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satotoshio · 17 hours
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蜂の巣
父の打つ蜂の巣後の乱舞哉 二匹来て蜂の巣の目途定めけり 佐藤俊夫 #kigo #jhaiku #haiku #saezurih
父の打つ蜂の巣後(のち)の乱舞哉(かな) 二匹来て蜂の巣の目途(めど)定めけり 佐藤俊夫 #kigo #jhaiku #haiku #saezurih
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satotoshio · 9 days
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春の夜
春の夜や諍ひ声の止むしゞま   佐藤俊夫 #kigo #jhaiku #haiku #saezuriha
春の夜や諍(いさか)ひ声の止(や)むしゞま 佐藤俊夫 #kigo #jhaiku #haiku #saezuriha
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satotoshio · 15 days
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トラックにはねられた!
 さっき、トラックにはねられた。  怪我はなかった。  朝から春風駘蕩(しゅんぷううたいとう)たる晴 Continue reading トラックにはねられた!
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satotoshio · 1 month
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嫌な野郎と朗(ほが)らかな娘
 平日、仕事している日の昼食は、会社の近所にある飲食店のうち何軒かを順繰りに使っている。  最近の私は、袖摺(す)り合うも他生(たじょう)の縁(えにし)、人世(ひとよ)にこそ情(なさけ)あれかし、とばかり、入ったお店ではつとめておとなしく迷惑をかけないようにし、店員さんがいらっしゃいませと言えばこちらもこんにちはこんばんは、ごちそうさまにありがとう、なぞとできるだけ言うようにしている。そうしていると店員さんも人情があり、丁寧にサービスしてくれる。横柄な態度で振る舞ったほうが丁寧に接客するなんてのは銀座あたりの思い上がった寿司屋の大将か歌舞伎町のボッタクリバーくらいなもので、ほとんどの真面目な店は、こちらが丁寧でおとなしいと、店も丁寧にしてくれる。それは私の経験上明らかだ。情というものはこういうものだろう。  その日も、いつもおなじみのそのチェーン店にお昼を食べに行った。もし以下の話の関係…
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satotoshio · 1 month
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ユーザ、ユーザー、ドライバ、ドライバー、レーダ、レーダー……伸ばさない・伸ばす
 標記のことについて、少し知っていることをメモしておきたい。  実は私は、このことに関する結論めいたことを知ってはいるのだが、その結論というのが「どっちでもない」という、結論とは言えないものであることをあらかじめお断りしておく。それには、わけがある。 自衛隊でも実は論争になることがあった  私は自衛隊に40年間いて、一昨年、定年で辞(や)めた。  今の私はIT技術者として口を糊(のり)しているが、もともとは特殊無線技士で、幹部自衛官になる前の陸曹時代は特殊なレーダの操作や整備をしていた。レーダ。そう、「レーダ」である。「レーダー」ではない。  陸曹時代、私の身の回りにあった公的な文書には、それが教範(教科書のこと)であろうと設計書であろうと回路図であろうと仕様書であろうと全部「レーダ」と書かれていたから、正しい標記はこれであると信じ、疑うことなどなかった。  私は若い頃試験に合格して幹部…
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satotoshio · 1 month
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射撃に関する落想
 定年で自衛隊をやめてしばらく経つ。  体力練成なんか今更真っ平やりたくないし、野球もサッカーもバレーも、スポーツなんか全部嫌いだから、そういうものから解放されて毎日実に快適でラクチンだ。  だが、時々、射撃がしたいな、とボンヤリ思う。クレー射撃なんかは銃の所持許可を得ればできるけれども、銃所持許可取得は数年前に理由があってあきらめてしまった。この先も多分取得しないだろう。 猟銃等講習(初心者)受講(このブログ、平成28年(2016)11月27日(日)20時20分  それに、いわゆる「長物(ナガモノ)」はまだしも、拳銃の射撃は国内では公務員か、推薦を受けたスポーツ選手などでないとできない。  旅行して韓国とかグアム、ハワイなんかの射撃場でぶっ放してくればいいようなものだが、残念ながらそこまでヒマでもない。��一、射撃だけのためにパスポートを取って外国旅行にいくなぞ、無駄遣いそのものだ。…
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satotoshio · 2 months
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オフィス街寡黙の昼餉春の雨 薄紅の風一陣や花の道 佐藤俊夫 #kigo #jhaiku #haiku #saezuriha 
オフィス街寡黙(かもく)の昼餉(ひるげ)春の雨 薄紅(うすべに)の風一陣(いちじん)や花の道 佐藤俊夫 #kigo #jhaiku #haiku #saezuriha 
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satotoshio · 2 months
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スウェーデン
スウェーデン、NATO加盟  ついにあの、永世中立の王国スウェーデンが、「もう中立やめますッ!」と、ブチギレてしまった。  スウェーデンのNATO加盟 全加盟国が承認へ…
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satotoshio · 3 months
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デケェ囁(ささや)き声
デケェ囁(ささや)き声  あれはたしか、定年で自衛隊を辞める1年くらい前、最終ポストの、情報セキュリティや守秘の責任室長(情報保証・保全室長)をしていた頃のことだったか。新コロの猖獗っぷりたるや、もはや最大火力と言ってよいほどの猛威を極めてい……
 あれはたしか、定年で自衛隊を辞(や)める1年くらい前、最終ポストの、情報セキュリティや守秘の責任室長(情報保証・保全室長)をしていた頃のことだったか。新コロの猖獗(しょうけつ)っぷりたるや、もはや最大火力と言ってよいほどの猛威を極めていたが、紙の秘密の文書を扱わなければならない仕事の特性上、テレワークへのシフトが難しく、私はガラ空きになってしまった通勤電車で毎日朝晩通勤していた。  その日、私は早めに仕事を切り上げ帰りの電車の中の人となった。都心から北千住に向かう日比谷線は三ノ輪と南千住の間で地上に出、次第次第に陽永(ひなが)となる心地よさ、暮れ泥(なず)んでいる黄色い光の中をのんびりと走っていく。新コロ前のような超満員ではなく、身動きできて車内も見通しがきくが、だが乗客同士多少袖(そで)も摺(す)り合おうかという、まずそこそこの混み具合と言えた。  ふと、なにか強い感じの声が向こうの…
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satotoshio · 3 months
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春節
春節の花火爆ずらむ崎陽よし   佐藤俊夫 #kigo #jhaiku #haiku #saezuriha
春節の花火爆(は)ずらむ崎陽(きよう)よし 佐藤俊夫 #kigo #jhaiku #haiku #saezuriha
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satotoshio · 4 months
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変人落想
 このところ、よくアニメや漫画を見たり読んだりするようになった。若い頃は活字だけでなく漫画もよく読んでいたが、ここ数十年は活字ばかり読んでいたので、60歳を前にしてまたずいぶん変わったものだと我ながら思う。  アニメや漫画は楽しい。  このところ楽しんでいるのは、「異世界おじさん」「葬送のフリーレン」「薬屋のひとりごと」だ。「薬屋のひとりごと」は単行本は買っていないが、「異世界おじさん」と「葬送のフリーレン」は単行本も全部買って読んだ。  これら3作品のうち、「異世界おじさん」と「葬送のフリーレン」には、「旅」が共通項としてあるが、「薬屋のひとりごと」に旅の要素はない。他方、この3作品に共通していることに、いずれも「主人公が相当な変人」というのがある。  「異世界おじさん」の変人っぷりはもう、それだけでこの漫画が成立しているくらいだ。「葬送のフリーレン」は、主人公の変人ぶりはちょっとした…
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satotoshio · 4 months
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ロード・オブ・ザ・リング~指輪物語
 映画「ロード・オブ・ザ・リング」、第一作から「二つの塔」「王の帰還」までの3作、全部で9時間近くあるが、正月休みを使って全部見た。とても楽しかった。  できれば、20年前の封切時に見たかったと思う。当時は子供が小さかったので、大人向けの映画を見ている余裕はなかった。  今流行しているファンタジーものの下敷きは、全部このトールキンの手になる原作「指輪物語」にあるということもよくわかった。最近凝っている漫画とアニメ「葬送のフリーレン」で、魔法使いが魔法の杖を構えるポーズなんか、そのまんまロード・オブ・ザ・リングの登場人物、イスタリのガンダルフが魔法を放つところと一緒である。  原作の翻訳は、評論社文庫から出ているようで、全10巻だ。そのうち読んでみたいと思う。
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satotoshio · 4 months
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自衛隊の戦い
 私は自衛隊にいた40年もの間、身(ミ)も蓋(フタ)もない端的な言い方をすれば、人殺しの仕方を一貫して鍛え続けていたわけであるが、どの自衛官もそうであるように、それによって人を殺したことはない。  だがしかし、そうやって対人戦を鍛え続ける一方で、自衛隊は常に人ではない他の何かと戦っていて、今もそれは続いている。  思いつくまま挙げれば「ウイルスとの戦い」「牛との戦い」「鶏との戦い」「トドとの戦い」「鹿との戦い」 Continue reading Untitled
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satotoshio · 4 months
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読書
 引き続き世界教養全集を読む。第24巻の最後「たった一人の海 Seul à travers l’Atlantique, A la poursuite du soleil, Sur la route du retour」(アラン・ジェルボー Alain Gerbault 著・近藤等訳)を帰宅後の自宅で読み終わった。  一書にまとめられているが、これは「たった一人の大西洋 Seul à travers l’Atlantique」「太陽を求めて A la poursuite du soleil」「故国への道 Sur la route du retour」という3書の合本(がっぽん)だ。この巻の半分ほどを占める大著である。  子供の頃からこの巻は私の愛読書だったのだが、読んでいたのは「アムンゼン探険誌」 Continue reading Untitled
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satotoshio · 4 months
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給料一件顛末(てんまつ)
給料一件顛末
 今の会社に雇い入れて貰ったときに給料の相談をした。  会長は私が提出した当時の源泉徴収票などを仔細に検分し、「あなたが今貰っている程度までなら払える」と言った。が、私はあべこべに、慌ててこれを辞退し、「その半分でお願いします」と値切ってのけたものだ。これを私は、前代未聞の珍事だと評価している。給料を貰う側が値切るなんて、実際珍事だろう。  会長も耳を疑ったようで、「ハァ?!何を言ってる。……どういうことだ」と尋ね返してきた。  これには理由がある。自衛官は50代前半で定年退職するため、最も給与が高くなる時期の数千万円を貰い損なう計算となり、生涯所得が大変低くなる。この分かりきった理屈は公開されてもいるから、これでは喜んで入隊しようという人がいなくなってしまう。  そこで、その分を補填するため、「生活給」の意味合いで退職金のほかに給付金が貰える。これも公開されているので、興味のある方は「…
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satotoshio · 4 months
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晦日蕎麦(みそかそば)
夫婦には言葉少なし晦日蕎麦   佐藤俊夫 #kigo #jhaiku #haiku #saezuriha
夫婦には言葉少なし晦日蕎麦(みそかそば) 佐藤俊夫 #kigo #jhaiku #haiku #saezuriha
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satotoshio · 6 months
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葬送のフリーレン
 最近再び漫画をよく読むようになった。今度は話題の「葬送のフリーレン」、アニメーションを全話見、既刊の単行本12巻を全部読んだ。  この作品は、主人公のフリーレンがエルフであるため千年を超える寿命を永らえることが物語のキー・ポイントになっている。  こういう疑似ヨーロッパ風世界観――『ナーロッパ』などと言うようだ。『小説家になろう』というサイトの『なろう』が由来らしい――の物語に出てくるエルフやオークは、どれもがイギリスの古典的名作「指輪物語」に出てくるものが原型となっているそうな。  「指輪物語」は先の大戦中に作家トールキンが書いたものだという。有名で映画にもなっているが私は未見・未読である。今度映画を見てみようと思う。  さておき、そうすると、この前から楽しんでいる「異世界おじさん」のヒロイン、「ツンデレエルフ」ことスザイルギラーゼガルネルブゼギルレアグランゼルガ=エルガ(この長い名…
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