないんじゃないか、という。
ちょっとメモが追いつかないくらいの話だったのですが、ここでブレイク。
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進行側のプレゼンとして「ウォーカブルな街」の事例をスライドで見ることになりました。それがなにげに問題ありだったので、もうちょっと調べてみて、次回はその話と、白熱した後半のブレストについて。
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nishiogidrunker · 1 year
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さとことブレスト! [1]
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岸本聡子区長と「まちづくり」「補助132号線」を話し合う対話集会「さとことブレスト」に参加してきました!!!
地権者向け・商店主向けなどこれまで4回あって、最終回第5回の一般住民向け。抽選20名。まさか当たらないだろうと思って応募したら、ある日なみすけのついた封筒が届きました。えええっ。いいんですか、私、ゴリゴリの反対派ですよ? 人生で一番嬉しい当選だ、と、思ったけれど、よく考えたらこれまであんまりいろんなことに当選していないような気もする。運を使い果たしていなくてよかった。
さらに、封書には「補助132号線(北銀座通り)を実際に歩こう!」という事前企画の案内も。当日、駅に集合して会場である西荻地域区民センターまで歩くというもの。自慢ではないが、これ、私が「都市マスタープラン」の意見で書いたやつだ。
当日は2022年12月10日(土)。暖かい冬晴れ。9:00に駅に集合。すでに第一グループは出発していて、6,7人でスタート。案内とその他で、会の運営である杉並建築士会の人たちがたくさんうろついている。その人たちのほうが多いんじゃないか。
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この案内役の建築士さんがよくなくて!!
いきなり拡幅図面を広げて「こうなります」と言い出し、道中も指差しては「ここまで広がります」って、拡幅ありき、まるで道路課のよう。ついでに屋外とはいえ、ひとりだけノーマスク。
善福寺とか松庵のひともいたので、初めて実際に見るという人も。そういう先入観をつけるのはよくないですよ。
注目が集まるのは、こうした用地買収済みの空き地。みんな「感じ悪い」「夜は暗くて危ない」「ずっとこのままはよくない」という感想。
本番のブレストでもやはり空き地をどうするか、という話がかなり盛り上がりました。
私はこないだ新宿区の神楽坂あたりから、大久保通りから抜弁天通りをかなり長距離歩くということをやったのですが、これがずーっと拡幅事業区画で、用地買収でぼこぼこになっているのです。ガードレールで封鎖された空き地が延々続いていて、歩いていても感じ悪いけど、この奥に住んでいるひと、お店なんかはほんとに気分悪いと思う、しかも不便。イヤがらせなんですよね、実際。
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街路樹の根元に「勝手に植栽」も注目ポイントで、これは反対側(東側)に後で見つけたんだけど、プラタナスの下に、なんだろうサトイモ科みたいな南国のものが。
緑を増やしてほしい、という話もブレストで出てきて「雑然とした感じで、枯れてもいいし、住民がそれぞれ好きなように」というのがいいんじゃないか、みたいな意見も出ました。
みんな現状のニシオギが好きなんですよね。
まいばすけっとの隣の例の「紫のビル」の空き地に至り「ここは転売目的で買って補償目的で形だけ商売してた」と、私が解説。もうじゃんじゃん言っちゃうよ。建築士会の人も(案内役ではない別の人)、東側の新築マンション(ピアース・レジデンシア西荻窪)のことをロコツに「収益マンション」呼ばわりしていたし。そういうのがどんどんできちゃう、というのが道路拡幅の現実=再開発。
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さて、会場に入ると、まんなかにどーん、とこの立体模型が。
左上に道路が乗っかっていますが、これは高架にするわけではなく、模型のまんなかを走る補助132号線が「現状版」と「拡幅版」をとりはずして換えることができるようになっている。
建物もピンクのは維持、白が拡幅にひっかかるところ。
実際は5mのセットバックがかかるわけですが、建物単位になっている。セットバックだけ壊すことができるところもあるし、実際に全部壊さないといけない、そして半分になっちゃった土地には家が建てられない(補償は道路部分にしか下りない)民家もある。模型はむしろその残酷さをあらわにしていたかもしれない。自分ちが「白ですよ」と言われたらイヤだもんな。
これも「拡幅ありき」に見えるかもしれないけれど、参加者のみなさんにはむしろ拡幅に悪印象を与えてるのでは・・・?
次回はいよいよブレスト開始。みなさんのニシオギラヴが爆発します。
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nishiogidrunker · 2 years
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どこまで、取り戻せるのか。
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2022年7月11日。
区長選挙から三週間、ついに岸本さとこ新区長が初登庁し、田中区政が終了しました。
しかし、7月1日、高円寺~中野の補助221号線が緊急に都が事業認可。岸本区長が「見直す」といって当選したにもかかわらず(だからこそ?)、こちらの民意を無視した形で、道路行政は進めてきます。
わがニシオギの補助132号線も、事業認可が始まってから、どんどん「歯抜け」状態が進んでいます。道路は、ほんとにこれがイヤ。ジワジワっと立ち退きが増えて、だんだんさびれていく街が「にぎわい」だの「魅力」があるわけないでしょう?
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ニシオギは、杉並区はそれ以外にも次々といろんなものを失ってきていて、それが田中区政の進めた施設再編。児童館・ゆうゆう館の廃止。一応その流れではないこと(建物老朽化)になってはいるけれど、駅前の松岡ビルの上にあった区民事務所が閉鎖。耐震性の不足というけど、サンジェルマンは耐震性が不足していてもいいのか?
区民事務所は南口の区民集会所に移り、区民集会所が児童館のところに入ることになったのですが、南口の集会所は期日前投票所でした。区長選、7月10日の参議院選挙では、ニシオギ地区は元・児童館と桃井の西荻地域区民センターの二ヶ所で、どちらも駅から遠い上、南口には松庵・西荻南地区には期日前投票所はゼロ。南口の住民は暑いのにたいへん。アメリカ南部では黒人の多い地域の投票所を廃止したりしていますが・・・これも民主主義へのアクセスの削減なっているのでは。
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ついでに西荻窪・阿佐ヶ谷・高円寺のみどりの窓口が閉鎖(JR東日本全体で)。そこを週替わりショップにしています。そんなの商店街の空き店舗がやるやつやん。わざわざニーズのあるものを潰してまでやることですか?
JRは民間企業であるけど、鉄道は公共インフラ。それがこうやってテナント貸し、事業地を使って委託商売をしているのも、行政がやたらとPFIだのコンセッションだので、公有地に民間の商業を入れ込む姿とシンクロしていませんか。
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132号線の「一期区間」でマンション建設が始まったのも、東京ガス西部支社がライフになっているのも、関根橋のたもとの互助会が閉店したのも、すべて「民間の事業」であり、区政とは関係ないかもしれません。けれども、行政の道路事業によって、民間がそうした選択を迫られたり、便乗して利益を得たりしているわけです。
ニシオギは、杉並は今この瞬間もいろいろなものを失っています。一度うごきはじめた機械の歯車は、あちこちに作用を波及し、そう簡単に停まらない。
岸本区長が上げた「見直し」はどこまで有効なのか。
唐突ですが、7月8日に殺害された安倍元首相のお気に入りのフレーズ「悪夢のような民主党政権」は、単に自民党にとって悪夢だろ、とか、地震や原発��故は民主党のせいではない、とか言われますけど、筆者が「悪夢」として思い出すのは「矢ツ場ダム」。無駄なダム事業で村が水没するのをストップします、と公約して政権交代。わーい、これで村が救われるよ!と、喜ばれるものだろう、と、部外者的には思っていたら。すでに用地取得や移転事業が進んでいた村は「もう立ち退いちゃったんだから作ってもらわなきゃ困る!村を水没させてもらわなきゃ困る!」という意見と分断されており、それを見通していなかった民主党が立ち往生する羽目に。民主党というより、自分らの村を「沈めたほうがいい」となってしまうように、開発事業というのは進んでいくのだな、というのが信じられず「悪夢のよう」に感じたのでした。
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さて、杉並区。補助132号線にしても、221号線にしても、岸本区長が「ストップ」と言ったら停まるものなのか。そして区長ひとりが「ストップ」と言って停まってしまうのは、独断であり民主的ではない。
私たちは、田中区長は独断で民主的ではない、として「区民の声を聞く」人を区長にしようとし、そう思う人が僅差で上回って「政権交代」が起きた。でも、政権が田中から岸本に替わったのでは、ほんとうの交代とはいえないのではないか。
田中から、区民に政権が替わること。それこそが「岸本選挙」であったはずだ。そして、50万杉並区民は道路を「作ってほしくない」「これを残してほしい」「あれをなくさないでほしい」だけではない。
民主主義はめんどくさい。びしっとトップダウンで決まるほうが簡単で、ものごとが「進んでいく」ことに慣れてしまっているこの国。だけど「そうじゃゃないんだ」と言って生まれた岸本区長なわけだから、これからの杉並はめんどくさくなります。そしてそのめんどくさい中では、道路も再開発も施設削減もはい、と、「夢のように」簡単に停まるわけではないし、取り戻せるものも取り戻せないものもある。
覚悟しなくてはいけないのは、私たち区民である。
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nishiogidrunker · 5 years
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7.28ウォーキング・ツアー:青梅街道まで
7.28#ニシドラ・再開発要らないウォーキング・ツアーへのご参加、ありがとうございました。 ツアーコース再現第4回、今回は北側・善福寺川(関根橋)から青梅街道まで。
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 補助132号線の計画は、最初1区・2区・3区と分けられていて、1区が南口、2区が北口の関根橋まで、3区が以北だったんですよ。そして測量は1区からはじまったので、じゃあ事業認可も1区からとるのかな、と思うじゃないですか。
ところが、杉並区のアクロバットがあって、「工事は3区から」と、去年突然言い出した。さらに、3月にオープンハウスをやったときには、いつのまにか地区割りが1区・2区になっていて、1区が青梅街道から北銀座のまんなかへんまで、2区が以南。
この変更はテナントの人たちなんかはぜんぜん知らされてなくて「まだ先でしょ、そんなに簡単に買収も進まないだろうし」といまだに思っているお店もあるらしい・・・なんか反則。
 今回は元の3区。ここからは住宅が増えるので、お店よりも権利関係が楽だから先にまわしたのではないか、との疑惑も。
 ちなみに住宅の場合、用地接収が5m、そこの取り壊し費用は払うけど、じゃあって半分になっちゃったおうちの残りの改修費用は払わない、あるいはもう狭くなってしまったので引っ越すしかない、となっても残地(道路じゃない部分)の補償はしない、と、住人には相当な負担となります。
 なんといっても70年前の戦後すぐの計画ですから、「もうやらないでしょ」とほとんどの人が思っていた。だからセットバックしてても、壊すつもりがあんまりなかったんですよね。それを「自己責任だ」「やると決まってたんだから」というのもいかがなものか。
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 この先もところどころにお店もあって、それが意外と有名店だったりします。住宅地の中なので、もともと民家だったのを改装していて、それがオシャレといわれているんですよね。
 ⑦のHATOBA C.M.A/STOREはセミオーダーの洋服店で、2階がカフェ。ニシオギに何千人?規模で人が訪れる二日間「茶散歩/チャサンポー」という、「店頭でお茶を出すからいろんなお店を巡ってね」というイベントの仕掛け人でもあります。
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 ⑨のとなり(地図上に番号振り忘れ。交差点の角店)COTITOも、オープンする日は週3日くらい(不定)という、ニシオギならではの営業形態(この街の店はとにかく営業時間が短い)ですが、オープンする日は開店待ちで並んでいるほど。「ハナトオカシト」という、花の販売と焼き菓子のカフェですが、花といっても珍しい多肉植物とかが外に出ていて、かわいいだけのお店ではないのです。
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 戻って⑧は「疑惑の東京ガス」。東京ガス西部支社。と、いっても本体ではなくて、リビングエンジニアリングという保守部門と、リビングモアという住宅リフォームのグループ会社が入っています。
保守部門はガス漏れ対応とかしているので、緊急車両がときどきサイレンを鳴らして出ていくので、当初区の説明は「道路拡幅をしないと緊急車両の通行に支障がある」からでした。
しかし、この道はまったく渋滞していないので、このとおり、緊急車両もすいすい走れて、安心ですね。
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さらに、東京ガス全体で今、社内の部門統廃合が進んでいるそうで、なんと2022年にはこの事業所も対象に。と、すると、移転、あるいは縮小の可能性大・・・ 
と、なると、ここに沿線で一番広い土地がどんと空くわけです。そして目の前の道路が広くなれば?高さ制限が緩和されますね。道路の幅は16mですが、公開空地を作れば制限なしまでいけるそうです。 
ちなみに東京ガスは不動産・土地開発事業に熱心で、田町港南口に持っていたいろいろな用地を集約して、港区と三井不動産とともに「まちづくり」をしました。「スマートシティ」というやつは、ガスの集中空調を取り入れることが多いので(新宿の高層ビル群がそう)、インフラ整備から土地事業にからんでいけるわけですね。 
そしてもちろん東京ガスといえば、あの豊洲市場の土地にもともと工場を持っていて、東京都が「除染しないでいいから」と買い取ったわけです。
ちなみにそのときの東京都の担当者がのちに東京ガスに天下りして、そこからなんと練馬区長(現職)になっています。
杉並区の田中区長は、当時都議会民主党の議長で、ばりばりの豊洲移転賛成派でした。 そんな区長が「区長案件だ」と熱心に進めようとする補助132号線事業、の、沿道になぜか東京ガス。ふしぎな偶然ですねぇ。 
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 さらに⑨も「疑惑の紫ビル」と呼ばせていただきます。 ここと向かいは元々東京航空高専だったのですが、その跡地。向かいは「野田鎌田学園」というやはり高専ですが、この紫ビルは?
できた当初はニシオギPLACEと看板を出して、寿司屋とギャラリー(なんかすごい入場料だった)が入っていたのですが、それらもあっというまになくなり、最近はビル側面に小さなコーヒー豆の販売店が突如オープン。
で、ビル全体は仮設感満点。
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 さて、いよいよ青梅街道、の、前に、セブンイレブンのある角⑩から、こちらもバス通り。通称「女子大通り」といって、東京女子大学の前を通って、吉祥寺まで続く道です。
この通りの武蔵野市エリア(女子大から先)も16m拡幅計画が同じ時期に「降ってきた」。そのへんは持ち家の民家が多くて、現在大反対中、行ってみると家々にポスターが貼られています。
これも変な計画で、いちばんつきあたり(吉祥寺・公園通りとぶつかる「四軒寺」という交差点)のところに「右折レーン」を作るから、というのが理由らしい。右折レーンを作るのに、なぜ、何百メートルも拡幅?
 そして武蔵野市エリアのみなさんが拡幅で迷惑するのも大変なことなんですが、ニシオギ民として懸念すべきは、行政というのは道路を「ここまで広くしたら」その先の道幅がちがうのが、どうにも納得できないらしい。つまり、残りの青梅街道までの区間も・・・と、なりかねないということ。
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 そんな疑惑だらけの補助132号線拡幅事業、これが「ゴール」のはずだったのに「スタート」に変わっている青梅街道入り口です。写真右の白いマンションは、道路東側ですが拡幅対象。店舗部分(八百屋さん、中華店、居酒屋など)が削られます。
 昔ここ「ドロイチ」こと「泥棒市場」というすごい名前のバッタ屋さんだったんですよ。バッタ屋って、虫屋じゃなくて、バッタ=倒産した会社から安くまとめ買いしたものを売るディスカウント店。それが実は某大規模ディスカウント・チェーンの元祖だとか・・・泥棒から遍歴の騎士に出世。
世界最古の富士そばといい、街に歴史あり、ではありませんか。
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nishiogidrunker · 5 years
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7.28ウォーキング・ツアー:北銀座編
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7.28#ニシドラ・再開発要らないウォーキング・ツアーへのご参加、ありがとうございました。
 ツアーコース再現第3回、今回は補助132号線北口側・北銀座商店街です。
 一度駅に戻って、エキナカを通り抜け、北口の駅前に。ある程度広いんですが、バス乗り場の間は狭いし、ベンチもないし、JRと関東バスがここを整備してくれるだけでずいぶん違うんですけどね。
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そして①の「元・喜久屋(輸入食材・酒屋)」こと田島パン、カルディ、松寿司。これができたとき、ニシオギ民がけっこう並んだ、というのはともかく、四つ角側が1F建てでしょう。これがセットバック。拡幅したら壊す気まんまんなんですが。
駅でシールアンケートとかしていると、「どうせ壊すなら、喜久屋がやめたときに、ここを右折帯にすれば、道路拡幅しないでも駅前すっきりしたのに」という声もかなりよく聞きます。 
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 排除ベンチ、といえば、ホームレスの人などが寝たりできないように、ベンチのまんなかに手すりを入れてみたり、座面を丸くしてみたり、結果、誰にとっても休みにくい代物になっている「座ることを拒否する椅子(岡本太郎)」みたいなアレですが。
一時期北口の商店街で「吉祥寺みたいに」ベンチを置いて回遊性を高めましょう、みたいなことが言われて、ベンチを店頭に置いたんですね。この先の商友会のベンチはけっこう機能してるんですが、これ②はひどい。排除ベンチ。
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 このへんは元マーケットがあった場所で、ある時期までは商店街にその雰囲気も残っていたんだけれど、最近たてつづけにマンションになってしまった。そしてマンションのこういうセットバックの空き地って、要するに所有者側としては「使えない」ものなので、とりあえずベンチとか置くんだけど、なんかこれは「こんなことしたくないなぁ、早く売りたいなぁ」と見えませんか?
 こういう状態で、道路拡幅を「待ってる」人がいる、というのは、行政側の言い分なのですが、他にもたとえば③「キレるアーケード」。
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あちこちで屋根が切れていて、通行人は傘を差したり閉じたりしないといけない。ずっとこの状態です。なぜなら「いつか壊すから」。
どういうわけか、拡幅の対象になっていない反対側(東側)にもそういう箇所があります。
「築地市場の屋根が雨漏りしてたのと同じだ」と参加者の声。都が修理の予算つけなかったんですよね。それで「雨漏りするから豊洲に移転しろ」と。
 ニシオギは移転するわけにいかないんだから、ここに腰を落ち着けるしかないんだから、こまめに直せばいいのに、と思います。 
どちらも困ってるのはお客さんなんですよね。
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 ④は坂本屋ととらや(精肉)のならび。
カツ丼の名店(ニシオギ在住・山本益弘氏が絶賛して有名に。と、言ったら参加者の方で山本氏のファンがいて喜んでおられました)の定食・坂本屋さんですが、昨年12月からお休み中でみんな心配しています。
とらやさんは高級・神戸牛の取扱店。当然拡幅反対で、ニシオギ132通信の裏面の地図を店頭に貼ってくださっています(日曜は定休日)。
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 ⑤のエリアも、だいたいマンションの一階部分がテナント、という形ですが(このへんは古い)、最近立て続けに何店舗かが閉店。この中華・金竜さんも突然なくなりました。対岸ですがエイミーズ・ベイクショップも移転です。 
隣は元気です。SAJILO CLOBEさん、吉祥寺に本店があるネパール・カレーですが、古物を使ったインテリアなどはニシオギによく似合う。その隣のアルジャンセル花桂さんの店頭にお花が並んでいると、よりいい雰囲気なんですが(撮影した水曜日が定休日ですみません)。
花桂さんも拡幅に反対で、ツアー参加者のみなさんとお話ししてくださいました。ありがとうございます! 
 このように、拡幅は西側(駅から来て右側)がほとんどで、5m削られる、ということは店舗部分にばっちりかかるわけです。そうすると商店街が半減するので、反対側のお店にとってもよくないことだし、道路が広がると「渡って買いにいく」というのが不自由にもなります。
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それだけではなく、どういう意地悪なのか、区が出している図面によると、ほんのところどころ東側も拡幅される箇所があり、それが、この花桂さんとかのお向かい⑥。 
まんなかの雑貨・本・ギャラリーのURESICAさんも地元以外でも有名で、展示のときは満員になっていたりしますが、ここが削られる。
その両隣は、最近テナントが変わって、新しく内装をしているのですが、聞くところによると「拡幅は知らなかった」とのこと。内装してもそれは補償されないのです! 
向かって左の二軒、茶色の屋根に白いペイント(象さんのイラスト)は、MOSHIMOSHIというごちゃごちゃしたジャンク系リサイクル店で、ノベルティとかエアラインバッグとか手に入る。タバコ屋さんの居抜きで、うっすらと前の看板が見えるのもアジです。お隣の中華・博華さんともども、営業時間が短め(ニシオギには多い)なので、この写真では閉まっていますが、ちゃんと元気です。
 街はみんなのもの、ですが、商店街というのは特に公共性が強いものなのでは?この補助132号線の道路拡幅は、その商店街にモロにかぶる、という相当とんでもない計画であることがおわかりいただけるかと思います。
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nishiogidrunker · 5 years
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7.28ウォーキング・ツアー:仲通り・南銀座編
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7.28#ニシドラ・再開発要らないウォーキング・ツアーへのご参加、ありがとうございました。
 ツアーコース再現第二回、今回は①神明通りから、②アーケード(仲通り)、問題の③補助132号線=南銀座です。 
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 三角地帯の南側の辺が、神明通り。養老の瀧にぶつかります。この店もすっかり古くなりましたが、その前は、あの、キャバレー・ロンドン、さらに前は映画館だったそう。ニシオギには三軒映画館があったのかな、たしか。昔はどこの街にもありましたから。
 神明通りを東に少し戻ると、縦の道はさかえ通り。入り口は蕎麦の名店・鞍馬(ツアー参加者の方で「今食べてきたよ!」という方も)、山小屋風純喫茶としてレトロ喫茶ファンにおなじみ・DANTE。 それに並行して駅正面につながるのが、小さなアーケード、仲通りです。
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 ここは日高屋とかTSUTAYAとかドトールとかチェーン店が多いんですが、このドトール(以前はミスド)にはニシオギらしいいわくがあります。
 ドトールがニシオギ出店を計画して、動態調査などを始めた、けど、ニシオギではあまり利益ない、と判断されて、出店取りやめになった、という噂が流れたことがあります(二度くらいあったのかな)。今や北口と2軒ありますが、「ニシオギだめ」と言われた(らしい)とき…
ニシオギ民は、なんと喜んだ!
「やっぱニシオギはねぇ、田舎だから」って、採算取れないと言われたのが、むしろ誇りだったのです。
面倒くさい人たちだ!でも、今こそその面倒くささ、大事かも。
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 そして仲通りといえば、ニシオギのシンボル・三代目ピンクの象さん。
三代目はにしぞうくん(ツアーの日も駅前に出現、お疲れさまです)つながりで、浜商不動産が提供したFRP製ですが、先代までは竹細工張りぼて。
毎年お祭りには天井から下ろされて(阿佐ヶ谷みたく七夕で飾ってるわけではなく、ここが保管場所)子どもたちの山車で巡行します。先代は縁あって今、佐渡島で活躍中! 
 さて、もう一本東、いよいよ補助132号線、南口側は通称・南銀座商店街です。ここもほとんどチェーン店で、最近タピオカ屋もできました。
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これらの店の何店かは、たとえばこのファミマ。南銀座から仲通りまでぶち抜きです。
つまり、補助132号線拡幅=高さ制限緩和=ビル化=仲通りまで一気に???という危険が大。 
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 そんなチェーン店ばかり、とはいえ、④駅に一番近いところの、富士そば。 これは実は「現存する世界最古の富士そば」なのです。富士そばの4号店なんですが、1~3号(都心部)は、すでに最初の場所にはないので。住宅地駅に作られた最初の富士そばでもあります。世界遺産!! 
 ニシオギに6ヶ所配置されている、薮内佐斗志さん作の「童子像」、駅前は象さんに乗っています。
 と、いうことで、次回は補助132号線北口。
告知!!
杉並区が
補助132号線オープンハウス(パネル展示説明会)を
9月1日(日)10:00~13:00、2日(月)17:00~20:00
桃井第三小学校体育館で実施。
行政のアリバイ作り、とニヒルにならず、とりあえずしっかり反論しに、カチこみましょう。
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nishiogidrunker · 5 years
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都庁に言ってやってください!!
ツアーレポートの最中ですが、緊急のお願いです。
 http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/kiban/tokyo/draft.html 
 東京都が道路計画についてのパブコメを募集しています。
 8月12日まで。
 ニシオギの問題もありますが、今、東京中に変な道路計画があふれています。ほとんどがニシオギと同じく、戦後すぐの道路計画で、本来なら全部見直すべきものです。
 ニシオギの補助132号線にしても、その他の区道にしても、この「優先整備路線」というのは東京都が指定していて、施行に際しては区が東京都に事業認可を申請します。
もちろん都道や国道もあります。ニシオギ周辺でいえば、女子大通りの武蔵野市部拡幅(都道・市が施行)、外環の関町インター(国道・インター部は都が施行)。
 ニシドラとしては、補助132号線への意見提出を集中的にお願いしたいところではありますが、東京中、みんな困っています。ひとり何通でも出せますので、各地、がんがん出してください!!
ひとことでもかまいません!!
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写真はたのしい盆踊りの夜の善福寺さくら町会(外環の真上)。
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nishiogidrunker · 5 years
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0728ツアーレポートその1
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19.07.28ニシドラ・再開発要らないウォーキング・ツアーへのご参加、ありがとうございました。
 猛暑の中、また、大人数のため説明が行き届かなくもあり、資料的意味も含めて、これからツアーコースを再現してみます。
 まず第一回、いきなり南口飲み屋街=カオス三角地帯から! 
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「駅を降りたら焼き鳥の煙。ここがニシオギの顔にして心臓部」と、いきなり振ってみました。
ツアーは日曜の15時。ちょうど昼飲みスタートの時間(戎は13時開店)くらいでしたが、さすがの暑さで外にいる人は少なく、まずはぞろぞろと①戎(何店舗もある。ひとつが狭いから)や珍味亭、富士山のある駅下の通りへ。
正面の秋田ほるもん酒場にぶつかって、②柳小路。
戎の通りがレトロな赤提灯中心なら、こちらはハンサム食堂(本場タイ屋台料理)が何店舗もあり、さらにそのあいだにバングラデシュ飲み屋、ギリシア飲み屋、ウズベキスタンワイン店、フレンチ、韓国料理と並びます。さりげなく緑が多いのもここの特徴。
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そして駅側の入り口はタンメンのはつね。日曜は定休なので、ツアーのみなさんにごらんいただけませんでしたが、このとおり、毎日行列です。 
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ここで特に見てほしかったのは、空き店舗のなさ。なくなるお店が出ても、すぐに次が入る。それもウズベキスタンとか、オシャレな山小屋風ヒュッテとか、そう来たか、という個性派揃い。
若い店主がこだわりのお店を立ち上げやすいのも魅力。いい飲み屋街は都内に他にもありますが、この柔軟性がニシオギらしさ。 
そう。ニシオギらしさ。
それこそが、ツアーの、そして再開発反対のキーワード。再開発に反対する人が誰もがいうひとことが「ニシオギらしさがなくなる」ということ。
ニシオギ民にとって、もっとも大切な価値観、最高の褒め言葉が「ニシオギらしさ」なのです。それは老舗にも、新しいお店にも、共通の価値観、いや、その両者が共存することこそニシオギらしさと感じられているのはないでしょうか。 参加者の方がニシオギ好きにとって、「ニシオギらしさ」は「自分らしさ」なんだと思う、だから大切なんだ、とおっしゃっていました。
 そんなすばらしい飲み屋街が壊されるかもしれない!と、なったから、この再開発問題に火がついたのでした。
 「で���壊されると噂になったのはどのエリア?」というご質問がありましたので、トップに載せた黄色エリアが概略図です。駅前から戎のある線路下の道、なぜか秋田ほるもん酒場の入るマンションまで含まれ、そこから神明通り、南銀座まで。今年3月にリークされた「街づくり協議会」のゼネコンが描いたといわれる「青図」は、この範囲。これは「地権者への説明用に描いたもので決定版ではない」として、リークしたことが炎上したわけですが、そうはいっても「この範囲をビルに」と地権者に説明しているっていうのは、いかがなものか。
 ただし、現状としては補助132号線の拡幅(こけし屋の前、南銀座が20m幅に)が同時に来ており、その沿道での土地登記変更が進んでいるという情報があるため、飲み屋街まで一気に、ではなく、最初は東側からではないか、という分析も。とはいえ、当然そこにビルができたら、あたりの雰囲気も建築規制も変わるわけだし、三角地帯まるごと、という危険性も否定しきれない。 
では、再開発の引き金となりかねない補助132号線側を見ていきましょう、ということで、次回に続く。
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nishiogidrunker · 5 years
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0728再開発要らないウォーキング・ツアー、ご参加・ご協力、ありがとうございました!!
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7月28日(土)ニシオギDRUNKerシンブンPresents
ニシオギの顔・駅前飲み屋街&地元商店街のよさを歩いて知ろう!! この道拡幅ほんとに必要?!
西荻南口カオス三角地帯~補助132号線
再開発要らないウォーキングツアー
にご参加いただいたみなさま、ほんとうにありがとうございました。お疲れさまでした!!
前日の台風予報から一転、猛烈な晴天で35度ともいわれる中、決行されましたが、その後体調など大丈夫でしたでしょうか?
多くの方が拡散にご協力いただいた結果、想像以上の大人数のツアーとなり、その人数も「30人くらい?」としか把握していない、いい加減なツアコンですが、たぶん全員無事で到着できたと思います。途中お店に入るなどで離脱された方もいましたが、それはツアーの狙いなので、無事のうちです(把握しきれてない)。
また、日曜とはいえ、さすがにこの人数なので、歩道を占領してしまう形になり、商店街やご通行のみなさまにはご迷惑をおかけした点もあったと思います。
ツアー参加者の中で積極的に交通整理に動いてくださった方がいたり、伝達をしてくださったり、そうしたことにもものすごく助けられました。
そしてツアーの「ニシオギを見る」こと自体にも、私のガイドよりも、参加者のみなさんが自分の目と足で発見したこと、お互いに話し合い、教えあって発見したことがたくさんあり、それこそ本望です。
今後、ツアーから交流会まで、分載してレポートを投稿していきます。当日は写真も撮っていないので(ほんとにいろいろグダグダ)、あらためてツアーのみどころを撮って解説していきますので、ぜひお読みください。
どうもありがとうございました。
またぜひニシオギにお越しください!!
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nishiogidrunker · 5 years
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再開発要らないウォーキング・ツアー、明日です!!
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nishiogidrunker · 5 years
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今週末です!再開発要らないウォーキング・ツアー!!
梅雨明けしそうですね!
週末の予想気温30度!!
そんな中、来てねというのもひどい話ですが、暑さ対策をしっかりしたうえで、ぜひぜひお越しください! 道路拡幅はヒートアイランド現象の原因になって、もっと暑くなるかもよ!
報告・交流会会場のがざびぃには冷たいお茶を用意します。あと、着替えたい、さらさらシート(ご持参ください)とかで体拭きたいという方には、更衣スペースもあります。
「お茶代300円”程度”」というあいまいな告知ですが、300円をひとつのめどに、100円からでもけっこうです、カンパ歓迎でお願いします、という形にします。
参加申し込みはこちらから(こくちーず。ニックネームでの申し込みも可能です)
https://kokucheese.com/event/index/572801/
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あと、ニシドラ2号は現在改訂版を配布中。
表面の画像はこちら。
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nishiogidrunker · 5 years
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7.28再開発要らないウォーキング・ツアー!!
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参加申し込みはこちらから(こくちーず。ニックネームでの申し込みも可能です)
https://kokucheese.com/event/index/572801/
今、東京中で「街こわし」が進行しています。
立石、十条、大山、砂町、巣鴨、谷中、下北沢、自由が丘、戸越、東中野、月島、そして築地…
これだけではありませんが、代表的な地区を並べてみると、キーワードは「商店街」だと気づきます。個人商店、個性的な店、お惣菜、お菓子屋、そして飲み屋。メディアでもよく取り上げられる、情緒があるとか歩いて楽しいとかで人気の高い、都内でも有名な商店街ばかりです。
けれど、その価値を評価しない「古い」「汚い」「危ない」「不便」と切り捨てようとする人たちがいます。そして困ったことにそいつらには金と力があったりします。
で、「再開発」。開発してやる、とは失礼な言い回しですよ。
いきなり商店街を真正面から狙うのはアレなので、これらの再開発にはたいてい「道路」「鉄道(駅改築・連続立体交差化)」「行政施設の移転・改築」がからんできます。あと木造密集地の「防災」「不燃化」。
それらが商店街のすぐそばで、あるいはモロにぶったぎるような場所で自治体や鉄道会社によって計画されて、どうしたわけか高い商業施設やマンションが街をぶっ潰して建つ計画がもれなくついてくる。
杉並も例外ではありません。と、いうか、その嵐にモロにさらされてる。
高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪。ザッツ中央���、「なみじゃない杉並」と区がおっしゃっている地域の、なみじゃない街たちです。
で、西荻窪。拡幅計画が進められてる道路(補助132号線)はずばり商店街そのものです。そしてもれなくついてくる再開発計画は、杉並を、いや、東京を代表する南口飲み屋街に覆いかぶさってきます。
ほんとにこれって要らないの?広い道路と駅前広場にチェーン店とマンションが並んでる街の方がいいの?こういうのジェントリフィケーション、「こぎれい化」と訳した方がいますが、こぎれいステキ、なんて言っちゃう消費者さんもいる。なにげにいっぱいいる。メディアだって「渋い情緒最高」「失ってはいけない文化」と言いつつ、こぎれいステキ、を振りまいている。なにげにそっちの方が多い。
もうね、これは価値観とか文化の闘いなんですよ。そして、大きな力vs小さな個々人の消費者あるいはのんべえたちの声の闘いでもある。
と、いうと大変なことになっちゃうから、現場である商店街を、小さな個人の声でざわざわと喋りながら歩きましょうよ、という企画です。
遊空間・がざびぃでの報告・交流会では杉並の他地域(阿佐ヶ谷北口など。調整中)の問題も含めて、いっしょに考えます。
で、飲み会。飲み会も大事(もちろん任意参加ですが)。
ぜひご参加ください!
ちなみに土日は西荻窪駅に快速は停まりません。
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