営業中。高田耕造商店の体を洗う棕櫚たわし、今回から紙箱付きで「ギフトラッピングしやくすなっていて」小売店的にこれはうれしい仕様変更。
雑貨屋を始めて最初につまずいたのが、ギフトラッピングの難しさでした。
品物は大小様々、袋にがさっと入れて終わるものばかりではなく、お客様のイメージするラッピングのレベル感も分からず、開店当初は「ギフト用に包んで欲しい」と言われるたび、心臓がキュッとして体が緊張しておりました。
ギフトと言えば箱に包装紙にリボン。
そういう先入観を持っていたので、包装用品屋のシモジマになるつもりか?と笑われるほどサイズバリエーション豊富に箱を抱えたわたくし。
手持ちの箱にちょうどよくおさまらず、その後悔から、「この箱なら次は大丈夫なはず」と種類が増えていくというループ。
1年後、箱の在庫金額が概算で30万近くあると分かった時、状態の異常さに気づきましてね(汗)
「他の方法があるのならそっち上手にできるようになろう」と切り替えて今に至ります。
でも、箱があれば、その方がピシッと包みやすいのは確か。そして、見せても素敵な箱だったりすると、なお良しなので、うれしくなります。
棕櫚たわしのボディブラシ
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ハンディタイプのネコ型ブラシも開発しました。 ちょうど良いサイズになっています。 洗顔ブラシにも使えそうです! ※熊野筆と府中家具が協働開発した新しいボディブラシが8月23日(火)にBEAMS広島の展示会と同時にMakuakeにてクラウドファンディングが始まります! 当日Makuakeにてリンク解禁となります。 #makuake #ローカル共創プログラム #クラウドファンディング #koyudo #晃祐堂 #熊野筆 #kumanofude #ボディブラシ #熊野筆ボディブラシ https://www.instagram.com/p/CheoWu7uvBl/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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酵素洗顔といえばメラノメラノCCの洗顔フォームも泡だて簡単でよい。顔だけでなくて背中のアブラっぽいのもボディブラシにちょっとつけて洗うとツルツルになる
Melano CC facial cleansing foam is also good and easy to lather
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白馬の尻尾毛を使った背中をしっかり洗える長柄ボディブラシです
一度使うと手放せなくなる「宇野刷毛ブラシ製作所の手植えブラシ」 長柄ボディブラシ 普通の硬さ白馬毛の尻尾
白馬の尻尾毛を使った背中をしっかり洗える長柄ボディブラシです。白馬の尻尾毛ははしなやかでコシもあり、女性におすすめです。このボディブラシは背中を洗いやすくするために、長い柄はゆるやかな曲線で、背中に無理なく添うようにできています。木の部分は、朴木 (ホオノキ) を使っており、特徴は軽く、軟らかめ。収縮などによる歪み・変形が少ないです。水気にも耐性があることから水回りで使う製品として最適な木材です。
税込6,050円
この商品のお届け可能期間は、2022/12/18~2023/01/29です。
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愛知がまだ独自の緊急事態宣言出す結構前、高島屋に棕櫚(しゅろ)たわし専門店 #高田耕三商店 さんがスポット出店していました。 一目で絶対いいことが分かる見事な棕櫚たわしの数々に、ボディブラシやホウキなど棕櫚製品がズラリ。 高級たわしとあるように、たわしと思えないお値段に慄きつつも、フライパン用の「ブナ柄 しゅろのやさしいたわし」と「しゅろのやさしいたわし むすび」を購入。 ちょうど長年愛用していたササラが壊れて買い換えようと思っていたところだったのもありました。 で、使ってみて…すごくいい。 中華鍋とか鉄鍋は洗剤NGってのが基本だと思うけど、タワシもあんまり固いのだと変に傷つくし、お手入れがあんまり手軽じゃないのがネック。でも、しゅろのやさしいたわしは軽くゴシゴシ洗えば汚れはきれいに落ち、傷も付かない。柄の長さもちょうど良くて、使いやすい! あと、良かったのはテフロンにも使えるってことです。ほとんどの鍋やフライパンがテフロンだから。テフロン剥げたら元も子もないけど、大丈夫と太鼓判押されました。実際、大丈夫だった。 むすびは金具がないので、食器が傷つく心配がなく、タッパーのフタの窪みとかに入り込んだ汚れを取るのにも◎、という触れ込み。 私は主に根野菜の土汚れをゴシゴシ落とすのに使ってます。里芋の皮をこれでゴシゴシ洗ったりしてます。皮が薄くなるぐらいまでは簡単にいくので、皮付きで蒸し揚げ焼きにしたいときなんかにも便利。 とにかくお勧めの逸品でした。 いつか「紀州棕櫚のからだ用たわし」が欲しい! 公式オンラインストアのほか、楽天市場やYahooショッピング、Amazonでも買えますよ。 https://takada1948.shop-pro.jp #高田耕三商店 #しゅろのやさしいたわし (JR高島屋) https://www.instagram.com/p/B-4AVPqpu2U/?igshid=7a5vv005osy9
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. The Salon @johnmastersorganics_japan #headspa #thesalon 70分のリラックスタイム 頭皮のマッサージから毛穴の汚れをオイルでクレンジングそしてシャンプーでマッサージトリートメントでマッサージエッセンシャルオイルでスチームして さらに頭首肩足のマッサージをしてくれる 途中寝てしまったからあまり覚えてないけど頭がクリアになって軽くなり毛穴も締まった感じがする 体調や毛質に合わせたプロダクトを使用するので次の日の髪の毛がいつもと違う実感 あ〜気持ちよかった! テーブルに置いてあるbaby用が可愛くてついつい衝動買いも! baby用のボディブラシがとても気持ちよかったので 洗顔に使おうと思って購入 babyクリームも水分多くてしっとりしたのでハンドクリーム用に購入 最初と最後に頂くお茶も @en.tea という @sugimoto.ph さん監修のお茶で自然のまま育った茶の木を薪で焙煎したお茶がとっても美味しくて落ち着きます ブランドのイメージ映像は @yoshirotten で 広大な自然とエネルギーを感じる優しくパワーあるステキな映像でした 月に1回のルーティンに しよう! . . #johnmastersorganics #omotesando #headmassage #relax #metime @noda_johnmasters https://www.instagram.com/p/CYfQSexvL4m/?utm_medium=tumblr
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【その他部門】Fri, 03 Sep 2021 06:49:00 +0900 現在売れ筋ランキング1位 [楽天市場の部]: ヴェレダ ホワイトバーチ ブラシセット【国内正規品】WELEDA セルライト スリミング ボディケア マッサージ ヴェレダ人気NO1のホワイトバーチボディオイルとボディブラシのセット http://okaimonoweb.com/topSellersRaku/?categorytag=101882%3B%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BB%96%3B3
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2020年06月26日 14:00:49 の美活フ ィード
2020年06月26日 14:00:49 の美活フ ィード
・06/26 12:00:00 5分でつるん♪溺愛ボディブラシ
アットコスメ最新情報
・06/26 12:00:00 【化粧品業界】 ECサイト運営
アットコスメ最新情報
・06/26 10:00:13 青クマが隠れるキャンメイクの新しいコンシーラー
肌らぶ肌らぶ
・06/26 10:00:00 テカリ・毛穴をカバーし、メイクをあげるプライマーのミニサイズ/ローラ メルシエ
コスメ・化粧品・美容の最新情報 −@cosme ビューティニュース
・06/26 09:22:55 ハイドロキノンの常識を覆すサイエンスコスメブランド「ビーグレン」を体験レビュー
ANGIE(アンジー)ANGIE(アンジー)
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所さんお届けモノです! 動画 2020年6月21日 200621
所さんお届けモノです! 動画 2020年6月21日 200621 ✅動画高画質 Youtube Pandora 9tsu Dailymotion Miomio 所さんお届けモノです! 動画 2020年6月21日 これ欲しい〜!思わず叫ぶ 超気持ちいいグッズ3選
内容:ボディブラシに便利グッズにマッサージグッズ… 実際に使った所さんも、収録を見ていたスタッフも思わず「欲しい〜」と叫び、我先に検索した超気持ちいいグッズ特集します
出演:所ジョージ、新井恵理那、田中卓志
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当店の看板商品「たわし孫の手」と、お風呂で使う長い柄付きのボディたわしが入荷しました。
孫の手は、老若男女、外国人の方にも人気。背中は誰しも痒くなりますからね。
一番手が届きにくい肩甲骨の間に届くだけじゃない★
棕櫚たわしの厚みが肩甲骨の凹凸にピタッと当たり、棕櫚たわしの毛足がいい強さで掻ける、使えば分かる心地よさなのです。
当店のオリジナル企画商品。作っているのは職人手巻き棕櫚たわしの髙田耕造商店。
お風呂用ですが、
棕櫚たわしはヘチマと一緒で、水を吸うと柔らかくなる繊維なので、体を��うと想像以上に���触優しく、肌磨きすればツルツルになります。垢落ちスッキリ。
1人だと背中の隅々まで洗いにくいでしょう?これがあれば、気持ちよく洗えますよ。
四十肩五十肩世代への贈り物にも人気です(笑
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ボディケアセットを抽選で30名様にプレゼントいたします
■ 応募サイト:@BAILA
■ 締切日:2020年06月15日
■ 抽選で30名様
ボディケアセットを抽選で30名様にプレゼントいたします。
環境に配慮された有機栽培の白樺葉エキスを配合したボディオイルと、FSC認証ブナ材を原料にしたボディブラシ。長い柄のブラシで背中などの届きにくいパーツも心地よくマッサージができます。
応募はこちら
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4日目のくおん
手術3日目
カラーで毛繕い出来ないのでムズムズしてると思いボディブラシと歯ブラシを持って行った
まずティッシュを濡らして顔を拭く
歯ブラシで顔をマッサージ、ボディブラシで身体をマッサージ、結構毛が抜ける
看護師さんが「あら~くおんちゃん気持ち良さそう」
ブラシをかけていると徐々に立ち上がって近寄ってきた
そしてトイレでシッコ!
先生は「まとまったおしっこも出ています、ご飯は相変わらず自分からは食べないので強制給餌ですが食べています、量は少ないのでうんちは出ていないです」
「午前中ここに誰もいなくなった時にトイレに入ったようで、でも最中に私が来たら顔を見て固まってました(笑)」
相変わらず病院の人たちには頑ならしいけど、順調そうで安心した
翌日は病院が休み
看護師さんだけになるという言葉のニュアンスで面会は泣く泣く遠慮した
この日カメラは持っていったけど、ブラッシングやお手入れしてあげていたので写真撮るの忘れ…
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白馬の尻尾毛を使った背中をしっかり洗える長柄ボディブラシです
一度使うと手放せなくなる「宇野刷毛ブラシ製作所の手植えブラシ」 長柄ボディブラシ 普通の硬さ白馬毛の尻尾
白馬の尻尾毛を使った背中をしっかり洗える長柄ボディブラシです。白馬の尻尾毛ははしなやかでコシもあり、女性におすすめです。このボディブラシは背中を洗いやすくするために、長い柄はゆるやかな曲線で、背中に無理なく添うようにできています。木の部分は、朴木 (ホオノキ) を使っており、特徴は軽く、軟らかめ。収縮などによる歪み・変形が少ないです。水気にも耐性があることから水回りで使う製品として最適な木材です。
税込6,050円
この商品のお届け可能期間は、2022/12/18~2023/01/29です。
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「ボディウォッシュ・ボディソープ・ボディー石鹸・ボディブラシ・清潔」のイラスト
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第1部_第2章
マスターから紙が手渡される、今日の仕事のリスト——と言っても最近は落ち着いて仕事もないらしく1人だけだった——を道具とともにバイクに積み込み現場へ向かう、途中でビニールのコートを着て寝静まった街を征く
案内にある場所へと着くと違和感を感じる、いつもとは違う空気を感じる。
今日は何度か仕事を引き受けたことのある馴染みの客の依頼だったはず。しかし示し合わせた場所には、二つの死体と見知らぬ男が立っていた——
*
受け取るはずだったものとその依頼人が細い路地に転がっている。その真ん中に男がひとり。月明かりも街灯もない薄暗い路地では男の表情はおろか風貌さえ分からない。
少なくとも依頼人を殺害したのはこの男で間違いないだろう。
この状況に不釣り合いなくらい柔らかく優しい声の男が言う
「君もこれ、回収に来たの?」
彼は、そう言いながら荒々しく路地裏に横たわる死体を見やった。だらしなく露出した女の足は力なく地面へと放り出され動く様子はない。
「ああ、そうだけど。“君も”ってことは」
「そう、同業者だね。よかった、無関係な人だったら手間だから」
近づいてきたその男は、そう言いながら胸を撫でおろしている。その顔に見覚えがある気がした
「手際が悪くてお恥ずかしい。最近、独り立ちしたばかりなんだ」
「ここは俺のマスターの領地だこういう勝手なことをされては迷惑だ」
腕の端末に表示されたマスターの刻印を見せる。ここら一帯を仕切っているグリフィスの所有物を示す刻印だ
「すまない。外郭区から来たばかりであまりそういうことはわからないんだ。君のボスには内緒にしてくれると助かるよ。次からは気を付けるからさ」
次があるといいけどな。と心の中で呟き
腕を摑まれる送金の通知とともにチリチリと機械音を立てながらチャージ額を示すメーターが百、千と桁を増やしていく
「これで見逃してよ。」
賄賂にしてはあまりにも多すぎる額だった。だが
「俺が見逃したとしてもこの血痕はどうするつもりだ。黙っていてもすぐにバレるだろう���
「それなら安心してよ。朝までにはすっかり元に戻しておくから」
独り立ちしたばかりの若い男にしてはあまりにも手慣れている態度がおかしくて面白くもないのに笑いが出てしまう。
「さっさと終わらせようか」
カバンから大きい厚手のビニール袋を取り出し渡される。手伝わさせる気か。引っ手繰るようにそれを受け取ると
「ありがとう、どうも一人でやるのは慣れなくてね。助かるよ」
「ところで君は大丈夫なのか?」
大丈夫なわけがないだろう。マスターに見つかればどうなるかわからない。
「お前が気にすることじゃない」
女の方を俺のバイクへ依頼人を男の車へと積み込む。
俺も初めての仕事は手間取った記憶がある。目の前の男より10歳は若いときだったが、それに恩を売っておくことは長生きの秘訣だ俺はまだ死のうとは思っていない。
「この後は大丈夫か?」
明らかに不器用そうなこの男がこいつを片付けられるとは思えない力はありそうだがコツがいるのだ力任せでは上手くいくまい
「君は大丈夫なのか?手伝ってくれるならぜひとも頼みたいところだよ」
人当たりのいい顔が微笑む。敵意がある可能性があるのは分かっていても油断してしまうのはこの整った顔のせいか落ち着いた声のせいか、証拠を残される方が厄介だと言い訳をして手を貸してしまう。
「信用を失えばこの仕事は終わりだ、警団に見つかってもな。」
工房に連れて行くリスクは余りにも大きい、敵意があるようならコイツもやってしまえばいいそう自分を言い聞かせる。
頭がおかしくなりそうだった——
<移動の描写を>
解錠用のパスコードを玄関のドアを押さえ、ふたつの死体袋を引きずっている男を通す。
リビングを抜け仕事場に通す。
地下特有の淀んだ冷たい空気が部屋を満たしている。
「奥の台に寝かせてくれ」と、部屋の奥にある診療台を指さす。
わかったといいながら死んだ者への敬意なんてないと言うように乱雑に袋を投げ出す。
壁際の棚から道具を取り出す
*
全身の不安を無視するように作業を進める。隣の男は明らかに慣れた手つきでさっきまで五体満足だったものを綺麗に袋に分けている。
俺はいつも燃やしていたがこいつの所ではそうでは無いらしい、部位ごとに丁寧に分けられているのは荒々しくナイフを使っていた時と同じ人間と思えないほどに几帳面だ。
じっとみてしまっていたのか少し不思議そうな顔をして緑の目が覗き込む
「大丈夫ですか?クマもひどいですし、そちらも私がやりますから少し眠った方が」
「ああ、すまない少しぼーっとしてしまった。」
<急に打ち解けすぎ>
俺は相当ひどい顔をしていたらしい、あったばかりの人間にこうも心配されるとは
普段とそう変わらないはずだが今日はどうも調子が悪い。どう見ても相手の方が仕事も上手いらしいのでその言葉に甘えるように礼を述べ仕事の邪魔にならないようそっとドアノブを回し部屋を出る。
殺風景なリビングのソファーに腰掛ける。隣の部屋から聞こえる本来ならば不愉快に感じる音に何故か落ち着く、こうして家に人がいて安心感を覚えるの何年ぶりだろうか不思議な感覚に包まれながら小窓を見る。薄らと明るくなっている。もうすぐ、夜が明ける。
*
いつの間にか眠っていたらしい目が覚めると部屋はもぬけの殻で、内側から鍵をかけてから出ていったらしく玄関も施錠されていた。
何も言わずに出て行くのははばかられたのか机の上にはメモらしきものがひとつあった。残念ながら俺は字を読むのが苦手なためほとんどは読めなかったが感謝の言葉らしいものなどがあった。恐らくは昨日の晩のことだろう仕事部屋の巨大な冷蔵庫には綺麗に分けられた遺体があったがどうみても一人分には足りなかった。が不思議に思うことも無い、処理が楽なものだけが残されており彼なりの気遣いなのだろうと察する。もしかしたらそこまで悪い奴ではないのかもしれない。
*
日も落ちたところで昨晩の仕事の続きに取り掛かる。と言ってもほとんどをあの茶髪の男が片付けていたため細かく切って焼却炉に投げ込むだけだ
仕事が終わると寝室にぶらさがっている服を適当に引っ張り浴室へ向かう、服を脱ぎ洗濯機へ放り込む、早く血液を洗い流したい
ツマミをひねる、弱い冷水が足元に当たる、血塗れの手をボディブラシで強く擦る
しばらくすると暖かいお湯が出てくるので髪や体を洗い流して浴室から出る
適当に取った化繊のシャツと細身のパンツに体を通す。髪から落ちる水滴が服に丸い染みを落としている
それを拭い水滴が落ちないようタオルを肩にかけて今日も上のバーへ向かう。
*
少し早い時間だったにも関わらずバーには数人の客がおり今日は繁盛しそうな様子だった
俺を見たマスターが
「今日はなんの仕事もない」と耳打ちする。このバーのマスターは俺の仕事の仲介をしている。正確な歳は知らないが40手前であるにも関わらず若く見えるのはその整った体つきからか振る舞いのせいなのかはわからない。そのどちらでもあるのかもしれない
「そんな格好で客前にでてくるんじゃあないよ。風邪引かれたら私が困るんだから」
少し上機嫌そうにそういいながらグリューワインを手渡される。
暖かい、冷えないうちに飲んでしまおうと空いている席を探す。すると奥の席女の隣に見覚えのある顔が座っていた。
向こうもこちらに気づいたのか目配せしている。女の手前一緒に飲むのもはばかられたので軽く手を振り近くの空いていた席に座ってワインを飲んでいるとあの茶髪の男がいつの間にか目の前に立っていた
「隣に座ってもいいかい?」
「ああ、構わないけどあの女は、」
と言いながら先程の席を見ると隣に座っていた女は特に気にする風でもなく席を立ちほかの男性客の元へと歩いていった。
「知り合いじゃあないよ、ただ話しかけられただけだ。こういう場所だからな、わかるだろ?」
すこし困ったような表情で笑っている。
「そう言えばまだ名前を聞いていなかったね。私はエドワード、最近こっちに来たんだ元々は外れの方に住んでたんだけどね。君は?」
「俺は、クリフォードだ。それにしても外からとは珍しい外れの方が安全だろ?なんでまた内地なんかに…ああいや、なにか事情があるんだろ。すまないなこんなこと聞いて」
物珍しい客人に対する興味から野暮な事を聞いたかもしれないと慌てて訂正をする。
「いや、気にしないで。特にはっきり理由があるわけじゃないから。こっちの方が向いてるかと思っただけだよ。」
「いやそれならいいんだ、殼の人間は珍しくてさ、いや深い意味はなかったんだ」
「そんなに謝らなくても」
また、微笑んでいる。今まで見たこともないような柔らかい笑顔だった。
*
「僕がクリフォードを誑かしてるだって?」
そう言って少し驚き、相好を崩す彼の目から本心は読み取れない
「お前が現れてからあいつの様子がおかしい」
「俺には何か変わってるようには見えないけど」
「それはお前が昔を知らないからだ、あいつは、あいつはあんな風に」
「笑わない?」
「––ッ」
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