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#八重樫美伊咲
tokyo-akb48 · 7 months
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seiou · 9 months
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CHINTAI 2023秋CM「お部屋探しデビュー」篇15秒 Type B|CHINTAI
「僕が見たかった青空」が2023年CHINTAIの最新テレビCMに登場! メンバーそれぞれの個性的なポージングや方言にも大注目!テレビCMは全部で3タイプ! チンタイガーの耳をつけた可愛らしい「僕青」のテレビCMデビュー作品を是非ご覧ください!
 #CHINTAI #僕が見たかった青空 #乃木坂46公式ライバル 【CM出演者】 #八重樫美伊咲 #工藤唯愛#八木仁愛 #萩原心花 #今井優希 #柳堀花怜 #須永心海 #西森杏弥 #塩釜菜那 #伊藤ゆず
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kachoushi · 1 year
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各地句会報
花鳥誌 令和4年12月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和4年9月1日 うづら三日の月句会 坊城俊樹選 特選句
散歩する頭上に置きし蟬時雨 喜代子 初老なる夫婦八人墓参り 同 名月やうるはしき夜はゆつたりと さとみ 新涼やメダルの如き耳飾り 都 月白し八十路女の薄化粧 同 漁火や月より遠き船の道 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月5日 花鳥さゞれ会 坊城俊樹選 特選句
蝸牛進退ここに尽きたるか 雪 静もれる故山はみだす虫の声 かづを 鬼ヤンマ唯我独尊そのままに 数幸 虫の音や今日の命のつきるまで 雪子 彼岸花蕊の情念撓めけり 笑 秋の蝶縺れて解けてまた縺れ 希 倶利伽羅の谷底埋めし曼珠沙華 千代子 山門の落慶法要赤のまま 天空 山門の檜の香り曼珠沙華 々
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月7日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
縁台が身の置き所盆の月 宇太郎 去ぬ燕神の杜へと集まり来 和子 秋時雨幽かに日射す山の裾 益恵 雨上がるぽつてり重き鶏頭花 都 つみれ汁どんな魚かと盆の客 すみ子 蹌踉けくる秋の蚊を打つ掌 悦子
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………���………
令和4年9月7日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
九頭竜に手波で送る万灯会 世詩明 大根を種蒔くごとく踊りの輪 同 近松の碑黒き露葎 ただし 花鳥誌を拾ひ読みする柏翠忌 同 胸を開け峠を行くや青葉風 輝一 秋深し山粧ふや手をかざす 同 針山に待ち針錆びてゐる残暑 清女 今朝の秋きりりと髪を結ひ上げて 同 抱かれし赤子も一人墓参り 蓑輪洋子 空蟬の銅色をいとほしむ 同 ふるさとの火祭を恋ふ孟蘭盆会 同 犬引いて犬に引かれる青田道 秋子 陶の里古き甕墓秋陽濃し やす香 秋草に隠る甕二つ三つ 同 通り過ぐ風のささやき大花野 誠 団栗の十津川淵へ落つる音 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月10日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
多摩川の風の広さやねこじやらし 美枝子 待宵の月にかかりし雲動く 和代 太刀魚の尾まで隈なく光伸び 秋尚 香を辿り見上げる空に葛の花 教子 一叢の露草の青向き向きに 多美女 一山を覆ひ尽して葛咲けり 三無 手際よく太刀魚捌く島の嫁 多美女 露草の儚く萎える句碑の午後 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月12日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
暫晴間急ぎ稲刈り火蓋切る さよ子 陽が沈み無人駅舎に秋津飛ぶ 世詩明 お十夜の庭石ことに湿りをり さよ子 芋虫も愁ひの時のあるらしき 上嶋昭子 黒数珠や梅の家紋の墓参り ただし 一人暮しと見られたくなし秋すだれ ミチ子 人住まぬ屋根にも月は影落とし 英美子 銀河濃し鬼籍の人を懐かしむ みす枝 虫を聞く闇に心を近づけて 信子 細くなる髪を眺めてゐる秋思 中山昭子 洗ひ髪口に咥へて甘えけり 世詩明 朝霧の緞帳音なく上りゆく 時江 父は父私は私鳳仙花 三四郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月12日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
名月や巻雲淡く細くあり 和魚 一晩の伽となりゆくちちろかな 聰 木道の空何処までも秋の雲 秋尚 こほろぎの屋敷稲荷に住みついて 怜 草むらを抜け露草の楚楚として 秋尚 湯煙もやがて紛れて秋の雲 怜 さつきまで庫裏に人居りちちろ虫 あき子 つゆ草を残し置くなり墓掃除 エイ子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月13日 さくら花鳥句会 岡田順子選 特選句
かなかなや夢二の絵にも黒い猫 令子 植物園はるかな道に桔􄼷咲く 裕子 蜩や一里を登る尼の寺 登美子 柏翠忌師の口癖よ「しようがないや」 令子 学校のこと話す道鰯雲 裕子 師弟なる五灰子生きろ柏翠忌 令子 青い目のバックパッカー秋澄めり 登美子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月13日 萩花鳥会
大相撲元気を貰ふ秋場所に 祐子 たつぷりと生かされ米寿の彼岸花 健雄 宝石か朝露庭の曼殊沙華 恒雄 爽やかさ簞笥から出たシャツズボン 俊文 秋の灯や沁沁友と語り合ひ ゆかり 文書けば秋蝶ゆるやか折りかへし 陽子 爽やかや一分音読はじめたり 美恵子
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令和4年9月16日 伊藤柏翠忌俳句記念館 坊城俊樹選 特選句
飛べば憂し飛ばねば淋し火取虫 雪 地に落ちし火蛾の七転八倒す 同 裸火搦め取られし火取虫 同 炎帝に万物黙す他は無し 同 忘れずに約束のごと曼珠沙華 みす枝 兜虫見つけ揚揚子の戻る 同 紺碧の空に小さく燕去る 同 剝落の蔵を背にさるすべり 上嶋昭子 砂時計くびれ見てゐる庭の秋 同 甕墓に離れ離れに彼岸婆 ただし 曼珠沙華淋しき風の甕の墓 同 甕墓の底の暗さや盆の月 同 浅間山焼りは雪の峰となる 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月16日 さきたま花鳥句会
人待ちの小半酒や秋しぐれ 月惑 銀漢をよぎる宇宙観測船 一馬 新都心ビルの凹みに秋入日 八草 秋暁や路地に酵母の甘き湯気 裕章 四方に散り芒に沈むかくれんぼ とし江 歳時記の手摺れのあとや秋灯火 ふじ穂 綾なして咲き継ぐ窓や牽牛花 ふゆ子 朝顔をからませ町家昼灯す 康子 草むらの道なき土手にカンナ燃ゆ 恵美子 白粉花咲きて従妹の嫁入日 静子 居酒屋に恩師と出会ふ良夜かな 良江 鶏頭の赤さを増して咲き揃ふ 彩香
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令和4年9月18日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
地虫鳴く甲深き靴はく朝 久子 白樫の森黒々と台風来 眞理子 雨粒を玉と飾れば花野かな 眞理子 昼の虫静かに聴きぬ濡れ鴉 久子 一面に火群立ちたる曼珠沙華 幸風
栗林圭魚選 特選句
白樫の森黒々と台風来 眞理子 かまつかや燃えあがらんと翳深く 千種 四阿に鴉と宿る秋の雨 斉 登高をためらふ今日の風雨かな 真理子 団栗の袴はづれて光りけり 久子 開門の前のしづけさ萩しだる 千種 秋出水さわは飛石を隠すまで 眞理子 群れも良し一茎もまた曼珠沙華 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月21日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
江戸生れ浅草育ち柏翠忌 世詩明 柏翠忌三国に残る墓一つ 同 柏翠師みなし児にして月仰ぐ 同 虫時雨して父恋し母恋し 同 ちらり見ゆ女の素顔柏翠忌 令子 河口から虹屋へつづく月の道 笑子 柏翠忌城下にのこる里神楽 同 月窓寺ふたつの墓碑に星月夜 同 草相撲では一寸鳴らしたる漢 雪
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月21日 鯖江花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
水鶏笛一人夜更に吹く女 雪 男有り愛子の墓の草を引く 同 虫すだく九頭竜に闇引寄せて かづを 大花火人なき家を照らしけり たけし 弔句書く筆の悲しさ蚯蚓鳴く みす枝 夕月を崩してをりぬ池の鯉 同 過疎の村今は花野の風の中 英美子 日焼して盗人冠りの農婦かな 千代子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月25日 月例会 坊城俊樹選 特選句
どの窓も歪むことなき秋の空 和子 銀杏の匂ひ拭へと下乗札 順子 なめらかに吹かれ秋蝶それつきり 和子 風うねる度敗荷になりかけて 小鳥 手庇の薄きに秋の蝶が消え 和子 碑のうしろ一切曼珠沙華 同 昼はまだ黄泉へ遠しと法師蟬 順子 人々は秋日に溶けて印象派 小鳥 竜淵に潜み国葬待てる森 はるか
岡田順子選 特選句
冷やかや手渡されたる阿弥陀籤 ゆう子 石橋を掃く庭番や柳散る 眞理子 落葉のみ掻き寄する音陰陰と 要 秋蟬の大音声の骸なり 俊樹 落蟬の眼とはなほ瑠璃なりし 同 香具師の声ありし境内昼の虫 要 地に転ぶまま靖国の銀杏の実 昌文 眼裏に黒き温みや秋日濃し 小鳥 金風を乗せ大仏を真似たる手 光子 秋天へ金の擬宝珠の衒ひなく 要
栗林圭魚選 特選句
石橋を渡る人影水澄めり て津子 銀杏の匂ひ拭へと下乗札 順子 お守りの小さき鈴の音野分晴 美奈子 桜紅葉いよいよ昏き能舞台 佑天 碑のうしろ一切曼珠沙華 和子 雅楽部の復習ひ音零す宮の秋 順子 敗れ蓮と成り切るまでを濠の風 はるか
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年9月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
天高しバベルの塔は小指ほど 古賀睦子 うす衣の雲の行方よ女郎花 由紀子 夕映えて剥落のなき鱗雲 美穂 露の身を映す鏡架のくもりぐせ かおり 蚯蚓鳴く誰もゐぬ時計屋の時計 ひとみ 大漁旗鰯の山のてつぺんに 喜和 揚花火空に遊びて降りて来ず 朝子 眠られぬままに秋思のままにをり 光子 夏彦の怪談と行く秋の夜 桂 城門の乳鋲は無言盆の月 朝子 あの夏の天地の焔壕暗く 朝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年5月11日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
したたかに顔を打つなり化粧水 世詩明 天平の庭白牡丹眩しけり 同 み仏のなんじやもんじや風光る ただし 羅や大方に父似一寸母似 清女 桜満開の軍旗祭りや七十五年 輝一 聞き役も時にははづしつつじ見る 蓑輪洋子 丈六の金の観音寺の春 やす香 海原に風の道あり波の綺羅 同 馬酔木咲く近くて遠き明治の世 誠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
立待花鳥俳句会 令和4年6月1日 坊城俊樹選 特選句
鯉幟風の階段ありにけり 世詩明 老夫婦夏痩せの身の重かりし 同 美しき日傘の人の振り向かず 同 相寄りて源氏蛍の河和田川 ただし 葉桜や茶筅に残る薄みどり 同 老いの肘掬ふや目髙五匹まで 輝一 鮎置いて門を去り行く釣り師かな 誠 村の子の手足を洗ふ清水かな 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
立待花鳥俳句会 令和4年7月6日 坊城俊樹選 特選句
手花火や素足に女下駄を履く 世詩明 一筋の水を落して滝白し 同 釈迦仏渡と共に祭らる六地蔵 ただし この奥に東光寺あり地蔵盆 同 軋みかと思へば虫や秋の風 輝一 何となく筆持ちたき夜天の川 清女 明易やドラマの様な夢を見て 同 眉と目に力あふるる大日焼 蓑輪洋子 勤行の夫の後行く夕立風 同 落雷に神木青く光りけり 誠 図書館の茂りの中の大欅 同 猿田彦夏越し祓ひ輪をくぐる 信義
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
立待花鳥俳句会 令和4年8月3日 坊城俊樹選 特選句
枯れた字を書くと言はれし生身魂 世詩明 三國山車祭に見合ふ辻屋台 同 飛ばされてゆく星もある天の川 同 古里へ立つ汽車減りし盆の月 ただし 子供達木魚を打てり地蔵盆 同 山寺や老鶯の声心洗はる 輝一 川泳ぐ蛇とかけつこ下校の子 同 兵一人炎天の中帰り来ぬ 誠 家々の火影の中を花火船 同 ぺちやんこの胸の谷間を流る汗 清女 太公望さつぱりですと日焼顔 同 蓮池に生まれて蓮葉に寝る蛙 やす香
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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dolcissimamiavita · 7 years
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題詠百首+十首
001:入 入相の鐘なりわたる室生寺のもみぢのにしき忘れかねつも 002:普 あめつちに普くひかり満つるあさ春告鳥の初音はつかに 003:共 明けぬればもはや往にけり共寝せしふしどのなかのあはき残り香 004:のどか  のどかさも中ぐらゐなり桜樹の伐り倒されし曠野の春は 005:壊 恋しければ壊るるほどにだきしめぬ春のわかれの鷺沼の駅 006:統 星月を統ぶるお方はみえねども夜夜にうるはし古典力学 007:アウト 労働を忌みつつ生きてこの日ごろアウトノミアの書にしたしめり 008:噂 噂たつことをおそれて裏門に待ちあはす子の伏し目がちなる 009:伊 紀伊のくにみなべのうみの浜千鳥跡ものこさず世を遁ればや 010:三角 大三角西にかたぶくひさかたの空の冬にも春きたるらし 011:億 こころひとつからだのからをぬぎすててのがれゆきたし十万億土 012:デマ 百重なす薔薇に埋もれて死なまほしアルマ=タデマの幼帝のごと 013:創 ブーイングに笑みてこたふるクセナキス頬の銃創かげきざみつつ 014:膝 をさなごを膝まくらして耳掃除するつかのまに寝入りたりけり 015:挨拶 いま死にし王よみがへり仇敵と手とり挨拶幕切れのあと 016:捨 身を捨つるほどの祖国はなけれどもなど惜しまめや妹がためには 017:かつて 夢遊してかつての家をたづぬればあとかたもなく枯野となりぬ 018:苛 苛政避け虎に喰はれしいにしへのもろこしびとのあはれなるかな 019:駒 宵闇の観覧車より見はるかす生駒のやまの藍にしづもる 020:潜 しだれさく木香薔薇を潜るときわがころもでにはなぶさひとつ 021:祭り 蝶々のかたちにむすぶ帯ゆれて祭り太鼓にいそぐをとめご 022:往 須磨の浦敦盛塚にきてみればただ海のみぞ往時のよすが 023:感 はかなくも恋ひわたりけり感熱紙うすくかすれて消なば消ぬがに 024:渦 渦をなす銀河のなかの星屑のひとつに生きて湯豆腐を食ぶ 025:いささか わが宿のいささ群竹いささかもきみをはなれてなど生きめやも 026:干 干る間なく恋ひやわたらむ寄るなみにしとどぬれつつ逢ふよしをなみ 027:椿 はなびらのすがたかたちはそのままに落ち椿てふ絢爛たる死 028:加 春浅き加太の海辺にうかぶ雛いづちゆくらむ風のまにまに 029:股 花のごと裳裾ひろがる踊り子のうつくしきかな大股開き 030:茄子 オリーブのあぶらのごときかなしみに茄子をひたせばにほひたつ紺 031:知 香をたき花々撒きて待たなましきみが通ひ路わが知らませば 032:遮 ベルの鳴りドアの遮る別れ際加速とともに遠ざかる君 033:柱 夕かげに蚊柱ひかるかまくらのうら山伝ひともにあゆみき 034:姑 年の瀬の厨に出汁の香のみちて慈姑の煮ゆるときのしづけさ 035:厚 かたちなきものにかたちをあたへつつけさも作りぬ厚焼き卵 036:甲斐 住之江のまつ甲斐のなきひとさへも待たるるここちする侘び寝かな 037:難 難波江の蘆のわかばのしなやかにほそき御身を恋ひつつぞ寝る 038:市 ひさかたのひかりをあびて市ケ谷のお堀のさくらいまさかりなり 039:ケチャップ 第一声おなかすいたといふ子らにケチャップライスの半ドンの昼 040:敬 敬語もてはなしかけくる子と歩く春の夕べの距離のたのしも 041:症 後天性恋愛依存症候群ねてもさめてもきみをしぞ思ふ 042:うたかた わたつみの泡より生れしヴィーナスををろがむゆゑやうたかたの恋 043:定 夕星のゆれ定まりて西の空あをよりあゐにうつりゆく色 044:消しゴム 鉛筆と消しゴム定規たしかめて早やも寝にけり受験のむすめ 045:蛸 来ぬひとをまつほの浦に凧のごと足ひろげられ蛸の干さるる 046:比 冬比叡ふりさけみれば横雲の峰にかかりぬ雪ふるらしも 047:覇 覇者の墓敗者の墓にとなりあふ墓地に降る雨雪にかはりぬ 048:透 夏されば着替ふるきみの半そでの透きとほるまでしろき二の腕 049:スマホ スマホテル月かげあかき須磨の宿いさり火の群れはるかかなたに 050:革 つり革にとどく背丈になりし子の横顔みればいまだをさなき 051:曇 曇りのち晴れのち曇り永き日を籠いつぱいにつくしつみつつ 052:路 思ひつつ寝れども逢はずぬばたまの闇の夢路にまどふこのごろ 053:隊 磔の腕に間合ひをはかりつつ少年白き体操隊形 054:本音 本音つゆもらさぬ吾子と経巡りぬ南禅寺から法然院を 055:様 軒端にはてるてる坊主縊られぬしのぶの里のしぐれ模様に 056:釣 わが胸の底ひによどむ鬱憂をくみあぐるべき釣瓶もがもな 057:おかえり 今日かぎり家を出る子よ幸あれよ辛いときにはいつでもおかえり 058:核 真桑うりきうりにがうりからすうり瓜核顔のきみに恋ひにき 059:埃 春埃立つ中庭に卒業の子らのつどひて最後の写真 060:レース わたつみは碧瑠璃の衣寄る波はレースの裳裾いざ唇を君 061:虎 歌もひとも遠しと思ふこの日ごろ李徴のごとく虎にならまし 062:試合 ラケットを楯と背負ひて乙女子の試合へむかふあかときやみを 063:両 マフラーをふはふは巻きし乙女子のひくくつぶやく「両思ひ巻き」 064:漢 吾妹子に恋ふればくるし銀漢の銀微塵ふる夜半のねざめを 065:皺 魂の皺ひとつづつのばしつつアイロンかけるあさのしづけさ 066:郷 落ち穂拾ふルツの背まるくかがまりぬ異郷てふ名のあかき残照 067:きわめて 栄華きわめてやがてむなしきソロモンの邸の前の菫一輪 068:索 ゆきやなぎ咲ききはまりて花序重し思索のはての春の夕闇 069:倫 ニコマコス倫理学読むはつなつのつつじの花にみつばちの飛ぶ 070:徹 すみれほど小さきひとによみがへる夢見て復活徹夜祭の夜 071:バッハ 経と緯追ひつ追はれつ綾なして弾けども飽かずバッハの風雅 072:旬 わかれきて旬日経れどかきやりしその黒髪を忘らえなくに 073:拗 ゴルゴタの道行き険し半音の執拗低音ゆきなやみつつ 074:副 Toujours は優しき副詞去りぎはの暮色のなかに母音たゆたふ 075:ひたむき ぬばたまの黒髪の子のひたむきに墨濃くかきし二文字「質実」 076:殿 玲瓏と銀三十枚神殿に散りまがひたり逮捕の夜に 077:縛 みことばは肉体となり縛せられ十字架上の昼の闇黒 078:邪魔 「パジャマ邪魔」言ひつつきみのひきはがすふたりを隔てるいちまいの膜 079:冒 花冷えに耳たぶ白く冴ゆる夜マタイ受難曲冒頭合唱 080:ラジオ 霜冴ゆる夜のしじまに不明者の名前を告ぐるラジオ聴きをり 081:徐 緩徐調に愛は歌へよさくらばな散らまく惜しむ春のゆふべを 082:派 タレ塩半々焼き鳥たのむ春の宵タレ派のきみと塩派のわれと 083:ゆらゆら ゆらゆらと燃ゆる蠟燭ひといきにふきけす吾子のいのちたしかに 084:盟 いにしへの盟神探湯のことかたりあふ秋のまひるの甘樫丘 085:ボール 飛びうせしテニスボールを追ひかけてばつた群れとぶくさむらのなか  086:火 寝すごしてさくらふぶきのキャンパスの火曜一限ラシーヌ講読 087:妄 迷妄も雑念もさもあらばあれ祈祷書とぢて風に吹かるる 088:聖 とこしへの愛を信ぜぬわが身にも薔薇咲きにほふ聖五月かな 089:切符 大人用切符はじめて買ふ吾子の乙女さびたり十三歳 090:踏 閨に踏む煎り豆ひとつ拾ひけり春立つあさの白き光に 091:厄 災厄ののちの瓦礫にエグモント序曲を振れりチェリビダッケは 092:モデル 薔薇風呂にモデル泛べて今宵もやきみゑがくらむピンク・オフィーリア 093:癖 抱き癖のつくまで抱きしいとし子のはしばみ色のひとみ思ほゆ 094:訳 半過去を訳しなづみて夕まぐれ八重のさくらの咲き重りつつ 095:養 芳養の駅過ぐれば空も海も青かなたに見ゆる白き航跡 096:まこと 「まこととは」問へど答へずヴェロニカに顔をふかるるイエスなりけれ 097:枠 ひざまづく告解室のくらがりの木枠の窓に神はいまさず 098:粒 きぬぎぬの閨のひまよりチンダルの淡きひかりの粒子ふりつつ 099:誉 梅錦西の誉に高清水だしまきたまごとともに春宵 100:尽 身を尽くすほどの恋など知らぬまにわがみよにふるフルートふるる 101:轢 ひとすぢの血痕かすか冬道に忘られゆくや小さき轢死 102:鼎 魏蜀呉鼎立の図をさらさらとかきつつきみは孔明かたる 103:スパナ しろがねのスパナのひかる逆光の自転車屋の自転車修理 104:欅 雨はれて欅の樹々のさみどりの芽吹きの春となりにけるかも 105:饒 水俣病以前知らねど不知火の豊饒なりし海をしぞおもふ 106:鰆 テーブルをたたいてせがむ子の口にほぐし与ふる鰆の切り身 107:蠱惑 半なまにとろりしつとり焼きあがるガトーショコラの甘美の蠱惑 108:嚢 みどりごの小さき陰嚢つつみもてやさしくあらふ沐浴の昼 109:而 夏・日暮れ・くちなしの花・遠花火 われの愛する形而下のもの 110:戴 春の野に一日あそびしをとめらは花かんむりを戴きかへる
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