Tumgik
#東方封魔録
amatsu-kaeru · 1 year
Text
Tumblr media
東方24 - 里香/Rika
100 notes · View notes
31061 · 2 years
Text
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
125 notes · View notes
miurapicture · 2 years
Photo
Tumblr media
252 notes · View notes
touhou-memories · 5 months
Text
About the titles of the first three Touhou games
The names of the first three Touhou games are:
東方靈異伝 ~ (The) Highly Responsive to Prayers
東方封魔録 ~ (The) Story of Eastern Wonderland
東方夢時空 ~ (The) Phantasmagoria of Dim.Dream
I've put "the" in brackets because in official media, there are instances with and without the definite article.
Title screens
The title screen of Touhou 1 says The Highly Responsive to Prayers and the title screen of Touhou 3 says The Phantasmagoria of Dim. Dream. Story of Eastern Wonderland has only the Japanese part of the name in the title screen (see /tagged/title2).
Tumblr media Tumblr media
Mystic Square references
In Mystic Square's "Touhou Project All Cast" which appears after the ending scenes of the extra stage, the names are as follows:
「東方靈異伝」 ~ Highly Responsive to Prayers
「東方封魔録」 ~ The story of eastern wonderland
「東方夢時空」 ~ The Phantasmagoria of Dim.Dream
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
Akyu's Untouched Score
The page listing the tracks from Akyu's Untouched Score 5, 3, and 4 have the names of the games as follows:
東方靈異伝 ~ Highly Responsive to Prayers
東方封魔録 ~ the Story of Eastern Wonderland
東方夢時空 ~ Phantasmagoria of Dim.Dream
Source of the cover images: thwiki.cc.
Tumblr media Tumblr media Tumblr media
ZUN's website
At https://www16.big.or.jp/~zun/html/music_old.html
東方靈異伝 ~ Highly Resposive to Prayers
東方封魔録 ~ the Story of Eastern Wonderland
東方夢時空 ~ Pantasmagria of Dim.Dream
Tumblr media
At https://www16.big.or.jp/~zun/html/pmd.html
東方靈異伝 ~ Highly Resposive to Prayers
東方封魔録 ~ the Story of Eastern Wonderland
東方夢時空 ~ Pantasmagria of Dim.Dream
Tumblr media
78 notes · View notes
mugenfinder · 7 months
Text
youtube
Someone did a sort of remake of Touhou 2, but you play as Rin Satsuki.
Don't know how the name translates.
17 notes · View notes
aham22 · 9 months
Text
Tumblr media
rika 東方封魔録 〜 the Story of Eastern Wonderland.
15 notes · View notes
aya-azana · 27 days
Text
スクレイピング・ユア・ハート ― Access to SANUKI ―
あらすじ 平凡な大学院生である丸亀飛鳥。 新規気鋭のイラストレーターで、飛鳥の後輩である詩音。 四年ぶりの再会を経て、二人は奇妙な出来事に巻き込まれていく――――
 物語の始まりなんて、なんでもよかった。  偉人の言葉を引き合いに出して、壮大な問題を提起する冒頭が思いつかない。洒落た言い回しを使った、豪華絢爛な幕開けが思いつかない。ああ、思いつかない。とにかく、思いつかないの。  一般教養が足りないとか、センスがないとか、そんなんじゃない。  ただ、平坦。二十三年生きた人生に山も谷もない。  一般的な都内の中流家庭に産まれ、すくすくと成長し、苦難なく小中高大を卒業。  特に研究したいこともないが、働くのが嫌で大学院へ。研究生活の中で平均くらいの能力を身につけ、今でもゆるゆると日常を謳歌している。  そんな人間が想い描く物語だ。たとえ始まりを豪華絢爛にしたところで、面白くともなんともない。  だから、始まりなんてなんでもいいん『そんなことないわ』  ……そうかしら。それなら、もう少し頑張ってみ「お願いだから止まって、止まって!」  ……どっちよ。  これは、寝る前にするちょっとした妄想。クラスを占拠した悪漢を一人でやっつける、みたいなもの。  目を瞑っているのだから周囲は真っ暗だし、私以外の声が聞こえるわけ「先輩!先輩!しっかりして!」  うーん。うるさいわね。  聞き覚えがある女の子の声。少しガサついていて綺麗な声音ではないのだが、なぜか心地よくて、落ち着く。  ……寝る前に聞く、ちょっとえっちなASMRの切り忘れね「先輩!?」。面倒だけど一度起き『ダメよ』
 身体がビクン、ビクンと震える。
 表面上は高潔な雰囲気を纏っているものの、ねっとりとした厭らしさが滲みでて、根底にある魔性を隠しきれていない女性の声。  今まで一度も聞いたことがない。声の主なんて知るはずがない。それでも狂しいほど切なく、堪らないほど愛おしい。  そんな声が全身を駆け巡り、電撃のような痺れとなって身体を激しく愛撫したのだ。  『貴女の全てが欲しいの』  唐突に発せられた媚薬のような愛の囁きに、動悸が早くなって頬が火照る。恋愛感情に近い心の昂りが瞬く間にニューロンを焼き焦がして、身体にむず痒い疼きを与えた。  『貴女は快楽の熱で、ドロドロに蕩かされていく』  そう告げられると、容赦ない快感が次々と身体に打ちつけられ始めた。  堪らず身を捩ろうとするが、金縛りに遭ったように手足が動ない。舐めしゃぶられるように身体中が犯され、許しを乞うことすらできない。ただ一方的にジュクジュクとした甘ったるい快楽の波が全身に蓄積していく。  やがて許しを懇願することさえ忘れ、頭の中が真っ白に染まってしまう。もう耐えきれない、決壊してしまう。  『そして、深く深く流れ落ちていく』  そのタイミングを見透かしたように、許しの言葉が告げられる。同時に、心の器が壊れ、溜め込んだ全ての快感が濁流のように全身を駆け巡った。  意識が何度も飛びそうになって、頭のチカチカが止まらない。獣のように声にもならない嬌声をあげながら、やり場のない幸福感に身を委ねて甘く嬲られることしかできない。何もかもがどうでもよくなる程、気持ちがいい。  永遠に思えるような幸福な時間を経て、すぅっと暴力的な快楽が引いていくのを感じた。代わりに、深い陶酔の中へ身体が沈み始める。  そして、自然と強張っていた身体から力が、いや、もっと大切な何かが抜けていく。でも危機感はない。  たとえ声の主が猛獣で、彼女に捕食されている最中であっても、私は目を開けず身を任せてしまうだろう。  ゆっくりと身体の輪郭が曖昧になり、呼吸が浅くなっていく。意識が朦朧として何も考えられない。ただ、恍惚たる快楽の余韻に浸りながら、彼女の言葉の通り深く深く、流れ落ちていく。  『おやすみなさい、愛しい貴女』  赤ん坊に語りかけるような優しい声音で別れが告げられる。そして、私の意識はブレーカーが落ちたようにプツンと切れた。  遠くからぼんやり響いた悲痛な叫びは、もう私に届くことはなかった。
 ***    もしあたしにインタビュー取材依頼がきて、最も影響を受けた人物を聞かれたら、間違いなく先輩と答えて彼女への想いを語り続けるだろう。  コラム執筆依頼がきたら必ず先輩の金言を引き合いに出して最高のポエムに仕上げるし、ラジオに生出演したら「いぇい、先輩、聴いてるー?」が第一声と決めている。  現に初めて受賞した大きなイラストコンテストの授賞式の挨拶では、会場にいない先輩に向けて感謝の気持ちを述べた。それほどまで、高校で先輩と過ごした二年間はかけがえのない宝物だったのだ。  だから、あたしという物語の始まりは必ず先輩との思い出を引き合いに出すと決めている。  そんな小っ恥ずかしいことを寝巻き姿で平然と考えてしまう程、あたしこと讃岐詩音は浮かれていた。  なんせ今日は先輩と四年ぶりの再会である。  窓から差込む小春日和の暖かな日差しが、今日という素晴らしい日を祝福しているようにも思えた。
 「詩音、朝ごはんできてるわよー」  「うん」  一階から聞こえたママの呼びかけに応じる、蚊の鳴くような声。自分のガサついた地声が嫌で、どうしても声量が小さくなってしまう。  おそらくママには聞こえていないので急いで自室から出て階段を降り、リビングに移動する。閑静な高級住宅街に建つ一軒家に相応しくないドタバタ音が鳴り響いた。  「危ないからゆっくり降りてきなさいって言ってるでしょ」  ママのお小言に無言で頷きながら、焼きたてのバターロール一個とコップ一杯のスープをテーブルに運ぶ。いつものご機嫌な朝食だ。  「バターロールもう一個食べない?消費期限今日までなの」  ママの問いかけに対して首を横に振って拒否した。少食なあたしにとって、朝の食事はこの量が限界。これ以上摂取すると移動の際に嘔吐しかねない。  「高校でバスケやってた時はもっと食べてたのに。ママ心配よ」  そう言われてしまうと気まずいが断固としてNOだ。先輩との大切な再会をあたしの吐瀉物で汚したくない。  話題を逸らすためテレビをつけると、ニュースキャスターが神妙な面持ちで原稿を読み上げていた。  「横浜市のアトリエで画家の東堂善治さんが倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたが意識不明の重体です」  たしか、以前参加したコンテストの審査員だったような。国際美術祭で油彩画を見たような。あと生成AI関連で裁判がうんたら。  「東堂さんは世界的に権威のあ……また、スポンサー契約を交わしていたFusionArtAI社に対して訴……捜査関係者によると奪われた絵……」  ニュースの内容を聞き流していると、概ねの内容は記憶と合致していた。どうやら、高校を卒業してから勉学の道には進まず、創作活動に勤しむようになったあたしの記憶力はまだ健在らしい。少しだけ、ホッとした。  「最近物騒ね。よく聞く闇バイト強盗かしら。ほら、この前も水墨画の先生が殺されたじゃない。詩音も今日のおでかけ、気をつけなさいよ」  「ん、気をつける」  ママを心配をさせないために少しだけ大きな声で返事をして、深く頷いた。  食事を終えた後、アイロンがけされた一張羅に着替えて身なりを整え、先輩が待つ喫茶店へ向かった。    ***    ――――ちょうど三週間前のこと。  本業のデジタルイラストの息抜きとして始めた水彩画にハマりにハマって、気がつけば丑三つ時。ふと先輩の顔が頭に浮かんだのだ。  丸筆とパレットを置いてから勢いよくベッドにダイブして寝転がり、流れるようにエプロンのポケットからスマホを取り出す。  先輩はSNSを実名で登録するタイプではない。それでも広大なネットのどこかに先輩の足跡みたいなものがないか、淡い期待を抱いて名前を検索してしまう。  そんな自分がちょっと気持ち悪い。  自己嫌悪に陥りつつ検索結果を眺めていると、思いもよらない見出し文を見つけたので間髪入れずにタップした。
 「情報システム工学専攻修士1年生の丸亀飛鳥さんが、AIによる雛の雌雄鑑別システムに関する研究で人工知能技術学会最優秀論文賞を受賞しました」
 ゆっくりとスクロールしながら情報を集める。やがて研究室のホームページに掲載された集合写真にたどり着く頃には、これが先輩の記事であることを確信した。  ……正直言って自分がだいぶ気持ち悪い。  「やっぱり先輩はすごい。うん、とてもすごい人だ」  先輩の活躍ぶりに足をばたつかせながら興奮していると、ピコンと仕事用のアドレス宛に一通のメール。見慣れないアドレスだったが、ユーザー名が目に入った瞬間飛び起き、正座になる。  「marugame.asuka0209って、これ絶対に飛鳥先輩だ!」  偶然にしては出来すぎているが、なんの警戒もなく開封をして内容を隈なく読み込み――――読み終える頃には呆然としていた。  要約すると研究協力の依頼であり、可能であれば一度会って話せないか、という非常に堅苦しい内容である。  気がつくと涙が頬を伝っていた。  四年ぶり、つまり先輩が卒業してから初めて貰った連絡。元気?今度ご飯でも行かない?みたいな、そういうのを期待していたあたしがおバカじゃないか。  ――――いいや、先輩が悪いわけではない。これが普通。むしろ、あたしがおかしい。  何を隠そう、あたしと先輩の間に特別な繋がりはない。友達でもなければ恋人でもない。ただ、バスケ部の先輩後輩というだけで、練習と試合だけが共に過ごした時間の全て。連絡も練習に関することだけ。そんな程度の仲。  「……それでも好き」  あたしに手を差し伸べてくれた先輩に対する想い。四年経ってもこの気持ちは色褪せていない。  でも、これが最後になるかも。もし拒絶されたら、ただの先輩後輩ですらなくなってしまったらどうしよう。そう思うと、胸が苦しくなる。だから今まで一度も自分から連絡できなかった。  ――――涙を拭い、ありったけの勇気を振り絞る。  先輩に会ってお話しがしたい、その気持ちだけで震える指をどうにか動かし、書いては消してを繰り返す。文面が完成しても、何度も声に出して読み上げ続け、早三時間。返信を完了する頃には外が薄明るくなりつつあった。  急にドッと疲れが出て、再びベッドに倒れうつ伏せになり、顔を枕に埋める。そのままうめき声を上げて、湧き出る混沌とした感情を擦り付けていく。  このあられもない姿がママに目撃されていたことは、あたしの人生最大の汚点となるのだった。    ***    ――――いつの間にか私はドアの前に立っていた。  温かみを感じるレトロな木製のガラスドア。ここは大学から離れた場所に佇む、少し寂れた喫茶店の玄関前だ。私の憩いの場の一つで、よく帰り道に訪れている。  ぼーっとしていると、店内が薄暗いからか自分の姿が���ラスに反射していることに気がついた。  ガラスに映る、ケープを羽織ったおさげ姿の美少女。うどんのように白い肌が彼女の纏う儚さに拍車をかけている。    彼女の名は讃岐詩音。    私の一個下で、高校バスケ部の後輩だ。  某バスケ漫画に憧れて入部したという詩音は、初心者という点を考慮しても信じられないほど下手だった。  ドリブルや��スはへんてこだし、一番簡単なレイアップシュートすらろくに出来ない。おまけに口数が少ない不思議ちゃんで、趣味と特技がイラストときた。  そのため、次第に周囲から腫れ物のように扱われるようになる。  それでも詩音は部活を辞めず、直向きに人一倍努力を続けた。  しかし、周囲からの扱いは変わることはない。下手っぴが一人で頑張っても嘲笑の対象になるだけだ。  だから私は、詩音に手を差し伸べた。少しでも彼女が笑顔になれるように。  ――――精一杯頑張る彼女の姿が、どこか冷めていた私の憧れだったから。    原因は不明だが、今、私は『詩音』の姿になっている。まるでVRを体験しているようだ。なんにせよ、玄関前で棒立ちを続けるのは迷惑だ。  混乱しながらドアを開けて入店すると、店員がにこやかに迎え入れてくれた。  「いらっしゃいませ、讃岐さんですね。丸亀さんはあちらの席でお待ちです」  会釈をするも、妙な違和感。戸惑いながら店員の案内に従い、席に移動した。そして私は大っ嫌いな女と対面することになる。  緑色の黒髪が綺麗な、リクルートスーツ姿の美女。気品のある見た目をしているが、中身は空っぽ。連絡が来ないから嫌われたと思い込み、自分を慕う後輩を四年間も放置したクズ。そんな女性が私を見て微笑む。
 『久しぶりね、詩音』
 そう、『『私』』だ。まるで鏡を見ているかのように、『私』が机を挟んだ向こう側に存在している。  詩音と四年ぶりに再開したあの日の夢を見ているのだろうか。  唖然とする私を無視して、目の前に座っている『私』は一方的に話を進めていき、本題に移り始める。
 『研究室が推進するイラスト生成AIプロジェクトが難航しているの』
 原因は技術の普及と発展に伴って、目視であっても判別できないAIイラストがウェブ上に溢れかえったことだ。  その結果、クローラープログラムがウェブを巡回してイラストを収集するスクレイピング技術で作られた学習データにAIイラストが混入し、AIプログラムが崩壊する報告が多数出ている。  余談だが、私の研究は養鶏農家から提供される写真を使用しているため、全く影響を受けなかった。それゆえ、最優秀論文賞を繰り上げ受賞してしまったのだ。
 『研究用のデータ加工が大変なのよ』
 これはイラストレーター達が自衛として、データをそのままウェブにアップロードしなくなったからだ。  近頃はデジタル画像を紙に印刷した作品やアナログ作品を造花などで飾り付けてからカメラで撮影する、2.5次元作品が主流となっている。  イラスト本体の解像度劣化やカメラフィルターによる色合の変化、装飾物による境界の抽象化などが原因で、2.5次元作品はAIで学習できない。  修正AIで2.5次元作品を2次元作品に加工しようとしても、誤認識のパレードである。そのため、ゆうに一万を超える大量のデータを人力で加工するしか手立てがないのだ。
 『FusionArtAI社のデータも法外的な値段で八方塞がりなの』
 FusionArtAI社は唯一ピュアなイラストデータを扱っているユニコーン企業だ。東堂善治のような大御所アーティストらと契約し、安定して高品質なデータを取得しているらしい。  AIやらNFTやらを壮大に語っているが事業内容がよく理解できない。それに莫大な資金が何処から出ているのか非常に疑問である。  加えて詩音がモニターとして、AIの学習を阻害する絵具を貰ったのだとか。胡散臭すぎる。
 『だから詩音のイラストのデータを全て譲って欲しいの』
 「……は?ちょっと待ちなさい」
 今まで無言で頷いていたが、思わず声が出てしまう。
 『貴女の全てが欲しいの』  「そんなこと言っていない!私は研究協力の依頼を断るように警告したのよ!!」    ことの発端は詩音がイラストコンクールの授賞式で私の名前を出したことである。偶然その授賞式に私の指導教員も来賓として出席していたのだ。  後日、ゼミで彼女の挨拶が話題に出され、私は迂闊にも恥ずかしさのあまり過剰に反応してしまった。  指導教員は詩音が語った人物が私のことだと察した。そして詩音宛に研究協力の依頼を出すよう、私に指示を下したのだ。  なんせ、詩音は今や業界を席巻する超新星。その作品を利用できれば、データの質の担保だけでなく、研究に箔をつけることができる。  下手をすれば詩音が筆を折りかねないその指示に対し、私は強い憤りを感じた。  しかし、上の言う事は絶対。だから大学から離れた喫茶店に呼び出し、密かに依頼を断るように警告したのだ。  ……加えて、授賞式のようなオフィシャルな場で無闇矢鱈に人様の個人情報を出さないよう、情報リテラシーの講義もみっちり実施した。  詩音は私の言葉を素直に聞き入れてくれた。ただし、研究室の厄介事に巻き込んだお詫び?として、週末に作品撮影のアシスタントをする約束をした。    ――――その撮影日が今日。  そこは、誰も寄りつかない瓦礫まみれのビーチ。  遥か昔、海辺に栄える水族館だった場所。  青空の下、詩音が無我夢中になって作品の飾り付けをしている。  装飾材を補充するため、彼女が水彩画に背を向けた刹那。  額縁からコールタールに似た漆黒の液体が勢いよく溢れ出し、彼女を襲う。  だから私は彼女を突き飛ばして。  悍ましく蠢く闇に、『食われた』。    「……ようやく思い出したわ」  これは、妄想でも夢でもない。相対する『私』の皮を被る怪異が起こした現象だ。  理解不能な存在に生殺与奪の権を握られている。その事実を認識した途端、体に悪寒が走り、鳥肌が立つ。今にも腰が抜けそうだ。  怪異は恐れ慄く私の眼をじっとりと見つめながら、ブリーフケースから同意書とペンを取り出し、机の上に置いた。  『貴女とはいい関係になれると思うの』  そう言いながら、怪異は小指を立てながら厭らしく微笑む。  私の生存本能が、この文字化けした書類にサインをしてはいけないと警鐘を鳴らしている。サインをすれば、死ぬ。  それでも私は震える手でペンを掴んでしまう。    ……だって、私なんかが敵う相手じゃないもの。   怖くて泣きじゃくる無様な私に何ができるの。  そうね。きっと、あっけなく死ぬのよ。  ――――そうだとしても    「大切な後輩を襲ったお前だけは、絶対にぶっ殺してやる!!」    私は決死の覚悟を決め、一世一代の大啖呵を切った。瞬時に怪異に対する怒りの炎が燃え上がり、滞っていた思考が急激に動き始める。  相見えるは常識の埒外の存在。裏を返せば奇想天外な自由解釈が可能であり、不格好でもそれっぽい仮説を立ててしまえば、私にとっては常識の埒内の存在になる。  きっとそう強く信じなければ、目の前の『私』は倒せない。  唇に人差し指をあてながら、ただひたすらに、常識や記憶の間に無理やり関連性を見出して理屈をこじつけることを繰り返す。  やがて、その思考過程を経て、一つの結論に辿り着く。    この怪異の正体は、『クローラーを模した淫獣』だ。    こいつは複数回にわたって人を襲い、心の記憶から作品を抽出していくタチの悪い存在。全ての作品を取り込み終えると、獲物に大量の快楽成分を流し込んで再起不能にする恐ろしい習性を持つ。  おそらく詩音も何度か寄生されていて、今日が最後の日になるはずだった。  ところが、すんでのところで私が身代わりになったため、情報の吸い残しがあると誤認が生じてしまった。それは淫獣にとって重大なエラーである。  そこで、やり直しを試みるも、改めて詩音の同意が必要となってしまった。  だから先日の会話に基づいてこの空間を生成し、『私』の皮を被ってサインを迫っているのだ。――――今、自分が捕食している獲物が『丸亀飛鳥』であることに気が付かずに。  そして、最も重要なことは淫獣が人工的に作られた存在という点である。  これまでの同意書に重きを置くような言動を見ると、魑魅魍魎の類とは思えない。何より、元凶に心当たりがある。  そう、FusionArtAI社だ。淫獣の正体が例の胡散臭い絵の具であり、密かに多数のイラストレーターを襲っているとしたら、全て辻褄が合う。  ――――そうであると信じるの。そうすれば、こいつに一矢報いることができるはずよ。  汗ばんだ手で同意書を手繰り寄せ、ゆっくりとペン先を近づける。  すると、自分勝手に喋っていた淫獣が口を閉じ、紙面をじっと凝視し始めた。それだけではない。空間を構成する全てが、その瞬間を見逃すまいと監視している。  張り詰めた空気の中、私は素早く紙を裏返して、こう書き記す。    robots.txt  User-agent: *  Disallow: /    その意味は、『クローラーお断り』。  今や対魔の護符に等しい存在となった同意書を握りしめ、勢いよく席を立つ。  「私の全てが欲しい……そう言っていたかしら?」  沈黙。詩音の好意や才能を踏み躙った淫獣は、口を開かない。  『An error occurred. If this……』  どこからともなくアナウンスが聞こえるが今はどうでもいい。
 「これが私の答えよ」
 大っ嫌いなクソ女の顔面が吹き飛び、振り抜いた私の拳が漆黒の返り血に染まる。  一呼吸おいた後、心から詩音の無事を願い、静かに目を閉じた。    ***    茜色の空。漣の音。磯の香り……それと、ちょっと焦げ臭い。  そして、私の身体に縋って嗚咽する大切な後輩。  どうやら私は死の淵から生還できたらしい。無事を知らせるため、詩音の頭を優しく撫でる。それでも泣き止まないので、落ち着くまで背中をさすってあげた。  「心配かけたわね。詩音が無事でよかった」  詩音は私の胸に顔を埋めたまま、コクリと頷く。  「先輩も無事?」  「ええ、大丈夫よ」  これ以上、詩音を不安にさせないように気丈な態度をとるものの、重度の疲労を感じ、もはや立つことすらできない。  「ここはまだ危ないから、早く詩音だけでも逃げて」  「やっつけたから、モーマンタイだよ」  詩音が指差す方向を見ると、黒い液体に塗れた水彩画が静かに燃えていた。焦げ臭い匂いの原因はこれか。……やっつけたってどういうことかしら。  些細なことに気をとられている場合じゃない。  先ほどから微かに聞こえる、複数の物音。  何者かが物陰で息を潜め、私たちの様子を窺っている。  今や炭になりつつある淫獣の回収が目的か。いや、それは私がでっち上げた荒唐無稽な陰謀論にすぎない。  ここは、電波が届かない人里離れた廃墟。無防備な女二人がいつ襲われてもおかしくない、危険な場所だ。  詩音も気が付いたのか、私に抱きつく力が強くなる。意地でも私から離れないつもりのようだ。高校の時から感じていたが、この子は気が弱いわりに頑固だ。    ――――息が詰まるような空気を、遠くから鳴り響くサイレン音が切り裂いた。    同時に複数の人影が足音と共に遠ざかっていき、私は安堵の息を吐いた。  「もう大丈夫。定刻を過ぎても私から連絡がなかったら、警察と救急に通報するよう、母さんに頼んでいたの」  半分は今のような不足の事態に陥った時の保険として。  「やっぱり先輩はすごい。うん、とてもすごい」  もう半分は、尊敬の念を向けている後輩から刺された際の保険として。……絶対に黙っておきましょう。    ***    ――――事件から三か月後。  結局、私たちを襲った存在の正体は分からず終い。一方、あの場にいた不審な人影は東堂善治を襲撃した闇バイト強盗であった。そのため私達の不法侵入は霞んでしまい、一切お咎めなし。私達の身に何があったか、深く聞かれることもなかった。  まぁ、警察に事情を説明するにしても――――  FusionArtAI社が作ったスライム型の淫獣に襲われてデスアクメしそうになりました。奴らはアーティストの心の記憶に存在する作品データを狙っています。  という私の支離滅裂な説は口が裂けても言えない。それに、FusionArtAI社が不正会計絡みで呆気なく倒産したため、もう追及のしようがなかった。  ちなみに、詩音は黒い液体の正体が亡霊の祟りだと思い込んでいる。だから制汗スプレーとライターで除霊?しようとして、そのまま引火。あの有様となったそうな。  「貴女のおかげで助かったのかもしれないわね」  私の言葉に首を傾げる後輩は、今日も美少女だ。  あの事件以来、私達はお互いの身を案じて一週間に一回は会うようになった。といっても、毎回普通に遊んでいるだけだ。  今日は私の行きつけの喫茶店でまったりとお茶をしている。お紅茶がおいしい。  紅茶の香りの余韻を味わっていると、詩音の手招きが。  またか、と思いつつ耳を寄せる。
 「先輩のケーキ、一口欲しい」
 耳元で囁かれる妙に蠱惑的な声と熱の籠った吐息にゾクッとしてしまう。あの事件で私が晒した醜態から、余計なことを学んでしまったのだろう。  悪戯っぽく笑う詩音。本音を言ってしまうと非常に嬉しいのだが、どうも照れ臭くて顔を背けてしまう。  でも、これから時間をかけて慣れていけばいい。あの事件が私という物語の始まり、いや、――――私達という物語の始まりと決めたから。  二人に降り注ぐ優しい木漏れ日が、これからの日常を祝福しているように思える。  ――――そんな気恥ずかしいことを考えてしまうほど、私こと丸亀飛鳥は幸せだった。
0 notes
dw5tokusetsu · 1 year
Text
Tumblr media
TITLE:DUGEM WONDERLAND 5
CIRCLE:SoundTeam,LORB/DDB
SPECIFICATION:CD-R + 2pages Booklet
RELEASE DATE:2023/04/30
BOOTH:Webイベントスペース: 橙-009
Track list01. Richiter - Ancient Temple revise / 東方妖々夢 ~ Ancient Temple 東方妖々夢 02. Richiter - Fujin Girl revise /風神少女 東方文花帖 03. JMBS - gadis tomboi /おてんば恋娘 東方紅魔郷 04. FdL_fk - Full Power Knowledge 135000000 /ラクトガール ~ 少女密室 東方紅魔郷 05. Richiter - Youkai Back Shrine Road /妖怪裏参道 東方神霊廟 06. ned - raven power /霊知の太陽信仰 ~ Nuclear Fusion 東方地霊殿 07. Richiter - Invisible Fullmoon /狂気の瞳 ~ Invisible Full Moon 東方永夜抄 08. TOMOYU - Bloom In Reverie /幽雅に咲かせ 墨染の桜 ~ Border of Life 東方妖々夢 09. Liet - Cute Devil, Innocence (Liet NRC Remix) /かわいい悪魔 ~ Innocence 東方幻想郷 10. Richiter - Hakurei /博麗 ~Eastern Wind 東方封魔録
Produce:Richiter(LORB/DUGEM DI BARAT) Illustration & Design:モノラル次郎 Mastering:BEN Guests:JMBS/TOMOYU/FdL/ned/Liet All music composed by ZUN(上海アリス幻樂団)
0 notes
richiter · 1 year
Text
Tumblr media
TITLE:DUGEM WONDERLAND 5
CIRCLE:SoundTeam,LORB/DDB
SPECIFICATION:CD-R + 2pages Booklet
RELEASE DATE:2023/04/30
BOOTH:Webイベントスペース: 橙-009
Track list01. Richiter - Ancient Temple revise / 東方妖々夢 ~ Ancient Temple 東方妖々夢 02. Richiter - Fujin Girl revise /風神少女 東方文花帖 03. JMBS - gadis tomboi /おてんば恋娘 東方紅魔郷 04. FdL_fk - Full Power Knowledge 135000000 /ラクトガール ~ 少女密室 東方紅魔郷 05. Richiter - Youkai Back Shrine Road /妖怪裏参道 東方神霊廟 06. ned - raven power /霊知の太陽信仰 ~ Nuclear Fusion 東方地霊殿 07. Richiter - Invisible Fullmoon /狂気の瞳 ~ Invisible Full Moon 東方永夜抄 08. TOMOYU - Bloom In Reverie /幽雅に咲かせ 墨染の桜 ~ Border of Life 東方妖々夢 09. Liet - Cute Devil, Innocence (Liet NRC Remix) /かわいい悪魔 ~ Innocence 東方幻想郷 10. Richiter - Hakurei /博麗 ~Eastern Wind 東方封魔録
Produce:Richiter(LORB/DUGEM DI BARAT) Illustration & Design:モノラル次郎 Mastering:BEN Guests:JMBS/TOMOYU/FdL/ned/Liet All music composed by ZUN(上海アリス幻樂団)
0 notes
my-little-musicbox · 1 year
Video
youtube
R3 Music Box: End of Daylight/東方封魔録 ~ the Story of Eastern Wonderland【オルゴール】
0 notes
urbangarde · 1 year
Photo
Tumblr media
リミスタありがとうありがとう #CLASICK のこだわり伝わりましたか。 🔴 🔴 🔴 🔴 🔴 アーバンギャルド いちご黒書 MV解禁🍓 https://youtu.be/Ax40eZ0tTOM 【RELEASE】 オールタイムベスト1/25RELEASE! URBANGARDE CLASICK ~アーバンギャルド15周年オールタイムベスト~ 2023年1月25日(水)発売 3枚組45曲収録 ユニバーサルミュージック 💿https://www.urbangarde.net/post/clasick 3枚組で15年の歴史を網羅。未配信レア曲も収録。 新曲「いちご黒書」新REMIX「マスクデリック(ver.3.0)」も。 あなたの黒歴史、赤歴史に変えて下さい。 【収録曲】 DISC-1〈2007-2013〉(15曲) 1.いちご黒書[※1] 2.セーラー服を脱がないで 3.女の子戦争 4.水玉病 5.修正主義者 6.コンクリートガール 7.傷だらけのマリア 8.プリント・クラブ 9.保健室で会った人なの 10.スカート革命 11.ときめきに死す 12.ももいろクロニクル 13.生まれてみたい 14.病めるアイドル 15.さよならサブカルチャー DISC-2〈2014-2022〉(15曲) 1.ワンピース心中 2.さくらメメント 3.自撮入門 4.くちびるデモクラシー 5.シンジュク・モナムール6.平成死亡遊戯 7.あくまで悪魔 8.あたしフィクション 9.大破壊交響楽 10.言葉売り 11.神ングアウト12.君は億万��素 13.映えるな 14.アンドロギュノス 15.東京REMIX DISC-3〈EP, BEST, LIVE, RARE TRUCKS〉(15曲) 1.都会のアリス 2.コインロッカーベイビーズ 3.ふぁむふぁたファンタジー 4.少女元年 5.エクリチュールアバンチュールシュール 6.オペラ・オペラシオネル 7.キスミーきれいみー 8.マスクデリック(ver.3.0)[※2] 9.天使にしやがれ(Android52 REMIX) 10.ワンピース心中(Yunomi REMIX) 11.スカート革命(French pop ver.) 12.箱男に訊け(LIVE~2016 天使 des 悪魔~)[※3] 13.少女にしやがれ(LIVE~2018 KEKKONSHIKI~)[※3] 14.堕天使ポップ(LIVE~2018 KEKKONSHIKI~)[※3] 15.セーラー服を脱がないで(LIVE~2018 KEKKONSHIKI~)[※3] [※1]:新曲 [※2]:新リミックス [※3]:ライブ音源 【オンライン特典会開催決定!】 1/28リミスタ開催決定! レギュレーション、予約方法などはこちら! https://limista.jp/projects/3663 【店舗特典解禁】 特典はなくなり次第、終了となります。 ●タワーレコード A2ポスター http://tower.jp/item/5590368 ●amazon メガジャケ https://amzn.asia/d/cGlCK8I なお商品封入特典として ●水玉キューピーステッカーを復刻、同梱! 【パネル展開催】 アーバンギャルド15周年記念アルバム『URBANGARDE CLASICK ~アーバンギャルド15周年オールタイムベスト~』発売記念パネル展 タワーレコード新宿店にて開催決定! https://www.urbangarde.net/post/panel #URBANGARDE #アーバンギャルド #CLASICK #浜崎容子 #松永天馬 #おおくぼけい #technopop #テクノポップ #tokyopop #menhera #menheru #byoki #メンヘラ #病気 #サブカルチャー #ロリィタ #サブカル #病みかわいい #病み垢 #なんて嘘です https://www.instagram.com/p/Cn9kqxVpozU/?igshid=NGJjMDIxMWI=
1 note · View note
rakuza330 · 6 years
Photo
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
2016年11月〜2017年2月頃。この頃から東方絵が目立つ。
6 notes · View notes
31061 · 1 year
Note
Will you ever do the pc-98 midbosses because I never seen them in zuns artstyle before (like noriko, matenshi, hikariko, wheel demon and ayana)
Here's a picture if you like.
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
96 notes · View notes
frostyman116 · 7 years
Photo
Tumblr media
Mima on a skateboard.
16 notes · View notes
yassangsxr · 2 years
Text
新サクラ大戦をクリアして
新サクラ大戦をクリアして、色々考えさせることが多かったので記録しておこうと思う。最近PS5を購入した友人からPS4をもらったので新サクラ大戦をプレイしたので随分発売から時間が経っているが評判とかは知らない状態でプレイしました。
プレイしていてダメなところが目立ってたので、何がダメなのか分析したいと思う。
1・序盤のセットアップが良くない。
2・世界帝華撃団大戦がサクラ大戦と食い合わせが良くない。
3・アクションパートの作りが良くない。
4・ラスボスが良くない。
以上、4つくらいが絡み合って総合的に良くない形になってしまったと思う。
まず、1・序盤のセットアップが良くない。
基本設定が、「帝都東京を魔の手から守る少女たち」を受け継いでいるはずだが、蓋を開けてみれば「帝都東京を守っていない」という状態から始まるので、本当は「なぜ守っていないのか?」を彼女たちから表現するべきなのに上海華撃団という新規キャラクター(団体)から説明されるので、プレイヤーは「上海華撃団ってなんだ!」という余計な情報を追加られるので
「なんだ、これ?」
が発生してしまうのではないかと思います。
この問題は2番のところから発生してる問題なので絡み合っていますね。
帝国華撃団から「守りたいのに守れない」というジレンマをもっと表現しないとこの物語は難しいでしょうね。
世界華撃団大戦がなければ、「守りたいが敵が強すぎる」という試練を隊長ともに成長するというストーリーが構築できるんですが、2番の問題が足を引っ張ります。
2・世界帝華撃団大戦がサクラ大戦と食い合わせが良くない。
敵対する相手が「降魔」と呼ばれる存在がいるのに、世界中の華撃団と戦うという設定により最終的な敵が見えなくなってしまいました。
この問題は4番に直結する大問題です。
新規の女性キャラクターを登場させてストーリーに厚みを持たせるための世界華撃団大戦でしたが、ゲームの構成上アドベンチャーパートでわざわざ会いに行かないとストーリーが進展しないので、本編のストーリー上に絡みづらいんです。
それでいて本編に絡むときは、「嫌なライバルキャラ」として登場してくるので、ここでもプレイヤーは「なんだ、これ?」に陥るんじゃないんでしょうか?
中盤はこの世界華撃団との戦いになるので、降魔という存在が以内も同然になってしまいました。
ゲーム内でも帝国華撃団メンバーが「なぜ華撃団同士戦うの?」と言ってましたがそれはプレイヤーも一緒だったんですが、デバックの段階ではもう修正不可だったんじゃないでしょうか。
3・アクションパートの作りが良くない。
今作で大幅に刷新されてシュミレーションゲーム風から無双系のアクションに変更されました。これはまだいいんですが、操作できるキャラクターが2人までに制限されてしまったこと。これが問題です。
せっかくキャラクターが5人もいるのに2人しか操作できないのはどうなんでしょう?機体ごとの特性が設定されているのにそれが使えないのはプレイヤーにしてみれば「なんだ、これ?」に感じるんじゃないんでしょうか?
それと、戦闘空間が「魔幻空間」という別空間を設定してしまったので、破壊される帝都東京という危機的状況が演出できないという問題もある。
これは3Dで表現されるゲーム全般に言える問題ですが、3Dマップは変更できないというゲーム上の制限が関係するんじゃないんでしょうか?なんでもできる「ゼルダの伝説ブレスオブワイルド」ですら、山や平地を壊すことはできないですよね。壊せるオブジェクトしか壊せないんで、ちゃんと壊す設定をしておかないと破壊表現はできないんです。
この新サクラ大戦では、帝都東京の3Dマップはあるんですが破壊される設定になっていないので街は綺麗なままなんです。これだと帝都が危機的状況であるという演出ができない。そうするとサクラ大戦そのものの「帝都を守る」がプレイヤー側に共感できないものになってしまったと思う。
マップの作り方と戦い方の両方が演出上プラスになっていないので、そこで繰り広げられるドラマもプレイヤーにしてみれば「なんだ、これ?」になってしまう原因じゃないでしょうか。
4・ラスボスが良くない。
結局、プレイヤーとキャラクターとの共感がうまく構築できない状態で、突然現れたラスボス。この登場の仕方も「なんだ、これ?」だし、そこから繰り広げられるドラマもプレイヤーを置き去りにして悲壮感たっぷりに上手な声優さんに演技されるもんだから、プレイヤー側の置き去り感が半端なくなってしまい、最終的に「なんだ、これ?」に集約してしまうんですよ。
これは1番の序盤のセットアップが良くないからであり、2番の世界華撃団大戦がよくないからであり、総合的にストーリーの運びがうまく機能しなくなってしまったのではないかと思います。
最低でも、「世界中に降魔が出現していてこれで封印が解かれると世界がどうなってしまうかわからない」くらいのドラマを盛り込めばいくらかは良かったんじゃないでしょうか?
こうやって吐き出さないとサクラ大戦を昔ハマったものとしては消化できなくなってしまったので随分と長々と書いてしまった。
今度、セガサターン引っ張り出してきてサクラ大戦1をやりたくなってしまいました。
2 notes · View notes
kiyomune0115 · 3 years
Text
エルリの香水の話
《この記事は》
Celesさんの推し活企画(https://www.celes-perfume.com/product/oshi_katsu/)で、香水をお願いした記録です。
《依頼文》
パブリックでの姿とプライベートの姿、それぞれを内包した、奥行きのある香水が欲しいな〜!というのが譲れない願望だったので、世界観等は一切省略し、人柄に焦点を絞って文章を書くよう心がけました。
それから、来る日も来る日も誰かの推しと向き合っていらっしゃるであろうスタイリストさんに、長文を送りつけるのもよろしくなかろう、ということで、推しの説明は、1香水につき原稿用紙1枚程度に定めています。(実際は、1枚半くらいになってしまったものもありますが……)。
実際に送った説明文は以下のとおりです。
◆エルヴィン
体格がよく、190cm近くあります。
金髪の七三分けで、彫りが深く、老成した雰囲気がありますが、大きな瞳が控えめな幼さを面影に添え、アンバランスな魅力を形作っています。
瞬きをあまりしません。平生は、物静かに周囲を観察しています。
しかし有事とあらば雰囲気は一変、類稀なる演説力で場のイニチアシブを握り、人を導いてゆきます。
仕事は自ら先頭に立って采配を振るいます。よく通るテノールの声で、末端の人間にまで、的確な指示や励ましの声をかけることを忘れません。
その仕事ぶりから、部下からの信頼は非常に厚いのですが、一方、結果のためには犠牲を問わぬ傾向が強く、悪魔のような人、と罵られてしまうこともあります。
知的探求心が強く、それをどこまでも追い求めたがる無垢な幼さを有していますが、その性質のせいで、間接的とはいえ、唯一の肉親を死に追いやっており、罪の意識にとらわれています。
その贖罪と、贖罪の障害となる好奇心を押し殺すうち、次第に、己の本心を人に話さなくなりました。
彼の本音は、ひとりの腹心だけが、正しく理解しています。
推しの名を、エルヴィン・スミスと言います。
◆リヴァイ
身体能力が抜群に抜きんでており、その力で数々の窮地を捩じ伏せてきた、誰もが一目を置く存在です。
小柄な東洋人風の出立ちで、センター分けの前髪から覗く瞳は三白眼。目つきだけでなく口も悪く、近寄りがたい雰囲気を醸し出しています。
見た目のせいで人となりを誤解されがちですが(事実恐ろしい人なのですが)、実際は非常に面倒見がよく、部下に慕われています。
神経質ともいえるほどの綺麗好きで、いつも清潔感のある身なりを心掛けています。
嗜好品として、紅茶をこよなく愛しています。
生涯の魂の主と決めた相手がおり、彼が己に何を望むのかを的確に見極め、その望みを叶えることに全力を注ぎます。
冷静さと抜群の決断力・行動力を有しますが、彼が絡むと、感情が先行し、判断力がやや低下する傾向が見られます。
幼少期、親代わりの伯父に置いていかれた過去があり、以降、慕っている人に先立たれる運命に見舞われがちです。
そうした運命に翻弄されるにあたり、大きな決断を迫られてばかりですが、自らの意思で選択肢をし、どのような結果でも受け止める覚悟と度量があります。
生涯の魂の主と決めた相手との望まぬ別れも、彼が、自分自身で終止符を打ちました。
推しの名を、リヴァイと言います。
今読み返すと、占いの診断文みたいですね。
《試香の記録》
注文から12日後に発送準備に入った連絡が入り、14日後に商品が到着しました。
開封して4時間くらい、この2本の香水に遊ばれていたように思います。悔いはない。
以下記録です。
◆エルヴィンの香水/ディプティック - フルール ドゥ ポー
2019年に、特別香水賞、ならびに女性香水賞最高賞を受賞したオードパルファン。
「女性」の文字に、「celesさんと私の道は分たれたのだ!私の文章が至らないばかりに!」と反省会をするところからはじまりました(※なおcelesさん的にはこれはユニセックス香水)。
そんなこんな、自分の至らなさを散々大袈裟に悲しみ、おそるおそる舐めるように香りを嗅いだ感想ですが、
ねぇリヴァイ、君エルヴィンからこんな香りがして大丈夫なの?息できる?
でした。えっこれ……やばない……?
公式サイトの商品紹介文言は以下の通り。
ーーウォルプタス(快楽の意味)という名の娘を生むことになるプシュケとエロスの神話の愛にオマージュを捧げます。
この伝説を表現する香りがムスクです。「フルール ドゥ ポー」のムスクはコットンのように柔らかく、ふんわりとして、心地よい香り。
アイリスとアンブレットシードがムスクの香りを引き立て、触れられるかのような錯覚を覚えます。
(https://www.diptyqueparis.com/ja_jp/p/fleur-de-peau-eau-de-parfum-75ml.html)
か、かいらく……!
アンブレットシードとは、麝香の代用品。麝香は、過去媚薬として使われることもあったムスクのことですが、その香りには「気持ちを前向きにする、不安解消」などの力があると言われているようで、これはたぶん、推し説明の際に力説した、観察をベースとした助言と鼓舞のあたりを汲んでくださったのだろうなと……
あと、アイリスは、有事の際にオリンポス山と人間界の橋渡しをしていく女神の化身と言われた花で、調査兵団団長への餞か⁉︎と大騒ぎしました。
(なんでもこじつけて喜ぶことができる女です。特技なので見逃してください。)
で、肝心の香りの印象なのですが、最初、当たりがキツいんです。はっきりとスパイシー。たぶん、ピンクペッパーの香りなのですが、これが、しだいに燻るように引き下がってゆくと、なんだか古書の香りが立ち上がってくるんです……ち、父との絆の源にある、歴史書のことですか……?のっけからありがとうございます……
あとちょっとファーストインプレッションがとっつきにくいの、最高です、解釈に合います。
あとに続くのは、泡立ちが滑らかな石鹸の清潔感と甘さ。
洗い立てのシーツ、風に煽られたカーテンの柔らかい香り、お香のような持ち重りのする香り。
これ、試香用のカードにワンプッシュしてからかれこれ1時間はくんくんしているのですが、離れがたい香りなんですよ……くんくん……
たぶんスパイシーさがずっとあとを引くからこその、飽きの来なさなのだと思うのですけれど……くんくん……
これがあのガタイのいい、体温の高そうな男からそっと香るのか……?と思うと……えっ兵長どうやって職務に戻るの……?無理では……?以外の語彙がすっかり失せてしまう……
調べてみると、この香水は、celesさんの香水ガチャ「神秘的なムードの大人の香り」の中にピックアップされているそうで、さもありなん、という気持ちです。
今は甘さが少し薄れて、雨の日のくすんだ香りがほんのりしています。時間経過による変化は、またどこかで書き殴りたいと思います。
現段階の総括:リヴァイが仕事に戻れないので困ります
Tumblr media
◆リヴァイの香水/ペンハリガン - エンディミオンコンサントレ
何はともあれ公式の説明をご覧ください。
ギリシャ神話から名付けられたロマンチックな香り
2003年に登場したエンディミオン コロンの世界観を再解釈し、より濃密でラグジュアリーな香りに仕立てた男性用オードパルファム。香りの軸となるのは、スパイス、レザー、フローラル。中でも、コロンより存在感を増したレザーノートは、香り全体に力強さと官能的な深みをもたらし、コンサントレならではの魅力を引き立てます。 トップノートは、アロマティックなセージとラベンダー。やがてスエードとゼラニウムがセンシュアルに香り立ち、美しく鮮烈なハーモニーを奏でます。ラストは、肌の上で温められたレザーノートとクリーミーなナツメグが相まって、華麗なセミオリエンタル調の香りに。清々しさを残しながら、陶酔を誘うような甘く魅惑的な香りが長く続きます。
香調:ウッディ アロマティック
(https://latelierdesparfums.jp/products/endymion-concentre-edp-spray)
神話香水が揃った。
これ以上めでたいことはない。
エンディミオンって、女神に不死を与えられた羊飼いのことではないですか……実質リヴァイの人生の抽象化では? ありがとうございます????
ペンハリガンは、フォロワーさんがよく言及されております、英国王室御用達の理髪師兼香水商、です。
先の団長のディプティックはフランス産らしい甘やかさがありましたが、こちらはかなりキリッとした、真面目な香りがします。
香りの感想ですが、最初に感じたのは、ソリッドな夜のイメージ。
初プッシュでびっくりするほど液体が出てしまって、慌てているうち、トップの華やぎを嗅ぎ落とした感じがありますが、私が最初に感じたのは、男性が整髪料で髪をしっかり固めた時のあの、ツンとした香りでした。
自信があるな、若いな、という印象で、びっくりしたのですが、これは……もしや……ゴロツキ時代の香りでは……????
そのうちレザーの動物的な香りが、甘い香りを牛皮のように包んだ感じになり、あーっこれは隠しきれないリヴァイの優しさですねオーケーよくわかります!!!!と得意顔をキメました。
まだ鋭さも健在で、なんとも不思議な香りがします。これは苦手な人もいるかもしれない近寄りがたさ……そう、近寄りがたさ……これはもはや彼の全人生を通した第一楽章ですので……
ところでここまでの香りですが、はっきり言って、団長のトップ〜ミドルが並ぶと喧嘩しそうな雰囲気です。さすが英国産と仏国産。と納得はしつつも、これは私の中で大問題でした。大変よろしくない(CP的な意味で)。
で、一旦晩御飯を食べ、試香カードを改めて嗅いでみたのですが、柔らかくなってるんですよ、香りが。ジャワティーが紅茶花伝のミルクティーになったくらいに。柔らかくなっているんです……なんで……?
檜のような木の香りの中から、キャラメルみたいな柔らかな香りがするんです。
これは、人の体温に乗ると、さらに柔らかくなるのではないかしら。
びっくりするほど静かで、そう、まるで余生のような……ここまで再現してなんて誰も言ってないのになんてことを……リヴァイの余生の話をされると私の情緒はぐちゃぐちゃになるんだ……
2枚の試香カードを重ねてラストノートを楽しんだのですが、ゆったりと歩調が合っていて、怖かったです。ありがとうございます……
現段階の総括:ゴロツキから車椅子までリヴァイのすべてを包括した抽象化の香りがして大変
Tumblr media
《おわりに》
エルヴィンにはもっと西洋的なゴツいのが来ると思っており、(それは私が普段使いできないので)リヴァイには、紅茶だとか東洋系だとか、香りに繋げやすそうなワードを意図的に散りばめてお願いしていました。どれか当たれば、くらいの感覚でいたのですが、小手先の誘導を一蹴され、とても愉快な心持ちです。
私はエルヴィンの内奥のやわらかいところが猛烈に好きなので、この香りは結果として大大大正解だったのですけれど、やっぱり女性寄りのユニセックス香水には違いないので、人によってはピンと来ないやも知れません。
(金銭のやり取りが発生してはいますが)贈り物と同じく、良いものを贈ろうと気合を入れすぎて外したり、センスが合わなかったり等の、人間づきあいにおけるエラーは必ず発生すると思うので、のんびり構えつつ、たとえば、はっきりとキャラ化した性別個性を出してもらいたい場合には、推しの説明文の「男らしさ/女らしさ」(この言葉好きじゃないけど)を表す分量割合を増やすなど、工夫が必要なのかなぁと思います。外せないイメージワードに順位をつけるとか。
最後の最後に。
散々香水に狂った夜の睡眠波形がめちゃくちゃ優良成績を収めていたので、誇らしげに胸を反らしながらグラフを貼り付けておこうと思います。
Tumblr media
生活に推しがいることの幸いがぎゅっと詰まっている良質な睡眠……これが推し活……
4 notes · View notes