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#トイレ排水管つまり抜き修理
seibusuidou · 2 days
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kennak · 3 months
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外気温-4℃以下の日は要注意 水道管の凍結が多発するのは、例年12月から2月とされています。北日本など寒い地域では水道管・関連器具に防寒・保温設備が施されている住宅がほとんどですが、それ以外の地域でも次のような条件の下では、凍結のリスクが高まります。▼外気温が-4℃以下になるとき▼真冬日(外気温が一日中氷点下の日)が続いたとき▼就寝前や旅行などで家を留守にして長時間水道を使わないとき水道管の凍結は単に蛇口から水が出なくなるだけでなく、長期の断水につながる水道管や器具の破損をもたらします。水が凍結して氷になると、約9%の体積膨張が生じます。これによって密閉された空間である水道管やメーター、止水栓など器具内部の圧力が高まり、亀裂や破損が引き起こされてしまうのです。水が氷になる(凝固する)温度は0℃ですが、水道管内の水がこれに達する外気温の目安は-4℃とされていることから、「外気温が-4℃に下がる日は水道管の凍結に注意」と呼びかけられているのです。 特に外気にさらされる水道管には対策を 外気温が-4℃近くまで下がるような強い寒波が流れ込んだ際は、寒冷地以外の多くの地域でも、何らかの凍結対策が必要になります。住宅で凍結しやすい箇所として、屋外の蛇口や露出して外気に直接さらされる水道管、洗濯機用の水栓などが挙げられます。さらに、北側通路の風当たりが強い場所や北向きに設置された水道管などは、マンションやアパートなど集合住宅でも、凍結しやすいので注意してください。水道管が凍結しなくとも、屋外に設置された給湯器の配管が凍って故障する事象もしばしば報告されていますので、併せて注意が必要です。 水道管凍結を予防するための3つの対策 凍結を予防するための対策としては、次の3つが挙げられます。戸建てでも集合住宅でも、基本は同じです。(1)水道管の保温水道管や蛇口など断熱材が巻かれていない部分に布や発泡ポリエチレンなどを巻き付けてビニールテープで固定し、熱が逃げないようにします。メーターボックス内のむき出しの配管にも、カバーを掛けたり布を詰めたりして保温します。(2)水抜栓の使用(水落とし)寒冷地で水抜栓(みずぬきせん)の設備がある家庭では、冷え込むことが予想される夜は寝る前に水抜き(水落とし)をします。住宅タイプなどによって異なりますが、おおまかな手順は次の通りです。まず家の中にある蛇口を全て閉め、水抜栓のハンドルやレバーが完全に止まるまで閉めます。続いて閉めた蛇口を全て開けて水を抜き、手などをあてて蛇口が軽く空気を吸い込む感触を確認します。水が抜けたら、再度、家の中の蛇口を全て閉めます。(3)水をチョロチョロ出しておく水抜栓がない場合は、夜間に蛇口を少し開けて水を鉛筆の芯の太さくらいの目安でチョロチョロと出しておくと、凍結しにくくなります。水は排水口へ流し放しにせず、容器などに貯めておいて洗濯に使うなど、有効利用を心がけてください。悪臭やガスの逆流を防ぐ排水口のトラップや水洗トイレの水まで、寒冷地などでは凍ってしまう可能性があります。冷え込みが厳しい日や長期間家を空ける場合などは、不凍液を入れておくなどの対策も必要です。 凍結してしまった時の応急処置法 万が一水道管や蛇口が凍結してしまった場合、タオルをかぶせて上から少しずつ人肌(40℃)程度のぬるま湯を、ゆっくりとかけてください。タオルをかぶせるのは、余熱を利用するためです。いきなり熱湯をかけると水の体積が急激に増え、水道管のひび割れや破裂の原因になりますので、絶対にNGです。また水道メーターには熱湯はもちろん、ぬるま湯もかけないで自然解凍してください。凍結が解消しなかったり水道管が破損してしまったりした場合は、水道元栓を閉じたうえで、各自治体の指定給水装置工事事業者に修理を依頼してください。今後、寒冷地でなくとも寒気の状態によっては、凍結しやすい状況が続く可能性もあります。日頃から有効な対策を理解し、水道管の凍結予防に務めましょう。
- ウェザーニュース
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monqu1y · 3 years
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持続可能な開発目標
 提唱者[国連]の正体を見抜けば、盲従の危険さが分かる。  17項目は、有機的に関連しあってるのに、個別にチェックしても無意味。互いの影響をシステム的に分析・解明しなければ…  また、17項目に拘れば、少子高齢化対策が後回しになる。  民族的道徳観の違いも重要な要素だが、タブー視することで、悲劇が起きる。  市営住宅集会所のコミュニティカフェに行った。 A:2000年9月、国連は、開発目標(MDGs: Millenium Development Goals)を掲げ、15年間で達成すべき旨決めた。
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B:開発目標は、8項目です。 1. 極度の貧困と飢餓の撲滅 2. 普遍的初等教育の達成 3. ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上 4. 幼児死亡率の削減 5. 妊産婦の健康の改善 6. HIV/エイズ、マラリアその他疾病の蔓延防止 7. 環境の持続可能性の確保 8. 開発のためのグローバル・パートナーシップの推進 C:15年経過したとき、国連は、開発目標を持続可能なもの(SDGs: Sustainable Development Goal)に替え、17項目と具体的指標169個を示して、次の15年間で達成すべき旨決めた。
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私:17項目の内容を並べてみますね。 1. 貧困をなくそう 2. 飢餓をゼロに 3. すべての人に健康と福祉を 4. 質の高い教育をみんなに 5. ジェンダー平等を実現しよう 6. 安全な水とトイレを世界中に 7. エネルギーをみんなにそしてクリーンに 8. 働きがいも経済成長も 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう 10. 人や国の不平等をなくそう 11. 住み続けられるまちづくりを 12. つくる責任つかう責任 13. 気候変動に具体的な対策を 14. 海の豊かさを守ろう 15. 陸の豊かさを守ろう 16. 平和と公正をすべての人に 17. パートナーシップで目標を達成しよう A:[持続可能な社会]を実現するための17項目は、有機的に関連しあっているので、互いの影響をシステム的に分析・解明しなければ、目標達成できない。各項目を個別チェック・リストとして使うと、見当違いの結論に到達しかねない。   また、17項目を掲げることで、他の重要な課題を見落とし易くなる。   例えば、[少子高齢化]が喫緊な地域は少なくないが、17項目で事足れりとすれば、地域の衰退に拍車をかけることにもなる。   民族的道徳観の違いも重要な要素だが、タブー視することで、民族的道徳観の違いを理解しないことに基づく悲劇が起きてしまう。 B:提唱者の[国連]も胡散臭い組織ですね。
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C:[目標]を理解した心算で軽率な[行動計画]を立案し、それを国民に強要して社会を悪くしていることに気付かない指導者らが居る。 D:森林を守る目的を掲げた[割りばし]不使用運動は、間伐コスパを悪くして森林守るのを妨げた。 A:[レジ袋有料化]は、環境保護効果が殆ど無いのに、万引きを増加させ、全国の店主・店長を苦しめている。 B:プラスティック・スプーンの有料化強制も、業者を困惑させてるんですょ。 私:非科学的な思い込みで政治をやられたら堪りませんねぇ。
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〔参考:169ターゲット〕 01.貧困をなくそう:あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ 01.1_2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる 01.2_2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、全ての年齢の男性、女性、子供の割合を半減させる 01.3_各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、2030年までに貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する 01.4_2030年までに、貧困層及び脆弱層をはじめ、全ての男性及び女性が、基礎的サービスへのアクセス、土地及びその他の形態の財産に対する所有権と管理権限、相続財産、天然資源、適切な新技術、マイクロファイナンスを含む金融サービスに加え、経済的資源についても平等な権利を持つことができるように確保する 01.5_2030年までに、貧困層や脆弱な状況にある人々の強靱性(レジリエンス)を構築し、気候変動に関連する極端な気象現象やその他の経済、社会、環境的ショックや災害に暴露や脆弱性を軽減する 01.a_あらゆる次元での貧困を終わらせるための計画や政策を実施するべく、後発開発途上国をはじめとする開発途上国に対して適切かつ予測可能な手段を講じるため、開発協力の強化などを通じて、さまざまな供給源からの相当量の資源の動員を確保する 01.b_貧困撲滅のための行動への投資拡大を支援するため、国、地域及び国際レベルで、貧困層やジェンダーに配慮した開発戦略に基づいた適正な政策的枠組みを構築する 02.飢餓をゼロ:飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する 02.1_2030年までに、飢餓を撲滅し、全ての人々、特に貧困層及び幼児を含む脆弱な立場にある人々が一年中安全かつ栄養のある食料を十分得られるようにする 02.2_5歳未満の子供の発育阻害や消耗性疾患について国際的に合意されたターゲットを2025年までに達成するなど、2030年までにあらゆる形態の栄養不良を解消し、若年女子、妊婦・授乳婦及び高齢者の栄養ニーズへの対処を行う 02.3_2030年までに、土地、その他の生産資源や、投入財、知識、金融サービス、市場及び高付加価値化や非農業雇用の機会への確実かつ平等なアクセスの確保などを通じて、女性、先住民、家族農家、牧畜民及び漁業者をはじめとする小規模食料生産者の農業生産性及び所得を倍増させる 02.4_2030年までに、生産性を向上させ、生産量を増やし、生態系を維持し、気候変動や極端な気象現象、干ばつ、洪水及びその他の災害に対する適応能力を向上させ、漸進的に土地と土壌の質を改善させるような、持続可能な食料生産システムを確保し、強靭(レジリエント)な農業を実践する 02.5_2020年までに、国、地域及び国際レベルで適正に管理及び多様化された種子・植物バンクなども通じて、種子、栽培植物、飼育・家畜化された動物及びこれらの近縁野生種の遺伝的多様性を維持し、国際的合意に基づき、遺伝資源及びこれに関連する伝統的な知識へのアクセス及びその利用から生じる利益の公正かつ衡平な配分を促進する 02.a_開発途上国、特に後発開発途上国における農業生産能力向上のために、国際協力の強化などを通じて、農村インフラ、農業研究・普及サービス、技術開発及び植物・家畜のジーン・バンクへの投資の拡大を図る 02.b_ドーハ開発ラウンドのマンデートに従い、全ての農産物輸出補助金及び同等の効果を持つ全ての輸出措置の同時撤廃などを通じて、世界の市場における貿易制限や歪みを是正及び防止する 02.c_食料価格の極端な変動に歯止めをかけるため、食料市場及びデリバティブ市場の適正な機能を確保するための措置を講じ、食料備蓄などの市場情報への適時のアクセスを容易にする 03.すべての人に健康と福祉を:あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する 03.1_2030年までに、世界の妊産婦の死亡率を出生10万人当たり70人未満に削減する 03.2_全ての国が新生児死亡率を少なくとも出生1,000件中12件以下まで減らし、5歳以下死亡率を少なくとも出生1,000件中25件以下まで減らすことを目指し、 2030年までに、新生児及び5歳未満児の予防可能な死亡を根絶する 03.3_2030年までに、エイズ、結核、マラリア及び顧みられない熱帯病といった伝染病を根絶するとともに肝炎、水系感染症及びその他の感染症に対処する 03.4_2030年までに、非感染性疾患による若年死亡率を、予防や治療を通じて3分の1減少させ、精神保健及び福祉を促進する 03.5_薬物乱用やアルコールの有害な摂取を含む、物質乱用の防止・治療を強化する 03.6_2020年までに、世界の道路交通事故による死傷者を半減させる 03.7_2030年までに、家族計画、情報・教育及び性と生殖に関する健康の国家戦略・計画への組み入れを含む、性と生殖に関する保健サービスを全ての人々が利用できるようにする 03.8_全ての人々に対する財政リスクからの保護、質の高い基礎的な保健サービスへのアクセス及び安全で効果的かつ質が高く安価な必須医薬品とワクチンへのアクセスを含む、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を達成する 03.9_2030年までに、有害化学物質、並びに大気、水質及び土壌の汚染による死亡及び疾病の件数を大幅に減少させる 03.a_全ての国々において、たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約の実施を適宜強化する 03.b_主に開発途上国に影響を及ぼす感染性及び非感染性疾患のワクチン及び医薬品の研究開発を支援する。また、知的所有権の貿易関連の側面に関する協定(TRIPS協定)及び公衆の健康に関するドーハ宣言に���い、安価な必須医薬品及びワクチンへのアクセスを提供する。同宣言は公衆衛生保護及び、特に全ての人々への医薬品のアクセス提供にかかわる「知的所有権の貿易関連の側面に関する協定(TRIPS協定)」の柔軟性に関する規定を最大限に行使する開発途上国の権利を確約したものである 03.c_開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国において保健財政及び保健人材の採用、能力開発・訓練及び定着を大幅に拡大させる 03.d_全ての国々、特に開発途上国の国家・世界規模な健康危険因子の早期警告、危険因子緩和及び危険因子管理のための能力を強化する 04.質の高い教育をみんなに:すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する 04.1_2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにする 04.2_2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、質の高い乳幼児の発達・ケア及び就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする 04.3_2030年までに、全ての人々が男女の区別なく、手の届く質の高い技術教育・職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする 04.4_2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる 04.5_2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子供など、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする 04.6_2030年までに、全ての若者及び大多数(男女ともに)の成人が、読み書き能力及び基本的計算能力を身に付けられるようにする 04.7_2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする 04.a_子供、障害及びジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良し、全ての人々に安全で非暴力的、包摂的、効果的な学習環境を提供できるようにする 04.b_2020年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、並びにアフリカ諸国を対象とした、職業訓練、情報通信技術(ICT)、技術・工学・科学プログラムなど、先進国及びその他の開発途上国における高等教育の奨学金の件数を全世界で大幅に増加させる 04.c_2030年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国における教員研修のための国際協力などを通じて、質の高い教員の数を大幅に増加させる 05.ジェンダー平等を実現しよう:ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る 05.1_あらゆる場所における全ての女性及び女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃する 05.2_人身売買や性的、その他の種類の搾取など、全ての女性及び女児に対する、公共・私的空間におけるあらゆる形態の暴力を排除する 05.3_未成年者の結婚、早期結婚、強制結婚及び女性器切除など、あらゆる有害な慣行を撤廃する 05.4_公共のサービス、インフラ及び社会保障政策の提供、並びに各国の状況に応じた世帯・家族内における責任分担を通じて、無報酬の育児・介護や家事労働を認識・評価する 05.5_政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する 05.6_国際人口・開発会議(ICPD)の行動計画及び北京行動綱領、並びにこれらの検証会議の成果文書に従い、性と生殖に関する健康及び権利への普遍的アクセスを確保する 05.a_女性に対し、経済的資源に対する同等の権利、並びに各国法に従い、オーナーシップ及び土地その他の財産、金融サービス、相続財産、天然資源に対するアクセスを与えるための改革に着手する 05.b_女性の能力強化促進のため、ICTをはじめとする実現技術の活用を強化する 05.c_ジェンダー平等の促進、並びに全ての女性及び女子のあらゆるレベルでの能力強化のための適正な政策及び拘束力のある法規を導入・強化する 06.安全な水とトイレを世界中に:すべての人に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する 06.1_2030年までに、全ての人々の、安全で安価な飲料水の普遍的かつ衡平なアクセスを達成する 06.2_2030年までに、全ての人々の、適切かつ平等な下水施設・衛生施設へのアクセスを達成し、野外での排泄をなくす。女性及び女児、並びに脆弱な立場にある人々のニーズに特に注意を払う 06.3_2030年までに、汚染の減少、投棄の廃絶と有害な化学物・物質の放出の最小化、未処理の排水の割合半減及び再生利用と安全な再利用の世界的規模で大幅に増加させることにより、水質を改善する 06.4_2030年までに、全セクターにおいて水利用の効率を大幅に改善し、淡水の持続可能な採取及び供給を確保し水不足に対処するとともに、水不足に悩む人々の数を大幅に減少させる 06.5_2030年までに、国境を越えた適切な協力を含む、あらゆるレベルでの統合水資源管理を実施する 06.6_2020年までに、山地、森林、湿地、河川、帯水層、湖沼を含む水に関連する生態系の保護・回復を行う 06.a_2030年までに、集水、海水淡水化、水の効率的利用、排水処理、リサイクル・再利用技術を含む開発途上国における水と衛生分野での活動と計画を対象とした国際協力と能力構築支援を拡大する 06.b_水と衛生に関わる分野の管理向上における地域コミュニティの参加を支援・強化する 07.エネルギーをみんなに そしてクリーンに:すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネ ルギーへのアクセスを確保する 07.1_2030年までに、安価かつ信頼できる現代的エネルギーサービスへの普遍的アクセスを確保する 07.2_2030年までに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる 07.3_2030年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる 07.a_2030年までに、再生可能エネルギー、エネルギー効率及び先進的かつ環境負荷の低い化石燃料技術などのクリーンエネルギーの研究及び技術へのアクセスを促進するための国際協力を強化し、エネルギー関連インフラとクリーンエネルギー技術への投資を促進する 07.b_2030年までに、各々の支援プログラムに沿って開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、内陸開発途上国の全ての人々に現代的で持続可能なエネルギーサービスを供給できるよう、インフラ拡大と技術向上を行う 08.働きがいも経済成長も:すべての人のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を推進する 08.1_各国の状況に応じて、一人当たり経済成長率を持続させる。特に後発開発途上国は少なくとも年率7%の成長率を保つ 08.2_高付加価値セクターや労働集約型セクターに重点を置くことなどにより、多様化、技術向上及びイノベーションを通じた高いレベルの経済生産性を達成する 08.3_生産活動や適切な雇用創出、起業、創造性及びイノベーションを支援する開発重視型の政策を促進するとともに、金融サービスへのアクセス改善などを通じて中小零細企業の設立や成長を奨励する 08.4_2030年までに、世界の消費と生産における資源効率を漸進的に改善させ、先進国主導の下、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組みに従い、経済成長と環境悪化の分断を図る 08.5_2030年までに、若者や障害者を含む全ての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、並びに同一労働同一賃金を達成する 08.6_2020年までに、就労、就学及び職業訓練のいずれも行っていない若者の割合を大幅に減らす 08.7_強制労働を根絶し、現代の奴隷制、人身売買を終らせるための緊急かつ効果的な措置の実施、最悪な形態の児童労働の禁止及び撲滅を確保する。2025年までに児童兵士の募集と使用を含むあらゆる形態の児童労働を撲滅する 08.8_移住労働者、特に女性の移住労働者や不安定な雇用状態にある労働者など、全ての労働者の権利を保護し、安全・安心な労働環境を促進する 08.9_2030年までに、雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業を促進するための政策を立案し実施する 08.10_国内の金融機関の能力を強化し、全ての人々の銀行取引、保険及び金融サービスへのアクセスを促進・拡大する 08.a_後発開発途上国への貿易関連技術支援のための拡大統合フレームワーク(EIF)などを通じた支援を含む、開発途上国、特に後発開発途上国に対する貿易のための援助を拡大する 08.b_2020年までに、若年雇用のための世界的戦略及び国際労働機関(ILO)の仕事に関する世界協定の実施を展開・運用化する 09.産業と技術革新の基盤をつくろう:強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る 09.1_全ての人々に安価で公平なアクセスに重点を置いた経済発展と人間の福祉を支援するために、地域・越境インフラを含む質の高い、信頼でき、持続可能かつ強靱(レジリエント)なインフラを開発する 09.2_包摂的かつ持続可能な産業化を促進し、2030年までに各国の状況に応じて雇用及びGDPに占める産業セクターの割合を大幅に増加させる。後発開発途上国については同割合を倍増させる 09.3_特に開発途上国における小規模の製造業その他の企業の、安価な資金貸付などの金融サービスやバリューチェーン及び市場への統合へのアクセスを拡大する 09.4_2030年までに、資源利用効率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善により、持続可能性を向上させる。全ての国々は各国の能力に応じた取組を行う 09.5_2030年までにイノベーションを促進させることや100万人当たりの研究開発従事者数を大幅に増加させ、また官民研究開発の支出を拡大させるなど、開発途上国をはじめとする全ての国々の産業セクターにおける科学研究を促進し、技術能力を向上させる 09.a_アフリカ諸国、後発開発途上国、内陸開発途上国及び小島嶼開発途上国への金融・テクノロジー・技術の支援強化を通じて、開発途上国における持続可能かつ強靱(レジリエント)なインフラ開発を促進する 09.b_産業の多様化や商品への付加価値創造などに資する政策環境の確保などを通じて、開発途上国の国内における技術開発、研究及びイノベーションを支援する 09.c_後発開発途上国において情報通信技術へのアクセスを大幅に向上させ、2020年までに普遍的かつ安価なインターネットアクセスを提供できるよう図る 10.人や国の不平等をなくそう:国内および国家間の格差を是正する 10.1_2030年までに、各国の所得下位40%の所得成長率について、国内平均を上回る数値を漸進的に達成し、持続させる 10.2_2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する 10.3_差別的な法律、政策及び慣行の撤廃、並びに適切な関連法規、政策、行動の促進などを通じて、機会均等を確保し、成果の不平等を是正する 10.4_税制、賃金、社会保障政策をはじめとする政策を導入し、平等の拡大を漸進的に達成する 10.5_世界金融市場と金融機関に対する規制とモニタリングを改善し、こうした規制の実施を強化する 10.6_地球規模の国際経済・金融制度の意思決定における開発途上国の参加や発言力を拡大させることにより、より効果的で信用力があり、説明責任のある正当な制度を実現する 10.7_計画に基づき良く管理された移民政策の実施などを通じて、秩序のとれた、安全で規則的かつ責任ある移住や流動性を促進する 10.a_世界貿易機関(WTO)協定に従い、開発途上国、特に後発開発途上国に対する特別かつ異なる待遇の原則を実施する 10.b_各国の国家計画やプログラムに従って、後発開発途上国、アフリカ諸国、小島嶼開発途上国及び内陸開発途上国を始めとする、ニーズが最も大きい国々への、政府開発援助(ODA)及び海外直接投資を含む資金の流入を促進する 10.c_2030年までに、移住労働者による送金コストを3%未満に引き下げ、コストが5%を越える送金経路を撤廃する 11.住み続けられるまちづくりを:都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする 11.1_2030年までに、全ての人々の、適切、安全かつ安価な住宅及び基本的サービスへのアクセスを確保し、スラムを改善する 11.2_2030年までに、脆弱な立場にある人々、女性、子供、障害者及び高齢者のニーズに特に配慮し、公共交通機関の拡大などを通じた交通の安全性改善により、全ての人々に、安全かつ安価で容易に利用できる、持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する 11.3_2030年までに、包摂的かつ持続可能な都市化を促進し、全ての国々の参加型、包摂的かつ持続可能な人間居住計画・管理の能力を強化する 11.4_世界の文化遺産及び自然遺産の保護・保全の努力を強化する 11.5_2030年までに、貧困層及び脆弱な立場にある人々の保護に焦点をあてながら、水関連災害などの災害による死者や被災者���を大幅に削減し、世界の国内総生産比で直接的経済損失を大幅に減らす 11.6_2030年までに、大気の質及び一般並びにその他の廃棄物の管理に特別な注意を払うことによるものを含め、都市の一人当たりの環境上の悪影響を軽減する 11.7_2030年までに、女性、子供、高齢者及び障害者を含め、人々に安全で包摂的かつ利用が容易な緑地や公共スペースへの普遍的アクセスを提供する 11.a_各国・地域規模の開発計画の強化を通じて、経済、社会、環境面における都市部、都市周辺部及び農村部間の良好なつながりを支援する 11.b_2020年までに、包含、資源効率、気候変動の緩和と適応、災害に対する強靱さ(レジリエンス)を目指す総合的政策及び計画を導入・実施した都市及び人間居住地の件数を大幅に増加させ、仙台防災枠組2015-2030に沿って、あらゆるレベルでの総合的な災害リスク管理の策定と実施を行う 11.c_財政的及び技術的な支援などを通じて、後発開発途上国における現地の資材を用いた、持続可能かつ強靱(レジリエント)な建造物の整備を支援する 12.つくる責任 つかう責任:持続可能な消費と生産のパターンを確保する 12.1_開発途上国の開発状況や能力を勘案しつつ、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)を実施し、先進国主導の下、全ての国々が対策を講じる 12.2_2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する 12.3_2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる 12.4_2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する 12.5_2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する 12.6_特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する 12.7_国内の政策や優先事項に従って持続可能な公共調達の慣行を促進する 12.8_2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする 12.a_開発途上国に対し、より持続可能な消費・生産形態の促進のための科学的・技術的能力の強化を支援する 12.b_雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する 12.c_開発途上国の特別なニーズや状況を十分考慮し、貧困層やコミュニティを保護する形で開発に関する悪影響を最小限に留めつつ、税制改正や、有害な補助金が存在する場合はその環境への影響を考慮してその段階的廃止などを通じ、各国の状況に応じて、市場のひずみを除去することで、浪費的な消費を奨励する、化石燃料に対する非効率な補助金を合理化する 13.気候変動に具体的な対策を:気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る 13.1_全ての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応の能力を強化する 13.2_気候変動対策を国別の政策、戦略及び計画に盛り込む 13.3_気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する 13.a_重要な緩和行動の実施とその実施における透明性確保に関する開発途上国のニーズに対応するため、2020年までにあらゆる供給源から年間1,000億ドルを共同で動員するという、UNFCCCの先進締約国によるコミットメントを実施するとともに、可能な限り速やかに資本を投入して緑の気候基金を本格始動させる 13.b:後発開発途上国及び小島嶼開発途上国において、女性や青年、地方及び社会的に疎外されたコミュニティに焦点を当てることを含め、気候変動関連の効果的な計画策定と管理のための能力を向上するメカニズムを推進する。:※国連気候変動枠組条約(UNFCCC)が、気候変動への世界的対応について交渉を行う一義的な国際的、政府間対話の場であると認識している 14.海の豊かさを守ろう:海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する 14.1_2025年までに、海洋ごみや富栄養化を含む、特に陸上活動による汚染など、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に削減する 14.2_2020年までに、海洋及び沿岸の生態系に関する重大な悪影響を回避するため、強靱性(レジリエンス)の強化などによる持続的な管理と保護を行い、健全で生産的な海洋を実現するため、海洋及び沿岸の生態系の回復のための取組を行う 14.3_あらゆるレベルでの科学的協力の促進などを通じて、海洋酸性化の影響を最小限化し、対処する 14.4_水産資源を、実現可能な最短期間で少なくとも各資源の生物学的特性によって定められる最大持続生産量のレベルまで回復させるため、2020年までに、漁獲を効果的に規制し、過剰漁業や違法・無報告・無規制(IUU)漁業及び破壊的な漁業慣行を終了し、科学的な管理計画を実施する 14.5_2020年までに、国内法及び国際法に則り、最大限入手可能な科学情報に基づいて、少なくとも沿岸域及び海域の10パーセントを保全する 14.6_開発途上国及び後発開発途上国に対する適切かつ効果的な、特別かつ異なる待遇が、世界貿易機関(WTO)漁業補助金交渉の不可分の要素であるべきことを認識した上で、2020年までに、過剰漁獲能力や過剰漁獲につながる漁業補助金を禁止し、違法・無報告・無規制(IUU)漁業につながる補助金を撤廃し、同様の新たな補助金の導入を抑制する 14.7_2030年までに、漁業、水産養殖及び観光の持続可能な管理などを通じ、小島嶼開発途上国及び後発開発途上国の海洋資源の持続的な利用による経済的便益を増大させる 14.a_海洋の健全性の改善と、開発途上国、特に小島嶼開発途上国および後発開発途上国の開発における海洋生物多様性の寄与向上のために、海洋技術の移転に関するユネスコ政府間海洋学委員会の基準・ガイドラインを勘案しつつ、科学的知識の増進、研究能力の向上、及び海洋技術の移転を行う 14.b_小規模・沿岸零細漁業者に対し、海洋資源及び市場へのアクセスを提供する 14.c_「我々の求める未来」のパラ158において想起されるとおり、海洋及び海洋資源の保全及び持続可能な利用のための法的枠組みを規定する海洋法に関する国際連合条約(UNCLOS)に反映されている国際法を実施することにより、海洋及び海洋資源の保全及び持続可能な利用を強化する 15.陸の豊かさも守ろう:陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る 15.1_2020年までに、国際協定の下での義務に則って、森林、湿地、山地及び乾燥地をはじめとする陸域生態系と内陸淡水生態系及びそれらのサービスの保全、回復及び持続可能な利用を確保する 15.2_2020年までに、あらゆる種類の森林の持続可能な経営の実施を促進し、森林減少を阻止し、劣化した森林を回復し、世界全体で新規植林及び再植林を大幅に増加させる 15.3_2030年までに、砂漠化に対処し、砂漠化、干ばつ及び洪水の影響を受けた土地などの劣化した土地と土壌を回復し、土地劣化に荷担しない世界の達成に尽力する 15.4_2030年までに持続可能な開発に不可欠な便益をもたらす山地生態系の能力を強化するため、生物多様性を含む山地生態系の保全を確実に行う 15.5_自然生息地の劣化を抑制し、生物多様性の損失を阻止し、2020年までに絶滅危惧種を保護し、また絶滅防止するための緊急かつ意味のある対策を講じる 15.6_国際合意に基づき、遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分を推進するとともに、遺伝資源への適切なアクセスを推進する 15.7_保護の対象となっている動植物種の密猟及び違法取引を撲滅するための緊急対策を講じるとともに、違法な野生生物製品の需要と供給の両面に対処する 15.8_2020年までに、外来種の侵入を防止するとともに、これらの種による陸域・海洋生態系への影響を大幅に減少させるための対策を導入し、さらに優先種の駆除または根絶を行う 15.9_2020年までに、生態系と生物多様性の価値を、国や地方の計画策定、開発プロセス及び貧困削減のための戦略及び会計に組み込む 15.a_生物多様性と生態系の保全と持続的な利用のために、あらゆる資金源からの資金の動員及び大幅な増額を行う 15.b_保全や再植林を含む持続可能な森林経営を推進するため、あらゆるレベルのあらゆる供給源から、持続可能な森林経営のための資金の調達と開発途上国への十分なインセンティブ付与のための相当量の資源を動員する 15.c_持続的な生計機会を追求するために地域コミュニティの能力向上を図る等、保護種の密猟及び違法な取引に対処するための努力に対する世界的な支援を強化する 16.平和と公正をすべての人に:持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人に司法へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する 16.1_あらゆる場所において、全ての形態の暴力及び暴力に関連する死亡率を大幅に減少させる 16.2_子供に対する虐待、搾取、取引及びあらゆる形態の暴力及び拷問を撲滅する 16.3_国家及び国際的なレベルでの法の支配を促進し、全ての人々に司法への平等なアクセスを提供する 16.4_2030年までに、違法な資金及び武器の取引を大幅に減少させ、奪われた財産の回復及び返還を強化し、あらゆる形態の組織犯罪を根絶する 16.5_あらゆる形態の汚職や贈賄を大幅に減少させる 16.6_あらゆるレベルにおいて、有効で説明責任のある透明性の高い公共機関を発展させる 16.7_あらゆるレベルにおいて、対応的、包摂的、参加型及び代表的な意思決定を確保する 16.8_グローバル・ガバナンス機関への開発途上国の参加を拡大・強化する 16.9_2030年までに、全ての人々に出生登録を含む法的な身分証明を提供する 16.10_国内法規及び国際協定に従い、情報への公共アクセスを確保し、基本的自由を保障する 16.a_特に開発途上国において、暴力の防止とテロリズム・犯罪の撲滅に関するあらゆるレベルでの能力構築のため、国際協力などを通じて関連国家機関を強化する 16.b_持続可能な開発のための非差別的な法規及び政策を推進し、実施する 17.パートナーシップで目標を達成しよう:持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する 資金 17.1_課税及び徴税能力の向上のため、開発途上国への国際的な支援なども通じて、国内資源の動員を強化する 17.2_先進国は、開発途上国に対するODAをGNI比0.7%に、後発開発途上国に対するODAをGNI比0.15~0.20%にするという目標を達成するとの多くの国によるコミットメントを含むODAに係るコミットメントを完全に実施する。ODA供与国が、少なくともGNI比0.20%のODAを後発開発途上国に供与するという目標の設定を検討することを奨励する 17.3_複数の財源から、開発途上国のための追加的資金源を動員する 17.4_必要に応じた負債による資金調達、債務救済及び債務再編の促進を目的とした協調的な政策により、開発途上国の長期的な債務の持続可能性の実現を支援し、重債務貧困国(HIPC)の対外債務への対応により債務リスクを軽減する 17.5_後発開発途上国のための投資促進枠組みを導入及び実施する 技術 17.6_科学技術イノベーション(STI)及びこれらへのアクセスに関する南北協力、南南協力及び地域的・国際的な三角協力を向上させる。また、国連レベルをはじめとする既存のメカニズム間の調整改善や、全世界的な技術促進メカニズムなどを通じて、相互に合意した条件において知識共有を進める 17.7_開発途上国に対し、譲許的・特恵的条件などの相互に合意した有利な条件の下で、環境に配慮した技術の開発、移転、普及及び拡散を促進する 17.8_2017年までに、後発開発途上国のための技術バンク及び科学技術イノベーション能力構築メカニズムを完全運用させ、情報通信技術(ICT)をはじめとする実現技術の利用を強化する。:キャパシティ・ビルディング 17.9_全ての持続可能な開発目標を実施するための国家計画を支援するべく、南北協力、南南協力及び三角協力などを通じて、開発途上国における効果的かつ的をしぼった能力構築の実施に対する国際的な支援を強化する 貿易 17.10_ドーハ・ラウンド(DDA)交渉の受諾を含むWTOの下での普遍的でルールに基づいた、差別的でない、公平な多角的貿易体制を促進する 17.11_開発途上国による輸出を大幅に増加させ、特に2020年までに世界の輸出に占める後発開発途上国のシェアを倍増させる 17.12_後発開発途上国からの輸入に対する特恵的な原産地規則が透明で簡略的かつ市場アクセスの円滑化に寄与するものとなるようにすることを含む世界貿易機関(WTO)の決定に矛盾しない形で、全ての後発開発途上国に対し、永続的な無税・無枠の市場アクセスを適時実施する。:体制面:政策・制度的整合性 17.13_政策協調や政策の首尾一貫性などを通じて、世界的なマクロ経済の安定を促進する 17.14_持続可能な開発のための政策の一貫性を強化する 17.15_貧困撲滅と持続可能な開発のための政策の確立・実施にあたっては、各国の政策空間及びリーダーシップを尊重する。:マルチステークホルダー・パートナーシップ 17.16_全ての国々、特に開発途上国での持続可能な開発目標の達成を支援すべく、知識、専門的知見、技術及び資金源を動員、共有するマルチステークホルダー・パートナーシップによって補完しつつ、持続可能な開発のためのグローバル・パートナーシップを強化する 17.17_さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。:データ、モニタリング、説明責任 17.18_2020年までに、後発開発途上国及び小島嶼開発途上国を含む開発途上国に対する能力構築支援を強化し、所得、性別、年齢、人種、民族、居住資格、障害、地理的位置及びその他各国事情に関連する特性別の質が高く、タイムリーかつ信頼性のある非集計型データの入手可能性を向上させる 17.19_2030年までに、持続可能な開発の進捗状況を測るGDP以外の尺度を開発する既存の取組を更に前進させ、開発途上国における統計に関する能力構築を支援する
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xf-2 · 6 years
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人口13億を抱えるインドで、公衆衛生革命が進む。改革の対象となっているのがトイレだ。インド国内だけで5億6425万人(国連児童基金=ユニセフなどの推計)が屋外で用を足しているとされ、感染症のほか、性的暴行事件の温床とも指摘される。宗教的背景から設置が進まないなど、単なる衛生問題ではない複雑な問題もはらむ。トイレを通して、インド社会が抱えるさまざまな側面が見えてくる。
「誰も使わない」
「この村には95%の家庭にトイレが敷設された。政府のキャンペーンの大きな成果の1つだ」
 首都ニューデリーから車で3時間ほど。北部ウッタルプラデシュ(UP)州で、政府主導でトイレが行き渡ったというガダワリ村を訪ねた。政府からの嘱託で設置活動を推進したアショク・シャルマさんは、冒頭のように胸を張って成果を強調した。
 ガンジス川沿いの人口500人ほどの小さな村落には、確かに各家庭の庭先にコンクリート製のトイレが設けられていた。過去にトイレを持つ家庭は皆無だったが、2015年から政府の援助で設置が始まった。
 だが、話を聞くと、とても誇れるような状況ではないことがすぐに分かる。「建てられた99%が使われていない。政府は本当にただトイレを作っただけだから」と話すのは、住民のジュマン・ラナさん(25)だ。わずか3年前の設備にも関わらず、多くはドアが壊れ、使用されている形跡がない。
トイレこそ完成したが上下水道は整備されず、埋設されたタンクのくみ取り作業もない。雨期には排泄(はいせつ)物があふれかえり、悪臭が漂ったという。農機具や、インドでよく見られる牛ふんを乾かした燃料を詰め込むなど、物置として使われることがほとんどだ。
 村人は依然として道端や草むら、線路をトイレ代わりにしている。その一人、シャンティ・デビさん(32)は女性だが、夜にひっそりとガンジス川河川敷に行って用を足す。藪の中は、毒蛇にかまれたことがあり、避けたいという。「外は恥ずかしいし、怖い。それでも家のトイレでよりは清潔だ」と、デビさんは話した。
 こうした状況は、ガダワリ村にかぎった話ではない。インドのあちこちで起きているのだ。
携帯電話は10億台だが…
 14年5月に就任したモディ首相が、8月の独立記念日の演説で触れたのが「トイレ」だった。「女性たちは外で不便を強いられている。母や姉妹の威厳を守るためにトイレを作ることはできないのか」とぶち上げ、満場の拍手を浴びた。
 インド政府は、モディ氏の強い意向で、トイレ設置計画「スワッチ・バーラト(クリーン・インディア)」プロジェクトを立ち上げた。19年までに屋外排泄ゼロを目指し、約1億2千万世帯へのトイレ新設を目指す。
世界で日常的に野外での排泄を強いられる人口は約9億5千万人と推計されているが、インドはその半数以上を占める。携帯電話の普及台数が10億台を超え、7%以上の経済発展を続ける中、トイレに関しては極めて立ち遅れている。
 インドで幼児(5歳未満)の死因の17%は下痢とその合併症だが、原因の8割が排泄物に含まれる雑菌の経口感染だ。専門家からは、井戸や水源付近で排泄が繰り返され、水が汚染される状況が指摘される。
 トイレがない現状は別の危険も引き起こす。UP州では14年5月、用を足すために家の外に出た10代の少女2人が複数の男に性的暴行を受け、殺害される事件が発生した。少女たちの遺体は木につるされて見つかり、社会に衝撃を与えた。各地では、このように野外で女性が性的暴行被害に遭うケースが頻発している。
 排泄中に野犬や蛇に襲われることもあり、「トイレだけで身に危険が付きまとう」(デビさん)という表現は大げさではない。
宗教的価値観の壁
 インドの家庭にトイレが根付かないのは理由がある。排泄とその処理が、インド最大の宗教、ヒンズー教の考え方と密接に関係するからだ。
 ヒンズー教では「浄」と「不浄」という概念が重視される。「トイレは不浄で遠ざけるべきものという意識は伝統的に根強い」と話すのは、インドで衛生環境の改善に取り組む非政府組織(NGO)、「スラブ・インターナショナル」広報のマノジ・ジャハ氏だ。農村部では家を建てる際にヒンズー教の僧侶がトイレを建てないことを勧めることもあるという。家から「不浄」を切り離すためだ。
インド社会に隠然と残るヒンズー教の身分制度「カースト」も影響する。高位カーストが不浄な職に携わることは基本的にありえない。排泄物処理など不浄な作業は、基本的には下位カーストの仕事という認識が根強い。
 ガダワリ村のケースの通り、上下水道が整備されていない地域で、トイレはくみ取り式が多い。掃除や処分は「低カーストの人たちの仕事」という抵抗感から敬遠される。その結果、トイレを設置しても誰も管理しないため、使われなくなるケースは絶えない。
 政府の発表によると、クリーン・インディアプロジェクトで、14年10月には38%だった全国の自宅用トイレが、今年6月には86%に達したという。政府は成果を強調するが、専門家は「実際に使われているかは別問題だ」と指摘している。
「意識の変化を」
モディ氏は演説で、「トイレが第一、寺院はその次」とも述べた。あえて宗教よりも、公衆衛生の優先順位は高いと言及したのだ。モディ氏が進めるトイレ改革は、インド人の考え方を変えていく作業にほかならない。
 インドで貧困問題に取り組み、アジアのノーベル賞といわれる「マグサイサイ賞」を受賞したベズワダ・ウィルソンさんは産経新聞の取材に「インドを清潔にしようという活動は意義としては賛同できる」とした上で、「カーストの問題を放置していては、抜本的な解決にならない」と断言している。
インドでは、下水が詰まった際、排水管内部に入って手作業で清掃する人たちが3万人ほどいて、全員が低カーストの人たちだという。衛生状況は最悪で昨年は有毒ガスや感染症などにより、約850人が死亡したとされる。ウィルソンさんは「不浄なことは『すべて下位カーストに任せる』という思考が国民に染み込んでいる。トイレ改革を通じて、インド人の意識が変わることを願う」と話している。
 「トイレ改革」国際的なテーマに 中国では習氏が改善の大号令
 トイレ改革はインドに限った話ではなく、世界各国で改善に向けた取り組みが進められている。国民の支持を得やすい身近なテーマであると同時に、対外イメージの向上にもつながるためだ。
 中国では、指導部の大号令のもとで「厠所(トイレ)革命」が進む。習近平国家主席の肝いりの政策の一つで、公衆トイレの新設や改修を進めるほか、農村部のトイレを改善することで、衛生環境の底上げを図る。習氏は昨年11月、目標を上回る6万8000カ所のトイレが整備された状況を称賛。さらなる設置を指示した。
 中国の公衆トイレは仕切りがなく、利用時に他の利用者と向かい合いになることから、「ニーハオ(こんにちは)トイレ」と揶(や)揄(ゆ)され続けた。国際的な悪評を払拭して、観光客増加にもつなげたい考えだ。しかし、トイレに執心する習氏への忖(そん)度(たく)が行き過ぎたのか、ソファ付きの豪華な「五つ星トイレ」も登場し、「やり過ぎだ」との批判を集める事態にもなった。
バングラデシュはインドより前にトイレ改革に着手し、成功した国の一つだ。2003年に43%だった屋外排泄率を、15年には1%まで減らした。毎年、国の開発予算の4分の1をトイレ設置に使用。特に屋外で用を足すデメリットの周知活動に力を入れた。地元NPO関係者は「トイレだけ作っても意味がなく、教育こそ重要だ」と話す。
 インドネシアでは1990年時点で、40%の国民が家庭にトイレを持たなかった。過去には衛生状態の悪さから5万人の死者が出ており、経済的損失は63億ドル(約7000億円)とも推計され、国を挙げたトイレ設置キャンペーンが展開されている。(インド・ガダワリ村 森浩)
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hbaguh008 · 3 years
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トイレつまり費用(愛知県蒲郡市)
貯留雨水は降雨後に処理場へ送水して処理することにより、河川への流出汚濁負荷量を軽減できる。大多数の市民が利用する駅前広場地下に浸水防除の決め手となる施設が存在することによって、下水道事業に対する市民のいっそうの理解と協力が期待できる。①②③今後の課題貯留池の排気塔を高くし、雨水流入時および点検時には脱臭装置を運転しているが、風向きによっては臭気に対する苦情がある。急激な越流や流入に伴うエアハンマーによって人孔蓋が破損したことがあり、エア抜きの構造をさらに研究する必要がある。問合せ先大阪府東大阪市下水道部計画課住所〒578大阪府東大阪市稲葉1424密0729(62)133122駅前広場の地下に雨水貯留池■雨水貯留施設計画中小阪公園写大綱ピ1勤詮壁畢融鵬■駅前貯留池イメージ図口貯留池(施工中)■貯留池(地下)(完成)23富山県高岡市箇所名古城公園調整池および成美平米雨水流出管他進捗状況建設中概要古城公園内の濠を浚渫し雨水調整池として利用するとともに、これに接続する放流雨水管渠を建設中である。また、冬期間はこの雨水管に流雪溝の機能を持たせるため、河川水を約4km上流より導水し消雪水として供給する積雪対策事業も実施している。愛知県蒲郡市のトイレのつまり費用でお困りなら水のトラブル修理センターまですぐにフリーコールして下さい。トイレつまり費用(愛知県蒲郡市)
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gunosy-news · 3 years
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素人が手を出して痛い目に…「プロに頼むべきだった」と後悔したこと
集計期間:2020年11月14日~11月16日 回答数:16715
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ある程度の専門技術が必要な作業を素人の手でやろうとして、大失敗した経験はありませんか?
最近では、スペインの銀行に飾られていた1923年製の彫像が、素人同然の修復家によって大きなダメージを負うという事件がありました。スペインでは過去にも似たような事例がたびたび起こっており、文化財レベルの芸術品が喪われています。
今回は、そんな「プロに頼むべきだったこと」に関するアンケート調査を行いました。
「プロに頼むべきだった」と後悔したことはありますか?
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回答者16715名のうち、プロに頼むべきだった…と後悔したことが「ある」方が約44.7%、後悔したことが「ない」方は55.3%という結果になりました。
ここからは「プロに頼むべきだったこと」の具体例を見ていきましょう。
素人には無理があった…「プロに頼むべきだったこと」
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<引っ越し>
・引っ越し 費用を安くする為に冷蔵庫や洗濯機以外の物は自分達で運びましたが、とても大変だった。
・引越業者。ケチって個人がやってる業者に頼んだら家電や家具に凹みや傷、その他ダメージがいろいろあり、次の引越は信頼できる大手に頼んだ。
・引越  便利屋さんに頼んだら安かったけど雑だった
・引越しで安い赤帽の人に頼んだら新築の家なのに階段の3箇所にキズをつけられてしまい結局そのタンスは2階にあげられなかったのに指定したお金を請求され仕方なく払ったがキズつけた箇所はなおしてもらえず連絡もとれなくなった。
・同市内への引越しです。家族で全て行ったのですが体力気力は勿論、家具も傷付き、小さな喧嘩も起こり…。最初からきちんとプロにお願いすべきでした。
・引越し作業ですね。こんなの俺たちだけで荷物をレンタルトラックに積んで、目的地で下ろして建物内へと運べば万事OKなんじゃねって。実際にやってみたら荷物は重いし大きいしで運ぶだけで大変。往復で運んでる最中にあちこちぶつけたり落としたりして、ガラス製品は割れたり欠けたり、家具や家電製品はへこんだり傷ついたり、終わった頃にはもうヘトヘトでした。この道のプロが職業として成り立っているのだからお任せするのが一番だと思い知らされました。
・引越し。結局友達に頼んでも、引越し終わっての飲み会にお金がかかるから。
・引越しする時に、指示したモノが、無くなっていたのに、謝罪も無しで、逆にソレを買わそうとした。一応、引越し屋(業者)なのに……。
・海外への引越し荷物のリストアップと梱包。税関の分類に従って記載してなかったため、全部開けられ、手数料を何万円だったか、加算して払うはめに。
<家まわり>
・自宅の瓦屋根の修理。屋根からまんまと落ちた。
・アンテナの取り付けで落下した
・家のリフォーム。一応プロ?の大工の親戚に頼んだが、いろいろとガタガタ。。。ちゃんとした所に頼めば良かったと後悔した。
・業者に払う1万5千円をケチって夫が自分でピアノの移動をやったが、床に傷がついてしまった。結局業者に頼んだが、床の傷はそのまま。最初から業者に頼めば良かったと後悔した。
・ドアノブが壊れたので、自分で取り替えようと買いに行き、いざ元のドアノブを外したら買ってきた物と穴の大きさが違い取り付けられなかった。仕方がないのでベニヤ板を買ってきて無理やりドアの穴を塞ぎ、新しいドアノブの大きさに合わせて穴を開けて取り付けたけど、どうにも不細工でならない。恥ずかしくてお客さんを呼べない…
・窓UVカットシート貼りと退去時の剥離。剥がす時は粘着が残り、マニキュアリムーバー使ってキマりながら必死に拭き取り作業。頭くらくら。死ぬかと思った。
・クッションフロアと壁のクロスの張り替え。専用工具が無いと、グタグタになる。
・換気扇の掃除をしていたら、IHのガラストップを壊してしまった。
・イケアとかで売ってる組み立て家具。自分で組み立てたら、引き出しの開け閉めがスムーズに出来ない仕上がりになって後悔
・自分で小さい襖の張り替えをしようとしたが、YouTubeの襖とは違って釘を使っていて元に戻せなくなった。のて、襖屋さんに駆け込んだ。
・駐車場の出入り口にコンクリートを打ったが、鉄筋の縛りが甘くヒビが入ってしまった。
・家の内装。壁の色を変えたく、知人に相談したらペンキで塗ることを教えてもらい、ペンキを塗りはじめたら…大惨事に。結局、プロの人の手を借りたが、幅木とかについたペンキは取れず、汚い上に、お金も余分にかかってしまった。ペンキ代もかかって…最悪でした。
・住宅ローンを完済後、抵当権を外すのに自力でやったら大変だった。  
・庭の穴掘り、水道管を破壊してしまった。
・家の外構。旦那がやたら張り切ってやるというので任せていたら、5年経ってもまだ完成しない…
・必要に迫られ行った夏の炎天下での草刈り。熱中症対策はしていましたが作業途中でフラフラになり作業中止に。
<水まわり>
・トイレの内装。半プロの親戚がやらしてくれと言ってきてタイル張り等行ったがタイルが浮いてきた。
・トイレの水漏れを自分で修理しようとしたら、パーツが外れ便器ごと交換することになった。
・水道蛇口交換。ホームセンターで買ってきた新しい蛇口を家人が水道用のテープも使って取り替えたが、ジワジワと漏れてしまう。
・洗面台に指輪を落としてしまい、洗面台下の排水管を自分でバラしたら、力が足りなくて元通りに組み立てられず苦労した。
・父が洗面台の水漏れを修理していました。ホームセンターでいろいろ買ってきたらしいのですが、結局水漏れは止まらず、その分のお金で業者さんに頼んだ方が確実に止まるし、安あがりになったんじゃないかと。頑固者なので自分で納得するまでは誰が何を言っても聞かないから放っておきました。結果はやっぱり「私」が業者さんに連絡することに…。
・もともとプロだった方が引退して水道工事を少しやっていたので依頼しましたが散々な結果になりました。家が古かったせいか思うようにいかず、ちょっとぶつかるからってパイプを切ったせいで足りなくてなり水漏れ。元プロならほかの方法があったのではないかと思う。最終的にはプラス1000円され水漏れしているにもかかわらず終わらせた。
<散髪・染髪>
・犬のカットをやって、虎刈りになった。
・自分で髪を切ろうとして、取り返しのつかない事になった。泣きついた美容師さんに、2度と自分でハサミを持たない事、今度やったらフォローしないわよ、と約束させられた。
・知り合いがやっていて、簡単だと聞いたので、自分で髪のカットをしましたが、出会う人みんなに「その頭どうしたの?」と聞かれるような出来でした。
・息子の散髪。リアルマッシュルームみたいになって、保育園で笑われまくってた。2歳だったのでまだ可愛かったが、完全に事故。笑。
・髪のセット。友人の結婚式に出席した時にセット代をケチって自分でやった。が、「それ、自分でやった??」と出席した友人につっこまれて物凄く恥ずかしかった。
・学生時代お金がなくて友達に髪を切ってもらったら虎刈りになってしまい床屋に行きました?
・数年前、美容室へ行く手間、費用を惜しみ、少し位なら大丈夫だろうと思い、バリカンで髪の毛をセルフカットを決行。仕上がりは・・・案の定ザンギリ頭に!!大失敗!!あまりのひどい仕上がりに恥ずかしかったけど、急いで美容室へ駆け込んだ。こんな事になる位なら初めから素直に美容室へ行くべきだった。
・子供の散髪小さい頃、主人が散髪をして戦時中の子供の様になってしまいました。鏡を見て悲しそうな顔する子供の顔が今も忘れられません。その後慌てて散髪やに行きスポーツ刈りにしてもらいました。初めからプロに任さればよかったです。
・髪を切ってもらったら当時の彼氏より短いくらいにめちゃくちゃ短くされて、謝罪も何もされなかった。お金払ってるのにこんな仕打ち…って1週間泣いて学校休んだ。もうちゃんとした美容室でしか切らない。
・家で髪の毛を染めたら、すごくムラに、、、。美容師さんに染めてもらうべきだと思いました。
・白髪染め。やっぱり自分でやるとムラがあるし、何より風呂場の排水口が詰まって大変だった
<電化製品の修理>
・iPodが壊れた時に自分で直そうとして失敗した。
・スマホの液晶の、交換。失敗して、画面が、割れて黒い筋が、残ってしまった。
・ノートパソコンのキーボード。みそ汁をこぼして自分で分解して直そうとしたが無茶苦茶になった。
・洗濯機のベルト交換。なかなかネジも取れなくて近所の電気屋さんに頼んだら、5分で交換終了しました。もっと早く頼んだら良かった。
・エアコンの掃除。タオルや綿棒、割り箸等色々使って綺麗にしたつもりだったが、スイッチを入れた途端に真っ黒い固まりが沢山吹き出して来て怖かったです。その後も何回か続きました。
・かなり昔の事ですが、冷凍庫の霜取りしようとして壊した事があります。マイナスドライバーで取ってたらそのまま部品に突き刺さり、全く冷蔵庫自体全く冷えなくなりました。真夏だったので冷蔵庫なしの生活は辛かった!まだ学生だったので、汗だくで自転車で市内の電気屋さん回って安くていいのを探し、1ヶ月後にやっと新しい冷蔵庫が届きました。あれから27年経った今も、その冷蔵庫はサブとして活躍しています。
<車・自転車>
・車を擦り自分で何とかしたけど錆びてしまった。
・車の補修をしたが、予想以上に塗料代などで金銭的にかかり時間も2週間位完了までにかかったのでプロに頼んだ方が良かったと思いました。
・車の塗料が剥がれてしまったので近くの車屋に出したら2年もたたないうちに酷くなった。安かったけどもっとちゃんとした所に出すべきだった。
・車の凹みを自分で直したこと。パテと塗装でなんとかしましたが、やはり素人仕事。よく見ると分かってしまうレベルでした。
・車の天井から水漏れしたときに、ネットで調べて自己流にしたところさらに汚くなった上に、元に戻せなくなってしまいました。プロに頼んでおけばよかったなと痛感しました。
・車庫のドアの鍵を父が変えたら、上手く出来なくて、結局塞いでしまった。もう、ドアから出入り出来なくなった。
・ネットで折り畳み自転車を購入しましたが説明書も分かりにくく、重くて固くて一人では組み立てられず結局真夏に自転車を半分持ち上げ汗だくで自転車屋さんに組み立てて貰い3000円かかった事。
・電動自転車の故障箇所の修理をしようと分解したらパーツが余ってしまい結局修理に出した。
・自転車のパンク修理です。父が直してくれたのですが、なんかガコガコして数日で爆発して果てました。周りが振り返るほど凄い音がしました。結局タイヤ全部変えする羽目に。
<衣類>
・クリーニング代ケチって自分で染み抜きしたら失敗した
・スカートのシミを自宅で漂白 変なまだらになって はけなくなりました。洗濯屋さんにたのべばよかった
・スーツのクリーニング。自分で洗ったら生地がよれて型崩れして着られなくなった。高かった品だから余計後悔してる。
・ダウンジャケットのボタンが取れたが、お直し代がもったいないので自分で接着剤をつけて直そうとしたら一応、直ったが見栄えが悪くなった。
・高級服の補整、虫に食べられてしまった箇所をプロだと上手に縫ってもらえるのに(但し値段が高い)、裁縫が上手な知り合いにやってもらったところ、ただ縫ってあるだけで、どう見ても他所に着ていける出来上がりではなかった。
<ライフイベント>
・結婚式の招待状やウェルカムボード、手作りにしたらしょぼい感じになった。やっぱり一生に一度のことはプロに任せればよかったと思っています。
・記念撮影。子供が生まれてからの写真を全てスマホで管理していたら、まさかの全データ破損。3才以前の写真が一枚も無くなってしまいました。 
・お宮参り、七五三の写真。神社にプロカメラマンを連れて行けるサービスがあることを知って頼めばよかった~と思った。義母が撮った写真は見られたもんじゃない。ピンボケ���かり。
・子供の七五三…ドレスはお姑さんが作ってくれたので髪くらいは美容室ですれば良かったと思った…私が結ったのでヘアだけイマイチだった!
・家族の誕生日ケーキ。時間やお金をかけて作りましたが見た目も味も、イマイチ
・成人式の着付け、ヘアセット。着付けは上手だったけど、髪の毛は…着物を購入したお店でセットになっていたがおばさんで、お願いしたものとは全く違う事になった。通っている美容室にお願いすれば良かった。
・離婚。はじめから弁護士に任しとけばよかった。
<その他>
・パソコンの初期設定。ネットで調べながら自力で設定してしまったので、使いづらくなってしまった。後から変更するのも大変だった
・包丁研ぎ。ギタービルダーで自分の道具はいつも研いでいるから、と自信満々な旦那に任せたら、全く切れなくなり、包丁一本ダメにしてしまった。
・腰痛を自力で治そうとして1~2ヶ月治らず痛くどうしようもなくなってから整骨院にいって2日で治ったときは 早くプロの人に見てもらったらよかったと後悔した。
・私が受け持ってるラジオ番組に、素人が出た時。汚された感じがした。
・税理士を若いのに変えたら節税になった。老人は昔の税法で無駄に払って損してた。
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takahashistudio · 4 years
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10.03.13私の家/カニンガム邸 見学会 橋本ゼミ 「1950年代の小住宅をめぐって」  <プロローグ>事前に時間をかけて勉強してきた上で清家清さんの「私の家」の見学会に行きました。その後、学生に50年代の巨匠になりきってもらい、座談会を開いたときの記録です。 橋本(司会) …橋本純 高橋     …高橋晶子 増沢洵    …西澤正子  (M1) 広瀬鎌二   …卯月裕貴  (M1) 池辺陽    …星野千絵  (M1) 清家清    …雨川美津季(M1) <始まり> 司会:今日は、清家清・増沢洵・広瀬鎌二・池辺陽の四氏に集まっていただき、50年代の小住宅を総括する座談会を開きたいと思います。おのおのの作品を振り返りながら、50年代の小住宅とは何だったのかを導き出せたら成功ではないかと考えています。それでは、若い順にいきましょうか。増沢さん、お願いします。 <増沢洵> 増沢:今日は2作品紹介したいと思います。まずはレーモンド事務所にいる時に建てた自邸(最小限住居の試作)です。3間×3間の9坪の1階、3坪の吹き抜けをもった6坪の2階、総床面積15坪のミニマム・ハウスです。私は、面倒なことはしたくありませんでした。なので、柱間を統一することで部材の統一化を図りました。 司会:それは構法の問題としてですか? 増沢:そうです。作りやすくするために難しい仕事や面倒で手間のかかることは好きではありません。 司会:設計はその分大変になりそうですがね (笑)。大工のためとも言えますね。広瀬さんや池辺さんはその当時、伝統構法とは違うことを考えていたようですから。 増沢:また、敷地にとらわれずにローコストに抑えるというのも前提としてありました。 司会:なるほど。もう一件のお話も聞かせて頂けますか。 増沢:もう一件は『コアのあるH氏の住まい』です。自邸の方は丸柱で設計しましたが、柱が一本もない家をやってみようと思い、コアを使いました。8尺のベニアからスタートしましたが、7尺8寸は既に清家さんがやっているので(笑)7尺7寸から始めました。屋根を低くすれば必ず良くなると思ったんです。 司会:天井ではなく屋根なんですね。 低くしたのは棟ですか, それとも軒ですか? 増沢:両方です。7尺7寸は天井高です。 司会:コアを設けた理由は何だったのでしょうか. 増沢:コアに機能を寄せることで、建物と庭が一体となって敷地に広がることを考えました。それから、自邸の時は3本の独立柱を基準にしたんですが、柱が邪魔だったんですよ(笑)。 司会:(笑)それ、作っているときは気付かなかったんですか? 増沢:気付きませんでした。生活してみてから分かったんです。 司会:広く空間をとるということならば、寝室と居間をつなげて使う方法もあったのではないかと思うのですが、そういったことは考えなかったのですか? 増沢:自分の経験をもとにしました。住宅の構成要素には複数の機能をもつものが意外と多く、その機能を単一化することによって一層合理的な設計が出来るのではないかと考えていました。なので、ひとつの空間を居間、食事、台所、家事コーナーなどに分割し、個室には独立性、団らんの場には一体性を図りました。コアのある住まいで良いと思っているところは、キッチンの在り方ですね。主婦だけでなく、誰が使ってもいいようになっています。また、建具を開け放つと居間と台所がつながりパーティーなどにも使えるなど、自由な使い方ができると考えています。 司会:敷地の使い方など、清家邸に通じるところがあるかもしれないですね。こちらの方が広いですが。 高橋:清家邸にはドアがありませんけどね。 増沢:コアの住まいには個室があります。 司会:サイズが違いますからね。コアの素材はなぜ変えたのですか? 増沢:コアがストラクチャーではないのを強調するため、素材を変えました。 司会:どうしてブロックにしたのですか?合板にでも良かったのでは。 増沢:それはコアを目立たせるためですね。 高橋:コアの周りにキッチンやワークスペースがありますよね。一般に、コアの周りはすっきりしている傾向にあると思うのですが。 増沢:むしろまとめたかったんです。個室、コアには機能、団らんのスペースとはっきり分けることを考えました。 司会:南面の障子の扱いについて質問です。障子は大きさに区別があるようには見えません。個室には違うサイズのものを使ったりしなかったのですか? 増沢:規格サイズが好きなんですよ。合理的なので。 高橋:正面から見ると個室の位置が分かりづらいですよね。個室はどこでもよかったんですか?プランニングにおけるきまりとかがあったでしょうか。 増沢:生活のことを考えて配置してます。どこでもいいわけではありません。 高橋:決めるところと、決めずにおおらかなところ、それぞれ4人に違いがありますよね。 <広瀬鎌二> 広瀬:最初の鉄骨造住宅SH?1について話をしたいと思います。敷地面積は60坪で、近代工業の発達により生産された新しい材料を用い、その力学的・材料的特性を生かして設計した新しい住宅です。50年代の乏しい経済の中での住宅のニーズもあり、その人達へ対する提案にもなっています。鉄骨という材料はまず計算が厳密にできるという利点があります。木材には力学的曖昧さがあったので。また、可能な限りそぎ落とし単純化を目標に作りました。設計に関しては、夫婦2人だけの生活を対象とした、最も単純な平面とはどんな形式にしたら良いかを考えて計画しました。単純化を求めた結果、空間を重複使用することにしました。ここでの重複使用とは、居間が生活、接客、客の為の寝室、食堂、仕事室として機能し、さらに細かく言うと玄関と居間の床をフラットにすることで視覚的な繋がりをつくり、また壁のような間仕切りもなくし、狭い敷地の中で空間の広さを感じられるようになっています。家事などの裏方のスペースを北側に取って、居間、寝室が面する南側の開口部を出来るだけ大きく取りました。水回りなどのプログラムの配置については、給排水の道路からの距離を出来るだけ短くして、配管の無駄を少なくしています。最初風呂場の位置は南側だったのですが、北側にすると配管工費が1/3も減る事が分かり北側に変更しました。空間をできるだけ広く感じられる様に、扉はトイレにしかつけていません。また開くことでとられるもったいないスペースを避けたいとも考えました。高橋:縦横どのくらいの大きさか図面を見てみると、日本の伝統スケールが入ってますね。尺寸。 広瀬:余りが出ない尺寸で作りました。 司会:余りですか? 広瀬:はい。鉄があの時代高かったので、あえて鉄を?という考えもあったのですが、構造計算の段階で驚く程軽量で出来ることを知りました。この建物の場合は、定尺物において材の断面に対し最も経済的なスパンを逆に計算する方法を取りました。その結果、4尺、8尺という寸法を得ました。この寸法は硝子の規格寸法にも合い、鋼材の定尺5m10mにも殆ど半端を出しません。鉄骨が木造と引き合う価格で出来るかもしれないという試しでした。 高橋:清家さんの「私の家」とあまり変わらない平面形、およそ5m*10mですよね。これについては同じプロポーションということで後ほどバトルできるかもしれませんね(笑)。 司会:鉄はこの当時なかなか住宅には使われない素材だったと思うのですが、ディテールや収まりなどはどこで学んだのですか? 広瀬:…。 司会:…秘密だそうで(笑)。 一同:(笑)。 増沢:鉄骨住宅は量産を考えていたんじゃないですか?だからディテールなどは 広瀬:ちゃんとした質をもって作れると考えていました。 司会:でも、10棟くらいつくって反省をしていましたね。 広瀬:当時の工業産業経済の中では他の工業生産品の価格が庶民全体に使われるには高価過ぎました。日本の大工の仕事や規格に合わなくて2、3の住宅を除いてはすべて、仕上げを大工の手仕事に頼らざるを得なかったんです。 司会:自分は工業化できると考えたが、周りが付いてこなかったと。 高橋:その後またシリーズを出されますね。SH-13を作られたときはどんなことを? 広瀬:平面計画を制約しない構造計画に関心がありました。構造、外壁あるいは内壁を分離し平面計画の自由度を高めることが必用だと考えました。そのため平行な天井と床の間を、納まりや寸法を変えずに、壁を移行することができます。 司会:この作品は奥行きが同じですが、生活スタイルの変化に対して部屋を並列に、つまりワンスパンで並べて行くことで解決できると考えたのですか? 高橋:どちらかというと、生産の論理をつくろうという感覚ですね。 広瀬:そうです。ここでは工業生産住宅になる可能性を持っているという前提のもとで考えていました。構造と内壁および外壁の分離、部材の寸法と納まりの統一によって、自由な空間が得られる事が工業生産住宅に必用な要素であると考えていました。司会:SH-30になるとブレースがなくなり、剛接合にな��ましたが。ブレースが嫌だったのでしょうか。謎の住宅ですよね。今までの軽快さが失われてしまってます。 高橋:例えばミースとかに対してはどう思われてるんでしょうか?広瀬:ミースが鉄骨住宅を工業生産に近づけようとしているのは、レークショア・ドライブ・アパートなどで感じています。 司会:SH-1も30も、柱はアングルの溶接ですね。既製品を使っていませんし。削って溶接してます。鉄骨屋さんではできなかったんでしょうね。この住宅では障子やカーテンの扱いはどうなっていましたか。 広瀬:うーん。 高橋:増沢さん、清家さんの住宅は障子やカーテンがついてますね。ついてないのは、池辺さんとか広瀬さんのSH-1などですか。 広瀬:基本的に、必要な物は水回りがあれば成立しますので。最小限があれば生活はできます。 <池辺陽> 池辺:No3から紹介します。1950年に建てました。ここで、畳式から椅子式へ移行しました。家事労働を少なくすること、小さな家であっても水洗便所や台所設備など、衛生的な設備がきちんと入っていることが前提条件です。そして、居間、寝室、台所などの機能を合理的に収めることを試みました。次に1958年に建てたNo38です。こちらはファッションブランド「VAN」の創始者・石津謙介さんがクライアントの石津邸です。雑誌「モダンリビング」と共同して行ったケーススタディーハウスの第1号です。ここでは、都市より、敷地に対して関心がありました。これからの時代は敷地が小さくなり、間口が狭く奥に深くなっていくだろうと考えています。この石津邸では、40坪という非常に狭く奥行きの深い敷地の中にテラスをつくりながら、室内を、居間、寝室、台所などの機能で分け、それぞれにアクセスがよくなるようレベル差でコントロールしています。 司会:No3は木造、No38はRCですが、どうしてRCの流れになっていったのですか。また、GMモデュールの研究をしていた時に、その流れに乗らないNo38を設計した理由は何だったのでしょう。それから、No3には立体最小住居とネーミングされていますが、なぜ「立体」という言葉を使ったのでしょうか。 池辺:RC造を使ったのは、これからの社会の中でとても可能性のある構造だと考えていたからです。現代の生活にあった住宅を、現代の材料や生産技術にもとづいて設計するということを目指していますから。「立体」という言葉を使ったことについては、容積の問題です。無駄なく中の空間が使えるように、またどんどん家が小さくなっていくのでこの立体の構成が有効かと。空間をつながりで感じています。居間の吹き抜けや、小さい部屋の集合などです。 司会:どちらも大きいボリュームに吹き抜けを設ける構成ですね。 池辺:平屋から2層になっていく可能性の模索をしていました。 司会:都市部において2層になっていくのを予測していたということですか? しかし、なぜ今No38のようなものが建たないのでしょうか。 池辺:もっと敷地を有効活用する必要があるからだと思います。 司会:30坪だからだいたい現在の一般的な住宅と一緒だと思いますが。 池辺:確かに敷地に対して半分しか建たないのは変わりません。しかし、当時の人は持ち物も少なく、最小限の生活ができました。ですが、今は違います。例えば今の人達は大抵車を持ちます。��ると車が入るためのスペースが必要になるので、No38のような吹き抜けをとることができないんです。 司会:あと、庭を東側に寄せていますね。南側に作るのは諦めたんですか?都市住宅においては、庭の取り方の方がプランより大事になります。空間の連続性の方が優先していたということでしょうか。モデュール論まで話がいけませんでした。すいません。では、次の清家さん。 <清家清> 清家:今日実際に「私の家」を見てみて、どうでしたか?私の家は1954年に建ちました。まず、この土地の話をしますと、ここに移住して来たばかりは私の家族と女中をあわせて6人でした。その当初、敷地は150坪でしたが、その後40年の間に生活と社会の変化があり、この家が建つ頃には家族は9人に増え1000m2に増加しました。戦時中、私は海軍に入隊しました。我が家の周辺に焼夷弾が落ちたことは知りませんが、我が家の敷地内にも数発落下したようです。しかし家屋が少し焦げた程度で済んだのは、ちょうど年齢的に消化活動のできる世代が家を守っていたということや、空地が充分あったことが幸いしていたといえるでしょう。そして戦後間もなく結婚し核家族生活をしているうちに、社会状況も安定してきたという諸事情から、私たちの小さな住宅を両親の裏庭に建てさせてもらうことにしました。家の向かいは消防署(病院じゃないでしょうか)だからRC造にする必要もありませんでしたが、金融公庫から借金できる金額は、償還年数の長いRC造のほうがたくさん借りることができるということで、RC造にしたのです。私の家は次のステップへの実験かもしくはその試行錯誤であると思っています。また、空間の話をすると、この家はしつらえの家といえるでしょう。日本の伝統などよりも、狭さと家族のことを考えて変化に対応できる家を考えていました。四季に応じてしつらえを選ぶことができます。それから、狭い家なので庭との連続性を考えました。生活への工夫として、食卓・製図机・仕事机・タタミの台・ガラス戸のモデュールを統一して、効率を図りました。しつらえを楽にするための試みです。他のお三方のように社会的な目線というよりも、私は人の生活の方に目を向けていたかもしれません。椅子式にしたのは椅子・テーブルを使用することで、エネルギーの消費を少なくするためです。そして、海軍の経験から靴をはいたままの生活を試してみることにしました。 司会:エネルギーのためですか。本当ですか? 清家:資料の表を見てもらってわかるように、立ったり座ったりするのは案外くたびれるものなのです。 高橋:床に座る方が椅子に座るより消費エネルギーが多いということですが、移動式畳を作られてますよね。畳に対して未練みたいなものがどこかにあったとか。 清家:畳には未練はないんです、未練というより必要性です。衣服をたたんだりするのにいいのです。可動式にしたのは、しつらえからきています。他の家具の軽さもそうですね。 司会:子供部屋については? 清家:…あまり考えてはいませんね。家族では、主婦について多く考えています。戸主といわれるくらいですしね。建築家は形は作れるが、家は母性がつくりますので。 司会:「私の家」というタイトルから、家族に対する意識は? 清家:浴室がないなど、両親の家に頼るところがあったので…。 司会:核家族への意識みたいのはあったはずでは? その意識があれば子供をご両親の家に住まわせたりはしないでしょうし、団らんの場は作ったはずですが。それから、あえて地下を作った理由は何ですか? 清家:防空壕が残っていたんです。だから利用しました。 司会:あるものは使え、と(笑)。壁の仕上げについては? 清家:石ですか?素材については、多様の素材を調和させてモダンさを求めました。 司会:モダニズムで考えれば、統一性では? 清家:美意識です。パルテノンを見た時に影響を受けました。 司会:見たんですか! 高橋:大学の講義ではギリシャの話ばかりしていたそうですね。それ以降の時代は否定していたとか(笑)。 清家:ギリシャの建築家は先ず建築家個人の感覚で造形をするんです。それから、幾何学的に計画する。そうして寸法をギリシャ尺で測れるような数値に調整し、またその次にこれを建築家の視覚に訴えて修整するという、くりかえしを何回となく続けて設計するんです。それに比較するとルネサンスの否定をしてしまう… 司会:ギリシャは良くて、ローマはダメ。ルネサンスはもっとダメで、バロックはたまに良い物があると(笑)。いつ行きましたか? 清家:えっとですね…高橋:あのスクーターで行ったんですか!(「私の家」の軒先に有名なスクーターが置いてあった。) 司会:ギリシャ建築の寸法体系をご自身の建築に適用するときに、一番苦労されたこととは何でしょう? どういう幾何学寸法を用い。どういう日本の寸法体系と合わせていったかなどについて、お教え下さい。 清家:建築は空間を規定する甲羅だと思うんですが、甲羅だけでは亀ではなくて、本当に亀なのは甲羅のところではないもっとやわらかな部分なのかもしれないと思います。建築とは、そういう堅い甲羅の部分と、その甲羅でおおわれたやわらかな部分、さらにそのやわらかな雰囲気に包まれた容器、空虚な空間のすべてを含んでいると言えるでしょう。すまいのもつ文学的な意味まで無視して考えるのはよくないと思いますね。 <四人の対談> 司会:次に4人でお話をしていただきたいと思います。ではまず増沢さん、お願いします。 増沢:自分や池辺さん、広瀬さんには社会に目を向けていたようだけど、清家さんはどうだったのでしょうか。 清家:私の場合、意識は家族に向いていた。他の三方のようにプロトタイプをつくろうとしていたわけではない。むしろ一点ものの住宅をつくる姿勢だった。 司会:一方で清家さんは「デザインシステム」という名前の設計組織をつくられている。それはそのことと矛盾しませんか。 高橋:清家さんは海軍での設計では社会性、合理性を求めていましたよね。 司会:戦時中には量産をしていくのが設計の仕事だった。戦後のそのことへの距離感が四人それぞれ違うと思います。池辺さんは左翼なられたですよね(笑)。それも戦争中の影響が大きいのでは。広瀬さんの量産への意識はどうでしたか。 広瀬:規格サイズの鉄の量産に可能性を感じていました。木造ではなく鉄を使ってアメリカなど大国と同じようにしたかった。 司会:量産志向ではなかった清家さんはどうでしたか。 清家:その時々の状況に対しての設計をしていたつもりです。 司会:当時は社会全体から住宅の大量量産を求められていましたが、清家さんはなぜそれに乗らなかったのでしょう。社会には目を向けていなかったのですか。 清家:んー? 高橋:東大の増沢さんにはその姿勢があったと思います。清家さんは芸大だったからその意識が薄かったのかも。 司会:名前のつけかたをみても、広瀬、池辺両氏はNo.~でつくっています。清家さんは「~さんの家」。増沢さんはそのあたりは無頓着ですね(笑)。池辺さんはどうでしたか。 池辺:私は、社会に説明のできる明確なものを目指すことを研究室の姿勢にしています。だから、形の美しさというような、主観的で社会にとって役立つかどうかわからないことは、一切言わないようにしています。 司会:清家さんと池辺さんは、交流はあったんですか。 池辺:はい。お互いに評価しあう関係でした。清家さんの感覚と形態の決め方が気になっていました。こちらは感覚によらないようにがんばっているけど、清家さんはそれだけでやっているようで。それでも実際に訪れてみれば、いい空間だなあと感じて納得させられてしまうので、ズルいというか、うらやましいなと(笑)。 司会:清家さんは池辺さんをどう評価していましたか。 清家:社会に対する姿勢からくるモノとしての凄みがあるなと。 高橋:清家研の建築には機能がない、池辺研の建築にはかたちがないとやりあったそうですね。それが非常に楽しかったと。篠原一男さんとの対談(新建築2000/10)を読むと、お二人の違いもよく分かって面白いです。 司会:いろいろお話を聞いてみて、増沢さんと清家さんはどこか似ていますね。同じように広瀬さんと池辺さんも似ている気がします。そのあたりそれぞれお話を。 増沢:私はレーモンドに師事していたのでその影響を受けているかと思います。正直さなど。清家さんはしつらえということをよく言いますがどういうことですか。 清家:そこにあるものではなく、そこに起こることが大切であるということです。しつらえとは事ですね。 司会:じゃあ畳でよかったんですか。 高橋:あの畳は動く床ということなんですか。 清家:当時畳を使うと批判されました。周りは日本を否定していましたから。 高橋:清家さんはそのあたりは気にしていなかったんですか。 清家:私は社会がかわっていくところにフィットさせていくという姿勢でした。 司会:森博士の家では二間続きの和室をつくっていますね。当時畳は普通の生活空間だったんですよね。池辺さん、広瀬さんはどうですか。 池辺:鉄骨でつくる場合、プランへの影響はありましたか。 広瀬:鉄を使ってSHシリーズをつくっていく場合、より経済的であることが大きかったです。 池辺:私の場合は機能で分けていく合理主義。増沢さんは合理的でありながらどこかあいまいに残している部分があって、だから全体がおおらかにつながっているような。 広瀬:鉄骨でつくるということが一番にあって、それに伴う条件のもとでプランを考えていました。 増沢:ミースの影響などはありますか。 広瀬:ミースの鉄骨造のつくり方も理解し肯定しますがミースを意識していません。日本の住宅事情とは違うと思いますし。 司会:ミースは鉄骨のジョイントを溶接しています。広瀬さんはボルトでジョイントしていますよね。そのあたりの意識はどうでしたか。 広瀬:当時の経済的、技術的な理由からボルトを使用していました。 高橋:例えばイームズ邸はボルトでつくってい���すよね。戦中、戦後の経済状況からボルトでつくるということがDNAとしてあったのかも。どちらかを選ぶ余裕もなかっただろうし。 司会:池辺さんは構造形式にはあまりこだわらなかったようですね。広瀬さんは構造形式に意識的だったようで、ある構造でやっているときはほかの構造はやらなかったみたいですね。広瀬さんは空間論でなく生産論を前面に出されていたと思います。美意識よりも工法の意識を先行させていて、工法を探求していましたね。広瀬さんは武蔵工大から教員の話があってから事務所をたたんでいます。そこで木造の可能性に気づきしばらく木造をやっていますね「木造のディティール」という本も出ています。その後また鉄に戻っています。広瀬さんは以前に「基礎つくるようになって建築がだめになった。鉄を地面から生えているようにしたかった。礎石の上にのった柱はズレてしまえばおしまいです」とおっしゃっていますね。広瀬さんは原理主義的に構造のありかたをを思考していたのではないかと思います。 高橋:四人うちでいちばんプランの話ができるのは池辺さんでしょうか。 池辺:私はレベルによって機能を分けたり、客観的な合理性のあるプランを目指しました。私自身のオリジナリティとしては、農家のように無駄のないものに美を感じています。それが合理的であると。 司会:プランニングよりも組み合わせで考えていたのでしょうか。二の倍数で図面を描いていたり。ロジックが美に置き換わっている。 高橋:増沢さんは非常に真面目にプランニングをしている。 司会:増沢さんはエキセントリックなデザイン性ではなく、日本の近代住宅のあり方を多角的に考えられていた方なのでしょうね。清家さんは近代というものを様式ではなく生活として受け止めておられたのではないかと思います。 <終わりに> 司会:50年代の住宅史を学んで得たことは鵜呑みにせず自分で解釈していいと思います。でもそこで考えなくてはいけないことは、その作家が何を考えていたか、その歴史や背景、社会に目を向けていかないといけないということです。では、みなさん今日はお疲れ様でした。
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seibusuidou · 4 days
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seibusuidou · 4 days
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seibusuidou · 6 days
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seibusuidou · 6 days
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seibusuidou · 8 days
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seibusuidou · 8 days
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seibusuidou · 10 days
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seibusuidou · 10 days
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seibusuidou · 10 days
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