Tumgik
#iphoneは引き続き稼働中
dialogmerchandise · 1 year
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#oneplus 9pro 。 バッテリー膨張によりThe end… ハッセルブラッドのカメラかなり気に入ってたので残念。 で、 #punkt MP02に機種変。 今年初は #脱スマホ依存 を目指そう。 #iphoneは引き続き稼働中 (株式会社ダイアログ・マーチャンダイズ) https://www.instagram.com/p/CnV039jyuk4/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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sfujioka1 · 1 month
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ブラックロックは、ゴールドマンサックス、シタデル、シティグループを含む スポット ビットコインETFに5つの新しいAPを追加する
2024.04.09
ブラックロックは、ゴールドマンサックス、シタデル、シティグループを含むビットコインETFをスポットするために5つの新しいAPを追加する BlackRock adds 5 new APs to spot Bitcoin ETF including Goldman Sachs, Citadel, Citigroup 
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テーマ:英語のお勉強日記(7842)
カテゴリ:ビットコイン
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​BlackRock adds 5 new APs to spot Bitcoin ETF including Goldman Sachs, Citadel, Citigroup ブラックロックは、ゴールドマンサックス、シタデル、シティグループを含むビットコインETFをスポットするために5つの新しいAPを追加する​
​iShares Bitcoin Trust also added ABN AMRO Clearing and UBS Securities in the new prospectus. iシェアーズ・ビットコイン・トラストはまた、新しい目論見書にABNアムロ・クリアリングとUBS証券を追加しました。​
Liam 'Akiba' Wright リアム「アキバ」ライト
Apr. 5, 2024 at 1:02 pm UTC 2024年4月5日 13:02 UTC
Updated: Apr. 5, 2024 at 3:49 pm UTC 更新日: 2024年4月5日 15:49 UTC
BlackRock, the world’s largest asset manager, has today updated the list of Authorized Participants (APs) for its spot Bitcoin exchange-traded fund (ETF), IBIT. The ETF, which has been live since January 11, 2024, allows investors to gain exposure to Bitcoin without directly holding the digital assets. 世界最大の資産運用会社であるブラックロックは本日、スポットビットコイン上場投資信託 (ETF)であるIBITの認定参加者 (AP)のリストを更新しました。2024年1月11日から稼働しているETFにより、投資家はデジタル資産を直接保有することなくビットコインへの露出を得ることができます。
According to the latest prospectus, BlackRock has added five new Authorized Participants to the list, expanding the total number of APs from four to nine. The new additions include ABN AMRO Clearing USA LLC, Citadel Securities LLC, Citigroup Global Markets, Inc., Goldman Sachs & Co. LLC, and UBS Securities LLC. 最新の目論見書によると、ブラックロックは新たに5つの認定参加者をリストに追加し、APの総数を4つから9つに増やしました。新たに加わったのは、ABNアムロ・クリアリングUSA LLC、シタデル・セキュリティーズLLC、シティグループ・グローバル・マーケッツ、ゴールドマン・サックスLLC、UBSセキュリティーズLLCです。
――――――――――――――続く―――――――――――――――
下記URLから続きを読むことができます。また、図付きの元のレイアウトで読める原文ファイルも入手可能。今月1か月分のファイルは100円で取り寄せられますが、次の月からは600円に値上げします。 ​https://note.com/tongansunmi/n/n0df55022570d?sub_rt=share_pb​​ ​
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timeticket · 1 year
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2022年12月ランキング🎉トップ50位を発表!
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現在公開されている約60,000種類のチケットの中から2022年12月に売れた人気チケットを1位から順に紹介してまいります♩ 気になるチケットがあればクリックしてみましょう!👆
1位   テレビ出演㊗️彼女を100%作るアプリ攻略45ステップ❤️   (恋愛/婚活・60分   168,000円)
テレビ出演㊗️彼女を100%作るアプリ攻略45ステップ❤️ | タイムチケット
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━\TV番組に多数出演!/━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2022年4月20日 フジテレビかまいたちのこっそり大富豪TV2020年6月25日 テレビ朝日くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館2021年3月7日 TBS林先生の初耳学●
2位   iPhone14pro✨写真撮影+攻略法伝授┃現役アプリ講師   (写真撮影/カメラ・60分   10,000円)
iPhone14pro✨写真撮影+攻略法伝授┃現役アプリ講師 | タイムチケット
✨11月度の月間ランキング2位ランクイン✨ ✨️✨️【最新機種】iPhone 14 pro maxで撮影✨️✨️ 👑ペアーズいいね数全国全年齢最高2位👑 ※総マッチ数 : 3500マッチ↑(集計期間:6ヶ月)▲こちらの撮影チケット掲載画像❷枚目参照(Web版)▲ マッチングアプリを完全攻略した 現役マッチングアプリ講師が撮影する写真撮影 ...
3位   マッチングアプリ用写真撮影📷プロフ添削・恋愛相談もOK   (写真撮影/カメラ・60分   15,000円)
マッチングアプリ用写真撮影📷プロフ添削・恋愛相談もOK | タイムチケット
撮影日程は2月5日までの日程でお願いいたします。 ーーーーーーーー TV出演、webメディア、雑誌にも多数紹介された マッチングアプリで女性ウケする写真を撮る婚活カメラマンです。 このページをご覧になったということは あなたは現在 のいずれかに該当しているかと思います。 上記の状態だと、ご自身の良さがまったく伝わらないままマッチングアプリの会社に、ただお金と時間を浪費するだけになります。 ...
4位   【女性目線💕】圧倒的!モテ✨アプリ・SNS 写真📸+戦略🌿   (写真撮影/カメラ・60分   12,000円) 5位   【1年間】カメラ転売で月収30万円 ※物販マスターコース※   (ビジネス/コンサルティング・60分   350,000円) 6位   たった3か月でFIRE以上の効果がある自動化副業を構築します   (お金/副業・60分   390,000円) 7位   マッチングアプリ写真撮影+攻略法🌈プロフ添削・アプリ相談◎   (写真撮影/カメラ・120分   14,000円) 8位   恋愛相談権   (恋愛/婚活・60分   250,000円) 9位   自然さNo.1❤️スマホでマッチングアプリ写真+プロフ添削   (写真撮影/カメラ・30分   6,500円) 10位   お🉐iPhone14Pro✨アプリ・SNS写真📸+攻略法   (写真撮影/カメラ・30分   5,500円) 11位   やり抜く自分に変われる!!1ヶ月間の目標達成コーチング🌈✨   (悩み/カウンセリング・60分   49,000円) 12位   女性専用!アプリで理想の婚約者をつくる60ステップ💍   (恋愛/婚活・60分   164,000円) 13位   写真撮影✖️美容室✖️プロフ添削✖️Pairs攻略教えます♡   (写真撮影/カメラ・60分   58,000円) 14位   ✨関西プロフィール写真✨ +マッチングアプリ攻略法📷   (写真撮影/カメラ・60分   12,000円) 15位   ㊗️成婚続出‼️真剣な出会い✨誠実美人女子50人ご紹介します   (恋愛/婚活・60分   118,000円) 16位   📷マッチングアプリ用:自然な写真撮影※個別コンサル付き   (写真撮影/カメラ・30分   6,500円) 17位   【早朝限定】📸プロフィール写真撮影/日比谷公園付近   (写真撮影/カメラ・30分   5,000円) 18位   第一印象で心を掴む💓アプリ・SNS スマホ撮影🤳+戦略✨   (写真撮影/カメラ・60分   15,000円) 19位   【完全サポートプラン👑】アプリの始め方相談💕+撮影📸   (恋愛/婚活・90分   21,000円) 20位   ㊗️成婚❗️追加分✨美人女性紹介と交際💕サポート1ヶ月間   (恋愛/婚活・60分   20,000円) 20位   ど素人が12時間で30万円…思考停止状態で稼ぐ裏技教えます   (お金/副業・60分   30,000円) 22位   ”自分らしさ”を活かす!時代に勝ち抜くためのメンタル習慣術   (悩み/カウンセリング・60分   12,000円) 23位   🏅公認ストレングスコーチがあなたならではの強み伸ばします✨   (悩み/カウンセリング・60分   5,000円) 24位   脱コミュ障!あなたのコミュニケーション能力向上させます🤗   (恋愛/婚活・90分   10,500円) 25位   【マッチングアプリ専用】プロフィール写真撮影【気軽に30分】   (写真撮影/カメラ・30分   6,500円) 26位   【マッチ率急増❣️】女性写真家📸プロフ・マッチングアプリ   (写真撮影/カメラ・60分   12,000円) 27位   【新たな出会いを🎍】スマホで未来変えるアプリ写真撮影✨   (写真撮影/カメラ・30分   6,000円) 28位   【圧倒的実績】あなたのモテ💕写真撮影📸添削/戦略OK🌱   (写真撮影/カメラ・30分   4,500円) 29位   コンサルティングファームへの転職ノウハウをお教えします。   (就職/転職/キャリア・60分   68,000円) 30位   【名古屋】マッチングアプリのプロフ写真撮影※個別コンサル付き   (写真撮影/カメラ・60分   6,000円) 31位   TikTokで大人気✨恋愛・仕事・家族の人間関係の悩み解決!   (占い/スピリチュアル・30分   4,000円) 32位   【女性目線💕】アプリでモテる🧡写真撮影📸30分プラン✨   (写真撮影/カメラ・30分   7,000円) 33位   【大阪】マッチングアプリでいいねが爆増する写真撮影📷   (写真撮影/カメラ・60分   5,000円) 34位   【先着100枚】視えない世界とリアルを繋ぐ【通常7500円】   (占い/スピリチュアル・30分   2,500円) 35位   自分らしく輝く人生に変わる!✨働くアナタの心を軽くします🌈   (悩み/カウンセリング・60分   5,000円) 36位   占い迷子卒業!六種類の占い総合で視ます🔮4年連続No1   (占い/スピリチュアル・30分   10,000円) 37位   \\✨絶対に楽しかった!と言わせます✨//   (インフルエンサートーク・30分   4,000円) 38位   セール中🎍自然な笑顔のプロフィール写真📷✨当日納品!!   (写真撮影/カメラ・60分   6,000円) 39位   実績3000人以上!霊視であなたを占います🔮✨   (占い/スピリチュアル・30分   8,000円) 40位   【1万円以下1位】プロが自然体の写真を撮ります。カフェ撮影可   (写真撮影/カメラ・60分   5,000円) 41位   【1ヶ月間】専属人事になります!転職をトータルサポート!   (就職/転職/キャリア・60分   43,000円) 42位   福岡・北九州🐟マッチングアプリ用プロフィール写真撮影📸   (写真撮影/カメラ・30分   4,500円) 43位   iPhone14pro📸写真撮影✨+攻略法伝授┃アプリ講師   (写真撮影/カメラ・30分   5,000円) 44位   自分らしく始める✨魔法のHP制作体験✨第2の収入源を作る方法   (Webサイト制作/Webデザイン・30分   2,500円) 44位   マッチングアプリ成功率UP❣️プロフィール撮影人気カメラマン   (写真撮影/カメラ・60分   10,000円) 46位   【女性も撮影OK】ペアーズ、withなど恋活・婚活用写真撮影   (恋愛/婚活・30分   9,500円) 46位   【フリートーク🥳】女子大生とオンラインで雑談しませんか💕   (フリートーク/雑談/グルメ・30分   2,000円) 48位   マッチングアプリ用プロフィール写真撮影30分(撮影のみ)   (写真撮影/カメラ・30分   6,000円) 48位   プロの鑑定士の未来を掴む徹底鑑定!開運したい方にオススメ★   (占い/スピリチュアル・30分   6,000円) 50位   【限定特典付き】【2週間相談し放題!】彼女の作り方教えます!   (恋愛/婚活・60分   39,000円)
いかがだったでしょうか? 魅力がつまったチケットばかりで、どれも買いたくなってしまう…!!! 気になったチケットがございましたら、ぜひ各チケットのページをご覧ください(^^)★
そして!ランクインすると、チケット購入数を増えることが見込めますよ~! ホストの皆さん、ランクインを目指して頑張っていきましょーー!!
12月も多くの販売&購入、ありがとうございました! 引き続きタイムチケットをよろしくお願いします✨
TimeTicketでチケットをチェック👀
TimeTicket[タイムチケット]
明日の価値をつくる時
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haruhara-san · 3 years
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9/19(日)東京→パリ
目覚ましが鳴る前の朝4時に起床。緊張してた。EU連合が日本を安全リストから外したり、アメリカがヨーロッパからの渡航を禁止してたりと心配がたくさん。必要そうな手続きはどれも済ませたはずで書類の準備も大丈夫なはずだけれど何か忘れてないかと気になって家の中をあちこち歩く。トーストにブルーベリージャムを塗ってクリームチーズをのせて食べた。コーヒーも淹れて飲んだ。妻が起きて途中から側で眺めてくれてた。いってきます。車で出発。
高速道路を途中で降りて荒木知佳さんの家の前へ。マルセイユへの出発の日と同じ服を着てる。トランクは大きくなってた。荒木さんのサインが必要な書類に署名してもらって近くのコンビニでスキャンした。高速に乗ってレインボーブリッジを経由しながら成田空港へ。事前に予約してた駐車場がどちらの方向にあるのかすぐにわからず戸惑う。看板を見ながら荒木さんがあっちですと教えてくれた。ターミナルから多分一番遠い棟で、トランクを引きながらずいぶん歩いて到着。出発ロビーは明かりも消えてて稼働してるように見えなかったけれど、よく見ると人がいる。今回はエアフランス。ワクチン接種済みの証明書を見せたりしながらやっぱり緊張したけれど無事に搭乗手続きを終えた。搭乗口で待機しながら、前回の出発日が荒木さんの誕生日だったことを思い出した。同じように出発前の写真を記念に撮った。
普通の席を購入したはずだったけれど少しいい席で戸惑う。機内食は洋食の鶏肉か和食のサーモンと言われて荒木さんはサーモンを選んだ。蓋を少し開けて悲しそうな顔をしてる。鶏肉に変えてもらった。焼き鮭だと思ったら唐揚げが見えたとのこと。荒木さんはどんなこともちゃんと顔に出るから撮影中でも旅先でもいつも助かる。太陽が流れていく方向に飛んでるから機内は昼間のまま。同じ列の反対側の男性がずっと窓を開けて仕事をしてるから時間の感覚がよくわからなくなっていく。12時間の飛行。音を立てると怪物がやってくる映画の続編とハーレクインが主人公の映画の続編と山火事とサスペンスが同時に進む映画とデンゼル・ワシントンが警察官の映画とボストンの若いチンピラたちの映画を見た。荒木さんもたまに映画を見てたようだけれどほとんど寝てた。到着が近づいた頃に、年配の男性の添乗員の人がすごく熱心に会員になることを勧めてきて、疲れもあって言われるままに登録した。生まれの年を伝えたら、私がエアフランスに乗り始めた最初の年と同じだと教えてくれた。機内が昼間のまま15時のパリに到着。日本時間だと22時。
フランスでは今も日本はグリーン(安全)国のままで、入国審査もすぐに終わった。荷物の受け取り口に移動。しばらく待ってたら自分のトランクが先頭で出てくるのが見えた。iPhoneを起動したら槻舘南菜子さんからメッセージが届いてる。いまシネマテークにいて、到着したら自分も出るとのこと。予定より少し早めに着いたとメッセージを返す。両替所でサン・セバスチャンで必要になりそうな額をユーロに両替。タクシー乗り場へ。前回のパリ滞在で、支払いはキャッシュだけと言ってくる運転手の人はぼったくりと学んだので、クレジットカードしかないけど大丈夫かと確認したら頷いた。槻舘さんの住所を伝えて出発。途中で槻舘さんからメッセージ。30分くらい私たちの方が早く着くかもとのこと。2日間お世話になる槻舘さんのお住まいはセーヌ川沿いにあるから、川でゆっくり待ってますと伝える。今日は暖かいからいいですねとの返事。タクシー到着。59ユーロ。高い気がする。槻舘さんに伝えたら高いですねと返ってくる。クレジットカードでも変わらなかった。
川沿いのベンチに座って休憩。散歩したり芝生に座って談笑する人たち。橋を電車が渡るのが見える。『ポンヌフの恋人』でラストに登場するような貨物船が過ぎていく。荒木さんが振り返って遠くを見つめてる。バスケットボールで遊んでいるこどもたちが見えた。いいなあと言ってる。行ってきたらと言いたいところだったけれど、旅の疲れもあるし槻舘さんももうすぐ着くので我慢した。いま出ました、いま途中の〇〇駅ですと槻舘さんが順次メッセージで教えてくれる。最寄り駅への到着を確認してベンチを離れた。小走りで槻舘さんが近づいてくるのが遠くに見えた。
槻舘さんは事前にしっかりと計画を立ててくれる方で、今回も夕飯はどうするかを聞いてくれてた。外食ではなく槻舘さんの部屋で食べることになってて、買い出しはもう済ませてくれてる。先週くらいに、ちなみに予算はいくらですかと訊かれてた。家で何を食べたいかを荒木さんに尋ねたらトリュフ入りのチーズだと答えたらしく、これは私の予算をちゃんと確認しておかないとと思ったみたい。先に多めに槻舘さんの口座に振り込んでおいた。それくらいあれば十分ですとのことで安心した。予算をオーバーしたとの報告が後日届いた。
まだ夕方だったけれど食べ始めることに。食べたことのない味覚のおいしいソーセージやパンやバターやトリュフ入りのチーズをまず出してくれた。荒木さんが感動してる。おいしい。私もビールやワインをいただきながらどんどん食べる。まだ色々ありますよと言われる。メロンに生ハムがのったお皿を出してくれる。別にして食べようとする人が多いけれど一緒に食べてくださいねと5回くらい念押しされる。おいしい。前回よりさらにおいしいジェノベーゼのパスタも出してくれる。安心と疲れと酔いとお腹いっぱいなのとで体が限界なのがわかる。槻舘さんがコーヒーを淹れてくれた。いつ寝落ちしてもいいように先にシャワーをお借りして歯も磨いた。洗濯機も先に回させてくれた。あとは記憶が断片的。槻舘さんと荒木さんが笑いながら私を移動させてソファをベッドに組み直してくれたり、シーツを敷いてくれたり、タオルケットをかけてくれたり。起きたら台所のもの何食べてもいいですよと言われたのを覚えてる。
0時に目が覚める。槻舘さんが廊下を行き来する音が聞こえる。目を閉じる。3時に目が覚める。ベッド脇に置いてくれてた水を飲む。台所に行くと洗い物も全部してくれてる。回したままだった洗濯機も空になってる。冷蔵庫を開けたら食べきれなかったものがそれぞれタッパーに詰めて入れてある。使い方がわからない電子レンジに苦戦しながら残りのジェノベーゼのパスタを温めて、サラダや生ハムメロンを添えて台所のテーブルで食べた。コーヒーも淹れて飲んだ。夜の記憶が戻ってくる。槻舘さんが誕生日プレゼントだと言ってジョナス・メカスの言葉がプリントされたバッグを渡してくれた。うれしかった。私の誕生日は11月。
“keep dancing, keep singing, have a good drink and do not get too serious! Jonas”
ベランダに出たら寒かったから長袖と長ズボンに着替えた。少し雨が降ってる。川の匂いがする。
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gohan-morimori · 3 years
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アジャラカモクレンニセンニジュウイチネンイチガツニジュウゴニチカラサンジュウイチニチマデノニッキ
1月25日(月)
 大前粟生『私と鰐と妹の部屋』読み終える。この本はたしか去年の2月だったか3月だったか(たしか2月)の本屋博で、toi booksのブースで買ったものだ。特典の『全身が青春』を読む。読んでいたら、やっぱり日記なんじゃないか、という気分になる。日記、いいな、となる。やったほうがきっといい。っていうかやりたい。という気分がどんどん高まっていって、でももうわたしは笹塚には住んでいないからタイトルを笹塚日記からなにか違うものに変えたほうがきっといい。変えないとテンションが上がらない。ということで、ぐるぐる考えて、アジャラカモクレンにしようと思った。3年前だったか4年前だったか(たしか3年前)(いや4年前か、もう)、そのころはまだ京都に住んでいて、でも東京へ行くことがほぼほぼ決まっている段階で、そういう状態で日々を過ごしている中で、なにか書きたい、小説ではないなにか、というようなことを思って、Tumblrでブログっぽい文章をいくつか書いていた時期があった。そのTumblrの名前をアジャラカモクレンにしていた。死神っぽいなにがしかから身を守りたかったのか。それが、そのTumblrがまだ残っていて、それも使おう、と思った。noteを使っていく上で、noteとかcakesとかに対するモヤッとした感情を解決するための策として、すこし前から、ショート・スパン・コールの更新/公開はnoteとg.o.a.tとTumblr(と、時間差でInstagram)を並行して使う、ということをしていた。「noteを使う」から「noteも使う」にすることで、自分の中でのnoteの重要性というか、一箇所性(一箇所性?)というか、ここだけ感というか、そういう価値を下げて、均す。わたしの文章を読む(読みたい)人に対しては「読みたい場所、モヤッとしない場所を選んで読んでね」という態度でいることができるし、ひとつの文章を更新/公開する場所を増やすことで、予期せぬ出会い、みたいな可能性も増やせたら、みたいな。いまのところそれはなんだかうまくいっているような気がしていて、というかわたしはとても気が楽で、こりゃいいやと思っている。しばらくはこの方法でいくのだと思う。そもそもいままで、なんで一箇所でしか更新/公開していなかったのだろう。なにはともあれそれ��アジャラカモクレンのロゴを作った。なにはともあれまずはロゴ、ということで、バージョンの古いイラレを嬉々としていじり、ロゴを作った。アジャラカモクレンこれは日記です。アジャラカモクレンコレハニッキデス。死神よ消えろ!
1月26日(火)
 休日。去年の12月からは職場のシフトを固定にしてもらっていて、だから毎週火水はおやすみ。確定申告とか、皮膚科とか、耳鼻科とか(もう花粉が暴れだしている)、新宿の某クリニック(ホルモン注射)とか、やったほうがいいこと、やらなきゃいけないこと、行かなきゃいけないとこ、行ったほうがいいとこ、が溜まっているのだけど最近の火水はなんだかんだでずっと家に居てしまう。ショート・スパン・コールをぐんぐん書く。佳境、というか、自分の中でここは特に大事に慎重に書きたい、みたいなところにもうすこしで差し掛かりそうで、どきどきしている。なんだかんだで100篇はゆうゆう越えるもんだな、とも思っている。本読んで、書いて、トイレ行って、コーヒー飲んで、ビタミン剤飲んで、本読んで、書いて、トイレ行って、部屋うろうろして、コーヒー飲んで、煙草吸って吸って吸って本読んで書いて、みたいな感じで夜になってゲラ2本チェック。それぞれに戻す。
1月27日(水)
 休日。昨日から、というか一昨日の夜からずっと同じ寝間着を着ている。着替えていない。火水はこうなる。読んで書いて書いて読んでコーヒー煙草トイレコーヒー煙草スパゲッティ読んで書いてコーヒー煙草煙草煙草吸い過ぎだなコーヒートイレ煙草読んで書いて書いて書いて部屋うろうろ。リディア・デイヴィス『ほとんど記憶のない女』読み終える。高木美佑『きっと誰も好きじゃない』読み終える。リディア・デイヴィスの本を読むと勇気と恐怖が同時にやってくる。ここまでやってくれている人が既にいる、という勇気と、それと同じだけの恐怖(ここまでやってくれている人が既にいる……)。先週だったか、toi booksのYouTube配���で、大滝瓶太��滝口悠生のトークを聴いていたら、滝口さんが「連載って大変」みたいなことを言っていて、わたしは『灯台より』で自分が連載している小説「どこに行ってもたどり着く場所」のことを思いながら、勇気と恐怖が同時にやってきたのを思い出す。滝口さんでもそんなこと思うんだな、という勇気と、滝口さんでもそんなこと思うんだな、という恐怖。もしかしたらわたしはまだ到底持ち上げられない重さのダンベルに手をかけている状態なんじゃないか、みたいな。それを本屋Lighthouseの関口さんにSkypeで話して、そのSkypeは関口さんによるアナログなのかハイテクなのかわからない手法でライブ配信されていて、ほぼ機材チェックみたいな謎の時間を視聴者には提供していたこととは思うが、なんだか久々に、自分の生活圏外の人(関口さん)と交流、というか井戸端会議っぽい駄弁りができた感じがして、いい息抜きになった気がしている。関口さんとのSkypeを切ってから阿久津さんのZOOMにアクセスして、会議、というかこれもまた駄弁りのような、わちゃわちゃした会話をしていたら野口さんもZOOMに入ってきて、それで3人でわちゃわちゃと話してなんだか楽しかった。仕事と遊びがまぜこぜになる感じ。いまだにわりと新鮮に「オトナだ」となる。今年で29歳なんだから、オトナだろうよ。阿久津さんと野口さんはスタバの話でずいぶんとハッスルしていて、スタバになんのメモリアルもないわたしは途中からスマホをいじったりぼや〜っとZOOMの画面を眺めたりしていた。通話終わり。ゲラに関するメールを打って送る。なんだかどっと眠たくなって、歯を磨いて寝る。
1月28日(木)
 11時過ぎだか12時過ぎだかに起きる。14時には下北沢に着いていないといけない、というのを、忘れていたわけではないのだけれど「それってつまり」と考えることができなくて部屋をうろうろしたりぼやぼやしたりしているうちにちゃんとしたご飯を食べる時間がなくなっていて着替えてざっくり化粧をしてチキンラーメンを啜って家を出る。小雨。聞いてないなあ、知らないよ、雨、と思いながら自転車に乗った。雨粒がぽろぽろとマスカラに当たるのを感じていたけれど雨が降るなんて知らなかったから知らなかった。雨なんて無視無視。下北沢についた。阿久津さんと話す。話している間、雨が雪に変わっていくのが阿久津さんの後ろ、ガラス戸越しに見えて、話している途中で、あ、雪、と言った。言ったらわたしの斜め前、阿久津さんの横に座っていた桜木さんが反応して、あ、雪、となって、よかった。いい瞬間だった。雪。穂村弘の〈体温計くわえて窓に額つけ「ゆひら」とさわぐ雪のことかよ〉という短歌を思い出したり、いしいしんじ『よはひ』の「二歳五ヶ月のピッピ」を思い出したり。職場で働く。静かな日。なにかチームで動くとき、チームに所属するとき、その中に居るとき、わたしはわりと「元気印」みたいなレッテル(レッテル?)を貼られたり、ムードメーカー的な立ち回りを演じたり(演じたり?)、ピエロっぽい役割を割り当てられたり、それらを自覚的に(あるいは無自覚的に)率先して引き受けたり、結果的にそういう立場になっていたり、することがあるのだけど、そしてそれはたぶんわたし自身が望んでそうなっている側面もあるのだろうけれど。いつだって元気なわけではないし、人一倍暗い瞬間だってきっとあるし、汚く醜い感情でひたひたになっている期間だってあるし。そういうとき。元気印が元気じゃないとき。いったい誰がわたしを元気にしてくれるのだろう。みたいな、行き場のないモヤモヤ、憤り、やるせなさ、みたいなものを感じることがちょいちょいあって、いままでは、そういうときはそのモヤモヤや憤りややるせなさに任せて、誰かに怒られたりするまで奔放に破壊的な行動をしてきたのだけど、いまは、いまの職場では、というかいまの自分は、そういうときも、そういうときであっても、仮面であっても演技であってもポーズであってもいいから、「元気」を全うしようという気持ちでいる。すきな人たち、信頼している人たち、素敵な人たちを自分の不調や不機嫌や元気のなさによっていたずらに不安にさせたり傷つけたりしたくない。それもきっと仕事のうちだ、と、思いはじめている。それがいつだってできるわけではまだないし、じゃあわたしの元気がないときは誰がわたしを元気にすんだい、みたいな気持ちへの落とし前はぜんぜんつけられないけれど(そしてその問いへの答えは結局「自分自身」でしかないのだけど)、でも、死ぬまで独り身で生きていくかもしれない現実に向き合って覚悟を決めて朗らかに独り身を生き抜くリズムを作るために去年の10月から一人暮らしをはじめたのだから、だから……なんだっけ?閉店時間になって、帰り支度をして、吉野靫『誰かの理想を生きられはしない -とり残された者のためのトランスジェンダー史』を読んで、帰って、コーヒーを淹れて煙草を吸ってこの日記を一昨日昨日の分まで書いて洗濯ものを干して(めちゃくちゃさむい)、湯たんぽをあっためてパソコンデスクの下に置いて足を乗っけてあったまりながら今日の分を書いて、ピラカンサのシュトーレンを切って食べて(しみしみになっていておいしい)、これからお風呂に入る。湯船に浸かりながら吉野靫『誰かの理想を生きられはしない -とり残された者のためのトランスジェンダー史』の続きを読む。いろいろ重ねて読んでしまうからしんどい本だけど読んでおきたい本でもある。気圧ひくい。頭いたい。かなしい気持ちになっている。奔放に、抱きしめられたいな〜、人に。最後にだれかと手をつないだのっていったいいつだ。
1月29日(金)
 寒い。晴れている。出勤。せわしなく働く。閉店後、
https://soundcloud.com/yunovation/virtual-luv20190314-1
を一曲リピートで延々流しながら、吉野靫『誰かの理想を生きられはしない -とり残された者のためのトランスジェンダー史』を読む。読み終える。終わりの文章でちょっと泣きそうになる。死にたくないな。生きなきゃな。とか思う。家に帰る途中で西友に寄って牛乳とオレンジジュースと豚バラとキムチを買って帰る。中橋さんに電話してだらだらしゃべる。途中からGoogle Mapで京都のあちこちを見回るのがやめられなくなって、電話を切ってからもだらだらと地図上で京都のあれこれを見ていた。それからなぜかYouTubeで予備校講師の動画を見漁りはじめて、止まらなくなって空が明るくなってから危機感に襲われて入浴。湯船に浸かりながらオーレ・トシュテンセン『あるノルウェーの大工の日記』を読み始める。去年はこの時期に佐伯一麦『ノルゲ』を読み始めた気がする。2月だったかな。同じ時期にノルウェーの本を読んでいるのがなんだか不思議とうれしいきもちになる。眠る。
1月30日(土)
 起きたり寝たり起きたりを行ったり来たりして13時50分くらいに起きる。慌てて準備をして出勤。煙草を忘れたことに家を出てしばらくしてから気がついて途方に暮れる。働く。せわしなく働く。いそがしいそがし、あわあわあわあわ、としているうちに閉店の時間になって身体がやたら重たくて怖くなった。ごはんを食べながらiPhoneで呪術廻戦の最新話を観る。ほんとTikTokみたいなアニメ/漫画だなと思う(いいとかわるいとかではなく)。ハンターハンター、ソウルイーター、BLEACHの気配をむんむん感じる。そのまましばらく身体が重くて動けなくなって、お腹が痛くなってきて、こわいこわい、と思いながら身体を椅子からひっぺがして帰り支度をして職場を出た。家に帰って可燃ごみをゴミステーションにぶちこんで今日一本目の煙草を吸って、腹痛に耐えかねてトイレに籠もってお腹をさすりながら『京都町中華倶楽部』創刊号を読む。おもしろい。この本を面白がれるのはわたしがいま京都にいないからなのかもな、と思う。キッチンとトイレを何度か往復しているうちにだんだん腹痛がおさまってきて、ビールを飲みながらまた煙草を吸う。京都。京都にいつか戻りたい。「戻る」という言葉がやはりしっくりくるな、と思う。戻りたいな、と思う。いつか。それがいつなのかはわからないけれど、いつかほどほどに自由に居住地を選べるような身分になったら、また京都に住みたい。でも東京が嫌だとか嫌いだとか、ここにいたくないとか自分の居場所はここじゃないとか思っているわけではなくてむしろ逆で、東京は東京で好きだし、ここは自分のいまの居場所だと思っている。でも、これは去年の4月ごろ、緊急事態宣言で家に籠もりっきりになって、あちこちの団体やお店なんかでクラウドファンディングが立ち上がったりしていたころ気づいたことなのだけど、わたしがこういう状況下で「助けたい」とか「助かって欲しい」とか「生き延びてほしい」とか「なくならないでほしい」とか思うような場所、モノ、人、コトのほとんどは京都のあれこれで、京都の書店で京都の映画館で京都のライブハウスで京都の酒場で、それはわたしが東京に住み始めてからまだ2年半ほどしか経っていないのもあるし、東京に来てから1年以上は手術費を稼ぐために娯楽的なあれこれを極端に切り詰めてきたからで、そもそもわたしはまだ自分が住んでいる土地のことをぜんぜん知らない。知らない土地に対して「助けたい」と思うのはむずかしい。というか、まずは京都が助かって欲しい。話はそれからだ、感がある。ここ半年ほどは、本を買うときは大抵京都もしくは大阪の書店のオンラインストアで注文しているし、たぶんこれからもそうしていくだろう。みたいなことを考えたり昨夜に引き続き予備校講師の動画を見漁っていたら日付が変わっている。今日こそは早く寝たい。喉に違和感がある気がする。こわ〜。
 自分にとって京都ってなんだったんだろう。みたいなことをよく考える。考えるというか、ぼやぼやと思ったりする。カンタンに最強になれる場所だったな。カンタンに、井の中の蛙になれる。よく晴れた日に、紫明通を自転車で走っているとき、ここが世界だと思っていたフシはあった。井の中の蛙は大海を知らないが、大海の鯨は井の中を知らない。井の中でしか存在し得ない世界を知らない。
1月31日(日)
 とか書いたけど嫌なことも悲しいこともむかつくことも、孤独も寂しさもどこにも行けないもどかしさも、京都にいた約7年間で味わい尽くしたはずで、だからわたしの京都観には著しい美化が伴っていて、それをちゃんと自覚しておかないといけない、たぶん。トランスジェンダー、という自分のいち側面だけを考えると明らかに京都より東京のほうが日常で被るストレスや暴力、差別や排除はすくなくて、すくない気がいまは気がしていて、それはやっぱり人間の多さに依るところが大きいし、京都の狭さ、人の(土着的な人の)少なさは��っぱりトランスジェンダーといういち側面において無視できないしんどさをわたしの日々に与えていたはずで、出ていきたい、ここを出ていきたい、という気持ちと、出ていけない、一生この場所で時給労働に従事し尽くした結果疲れてすり減って独りで何も成し遂げられないまま手術も満足にできないまま貧困状態のまま死んでいくんだ、クソが、みたいな気持ちで粉微塵になりそうだったはずで。そこから愉快な奇跡が重なっていまわたしは東京にいる。11時なのか12時なのか、みたいな時間に起きた。起きたけど起き上がることはできなくて、貪欲を抱きしめたり貪欲と添い寝みたいな格好になりながら、『京都町中華倶楽部』創刊号を貪欲の顔に乗っけて布団にくるまりながら読んでいった。龍門なつかしいな。行きたいな。知らない店がたくさんある。とか思っているうちに13時前になって慌てて布団を出てお風呂に入れない。家を出る。買い出しをして出勤。忙しくて慌ただしくてちょくちょく恐慌状態になったりしながら踏ん張って働く。忙しい。疲れた。ごはんを食べてビールを飲んで煙草を吸って身体が動かない。動かす。職場を出て、家へ。帰宅。「どこへ行ってもたどり着く場所」連載第3回の原稿について考えたり、『ショート・スパン・コール』94篇目〜103篇目あたりまでの展開や構想を練ったりしながら自転車を漕いでいると自分がどこにいるのかわからなくなりそうで怖い。いつか事故りそう。やっぱり日記を書きはじめるとそれ以外が書けなくなる。不器用。わたしはむずかしいことをしていて、それはひとりごとの言えなさに似ている。2冊目の歌集を出したい。というか出す。モノはあるから、自費でやろうか、BASEで、みたいな気持ちにかなり傾いていて、今年の上半期中に組版をやって見積もりをしよう。「どこへ行ってもたどり着く場所」も、『ショート・スパン・コール』も、大切に書きたい。疲れた。疲れた。今日こそお風呂に入ろう。2月は「どこに行ってもたどり着く場所」の原稿を書く前に読まないといけない(と、自分に言い聞かせている)本が何冊もあるから、ヘビーな月になりそう。がんば〜〜りまっしょ〜〜。タフネスを俺にくれ!!!!!!!!!
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spiwish · 4 years
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愛用ハンドクリーム。
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やっぱりAesop。 とにかくいい香りだし、人に贈りたくなる品です。 これはチューブタイプではなく、店舗限定の壺タイプのもの。 いっぱい使うので、この方がありがたいのです。
今日は10時寄りの9時���起床でした。 冬眠モードに入ってしまったのか、全然起きられず。 昨日強い薬を飲んだとかではなかったのですが… 眠くて、眠くて。 でも寒くて起きちゃいました。
寒い中、アイスを買い占めにセブンイレブンまで。 この気候と、買い占めた量で、店員さんにドン引きされてました。 いいのです。 手に入れられれば、印象なんて。
私宛に、妹ちゃん関連の書類が届きました。 これは、後日私が手続きをしなくてはいけないものなので、 忘れないようにしっかりやってきますよー。
15時頃までは、鬼滅の刃を観ながら起きていたんです。 が、ちょっと調子が悪いな、と思って薬を飲んだんですよね。 そのあと少し寝て、起きてもうお夕飯の時間でした。
美味しいお肉ですき焼きでした。
ただ、脂ののったお肉に耐性があまりなくて、 割とすぐに食事を終わらせてしまいました。 悲しいお話。
近々iPhoneケースを変える予定です。 注文済みです。 ただ、明日の外出には間に合わないであろうことが確定しています。 帰ってくるまで落とさないようにせねば…。
今のiPhoneケースが壊れたりとか、そういうわけではないんですけど、 今のものがフラットすぎて、すぐ落としてしまったり、安定感が欲しくて後ろにグリップの付いているタイプのものを買いました。 仮に落としても丈夫なものになります。 色味がどんな感じかが、画面ではあまりわからなかったので、届くのが楽しみです。
今日は一日鬼滅充です。 ブログを打っている今も、見ています。 蜘蛛山編、推しが出るんですよ…! 観ていてとにかく楽しいです!
明日はネイルの日です。 11時から施術開始だけど、ちゃんと起きられるかしら? 遅刻しないように気をつけねば。
そこまで冷えないことを願いたい。 明日は何を着ればいいのだろう…。 Ivyさんにも行きたいし。
今夜は今出せる暖房をフル稼働しています。 ハロゲンヒーターと、年中出しっぱなしにしていた足元ヒーター。 両方稼働させると温かいです。 いや、少し暑いくらいかな?
早起き出来たら、お化粧していきたいけど、 多分そんな時間ない… 最近少しずつ、ほんの少しずつ起きるのが遅くなってきています。 疲労?そんなことはないはず…。
そんな感じです。 では!
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taichi-outdoor · 5 years
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ウラジオストク・大邱(Владивосток、대구)
2019年8月11日(日)  S氏およびK氏と関空で待ち合わせし、エア���プラザのテーブルで一杯のあと、t’way航空の飛行機に搭乗した。日韓関係の悪化のせいか飛行機はガラガラで、台風9号の接近にもかかわらず飛行機は揺れることなく予定通り大邱国際空港に到着。t’wayは座席にusb電源もなければディスプレイもなく、やや設備は簡素だった。大邱で都市鉄道に乗り、Sufi's Guesthouseへ。日本のテレビでは韓国のコンビニから日本のビールは撤去されているはずだったが、宿近くのコンビニには日本のビールが普通に置いてある。シングルベッド3台の3人部屋はかなり快適。
2019年8月12日(月)  早朝から都市鉄道(地下鉄)とバスに乗るが、運よく接続が良かったため、早々と大邱空港に到着。出国審査を受け、搭乗口に行くと、レストランはなくやむを得ず小さなカフェでハムエッグとコーヒーの食事をした。飛行機に搭乗して予定通りウラジオストク(Владивосток)国際空港に到着。飛行機から降りるとかなり涼しい。天気予報では最高気温23度となっており、実際に涼しい。雨の中、空港から1時間ほど電車(エレクトリーチカ、250ルーブル)に乗ってウラジオストク市内へ。町は小汚くしたヨーロッパという感じで、東ドイツの雰囲気に似ている。「хостел Город&Море」にチェックイン後、海沿いの公園を歩き、ジョージア料理の店「スプラ」へ。人気店のためか、韓国人を中心に滅茶苦茶混んでいる。ヒンカリなどを食べながらジョージアワインを飲むが、食い物の量が想像の倍のため、食いすぎてしまう。アメリカ英語(ネイティブっぽかった)を話す店の兄ちゃんが異常にテンションが高い。ウラジオストクは韓国人が非常に多く、レストランには韓国語メニューが置いてある。町を歩いているとハングルも見かけるが日本語はあまり見かけない。ただ、道を走っている自動車は右ハンドルの中古の日本車ばかりで、中には日本語がそのまま書かれた車もある。ただし、路線バスは乗降口の関係で日本車は使えないためか韓国車(大宇の中古車)ばかりだった。その後、ライ麦パン、バター、ビールを買って宿へ。ライ麦パンが本当においしい。ビールはスーパーやレストランによって置いているものが異なるが、ドイツ、オーストリア、韓国、日本、ロシア、ベルギーなど、世界中のありとあらゆる銘柄が手に入る。ロシアは公共の場所での飲酒が禁止されているため、酒を飲みながらうろついている人が全くいない。また、LINEは基本的につながらないが、K氏のiPhoneではつながるようだった。
2019年8月13日(火)  天気が悪いのでアルセーニエフ記念国立沿海地方博物館へ。渤海時代の遺物などを見る。その後、TOK COFFEEでコーヒーを飲みながらクロワッサンを食べる。店員の美人のロシア人女性は、とても愛想が悪い。日本よりバターが安いせいか、クロワッサンはバターがふんだんに使われているようで非常に美味。その後、C-56潜水艦に入る。旧ソ連時代の潜水艦はレトロ感満載で、内部もまるで蒸気機関車のような機器類が設置されている。その後、ルースキー島連絡橋の下まで歩いたあと、レストラン「SVOY」へ。店に入るとどこから来たかを聞かれる。客に渡す外国語メニューの関係なのだろう。残念ながら日本語メニューはなく、英語と韓国語が併記されたメニューを渡される。この店は極東料理の店なのか、安くてうまい。ビールの量も多くておいしい。宿に戻って同室などの韓国人の人々と少し会話する。その周りをまるで人形のようなドイツ人の赤ん坊が走り回っている。
2019年8月14日(水)  朝はバーガーキングでワッパーを食べ、ウラジオストクからシベリア鉄道でウスリースク(Уссурийская)へ(230ルーブル)。ウラジオストク駅の乗り場がわかりにくい。列車は満員で、途中まで立ったままだった。あとでわかったことだが、この列車にはビジネスクラスがあるので、その切符を買うべきだった。ウスリースク駅からバスターミナルまで散策する。途中、ソ連時代のアパートなどが見られる。バスターミナルはロシア語しか表示がなく、Google翻訳で翻訳しながら切符を買う。また中国行きの国際バスもある。バス(360ルーブル)でウラジオストクに戻ろうとしたがバスは途中のフトラーヤレチカ駅までしか行かず、そこから電車でウラジオストク駅へ。海鮮料理の店「PALAU FISH」へ。キャビアやタコを食べる。
2019年8月15日(木)  朝からおとといの韓国人のうち家族の方々に話しかけられる。彼らは昨晩、鷹ノ巣展望台に行ったそうで、景色がとてもよかったとのこと。その後、ペリメニ(пельмени、水餃子)を食ってから鷹ノ巣展望台へ行く。Googleの経路は役に立たず、ケーブルカーの山頂駅側へ回ってから展望台へ。天気が良くはなかったがルースキー島連絡橋などの風景が広がる。展望台から下るとケーブルカーがあるが、想像以上に短い距離であり、高架路線のような橋脚のコンクリートが剥がれ落ちるなどしていて危険な気がした。K氏は土産物屋へ行くとのことで、S氏と2人で海沿いのBBQなどが食える店へ行く。途中、中国から陸路で国境を越えてやってきている観光バスが何台か見られたが、すべて中国のナンバープレートのままであった。海岸沿いを歩く大柄のロシア人たちは皆ニコリともせず睨むようなイカツイ顔で歩いている。ビールを飲み始めるとすぐに大雨が降り始める。台風10号の影響か。ケバブを注文するとそれがないとかで、肉を細かく切ったものを野菜と一緒に小麦のシートでくるんだもの(230ルーブル)を食べた。ここは公園内のためかトイレは有料(20ルーブル)で、英語が話せないオバサンが管理している。公園や広場には有料トイレがいくつかあり、大半は日本でいう仮設トイレのようなものだ。大雨で道路が小川のようになっている中、宿へ戻る。ロシア人は傘を持っている割合が低く、ボトボトになりながら歩いている人も多い。また下水などのインフラが十分でないためか、雨が降ると道路に大きな水たまりができる。道路そのものもデコボコだったり穴が開いているところも見られる。小林さんと合流し、再び「SVOY」で夕食を食べる。タラバガニ、ウォッカ、ビールを飲む。ビールを買って宿へ。先日の赤ちゃんとは別のドイツ人の兄ちゃんたちもいる。
2019年8月16日(金)  朝から雨の中、ウラジオストク駅へ。電車でウラジオストク空港へ向かおうとするが、乗り場がまたわかりにくい。切符は旧駅舎で買ったが、ウスリースク行きのように駅の外に出て跨線橋からホームに降りるのではなく、新駅舎から乗れる(というより空港から来る際に使った駅舎だ)。空港では平壌行きの高麗航空のチェックインカウンターの横に釜山行きのカウンターがある。ウラジオストクに出稼ぎに来ている小柄でややみすぼらしい中高年の北朝鮮人労働者の横に、遊びに来ている韓国人を並ばせるのは北朝鮮も人たちにとってあまりに酷だ。空港も少し気を遣ったら良いのではと思うのだが。空港でピザやケバブを食い、Beck’sを飲んだりしながら過ごす。ピザがうまい。台風10号の関係で、t’wayの飛行機が1時間ほど遅れて出発。揺れることもなく大邱に戻る。大邱に着いた途端、夏の暑さが戻る。天気も快晴だ。ウラジオストクの貧弱なインフラに慣れた状態で大邱に来ると、大邱が未来都市のように見える。大邱空港からバスと地下鉄で移動し、Midtown Hostel Daegu(미드타운 호스텔 대구)にチェックインする。K氏が牛肉を食べたいと言い、S氏がマヌルカルビ(마늘갈비)を食べたいということで、店を探そうとすると、なんと宿のすぐそばにマヌルカルビの店がある。入ってみると人気店で客も多く、とてもおいしい。K氏も箸が止まらない様子だ。店を出てコンビニに行ってビールを買おうとすると、日本のビールはあるのだが、ビール4本で万ウォンの割引価格の中から日本のビールがはずされているようだ。宿の屋上でビールを飲む。大邱の夜景が美しい。
2019年8月17日(土)  大邱西部バスターミナルから3度目の海印寺へ。バスで1時間半かけてようやく到着。さすがにロシアの涼しい気候に慣れた体で伽耶山に登るのは熱中症の危険があるため、寺の散策だけにする。寺にあるカフェでコーヒーを飲み、世界遺産である八萬大蔵経を見る。寺には観光客の日本人の学生たちもいる。寺から下り、トトリムッ(도토리묵)を食べ、ビールを飲む。宿の近くのサムギョプサル(삼겹살)店で飯を食う。これも非常においしい。青唐辛子も一本食うが、そのためかあとで腹を壊すことになった。この日も宿の屋上でビールを飲む。
2019年8月18日(日)  旧朝鮮殖産銀行跡の大邱近代歴史館へ。旧朝鮮銀行券、李氏朝鮮時代の大邱の町の模型や地図、日本統治下の大邱のバスツアーCGが体験できるなど、非常に興味深い展示が多かった。 教会は日曜ということもあり讃美歌を歌っていた。さすがに場違いと感じ教会から出ると、教会関係者の方に韓国語で話しかけられる。どうも参加を勧められているようだ。韓国語がわからないと何度も言うと、「カトリック?」と聞かれ、「いいえ」と答えると納得したようなので、その場を離れた。すぐ近くの李相和旧宅でまったり過ごし、空港へ。空港できのこプルゴギピビムパプ(버섯불고기비빔팝)を食べる。オプションで石焼きにしてもらえるので、そうしてもらう。大邱空港からは予定通り関空行きの飛行機に乗るが、行きと同じく乗客は客席の半分ぐらいしかいない。そして関空でお開き。
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kkv-main · 7 years
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MAGAZINE - 2017.08.02
Letter To Red Runners
2017年夏、新体制となって初の音源をリリースし走り出したGEZAN。 同時代の仲間が彼らへの思いを綴った文章が集まりました。
2017/7/12 RELEASE
「GEZAN - Absolutely Imagination」 (7’ single + DL CODE)
⇒KiliKiliVilla OFFICIAL STORE
寄稿者
・安孫子真哉(KiliKiliVilla)
・加藤修平(NOT WONK)
・カベヤシュウト(odd eyes)
・川田晋也(CAR10/Suueat.)
・キャプテン・リョウスケ(THE GUAYS)
・ケイシオカダ(Suueat.)
・スパイダー山本(falls/PASTAFASTA)
・ハマジ(KK manga)
・林隆司(Killerpass)
・ヤブソン(SEVENTEEN AGAiN)
・山田みどり(the hatch)
※五十音順
安孫子真哉(KiliKiliVilla)
もう気絶しそうなくらい暑い夏の日。只々心を無にして仕事に励んでいるとマヒト君からAbsolutely ImaginationのMVが完成したとのメールに気づく。 すぐさま路地裏に駐車し6分間のビデオにダイヴ。もうあっという間に涙がもれた。圧倒的に躍動する4人組の物語。超バンドの夏。めっちゃカッコイイわー!すげー!しかしそんなシンプルに客観的に観れねー!色々あったもん。特にこの一年の事思えばそりゃ感慨深くもなるよ。 毎朝は同じ缶コーヒーで始まり一日は皿洗いで終わる。子供達の成長や自分の増えた白髪やシワの数でふと時の流れを知る。それとカッコイイ!や最高!のドキドキの瞬間のつみ重ねで創られるもう一つの自分だけの時間。どちらも自分にとって大切なもので、家族の笑い声はいつも愛おしく、また何かで疾走する人達は特別な力強さをくれる。音楽が好きだと思える自分はラッキーだ。心が素直に引き寄せられるような。そんな素っ裸の自分にたまには会いに行かないと多分壊れちゃう。 GEZANはそれに会わせてくれるんだ。 もう一年経ったね。真夜中マヒト君との電話で告げられたシャーク君の突如の脱退話。なんだか実感がわかない。でもバンドは続ける。でも正直これからどう出来るかは今は見えない。マヒト君はそう真摯に話してくれた。僕は、必ず良い形でまたやれる、だって間違えない信頼があるもの。なんて非常に無責任な事を言っていたと思う。でも本当に本気で思ってたんだ。続けるならば必ずまた凄いバンドの姿をみせてくれる人達だと只々信じてた。 すぐさま動き出した。メンバー募集のやり方も3人組NEVER END ROLLERSでのライヴもビデオダイアリーもあまりに伝わり過ぎる活動その全てにいちいち涙させられた。1000回絶望しても1001回立ち上がっていく。ロスカルが新ドラマーに任命された瞬間の壁パンチとイーグル君の飛びつきハグは稀代の名シーン。人間がおおいに生きている。バンドの魔力がまた始まる。 一年後の今こうやってまたGEZANとして帰ってきた。また一つイメージと想像力が勝ったね。本当に嬉しい。 どんな事があったとしても楽しい事をずっと期待していられる僕たちは心底おめでたい。まだまだ想像力で飛び越えてさせて。 しかし本当はこの文章もっと淡々と書きたかったな。GEZANの超音楽ジャンキーな生態やその鳴らす音楽的な魅力とか。でも結局彼らの事を考えて書いているとどうしてもこうなっちゃう。心の奥底にあるロマンチックなものを引きずり出す。やっぱりそういうバンドなんだろう。 安孫子真哉(KiliKiliVilla)
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加藤修平(NOT WONK)
「正直な自分とマヒトゥ・ザ・ピーポー、イーグル・タカ、カルロス・尾崎・サンタナ、石原ロスカル」 GEZANのことを考えるのに何回もAbsolutely Imaginationを聴いてみているけれども、説明をつけることができるような言葉はまるで思いつかない。 何かの説明のような音楽や詩はクソ以下だとはずっと思っているけれど、正直に言うとGEZANを聴いてもGEZANのことが全くわからない。 GEZANの音楽とマヒトゥ・ザ・ピーポーの言葉はそれを説明するつもりはサラサラ無いように感じるし、そんなことされても困るしな。ステージの上には圧倒的なものだけ乗っかっててほしいんだよな。 それでも、センサーが鈍ってない限り、透けて見えるものに大きく僕は揺さぶられてしまっているんだろうし、これからもそうなんだろうなと思う。でも正直なんかそういうのに揺さぶられちゃってる自分にムカつくんだよな。GEZANのライブを観たり、GEZANのことを考えたりすると変な気持ちになっちゃうんだよな。 キリキリヴィラの安孫子さんにGEZANについて書いてみてよーって軽く言われたけども、めちゃめちゃヘビーなテーマだよほんとに。変な気持ちになっちゃうんですよね。 元来そうなんですけど、隣の芝がいつでもキラキラに光って見えてて、それでも、んなわけねーべって無理矢理自分を鼓舞しまくって、うまく行ったりうまく行かなかったりの博打を繰り返しています。 強いものが好きだけど僕はきっと強い存在になれなかったんだろうな(書いてる現在死ぬほど気分が下がってるので後から撤回するかも)ー。 俺と関わったやつは全員ハッピーエンドにしてやるってJANUSの上でマヒトさんが言ってて、なんだそれと思った。絶対嘘じゃないと思ったし、こんなセリフ映画でも聞いたことねーと思った。マヒトさん頼りになるぜ、と思ったと同時に加藤青年は死ぬほど自分にムカついた。こんな惨めな気持ちはないなとも思った。 GEZAN一生ついていくぜってワードが頭の中によぎったのだけど死んでもそんなセリフ言いたくねー。死ぬまで張り合っていたい。 自分で思っている以上に僕は目立ちたがり屋で負けず嫌いでエゴイストなんだろうと思います。そして、そんな自分の前に現れた自分も他人も認めてしまうようなヒーローの出現に戸惑ってるのかな。自分でもあんまわかんないっす。でも消えていくヒーローなんてもう二度と現れてくれるなと強く思ってたから、わけわかんなくなってるっていうのが正直なところ。好きな女の子の好きな男がどうしようもなく自分も好きなやつだった経験ありますか?今思うとそれに近いです。 とにかくGEZANに出会ってから心はずっとぐちゃぐちゃで頭爆発しそうな感じ。俺にしかないものもあるけど俺からは何も見えないんだよな。誰も教えないでください、悩んだまま俺は踊り続けるんで~。 なんの纏まりもないけども、22歳の俺にGEZANがどのように作用しているかということが唯一の説明です。 俺は俺でしかないし、GEZANもGEZANでしかない。これがしっくり来るんだけど、これもGEZANが教えてくれたから頭に来るんだよな。俺だって!!!クソ!!!!寝る!!!悔しい!!!GEZAN好きです!!ムカつく!!かっこいいから好きだ!寝る!!!全然素直になれない! 加藤修平(NOT WONK)
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カベヤシュウト(odd eyes)
自分たちの言葉、知性、身体についてよく知っている人達。 まず最初に思いついた印象。 彼らだけのルールがあって、外からは理解する必要もなければ出来る訳がない、その不可視の方法に則って動いていて、どうすれば魅せれるか、カッコいいかについての思考、行動を一切緩めずに進んでいる。 跳ねる汗、何層も重く巻き上がる雲、吐き出された死骸、湧き上がる速さ、笑っている、怒っている、泣いている感覚。 10歳でも分かるような輝き、例えば夕日の美しさとかそういう言葉にしなければいけないけれど、陳腐だと笑い飛ばしてしまえるようなものをハッキリと真っ直ぐに歌うところが独特のサークルを生んでいる気がする。 僕がどう思ってるかを言うべきなのかを迷ってる。 まあ大体好きじゃないよ。嫌な奴等ばかりだしさ。腐ってる。人が怒ってるのを笑う奴等に飽き飽きしてる。で、マヒトは抱きしめるとかそういう言い回しも平気で使うじゃない。あれ、すごい。恥ずかしいとか超えたところにいかないといけないなって思う。 恥ずかしいことはなんてかっこいいんだろう。 恥ずかしさなんていうのは奴隷の鎖でしょ。 恥ずかしいとかおかしいとか決めることじゃないからね。他人を無闇に笑うのをやめなよ。まだそう信じよう。冷笑を吹き飛ばす清々しさに吹っ飛ばされたくて、GEZANを聞くんでしょう?どこかにいる君もあなたも。イラつくね。 カベヤシュウト(odd eyes)
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川田晋也(CAR10/Suueat.)
ゲザンっていうバンド知ってる? ってもう何年も前かもわからないくらい前にケイシから言われて、1本の動画を教えてもらった。 その動画をみたら、自分は凄まじくショックを受けたのを覚えてる。あーあこんなすげーやついるんだ日本に。敵わなすぎるオワタ\(^o^)/って思った。 それは道頓堀の橋の上だったかな?でGEZANのメンバー含めた仲間達でパフォーマンスしている動画で、とにかく桁違いのエネルギーが彼らにはあった。 ホームページからマヒト君のブログ見付けて読んでたりしたなー。 それが一方的な出会いだと思う。 それから彼等のアメリカツアーの動画にまたまたショックを受けたりしながら、GEZANというバンドのファンになっていた。 いつか仲良くなれたら良いなーって思っていたけど、絶対に相手にしてもらえないなーって自分は思っていた。 けど、あれは2014年の早稲田のライブだったかな?たまたま他の出演者を見に来ていたマヒト君が自分達のライブをみてくれた。 あのときは本当に嬉しかったなー。ライブが終わってすぐにフロアにあがってきてマヒト君は『ダイナソージュニア感じたわ!』って言ってきてくれて凄くテンションあがったのを覚えてる。 それから自分達はたった3年とは思えないくらいの関係を光のように駆け抜けて築き上げてきた。いや、これはカッコつけ過ぎたかもしれない。 けど、吉祥寺のライブハウスのトイレの中での『一生遊ぶぞ!五万回遊ぶ!』って言葉だったり、全感覚祭は確かに自分達の間のリアルだ。 思い出は他にも腐るほどあるけど、現時点で長くなりすぎてる気がするから、ちょっと書かないけど、気付いたら自分達はとんでもなく強力な仲間になってたんじゃない?って話。 もしGEZANや自分達がつくりだしてる時間に、昔自分が感じたようにショックを受けてる人がいたら、その人とはわかりあえる気がするから、早く会ってみたいな。 GEZANと関わり始めた前後から、安孫子さん、THE GUAYS、JAPPERS、すばらしか、と自分の中で大事な何かがやっとまわり始めた気がしてる。 まだまだこっからっぽくない? そして今回も新しい音源をありがとうGEZAN。愛してるGEZAN。これからもよろしくGEZAN。 川田晋也(CAR10/Suueat.)
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キャプテン・リョウスケ(THE GUAYS)
GEZANと俺たち グアイズのスタジオ中、電話が鳴る。安孫子さんからの電話だった。 良い気持ちで音を鳴らしたスタジオだったので、いつもより少しだけ上ずった声で話す。 内容は新体制で7inchをリリースするGEZANに対するありったけ思いをぶちまけてくれとのことだった。 嬉しかった。 阿佐ヶ谷からの帰り道、自転車を漕ぎながら頭の中でGEZANのAbusolutely Imaginationが流れはじめる。初めて聞いた全感覚祭の時から大好きな曲だった。同時に沢山の彼らと過ごした今までの日々が走馬灯のように全身の血流にのって流れはじめたんだ。涙が流れそうにもなった。 こんな機会はそうそうないし、一つの友達のバンドについて、こんなにも考えたことがないので、ラブレターみたいになってしまうかもしれない。気持ち悪がらないでくれよな。 お互いのバンド同士、結成から知っていて、今までこうやって音を鳴らし続け、同じバンドでステージに立ち続けるってこと、それは何かの縁なのかもしれない。 時間にするとたった8年くらい。それでも小学校1年生から中学2年までと考えると凄まじい。それぐらい多感な時間だった。それはもちろん今も続いている。 そして、いつも全力で何をやるにも渾身のフルスイングをかます彼らにとってはフルスイングの反動は大きく、想像もつかないほど悔しいことも嬉しいこともあっただろうと思う。 昨年ドラマーのシャークが脱退。どちらが前かわからなくても進もう動こうとするGEZANの姿は、苦しいながらもメンバー自身がま��GEZANを音楽を信じているように見えた。またやるんだって、やりたいんだって。 そして、石原ロスカルが加入。ピカピカのドッカドカのビートを乗せた新体制のGEZANが勢いよく前にスタートした。本当に良かった。あの時の皆の晴れた顔と、また音楽を作っていく嬉しい悩みは本当にこちらまで元気にさせた。すごい強力なポジティブなエネルギーだ。忘れられないよ。 俺たちはこの日を本当に待っていたんだ。面倒くさいぐらいかっこいいバンドが帰ってきた。 こんなにTHE バンドというバンドはそうそういないと思うし、彼らは映画の中に生きているかのように、ドラマになってしまう。 そして、新体制で迎えた今年2017年1月8日 FEVERでのKiliKiliVillaとの約束の一枚が果たされた。新体制で作った1曲目がレコードされた。 7inchに刻まれた一本一本の傷は彼らが今まで味わった血と汗と涙がしみ込んでいると思う。そこから流れる音楽は、これからも音楽で人の心に深い深い溝を刻んでいくんだろう。まだまだ針は折れない。まだまだ、止まれない。 希望とその先の曲。 俺たちはなぜだかそんなGEZANを近くに見てき���。くされ縁なのかもしれない。でも同じ時代にこうやって音楽をやっていることは奇跡と呼んでいいはずだ。 俺たちも音楽を好きな限り、彼らとは会い続けるだろう。 本当にリリースおめでとう。そして、最高の音楽をありがとう。 行こう! キャプテン・リョウスケ(THE GUAYS)
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ケイシオカダ(Suueat.)
gezanに初めて出会ったのは確か10代の時だった。 学校を辞めて、まともに働くこともなく初めて組んだ幼馴染とのバンドを永遠にできると思っていたのにもうついて行けないと言われる少し前の頃だった。 gezanの存在は僕にとってそのへんの有名なバンドなんかよりも圧倒的に輝いていて、見つけた時は思いっきりぶん殴られた気分だった。悔しいという感情じゃなく本当に心の底からカッコいいと思ったし、ぶん殴られたことがなによりとても嬉しかった。 それから少しして僕のバンドは終わった。僕の中でなにもかも終わったような気分になってしょうがなくクソみたいな工場で朝から晩まで働いた。 まあその仕事もすぐに辞めたけど、こうやって大人になっていくんだなとしみじみ思って徐々に酒に溺れ始めたりしていた。 それくらいの時に自分の叔父が飲み屋をやらせてくれることになり、これでバンドはもう諦めて細々と少ない稼ぎでもなるべく好きなことをして暮らしていこうと腹をくくったつもりだった。 それから少ししてcar10がアルバムを出してgezanと仲良くなり出していた。それは正直とても嬉しかったけど同時に悔しかった。 僕は指を咥えて携帯の画面を眺めるしか出来なかった。僕の心のモヤモヤは次第に大きくなって、ガラガラの飲み屋街を毎日眺めるだけの日々も続き、本当にやりたいことはなんなのか考えた。 気づいたら真剣に仕事も出来なくなっていて別に全然好きじゃないミスチルがラジオから流れてきてよくわからないけど泣いた夜もあった。 そんなこともあってお店を辞めようと決意したんだけど、お店を辞めた週には曲を作り始めていた。それをすぐさまサウンドクラウドにあげた。 椎名さんの家で3分で作ったような曲だったのに川田は褒めてくれて何もない僕をまたバンドに誘ってくれた。めちゃくちゃ嬉しかった。 そんなこんなでsuueat.を結成して少し経った頃gezanが初めて足利にライブしに来た。 それは僕が見にいった人生のベストライブだった。僕はまた思いっきりぶん殴られた気分になった。 確かそれを僕はgezanのメンバーに伝えたら、こうやって遊んでればまた必ず会えるぜ的なことを言われた。それを信じていたらいつのまにか一緒に遊んだりしていた。 そして今年はgezanが僕の町に来る。 今年は絶対最高な夏になるんだ! ケイシオカダ(Suueat.)
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スパイダー山本(falls/PASTAFASTA)
僕は当時とあるリハーサルスタジオで働いていた。 その当時の店舗のシステムとしては、当日の最後のバンド練習が終わったらその時間が閉店時間になる、といったもので。 僕の家からそのスタジオは三駅程なので、電車で向かう事が多かった。なので当日に深夜の予約が入ると終電を逃す事も多く、自分としては漫画喫茶で漫画を読むのも好きなので、「漫画喫茶に行く口実が出来る!」とテンションも上がっていたのだが、その時は同棲していた彼女からの怒りの連絡も来るので、当日閉店時間が伸びる事には、喜びと同時に多少の胃の痛みも付き纏っていた。 6年程前だろうか。 その日も同じ様に遅番で出勤すると、早番の先輩から当日入会のお客さんの予約が入り、閉店時間が伸びた旨を聞く。時間は深夜の12:30~早朝の4:30。 「終わった。また今日もキレられる。」 そう思い、悲しみに暮れたまま深夜まで働いた。 「そろそろそのお客さんも来るかな??」 時間も深夜12:15くらいになり、空き缶や吸い殻なども割と落ちていたので、一度店頭の清掃をしようと店の外に出てみたところだった。 遠くから異形の雰囲気を醸し出している4人が、猛スピードの自転車4台でこちらの方向に向かって来るのが見えた。 「こいつらだったら嫌だな」 そう思って清掃を切り上げ、一度店の中に戻ってみた。 来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな と頭の中で呪文を唱えてみたものの、その呪文は全くもって効果が無かった様で、 「おはようございまーーーーす!!!」 と勢い良く、背の低いロングヘアーの元気の良い少年が、お店の入り口のドアを開けた。 やっぱあいつらだった。終わった。完全に終わった。なんでそんなに元気なんだ。こんな時間になんなんだ。今日は最低だ。心の底からそう思った。 そのスタジオは最初にお会計をするシステムなのだが、領収証の有無ももちろん聞かなくてはいけない。 そして渡す領収証の宛名を聞いたところ、こんな回答が返ってきた。 「下山で。」 これが僕と彼らの出会い。言うなれば個人的には最悪の出会いだった。 だがその出会いからの印象は、早々に消え失せる事に。 その出会いから数ヶ月も経ってないくらいの頃、仕事中聞きたいBGMのアイディアもその日は底をつき、何か無いかな~と空き時間にiphoneでTwitterを見ていたところ、リツイートでJOJO広重さんのツイートが僕のタイムラインまで回ってきた。 youtubeのURLが貼ってあった事と、文章から読み取るに、それがGEZANのMVである事が見てとれた。その文章は非常に印象的な内容の文章で、こんなMV見たら若い人達はバンドをやりたくなるだろうといった内容の文章だったと思う。 そこまで言われてしまうと、いくらこいつらなんなんだ!と思っている奴らだったとしても、観てみよう。とならざるを得ない。また、JOJO広重さんにそこまでの事を言わせている内容、というところでも非常に気になり、ツイートを発見以降すぐに再生したのを覚えている。 それが「八月のメフィストと」のMVだった。 正直に言えば、最初はなるほどな~くらいで頭をぶん殴られる様な衝撃では無かったが、尋常ではない中毒性があり、気付けば何度も何度もyoutubeで再生していた。そして気付けばGEZANの事が僕は大好きになっていた。 そのMVを見て以降は、逆にGEZANの予約が入っている事が嬉しくなっていた。 喋ってみればものすごく気さくな良い奴らだし、スタジオで何かを流してみれば「これは誰なんですか」と的中率ほぼ100%の確率で話しかけてくれ、そこから色々な音楽の話ができる事も最高に楽しかった。(休憩の時にロビーでかかってる音楽超大事。) そしてなによりも、あんなに良い曲達を今この時代にプレイしている奴らがこんなに近くにもいるって事はなんて嬉しい事なんだ、と心からそう思っていた。 そこからはもう彼らと仲良くなるうえでの壁は何も無くなり、(というか壁などは僕が勝手に作っていただけだとも思う。)彼らが作り出す楽曲達を心待ちにし、そして発表される度に感動をもらっていた。 今や九州で同じご飯を食べ、同じ所で寝て、そして同じ所でライブを出来るまでに仲良くなった。 イーグル・タカの 「おはようございまーーーーす!!!」 からの出だしの印象からは想像もつかない出来事だと思う。 こんな出会いが20代後半にあり、30を越えてから共にツアーをするなんて考えられない。だから音楽辞められないし、バンドってやっぱり最高やな、って思う。キャプテン。 以前、ご本人は覚えていらっしゃるか分からないのですが、安孫子さんとfeverのドリンクカウンターでお話しさせて頂いた時、「音楽シーンの様なものが変わるなら今しかない。今を逃せばまた10年以上遅れる。」という意見をおっしゃっていて、自分はそれを聞いて「ホント確かにそうだな~。」とただただ思いました。 今本当に群雄割拠の時代だと自分も思っており、ここ最近で、かつてこんなにぼこぼこぼこぼこバンドが出現する事なんてあったか!?と非常に思います。 それと同時に何かを変えるのなら、それはきっと、もう本当に大きな動きが全体で必要で、良いバンドが出てくるだけでは何も変わらないレベルになっているとも思います。 そんな中で、身の回りでは悩みながらも大きな事をしているのが僕にとってはGEZANであり、間違いなく群雄割拠の中でも先頭集団にいる動き方をしていると思っています。 言うまでもないかもしれませんが、これからの動きも絶対に注目ですし、間違いなく面白い事をやってのけてくれるだろうと信じています。 あの安孫子さんとの話から考えて、10年なんてきっとあっという間に経つ。 何も変えられないか、何かを変えられるのかどうかはもちろん自分達次第であり、僕らも攻めていこうと思っています。その僕の中で、色々ある中でもひたすら突っ走ってくれている「GEZAN」というバンドは、出会った頃から、今もこれからも、そして今後音楽をしていくうえでの、自分の原動力だなあと思うのです。 どうぞこれからもよろしく。マヒトくん、イーグル、カルロス、ロスカル。 シャークもまたね。 あの時僕が働いている時に、スタジオを予約してくれてありがとう。 スパイダー山本(falls/PASTAFASTA)
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ハマジ(KK manga)
今まで自分が観たGEZANのライブの中で強烈に印象に残ってるライブが3つある。 ・2010年4月 難波ベアーズ 平日ガラガラのベアーズ、この日下山を初めて観た。とにかく瞬間に対する殺気と集中力がハンパ無くて、キレ過ぎでマヒトくんのギターが折れて(わざと叩き折ったとかじゃなく)一曲で終わった。「これは!なんか始まってる」と思って興奮した。 ライブ後マヒトくんが「電池無くした」みたいな事言ってステージの隅の奥で探してて「そんなとこには無いだろ」とはたから見てて思った記憶がある。この時はまだGEZANメンバーとは一言も話したことない。マヒトくんは上靴を履いていた。てかこの頃の下山のライブ衣装 P-FUNKチャンプロードて感じで格好良かったな。タカくんの丈の短いド派手な服、なにあれ、また着ないかな。 ・2013年8月 十三ファンダンゴ 踊ってばかりの国とのツアー グアイズも出てた。GEZANが東京行って一年ぐらい?の時期。かなりイケイケでMCで「サクッと世の中変えます」みたいな事を曇り無くスパーンと言ってて無敵感を纏ってた。いちいち発言が跳躍していた。生意気だなとか思ってた人もいたかもだけど、生意気なぐらいでいいと思う。陰気な感じが無ければ。チマチマした嫉み、羨望で毎回ケッとか思ってたら国が滅びますよ。 2017年も踊ってばかりとのツアーで8月ファンダンゴある。絶対観に行く。 ・2015年11月 全感覚祭 2日目トリ、いろんな物を背負って文句無しのライブしてた。GEZAN大好き!みたいな人以外の心も掴んでた気がしてグッときた。初めてこれならスタジアムみたいな所でやってもいけるんじゃないかなと思ったライブ。 3つとか言ったけど2011年9月 旧心斎橋クアトロのベアリズムコンピのレコ発の時も印象残ってる。6分入りの客、ゴタゴタの時の二極に分かれた空気、最後山本精一さんが挨拶した後叩きつけたマイク、ドラマがあってなかなか無い感じの日だった。 関係無いけど旧心斎橋クアトロの立地結構好きだったな、地下より高層階にあるライブハウス、クラブの方がなんか上がる気がする。 GEZANはずっとなんか仕掛けてるし、これだけの熱量とスピードでやり続けてるバンド今他にないからそれだけでもチェックする理由に十分なるんじゃないでしょうか?友達だから言ってるわけじゃなく。ただの正論デカい声で言ってるだけでは知り得ない感覚は確実にある。 これ書いてる途中に思ったけど、今本当に才能があってイケてる人ほど中高生にも響く表現をした方がいい気がしてきたな。その方が全体がおもしろくなる気がする。どうでしょうか??? まとめ方が分からないんで、これも途中で思い付いたけど入れるとこなかった一節 「GEZANはずっと走り続けている、走り続けてるからマヒトくんは、痩せている」 ハマジ(KK manga)
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林隆司(Killerpass)
2日酔いで気怠い仕事の休憩中。 携帯を開くと1通のメールが入っていた。 「クズでクソなバンドばっか集めたイベントをやるから、出てもらえないか?」 こんな様な内容だったと思う。 今や夏の風物詩的イベント、セミファイナルジャンキーのオファーメールだった。 これが僕とマヒトくんとのファースト・コンタクトである。 …正直、ふざけるなと思った。 確かに散々下手糞(×3万回)と言われ、生ゴミだかなんだかわからないライブをひたすら繰り返してきていたけど、そこら辺のローカルな大仏より温厚ですねと定評のこの仏の林をもってしても。 メールをみた 瞬間、血圧がグググンと250を裕に超えて、全身がゆでダコか!!と思う程真っ赤になった感覚を忘れない。 多少話しを盛ったが、なんて失礼なやつなんだと本気で憤慨した。 百歩譲って知っている人なら分かるが、クズとかクソとか知らない人に送るメールなのか? あるいはマヒトくんがあらゆる現代のサイバーテクニックを駆使して私がドMという事を99%確定させ、毎晩寝る前僕の事を想い妄想を100��回繰り返し、クズでクソなライブシーンやココイチで過剰に福神漬けを入れる事、お風呂は41℃等の事実まで見透かしてしまい、もはや林よりも林を知る男、それこそがマヒトゥー・ザ・ハヤシピーポー。とまで言われる位の男になってしまっていたならば話は別だが。 も しあの時その状態だったらこの場を借りて釈明する。 すまない。 マヒトゥーサイドはさておき、その時点で僕はGEZANの事を正直ほぼ何も知らなかった。龍宮ナイトのわかめさんと仲の良いバンド位の認識しか無くて、音も聴いた事が無く大阪出身だったので、関西ゼロ世代的なひねくれているバンドといったパブリック・イメージをぼんやり描いていた程度だった。 こういう無礼をパンクとかって思ってる痛いやつらなんだな、まあ今後交わる事も無いだろうし自分が折れとけばいいや。 そう思い怒りを覚えた旨を伝え、その後数件メールをやり取りし、単純にスケジュールが合わなかったのでライブも出られずこの件は終了した。 史上最悪なライブオファー第一位として輝かしく自分の心に君臨していた為GEZAN並びにマヒトゥー殿を忘れる事は無かったが、正直笑い話になりかけていた半年後位に、MILKのヘルプメンバーとして下北沢でライブした時の事だ。 「俺マヒトっす」 長髪の真っ赤な男が私の前に立ちはだかった。 いきなりの事でびっくりして目を合わす事が、出来なかった(普段から出来ない)。 その後オファーの件の謝罪、クズやクソは共通言語だと思っていた旨等を紳士に伝えてくれた。 びっくりした。 正直、GEZANの様な知名度のあるバンドからしたら、僕らなんかメール通りクズで鼻くそ位の存在にしか思ってないんだろうなと思っていたのでわざわざ 半年前の数マクロ程のちっちゃな石つぶての様な出来事へ、かつ僕みたいなうんこを顔に塗りたくった様なしょうもないやつに謝罪なんて。 その時に、僕は思った。 「まあまあ、エエ奴なんちゃうん?」 それでも特に関わりはないかなと思っていたというかそれ以降普通に関わる事なく、人生が交差する事なく、お互いの人生を歩んでいた。 けれどその1年後位にMEAN JEANS,GUAYSとの「胸ジンツアー」の名古屋場所、松尾芭蕉に誘ってくれて出演した。(ちなみにこの時のオファーはマヒトくんでは無くカルロスさんだった。非常にキッチリとした気持ちのいいオファーで、心の割と浅いとこに潜むワル林が揚げ足を取る事は不可能だった…) 僕はこの時に初めてGEZANを目撃した。 ライブがはじまって序盤でまず、素直に驚いた。 僕の勝手なイメージであったごちゃっとしててひねくれた様な難解な音像では無く、複雑で重たさはあるけれど決して難しくなりすぎず、ギターリフの気持ちを良さを生かしたグルーヴィーなロックンロールに痺れた。 そしてど真ん中にある唄。それはあまりにもキャッチ―だった。 おいおいこんなの、聞いてないよ。まるで大学生が彼女にサプライズで誕生日をお祝いされてる気分だよ。 微妙過ぎる例えはさておき、ライブが進むにつれそういった音楽微妙に詳しいと思ってるやつあるあるの、あんまり的を得てない評論以上に、ある所に集中している事に気付く。 それは、マヒトくんの「目」だった。 それがどこを見ているのか。お客さんなのか、特定の誰かなのか、音の向こう側なのか、未来なのか、はたまた自分自身なのか。 おぼろげでいてどこか寂しそうだけれど、物凄く力強い。 そんな目をして常に一点を見つめ唄うマヒトくんに釘付けだった。 その後前ドラムの方の脱退ツアー、NEVER END ROLLERSとして出演したKiliKiliVilla新年会、Fallin'downツアーとGEZANをみたが、毎回毎回バンドとしての強度をガンガン更新していて、そのチームとしてのたくましさに圧倒されるし、音源ではBlue Hourというガチアンセムに涙腺が緩んだ。 あんな最悪な印象だったバンドなのに、今じゃ一挙手一投足をイチイチ追ってしまう位目が離せない存在になってしまった。差別は心の中から創られるなんて唄ってる自分を恥じるよ。まあそういうのを少しづつ無くしていけたらと思って唄っているんだけど。 そんな自分の事はウルトラどうでもいいですが、こうやってGEZANに触れてきて、なんとなく分かった事があるよ。 僕の勘違いでも構わない。 マヒトくんの目はきっと「今」の一点をひたすらみつめて、もがいてるんだな。 だからあんなに美しいんだ。 きっとこういう人が、何かを変えるんだろう。 何かが明確な何、なんてのは 分かんないけど、とにかく何かなんだ。 すっかり僕を虜にしてしまったGEZANの、「今」から紡いでいくイマジネーションの続きを、同じ時代に生きて観られる事を幸せに思います。 何かが変わる瞬間の証人に、僕もなるよ。 クズでクソなマヒトくんへ 林隆司(Killerpass)
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ヤブソン(SEVENTEEN AGAiN)
思い返してみると、安孫子さんに「藪くんとマヒト君はすごい似てるよなぁー」っと言われてからもう2年位経った気がする。 えっ、似てる?っと、当時の俺も、きっと同じ事を言われていたとしたらマヒトくんも、そして私とマヒトくん双方を知ってる人は誰もが思うだろうなぁ、っと思った。 それから幾らか時間が経って、SEVENTEEN AGAiNもGEZANも同じ様な経験を経て、同じ日に新しい音源を発売した。 absolutely imaginationの歌詞を初めて聴いた時、とても嬉しい気持ちになった。 どこの歌詞を切り取っても、自分自身と重ねてしまうし、少数の脅威という言葉が歌詞の中にある事ももちろんで、全てが今の自分にとって本当に特別な曲だった。 でも、この曲を聴いて何より嬉しかったことは、マヒトくんがどんな人に向かって歌っているのかが、とても鮮明に映し出されている事だった。 きっと、うまれくるべきコたちに、と、俺はしってる全員ロンリー、は勘違いだとしてそんなに遠くない親戚の様な言葉な気がした。 見ている、見据えている景色も、服装も、髪型も、使っている言葉もどれも違うけど、それだけできっと充分だよなぁ。って思う。 でも単純に。リンダリンダの向こう見に行きたいなぁ、GEZANと。 ヤブソン(SEVENTEEN AGAiN)
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山田みどり(the hatch)
GEZANは最高のバンド🙌 きっとこれを読む人の十中八九がそのことを理解した上でkilikilivillaのwebサイトにご機嫌な顔で トランスミッションしてきていると思うし、きっと音楽的なことは僕よりも語彙力のある人が別のページで書いてくれると思うので臆面もなく自分の思い出話でも書いちゃいます。 GEZANと初めて会ったのは確か、4年前の冬頃札幌に初めて彼らが来たとき自分がバンドをやり始めて一年ほど経った頃で、その年の夏にたまたま買ったマヒトゥ・ザ・ピーポー の「沈黙の次に美しい日々」を摩擦で金玉が弾け飛ぶくらい聴いていたので、ゴリゴリのゴリクソにファンでした(爆汗) ライブを見に行き、その後話せたのが嬉しくてそのまま勝手に打ち上げに乱入、なんか音楽の話をあーだこーだ話して、ちんちん出して雪山に突っ込んでさよならした。 たったそれだけだったのに、それから数ヶ月してマヒトからKKmangaのレコ発に出ないかと連絡がきた。 しかも ”お前がやってるバンドで、いい感じのやつで出てよ”って。 見たこともないバンドを企画に呼んじゃうんだから全然意味わかんなかったけど、すごく嬉しくて、興奮のあまり摩擦で弾けそうになった金玉を必死に押さえ込み、片手でウィンドミルをキメ、ギリギリの体制でOKの返事をした。 まあ結果としてハッチの初遠征は、トラウマ級のクソダサいライブをやらかしてしまい、ライブ後にマヒトから「今日は5000の勝ちだな。でも絶対やめんなよ、つづけろ」的な叱責をくらってやめるわけねーだろと、すごくイラっとした。というかなんか言い返した気もする、、 だけどそれからしばらくして、案外ハッチの解散を悩むことがあって、その度にマヒトの言葉と、栗山千明張りのあの鋭い眼光が頭をよぎりなんだか悔しくて続けてるうち、気がつけば結構やりたいことをやれているので何が起きるか続けないとわからないものよね。 まあそんな感じでよくよく思い返せば、東京遠征半分以上がGEZANに呼んでもらっている 彼らが企画するライブは毎回好きなものだけを集めて混沌とした会場に素直さと愛を感じさせてくれ、いつも感心してしまう。 きっとただ何がカッコよくて何がカッコわるいかってことに正直に行動してるだけなんだろうけど、いざ当事者になれば案外邪魔になるものが多くて思うようにいかないし、何よりとても勇気がいることだからこそそれを悠々とやってしまうGEZANという存在は本当に眩しくてかっこいい。 今でもなんで話しただけで呼んでくれて、ダサいライブした後も懲りずに呼んでくれたのかは不思議でたまらない。 でもそのおかげで今のハッチがあり、今の大切な沢山の友達がいて、これから起きるであろう楽しい出来事があるのは間違いないよね。 きっとこれは自分だけの話だけじゃなくて、ただのお友達バンドから受けるものとは違う、もっとを核心を突くようなビッグでラヴいものをGEZANからもらっているバンドが、彼らが意図してなくてもそう感じてる人が沢山いるのだと思う。 そんなことを勝手に思って勝手に感銘を受けちゃったりして金玉が弾け飛びそうな午前3時、BGMはWarrantのHeaven。 つまり何が言いたいかというと GEZANは最高のバンド🙌 山田みどり(the hatch)
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geidaisounddesign · 6 years
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サウンドデザイン領域に興味をお持ちの方へ
「サウンドデザインって?」
という問いには様々な回答があると思いますし、「サウンドデザイン」を学ぶ大学によって、その教育内容も様々だと思います。
当サウンドデザイン領域では、「映像作品におけるサウンドデザイン」に特化した教育・研究活動を行っています。 具体的な授業内容は(他領域との共通授業を除く)、 1.ゼミの演習において映画の現場録音から整音作業に至るまでに必要な音響機器の知識を深め、その技術を習得する。 2.ゼミの講義において「サウンドデザイン」という観点から映像表現についての知識を深め、「自分にとってのサウンドデザイン観」を構築する。 3. 実習(映画作品を制作する)を重ねることにより、映像業界の音響プロフェッショナル、サウンド・アーティスト、映像音楽家などになるための具体的なスキルを学び、習得する。 以上から成り立っています。また、生徒が独自研究をできるように、MA室、録音機材などを可能な限り使用することができる「自由な場」としてもサウンドデザイン領域は存在したいと考えています。言い換えると、当領域は映像表現におけるサウンドデザインの「実践」かつ「実験」の場でありたいということです。
2024年4月追記。
MA1~3のソフトウェアを更新しました。大きくは
・MA1~3のMacOSをMontereyに。(安定性重視の観点から)
・Pro Tools Softwareを2024.3に。(これでMA3で7.0.4のバスが組めます)
・Wavesをアルティメットに。
・Altiverb7XLを8XLに。
・iZotope Everything Bundleの導入。
です。
2022年11月追記。
・MA3の7.0.4環境が稼働し出しました。また細かいところの整理(ケーブルの取りまとめ、Pro Tools MTRX Studioの置き場所とか・・・)はありますが、ひとまず。MTRX Studioの上はMA3のVUメーターがデジタルインなのでDante経由を使って、という次第。やはり「上」があるのは面白いですね。平面から立体へ。しかし、そうなると「下」も欲しいところです。 MA3の環境だと7.0.8ですね。部屋も狭く防音もなしなので、サブ・ウーハーは割愛です。取り柄は「自由」、ということで。Dolby Atmos Production Suiteも入れましたが、う〜ん、面倒。.atomsファイルまでの書き出しはできるので、Pro ToolsにおけるDolby Atomsのワークフローを学習するにはいいのかと。MA3のみNuendoを12、Logicを10.7に。まだほとんど触ってませんが、Logic、Nuendoの方が簡単な気が。まずPro Toolsで7.1.4のバスが組めないというのがショック。音量調整含め、手探りですが、まずはゼミ生に7.0.4の音響環境を体験して欲しいです。この「体験」が後々、役に立つのだと思っています。長嶌
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2022年9月追記。
・Youtube「東京藝術大学公式チャンネル」で3回に渡って、映像研究科 馬車道校舎の紹介があました。特に第2回はMA室の紹介がありますので、サウンドデザイン領域に興味がある方は是非、ご覧ください。
日比野学長 音で「嘘をつく」?! 院生の音響収録を見学!東京藝大馬車道校舎特集#2
https://www.youtube.com/watch?v=qBeBavtpvD8
・ワイヤレスシステムをWisycomに変更しました。
・MA1でブルーレイだけでなく、ゲームも5.1chでプレイし、手元のコントローラーで各チャンネルのOn/Offができることにより、サラウンド分析ができるようにしました。目的はゲーム音響のサラウンド分析です。
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・以下、最近のゼミの様子をTwitterから。
https://twitter.com/tua_sounddesign
「ようやくMA3のDIY Dolby Atmos化に着手する。7.0.4。防音もしていないので.0は省略。音が出るのはまだまだ先だが、まずは一番の難関、天井の4つのスピーカーの設置。次はオーディオ、電源ケーブルの引き回しの計画を予定。地味に続きます。」
「大視聴覚室でゼミ生のサラウンド音源の試聴会。私は会議で抜けるが、戻ってくるとゼミ生間での互いの講評が。良い感じ。翌日、元町中華街校舎地下に6.0のスピーカーシステムを設置して、昨日と同じ音源の試聴。ゼミ生の提案で中央に4chを外向きに置いてサイドに2本というパターンも試す。2つのパターンで「ハマる音源」と「ハマらない音源」があるのが興味深い。イーノの『ディスクリート・ミュージック』をMono 6chで曲開始をずらして再生という荒技も。GenelecとiPhoneの音量を大体同じぐらいにしての比較では、iPhoneの圧勝。」
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「Mac Pro 2013にSymbolic Sound Kyma 7.1を入れて動かす。グラニュラーの感じはやはり良い。(下準備が面倒ですが・・・)「昔のEventide」的な感じ。扱いはなかなか面倒ですが、ゼミ生も活用できるようにしたいと思ってます。
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2021年3月追記。
MA1と2にSSL 2(オーディオ インターフェイス)とYAMAHA  MSP 3を導入しました。その理由は、MA1と2は映像出しをHDMIで行なっています。シンプルな回路なので、映像系のトラブル(映像が出ないなど)は激減しましたが、HDMI→液晶モニターでのレイテンシーの問題が出てきます。結果として、YAMA DEM64で「音声を遅らせること」で解決しました。整音作業では、この方が便利なのですが、VIを使った音楽制作の場合、このレイテンシーは問題になります。その解決策として、ステレオ Mixまでになりますが、音楽制作時にはSSL 2+MSP 3の組み合わせで作業する方式を取ることにしました。MA3は、この問題がないので、以前の通りです。
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今月(2019年10月)、MA1と2の改装を行いました。今回の改装では「できる限り、機材トラブルがないシンプルな構造で、同時に最大限、プロの現場でも通用する環境」というコンセプトでプランニングし、結果、
・iMac (3.6GHz 8コア第9世代Intel Core i9プロセッサー、メモリー64G、2TB   SSD)に変更。付帯して、HD NativeをPro Tools Thunderbolt boxに変更。
・映像出しをHDMIに統一。付帯して、Video Slaveを導入
・フィジカル・コントローラーはAvid Artist Mix、サラウンド・パンナーはJL Cooper AXOS Panner、モニター・コントローラーはSUR-822を導入。
・新規ソフトはPro Tools 2019、Audio Ease In Door、AUTO-ALIGN POST。
・音楽制作では、Native Instruments KOMPLETEを12 ULTIMATEにアップグレード。
・DAWはPro Tooksの他にNuendo10、Logic Pro Xもインストール。
・新環境での音響再測定。HDMI出しの映像と音のズレも、YAMAHA DEM64で相殺。
という環境になりました。MA1のアナブースとのトークバックシステム以外、MA1と2でのハードもソフトも同一にしています。(ファイル・コンパチのため)MAに関しては、以前から導入しているiZotope RX 7 Advanced、 Audio Ease Altiverb 7 XL、Audio Ease Speakerphone 2、Serato Pitch'n Time Pro、Waves Diamondと合わせれば、プロ・ユースのMAスタジオと同等に近いクオリティーの作品を制作できる環境に近づけたかと思います。
MA3については、Pro Tools 2019、Audio Ease In Doorを導入しました。
MA1
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MA2
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実習である映画作品制作の録音に使う機材としては、
SONOSAX / SX-ST
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SOUND DEVICES / 788T
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SOUND DEVICES / 664
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SENNHEISER / MKH416
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SENNHEISER / MKH816
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NEUMANN / U87
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AKG / C414
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NEUMANN / KMR81i
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SCHOEPS / CMIT5U
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Panasonic RAMSA / WX-RJ800 (受信機)
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Panasonic RAMSA / WX-TB841(送信機)
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Holophone / H3-D
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サザン音響 / SAMREC HATS Type 2700Pro
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などがあります。サラウンドマイク、ダミーヘッドも用意しているので、より専門的な録音実験も可能です。
ポストプロダクションの「実践」かつ「実験」の場となるMA室は3部屋あり、DAWはPro Tools HD NativeとNuendoです。
プラグインは、Waves Diamond、Waves 360° Surround Tools、Audioease Altiverb、Audioease Speakerphone 2、iZotope RX4、Pitch'n Time Pro、GRM Tools Collection
音源としてNative Instruments KOMPLETE 11 ULTIMATE
を3部屋全てに用意しています。
また、Max /MSP、Symbolic Sound KYMAも Macbook Proと合わせて1台用意しているので、よりエフェクティブで専門性の高いサウンドデザインを研究することもできます。
MA1、MA2は5.1ch仕様
MA1のアナウンスブース
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MA1のマイクプリ AVIDのマイクプリ、SSLのアルファ チャンネル×2、SSLコンプ×4、TUBE-TECHのチャンネル・ストリップ、MEC1A
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MA2 MA1のスピーカーシステムがディフューズ・サラウンドであるのに対し、MA2はダイレクト・サラウンドです。
MA3は防音室ではありませんが、8chスピーカーシステムを用意し、MA3のみNative Instruments Kontakt音源もSpitfire Audio London Contemporary Orchestra Strings、Sacconi Strings - Quartet、Project SAM Orchestral Essentials Pack、Swing! Packを導入しています。
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修了生の進路は、ポストプロダクション・スタジオ、ゲームメーカーのサウンドデザイン、音楽担当、映画、TV、ネットなどの映像コンテンツの現場録音&整音担当などです。日本の映像業界はフリーランスでの雇用が多いのですが、NHK、任天堂、カプコン、アオイスタジオ、パンダスタジオ、ステップ、アルカブースなどに就職している者もいます。
ただ、一つ注意していただきたいのは「当サウンドデザイン領域が大学院に所属する」という点です。普通、皆さんの「大学院」のイメージだと「研究室に所属し、指導教員(ここなら私)の指導を受けながら、研究室での共同研究もしながら、自らの研究も進める」というものだと思いますし、ほとんどの大学院は、このようなカリキュラムを採用していると思います。
当サウンドデザイン領域でも基本は同じなのですが、映画専攻では、上記の「共同研究」が映画制作に当たります。ご承知のように、映画制作は複数の領域を含んだグループワークです。映画専攻では、商業映画のスタイルにならった職能ごとの映画制作のワークフローを採用しています。これは修了後の実社会(映像業界)に出た時に、映画専攻在籍中に獲得した知識、技術を無駄なく活かすことができるように、です。(もちろん、個人制作映画の存在を否定するもではありませんし、学生の個人研究としては推奨されますし、個人研究の個別指導も行います)
上記の「研究室で行う共同研究」は、映画専攻では7つの研究室(監督、脚本、プロデュース、撮影照明、美術、サウンドデザイン、編集)が共同で行う研究=映画制作、ということになります。
ですので「当サウンドデザイン領域に入学して、個人研究だけを進めたい」という方には映画専攻のカリキュラムは負担が大きく、別のソリューションを考えていただいた方が良いと思います。
また、毎年、映画音楽家、サウンド・アーチストを志望される方がいらっしゃいますが、当サウンドデザイン領域では「共同研究」=映画制作=撮影現場での録音〜整音の体験を通しながら、自らの研究(映画音楽、音響作品制作)を進めることが必要です。最近のハリウッド映画やメディアアートの流れを見ると、音楽と音響の融合は、ますます進むと思います。その意味で、録音〜整音の技術を身につけた上での音楽、音響作品制作は、今後、映画音楽家、サウンド・アーチストを目指される方には大きなプラスになると考えています。
「映像と音」の関係に興味がある方は是非!
後、2014年の上野校舎での授業ですが、いつもこんな感じで喋ってます。
https://www.youtube.com/watch?v=IOyjEvo7mL4
サウンドデザイン領域教授 長嶌寛幸
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oharash · 4 years
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不思議なこと
  初めてそれを目にしたのは確か17歳の冬だった。
  温暖なサンクレメンテにあって、身を切るような尖った空気の朝だった。家の持ち主であるところのマチくんは撮影で長らく家を開けていて、兄の啓吾が大会に出るために滞在していたのを覚えている。その頃なんとなく朝飯の係になっていた俺がキッチンに入って冷蔵庫の把手に手を伸ばしたとき、足の裏が生ぬるくて柔らかい「それ」を発見した。
  何をこぼしたんだよ啓吾、と舌打ちをしたい気分で足元を見下ろす。子どもの頃、水彩絵の具の筆をバケツで洗うと水が鮮やかに色づくのが好きだった。けれど他の色が混ざるとそれはすぐにどんよりと濁ってしまって、高鳴った心はすぐに成長できない枯れ木になるーーーそんなことを思い出した。どんよりとした灰色に濁った半透明のそれは、俺の足よりひとまわり大きく、俺の足にめり込みながら床にへばりついていた。
  スライム、というのが俺が啓吾に説明��たそれの形状で、人肌くらいの温度でぺたぺたしていて、弾性があって押せば形を変える。特に匂いはなく、けれど強固にへばりついて床からはがれない。ナイフを差し込んでみたけれど刃から逃げるだけで決して切断はできない。
  俺に起こされた啓吾は不機嫌そうに台所に足を踏み入れ、ぐるりと床を見渡した。
「で? 何なわけ?」
「いや啓吾しかいないっしょ、うち今俺らだけなんだから。昨夜なかったし。なんなのあれ?」
「アヅサお前何言ってんの? 何のこと?」
「何のことじゃねえよこれだよこれ」
  すっとぼける啓吾を睨み返して俺は足先で「それ」を指す。
「いやだから床がなんだってのよ…掃除しろってこと? そりゃ掃除は俺してないけど、なんかこぼしたわけでもないのに朝から起こされるいわれなくね?」
「何言ってんのこのスライムだよ」
「お前どうしたの?」
  押し問答を繰り返した末に、俺は愕然とした。思えばあの頃の俺は新たに知ることばかりだった。なにせ17歳だった。どれだけスノボが上手くなっても「しょせんアジア人」とひとくくりに見られることとか、俺が精いっぱい考えたオリジナリティーが詰まったランより有名選手のポールの適当に流すランにジャッジは高得点をつけるとか、俺は天才に絶対になれないとか、そういうことを知った季節だった。
  けれどまさか、俺には見えている”それ”が啓吾には(そしてマチくんやノエルやありとあらゆる他人にも)見えないなんて思わなかったのだ。それは何か取り返しのつかないことをしてしまったような不安を俺に植え付け、長く尾を引くこととなった。
2
  ユウくんの長い腕が宙に弧を描き、ハミングが自由な動きで部屋中を浮遊している。
  俺はソファに寝そべったままスマホ越しにユウくんの踊りを見る。広いリビングをいっぱいに使って跳んだり回ったり反ったり折れたり。それだけ自分の体を自由に使えたら楽しいだろうなというくらい、ユウくんの体はぐにゃぐにゃと動く。
  今年この家をマチくんから譲り受けた俺は、オフシーズン是即ち休暇とばかりに勝手知ったる我が家でだらけていた。そのうちにユウくんがトロントから遊びに来て、ヤってヤってヤってヤってヤってヤってヤりまくって、ようやく飽きたら外に出てスケートボードを転がしたり海沿いを歩いてみたり家にこもって映画をみたりゲームをしたりと、気の向くままに俺たちは春を満喫した。
  台所の「それ」はあれから変わらずあり、時々伸びたり縮んだりしている。相変わらず俺以外の誰も「それ」に気づくことはなくて、俺にもなんだか不快だが仕方のないものーーーこめかみのニキビとか、二の腕のブツブツとかーーーそういうものとして意識の奥に片付けられている。
  だから、ユウくんが
「台所のあれ、ずうっとあのままなの?」
  と言ったとき、俺は今日の夕飯なにする? と問われたときくらいなにげなく、ううん、と鼻に抜けた間抜けな声を出してしまった。
「え。今なんて? 」
「台所にさ、あるじゃん。なんかめちょっとしたの。ずっと前から。誰もなにも言わないからなんかそのままにしてたけど。この間来たとき、啓吾くんとかノエルもいたじゃない。あの時思ったんだよね、もしかして他の人には見えてない?」
 何と言えばいいかわからずに、俺はユウくんの顔をしげしげと眺めた。小さな顔に小さな目と鼻と唇が行儀よく収まっている、とりたててどうということもない、なんというかほどよい顔だ。ユウくんは両足のつま先を外側に向けて体全体を大きく後ろに反らせた。両腕も後ろに投げ出してほとんどブリッジみたいな要領で、後頭部が床についてしまいそう。
「あ、イナバウアー?」
「だいたいそんな感じ」
「って、そう、他の人はわかんないみたい。多分ユウくんと俺しにしか見えてない」
  ユウくんは手をつかずに体を起こして、上体を2、3回ひねってから俺の隣に腰を下ろした。そのまま続きを促すように俺の顔を覗き込む。
「一昨年の冬くらいからあってさ。剥がせないし、切れないし、時々大きくなったり小さくなったりする。でも匂いとかもないし、別になんか害があるわけじゃないからそのまんまにしてる」
「そっか」
「ユウくん来るってあたりから小さくなったわそういえば。なんなんだろ?」
「動物じゃないっぽいよねえ。かといって緑じゃないから光合成もできなさそうだし。腐らないってことは無機物なのかな」
「ユウくんはああいうの見えるの、よく」
「いや全然。霊感とかもありませんし」
「あっても驚かないわ、なんか。悪霊とか撃退してそう」
「それ俺がゴーストバスターのプログラムやったからでしょ」
「そうかも」
「ほかの何かとチャンネルが合ったな、と思ったことはある」
「何それ」
「エキシとかショーでたまに…星の光って曲をエキシでやったんだけど。俺がラジオだとしたらさ、滑ってる最中に‘何か’とチャンネルが合って。その意思のとおりに体が動いて、気付いたらその誰かが伝えたいことを俺の体を通して表現してた、みたいな…」
「…」
「何言ってるかわかんないって顔してる」
「まあ…」
「だから言いたくなかったんだよ! 俺オカルト好きとか厨二病とかじゃないからね!」
  チャンネル、はともかく。曲や雰囲気に没頭していればそんなこともあるのかも知れない。
  お互いがお互いの言葉を待ってしまって、ハリボテみたいな沈黙が落ちた。俺の腹の音がハリボテに穴を開けて、その話はなんとなくそこで立ち消えになった。
  その年の春は俺にとって、もう冬が来なきゃいいのになあ、と思う春だった。世界選手権も終わったし金メダルとれなかったしもう苦しいこととか辛いこととかしたくない。でも大会前からなんとなく受けていたメディア出演で散々健気でストイックな天才をアピールしてしまった俺の背後は、崖とは言わないまでも荒地みたいになっていた。何も生えてない荒地。
  マチくんにも兄弟にも心配されながら、俺は自分でもどこに続くのかわかんない荒涼とした道を歩いていた、ひとりで。
  世界選手権で2度目のてっぺんを取って押しも押されもしない大アスリートとなったユウくんは俺に何を言うでもなく、雑誌みたよ、だとか広告みたよ、あのカメラマンさんの写真好き、だとかシンプルな報告をくれた。その度最近の俺について何か思うことないのと問いたくなったけれど、俺にしたって何を相談したいのか自分でもわからなかった。それについて考えると突然周囲が冷たい霧に包まれて体が重くなるのだ。
  そうやって溜め込んだものが慣れないアルコールの勢いで決壊するのは必然だったんだろうか。俺がアルコールに手を伸ばすといつも咎めるユウくんがその日は珍しく何も言わなかった。冷えたバドワイザーがヘソの奥まで一直線に落ちていって、俺の体を弛緩させていった。
「ずっと春ならいいのにー…帰んないでよユウくん」
「来月には一緒に日本じゃん。それともトロントにも来る?」
「そうする。ユウくんちの子になる」
「昼間は市内でスケボー転がして、夜はうちでご飯を食べる。土日は一緒にゲームしたり陸トレする?」
「送り迎えもする。俺のこと関係者だってクラブに通しておいてよ」
「ああ、あれね。クラブの外でアヅが待ってたの可愛かったなあ」
    一昨年ノーアポでトロントに行ったら、Cクラブの入り口でガードマンにあっさり追い返された。出待ちもNOと警告され仕方ないのでクラブが視界に入るギリギリでスケボーを転がしてユウくんを待った。相手のホームにノーアポで行くのはそれまでの俺にとってはごくごく普通のことで、雪山にもスケートパークにもガードマンなんていなかったのだ。ユウくんと付き合うと俺の常識はことごとく通用せず、俺は自分がいかにスノボ村の王子様として生きてきたかをまざまざと知らされる。
「冬が来なければいいのいに、かあ。アヅがそんなこと言うの珍しいね」
「もうスノボやるの疲れた俺。コンテストライダーでいるの辛い。難しいトリックやるの怖いし、成功しても同業者にはダサいって言われるし、うるせえ黙れ俺に勝ってからモノ言いやがれ、ってようやく言えるようになるかなってとこでポールに負けるし。人種の壁なにげにすげえ高いし。かと言ってカズくんみたいなすげえ映像つくって世界一、とかにはなれないし。そもそもムービーもバックカントリーも興味ないし。ずっとこの先もしんどくて怖い思いして難しい技やってかなくちゃいけない? そんで体が動かなくなったら引退? スノボってそんなことのためにあるの? 俺の19年てなんだったわけ?」
    口からぼとぼと落ちる汚泥の稚拙さに慄くけれど、いくら出してもまだまだ奥に気持ち悪いものが残っていてまったく胸が晴れない。うんざりするくらい凡庸な泥が俺の骨に深く根を張り血管をめぐり、全ての気力を奪っている。
  ユウくんは俺の隣に座って、黙って俺の言葉を聞いていた。
  沈黙が酒気とともに床に滞留していく。夕飯は俺が適当に作った親子丼とデリカのサラダと味噌汁だった。大した苦労ではないけれど、ユウくんはほっとくとヨーグルトやトマトなんかをかじって食事をしている気になるので押し付けがましく食卓に並べてやらなくてはならない。食べ終わった食器が乾いていく。水にひたしておかないと米が取れづらくなるんだよな。
「アヅはそのまんまのアヅで全然価値があるのに、どうしてそんなに自信がないの? アヅのやり方やスタイルでいいんだよ。やりたくないならやらなくていいよ。アヅからスノボとったって何も欠けないよ」
  ユウくんの言葉が俺の上に降り積もる。皮膚をはじいて跳ねる。
「俺は俺が嫌いなの。誰か別の人になるとかして人生やりなおしたい」
「どうしようもないんだね、気持ちが。そういうときはね…」
   外はとっぷりと暮れていて、高い天井から照明が控えめに降り注いでいる。真上からユウくんの頰を照らしてその眼差しを浮かび上がらせる。
「バンドだよ」
「は?」
「やり場のない思いをぶつけるっていったらギター。青春といえばバンド。バンドやろうアヅ」
「いや意味わかんないそもそもユウくん楽器できたっけ」
「俺が最後にやった楽器は…そうだな、中学校のリコーダーかな」
「ふざけんな俺なんか小学校低学年のカスタネットだわ」
「ひとつくらいギターのコード覚えてさ、iPhoneでトラック流してそれ弾いたら何となくそれっぽくなるよ。俺ちゃんと調べたし人にもきいたよ」
「…」
「世界一稼ぐスノーボーダーのポール・ブラックだってバンドやってるんでしょ」
「ポールと一緒にしないで」
「とにかくバンドだよ、アヅ」
 ちょっと待て。俺は深刻な苦悩を打ち明けたのになんでこんなことになっているんだ。そしてこの目は本気の目だ。このままでは謎のツーピースバンド(弾けない���ど)が誕生してしまう。世の中に鬱憤と恨み言を巻き散らかすだけのバンドが(弾けないけど)。
 目立ちたがり屋のユウくんがそんなことを始めて、ただスタジオに籠って遊んで終わりにできるだろうか。とりあえずiPodに音源や動画を記録するだろう。そのiPodが万一誰かの手に渡ったら? もし万が一、ユウくんを追っかけまわすマスコミに万が一そんなところを嗅ぎつけられたら。羽根井ユウト、オフはまさかのバンド活動。相棒は北野アヅサ。俺はネットに踊るしょうもない見出しや兄の爆笑や弟の苦笑いを想像した。絶対に回避しなくてはいけない。そもそも俺はバンドに興味はない。
「せっかくの提案ですがお断りします」
「えー、やんないの」
「俺はスノボ以外では一切目立ちたくない」
  ざんねーん、と軽い返事を返して、ユウくんが食器をシンクに下げにいった。食器を洗っているであろう水音を遠くに聞きながらユウくんのぬくもりの残るソファに額をこすりつけた。それでもほかの誰かといるより100倍ましだ、このぬくもりが。このわかりあえなさが。
「アヅ、バンドがだめならもう一個あるよ」
 軽やかな足取りでユウくんが戻ってくる。
「出かけるよ。着替えて」
3
  ナイトアウトには早いけど夕飯には中途半端な時間。半歩先を行くユウくんの後ろを半歩遅れてついていく。スマホの画面にマップを呼び出しユウくんは道を辿っているようだけど、俺は目的地は尋ねない。目抜き通りから路地へ一本入ると一気に猥雑さが増した。スプレーで描かれたやかましいアートや道に打ち捨てられたタバコの吸い殻に、かろうじて胸と尻が隠れてるお姉ちゃん。去年マチくんたちと言ったハーレムに比べたらここはそこそこ清潔な方だろうか、そんなことをすれ違う人々の身なりだとか笑い方を見ながら考えていると、ユウくんは通りに面した木づくりの扉に手をかけていた。窓も何もない一階建ての古くも新しくもないウッドの外観。看板には「260」。
  合板でなく一枚板で造られているとおぼしきドアは意外に重くて俺は少しバランスを崩す。中はオーセンティックを気取りたいけれどいささかの予算と気品とセンスが足りない、という雰囲気で、カウンター席のはじに女がひとり座っているだけ。ドレスコードはなさそうだけど、俺のファッションで入っていいんだろうか。ユウくんがジャケットを着てるからそれで許してほしい。
  ユウくんの隣のスツールに腰掛ける。ごくごく軽めのアルコールとジンジャーエールをオーダーする横顔を眺めながら、そろそろ企てを教えてくれないかと俺は思い始めていた。
  アジア系の若いバーテンダーは店の安っぽさに反して仕事は丁寧で、静かに手際よくユウくんにカクテル、俺にジンジャーエールを出してくれた。ジンジャーエールは出来合いではなくちゃんと生姜の味がして、よく冷えていた。
「今日はどこから?」
「トロントから。友人が以前サンクレメンテにいて、ここを教えてくれたんだ」
  言うなりユウくんは俺の肩を抱いて
「弟を迎えにきたんだ。子どもの頃からずっと離れ離れだったけど、ようやく一緒に暮らせるようになって」
  と、言った。
  俺はあっけにとられて思わずユウくんのグラスを見た。青いカクテルはほんの少しだけ口がつけられていて、底に果実の繊維が沈殿している。お酒が飲めないユウくんでもさすがにこれくらいでは酔わないだろう。
「それはおめでとう。君はずっとカナダに?」
「もともとは俺も弟も日本に住んでた。俺は進学でカナダ、弟は母に連れられてここに」
  ユウくんは出し抜けの打ち明け話に少し戸惑った様子のバーテンダーに微笑んで見せる。
「俺が小学生になる前に両親が離婚して、お互い全然どこにいるかもわからなかったんだ。俺、今年就職するからこの機会に彼に会いたくて」
  俺は静かに鼻から息を吐いて、全身の力を抜いた。とにかくリラックスして現実についていかなきゃならない。
「俺もそうなんだ。あまり初めてのお客さんにする話じゃないけど、世界のどこかに妹がいるよ。俺はもう探せるあてもないけど…君たちは幸運だね」
「ええ。建築が学びたいっていうんで、トロントで大学に通わせるんだ。彼にとってはお節介かも知れないけど、父も母ももう他界してて、世界でひとりだけの家族だから」
  ねえ、とユウくんが俺の顔を覗き込む。俺は小さく首をうなづいた。
「迷惑だなんてそんなことないだろ、嫌だったらついていかないだろ、君だって」
  バーテンダーが俺に水を向け、俺は小さな声でya、と呟いた。
「俺、進学できるなんて思ってなかったから。兄が迎えに来てくれただけでも嬉しいのに、何したいの? って聞かれて答えたらそんなことになって。何ていうか、こんなことあっていいのかなって。働けるようになったら恩返ししなきゃないっすね」
  俺の喉はかつてないくらい潤って舌が別人のように動いた。ユウくんの前だって本物の兄弟の前だって、こんなに流暢に喋れたことがあっただろうか?
「どれだけ恩返ししなきゃなんないのか、そっちの方が怖いねえ」
  バーテンダーはそう言って、僕はクリス、雇われ店長だけど、と名刺をくれた。
  ユウくんは受け取りながら
「ありがと。俺、働くのは今秋からだからまだ名刺がなくて。ビジネスパーソンとして一人前になったらまた来るよ。僕はハルキ。弟はショウヘイ」と言った。
  クリスはショウヘイ・オオタニ! ショータイム! と笑いながらバットをスイングするそぶりをした。
   そしてたったこれだけの会話で、俺は初めて会ったバーテンダーとの間に、何かしらの糸が結ばれつつあるのを感じていた。
  俺はもうこのバーテンダー、クリスにとって完全に見知らぬ人間ではなくなった。この街を歩いていればいつかどこかでこの人とすれ違うことがあるかもしれない、そうして互いにcheers、だとか軽く挨拶をするのかもしれない。
  ユウくんは次はノンアルコールカクテルを注文して、ハルキとしての過去を語り続けた。ぺらぺらと、けれど設定に破綻なく日本出身でトロントでスポーツマネジメントを学び今秋からPR会社で働くことや、子どもの頃の俺との思い出を明るくときに淡々と語った。そしてときに俺に話をふった。俺は演技という意識さえほとんどなく、かえって語るほどに、言葉と自分自身とが接着されていくのを感じた。
  クリスはほどよい距離感で相槌を打ち続け、ユウくんは俺のグラスが空いたタイミングで「そろそろ帰ろっか」と俺を促した。
  目抜き通りの交差点で信号待ちをしながら、俺は通り過ぎていく車とユウくんの肩越しの頰を眺めていた。
  不思議に興奮していた。埒を越えると口から何かが溢れそうだ。ショウヘイになりすましたついさっき。このいい知れぬ悦び。ドキュメンタリーやノンフィクションを通してではなく、肉声と表情を以って他人を騙り、ショウヘイの喜びや戸惑いを内側から感じるというのは、依存性を持つ心地よさだった。 
  ユウくんを呼ぶと、彼は振り返って半歩下がり俺の隣に並んだ。
「ユウくんは、いつもこんなことしてるの」
「まさか。トロントで俺引きこもりだし。バレたら超恥ずかしいじゃん。あ、でもさっきのお店を人から教えてもらったのは本当だよ。バーに行ったことないって言ったらベンジに「ユウは恋人をバーにエスコートしたこともないの⁉︎」って嘆かれて。今度アヅに会いに行くって言ったらサンクレメンテにいたことがある友達にリサーチしてくれたの。適当に静かで、適当にカジュアルで、適当に治安がよくて適当に親切な店。バーの作法なんてわかんないからネットでめちゃめちゃ調べたよねー」
  ユウくんの言葉はおもちゃの兵隊のように俺の前を過ぎ去っていく。きらびやかで甲斐がない。
  ユウくんはかがんで俺の目を覗き込む。車のヘッドライトがその瞳に一瞬映り込み、ぴかりと残像を残した。
「ねえ、アヅはどうだった。他の人になるの」
「後味は最悪だし、恥ずかしくて人に言えない遊び。でも、すごい興奮した」
「もっと喋って」
「…話せば話すほどショウヘイになってった、俺。楽しくてもっともっと喋りたくなって。言葉の通りの人生だったら俺どんな人間だったろうなってワクワクした。でも俺の20年間って俺なりに色んなことがあって重いはずなのに、それがなんていうか人を騙ることの全然足かせにならなくて、虚しい。自分の20年がすごいいいものでプライドあったら、そんなことしても意味ないって最初からわかるはずじゃん」
「そうだね」
「だから今はほんと、虚しい」
「うん。楽しいけど得るもののない遊びだったね」
「なんでこんなことしたの」
「なんでかなあ。バンドがダメならこれだって思ったんだ」
  信号が変わり、ユウくんは俺の腕を軽く掴んで歩き出した。宵と享楽が目抜き通りに渦巻いている。
   なんでかなあ。ユウくんはもう一度繰り返して、ストライドを広くして俺の半歩先へ出た。家まで、俺たちはその半歩を保ったまま歩いた。
  その晩、俺たちは再会して初めてセックスをしないでただ抱き合って眠った。夜半に喉が乾いて台所に行って水を飲んだ。あのゼリーのような塊はカーテンの隙間から漏れる街灯の灯りを受けて、輪郭の曖昧な光の粒を浮かべている。
  ユウくんが眠る前に言っていた。「あのスライム、ひと周り小さくなってたよ」。
  確かにその通りで、それは鈍く光りながら身を縮めていた。
4.
  翌朝、ユウくんと朝食を採っていると隣人でありマネージャーのノエルが様子を見に来た。ユウくんはノエルと軽く挨拶を交わしている。横乗りのコミュニケーションにも随分慣れてきたみたいだ。
  ノエルがタブレットを見せて言うには、俺がスケートボードでワールドカップを目指すならば、デカいスポンサー契約の可能性がある、とのことだった。それは最近アメリカでも見るようになった日本のアパレルメーカーで日本に帰るとみんなここのインナーを着ている。低価格で高クオリティー、スタンダードなデザインで日本人のクローゼットを10年で塗り替えてしまったメーカーだ。
  他にこの企業にスポンサードされている面子を俺は冷めた目で見る。他業界のレジェンドクラスのアスリートや、やがてそうなるだろう人たちばかりだ。
「俺をこの端っこにくっつけてやってもいいよって言ってんのT社は。太っ腹だね、俺がスケートでコンテスト出てたのなんてガキの頃の話だよ。もし俺が東京五輪目指すこと表明してさ、行けなかったらどうなんの」
「日本人のほとんどが’アヅサだっせーな黙ってスノーだけやってりゃいいのに’と思い、10人くらいが’チャレンジに価値がある! アヅサ素敵!’と思う。それでT社からは契約通りの金額が振り込まれる。それで終わりだよ」
   challengeをゆっくり発音してノエルが肩をすくめる。
「でもアヅサにとって日本人にどう思われるかは重要じゃないだろう、違うかい?」
「そうだけど」
「簡単なことだ。スケートをやってT社と契約する。スケートはやるけどT社とは契約しない。そもそもスケートをやらない。この3つだ。時間はあるよ。マチに相談するかい?」
「マチくんに相談してもやりたいようにやれって言われるだけだし、自分で決める」
   今年俺は二十歳になる。二十歳になったら、スポンサー仕事もメディア仕事も全て自分でイエスかノーを決めると父に約束させていた。父はこの金額を見たらイエスと言うだろう、二十歳の誕生日まではあと半年ちかくあるけれどそんなの誤差の範囲だ。
  ノエルは最近伸ばし始めた髭をいじりながら考え込むような目になった。俺はタブレットをあてもなくスワイプしながら、体がどんどん重くなっていくのを感じる。どうしてこう未来というのは義務のようにやってくるのだろう。俺は去年死にかけるケガをして、それに立ち向かって世界選手権で銀メダルを手にした。それを評価してくれるならもう楽にしてほしい。  
  でも楽に、ってなんだろう。
  ノエルの肩越しに、庭でノエルが連れてきたケヴィン(ゴールデンレトリバーのメスで男にばかり懐く)とユウくんが遊んでいるのが見える。ノエルが俺の名を呼ぶので、俺はフォーカスをすぐに切り替えた。
「いずれを選んでも、君が今まで積み上げたキャリアは変わらない。君は若くして英雄になったのだから、もっと自由に人生を楽しむべきだ」
  また来る、と行ってケヴィンは帰っていった。
  その背中を見送って、ソファの上に転がる。俺の今年の予定はこまごまとした仕事を除けば、ユウくんの日本での仕事に気が向く限り着いていくことと9月にマチくんが撮るムービーのメンツに混ぜてもらうことだけだ。
  そのままスマホでインスタグラムを眺めていると、ばさっと何かが乗っかって、目の前が真っ暗になった。戻ってきたユウくんがスウェットか何かをかぶせたのだ。外側から自分もかぶさってきて、ソファの上の俺を両腕で捕獲する。
「やぁめ」
  声がくぐもってしまう。スウェットにはまだユウくんの体温が残っている。
  背中に体重をかけられ、前後にゆれながら喋るのは大変で、俺はつい笑ってしまう。
「俺に構ってくれたらやめる」
  ユウくんが俺をますます激しく揺さぶるので、俺はひたすら丸まるしかなく、笑うと息ができなくて、やめて、構ってあげるからやめて、とあげた声はかすれ掠れになった。
  突然体が軽くなって、目の前が開けた。新鮮な空気を吸い込む。ユウくんが床に座って俺を覗きこんでいた。
「アヅ、ノエルと難しい話してたでしょ」
「難しくはないけど…スケートボードでワールドカップ目指すなら新しくスポンサーつくけどどうするって話」
「そう。ふたりが話している間、台所に行ったの。あれ、朝より少し膨らんでた。まだ前ほどの大きさじゃないけど」
  窓から差し込む日差しが、ユウくんの頰を透かしていた。薄く血管が見える。目の下が赤らんでいるのはここ数日のサンクレメンテ暮らしで日に焼けたからだろうか。
「アヅの気持ちに影響されるんじゃない、あれ」
「そんなことあるかな」
「そんな気がするよ」
  ユウくんが俺の手を抱えてそのままソファに突っ伏したので、俺は空いている手でユウくんの髪を梳く。
  さっきの歓笑の余韻が陽だまりに溶けていく。親愛と優しさ。
  ふと、泣かないで、と思った。その後自分に驚いた。
  ユウくんに心配してほしかったのに、いざユウくんが俺を気にかけてくれるとはぐらかしてしまう。いたく身勝手な振る舞いは彼ををいくばくか傷つけただろうか、先の大会で首位に届かなかった俺と、怪我明けの不十分なコンディションから爆発的なパフォーマンスを発揮して首位に立った彼。ナイーヴなユウくんがそのことを気にしていないはずがないのに、俺はそんなことも意識的に思考の外に追いやっている。
  でもその優しさに報えない。方法がわからない。
  ふと台所の水たまりのことを考える。あれが俺の気持ちに左右されるというなら、何にだろうか。不安か、不快か、なにか。だとしたらあれは一生消えないだろう。この家にいつか次の住人が住むことになってもきっとある。見えなくてもそこにあるのだから、そのうち何か誤作動ををするんじゃないだろうか。古い家に憑く怪談って案外そんなものかも知れない。説明できない現象にこの恋のような理屈に戻せない気持ちが加わったりしたら、何が見えたっておかしくない。
  俺の思考がオカルティックに逸れたところで、ユウくんが俺を散歩に誘った。お昼を食べに外に行こう、できたら海に、と。
「いいけど…ねえユウくんは引退しないの」
「どうしたのいきなり。しないよ。とりあえず今年はしない。ねえ俺、あのレモネードもう一回飲みたい。水色の屋根の」
  手を引かれソファから立ち上がる。
  ユウくんの手は他の指に比べて親指が長い。この手が、いつも俺をどこかへ連れていく。
  6.
   世界一を二回とりましたので、俺は俺の好きなことをやるし皆さんに素敵なものをお見せしたいんです。とばかりに曲も振り付けも自分の趣味趣向で固めたきちがいじみた難易度のプログラムをぶち上げ、俺はそれを見て自由っていいな、と思った。
   結局はそれが決め手だった。ユウくんのように華々しくはないが、スケートボードに本腰を入れることにした。スノーはやりたくなるまでやらない。コンテストには戻るかも知れないし戻らないかも知れない。スケートボードの腕前はスノーの順位には程遠いが、どうせいつかはスノーだって勝てなくなるのだ。ならば少なくともやりたいことをやって自分の地面に雨を降らしたい。
  スケート転向後こそ多少は注目してもらったが、大会を追うごとにメディアの数は少なくなっていった。それが自分でもびっくりするほど心地よくて、アスリートとしての距離はどんどん離れていくけれど、なぜか今までで一番ユウくんを近く感じた。
  15歳で出会ったとき、ユウくんは俺の神様だった。それから侵略者になり、18歳で俺が大怪我をしたときは怪物(クリーチャー)に姿を変えた。もしかしたらやっと、俺たちは恋人になれるのかも知れない。
  ユウくんは翌シーズン明けもサンクレメンテにやってきた。今度は春ではなく夏に。世界選手権で若手に完敗し、闘志を取り戻して。それでもオフの休暇はここで過ごすんです、といわんばかりのスケジュール取りが嬉しい。
 俺は俺でスケート挑戦を決めてからまったく時間がなく、今回の休暇はもっぱらボウルに出かけてひたすらスケートボードに乗る俺と、それを観たりちょっと離れたところでゲームをしているユウくんという形になった。ユウくんが帰ればすぐに俺も中国へ遠征だ。
「ねえアヅ、台所のあれ、消えたんだね」
「実は去年の秋に消えたの、一回。でもまたできたりなくなったり、繰り返し」
「へえ。今は苦しくないの?」
「辛いとか考える暇ない。スケートボードで頭いっぱいっす」
「もうやんなくていい? バーで別人になる遊び」
「今はいいわ」
  ボウルからの帰り道、ユウくんは嬉しそうにふにゃっと笑った。
  太陽がようやく傾き、サンクレメンテの長い昼が終わる。熱せられたアスファルトや草いきれ、スケートのデッキがゆっくりと熱を失っていく。
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charlietokyojp · 5 years
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恥ずかしながら知らなかった。
これは便利そう。
ますますコンビニとは無縁の生活になる。
公共料金など定期的な支払いは全て口座引落にしているが、資格試験の受験料の支払いなど、都度払いのものは銀行振込(インターネットバンキング)、対応していない場合はコンビニ/郵便局の払込票で支払っている。
この払込票による支払い時や、銀行/郵便局のATMの稼働時間外にコンビニATMを使用するくらいで、コンビニに全く用がない。
ネットスーパーもアマゾンフレッシュ&プライムもあるし。
最近はずいぶん減ったが、払込票に住所・氏名・電話番号まで印字されているものもあり、コンビニでは出したくない。
郵便局や銀行窓口の職員とコンビニのアルバイトスタッフとでは守秘義務とその有効性のレベルはまるで違うから。
12年くらい前、口座を変える際に一時的に住民税(特別徴収じゃなかった)を払込票払いにした。コンビニ用の控えもついているタイプだったから「いい時代になったなー」なんて思いながらそれを持ってコンビニに行き念のため使えるか尋ねたところ、コンビニでは(確か)30万円くらいまで*と言われ、休み明けに渋々銀行に向かったのを覚えている。 *裏面にもちゃんと記載があった(笑)。
4期に分けられた払込票でも1枚400万円を超えていたから、最初からコンビニでは使えない払込票を送ってくればイイんだが。
後から知ったが当時はまだキャッシュカードがICチップタイプじゃなかったから、コンビニATMでの引き出し額上限はかなり低く、払込票が使えたとしてもどうせお金を下ろせなかった。
コンビニにちゃんと入ったこともなかったのにコンビニに行ったということは期限ギリギリ連休中とか何か事情があったんだろう。
銀行や郵便局じゃダメな時(例えば連休続きや15時過ぎた時間とか)にこそコンビニの価値があると思っているんだが、30万円までだと固定資産税でさえ一括納付できない。
当時は国民健康保険だったから、国民健康保険料1年分1括払いはおろか、上期・下期の半年分の支払いもできないということだ。 ※当時は年上限70万円くらいだった。今は約80万円。
だからコンビニはどこまでいってもコンビニでしかない。
名前も住所も印字された住民税年額1,200万円超の払込票をコンビニスッタフが面白がって写真撮ってSNSに載せたらと思うとぞっとするし、そもそも現代社会はコンビニに情報が集まりすぎるという問題がある。その点このPayBは価値がある。
と散々書いた後にPayBのFAQを読んだら、
一度の決済でお支払いいただける金額は最大30万円となります。
一日に何度でもお支払いは可能です。ただし一日の合計で30万円を超えるお支払いはできません。
とある(笑)。
事前に登録した自分の口座から即時引き落とすのに何で上限を設けるんだ。
口座名義と払込票名義が一致していて、なおかつ税金なら上限なしとかでイイんじゃないか。
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vintagerockstd · 6 years
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2018年10月16日
10月1日(月) 
 昨日に続き某スタジオでクリープハイプのリハーサル。メニューをつらっと通してみる。新譜の曲達が秀作揃いなお陰もあり、今回のメニューはかなりいい。曲間や繫ぎなどに少しだけ修正を。 
10月2日(火) 
 クリープハイプのリハーサル最終日。このスタジオに来ると必ず行く、近所の総菜屋さんのお弁当を本日も購入してスタジオ入り。 今日のリハーサルも順調に進み19:00アップ。20:30片付け終了。 
10月3日(水) 
 下北沢できのこ帝国の自主企画。「BASEMENT BAR」と「THREE」という隣り合った会場を両方使い同時開催。メンバーがそれぞれ声掛けしたゲストバンドを招いて賑々しく。たまにはもう言うのも、ね。 
10月4日(木) 
 クリープハイプのツアーがスタート。初日は金沢EIGHT HALL。金沢はここ3年、毎年「百万石音楽祭」に呼んで頂いており、満を持してのワンマン公演。いやぁ、フロアもステージも熱かった。初日のクオリティとしてもここ何年かのツアーの中でもダントツだった。ここから日々のライブを経てどう進化していくか、楽しみだ。  
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10月5日(金) 
 3年半振りの長野ワンマン。今日も熱かった。 しっかりと「熱い」と感じるライブが出来ているのは良いライブになっている証拠だ。実際の温度だけでなく、体の内側から感じる「熱」。この後の公演もこれを大事にして行きたい。 終了後、涙のラストトレインで帰京。 
10月6日(土) 
 本来「OFF」のはずだったが、一昨日あたりから台風25号の進路が気になるお年頃。昨日、「万が一」を覚悟した。取りあえずスケジュール的に可能なスタッフを本日中に秋田入りさせるべく、AIRチケットの手配。夕方の便で秋田入り。街は正に「嵐の前の静けさ」。 
10月7日(日) 
 クリープハイプで秋田SWINDLE。気になって7時に起床して台風関係の情報収集。どうやら温帯低気圧に変わったようだが、ホテルの窓からでも風の強さが伺える荒れた天気。この後の飛行機で秋田入りスタッフが2名おり、フライト情報をリサーチするも、どうやらスタッフの便の1本前が欠航になり、該当の便も条件付きのフライトになりそうなので、新幹線に切り替えてもらいこちらに向かってもらう事に。遅れは出たものの何とか無事、全員秋田入りでき良いライブにできた。 終わって軽くきりたんぽなど。 
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10月8日(月) 
 早朝のジェットで東京に戻り、STUDIO COASTへ。スピッツのファンクラブツアー、関東5本目。普段のツアーとは少し趣を変えてお届けしています。本番中、我々もちょっとしたミッションがあり、なかなか気が抜けない。 無事、任務も完了し一部メンバーの送り狼になって帰宅。ガオーッ。  
10月9日(火) 
 かなり久し振りに会社に出勤。ここ数年、10月が一年で一番忙しい月になっている気がする。来年なんてスケジュールが既に地獄絵図になっている。 激務の疲れが全然抜けず、少し早めに帰宅とさせて頂く。 
10月10日(水) 
 午前中、社内ミーティング。からの某レコード会社でやや重めのミーティング。会社に戻って止まっていたツアーブッキングの残りなど。ようやく2/3くらいは完了した気がする。  
10月11日(木) 
 昼前のジェットで鰹県へ。小雨振るキャラバンサライでクリープハイプ。高知は色んな意味でゆかりもあり、アウェイの要素「ゼロ」の土地。案の定、そうとうな盛り上がりを見せてくれた。 またしても明日、早朝のジェットに乗らなければならない為、鰹は諦めて早めに就寝。 
10月12日(金) 
 5:30起床。おい、まだ夜だっつーの。7:30のジェットでさよ~なら、鰹ちゃん。 10:00入りのZepp Tokyoに余裕でチェックイン。本日も引き続きスピッツのFCツアー。メンバーもスタッフもみんな、長い付き合いなので和気あいあいと進行。本日のミッションも無事、コンプリート。引き続きの送り狼業務もコンプリート。ガオーッ。  
10月13日(土) 
 昨日に続きZepp Tokyo。本日はいつもの送り狼業務に加え、迎え狼業務があるので稼働はやや遅めのスタート。ならばと近所のドコモショップに開店と同時に殴り込んで新しいiPhoneをゲット。ホームボタンが無い事に慣れるまで、もう少し時間が掛かりそうだ。 本日もあらゆるミッションを無事、コンプリート。 
10月14日(日) 
 5:30起床で早朝の新幹線に4時間20分揺られ徳山へ。ケツいてー。本日は周南RISING HALLでフリープハイプ。 映画館を改装して3年前にオープンした会場。PAも照明もインフラがかなり充実しており、色んな事がやりやすくストレスが少ない会場だ。こういう会場は非常に助かる。 終わってメンバー、スタッフ含め合同打ち上げ。楽しかった。 
10月15日(月) 
 またもや5:30起床。そしてまたもや4時間20分新幹線に揺られ帰京。両日で9時間近く新幹線に乗っていたもんだからお尻がぱっくり2つに割れてしまった。 本日はO-EASTでスピッツFCツアー。計8公演実施した関東での公演もいよいよ最終日。本日も勿論、華麗に全ミッションをコンプリート。個人的、現場5連荘を綺麗に締める事が出来た。それにしても疲れ切った…。
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fxcfdlabo · 4 years
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運営歴が長く、豊富なボーナスを提供している老舗のFXCCについて詳しく解説!
FXCCは、FX Central Clearing LTDによって運営される真のSTP / ECNブローカーであり、2010年に設立されました。 FXCCは、世界中の投資家が利益相反のない、そして、FXCCの価格操作がない透明な取引環境にアクセスできるように設計されています。 真のNDD(No Dealing Desk)ブローカーとして、FXCCは、FXCCのクライアントに流動性のある外国為替ECNモデルへの直接アクセスを提供しています。したがって、すべてのFXCCのクライアントは同じ流動性市場への同じアクセスを取得し、取引に時間の遅延はなく、瞬時に取引を約定させることができます。取引は匿名のまま可能であり、流動性プロバイダーは、FXCCシステム内からの注文のみを確認できるので、FXCCでは、スリッページやスプレッドを拡大させて約定させるといった「不利益な約定」を大幅に減らすことが可能になりました。 FXCCを信頼できるブローカーとして選択した投資家は、常に公正で透明な取引条件で確実に取引することができます。 また、ブローカーを選ぶときのポイントの一つとしてライセンスの取得があります。FXCCは、証券取引委員会によって認可されているブローカーで、その中でもライセンスの取得のハードルが高いと言われている「キプロス証券取引委員会」の認可を受けています。顧客資金の追加保証として、キプロス証券取引委員会が規制するすべてのブローカーは、倒産したとき、投資家に対して補償しなければならに義務があります。これは、規制対象企業のクライアントのために作成された信託保全です。 会社が破産した場合、または取引を停止した場合、ファンドは関係する顧客に補償金を支払うことを想定する場合があり、対象となる最大額は顧客あたり20000ユーロになります。 また、日本国内のブローカーは、会社が倒産してしまった場合でもクライアントの資金を全額信託保全する義務を負っていますが、追証が発生したり、レバレッジが25倍までに制限されたり、入金せずに取引を試して利益を手に入れるといったボーナス制度がなかったり、スキャルピングが禁止となっているブローカーが多かったりと、かなり制約があって不自由極まりない取引を強制させられます。 しかし、FXCCでは、日本人が利用することができるブローカーの中でも老舗の部類に入り、20000ユーロまでの信託保全があるので安心して投資することが可能です。 取引の方法についてもNDDが採用されており、透明性の高い取引ができることや即時で発注がかかることによって、スキャルピングもOKなので秒速の短期的なトレードをしたい方にも最適なブローカーの一つです。スリッページなど、トレーダーに不利になる要素が小さくなっているのも魅力です。FXCCは、2010年に設立された会社ですが、日本で利用することができるブローカーの中では、老舗の部類のブローカーです。 プラットフォームは平均的ですが、何度も取引したいトレーダーにとって利用するメリットは大きいです! また、FXCCは、様々なプロモーションを期間限定で継続的に開催しています。ぜひ、FXCCのプロモーションやボーナスを利用して、少額から取引を楽しんで稼ぎましょう!
FXCCを利用するメリットFXCCを利用するデメリット
スキャルビングOK
運営歴が長い
教育教材が豊富
狭いスプレッドを提供
ボーナス・プロモーションを継続して実施
マーケットニュースを毎日分析して送付
20000EURまでの信託保全を完備
独自のコピートレードがない
日本語サイトはあるが、日本語のサポートはなく、サポートは英語対応
取引プラットフォームのウェブブラウザー版を提供していない
FXCCの概要
法人名FX Central Clearing Ltdサービス開始2010年営業拠点・Law Partners House, Kumul Highway, Port Vila, Vanuatu ・Amorosa Centre, 2nd floor, 2 Samou Street, 4043 Yermasoyia, Limassol, Cyprusライセンス (金融監督機関)CySEC:ライセンス番号121/10 VFSC:ライセンス番号14576預託証拠金の取り扱い分別保管による20000EURまでの信託保全最大レバレッジ300:1初回入金額 (最小入金額)100USD口座通貨建てUSD, EUR, GBP追証についてゼロカット対応のため追証がないマージンコール100%ロスカット (ストップアウト)50%取引モデルECN所在国キプロス共和国, バヌアツ共和国サポートデスク日本語対応はなし (翻訳機能で対応してくれる場合がある)口座タイプECN Standard口座, ECN XL口座, ECN Advanced口座入出金方法銀行送金, クレジットカード(VISA, MasterCard), BCP, Boleto, Efecty, Moneta.ru, Neosurf, Neteller, Oxxo, PagoEfectivo, PagoFacil, PSE, Rapipago, Skrill, UnionPay, Yandex Money, Santander, WebPay取扱マーケット Forex, 仮想通貨, 金属, インデックス, 債権, コモディティー, エネルギー, 株式取引取扱通貨ペア70ペア以上取扱仮想通貨BTC, ETH, XRP, LTC, DSH取引プラットフォーム (取引ソフト)MT4, MT4モバイル, MT4マルチターミナル表示桁数5桁表示最小取引単位 (最小取引ロット)0.01Lots=1,000通貨ソーシャル・トレード (コピー・トレード)なし (独自にEAやMQL5コミュニティーを利用する必要がある)
FXCCの口座タイプについての詳細
FXCCでは、すべてのトレーダーに合わせて、さまざまなECNアカウントを提供しています。 稼いでいる外国為替トレーダーは、柔軟な外国為替取引環境を必要としています。 FXCCの取引条件は、すべての口座保有者に透明でオープンな外国為替取引を提供し、洗練された一連の取引オプションを提供します。 取引時間はニューヨーク時間(EST) 00:05から23:55に相当する日曜日から金曜日までとなります。サーバーはニューヨークにあります。 以下の表は、FXCCが提供している3種類のXL、スタンダードおよびアドバンストアカウントの主な機能の概要をまとめたものです。
主な特徴ECN XL口座ECN STANDARD口座ECN Advanced口座説明ヘッジ機能◯◯◯詳細はこちら最小取引レベル0.01ロット0.01ロット0.01ロットエネルギーとインデックスの最小取引量は0.1Lotsディーリングデスク×××すべての取引は、STP(Straight-Through-Processing)を使用して 銀行間市場で執行されます。自動売買◯◯◯ MT4のエキスパートアドバイザーを使って、 トレーダー自身の取引戦略を利用できます。マージンコールレベル100%以下 100%以下 100%以下 アカウントのマージンレベルが100%に達すると、警告が表示されます。ストップアウトレベル50%以下 50%以下 50%以下 詳細はこちら取引プラットフォームMetaTrader4MetaTrader4MetaTrader4FXCC MT4&FXCCモバイルトレーディングを利用可能金融商品28通貨ペア+ゴールド+シルバー28通貨ペア+ゴールド+シルバー200以上の金融商品通貨建てUSD、EUR、GBPUSD、EUR、GBPUSD、EUR、GBPUSD=米ドル EUR=ユーロ GBP=英ポンドリクオート×××NDD(No dealing desk)=No Re-quote表示される価格の桁数小数点第5位まで小数点第5位まで小数点第5位まで例:0.12345ストップロス注文の範囲(pips)0.1 Pip0.1 Pip0.1 Pipスプレッド内にストップロス注文を 0.1pipsピップの範囲内で出すことができます。High & Low RatesBid RateBid RateBid Rateチャートとマーケットウォッチの高値と安値は 常に入札単価(Bid Rate)です。 したがって、売りポジションを保持している場合、 ストップロスはMT4マーケットウォッチ または、チャートで記録された高レートよりも 高いレートで執行される可能性があります。 最小入金額100 USD10,000 USD100,000 USD別の通貨での等価額最低出金額50 USD50 USD50 USDすべての口座タイプ最大レバレッジ1:1から1:3001:1から1:2001:1から1:100ゴールド&シルバーの最大レバレッジは、 すべてのアカウントで1:100です。 取引手数料 無料FX: 片道0.75 pip 金属:片道$7.5FX: 片道0.4 pip a side 金属, エネルギー, インデックス: 片道$4取引手数料が「無料」という意味は、スプレッドに取引手数料が含まれているので、個別に取引手数料を計算する必要がありません。ロールオーバー×◯◯詳細はこちらプロモーション適用◯××利用規約が適用されます
ヘッジングについて 自分のポジションをヘッジングできますが、1つ以上のヘッジポジションをクローズできるようにするには、アカウントの自己資本が証拠金要件を満たしている必要があります。 完全ヘッジアカウントはストップアウトの影響を受けません。 何らかの理由(ニュースのスプレッドの拡大やスワップの控除など)でアカウントの資本がゼロレベル以下になった場合、あなたのオープンポジションは自動的にクローズされます。 FXCCは、幅広いスプレッドによるマイナス残高の可能性のあるリスクを回避するために、ヘッジポジションの全部または一部をクローズする権利を有します。 これは、非常に小さなエクイティで大量のヘッジポジションを維持しているアカウントにも当てはまります。 ストップアウトレベルを下回ると・・・ アカウントがストップアウトレベル以下のマージンレベルに達すると、システムはすべてのオープンポジションを自動的に閉じます。 FXCCが必要と判断した場合、いつでもストップアウトレベルを上げることができることに注意してください。 ロールオーバー時の��ワップポイントの付与について ECN XL口座では、スワップポイントが付与されません。つまり、残高が$ 100以上 $10,000未満の間場合、XL口座でのコミッションまたはスワップはありません。 通貨ペアでスワップポイントがプラスの場合は、ロールオーバーでスワップポイントがもらえますが、通貨ペアでスワップポイントがマイナスの場合は、ロールオーバーでスワップポイントが残高から差し引かれます。
FXCCの規制と登録
FXCCは、利用するブローカーとして安全かどうか疑問に思うかもしれません。 クライアントの投資のセキュリティ、プライバシー、保護はFXCCの最優先事項であり、規制ブローカーとして、FXCCを利用して取引するとき、安心・安全を提供することができます。 FXCCは、金融行動監督庁(イギリス)を含むさまざまな国から承認および規制され、可能な限りクライアントに最高の取引体験を提供することを約束しています。
CySEC
FX CENTRAL CLEARING Ltdは、ライセンス番号121/10のキプロス証券取引委員会により、キプロス投資会社(CIF)として認可および規制されています。
VFSC
CENTRAL CLEARING Ltdは、バヌアツ共和国サービス委員会により、ライセンス番号14576の規制金融サービスプロバイダーとして認可および規制されています。バヌアツ共和国サービス委員会は、市場参加者の活動を監督し、ライセンス企業の金融ビジネスおよび仲介サービスの提供に関連するすべての国際基準の遵守を保証しています。 バヌアツ共和国サービス委員会は、認可された企業の活動の誠実さと透明性を保証し、信頼性の高い企業のみがバヌアツ共和国サービス委員会の管轄区域で金融活動を行うためのライセンスを取得する権利を有することができます。
その他
FXCCは、MiFID( Markets in Financial Instruments Directive)の指令に従い、EU加盟国の規制当局から認可された投資会社であり、管轄区域でのサービス提供を許可するEEA加盟国のさまざまな規制機関に登録されています。 MiFIDは、欧州経済領域(EEA)全体の投資サービスに調和した規制環境を提供します。 完全なリストは以下に表示されます。
FXCCで取引できる金融商品の数は膨大
FXCCには、取引可能な次のような幅広い8種類の金融製品があります。
FX:メジャー、マイナー、エキゾチックなペア
仮想通貨:MT4でBitcoin、Litecoin、Ethereumなどを取引。
コモディティー:コーヒー、ロンドンシュガーなど
金属:金、銀、プラチナ、パラジウムなど
エネルギー:原油ブレントキャッシュ、ウェストテキサス、天然ガス
インデックス:0.5ポイントからのスプレッドを伴う英国、米国、ヨーロッパおよびアジアのインデックス
債券:ユーロ債先物、英国ロング金先物、米国10年先物など
株式:世界で最も重要で最も人気のある株式
FXCCは、トレーダーが取引すべき最も人気のある膨大な金融商品をすべて提供しています。 特に、短期間の取引で稼ぎたい方はFX取引を、長期的に稼ぎたい方は株式取引をお勧めします。 金属、債権、インデックスを簡単に利用できるようにすることによって、多様化もより利用しやすくなります。 ECN Advanced口座では、FXCCが提供する全ての金融商品を取引できるので、100000USD(1000万円)以上の資金がある方は、ECN Advanced口座で取引しましょう!
FXCCにおけるライブスプレッド一覧(一部)
ライブスプレッドを見てもわかると思いますが、かなりスプレッドは狭く設定されています! スキャルビングに最適な狭いスプレッドとなっています。
FXCCが提供するテクニカル分析
FXCCの口座を持っているだけで、無料で毎日、主なメジャー通貨に関するテクニカル分析とニュースを登録したメールに送られます。もちろん、不要になったら、登録したメールに送られないようにいつでも設定し直すことができます。 トレーダーにとって取引するための大事な情報をもたらしてくれます。 以下の情報は、FXCCが提供しているテクニカル分析の一部です。
FXCCが実施するボーナス&プロモーションについて
FXCCは、新規のクライアントと既存のクライアントが、少額で金融商品を取引して稼ぎやすいように、さまざまなボーナスやプロモーションを継続して提供しています。 すべてのプロモーションが、 初心者から上級者までの全てのトレーダーを念頭に置いて作成され、取引経験の向上に役立つように設計されています。 FXCCのプロモーションは、100USD相当額の少額から利用可能なECN XLアカウントのみに適用されます。
FXCCは、VPSを無料で提供
FXCCでは、VPS(仮想プライベートサーバー)サービスを使用して取引する能力と設備を提供しています。 FXCCのVPSは、FXCCとは別の独立したサードパーティプロバイダー「BeeksFX」によって所有および管理されています。 FXCCのVPSの特徴は、以下となります。
VPSはロンドンにあります
1300 MB RAM
専用IPアドレスのため、セキュリティーが高い
25.0 GBのハードディスク空き容量
FXCC MT4プラットフォームがプリインストール済み
500 GBの帯域幅
いつでもどこでもリモートアクセス可能
24時間365日稼働のため、利用しているPCやスマートフォンの電源OFFでも利用可能
0.002秒未満の低遅延
0.002秒未満の低遅延
FXCCのクライアントが、無料でVPSサービスを利用できるためには、以下の2つの条件を満たさなければなりません。
利用口座に、2,500USD(または同等の通貨)以上の残高を維持しなければなりません。
月間の取引量が30Lots以上の往復取引をしなければなりません。
上記の2つのすべての条件が、月単位で満たされない場合、VPS料金は$30となります。 利用しているVPSが不必要になった場合、クライアントは、FXCCにVPSサービスが不要になったことを明確に通知してください。 VPSサービスをFXCCに請求すると、翌暦月の初めにクライアントの取引口座残高からVPSサービス料金が差し引かれます。
FXCCで利用できるプラットフォーム
FXCCでは、 MetaTrader 4、MetaTrader 4モバイル、MetaTrader 4マルチターミナル と MAM(マルチアカウントマネージャ)をトレーダーに提供しています。 それは、現在最も人気のある取引プラットフォームですが、現在後継プラットフォームであるMetaTrader5は提供していません。 また、FXCCは、パソコン、スマートフォン、タブレットなど、さまざまな方法で取引プラットフォームを提供します。
PC用のFXCC MT4
トレーダーは自分のPCにMT4取引プラットフォームをインストールし、最も人気のあるプラットフォームにアクセスできます。 PCバージョンは、最も人気のある機能、注文、およびツールを完備しています。 トレーダーは、使いやすいインターフェースとプラットフォームが提供する包括的なデータを利用できます。また、トレーダーは自動売買プログラムであるEA(エキスパートアドバイザー)を使って取引を自動化することもできます。 MT4取引プラットフォームは、WindowsとMacの両方のオペレーティングシステムとも互換性があります。
スマートフォン・タブレット専用のFXCC MT4
MetaTrader 4モバイルアプリは、AndroidおよびiPhone搭載のモバイル専用の完全に構成された完全な取引プラットフォームです。 MetaTrader 4モバイルアプリを利用すると、トレーダーはどこからでも取引することができるようになります。 分析と取引オプションのライブラリ全体がモバイルデバイスで利用可能です。プラットフォームに組み込まれているのは、すべての注文タイプと執行モード、取引履歴、インタラクティブチャート、テクニカル分析、金融市場のニュース、無料のモバイルチャットとEメールなどです。
MT4マルチターミナル
2006年に提供が開始されたMetaTrader 4 マルチターミナルは、複数の口座を同時に管理することを目的としています。 これは、使い分けるために開設した複数の口座を扱うトレーダーにとって非常に価値のあるプラットフォームです。 MT4 マルチターミナルは、多くの口座の効果的な取引と優れた操作性を兼ね備えた、市場をリードする機能をうまく組み合わせています。 プログラムインターフェースはMetaTrader 4クライアントターミナルのインターフェースと似ています。 MetaTrader 4クライアントターミナルを使い慣れているトレーダーなら誰でも簡単にすぐに慣れることができます。
MAM(マルチアカウントマネージャー)
複数のアカウントと資産運用会社を持つプロのトレーダーは、複数のアカウントを簡単かつ安全に管理するためのツールを必要としています。 FXCCでは、複数のアカウントトレーダーやマネーマネージャーにMetaFx MAM(マルチアカウントマネージャー)ソフトウェアを提供しています。 FXCCマルチアカウントマネージャー(MAM)ソフトウェアは、KeySoft Groupが提供する外部のアプリケーションです。 KeySoft Groupは、MetaTrader取引プラットフォームに「ソリューション」を提供するソフトウェア開発会社です。 2005年にMetaFXとして設立され、現在はMetaTrader 4およびMetaTrader 5取引プラットフォームのサポートにおける主要な開発者の企業の一つです。 蓄積された知識と経験により、定性的なサービスと効果的なソリューションをクライアントに提供できます。 MAMは、他のプラットフォームに比べて、以下の大きな3つの利点があります。
MT4の複数口座を同時に取引する必要があるプロのトレーダーまたはマネーマネージャー
複数のアカウントのアカウントステータスと履歴を表示する必要があるトレーダー
グループ取引を行うトレーダー
MAMはトレードの配分のために、以下のように非常に柔軟な機能も提供しています。
ロット割当:取引量は、すべてのアカウントに手動で割り当てられます
配分率: マスターアカウントのトレードの合計量のパーセンテージは、各サブアカウントに手動で割り当てられます。
残高による比率: 自動機能は、自動的にマスターアカウントに対する各サブアカウントの残高のパーセンテージを計算します。その計算によって、マスターアカウントの使用量をすべてのアクティブなサブアカウントに分配します。
自己資本比率: マスターアカウントに対する各サブアカウントの自己資本の割合を自動的に計算します。その計算によって、マスターアカウントで取得した取引量をすべてのアクティブなサブアカウントに分配します。
配分率: この機能では、口座保有者が取引ごとに使用される自己資本の割合を指定します。ここで、自己資本のX%がすべてのエントリに使用されます。
MT4で最も人気のある機能の1つは、チャートから直接取引する機能です。 その機能は、FXCCのMAMソフトウェアに引き継がれているので、チャート取引機能をそのまま使って複数の口座を取引することができます。
豊富な教育教材
FXCCは、初心者向けの多くの教材も提供しています。 FXCCのライブ口座さえ持っていれば、無料でeBookをダウンロードして、取引するための知識を身につけることができます。 FXCCの教育教材は、取引に関する最も重要なトピックを提供しているという点で口座開設することに価値があります。 つまり、��レーダーが最も必要とする金融の知識や基礎的な技術をFXCCの教育教材は提供しています。 無料の外国為替eBookは、FXCCが提供する外国為替の電子ブックの包括的なコレクションであり、 取引経験のレベルに関係なく、すべてのトレーダーに適している最も人気のあるオンラインの取引するための教育教材です。 それぞれのeBookは、トレーダーが主要な取引概念を理解して、トレーダーの個々の目的に合わせた取引戦略を作成するのを助ける完全なガイドです。 金融商品を取引するための教育プログラムの一部として、FXCCは、無料でトレーダーにたくさんのeBookを提供しています。 また、取引するために必要な情報の一つが、「経済指標」です。経済指標は、トレンドの方向性を示す重要な統計です。 重要な経済的出来事によって、為替や株価が変動します。そのため、適切なファンダメンタル分析を実行するためには、世界的な経済的出来事を把握しておくことが重要です。 経済全体の健全性を示し、安定性を予測し、投資家が経済的ショックとしても知られる突然または予測不可能な出来事に時間通りに対応できるようにするため、指標の解釈と分析はすべての投資家にとって重要です。 FXCCでは、これらの指標に関する詳しい解説をしており、政治・経済に疎い方や苦手な方に対しても、わかりやすい言葉で解説しているので、一読することをお勧めします!
入出金方法
FXCCでは、銀行振込、デビットカード、クレジットカード、UnionPay、Netbanxアジア、Skrill、Neteller、Boletoなど、世界で最も安全なサービスの中からも他に類を見ないオプションを提供しています。 すべての転送方法には最高レベルのセキュリティプロトコルが組み込まれており、トレーダーの入出金情報に関するセキュリティを確実に守ります。
決済手段処理時間*入出金受け入れ可能入金出金手数通貨クレジットカード(VISA)即座5-10営業日無料**USD、EUR、GBP・入金制限 最小金額 $ 50 最大金額 (カードごと)1日あたり$ 5,000まで, 1週間あたり$ 20,000まで ・出金制限 最小金額 $ 50 最大金額 元の金額まで 銀行送金5-7営業日 5-7営業日クライアントが利用する銀行の事務手数料USD・入金制限 最小金額 $ 500 最大金額 上限なし ・出金制限 最小金額 $ 150 最大金額 上限なし UnionPay即座2-5 日無料**USD (変換済み CNYから)・入金制限 最小金額 $ 50 最大金額 クライアントバンクカードの制限 ・出金制限 最小金額 1回の転送につき¥ 100 最大金額 1回の転送につき¥ 100000 Neteller即座即座無料**USD、EUR、GBP・入金制限 最小金額 $ 50 最大金額 クライアントの個人アカウント制限 ・出金制限 最小金額 $ 50 最大金額 元の金額まで Skrill即座即座無料**USD、EUR、GBP・入金制限 最小金額 $ 50 最大金額 クライアントの個人アカウント制限 ・出金制限 最小金額 $ 50 最大金額 元の金額まで PSE即座7営業日無料**USD、EUR、GBP・入金制限 最小金額 $ 50 最大金額 $ 3000 ・出金制限 最小金額 $ 50 最大金額 元の金額まで Efecty2-5営業日7営業日無料**USD、EUR、GBP・入金制限 最小金額 $ 50 最大金額 $ 500 ・出金制限 最小金額 $ 50 最大金額 元の金額まで BCP1-2営業日7営業日無料**USD、EUR、GBP・入金制限 最小金額 $ 50 最大金額 $ 3000 ・出金制限 最小金額 $ 50 最大金額 元の金額まで Pago-Efectivo2-5営業日7営業日無料** USD、EUR、GBP・入金制限 最小金額 $ 50 最大金額 $ 500 ・出金制限 最小金額 $ 50 最大金額 元の金額まで Pago-Facil2-5営業日7営業日無料**USD、EUR、GBP・入金制限 最小金額 $ 50 最大金額 $ 500 ・出金制限 最小金額 $ 50 最大金額 元の金額まで Rapid-Pago2-5営業日7営業日無料**USD、EUR、GBP・入金制限 最小金額 $ 50 最大金額 $ 500 ・出金制限 最小金額 $ 50 最大金額 元の金額まで Webpay1-2営業日7営業日無料**USD、EUR、GBP・入金制限 最小金額 $ 50 最大金額 $ 3000 ・出金制限 最小金額 $ 50 最大金額 元の金額まで Oxxo2-5営業日7営業日無料**USD、EUR、GBP・入金制限 最小金額 $ 50 最大金額 $ 500 ・出金制限 最小金額 $ 50 最大金額 元の金額まで Santander-Mexico2-5営業日7営業日無料**USD、EUR、GBP・入金制限 最小金額 $ 50 最大金額 $ 500 ・出金制限 最小金額 $ 50 最大金額 元の金額まで Santander-Brazil1-2営業日7営業日無料**USD、EUR、GBP・入金制限 最小金額 $ 50 最大金額 $ 500 ・出金制限 最小金額 $ 50 最大金額 元の金額まで Boleto1-2営業日7営業日無料**USD、EUR、GBP・入金制限 最小金額 $ 50 最大金額 $ 500 ・出金制限 最小金額 $ 50 最大金額 元の金額まで Monetaru即座即座無料**USD、EUR、RUB・入金制限 最小金額 10RUB 最大金額 600,000RUB ・出金制限 最小金額 10RUB 最大金額 1回の出金あたり500,000 RUBまで Yandex即座即座無料**USD、EUR、RUB・入金制限 最小金額 $ 50 最大金額 クライアントの個人アカウント制限 ・出金制限 最小金額 $ 50 最大金額 元の金額まで Neosurf即座5-10 日無料**EUR、GBP・入金制限 最小金額 €50 最大金額 上限なし ・出金制限 最小金額 €50 最大金額 元の金額まで
手数料無料**について
クライアントが取引して利益を手に入れやすいように、FXCCでは「入金手数料ゼロ」プロモーションを提供しています! つまり、FXCCは、クライアントが資金を入金した場合、支払処理業者が請求する入金手数料の全部または一部をクライアントの代わりに支払います。 FXCCの対象となる入金手数料の最大額は、金融サービスプロバイダー(PSP, Payment Service Provider)が各クライアントに請求する入金手数料の合計から100通貨単位までとなります。 FXCCは、FXCCの許容可能な支払方法で資金を提供した入金手数料の金額をそれぞれのクライアントへ個別に払い戻します。
FXCCの最新情報一覧
まとめ
FXCCは、2010年にサービスを開始したキプロスの規制の傘下にあるECN / STPブローカーです。 FXCCは、世界で最も利用されているMT4プラットフォームを持っています。 FXCCは、クライアントに対して、迅速なサポートを提供したり、初心者にとって必要不可欠なたくさんの教育ツールを提供しています。 また、FXCCにはさまざまな入金方法があり、継続してユニークなボーナスプロモーションも提供しています。FXCCでは、いかなる方法でもクライアントの入金および出金の手数料を無料にしてくれます。 FXCCは、特に、教育分野とトレーダーの入出金手数料無料化にとても力を入れています。これらの点で、かなり優れたサービスを提供していることがFXCCを利用する最大のメリットの一となります。
youtube
source http://kaigai-invest.blog.jp/fxcc/introduction
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takachan · 7 years
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2017年6月末にiMac 27-inch 5K(2017)を購入し、吊るしのMNE92J/Aの内部構成のまま使い続けて約4ヶ月が経とうとしています。 4ヶ月という期間はなんの節目でもありませんが、ここらで経過報告的な雑感をいくつか紹介してみようと思います。 27-inch 5K モニタ いわゆるRetinaディスプレイですから高精細なのは言わずもがな。 aos.prf.hn 目が醒めるような……と言うと些か大袈裟かもしれませんが、iPhoneが初めてRetina液晶を装備した時の驚きを覚えている方なら、それが再現されると思えば良いかと♪ 視力とテキストの見え方ついて:素人考えです 視力の良い方(矯正不要の方) テキストの判読性は従来の液晶とは比べ物にならないレベルでUPするはず、感動すら覚えるかもしれません。 近視・遠視 遠視はわからないのですが、多分近視と同様に適切な矯正がされていれば特に "細かい字の見やすさ" は格段に良くなっていると感じられると思います。 乱視 こちらも矯正度合いによるかと思いますが、従来のモニタに比べればテキストの滲みなどは皆無に近いので適正な矯正がされているなら判読性は数段上がると思われます。 老視 27-inchという広大なモニタと向かい合うため、両用レンズの矯正度合いや眼鏡の使い方(使い分け方)によっては27-inch 5Kは不向きかもしれません。 例えば裸眼の方が見やすいといった場合は、表示領域は27-inch 5Kに比べるとかなり狭くはなりますが画面と近接しやすいMacBook系の方が扱いやすいかもしれません。 この辺りはケースバイケースだと思うので、可能であれば普段のメガネを着用した状態でiMac 4K/5KとMacBook系(Retina)との違いを実際に確認された方が良いと思います。 Magic Keyboard, Magic Mouseの充電頻度 ほぼ丸一日(朝10時から深夜25時頃まで、中座を除く実質稼働は8時間程度)使っていますが、この使い方での充電頻度は以下の通り。 Magic Keyboard 2 Magic Mouse 2 Apple Wireless KB Magic Mouse 平均:1回/3ヶ月 平均:1回/2ヶ月 平均:1回/2ヶ月 平均:1回/3週間 ガシガシとキーを叩き続けてプログラミングしたり、マウスを振り回してゲームをするといった使い方ではなく、ほぼ平均的だと思われる使い方をしています。 旧Magic Keyboard/Mouseはeneloopなどの充電池を使っていたので電池性能の低下も相まって交換頻度が高かった可能性もありますが、それを差し引いて考えても満充電からも駆動時間はかなり伸びているのが見て取れます。 今現在は、概ね2ヶ月おきくらいにMagic Mouse 2のバッテリー残量を確認し、10%前後の表示になったらiPhone付属のUSB充電器を使って寝ている間に充電する、といった具合です。 aos.prf.hn aos.prf.hn   Magic Mouse 2も発表当初は『充電中は使えないダメ設計』と思っていましたが、実際に使ってみると『確認を怠らなければ寝ている間に充電できる』ことに気づいたので今はその不細工な充電体制もあまり気にならなくなりました(^-^; メモリ:標準の8GBのまま 平均的な使い方+たまにSteamのゲームをやるような使い方で、この4ヶ月間『メモリ不足』を実感したことは一度もありませんでした。 当初は購入後にメモリの増設を計画していましたが、今のところ支障がないので様子見を継続しています。 ちなみに所有しているSteamのゲームのうち一番マシン負荷が高そうなのは American Track Simulator。 Mail.app、Safari、Firefox、Kinzaも起動している状態で遊ぶのがほとんどですが、処理落ちが発生したりレインボーがくるくる回るような事態には陥ったことはありません。 もちろんソフトによってはメモリを大量に食うものもあるので、メモリは多ければ多いに越したことはありませんが、特にその予定が無い段階なら標準の8GBのままでも全然問題ないと思います。 27-inchであれば本体を購入後に、自分でメモリを増設することもできますしね。 CFD販売 ノートPC用メモリ PC4-19200(DDR4-2400) 4GBx2枚 260pin (無期限保証)(Crucial by Micron) W4N2400CM-4G 出版社/メーカー: シー・エフ・デー販売 発売日: 2016/09/10 メディア: Personal Computers この商品を含むブログを見る   電気代 購入後間もない頃の結果は以下のエントリに。 ringosuki.hateblo.jp 結論だけ抜粋すると……   before after   MC510J/A MNE92J/A 1日あたり(円/日) 32.14 16.91 で、購入日から今日(2017/10/18)に到るまでの累積(平均)はというと……   before after after   MC510J/A MNE92J/A 1日あたり(円/日) 32.14 16.91 19.82 といった具合。 3円/日ほど上がってしまったのは、おそらく計測器のライン状にあるLEDランプを点けっぱなしで寝ちゃうことが多かったかから……かも(^-^; それにしても上がりすぎのような気もしますが、依然として以前使用していたiMacの消費電力を大きく下回っている状態が維持されています。   どうでしょう、何のお役に立てましたか?
http://ringosuki.hateblo.jp/entry/2017/10/18/%E8%B3%BC%E5%85%A5%E3%81%8B%E3%82%89%E7%B4%844%E3%83%B6%E6%9C%88%E3%80%81iMac_27-inch_5K%EF%BC%882017%EF%BC%89%E3%81%AE%E4%BD%BF%E7%94%A8%E6%84%9F%E3%82%82%E3%82%8D%E3%82%82%E3%82%8D
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ln-vino-veritas · 7 years
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THE BLACK BEATLE 1
クズはクズだ。
なんのクズか違うだけで。
こいつは頭の良いクズ。
俺は頭の悪いクズ。
どちらも愛を知らないクソで、どちらも、相手に干渉しない、相手に興味のないクソ。
ズッキーニを切りながら、
「クソ…」
一言、漏らす。
「きたねぇ言葉、吐くんじゃねぇよ」
今年のズッキーニは皮が固い。
プラスティックのカッティングボードの上でズッキーニが躍る。横でアイツは、果物ナイフで器用にパプリカを小さく切って、黄色いパプリカと赤いパプリカが混ざっていく。指輪とタトゥーが毒々しい手先とは裏腹に、とても手先が器用なのだ。
俺は手先も生き方も何もかもが色々と不器用だ。
大きめのフライパンを彼は取り出して、
「先に炒めるから、それ切ったら、ここに入れろ」
オイルをパンに注ぎ、そこにアイツはブラックペッパーを振り撒くと、熱されたオイルの上でペッパーが躍った。
「イテッ…」
上半身裸の俺の横腹に、熱い油がはねる。
「シャツ着てこいよ。猿かよ、おまえは…」
肯定も否定もせず、
「シャツどこで脱いだっけ…」
俺はもそもそと、リビングに行き、ソファに脱ぎっぱなしにしていたシャツを着てキッチンに戻った。
キッチンに戻ると、彼は俺が途中にしていたズッキーニを、また器用に、指先のナイフだけでカッティングボードを使わずに切りながら、次々とパンに落としていく。俺は木べらを戸棚から取り出して、先に油の中にいる赤と黄色のパプリカと緑のズッキーニを混ぜていく。
ペッパーは油の中で爆ぜながら、彼はズッキーニの次に、酢漬けのハバネロを輪切りにしてパンに落とし、先に用意しといた沸騰した湯の中にパスタを入れた。
「味付けは、オレはするから、てめぇはすんなよ」
俺の舌は基本、信用されていない。
「うるせぇな。勝手にしろよ」
俺はなんでもかんでも美味いって食うからだ。だからって、そう言われると純粋にムカツクものだ。料理を手伝う気を失って、俺は試合を途中で放棄した。
俺は足先を後ろに向けて、キッチンを出て、テレビを点けた。
さほど面白くない。
言葉は分かるが何が面白いか分からない画像の連続。
無表情に視覚を刺激していたら、パスタが茹で上がる、小麦独特の匂い。
嗅覚は強制的に刺激される。
「オラ…」
無造作に、ドンと皿が俺の前に置かれて、
「………フォーク」
フォークが無いから、
「テメェで取ってこい、それくらいやれよ」
俺はキッチンに戻ってフォークを取りに行く。
俺がリビングに戻ってきたら、彼は先に食べ始めていて、テレビを消していた。
「………………」
パスタを食べる音だけが部屋に響く。
音が欲しいから、俺はテレビのリモコンを手にする。テレビを点けて、何の考えもなしに、チャンネルを変えていく。
「テレビ、うるせぇよ」
コイツはいつだって、色んな事に神経質なのだ。
「うるせぇ、チャリ毛。お前が飯、食う音だけ聞いてられっかよ」
そしたら、
「…………………ッチ」
コイツは、見るからに分かるイラつきを俺に見せる。
ズッキーニをフォークに何本も突き刺して、突き刺し始める。
ぎょっとした俺に、
「テレビ、消せよ、うるせぇよ」
言って、彼はそれを全部、食べた。
「オレは今日、ずっと、クソ相手ばっかして疲れてんだよ!」
彼は、ズッキーニを追加で突き刺しながら、
「クソ、クソばっかだ。世の中は!」
ぶつりぶつりとズッキーニが突き刺される音が聞こえるくらい。
「今日、来た客は、売春宿の女達だ。高級売春婦だから、性病にかかってると、客からクレーム入るから、性病になってないか調べろって言われて、診たんだ」
そいつは、捲し立てながら、
「全員、ナマでヤってんだ。性病になってないはずねぇんだよ。全員、大なり小なり、性病持ちだ!」
赤いパプリカがフォークからこぼれて、
「全員、性病だって言ったら、オーナーは何て言ったと思う?」
地面に落ちた。
「エイズと梅毒と淋病は病気で、それ以外は病気じゃないって俺に言ったんだ。死なない病気なら、
いいって」
俺は、
「お前が今日、疲れてんのは分かったけど、怒鳴んなよ!」
ズッキーニを一つ、口の中に運んだ。
「オレに言ったってしょうがねぇだろ!」
彼は普段、口数��ない方だ。
「カンジダだって性病だ。セックスしなけりゃうつんねぇんだよ!ヤるなら、きちんとコンドームしねぇとうつるんだよ! セックスしてうつる病気が性病だろうが! なんのための医者だ!」
今日は大変、雄弁だ。恐ろしいほど、雄弁だ。
「性病のことなんか俺は知らねぇけど、まあ、お前は医者だ」
そして、言ってることは正しい。彼の話はテレビより為になる。そしてなにより、テレビより煩い。
「妊娠してる、10代の女だっていたんだ!そんなクソばっか見てきたんだ!」
俺はそれを無言で聞きながら、テレビを消した。彼は無駄にフォークで具を突き刺しながら、音を立てて食べながら、捲し立てる。
「妊娠してるって言ったら、堕胎しろって言われたんだ。性病にもかかってるって言ったら、じゃあ、堕胎の必要はないって言うんだ」
俺は、パスタを一気に胃に流し込んだ。
「なんでだと思う?」
彼は苦々しげに、
「処分するそうだ。俺に支払う堕胎の手術費が勿体ないとよ」
と、言った。
今、飲み込んだパスタが逆流しそうな話をしながら、食べる夕食。
俺らも大概、クズだが、
俺らより、
よりクズの話を聞かされている。
「クソだ。クソばっかだ」
そう言いながら、会話の汚い内容の割に意外と平気に彼はパスタを食べていくから、
そこは、
やっぱ、
医者だなと思った。
ローが怒鳴ってばかりいるから、彼の猫のティーが心配してリビングにやってきた。彼女は高い声で、『ニャー』と、鳴いて主人の気を引いた。
「ティー、ごめんな」
タトゥーだらけの手でティーを抱き上げて、
「騒がしかったな」
彼女にキスをした。ティーはローが、子猫だった”キティ”と、紅茶の”ティー”から名前をつけた。ミルクティーのような色をした雑種の猫。ストリートで1人で寂しそうに鳴いていたから、連れて帰って来た。
ティーはローの腕の中にすっぽりと納まって、喉を鳴らしている。
「キティ。オマエはオレのもんだ」
ローはとびっきりの笑顔で笑って、
俺は猫じゃないのに、それを見て少し、うらやましく感じるのだ。
ローは血統書の付いている猫より、たぶん、何も持たない雑種の方が好きだ。
ティーは雑種で、俺もきっと同じ。
だから、一緒にこの部屋に3人でいるのはなんとなく理由が分かるのだが、俺は、ローが彼女に鼻を寄せて、キスをするのを見ると、何故か少し、うらやましく思ってしまうのだ。
パスタを食べ終えて、ローはキッチンに戻り、酒の瓶を持ってきた。
ショットグラスを2つ持ってきて、テーブルに置く。すると、ティーはひょいっとテーブルに飛び乗って、ショットグラスのグラスの縁を鼻で触った。そんなティーの頭を、彼は撫でて、ティーは彼の手の平に耳を2つすっぽりと隠れるくらい、頭を押し付けて、その間に、彼はショットグラスにジンを注いだ。ジンの蓋を閉めると、ティーはジンの入ったグラスに顔を寄せて、小さなグラスの中に頭を突っ込もうとする。ティーは鼻が弱い。子猫の時に、栄養が足りなかったから、鼻がうまく効いてない。だから、酒の強い匂いに惹かれるんだと思う。
「ホラ」
ローはそんなティーの腕の下に手を入れて、彼女を酒から引き離し、
「オラ」
俺にグラスを渡してくれる。
「サンキュ」
俺は、ジンを一口で飲んで、ああ、そうこの喉を焼く感じがいいのだ。
「どうだ?」
聞くから、
「うまいな。なんて酒だこれ?」
俺は質問に質問で返してしまう。
「ビフィーターズだ」
その度に、俺ってあまり頭が良くないと思う。
「ライム入れようぜ」
だから、頭の良い彼に惹かれるんだと思う。
キッチンへ向かう彼の背中を見て、猫は彼の後を追って一緒にキッチンに向かった。
そんな彼女を見て、
俺は、
どうせなら、
猫に生まれたかった、
と、思うのだ。
ローはライムとナイフを持って、キッチンから戻ってきて、
「オマエもいるだろ?」
ライムを皿に絞って、種ごと、頷く俺のグラスに入れる。そんな彼の指先には、人差し指の先と中指の先に、大きく窪みとタコがある。
だいぶ前、
『その指のタコはなんであるんだ?』
と、聞いたことがある。
『外科手術の時、糸を結ぶ時にできる跡だ』
と、彼は言った。
『手術の時に、何回、糸を結ぶと思う?1針ごとに、糸を結んでいくんだ。しょうがない』
俺はその時、刑務所の中にいて、彼も刑務所の中に居た。2段ベッドの同居人で、俺が下のベッドで上が彼のベッドだった。
『なんで、医者がムショにいるんだ?』
俺がそう聞くと、彼は口角を上げて、
『医者じゃねぇよ。ヤブだ』
笑った。
ますます、それに俺は興味を持ってしまって、
『どうゆうことだ?』
そこから俺達は自分の経緯を話し合った。
彼は、医者の資格が無いのに、ちょっと手先が器用だったから、民間の保険の無い患者を格安で手術しては小銭を儲けていた。月々の保険料が払えない人間はたくさんいる。生活保護がもらえるわけではないくらいの収入があるが、保険の支払いまでは手が回らない、そんなボーダーラインの人に手術をしていた。
『木綿の糸で外科手術の縫合をしたことがある 』
そうも言った。
ある時、15歳の少女が妊娠して、ローの元にやって来た。彼は、彼女に堕胎の手術をしたが、彼女のボーイフレンドが堕胎手術の1週間後に考えを変えて、子供を産んで育てると言い出して、堕胎手術が両方の親にバレた。それで、金の無いティーンエージャーがどうやって子供を堕胎をしたかが問題になり、ローのしたことが発覚し、問題になった。
そして、彼は刑務所に居た。
ベッドの上と下で会話を取り交わす。
『保険の無い人間でも、この国でも手術が受けれる場合があるんだ。どんな人間だと思う?』
彼はベッドの上から俺の顔を覗き込んでそう聞いた。
『俺も保険、入ってないけど、手術受けれるのか?』
俺はベッドの下から彼の顔を見上げた。
『さあ、それは場合による』
彼は首を傾げた。
『交通事故とかで、頭を強く打ってるとかで、脳外科の手術が必要な時に、脳外科手術は高くつくだろ』
俺は見上げて、するとベッドの端から顔を覗かせた彼と目が合った。
『そんな時に、身内が費用を支払う金が無い場合、その患者が死んだときに、遺体を実験用の検体として売却することを許可すれば、手術は受けれる。実験用の死体は貴重だ』
その時、初めて、彼と真正面から向き合ったのだが、彼は、整った顔をしているな、と素直に思った。彼は話を続けながら、
『本人は事故でとっくに意志が無いから、身内の同意を待ってる間に、ほぼほぼ、患者は死にかけてるがな』
出所後、彼は、闇医者時代に貯めた金で大学に行って、資格を取って、今は医者をしている。しかし、前科のある医者だ。前科の医者に集まる患者も前科があったり無かったりで似たり寄ったりだ。
底に一度、落ちるとなかなか、そこから抜け出せない。
『資格を持ってなかった時に、していた手術の方がまともな患者が多かった』
彼はそうも言った。
闇医者の時は、金の無いが真っ当に働く人間を相手にしていたのだが、今の彼の顧客は金のあるクズだ。
出所前、そんな彼に、
『アンタのやったことは正しい。今も昔もだ』
俺はそう言った。すると、彼は、
『ムショでそれを言うか?』
と、言うから俺は答えることを止めた。
落ちるとこまで落ちてしまった俺ら。
3杯目のショットグラスを飲み干したら、心臓がドクドクしてくる。
「キくな、これ」
俺は自分のシャツの首元を掴み、
「心臓がここにあんのが分かる」
と、言うと、彼はショットグラスを煽り、もう片方の手で、
「ほんとうか?」
と、俺の左側に手の平をピタリと当てた。
俺と彼の距離は、彼の腕の長さ分しかない。
脈打つ心臓に、
彼の手の平の温かさが直に伝わり、
心臓がもっと速くなる。
「脈が」
彼はショットグラスをテーブルに置き、
「速いな」
右手の2本の指で、俺の顎下にピタリと指を寄せて、左側の手の平はそのままで、俺の心拍と脈を比べる。
「あまり、今日は飲まないでおくか?」
彼は、自分のグラスにだけジンを注ぐから、
「いや」
俺は、彼のグラスを手に取り、
「今日は酔いたい」
飲み干した。
それを見た彼は、笑って、俺のグラスにジンを注いで、
「俺もだ」
俺のグラスを飲み干した。俺は彼のグラスを彼の側のテーブルに置いて、
「なら、飲もうぜ」
そのグラスに彼はジンを注いでくれる。俺は手を伸ばして、
「お前も丸くなったな」
彼は俺の腕を見て、そう言った。
「そうだな。もうドラッグはヤってない」
俺はグラスを摘まんで、腕の真ん中に残る静脈注射の跡を見た。だいぶ、薄くなった。
「だから、アルコールくらい飲みたい」
彼は、
「合法に頼るか?」
言うから、
「そういうわけじゃねぇよ」
俺は、否定して、
「違法ドラッグも合法ドラッグもどちらも俺のことなんか考えてくれちゃいねぇ」
彼の方を見た。
彼は、
「その通りだ。テメェはテメェで管理しないといけない」
言って、
「あちぃ………」
シャツを脱いだ。
シャツを脱ぐ、彼の腹の筋肉を見て、
「ローって、今、女いんのか」
と、なんとなく聞いてみる。
言ったら言ったで、俺の心臓は走り出しそうだ。急に恥ずかしくなる。
思わず、俯いて、でも、返事が聞きたくて。
同性でも、彼は恰好良いと思う。男前だとも思う。
「ティーが恋人だ」
その答えに茶化された気がしたので、それ以上、俺は聞かないことにした。
すると、
「オマエはいるのか?」
と、彼が聞くから、
もっと心臓がドクンと、ひとなり、高鳴った。
「ゲッゲホッ」
ジンが思わず、気道に入って、酒を吹き出す。
「ガホガホ………あっちぃ」
咳き込みながら、喉奥が燃えるように熱い。肺が焼けたかと思った。
俺が胸元を押さえて立ち上がると、彼は大笑いしたから、
この質問の答えを彼に返さなくて済んだ。
俺は色気のある話はとことん苦手なのだ。
でも、彼は、言わないが、たぶん、女が好きで、女がいると思う。言わないが、俺は彼がどこで、処理してるか見たことがない。彼がAVを見るところも見たことがないし、オナニーをしているところを見たこともない。だからといって、ゲイでもなさそうだ。
つまり、
俺は彼のことを何も知らなくて、
何も分からないのだ。
俺が胸元をかきむしって苦しんでいると、彼の恋人がニャーッと俺を見て鳴いた。
その言葉の意味が分からず、彼女を見下ろすと、彼女はいつもの挑戦的な瞳で俺を見詰めるのだ。
そしてその度に俺は、彼女をうらやましいと思うのだ。
「ああ、そうだ、ロロノア、これ、口座に入ってた金だ」
ローはソファの下から袋を取り出した。中には現金。
「急に振り込まれてたぞ」
俺は刑務所から出ても保護観察が付いていて、自分の銀行口座を持つ手続きが面倒くさいので、彼の口座を借りているのだ。
俺は、現金の枚数を数えて、
「iPhoneが買える!」
と、言った。
「何したんだ?」
ローは酒を飲むのを止めて、
「YouTubeだ。YouTubeに動画を投稿したから、広告料が入ったんだ」
ソファに横になって俺に聞いた。
「なんだ、お前がまた悪いことしたかと思った」
彼は口角を上げてそう言った。なんだか全く以て信用されていない。
「なんの動画あげてんだ?」
グラスを置いて、彼は聞くから、
「パルクールだよ。道具も何も無しで、出来るから元手がいらねぇ」
俺は、立ち上がって、
「見るか?」
と、聞いた。
「酔ってるんだ、やめとけよ」
と、言う彼に、俺は壁に右足を着けて、壁に頭を密着させて、体幹で宙返りする。人間は臍の位置に重心があるから、その重心を崩さずに体重移動をすれば、後はバランスだ。
一瞬、壁に背中を着けて、止まると、
世界が一瞬、止まる。
俺は大好きなんだ、この感覚が。
右足を左足に変えて、また、壁越しに宙返りすると、俺を見る彼が視界に入って、でも、俺はそんな彼を見詰め返すことなく、現実に戻るために、
やっぱり、地上に降りた。
腹が純粋に減ったので、金をポケットに捻じ込んで、近所のケバブを買ってきて、戻ってきたら、ローは仕事中だった。
「オイ、飯、どうする?」
俺も彼も朝から何も食べていないはずだ。部屋の奥から、
「手術中だ。食わせてくれよ」
と、返事が返って来たから、俺は彼の声がする部屋へ入ると、
「っげ」
思わず、変な声が出た。
部屋中、血だらけ。
「今、縫合中だ」
ローは黙々と縫い合わせている。
黒い髪に、黒のパーカーを着て、眼鏡を掛けて、患部に視線を合わせている。
前屈みになって背中を丸めて、手術を施す彼の姿はまるで黒いカブトムシのようだ。
「あとどのくらいだ?」
聞くと、
「もうすこし」
と、目線はそのままで返事された。
「ケバブどうする?」
「食わせてくれ。脳がもう糖分が欲しくて欲しくて悲鳴あげてる」
と、彼は口を開ける。額には汗粒が何粒かある。局部を照らすライトが熱いのだ。
「悪いな。朝から。叩き起こしちまった」
眠っていると思った患者が目を開けて喋ったので驚いてしまった。俺は、目をかっ開いて、
「オッサン、あんた、喋れんのかよ?」
と、叫びながら、ローの口にフライドポテトを突っ込んでいく。
「局部麻酔かけてもらってるからな」
患者が笑うと、金歯が覗いて、俺は昔から、金歯が苦手だ。
ローは無言で、ポテトをガツガツと食べながら、口元は無骨に、手先は繊細に、そんな細い糸、よく縫えるなと、思いながら、
「肉も食わせろ」
と、言うから、俺は手掴みで、一口分ずつ、彼の口元にケバブを運ぶ。ケバブの肉は合成肉。彼は獣のようにそれを食べながら、作業は止めない。彼の手先のゴム手袋は血まみれで、それを見て、俺は一気に食欲を無くす。彼は、すぐにケバブをたいらげて、
「アルコール、消毒用、取ってくれ。それで、俺の口を拭いてくれ」
と、言うから、まずは、ケバブの油でドロドロになった、自分の指を拭って、彼の唇の周りに付いた油を拭いた。
「ありがとな」
彼の薄い唇は、アルコールで拭くと一瞬、真っ赤になって、すぐに奥歯を噛み締めた。
玄関のチャイムが鳴ったので、
「出てくれ」
と、言われた、自分が飯を食べる暇も無く、まあ、食欲も一気に無くなってしまったのだが、俺は玄関に向かう。
「だれだ?」
と、ドア越しに尋ねると、
「予約してる、11時にヒアルロン酸」
と、女の声。
ローの客だ。今日は朝から満員御礼だ。鍵を開けると、派手な女が立っていた。
「急な患者が来てる。リビングで待っててもらっていいか?」
香水の香りを振り撒きながら、高いヒールの彼女は、リビングへ真っすぐ向かって、常連客だ。
「奥の部屋はまだ覗くなよ?まだ、手術中だ」
彼女は、頷いて、リビングでソファに座っていた、ティーを抱き上げて、ソファに座った。キレイな顔をしているのに、どうして、これ以上、ヒアルロン酸の注射を打つのか理解できないが、人には色々と事情があるのだろう。
「何か飲むか?」
深入りも詮索もしたくない。
「何があるの?」
長いマニキュアの指で、ティーを撫でながら、
「コーヒーか紅茶か水か酒か。施術前だからアルコールはやめといたほうがいいよな…」
「紅茶ちょうだい」
「了解」
俺はキッチンでお湯を沸かして、カップにティーバッグを放り込んで、
「ミルク入れるか?」
と、リビングに顔だけ出すと、オッサンの手術が終わったようで、オッサンが廊下をふらついて歩いていた。ああ、これはドアが開けられないなと、俺は玄関に走って行った。
「あんた、このまま帰るのか?どうやって帰る?」
と、聞くと、
「歩いて帰る」
と、言う。
「少し、休んでいくか?」
と、聞くと、
「迷惑だろうからいい」
と、また金歯を見せた。
引き留める気は失せた。
傷口にスーパーのビニール袋を被せられたオッサンを玄関からリリースして、キッチンに戻り、紅茶にミルクを入れて、女に出すと、ローがキッチンに入ってきて、ゴミ箱に血だらけのゴム手袋を捨てた。
「11時だよな、ちょっと待ってくれ。部屋が血だらけだ」
顔は何度か見たことあるのに、名前が覚えられないな、と、ぼんやりと頭の隅で考えながら、ローは下の戸棚から業務用のアルコールが入ったポリタンクを持って、隣の部屋へ戻りながら、
「今日もいつもの、ヒアルロンでいいか?」
と、彼女に聞いた。
彼女は、
「…………………」
少し、考えて、
「今月、あまり稼げなかったら、安いのない?」
と、聞いた。
ローは、理由を聞くわけでもなく、立ち止まり、
「安いヒアルロン酸もあるが、質はあまりよくない。在庫がないから取り寄せだ。今日は無理だ」
淡々と答える。
「安いのは純度が低いからすぐに抜けちまう、不純物も入ってるかもしれねぇし」
指輪だらけの手でポリタンクを持った、大男はリビングで事前打ち合わせをする。
女は、
「じゃあ、自分で打つから、いつものヒアルロン酸だけ売ってちょうだい」
言うが、大男は、
「やめとけよ」
と、
「素人打ちすると、顔が崩れるぞ。もったいない」
そう言われると、女も黙る。
「麻酔無しで打つか? いつもはヒアルロン酸に麻酔混ぜてんんだ。麻酔無しなら、ヒアルロン酸代だけで今日は、打ってやるよ。技術代は今日はいい。その代り、麻酔無しだと、死ぬほど痛いぞ」
大男は、
「痛いのが嫌なら、今日は帰れ」
と、言った。
「それでいい」
彼女は真っ赤な口紅をカップに付けて紅茶を飲んだ。
「分かった」
ローは、リビングを出て行ったから、俺は、
「飯、ここで食っていいか?」
と、彼女に聞くと、彼女は頷いた。
俺は彼女の横にある足置きに座って、冷え切ったケバブをフォークで突き刺し食べだす。今日、一食目。
「アンタ、何歳?」
急に聞かれて、俺は女の顔を見てしまう。
「23歳」
答えたら、
「もっと若く見える」
と、言われた。俺はそれは、どういう意味なのか分からずに、
「そう…か?」
とだけ、返事をした。
ローはリビングを素通りして、キッチンで大鍋で水を沸かし、器具を消毒して、殺菌用の紫外線ライトボックスに放り込んだ。
「おい、準備できた、来いよ」
ローが向こうの部屋から彼女を呼んで、彼女は立ち上がる。
「紅茶、美味しかった。ありがとうね」
ヒールを履いてるからか、腰の位置が高い。
「ロロノア、お前も来てくれ」
ローに呼ばれて、俺はケバブを口に入れるだけ入れて、彼女の後を追った。
「なんだ?」
手術用ではない隣の部屋は、一気に、綺麗にアルコール消毒されていた。
「化粧、落とせよ。ここに来るときは、化粧してくんな」
女を椅子に座らせて、ローはコットンで丁寧に彼女の顔をアルコールで拭い、真っ赤な口紅付いたコットンを床に無造作に置かれているビニール袋に突っ込んだ。
ローは、
「こいつの顔を押さえててくれ」
と、言った。
俺は意味が分からずに、ただ、指示通りに、
「ちょっと、何すんのよ!」
彼女の頭を後ろから両手で固定する。ローは、やはり、淡々と、
「スゲー痛ぇぞ。注射打ってる時に暴れると困るだろうが」
言った。
そして、彼が宣言したとおり、
本当に、
阿鼻叫喚だった。
メスも料理も何もかも一緒の鍋で茹でる。
沸騰した鍋に、アーティチョークを丸ごと落とし込んで、茹で上がるのを待つ。これが一番、料理が楽だ。
アーティチョークが一個、丸ごと入る鍋が無いので、昼間にローが手術器具を煮沸消毒していた鍋を使うことにした。彼はそれを横目で見るだけで、別に何も言わないから、それでいいんだと思う。
「今日は午後、どこへ行ってたんだ?」
彼はトマトとビーツを半分に切って、フライパンで炒めている。
「高架橋下で落書きして、パルクールしてた。あとは、だらだらと喋ったり」
彼は、視線を落としたまま、
「ふうん…誰と?」
料理をしながら、
「エースとルフィとサンジと…」
チキンを炒めると油がたくさん出るから、
「最近、アイツらに会ってねぇな…元気か?」
それで野菜を炒めると美味い、
「元気だ…エースとルフィはフェイクニュース作って流して、広告料で稼いでるから、一緒にやらないかって言われた」
野菜を炒めながら、
「お前は? Youtubeの作った?」
俺は、
「ああ…。新しいの撮った」
彼は、
「塩、渡してくれ…」
と、彼に塩を手渡す。
「なあなあ、見ろよ」
彼は塩を摘まんで、手を目線まで挙げて、
「トルコの料理番組のマネ」
と、目線をオレに合わせて、塩を振るから、
「っぶ………」
思わず、吹き出してしまう。
「バッカ………何やってんだ」
俺は、笑いながら、彼は、
「アイツら、フェイクニュース作ってんのか。選挙のたびに出る、ワケ分からないスキャンダルとか作るのアイツら上手そうだよな」
俺は、茹で上がったアーティーチョークを、シンクに熱湯ごと落とすと、
「アイツらはYouTubeはやらねぇのか?」
シンクが熱で膨張して、ベコリと音を立てた。
「さあ、知らねぇけど。俺みたいに、いちいち、パルクールやって動画編集するより、簡単で儲かるらしい」
彼は、炒めたチキンと炒めた野菜を皿に盛り、
「俺は、オマエの動きとかリズム感好きだな…。今度、どうやるのか教えてくれよ」
アーティチョークはそのまま皿に置く。
「ああ………」
彼がそんな事を言うとは思ってなかったので、少し、驚いたのだが、
彼は鍋をシンクに置き、蛇口を捻り、食後に洗いやすいように水を溜める。
「お前の才能で、金を稼ぐの俺は賛成だ」
いつものシンプルな夕食。俺は彼の言葉に少し、嬉しくて恥ずかしさを感じた。
「でも、YouTubeで一番、稼いでるのは………」
俺は二人分のフォークを持って、リビングのテーブルに置く。
「どうしたらもっと稼げんのかな?」
俺は、自分の動画にヒントを貰えると思ったのだが、彼は、
「YouTubeで一番、稼いでるのはイスラム国だろうな………」
と、言った。彼は、淡々と、
「捕虜の処刑の動画の再生回数見たか?あの広告料は、ヤツらの資金源になってるんだろ………けっこうな金になるんじゃないか?」
俺は、
「………………」
何も言えなくて、彼は続けて、
「世界で金を稼げるのはクズだからだ」
そう言った。
「資本主義の国じゃ、クズしか稼げねぇ」
言いながら、彼は、アーティチョークの皮を一枚剥がし、溶けたバターに付けて、アーティチョークの柔らかい先を前歯でこそげて食べた。
「食べろよ」
アーティチョークの皿に手を伸ばして、
「お前は、YouTubeで儲けたいのか?」
俺は、アーティチョークを何枚か、バリバリと剥きながら、
「そりゃ………金は欲しい」
実は、iPhoneの事しか考えてなかった。
ローは、
「マルクスの資本論だと、オマエが今、食べてるアーティチョークは買う価値があって」
アーティチョークを口に運ぶ、
「アーティチョークは食べる価値もあるんだ」
根元の柔らかいとこを食べると土臭い、なんとも言えない味が広がってそれが、バターと混ざると美味いのだ。
「だから、オマエがやってることも、見る価値があって、印象深くて何度でも見たくなる、つまり使用価値が高くなれば、ユーザーが増えて」
土臭いといえば、ビーツも最近、やっとうまく感じるようになった。
「きっとうまくいくんだろうな」
彼は、フォークでビーツを刺せるだけ刺して、
「いつか金のiPhoneも買えるようになる」
一気に、口の中に放り込んだ。
俺達はいつも食後に酒を飲む。
「エナメル塗っていいか?」
彼は黒のマニキュアの瓶をテレビの横から持ってきて、
「ああ。どうした?」
スピリットの350ml瓶を、キッチンから持ってきて、
「明日から、3日くらい仕事が空くから…ネイル塗りたいんだ」
彼は、瓶をぐびりと一口、飲み、マニキュアの瓶を開けた。
「手術してると手袋していても、爪先のエナメルがすぐに剥げちまう」
部屋に広がる、シンナーの匂い。昔、馬鹿みたいに吸った。
でも、今はそんなに懐かしくない。
あの時は、心に空いた穴をシンナーで埋めようとしていた。
シンナーで埋まらないと分かると、
ドラッグに頼るようになった。
ぼんやりと、スピリットを味わうわけでもなく、無感情に飲んでいると、
「右手、塗ってくれよ」
ローは右手を俺の胸元に伸ばした。
彼は試すように俺をじっと見た。
彼の自信ある黒い瞳。悪戯に笑う。
その瞳の中に少し、戸惑った俺が映っていて、それはあまり見たくなくて、
俺は、瓶をテーブルに置いて、ロー側にあるテーブルの上のマニキュアの小瓶を取って、
「俺、あまりこうゆうのうまくないんだよな」
と、言った。
「知ってるに決まってるだろ」
ローは左手でスピリットを飲みながら、
「でも、オマエに塗ってもらいたいんだよ」
と、笑う。俺は不器用に、毛先にエナメルとたっぷりと取って、彼の手を掴んで、彼の短い爪先に黒い液体を塗っていく。
親指は横を向いているから塗りにくい。でも、一番、爪の面積があるから、塗りやすい。少し、はみ出しながらも、5本塗って、
「どうだ?」
と、聞いたら、彼は手をかざして、
「はみ出しまくりじゃねぇか。ヘッタくそ」
と、言ったが、
「アリガトな」
と、礼も言った。
エナメルを乾かす間、スピリットを飲みながら、
「ローは、昼間、来た女みたいなの、好みか?」
俺は、なんとなく聞いてみるのだ。
「どうしてそんなこと聞くんだ?」
彼は、ちょっと驚いた顔をして、
「いや、なんとなく……美人だったから」
俺がそう答えると、彼は、
「オマエはあんなのが美人って感じるのか」
と、呟いた。
「いや、美人つうか、俺、オマエの好みが未だに分からないから…」
俺は、スピリットをちびり、ちびりと、飲みながら、
「俺の好み、分かんねぇのか………」
彼は顔を上げて、俺の顔を見るから、
彼の黒い、黒い、
深い色の瞳に光が差し込んで、
俺は吸い込まれるような錯覚に陥る。
口を薄く開けて、
『オマエのこと何もかも分かんねぇよ………』
と、言いそうになったが、結局、
「………………」
臆病な、俺は言葉が出ないのだ。
俯いて、エナメルの乾く匂いとスピリットのアルコールの匂いが混じって、
しょうがなく、スピリットを足すのだ。
瓶の首を持って、酒を煽ると、いくら度数が高いとはいえ、350mlなんてすぐに無くなる。
「もう1本」
俺は立ち上がって、キッチンに向かうと、
彼は俺の背中に、
「最後にセックスしたのはいつだ?」
と、聞いた。俺は振り向くと、
「愛のあるセックスをしたのはいつだ?」
彼は真実の黒い瞳で、俺を見て、
「………………」
答えられない俺に、
「………無いんだな」
と、俺が知りたくない真実を鼻で笑って俺に告げた。
何も言わずに、俺はキッチンの冷蔵庫から横に寝かせてあるスピリットの瓶を掴んで、冷蔵庫の蓋を閉めようとしたら、
「俺にも、もう1本くれ」
と、ローが俺に声を掛けた。
その声色は先ほどの、質問など無かったかのように喋るから、
俺は、少し、苛ついて、
「最後にセックスしたのは………」
瓶を彼の前に乱暴に置いた。
「いつ?」
彼の細い眉毛が片方上がり、
「先週」
俺は、2本の瓶の蓋を、栓抜きで開けて、
「ナマか?」
そこまで聞くか?と、俺は、ムカついてきたから、
「ゴムしてるに決まってんだろ」
言い放った。
「フェラはすんのか?」
俺は顔を反らして、目を閉じた。
「フェラは、するし、されるし、なんなんだよ、オマエ。いい加減に」
スピリットを飲もうと、テーブルに顔を向けると、彼は立ち上がっていて、
先ほど、蓋を開けたばかりのスピリットをそのままにして、席を立った。
その背中は、なんとも言えない、香りがして、
俺も思わず、立ち上がって、彼の肩を掴むと、
「なんだよ」
と、振り向いた彼の顔は怒っていて、
見るからに怒っていて、
でも、ここは俺が怒る立場なのに、何故か、彼が怒っていて、俺はわけが分からない。
「なんで、怒ってるんだよ」
俺がそう尋ねると、
「オマエ、分かんねぇのか」
ゴミを口から吐き出すように、言う。じっと、彼を見詰めて、
「………………」
俺は黙ってしまう。
すると、彼の黒い瞳の中の俺が一気に大きく写りこんだと思うと、
俺に噛み付くようにキスをして、
俺は顎を両手で覆われて、顔を上げさせられて、
そのキスは驚くほど、乱暴で、
驚くほど、良い香りだった。
アドレナリンだか、ドーパミンだか、エンドルフィンだか、
何が何だか分からないが、
彼が口の中に舌を捻じ込ませてきて、
俺の舌を掴もうとする。
俺の心臓がドクンと音を立てて高鳴って、
俺の心臓も掴まれそうになるから、
俺は彼の舌から逃げようとすると、
狭い俺の口の中を彼の舌は執拗に追いかけ回して、
狭い俺の口の中で逃げ場を無くして、
俺の心臓も逃げ場を無くすくらい、
高鳴って、
しょうがない。
「…………んぅっ……やめ………」
いくら逃げようとしても、彼の舌は俺の口腔内を舌で舐め回すから、俺の舌はいくら逃げても、舌以外の所を、舐め回されて、
粘膜を何度も彼の舌で擦られると、
自然と、
下半身が熱くなる。
すると、俺の脚の間に彼は片足を捻じ込ませてきて、彼の方が背が高いから、俺はそれに逆らえなくて、両手で彼の胸を押すのだが、彼は俺に自分の股間を押し付けてくると、
「………うぁっ………」
彼の股間の熱さに驚いてしまって思わず、声を上げた。彼はべろりと、口周りを舐めて、
「オマエ、良い匂いするな………」
と、言った。
「ずっと前から、良い匂いがしてたんだ………」
そのシャープな黒い瞳は、獣のようで、
今まで味わった事のないような、ぞくりとした感触が背筋を駆け上がった。
彼は俺の指と指を両手、絡めて、握り締めて、両指を絡めたまま���握り締めて、
「もっと、はやくにテメェにキスすりゃよかった」
と、吐き捨てるように言い、
「………んぅ」
また、今度は下からすくい上げられるように、
食い付かれるように、キスをされた。
角度を変えると、唾液が、少しだけ零れて、
���はその唾液を逃さないように、
頬を摺り寄せるように、
キスをする。
その感覚に目をぎゅっと瞑る。
目を閉じているから何が起こってるかなんて分からないけど、
目を開けていたとしても、たぶん、何が起こっているか分からないだろうから、
そんな些細な事は今は気にしなくていいんだろうけど、
彼がキスをする度に、彼の髭が俺の顎を擦ったりして、
それでさえ気持ちいい。
絡められた指先まで握り締められて、指先がじんじんする。
指の根元に彼の指輪が当たって、俺の指の付け根に押し付けられる。
首筋の後ろから耳の後ろにかけて、じんじんする。
キスを角度を変えて、それでも、キスを、彼はやめてくれないから、俺の顔は上を少しずつ、向いてしまって、喉がせり上がる。
「…………んぅぅ」
首の後ろが詰まるから、息苦しくなって、
俺は、彼の腹を膝で蹴った。
「イッテェな………」
彼は、べろりと舌を出して、俺を睨んだ。
その切れ長の、瞳が俺を捉えて、掴まえて離さないから、俺は目を反らす。
口を薄く開けると漂う虚無感。
キスを止められると、
それも嫌なのだ。
その隙に、俺は彼に片手で両腕を掴まれてしまい、もう片腕で腰を引き寄せられて、
腰をぴったりと密着させられて、
「………イヤだ」
焦る。
拒絶の言葉は、
「うるせぇ」
彼の逆鱗に触れて、
俺は彼に抱きかかえこまれて、ソファに無理矢理、運ばれる。足をバタつかせても、微妙な身長さで、抗えない。
ソファの上に投げられて、反動で上半身が浮く、その瞬間でさえ許してくれずに、彼はまた俺にキスをしてきて、
「…………んんんん」
脚を大きく抱えあげられて、俺は両手で突っぱねるが、
指先しか、かからない感触。
目の端から涙が出てくる。
頬が熱くなる。
「泣くくらいイヤか………?」
「わかんねぇ…っよ」
俺は、泣きじゃくりながら、
「わかんねぇんだよ、お前の気持ちも…俺の気持ちも………」
彼の首筋に顔を埋めて、
「そんなに次から次へと、言わないでくれ」
お願いをする。
「イヤじゃない…でも、どうしたらいいか分からないんだ」
彼は身体を少しだけ、離して、俺の顔を覗き込んで、
「イヤじゃないのか………」
俺は頷いた。
「イヤじゃない………」
首を振りながら、
「でも、なんで……お前が俺にキスするか分からないんだよ………」
縋るように、質問をする。
彼は、驚いたように目を見開いて、
「なんでって………なんで、分からないんだよ?」
聞くから、
「知るかぁ………」
俺は、顔を反らせて、彼の身体の下から逃げ出そうとする。
「俺は、オマエが………」
俺の肩を引き寄せて、
「好きなんだよ………」
と、言われた。
初めての言葉に、俺は言葉が出ない。
「………………」
絶句している俺に、
「好きなんだよ!分かれよ!」
やけくそみたいに言って、
「分かってくれよ!」
彼は、俺の胸の中に顔を埋めた。
「俺こそ、どうしたらいいのか分かんねェよ!」
俺のシャツを掴んで、ぐちゃぐちゃにしながら、
「オマエは何歳だ!? いつから情緒が止まってんだよ!」
怒鳴るから、
「知らねェよ!」
俺も怒鳴る。
「ホントによく分かんねェんだよ!オマエだけじゃなくて、誰に対しても!」
俺は、彼の背中を抱き締めて、
「でも、イヤじゃないんだ」
と、言った。
「オマエはイヤじゃない…」
彼の顔を覗き込んで、
「オマエみたいに………俺は、好きとか嫌いは分かんねェんだよ!」
絞り出した声で、
「ただ、イヤじゃない………」
告白する。
「それだけは分かる」
彼は、
「そうか………」
納得したように頷いて、
「今の俺にはそれで十分だ」
唇を頬に寄せて、キスをした。
「俺とキスするのはイヤか?」
聞くから、
「そんなことは、ない………」
首を振ると、優しく口付けされた。
柔らかい彼の唇が、重なって、
「………ぅん……」
唇が押し当てられて、
気持ちがいい。
温かい、彼の唇の感触が、
気持ちいい。
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琉球新報「共謀罪成立は数の力借りた民主主義の破壊!独裁政治許さない!」 琉球新報「共謀罪成立は数の力借りた民主主義の破壊!ナチスがー!独裁政治許さない!」 1 :名無しさん@涙目です。(茨城県)@\(^o^)/:2017/06/16(金) 07:56:06.41 ID:Kz6nmZTG0.net <社説>「共謀罪」法成立 民主主義の破壊許さず2017年6月16日 06:01 数の力を借りた議会制民主主義の破壊は許されない。 犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」法が参院本会議で成立した。自民、公明両党が参院法務委員会での審議を省略する「中間報告」と呼ばれる手続きで採決を強行し、与党と日本維新の会などの賛成多数で可決した。この法律は監視社会を招き、憲法が保障する「内心の自由」を侵害する。捜査機関の権限を大幅に拡大し、表現の自由、集会・結社の自由に重大な影響を及ぼす。 衆院は十分な論議もなく法案を強行採決した。「良識の府」であるはずの参院も20時間足らずの審議で同様の暴挙を繰り返したことに強く抗議する。法案の成立は認められない。もはや国民に信を問うしかない。 中間報告は国会法が定める手続きだが、共謀罪法は熟議が必要であり、一方的に質疑を打ち切るのは国会軽視である。学校法人「加計学園」問題の追及を避けるためだとしたら本末転倒だ。 政府は共謀罪法の必要性をテロ対策強化と説明し、罪名を「テロ等準備罪」に変更した。テロ対策を掲げて世論の賛同を得ようとしたが、同法なくしては批准できないとする国際組織犯罪防止条約(TOC条約)は、テロ対策を目的としていない。TOC条約の「立法ガイド」を執筆した米国の大学教授は「条約はテロ対策が目的ではない」と明言している。政府が強調する根拠は崩れている。 日本政府は共謀罪法を巡り、国連人権理事会のプライバシーの権利に関する特別報告者からも「プライバシーや表現の自由を制約する恐れがある」と指摘されている。だが、理事国である日本政府は国際社会の懸念に対して真剣に向き合っていない。 共謀罪法は日本の刑法体系を大きく転換し、犯罪を計画した疑いがあれば捜査できるようになる。政府は当初「組織的犯罪集団」のみが対象であり一般人には関係がないと強調してきた。しかし参院で「組織的犯罪集団と関わりがある周辺者が処罰されることもあり得る」と答弁した。周辺者を入れれば一般人を含めて対象は拡大する。 さらに人権団体、環境団体であっても当局の判断によって捜査の対象になると言い出した。辺野古新基地建設や原発再稼働、憲法改正に反対する市民団体などが日常的に監視される可能性がある。 かつてナチス・ドイツは国会で全権委任法を成立させ、当時最も民主的と言われたワイマール憲法を葬った。戦前戦中に監視社会を招いた治安維持法も、議会制民主主義の下で成立した。共謀罪法は論議すればするほどほころびが出ていた。強行採決によって幕引きしたのは「言論の府」の責任放棄である。過去の過ちを繰り返した先にある独裁政治を許してはならない。 15 :名無しさん@涙目です。(SB-iPhone)@\(^o^)/:2017/06/16(金) 08:04:44.38 ID:3McZig600.net>数の力を借りた議会制民主主義の破壊 これはギャグなのか? VIPのスレタイみたいだな 9 :名無しさん@涙目です。(山梨県)@\(^o^)/:2017/06/16(金) 08:02:36.98 ID:ADtDREL+0.net都合が悪くなると数の暴力とかいうのほんと頭悪く見えるからやめた方がいいよ サヨク勢力退潮するわけだわ 3 :名無しさん@涙目です。(関西地方)@\(^o^)/:2017/06/16(金) 07:58:52.32 ID:sK9FiV2M0.net「数の力」を持つ大勢の人間=一般大衆、を 「数の力」を持たない一部の人間=権力者、が押さえつけて支配する。 それを世界では「独裁」と呼びます。 Source: ヒロイモノ中毒
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