福山城築城400年🏯 和太鼓でもお祝いします😌✨ 新しくなった福山城で、 皆さんに勇壮な和太鼓の響きを 観て、聴いて、感じていただき、 皆さんと一緒に400年を祝いたいと思います♪♪ ぜひ9月10日は福山城で、 楽しみましょう♪♪ ※※※※※※※※※※※※※※※※ 福山城築城400年にふさわしい勇壮、華麗な和太鼓の饗宴、世界的に活躍する「太鼓芸能集団 鼓童」「我龍-GARYU-」に加え、福山市内の7団体が祝いの太鼓を打ち鳴らす!! ※※※※※※※※※※※※※※※※ ☆出演☆ #太鼓芸能集団 #鼓童 #我龍-GARYU- #原田嘉子 #JFE 太鼓部 #火炎太鼓 #和太鼓響組 #蛇円太鼓芸能保存会 #備後しんいち鬼炎太鼓 #備後蔵王太鼓 #ふくやま和太鼓教室 ☆詳細☆ 【日時】9/10(土)10:00〜18:00🐉我龍15:00〜🐉 【場所】福山城天守前広場 ☆入場無料☆ #福山 #福山城 #福山市 #福山城築城400年 #イベント #祭り #和太鼓 #祝い太鼓 #歴代藩主に捧げる祝い太鼓 #我龍 #garyu #ガリュウ #がりゅう#太鼓#広島県 (福山城公園) https://www.instagram.com/p/Ch_20flBc3I/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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蜃気楼の境界 編(五六七)
蜃気楼の境界 編(一二三四)から
「渦とチェリー新聞」寄稿小説
蜃気楼の境界 編(五)
界縫
正嘉元年紅葉舞い、青い炎地割れから立ち昇る���音大きく山崩れ水湧き出し、神社仏閣ことごとく倒壊す。鎌倉は中下馬橋の燃える家屋と黒い煙かき分けて家族の手を引きなんとか生き延びた六角義綱という男、後日殺生も構わぬ暮露と成り果て武士を襲えば刀を得、民を襲えば銭を得て、やがて辿り着いた河川で暮露同士語らうわけでもなく集まり暮らす。或る夜、幾度目のことか絶食にふらつき目を血走らせ六角義綱、血に汚れた刀片手に道行く一人の者を殺めようとするが、嗚咽を漏らし立ち竦みそのまま胸からあの日の紅葉のごとき血を流し膝から崩れ落ちる。道行くその者、男に扮した歩き巫女だが手には妖しげな小刀、その去る様を地べたから見届けんとした六角義綱のすぐ背後、甚目寺南大門に後ろを向けて立つ闇霙(あんえい)と名乗る男あり。みぞれ降りだして、人とも呼び難いなりの六角義綱を一瞥し、闇霙、口開かず問いかける、そなたの闇は斯様な俗識さえ飼えぬのか。六角義綱、正嘉地震から甚目寺までの道中で妻を殺され、涙つたい、儂には女は切れん、と息絶える。その一通りを見ていた青年、六角源内、父を殺した女を浅井千代能と突き止めて敵討ちを企てるが、知られていたか検非違使に捕らえられ夷島に流され、以後誰とも交流を持たずに僻地の小屋で巻物を記したという。それから七五九年の時が経ち、二〇一六年、仟燕色馨を内に潜める二重人格の高校生市川忍とその同級生渡邉咲が、慧探偵事務所を相手に朔密教門前また内部にて些細な一悶着あった、その同日晩、奇妙な殺人事件が起こる。場所は百人町四丁目の平素な住宅区域、被害者女性、五藤珊瑚(三〇)の遺言は、残酷な苦を前に千年二千年なんて。戸塚警察署に直ちに捜査本部が設置され、その捜査とは別に警部補の高橋定蔵、市川忍の前に立つ。何故おれなんかに事情徴収を、と忍。事件当日、校門の監視カメラに映っていたきみが何か普段と違うものを見てなかったかと思ってね、若き警部補が爽やかに答え、それで市川忍、脳裏の人格に声を送る、一顛末あった日だ厄介だね。対し仟燕色馨、おそらくこの警部補、謎多き朔密教を疑っている、ならばこの事件あの探偵にも捜査の手が伸びる、ところで気づいているか探偵事務所の探偵に見張られている。
小料理屋点々とある裏通りの角に螺旋階段へ繋がるアーチ状の古い門を持つ築古スナックビルの入り口で刈り上げマッシュショートにゆるめパーマの少年のような青年がただ立っていると突然背後から強面の男がどこに突っ立っとんじゃと怒鳴ってきたので青年は冴え冴えとした眼差しで振り返り、幻を見てたんじゃないですか、俺はずっとこの位置でスマホを見てました、俺の輪郭と色、背後の風景と俺のいる光景をもっと目に焼きつけてください。男は動転し不愉快な目の前にいる青年を忘れないようじっと食い入って見る。だが、その光景はすでに幻で、スマホを見ていた青年はもういない。走り去っていたのだ。朝のホームルーム直前にその青年、六角凍夏(むすみとうか)が現れ席につく。振り返り、後ろの席の渡邉咲に聞く、きみ、部活入ってるの。隣席美術部員中河原津久見が聞き耳を立てている。渡邉咲は初めて話しかけてきた六角凍夏が先々で勧誘しているのを知っていて、文芸部でしょ、と冷えた目を送ると、文化琳三部だよ、と。咲が琳三って何という顔で惑うと、清山琳三ね、俺らの界隈で知らぬ者はいないよ、とくるが、咲はどこの界隈の話なのと内心いよいよ戸惑う。だが、聞き耳を立てていた中河原津久見はピクシブなどで目にする虚無僧キャラねと気づくが話に加わらない。きみ、机の上の本、和楽器好きでしょ、清山琳三は気鋭の尺八奏者。私、渡邉咲、と口にしながら、尺八ね。放課後、六角凍夏は一人、文芸部部室の小さな教室に入って電気をつけるとドアを閉め、密室と成る。中央辺りの机に、鞄から取り出した古びた筒を置く。目を閉じる。刹那、周囲にぼろぼろの布団が幾枚とどさっと落ちてき動きだす。それは天明四年鳥山石燕刊行妖怪画集「百器徒然袋」に見られる暮露暮露団(ぼろぼろとん)だが現実に現れたわけではなく、六角凍夏の想像力は小さな空間で全能となり百器徒然袋の界隈と接続し、今回ならばそこに記された妖怪があたかも姿を見せたかのような気分になったのだ。密室に、江戸の布団の香りが充満する。ときに、異界からの香りが漂ってくることもある。翌、静かな夜、百人町四丁目にて更なる殺人事件が起こる。被害者は志那成斗美(四〇)遺言は、潔く煮ろうか。魔の香りも、又、此処に。
蜃気楼の境界 編(六)
五鬼
出入りする者らの残り香も錯綜の果てに幻影さえ浮かべる夜の街。串揚げ並ぶコの字カウンター中程で束感ショートの若い警部補が驚きのあと声を潜め通話を切ると手話で勘定を頼み、さっぱりとした面立ちの探偵仲本慧に目をやり、五鬼事件だがまだ続いていたと輝きの瞳隠せないながらも声を落とし去っていく。百人町四丁目連続殺人事件の犯人佐々木幻弐が第二被害者志那成斗美の最期の正当防衛で刺され意識不明のまま病院で死亡したという話、監視カメラから犯行も明確、第一被害者五藤珊瑚への犯行とも繋がり既に報道もされた直後の第三事件発覚。カウンターに残された探偵仲本慧、ビールを追加し面白い事件だが依頼がきてないから何もできないね、と奥に座る長髪黒はオールバックの男に突然話しかける。その男、串揚げを齧りながらチラと目線を合わせる。慧、ビールを飲み干し、隣に座っていいかなと距離を詰め、そっと名刺を置き、歓楽街案内人の市川敬済だね仕事柄我々は抜け目ない、聞き耳を立ててたね、という。黙す市川敬済に、優秀な探偵の知り合いは二人と必要ないかなと強い声で独り言のように笑みを送る。店内、音楽なく、静かに食す客、座敷からの賑わい。この辺りで、青島ビールが飲める良いバーを探してる客がいたなそういえば、と市川敬済、懐から名刺を取りだし横に並べる。直後、和柄のマフラーをしたギャル僡逢里が現れた為、仲本慧、名刺を拾い、勘定を済まし去っていく。お知り合いさんなの、と尋ねつつ座る僡逢里に、池袋の二青龍で今は探偵の男だ知ってるか、と尋ね返す。誰よ、テリトリー渋谷だったし、今日はいないの。暗に警部補のことを口にする。僡逢里の耳元で、まだ続いてるらしい千代女のママ心配だな。食事の注文をしながら僡逢里、出勤前に縛られたい、と呟く。夜十一時、一人になった市川敬済の前を男女が横切る。片方の男が枯淡の趣ある着物姿でありながら凍風をただ浴びるがごとく静かであったため変に気にかかるが、気にするのをやめて電話をかける。あら敬済さん、と通話先、青藍に杉の木が描かれた着物の女、さっきまで警部補さんがいらしてたのよ、お店は営業してません、今朝三人目の不幸がありまして五鬼も残すところ二人なの。語るは浅井千代女である。
遥か彼方より朗々と木曽節が諏訪太鼓と絡まり聞こえる、それは五年前の、冬の宵、一人の女、吉祥寺の麻雀ラウンジ千代女の開店準備中、六人の女達を前に、肩に雪積もり震えている。浅井千代女が側に近づき、貴女の血に刻まれし鬼の禍、憎しと思うなら、受け継がれし技術でお金に変えて楽園を造るのよ、弐宮苺(にきゅういちご)の源氏名を授けるわ、そちらの西クロシヤ(五〇)引退で貴女の席があるの。語りかけてきた浅井千代女を取り囲む五人の女達、五鬼を見る。はい、と涙流し、生まれて初めての愉しい月日流れ、今、浅井千代女の周りに残る五鬼はその弐宮苺(三〇)と柵虹那奈(さくにじなな、四〇)だけだ。今朝殺害された紫矢弥衣潞(しややいろ、五〇)の遺言は、一路ゆくは三人迄。殺害現場で弐宮苺は両拳固く握りしめて言う。千代女さまを死なせはいたしません、次はこの私が千代女さまの匂いを身につけ犯人を誘いだし返り討ちにしてやります、これまで通り千代女さまは、五鬼にはできない私達鬼の禍の力を強める祈祷にどうか専念してください。浅井千代女の頬に涙が伝う。紫矢弥衣潞の形見の側に六歳の娘が一人。この災い突如訪れ、犯人の心当たりなく、志那成斗美が相打ちにし病院で死亡したという佐々木幻弐が何者なのかも分からない。不気味であったが浅井千代女は思う、そもそも私達がこの現世において得体知られていない存在なの、それに。相手は私達より強い、と震える。市川敬済に連絡を入れる。丑三つ時に市川敬済が女と帰宅、玄関騒がしく、津軽塗の黒地に白い桜が控えめに描かれた高さ一尺程のテーブルに女が横たわる音がする。自室でスマホを触っていた高校一年生の市川忍、悠里と帰ってきたのかあの女嫌いだな、と不機嫌になる。脳裏から仟燕色馨の声、きみの父だが今着信があり通話している。女といるのに別の女と喋ってるのそりゃあ母も出ていくよ。連続殺人の件だ探偵仲本慧の名前も出ている。いつも大人達は都合で何か企んでいて不快だよ。翌日、暑し。ホームルームの前に近寄ってきた同級生渡邉咲が、低血圧以外の何物でもないローテンションでいつもより元気な声で市川忍に話しかける。事件は解決してなかったのよ、貴方のお知り合いの探偵、仟燕色馨の出番じゃない?
蜃気楼の境界 編(七)
境迷
昼か、はた、ゆめの夜半にか、北原白秋「邪宗門」の一節に紛れ込んでいた六角凍夏は国語教師茨城潔に当てられて、地獄変の屏風の由来を申し上げましたから、芥川龍之介「邪宗門」冒頭付近をちらと見、朗読し始めるが、正義なく勝つ者の、勝利を無意味にする方法は、いまはただ一つ、直ちに教師が、むすみその「邪宗門」は高橋和巳だ、遮ってクラス騒然となる。六角、先生、界をまたぐは文学の真髄ですと逸らす。教室の窓から体育館でのバスケの授業を眺めていた市川忍に、脳裏から仟燕色馨の声、百人町四丁目連続殺人事件、慧探偵事務所の手にかかれば一日で解決する探偵はあの少女が呟く数字で結論を読みとるからだ朔密教での一件はそういう話だっただろう。それじゃあカジョウシキカ勝ち目が。否あの少女がいかなる原理で数字を読むか今わかった。その時、教室の背後から長い竹がぐんと伸び先端に括られた裂け目が口のごとき大きな提灯、生徒らの頭上でゆらゆら揺れる。「百器徒然袋」にある不落不落(ぶらぶら)を空想した六角凍夏の机の中に古びた筒。不落不落を唯一感じとった仟燕色馨、市川忍の瞳を借り生徒らを見回す。何者だ。その脳裏の声へ、何故だろう急に寒気がする。界か少女は先の「邪宗門」のごとく数多の界から特定している市川忍クンきみはこの連続殺人事件どう思う。昨夜の父の通話を聞くに麻雀ラウンジ千代女のスタッフが四度狙われるから張り込めばだけど犯人佐々木幻弐死んでも事件は続いたし組織か警察もそう考えるだろうから現場に近づけるかどうか。吊り下がる口のごとく裂けた提灯に教師も生徒も誰も気づかず授業続く。休み時間スマホで調べた麻雀ラウンジに通話。まだ朝だ、出ないよ、休業中だった筈だし。仟燕色馨は通話先を黙し耳に入れ続ける。浅井千代女らは、魔かそれに接する例えば鬼か、ならば逞しき彼女らが手を焼く犯人も、人ではないと推理できよう恐らく一人の犯行による。驚き市川忍、犯人が死んだというのに犯行は一人だって。きみは我が師仟燕白霞のサロンで幼少時千代女と会っていたことを忘れたか父と古く親しい女性は皆その筋だろう。側に、一人の同級生が近づいていたことに突然気づき、晴れてゆく霞、市川忍は動揺する。渡邉咲が、不思議そうに見ている。
柵虹那奈、と雀牌散らばりし休業続く麻雀ラウンジで浅井千代女が呼びかける。はい千代女さま。志那成斗美あの人の槍槓はいつだって可憐で美しかったわ、五藤珊瑚あの子の国士ができそうな配牌から清一色に染める気概にはいつも胸を打たれていたわ、紫矢弥衣潞あの方の徹底して振り込まない鬼の打ち筋には幾度も助けられたわ、三人とも亡くしてしまった、弐宮苺は私達を守ると意気込んでいるけどあの子を死なせたくないの。ラウンジを出て一人、浅井千代女は市川敬済から聞いた池袋北口の慧探偵事務所へ出向く。雑居ビル、銀行かと見紛うばかりの清潔な窓口が四つあり小柄の女性職員田中真凪にチェックシート渡され番号札を機械から取り座る。呼ばれると先の職員の姉、同じく小柄な三番窓口女性職員田中凪月が青森訛りで対応するがシート見てすぐ内線で通話し真凪を呼び千代女を奥へ案内させる。無人の応接間は中国人趣味濃厚で六堡茶を口にしながら十分程待つと仲本慧現れ、異様な話は耳にしている我が慧探偵事務所に未解決なしさ安心して、笑顔に厭らしさはない、依頼費は高くつくけどね。千代女は私達に似てるわと思う、職員は皆日本人名だが大陸の血を感じる、理由あってここに集い共同体と成っている、市川敬済とは昔SMサロン燕(えん)で業深き運営者は仟燕白霞に紹介された、世俗の裏側で通信し合うルートで辿り着いた此処は信用できる。受け応えを記録する仲本慧に着信が��り中国語で喋りだす。六堡茶を喉へ。探偵職員二名曰く、監視対象の市川忍が早退し校門前で謎の探偵仟燕色馨と通話していたという。仟燕色馨が仲本慧に仕掛けた誤情報だが、千代女を上海汽車メーカーの黒い車に乗せ吉祥寺の麻雀ラウンジへ。市川敬済はその謎の探偵にも件の連続殺人事件を探らせているのかなぜ子の市川忍が連絡を、空は雲一つない、SMサロン燕は五年前の二〇一一年に閉鎖し今は仟燕家のみその調査は容易ではないが必要かすぐ崔凪邸へ行くべきか。麻雀ラウンジのドア、鍵開き、僅かな灯火の雀卓で盲牌していた柵虹那奈、差し込む外光より、冷気識る。現れるは、病室で死に顔さえも確認した、佐々木幻弐である。上海汽車メーカーの黒い車は崔凪邸に着く。少女崔凪は、使用人二人と土笛づくりをして遊んでいる。
by _underline
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「渦とチェリー」チャンネル
【音版 渦とチェリー新聞】第27号 へ続く
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仟燕色馨シリーズ 全人物名リスト
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敵のタイプ別攻略方法 敵の値踏みとタイプ別の攻め方
市営住宅集会所へ講演会を聞きに行った。
演題は「 兵法書 ( へいほうしょ ) を読んで『生き方』を考える」。内容の要点は次の通りだった。
呉起 ( ごき ) は、今から2400年ほど前に、 魯 ( ろ ) ( 斉 ( せい ) の近隣諸侯国)、 魏 ( ぎ ) 、 楚 ( そ ) と転職をくり返し各国で華々しい軍功を挙げながら、素行の悪さで定着できず、最後には、富国強兵策で特権を奪った貴族たちから恨まれて殺された 軍略家 《 ぐんりゃくか 》 。
以下は、呉起が説いた兵法の要旨。
〖国を治める〗
〔不和〕
1_国内が不和であれば、軍を発することはできない。
2_軍内が不和であれば、陣を組むことができない。
3_陣営内が不和であれば、進撃することができない。
4_兵士が不和であれば、勝利を収めることはできない。
〔徳目〕
1_道:根本原理に立ち返り、始まりの純粋さを守る
2_義:事業を行い、功績をあげる
3_謀:禍を避け、利益を得る
4_要:国を保持し、君主の座を守る
〔戦の原因〕
1_名誉欲
2_利益
3_憎悪
4_内乱
5_飢饉
〔軍の名目〕
1_義兵:無法を抑え、乱世を救う兵⇐礼をもって和を求める
2_強兵:兵力を頼んで戦を仕掛ける兵⇐謙虚な態度で説得
3_剛兵:私憤から戦を仕掛ける兵⇐外交折衝
4_暴兵:礼節を棄てて略奪をほしいままにする兵⇐策略
5_逆兵:国内が乱れ、民が苦しんでいるのに戦に駆り出される兵⇐臨機応変の処置
〔百人部隊の編制〕
1_肝のすわった勇者の集団
2_好んで戦い全力を挙げて武功を立てようとする者の集団
3_高い障壁を飛び越えたり遠い道を踏破したりできる者の集団
4_位を失って再起を図ろうとしている者の集団
5_城や陣地を棄てて敗走した汚名をそそぎたいと思っている者の集団
[注 伍は五人、両は伍が五つで二十五人。 卒 ( そつ ) は四両で 百人 ( ・・ ) 。旅は五卒で五百人。師は五旅で二千五百人。軍は五師で一万二千五百人]
〔必勝法〕
日ごろから、優れた者を高い地位につけ、無能な者を低い地位にすえる。
民の生活を安んじ、役人に親しませる。
百官がみな、わが主君を正しいと信じ、隣国を悪いと考えるような政治を行う。
〖他国を評価する〗
斉:人は剛毅で、国も富んでいるが、主君も臣も驕り高ぶって、民をないがしろにしている。その政治は寛大だが、俸禄は公正でなく、軍は統一しておらず、先陣がしっかりしていれば後陣は手薄になる。⇐必ず兵を三分して敵の左右を脅かした上で追撃する。そうすれば敵軍を破ることができる。
秦:人は強靭で、地形は険しく、その政治は厳しくて、信賞必罰で、人も功を競い合い、みな闘争心が旺盛で、勝手に戦おうとする。⇐必ずまず利益を見せびらかせて釣り、兵を引く。そうすれば敵は功をあせって統制を乱す。これに乗じて伏兵を繰り出し、機会を捉えれば、敵の将を虜にすることができる。
楚:人は軟弱で、国土は広く、政治は乱れ、民は疲弊している。そのため規律があっても持久力が乏しい。⇐本陣を襲撃して敵の戦意を削ぎ、機敏に行動して敵を翻弄し、疲れさせる。
燕:人はまじめで、民は慎重であり、勇気や義理を重んじて、策をめぐらすことは少なく、ゆえに守りを固めて逃げ出したりしない。⇐近づいたと見せて急に攻め、攻めるとみせて退き、追うとみせて背後にまわるなど、神出鬼没に行動する。そうすれば必ず敵の指揮官はこちらの意図がわからず、部下は不安になる。兵車や騎兵を伏せ、敵をやり過ごして襲えば、敵将を虜にすることができる。
三晋:性格は穏やかで、政治は公平。しかし民は戦に疲れ、兵事に慣れている。そのため指揮官をあなどり、俸禄が少ないと不満をもらし、死ぬまで戦おうとしない。ゆえに統制は取れているが、実戦の役には立たない。⇐対陣して相手を圧倒する。攻めてくれば阻み、退けば追撃するといったようにして、戦に嫌気を起こさせる。
〔敵情:攻撃適機〕
1_風が強く、厳しい寒さで、敵が早朝に起きて移動したり、氷を割って河を渡り、難儀を顧みないでいる
2_夏の真っ盛りの炎天下に、日が高くなっても起きず、起きると間もなく行軍し、飢え渇きながら行動している
3_軍が長い間戦場に止まり、食糧は欠乏し、百官の間に不満の声が高まり、奇怪な事件がしばしば起こっていながら、指揮官がこれをおさえきれていない
4_軍の資材がつき、薪やまぐさも少なくなり、雨が続き、物資を略奪しようにもその場所がない
5_兵数も多くなく、水地の便も悪く、人馬ともに疲れ、どこからも援軍がこない
6_行軍が長く日も暮れ、兵士は疲労と不安におそわれ、うんざりして食事もとらず、鎧を脱いで休息している
7_指揮官の人望が薄く、参謀の権威も弱く、兵士の団結力が弱く、全軍がおびえていて、援軍がない
8_布陣が完成せず、宿舎が定まらず、また険しい坂道を行軍して、到着予定の半分も着ていない
9_敵の進軍がしまりがなく、旗が乱れ、人馬とも振り返ることが多い
10_同盟する諸侯が到着せず、臣君が和せず、陣地も完成しておらず、禁令が施されておらず、全軍が戦戦兢兢として進もうにも進めず、退くこともできない
11_敵が遠くから来て、到着したばかりで、まだ陣地も整わない
12_食事をし終えて、まだ防禦態勢が整っていない
13_あちこちと走り回っている
14_疲れている
15_有利な地形を占領していない
16_時勢を失っている
17_長距離の行軍で、遅れた部隊が休息できていない
18_河を渡ろうとして、軍の半分しか渡り終えていない
19_険しい狭い道を行軍している
20_旗が乱れている
21_陣営が忙しく移動している
22_将と兵士の心が離れている
23_兵士がおじけづいている
―敵の充実したところを避け、手薄なところを攻める―
〔戦を避けるべき相手〕
1_土地が広大で民が豊かで、人口が多い
2_君主が下々の者を愛し、恵みが国中に行き渡っている
3_賞罰が公平であり、発する時期も時を得ている
4_功績のある者に高い地位を与え、賢者や能力のある者を重用している
5_軍団の兵士が多く、装備が整っている
6_隣国や大国の助けがある
〖軍隊の管理〗
〔四軽〕
1_地形をつぶさに見極めたうえで馬を走らせる
2_まぐさを適当に与える
3_車に油を十分注す
4_武器を鋭く、甲冑を堅固に整える
〔二重〕
1_進んだ者には重い賞を与える
2_退いた者には重い罰を加える
〔勝敗の要因〕
1_平生の訓練で、礼節を守り、行動を起こすときには威厳があり、進むときには阻むことができず、退く時には追撃できず、進退に節度があり、左右両翼の軍も指揮に呼応し、分断されても陣容を崩さず、分散しても隊列をつくることができ、安全な時も危険な時も、将兵が一体となって戦い、いくら戦っても疲労すしないような軍隊を作れるかどうか
2_飲食を適切に取り、人馬の力を消耗させていないかどうか
3_将が、穴のあいた舟に乗り、燃えている家で寝ているように、必死の覚悟をしているかどうか
4_優柔不断に陥るかどうか
5_訓練が良くできているかどうか(近くにいて遠くの敵を待ち、余裕を持って敵の疲れるのを待ち、満腹の状態で敵が飢えるのを待つ。円陣を組んだかと思えば方陣を組み、座ったかと思えば立ち、前進したかと思えば止まり、左に行ったかと思えば右に行き、前進したかと思えば後退し、分散したかと思えば集中する。様々な変化に対��できるよう習熟させる。)
6_戦の訓練で、背の低い者には長い矛を持たせ、背の高い者には弓や弩を持たせる。力の強い者には旗を持たせ、勇敢な者には鐘や太鼓を持たせる。力の弱い者は雑用に使い、思慮深い者は参謀とする。同郷の者で 伍 ( ご ) を編成し連帯責任を持負わせる。
7_一度目の太鼓で武器を整え、二度目の太鼓で陣立てを整え、三度目の太鼓で食事をとり、四度目の太鼓で武器を点検し、五度目の太鼓で進軍の状態にさせ、そして太鼓の音が揃ってはじめて、旗をかかげる。
〔行軍の定石〕
1_深い谷間の入口や大きな山のふもとを避ける。
2_青竜の旗を左に、白虎の旗を右に、朱雀の旗を前に、玄武の旗を後ろに立て、招搖の旗を中央にかかげて、その下で将が指揮を執る。
3_順風のときは敵を攻め、逆風のときは陣を固めて待機する
〔軍馬の飼育〕
1_環境を良くし、水や草を適度に与え、腹具合を調整し、冬は厩舎を温め、夏にはひさしをつけて涼しくし、毛やたてがみを切りそろえ、注意深く蹄を切り、耳や目をおおって物に驚かないようにし、走り方を学ばせ、留まりかたを教育し、人と馬がなれ親しむようにする。
2_鞍、おもがい、くつわ、手綱などはしっかりとつける。
3_馬は、仕事の終わりや腹が減ったときよりも、仕事の始まりや食べ過ぎたときに駄目になる。
4_日が暮れてもまだ道が遠い時には、時には降りて休ませる。人はくたびれても馬を疲れてさせてはならない。いつも馬に余力をもたせ、敵の奇襲攻撃に備える。
〖将軍のあるべき姿〗
〔心得〕
1_管理:大部隊をあたかも小部隊を治めるように掌握して統率する
2_準備:門を出れば、いつ敵に襲われてもいいように備える
3_決意:敵を眼の前にして決死の覚悟を持つ
4_自戒:勝っても戦を軽々しく考えないように自らを警戒する
5_法令簡略化:
6_形式的な煩雑さを避けて分かりやすくする
7_命令を受ければ家人に別れを告げることもなく、敵を撃ち破るまで家人のことを言わない
〔好機〕
1_精神:全軍兵士の動きを充実させる将軍の気
2_土地:道が狭く険しい高山の要塞では、十人の兵卒でも千人の敵を防ぐことができる
3_状況:間諜を放ち、軽装備の兵を発して敵の兵力を分散させ、君主と臣下の心を切り離し、将と兵がお互いに非難しあうようにしむける
4_力:車の楔を堅固にし、舟の櫓や櫂を潤滑にし、兵士をよく訓練させ、馬は良く走るように調教しておく
5_将の威徳や仁勇:部下を統率し、民を安心させ、敵をおののかせ、疑問が生じても迷うことなく判断する。
〔軍の威信を兵卒に伝える戦具〕
1_太鼓・鐘:耳から
2_軍旗・采配:目から
3_禁令・刑罰:心から
〔敵将のタイプ別対応策〕
1_愚直で軽々しく人を信用する⇐だまして誘い出す
2_貪欲で恥知らず⇐賄賂で買収する
3_状況の変化を軽く考える無思慮⇐策をつかって疲れ苦しめる
4_敵将が富んで驕り高ぶり、部下が貧しくて不満をもっている⇐これを助長し、離間させる
5_優柔不断⇐驚かせて敗走させる
6_兵が敵将を軽んじて帰郷の心がある⇐逃げ易い道を塞いで険しい道を開いておき、迎え撃って殲滅する
〔敵将タイプ判別法〕
1_身分は低いが勇気のあるものを選び、敏捷で気鋭の兵士を率いて試みる。彼らにはもっぱら逃げさせ、勝利を収めさせない。敵が追ってくるのを観察し、兵卒の一挙一動を見て軍規がゆきわたっているかを見る。追撃するときもわざと追いつけないようにみせたり、有利とみてもわざと気づかないふりをして誘いに乗らないようであれば、智将。戦を避ける。
2_部隊がさわがしく、旗は乱れ、兵卒はばらばらに動き、隊列が縦になったり横になったりして整わず、逃げる者を追おうとしてあせり、利益があると思えばやたらそれを得ようとするのは愚将。捕虜にできる。
〔場所別対応〕
1_進みやすく退却が難しい場所では、敵が行き過ぎてきたところを討つ
2_進みにくく退きやすい場所では、こちらから討って出る
3_敵軍が低湿地に駐屯していて、水はけが悪く長雨が続いているようであれば、水攻めで溺れさせる
4_敵が荒れた沢地に駐屯していて、雑草や潅木が繁茂しておりつむじ風が吹いているようであれば、火攻めで焼き滅ぼす
5_敵が駐屯して動こうとせず、将兵ともにだらけ、軍備も十分でない場合は、深く侵入して奇襲する
〖ケースごとの対応〗
1_敵の急襲を受け、混乱して隊伍が乱れた場合
↑←自軍に威光が行きわたり士卒が命令どおりに動くのであれば、慌てず対処する。
2_敵が大軍で、自軍が少ない場合
↑←平坦な土地での戦闘を避け、狭く険しい地形にさそいこむ。
[一の兵力で十の敵に当たるときは狭い場所で。十の兵力で百の敵に当たるときは険しい場所で。千の兵力で万の敵に当たるときは障害の多い場所で。]
3_敵の兵力が非常に多く、武勇に優れており、大きな山を背にして要害の地に拠り、右手に山、左手に川、堀を深くして砦を高くし、強弩をもって守っており、退くときは山のように堂々としており、進むときは雨風のようにはげしく、兵糧も十分で、長期戦になってもこちらが不利になる場合
↑←千輌の戦車、一万の騎馬兵を備え、さらに歩兵を加え、全軍を五つに分け、それぞれの道に布陣させる。五つの軍が五つの道に布陣していれば、敵は必ず迷って、どこを攻めればよいか分からないでしょう。敵が固く守るようであれば、急いで間者を送り込み、敵の意図を探る。敵がこちらの言い分を聞けば、囲みを解いて去る。聞き入れずに使者を斬って、文書を焼き捨てるようであれば、戦闘開始。勝てなければすばやく退却する。勝っても追い討ちをかけない。余力残してわざと逃げ、整然と行動して、すばやく戦い、ひとつの軍は前方の敵をくぎづけにし、ひとつの軍は後方を分断し、別のふたつの軍は、馬に枚をふくませてひそかに左右に動かして急襲し、五軍が次々に攻め立てる。
4_敵が近づいて自軍に迫り、退却しようとしても道がなく、兵卒が不安におちいった場合
↑←もし敵が少数で自軍が多数であれば、部隊を分散して代わる代わる敵を討つ。もし敵が多数で自軍が少数であれば、策をめぐらせて相手の隙を狙い、継続的に敵を攻める。
5_敵に渓谷でぶつかり、周囲は険しい地形が多く、しかも敵が多数で自軍が少数の場合
↑←丘陵や森林、深い谷や険しい山、大きな沼沢地にあえば、すばやく通過する。万一、深山幽谷でいきなり敵と遭遇したら、必ず先手を取って太鼓をたたいて敵を驚かせて、弓や弩を射掛けながら攻め立て、敵を捕え、敵軍の混乱を見極めたうえで、ためらうことなく追撃する。
6_左右に山がそびえ立ち、地形は狭く、身動きできないようなところで、急に敵に遭遇し、あえて攻撃もできず、退却もできない場合
↑←味方の兵のうちから武術に優れた者を選んで敵に当たらせる。そして身の軽い兵を先頭に立たせて、戦車や騎兵を分散させて四方に潜ませる。敵との距離を数里に保ち、相手に見つからないようにする。陣を固く守り進退できない敵に対して、山かげから旗を押し立てて陣立てを現す。驚く敵に向かって、戦車と騎馬を出動させ、休む間もなく攻めかかる。
7_敵と大きな沢沼地で遭遇し、車輪はぬかるみに落ち、轅は水につかり、水は車にせまり、舟の用意もなく、進退に窮した場合
↑←戦車や騎兵を用いることなく、しばらく待機させ、高いところに登って四方を観察し、幅の狭いところ広いところ、浅いところ深いところ、水の状況を調べたうえで策を巡らす。もし敵が水を渡って攻めてきたら、およそ半数が渡るまで待って、攻める。
8_長雨続きで、馬はぬかるみに落ち、戦車も動かないようなときに、四方から敵の攻撃を受け、全軍が驚き慌てふためいた場合
↑←戦車は、晴れて湿気がないときに動かすもの。雨天や湿気のあるときには用いない。頑丈な戦車を走らせ、進むにしても止まるにしても、必ずその道理に従うようにする。雨天や湿気のあるときには低い土地を避け、高いところをめざす。
9_凶悪な敵がいきなり侵入してきて、わが国土を侵し、牛や馬を略奪していくような場合
↑←昼間は守りを固めて敵に応じず、日暮れになって敵が退却するときに追撃する。敵は、帰りを急ぐが、戦利品で動きが鈍くなっているので、焦りで部隊が乱れる。
10_城邑をすでに攻略し、それぞれの宮殿に入った場合
↑←宮殿の財貨を奪い、収用する。軍が駐屯した土地では、住民を害しない意図を示して不安をとりのぞく。自軍を厳しく取り締まり、材木を切ったり、建物を荒らしたり、食糧を盗ったり、家畜を屠ったり、財産を焼き払ったりさせないようにする。安心して投降できるよう、寛容さを示す。
〖信賞必罰〗
〔供応エピソード〕
呉王は、廟前で宴会を開き、家臣たちを3列に並べて供応した。最高の功績をあげた者は前行に座らせ上等の器に上等の料理を盛ってもてなした。それに次ぐ功績をあげた者は次の列に座らせ皿数をやや少なくした。功績のなかった者は後の列に座らせて、料理の数をわずかにした。
饗宴が終わると、功績ある者の父母妻子には、廟の門外でみやげ物を贈った。そのときも功績ある者とない者で差をつけた。
戦死した者の家族には、毎年、使者を送ってその父母をねぎらい、贈物をして、功績を忘れないでいることを知らせた。
これを行うこと3年。秦が軍を興して西河に進軍してきた。魏の臣はそれを聞くと、命令を待たずに装備を整えて奮って敵を討とうとする者が数万におよぶほどであった。
呉起は、「人には短所と長所があり、意欲には盛んになるときと衰えるときがありる。功績のなかった者を試しに五万人ほど徴集してください。五万の兵を死にもの狂いにして、戦ってみせます。」と言って、五万の兵を託された。戦いの前日、呉起は全軍に、「各吏士たちよ、戦車、騎兵、歩兵それぞれに対応して戦え。戦車隊が敵の戦車隊を打ち破れず、騎馬隊が敵の騎馬隊を打ち破れず、歩兵隊が敵の歩兵隊を打ち破ることができなければ、敵を破ったとしても、功績があったといえない。」と訓示した。そして、戦車五百乗、騎馬兵千人を含む五万の兵で、秦軍五十万を破った。
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凱旋祭
一
紫の幕、紅の旗、空の色の青く晴れたる、草木の色の緑なる、唯うつくしきものの弥が上に重なり合ひ、打混じて、譬へば大なる幻燈の花輪車の輪を造りて、烈しく舞出で、舞込むが見え候のみ。何をか緒として順序よく申上げ候べき。全市街はその日朝まだきより、七色を以て彩られ候と申すより他はこれなく候。
紀元千八百九十五年—月—日の凱旋祭は、小生が覚えたる観世物の中に最も偉なるものに候ひき。
知事の君を���じめとして、県下に有数なる顕官、文官武官の数を尽し、有志の紳商、在野の紳士など、尽く銀山閣といふ倶楽部組織の館に会して、凡そ半月あまり趣向を凝されたるものに候よし。
先づ巽公園内にござ候記念碑の銅像を以て祭の中心といたし、ここを式場にあて候。
この銅像は丈一丈六尺と申すことにて、台石は二間に余り候はむ、兀如として喬木の梢に立ちをり候。右手に提げたる百錬鉄の剣は霜を浴び、月に映じて、年紀古れども錆色見えず、仰ぐに日の光も寒く輝き候。
銅像の頭より八方に綱を曳きて、数千の鬼灯提灯を繋ぎ懸け候が、これをこそ趣向と申せ。一ツ一ツ皆真蒼に彩り候。提灯の表には、眉を描き、鼻を描き、眼を描き、口を描きて、人の顔になぞらへ候。
さて目も、口も、鼻も、眉も、一様普通のものにてはこれなく、いづれも、ゆがみ、ひそみ、まがり、うねりなど仕り、なかには念入にて、酔狂にも、真赤な舌を吐かせたるが見え候。皆切取つたる敵兵の首の形にて候よし。さればその色の蒼きは死相をあらはしたるものに候はむか。下の台は、切口なればとて赤く塗り候。上の台は、尋常に黒くいたし、辮髪とか申すことにて、一々蕨縄にてぶらぶらと釣りさげ候。一ツは仰向き、一ツは俯向き、横になるもあれば、縦になりたるもありて、風の吹くたびに動き候よ。
二
催のかかることは、ただ九牛の一毛に過ぎず候。凱旋門は申すまでもなく、一廓数百金を以て建られ候。あたかも記念碑の正面にむかひあひたるが見え候。またその傍に、これこそ見物に候へ。ここに三抱に余る山桜の遠山桜とて有名なるがござ候。その梢より根に至るまで、枝も、葉も、幹も、すべて青き色の毛布にて蔽ひ包みて、見上ぐるばかり巨大なる象の形に拵へ候。
毛布はすべて旅団の兵員が、遠征の際に用ゐたるをつかひ候よし。その数八千七百枚と承り候。長蛇の如き巨象の鼻は、西の方にさしたる枝なりに二蜿り蜿りて喞筒を見るやう、空高き梢より樹下を流るる小川に臨みて、いま水を吸ふ処に候。脚は太く、折から一員の騎兵の通り合せ候が、兜形の軍帽の頂より、爪の裏まで、全体唯その前脚の後にかくれて、纔に駒の尾のさきのみ、此方より見え申し候。かばかりなる巨象の横腹をば、真四角に切り開きて、板を渡し、ここのみ赤き氈を敷詰めて、踊子が舞の舞台にいたし候。葉桜の深翠したたるばかりの頃に候へば、舞台の上下にいや繁りに繁りたる桜の葉の洩れ出で候て、舞台は薄暗く、緋の毛氈の色も黒ずみて、もののしめやかなるなかに、隣国を隔てたる連山の巓遠く二ツばかり眉を描きて見渡され候。遠山桜あるあたりは、公園の中にても、眺望の勝景第一と呼ばれたる処に候へば、式の如き巨大なる怪獣の腹の下、脚の四ツある間を透して、城の櫓見え、森も見え、橋も見え、日傘さして橋の上渡り来るうつくしき女の藤色の衣の色、あたかも藤の花一片、一片の藤の花、いといと小さく、ちらちら眺められ候ひき。
こは月のはじめより造りかけて、凱旋祭の前一日の昼すぎまでに出来上り候を、一度見たる時のことに有之候。
夜に入ればこの巨象の両個の眼に電燈を灯し候。折から曇天に候ひし。一体に樹立深く、柳松など生茂りて、くらきなかに、その蒼白なる光を洩し、巨象の形は小山の如く、喬木の梢を籠めて、雲低き天に接し、朦朧として、公園の一方にあらはれ候時こそ怪獣は物凄まじきその本色を顯し、雄大なる趣を備へてわれわれの眼には映じたれ。白昼はヤハリ唯毛布を以て包みなしたる山桜の妖精に他ならず候ひし。雲はいよいよ重く、夜はますます闇くなり候まま、炬の如き一双の眼、暗夜に水銀の光を放ちて、この北の方三十間、小川の流一たび灌ぎて、池となり候池のなかばに、五条の噴水、青竜の口よりほとばしり、なかぞらのやみをこぼれて篠つくばかり降りかかる吹上げの水を照し、相対して、またさきに申上候銅像の右手に提げたる百錬鉄の剣に反映して、次第に黒くなりまさる漆の如き公園の樹立の間に言ふべからざる森厳の趣を呈し候、いまにも雨降り候やうなれば、人さきに立帰り申候。
三
あくれば凱旋祭の当日、人々が案じに案じたる天候は意外にもおだやかに、東雲より密雲破れて日光を洩し候が、午前に到りて晴れ、昼少しすぐるより天晴なる快晴となり澄し候。
さればこそ前申上げ候通り、ただうつくしく賑かに候ひし、全市の光景、何より申上げ候はむ。ここに繰返してまた単に一幅わが県全市の図は、七色を以てなどりて彩られ候やうなるおもひの、筆執ればこの紙面にも浮びてありありと見え候。いかに貴下、さやうに候はずや。黄なる、紫なる、紅なる、いろいろの旗天を蔽ひて大鳥の群れたる如き、旗の透間の空青き、樹々の葉の翠なる、路を行く人の髪の黒き、簪の白き、手絡の緋なる、帯の錦、袖の綾、薔薇の香、伽羅の薫の薫ずるなかに、この身体一ツはさまれて、歩行くにあらず立停るといふにもあらで、押され押され市中をいきつくたびに一歩づつ式場近く進み候。横の町も、縦の町も、角も、辻も、山下も、坂の上も、隣の小路もただ人のけはひの轟々とばかり遠波の寄するかと、ひツそりしたるなかに、あるひは高く、あるひは低く、遠くなり、近くなりて、耳底に響き候のみ。裾の埃、歩の砂に、両側の二階家の欄干に、果しなくひろげかけたる紅の毛氈も白くなりて、仰げば打重なる見物の男女が顔も朧げなる、中空にはむらむらと何にか候らむ、陽炎の如きもの立ち迷ひ候。
万丈の塵の中に人の家の屋根より高き処々、中空に斑々として目覚しき牡丹の花の翻りて見え候。こは大なる母衣の上に書いたるにて、片端には彫刻したる獅子の頭を縫ひつけ、片端には糸を束ねてふつさりと揃へたるを結び着け候。この尾と、その頭と、及び件の牡丹の花描いたる母衣とを以て一頭の獅子にあひなり候。胴中には青竹を破りて曲げて環にしたるを幾処にか入れて、竹の両はしには屈竟の壮佼ゐて、支へて、膨らかに幌をあげをり候。頭に一人の手して、力逞ましきが猪首にかかげ持ちて、朱盆の如き口を張り、またふさぎなどして威を示し候都度、仕掛を以てカツカツと金色の牙の鳴るが聞え候。尾のつけもとは、ここにも竹の棹つけて支へながら、人の軒より高く突上げ、鷹揚に右左に振り動かし申候。何貫目やらむ尾にせる糸をば、真紅の色に染めたれば、紅の細き滝支ふる雲なき中空より逆におちて風に揺らるる趣見え、要するに空間に描きたる獣王の、花々しき牡丹の花衣着けながら躍り狂ふにことならず、目覚しき獅子の皮の、かかる牡丹の母衣の中に、三味、胡弓、笛、太鼓、鼓を備へて、節をかしく、かつ行き、かつ鳴して一ゆるぎしては式場さして近づき候。母衣の裾よりうつくしき衣の裾、ちひさき女の足などこぼれ出でて見え候は、歌姫の上手をばつどへ入れて、この楽器を司らせたるものに候へばなり。
おなじ仕組の同じ獅子の、唯一つには留まらで、主立つたる町々より一つづつ、すべて十五、六頭[1]※り出だし候が、群集のなかを処々横断し、点綴して、白き地に牡丹の花、人を蔽ひて見え候。
四
群集ばらばらと一斉に左右に分れ候。
不意なれば蹌踉めきながら、おされて、人の軒に仰ぎ依りつつ、何事ぞと存じ候に、黒き、長き物ずるずると来て、町の中央を一文字に貫きながら矢の如く駈け抜け候。
これをば心付き候時は、ハヤその物体の頭は二、三十間わが眼の前を走り去り候て、いまはその胴中あたり連りに進行いたしをり候が、あたかも凧の糸を繰出す如く、走馬燈籠の間断なきやう俄に果つべくも見え申さず。唯人の頭も、顔も、黒く塗りて、肩より胸、背、下腹のあたりまで、墨もていやが上に濃く塗りこくり、赤褌襠着けたる臀、脛、足、踵、これをば朱を以て真赤に色染めたるおなじ扮装の壮佼たち、幾百人か。一人行く前の人の後へ後へと繋ぎあひ候が、繰出す如くずんずんと行き候。およそ半時間は連続いたし候ひしならむ、やがて最後の一人の、身体黒く足赤きが眼前をよぎり候あと、またひらひらと群集左右より寄せ合うて、両側に別れたる路を塞ぎ候時、その過行きし方を打眺め候へば、彼の怪物の全体は、遥なる向の坂をいま蜿り蜿りのぼり候首尾の全きを、いかにも蜈蚣と見受候。あれはと見る間に百尺波状の黒線の左右より、二条の砂煙真白にぱツと立つたれば、その尾のあたりは埃にかくれて、躍然として擡げたるその臼の如き頭のみ坂の上り尽くる処雲の如き大銀杏の梢とならびて、見るがうちに、またただ七色の道路のみ、獅子の背のみ眺められて、蜈蚣は眼界を去り候。疾く既に式場に着し候ひけむ、風聞によれば、市内各処における労働者、たとへばぼてふり、車夫、日傭取などいふものの総人数をあげたる、意匠の俄に候とよ。
彼の巨象と、幾頭の獅子と、この蜈蚣と、この群集とが遂に皆式場に会したることをおん含の上、静にお考へあひなり候はば、いかなる御感じか御胸に浮び候や。
五
別に凱旋門と、生首提灯と小生は申し候。人の目鼻書きて、青く塗りて、血の色染めて、黒き蕨縄着けたる提灯と、竜の口なる五条の噴水と、銅像と、この他に今も眼に染み、脳に印して覚え候は、式場なる公園の片隅に、人を避けて悄然と立ちて、淋しげにあたりを見まはしをられ候、一個年若き佳人にござ候。何といふいはれもあらで、薄紫のかはりたる、藤色の衣着けられ候ひき。
このたび戦死したる少尉B氏の令閨に候。また小生知人にござ候。
あらゆる人の嬉しげに、楽しげに、をかしげに顔色の見え候に、小生はさて置きて夫人のみあはれに悄れて見え候は、人いきりにやのぼせたまひしと案じられ、近う寄り声をかけて、もの問はむと存じ候折から、おツといふ声、人なだれを打つて立騒ぎ、悲鳴をあげて逃げ惑ふ女たちは、水車の歯にかかりて撥ね飛ばされ候やう、倒れては遁げ、転びては遁げ、うづまいて来る大蜈蚣のぐるぐると巻き込むる環のなかをこぼれ出で候が、令閨とおよび五三人はその中心になりて、十重二十重に巻きこまれ、遁るる隙なく伏まろび候ひし。警官駈けつけて後、他は皆無事に起上り候に、うつくしき人のみは、そのまま裳をまげて、起たず横はり候。塵埃のそのつややかなる黒髪を汚す間もなく、衣紋の乱るるまもなくて、かうはなりはてられ候ひき。
むかでは、これがために寸断され、此処に六尺、彼処に二尺、三尺、五尺、七尺、一尺、五寸になり、一分になり、寸々に切り刻まれ候が、身体の黒き、足の赤き、切れめ切れめに酒気を帯びて、一つづつうごめくを見申し候。
日暮れて式場なるは申すまでもなく、十万の家軒ごとに、おなじ生首提灯の、しかも丈三尺ばかりなるを揃うて一斉に灯し候へば、市内の隈々塵塚の片隅までも、真蒼き昼とあひなり候。白く染め抜いたる、目、口、鼻など、大路小路の地の上に影を宿して、青き灯のなかにたとへば蝶の舞ふ如く蝋燭のまたたくにつれて、ふはふはとその幻の浮いてあるき候ひし。ひとり、唯、単に、一宇の門のみ、生首に灯さで、淋しく暗かりしを、怪しといふ者候ひしが、さる人は皆人の心も、ことのやうをも知らざるにて候。その夜更けて後、俄然として暴風起り、須臾のまに大方の提灯を吹き飛ばし、残らず灯きえて真闇になり申し候。闇夜のなかに、唯一ツ凄まじき音聞え候は、大木の吹折られたるに候よし。さることのくはしくは申上げず候。唯今風の音聞え候。何につけてもおなつかしく候。
月 日
ぢい様
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・「映画となると話はどこからでも始まる」に掲載された「わたくしのベスト10とあと90本(ベスト100)」より
黄金狂時代 チャールズ・チャップリン…チャップリンは「わたくしにとってすべてベスト!」とのこと
グリード エリッヒ・フォン・ストロハイム(エリッヒ・フォン・シュトロハイム)…シュトロハイムは「結婚行進曲」もオススメだそうです
駅馬車 ジョン・フォード…フォードど対談した際は「わが谷は緑なりき」が一番好きと答えたそうです(「映画は語る」より)
ベニスに死す ルキノ・ヴィスコンティ…同性愛的描写、砂浜
アマルコルド フェデリコ・フェリーニ
8 1/2(オット・エ・メッツォ) フェデリコ・フェリーニ
野いちご イングマール・ベルイマン/ヴィクトル・シェストレム
疑惑の影 アルフレッド・ヒッチコック
ミモザ館 ジャック・フェーデ(ジャック・フェデー)
天井桟敷の人々 マルセル・カルネ/ジャック・プレヴェール…「映画行脚」ではあまり好きではないと答え、カルネのベストに「嘆きのテレーズ」を選んでいました
※肉体は男、魂は女性的だった淀川さん(ジョージ・キューカーがそうだったように)ほど「男が男に惚れてしまう」心理を追求した映画評論家もいなかったのではないでしょうか
鉄の爪 パール・ホワイト/エドワード・ホセ/ジョージ・B・サイツ…パール・ホワイトは最も好きだった女優の一人
ウーマン モーリス・ターナー(トゥールヌール)
散り行く花 D.W.グリフィス…淀川さんが子供の頃に見て涙が止まらなかった作品の一つ
愚なる妻 エリッヒ・フォン・ストロハイム(エリッヒ・フォン・シュトロハイム)
紐育の丑満時 チャールズ・ブレイビン…エステル・テイラーもお気に入りの女優の一人
アメリカの影 ジョン・カサヴェテス
密告 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
かくも長き不在 アンリ・コルピ/マルグリット・デュラス
チュー公の赤毛布(THE COUNTRY COUSIN) ウィルフレッド・ジャクソン/ウォルト・ディズニィ(ディズニー)
歴史は女で作られる マックス・オフュールス(マックス・オフュルス)
※「愚なる妻」は伊藤大輔と熱く語り合う(伊藤の方は無いはずのシーンまで自分で想像して膨らませてしまう)ほど熱狂したそうです
イントレランス D.W.グリフィス/エリッヒ・フォン・シュトロハイム/トッド・ブラウニング他
カビリア ピエロ・フォスコ(ジョヴァンニ・パストローネ)
番頭 チャールズ・チャップリン
移民 チャールズ・チャップリン
犬の生活 チャールズ・チャップリン
キッド チャールズ・チャップリン
のらくら チャールズ・チャップリン
偽牧師 チャールズ・チャップリン
巴里の女性 チャールズ・チャップリン
サーカス チャールズ・チャップリン
※「イントレランス」には他にアラン・ドワン、フランク・ボザーギ(ボザージ/ボーゼイジ)、W.S.ヴァン・ダイク、ヴィクター・フレミング、ジャック・コンウェイ等も参加
街の灯 チャールズ・チャップリン
モダン・タイムス チャールズ・チャップリン
独裁者 チャールズ・チャップリン
殺人狂時代 チャールズ・チャップリン/オーソン・ウェルズ(アイデア提供)…別の本ではあまり好きじゃないと語っていました
ライムライト チャールズ・チャップリン/バスター・キートン/ロバート・アルドリッチ
火 ピエロ・フォスコ(ジョヴァンニ・パストローネ)
男性と女性 セシル・B・デミル/ミッチェル・ライゼン
カリガリ博士 ロベルト・ウィーネ(ローベルト・ヴーィネ)/カール・マイヤー/フリッツ・ラング
モヒカン族の最後(モヒカン族の最期) モーリス・ターナー(トゥールヌール)
焼け爛れし翼(Singed Wings) ペンリン・スタンロウ(Penrhyn Stanlaws)/ポール・ペリー(Paul Perry)
三仮面 アンリ・クロス(アンリ・クロース)
乗合馬車 ヘンリィ・キング(ヘンリー・キング)
ステラ・ダラス ヘンリィ・キング(ヘンリー・キング)
ジークフリート(ニーベルンゲン) フリッツ・ラング…「ニーベルンゲン」第一部:ジークフリート、第二部:クリームヒルトの復讐
メトロポリス フリッツ・ラング/エドガー・G・ウルマー/オットー・フンテ/エリック・ケテルフート/カール・フォル・ブレヒト他
バグダッドの盗賊 ラオール・ウォルシュ/ウィリアム・キャメロン・メンジース/ミッチェル・ライゼン
幌馬車 ジェームズ・クルーズ
十戒(1923) セシル・B・デミル
ヴァリエテ E.A.デュポン/カール・フロイント
テレーズ・ラカン ジャック・フェーデ(ジャック・フェデー)
ビッグ・パレード キング・ヴィドア(キング・ヴィダー)…戦争映画はコレが最高とのこと
栄光 ラオール・ウォルシュ…好みで言えば「ビッグ・パレード」よりも好きだそうです
第七天国 フランク・ボザーギ(ボザージ/ボーゼイジ)
サンライズ F.W.ムルナウ…ムルナウもまた同性愛をめぐって悩んだ一人
要心無用 ハロルド・ロイド/サム・テイラー/フレッド・ニュウメイヤー(ニューメイヤー)
恋愛三代記 バスター・キートン/エディ・クライン
三人の女 エルンスト・ルビッチ
ウィンダミア夫人の扇 エルンスト・ルビッチ
救ひを求むる人々(救いを求むる人々) ジョゼフ・フォン・スタンバーグ
さらば青春 アウグスト・ジェニーナ
結婚哲学 エルンスト・ルビッチ
巴里の女性 チャールズ・チャップリン
夜の女 モンタ・ベル(Monta Bell)
美人帝国 モンタ・ベル(Monta Bell)
人生の乞食 ウィリアム・ウェルマン(ウィリアム・A・ウェルマン)…ルイズ・ブルックス(ルイーズ・ブルックス)の代表作の一つと言っていました
東への道 D.W.グリフィス…グリフィスにしては「あまり好きとは申せぬがやはり加えておこう」とのこと
国民の創生(國民の創生) D.W.グリフィス…「アメリカを英雄きどりで語るところが気に入らぬが」と言いつつ、映画史上の注目作には違いないとのこと
スージーの真心 D.W.グリフィス…リリアン・ギッシュ×グリフィスのコンビで一番好きな作品だそうです
裁かるゝジャンヌ(裁かるるジャンヌ) カール・ドライエル(カール・テオドア・ドライヤー)
吸血鬼(ヴァンパイア) カール・ドライエル(カール・テオドア・ドライヤー)
※「國民の創生」には他にラオール・ウォルシュやジョン・フォード等も出演
涙の船唄 キング・ヴィドア(キング・ヴィダー)
巴里の屋根の下 ルネ・クレール
喝采 ルウベン・マムウリアン(ルーベン・マムーリアン)
自由を我等に ルネ・クレール
ル・ミリオン ルネ・クレール
巴里祭 ルネ・クレール
生きているモレア ベン・ヘクト/チャールズ・マックアーサー
砂漠の生霊 ウィリアム・ワイラア(ウィリアム・ワイラー)
ハレルヤ キング・ヴィドア(キング・ヴィダー)
嘆きの天使 ジョゼフ・フォン・スタンバーグ
会議は踊る エリック・シャレル
ラヴ・パレード エルンスト・ルビッチ
モロッコ ジョゼフ・フォン・スタンバーグ
間諜X27 ジョゼフ・フォン・スタンバーグ
タブウ ロバート・フラハティ/F.W.ムルナウ
モアナ ロバート・フラハティ
美女と力への道(美と力への道) ウィルヘルム・プラーゲル…ドイツの映画会社ウファ(ウーファ)で撮影された「美と力への道(Wege zu Kraft und Schönheit)」
陽気な中尉さん エルンスト・ルビッチ
人生案内 ニコライ・エック
暗黒街の顔役(スカーフェイス) ハワード・ホークス…最高のギャング映画だと言っていました。二種類の結末
シナラ キング・ヴィドア(キング・ヴィダー)
雨 ルイス・マイルストン…淀川さん的にジョーン・クロフォードはコレがベストだそうです。マイルストン版に先駆けたラオール・ウォルシュの「港の女」も評価していました
西部戦線異状なし ルイス・マイルストン
仮面の米国 マーヴィン・ルロイ
七日間の休暇 リチャード・ウォーレス
市街 ルウベン・マムウリアン(ルーベン・マムーリアン)
裏街 ジョン・M・スタール
グランド・ホテル エドマンド・グゥルディング(エドマンド・グールディング)
夢見る唇 パウル・ツィンナァ(パウル・ツィンナー)…ビリー・ワイルダー「昼下りの恋(昼下りの情事)」として再映画化
或る夜の出来事 フランク・キャプラ/ロバート・リスキン
※ここまで100本。
ベスト10+90本はとうに超えましたが、淀川さんいわく「ところがここで……まさかあなた……おさまるわけがないでしよう」だそうです(100本どころか124本目の「影なき男」の記述より)
未完成交響楽 ウィリ・フォルスト(ヴィリ・フォルスト)
たそがれの維納 ウィリ・フォルスト(ヴィリ・フォルスト)
外人部隊 ジャック・フェーデ(ジャック・フェデー)
乙女の湖 マルク・アレグレ…二種類の結末
男の敵 ジョン・フォード
人生は四十二から レオ・マッケリィ(レオ・マッケリー)
描かれた人生 アレキサンダー・コルダ(アレクサンダー・コルダ)
暗黒街の弾痕 フリッツ・ラング
女だけの都 ジャック・フェーデ(ジャック・フェデー)
孔雀夫人 ウィリアム・ワイラア(ウィリアム・ワイラー)/ルドルフ・マテ…ベスト10の中に加えるべきだった作品だそうです
我等の仲間 ジュリアン・デュヴィヴィエ
大いなる幻影 ジャン・ルノワール/エリッヒ・フォン・シュトロハイム/ジャック・ベッケル…ベスト10に入れなかったのは「演出の表情(表現に非ず)がエリートすぎた」とのこと
荒野の決闘 ジョン・フォード…人によっては「荒野の決闘」が良いというのもわかるが、活動写真(映画)の精神は「駅馬車」とのこと
沈黙 イングマール・ベルイマン
どん底 ジャン・ルノワール/ジャック・ベッケル
舞踏会の手帖 ジュリアン・デュヴィヴィエ
ブルグ劇場 ウィリ・フォルスト(ヴィリ・フォルスト)
わが家の楽園 フランク・キャプラ/ディミトリ・ティオムキン
デッド・エンド ウィリアム・ワイラア(ウィリアム・ワイラー)/グレッグ・トーランド
コンドル ハワード・ホークス/ディミトリ・ティオムキン…第二次世界大戦のアメリカとの太平洋戦争開戦間際まで映画館が上映していたという作品。客が詰めかけて見ていて印象に残っている作品でもあるそうです
スミス都へ行く フランク・キャプラ/ディミトリ・ティオムキン…開戦間際まで上映された作品の一つ
望郷 ジュリアン・デュヴィヴィエ…出来すぎたきらいがあるにしても、永久に死なないであろう映画の一つだそうです
モロッコ ジョゼフ・フォン・スタンバーグ…上に同じ
影なき男 W.S.ヴァン・ダイク/ダッシェル・ハメット(ダシール・ハメット)
南部の人 ジャン・ルノワール/ロバート・アルドリッチ
河 ジャン・ルノワール/サタジット・レイ
フレンチ・カンカン ジャン・ルノワール/ジャック��リヴェット
白雪姫 デイヴィッド・ハンド/オリー・ジョンストン/フランク・トーマス/ウォルト・ディズニー他
市民ケーン オーソン・ウェルズ/ロバート・ワイズ
ストライキ セルゲイ・エイゼンシュテイン
戦艦ポチョムキン セルゲイ・エイゼンシュテイン…みながあまりに騒ぐので「いささか鼻についてきた」そうです
土曜の夜と日曜の朝 カレル・ライス/トニー・リチャードソン
裸足のイザドラ カレル・ライス
ローズマリーの赤ちゃん ロマン・ポランスキー/ジョン・カサヴェテス
裸の町 ジュールズ・ダッシン
日曜はダメよ ジュールズ・ダッシン
トプカピ ジュールズ・ダッシン
男の争い ジュールズ・ダッシン
美女と野獣 ジャン・コクトオ(ジャン・コクトー)/ルネ・クレマン
オルフェ ジャン・コクトオ(ジャン・コクトー)
ドン・キホーテ G.W.パプスト/フェオドール・シャリアピン
死の谷 ラオール・ウォルシュ
バワリー(バワリイ) ラオール・ウォルシュ
いちごブロンド ラオール・ウォルシュ
懐かしのアリゾナ ラオール・ウォルシュ/アーヴィング・カミングス
雨の中の女 フランシス・フォード・コッポラ
ゴッドファーザー フランシス・フォード・コッポラ…コッポラは「ゴッドファーザー」から“だらく”したと言い、テーマミュージックが食っちまった名作、けれどもコッポラは永遠の映画フレンドだそうです
ひとりぼっちの青春 シドニー・ポラック
シシリーの黒い霧 フランチェスコ・ロージ
真実の瞬間 フランチェスコ・ロージ
赤い靴 マイケル・パウエル/エメリック・プレスバーガー
黒水仙 マイケル・パウエル/エメリック・プレスバーガー
我が道を往く レオ・マッケリィ(レオ・マッケリー)
我等の生涯の最良の日 ウィリアム・ワイラア(ウィリアム・ワイラー)/グレッグ・トーランド
ローマの休日 ウィリアム・ワイラア(ウィリアム・ワイラー)/ダルトン・トランボ/アンリ・アルカン
コレクター ウィリアム・ワイラア(ウィリアム・ワイラー)
探偵物語 ウィリアム・ワイラア(ウィリアム・ワイラー)
必死の逃亡者 ウィリアム・ワイラア(ウィリアム・ワイラー)
女相続人 ウィリアム・ワイラア(ウィリアム・ワイラー)…これだけは落とせない作品の一つ
ブルックリン横丁 エリア・カザン/ニコラス・レイ
エデンの東 エリア・カザン
波止場 エリア・カザン/ボリス・カウフマン
打撃王 サム・ウッド/ルドルフ・マテ
居酒屋 ルネ・クレマン
禁じられた遊び ルネ・クレマン
海の牙 ルネ・クレマン
太陽がいっぱい ルネ・クレマン/アンリ・ドカエ
人間の運命 セルゲイ・ボンダルチュク
誓いの休暇 グレゴーリ・チュフライ
マルタの鷹 ジョン・ヒューストン
黄金 ジョン・ヒューストン
白鯨 ジョン・ヒューストン
赤い風車 ジョン・ヒューストン
荒馬と女 ジョン・ヒューストン
イグアナの夜 ジョン・ヒューストン
アフリカの女王 ジョン・ヒューストン/ジェームズ・エイジー(ジェームズ・アギー)
アスファルト・ジャングル ジョン・ヒューストン
キー・ラーゴ ジョン・ヒューストン
火山のもとで ジョン・ヒューストン
砂漠の流れ者(ケーブル・ホークのバラード) サム・ペキンパー
ジュニア・ボナー サム・ペキンパー
戦争のはらわた(クロス・オブ・アイアン) サム・ペキンパー…「ワイルドバンチ」は嫌っていた淀川さんですが、この映画は「「西部戦線異状なし」を超えた」と絶賛していました
ダーティハリー ドン・シーゲル/クリント・イーストウッド
レニー・ブルース ボブ・フォッシー/ブルース・サーティース
恐怖の報酬 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
悪魔のような女 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
情婦マノン アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
リオ・ブラボー ハワード・ホークス/ディミトリ・ティオムキン…「真昼の決闘」と音楽のディミトリ・ティオムキンをボロクソに言っていた淀川さんですが、他の作品と本作及び「赤い河」のティオムキンは好きだと言っていました
無防備都市 ロベルト・ロッセリーニ/フェデリコ・フェリーニ…別の本ではそんなに評価していませんでしたが、優れた作品であるということは認めていたようです
わが谷は緑なりき ジョン・フォード
静かなる男 ジョン・フォード
黄色いリボン ジョン・フォード
月の出の脱走 ジョン・フォード
怒りの葡萄 ジョン・フォード/グレッグ・トーランド
果てなき船路 ジョン・フォード
人類の戦士 ジョン・フォード
リバティ・バランスを射った男 ジョン・フォード
去年マリエンバードで アラン・レネ/アラン・ロブ=グリエ
アンダルシアの犬 ルイス・ブニュエル/サルバドール・ダリ
ビリディアナ ルイス・ブニュエル
※ここまで200本
大人は判ってくれない フランソワ・トリュフォー/ジャック・ドゥミ他
ピアニストを撃て フランソワ・トリュフォー…「映画行脚」でトリュフォーで一番好きと言っていました
突然炎のごとく フランソワ・トリュフォー
やわらかい肌 フランソワ・トリュフォー
アデルの恋の物語 フランソワ・トリュフォー
思春期 フランソワ・トリュフォー
イヴの総て ジョゼフ・L・マンキウィッツ(ジョゼフ・L・マンキーウィッツ)
恋人たち フランソワ・トリュフォー
死刑台のエレベーター ルイ・マル
地下鉄のザジ ルイ・マル
スリ ロベール・ブレッソン
赤い風船 アルベール・ラモリス
男と女 クロード・ルルーシュ
鉄道員 ピエトロ・ジェルミ
俺たちに明日はない(ボニー&クライド) アーサー・ペン/ロバート・ベントン
奇跡の人 アーサー・ペン
サハリ! ヘンリー・ハサウェイ
ママの想い出 ジョージ・スティーヴンス
ボーイフレンド ケン・ラッセル
二十四時間の情事(ヒロシマ、モナムール) アラン・レネ/マルグリット・デュラス/高橋通子
大地のうた サタジット・ライ(サタジット・レイ)
大河のうた サタジット・ライ(サタジット・レイ)
大樹のうた サタジット・ライ(サタジット・レイ)
テオレマ ピエル・パオロ・パゾリーニ
素晴らしき戦争 リチャード・アッテンボロー
2001年宇宙の旅 スタンリー・キューブリック
プリティ・ベビー ルイ・マル
アメリカの伯父さん アラン・レネ
激突! スティーヴン・スピルバーグ
アメリカの夜 フランソワ・トリュフォー/クロード・ミレール
ジュリア フレッド・ジンネマン…「真昼の決闘」は大嫌いだと言っていた淀川さんも、この作品はかなり好きだったようです
道化師 フェデリコ・フェリーニ
アギーレ-神の怒り ヴェルナー・ヘルツォーク
ゲームの規則 ジャン・ルノワール…とにかく「大好きです」とのこと
炎のランナー ヒュー・ハドソン
父-パードレ・パドローネ ヴィットリオ・タヴィアーニ/パオロ・タヴィアーニ
1900年 ベルナルド・ベルトルッチ
木靴の樹 エルマンノ・オルミ
旅芸人の記録 テオ・アンゲロプロス
ブリキの太鼓 フォルカー・シュレンドロフ
サン・ロレンツォの夜 ヴィットリオ・タヴィアーニ/パオロ・タヴィアーニ
モリエール アリアンヌ・ムヌーシュキン(アリアーヌ・ムヌーシュキン)/クロード・ルルーシュ
時の泥棒(バンデッドQ) テリー・ギリアム
ラ・パロマ ダニエル・シュミット
カルメン カルロス・サウラ
ファニーとアレクサンデル イングマール・ベルイマン
カオス・シチリア物語 ヴィットリオ・タヴィアーニ/パオロ・タヴィアーニ
パリ、テキサス ヴィム・ヴェンダース/ベルンハルト・ヴィッキ
ミツバチのささやき ビクトル・エリセ
秋のソナタ イングマール・ベルイマン
田舎の日曜日 ベルトラン・タヴェルニエ
女と男の名誉 ジョン・ヒューストン
エル・スール ビクトル・エリセ
ローレル&ハーディ
ロスコオ・アーバックル(ロスコー・アーバックル)
ハリィ・ラングトン(ハリー・ラングトン)
マルクス兄弟
ラリィ・シモン(ラリー・シモン)
モンティ・バンクス
真夜中のパーティー ウィリアム・フリードキン
キングコング ジョン・ギラーミン
ストリートファイター ウォルター・ヒル
マリアンの友だち ジョージ・ロイ・ヒル
スティング ジョージ・ロイ・ヒル
明日に向って撃て!(ブッチ・キャシディ&サンダンス・キッド) ジョージ・ロイ・ヒル
ヒッチコックの諸作品
ホブスンの婿選び デヴィッド・リーン…「映画行脚」で「ライアンの娘」も選んでいました
逢びき デヴィッド・リーン/ロバート・クラスカー
荒野の用心棒 セルジオ・レオーネ/クリント・イーストウッド…黒澤明「用心棒」のリメイク。スパゲッティウエスタンを「マカロニウエスタン」と名付けたのは淀川さん
・その他
風 ヴィクトル・シェストレム…「スージーの真心」とともにリリアン・ギッシュの最高作だそうです
絢爛たる殺人 ミッチェル・ライゼン…ライゼンをボロクソに言っていた淀川さんもこの作品は褒めていました
マルメロの陽光 ビクトル・エリセ
エンンジェル・アット・マイ・テーブル ジェーン・カンピオン
冬冬の夏休み ホウ・シャオシェン
カリフォルニア・ドールズ ロバート・アルドリッチ…「映画は語る」で「正にアメリカ映画、僕アルドリッチが好きなのね」とのこと
ナイトメア・ビフォアー・クリスマス ヘンリー・セリック/ティム・バートン
ポセイドン・アドベンチャー ロナルド・ニーム
ロッキー ジョン・G・アヴィルドセン/シルヴェスター・スタローン
ジャッカルの日 フレッド・ジンネマン…「映画行脚」で一言「いいね」と強く推していました
フォロー・ミー キャロル・リード…「第三の男」はボロクソに言っていましたが、「映画行脚」で「フォロー・ミー」は好きとのこと
殺意の瞬間 ジュリアン・デュヴィヴィエ…「映画千夜一夜」で褒めていた作品
テス ロマン・ポランスキー…「映画行脚」
ラグタイム ミロス・フォアマン…「映画行脚」
フリークス(怪物團) トッド・ブラウニング…「映画千夜一夜」
ひまわり ヴィットリオ・デ・シーカ…「映画行脚」
ザ・デッド「ダブリン市民」より ジョン・ヒューストン…「映画行脚」
理由なき反抗 ニコラス・レイ
フィラデルフィア物語 ジョージ・キューカー/ジョゼフ・L・マンキーウィッツ…三島由紀夫と対談した際にキャサリン・ヘプバーンについて熱く語り合っていました
マディソン郡の橋 クリント・イーストウッド
※ジャン=リュック・ゴダールは映画を破壊したから嫌いだと言っていましたが、ロッセリーニ等と同様に優れた作品であることは認めていたようです
・「淀川長治 カムバック、映画の語り部」に収録された「西部劇ベスト25」で淀川さんが挙げていた10本
荒野の決闘 ジョン・フォード
駅馬車 ジョン・フォード
シェーン ジョージ・スティーヴンス
大いなる西部 ウィリアム・ワイラー
黄色いリボン ジョン・フォード
死の谷 ラオール・ウォルシュ
白昼の決闘 キング・ヴィダー/デヴィッド・O・セルズニック/ディミトリ・ティオムキン他
リオ・ブラボー ハワード・ホークス
許されざる者 ジョン・ヒューストン/ディミトリ・ティオムキン
幌馬車 ジェームズ・クルーズ
※ちなみに「黄金狂時代」「偽牧師」「黄金」も西部劇の要素に溢れた作品
・日本映画
・戦前
狂恋の女師匠 溝口健二…「映画は語る」で「邦画サイレント、溝口のベストは断トツでコレ」と言っていました
アマチュア倶楽部 栗原トーマス/谷崎潤一郎…谷崎とは映画好きの仲
彼をめぐる五人の女 阿部豊
土 内田吐夢
限りなき前進 内田吐夢/小津安二郎…「映画は語る」で再公開時にはオリジナルのラストではなく再編集されたものしか現存せず、淀川さんもブチ切れていました
一本刀土俵入り 衣笠貞之助…この頃の衣笠映画は大ファンだったそうで、日本のセシル・B・デミルといってべた褒め。「十字路の夜」や川端康成と組んだ「狂った一頁」の頃から変な映画ばかり撮ってがっがりし嫌いになったそうです
海を渡る祭礼 稲垣浩
浪人街 マキノ正博(雅弘)/マキノ省三
忠次旅日記 伊藤大輔
人情紙風船 山中貞雄
・戦後
西鶴一代女 溝口健二…アメリカ滞在時に見た映画の一つ
残菊物語 溝口健二
羅生門 黒澤明/宮川一夫…アメリカ滞在時に見た映画の一つ。海外で見た方がもっと良い作品だと言っていました
七人の侍 黒澤明
女 木下恵介
飢餓海峡 内田吐夢
マックス、モン・アムール 大島渚…大島が苦手だった淀川さんも唸った作品
キッズ・リターン 北野武…「あの夏、一番静かな海」の頃から好きになったそうです
白線秘密地帯 石井輝男
1000年刻みの日時計・牧野村物語 小川紳介
※「映画は語る」において淀川さんは小津安二郎や成瀬巳喜男は苦手だと言っていましたが、実力は認めていた監督の一人。脚本家としての小津は高く買っていたようです。監督作も「戸田家の兄妹」等を評価。「駅馬車」が日本で公開された際、敬愛する溝口とともに小津にも作品へのコメントを依頼していました。成瀬も「妻よ薔薇のやうに(妻よ薔薇のように)」は凄いと認めていたそうです
淀川長治、真の「究極の映画ベスト100」とは!? ( その他映画 ) - 映画に狂って・・・ http://blogs.yahoo.co.jp/d_hero_diamond_guy/11405749.html
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備後一宮吉備津神社大遷宮、奉納太鼓に 皆様お越しいただき、ありがとうございました✨ そして、 共演者の 尾道ベッチャー太鼓の皆様、備中温羅太鼓の皆様、備後しんいち鬼炎太鼓の皆様、本当に、ありがとうございました😊 4団体もの和太鼓の団体が集まって、 演奏ができて、 観客の皆様と一緒に楽しい時間を過させていただき、最高の時間になりました✨ 皆様いかがだったでしょうか❓ 演奏終了後には、 『ラジオ聴いたよ』 『ヒロトレ頑張ってください』 『この前テレビみたよ』 などなど、 皆様にいろんなところで、 観ていただいて、 多くの方に応援していただいてるんだなと 感じました👍 本当にありがとうございます♪♪ ✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨ ヒロトレの情報はこちらから💁♂️ ヒロトレ公式LINE https://lin.ee/vTQSbdo #和太鼓 #奉納 #神社 #トレーニング #ヒロトレ #テレビ #トラック #いすゞ #���ルフ https://www.instagram.com/p/CdCv8c6vHi7/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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明日5月1日(日) 大遷宮を迎えた、 備後一宮吉備津神社にて、 太鼓奉納を行います。 我龍の出演は13時予定です😊 塗り直された本殿の前で、 奉納します✨✨ 皆さんのお越しをお待ちしております♪♪ ✨詳細はこちら✨ ★5月1日(日) 場所: 備後一宮吉備津神社 広島県福山市新市町宮内400 時間:11:00 ~ 出演団体:太鼓奉納(我龍・温羅太鼓・ベッチャー太鼓・鬼炎太鼓) #広島#大遷宮#和太鼓 #鬼炎太鼓 #備後一宮吉備津神社#我龍 #温羅太鼓#ベッチャー太鼓 #福山市 (備後一宮 備後国総鎮守 吉備津神社) https://www.instagram.com/p/Cc9Th8EvH9Y/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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