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#キング・ジョージ5世
rennebright · 4 months
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pixivリクエスト作品 by Maanu [Twitter/X] ※Illustration shared with permission from the artist. If you like this artwork please support the artist by visiting the source.
207 notes · View notes
justiceb68 · 2 years
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Snow is
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pumpkin-paipai · 1 year
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liliyaolenyeva666 · 4 years
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🎼 00129 「あの頃」。
古書店で「レトロ」って文字に惹かれて 清野恵美子さんといふ方の 「昭和レトロ語辞典 (講談社 2007年)」 といふ本を読んでみることにしました。「昭和」 に流行したことばや文化が それなりに ぎっしり詰まっている この本は、昭和30年から 42年までの レトロなトコロがステキに書かれていました。この本の その続きがあるのでしたら(調べていないので どうか分かりませんけれど) 読んでみたいなって思っています。えっと この本は 大まかに 6つの章に分かれています。ほんのりと触れてみました。
1955
「押し屋」。
わたしの腐れ縁アメリカ人作家 キングの "デスチェインもの" に登場する 最低なおじさんのことを思い描いてしまいますけれど、朝の通勤ラッシュが ラッシュ過ぎてどうにも止まらなかった時代、閉まらない電車の扉を どうにかしていた駅員さんたちのことを言っています。さうさう、近頃は 腕章を付けた アルバイトな学生さんをホームで見かけなくなりました。
1956
「一億総白痴化」。
テレビばかり見ていると!マンガばっかり読んでいたら!なんてこどものころに良くいわれましたけれど、カニバル・コープスばかり聴いていたら!澁澤龍彦さんばかり読んでいたら!なんて誰にもいわれませんでした。元々は 大宅壮一さん (1900 9/13 - 1970 11/22) が生み出したことばです。
「ケ・セラ・セラ」。
ある日の 5月にいなくなった "ドリス・デイ(Doris Day。1922 4/3 - 2019 5/13)" が アルフレッド映画の中で 歌っていた曲です。なるようになるさ。なんて意味かなって思います。
「ゴジラ」。
この本によると 身長150m、体重25000トン となっていました。
「事実は小説よりも奇なり(と申しまして)」。
「アメリカ同時多発テロ」 や 「ケネディ大統領暗殺事件」、または うちで 必要なときに限って ふっといなくなる レコードや文庫本などを差しているのでしょう。
1957
「三種の神器」。
ガンダム、ガンタンク、ガンキャノンのことをいいます。または テレビ、洗濯機、冷蔵庫かなって思います。
「挽歌ブーム」。
チョウ・ユンファの映画のことではなささうです。原田康子さんの恋愛小説から火がついたラ・ブームのやうです。
「ミゼット」。
堤真一さんが とある三丁目か四丁目の映画で 怪獣らしき生物から逃げ惑う時に爆走していました、可愛らしい三輪トラックのことです。ダイハツ工業の製品です。
1958
「セシール・カット」。
"ジーン・セバーグ(Jean Seberg。1938 11/13 - 1979 9/8)" が出演した映画 「悲しみよこんにちは」 でのセシール役な彼女の髪型 (めっちゃショート) のことをいいます。ゴダールの 「勝手にしやがれ」 の髪型の彼女のほうがわたしはキュートだと思う (役的にも) のですけれど 「パトリシア・カット」 は流行らなかったみたいです。
1959
「カミナリ族」。
ラムちゃんや マイティ・ソーのことかなとも思いますけれど、オートバイをバリバリ言わせながら走らせていた うる星やつらのことをいいます。
1960
「インスタント時代」。
気づくと無くなっている わたしのお給金のことです。
「勝手にしやがれ」。
ジュリーの曲ではなく、ここでは ゴダールの映画のことを言っているやうです。わたし「ジャンプカット」ということば (手法) は この映画で知りました。ジャン=ポール・ベルモンドが くゆらせていた 太めの煙草の格好良さに惚れ惚れします。
「だっこちゃん」。
ツクダオリジナルって響きすらも懐かしい、ツクダのスリムなバーバママのやうなビニール人形のことです。結構長い間おもちゃ屋さんの隅に ぶらりゆらりと ぶら下がっていたやうな気もするのですけれど、この頃は とんと見かけなくなりました。
1961
「地球は青かった」。
ソ連の宇宙飛行士 ユーリイ・ガガーリンが語った有名なことばです。ここでガガーリンが嘘でも 「地球はヤバかった」 って言ってくれていたら もっと世界は違う感じになっていたかもしれません。
1962
「スモッグ」。
スモーク + フォッグ = スモッグ。
「ハイ それまでよォ」。
きっとおそらく ハナ肇とクレージーキャッツの曲のことを差しています。
「女子学生亡国論」。
こんなことばが流行った時代がありました。女学生が 国を駄目にしたり滅ぼすやうな国が もしもあるのであれば それまでかなって思いますし、映画化がすぐに決まるでしょう。
1963
「巨人 大鵬 卵焼き」。
この時代に こどもたちが大好きだったもの。
「シェー」。
赤塚不二夫さんが生み出した とあるキャラクターの口癖です。わたしは イヤミがとても苦手で、おそ松くんは 自分から進んで見ません。
「鉄人28号」。
大友克洋さんの アキラのこと。元々の原作は 横山光輝さん。
「なんである アイデアル」。
植木等さんが出演した 「アイデアル洋傘」 のコマーシャルのことです。いまはもう無いみたいで、残念に思います。
「BG」。
Business Girl、つまり OLのことを言います。ボーイ・ジョージ (Boy George。1961年生まれ 双子座) のことではないやうです。
1964
「みゆき族」。
銀座の "みゆき通り" に群がった若者たちのこと。一昔前、わたしは 「みゆき座」 には よく群がっていました。日比谷、東京宝塚劇場と帝国ホテルの向かい、日比谷映画の隣にあった映画館です。階段を降りる感じがとても優雅で素敵に思える映画館でした。いい映画館だったのですけれど、今はもうありません。
1965
「エレキブーム」。
東宝怪獣 「キングギドラ」 が巻き起こした一大ムーブメントのことを言います。ギドラが放つ "引力光線" に 寺内タケシさんや 加山雄三さんらが痺れまくりました。
1966
「シュワッチ」。
M78星雲から はるばる来たぞ 我らのウルトラマンが 気が向くと発することばです。馴染みのあることばですけれど、意外と その意味が分からなかったり。
1967
「おらは 死んじまっただァ」。
有名な早回し曲、ザ・フォーク・クルセダーズの 「帰って来たヨッパライ」 です。加藤和彦さんは 本当にしんじまいました。
「これでいいのだ!」。
バカボンよりも バカボンのパパよりも 天才だった 赤塚不二夫さんが生み出した天才漫画 「天才バカボン」 に登場する バカボンのパパの口ぐせです。
「リカちゃん人形」。
1967年生まれの 香山リカちゃんは 年齢が変わらないみたいですけれど、それなりに昭和を知っている すてきな娘さんです。
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mokkung · 4 years
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Netflix映画『ザ・ファイブ・ブラッズ』 〜ベトナム戦争の影響は現在にも地続きなのだ!〜
2020年 アメリカ 原題:Da 5 Bloods 監督:スパイク・リー 脚本:スパイク・リー、ダニー・ビルソン、ポール・デ・メオ、ケヴィン・ウィルモット 音楽:テレンス・ブランチャード 撮影:ニュートン・トーマス・サイジェル 出演者:デルロイ・リンドー、ジョナサン・メイジャーズ、クラーク・ピーターズ、ノーム・ルイス、イザイア・ウィットロック・Jr、チャドウィック・ボーズマン
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 先日、米国の俳優チャドウィック・ボーズマンが亡くなりました。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品でブラック・パンサー役を演じていた人です。43歳という若さでした。2016年に大腸癌ステージ3と診断され、映画『マーシャル 法廷を変えた男』(2017年)以後は、闘病しながらの撮影だったということです。映画『ブラック・パンサー』(2018年)はMCUの映画の中で僕が一番好きな作品なので、このニュースが飛び込んできた時はびっくりしましたし、世界中の人々と同様、とても悲しい気持ちになりました。私達は映画を通してこれからも彼を思い出すでしょうし、今後も映画を通して彼の仕事がいろんな人々にいろんな影響を与えていくことでしょう。ご冥福をお祈りします。
映画『マーシャル 法廷を変えた男』予告編
映画『ブラック・パンサー』予告編
 彼の最新出演作がNetflix映画『ザ・ファイブ・ブラッズ』(2020年)です。今回は彼に敬意を評し、追悼する意味を込めてこの作品のレビューを書きたいと思います。
あらすじ
 黒人のベトナム帰還兵である、ポール(デルロイ・リンドー)、オーティス(クラーク・ピーターズ)、エディ(ノーム・ルイス)、メルヴィン(イザイア・ウィットロック・Jr.)の4人は、かつて尊敬するノーマン隊長(チャドウィック・ボーズマン)率いる部隊で戦場を共にした仲間たち。事��で山中に残された、米国が取引に用いるための金塊を回収する任務において、共謀してその金塊を秘密裏に地中へ埋めて戦後に回収し米国黒人たちのために役立てる計画を立てた。しかし金塊を埋めた後、戦闘でノーマンが死んでしまう。50年後、残された金塊とノーマンの遺骨を回収するため、高齢者となった4人は再びベトナムで集まり、それぞれの思いを胸にかつての戦地を訪ねるのだが・・・。
これまでにないスタイルのベトナム戦争映画
 ベトナム戦争を扱った作品は数多くありますが、本作がこれまでの作品と異なる特別な点は、“現在”の視点からベトナム戦争を描いているという点です。
 ベトナム戦争を扱った映画は、代表的なものとして『地獄の黙示録』 (1979年)、『プラトーン』 (1986年)、『フルメタル・ジャケット』 (1987年)など戦地の兵士達を描いたものから、『ランボー』 (1982年)、『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994年)、『7月4日に生まれて』(1989年)のようにベトナム帰還兵の視点を描くものなど、有名な映画だけでも様々あります。しかしいずれの映画もベトナム戦争前後の当時の時代設定で描かれています。
映画『地獄の黙示録』 予告編
映画『プラトーン』予告編
映画『フルメタル・ジャケット』予告編
映画『ランボー』予告編
映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』予告編
映画『7月4日に生まれて』予告編
 今回の『ザ・ファイブ・ブラッズ』はまさに2020年現在の視点で描かれていて、かつてベトナム戦争に従軍した仲間たちがお爺ちゃんになって再び現在のベトナムを訪れることで、自分たちにとってのベトナム戦争を振り返り、自分たちが背負った過去を清算するという、これまでにはなかったスタイルのベトナム戦争映画です。
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現在もベトナム戦争は多くの人々に影を落としている
 今作が素晴らしいのは、米国人の視点以外にも、ベトナム人、更にはフランス人の視点も散りばめていることです。ベトナム戦争に従軍した米国人が戦後にひどい仕打ちを受けたり、PTSDになったりするといった描写はこれまでもありました。本作でもポールというキャラクターはPTSDになっており、かつて殺し合った相手という感覚があるためかベトナム人に対して攻撃的になりがちです。
 一方でベトナムの人たちが、かつての戦争相手であるアメリカ人にどういう思いをしているのかが垣間見える描写がちらほらあります。バーで酒をおごられる場面、水上マーケットでの揉め事、一行のガイドを務めるヴィンの台詞などから、現在のベトナムの人がどういうスタンスなのかが何となく伝わります。また現在でも残った地雷により死んだり手足を失う人がいること、そしてネタバレを避けますが、主人公の一人であるオーティスとその旧友であるベトナム人女性との間に現在も続くある問題など、ベトナム戦争が現在まで引きずっている問題も描かれています。
 さらにはフランス人も関与してきます。そもそもベトナム戦争のきっかけになる大元は、フランスのベトナムに対する植民地政策です。ベトナムは植民地としてフランスに搾取され、第二次世界大戦期には一時日本の傘下になってしまうものの、大戦後も再度植民地として取り込もうとしていたことは、その後のベトナム戦争につながる下地になっていますが、これまでそのような視点で語られるベトナム戦争映画はほとんどありませんでした。本作では、かつて搾取してきた自国の責任を感じて地雷撤去活動を行うフランス人が登場したり、逆に未だにベトナムで搾取するような立場のフランス人が登場します。
 このようにベトナム戦争以後も現在まで残る問題点を描きつつ、決して米国的な視点だけで終始しない、いろんな立場の人間の視点が巧みに組み込まれている点は、過去作とことなる素晴らしい点だと僕は思いました。
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引用元
暴力に暴力を重ねても、世の中は変わらない
 監督はスパイク・リーですから、当然ながら黒人差別問題が絡まない訳はなく、本作もそれがストーリーの重要点やキャラクター達の考えに大きく関与しています。 ※スパイク・リーの映画『ドゥ・ザ・ライト・シング』とBlack Lives Matterについては以前記載しました。
 主人公一団は皆黒人で、米国のために従軍しながら、本国では差別を受けてきた人たちです。ベトナム戦争従軍当時、隊のリーダーだったのがチャドウィック・ボーズマン演じるノーマンです。ノーマンはカリスマ的で、戦闘経験が豊富で賢く、黒人の部隊員たちに黒人史などを教える指導者的な立場でもあり、仲間たちから慕われていました。そんな彼がなぜ死んでしまったのか、彼の遺骨は見つかるのか、そのあたりは映画を見てみてください。
 ノーマン関連のシーンで最も印象的だったのは、キング牧師の死に関する場面です。北ベトナムが発信する米国人向けプロパガンダラジオを通して、ハノイ・ハンナというラジオDJが英語で黒人の兵士に向けてキング牧師が白人に暗殺されたことを伝えます。DJはキング牧師を称えるとともに、「米国国内では黒人が講義活動を行っている」「そんなときにベトナムと戦争する必要があるのか」「ベトナムは人種差別に反対している」「黒人は戦争でも不当な扱いを受けている」「白人のための米国に尽くすことは正しくない」といった意見を述べて、黒人兵士たちを焚きつけます。
 これによって隊員たちが白人に対して憎しみを燃やし、今にも白人に暴力で応酬しようとします。それを制止するのがノーマンです。ノーマンは以下のようなことを述べます。
“I'm as mad as everybody. All us Bloods got a right to be, but... we Bloods won't let nobody use our rage against us. We control our rage. Now what y'all are trying to do right now ain't changing shit.”
「俺もみんなと同じように怒っている。俺たちにはその権利がある。しかしな・・・俺たちの怒りを俺たちに向けて利用させるようなことは誰にもさせないぞ。俺たちは怒りをコントロールするんだ。お前らがやろうとしていることでは、クソな状況は何も変えられない。」
 この言葉と態度で隊員たちは考えを改めます。このシーンは映画の前半における最重要シーンです。憎しみに駆り立てられて、暴力に暴力を重ねても、世の中は変わらないんですよね。
 この映画を撮影している当時、ノーマン役のチャドウィック・ボーズマンはすでに癌に対して化学療法を行いながら、その合間に撮影をこなしていたと思われます。そしておそらく彼は残された人生がそう長く無いであろうことも、知らされていたのではないかと思います。彼はきっと、限られた時間の中で、自分がこの役を演じることで、後世の人たちに大きなメッセージを残すことができると考え、頑張って出演したのではないかと僕は感じていますし、それを思うと胸が熱くなり込み上げてくるものがありました。今作は彼が死ぬ前に映画を通して体現したメッセージなのかなと思います。
 そして間違いなく、このメッセージは、昨今のBlack Lives Matter運動にポジティブな影響を与えるものとなるでしょう。この映画の製作中は、まだジョージ・フロイトの死以前ですから、スパイク・リー監督の考えは予言的だったと言わざるを得ません。
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引用元
多数の『地獄の黙示録』オマージュ
 本作はご覧になれば分かると思いますが、明らかに映画『地獄の黙示録』へのオマージュが見受けられます。主人公一団が行ったナイトクラブのDJブースの背後には“Apocalypse Now“って『地獄の黙示録』の英題がそのまんま書いてあるし、船で川を進む際に流れる音楽はワーグナーの「ワルキューレの騎行」で、これは『地獄の黙示録』のあの有名な爆撃シーンで流れる音楽です。回想シーンでは夕焼けを背景にヘリコプターが飛ぶ映像などがあり、モロに地獄の黙示録を意識した画作りも見られます。 (劇中、『ランボー』は相当ディスられていました。僕は好きな映画なんだけどな・・・)
 映画『地獄の黙示録』は、米軍を無視して勝手に自分の王国を作ってしまったカーツ大佐という人物を暗殺するために、主人公たち一行が戦地中を進んでいく中、仲間を失い、戦争の狂気性を目の当たりにし、次第に精神的にも狂っていく様を描いていました。今作も同様に、金塊と仲間の遺骨を探しに行く過程で、人々が引きずっているベトナム戦争の負の側面が少しずつあぶり出されていき、現在の社会構造ともリンクして、仲間同士の軋轢を生むことになり、精神的にも追い詰められていく様が描かれます。この点も『地獄の黙示録』に寄せているように思えました。
 特筆すべきはデルロイ・リンドー演じるポールというキャラクターです。彼は戦後に出産で妻を失い、生まれた息子とも心理的に折り合いがつかず、PTSDの影響もあり死別したノーマンの夢を何度も見ているという、かなりこじらせた人物設定で、ドナルド・トランプ大統領の掲げる「Make America Great Again」という標語が書かれた赤いキャップを被っています。移民問題に関しても、トランプのような排他的な意見を述べたりします。彼は戦争のあとに辛い出来事が続き、経済的にもうまく行かず、その影響でトランプ大統領のような強気の自国優先主義で他者を跳ね除けるスタンスにすがってしまうのかもしれません。そんな彼は仲間たちの中でも、自分の主義を押し通しがちで、問題行動を多々起こしてしまいます。
 このように複雑な背景を抱える彼にとって、この旅がどういう意味を帯びてくるのかは映画を是非ご覧ください。一見、問題児的に見えるポールも、彼の目線で描かれる場面で、実は彼なりに抱えた重大な重荷が見えてきます。
最後に
 本作はベトナム戦争に介入した米国に対する批評とともに、差別を受けてきた黒人たちの気持ちを反映し、更にはその黒人の元兵士たちに対するベトナム人の視点を加えることで、不毛な暴力の応酬についての問題意識や、黒人が受けてきた差別の不当性、権利のために戦うことの尊さ、そしてこれまでの悲しい歴史は今も地続きの問題なんだということを教えてくれます。
 また黒人=正義だと描く訳ではなく、実はそれぞれがいろんな考えを持ってたり、いろんな背景のもと生きているという、黒人差別問題に限らず、差別や他者への寛容に対する、アツいけどフラットな視点を備えた、スパイク・リーらしい映画でした。前作、『ブラック・クランズマン』も素晴らしかったですが、最近のスパイク・リーはホント凄い。
 そして、チャドウィック・ボーズマン、安らかに。また映画を通してお会いしましょう。
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nyantria · 4 years
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ガーナの大統領ナナ・アクフォ-アドが語る真実
「アフリカのリーダーがようやくビル・ゲーツの殺人的ワクチンを暴露し拒否する」
https://youtu.be/yNdq_7OeitQ
www.voicetvnigeria.com
アフリカ人の発音がちょっと分かりにくい部分も少しありますが、大まかな部分は理解頂けると思います。
***************
親愛なるガーナの皆様へ
ロックフェラー財団の作成した書類がある人から手に入りました。
その内容は、PDFでWebsiteにアップされています。
ロックフェラー財団
これは一部を抜粋して読み上げます。
「ロックフェラー・ロック・ステップ計画 2010」
題目:仮説 - グローバル・アウトブレーク
ステップ・ゼロ - 全体のタイムラインと期待できる結果
- 非常に致死率の低いウィルスを作る
- SARS とHIVのハイブリッドを作る
- これはフォート・デトリックのクラス4の研究所にて2008年〜2013年に研究されていた。コロナ・ウィルスはコウモリにはWifiの様に簡単に広がるのに、人間では何故そうならないのか?という研究だった。その為真の受容体であるHIV(人間に感染させる為に必要な要素)を注入した。
*フォート・デトリックアメリカ合衆国・メリーランド州フレデリックにある、アメリカ陸軍の医学研究施設である。アメリカ軍における生物兵器の使用や防護に関する研究の中心拠点となっている。
- バックアップ・プランとして、生物兵器として、もっと致死率の高いウィルスを製作する。これはフェーズ3で必要に迫った際にのみリリースする。(SARS、HIV、MERS)三種混合のハイブリッドは、フォート・デトリックにて2015年に製作された。
- これは、カナダのウィニペグにあるクラス4の微生物研究所に移送される。そして中国人が盗んだ事にする。これも意図的であり、中国・武漢のクラス4の微生物研究所に持っていく。
アド大統領:「WOW!」
- 必要に迫られたら、大衆に説明するバッ���アップ・プランとしてシナリオを作成。
- 主たるシナリオ:自然発生- 中国が開発していたウィルスが事故的に漏れてしまった。
- ファウチ、バークス、テッド・クルーズ(?)の情報報道者、WHO、NID(?)、CDC(アメリカ疾病予防管理センタ)、 UNという組織らがパンデミックが起きた際に報道する。このパンデミックの間は、彼らがシナリオに従って事態をコントロールする。
- ワクチンの開発と資金の調達。我々の計画通りに世界的に展開する。
世界的ワクチン・アクション・プラン - ビル・ゲイツの2010~2020の10年計画
- ワクチン・検証・デジタルIDプロトコル教育を立ち上げ、資金調達。
- 委任が成立したら、ワクチン・プログラムを実施する。ゲーツID 2020.
- 仮説 - ロック・ステップ計画 と同様に、最終的な戦争ゲームとして現実社会のエクササイズとしてワクチンをリリースし、タイムラインの予測と成果を見ていく。
2019年10月に開催されたビル・ゲーツのイベント201
- 武漢の研究所から自然のスケープゴートとしてウィルスを発生させる。これが望む主たるシナリオ「武漢の市場から発生する。」
11月2019年
アド大統領:「これは全く不正不法。秘密で邪悪な計画が成されている。」
- 控えめに人間から人間と感染させる事を出来るだけ長く持続させ ウィルスを世界的に蔓延させる。各国がロックダウンする前に、初期の感染が十分に広がる様にする。
アド大統領:「信じられない!WHOがまさにこれをやったね。控えめに人間から人間と感染させる事を・・」
- ロックダウンが起きたら、国内でウィルスが広がる事を持続させる。
- 十分な感染者数が出て、隔離を強要しない。ロックダウン後は、ゆっくりと広げていく。
- 死者数を誇大に報道し、いかなる死因も全てコロナが原因であったと報告させ、恐れと命令に従う心理状態を最高に保つ。
- いかなる死因であったとしてもコロナ陽性の場合には、死因としてコロナで死亡した事にする。
アド大統領: 「だから、今耳にしている死亡者数は操作されている。アメリカは、これを理由に中国を責めているが、中国の人数は正しいのだ。しかし、このウィルスはアメリカで製造されたものであり、アメリカが計画している人口減少計画なのだ。これはファウチ医師とロックフェラー財団によって実施されている。
だからアメリカの死者数は実際にはCovid-19とは関係ないのだ。ちょっと症状があるだけで、コロナが死因であるとされているのだ。死者20万人と報道する。恥じるべきだ。」
- 大衆を出来るだけ長い間隔離させ、経済を崩壊させる。
アド大統領:「信じられない!」
- 市民を不安に陥らせ、フードチェーンを崩壊させ、深刻な食糧危機も作る。
- 同時に人々が交流しない事によってバクテリアを減らし、免疫力を下げる。
アド大統領:「我々の免疫力を低下させ様としているのだ。だからもっと外に出た方が良い。彼らはバカにしている。」
- 可能な治療法を攻撃し、ワクチンのみが有効な治療であると仕向ける。
- 二週間おきにロックダウンを続け、いずれ大衆が怒り、反対デモを起こさせる様に仕向ける。
- 2020年6月に一度、ロックダウンを解除し、数週間解放する。
- 8月、9月でまた死者数を誇張させ報道する。他の病死でも出来るだけコロナが死因と報告させる。
- 何ヶ月も隔離状態で、大衆の免疫力を下げていく。
- 10月,11月には第二の波が到来。政府を信頼しない人々によって反対運動で暴動が更に激しくなり血塗れになる。
- 「ほら、言っただろう。まだ早すぎると忠告したはずだ。髪の毛を切りに行きたいとか自由を求めた君たちのせいだ。」と言う。隔離を更に強化し、違反者には罰金が課せられる。
- 旅行も不可能。
- 軍による大衆への監視を強化。
- 食料やガスなどの不足により、最低限の買い物しか出来ない。それも許可を得た場合のみ。
- フェーズ1 ロックダウンにより世界的に経済を崩壊させ、食糧難を発生させる。
- フェーズ2 長めのロックダウンを実施。6ヶ月+。その間にワクチンを強制する。反対する者には、国家への危機であると脅す。国家の敵とみなす。もう普通の生活には戻れないとワクチンを強要する。
アド大統領:「信じられない!神よ、どうかご守護を。」
- もしも大衆が計画に従えば、新しいシステムに入る。反対する者は、仕事や旅行を制限される。
- 大衆の殆どが反抗する場合:SARS+HIV+MERSのハイブリッド生物兵器を放つ。死亡率30%の強いウィルスだ。これで最終的に大衆を脅かす。「ほら言っただろう」と反抗している人々にワクチンを打たせる。
- 新しい経済システムを提案:マイクロソフトの暗号通貨060606
- 身体活動のデータを使ったシステム
- 新しい経済システムの実施:食料・水・住まいも武器となる。基本的に我々がやりたい方向に動けば、それらを得られる様にする。従わないと必需品が得られず罰則を受ける。従えば得られる。
アド大統領:「これは録音されています。この計画をみんなに知ってもらいたいのでシェアして下さい。今まで起きている事は、まさにこの計画書通りに起きています。ロックフェラー財団からの書類です。これをある人物が我々に密かにリークしてくれました。この動画は削除されるかもしれませんが、録音してあります。陰謀説とか言いますが、これは事実である証拠です。不正が起きている証拠です。神がこれを暴露させて、この邪悪な秘密の計画があった事を大衆が知る様に年内までに起きる事を祈っています。最終的には我々を全員ワクチンを打たせる事が目的です。それが最終目的です。
ガーナが神の祝福を受けます様に。自由と人権を守ります。どうかこうした抑圧する様な行為から我々が抵抗できる力を下さい。そして真実が賞賛されます様に。
我々はビル・ゲーツ、アンソニー・ファウチ、ジョージ・ソロスと人口減少計画に断固として戦い抵抗します!
私は神の名において、彼らが成功しない事を布告する!
神よ!どうか彼らと我々を審判して下さい!
彼らは我々人類をパニックに陥らせ、騙し、天地をひっくり返そうとしている。
世界は彼らの邪悪な計画には乗らない!絶対に乗らない!神は思うようにはさせない。
今私は彼らに断固として反対する!」
*************
14:35~ 他の報道陣のニュースに変わる。ロシア人?東欧の様な英語の発音ですが、話している人の名前、国は定かではありません。
アメリカはキッシンジャーの頃からカーター大統領の時もずっとアフリカ人の人口削減計画を実施させ、避妊や中絶を強要させて来ました。1990年から2000年の間だけでも、米国、カナダ、欧州が60億ドルを投じてアフリカで避妊をする様に力を注ぎました。清潔な食料や水を与えるのではなく、避妊に力を入れたのです。マラリアを防止させる事にも一切手助けしていません。死んでもらいたいのです。
ですから、アフリカの人々に海外からのこういった事態を知ってもらい、自分達で自分達を守る事を行っていかなければいけません。
********
関連記事:
1.「トランプ大統領は、ファウチ医師ともう何ヶ月も話していない。」
というCNNの記事もあります。
https://edition.cnn.com/.../donald-trump.../index.html
2.「アフリカのタンザニアの隣のブルンジの大統領が6月8日に55歳にて死亡。死因は心臓麻痺と言われているが、彼は、コロナ・ウィルスはデマであり、WHOを排除すると言った数週間後に突然死んだ。」
https://humansarefree.com/2020/07/president-of-burundi-found-dead-covid-hoax-expelled-who.html?fbclid=IwAR2iqI-1u596UIwIn__R2Jq_dBMhnB_WZ23cb50HTuy75JRJx_DxX-zSS5Y
3.今年の新年スペシャルでデイヴィッド・ウィルコックが語った映画
https://blog.goo.ne.jp/truthseeker/e/16d03c44629d81e1253de9fb17f3904c
ディヴィッド:先日妻と映画を見て驚嘆しました。AppleTVで見たのですが、"Cold Case Hammerskjold"(2019) -デンマークの映画製作者Mads Brüggerによるドキュメンタリー映画です。1961年に国連の事務総長だったダグ・ハマーショルドは、マーティン・ルーサー・キングと並んでアフリカ人に対して人道的平和を取り戻そうと努力していた善人でした。しかし、彼がアフリカとの条約協定を結びに行こうと向かった飛行機が墜落事故に会い死去してしまいます。この映画は、その事故を調査する内容で飛行機は撃ち落とされた確固たる証拠を見つけたのです。飛行機を撃ち落とした集団は、SAIMR(South African Institute for Maritime Research)といい、これは準軍隊組織であるとしています。その内部告発者がこの映画のカメラの前で証言しますが、イギリスのMI6とアメリカのCIAの監督の元で南アメリカで5千人を導入し各地にクリニックを設立したのです。治療など人助けをするように見せかけて実際にそこで働いていたのは医師ではなく、やっていたのはHIVのウィルスを注射していただけだったのです。白人至上主義者組織がアフリカ人の大量虐殺を企てHIVを広めようとしていた事をカメラの前で堂々と証言していました。彼は今身を隠し、国連の調査に協力しているとの事です。
Africa Leader Finally Reject & Exposes Bill Gate Deadly Vaccine For Africa
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「ガーナ大統領、ロックフェラーのコロナ計画を暴露。ロックダウンの目的は免疫系の弱体化。今後はさらにロックダウンを強化し、強制ワクチンによって人口削減していく」
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cuttercourier · 4 years
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[翻訳] ブラック・ライヴズ・マター運動から考えるインドのマイノリティ問題(2)
ブラック・ライヴズ・マター運動と連帯している(つもりの)インド人への5つの質問
2020年6月14日
アパルナー・ゴーパーラン(ハーバード大学人類学部博士課程)
ジョージ・フロイド、ブレオナ・テイラー、アーモード・アーバリー他、米国における数え切れないほどの非武装黒人市民の死は、伝染性の怒りに火をつけました。ロンドン、ベルリン、メルボルン、東京などの都市では、米国で拡大するブラック・ライヴズ・マター蜂起に連帯して大規模なデモが行われています。一方、私たちインド人は未だどのように反応すべきか模索しているところです。
エリート層の間で広がっている反応の一つは、ジャーナリストのラーナー・アイユーブが「#BlackLivesMatterハッシュタグをファッションアクセサリーとして身につける」と呼ぶもの、つまり、日和見的に運動の道徳的・文化的資本を利用するために運動について投稿やツイートをすることです。そんなことはやめましょう。もっとよい反応があるはずです。以下の5つの質問を自分自身に投げかけることで、あなたが本当にこの運動の信条を支持しているかどうかを見極め、もし支持するならそれを実践できるようになってください。
1. 自分個人は反黒人、または人種差別主義者ではないか?
これは簡単な質問ではありません。個人的人種差別とは、単に黒人やマイノリティ(もちろん宗教的、カースト的マイノリティも含む)に対する直接的な嫌悪感だけを意味しません。そこにはステレオタイプ化、暗黙の偏見、ホワイトウォッシング、エキゾティシズム、政治的純血主義、内婚制などなど、私たちの社会化過程に深く埋め込まれている多くのものが含まれています。
この種の人種差別に個人の心の中だけで取り組むことはできません。これを覆すためには、若い頃から学校や家庭での反人種差別教育を制度化する必要があります。米国の黒人活動家たちは、毎年2月の学校における黒人歴史月間を義務化したり、差異について教えるための教材を作成したりするキャンペーンを行ってきました。
しかし、インドでは、周知のようにインド人の成人の大半が人種差別主義者である以上、親や教師が子どもたちに差異の受容について教えることはありそうに思われません。インド人のクリケット選手は黒人の同僚を侮蔑的に「カールー〔黒んぼ〕」と呼びますし、インド人の芸能人は美白クリームのセールスパーソンですし、デリーでアフリカ人住民を追い回す群衆はインド人の政治家が指揮しているようです。
在外インド人は、カースト的特権に守られつつ反人種差別闘争の恩恵を受けてきましたが、今ではドナルド・トランプ米大統領のような白人優越主義的指導者の側につくことが多くなってきています。実際、この世界的な蜂起のさなか、多くの人は、インドで最も明瞭な正義のアイコンであるガンディーが反黒人的人種差別について間違った側に立っていると見ています。抗議者たちが奴隷所有者の像と並んでガンディーの像を標的としていることは、あらゆる種類の個人的人種差別を取り調べ、取り消すことが、黒人の命は大事だと言うためのシンプルな前提条件であることを私たちに思い起こさせるはずです。
2. 自国での反マイノリティの暴力に見て見ぬふりをしていないか?
自らに問うべき第二の質問は、自分の国のマイノリティの命を大事だと思うか? です。インドでこの問いが今ほど緊急性を帯びている時期は過去ほとんどありませんでした。交戦殺害から拘禁下の死亡と拷問まで、極端な過剰警備から裁判なき逮捕まで、日常的な嫌がらせから失踪に至るまで、インドにおける警察の暴力という重荷はマイノリティに真っ向から降りかかっています。
2019年のある調査はインドの警察官の50%がムスリムは犯罪を犯す可能性がより高いと考えていることを示しましたが、それはおのずから明らかです。
ほんの数ヶ月前、デリー警察はヒンドゥトヴァ〔ヒンドゥー・ナショナリズム〕支持者に加わって市内のムスリムを攻撃しましたが、これは警察が法よりもむしろ多数派権力の執行者として働くという数十年来のパターンを踏襲しています。実際、ジョージ・フロイドのリンチ動画が拡散していたちょうどそのころ、道端で警察に猛烈に殴られ、国歌を歌わせられた若いムスリム男性フェーザーンの動画も拡散していました。このようにしてフェーザーンや他の多くのムスリムが殺害されてきましたが、これまでのところ抗議も逮捕も告発も免職もなければ、怒りの広がりもありません。
ダリットやアーディヴァーシーも同様に、警察が主として上位カーストによる暴力の協力者であることを知っています。警察は、カースト・ヒンドゥーを被疑者とする事件を取り上げるよりも、自らがマイノリティを拘留し、陵虐し、恐喝し、強姦し、大量殺害する傾向が強いのです。"ダリット リンチされた"でグーグル検索すれば、"アフリカ系アメリカ人 リンチされた "と同じくらい恐ろしいヘッドラインが出てくるでしょう。
だから、もしあなたがジートゥー・カティーク(2月にラージャスターン警察の拘留中に死亡した26歳のダリット男性)のことを気にかけないのであれば、ジョージ・フロイドの名前を唱えてはいけないですし、もしパンデミックの間に恣意的に逮捕されている何十人ものムスリムに言及しないのならば、黒人の刑事施設収容について話してはいけません。
3. 警察、刑務所、軍、その他の国家の暴力装置の存在に疑問を抱けるか?
黒人の命は大事だと言いたいのに、インドの警察、軍、刑務所、反テロ法を「愛国的に」支持しつづけているすべての人たちにとって悪いニュースがあります。急速に主流になりつつあるブラック・ライヴズ・マター運動の流れは、マイノリティの市民権のために、あるいは人種差別的な警察に反対して闘っているのでもなく、罪を犯した警官の逮捕だけを要求しているのでもなく、警察の再教育や法制度改革も全く要求していません。その代わりに、彼らは警察活動と刑事施設への収容の完全な廃止を求めているのです。
奴隷制廃止論者たちが「奴隷制を修整したり改革したりすることはできず、廃止する必要があると考えていた」ように、今日の警察廃止論者たちも、制度化された刑罰によって私たちがより安全になることはないと理解しているので、警察や刑務所(それ自体が奴隷制の副産物)を改革するのではなく「消滅に至るまで(それらを)縮小」しようとしています。彼らは、貧困、ホームレス、精神疾患、依存症の問題を「犯罪」としてパッケージしなおすことは「病気の代わりに症状を治療している」に等しく、また、その治療法(拘留や国家の暴力)はしばしば病気そのものよりも悪いと主張します。
以上が、(フロイドが殺害された)ミネアポリスの街頭や数え切れないほどの他のアメリカの都市からの要求が、警察の予算を打ち切って解散させ、コミュニティに基礎を置く治安対策に置き換えるというものになった理由です。
インドでは、国民の半数が裁判を経ない警察の暴力を容認しているため、警察の廃止はばかげたアイデアのように映ります。残りの半数でさえ、警察活動の範囲を縮小しようとは主張していません。善意のNGOは、法の支配を強化するためにはインド警察の能力を高める必要があると主張する報告書を発表しています。ジャーナリストたちは、インドの警察官の数が人口10万人当たりたった144人しかおらず、国連が推奨する222人に届かないありさまを嘆いています。ヒューマン・ライツ・ウォッチでさえ、警察予算の増額を求めています。議論全体の焦点はインドの警察への投資をどうやって増やすかということなのです。
しかし、これでは警察活動とはただ警察の話というだけではなく、既存の秩序を強制するための実力行使の話であるという事実を見逃してしまいます。定義上、準軍事組織、軍事組織、刑務官、そして認可を受けた自警団を担い手とするインドにおける警察活動は、教育、福祉制度、公衆衛生が得ているよりも大きな予算を既に享受しているのです。ゆえに、今のところインドでの警察廃止は想像もつきませんが、もしあなたにそれを想像する勇気がないならば、この運動を自分の主張とすることはできません。
4. 貧困を道徳の問題とか、自然なことだとか、あるいは当たり前のことだと考えていないか?
警察廃止は、ただ警察活動を終わらせるだけでなく、そもそも警察活動を必要とする不平等な社会を終わらせようとしています。街頭のアメリカ人が、インドで我々も目にするようなことを単なる「人権的」要求というより「経済的」要求となし、刑罰制度の予算を打ち切って、代わりに学校、病院、住宅、社会保障、そしてすべての人、とりわけ疎外された市民のための仕事に公的資金を投入するように呼びかけているのは、このためです。
抗議者たちは、米国の多くの都市の予算の最大40%が警察活動に使われていることを指摘していますが、これは暴力や薬物乱用の予防、精神衛生、手頃な価格の住宅、学校に支出される金額を合わせたよりも大きいものです。もしこの資金が武装した警邏隊ではなく、住民に投資されていたら、コミュニティはどれほど安全になるでしょうか?
一方、インドでは、ムスリム、ダリット、アーディヴァーシーは、貧困層の中で最も貧しく、警察や群衆が彼らを捕える前から既に「息ができない」のです。ゆえに、9人の人々が国の半分と同じだけの富を所有していることにあなたが腹を立てている場合に限り、また、インドが国家予算の9%を軍事費に使いながら保健には3%しか使っていないことに怒っている場合に限り、どうぞ黒人の命は大事だと言ってください。しかし、もしも貧困が世襲され、マイノリティが投資対象から排除されるインドのシステムを倫理的におぞましいと思わないのであれば、あなたは運動の同盟者たりえません。
5. 革命的な要求や対立を招く行動を恐れていないか?
米国における現下の抗議活動は、インドにおける市民権修正法に対する抗議行動と比較されてきました。どちらも抗議者の大部分が若年層で、大都市から小さな町まで異議申し立てが広がり、多数派グループが結束して押し出してきて、警察や政治家から暴力的な対応を受けました。しかし、外見的には似ているものの、2つの抗議活動は本質的に異なります。
何よりもまず要求が守勢的(この法律を取り消して既存の秩序に戻ろう)であった市民権修正法に対する抗議行動とは異なり、ブラック・ライヴズ・マター運動の要求は攻勢的(警察活動を廃止して既存の秩序を変えよう)でした。運動の一部の派閥が改革を求めても、他の派閥から大衆が直接責任を負うための革命的な代替案がすぐさま提案されます。
ブラック・ライヴズ・マター運動は戦術もまた革命的であり、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの市民的不服従とブラック・パンサーズの戦闘性の両方を生かしています。だからこそ、今日の運動の最も力強いシンボルは、ミネアポリス警察第3分署の炎上であれ、イングランドの港に奴隷所有者エドワード・コルストンの像が投げ込まれたことであれ、ホワイトハウスの外で抗議者が州軍に催涙ガスを投げ返したことであれ、すべて集団的に法を破った瞬間なのです。
これらのイメージは、シャーヒーン・バーグ〔デリー南部の街区〕での平和的な座り込みをシンボルとする市民権修正法反対運動とはまったく対照的であり、その戦術は、政府によるメディア報道支配と運動支援の輪の解体をゆるす一方で、抗議者を守勢的立場に置いてしまいました。これらのことから、今ではあまりにも当たり前になってしまった縮小版サティヤーグラハ(敵愾心や影響力を欠いた座り込み)を再考することが早急に必要であることがわかります。
しかし、もしもあなたが異議と正義よりも法と秩序が好きで、一人前の役割とリスクを引き受けることなく革命家を装いたいというのならば、黒人の命が大事とは言わないでください。
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【パトリック・バーン】 2021/2/19 11:34 JST
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タブレットマガジン サーティータイランツ(※30僭主せんしゅ) アメリカのエリートが中国との取引を選択したことは、アテネとスパルタの歴史の中に前例がある。……
※続きで、記事の和訳をしてみた。けっこう長文。
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※オリジナル英文は元リンク参照。
サーティータイランツ(※30僭主せんしゅ) アメリカのエリートが中国との取引を選択したことは、アテネとスパルタの歴史の中に前例がある  2021年2月4日 リー・スミス による
『王子』の第5章で、ニコロ・マキアヴェッリは、征服した大国が戦争で敗北した人々をどのように扱うかについて、3つの選択肢があると述べた。第一は彼らを破滅させること、第二は直接支配すること、第三は「あなた方に友好的な状態を維持するために、少数者の状態を作り出すこと」である。
マキアヴェッリが最後の例として挙げるのは、紀元前404年の27年間の戦争の後、アテネを敗北させた際にスパルタが設立した友好的な政府である。すでに民主主義を軽蔑していたアテネの上流階級のエリートにとって、ペロポネソス戦争での敗北はスパルタのシステムが好ましいことを確認した。それは恒久的な召使階級、ヘロット、定期的に屠殺された彼らの人間以下のステータスを受け入れるためにそれらを条件とした上で、高奮発軍の貴族の支配であった。対照的にアテネの民主主義は下層階級にあまりにも多くの権力を与えた。親スパルタ派の寡頭制は、市民の権利を奪うためにパトロンの勝利を利用し、国内のライバルとの争いを解決し、彼らを追放して処刑し、彼らの富を没収することに成功した。
アテネの法律に不誠実で伝統を軽蔑するアテネ政府は「三十人の暴君」として知られており、その役割と機能を理解することは、現在のアメリカで何が起こっているのかを説明するのに役立つ。
前回のコラムでは、ニューヨーク・タイムズ紙のトーマス・フリードマン氏に、10年以上前のバラク・オバマ大統領就任1年目に彼が書いた記事について話を聞いた。彼の重要な記事は、アメリカのエリートが民主主義が自分たちのために機能していないと判断したまさにその瞬間を記録している。共和党のせいでアメリカ国民を蹂躙することができないと非難した彼らは、自分たちを豊かにしている関係を強化するために民主党に移った。
「グローバル化した世界で競争する必要性から、実力主義者、多国籍企業の経営者、東洋の金融業者、技術起業家は、共和党が何を提供するかを再考せざるを得なくなっている。原則として、彼らは党を離れ、現実的な連立ではなく、イデオロギー的な批判者の集団を残してきた」と、ある貿易コンサルタントはフリードマンに語った。フリードマンのコラムが発表されてから10年以上の間に、タイムズのコラムニストが特定した幻滅したエリートたちは、アメリカの労働者をさらに困窮させ、自分たちを豊かにしてきた。彼らが生きるようになった一言のモットーはグローバリズム、つまり、彼らがたまたま生計を立て、子供を育てている特定の社会の幸福に言及することなく、商業関係や社会的企業を構造化する自由であった。
グローバリスト企業を支えたのは、2001年に中国が世界貿易機関(WTO)に加盟したことである。何十年もの間、アメリカの政策立案者や企業クラスは、中国をライバル視していたが、フリードマン氏が述べたエリートたちは、啓蒙された中国の独裁政治を友人として、またモデルとしてさえ見ていた。なぜ彼らは権威主義的な政権と貿易をし、何百万ものアメリカの製造業の仕事を中国に送り込み、働くアメリカ人を困窮させたのだろうか。それは彼らを豊かにしたからです。彼らは、中国と取引する以外に選択肢がないと自分たちに言い聞かせることで、自分たちの良心を救ったのです。中国は大きく、生産性が高く、効率的で、中国の台頭は避けられない。それに、中国との取引で傷ついたアメリカの労働者は罰せられて当然だった。進歩のためには何が最善なのかを邪魔する反動的で人種差別的なイデオロギーの評論家を誰が擁護できるだろうか?
外国との戦争や不法移民を終わらせることと一緒に、これらの雇用をアメリカに戻すことは、ドナルド・トランプ大統領の大統領職の中心的な政策公約であり、2016年にトランプ氏が驚くべき勝利を収めた源でもある。トランプ氏は、企業や政界の確立された中国との貿易関係が一般のアメリカ人を売り渡したと主張したのは、ほとんど初めてではなかった。元民主党下院議員で1988年大統領候補のリチャード・ゲファードは、奴隷労働者を雇用している国家との貿易はアメリカの雇用を犠牲にし、アメリカの名誉を犠牲にすることになると警告した、重要だが最終的にはあまり影響力のない選出された民主党幹部や政策専門家のグループの第一線で活躍していた。トランプ氏の言うことを真に受けたのは、6,000万人以上のアメリカの有権者だけだった。
トランプ氏が「沼」と呼んでいるのは、最初は産業、機関、人物が無作為に集まっただけのように見えたが、それらが新大統領によって非難されているという事実以外には、何の共通点もないように見えた。しかし、トランプ氏の絶え間ないエリートへの攻撃は、彼らに集団的な自己認識と連帯のための強力な動機を与えた。彼らは、同じ偏見や憎しみ、文化的嗜好、消費習慣だけでなく、同じ重心である米中関係も共有している官民の利害の結びつきを代表していることがわかったのである。こうしてチャイナ・クラスが誕生したのです。
かつては、曖昧に見えた、あるいは存在しないように見えた関係が、トランプ氏の軽蔑と、トランプ氏を憎むエリートたちの相互の軽蔑の光の下で、鮮明になったのである。
10年前には、NBAのスーパースターであるレブロン・ジェームズとアップルのティム・クックCEOを同じファミリーアルバムに入れる人はいなかっただろうが、彼らは今、安価な中国の製造業(ナイキのスニーカー、iPhoneなど)と成長する中国の消費者市場のおかげで、素晴らしい富で結ばれている。デジタルサービスプロバイダーのテンセントとのNBAの15億ドルの契約は、中国の会社は、アメリカ以外のリーグの最大のパートナーになりました。感謝の意を込めて、これらの二股大使は無知な同胞に中国共産党の知恵を伝えた。NBAの幹部が香港の反体制派を擁護するツイートをした後、社会正義活動家のキング・レブロンはアメリカ人に「舌に気をつけろ」と言った。「たとえそうであっても、我々には言論の自由がある。それは多くのネガティブなことをもたらすことがある」とジェームズは言った。
トランプ氏が米中関係から贅沢な利益を得たアメリカ人に圧力をかけたため、これらの奇妙な相棒たちは、マルクス主義者が階級意識と呼ぶものを身につけ、反撃のために団結し、中国の後援者との関係をさらに強固なものにした。今では、これらの異質なアメリカの機関は、中国共産党が奴隷労働者収容所の囚人にどんな恐怖を与えようとも、中国のスパイサービスや人民解放軍が国家安全保障にどんな脅威を与えようとも、中国共産党からの小切手を現金化することについての慎重さや恥ずかしさの感覚を失った。大西洋評議会、アメリカ進歩センター、イーストウエ���ト研究所、カーターセンター、カーネギー国際平和基金、ジョンズ・ホプキンス高等国際問題研究所などのシンクタンクや研究機関は、中国の資金を食い物にしていた。世界的に有名なブルッキングス研究所は、中国の通信会社である華為技術を賞賛する中国の華為企業が資金提供した報告書を公表することに何の抵抗もなかった。
中国がアメリカの主要な研究大学、例えばスタンフォード大学に58,000万ドルのような数十億ドルを提供したことで、アメリカの法執行機関は、機密研究を盗むための中国の防諜活動に警告を発していた。しかし、これらの大学とその名の知れた教員は、実際にはその研究を販売するビジネスを行っていた。その多くは米国政府から直接支払われていた。
実際、学界の中国共産党とのペイ・フォア・プレイ取引の多くは、特に微妙なものではなかった。2020年6月には、1500万ドルの研究助成金を受けたハーバード大学の教授が、「中国の科学開発、経済繁栄、国家安全保障を促進する」ために、「ハイレベルな科学的才能を募集し、育成する」ために、中国共産党の機関に代わって月5万ドルの仕事をしていたと嘘をついたとして起訴された。
しかし、ドナルド・トランプ氏が米国と中国を切り離すことが、自分を憎み、米国の雇用を海外に送り出した寡頭制を解体する方法だと考えていたとしても、そのビジョンを実行に移すことはできなかった。米国のエリートの腐敗の原因、中間層の貧困化の理由、米国の平和に対する内外の脅威を正しく特定した後、彼はアメリカ人に彼を選んで戦ってもらうように頼んだ戦争に勝つためのスタッフを配置し、準備をすることに失敗した。
そして、中国がチャイナクラスの力の源であることは事実だったので、武漢から出てくる斬新なコロナウイルスは、そのクーデターのためのプラットフォームになりました。つまり、アメリカ人は反民主主義的エリートの餌食となり、コロナウイルスを使ってアメリカ人の気力を奪い、中小企業を荒廃させ、盗み、焼き、殺すのが自由な暴徒に弱いままにし、子供たちを学校から遠ざけ、死にかけている人たちを愛する人たちの最後の抱擁から遠ざけ、アメリカの歴史、文化を冒涜したのだ。そして、アメリカの歴史、文化、社会を冒涜し、普通のアメリカ人が実際にはエリートの民間部門と公共部門の代理人がすでに用意していた地獄に値する理由を説明するために、この国をシステム的に人種差別主義者として中傷している。
約1年の間、アメリカの役人たちは、中国経済がアメリカの上に乗っかっている間に、より多くの権力を自分たちに横領するという唯一の目的のために、意図的に我々の経済と社会を荒廃させてきた。中国の封鎖は結果の違いとは何の関係もない。封鎖はウイルスの蔓延を抑えるための公衆衛生上の措置ではない。だからこそ、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事やシカゴ市長のローリ・ライトフット氏のように、長期にわたる封鎖を繰り返している民主党幹部は、トランプ氏が無事に去った今、直ちに封鎖を再開させることが急務だと公に表明しているのだ。
民主党の役人が意図的に命を破壊し、老人ホームで高齢者に感染させるために病人を送り込むことで何千人もの命を奪ったことは、アメリカ版「三十人の暴君」とは無関係である。仕事は、トランプを倒すためにコロナウイルスの犠牲者を増やすことであり、彼らは成功した。アテネの反民主主義派と同様に、アメリカの優秀な人材はとっくの昔に道を失ってしまった。30人の暴君の先頭にいたのはクリティアスであり、ソクラテスの最高の弟子の1人であり、詩人であり、劇作家であった。彼は体制の怒りからソクラテスを救うのを助けたかもしれないし、まだ哲学者は彼の方法、すべてに質問するために、伝統のためのクリティアスの広範囲の軽蔑を供給したことを後悔したようである。権力を握った後、クリティアスはアテネの彼の虚無主義を回し、都市を破壊した。
----- アメリカのエリートと中国の間の毒された抱擁は、約50年前、ヘンリー・キッシンジャーが、当時敵対していた2つの国の間に関係を開くことで、中国とより脅威的なソ連の間の溝の拡大を暴露することになるだろうと考えたときに始まった。2つの共産主義の巨人の間の衝突の中心にあったのは、ソ連の指導者がスターリンを拒絶したことであり、これを中国はソ連共産主義体制の終焉の始まりと見なし、彼らが犯してはならない過ちであった。
一方、キッシンジャーの地政学的な作戦は、彼の歴史的遺産の礎となった。また、キッシンジャーは中国の高官にアクセスを売る大金持ちにもなった。また、キッシンジャーは、ビル・クリントン政権の国防長官ウィリアム・コーエンのように、他の元高官の政策立案者が自らの対外影響力を利用した身売り作戦に従事する道を開拓した。コーエングループは、4つの海外事務所のうち2つを中国に構えており、トランプ前国防長官のジェームズ・マティス氏をはじめ、多くの元高官が参加しているが、彼は最近、社説でトランプ政権の中国に対する「我々と一緒か、我々に反対か」というアプローチを批判した際に、コーエングループでの仕事を公表しなかった。「米国の同盟国やパートナーの経済的繁栄は、北京との強力な貿易・投資関係にかかっている」と書いたマティスは、文字通り、まさにそのような立場を取るために中国から金をもらっていた。
しかし、1972年にリチャード・M・ニクソン大統領と一緒に欧米人が当時北京と呼んでいた中国の首都を訪れたとき、キッシンジャーが元アメリカ政府関係者のために中国を換金地にするとは考えられないだろう。「中国人は、毛沢東が死ななければ開国できないと感じていた」と、トランプ元政権関係者は言う。「ニクソンとキッシンジャーがいた時には毛沢東はまだ生きていたのだから、1979年に鄧小平の指導の下で始まったような改革を彼らが思い描くことはできなかっただろう」。しかし、1980年代になっても中国は米国と競争していたわけではない。中国が商業的なライバルになったのは1990年代に入ってからであり、「中国に貿易上の最恵国としての地位を与えることについて毎年議論が行われていた」という。
冷戦後の秩序の首席広報担当者はフランシス福山であり、彼は1992年の著書『歴史の終わり』の中で、ベルリンの壁が崩壊したことで、西欧の自由民主主義が最終的な政府の形になったと主張した。福山がベルリンの壁崩壊後に間違っていたのは、政治形態の強さの評価ではなく、彼の哲学的モデルの深さであった。福山は、半世紀近く続いた超大国の睨み合いが終わったことで、対立する政治モデルをお互いに対立させていた歴史的弁証法が解決されたと信じていたのだ。実際には、弁証法はまた別の方向に転じた。
ソ連で共産主義を破った直後、アメリカは生き残った共産党に新たな息吹を吹き込んだ。そして西洋の民主主義原理が中国共産党を変質させる代わりに アメリカの権威が東洋のテクノ独裁主義の味を手に入れたのです。ダイアン・ファインスタイン氏は、キッシンジャー氏に次いで、その後の20年間、米中関係を牽引した第二の影響力を持つ役人となった。
1978年、サンフランシスコ市長に就任したばかりのファインスタインは、当時の上海市長であり、後に中国の総統となる江沢民と親交を深めました。アメリカのハイテクの中心地の市長として中国との結びつきは、成長を続けるアメリカのハイテク産業に中国からの投資を呼び込み、中国を世界第3位の経済大国にしました。また、江氏との提携は、彼女の投資家である夫のリチャード・ブルムを大金持ちにした。上院議員として、彼女は中国の人権侵害を合理化して中国の最恵国待遇の恒久的な貿易地位の確立を推し進め、一方、友人の江氏は権力を強化し、天安門広場に戦車を送り込んで共産党総書記になった。ファインスタインは彼を擁護した。"中国には地元の警察がいなかった」と、ファインスタイン氏は江氏が彼女に語ったという。「それ故に戦車を送った。しかし、それは過去のことだ。人は過去から学ぶ。繰り返すことはない。中国は教訓を得たと思う」とカリフォルニア州の上院議員は安心して説明した。
しかし、実際には過去は、ワシントンのファインスタイン議員の聴衆に別の話を伝えるべきだった。米国はモスクワと貿易をしたり、ロシア人が多額の選挙献金をしたり、配偶者とのビジネス・パートナーシップを結んだりすることを許していなかった。冷戦時代のアメリカの指導者たちは、そのような行為がモスクワへの扉を開き、危険な方法でアメリカの政治や社会に直接影響を与えることを許してしまうことを理解していた。彼らの工場で私たちの商品を製造したり、私たちの商品を購入して海外に出荷したりすることは、技術や知的財産を脆弱なものにしてしまうことになる。
しかし、それは国家安全保障を危険にさらすだけではなく、アメリカの価値観に反するシステムにアメリカをさらすことにもなっていたのだ。この期間を通して、アメリカは、私たちが考えているソビエトに対する考え方とは反対の立場で自分たちを定義していた。ロナルド・レーガンは、ソ連を「悪の帝国」と呼んだことで軽率だと思われていたが、第二次世界大戦末期から 1990 年までの通商・外交政策では、これがコンセンサスとなる立場であったことが反映されていた。
実業家のアルマンド・ハマーが有名だったのは、彼がモスクワと取引をしていたアメリカ人だったからである。彼の視点が役に立ったのは、ソ連社会、政治、ビジネス文化に関する彼独自の洞察力がアメリカのメディアとよく共有されていたからではなく、彼が政治局がアメリカの聴衆に広めたいと思っている見解を提示していたことが理解されていたからだ。今日、アメリカには何千人ものアーマンド・ハマーがいて、そのすべてが彼らの富、名声、権力の源を主張している。
それは、1994年にビル・クリントンが人権を貿易の地位から切り離すことを決定したことから始まった。彼は、ジョージ・H・W・ブッシュ政権とは対照的に、人権に焦点を当てることを約束してホワイトハウスに入り、就任2年後に顔を上げた。クリントン氏は「我々の関係をより大きく、より生産的な枠組みに置く必要がある」と述べた。アメリカの人権団体や労働組合は愕然とした。クリントンの決定は明確なメッセージを送った、と当時のAFL-CIO会長レーン・カークランドは言った。「アメリカが民主主義と人権について何を言おうと、最終的な分析では利益であって、人ではなく、最も重要な問題である」。当時の上院院内総務ジョージ・ミッチェル氏のような一部の民主党員は反対し、ジョン・マケイン氏のような共和党員はクリントン氏の動きを支持した。クリントンの国家経済会議のトップであるロバート・E・ルービンは、中国は「これまで以上に大きく、より重要な貿易相手国になるだろう」と予測した。
それから20年以上が経過した今、中国の技術をアメリカの技術から切り離そうとするトランプ政権の措置に反対してロビー活動を行ったアメリカの産業や企業の数は、相反する価値観や慣行を主張する2つのライバルシステムがどれだけ密接に統合されてきたかを示す驚異的な指標となっている。フォード、フェデックス、ハネウェルなどの企業や、華為にチップを販売し続けるために争ったクアルコムなどの半導体メーカーは、片足をアメリカに、もう片足をアメリカの地政学的に重要なライバルであるアメリカにしっかりと植え付けて存在している。両者のビジネスを守るために、彼らは中国を競争相手と呼ぶことで、危険なライバルを後押ししている自分たちの役割を隠蔽するために、この問題をソフトに売り込んでいるのだ。
アメリカのほぼすべての主要産業が中国との利害関係を持っている。ウォール街、シティグループ、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーから接客業に至るまで。マリオットホテルの従業員が解雇されたのは、彼がチベットについてのツイートを気に入ったことに中国当局が異議を唱えたためだ。彼らは皆、中国共産党のルールに従うことを学んだ。
ランプ政権の元幹部、ロバート・スポルディング元退役軍人は、「中国に縛られていない人に聞いた方がいい」と言う。
当然のことながら、かつては頼りにされていた共和党の米国商工会議所は、トランプ氏の中国政策に反対する先頭に立っていた。関税案だけでなく、パンデミックが発生した場合でも、米国企業が重要なサプライチェーンを別の場所に移動し始めるよう求めたのだ。全米防衛産業協会は最近、防衛関連の請負業者が特定の中国の技術を使用することを禁止する法律に不満を表明した。同団体のスポークスマンは「連邦政府と仕事をしているすべての請負業者は、それを止めなければならないだろう」と述べた。
トランプ政権でさえも、タカ派と融和主義者に分かれており、前者は『パンダハガー』と皮肉っぽく呼ばれていた。トランプ政権の高官の大半は後者の陣営に属しており���特に元ハリウッドのプロデューサーであるスティーブン・ムニューシン財務長官はその中でも特に注目されていた。映画業界は、中国が知的財産を盗んでいると最初に声高に訴えていたが、最終的には北京と手を組むようになり、北京をなだめるようになった。スタジオは、中国共産党のレッドラインを守らずに、中国の巨大な市場に参入することはできません。例えば、「トップガン」の続編では、パラマウント社がトム・クルーズの「マーベリック」のジャケットに台湾と日本のパッチをぼかして中国で公開することを提案したが、中国共産党の検閲官は、世界のどのバージョンでもパッチを表示しないようにと主張した。
トランプ政権時代には、「中国との疑う余地のない協力を続けようという非常に大きな後押しがあった。反対側には、反発を望む少数の人々がいた」とスポルディング元顧問は言う。
アップル、ナイキ、コカ・コーラは、ウイグル強制労働防止法に反対するロビー活動までしていた。トランプ大統領就任最後の日に、マイク・ポンペオ国務長官は、米国が「中華人民共和国が中国の新疆ウイグル自治区で、ウイグル族のイスラム教徒やその他の少数民族・宗教団体のメンバーを標的に、大量虐殺と人道に対する犯罪を犯していると判断した」と発表した。2020年のオーストラリアの調査によると、ナイキ、アディダス、ギャップ、トミー・ヒルフィガー、アップル、グーグル、マイクロソフト、ゼネラルモーターズなど、ウイグル人の強制労働力を使用している多くのアメリカの主要ブランドがジェノサイドに加担していることになる。
基本的人権や民主主義を軽視している国が、アメリカの産業界から直接資金を提供され、アメリカ国民のものであるべきアメリカ政府の研究や技術の成果を特権的に利用できるようにすべきではないという考えは、党派的な考えとは言い難く、ドナルド・トランプ氏とはほとんど関係がない、あるいは関係がないはずである。しかし、歴史的な記録を見れば、アメリカと中国のエリートの融合はトランプ政権時代に頂点に達していたことがわかるだろう。ミッチ・マコーネル上院共和党党首の造船会社の億万長者の義父であるジェームズ・チャオ氏は、大学の同級生の江沢民氏をはじめとする中国共産党との関係から大きな利益を得ている。チャオ家からの贈り物は、マコーネルを、最も裕福な上院議員のリストの中で、ファインスタイン氏よりも数段下の地位にまで押し上げました。
トランプ憎しのメディアの津波に乗って、チャイナクラスは国家機関や安全保障官僚の中でその力を固めた。1990年代後半から続いている中国共産党政権の最悪かつ最も脅威的な側面への対応は、早送りになっていた。ナイキが中国の奴隷労働収容所でスニーカーを作っていたという話は、もはや流行らなくなった。中国がアメリカの科学機密や軍事機密を盗み、シリコンバレーで大規模なスパイ活動を行い、エリック・スワールウェルのような下院議員を危険にさらし、アイビーリーグのトップ教授に多額のリテイナーを払い、知的窃盗のプログラムを組織的に実施している、あるいは何らかの形で自国の国民や近隣諸国、さらにはアメリカの生活様式に危険をもたらしているというニュースは、トランプ支持のプロパガンダとしてミュートされ、却下された。
中央情報局(CIA)は、アメリカの制度を弱体化させようとする中国の努力を公然と保護していた。CIAの経営陣は、情報アナリストをいじめて、中国の影響力と私たちの政治プロセスへの干渉についての評価を変えるようにして、彼らがトランプ氏の政策に同意しない政策を支持するために使用されないようにしたのです。アメリカを守ることがCIAの経営陣にとって最も急務なことではないのは当然のことである。
中国の行動を実際に理解している人たちにとっては、党派性は明らかに二の次の関心事だった。中国の行動は、アメリカの中核的な安全保障機関がそれを真剣に受け止めていないように見えたことと同様に、真に憂慮すべきものであった。「1980年代までは、共和制政府の形態に反する考えを持つ外国勢力の利益を推進する人々は排除されていた」と、オバマ政権の元情報当局者は言う。「しかし、グローバリズムの出現で、彼らは中国を言い訳にし、自分たちの好みに合わせて情報を曲げた。ブッシュとオバマの時代、標準的な評価は、中国は青水軍を作る気がないというものだった。それは彼らの見方には不都合だった。中国は現在、第3の空母を生産中である。」
トランプ氏を憎むことは、彼らの政治的な言い訳になっているが、アメリカの安全保障と国防の確立は、中国を見て見ぬふりをすることに自分たちの利益を持っていた。ジョージ・W・ブッシュの「対テロ戦争」から始まった軍事作戦に人、金、名声を浪費してきた20年間は、米国にとって戦略的価値が低いことが証明されている。しかし、中東の殺戮現場にアメリカ人を派遣して安全を確保することは、北京にとって大きな利益となっている。先月、中国のエネルギー大手である善華は、イラク経済の低迷に乗じて、5年間の石油供給(日量13万バレル)に20億ドルを支払った。価格が上がれば、この取引で中国は石油を転売することができる。
アフガニスタンでは、大規模な銅、金属、鉱物の鉱山は、アメリカ軍が表向きの安全を確保しているが、中国企業が所有している。また、アフガニスタンは新疆ウイグル自治区と国境を接しているため、習近平は「米国がアフガニスタンから軍を撤退させた後、アフガニスタンやパキスタンの辺境に位置するテロ組織がすぐに中央アジアに侵入してくるのではないか」と懸念している。言い換えれば、米軍がアフガニスタンのような場所に海外展開しているのは、中国の「ベルト・アンド・ロード構想」のための安全保障よりも、アメリカの利益を守るためである。
「ソ連とのように中国とは対立しているわけではないという考えがある」とオバマ前大統領は言う。「しかし、我々はそうなっている問題は、民主党を中心としたアメリカの既成政党のほぼすべてが、断固として反対側にあるということだ。」
------ 2019年の夏の終わり頃、トランプ氏はホワイトハウスでの2期目に向かっているように見えた。経済が急騰し、失業率が記録的な低水準になっただけでなく、彼はまさに彼が選んだフィールドで対立候補と対決していたのだ。トランプ氏の北京との貿易戦争は、トランプ氏が本気でアメリカ企業にサプライチェーンの移動を迫ろうとしていることを示している。7月には、デルやHPのようなアメリカのトップテック企業が、生産の大部分を中国国外にシフトすると発表した。アマゾン、マイクロソフト、アルファベットもまた、製造の一部を他の場所に移す計画を立てていると述べた。
武漢の住民が通りを埋め尽くし始めたのは、2019年の6月下旬と7月上旬、まったく同じ瞬間だった、武漢の1100万人の健康と繁栄に責任を持つ役人が裏切ったことに怒りを覚えた。彼らは病気になり、病気になるのを恐れていた。高齢者は息を切らした。行進する人たちは、「毒されたくない、新鮮な空気を吸いたい」という横断幕を掲げていました。親たちは子供たちの命を心配した。病人が免疫系と神経系に永久的なダメージを受けていることを恐れていた。
当局はソーシャルメディアのアカウント、写真、抗議のビデオを検閲し、おとり捜査官はトラブルメーカーを監視し、最も声の大きい者を拘留した。企業は閉鎖を余儀なくされ、抗議者が隠れる場所はどこにもなかった。何人かはバンで運び出された。彼らは当局から「公安機関は悪質な扇動や挑発などの違法な犯罪行為を断固として取り締まる」と警告を受けていた。
当時、武漢の住民を街頭に送り出したのは、COVID-19ではなかった。2019年初夏、武漢の公衆衛生を脅かしたのは大気汚染の疫病だった。これは、アメリカの悲惨な最後の年の物語のこれまで語られてこなかった部分である。
大気を汚染するゴミの山に対処するため、当局はゴミ焼却場の建設を計画した(2013年、武漢では5つの焼却施設から危険な汚染物質が排出されていることが判明した)。他の都市でも同様に、2007年のシアメン、2015年の上海、2016年の成都、2017年の清原など、大気汚染に対する抗議行動が街頭で行われたが、その都度、中国共産党指導部にパニックの波が押し寄せた。不安が次から次へと広がり、14億人の国全体が制御不能に陥ったとしたらどうだろうか。
中国共産党は、騒動が流行らないようにする方法は、隔離することだと学んでいた。中国共産党は、中国の少数民族であるチベット人、そして最近ではトルコ系の少数民族であるイスラム教徒のウイグル人を、大規模な検疫や監禁によって無力化することに特に長けていたが、これは電子監視ネットワークによって管理され、刑務所や奴隷労働収容所への道を開いた。2019年までには、中国のウイグル人の悲惨な運命は、彼らの強制労働から大きな利益を得ている多くの人々の間でも、心からの関心事となっていたのか、それとも単に広報活動を重視していただけなのかを問わず、関心事となっていた。
新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)は、イランとほぼ同じ大きさの中国北西部に位置し、石炭や石油、天然ガスなどの資源が豊富な地域である。パキスタンと国境を接する新疆は、ベルト・アンド・ロード構想の重要な供給ルートの終着点であり、世界的な中国の利権圏を創造するための1兆ドルのプロジェクトである。BRIの潜在的な混乱は、中国の重要な利益への脅威を構成する。習近平は2014年4月、ウイグル族の戦闘員が駅で150人以上を刺した事件を、取り締まりの機会と捉えた。
「壊滅的な攻撃を備えよ」Xi は警察官および軍隊に言った。彼の副官は、一斉に命令を出した。「全員を切り上げろ」との命令が下された 情けをかけた役人は自ら拘留され、屈辱を受け、「新疆のための党中央指導部の戦略」に背くための手本とされた。
2019年11月のニューヨーク・タイムズ紙の報道によると、中国当局が最も心配していたのは、省外の学校から帰宅したウイグル族の学生たちだった。学生たちは「国全体に広く社会的なつながりを持っていた」し、当局が恐れていた『影響力』が『広く、根絶するのが難しい』ソーシャルメディアを使用していた。任務は、収容所内で実際に起こっていることのニュースを隔離することだった。学生が愛する人はどこにいるのか、何があったのかと尋ねると、当局は「彼らの親族はイスラム過激主義の『ウイルス』に『感染』しているので、隔離して治療しなければならない」と学生に伝えるように助言された。
しかし、中国の封鎖政策の対象となったのは、テロ攻撃を実行する可能性の高い若い男性だけではなかった。文書によると、当局者は「暴力を振るうには年を取りすぎていると思われる祖父母や家族でさえも免れない」と言われたという。
2019年秋に本物のウイルスがヒットしたとき、中国当局は同じプロトコルに従い、問題を起こす可能性のある者だけでなく、武漢のすべての人を隔離し、わずか数ヶ月前に同じ都市で鎮圧したものよりもさらに大きな世論の反発を避けることを望んだ。
病気ではない者を隔離するロックダウンが、これまで公衆衛生対策として採用されてこなかったのには、それなりの理由がある。都市、州、または国の主要メンバーは、彼らが大規模な人口に集団的な罰を課していることを示すために意味がない限り、自分自身を投獄しない。政治的抑圧の手段として広く認知されているため、これまで公衆衛生対策として使われたことはなかった。
2019年12月末、中国当局は、新しいウイルスに言及したソーシャルメディアアカウントのロックダウンを開始し、それを警告したり、同僚とそれについて話したりした医師は叱責され、COVID-19に感染したとされる別の人が死亡しました。武漢を出入りする国内旅行はすべて停止されました。もし封鎖の目的が感染の拡大を防ぐことだったとすれば、国際便が継続していたことは注目に値します。むしろ、ソーシャルメディアの検閲と同様に、国内旅行の禁止は、政府の失態が中国全土に広がらないようにし、大規模な、おそらく制御不能な不安を招くことを防ぐためのものだったように思われる。
6月と7月に武漢の通りが埋め尽くされたのは、ある都市の人口を蝕む焼却炉の計画を隠していた当局の致命的な無能さに抗議するためだったとしたら、中国全土を蝕む運命にある呼吸器疾患の原因が、当局が主張するような湿った市場で起こった自然の偶然ではなく、中国共産党の武漢ウイルス研究所であることを知ったとき、中国国民はどのように反応するだろうか?
1月、トランプ政権の元国家安全保障副顧問マット・ポッティンジャー氏は英国当局者に、最新のアメリカの情報によると、COVID-19の最も可能性の高いソースは武漢のウイルス研究所であると語った。ポッティンジャー氏の発言を報じた数少ない欧米の報道機関の一つである英紙デイリー・メールによると、ポッティンジャー氏は、病原体が漏洩か事故によって逃げ出した可能性があると主張した。
1月に発表された国務省のファクトシートによると、米国は「武漢の研究室内の数人の研究者が2019年秋、最初に確認された感染例が発生する前に発病したと信じるに足る理由がある」としている。ファクトシートはさらに、中国政府の研究室が2016年からCOVID-19に最も類似したコウモリコロナウイルスの研究を行ってきたことを説明している。少なくとも2017年以降、WIVは中国軍に代わって機密研究を行ってきた。「米国は長年にわたり、中国の過去の生物兵器作業について公に懸念を表明してきたが、北京は生物兵器禁止条約の下で明確な義務を負っているにもかかわらず、文書化も実証もしていない。」
パンデミックが武漢の湿った市場で始まったのではないという証拠は、北京が1月23日に封鎖を実施した数日後の2020年1月に早くも発表されている。イギリスの医学誌「ランセット」によると、最初のものを含む41例のうち13例は市場との関連性がなかったという。5月には中国の疾病管理・予防センターの責任者が、COVID-19と湿潤市場を結びつけるものは何もなかったことを確認した。「新型コロナウイルスは、市場で発見されるずっと前から存在していた」と、中国の関係者は述べた。
ランセットの報告の後、トランプ政権に近い共和党当局者は、北京の公式アカウントに異議を唱えた。「我々はそれがどこで発生したかを知らないし、我々はそれの底を取得しなければならない」上院議員トム・コットンは2月に言った。「また、その食品市場から数マイル離れたところには、中国唯一のバイオ安全レベル4のスーパーラボがあり、ヒト感染症を研究していることも知っている。」コットン氏は、中国は二枚舌で不誠実だったと述べた。「私たちは、少なくとも証拠が何を示しているのかを確認するために質問をする必要があります。中国は今、その質問に対して何の証拠も提示していない」とコットン氏は述べた。
アメリカのマスコミは、コットンの答えを探す姿勢を軽蔑した。ジェフ・ベゾスのワシントン・ポスト紙は、コットンは「専門家によって何度も否定されてきた陰謀論の火種を撒き散らしている」と主張した。トランプ氏は、コロナウイルスが武漢の研究室で発生したものであると確信していると大統領が発言した時、アメリカのスパイサービスと矛盾していると嘲笑された。テッド・クルーズ上院議員は「パンデミックの起源についての明白な疑問を否定することで、マスコミは中国共産党のプロパガンダを作り出すために、ジャーナリズムのすべてのふりを放棄している」と述べた。
昨年の冬以来、トランプ氏とGOP当局者が行っていたのと同じケースを主張したニコルソン・ベイカー氏によるニューヨーク・マガジンの記事が1月に発表されたことは、有益な疑問を投げかけている。なぜジャーナリストたちは、北京のコロナウイルスの起源についてのトランプ政権の懐疑論を自動的に否定しようとしたのだろうか?なぜ選挙後まで待って、中国共産党の話が偽りであるという証拠の公表を許したのか。確かに、メディアはバイデン氏を好んでおり、何としてでもトランプ氏を追い出そうとしていたが、中国とCOVID-19についての真実をアメリカ人に伝えることが民主党の選挙にどのような影響を与えるだろうか?
中国はアメリカのマスコミに多くの友人を育ててきたからこそ、マスコミは中国政府の統計を素直な顔で伝えている。しかし、重要なのはこの事実である。中国共産党のナラティブを正当化する際に、メディアは主に中国のためではなく、中国から権力、富、威信を得ているアメリカ人階級のために報道しているのだ。いや、北京は悪者ではなく、国際的に責任ある利害関係者なのだ。実際、私たちは中国のリードに従うべきだ。そして3月までには、トランプ氏が最初に同意したことで、アメリカの当局者は、歴史上、独裁大国が自国民を黙らせるために使ってきたのと同じ抑圧的な措置をアメリカ人にも課した。
やがて、親中派の寡頭政治家たちは、封鎖がもたらした恩恵の全容に気づくようになった。ロックダウンは主要な寡頭政治家をより豊かにし、ベゾス単独の場合は850億ドルもの富を得たが、その一方でトランプ氏の中小企業基盤を困窮させた。市や州の当局は、不定法な規制を課すことで、独裁政治を正常化したのである。そして、少なくとも、アメリカの組織には、代議員の3分の1しか選ばれていない候補者に指名を与え、大統領選挙期間中は地下室に閉じ込めておくという、もっともらしい理由があった。しかし、ある意味では、ジョー・バイデンは、数十年続いた米中関係の軌道を正常に戻すことを意味していたのである。
----- バイデン氏の当選後、中国の外相は米中関係のリセットを求めたが、中国の活動家はバイデン氏の対中政策はすでに決まっていると言う。「私はバイデン政権に非常に懐疑的だ。なぜなら、彼が中国を21世紀のウイグル人の大量虐殺である正常な状態に戻すことを許すのではないかと心配しているからだ」と、ある人権活動家は選挙後、ニューヨーク・タイムズ紙に語った。バイデン氏が大統領になったことで、ある人権活動家は「ホワイトハウスに習近平氏が座っているようなものだ」と語った。
11月には、北京政府に近い中国のシンクタンクのトップが行った公開演説を記録したとするビデオがソーシャルメディア上で流通した。「トランプ氏は我々に対して貿易戦争を仕掛けてきた」と中国の聴衆に語った。「なぜ我々は彼に対処できなかったのか?1992年から2016年までの間、我々は常に米国との問題を解決してきたのはなぜか?それは、我々には上に人がいたからです。アメリカの中心的な権力の輪の中に、我々には古い友人がいるからです」と述べた。感謝する群衆は彼と一緒に笑った。「過去30~40年の間、私たちはアメリカの中心的な輪を利用してきました」と彼は続けた。「私が言ったように、ウォール街は非常に大きな影響力を持っています...私たちはかつてウォール街に大きく依存していました。問題は、2008年以降、彼らが衰退していることだ。最も重要なのは、2016年以降、ウォール街はトランプ氏をコントロールできなくなったことです...米中貿易戦争では、彼らは助けようとしました。アメリカの友人は、彼らは助けようとしたが、助けられなかったと言っていました。バイデンが選挙に勝った今、伝統的なエリート、政治的エリート、既成政党は、ウォール街と非常に密接な関係を持っています」
本当だろうか?ジャネット・イエレン財務長官がウォール街の聴衆の前で演説しただけで稼いだ小金は公の記録である。しかし彼女は先月の公聴会で北京に厳しい言葉を浴びせ、中国共産党のウイグル人に対する『恐ろしい人権侵害』を批判した。しかし、バイデン氏が国家安全保障のトップポストに指名した人物の履歴書は、別の話を物語っている。次期国家情報長官のアヴリル・ヘインズと国務長官のアントニー・ブリンケンは、選挙の直前に中国共産党のための仕事をウェブサイトから削除したWestExecというベルトウェイの会社で働いていた。
ペンタゴンの3番手に抜擢されたコリン・カール氏は、スタンフォード大学の研究所に勤務していた。この研究所は北京大学と提携しており、元中国共産党のスパイチーフが運営する学校で、欧米の諜報機関からは安全保障上のリスクがあると長い間見られていた。
アメリカ進歩センターのシンクタンクの責任者として、バイデンが管理予算局の長官に指名したニーラ・タンデンは、中国共産党の「政策と権威に対する潜在的な反対の情報源を共謀して無力化し、中国共産党の「海外の中国社会、外国政府、およびその他の行為者に影響を与え、北京を支持する行動を取るか、または立場を採用する」ための隠れ蓑として創設された米中交流組織と手を組んでいた。
バイデンの大統領人事特別補佐官トーマス・ジマーマンは上海社会科学院の研究員で、中国の国家安全保障省との関係があるとして欧米の諜報機関から注目されていた。
リンダ・トーマス・グリーンフィールド国連大使は、ジョージア州サバンナで開催された中国政府が出資する孔子学院で2019年の講演を行い、アフリカにおけるグッドガバナンス、ジェンダー・エクイティ、法の支配を推進する上での中国の役割を称賛した。「中国がこれらの価値観を共有できない理由はない。実際、中国はアフリカ大陸に強い足跡を残していることから、これらの理想を広めるためのユニークな立場にある」と述べた。
次期司令官の家族は、中国軍とつながりのあるビジネスマンから500万ドルの無利子融資を受けたと報じられ、バイデンの息子ハンターは中国のビジネスパートナーを『中国のスパイ長』と呼んでいた。ハンター・バイデンの中国共産党との結びつき疑惑の選挙前の報道をマスコミやソーシャルメディアが検閲したのは、彼を守るためではなかった-500万ドルは、ベゾスがパンデミックの間に毎時稼いでいた額よりも少ない。いや、親中派の寡頭制にとって、ジョー・バイデンを当選させたのは自分たちを守るためだったのだ。
バイデン政権はトランプ政権の積極的な中国の技術産業の巻き戻し努力を継続すると主張する報道は誤りである。新政権には、米中関係を軌道に乗せようと躍起になっているアメリカのハイテク産業のロビイストがいっぱいいる。バイデンのロン・クライン参謀長は、ワシントンのシリコンバレーを代表してロビー活動を行っている業界団体「テックネット」の元役員会メンバーでした。バイデンのホワイトハウス顧問はスティーブ・リチェッティで、弟のジェフは選挙直後にアマゾンのロビー活動のために雇われた。
イエレンは、「中国は明らかに我々の最も重要な戦略的競争相手である」と述べている。しかし、親中派の寡頭制は、富、権力、威信を得ている国と競合しているわけではない。中国の独裁政治が彼らのモデルなのだ。ワシントンD.C.全体に2万人以上の米軍メンバーを配備したことを考えてみよう。反乱やクーデターとされた散発的に暴力的な抗議デモ行進の結果、公の場ではほとんど姿を見せない大統領の就任式の警備のために、ワシントンD.C.に2万人以上の米軍メンバーを配備したこと、ソーシャルメディアからの反対の声の除去と、競合するソーシャルメディアのプラットフォーム自体の除去、トランプ支持者のアメリカの半分の人々が医療、クレジット、法的手段、教育、雇用へのアクセスから遠ざかるようにしたこと、現政権の政策への抗議を「国内テロリズム」として再定義するという究極の目標を持っていること、などを踏まえて考えてみてほしい。
明らかなのは、バイデン氏の就任は、中国との関係を自国の同胞に対する盾と剣と見なしているアメリカの寡頭制の覇権を示すものであるということである。アテネの「三十人の暴君」のように、彼らは、創造主によって与えられた全市民の自然権を認める政治システムを単に軽蔑しているのではなく、自分たちが支配している人々が、自分たちと同じ権利を持っているという考え方を特に軽蔑している。言論は、それを適切に使う方法を知っている賢明な少数の者だけが自由にできるものであるべきだ、という考えに対する彼らの新たな尊敬の念を見るといい。クリティアスや親パルタ派のように、新しいアメリカの寡頭制は、民主主義の失敗は自分たちの権力に対する独占的な権利の証明であり、自分たちの同胞を破壊するのを助ける外国の力と協力して統治することを喜んでいると考えている。
歴史はこの瞬間について何を教えてくれるのだろうか。悪いニュースは、30人の暴君がアテネの著名な民主主義者を追放し、アテネの人口の推定5%を殺害しながら彼らの財産を没収したこと。良いニュースは、彼らの支配は1年未満であったということだ。
[リー・スミスは、新たに出版された本『The Permanent Coup』の著者である。国内外の敵はどのようにしてアメリカ大統領を標的にしたのか』の著者である。]
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loveandpeace555 · 4 years
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I LOVE JAPAN❤️〜世界を融和に〜 〜㊗️2.11建国記念日〜 「日本の建国理念は凄かった!」 質問です。 日本の建国理念って何ですか? アメリカの建国理念は、 自由、平等、幸福追求の権利 アメリカ国民なら誰でも言えます。 建国の父はジョージ・ワシントンですね。 日本の建国の父は? 戦後日本では一切教えられていませんね。 日本の建国理念は、 〝ひとつの家族世界の実現〟 (八紘一宇) 日本の建国の父は、 初代の神武天皇です。 建国記念日は2月11日 今年で建国2680年になります。 西暦より660年も長いですね。 また、令和の今上陛下は 初代神武天皇から126代目の 天皇陛下となります。 「日本書記」 の神武天皇のところには、 「八紘一宇の神勅」 (はっこういちうのしんちょく) というのがあります。 「八紘を おほひて宇と為むこと、また可からずや」 (はっこうを おおいて いえと せんこと、またよからずや) 口語訳は↓ 「天地四方に住むすべての者が、 ひとつの屋根の下の大家族の ように仲良く暮らすなら それはなんと楽しく うれしいことだろうか」 この、八紘一宇の神勅の 「八」は 「八百万」の「や」 であり、無限の広がりを意味し、 数多いこと意味するそうです。 「紘」は「冠のひも」 という字であり、八方の隅から、 紐をまとめて一箇所に結ぶように まとめる意味があるようです。 すなわち、 「人類の魂の緒」 を八方から一つに結び合わせて、お互いの個性を尊重しながら 一つの家族のように仲良く結び合うということなのです。 古代日本民族は、魂は霊的根本において,つながっている 「緒」 をなし連なっていると 考えていました。 したがって、 肉体は別々に見えていても、 魂は一つに繋がっていると 捉えていたのでした。 世界民族はそれぞれに、 生活習慣、文化、言葉、環境は 違って、 肉体も離ればなれになっていますが、 魂において、 それぞれの文化や生活習慣を 認めつつ、お互いに尊敬しあって、世界中、みんな 「一家族の兄弟」 のように仲良くしましょうと言うのが 〝日本の建国の理念〟 なのです。 神武天皇によって建国されたのが 「やまとの国」 であって、 「大和の精神」 すなわち 〝大調和の精神〟 が日本の建国の理念 といってもいいでしょう。 戦後使うことを禁止されましたが 本当の意味は 〝真の平和〟 世界恒久平和 を意味していたのです。 21世紀になり今でこそ 地球家族や 世界平和 と言い始めましたが 日本は2600年前から 人類一家族の理想を 建国の理念として創建された 凄い国だったのですね。 ちなみに戦前までは日本国民はみんな当たり前に知っていました。 この崇高な理想の元にみんな 生活していたのです! これが日本人としての誇りでした。 世界で唯一肌の色や人種の違いで差別してこなかった国なのです。 そして1919年 大正8年に 世界で初めて パリ講和会議で 人種差別撤廃の提案をしたのは なんと日本なのです。 その当時アジアの独立国は日本のみで ほとんど欧米に支配、抑圧されていました。 日本の勇気ある提案に 11ヶ国が賛成 5ヶ国が反対 ところが議長国のアメリカの ウィルソン大統領が 全会一致でなくてはダメだと 否決してしまします。 しかしこの勇気ある日本の案に 特に黒人諸国にも希望を与えました。 500年間奴隷のような生活を送っていた国がたくさんあったのです。 あの黒人の人種差別撤廃に命をかけた英雄 キング牧師は世界に人種差別がない国があると知り キング牧師の運動に日本は大きな希望を与えていました。 日本はなぜ、人種差別撤廃に命がけで世界に訴えたのか? それは 世界はみんな家族である 肌の色や人種の違いで 排除するのはおかしい という 日本の建国理念 八紘一宇の精神があったからなのです。 日本人はもう一度 建国理念の原点 に立ち帰ることが 必要だと感じます。 ☆写真は八紘一宇の塔(宮崎平和台公園) ☆昭和39年の東京オリンピックでは聖火リレーの第二コースの出発地点ともなったそうです。 (八紘之基柱) https://www.instagram.com/p/B8au_0WgV9l/?igshid=q695g5xjz0jc
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pumpkin-paipai · 10 months
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KGV Class Sisters Doodle WIP
I should start Howe and Monarch whenever I get a chance, lol
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城の中への歩みSonGroupに約束したお父さんコピー9
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ブログトピック 市場動向 家の修繕 最初の人 ユニークな家 ヒントとアドバイス 注目のポスト ヒントとアドバイスヒントとアドバイス / 物語 動き出すドルとセントは、多くの要因によって大きく異なります。 全文を読む ジルツール 木製の騎士と秘密の通路は、家の魔法の魅力に追加されます。 多くの子供たちは自分の城を所有することを夢見ていますが、ニューヨークのボルトンランディングにあるハイランドキャッスルの所有者、デザイナー、建築家であるジョンラベンダーは、息子のジェイソンの子供時代のファンタジーを実現しました。 (当時の)3歳の息子に彼に城を建てることを伝えた後、ラベンダーは約束を果たし、自分で一から作り上げました。美しいアディロンダックに囲まれ、ジョージ湖の海岸を見下ろすこの石の城は、9エーカーの土地にあり、中世の英国の田舎から引き抜かれたように感じます。 ハイランドキャッスルの建設は1982年に始まり、それ以来、ラベンダーは絶え間なく完成し、改修するプロセスにあります。現在、この建物は12,000平方フィートの広さで、3つのベッド、2.5のバス、2階建てのタワーシッティングエリア、そして床から天井までの窓があり、湖を眺めることができる「大ホール」を備えています。ジョージ。城には音楽/図書室、リビングルーム、書斎、屋根付きのテラスがあり、湖の魔法のようなパノラマの景色を眺めることができます。ラベンダーはまた、彼の城のデザインに遊び心を取り入れ、階下の寝室、パティオ、娯楽室に秘密の通路を追加しました。 インテリアに古き良き時代の雰囲気を与えるため、美しい家具から彫刻、手彫りの木製騎士に至るまで、ラベンダーは5年前に調達を開始しました。土地を購入しました。 「私は毎年出かけ、骨and品を購入しました。そして、それらをストレージに入れるようになりました」とラベンダーは言います。 「私は…(城を建てるという)約束を果たすことを約束していました。」 ハイランドキャッスルの設計と建設では、細部への配慮が重要でした。ハイランドキャッスルは、800トン以上の石(一度に1つずつ手間をかけて配置)、カスタム木工、ステンドグラスドアが特徴で、すべてアンティークゴシック様式に適しています。しかし、ありがたいことに、この家には、オープンコンセプトと最新のキッチン、カスタムタイルを使用した豪華なバスルーム、キングまたはクイーンに適した広々としたベッドルームなど、21世紀にふさわしいお城の生活を送るいくつかのモダンなアメニティが含まれています。 しかし、城の最高のディテールはジョージ湖の比類のない眺めであり、ラベンダーは彼が決して当たり前だとは言いません。 「同じ質問をする人は大勢います。「景色を眺めるのに飽きたのは好きですか?それとも、それを見ていないのに、それを見て忘れてしまったのは、当たり前のことだと思いますか?」そして答えはノーです。つまり、ここに座って、1日数回、ここで過ごすことができたことに感謝します」と彼は言います。 関連: 生きている遺産:歴史的な邸宅で家族の家を作る 1800年代の不動産歴史を証明するvesは何でもない この都市城の魔法のデザインはあなたを魅了します × ×
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kiq-report-blog · 5 years
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【KIQ REPORT vol.4】監督名で映画を選ぶ人はいるの?ネームバリューを信用できるハリウッド映画監督はこの人だけ!さらに、宣伝マンが信頼を置く「著名人コメント」の宣伝効果が明らかに!
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★KIQ REPORT<β版>とは?
今回は、ハリウッドで活躍する映画監督について作品の鑑賞意欲度を調査。半年に2本以上劇場で映画を観る【映画コア】と、年に1〜3本劇場で映画を観る【映画ライト】に分け、それぞれの20〜60代男女、計658名に聞きました。なお、今回は洋画に関する調査のため、【映画コア】に関しては、映画鑑賞頻度に加え、さらに「(邦画より)洋画をよく観る」という人を対象に調査をしました。
<ハリウッド映画監督 作品鑑賞意欲度ランキング> 1位 スティーブン・スピルバーグ(67.5%) 2位 ジョージ・ルーカス(59.1%) 3位 ジェームズ・キャメロン(50.1%)
−監督が鑑賞動機になる人は32.4%。ネームバリューを信用できるのはこの3人のみ!
そもそも、映画ファンは監督の名前で作品を選んでいるのでしょうか?映画の鑑賞動機について聞いたところ、「内容・ストーリー」(86.0%)、「出演俳優・女優」(64.0%)、「原作・脚本・原案」(42.2%)についで、「監督」は32.4%で4位にランクイン。映画コアは38.5%と映画ライトに比べて高い傾向がありました。(図1参照)
さらに年代別で見てみると、20代=27.3%、30代=30.3%、40代=34.1%、50代=37.1%、60代=32.6%と、若年層よりも50代をピークとした40代以上の人が「監督」を映画鑑賞動機に選んでいます。しかし、フリー回答で好きな監督を聞くと具体的な名前は挙がりません。つまり「監督」が観る映画を決める判断のひとつにはなるものの、アクティブな動機にはなっていないと考えられます。
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しかし、��リウッド映画界の中でもそのネームバリューを信用できる監督が3名います。<スティーブン・スピルバーグ>、<ジョージ・ルーカス>、<ジェームズ・キャメロン>です。彼らに関しては、監督作品への鑑賞意欲度がS・スピルバーグ=67.5%、J・ルーカス=59.1%、J・キャメロン=50.1%と非常に高い支持を得ています。(図2参照)
また、これらの監督は製作総指揮として作品にかかわることも多く、その鑑賞意欲度も調べてみました。すると、製作総指揮が映画鑑賞動機になる人は11.1%であるのに対して、この3人への鑑賞意欲度はS・スピルバーグ=56.7%、J・ルーカス=49.1%、J・キャメロン=41.8%とやはり高い支持を得ています。(図3参照) 映画コアと映画ライトに分けてみると、映画コアは監督作品よりも意欲度は下がりますが、映画ライトではあまり変わりありません。
<KIQ FINDING> この3名の監督に関しては、ネームバリューが信用できるため、「監督」でも「製作総指揮」でも名前を出していくことが吉。 11月8日に公開される『ターミネーター:ニューフェイト』でも、シリーズ生みの親であるJ・キャメロンの製作復帰を大々的に打ち出すことで、確実にコアファンの鑑賞意欲につなげている。2019年8月にKITTで実施した秋映画に関する調査において、『ターミネーター:ニューフェイト』は映画コアから33.3%の鑑賞意欲度を得て1位にランクインしており、本調査で裏付けが実証されたといえる。
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一方、近年ハリウッドでヒット作を生み出している監督たちがどれだけ支持されているのか調査してみると、全世界興行収入27億9600万ドルで歴代第1位の記録を塗り替えた『アベンジャーズ/エンドゲーム』のルッソ兄弟でも彼の作品が好きと答えた人(=ファン度)は16.6%にとどまり、以下『アイアンマン』『ライオン・キング』のジョン・ファブローが12.3%で2位、『GOZZILA』『ローグ・ワン』のギャレス・エドワーズが9.6%と続きます。フランチャイズ作品を手掛ける監督の方がファン度は高い傾向にありますが、それでも先に出たベテラン監督たちには到底及びません。
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−これからの活躍に期待!“熱量が高い”新進気鋭監督はライアン・クーグラー。
認知している監督に対してファン度(彼の作品が好きと答えた人)が高かった、すなわち“熱量が高い”監督は、『クリード チャンプを継ぐ男』『ブラックパンサー』で大成功を収めたライアン・クーグラーで、彼を知っている人のうち47.1%の人が彼の作品を「とても好きで、毎作品観ている」という結果が。2018年に公開された『ブラックパンサー』は全世界興行収入13億4600万ドルで歴代ランキングの当時9位(現在11位)にランクイン。アカデミー賞においてアメコミ映画として史上初となる作品賞を含む7部門でノミネートされ、3部門において受賞するなど批評家の評価も得ました。待望の続編『ブラックパンサー2(仮題)』の全米公開が2022年5月6日になることも発表され、今後の活躍も期待されます。
また、長編映画デビュー作『へレディタリー/継承』がサンダンス映画祭で上映されるやいなや、ホラー映画の最高傑作と高い評価を受けたアリ・アスターも映画コアの中で認知している人にとっては40.7%が彼のファンで作品をすべて観ているという“熱量が高い”映画監督であることがわかりました。
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ライアン・クーグラー(IMDBより)
−映画宣伝において、がむしゃらに著名人の推薦コメントを得るのは全く効果なし!
今回、映画監督が作品鑑賞にどれほどの影響力をもっているのかを調査するにあたり、大前提として映画ファンにとって何が映画の鑑賞動機になるのかを調査しました。
結果は前述のとおりで、映画鑑賞の動機には口コミやメディアにおける話題性よりも、ストーリーや出演俳優、脚本など、映画自体に関する要素が大差をつけて意欲につながっていることがわかります。(図1参照)
中でも特筆すべきは、<著名人の推薦コメント>は3.3%と断トツで最下位という結果です。第三者による推薦コメントは、それまで作品に全く刺さっていなかった人たちへのコミュニケーションツールとして頼りがちですが、実は影響力は乏しいという驚きの事実が判明しました。
<KIQ FINDING>
<著名人コメント>は、どの作品宣伝においても頼りにしがちな宣伝ツールで、人選から集約までかなりの労力をかけがち。でも影響力は極めて低いので、全映画宣伝マンは、ここに労力をかけるのは今すぐやめるべき! 推薦コメントをとる場合は、手あたり次第数を集めるのではなく、ターゲットのインフルエンサーになりうる人物を一本釣りするのがオススメ。
※KITT調べ(Fastask利用) 
———————————————————————— 【調査概要】 調査時期:2019年8月8日(木)~8月15日(木) 調査対象:計658名(20~60代男女/映画コア・映画ライト) 調査定義:映画コア=半年に2回以上、劇場で映画鑑賞する人/映画ライト=年に1~3回、劇場で映画鑑賞する人
【本件に関するお問合せ】 KITT株式会社 [email protected] TEL:03-6435-5543/FAX:03-6435-5545 © 2019 KITT All Rights Reserved.
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mwinf · 5 years
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#アズールレーン #アズレン
ω・)よっしゃ、多分全部入手した!
ビスマルク
キング・ジョージ5世
Z36
U556
U73
エコー
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mokkung · 4 years
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映画と黒人差別  〜「ドゥ・ザ・ライト・シング」が教えてくれること〜
2020年5月25日、アメリカのミネアポリスで黒人男性(ここではあえて黒人と記載しておくが)であるジョージ・フロイドさんが白人警官に押さえつけられ、そのまま死亡した事件が発生し、その動画がSNSで広がり、現在全米で抗議デモが起こり一部は暴動に発展しました。
日本のメディアでは暴動のことばかりが報道されているし、Black Lives Matterという運動に関連して声高に訴える人を冷笑する人がいたり、いやいや“All Lives Matter”だろという意見も散見されます。いろんな意見があることは承知ですが、映画ファンである僕なりに今回の件について、映画と関連させて意見を述べさせてください。
“All Lives Matter” ではなく “Black Lives Matter”
先に言っておきますが、僕は略奪や暴力行為を肯定するつもりは全くありません。ただ彼らがなぜこんなに怒り、悲しみ、声を上げているのかについて、もっと理解し考えるべきだなと思っています。
All Lives Matter、それは当たり前です。そんなことは誰も否定しません。なぜ“Black Lives Matter”なのかです。Matterという言葉は、“What's the matter?”(どうかした?なにか問題?)、“It doesn't matter.”(構わない、それは関係ない)といった表現があるように、問題・事柄・案件などという意味の単語ですが、重要なことという意味合いになることもあります。
日本語ではしばしば「黒人の命”も”大切だ」と訳されていますが、これまでの文脈抜きで、この言葉だけ抽出してしまうと誤解を生じかねないと思います。なぜ”も”が付くか。それはこれまで、そして現在でもアフリカ系アメリカ人たちが受けてきた苦難を踏まえてのことです。Black Lives Matterは、「(これまで散々軽んじられてきた)黒人の命に関わる問題」⇒「(白人の命だけでなく)黒人の命も大切だ」という意味なのです。
ご存知のように、いわゆる黒人と呼ばれる人々の祖先の多くは18世紀に奴隷制度のもと、アフリカからアメリカ大陸に強制連行されて、非人道的な扱いを受けてきました。クエンティン・タランティーノ監督の映画「ジャンゴ 繋がれざる者」(2012年)に描かれているように、彼らが奴隷制度の中で受けてきたひどい仕打ちは、本当にひどいものでした。さらには映画「ヤコペッティの残酷大陸」(1971年)も奴隷制度の悲惨さがよく伝わる映画として重要です。こちらはフェイクドキュメンタリー的な手法で奴隷制度がどのようなものであったかを描いていますが、本当に悲惨で嫌な気持ちになり腹が立ってくるほどです(でもこれが過去にあった本当の出来事)。
・映画「ジャンゴ 繋がれざる者」 (個人的にタランティーノの映画の中でトップレベルに好きな作品) ・映画「ヤコペッティの残酷大陸」 (注意:不快な映像を含みます)
奴隷制度が撤廃された後も、特に南部を中心とした地域ではアフリカ系アメリカ人に対する差別意識が強かったし、1950年代の公民権運動を経て、法的に差別が撤廃された1960年代以降から現在までも、やはりアフリカ系アメリカ人に対する差別的対応は続いています。それらは「ドリーム」(2016年)や「デトロイト」(2017年)、「ブラック・クランズマン」(2018年)などで描かれています。大ヒットしたマーベルヒーロー映画「ブラックパンサー」(2018年)や、傑作「ゲット・アウト」(2017年)もアフリカ系に対する差別問題に対するメッセージを変化球的に組み込んだ映画と言って良いでしょう。
・映画「ドリーム」 (人種差別がいかに無駄無駄無駄〜!なのかを明快に描いていると思います) ・映画「デトロイト」 (アフリカ系としてアメリカで生きていく人たちがどういう思いをしているのかが垣間見える映画) ・映画「ブラック・クランズマン」 (レイシストとの論理がいかにに浅ましいかが良く分かります) ・映画「ブラックパンサー」 (個人的にMCUベスト映画、敵役のキルモンガーとそれに対するアンサーが良い) ・映画「ゲット・アウト」 (ユーモアも恐怖も含有した、それでいてメッセージもしっかりある一級エンタメ作品)
こうした映画を通して分かることは、アフリカ系アメリカ人たちはアメリカに来てからずっとつらい思いをし続けてきたこと、制度上は差別が撤廃されたのに、それでもただアフリカ系であるというだけで、白人と差別され不当な扱いを受け続けてきたこと、そしてそれは今も続いているということです。日本で暮らしていると実感は薄いですが、これらの映画で描かれているようにアフリカ系であるというだけで不当に警察に疑われたり過剰な暴力を受けたり、チャンスを奪われたり理不尽な迫害を受けています。今回のような警察の理不尽な暴力による人死にだって、もうこれまで何回あったんだっていう。そういう辛い気持ちや不満が積み重なってきた上で、現在のBlack Lives Matterなのです。だからAll Lives Matterでは無いのです。
映画「ドゥ・ザ・ライト・シング」
いろいろ作品を列挙しましたが、今回の事件に関連して僕が真っ先に思い出したのは映画「ドゥ・ザ・ライト・シング」(1989年)でした。というか、今回の事件を代弁するような映画なのです。
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ニューヨーク、ブルックリンの貧しいアフリカ系アメリカ人街に住む人々と、そこでピザ屋を営むイタリア系アメリカ人たちとの間に言い争いが生じ、それが暴動に発展する様子をコミカルに描いた映画です。
この映画の監督は前述した映画「ブラック・クランズマン」の監督でもある、スパイク・リーで、彼はアフリカ系アメリカ人に対する差別を題材にした映画を取り続けています。スパイク・リー監督自身も、今回この映画の映像を絡めたメッセージ動画をツイッターに投稿していました。
ご覧になると分かると思いますが、この映画は人々の中に潜在する差別意識や民族主義的意識は、理性的にコントロールされたり、うまく付き合っていけるレベルであったとしても、小さな摩擦を繰り返すうちに増幅されかねないことが巧みに描かれています。
ピザ屋の店主であるイタリア系のサルは、客であるアフリカ系の人々とも友好に付き合っているように見えるし、住民たちから好意的に受け入れられている。勤務態度の悪い主人公のムーニーに、怒りつつも寛容な対応を続けている。だけど、黒人文化にリスペクトが無いと抗議されたら、自分はイタリア人だから黒人など関係ないとムキになる。
主人公のムーニーはピザ屋のバイトとしてイタリア系の人たちとの関係を悪くしないようにしているが、アフリカ系の仲間たちも大事にしている。自分の妹に馴れ馴れしいサルに対して不信感を抱く。
サルの息子兄弟の兄はアフリカ系に対する偏見や差別意識が強くアフリカ系の連中との交流に拒否的で、父親のサルが寛容すぎることに苛立っている。一方で弟は兄がおかしいのではないか、ムーニーとは良いやつだと思いつつ、兄の言うことに逆らえない。
こうしたそれぞれが抱えた小さな不満や軋轢が、次第に露骨なヘイトにつながることを丁寧に描いていくのがこの映画の特徴です。主人公のムーニーは、何とかバランスを保っていたようでしたが、友人のラジオ・ラヒームが命を落としたことをきっかけに一気に暴力に舵を切ってしまうのでした。
ラジオ・ラヒームという人物は、右手にLOVE、左手にHATEと書かれたゴールドの大きなリングをつけて、LOVEとHATEはぶつかり合っていることを語るシーンは最も印象的な場面の一つです。僕たちの中に潜在するHATEが現れそうになった時、LOVEとHATEがぶつかり合う時、強く意識して理性的にHATEを押さえつけなければならないと思います。
ラジオ・ラヒームのLOVE&HATE語り
そして僕が個人的にこの映画で感銘を受けたのは、アフリカ系アメリカ人たちの行動を全面的に肯定して描いているわけではないということです。映画には雑貨店を営む韓国系の夫婦が登場しますが、ラジオ・ラヒームは韓国系に対しては高圧的な態度を取りますし、終盤の暴動シーンでは、一部のアフリカ系がトラブルの経緯に何ら関係のない韓国系の夫婦の店を攻撃しようとし、理性的な人々に抑止されるという場面がありました。差別的な対応を受けている彼らの中にも、他人種へのHATEが芽生えていることを表しています。またムーニーの勤務態度が悪いことに苛立つイタリア系の家族の気持ちは分かるし、一方的に黒人文化を称えるために写真を飾れと訴えたり、店内で爆音で音楽をかけることは、当然迷惑でしかないし、アフリカ系の登場人物たちの「ダメじゃんそれ!」って言いたくなる描写もしっかり描かれています。人物の一方的な描き方や、ジャッジするような姿勢は極力排除して、観る側に多面的な解釈を与えようとしているのでしょう。
最終的に暴動の翌日、ムーニーとサルが顔を合わせるシーンでの2人の様子は、暴力行為の虚しさと、暴力が更にHATEを生みかねないことを示していると思います。
映画の最後は、非暴力主義であるマーティン・ルーサー・キングの言葉と、暴力を支持するマルコムXの言葉が流れ、その2人が握手をする写真で幕を閉じます。この映画は最後まで、何が正しいのかという結論めいたことは言及しません。最終的にこの映画を観た私達が何を考えるのかを試している、それがこの映画です(しかし少なくとも暴力だけで前に進むことはないということは伝わると思います。)
長く書いてしまいましたが、今回のジョージ・フロイドさんの死と、それに続く一連の運動を通して、改めてアフリカ系アメリカ人を中心とした人種差別について考える必要があります。またこの事件は外国の問題ではなく、日本に住む僕らも関連することです。日本においても、外国人に対する偏見や差別、特に韓国や中国との国家間の関係性と市民レベルの関係性をダイレクトに重ねて、ヘイトな思考に突き進んだり差別的な態度をとる人々がいることに、僕は危機感を感じています。これを機に日本においても差別意識の見直しが成されることを期待します。
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jazieta-blog · 5 years
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安倍のバカっぷりはとうとうグローバルに(笑)2018年、安倍首相のバカ丸出し&人格破綻発言集 豪雨、地震、森友加計で信じがたい冷酷と厚顔! 2018年、安倍首相のバカ丸出し&人格破綻発言集
litera(前編)https://lite-ra.com/2018/12/post-4460.html litera(後編)https://lite-ra.com/2018/12/post-4462.html 28日に「2018年、安倍首相がついた真っ赤な嘘とインチキ総まくり」をお届けしたが、今回は、「え?  この人、ホントに総理大臣なの?」と耳を疑った唖然茫然発言と「よくそんなこと言えたな!」とツッコまざるを得なかった無神経発言を厳選した。  これまで、さんざん無知、無教養をさらし、民主主義を全く理解していない、国民をバカにした発言を連発してきた安倍首相だが、今年はそのバカっぷりを外交でもいかんなく発揮。海外メディアからツッコミを受ける事態まで起きた。  題して「安倍首相バカ丸出し&人格破綻発言集」。そのひどさ、恥ずかしさに思わず頭を抱えてしまうかもしれないが、こんな人物を総理大臣に戴いているのが日本の現実だ。まずは前編の7本を公開するので、大いに笑い、そして怒りに震えてほしい。 ◎バカ&人格破綻発言その1 (トランプ大統領の)歴史的な勝利に対してお祝いを申し上げたい」 11月30日、日米首脳会談の冒頭に  ご存じのとおり、11月にアメリカでおこなわれた中間選挙では下院で民主党が大幅に議席を伸ばして過半数を奪還した。──にもかかわらず、すっかりトランプ大統領へのご機嫌取りが板についた安倍首相は、臆面もなく“フェイクニュース”で祝福。これに失笑したのは海外メディアで、CNNコメンテーターのアクセルロッド元大統領上級顧問は「安倍氏は中間選挙に関してきちんとした説明を受けていないか、トランプ氏の精神構造についてきちんとした説明を受けたかのどちらかだ」(朝日新聞デジタル12月1日付)と皮肉り、民主党のリュー下院議員も「日本大使館の方、事実は違うと首相にお伝えください」とTwitterに投稿。“kiss ass外交”で世界に恥を晒すのは、もう勘弁してください…。 ◎バカ&人格破綻発言その2 「(プーチン大統領とは)ウニなどについて合意しましたよ!」 9月14日、日本記者クラブでの総裁選討論会で  で、次もトランプにつづいて安倍首相が都合のいい御用聞きに成り下がっているプーチン大統領とのロシア外交問題。9月にウラジオストクでおこなわれた東方経済フォーラムでは、プーチン大統領に“北方領土返還の前提条件を一切抜きにした平和条約締結”を突きつけられ、焦ったときに必ず浮かべてしまうニヤニヤ笑いしかできなかった安倍首相だが、総裁選の討論会でも記者から「国民に期待をもたせているのに無責任では」などと質問が飛ぶと、キレ気味に「私が意欲を見せないかぎり動かないんですよ。いままで1ミリも動いていなかったじゃないですか」と主張。一体どんな成果を誇るのかと固唾を呑んで見守っていたら、出てきた言葉はなんと「ウニで合意した!」 (笑)。……いまは「2島返還プラスアルファ」で交渉が加速するかのように必死で喧伝しているが、「ウニ」を成果だと叫ぶ人間がプーチンから2島返還を取り付けるなど、夢のまた夢の話である。 ◎バカ&人格破綻発言その3 「背後(せいご)には、1980年代以降、日本からこれら諸国に向かった大規模な直接投資がありました」 9月26日、国連総会一般討論演説  せ、せいご??? 国連総会での一般討論演説を観ていた人は、誰もが首を傾げたことだろう。安倍首相は昨年も「云々」を「でんでん」と読み間違えたことが話題になったが、「せいご」も「でんでん」も、そう読み間違えるほうが難しいだろうに……。  だが、読み間違えは誰にでもあるものだと百歩譲ったとして、聞き捨てならないのは、安倍首相が今年も性懲りもなく自分のことを「立法府の長」と言い間違えたことのほうだ(11月2日衆院予算委)。安倍首相は2016年にも「私が立法府の長」「立法府の私がお答えのしようがない」などと3回も国会で答弁。さんざん問題になったのに、まだ繰り返すか、という話だ。  これは、わたしたちの想像の域をはるかに超えたおたんこなす宰相の証拠であるような気もするが、もうひとつ可能性がある。それは、この総理が自分は事実上の「立法府の長」だと思っている、ということだ。いや、三権分立などを超えて、本気でこの人はあらゆる権力を握っていると盲信しているのではないか──。頼むから、小学校の社会(と国語)からやり直してくれないだろうか。 ◎バカ&人格破綻発言その4 「(エンゲル係数の上昇は)物価変動のほか、食生活や生活スタイルの変化が含まれているものと思います」 1月31日、参院予算委員会  エンゲル係数は家計の消費支出総額中に占める食料費の割合のことで、一般に高ければ高いほど生活水準の低さ(生活の苦しさ)を表している。この数値が、第二次安倍政権のもとで急上昇している──。国会でそう突きつけられた安倍首相は、何を血迷ったのか「生活スタイルの変化だ」と強弁したのである。  不都合な記録は改ざん・捏造・隠蔽するのが安倍政権の常套手段と考えれば、アベノミクスで庶民の生活が苦しくなっていることを端的に示すデータもなんとかねじ曲げようとしたのだろうが、さすがに中学生でも知っているエンゲルの法則までごまかそうとするとは…。開いた��が塞がらない。 しかし、もっと驚く珍事が起こったのである。 このバカ答弁の翌日、ユーザー参加型のインターネット百科事典「Wikipedia」における「エンゲル係数」の項目が、まるで安倍首相の主張に合わせるかのように書き換えられたのである。何者による改変なのかは不明だが、「事実」すらも安倍政権に都合よく改ざんされるーー。ジョージ・オーウェルの小説『1984年』を彷彿とさせる空恐ろしい一件であった。 ◎バカ&人格破綻発言その5 「柚木議員の話は、まるで高プロを導入すると、過労死が増えるかのごときのお話」 5月23日、衆院厚労委員会  昨年2月、安倍首相は過労自殺した電通の高橋まつりさんの母親と面会し、まつりさんとの思い出話を涙ぐみながら聞きいて、長時間労働の是正を「なんとしてでもやります」と述べたという。ところが、長時間労働や過労死を助長する「高度プロフェッショナル制度の創設を打ち出した挙げ句、「全国過労死を考える家族の会」が安倍首相との面談を希望すると、これを拒否。その日、過労死遺族が傍聴するなか、国民民主党の柚木道義議員が「直接、安倍総理とお会いしたいとおっしゃっているんです。加計理事長と同じ15分でも、せめて15分でも会えないんですか」と安倍首相に訴えると、安倍首相は事も無げに上記のとおり言い放ったのだ。  しかも、この日の夜、安倍首相は銀座の料亭で、高プロ創設を宿願としてきた経団連の今井敬、御手洗冨士夫・両名誉会長らと会食。高プロの創設が目前に近づき、経団連のお歴々と祝杯をあげたことは想像に難しくない。  高橋まつりさんの過労自殺を「働き方改革」の宣伝として使い倒し、時間外労働の上限規制と高プロ創設をセットにすることで本質をはぐらかし、過労で死に追い詰められたまつりさんの事件を過労を合法化するために利用した上、そのことに批判が高まると面会を拒絶して経済界の大物たちと乾杯する──。どこをどうとっても「人でなし」としか言いようがないだろう。 ◎バカ&人格破綻発言その6 「(遊説から帰国し)時差が激しく残っているなかにおいて、明日は(参院)法務委員会、2時間出て、ややこしい質問を受ける」 12月5日、「年末エコノミスト懇親会」挨拶で  臨時国会で最重要法案に位置づけられた「外国人材拡大」法案は、中身が空っぽな上に土台となる外国人技能実習生の劣悪な労働環境の実態を“捏造”していたことが発覚するなど、実態の見直しをおこなってから法案をつくり直すほかないことが明々白々に。というのに、安倍首相は法案審議じたいを「ややこしい質問を受ける」などと挨拶して、会場の笑いを取ろうとするという醜態を晒したのだ。  しかも、その参院法務委では、法務省がようやく出してきた技能実習生の「死亡事案一覧」で、2015?17年のあいだに技能実習生がじつに69人も死亡していたことについて質問が飛んだが、安倍首相は「亡くなられた例については、私はいまここで初めてお伺いをしたわけでありまして、ですから私は答えようがない」と、法務省資料にさえ目を通さないという自身の怠慢を正当化。ほかの質問でも「お答えのしようがない」と繰り返した。  あきらかになっていく技能実習生の非人道的な実態についての追及を「ややこしい質問」と呼び、その質問に答えた結果が、これ。そして、安倍首相はこのまま法案を通してしまったのである。 ◎バカ&人格破綻発言その7 「自衛隊が合憲であることは一貫した(政府の)立場で、自衛隊を明記することが(憲法改正の)国民投票でたとえ否定されても変わらない」 2月5日、衆院予算委員会  だったら改憲する意味も国民投票する必要なんかないじゃん! とツッコまざるを得ないだろう。そもそも、安倍首相は他方で「自衛隊を明記し、違憲論争に終止符を打つことはいまを生きる私たちの責務だ」と言いふらしてきた。ようするに、「違憲論争云々というのが改憲の目的などではなく、平和主義を具体化した9条の戦争放棄と戦力不保持を骨抜きにし、改憲によってフルスペックの集団的自衛権の行使を可能にすることを目指しているのである。  しかも、姑息なことに、9月1日に掲載された読売新聞のインタビューでは「(国民投票は)政権選択の投票ではないと、明確にしないといけない」と発言。国民投票で過半数の賛成票を得られず改憲案が否決されたとしても、それによって自分が退陣することはない、といまの段階からすでに保険を打っているのだ。  国民が望んでいる景気回復や雇用、社会保障の問題よりも改憲を最優先課題にあげて、否決されても総理は辞めないと宣う──。この無責任ぶりに、来年はどこまで拍車がかかるのだろうか。 前編では世界規模に鳴り響いた安倍首相のバカっぷりをお届けしたが、後編では、人格破綻としか思えない、詭弁、開き直り、冷酷発言を紹介しよう。国民が危機に瀕しているとき、自らに疑惑が降りかかったとき、安倍首相はどんなとんでもない言動に走ったのか。笑いは一切なし、怒りしか呼ばない、国民無視の7つの言葉をしかと心に刻んでほしい! ◎バカ&人格破綻発言その8 「(赤坂自民亭は)和気あいあいでよかった」 7月5日、西日本豪雨のさなか「赤坂自民亭後のぶらさがりで  この日、7月5日には西日本を豪雨災害が襲っていた。14時には気象庁が「厳重な警戒が必要」と異例の緊急会見を開き、実際に同日には避難勧告が数十万人におよんでいた。ところが、自民党は左藤章議員いわく「酒飲んで、ワァーっというだけ」の「赤坂自民亭」なる内輪の宴会を開催。安倍首相も総裁選対策として参加し、宴が終わると、記者にこんなノーテンキな感想を口にしたのだった。  しかも、酷かったのはこのあと。翌6日には被害はどんどんと拡大していったのに、安倍首相は7日の午前中に関係閣僚会議を15分間開いただけで、その後は私邸に帰宅。非常災害対策本部を立ち上げたのは8日午前8時。あきらかに初動が遅れに遅れたというのに「救命救助、避難は時間との戦い」と言い出し、その後も初動対応の遅さを指摘されると「政府として一丸となって、発災以来、全力で取り組んでまいりました」などとうそぶいたのだ。  安倍首相はこれまでも、頻発してきた災害に対して毎度毎度、信じがたい対応をとってきたが、今回はとくに酷い。救えたはずの命が初動対応の遅れにより失われたのではないか。──そうした声もあがるなか、しかし安倍首相は、またも信じられない行動に出た。それが、次の発言だ。 ◎バカ&人格破綻発言その9 「(虎ノ門ニュースを見たこと?)密かにありますね」 9月6日放送、『虎ノ門ニュース』で  今年9月6日午前3時すぎ、北海道胆振地方を最大震度7の大きな揺れが襲った。そんな緊迫した状況のなか、なんと同日、朝8時から放送されたネトウヨ向け番組『真相深入り! 虎ノ門ニュース』(DHCテレビ)に安倍首相が登場したのである。  しかもその中身は、インタビュアーの有本香らに同番組の“隠れ視聴者”であることを告白したり、収録にスタッフとして参加した百田尚樹の姿を見つけて顔をほころばせながら手を挙げて挨拶するなど、安倍首相は“応援団”に囲まれて終始ご満悦。最後には再び番組に出演することを約束したほどだった。  収録済みのVTR出演だったとはいえ、放送は災害が発生してわずか5時間後のこと。安倍首相は2016年にも『ワイドナショー』(フジテレビ)の収録に参加したあとに熊本地震が発生、そのときは安倍首相出演回の放送は延期されるという処置がとられたが、このときの放送延期は官邸からの申し入れによるものだったという。だが、この日の『虎ノ門ニュース』にはそうした対応をとらず、国民の神経をわざわざ逆撫でするような放送を許したのだ。  その理由もまた酷い。じつは、この放送翌日は自民党総裁選の告示日。総裁選は公選法の範囲ではないが、対抗馬である石破茂氏の単独メディア露出を封じるため自民党は新聞・通信各社に対して総裁選での「公平・公正な報道」を求める文書を配布するなど圧力をかけていた。その手前、告示日前のこの日に放送するしかなかったのである。  ようするに、北海道で発生した大地震で被災し不安の只中にある国民がどう思うかという感情や、総理大臣としての態度よりも、総裁選を控えてネトウヨにアピールするためのネット番組のインタビュー放送のほうを安倍首相は選んだ。しかも、沖縄ヘイトを垂れ流して放送倫理・番組向上機構(BPO)から「重大な放送倫理違反があった」「人種差別を扇動」と認定された『ニュース女子』を制作するDHCテレビによるネット番組に、である。まさに“ネトウヨ宰相”と呼ぶにふさわしいだろう。 ◎バカ&人格破綻発言その10 「(杉田水脈議員に)『もう辞めろ』と言うのではなく、まだ若いですから、注意をしながら、仕事をしてもらいたい」 9月17日、『NEWS23』(TBS)出演時に  性的マイノリティには”「生産性」がない”と「新潮45」(新潮社)8月号の寄稿文で主張したことが大きな問題となったものの、いまだに何の説明も公の場でおこなっていない杉田水脈議員。批判が高まるなか、しかし安倍首相は50歳を過ぎる立派な中年である杉田議員を「まだ若いから」と擁護し、「党としても、多様性について尊重する党であります」とつづけたのだ。  差別発言を容認する党のあり方を「多様性」だと言い張る……。これだけでも唖然とさせられるが、もっと驚かされたのは、自民党がかたちばかりの見解と処分を下さない旨を公表した8月2日の夜、安倍首相が出席した赤坂の中華料理店でおこなわれた自民党山口県連青年部・青年局の会合に杉田議員が参加していたこと。「週刊文春」(文藝春秋)8月16・23日合併号によると、杉田議員はこの会合に「すみませーん、お騒がせしています」と笑顔で登場したという。しかも、安倍首相は杉田議員の辞職を求めるデモに対して、「彼女はそんなに有名じゃないのに、なんでみんな騒いでいるんだろうね」と語っていたという。  杉田議員は慰安婦問題を否定したり朝日バッシングを繰り広げたことで極右政治家として名をあげ、安倍首相はそうした言動を「素晴らしい」と評価して自民党に引き入れた張本人。 稲田朋美議員や和田政宗議員らと同様、総理大臣という立場上、自分では言えない歴史修正や報道バッシングなどの“本音”をズバズバと発言・発信してくれる人物として自民党に招き入れた。つまり、安倍首相のガス抜き要員であり、ネトウヨの支持拡大要員である杉田議員を辞めさせるような考えは、安倍首相にはハナからないのだ。  国会議員として絶対にあってはならない差別発言を容認する、その自民党の態度の元凶は安倍首相にほかならないのである。 ◎バカ&人格破綻発言その11 「哀れですね。朝日らしい惨めな言い訳。予想通りでした」 2月6日、自民党・和田政宗議員のFacebook投稿へのコメント  まず、このおよそ品性が見当たらないFBコメントにいたる経緯について簡単に紹介すると、籠池泰典前理事長が財務省に提出した設置趣意書に「安倍晋三記念小学校」と記したと朝日新聞の取材に証言したことについて、財務省が開示した趣意書では「開成小学校」となっていたことを鬼の首を取ったかのように問題視し、「朝日新聞は籠池容疑者が言ったことを鵜呑みにした」「ファクトが根本から違っている」「朝日新聞の報道は真っ赤な嘘」などとがなり立ててきた安倍首相。対して朝日は紙面で報道の経緯を伝えたのだが、これに和田議員が噛みつき、〈謝れない朝日新聞〉などと投稿した。すると、この和田議員の投稿に、なんと安倍首相が〈哀れですね。朝日らしい惨めな言い訳。予想通りでした〉とコメントをつけたのだった。  一国の首相ともあろう人物が、SNSでいちメディアを叩く……。しかも、このあと約1カ月後に朝日のスクープによって決裁文書改ざん問題が明るみに出たのだが、公開された交渉記録では近畿財務局とのやりとりのなかで、大阪府私学・大学課の職員が「小学校名『安倍晋三記念小学校』として本当に進捗できるのか、取り扱いに苦慮している」と話していたことが記録されている。つまり、「安倍晋三記念小学校」という名から“総理案件”であることを、近畿財務局と大阪府は承知していたのである。この交渉記録を見たあとでは、「哀れですね。安倍首相らしい惨めな言い訳。予想通りでした」とお返しするほかないだろう。  だが、この交渉記録をめぐっても、安倍首相は信じられない発言をおこなっている。それが、次だ。 ◎バカ&人格破綻発言その12 「(公開した交渉記録について)3000ページをちゃんと真面目によく精読していただければ(わかる)」 「みんな3000ページ読んでるわけがない。3000ページは大変なんですから」 5月28日、参院予算委員会  あのー、したり顔で説教かましてますが、財務省が公開した交渉記録は約1000ページ。約3000ページというのは改ざん前の決裁文書のほうなんですが……。ようするに、安倍首相は説教をぶちながら、自分は交渉記録を読んでいないどころか、交渉記録と決裁文書の区別さえついていないことを自らバラしてしまった、というわけなのである。  いや、じつのところ“肝心な部分”は読んでいるだろう。実際、昭恵夫人の「いい土地ですから、前に進めてください」発言が出た2014年4月28日の交渉記録は、いまなお出されていないままだ。一体、誰がこの交渉記録を消し去ったのか。真相を闇に葬らせるわけにはいかない。 ◎バカ&人格破綻発言その13 「私が(加計孝太郎理事長に)食事をごちそうしてもらいたいから国家戦略特区で特別にやるって、たとえば焼肉をごちそうしてもらいたいからそんなことするって、これ、考えられないですよ!」 5月28日、衆院予算委  いやいや、誰も「焼肉をゴチになったから、そのお返しに」というかたちで特区が決まったなんて言っていないし、思うわけがない。しかも安倍首相は「こちら側も相当ごちそうしている」「焼肉屋の場合はこちらが払ってる場合もありますし」と証拠も何もないままざっくりした記憶を並べ立て、「贈収賄になるとはとても考えられない」と強弁。何をトチ狂ったのか、ついには「(会食の)その後も、家でもう1回食べるってことも(ある)」などと言い出したのだった。接待を受けたあとに家でシメのお茶漬けをかき込めば贈収賄にならないって、それはどんな理屈なのか……。  むしろ、「加計さんは長年の友人だ」と強調し、あたかも学生同士のカジュアルな付き合いのなかでおごってもらったかのように「印象操作」しているのは、安倍首相のほう。そして、安倍首相と加計理事長の仲はそんな「焼肉をおごる・おごられる」というような庶民的なものではけっしてなく、実際に「週刊文春」(文藝春秋)2017年4月27日号では、加計理事長が「(安倍氏に)年間一億くらい出しているんだよ」と口にしていたと報じられている。「焼肉」をもち出して矮小化しようとは、姑息すぎるだろう。 ◎バカ&人格破綻発言その14 妻が名誉校長を務めているところは数多ある」→(「一体どこの学校や保育園なのか」と問われて) 「これはあのー、学校としては御影インターナショナルとですね、えー、あ、あの、み、瑞穂の國記念小學院ですか? はい」 3月26日と28日、ともに参院予算委員会  端的に「アホなんじゃないだろうか」と言うほかない。3月26日、安倍首相は国会で「妻が名誉校長を務めているところは数多あるが、それが行政等に影響を及ぼしたことはない」と断言したのだが、その2日後に共産党の小池晃議員が「数多あるという名誉校長を務めている学校は一体どこか」と質問。すると安倍首相はしどろもどろになって「名誉校長ではなく名誉職に訂正したい」「名誉職は相当な数がある」「そのほとんどは辞退することになっている」「ちょっと待って下さい……えーっと、校長と園長ということでは現在の段階ではありませんが」「おそらく校長とか園長はない」などとごまかしつづけた挙げ句、「すでに……えー、現在はですね、それはあと2つあったわけでございますが……すでに辞めているというわけでございます」と答弁。無論、「それはどこなんですか」という声があがり、安倍首相がしぶしぶ答えたのが「御影インターナショナルと「瑞穂の國記念小學院」だったのだ。  言うまでもなく、瑞穂の國記念小學院は森友学園で、御影インターナショナルこども園は加計学園が運営する学校。ようするに、「名誉校長を務めているところは数多ある」というのも嘘、さらには「行政に影響を及ぼしたことはない」というのも真っ赤な嘘だった、という見事なオチがついたのである。  自ら蒔いた種で墓穴を掘るとはなかなかできない芸当だが、同時にこの嘘は、モリカケがいかに「アベゲート」で���るかを物語っているだろう。 ◎バカ&人格破綻発言その15 「ゴルフに偏見を持っておられると思います。ゴルフはいまオリンピックの種目にもなってますから。ゴルフがダメでですね、テニスはいいのか、将棋はいいのか、ということなんだろうと思いますよ?」 9月17日、『NEWS23』(TBS)出演時に  数ある今年の発言のなかでも、思わず目がテンになってしまったキング・オブ・バカ発言といえば、やはりこれだろう。  総裁選を控えて石破氏とともに『NEWS23』に出演した際、キャスターの星浩氏が加計問題を追及。許認可を与える立場の安倍首相が利害関係者である加計孝太郎理事長とゴルフや会食を繰り返すことは適切ではないと指摘すると、安倍首相は「加計さんとは利害関係者になってからの付き合いではなく、学生時代からの長年の付き合いだ」と反論したが、星氏が“たとえば利害関係者である金融庁の幹部とメガバンクの頭取は学生時代からの友人であってもゴルフをしちゃいけませんよ”とごく当然のツッコミを入れると、安倍首相はいつものムキになったときの口調で、上記のようにまくし立てたのだ。  テニスだろうが、将棋だろうが、利害関係者と交友をもつことが問題だと言っているのに、なぜかゴルフ擁護をおっぱじめた安倍首相。挙げ句「テニスならいいのか」って……。これぞまさに今年の流行語・新語に選ばれた「ご飯論法」、いや、遠足のおやつ持参を禁止されて「だったらバナナはおやつに入るんですかぁ?」などと言い出す小学生そのものではないか。  総理大臣という最高権力者が、利害関係者と頻繁にゴルフや会食をすることの不適切性をまったく理解せず、小学生メンタリティで幼稚な反論をテレビで繰り出す。これぞ、この国の恥ずかしい実情なのである。 ----------------------------------------------------  ここまで読んだ読者は、「どうしてこんな人物が総理なの……」 と溜息をつかずにはいられないだろう。今年の発言を振り返って確実に言えることは、国民の命を守ることに関心がなく、お仲間を優遇し、国民を欺き、フェイクを垂れ流し、つねに詭弁を弄する、そういう総理大臣だということだ。そして、公文書改ざんという国家的大犯罪が発覚したというのに、いまだ居座っているという信じがたい現実──。ぜひ、来年の年末こそは、このような発言をまとめなくても済むよう退陣を願いたいものである。 litera(前編)https://lite-ra.com/2018/12/post-4460.html litera(後編)https://lite-ra.com/2018/12/post-4462.html
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