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#teamruedanagoya
occi-yuki · 4 years
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西へ傾いた日の光は、夕焼けらしくオレンジ色の西日でそそり立つ壁を照らし続けている。 昨年までの照明とはあからさまに違う場の雰囲気は、コースサイドのオーディエンスの表情を確認できる。 その歓声と喉から上がってくる血の味が思い起こさせるは、シクロクロスの開幕の狼煙であった。 
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弱虫ペダル幕張クロスでした。
茨木クロス小貝川が台風の影響で中止となった記憶も新しいことでしょうが、自分史上最も遅いシーズン入りとなってしまった2019-20シーズンの初戦は、個人的にも好きなイベントでもある幕張クロスでした。 昨年とは違いナイトレースではなくサンセット(夕日)レースとなり、初めて幕張を明るい時間帯でレースすることとなりました。 土日にて開催される幕張クロスは土曜日はAJOCCのC1レース、日曜日はUCI Eliteレースとなり自身は家庭の事情もあり土曜日のみの参戦となった。
本年は強行日帰り弾丸幕張遠征であり当日は5時に名古屋を出発、10時到着予定だったのですが3連休の影響か、高速渋滞により横浜線を迂回するルートを取るも事故渋滞などで12時到着、この時点で疲労困憊。 試走時間まで余裕が無いため大急ぎで準備し試走に出かける。 
コースは例年通りの幕張レイアウトで非常にリズム感が良く楽しいコースであり、このコースは非常に大好きだ。
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13時には試走を切り上げ、子供の足で徒歩15分はかかる幕張メッセにて開催されているサイクルモードを急ぎ足で観覧。 往復30分観覧30分の大急ぎ観覧で14時にはC1スタートまで1時間を切っているので嫁子供を会場に残し大急ぎで車に戻りC1の準備とアップ。
自身はNo.17にもかかわらずDNSが多いため2列目からのスタートとなった。
号砲一発、定刻通り14:50にC1がスタート。
ペダルキャッチ一発で踏み込むも1列目の選手が猛烈にモタついていて左右に逃げれず失敗スタート。 後方のCCJPナベ君や國井さんに先行されてしまう。 ただこのコース、ところどころキャンバーやドロップが多いため比較的1列棒状になりやすく、集団は1周目にはバラけて比較的走りやすくなる。
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しかしスタートからフロントのエア圧見極めを失敗した為、低圧にしすぎたタイヤがよじれてドライハイスピードコースに対応できない為、泣く泣くスペアバイクに交換。 この時単独参戦であったために機材交換に手間取り10秒はロスしてしまった。
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気を取り直して数名を交わしながら20位前後までポジションを上げて、不調そうなナベ君をパスするところまでは良かった。 時間的には40分過ぎだ、このままゴールまでと思った矢先に両脚同時攣りをメイク。 やはりシーズン序盤の苦しさは毎年恒例行事である。 
一気にペースが落ちて20秒/周はペースを落としながら、止まることだけは避けながら3周回をこなしゴール。
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23位/39名 58%
まったくもって情けない話であるが、オフロードコントロールや中盤でのペースメイクなどクロス感を少し取り戻してきたのは収穫であった。 それに陽があるうちに走れることは観客からの応援を感じやすく、何よりも関東ライダーが大勢いるところで走れるのは本当にうれしかった。
「シュッとしたガヤ」については帰路で嫁との会話に盛り上がるほどに関東感を味わいました。
ちなみに帰路でも足柄の工事渋滞と豊田手前のトラック火災(ギリギリ通行止め前に通過)により帰宅時間も0時過ぎという大移動でした。
行って良かった幕張、楽しかった幕張、来年も楽しみである。 次戦は地元東海CX開幕戦の平田から、今から楽しみです。
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mortar · 8 years
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@occi_panda チェーン落ちからの復活。 #teamruedanagoya #cxjp (ふれあいぱーく鳳来)
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occi-yuki · 5 years
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もはや何時以来の参加かすら思い出せずにいた。
元々は平田クリテリウムと開催され、そして今もクリテリウムとして開催されている、そう平田クリテリウムの話である  精力的活動連盟で名を馳せている「岐阜自転車競技連盟」による主催の定例レース形式練習会と言ったところでしょうか。 ええそうです、平田クリテの、あの平田クリテリウムです。 そろそろゲシュタルト崩壊してませんか、平田クリテリウム。 
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平田クリテリウム第4戦でした。 
その昔、毎月参戦していたもの、シクロクロスに注力しだしてからというもの理由もなくその名の通り脚が遠のいていましたが、昨年のロード成分不足気味のまま参戦したスズカロード5ステージでの成績から、同じ轍は踏まないと奮起し今年は春先からロードバイクにてレースに参加しようと思った次第である。 私事ながら青雲の志である。 そんな時に便利だなぁと思うのが東海圏でのレースの多さだ。
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※過去最高メンバーで臨んだ昨年の5ステージ、リザルトも過去最高でしたが自身としてはボロボロの内容だった。
他地域が少ないとかは一切思わないのだが(堺浜クリテや大磯クリテ、今もやってるのかなCSCクリテリウムシリーズ …など)やはり定期戦が地元で3シリーズもやっていることは幸せである。 平田クリテリウムにAACA(何の略だっけ?)そしてリトルワールドサイクルミーティングである。 ことリトルワールドに至っては隔月開催だが、レース中に世界一周が出来てしまうという副次的効果があり、最上級クラスのエキスパートに至っては世界15周も出来てしまうというお得感にあふれている。 言っている意味が分からない方はリトルワールドでググってみてください。 ドイツカーブに気をつけろ。
閑話休題  
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平田クリテだが過去出走を調べてみると最後の出走は4年ほど前、現NIPPOの中根君がゲスト参加したC1でボコボコにされたのも遠き日の思い出である。 そんな久々な平田クリテに前述の理由で出走しようと思い、月曜21時にPCの前でエントリー峠を越えるべくメールアドレスまで事前にコピーしておいて構える。 が、しかし今のエントリーシステムは事前登録制になっており、選手番号入れるだけで出来てしまうのね、進化してました平田クリテ。 悩みに悩んでキャップカバー不要なスタイリッシュC1へエントリーしたものの、クロスとは走り方も自転車も全く違うので不安しかなくスタート直前までC1で良かったかしら、C2の方が身の丈に合ってるんではなかろうかと不安のまま迎えたレース当日。 さもシクロクロスに行くような足取りで会場に向かうが、クロスに比べて機材が少ないのでスカスカの車内を見渡しては「忘れ物があるのではなかろうか」と不安が募るばかり。 
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今回から約3年乗り続けたBlockhaus67から2019イヤーモデルのBlockhaus67での初レース。 クリテリウム向きなハイエンドマテリアル”アルミニウム”モデルであるこのバイクでの初陣ですが、基本フレーム構成は変わらずジオメトリーも同じなのでポジションや走り方に対しての不安は一切なし。 機材に妥協なし、不安は己のフィジカルである。
はてさて会場につけばいつもの雰囲気で「嗚呼、平田ってこんな感じだったな」と思い出すことばかり。 いつの間にかプロにメガ進化していた殺気ぃーことサッキーや、クロスで大躍進の恩ちゃんなど若い選手が会場を埋め尽くしている雰囲気はとてもよかったです。
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そして今回自主映画を撮影しているらしく、パープルのスキニーパンツ、チェックのネルシャツの上にピチピチTシャツを着ている役者さんがとても目を引く。 さらにサイクルジャージに着替えたと思いきや懐かしのTモバイル(ウルリッヒモデル)のジャージに競輪選手も真っ青なショート丈のレーパンを召されておりまして、なんともアバンギャルド。 あの服は衣装さんが用意したのだろうか…。 幸いなことに、撮影スタッフがゾンビ化し暴れまわるような「ペダルを止めるな」的な行動がなかったのが残念でした。 
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そんな中、アップの仕方も忘れる醜態の私に場所を提供いただいたCLTハッチさんのスペースを間借りして準備をする。 C1は相変わらずの満員御礼みたいで、ロードらしいぼんやりとしたスタート後も刹那、ピリッとした空気に代わり場所取り激しくレースは進んでいく。
この平田クリテ初聴の方のために説明すると、河川敷にあるコースはいたってシンプル単純明快、平易かつ簡単明瞭で1周約2kmで長方形型のレイアウト。 故にコーナーはすべて直角という漢卍角度仕様となっており、土手側・川側ストレートからのコーナーは非常に狭く、車両は2台並んではいるのがやっとの幅員しかない。 そこに飛び込む直前のストレートエンドではNASCARばりの並走で3ワイド4ワイドが当たり前という、非常に殺伐としたライン争いも見どころであり一見の価値あり(多分)
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実際にレースが始まり噂には聞いていたが、最近のC1は以前にも増して前に前にという動きが強く、参加者レベルの向上をヒシヒシと感じる。 集団内でドラフティングに入っているだけではズルズルと下がってしまい、気が付けば最後尾なんてことばかり。 そう!今自分は試されているのだ。
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集団前々で展開しないと前述のコーナーからの立ち上がりでフルガスダンシングインターバルを強要されるので、もぅねそんな練習していない小生には筆舌に尽くしがたい地獄の幕開けですよ。
集団から千切れないようにもがく度にC2で序盤から集団に振り落とされた”こっこ”a.k.a高田氏の悲壮感が頭をよぎる。 イヤだ、あんな風にはなりたくない!
そんな思いを胸に、集団後方で千切れないようにひたすらもがいている自分のおぞましい姿が散見されていたことだろう。 これを見て今回平田に嫁が来ていたらと思うに「過去の栄光にすがった出来損ない!!」と"冷たい段ボール事件"の再現を期待させるのは火を見るより明らか。
さすが集団先頭でドンパチやっている選手たち、俺達の出来ない事を平然とやってのける、そこに痺れる憧れるゥゥゥ!  
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何周回目かもわからぬままインターバルマシンと化した自分は息も絶え絶えに、どパンチが効いたアタックが無かったため逃げ集団こそ成立しなかったが、そのおかげで集団ゴールとなりました。 えっ、順位ですか?よくわかりませんが平田なので良いんです。
ん?平均速度が44km/h?おぉう、そりゃねぇ…しんどいわな。
ただ集団に居ただけで何もできなかったが、今回のテーマである「集団内での立ち振る舞いを思い出す」と「レース感を取り戻す」は多少達成できたのかなと。 集団での走り方なんかは平田クリテのような場でしか練習出来ないので非常に有意義であり、一緒に走った選手も皆上手く走っていて怖い思いをすることはあまりなかったです。
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また来月も都合をつけて平田にAACAに世界15周にと、夏のスズカまでロード慣れをしていこうと思うばかりで。
一緒に走ってくれた選手の皆さん、安定の素晴らしい運営が光る岐阜車連の方々、本当にありがとうございました。
Photo M_Kanegon & M.HATTORI & Tomoya_Saito Thanks to all.
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occi-yuki · 5 years
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今年初の家族全員でのシクロクロス遠征へ向かう車中、三重県の山中を東へ走っている。 比較的ゆっくりと朝を過ごし出発したのは8時過ぎ、朝から準備で慌ただしく過ごさなくても済むため嫁の機嫌は至極上々である。
息子が他愛もない話の流れから「夜のご飯はハンバーグが良い」と言いだし、遠征から帰宅して晩御飯を家で作るのが億劫な嫁は二つ返事でOKを出す。
ハンバーグかぁ…と帰り道中に寄れそうな店に気持ちを巡らしていると、開口一番「サイゼリア」と息子からのリクエストが飛んでくる。 我が家ではサイゼリアに対しそれ相応のリスペクトがある リーズナブルであり子供が満足するクオリティのイタリアンとしては十二分であるからだ。 幸いサイゼリアは我が家から徒歩5分圏内にあるためアクセスも悪くない。お約束の高難易度間違い探しも楽しみである。
「サイゼリアなぁ~ビールもワインも安いしなぁ…」
自身で言い終わる前に思わず心の声が声帯を震わし口に出た事にとても驚きつつ、嫁のリアクションを気にする私のハンドルを握る手は力んでいた。
「今日の柏原、いい走りだったらね」
プレッシャーは最高だ。 どこかで聞いたセリフが頭を過ったが別にVXガスを解除して走り回っているわけではないが、今晩の楽しみにありつけれるかどうかは自分自身にかかっている。
待ってろ生ビール、待ってろデカンタワイン。
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関西シクロクロス特別戦 柏原でした。
大阪府でも比較的奈良県寄りの柏原市、関西サイクリストには馴染みの深い南河内方面への入り口的立地であり、"ぶどう坂"でおなじみの場所だ。 私としてもRaphaRideやエスキーナまこっつ邸があることで親近感のある町である。
その柏原市役所目の前の河川敷に特設されたコースが今回の柏原シクロクロスの舞台となる。 関西シリーズは桂川で千秋楽を迎えているが、関西のシクロクロス熱はとどまるとこを知らないのか、非常に大人数が参加していてにぎわっていた。 祝日という事もあるが、自身も前橋CXをエントリー漏れで出走を逃してしまったが、どうしても走りたい週であったためエントリーした次第だ。 9時過ぎに会場に到着するも市役所前の最寄りの駐車場は満車だったが、偶然にも駐車することが出来、子連れには非常にありがたい限りである。
時より粉雪を降らす曇り空で気温が低いながら、小雨も相まって路面のレコードライン上の芝は剥げていった。 南東に伸びる細長いレイアウトのコースは直線と180度ターンの組み合わせでメリハリのあるハイスピードコースである。
メリハリ=インターバルコースなのは容易に想像できることだろう。
出走No18と大体半分程度の位置は西日本ランキングを基に算出しているらしく、東海シリーズも含まれている為3列目からスタートすることが出来る。 自分のスタートBOXの前は、スタート巧者Kossyなので一安心である。 年末のfestive500ライドでの落車で傷めた左膝靭帯が最近調子が良くなくニューハレテープを張りつつ、いつもより膝を慣らすアップに時間をかける。
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昼試走も早めに切り上げて、いつもより早いスケジュールで12:05に号砲一発C1スタート。
スタートは上々で13番手あたりで1周目を落ち着いて周回する。同じ列スタートの元全日本チャンプ竹之内選手はあっという間に先頭パックまで飛んで行った。
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パックとも言えないバラバラとした前走者を捉える為、前に前に踏んでいく。 どうやら直線基調の方が踏めるようで、パナソニックけーなか氏まで追いついた後は前から落ちてくる選手をキャッチアップしていくが、中々離れない。
先頭パックから下がってきた岩田君とタイヤチョイスに悩んでいるすくみず氏を交わしたが、けーなかがどうにも離れない。共闘して前に出たり下がったりしてペースを維持するが、離れたはずのすくみずがバイクを変えて猛追してくる。
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 この絶対に飛ばせないという強い意識を感じるステップの後にあるターンが、軸となる左膝に思いっきり荷重と捻りが入りツラい。 結局6位争いの、すくみず、けーなか、岩田、自分のパックは中盤から終盤に掛けて順位を入れ替えながらも最終周回までもつれ込む。
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このあたりまで来るとペースが上がり切らない自分がジワジワ下がってしまい、周りから「切れたらいかん!着いてけ!」と声援を貰い自身もそうしたいが、もはや脚が動かないのである。 最終バリアで差が埋まらない事を認識しペースを上げれずそのままゴール。
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9位27% 調子自体は戻ってきているし、15周回×2回のバリア越えに膝もなんとか60分耐えてくれた。
長い距離のランが無くてレイアウトに助けられた部分も非常に多かった。
帰りの亀山渋滞とサイゼリアが待っているという事で、レース後に後ろ髪轢かれながら早めに撤収させていただきました。 なんとか走れるという確信を持てたのが大きな収穫でした、そしてやっぱり関西楽しくて多くの応援声援貰え本当にありがとうございました。
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そして私は無事、ビールとデカンタワインにありつくことが出来ました。 photo takeuchi & murayama & nonaka
大会名:関西シクロクロス特別戦 リザルト:C1 9位/27% 路面:芝 砂 コンディション:ウェット&ドライ 天候:小雨、粉雪
スタートバイク:Eddy Merckx EEKLO70 Component:shimano  Di2 Wheel:Shimano RS-770 Tire:Front.SERAC CX Tire:Rear.SERAC CX Pedal:Shimano XTR 空気圧:F1.8  R1.8 (体重72kg) ピットバイク:Eddy Merckx EEKLO70 Component:shimano  Di2 Wheel:DT Spline Tire:Front.SERAC CX Tire:Rear.SERAC EDGE Pedal:Shimano XTR 空気圧:F1.8  R1.8 (体重72kg)
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occi-yuki · 5 years
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その瞬間YKOの言葉が頭を過った。
「意味ある?」
振り合えれば年の初めに出演したサイクリングラジオのトークコーナーでの一幕だ。 シクロクロスという競技を説明している私がシケイン(所謂バリアだ)について、自転車を担いで超えることを説明していた時のYKO氏のリアクションだ。 意味なんてあるのだろうか、そう自問自答した事すらなかった私は返答に困っていた。
そして今私はその言葉の通りシケインに足をすくわれている。 宙を舞う身体とバイクは鈍い音と悲鳴にも似た歓声の中、冷たい芝に叩きつけられる。 今なら解る、このシケインがここに鎮座しているのはレースを盛り上げる以外の何物でもない。 コースサイドから劈く歓声の中から唯一聞き取れた声は 「落ち着け!」 よしよし、どうどう。
まだ始まったばかりだ。
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さぬきシクロクロス善通寺大会でした。
今年で12回目を数える香川県善通寺で行われる通称うどんクロス。
当初は家族旅行がてら来ていたが、ここ数年はチーム員とクロスシーズンの最後を締める遠征という事で、さながら修シーズン旅行としての側面も大きい。 今年も、コバちゃん、ともくん、コージにこっこと愛知勢でやってきたうどんの地である。 昨年はひたすらにうどんを食べ続けたので、今年は志向を変え高知まで足を延ばし前々から行きたかった"高知自動車博物館"に訪れることにした。
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第1の目的地である四国自動車博物館。扉が空いた瞬間、腰を抜かしそうになる。
余談だが、ここの展示ラインナップは凄まじく自動車遺産レベルが展示してありマニアでなくてもそのオーラに酔いしれるであろう。 興味のある方は是非サイト四国自動車博物館をチェックして頂きたい。
その後、岡山出身のこっこのアテンドで"ひろめ市場"にやってきた。まさにテーマパークであるこの市場は店内で買ったものならば敷地内どの店やテーブルでも食べることが出来、ドリンクなどはその店でオーダーすればよいという画期的システム。
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これが、カツオのたたきの底力なのか…
カツオのたたきやウツボのから揚げなど絶品素材に舌鼓、桂浜でキャッキャし、満足して善通寺まで戻って宿泊。
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龍馬の見た海は広いぜよ@桂浜
今回のお宿は鳥取の雄「コースケさん」のおすすめ宿"風のくぐる"である。 ゲストハウスという体裁上、基本ほったらかしスタイルなのが気持ちよく、素泊まり派の自分としてはおしゃれな建物と部屋に、十分な寝具で大満足である。しかも価格もリーズナブルで人気な訳も理解できる。
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オーナーさんもサイクリストのようでして非常に気さくで人当たりの良い方でした。 是非善通寺にお越しの際はご利用されてはどうだろうか詳しくはサイトやFBページをチェックされたい。
さて、余談が長くなったがレース当日は6時過ぎに起床、チェックアウトは10時なので7時に自転車を組み立て自走で近所のうどん屋へ、朝うどんである。
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息を吸うようにうどんを食す
そのまま会場入りして試走と受付を完了 自転車でそのまま宿に一度戻り10時までゆったり過ごす。 再び会場入りし車を駐車場に居れたら現地で再度うどんを頂く。もはや無意識でうどんをオーダーするレベルである
 会場入り後RDの変速調子が悪く調整に苦労したがDi2という事もあり何とか調整完了し問題なくスタート地点に並ぶ。
ゼッケン8はエントリー順というさぬきの緩さと共に、今年から早く並んだ順ではなく番号順にコールアップされるシステムに変更である。 要は"早くエントリーした順"という変速スタートグリットである。 さぬき愛を試されている。
本命、コータロー選手は19番と最後尾、四国の重鎮、門田選手も2列目という具合だ。
自身は1列目大外枠から号砲一発C1スタート。
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ホールショットを取りに行くもイン側コバちゃんが一つ抜け出し、番手に着いて坂を駆け上がる。 最初のセクションの肝である階段の入り口にてまさかのコバちゃんミスからの大ブレーキ。
しまった…同じラインで入ってはいけなかった。
コータロー選手、門田選手は脇を抜け一気に前に行ってしまう。 気を取り直して追うも1周回目、ペースも落ち着かず周りもバタバタ、自分もバタバタ。
そして冒頭のシケインにて痛めていた左足が上がり切らず板の天面に引っ掛け大転倒。 更に順位を落とすもアスファルト平地区間で一気に差を詰めて、2周目には順位復帰。しかし確実に超えた先のターンで再びスリップダウン 自分の下手さ加減に、もはや笑うしかない。
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ブラケットも曲がり叩いて直して復帰すると13位ほどまで落ちている。ライバル、シンディこと進藤選手は目視で確認できるが間に6名ほど挟んでおり、抜くのは容易じゃ無い。
パックの先頭をコバちゃんが引いており、芝のタイト区間で苦戦しているのかペースが上がらない。 その間に前はどんどん離れていく、焦るな焦るなと念仏のように唱えてストレート後の登りで交わす。
その後クボシンさん、梶田さんと関西勢を交わし6位パックの頭まで出る。そこから3位集団まではすでに20秒差、捉えるべくペースを上げて後ろを離す。 誰か着いてくるかと思ったが、単独になってしまい前20秒、後ろ20秒で固定されてしまう。
前は2名で回しているし、後ろも集団パックであるそして自分は単独で向かい風の直線を踏み続けないといけない。
一人でも付き位置に居れば牽いても楽なんだが、単独は一番つらい。 前は10秒まで詰めたがそこから微動だに詰まらなくなり、左足が攣りだしてくる。パンクの焼き鳥選手を一人交わして最終周回に入る頃、後ろのパックから梶田さんが猛追。 20秒あった差を8秒まで詰められたところで攣りかけの脚を騙し騙しゴール。
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5位23% 序盤の混乱をうまく処理できれば3位パックで展開できたかと思うと非常に悔しいが、あの状況判断が出来なかった自分のミスである。
転倒の影響もあり左膝をまた打ってしまったため違和感があるので、今週末のWNPはDNSとしたいと思います。
さぬきにて今シーズンのシクロクロス終了とします。 振り返りはまた別の機会にするとして、今シーズンもみなさんありがとうございました。しばらく休息の後、競技は地元のクリテリウムを中心としつつCJに参戦しようかと考えています。
グリーンシーズンも引き続きよろしくお願いします。
大会名:さぬきシクロクロス善通寺大会 リザルト:C1 5位/23% 路面:芝 砂利 アスファルト コンディション:ドライ 天候:晴れ
スタートバイク:Eddy Merckx EEKLO70 Component:shimano  Di2 Wheel:Shimano RS-770 Tire:Front.SERAC CX Tire:Rear.SERAC CX Pedal:Shimano XTR 空気圧:F1.8  R1.8 (体重72kg)
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occi-yuki · 5 years
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最終コーナーで無情にも降られる赤旗に促されてコース外へ出ると、行き場所もなく仕方なく自身のテントに戻る。 全身から力が抜け気が落ち着くのを暫し待ったのちに、椅子に腰かけたい思い辺りを見回すと椅子が空いていない。 テントでくつろいでいる嫁に「椅子に座りたい」と至極ささやかな望みを丁寧に伝えると
「リザルトが伴っていない80%足キリは、そこの段ボールにでも座ってなさい」
と無慈悲なまでの返答を浴びせられる。 ふと何かのメタファー的な言い回しかなと考えをめぐらせたが、嫁はそんな言い回しはしないのでその言葉通りの発言であった。
娘ですらベビーカーが空いているというのに立派なコールマンの肘掛付きのチェアーに座っている姿を横目に、私は言われた通り段ボールに腰を下ろし自身のレースを反省しながらモルトの温もりと冷たい風を背中に感じふと思う。 
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お尻が冷たい
東海シクロクロス第5-6戦、JCX第11戦 愛知牧場でした。
今年も2日間にわたって行われた東海シクロクロス第5戦-第6戦、そして第6戦はJCX第11戦と兼戦となりました。 我が家から30分で到着という我が家から日本で一番近い会場として名高い愛知牧場、今年はチームメンバーも多数参加するとの事で、第1戦に引き続いて心肺蘇生法講習会も開催させていただきました。
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自身の勘違いで講習会は土日両日開催だと思い込んでいたのですが、日曜開催のみと気付いてからバタバタしましたが、日曜日には大盛況で開催することが出来て本当によかったです。
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マミちゃん、よしこちゃんありがとう。
今年の愛知牧場のコースは昨年に比べて前半が長く、後半が短くなるレイアウト。前半の丘陵地帯ではインフィールド区間が増えて上り下りのメリハリがはっきりして面白い。下りでの勢いを極力殺さず上りに繋げていけば、勢いである程度登れるリズムが良いコースとなっていました。 そして昨年苦しめられたゴルゴダの丘に繋がる天国への階段以降のセクションは上り返しが少なくなり、丘の下部まで降りないこともあってこちらもリズムが良い。
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コース長は2.8kmほどと聞いていましたがラップ6分後半という事でC1でも9周回ならちょうど良い周長ではないでしょうか。更に年末からまとまった雨が降っていないため、東海史上最高のハードパックでパンパンの良馬場となった今回の愛知牧場。固い路面に薄く砂が乗った路面は非常に摩擦係数が少なめであるが、ノブが刺さるギリギリの路面であった。集中力を絶えず必要とする路面コンディションでした。
土曜日のAJOCC戦である第5戦は比較的ローカルライダーが多くいつものメンバーにプラスして前入りしたクロッサーが何名かいるエントリーリスト。 自身も年末の落車から富山を経て愛知牧場へ向けて調整してきましたが、いかんせん時間不足で付け焼刃も何もできてない状況で出走。 下りのセクションは比較的ラインも読めてEDGEと悩んだタイヤセッティングは、SERAC_CXのサイドノブもしっかり食いつきアドバンテージは感じるものの、上りが駄馬以下の走りでまるでスローモーション。
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60分我慢我慢のレースで21位とパッとしないリザルト。 しかしレースなので当然気が入ってメイチで踏んでしまったため、脚はパンパンで翌日のJCX戦の事なんかまったく考えずに走ったため、アイシングや圧着タイツなどでリカバリーするも、夜中に脚が攣って目が覚めるという事態。
翌日目覚めてはっきりと足が重い…。 その名の通り重い足を引きずり2日目の愛知牧場へ。
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初日より膨れ上がった参加者に大盛況な愛知牧場は歩くのも困難なほど人が集まり、盛大なお祭り状態で最高であった。
遠征で来てくれた全国のライダーと談笑していればすぐに昼を迎え昼試走に出ていく。 安全のため4連パンプへのアプロ��チが狭くなりボトルネックとなった以外は変更もなく、路面も前日以上に乾燥しきっている。
スタートNo58と先頭ははるか後方だが仕方ない。
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号砲一発JCX第11戦スタート。 クリートも嵌り出足上々だが前に出れないどころか砂煙がすごく前走者と左右しか見えない、さらに周りみんな咳込んでいる。 そして最初の坂を駆け上がってみると周りが70-80番台の選手ばかりで1コーナーで外へ行った為スタート失敗である。
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バームからボトムまでノーブレーキで突っ込めるのは爽快で、上り返しもギアを合わせれば足を使わずに登れる。 ただ鉄塔裏から丘の山頂まではビックリするぐらい登れず、脚が早くも焼き付きだす。 スタートで落とした順位を少しずつ前にあげていくものの、下りでは抜いたのも上りで抜き返されるの繰り返しで中々前に出れない。60番手あたりで順位パックも落ち着いてしまい5秒先に5-6名のパックが見えるが、追いつきそうで追いつかない。
ピットのまっつんが先頭とのタイム差を伝えてくれるが4分を超えだして、いよいよ80%が迫る。後ろにはほとんどライダーが居ない状況を見ると、遠くでなっている笛は80%の笛という事が確認できる。
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自身の重量増と調整不足で全く掛からない身体を引きずって残り3周の周回板を通過、丘山頂でマーシャルから「あと3周だ、頑張れ!」の声を貰いうれしい反面「これが私のファイナルラップ」とも思うわけで申し訳ない  階段脇で応援していた嫁の罵声も耳に届かなくなり酸欠気味の死の体で最後の坂を上り尽きる。
キツかった、登れない体にこのレイアウトはとてもきつかったが、ブース前のセクションに戻るたびに大歓声が鳴り止まなくて、本当に気持ち良い瞬間が毎周回やってくる。
ここに戻ってきたいという一心で毎周走っていたような感じでした。 リズム感よく、雰囲気も良く、運営もスムーズで歓声も素晴らしい愛知牧場は本当に楽しいレースが走れました。
来年には隣接する東郷PAにECTも完成するらしく、ますますスムーズに場内入りすることが出来ると思いますので、ぜひ皆さん来年も遊びに来てください。
それと愛知牧場のコース常設化しないかぁと心底思っていますので、中の人へこの思いよ届けっ! 
みなさん、ありがとうございました。 来週は再び関西クロス堺に出走します。 愛知牧場と正反対などフラットコースである堺ラウンド、楽しみです!
Photo kikuzo & 9153date & mamio
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occi-yuki · 6 years
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雨が車のフロントガラスをひっきりなしに叩いている。
降ったり止んだり、まったくもって忙しい天気だ。 今朝の見慣れない関東地方の天気予報の地図には太陽と雲の印が並んでいた。
今年の夏の不安定な天気を象徴しているかのように、小貝川上空の雲は不安定な天候を繰り返す。 パンパンの良馬場から一転し緩く水を含んだ路面は、路面にバリエーションを持たせシクロクロスの醍醐味をより一層引き立てる。
コース状況は一体どうなっているのかなと不安感が襲う。 この不安な気持ちは路面状況だけでなくシーズン初戦特有の緊張感からくるものも交わっているのだろう。 「今更じたばたしてもしょうがない」と腹を括って、いざ平成最後のシクロクロス2018-19シーズン開幕。
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JCX開幕戦2018-19シーズン茨城シクロクロス第2戦 取手ステージでした。
毎年恒例のシーズン開幕戦は、個人的に3年連続となる茨城シクロクロスから開幕を迎えます。 前日入りが定番となっている遠征ですが、前日にどうしても外せない予定があったため、その予定を途中離脱して初の電車で茨城は取手入りしたわけである。
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余談ではあるがかの有名な狩人の「あずさ2号」が中央線の特��列車の名前とは知ら��、今回韮崎から新宿まで乗った「特急列車あずさ」に感動したことはちょっといい思い出である。 新宿から山手線、常磐線と乗り継ぎホテルのある牛久についたのは20時過ぎ。 すぐ宿に入り22時過ぎには就寝、翌日6時起きで朝食を食べて一路会場へ向かう。 年一回しか来ないが、この取手市にある小貝川リバーサイドパークは冒険ランドと呼ばれる自転車の常設コースがあるのが素晴らしいロケーションである。
例��のごとくハイスピードコースであり、多少の上下の動きはあるものの、ほぼ平坦でリズム感が良いのが感想である。 エリートレースは12:50分からなので他カテゴリーを観戦したり、久々のシクロクロスライダーとの談義をしていればあっという間に時間になる。 午前中に降ったりやんだりした雨はスタート時刻にはしっかり上がり、気温も熱くなく寒く無くで上々である。
雨によりタイヤチョイスに悩んだが、遠征で持ってくる機材にも制限がある為万能のSERAC EDGEを装着してのレースだったがこれがバッチリであった。
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スタートバイク Bike:Eddy Merckx EEKLO 70 Disk仕様 Component:shimano  Di2 Wheel:DT Spline Tire:Front.SERAC EDGE Tire:Rear.SERAC EDGE Pedal:Shimano XTR 空気圧:F1.7  R1.7 (体重70kg)
スタートNo.29と81名いる中では上位の方だけに気合が入る。 号砲一発、JCX開幕戦UCI2取手ステージがスタート。 クリートキャッチも上々で前車の岩田君も悪くないスタート。 周りとの多少の接触もクロスならではだなと、安全マージンをもって1コーナーを抜けた先で、毎年あるぬかるみに差し掛かった際に前走者が急減速し蛇行、前輪にハスりこちらも急停車し、後続が衝突してくる。
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えらいこっちゃ!  ※動画撮影ヒロサトさん
体勢を立て直し再スタートするもチェーン落ちを誘発し、掛け直していたらほぼ最後尾の70番手程まで落ちている。 そして前を見れば小高い場所を上りながらターンするギャラリーコーナーと、その先の同じようなコブがボトルネックになり、C1クロッサーが我先にと阿鼻叫喚の地獄絵図である。
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少しでも人の波が薄いところ目指して入って担いで抜ける、どうせ後方なんだしガンガン攻めて行けることまで良いやと気持ちを切り替える。
林間区間ではどうやっても抜けないので、区間を抜けるまで辛抱してバックストレートにて周りのナンバーを見渡すと大体60-70番台。 自脚的には有利だろうと、アスファルトを走るライダーの横の芝を全力で抜いていく。このストレートだけで10名は抜けるぐらいの距離がある。 昨年は「可変式ストレート」なんて忌み嫌っていたが、今年はその長さが多少短くなったものの素直に抜けるセクションとして重宝する。 前のパックに目標を見つけ、松村さん、和尚、コッシーと交わしていく。目標が前にいるだけで足を止めれないのはライバルならでは。
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ピットの余語さんが順位を言ってくれた気がしたが、あまりに大きな順位だったから記憶から消してしまったのか、いまいち覚えていない。 順位がはっきりわかったのは3週目ぐらいで50番手あたりだったかと。 そのころになると数珠繋ぎもばらけ出し、小パックを形成しだすのだがこの位置では絶対的に80%ルールで足切り位置である為、少しでも前のパックを追い続ける。
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追い上げを続けていくとチャンピオンシステム・マツドに追いつく形になりパックになる。 毎年同じパックになりお互いバチバチやるのが恒例だが、今年は私が後ろからマツドに追いつく展開であり新鮮である。 ストレートで一度抜くも、ラインをクロスして抜き返してくる。 うぉぉ!!これだこれ、テンションあがる。 マツドのしぶとさは折り紙つきだが、今年のマツドは直線の切れが無く苦しそう。 バックストレートでさらに前にいるバイクランチ小林君に飛びつきそのままマツドを振り切り、今年も初戦は貰ったぜ。※例年マツドには負け越している
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その後も小林君とパックになり前を追い続ける、この日一番長い間パックになっていたのが小林君だ、小林君もしぶとく毎回パックになるのだが本当にちぎれない。そのしぶとさ見習いたい。 しかし今日の自分は追いあげないと完走ラインに届かない。 後ろから追い上げてきたNo.81の選手に自分が飛びついたタイミング抜け出すことに成功。 残り4周回で周りから「もう足キリ近いぞ!」と周りから追われだし、80%足キリの足音が少しずつ近づいてくる。 4名のパックになった後半はお互い脚が一杯一杯だが、足キリにも順位がある為足キリラインの手前で先手を取れるよう必死になり足を使ってでも前に出ようと必至だ。 が、これが中々足キリにならない。 まぎれもなく自分の後ろには誰も走っていないので80%ルールで下されているのだが、自分のパックがギリギリ残っているのだ。 当然「次の周回が足キリ周回になる」と毎回80%ライン手前で必死になるのだがゲートが開いていない。 「うぉぉ…今のアタックで足全部使っちゃったよ…」 もちろん周回数が増えるのは嬉しいしそのために走ってるのだが、一つでも順位を上げたくて足切りラインの前で毎周回前回スプリントをした後に「もう一周」と送り出されると何とも悲壮感全開で次の周回に入っていくのだ。 「早く殺してくれ」 弱気にもなるのだが、不思議なものでまだ脚は動いている。
そして、その次の周回もゲートを開け閉めしているその手は動かない…。 国久保ちゃんとらりえってぃの嬉しそうな顔を横目にもう一周へ。 あぁもしかして…と、苦しみながら踏み続けているといよいよ打鐘の音が聞こえてくる。 最終周回まで遂に来てしまった。 ほぼ最後尾まで落ちて前を追い続けた結果、よくぞここまで上がって来たもんだなと思いながらも最終周回のジャンを聞いた安堵感からか、緊張感が切れラインがふらつきだすので、無念だが後ろを走る選手に声をかけ前に行ってもらう。
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そのままペースを保ってゴール。42位/81名(参考:51%) リザルトとしては決してよくない順位だが、アクシデントに気持ち切れず踏み切れたので初戦としての内容は悪くなかった。 コースも比較的好みな平地基調ということもよかったのだろう。 久々に一緒に走れた関東ライダーはじめ、全国の選手の皆さん、本当にありがとうございました。 そして一緒に遠征に行けた岩田君とコバちゃんもありがとう。 今シーズンも始まったばかりの平成最後のシクロクロスシーズン、今年も全力で走ります!
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occi-yuki · 4 years
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東海人にとっての自転車競技「心のふるさと」平田リバーサイドプラザ。
通称"平田" 皆さんも一度は耳にしたことがあるだろう平田というワードを。 岐阜車連がこの地で平田クリテリウムを開催してはや10年、そしてシクロクロスがこの地で始まりAJOCC加入4年目となる今シーズン やはり我々地元シリーズは平田で始まる。
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東海シクロクロス開幕戦 平田リバーサイドプラザでした。
今年は例年に比べて開幕が遅い東海シリーズも平田からスタートは変わらず、会場には東海おなじみの面々がブースを並べ、いつもの雰囲気を感じながら「あぁ…いよいよ東海も始まるなぁ」と感慨深い。 昨年の開幕戦は悪天候によりマッドコンディションでの開幕戦で、タイヤチョイスをミスり散々な開幕戦だったが、個人的には好きなコースであり、平地基調ではあるがリズム感が良く攻め甲斐がある好レイアウトだと思う。
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当日は朝1のレッスンのお手伝いから始まり息子もレッスンに参加。 自身はFacebookでフォローしている各務氏の息子さんに逆指名頂き一緒にコースを2週ほど走る。 こっちがレクチャーをしているのだが、ゆっくり走ることによる気づきも多く、逆に教えてもらっている気分だ、ありがとう。
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志貴のCK2を送り出し3度にわたるチェーン落ちを自分で直してはドベゴールにも「お父ちゃんの整備不良のせい!」と窘められ、帰りのファミチキで許してもらいました。 そして晴もデビューという事で未就学児カテゴリーに参加。 こちらもブービーでゴール、やることが大事。
前年のポイントから自身のゼッケンはNo.9通常なら2列目からのスタートになるところだが、岡さんがマキノに参加しているおかげで繰り上がり1列目。
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嫌な予感がする。 
号砲一発C1スタート! クリートキャッチ一発、踏み出し完璧。おっしゃ!このまま踏み込んで前にで… その刹那ガチャーンとトルクが急に抜けクリートが外れる。 バランス取り直して再度クリートキャッチ。どうやらラフシフトが原因のよう…後ろの人ごめんなさい。
せっかくの1列目スタートも大失敗に終わり20番手以降で1コーナーに。 目の前に長く連なる極彩色の色とりどりのトレインを見て軽く気が遠くなる。 あぁ…先頭はあんなに遠くに行ってしまった。
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少し油断しようものならイン側から662CCジュンちゃんやら、カッキンが突っ込んでくるもんだから自身の動揺具合も大概だなと。 いやいや60分もあるのだから少しずつ少しずつ。
そこからは立ち上がりでひたすら踏んでは交わし、コーナーでイン側にフロント突っ込んでは交わしの繰り返し。 さすがにオンちゃん、大垣PS多賀さんパックまで来るとなかなか交わさせてくれない。
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オンちゃんが脱落し多賀さんと2人でしばらく進行するが、多賀さん立ち上がり鋭いし一回イン側から抜いたら、その後前に出したらイン側にスキが全くない。 どうやって抜こうか思案するもシケインしかアドバンテージが無いので残り3周で前に出る。
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もうそこからひたすらに心折れるまで踏み倒さないと45さんのごとくしぶといので苦労が無駄になってしまわぬよう、何とか10秒ほどのギャップを作りそのままゴール。
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5位16%。
最初の大チョンボから考えれば上出来だが、先頭パックとの差が広がりも縮まりもしなかった中盤の事を考えると、先頭パックに入っていれば良いところあったかぁと、タラれば。
何はともあれ昨年度のトラウマも克服し無事開幕戦を完走出来てよかったです。
今シーズンも引き続き東海関西に参加しますので、よろしくお願いします。
Photo kikuzo & hattori
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occi-yuki · 5 years
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回る弾倉、起きる撃鉄。 こわばった指がトリッガーを引く。 撃針が、空の薬室を撃ち、虚しい音を立てたとき、 皮肉にも、生の充足が魂を震わせ肉体に溢れる。
ロシアンルーレット。
この、危険な遊戯が、これこそがこの世に似合うのか
どこかで聞いたナレーション(C.V銀河万丈)が脳裏を駆け巡る。 「この周回も生き残った…」と胸をなでおろすのもつかの間、次々とやってくる。 不幸にも弾倉に込められた銃弾が撃ち抜かれた刹那、また一人、また一人と雪崩のような落車に巻き込まれ消えていく。
「不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまったんだよ…」
牙を持たぬ者は生きてゆかれぬイバラの道。 only the strong survive . 去年味わったスズカの路面は苦かった、今年はどっちだ?
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シマノスズカロードレース、5ステージでした。
開催日が例年に比べ2週間ほど後ろにずれた今年のシマノスズカロードレース、その恩恵は気温によって受けることとなりました。今までの記憶ではジリジリと照り付ける太陽により、早朝でも外にいるだけで体力を奪われるような気温とコンディションでしたが、今年は天候が曇りということもあり、初日の土曜日に至っては30度に届かないという絶好のコンディションに恵まれました。
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前日まで降り続いた雨も早朝までには止み、コースも一部ウェットなことを除き”気温的”には最高でした。 今年はメンバー的に5ステージへの出場も危ぶまれましたが、のりへいメンバーの尽力により豪脚助っ人「小暮選手・豊崎選手」の参加により5名揃えることが出来、晴れてエントリーできました。 さらに、例年参加人数減少に伴いチームオフィスの個人負担が増えるところをDESTRAさんに相部屋させて頂くことで、快適に過ごせましたこと、ありがとうございました。
一応このシマノスズカに合わせて調整を行って来たのですが、減量は-4kgと成功したものの距離を乗り込む予定のお盆期間に胃腸風邪にかかり、ほぼ寝込んでしまう事案が発生。例年通りのスケジュールでスズカが開催されていたら地獄を見てましたね、ハイ体調管理大事。
さて5ステージの構成は例年通りの以下の内容。
第1ステージ ロードレース フルコース5周回 第2ステージ 個人タイムトライアル 東ショートコース1周回 第3ステージ チームタイムトライアル フルコース4周回 第4ステージ クリテリウム 東ショートコース5周回 第5ステージ ロードレース フルコース7周回
昨年は第4ステージで痛恨の落車による怪我で意気消沈した為、今年は無事に走り切る・楽しむこと、そして少しでも上の順位(昨年チーム順位12位)を目指す事が一番の目標。 出場チームも5年前とは様変わりし、目新しいチームから古参チームまで幅広い層がエントリー。
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第1ステージ フルコース5周回
毎年のことながら第1ステージは勝利=リーダージャージとなるので血気盛んにレースが動くが、今年は1周目から落車が発生。 ラインが落車場所と違った為、事なき得ましたがチームメイトの豊崎選手が怪我によりDNF、のりへいも集団から遅れすでに3名しか先頭集団に残っていない状況。 チーム内TOP3名の合計タイムがチームの持ちタイムとなるためもう一人も集団から落とせない状況となる。 が、しかし最終周回のデグナー過ぎのダンロップコーナーで再び大きい落車発生。残りのメンバーは全員回避したが集団からコバちゃんが遅れ2名のみ集団ゴール。
すでにチーム順位は25位まで後退。
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第2ステージ 個人タイムトライアル 東ショートコース1周回
前日にTT用の機材を準備していたところTTバーのマウントが破断し装着できなくなる事態が発生。仕方なくホイールのみ交換してノーマルハンドルで出走。周りに「言ってくれれば予備持ってきたのに~」と温かい言葉を頂き、とりあえずツイッターで「誰か貸してください!」って言ってみれば良かったな…と反省&勉強。 当然タイムが出ることも無く去年から9秒落ちの自身初3分台を出してしまう醜態リザルト。
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第3ステージ チームタイムトライアル フルコース4周回
スズカの順位はTTTで決まるといっても過言ではない。そのTTTも豊崎選手を除く4人体制で一人当たりの負担も大きい。 一番脚のある小暮選手にスタートから4ペースを作ってもらうが不調のようで、その後ローテーションには自分、のりへい、コバちゃんで回していくが22位とタイムも出ない。
ここで初日3レース終了、落車から始まった一日は歯車が噛み合わないまま終わった。 翌9/1(日)この日は早朝から天気も良く気温も上がり、クリテリウムに向けて全員アップに余念がない。脚は前日3レース走っているせいか比較的動いている(自分比)印象で悪くない。
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第4ステージ クリテリウム 東ショートコース5周回
もうとにかくインターバルな4ステージは1周3分程度で登って下っての繰り返し。登りのペースも速いし下りも当然速い、とにかく語彙に乏しいが速いのである。 そんな雰囲気なので集団内の動きも活発で、本日も落車の音が絶えない。 ある程度予想していたが昨年同様最終コーナー手前で集団落車が発生し規模も大きい。 ちょうど目の前だったのだが落車車両との相対速度で一瞬の間があり、認知・判断・行動の基礎3行動でラインを見つけ無事回避。
嗚呼ぁ危なかった! 
残り1kmを切ってからの落車だったので優遇措置でトップとタイム差なしでのゴールはありがたかった。
そして最終第5ステージ ロードレース 最長となるフルコース7周回
スタート前に応援に来ていた息子に「無傷でゴールしたら、この後遊園地行くぞ」と約束してコースインしたのだが…。スタートと同時に逃げが出来るが間もなく吸収、2周回に入ったタイミングで再び逃げが発生。 集団に残った自分としては見送るか追走するか、集団の動向を見守っていたがどうやら追う展開になりそうだ。 
2周回目に入りシケインを超えたところでペースアップ長ーく集団が伸びるが西ストレート後半で突如落車~!の声が集団に響く。 どうなってるんだ!直線でしかも速度が緩むのはスプーンの入り口ぐらいからだろ?と思った刹那、落車の影が突然目の前に現れる。 
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※けーなか車載動画より
ここから本当にスローモーションでした。 既にブレーキングしながらラインを探して左の人が芝側に逃げたので少しスペースが出来た。少しだけ左に回避行動を取り、そのラインが落車で埋まる前に通過しようとバイクを向ける。 その間も目の前には次々と積みあがる人の山、地面から弾き飛ぶボトルに自転車、そして人・人・人の負の連鎖 そして最も恐れていた自分のライン上に人影が…あれ?見たことあるジャージだな。
小暮選手でした。
身内を踏むのはまずい!(いや身内でなくても人は踏みたくないのだが)
今まで空の弾倉で潜り抜けてきたロシアンルーレット、ついに死線が目の前に現れた。これ以上はどうしようもない、まさに成す術無し、それ以上の回避行動もとれず腹を決める。
来いよベネット 銃なんか捨ててかかってこい!
次の瞬間、路面ミューの高いスズカの黒いアスファルトに叩きつけられて、やっぱりこいつとはハグしたくなかったな…。 他人と絡まったバイクを解き体制を起こすと「サイコン落ちてるよ」とどこからかやさしい声。あっ、ありがとうござます。
拾い上げてバイクにまたがるとチェーン落ち、チェーンを掛けなおす頃には集団は視界から消えていました。 曲がったステムに折れたハンドル、シフトが効かないSTIを誤魔化しながら、同じく落車に巻き込まれた小暮選手と残り半周を走ってDNF宣言。
今年も救護所へ来てしまった。 擦過傷に脇の強打(ヒビ程度)で比較的軽傷だったのが救いであった。 オフィスに戻るとレースはまだ続いていたが、早々に着替えて家族に報告。 息子より「遊園地行ける?」と聞かれたので「行けるよ」と答える。観覧車ぐらいでお茶を濁してやろうと思ったら、観覧車は気温により停止。 よりによってその横にあるDualGPというプチジェットコースターみたいなのに乗る羽目になり、痛みで悶絶したのは言うまでもない。
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何はともあれ今年の夏の祭典シマノスズカも終了し、これにてロードシーズンは終了です。 2年連続の落車は正直堪えますがチームで走るステージレースは面白いし、唯一無二だと思います。
落車についても脚があり、リザルトを毎年残す選手は回避能力も高く上手く走っていると感じました。 ��い落車というと不可抗力だという意見もありますが、やはり発生しても回避できる、不穏な空気感を読んで自身のポジションを変える、万が一のエスケープゾーンをしっかりと意識して走っているという、サイクリストとしての資質が試されていると感じました。
その点については自分はまだまだ未熟であり、無意識に周りに迷惑をかけているのではないかなとも思います。
来年、もし集団内での立ち振る舞いスキルに���う一つ自信が持てるのであれば、メンバー揃えて再び走りたい5ステージでした。
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occi-yuki · 7 years
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昼下がりの山陽道を西へ車を走らせる。
曇り空の間から見え隠れする陽の光に、今朝聞いた天気予報の声がよみがえる。 ちっとも雨が降っていないじゃないか、っと拍子ぬけた気持ちの中、目の前に続く単調に見えるこの道は、山陽地方の山間をゆるい弧を描きながら山の向こうへと繋がっていく。
もうすでに2時間は同じような景色を見続けてきただろうか。そろそろこの景色にも飽きてきたところ、ふと走行車線に目をやると今まさに一台の車を追い抜かんとしている。
「あぁ、その真っ白な実質剛健スクエアフォルムはエブリィか。」
いや、待てよ…ん?違うぞ!その瞬間私の中で何かが目覚める。
「こ、これは…スクラムバンだっ!」
どういうことだ? 何者にも変えがたい感情を押し殺しながら、その道の先に目線を移すと
「あのオレンジの車体、ハスラーか。」
いや、油断するな!きっとこれは罠に違いない。 ゆっくりとその車体に近づき車両後部へと目線を走らせると、驚愕の事実を目の当たりにする。
「くそっ!フレアクロスオーバーだと!」
キャロル、それはアルトだろう。 スクラムトラックだと言うのか?それはキャリィだろうに。 AZワゴンだと?もはやワゴンRにしか見えないぞ! もう何が何だかわからぬまま、前方を走る4駆軽自動車が目に入る。
「もう騙されないぞ!お前はAZ-OFFROADに違いない!」
いや、普通のジムニーであった。
一体どうしたと言うんだ山陽道は何かがおかしい、どこか時空が歪んでしまったのか?と不安にかられていると、申し合わせたかのように目の前に現れた大きな看板には大鳥居ともみじが描かれこう書いてある。
広島県
その刹那すべてを悟った私は車の国「トヨタ」から幾多の関所を超え、戦いの場である広島「マツダ」の本陣に足を踏み入れたのと同時に、県民のマツダ愛の先制攻撃にあっているのだと気づく。 OEMの沼は思いの外深く、見慣れない車名を背負った車が走り回っているのも合点が行く。
そう、ここは広島県。決戦の地はもうすぐそこまでやってきている。
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JCX第2戦 中国シクロクロス広島中央森林公園でした。
さて、長い前置きにお付き合いいただきましてありがとうございます。
広島といえば厳島神社に宮島、原発ドームに平和公園と有名な都市ですが、今回は三原と言う広島中心部より東寄りにある広島空港一体に形成される中央森林公園特設コースが今回の舞台である。
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前日16時に三原の少し先、東広島は西条に宿をとり前泊にてコンディションを整える。遠征とくればグルメ部活動はいつもより活発に活動している。
当日は予報通りの雨、朝から降り続いた雨は昼のC1スタート前に土砂降りの雨に変わりコースの状況を一変させてしまう。
7時に会場入りし、朝の試走と他のカテゴリーにてラインを研究するのだが、この広島のコース、もはや名物と言ってもいいぐらいに路面が凸凹の洗濯板状態なんです。それもこの地域に生息するイノシシが路面を掘り起こし、その掘り起こした残土が脇に積まれていると言う特異路面なのである。 しかもいうにことかけて、今年のイノシシは活発らしく、誰しもがここまで路面が荒れているのは初めてだとのこと。泣けてくる。
もはや腰に持病がある小生にとってここまでハードコアな路面も泣くしかなく、泣いていてもしょうがないのだがスタート前から泣きが入っていました。
広島への遠征ともあり、関西圏のライダーと地元広島のライダーが入り混じり、さらには関東からの参戦もあり、どうやら羽田広島便の飛行機は利便性が高いらしく、日帰り遠征できるとのこと。
と言うわけで先週の茨城小貝川でもお会いしたメンバーと、関西メンバーが入り混じったスタートメンバーは多種多様で面白いことこの上ない。
自身はゼッケン5と JCX自分史上最高位からのスタートとなり1列目でした。 土砂降りの雨の中、C1のスタートです。
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スタートバイク Bike:Eddy Merckx EEKLO 70 Disk仕様 Component:shimano Ultegra Di2 Wheel:shimano WH-RX830 Tire:Front.SERAC MUD TUBELESS X- Guard Tire:Rear.SERAC CX TUBELESS X-Guard Pedal:Shimano XTR 空気圧:F1.5 R1.5 (体重70kg)
ピットバイク Bike:Eddy Merckx EEKLO 70カンチブレー キ仕様 Component:shimano Ultegra Di2 Wheel:shimano RS-81
 Tire:Front.SERAC CX TUBELESS X-Guard
 Tire:Rear.SERAC SAND TUBELESS X-Guard Pedal:Shimano XTR 空気圧:F1.5 R1.5
自身過去最低の空気圧により1.5barまで落としました。個人的には比較的高圧で転がりの良さと、たわまないサイドケーシングによりタイヤのノブでグリップしてコーナリングするのが好みですが、今回の路面の突き上げに関しては、空気圧を下げざるおえない状況でした。
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クリートキャッチ一発で早々に踏み出して行くが、同じ東海ライダーの山中さんが合わせて飛び出す。意地でも前に出ようかとも考えたが、無理してもメリットなしと判断し2番手で��コーナーへ侵入。最初のたこ焼きは2位で通過するものの路面に苦しめられコッシーに抜かれスク水は段違いの速度で抜いて行く。そのままコッシーとパックのままファーストラップ終了。この時点で5番手ほどで山中さんは遥か彼方へ。
ストレートでコッシーには申し訳ないが、尊敬も含めたお約束の腰ポンをお見舞いし抜いて行く。その後ニュージャージのCOGS牧野さんに抜かれ今日はキレキレだなと関心。さらにはバイクランチ小林君やグランピー進藤君と抜きつ抜かれつを繰り返す。
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特に進藤君は岡山の雪辱を晴らすべく、抜き返しバチバチやってやろうじゃないかとテンションが上がるものの、離しきれずに腰痛からギアがかけれなくなり先行させてしまう。
3周目には腰はとっくに限界にきており、去年の宇都宮同様に触っても感覚がないぐらいに痺れてDNFも頭を過ぎるがポイント欲しくて来ているわけで、ここで降りては意味がなしということでDNFは諦めてペースを落としてでも完走しようと切り替える。
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こうなると心拍は全く上がらなくなり170bpmほどで推移していき、全く追い込めてない状況に。小貝川の平均心拍が180オーバーで195まで上がったことに比べれば踏めないジレンマは相当あります。
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鴨川松村さんに八ヶ岳コーちゃんと悪路に強いテクニシャンに交わされ、付いて行こうとするものの2周回ほどで離されてしまう。
変にパックで競っても踏めないのは変わらず、ペースを刻むことのみを考え淡々と踏んで行くが、最終周回の土手登りの手前でリヤのリムをハードヒットさせてしまいリムが変形しパンクする。ピットまで距離があったが順位をこれ以上落としたくなかっ他ので、そのまま無理やり乗って半周走りきりピットにて今季初のバイク交換。
そのタイミングで松岡さんにも交わされ13位に後退。もうこうなると急に変わったカンチブレーキでシングルトラックの降りも恐る恐る降り、どうすることもできずにゴール。
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13位/35名 37% 
もはや言い訳のできない駄目リザルトです。 砂地にせよコブにせよ泥にせよ、自分のスキルの無さにげんなりするが「変えられるものは変えましょう、変えられないものは受け入れましょう」とテレフォン人生相談でもよく言っているので、出来ることからやって行くしかないなと再確認。
それにしても悪コンディションは走れるかどうかは別として楽しいものでした。そりゃ片付けや準備は晴れてるに越したことはないですが、泥遊びは幾つになっても楽しいものだなと思いました。
これにてシーズンイン恒例の遠征2連発が無事終了となったわけで次戦は地元東海シクロクロス開幕戦、平田シクロクロスです。 自身も好きな芝踏み踏みコースだと思いますので、今週末までに腰を少しでも戻していい走りができるように頑張ります。
今週末もみなさんよろしくお願いいたします。
Photo by kasukabeVisionFilmz & YukiOnari
深谷産業 エディメルクスブランドサイト http://www.fukaya-sangyo.co.jp/eddymerckx2016/
IRC TIRE ブランドサイト http://www.irc-tire.com/ja/bc/
ミノウラ ブランドサイト http://www.minoura.jp/japan/
スギノエンジニアリング ブランドサイト https://www.suginoltd.co.jp/
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occi-yuki · 5 years
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「違う違う、そうじゃ、そうじゃない。私が行きたいところはこっちではない。」と、言ったところで無情にも押し出された私の身体とバイクは逆らう事もかなわずピットレーンに流れるように吸い込まれていくのである。
ピットにはまるで事が把握できない間にやってきた厄介者にあっけに取られた表情の松田氏(通称:まっつん)がスペアバイクを持ったまま立ち尽くしていた。 認知・判断・行動! 私の脳裏に過るシクロクロスのルールを駆け巡らせた結果、選択肢が脳裏に瞬時に浮かび上がり
> 1.そのまま通り過ぎる > 2.足を一度着いて再スタート > 3.フロントタイヤを一度はずして再度装着、その後再スタート > 4.バイクごと交換して再スタート
1は…いかんいかん論外だ 2はえぇっと…大丈夫だっけ?でも記憶が曖昧で自信が無いため即座に却下。 3は…うーんスルーアクスルご用達の昨今、ご時世に抜いて刺してはお呼びでない。 な、ならば消去法で4しかあるまい… 
「バイク替���ないといかん!」 
口から出た言葉は説明とも着かない言葉尻に、まっつんからバイクを受け取り再び出口へ。 さあ困ったぞ後続は10名居るか居ないかだ、振り返るのもうんざりするほどの後方からになってしまった大阪は天下の台所でもある堺の地、私はまたここでまな板の上の鯉になるか否か。
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関西シクロクロス第7戦 堺みなとグリーンひろばでした。
過去の思い出と言えば6年ほど前になるであろうか、当時希望が丘で念願のC1昇格を果たした私は期待に胸ふくらませながら次戦である堺の地にやってきたのだった。 しかし現実は厳しく40分しか経験していない私にとって20分の壁は果てしなく大きく、ハンガーノックに陥り顔面蒼白でC1デビューをこの地で終えた忌まわしき場所、堺。 更に翌年は中盤のパックで展開するも、シケインで痛恨の脚攣りをメイクして一部始終ミウケン氏に動画にてSNS拡散されるという醜態を演じた憎き土地、堺。 敬遠していたわけではないのだが、苦手意識という言葉があるのであればこれ程フィットする場所も無いであろう、堺みなとに何故か今年は走りたくなってエントリー。 ちょうどレースカレンダー的に東海も空きがあった週という事もあったのだろうけど、引き寄せられるようにやって来たのだった。
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関西シリーズの中でも比較的遠地である堺だが、名古屋から3時間と聞けば行けぬ距離でなく通称:名阪高速を走り抜ければあっという間に到着である。 朝イチのC4Aに遠征組のまっつんが出走するという事で珍しく朝試走から走り出す。
コースは相変わらず関西テイスト全開の好レイアウトで、とにかくコーナーの切り替えしと旋回が楽しい。 タイヤからのグリップをひたすらに確かめながら攻めるコースコンディションは、高圧寄り(1.8bar)にセットしたSERAC_CXとの相性も相まって非常に攻め甲斐に溢れている。
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お分かりいただけるだろうか、関西人が考える立ちはだかるバリアを。(モデル:ゴンちゃん)
それにしても関西に来るたびに驚くのが、新種のバリアである。 昨今のちょっと飛べるぜと鼻が伸び盛りな畜生を葬り去る「飛べるもんなら飛んでみろ」な距離感を感じるニュータイプ、こいつには手こずったが、狭い方のステップは助走もしっかり取れて飛べたので良かったですが、長い方は無理でした。しかも乗っていけたらアドバンテージでかいところに置いてあるのが憎過ぎる。
試走とC4Aを観戦し、まっつんを労ったあたりで雨脚が強くなりだしてくる。 そうなると走るのが非常に億劫になってくるのだが、気温もさほど下がらずにいてくれたのには助かった。
昼試走ではラインの再確認程度にとどめて、恐縮であるが三船さんの後ろについて勉強させていただく。 流石にラインを何本も用意しており、コーナーの先のセクションの繋ぎをスムーズにするために駆け抜ける一本の線は非常にスムーズであった。
スタートゼッケンは40と5列目からのスタートであったが関西ポイントを持っていない自分には当然の位置である。 そして後ろにはゲン君が並び冗談半分で最近のスタートの悪さを自身で皮肉って、事前に誤っておいたものの、この一言が数分後には現実になってしまうのだから言霊というものは怖い。
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号砲一発C1スタート。
クリートキャッチ成功からの踏み出しでまたもやペダルがルーズになってくる、お構いなしに踏み直し被害最小限に留めると、目の前に突然停車に近い速度で鎮座するライダーが現れる。
右のライダーに体当てながら回避して踏み込むもスタート失敗である、もうここまで来ると他の要因も絡み出し何が成功なのか自分自身全く分からないから呪われているのではないかとすら勘ぐってしまう。
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右に左にインアウトを繰り返し、順位をキープして最初の混乱期を乗り越えようとするもキャンバー区間で押し出され杭にバイクが絡まる事案が発生、さらには冒頭のピット押し出しまで誘発してしまい悪夢の1周目が終わる。
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ほぼ最後尾で昇格したてのイケッチ(エスキーナ)と並走する場面で「ピットに押し出されちゃったよ」と伝えると「俺も俺も」と同志よ!となって少し和んだが、こんな場所に居てはいけないと吹っ切れて踏めるだけ踏んでダメならそれでいいと、ひたすら全開で前を追う事に徹する。
おかげで1周目の写真から最終周回の写真までほぼ同じ表情です。
次の周でメインバイクに切り替えようと思っていたがレースの展開が速い影響で、ピットでのバイク交換でのロスが大きく響くためスペアバイクの調子も良くリヤにセットしたEDGEが良き仕事をしてくれるので、そのままでレースを続行するとピットに伝える。
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高速コーナーで旋回する際にギアを掛けて前に前にバイクを押し出していく、砂場の手前で非常に大きな声援を貰え、おかげで冷静に無理せず砂場を通過できる。 抜いても抜いても前からライダーが降りてくるから、ひたすら差を詰めては交わし、詰めては交わしの繰り返し。
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kossyを千切るのに全力の図
コッシ―をやっと捕まえ全力で交わすもシケイン一つで軽やかに抜き返される。周りのオーディエンスの声も一段と良く聞こえる。 コッシ―とのパックは日吉以来でテンションも上がるが、テクに勝るコッシ―を離すには、SSには申し訳ないがコーナーで踏み切って一気に離す。
やんぼー(662cc)を抜きざまに「オッチー行け、シングル狙えるぞ!」とレースの中から声をかけてもらえたのだが「シングル?」そんなに前まで来たのか?と思い確認のためにピットに順位を確認すると22位とのこと。
シングルはまだ遠い。
さすがに20位前後まで来ると差が詰まりにくくなり、岩井軍団トーイとの差を詰めるのに2周回を費やしパックに合流。
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ココから終盤の攻防が始まるが36シュータが残り2周でアタック、キッツイいキツいがその後のシケインでチェーン落ちをしている間に抜き返すも、最終セクションで追いつかれスプリントで捲れずゴール。
19位/30%
最近の煮え切らないリザルトから少し脱却できて、思いっきり納得出来るほどに踏み切れた久々のレースでした。
3周回以降ですが集計してくれている方がいらっしゃいまして 3周目:27位 - 4周目:23位 7.34.2 5周目;21位 7.39.9 6周目:21位 7.39.4 7周目:19位 7.39.0 8周目:19位 7.35.7 後半になっても垂れずに踏み続けれたのがレース強度の中での収穫でした。
帰り道中、心地の良い脚の疲労感を感じながら霧濃い名阪国道を東へ走っていると嫁からの着信。
嫁 「リザルトどうだった?」 自分「ぼちぼち走れて19位30%でした」 嫁 「なんで私が行かないとリザルトが良いのだ!?説明して!」
説明してっ!と言われても「プレッシャーが少なくて…」なんて心にも思ってないし、口が裂けても言えないし。
雨上がりの名古屋の空は、西日に照らされ僕らの帰りを待っていた。
Photo murayama & takeuchi
大会名:関西シクロクロス第7戦 リザルト:C1 19位/30% 路面:芝 砂 コンディション:ドライ&一部ウェット 天候:曇り
スタートバイク:Eddy Merckx EEKLO70 Component:shimano  Di2 Wheel:Shimano RS-770 Tire:Front.SERAC CX Tire:Rear.SERAC CX Pedal:Shimano XTR 空気圧:F1.8  R1.8 (体重72kg) ピットバイク:Eddy Merckx EEKLO70 Component:shimano  Di2 Wheel:DT Spline Tire:Front.SERAC CX Tire:Rear.SERAC EDGE Pedal:Shimano XTR 空気圧:F1.8  R1.8
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occi-yuki · 5 years
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鉛色の空に響き渡る荒々しい波の音。 白波を立てて迫りくる波に降り注ぐ白い雪が冬の北陸であるステレオタイプな日本海を見せてくれる。
 踏み出す脚は砂に埋もれ、ザラメのような砂は容赦なく引き抜く足を離してくれない。 台場とも祖父江ともマイアミとも違うこの砂が、今日も私の行く手を阻んでくる。 
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シクロクロス富山第3戦ヒスイ海岸キャンプ場でした。 
正月を嫁の実家の新潟県妙高で過ごしそのまま名古屋に帰るのも味気ないと思い、連休最終日である1/6に開催されるレースイベントをチェックしたところ、妙高から1時間程度の距離にてシクロクロス富山が開催される事を知りすぐにチームLineにて参加者を募ったところ、遠征大好きトモ君とまっつんが挙手。  現地合流という事にしてシクロクロス富山へ新年一発目のレースを走ってきたわけです。 
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糸魚川の西、新潟県と富山県の県境に近い朝日町にあるヒスイ海岸キャンプ場が今回の会場であり、防風林の中を縦横無尽に張り巡らされたコーステープのテクニカル区間と堤防をひたすら走る直線部、そして海沿いの砂浜をひたすら走るラン区間と分けられるメリハリのあるコース。
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砂で掘れた狭いコーナーの恐ろしさは存ずるところだろう。 とにかく長細い。 林間区間は往年の関西野洲を思い出すがコース幅が狭く、かつコーナー部分が砂でどんどんラインが掘れて見事な溝を形成していく。
しかも幅員極狭により低速が故に勢いで曲がれないので、しっかり減速とライントレースが要求され難しい。 林間区間は我慢のレイアウトであり直線部は気が遠くなるほど長く、小貝川ほどとも思える長さだ。
そして砂浜は日本海特有のザラザラ大きめの粒子の砂が若干の水分を含んで重く、荒波に磨き上げられた丸石が散乱してとてもではないが乗車しようという気すら起きない。 ラン区間も長く1分前後は走っているのではないでしょうか。 直線部はしっかり踏めるので自分に有意であるが、林間と砂浜が致命的なほど遅く試走で対策を思案するが浮かばず本番となってしまった。 
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こうやってみると娘の小ささは際立つ。
この日は11:30には最終レーススタートでC1/C2/M1と3カテゴリー時差出走だが、コース長もある程度長いためラップ者続出という事は発生しなかった。 C1は7人エントリーの6人出走で自身のゼッケンは5と久々の1列目スタートである。
号砲一発スタートでクリートキャッチ一発、久々に決まった!と思いそのまま踏み続けると左足のクリートが抜ける。 ここ最近スタートで必ず起きるクリート抜けだが自身の踏み方が悪いのだろうか、もっと気を使ってスタートせねば。
何とか踏み直し一発で嵌りリカバリー、SV矢野さんがホールショットで2番手で林間に入っていく。
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直線が長いのは個人的には嬉しいがクロッサーとしては無念である。
流石の矢野さんはスイスイ進んでき自身は相変わらずバタバタして林間を抜ける頃には3秒ほど離されるが、堤防直線一本で一気に追いつき砂浜へ。 苦手な砂浜も我慢で何とか付き位置でクリアしその後の直線で前に出て、久々の先頭である。
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スタート地点あたりに帰ってくると息子が「おとーちゃん1位じゃん!」という声が聞こえ、このままこのままと念じて2周目へ突入。 スワコの選手とアンダーの若い選手がパックに合流し4名となるが、パックの蓋をする形で林間を終え再び砂浜へ。
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お分りいただけるだろうか、両側から3名にごぼう抜きされている図であることを。
ここで一気に3名に両方から抜かれ4位へ転落、砂が恐ろしく遅い。 1/2位が少し離れ3位の選手とパックとなり表彰台圏内争いとなるが、足を痛めたのか砂浜で急失速した3位の選手を交わし単独3位へ。 しかし砂浜の遅さは変わらず、林間の攻略の糸口も見つけることが出来ずにミスを連発し後続に抜かれ4位へ転落。
この頃になるとレーステンションで感じなかった年末の落車の傷が気になり、急に痛み出すもんだから集中力の低下が顕著になる。
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全くダメラインで登っている始末…この場に戻って俺をぶん殴ってやりたいぐらいだ。
そしてそのままゴール、4位/6名 まったくリズムも見せ場も作れないまま60分が終わってしまったが、久々に60分走れたことだけは良かったです。
帰り道中車内で「なんでこんなに砂のコースばかりなんだ」と嘆いたところ、嫁から「砂からは逃げられないから、ちゃんと向き合いなさい」と厳しいお言葉を頂いたので心に刻んでおきます。
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初参戦のシクロクロス富山はロケーションもホスピタリティも良く、さぬきクロスに近い良き雰囲気を感じることが出来ました。 これから毎年遠征を一回ぐらいしても良いかな~と思える好ロケーションでしたので、名古屋から3時間程度といい距離感と北陸の幸がありますのでまた遠征したいと思います。
富山でお会いしたみなさん、ありがとうございました。
Photo mari_yano & pattybikes5780
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occi-yuki · 5 years
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事の顛末まで記すのは、発信するものの義務であろうとも思うのである。
というのも、自分の中で2018年を締めくるる一大ビックライドとなる予定だったFestive500 Ride to ShionomisakiがDNFになったのは記憶に新しいとこだろう。
よもやそんな結末になり年を越す羽目になるとは、私自身思いもしなかったわけで、まさに身から出た錆ではあるが端倪すべからざるとはまさにこの事かと。
肝に命じたFestive500での出来事、今すべてをここでお話しようかと思います。 これが私のケジメです。
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Festive500 Ride to Shionomisaki でした。
SNS特にinstagramをフォローいただいている方にはある程度お話が伝わっているかと存じますが、この度2018年を締めくるる年末の一大イベントFestive500が開催されました。
このイベントはイギリス発祥のサイクリングアパレル企業であるRaphaが主催提案する「12/24-31の8日で500kmを走破しよう」という趣旨のイベントである。 当然実走での話なのでローラーでの距離はノーカウントとなります。 故に自身は仕事納めまでは通勤と夜のライドでコツコツ距離を稼ぎ、週末に長距離ライドを計画して一気に達成しようと目論んでいました。
目論見は順調に進み、初日からライド前日までの距離積算は以下の通りである。
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1日目:12/24 64km(通勤・ナイトライド) 2日目:12/25 62km(通勤・ナイトライド) 3日目:12/26 28km(通勤) 4日目:12/27 39km(トレーニング) 5日目:12/28  0km(NoRide) 積算距離:193km
残り300kmほど残して週末に突入するわけで、この度ロングライドの目的地として設定したのが和歌山県串本の潮岬である。
名古屋からだと片道300kmほどであり、もし初日に日没や時間の関係で到達できなくとも、宿泊後の翌日に往復すれば確実に300kmを達成できるという目論見であった。
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準備も万端で土曜日の午前0時いよいよ我々はチームメイトのコバちゃん(AJOCC_C1ライダー)とコージ(AJOCC_C1ライダー)の2名の健脚をパートナーに一路、潮岬を目指してライドを開始したのであった。
気温は0度を下回り氷点下の中、完全防備にも関わらず手足足先の感覚がなくなるなどライドとしては過酷な出だしであったが、桑名を通過する頃には天気予報でも伝えられていた年末寒波が日本列島を襲いだし、三重県も例外なく寒波の影響を受け雪が降り出したのである。
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その後幾度となる休憩を挟みながら都市部の信号の数に翻弄され距離は伸びず、時間ばかりが過ぎていく焦りに夜明け(6時まで)に100km地点である松坂を通過したいという焦りが出てくる。
桑名・四日市・鈴鹿と抜け津に入った矢先の出来事であった。
一級国道である23号線の鈴鹿・津間のある箇所において真っ暗で街灯もない道路で問題は発生した。
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信号間での減速を極力少なくするため、赤信号の場合は手前より青信号に変わるタイミングを見計らって原則し、加減速を可能な限り少なくする手法にてそうこうしていたのだが、信号を抜けてしばらくしたところで後方より
「あぁぁぁぁ!!」という悲鳴とともにガシャーンというレース会場で聞く落車音が響く。同時に並走する車のライトと走行音も五感を刺激し、落車は仕方ないが後続車と巻き込まれるな!と祈って瞬間的に振り返った刹那、自身のフロントの手応えが一瞬で無くなり前を向いた頃には目の前にガードレールが迫っていた。
どうやら氷点下の気温の中白線上が凍結していて、暗い状況もあり路面判断が遅れ凍結路面にタイヤを持って行かれた状況のようだ。
どうすることも出来ずに左側のガードレールに撫でかかるように落車し、立ち上がりすぐに改めて振り返るとコバちゃんとコージーが重なり合っている。 どうやら車には轢かれていないようである。一安心。
落車直後は興奮もあってか、痛みもなくみんな口数も多めであったが、真っ暗で状況も解らないので近くのコンビニが偶然にも100mほど先にあったため退避して状況を改めて確認する。
重症者は無し、コージが落車打撲とバイクが右シフトレバー大破でブレーキ変速共に使えず。 コージーに突っ込んだコバちゃんは無傷。 そして勝手に振り返って落車した自分が機材は良いが両スネと左膝の擦過傷が酷い。
結局、自身とコージーが津手前でDNFとなり、コバちゃん一人で潮岬を目指すことに。 自分たちは一度名古屋に戻り体制を立て直してコバちゃんを追い、サポートする立場へ変更する。 この迅速な切り替えができるメンバーで本当に良かった。
熊野でコバちゃんを拾い、500km達成したコバちゃんにリスペクトしつつ自身とコージーは和歌山県串本観光を楽しんだ形となりました。
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教訓として積雪および凍結が予想される状況では、怪我をする前に撤退する勇断が必要だなととても深く感じました。
誰しもが自身が落車するなんて思いながら走っているわけではありませんが、その危険は絶えず隣り合わせなんですね。 自身もその驕りがあった部類の人間だと思います。 避けられないものは受け入れるしかないですが、避けれるものは避けて行きましょう、それがサイクリストとして状況判断力と、ライダーとしての強さだと思います。
事の顛末は以下の動画にまとめていますので、ぜひお正月で時間がある方は見て頂けると幸いです。
2019年がみなさまにとって良き年でありますように。
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occi-yuki · 5 years
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話さねばならぬだろう、避けて通れない道もある。 
そう、あれは2週間ほど前の話だ。 気が付くと私は砂丘の真ん中で坂を登っていたんだ、しかも自転車を持ったままでだ。 信じられるかい?少なくとも砂漠とは縁遠い愛知県に居たはずなのに、今は砂丘のど真ん中だ。 
「歩みは止めるな!下は向くな前を見ろ!」
そう耳に届く周りの声は幾重にも重なり、言葉に言い表しにくい何とも不思議な擬音を発する黄色い鳥がいる。 嗚呼ここは東海砂漠、祖父江砂丘。 ツラい記憶を手繰り寄せながら、薄れる記憶を今こそ筆を走らせる。
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東海シクロクロス第4戦ワイルドネイチャープラザ、メルクスカップでした。
私がアンバサダーを務めさせて頂いているEddyMerckxの冠を名に載せたメルクスカップが今年もWNPで開催されました  熱心な読者のみなさんならご存知であろうが、私は砂が大の苦手である。 いや正確には苦手意識があるだけで、嫌いなわけではない。寧ろ乗って通過出来た際の痛快感と言ったら並大抵のものではない。
毎年毎年上手く乗ろうと近所の砂場でコソ練に取り組み、成果発表の場だと意気込んで臨んだ今年のWNP。 本職の一般会社員業務が多忙を極め2週間にわたる海外出張において、その期間まったく自転車に触らないという過去10年思い返しても、それほどまでに自転車と離れた期間が思い出せないぐらいに自転車に触れない日々。
更に輪をかけて連日気温40度に迫る南半球の気候に体は完全に夏モードへスイッチし、運動と言ったらプールとランニング程度でお茶を濁す日々を過ごしていました。
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※必死で調子を取り戻そうととにかく1週間踏みまくった。
そして帰国後1週間を付け焼刃的に自転車による負荷を与え続けて臨んだWNP、復帰初戦にはハードコアだと言わざる負えない。
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※砂苦手の私が講師でいいのかという葛藤を必死で押さえ込んで、思うことを必死で伝授するスクールの時間
当日は朝イチでスクールのお手伝いとして講師を務めさせて頂き、その流れで試走するといやはやどうしたものか、今年は乗れるぞ!と感触が良い。 というのも朝イチは砂も固く、トレースしやすいものだから予想以上に乗れるのだ。 気分良く昼試走になってコースがあらかた撹拌された後でも、比較的トレースは出来「今年はいけるんちゃうかな!」なんて心の奥底で微笑んでいたのもここまで。
ゼッケンも東海ローカルではここ最近つけたことが無いくらい大きな数字でNo.20と逆に気負いもなく悪くない。 3列目から号砲一発スタートするも、クリートキャッチ一発で踏み込みと同時に、嵌っていた方のクリートが抜けて踏み止めて集団に埋もれたまま1コーナーへ。
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絶対にアウト側と目星をつけて、混乱のイン側を横目にお遼こと竹内選手についていくが、そもそものスキルが違う。
無難にこなしたが順位��10番台中盤、さぁここからが大変だ。 先ほどまで走れていた砂セクションは当然他の選手がいる為ラインの自由度が少なくなり上手く乗れない、更にはレーススピードでのトレースが予想以上に体力を奪い心拍も乳酸も一気にMAXまで突き抜け、もはや後戻りが出来ない陸に打ち上げられた魚の如く口をパクパクしているDeathZoneが永遠に続く展開。
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そんな状況でまともに走れるわけもなく、1週間の付け焼刃では戻らなかった体力は開始30分で底をつき、もはや屍が一人は走っている状態だ。
お遼のハイペースによりラップされフルラップは立ち消え、砂丘のてっぺんでは酸欠により目の前真っ白、完全にオールアウト状態にまで陥ってしまう。 よくもまぁあの後ちゃんと自転車にまたがって下って来たなと自身で感心するほど突き抜けて疲弊していた。
18位/23名 78% 4pt
もはや何も残っておらず、ゴール後にどうにもボーとして立っていられなかったので車で参加賞のWayToGoを飲み込んで何とか正気を取り戻す始末。
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※ポートランド系ハンドメイドブランドを彷彿とさせるイラストパッケージで、おしゃれに「当たり前ダ」と書かれても…。
前田製菓さん命拾いしました。
例年通り盛り上がったWNPでのメルクスカップ、自身としての課題は相変わらず対策できておらず、もう一度一から出直しである。 ただ自分至上過去有数の負荷とキツさだった事から、身体が一応に目覚めた感触が有り次戦への道筋も若干見えてきた事が収穫でした。
その次戦がJCX第10戦スチールの森日吉な訳ですが、まさかこんな事になるとは、その時は思いもしなかったわけで…。 
次戦日吉!回るペダルに進まぬ銀輪、そしてタイヤは空を斬る。
続報を待て!
Photo kikuzo Photos
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