清華大学の法学者、許章潤氏が7月6日、当局に拘束された。(12日に釈放されたが、その件についてはのちに述べる。7月8日公開「習近平政権が改革派言論人を逮捕してまで封殺したかった『批判の中身』」参照、以下、許先生と表記する)。
許先生が捕まったという知らせが入ったのが、7月6日の昼過ぎ、友人の大学教授、Tさんからのメッセージだった。
許先生と親交のあり、共通の友人である北京のKさんから「許先生の自宅の周囲に20台ほどの車が停まり、許先生が連行された」と涙ながらに電話があり、筆者にも伝えてほしいとことづてがあったという。早速Kさんに電話を掛け、同様の内容を直接聞いた。
以前も少し書いたと思うが、許先生とは3年前、来日した中国の自由派知識人グループから案内役を頼まれた旅行で知り合った。
箱根で、許章潤・清華大学教授(筆者撮影)
箱根と伊豆を2日半で回る旅で、筆者は宿や食事の手配からレンタカーの運転、観光地でのガイド役と、彼らの短い旅を満足してもらえるよう、できる限りの「おもてなし」をした。夜、箱根の静かな温泉街を、許先生と2人で歩いたのを覚えている。
ただ正直なところ、その時は許先生について多くを知らず、ましてやその後彼がこのような運命をたどるとは、全く予想していなかったので、あまり深い話はできなかったが、大変物静かな印象だった。
翌日、元箱根から箱根湯本に戻るバスが観光客で満員となり、かろうじて1人分の座席が取れたので許先生に勧めたところ、「クーティエンジュン(古畑君、彼は私のことをこう呼ぶ)は私たちのために大変な思いをし、疲れているのだから座ってください」と固辞され、1時間近く運転席の横で静かに立っていた。全く偉ぶったところがなく、しかも辛抱強い人だと感心した。許先生とは帰国後、メールのやり取りを続け、何本か論文を送ってもらった。
許先生はその約半年後、東大の訪問学者として再び来日、約半年間を東京で過ごしたが、その間の2018年7月、習近平政権を厳しく批判する「我々の現在の恐れと期待」をネットで発表した。帰国が迫っている先生にできればお会いしたいとダメ元でメールを送ったところ、すぐに返事があり、T教授とともにお会いした。
「自分は帰らなければならない」
その時の経緯は以前も書いたが、帰国すれば危険が待っているのではとたずねたところ、「自分は帰らなければならない。国外で声を上げても仕方がない。国内にもこういう声があるということを示さなければならない」と決心を語られたのだった。
ただ正直なところ、先生はその時、清華大学を辞めさせられ、地方の大学に左遷されるのではないかと話しており、学術会議などで再び国外に出られるかどうか、それが大学や当局が自分をどう見ているかの判断基準となるだろうと語ったが、その後の運命は彼の予想を上回る苛烈なものだった。
許先生とは、帰国後も微信などで連絡を取り合っていた。しばしばアカウントが停止されるため、友人から新しいアカウントを教えてもらっては、連絡を取り、無事を確認した。最後に連絡をとったのは5月。「また連絡が取れましたね」「いつか会える日を心待ちにしています」とのメッセージを送り合った。
だが、処分が厳しくなり、教育や研究の機会を奪われると、許先生が書く内容は以前にもまして厳しくなり、当局の逆鱗に触れるのではないかと心配していた。
だから今回のニュースを知っても、「とうとう来るべきものが来たか」というのが正直な印象だった。先生自身も、今年初めに出した「激怒する人民はもはや恐れていない」の中で、「自分がこの文章を発表することで処罰されることも覚悟しており、これが最後の執筆になるかもしれないが、責任逃れはしない」と覚悟を述べていた。
香港問題が引き金か
とはいえ、今回の「買春」という容疑は先生の上述のような人柄を考えたら、全くもって理解できず、許しがたい。
米コロンビア大学のアンドリュー・ネイサン教授はVOAのインタビューで次のように批判した。「(拘束に)驚きはしなかったが、ショックだったのは、中国政府がこの憲法の下でいかなる違法行為をしていない、非常に傑出した教授をこれほど厳しく弾圧したことだ。言論の自由を行使した許氏に対し、当局は『買春』という罪を着せた。このことで恥をかくのは許氏ではなく、中国政府の方だ。今回の事件は、中国の体制がいかに全体主義化したかを示している」
だが、「香港国家安全維持法(国安法)」を香港基本法の原則に反して導入し、言論統制を一気に進めた香港への対応や、攻撃的な「戦狼」外交を見ても、体制維持のためには外国から何を言われようがなりふり構わず突き進む「振っ切れ感」が今回の許先生への対応につながったとの指摘もされている。ある中国人学者の知人はこう語っている。
「習近平は許章潤氏を憎んでいたが、ずっと我慢していた。おそらくは世論への配慮だろう。だが香港問題で、共産党は赤膊上陣(上半身裸で戦いに加わる、何も気にすることなく物事を行う)し、横暴にも香港の自由を奪った。覆っていた布をすべて取り去ったのだから、何のためらいもなく以前から捕まえたかった許氏を捕まえたのだろう」
「香港問題と今回の事件は関係があるだろう。どのみち恥知らずのことをしたのだから、もう1つそれを重ねるのを恐れることはなくなったのだ」
さらに「習近平は決して自分に対する批判を許さない。共産党を厳しく批判しても、彼は許すかもしれないが、自分に対するたとえ温和な批判でも、決して許さず、必ず報復する。ある友人が警察に呼び出された時、警察からは『政府を罵ってもいいが、習主席を絶対に罵ってはいけない』と言われたという」と語った。
最近でも習近平を「権力を渇望する道化役者」などと批判した著名企業家、任志強氏や、新型コロナウイルスへの対応を批判、習の引退を求める文書を発表した法律家、許志永氏らが当局に拘束されている。
それでも許先生を知る知識人の中には、自分たちの思いを許先生は1人で代弁してくれたという声がある。友人で作家のY氏は、筆者に次のように述べている。
ちなみにY氏によると、許先生は1989年の天安門事件当時、中国政法大学の教員で、自らデモやハンガーストに参加したのだという。
「誰かが真実を語らねばならない」
「許章潤先生はここ2年の間、共産党が自分の権利を奪ったことを厳しく批判、特に習近平本人の行為について厳しい批判をしていた。これが逮捕された真の理由だ」
「ある会合で、彼は『どんな時でも、誰かが立ち上がって本当のことを言わなければならない』と語っている。彼はこのことを自分の責任だと感じていた。彼の一連の文章が発表されると、中国の知識人の間に大きなセンセーションを生み、多くの人は彼の勇敢さをほめたたえたが、一方で政府から報復されるのではないかと心配する人もいた」
「ここ数年中国の言論の自由はますます悪化している。体制に異を唱える人々の立場はますます厳しくなっている。許先生の言論は時代の問題を鋭く突き、最も危険な話題から逃げることがなかった。彼はだがこれにより自分にどのような結果が及ぶかは分かっており、すでにそのための準備をしていた」
「彼が警察により連行されたという情報はソーシャルメディアで大きな関心を呼んだ。多くの人が彼の待遇が不公平だと感じ、共産党政権による残酷な管理強化の現れだと受け止めた」
このように語るY氏に「許先生の思想には自分も賛同するが、現在の厳しい言論統制の下で、やり方がやや急進的ではなかったか。他の表現の方法もあったのではないか」と聞いてみた。これに対し彼はこう語った。
危険を知りつつも…
「彼の言論は『急進的』ではなく『危険』と言うべきだ。確かに、最も危険な言論であり、間違いなく報復されるであろう言論だった。だが、許先生の文章が広く尊重されるのは、彼の道徳的勇気のためだ。彼は国民全体に向かって、多くの人々が言いたいが言う勇気がないことを敢えて語ってくれた。現在の中国では、(直截的ではない)よりましな表現方法など私も思いつかない。隠喩式の、指桑罵槐(しそうばかい、遠回しに批判する)の言論すら削除され、処罰される。許先生はこの点を見抜き、思い切って立ち上がり、正々堂々と自分の主張を明確に述べたのだ」
そして、最後にこう語った「ある会合で、彼は次のようなことを言っている。つまり、勇敢とは、危険を知りつつも、それでもやらねばならぬことをやることだと」
つまり、彼は為政者に決しておもねることなく、言うべきことを正々堂々と言う、危険な道を自ら選んだ。このことが彼に対する共感を生んだのだ。
香港の著名な作家、顔純鈎氏もフェイスブックへの投稿で、次のように許先生を評価している。
「許章潤先生は今日最も勇敢な読書人(知識人)である。彼は民間の正気(正しさを貫く気概)を代表し、埋没することない民族精神を代表している。共産党は彼を捕まえたが、彼の声を消し去ることはできないばかりか、人々により深い影響を与え、彼の歴史的な地位はより崇高なものとなるだろう」
許先生が拘束される直前、彼のこの間の主要な論文をまとめた著書が米国から出版された。許先生はこの「戊戌六章」という著書の序文で、次のように書いている。
「立憲民主、人民共和の国家を」
「この書の目的は、人々の思考を刺激し、精神を凝集し、心を合わせて『中国の問題』を解決し、『立憲民主、人民共和』の公共の邦家(国家)を作るためにある。このような大きな転換をしなければ、中国は現代世界の体系に生き残ることはできず、人々の平安や文化の発展など論外だからだ。この公共の邦家がなければ、祖国は党の全体主義の植民地であり、人々はみな搾取される人質にすぎない。この世の中の正しい道に逆らい、赤い帝国へと突き進むのならば、行き止まりが待っているだけだ」
そして「中国が100年の紆余曲折を経て、再びスタートラインに戻るには、世界文明の体制に順応し、その正しい道をひたすら進み、新たな中国の文明を建設し、新しい中国を作ることにかかっている。さもなければ、ここ数年の中国のように再び世界の主流から孤立するのであり、その危機がすでに現れている。大きな転換が実現しなければ、天地は荊棘(いばら)のようであり、人々は安住することができない。人々が恐れおののき、国全体が不安に満ちたなら、この国土と人々はどうして平安を保つことができるだろうか」
つまりは中国が憲政による民主主義を実践し、国や社会の大転換を図ることが、新たな社会参加の力を得て、世界の中で再び輝くことにつながる正しい道だと指摘しており、全くそのとおりである。だが現在の体制はこれに背き、国家主席終身制に代表される権力集中と憲政民主の否定、毛沢東時代への思想的回帰、そして国際的な協調路線からの離脱による危険な道を歩んでいる、つまりある著名な民主活動家が指摘したように、「改革」も「開放」も否定したのだ。
なおこの本は、許先生がこれまでに発表した論文をまとめたもので、香港での出版を予定していたが、香港の出版業者が難色を示したため、米国で出版されることになったという。グーグルで電子版の購入が可能なので、許先生の思想に興味のある方はぜひ先生を応援する意味でもクリックしてほしい。
さて、前述のように、今回の拘束は、香港問題と関係があるとのある知り合いの中国人が指摘している。
以前本欄でも書いたのだが、許先生と並ぶ著名な自由派知識人の張千帆・北京大学教授は、「英中共同声明」や「香港基本法」の精神に則り、一国両制度を完全に実施すれば、香港社会は安定すると述べていた。(「反発と羨望が入りまじる「香港デモ」中国社会の複雑な受け止め方」参照)
だが習近平政権はこれとは正反対の対応を取った。高度な自治という約束を破って、中国本土並みの厳しい言論統制を敷き、香港から自由と民主を奪おうとしており、すでに「物言えば唇寒し」という雰囲気が生まれており、フェイスブックでも中国に批判的な投稿がほぼ消えてしまった。
中国のネットでは、「港独(香港独立派)の害虫を退治する殺虫剤」などと「国安法」を称賛する文章もあるが、筆者の知る多くの中国人は、微信などのSNSで、この問題について沈黙を保っている。
それについて、友人のJ氏が許先生の問題と合わせて、次のように語ってくれた。少々長いが引用する。(前述のY氏を含めいずれも安全性が高いとされる通信アプリを使った。)
人々は分かっている
「西側国家は国安法について、中国が(人の意見に耳を貸さず)ひたすら独断専行していると批判している。だが中国は耳を貸そうとせず、2つの世界の分裂はますます深刻になっている」
「この問題は体制内外の両面から見る必要がある。体制内の人間は恐らく、5割くらいの人は(香港問題を含め)どういうことか分かっている。だが妄議中央(中央をデタラメに論ずる、共産党の方針を批判すること)が許されない規定に加え、18回党大会以降、(国家主席)任期を撤廃し、監視機関を強化し、国家機関を私物化し、無数のアプリによって公務員に対し(習近平に対する)個人崇拝の雰囲気を生み、人々を疲弊させ、(国や社会の)問題について考える時間を与えないようにするなど、体制内の人々の思想を統制し、自ら知り得た政府の内幕を外部に知らせないようにしている。同時に千万もの五毛党(お抱えネットユーザー)らを使ってネットを一掃し、虚偽の“民意”を作り出して権力者に奉仕している」
「一方、体制外の人々の2割は(真相を)分かっているだろう。だが高圧的な統治の下、ネットや現実社会の中で“真相”を語ったら、間違いなく当局による厳しい監視体制により、どんなに軽くても当局の呼び出しを受ける。(ましてや)許教授に降りかかる結果はすでに目に見えている」
「中国本土の人々が国安法をどうみているか?私の周辺の体制内の人間は決してこの問題に触れようとしない。人々は『立派に死ぬより見苦しく生きる方がいい』という処世術を持っている。だから何も語ろうとしないということが、彼らはどういうことか理解しており、つまりは(暗に)反対の態度を表明しているのだ。心から賛成しているのなら、口に出して言うだろう」
「香港はかつて最も人気のある留学先だった。学生は香港の大学の学歴を得ることは名誉だった。だが今彼らの夢を壊そうとしている人がいる��この国安法がどうして大衆の支持を得るだろう?だが(暴政の下で)人々は恐れて口に出せず、道で人とあっても目で合図するしかない。このことが民衆の態度をよく表している」
「外国の反対を権力者は全く意に介さない。それは、(1)防火長城(GFW、ネット規制)により真相を覆い隠している。(2)14億人の韭菜(ニラ、いくら刈っても生えてくることから、いくら搾取してもすぐに代わりがきくこと)を抑えておけば、必要な金はすぐに手に入り、外国の金など大したことではない。(3)彼らは中国を70年統治し、人々の生殺与奪の権利を握っている。人々は跪いて運命を受け入れるしかない―からだ。彼らはさらに14億人を従わせるのに満足するだけでなく、中国モデルを世界��拡散しようとし、その第1歩に香港を選んだのだ」
「彼らにとって、香港は(民主化運動を武力で弾圧した)1989年の北京のようだ。当時彼らは(西側からの制裁を受けたが、)幸運にも西側政府や資本から許しを得て、騙すようなやり方で世界貿易機関(WTO) に入り、山河を汚染し腐敗によって得た金で表面的な経済の繁栄を手に入れた。そして今彼らは香港で賭けに出た。だが彼らは勝てるだろうか?」
「実際には中国は彼らが吹聴するほど富強ではなく、各方面は崩壊に瀕し、骨まで腐っていると言える。でなければなぜあれだけ多くの官僚や金持ちが子女や財産を海外に移すだろうか。彼らはこの国がどのようであるか当然最も理解している。彼らはこのボロ船がいつかは沈むと分かっている。彼らはこの政権の巻き添えを食いたくないのだ。彼らこそ最もお見通しなのだ」
「中国人の中の中国人」
「許章潤さんは、権力者にとっては1匹のアリにすぎず、踏み潰すのに何の力もいらないだろう。だが中国の歴史の中では、彼は時事の良し悪しを論じ、権力者に向かって敢えて『ノー』と言う勇士であり、正々堂々とした中国人の中の中国人だ。彼は将来の中国の歴史の中で、その名前を刻むだろう」
彼やYさんのように、香港問題を含めて一定以上の知識と外国の情報にアクセスできる人々は事の本質を理解しており、許先生を支持している。問題は彼らが声を上げられないということだ。
許先生はこうした言論環境の中で、敢えて自分が声を上げたのだ。先生が書かれた「この世の中、いつも誰かが出てきて語らなければならない」という文章に、先生のこうした思いが述べられている。詳しくは紙幅の関係で紹介できないが、彼は最後にこう述べている。
「この世の中、いつも誰かが出てきて理を説かなければならないのだ。そうすることで人々が住むのにふさわしい世の中となる。誰が最初に声を上げるか、それは法律の天賦の才を持つ法律家が言うべきだ。社会には弁護士という職業がある。人々は弁護士を育てたのは、彼らに理を説いてほしいからだ。理にかなった、安寧な日々を人々が送るために、法律家、そして億万の同胞よ立ち上がれ!」
本稿を編集部に提稿後の12日、許先生が釈放され、自宅に戻ったというニュースが飛び込んできた。この件について、北京にいる友人、Kさんは筆者に次のように語った。
「許先生が釈放されたが、これで終わったわけではない。恐らく当局は、許先生を拘束し、国内外のメディアや社会、学者がどのような反応をするか、試してみたのではないか。それを踏まえて、次の手を打ってくる恐れがある。いずれにせよ、許先生は当局が最も警戒する知識人であり、我々もまだ安心できない」
我々としても、引き続き許先生の動向に関心を持ち、不当な処遇を許さないというメッセージを送り続けることが必要だろう。許先生には、ぜひ再び学者として活躍の場が与えられてほしい。そして日本を再び訪問し、前回の旅の続きをともにしたいと心から願っている。
(本稿は筆者の個人的見解であり、所属組織を代表するものではない。)
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日本三大名汤之一的草津温泉([email protected])
【希望之声2019年12月15日】(编译:刘伊)
日本是个多火山的国家,因此在全国各地有很多由于地热而产生的温泉。日本有很多历史悠久的温泉镇,在冬季,皑皑白雪更为这些古色古香的小镇和村落平添了几分美景和怀旧感觉。
日本人把温泉称为“汤”,温泉水富含矿物质,泡汤对健康很有好处。不过泡温泉以前,还要先了解温泉的种类,并根据自身条件进行选择。根据水质划分,温泉一般分为中性碳酸泉、碱性碳酸氢钠泉、盐泉和硫磺泉四种。温泉的水质不同,则疗效也不同。
我们一起来看看下面这10处各具特色的日本温泉吧。
1.热海温泉
热海位于东西长的静冈县东侧,神奈川县的附近。热海温泉自古代发现以来约有一千年的历史,二百年前开始发展成观光地,热海温泉涌出量相当丰富。在日本大家都知道,热海温泉曾被日本最知名的德川家康将军(1543~1616)所推崇。
温泉街上非常热闹,游客可以根据需要,选择从山脚下离车站步行3分钟就可到达的交通方便的温泉景点,或者离大海只有5公尺的露天温泉。优美的大自然山海景观、新鲜美味的佳肴、温和的气候,自古以来便是休闲度假的最佳场所。从东京搭乘新干线的话,不到1小时就能抵达了,交通也非常方便呢!
2.别府温泉
大分县的别府温泉是源泉数、涌出量为日本数一数二的温泉区,共有10种泉质,11种温泉。别府温泉通称"别府八汤",指的是八处温泉区:别府、铁轮、观海寺、明矾、龟川、柴石、堀田、滨脇。有位于街道上的温泉、也有藏身于自然的温泉,各有特色,甚至也有100 JPY左右就能入浴的市营温泉。另外,参观别府市内自然涌出的源泉“地狱”(日本人把硫磺弥漫、烟雾腾腾的温泉称为“地狱”),也是别府温泉定番必走的观光路线,有机会一定要去看一下哦!
3. 草津温泉
在日本三大名泉之一的草津温泉,您可以一边享受温泉,一边感受溶于自然的感觉。位于温泉街中心一大片的"汤畑"(将温泉引流并调节温度),可说是草津的地标。
草津温泉号称自然涌出量是日本第一,泉质是日本为数不多的酸性泉,杀菌效果高,据说对治疗皮肤病有疗效。每年夏季会举行“揉汤(汤もみ)”表演。所谓揉汤,是为了让草津温泉过高的泉水温度下降,一边唱着民谣一边用大板子搅拌温泉水,可以让民众观看和实际动手体验,非常有趣。独特汤畑、传统汤揉舞蹈与著名的酸性硫磺泉,难怪草津温泉自古以来就被称为日本三大名汤之一。
4.箱根汤本温泉
箱根汤本温泉位于神奈川县,至今已有1200年历史。据说箱根是最古老也是温泉旅馆、源泉数最多的地方。箱根同时是相当知名的景点,有很多的伴手礼店和住宿设施。
箱根温泉的泉质为碱性单纯温泉,透明无色无味,对肌肤温和。从东京搭乘小田急浪漫列车(ロマンスカー)只要约85分钟即可抵达,是交通相当方便的温泉乡,游客在享受温泉的同时,还能享受以箱根纯净水质制成的荞麦面等美食喔!
5.那须温泉
那须温泉位于栃木县那须群那须町,从东京出发约2小时15分即可抵达,那须温泉分散在那须的山间,是一个大型渡假胜地。这里因为过去曾是日本天皇家族的静养地而知名。以7世纪时发现的“鹿之汤”为起源。鹿之汤名称起源自负伤的鹿儿到此泡汤疗伤,自古以来就是知名温泉疗养处。
从高原渡假区的现代饭店到能看到搅温泉等传统风景的木造浴场,这里有许许多多不同特色、不同泉质的温泉。
6.鬼怒川温泉
鬼怒川温泉是指位于栃木县日光市的鬼怒川上流的温泉所在地。过去只有前往社寺的僧侣、大名(治理各地的武将)才可以进入,是一处相当有来历的温泉。泉质是碱性单纯温泉,呈无色透明状且对皮肤刺激小,儿童和老人也可安心入浴。在这里,有许多露天温泉和足浴,可以尽享鬼怒川美景,眺望溪谷间的潺潺溪流。而春夏秋冬,随着季节变化呈现出的各类景色,也是鬼怒川的一大看点。
在温泉周边地区,有青龙峡、紫龙谭等名胜古迹。此外,世界遗产日光东照宫和人气观光地“日光江户村”等,只需搭乘一辆巴��就都可以到达。所以在鬼怒川,游客白天可以观赏世界遗产体验日本文化,结束一天旅行后就可以来享受温泉之暖,放松身心。
7.白滨温泉(白浜温泉)
被称作“南纪白滨温泉”的白滨温泉(白浜温泉),历史相当古老,与热海温泉、别府温泉并列“日本三古汤”。搭乘电车从京都出发,只要约3小时,从大阪约2小时就可抵达。以全白的沙滩而知名的白滨海岸沿线,有许多的温泉地和关西地区的人气度假村。可以一边远眺大海一边泡温泉。
8.定山溪温泉
定山溪温泉是代表北海道的温泉之一,从新千岁机场搭乘直行巴士须约1小时40分,从札幌市中心搭乘电车约1小时左右即可抵达。据说泉质是不容易冷的含钠的盐化物泉,因此可以温暖整个身体。除此之外这里也是知名的景观胜地,可以欣赏四季的美景,其中以欣赏红叶最为知名。另外,距离滑雪场也相当近,因此在冬季可以同时享受滑雪与温泉。
9.云仙温泉
被指定为日本第一个国立公园的云仙温泉,有丰富的自然景观。泉质是含有硫磺的强酸性泉,对皮肤病、美肌相当有疗效。在大小岩块间喷出的高温温泉,高达120度冒着白烟的“云仙地狱”温泉,是这里必看之处。附近还有可以用脚感受地热的休憩所“足蒸し”,有机会一定要前去体验看看!
10.修善寺温泉
在温泉众多的伊豆半岛,其中历史最悠久的温泉之一要属修善寺温泉了。修善寺温泉被选为日本百名汤之一,2009年还入选为米其林二星景点。其地名由来的寺庙“修善寺”,是温泉区的信仰中心。据传古刹建于807年,至今已有1200多年的历史。
温泉街上,有着和风造型的枫桥,以及位于川边被竹林围绕的散步道竹林小径等,这里可以说是能够满满感受日本风味的观光点和温泉地。
在日本泡温泉,有一些特殊的礼仪需要了解一下:
1.有的温泉或公众澡堂禁止纹身、刺青的人入场,或者会要求用护理贴布盖住。因为刺青在日本又称为“入墨”,自古以来是帮派的象征。
2.卸去金属饰品,身上有伤口的人需准备防水的护理贴布(饰品容易在浴场遗失,若掉在地上可能会伤到他人。此外,温泉中含有各种矿物质成分,会导致金属变色)。
3.浴池是男女分开的,下水不穿内衣、泳衣,自备毛巾可以带去浴场。
4.泡汤指的是,先将身体洗净后才入浴池,以“尽可能不要污染浴槽中的水”为基本礼仪。一进浴场就入浴池是不行的。一般的温泉设施配有“清洗处”,先用肥皂将身体清洗乾净。
5.请勿在清洗处染发及洗衣,在温泉或公众澡堂等公共浴场会附设投币式洗衣机。
6.请留意不要将浴巾及头发泡到水中。长发的话可以用发圈绑起来,或者用毛巾绑在头上。
7. 回到更衣处时,要用浴巾将头发及身体拭乾,若有洗发的话,头发上的水也尽可能擦乾,这也是礼貌。
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