TEDにて
ジョシュア・スミス: がんを早期発見する新ナノテクノロジー
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
はじめに前提として、日本には、国民皆保険がありますが、アメリカには制度がまだありません。
現在進行中の「移民による移民のための社会実験国家」がアメリカです。
現在進行中の「移民による移民のための社会実験国家」がアメリカです。
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もしも、誰もが自宅に早期がん診断システムを持っていたら?
ジョシュア・スミスは、エクソソームという特殊なバイオマーカーに現れる疾患の痕跡をスキャンするナノバイオテクノロジー「がん警報装置」を開発しており、この未来志向のトークで彼はがん診断法を革新し生命を救うという夢を共有します。
「あなたはがん(悪性新生物)です」悲しいことですが、約40%の人々は、いつかこの言葉を聞くことになります。
そのうち半数は命を落とし、これが意味するのは、あなたの近しい友人や親戚の2/5は、何らかのがん(悪性新生物)の診断を受け、そのうちの1人は亡くなるということです。
身体的な苦痛の他にもアメリカのがんサバイバーのおよそ1/3は、治療費で借金を背負うことになり、がん患者でない人に比べて少なくとも2.5倍の確率で破産をしてしまいます。
この疾患はあらゆるものに影響し、感情面で消耗させられますし、多くの人にとっては経済的に破壊的です。
しかし、がん(悪性新生物)の診断イコール死亡宣告である必要はありません。
がん(悪性新生物)をその発生から近いうちに早期発見することは、治療の可能性を高め、感情的負担を減らし、経済的負担を最小限に抑える重要な要因です。
最も重要であるがん(悪性新生物)の早期発見は、私の重要な研究テーマの1つですが患者の生存率を大きく高めます。
乳がんの例では、ステージ I で診断を受け治療をすれば、5年生存率は100%に近いのですが、ステージ IV では、22%に減少してしまいます。大腸・直腸がんや卵巣がんにおいても似たような傾向が見られます。
正確な早期診断が生存に不可欠なのは明白です。問題は多くのがん診断ツールが侵襲的で高額で往々にして不正確で結果が出るまでに待ちきれないほど長い時間がかかることです。
更には、卵巣がんや肺がん、すい臓がん といった種類のがん(悪性新生物)には効果的なスクリーニング方法が無く多くの人々が、後期まで進行したがんを意味する身体的症状が現れるまで疾患に気付きません。
早期警報システムの無い地域に竜巻が来ても、警告してくれる警報機も無く危険が足元まで迫り生き延びられる確率が大幅に減少してしまうようなものです。
安価で非侵襲的で結果をより迅速に返してくれる検診という便利な選択肢に手が届くということは、がん(悪性新生物)との戦いでの力強い武器となり得るでしょう。
早期の警告を使えば、容赦なく現れる症状の後を追うだけでなく、病気に先手を打つことができます。これが、私がやってきたことです。
私は、過去3年間。臨床医たちが、早期がん診断を迅速にできる技術を開発してきました。私は、科学的好奇心とこれら統計の表す数字を変えるのだという情熱に動機付けられてきました。
しかし、昨年、私の妻が乳がんと診断されてからこの戦いはもっと個人的なものとなりました。この経験は予期していなかった強烈な感情の世界を私の戦いに加えました。
私はがん治療が人生を変えてしまうということを身を以て知っていますし。がん(悪性新生物)が家庭にもたらす感情的被害を私も若い娘たち2人も良く理解しています。
定期検診のマンモグラムで早期にがん(悪性新生物)を発見し、主に局部腫瘍の治療だけで済みましたので、早期診断の大切さを再確認しました。他のがん(悪性新生物)と違ってマンモグラムでは、乳がん早期診断のための検診が受けられます。
しかし、皆が検診を受けておらず、マンモグラムを受けるよう勧められる年齢になる前に乳がんになってしまったりします。
ですから、スクリーニングができるがんについてもまだまだ改善の余地があり、定期検診を受けない人々にとっても大いに有益です。がん研究者たちの主たる課題は、様々な種類のがんの定期検診を行う方法を開発しより利用し易くすることです。
定期検診で医師がごく簡単な採尿。あるいは、その他の種類の液体生検を行い、その場で結果を教えてくれるという状況を想像してください。このような技術は、がん早期発見の網の目から漏れてしまう患者の数を劇的に減らせるのです。
私の生化学・工学研究チームは、まさにこの課題に取り組んでいます。健康なうちから定期検診を始められる方法を開発することで頻繁に早期がん警報を鳴らし、がん(悪性新生物)が発生次第、それが初期以降に発展する前に即座にアクションを取れるようにするのです。
技術上の鍵となる銀の弾丸は小胞であり、これは「エクソソーム」と呼ばれ、細胞から定期的に放出される小さな脱出ポッドのようなものです。エクソソームは、重要なバイオマーカーでがん進行の早期警報システムとなります。
そして、血液、尿、唾液といったあらゆる体液に豊富に存在するため、非侵襲的液体生検の方法として非常に魅力的です。
しかし、問題が一つあります。これら重要なバイオマーカーを迅速に選別する自動技術は、今のところ存在しません。
そして、我々はこれを可能にする技術「ナノDLD」を生み出しました。
高速がん診断のためエクソソーム自動分離を行う技術です。
エクソソームは液体生検分野に現れたいわば最新の早期警報のツールと言えます。エクソソームのサイズは極めて小さく、直径が30〜150ナノメートルほどしかありません。
とても小さいので百万個のエクソソームを1個の赤血球に収められるほどです。その大きさは、およそ、ゴルフボールと1粒の砂くらい違います。
エクソソームは細胞が放出する老廃物を含んだ小胞と考えられていましたが、実は、細胞が細胞表面受容体やたんぱく質や遺伝子物質などを含んだエクソソームを分泌し、それを他の細胞が取り込むことで情報を伝達し合うことが解明されました。
隣接する細胞に吸収される時、エクソソームはその内容物を隣接細胞中に放出し、遺伝子の発現において基本的な変化を起こさせます。良い変化もありますが、がん細胞が関係する時は悪い変化もあります。
エクソソームはそれを放出する細胞に由来する物質で包まれており、由来環境の一部を含んでいるので細胞の健康状態とその由来に関する遺伝子的情報を提供します。
こうした性質を持つのでエクソソームは、医師たちが細胞レベルで聞き耳を立てることを可能にする極めて貴重なメッセンジャーとなります。
がん(悪性新生物)を早期に発見するには、こうしたメッセージを頻繁に傍受し、がん(悪性新生物)の原因となる細胞がいつ体内で叛乱を起こそうとしているかを突き止める必要があります。
これが定期検診が非常に重要な理由でもあり、我々がその技術の開発努力をしている理由でもあります。
最初のエクソソーム・ベースの診断法が今年市場に登場しましたが、未だ医療の選択肢として主流ではありません。
この技術が、広く普及するのを妨げている要因は、定期検診を手の届く価格にできる自動エクソソーム分離システムが現存しないことです。
現在の確立されたエクソソーム分離方法は「超遠心分離」という方法で、高額な研究機器や経験を積んだ技術者。約30時間にのぼる処理時間を必要とします。
我々は、例えば、尿などのサンプルから自動的にエクソソーム分離をするという新たな手法を生み出しました。
マイクロチップを用いた「決定的側方変位(DLD)」法と呼ばれる連続フロー分離システムです。
我々は、それを用いて半導体産業が過去50年で成し遂げたことを達成しました。
この技術のスケールをマイクロからナノへ縮小したのです。
その仕組みをご紹介します。
つまり、ナノスケールの隙間で並んだ小さな柱が、液体をいくつもの小さな流れに分割するように配置され、がん(悪性新生物)に関連した大きなナノ粒子と柱の間を流れの方向に沿ってジグザグに進む、もっと小さな健康な粒子とを振り分けるように作用します。
このようにしてこれら2種類の粒子を完全に分離することができます。
この分離プロセスのイメージは、2つに分岐するハイウェイの1つは山の中の天井の低いトンネルへ伸び、もう1つは、それを迂回するのに似ています。
小さな車は、トンネルを通ることができて危険な物質を積む大きなトラックは、迂回することになります。交通は流れを塞き止めることなく大きさと内容物によって分離されます。
我々のシステムは、これをぐっと縮小したものです。
こうなると診断のための分離プロセスは、尿、血液、唾液���使った検査くらい簡単になるでしょう。これが、今後数年間の短期的な見通しです。
究極には、ある種のがん細胞に特有な標的エクソソームを単離・検知し、数分以内にその存在を感知し知らせます。
これは迅速ながん診断を非常に簡単にします。
一般的に言って、自動機械を使いナノスケールの正確さで、バイオマーカーを分離し、濃縮します。この技術を試料調製から診断、薬剤耐性や治療法まで幅広く応用でき、がんのような疾患の理解を更に深める扉を開くでしょう。
妻ががん(悪性新生物)に罹患する前もこのプロセスを自動化し、定期検診をもっと手に届く身近なものにするのは私の夢でした。
ヘンリー・フォードが、ライン生産方式を用いて自動車を大衆にとって身近なものにしたように、自動化はアクセシビリティへの鍵です。
フーバー大統領の夢みた「全ての鍋に鶏肉を全てのガレージに車を」の精神に則って、私たちは、全ての家庭にがんの早期診断警告システムを届ける技術を開発しています。
これは大人から子供まですべての人々が健康なうちに定期検診を受け、がんをその萌芽期に発見することができるということです。
私の夢は、世界中の人々がこんにち、がん患者たちが払う、私もよく知る身体的、経済的。そして、感情的にも高い代償や苦難を免れる手助けをすることです。
ちなみに、早期にがん(悪性新生物)を発見できたお陰で私の妻の治療は成功し彼女はがん(悪性新生物)を克服しました。がん(悪性新生物)と診断されたあらゆる患者にそうなって欲しいと思っています。
私のチームが実現したナノスケールのバイオマーカー分離技術で迅速な早期がん診断をもって、十年の内にはきっとこのような技術が手元に届き、友人や家族、未来の世代を守ってくれているでしょう。
もし、不幸にもがんと診断されてしまっても早期警告システムが輝く希望の光を灯してくれるでしょう。
ありがとうございました。
こういう新産業でイノベーションが起きるとゲーム理論でいうところのプラスサムになるから既存の産業との
戦争に発展しないため共存関係を構築できるメリットがあります。デフレスパイラルも予防できる?人間の限界を超えてることが前提だけど
しかし、独占禁止法を軽視してるわけではありませんので、既存産業の戦争を避けるため新産業だけの限定で限界を超えてください!
<おすすめサイト>
カール・ジューン:これまでのがん治療法を変える「生きた薬」?
リーラ・パーハジ:AIを使って中間代謝産物のもつ医学的可能性を探る
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Clive + Joshua last words - PART 2
Maehiro Kazutoyo wrote the original story and screenplay in Japanese (cited in the credits of FF16 and FF16 Ultimania), so I want to share some of the nuances of the Japanese version to an English speaking audience. Key differences in bold.
Joshua's dialogue in Japanese reveals that, "over half my body is petrified" :((((((
I always cry during this scene...
JP->EN
Clive
ジョシュア…!
やめろ…死にたいのか…!
Joshua…!
Stop…do you want to die..?!
Joshua
いいんだ 兄さん…身体の大半は石化してる
どのみちもう 助からない
It’s fine, brother…my body is mostly petrified
In any case, I can’t be saved
Clive
やめろ…!
Stop…!
Joshua
兄さんは ぼくのナイトだ
ずっと守ってくれるんでしょう?
頼むね…
僕の想いと この世界を…
ありがとう クライブ
兄さんでいてくれて
Brother, you are my Shield
You will always protect me, won’t you?
Please…
My thoughts, and this world…
Thank you, Clive
For being my brother
EN->JP
Clive
No–! Joshua–!
Don’t— Don’t do it, you’ll—
いやだ!ジョシュア!
ダメだ…するな!お前は…
Joshua
Enough, Clive…My body is too far gone.
If the wound does not take me the curse will.
もういい、クライブ…身体はもう限界だ
傷で死なければ、石化で死ぬ
Clive
No…
いやだ…
Joshua
I have always been proud…
…to call you my Shield.
But now…
It is the world that needs you…
Thank you, Clive.
For being my brother.
僕はいつも誇りに思っている...
…兄さんを僕のナイトと呼ぶことを。
しかし今…
この世界が兄さんを必要としている…
ありがとう、クライブ
兄さんでいてくれて
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2024年4月25日に発売予定の翻訳書
4月25日(木)には16点の翻訳書が発売予定です。
お母さんは忙しくなるばかり〈新装版〉
ルース・シュウォーツ・コーワン/著 高橋雄造/訳
法政大学出版局
第三の無意識
フランコ・ベラルディ(ビフォ)/著 杉村昌昭/訳
航思社
〈新装版〉シェリング著作集
Friedrich Wilhelm Joseph von Schelling/著/文 松山壽一/編集 浅沼光樹/翻訳 後藤正英/翻訳 渋谷理江/翻訳 松倉寿/翻訳
文屋秋栄
後漢書 志[二]
司馬彪/著/文 劉昭/著/文 渡邉義浩/翻訳
早稲田大学出版部
非対称な脱冷戦1990~2020
李制勲/著/文 市村繁和/翻訳
緑風出版
かんがえる国際法
ヴォーン・ロウ/著/文 庄司克宏/監修・翻訳 小坂田裕子/翻訳 国松麻季/翻訳 小島千枝/翻訳 佐藤真紀/翻訳 中坂恵美子/翻訳 望月康恵/翻訳
白水社
ハルビン
キム・フン/著/文 蓮池 薫/翻訳
新潮社
ジャーナリストの条件
ビル・コバッチ/著/文 トム・ローゼンスティール/著/文 澤康臣/翻訳
新潮社
13歳からのきみへ スヌーピーの自分らしく生きることば
チャールズ・M・シュルツ/著/文 谷川俊太郎/翻訳 永井玲衣/著/文
世界文化社
ミッドナイト・ホライズン 上
ダニエル・ホセ・オールダー/著/文 稲村広香/翻訳
Gakken
ミッドナイト・ホライズン 下
ダニエル・ホセ・オールダー/著/文 稲村広香/翻訳
Gakken
X・ライブズ・オブ・ウルヴァリン/X・デス・オブ・ウルヴァリン
ベンジャミン・パーシー/著/文 ジョシュア・カッサーラ/イラスト フェデリコ・ビチェンティーニ/イラスト 高木亮/翻訳
小学館集英社プロダクション
ベスト・オブ・デッドプール
ロブ・ライフェルド他/著/文・イラスト 石川 裕人/翻訳
小学館集英社プロダクション
バットマン:フィアー・ステート
ジェームズ・タイノンIV/著/文 ホルヘ・ヒメネス他/イラスト 中沢俊介/翻訳
小学館集英社プロダクション
デッドプール VS. ウルヴァリン
ダニエル・ウェイ他/著/文 スティーブ・ディロン他/イラスト 吉川悠/翻訳
小学館集英社プロダクション
トランスフォーマー クラシックス 7
ボブ・バディアンスキー/著 石川陽介/翻訳
竹書房
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