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#ドラッグオンドラグーン2
gameband-q · 1 year
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「Crystal AXIS」のふゆきさんにゲーム音楽について尋ねてみた
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今回のスペシャル記事では、ブログ「Crystal AXIS」の著者である“ふゆき”氏(冬木静氏/以下ふゆき氏と表記)に、ゲーム音楽についてのお話を伺いました! 長年にわたり多数のゲーム音楽イベントに参加、またサウンドトラックを聴き、その一つ一つに力の入った素晴らしい感想を書かれているふゆき氏の記事は、特に関東でゲーム音楽演奏に参加したことがある人なら、ほとんどの人が一度は読んだことがあるのではないでしょうか?
ふゆき氏がゲーム音楽に目覚めたきっかけとは、ふゆき氏がいま一番生演奏で聞いてみたいゲームタイトルとは? お話を聴いてみました!
Q:ゲーム音楽にハマったきっかけのゲームタイトルは?
A:従兄弟がプレイしていたスーパーファミコンの「ガデュリン」というゲームをその横で観ていて、そのラストダンジョン「中央制御室」の曲がとても素晴らしかったんです。シンプルなのに神秘的で綺麗で、長いダンジョンの間ずっと聴き続けても飽きない。その旋律が一発で幼心に刺さったんです。ゲームの音楽ってすごいなと。そこからゲーム音楽にハマりました。自分ではできないからと、友人にお願いして音源を渡して耳コピしてもらったくらいに好きなんです。
(「ガデュリン」1991年セタより発売されたRPG。作編曲は大山曜氏・崎元仁氏)
Q:2022年に触れた中で音楽が最も好きなゲームタイトルは?
A:2022年に触れた中では「MAD RAT DEAD」ですね。とにかくノリの良いテクノなんですが、その裏側に哀愁漂う物悲しさと渋さが見え隠れしているところにハマりました。ほんのりビターな大人っぽい格好良さが好きです。
(「MAD RAT DEAD」2020年日本一ソフトウェアより発売されたリズムアクションゲーム。音楽は多数のコンポーザーが参加している)
Q:2022年「発売」だといかがですか?
A:2022年に発売なら「ハーヴェステラ」ですね。サントラの後半にある煌びやかでシュッと整った曲や、オーケストラ調の壮大な曲に心を鷲掴みにされました。コーラスがすごい絶妙なんです。ゲームは未プレイなのでどの曲がどういうシーンで流れるのか分からないのですが、おそらく戦闘曲と思われる曲は大体どれも格好良いです。
(「ハーヴェステラ(HARVESTELLA)2022年スクウェア・エニックスより発売されたRPG。音楽は椎名豪氏)
Q:ゲーム音楽の演奏会にハマったきっかけは?
A:「ゲーム音楽の演奏会」の存在を知ったのが、知人が参加していたGAMEバンドの演奏会でした。地方に住んでいたので、ゲーム音楽は好きでサントラを聴きまくっていたけれど、演奏会の存在自体を知らなかったんです。GAMEバンドを紹介してもらって、聴きに行った演奏会のパンフレットに挟み込まれていた他の団体さんのフライヤーを見て、あの曲やるのか! この曲もやるのか! とゲーム音楽好きが爆発して、そこからはもう芋づる式にいろいろな団体の演奏会を聴くようになりました。
Q:多数のゲーム音楽演奏会に足を運ばれているふゆき氏が、最も多く会場で聴いたなと思うゲーム音楽はなんですか?
A:なんだろう(しばらく考えて)……ファイナルファンタジー7の「片翼の天使」かもしれません。多くの楽団が一回以上は演奏しているような……公式のコンサートでもたびたび演奏されていますね。ファイナルファンタジー7が演奏されることが多いという印象はないのですが「片翼の天使」だけはピンポイントで、例えばアンコールなどに演奏されているように思います。
(「ファイナルファンタジー7」1997年スクウェアより発売されたRPG。「片翼の天使」はラストバトルの楽曲)
Q:今まで聴いた中で最も印象に残っている演奏のプログラムは?
A:ええ~……(しばらく考えて)聴きたかった曲がようやく聴けた、という意味ではコスモスカイオーケストラさんが演奏されていた「トラスティベル~ショパンの夢~」の通常戦闘曲「Leap the precipice」ですね。オーケストラ調の格好良い曲が揃っている作品で、どの曲でもいいからどこかで演奏されないかなと、ずっとそわそわ待っていたので。それから2023年1月に演奏されたばかりの「十三機兵防衛圏」はすごい体験だったなと感じました。戦闘曲、原曲は電子音がバリバリに使われているのに、よくあんなに再現度高くオーケストラに落とし込んだなと。
(「トラスティベル~ショパンの夢~」2007年にバンダイナムコゲームスより発売されたRPG、開発はトライクレッシェンド。作曲は桜庭統氏)
(「十三機兵防衛圏」2019年にセガより発売されたアドベンチャーゲーム、開発はヴァニラウェア。音楽はベイシスケイプ)
Q:印象に残っているゲーム音楽楽団がやった舞台上の「演出」(演奏以外のステージ面の演出)は?
A:GAMEバンドさんの「GAMEバンドサスペンス劇場」はツボに入りました。本当にサスペンスをやっていて、もともとミステリーも好きだったので。それから「NieR Replicant / NieR Gestalt」の企画オーケストラ「モント・トレーネン・フィルハルモニカー」の冒頭で「ドラッグオンドラグーン」の「第十三章 最終」から始まったのはとても記憶に残っています。鳥肌ものでした。
(「GAMEバンドサスペンス劇場」2015年のGAMEバンド5thコンサートで演じられた「逆転裁判シリーズ」「逆転検事シリーズ」「ゴースト&トリック」「リズム怪盗R」「ポートピア連続殺人事件」のキャラクターたちを登場させたBGM・効果音生演奏の演劇的ステージ)
(「NieR Replicant / NieR Gestalt」2010年にスクウェア・エニックスから発売されたアクションRPG。音楽は岡部啓一氏)
(「ドラッグオンドラグーン」2003年にスクウェア・エニックスから発売されたアクションRPG。音楽は佐野信義氏)
Q:これまで生演奏されることがなかったゲーム音楽で、いま最も生演奏で聴いてみたいゲーム音楽は?
A:「ガデュリン」と声高に言いたいところですが、先日ラピスドリームさんが演奏してくださったので……合唱では演奏されていましたが、楽器では演奏されてこなかったと思うもので聴きたいのは「アルトネリコ」シリーズですね。それから「サージュコンチェルト」も演奏されていないように思います。あとは、心霊ホラーシリーズの「死印」も是非聴いてみたいと思っています。
とくに曲単位だと演奏難度は度外視ですが「アルトネリコ2」の「EXEC_over.METHOD_SUBLIMATION/.~omness chs ciel sos infel」ですね。ぜひ合唱付きで壮大に奏であげて、「え、これがラスボス戦曲?」と観客を戸惑わせてほしいです。可能ならば「EXEC_over.METHOD_SUBLIMATION/.」の3曲をメドレー形式で演奏してくださると、もれなく自分が大歓喜します。
もう一つ、「死印」の「死るし」もプッシュしたいです。冒頭のチェンバロの特徴的な旋律が好きだからというのもあるのですが、鍵盤楽器や弦楽器によるバロック音楽のようなホラーテイストが生演奏でどうなるのか、怖いもの見たさで聴いてみたいです。
(「アルトネリコ」ガスト・バンダイナムコゲームスより開発、発売されたRPGシリーズ。全3作)
(「サージュコンチェルト」ガストにより発売されたRPGシリーズ。「シェルノサージュ」「アルノサージュ」の二作が発売されている)
(「死印」2017年にエクスペリエンスより発売されたホラーアドベンチャー。音楽は神保直明氏)
Q:最後に、ゲーム音楽を舞台で聴く、ということについてのこだわりについて教えてください(※ゲーム音楽は好きだけど、生演奏に足を運ばない人に良さを語るとしたら、という感じです)
A:そうですね……あまり難しく考えずに、生演奏ならではの臨場感を楽しむようにしてます。音を浴びるような、包まれてるような感覚が気持ちいいんですよね。自分は楽器一つ吹けないド素人で、音楽的にああだこうだはあまり語れないのですが、なんか気持ちいいとか、なんかこれ好きとか、そういうふっと湧き上がる感覚的なものに浸りながら鑑賞しています。それと、特に有志の方による演奏会で多いのですが、演奏する側も聴く側もみんなゲームやゲーム音楽が好きな人ばかりなので、とにかく場の熱量がすごくて。演奏中はもちろん演奏に集中していますが、休憩中の観客の方々のワイガヤも楽しみだったりします。いろんな方と好きなものを共有し合���る場って、なんかいいですよね。
(了) ふゆき氏、ありがとうございました! ふゆき氏のblog「Crystal AXIS」はこちら!
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creators-love · 5 years
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Creators.12th flight CHALLENGE! “KORG Gadget for Nintendo Switch”
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開催日時 : 2019年09月19日(木) OPEN 19時 CLOSE 23時頃 場所 : 六本木 Varit.  地図 入場料 : 1000円(ドリンク別) ジャンル:ハウス・テックハウス、他
お仕事帰りの大人たちのクリエイティブクラブ活動、Creators.12th.Flightが、2019年9月19日㈭19時より六本木Varit.にて開催されます。 今回のゲストクリエイターは本イベント2回目のご出演 "DETUNE“の佐野電磁(sanodg)さん!
KORG&DETUNE共同開発のニンテンドースイッチソフト”KORG Gadget for Nintendo Switch” を使用し、佐野電磁さんご本人の実演や参加者のみんなで作曲バトルなどなど!盛り沢山な内容でハイテンションにお送りします!! 今回はさらに、DJプレイもしていただきます! そしてもちろん佐野さんのトークもお楽しみに!!
■Guest Creator&DJ 
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佐野電磁  (sanodg)
ゲーム音楽作曲家・音楽制作ソフトプロデューサー 株式会社DETUNE代表取締役社長 「リッジレーサー」「鉄拳」「ドラッグオンドラグーン」「ビートマニア」「グルーヴコースター」等の楽曲制作を担当。
ニンテンドーDS/3DS用シンセサイザーソフト「KORG DS-10」「KORG M01」「KORG DSN-12」などの開発も手掛ける。 最新作はNintendo Switch用音楽制作ソフト「KORG Gadget for Nintendo Switch」
■Regular DJ Hiroshi Okubo Junichi Funada AYAKA先生
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grimstar17-blog · 11 years
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grimstar17-blog · 11 years
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grimstar17-blog · 11 years
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