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jackpot-1994 · 6 years
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2017年も残すところ、あと2日となりました。
全員に平等に与えられている時間が一つの節目を迎える年末年始は、終わりを惜しむのと同時に始まりに浮足立つ人々で街は溢れかえります。
今年はこんなだったから、来年はこうしたいな、みたいなことを酒を飲みながらだらだら語り合うわけですが、酒を全然飲まない僕でも、この年の瀬の感じは嫌いじゃないです...。
僕がjackpotで働き始めて来年の3月で丸2年が経ちます。今思い返すと去年の今頃はまだ1年も働いていなかったんだと思うと、時間の流れは早いなんて、毎度同じようなことを考えてしまうわけです。
特に僕が働くようになってからというもの、jackpotも大きく変化しました。(僕が入ったのが要因ではない。苦笑)
取り扱うブランドも徐々に変わっていき、ショールームへの来客も格段に増えたように感じます。
この業態に変わった当初はこんな雑居ビルの片隅で本当に人なんて来るのだろうか、なんて不安を抱きつつ日々の業務に取り掛かっていたと聞きました...。まあ確かにアポ制というだけでハードルは上がりますし、そもそもショールームのある場所も滅茶苦茶ですからね...。
特に去年くらいから徐々に若者のお客様が増えてくれたおかげで友達を連れてくる流れが自然と出来あがり、よりお店自体にハリと活気が出てきました。
40代の人も来れば、10代の人も来る、それは店としての幅と深みがあるからこそ出来ることであって、非常に良いバランスで運営出来ているなと、マネージャーと良く話しています。
しかしながら、良い時こそ次のアクションを考えなければいけないので、来年は捻りの効いたユニークな取り組みもしていけたらと思います。
そしてそして、僕個人でも来年3/2~3/8に中目黒にて「DISTRICT 24」に続く第二弾となる「SECTOR 2」というアートエキシビジョンも開催予定となっております。
まだ詳細を明かすことが出来ないのですが、中目黒という閑静な町並みには一切そぐわないバキバキにアシッドな世界観の展示になるかと思います...。
そんなこんなで2017年に引き続き、2018年もjackpotもプライベートもネタを欠くことのない充実した年になりそうですので、皆さん色々期待していてください!
年末年始の営業は以下となりますので、お間違えの無いようにお願いします~。荷物届かねーよなんてクレーム来たら、落ち込んじゃうのでやめてくださいね~。
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飲み過ぎないよう、健康第一で良いお年をお迎えください。
(来年はもう少し更新を頑張ります...。)
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jackpot-1994 · 6 years
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17AWの入荷も終え、落ち着いた日々が訪れています。年が明けたらセール、パリ出張からの怒涛の入荷ラッシュが始まりそうなので、充電期間というわけです。
早い時間に帰宅できる日も増えたため、帰宅後には大体映画を見ています。小学生の頃から自分にとっての最高の娯楽は映画鑑賞だったので、今日はオススメ映画を紹介したいと思います!
ここ数年で一気にフィーチャーされているラリークラーク。彼の代表作として挙げられるのが皆さんご存知「KIDS」だと思いますが、KIDS以外にもいくつかフィルムを制作しています。
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個人的に一番好きなのが「BULLY」。1993年にアメリカで起こったボビーケント殺人事件を描いている作品です。ボビーケントというすごい嫌ないじめ子がいて、耐えかねた友人たちがボビーをぶっ殺しちゃうっていうお話ですね。
この映画は流し見ってよりは割と集中して見て欲しい映画なんですが、大きな盛り上がりがあるわけではなく、淡々と描いています。だからこそ小さな違和感が目に付きやすく、なんでその思考に行き着くんだっていう常人では理解できないようなシーンがちょくちょく出てきます。
ホラーやサイコパス、スプラッター系の映画では一切ありません。ただ殺人を行うまでの経過を描いているだけなのですが、ラストシーンはある意味、ものすごい恐怖を覚えてしまいました...。
僕が見た時に、他人事ではないなと思ってしまいました。アメリカだからという事ではなく、日本でも十分にあり得ることで、みんなでやれば大丈夫という集団の心理が最悪の結果を招いてしまった一例だと思います。
罪意識の欠如というのはとても恐ろしい事なんだと考えさせられる1本ですね。
ちなみに劇中歌にソニックユースが使われているのもポイントです。グランジの先駆けとも言われている彼らの楽曲を劇中歌に採用したのはいかにもラリークラークらしい選曲ですね...。
しょっぱなから重い映画を紹介してしまいました...。続いて紹介するのはハードボイルドポリスアクションです。
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元々テレビシリーズが始まりで2001年に映画化された「マイアミバイス」。小学生くらいの時にみて、まったくのチンプンカンプンだったのですが、最近ふと思い立って見てみたのですが、それなりに見応えがありました。
こちらが元になったテレビシリーズのマイアミバイス。80年代のこのダサい感じは個人的にはとてもツボです...。
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ジェイミーフォックスとコリンファレルがコンビを組んだ麻薬捜査のお話なんですが、注目すべきは彼らのファッション。80年代のマイアミを舞台に描いており、ドルガバやアルマーニなどのDCブランドを身に着けフェラーリなどの高級車を乗り回す姿は、ただただかっけーの一言。笑
素足にレザーシューズ履いて、Tシャツにパッド入りのジャケット、地中海に近い土地柄、リネンなどの軽い素材を使い、涼しげな真っ白なスーツをサラッと着こなす姿は非常に渋いです。
刑事が高級服着て、高級車を乗り回して悪者やっつけるなんて男心くすぐる要素しかないですねホントに...。94年に生まれた僕にとってはチンピラがしそうなあのジャケットスタイルは意外と新鮮に映りました。多分実際に着てみるとダサいんだろうなと思いますけど。(笑)
最近ボーカルが自殺してしまったリンキンパークの楽曲も使用されていたり、映像の質感が全体的にほの暗く、乾いた質感の為、映画の世界観とマッチしていたのも個人的に良かったです。
2本立て続けに犯罪映画を紹介したので最後は全く違った断捨離に関する映画を紹介します!4年前くらいに単館系の映画館で公開された「365日のシンプルライフ」。
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映画の主人公自身が監督も務めており、モノで溢れた生活を送っている主人公が自分の部屋にあるすべての物を倉庫に預け、1日に1つずつ物を取り出していき、それを1年間続けるというお話です。
本当に全部預けてしまうんです。だからもちろん洋服も1枚もありません。フルチンというわけではなかったと思いますが、確かパンイチでした。最初に選んだのはロングコートで、フィンランドという土地柄、防寒は必須ですからね...。
アームに足を突っ込めば布団にもなる!と叫んでいたのがとても印象的でした。(笑)一日に一つしか選べないので本当に真剣に「必要か、不要か」を悩んでいます。
最初にこの映画を断捨離の映画と表しましたが、実のところ「物を捨てる」映画ではなく、「大切なものを選ぶ」映画なんです。
ぼくはミニマリストでもなんでもないですが、日を追うごとに少しづつ生活が豊かになって行く主人公の姿を見ていると、沢山の物を所有することが幸せには繋がらないのではないかと思わされました。
というのも日に日に物が増えていく=生活が豊かになるというわけではなくて、物がない中で工夫をしていくことで、彼にとって何が大切なのかが少しづつ見えていきます。それは決して物を所有するということだけではないんです。
僕たちがいるアパレルの世界はあくまで趣味の世界であり、お金をつぎ込みべき優先順位は低いと思います。みんながみんなミニマリズム思想を提唱しだすと商売あがったりですが...。
そんな中でも来年捨ててしまう洋服よりも、大切に長く着て頂けるものを一緒に選ぶという行為は販売員としての重要な役目なのではないかとふと思ったりもしました。
便利になり過ぎた今の世の中で取捨選択をすることは、もしかしたら一度は僕たちがするべき行為なのかも知れませんね。
はい!うまくまとまったので今日はここまでとします。映画は死ぬほど好きなのでまた書きます!疲れた!サヨナラ!
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jackpot-1994 · 6 years
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ここ数年で若くしてアパレルブランドを始める人が増えたように感じます。資金的な問題はもちろんアイディアが尽きたなど様々な理由で無くなっていくブランドもたくさんあり、やはり後ろ盾がない状態で物事はスタートさせるのは困難なように感じます。
多くのブランドが生まれ、消えていく中で、安定したクリエイションを提案し続けるニューカマーブランドを見つけ出すのは簡単な事ではありませんが、jackpotの役目の一つでもあります。
誰しもがめんどくさがってやらない事って実は沢山のチャンスが隠れていたりするので、常に変化しているアパレル業界ですから、個店単位で常に新たなアプローチを考えていかなければいけないんです。営むって大変...。
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今シーズンより取り扱いをスタートしたニューカマーブランド「gallery 909」。NYを拠点に活動しており、デザイナーはソフトウェアエンジニアを目指していたという22歳のScott Wattsが務めています。
既に3シーズン目を迎えており、小さな規模ではありますが軸のぶれないクリエイションを展開しています。
ソフトウェアエンジニアを目指していた彼だからこそ出来る、モノづくりに対するアプローチの方法は確実にらしさの感じられる要素が組み込まれています。
服飾の学校に通っていない彼は仲間たちと共にブルックリンのアトリエで独学で服作りをスタートします。Gallery 909のユニークな点として、Scottだからこそできる科学的な視点でアパレルウェアというのを再解釈しています。
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例えばこちらの薄いフェルトで作られたボディバッグのようなベスト。なぜだか僕にはこれがプリント基板に見えて仕方がありません...。
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ダブルパネルシャツと題されたこちらシャツはパキットした色味のグリーンにブラックを合わせ、赤い糸でロゴを刺繍しています。よくある映画の爆弾解除するシーンで大体赤と緑の配線出てきますよね...。
jackpotでも取り扱いのあるREGIME PANTは多種多様な形のポケットが無数についているカーゴパンツで、これらのモノづくりから考察するとgallery 909は新たなジャンルのテックウェアを作っているといえます。
そもそもテックウェアの定義として最新のテクノロジーを集結させた男心をくすぐるようなギミックを盛り込まれたものを指しますが(acronym、ACGなど)Gallery 909がそれらとは違い、カラーパレットや素材、装飾、シルエットを通してストリートで着るテックなウェアを提案しています。
デザインの部分でのテックウェアになっているため、また違ったアプローチが伺えるというわけです。
こういうブランドを見ていると、飽和状態といわれてるアパレルもまだまだ可能性はあるのではないかって期待せずにはいられないです!
Gallery 909はこちらからどうぞ!
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jackpot-1994 · 7 years
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11月に入り、今年もあと2ヶ月あまり。年を重ねると共に日々の体感速度は倍速になってる気がします。早いよー。
Jackpotの17awのデリバリーもほぼ終了しており、昨日やっとのことgosha rubchinskiyのファイナルデリバリーが納品されてきました。
ファイナルではインラインのアイテムがメインとなっており、アウター系などの重量物がほとんどです。
Goshaはコラボアイテムに目が行きがちですが、個人的にはインラインのアイテムの方が好きなので、なにを買おうかひたすら吟味してます。(笑)
17AWコレクションではフットボールをテーマに3シーズン続けてのadidasとのコラボが発表されました。実は本コラボは厳密に言うとadidasのフットボールラインとの協業となっております。
そもそもフットボールラインがある事を僕は全然知らなかったのですが、コレクションのアイテムで度々使用されていた斜めの3本線はそういうことだったらしいです...。
かなりサッカー色が強いように聞こえますが、コレクション全体で見たら全然そんなことはありません。
ここ最近はストリートのキッズが着るスーツを強く打ち出しているgoshaは、今シーズンも肩パッドが入ったマスキュリンなスーツスタイルを提案しています。
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ビーバップハイスクールを読んだことある人なら僕の言わんとしてる事が分かるかと思いますが、加藤ヒロシみたいなシルエットで、かなり渋いです。(笑)
スラックスは80年代のチンピラを彷彿させるようなワイズのあるストレートシルエット、しかしながらジャケットはダブルブレストで着丈が短く、コンパクトにまとまっているため、だらしなく成らず上品に着こなすことができます。
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 Goshaの世界観を形成する上での重要な要素として起用するモデル達が挙げられます。みな少年から青年に移り変わる時期特有の脆さや儚さを持ち合わせた独特な雰囲気のある男の子を起用しており、Goshaのクリエイションはそんな彼らの青春を反映させたアドレッセンスを感じさせるアイテムが多いように感じます。
 ダブルブレストジャケットとは別にチェックのウール地を使用したシングルブレストジャケットも展開しています。
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こちらはコンパクトなダブルの物とは打って変わり、全体的にゆったりと作られています。80年代のニューウェーブミュージシャン(トーキンヘッズやニューオーダー)が着るような、やや肩が広く取られたシルエットで、クラシックというよりはかなりカジュアルな作りに…。
 中学校に入学する時、成長するからあえて大きいサイズの制服を買うじゃないですか。大体みんなサイズ合ってないからちょっと着られてしまっていて、何だかそんな少年時代の記憶を思い起こさせるようなジャケットでした。笑
もしかしたらgoshaがあえてそこを狙ってオーバーサイズにしているのかもしれません…。(多分ない)
個人的な話なんですが、3.4年前まではスーツのセットアップといったら、とにかくタイトでコンパクトなモードな雰囲気の物ををかっこいいとしてきました。
ただここ最近では、程よい抜け感が演出された、ファッション過ぎないカジュアルダウンされたものの方が魅力的に見えてしまいます。
なんとなーく、気取らずサラッとジャケットなんかを着ている男性は色気があってかっこいいなぁなんて思ったりするので、男はみんなジャケット着て行きましょう!
jackpotでは画像2枚目のピンストライプのセットアップをお取り扱いしています。オンラインへも近日掲載予定ですのでお楽しみに!
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jackpot-1994 · 7 years
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ここ最近のコラムはニューブランドの紹介が続いていたので、本日は箸休め企画として、ここ最近の通勤時の僕のプレイリストをサラッと紹介して行きます~。
昔は(5~6年前)そこまで音楽に興味もなく、毎日のように聴いてはいたのですが誰もが聴くようなメジャーな曲ばかりでした。ここ数年で自ら掘り下げるようになり、新しいアーティストとの出会いも増えてきた気がします。
ディグする楽しさを覚えてしまったというわけです。jackpotのマネージャーはレコード店で働いていたこともあり、ジャンルや年代ごとなどルーツをたどって聴きますが、僕はそこら辺は全くのチンプンカンプン。
このアーティスト良い!って直感的に思ったものはとにかく片っ端から聴いている感じです。ひたすら聴き専ですね。
4つ打ちやシンセを効かせたもの、渋いテイストのジャジーなもの、またレトロフィーチャーな雰囲気漂うものなど、まあなんかそこら辺を良く聴いてますね。
長々と前置き書いても仕方ないのでまずは1曲目。
①Cuco - one and only (アーティストネーム - レコメンドソング)
メキシコ出身のチカーノアーティストのcuco。まだ19歳の彼ですが既に才能が爆発しています。電子音を織り交ぜながら、どこか懐かしさの感じられる心地よい低音のボイス。非常に品があり、テンポがゆったりとしている為、リラックスしている時に聴くのがナイスです!
②Sophie Meiers - Medication
ミュージシャンの他にもフォトグラファーやグラフィックデザイナーなど幅広いジャンルで活動しているとても可愛らしい女の子です。
色気のある甘いボイスが特徴で耳を撫でるような気持ちの良い楽曲がお勧めのポイントの一つです。落ち着いた空間で聴き入りたいですね~。
③Diamond cafe - ‘Please You Right’
先日マネージャーのパソコンから流れてきたこちら。カナダ出身の金髪ツンツン頭の可愛らしい19歳の男の子なんです��、見た目からは想像できないような甘々なメロディとボイスがものすごいくらいましたね…。
アメリカの80年代のメロドラマなんかで流れ出してきそうなレトロなメロディで、恋焦がれている男女が目に浮かぶそんな楽曲です。(笑)マイケルジャクソンやプリンスなんかを彷彿とさせます。19歳では想像できないような激渋なセンスは必聴ですよ~。こいつ絶対モテる!
とまあこんな感じですね~。まだまだ全然あるのですが、またの機会にしましょう。
基本的にあんまりアップテンポな曲は聞かないですね。今日紹介したのはみんな聴きごたえがあるアーティストなので暇があるときは紹介した曲以外も聴いてみてください!
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jackpot-1994 · 7 years
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今日はあるブランドとセレクトショップの協業により展開されるカプセルコレクションについて、僕なりの考察を綴っていきたいと思います。
今シーズンのjackpotはニューカマーブランドの取り扱いをスタートさせる一方で、既に世に周知されているブランドの新たなアプローチとしてエクスクルーシブで展開を行うラインも並行してスタートさせています。
Kappa kontrollやNapa by Martine Roseがそれらのブランドと言えます。両ブランド共に非常に洗練されたクリエイションを展開しているというのは言うまでもないでしょう。
ですが今日のブログで紹介するのはある意味、僕が最も楽しみにしていたコラボレーションで、ブログの更新にも自然と力が入ってしまいます...。
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皆さんご存知、デザインやシルエットを現代的にアレンジしたヨーロッパ発のカジュアルラインである「carhartt wip」と、イタリアを拠点にグローバルに展開をしている「slam jam」とのカプセルコレクションです。
2015年に一度カプセルコレクションを発表している為、二度目の取り組みとなります。今回のテーマは「Minute Man Service」。60年代のアメリカ、ハイウェイのガスステーションのワーカーからインスパイアされています。
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現在より自動車のテクノロジーが発達していなかった当時は道中での故障も多く、ガスステーションが車の修理工場としても機能していたため、多くのワーカーは燃料補給をするだけではなく車の修理工としても働いていました。
車の修理工ともなるとオイル汚れはあたり前、地べたに寝転んだり、衣類もすぐに擦れて穴が開くことも...。
本カプセルコレクションではブラックとネイビーのみのカラーパレットに絞り込み、パッチやデストロイ加工が多用されており、当時のワーカーをユニフォームを彷彿とさせる細やかなギミックが組み込まれています。
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今回のカプセルコレクションで何がこんなにもテンションを上げてくれているかというと、テーマからキーワードを抽出し、アパレルウェアに落とし込むセンスが抜群に上手いんです。
ワークウェアのブランドとしてスタートしたcarharttには今回のMinute Man Serviceというテーマは非常にフィットしています。例えばこれが土木現場の作業服からインスパイアされていたら、WIPのラインにはまったのでしょうか...?
ガスステーションというワードの近代的かつアーバンな響きもこのコラボにおいてはとても重要な要素になっていると思うんです。
実際のアイテムを見てもウェアのサイジングはWIPなのでコンパクトかつタイトなシルエットになっています。エッセンスとして加えられているパッチやデストロイ加工も、デザインとしてパターンメイキングの時点でしっかりと計算され組み込まれています。
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要するに後から加えた加工ではないというのがポイントなんです。だから仕上がりは非常にクリーンで洗練されたファッションアイテムとしての現代版 「Minute Man Service」が形成されているというわけです。
相当な経験値がないとこのバランス感というのは表現できないと思いますよ...。
ビッグネームのコラボレーションですから注目されるのは当然です。ただ決してそのネームバリューだけで物の価値を判断しないでもらいたいというのが本心です...。
本当に高い次元のクリエイションを提供しているということを念頭に置いて、商品一つ一つを見て頂きたいです。
店頭での発売は9/30より、オンラインストアへの掲載は近日中を予定しております。
Carhartt WIP x SLAM JAM
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jackpot-1994 · 7 years
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今シーズンより取扱いスタートするkappaの新レーベル 「kappa kontroll」。2シーズン毎に新しいクリエイティブ・ディレクターを迎え、展開を行なっています。
スポーツウェアと聞いて真っ先に頭に浮かぶのはnikeやadidasなので、やはりkappaと聞いてもいまいちピンときませんでした。
最近だとgosha rubchinskiyとのコラボレーションは記憶に新しいかと思います。昨今の流れとして老舗のブランドはリブランディングを行い、新たな感性をブランドに注ぎ込むことで、特に若者へのアプローチを強めているように感じます。
リブランディングという取り組み自体はとても良いことだと思います、それが時代に埋もれてしまっているようなブランドであればなおさら。
ただやはり方向性はしっかりと熟考して欲しい所でもありますね。若者はこんな感じのが好きでしょ!と満を持して打ち出しては見たものの全く的外れな場合もあったりしますし...。
kappa kontrollの今シーズンは80~90年代にかけてのスキーウェアやサッカーウェアからインスピレーションを得て、コレクションを制作しています。
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元々1916年の創業当初から今日までにkappaが積み上げてきた歴史を盛り込みつつ、モダンなアイテムへと昇華させるという取り組みを行っているラインでもあります、まあ温故知新というやつです。
つまり今シーズンの切り口は非常に的を得ていますし、kappaの鮮やかなカラーパレットは当時のスポーツウェアともぴったりとリンクしているので、当時の時代性を残しつつ、決して古臭くないスポーツウェアに仕上がっているというわけです。
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個人的には誰もが1度は見たことのあるkappaの代表的なロゴである背中合わせに体操座りをしている「omini」ロゴにアレンジを加えながら多用しているのがとても印象的でした。
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サイズやカラーリングも様々で、太さはありながらも裾にかけて、きつくテーパードがかかったトラックパンツや、80年代の身幅を広くとり肩を落としたテニスジャージを彷彿とさせるシルエット、そしてシンメトリーの鮮やかな配色などなど...。
一歩間違えたらこれダサくね?みたいなギリギリのラインもありにしてしまうのはやはりクリエイティブディレクターの手腕と言えるんでしょうね...。
80〜90年代のスポーツジャージなんかは今確実に再燃していますが、古着から掘り出してくるのもいいですけど、kappaのような正統派なブランドが展開するモダンなウェアを是非着ていただきたいなって僕は思ったりします!
9/2より取扱店舗にて一斉発売です!jackpotでは9/2よりストアにて、オンラインの販売はそれ以降となります!乞うご期待!
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jackpot-1994 · 7 years
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ファッション業界全体で豊作の2017awシーズン。jackpotの商品構成も非常にボリュームある展開になっています。
まあホントにブランド数も増えましたし、単純に商品数も増えてはいるんですが、今シーズンは特にアウター類をバリエーション豊かに取り揃えています。まだ入荷は全然してないけど...。
その中でも非常に際立ったアウターばかりを展開しているのが「napa by martine rose」です。
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現在のロンドンのファッションを語るうえでは決して外せないであろうmartine rose、多分流行を追っている人間であれば一度は聞いたことのある名前だと思います。
martine rose自体、僕も前々から知ってはいたのですが、セクシャルリティにフォーカスしたクリエイションを行っているブランドという印象でした。衣装映えする洋服が多く、リアルクローズとしては中々難しいのかなと。
だからこそアウトドアウェアの老舗である「napapijri」とのコラボレーションというのは度肝抜かれたというか。時代の流れと共になしとされていたものがありになって行くのって、特に今の時代その流れって顕著に出ているじゃないですか。それが良い事なのか、悪い事なのかって判断しずらくなってきてますし、○○君が良いなら、私も良いよね!的なあれで、チンプンカンプンな提案をしている人たちもいますよね、実際。
でもそんな中でも、僕はこのコラボレーションはとても良いクロスオーバーだと思うんです。これ感覚的な部分もありますが...。
僕の勉強不足なだけかもしれませんが、napapijri自体、コラボレーションの話を聞くまでは全然知らなくて...。でもこれって特に若い世代の人たちは大抵の人は知らないと思うんです。
長い歴史と実績がありながらも、時代の変化と共に脚光を浴びなくなってしまった老舗が何もかもが正反対をいく新進気鋭のブランドとタッグを組む一つの成功例と捉えていいような気がします。
というのもmartine rose自身、90年代のレイブやヒップホップカルチャーから影響を受けており、彼女のクリエイションからもそれは見て取れます。その当時のファッションは大衆ブランドをとにかくオーバーサイズに着こなすことが流行になってました。
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例えばノースフェースのダウンジャケットをあえて2XLで着こなす、みたいな。つまり、その時代を生きてきた彼女だからこそ、napapijriとのコラボレーションはある種、必然とも言える出会いなのかもしれません...。
2017awシーズンは、90年代のNYのストリートカルチャーにインスパイアされたコレクションを展開しています。多彩なカラーパレットにオーバーシルエットが特徴で、ヴィジュアルはカルチャー誌「marfa journal」のチームが NYのストリートをロケーションにスタイリングから撮影まで行っています。
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フィルム特有のざらついた質感はまるでその当時にタイムスリップしたかのような、そんな錯覚さえ思い起こさせられるほど、テーマとマッチしたビジュアルに仕上がっています。
アイテム毎の説明は割とギミックも盛り込まれてたりと、実物を見ないと文では伝えずらいので、また改めて解説していきたいと思います!
話題性を求めただけの表層的なコラボレーションではなく、それぞれのバッグボーンが結び付いてこそのコラボレーションだと僕は思うので、napa by martine roseのコレクションはとても楽しみですし、こういう取り組みは増えてくれたら、また可能性が広がっていくのかなって思います。
こっそりビデオも作っているようなので、合わせてチェックしてください!
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NAPA X MARTINE ROSE from Sharna Osborne on Vimeo.
napa by martine rose は今週末より店頭にて取り扱いスタートです!
乞うご期待です!
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jackpot-1994 · 7 years
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出張から1か月以上が経過しました。パリブログの新鮮さも無くなってきていることでしょう...。腐りきった魚みたいな情報鮮度ではありますが、この記事だけ書かせてください!
朝の4時から動き続けていた1日目。何とかホテルまではたどり着けたものの、疲労困憊で速攻、寝落ちしてしまいました。
2日目の朝。案の定、寝坊してしまいベッドから跳ね起き支度を整え、この日最初に向かったのは「OUR LEGACY」です。
マネージャーからとにかく全てにおいて素晴らしいから楽しみにしとけ!と言われて胸を高鳴らせながら向かうと、こんな張り紙が...。
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悪ふざけかと思ってしまうような落書き調の地図。入口が変わったらしくぐるっと回って正門へ向かいます。
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入っていきなりこの中庭...。開いた口が塞がらないとはまさにこのこと。ここは本当にショールームなのかと戸惑いつつ、足を進めるとやっとの事、お目当てのお洋服にたどり着きました。
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この空間の素晴らしさを言葉で表せる程のボキャブラリを持ちあわせていない自分が悔しい...。とにかく品が良く、かといって堅苦しくない、程よくリラックスしたスタッフと空間。
肌で感じるとはこういうことを言うのか、と身に染みて感じていました。もうパリに来てから何回言ってるんだって感じですけど、洋服に付随する全ての物に気を使わなければいけないんですよホントに...。
ハンガーラックに洋服並べるだけじゃ、伝わらないことの方が多いんだなあと。
そして決してパリに来ているから変なフィルターがかかっているわけではなく、18SSはここ最近で一番好きなコレクションでした。
「Do not disturb」と題されたコレクションはお父さんのワードローブから勝手に洋服を持ち出して、部屋にこもって一人ファッションショーをしてしまう、そんな好奇心旺盛な幼少期の記憶がデザインソースとなっています。
「邪魔しないで!」という意味合いのDo not disturb、遊び心のあるOUR LEGACYらしいテーマなんじゃないかなって思います...。もしかしたら、落書き調に描かれた会場への地図もリンクしているのかも知れませんね...!
カラーパレットやテキスタイルも多彩で、間違いなく袖を通したら気分がアガルであろうお洋服ばかりでした。
ここ最近の入荷ラッシュで一切blogを更新できず、だいぶ月日も経過してしまったのでパリ放浪記は本日で打ち切りとします(涙)
最後までお付き合い頂きありがとうございました...。
来週からは入荷ラッシュの17AWについて僕なりの考察を綴っていきたいと思います!乞うご期待!(本当に書く気はあるので!)
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jackpot-1994 · 7 years
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前回のblogに引き続き、パリ出張を綴っていきたいと思います!
slam jam showroomを後にした僕とマネージャーの次なる目的はpre-aw17よりお取り扱いをスタートした「lownn」です。
マレ地区にある集合住宅の一室で行われていた展示会。恐らくairbnbかなんかで借りているのかとは思うのですが、やり方自体は今の時代にマッチしていてとても好印象でした。
個々での発信が容易になった今、合同展に出展して洋服を見せることよりも、インディペンデントに行う方がもしかしたら良いのかもしれませんね。
僕は初めてデザイナーの二人にあったのですが、あいさつを交わして1分程度でどっちがどっちか分からなくなりました。双子の顔と名前を覚えるのは難しい...。
現在取り扱いのあるpre-aw17も高いクリエイションを展開していましたが、より洗練されていた印象を受けました。
素材選びや縫製への拘りも強く感じましたが、やはり着用時のシルエットは抜群に綺麗...。
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個人的にお薦めなのはこちらのボンバージャケット。ミニマルなデザインではありながらも、本当に細部にまでこだわっていて...。
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こちらのセットアップはモスグリーンが新色で登場。
定番であるneo pantsもカーゴタイプなどが登場しており、全体的にミリタ��ーのエッセンスが加えられたコレクションでした。
多分また即完するので欲しい人は頑張れ!!
次に向かったのはレザーシューズブランドの「Adieu」です。
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個人的に気になったのは定番のモデルであるジップチャッカーのローカットタイプ。かなり実用性高そう...。
今シーズンのキーカラーのパールブルーはレザーシューズとしては非常に珍しく、とても新鮮でした。ユニセックスではありますが女の子へのプレゼントにぜひメンズ諸君に買っていただきたい。
展示会場は店舗の2階だったのですが、絵本の世界に入り込んでしまったかのような天井の低い屋根裏のようなスペースになっており、ブランドの世界観に対しての空間提案はパーフェクトでした。
改めて海外のブランドは素晴らしい提案をどこもしているなあとしみじみ...。
Adieuを後にした時点で既に16時になっており、飛行機での疲れや時差ボケもあり、僕もマネージャーもへろへろになりながら、次の展示会場である「gosha rubchinskiy」へ。
毎シーズン大人気のgoshaですから流石に眠いなんて言ってられません。アドレナリンバンバン出して、目ん玉ギンギンに血走らせ、無数に並んだ洋服達と共に半年後に何が流行るかを脳みそ溶けるくらい考えるわけです。
まあ、半年後の流行なんて分かるわけないんですけどね!笑
ブランドが設立した当初と比べて本当に物量が増えていました。インライン5割、adidasとのコラボレーションアイテムが5割でコレクションが構築されていました。
前回に引き続きsuper sunglassesとのコラボも...。
しかしながら、オーダーに専念し過ぎてしまい、写真を全然とっていませんでした、すみません...。
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唯一撮っていたのがこちら。ドッキング系のアイテムが目立っていた印象でした...。goshaのアイテムはコラボものやロゴがプリントされたものなど、分かりやすいアイテムが良く動くんですけど、実はそれだけじゃないことも、分かって頂きたいなあ、と。
作り込みの洋服もコムデギャルソンが生産をサポートしてる分、しっかりとしたアイテムが多いんですよ。
最近はテーラリングにも力を入れているgosha。17awでもジャケットも数着つけていますし、ストリートを軸とするブランドが展開するテーラリングも面白いんじゃないかなって思います!
あ、ちなみにBurberryとのコラボレーションアイテムは直営店のみでの販売みたいで、サンプルすら見ることは出来ず...。
まあそんなこんなで1日目が終了しました。goshaですり減らした神経の修復はだいぶ時間がかかりそうな予感が...。
この後は色々とパーティに行ったのですが、普段から写真を撮る癖が付いてないので、一切写真はなし。
指も疲れたので今日はこの辺で!
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jackpot-1994 · 7 years
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6/23から6/26で人生初のバイイングにマネージャーと共に行ってきました。パリには何度か渡航経験はあったけど、仕事としていくのは初…。
2泊3日のスーパーショートトリップだったのでありえないくらい忙しかったっす…。
滞在期間中に遊びの誘いなどを受けた時に「あ~ごめん買い付けでパリ~だわ~」なんてしたり顔でかましていました。ムカつきますね。
本日から投稿数を稼ぐために何回かに分けて、新米スタッフのパリ放浪記を綴っていきます!
6/23の深夜便でパリへ発つ僕は会社の経費で行くので絶対に遅刻は許されないので、3時間前には空港に到着しました。既に責任をひしひしと感じていました。
サクッと手続きを済ませて、塩ラーメンを食べ、飛行機に乗り込みます。普段は飛行機の中で全然寝れないのですが、到着が早朝でそのまま展示会回りだったので無理やり寝ました。
後日マネージャーに「僕全然寝れないんですよ…。」ってぼやいた所、「先輩との飲みの場でもお前ガンガン寝てるだろ!」って言われてしまい、どこでも寝れるキャラが定着していました。そんなはずないんだけどなあ…。
6/24の早朝4時に現地に到着。早速電車に乗り込み、市内へ移動。朝焼けがとても綺麗で到着早々パリを感じる新米スタッフ。ひんやりとした心地良い風がまさにパリって感じでしたなあ~。
マネージャーと合流し、1件目のアポイントメントであるEYTYSへ。毎シーズン、何型か新型を出してくるEYTYSは今シーズンもニューモデルが登場。乞うご期待ですね。
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シューズ以上に印象に残っていたのが、ショールームの空間でした。白を基調にモダンな什器と展示方法。加えて、コレクションテーマに合わせて音楽も選曲しておりり、全部が見事にリンクしていました。
物を作って展示するだけじゃやっぱりダメなんだよなあと。ここ��でやってクリエイションというのではないかと、生意気ながらも僕は思ったわけです。
EYTYSを終えて、次に向かったのはslam jam ショールームです。クオリティの高いブランドばかりが名を連ねるslam jam。
slam jamでは17awより取り扱いをスタートするNAPA by martine roseを見に行きました。
アウトドアブランドの春夏は売るのが難しいと言われる中、流石のmartine roseと言いますか。
17awでは90年代のNYのヒップホップカルチャー、それに続く18ssでは90年代のLAのダウンタウンのヒップホップカルチャーをテーマにし、ビッグシルエットと鮮やかなカラーパレットが目を引きました。
AWは寒いNYを、SSは暑いLAを、みたいな(笑)
LAで撮影を行ったルックはこちらも先シーズンに引き続き、marfa jornalのディレクターが撮り下ろしています。
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個人的にお薦めなのがこちらのワックスコットンのビッグパーカ。ぺグトップシルエットで背中のベンチレータが何とも言えないシルエットを構築しています。
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コレクションを一通り見終えた後、ショールームをぐるっと見て回りました。
office magazineもアパレルラインがスタートするらしい…。
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ショールームの地下は洞穴のようになっており、非常に贅沢な空間になっていました。日本にはこんな贅沢な空間ない(泣)
想像以上に書くことたくさんなので、続きはまた後日!
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jackpot-1994 · 7 years
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僕、音楽のジャンルとか詳しい訳ではないのですが聴くことは本当に好きで家にいるときは何かしらのメディアを通してBGM感覚で流しています。
今日は僕が良く作業BGMループしているアーティストを一組紹介したいと思います。
「agar agar」というフランスの二人組のユニット。ポップとテクノを混ぜ合わせたような独特のメロディーがとても印象に残っています。
まだキャリアも浅く発表されている曲も全部で10曲にも満たないバリバリの若手なのですが、2016年に発表されたcardanというアルバムはとても素晴らしかったです。
なかでも彼らの代名詞とも言える「prettiest virgin」は1番のおすすめです。
正直、歌詞の内容的には大したこと言ってないというか外国のティーンエイジャーのナイトパーティを題材にしていて、よくある歌詞というわれたら、まあそうなんですけど。
ボーカルのクララという女の子の歌声が妙に耳に残るものだから、結構中毒性があるんですよ…。
MVをみても彼らの中で世界観が確立されていて、新しいものに出会う瞬間てなんかすごく気持ち悪いような気がするんですけど、その感覚が蘇ってくるんですよ。
今年に入ってから個人的にフランスのアーティストが目に付くことが多くあり、彼らの感性は日本人の僕には一切ない感覚で好奇心をくすぐられてしまいます…。
とりあえず「prettiest virgin」のMVをチェックしてみてください!僕の言ってることがきっと分かるはずです!
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jackpot-1994 · 7 years
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先日、新規取り扱いブランドとして紹介させていただいた「DELADA」。今日はその第二弾です。
2016年にインディペンデントプロジェクトとしてパリでローンチされた「lownn」。
元々アイコニックな存在でインフルエンサーであったSwanとLoicの双子が運営を行っており、シルエットに重きを置いたクリエイションが特徴的です。
ここ最近色んなブランドを見ている中で、マネージャーも僕もこの手のブランドに意識を持っていかれてしまうことが多いように感じます。
装飾品をそぎ落とし、極力ミニマルなディテール、上質なマテリアルを使用し、着用時のシルエットをひたすら追求している、そんなブランドです。
lownnはパンツに特に力を入れており、2タックでお尻回りにゆとりを持たせて、裾にかけてきつくテーパードがかかった8分丈のぺグトップパンツは代名詞的なアイテムです。
基本的にはウール混のマテリアルを使用し、ヌルッとした品のある質感が特徴です。ルメールの生産ラインを使っていることもあり、製品のクオリティは折り紙付き。
また製品の展開時期に関しても、新たなアプロ―チとして年4回に新作の小さなコレクションの発表を行います。半年に一度膨大な数のアイテムの中から半年後を見据えて買い付けをさせられる僕たちとしてはとてもありがたい事。
一度のコレクションで発表される型を減らし、ハイクオリティな物を提供したいという思いからこの方法が採用されました。更にコレクションが発表されてから商品が手元に届くまでのタームも短縮し、ブランドと消費者の間に生じる時差を最小限に留めことが出来ます。
本当はもっと着た感じとか書きたいんですけどまだ入荷してないから分かんないんですよね…。
jackpotのインスタでも随時入荷情報やコーディネートなどもアップしていくので、めちゃくちゃ楽しみにしていてください!
ブランドとデザイナーに関する詳細は下記より!
lownn official web site
Swan & Loic
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jackpot-1994 · 7 years
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Jackpotで働き始める前と後で大きく見え方が変わったブランドがいくつかあります。
単純に僕の知識不足だっただけの話なんですが、ブランドのバックボーンや物のクオリティなどをしっかり向き合う事によって沢山の発見がありました。
Fuctは特に驚きがとても大きかったです。そもそも名前を知っている程度で物自体を見たことが全然なくて…。
大手出版社Rizzoliから出ているFuctの歴史をまとめたブックを読んで見ると、例えば今では誰もが知っているsupremeのボックスロゴ。
これの元���タとなっているのはバーバラ•クルーガーというアーティストなんですが、実は最初にこのアートワークをアパレルに落とし込んだのはFuctなんです。
他にも今ではすっかり定着したアンダーカバーのベアグラフィックも、元々はFuctが動物愛護のメッセージを込めて作ったグラフィックだったり。
僕が無知なだけなのですが、調べれば調べるほどFuctというブランドの奥深さを知ることとなりました。
展示会でベアTが並んでるのを見つけて、アンダーカバーじゃんこれ!笑  って思った自分がめちゃくちゃ恥ずかしいっす…。関係者のみなさん、ごめんなさい...。
そして1番の驚きは製品のクオリティでした。前にも言いましたが僕にとって良い服っていうのは価格とクオリティのバランスが取れてる服を指します。
その点��見ても、Fuctの服作りは群を抜いてると言いますか、価格に応じた品質のものをちゃんと作ってるんです。
いやむしろ価格以上のクオリティを提供している数少ないブランドと言えると思います。
それはもちろん、長い歴史のあるブランドなので生産背景もしっかりからこそ出来る芸当なんですけど…そもそもブランドを続けること自体容易なことではないですし。
ここまでブランドのバックボーンや製品の品質についてベラベラ話してきましたが、じゃあデザインはどうなんだよって。
一般的な考えとしては着飾るためにオシャレをするので購買意欲をそそられない服は買わないですし…。
僕個人的に今シーズンのFuctのアイテムで一番おすすめなのがベロア素材のポロシャツです。
これは好みの問題なんですが、ベーシックなアイテムを上品��素材で仕立てるのって、僕すごい好きなので、ワンランク上のデイリーウェアとして位置付けが出来ると思います。
これはオシャレする上ではキーポイントになるような気がします、あくまで僕の意見ですけど。着た時に気分がアガるって大事だと思うんすよ。
近年のビックシルエットブームとは相反するようにFuctの物作りは着用者の体に沿ったベーシックなサイズ感のアイテムが多いように感じます。
(スケーターブランドなので、設立当初はビックシルエットが軸となっていたそうですが…。)
ベーシックなゾーンを抑えつつ、捻りの効いたアイテムも揃えており、コストパフォーマンスも高い。本当に良いブランドだと思います。
新しいブランドを見つけ出してくることもjackpotの役目ではありますが、裏付けされた伝統あるブランドをjackpotのフィルターを通して、新しい側面を発信していくというのもjackpotがやるべきことだと思います。
無意味に知識をひけらかすのは、サムいなーって思いますけど、無知な事はそれ以上に恥ずかしい事なんだとこのブログを書きながらひしひしと感じました...。
ポロシャツ買いたくなったらこちらからどうぞ!
FUCT
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jackpot-1994 · 7 years
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インターネットの普及によって、僕のような一個人がより深く情報収集が出来るような時代になりました。
SNSなどを使って沢山のイメージを収集することは、僕にとってはもはや生活の一部になっているので、若い才能見つける機会が非常に増えたように感じます。スマホに向き合っている時間が長いのもなんだかなあと思いますが...。
jackpotの2017AWシーズンは特に豊作で若手の新たな才能が多数発掘されました。僕が個人的に気になっていたブランドもjackpotの敏腕マネージャーの手によって取り扱いが決まったりとか…。
今日は来シーズンから新たにスタートさせて頂くブランドの中から1つ紹介させて頂きます。
モスクワ出身のクリエイティブディレクターLada Komarovaが出がける「DELADA」。ディレクター自身がソビエト連邦時代に幼少期を過ごした経験と記憶がデザインソースとなっています。
ギミックを効かせたアイテムを軸にコレクションを形成しており、ウィットに富んだブランドと言えるかと思います。
例えば後身頃を縦に真っ二つにしてボタンで組み合わせ、取り外しを可能にすることにより、異なるアイテムとドッキングが出来るような仕掛けが組み込まれていたり。
少し前に展開されていたコモンスリーブ見たな感じですね。多分知ってる人あんまりいないかもしれませんが(笑)
他にも複雑なパターンメイキングによって甲冑のような形をしたつけ袖があったりと、正直言葉で説明するのが結構難しいです…。
ここまでの説明だと着用が困難な洋服だと思われてしまうかと思いますが、あくまでノーマルな服をベースにギミック要素を追加しているので、普通に着ればこなれた雰囲気を出せる上品なウェアだと思います。
もちろん好みは分れるブランドではあるかと思いますが、国内でもほとんど取り扱いがないので、見てみる価値は十分にあるかと思います。
ちなみに僕は2,3アイテムは確実に手に入れたいです!マネージャーに怒られないことを祈りたい…。
DELADAに関する詳細はこちらからご覧いただけます!
DELADA Official web site
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jackpot-1994 · 7 years
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年が明けてからというもの徐々にjackpot 2017ssシーズンも立ち上がり、立て続けの入荷ラッシュでスタッフはみな管理業務に追われている日々です…。
久しぶりの更新となる今日は17ssアイテムの紹介ではなく、イベントの告知をしようかなと思います。
というのもtumblerのブログを書き続けている僕はjackpotでスタッフとして勤務する傍ら、こっそりイベントのディレクションも行っています…。
子供の頃から紙飛行機を折ったり、レゴブロック���作ったりと、モノづくりに没頭する時間がとても長くて、多分、その延長で空間を作ることに楽しさを見出すようになってきました。
でかいレゴブロックを作っている感覚といいますか…。
とにかく面白いことがしたいという単純明快な理由から 「東京の24区目」をコンセプトに 「DISTRICT 24」と題した海外クリエイターとの協業によるマルチプロジェクトを月島で開催することになりました。
この月島って場所のミスマッチ感がすごい好きなんですよね!もんじゃ食べて帰れるし!
日本でたびたび企画されるアート系のイベントって、誰もが知っているようなアーティストをフューチャーすることがほとんどで、僕はあんまり真新しさを感じないというか、もっと新鮮なものを見てみたい!ていう思いがあったりして。
日本人のアートやカルチャーに対するリテラシーが低い要因の一つとして、なんとなくそういう側面が影響しているようにも感じるんですよ。だから今回はその点に問題提起をし、僕なりに企画立案を行ってみました!
DISTRICT 24はエキシビジョン、インスタレーション、ポップアップショップの3つのコンテンツから成り立たせていて、
Louis Vuittonへのアートワークの提供を行うコラージュアーティストJuliet Casellaの作品展示や、 アレックスオルソンのブランド「call me 917」のルックを撮りおろし、 RYAN MCGINLEY のもとでアシスタントも務めた経歴のあるフォトグラファーGrace Ahlbomとacne2017ssのシーズンビデオを制作したマルチメディアアーティストJulian Klincewiczのコラボレーション企画などなど、ラーメン具全部乗せぐらいの勢いでDistrict 24でしか見ることの出来ない企画を用意致しました!
実は今回jackpotも協賛として携わっており、Grace AhlbomがDISTRICT 24のために制作を行ったエクスクルーシブTシャツをjackpotでも販売を行います。
販売店舗はjackpotと代々木八幡にあるセレクトショップのsupplyのみでの取り扱いとなり、 販売は3/21より開始予定です!
またJuliet CasellaとGrace Ahlbomは初来日し、期間中は不定期で在廊致予定です。是非この機会に海の向こう側の彼らの感性に触れてみてください!
-インフォメーション- 開催日時 : 3/19(日) ~ 3/23(木) 14:00 ~ 22:00 ※最終日のみ20:00までとなります。 オープニングパーティ : 3/18(土) 18:00 ~ 21:00 ドリンクの提供、DJによるパフォーマンス、リミテッドアイテムの発売など、何方でも来場可能です。 場所 : temporary contemporary 〒104-0052東京都中央区月島1-14-7 2階 都営大江戸線・東京メトロ有楽町線、月島駅7番出口より徒歩150m。 全日入場無料。 参加者 : Juliet casella / Nadia bedzhanova / The oversea × Monika Mogi / Grace Ahlbom × Julian Klincewicz / maison de F / commune / BLANKMAG Supported by jackpot / BLANKMAG instagram : @_district24_ #_district24_
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jackpot-1994 · 7 years
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先シーズンよりお取り扱いをスタートしたsecond/layer。
ブランドの概要はこちらの記事をご覧ください。
だいぶ遅れて2016A/Wが入荷してきました。初めてsecond/layerをウェブサイト上で見た時は正直、そこまでの驚きというかワクワクはなくてですね…。何となく既視感を感じてしまいました。
しかしながら、実際に入荷してきたものに袖を通してみると、写真で見るだけでは伝わらないものがたくさんありました。
ハンガーに吊るされているシルエットと着用時のシルエットは全く見え方が違い、非常に作りこまれた計算された洋服のように感じます。
先シーズンから引き続き出している同じモデルのパンツもストレッチが加えられたり、サイズが微調整されたりと、より履きやすく設計されています。
second/layerの洋服は現在のストリートブランドに多く見られるグラフィック重視のブランドではなく服のサイジング、シルエットにブランドそのものの世界観を感じられるのが大きな特徴の一つであり、ハマる人は何シーズンも続けて購入するのではないかなと思います。
ここ1年くらいで趣味嗜好が変化してきたこともあり、昔のように突拍子の無いデザインの洋服を着る事がめっきり減ってしまいました。
その分ディテールや素材感などに意識が向くようになり、もし今の服装を昔の自分が見たら、つまらない大人になってしまったなー、なんて思われてしまうのかも知れません。
というのも、年齢を重ねると着こなすことの出来るデザインというのが減ってきてしまうのは現実問題あると思いますし、若い頃のようにデザインだけを重視することも無くなってくると思います。
つまり年齢が上がるにつれて自分と同じような服装をしている人も必然的に増えてくるわけで(選択肢が減るから)、そういう大人たちを見て、10代の頃の僕はつまんねえなーと思っていたわけです。失礼な話です…。
しかし、今現在の僕はそういう大人たちが着るようなブランドも身に着けているのですが、やっぱりそこは生意気にいわゆる”オトナ”と呼ばれる人達が出来ないような着こなしをしたいなと、考えながら着ているわけです。
それが僕にとってのsecond/layerを着る一つの楽しみでもありますし、裏を返せばそこに対応出来るだけの幅を持っている非常に優秀なブランドと言えます。
ファーストデリバリーが年末に終わり、もうすぐセカンドデリバリーの入荷があるかと思います。
東京に足を運べる方はぜひ店頭で試着をしてみてください。服に対する価値観が少しは変わるかも知れません…。
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