Tumgik
standwithpalestinejp · 6 months
Text
バイデン米大統領、イスラエルによるガザでの「ジェノサイド(大量虐殺)」に加担したとして訴えられる
連邦政府は、米国によるイスラエルへの年間38億ドルの軍事支援の中止を要求
米国大統領と閣僚の2人が、ガザでの「大量虐殺」を防止せず、援助したとして提訴された。ジョー・バイデン大統領、アントニー・ブリンケン国務長官、ロイド・オースティン国防長官に対して月曜日に提出された連邦訴状では「イスラエル政府による大虐殺を防がず、加担した」と非難している。
ニューヨークの市民的自由団体である憲法権利センター(CCR:the Center for Constitutional Rights)も、パレスチナの人権団体、ガザに住むパレスチナ人、そしてガザに親戚を持つ米国市民の代表として、訴訟を起こしている。
イスラエルが10月7日に攻撃を開始して以来、ガザでは11,200人以上のパレスチナ人が死亡している。これに続いてイスラエルでもハマスによる攻撃が行われ、約1200人が死亡した。
「多くのイスラエル政府指導者が明確な大量虐殺の意図を表明し、パレスチナ人をケダモノだと非人間的な特徴付けを展開した」とCCRは訴状の序文で述べた。このような意図の表明は「ジェノサイドという犯罪が進行している証拠」であるという。また、数多くの法学者、権利団体、人道主義者たちも、イスラエルのガザでの行動をジェノサイドと呼んでいる。
「イスラエルによる前例のないガザ爆撃の開始直後、バイデン大統領はイスラエルへの "揺るぎない "支持を表明した。イスラエルによる大量虐殺のレトリックとともに民間人の犠牲がエスカレートしているにもかかわらず、バイデン大統領と政権当局は一貫してイスラエルへの支持を繰り返し、軍事的、財政的、政治的支援でバックアップしてきた」とCCRは述べた。
また同時にCCRは、「米国はイスラエルの最も緊密な同盟国であり、最も強力な支援者であり、最大の軍事援助提供国である。このため、アメリカは現在パレスチナ人に対する大量虐殺行為を続けるイスラエル政府に対する抑止力」を持つことができるという。
それどころか、バイデン、ブリンケン、オースティンは、イスラエルに無条件の軍事的・外交的支援を提供し続ける一方で、イスラエルの砲撃を止めようとする国際社会の努力を台無しにすることで、「最も重大な犯罪を助長してきた」と同団体は指摘している。
引用元:Al Jazeera(2023年11月14日)
1 note · View note
standwithpalestinejp · 6 months
Text
ガザ、アルシファ病院の医師としての一日
※この記事は、アルジャジーラの記事の和訳ではなく動画の要約と動画内での会話などを和訳して書いています。
※この動画に出てくるガザ地区にあるアルシファ病院は、イスラエル軍によるインフラ攻撃で電力を確保することが出来なくなり2023年11月12日に閉鎖。
引用元:Al Jazeera(2023年11月6日)
救急車が到着すると小さな小さな子どもが血を流しながら医療関係者に抱えられ病院内へと運び込まれてくる。「道をあけてくれ!」「病院に着いたよ!とにかく落ち着いて!」「足元に気を付けて!」と混乱状態が続いている。「EMERGENCY(救急)」と書かれた入り口には大勢の人で溢れかえっている。
「脈があるか確認して」と冷静に声をかけるのは外科医のSARA AL SAQQAさん。周りにいた関係者が「NO...」と答える。「ああ、神様、彼に慈悲を。彼は殉教者だからうらやましい...」
「私たちは毎日ここにいる。今日は最悪の日でした。そして次の日はさらに悪くなる。10月7日に戦争が始まって以来、私たちはずっとここ(病院)にいます。ここに住んで、ここで眠り、ここで目を覚ます。24時間、48時間、時には72時間、連続で働き続けるんです。」SARA AL SAQQAさんはそう話す。
コンテンツ・クリエイターのAHMED HIJAZEさんはこう語る。「私が撮影をする、ここも、そこも、イスラエルに占領され標的となった場所です。たとえそれがほんの些細な小さなことでも、私は真実を伝えよ���と撮影をしています。人間に対して行われているこの虐殺の光景を世界に届けたい。」
顔から血を流し、頭には包帯を巻き、泣いている少年の後ろから、若い青年が「大丈夫、君と一緒にいるから。怖がらないで」と声をかける。娘とはぐれた母親は「私の娘はどこ!?ここに連れてこられたはずなのに!」。
エレベーターに乗り込んだ病院スタッフたち。「この2つのエレベーターがないととっても困ります。エレベーターの危機、ベッドの危機、病院の危機、患者の危機、国の危機ですよ。亡くなった人の遺体も多い。フリーザーも足りてないし、遺体の危機でもあります。」
「Ikhklasがある患者の酸素飽和度が65%だと私に伝えたので、私は走ってその患者のところに行こうとしました。そうしたら別の患者が私に声をかけたので、少し待ってくださいと彼に言いました。戻ると彼は「あなたは撮影されることしか考えていない無謀な人だ。あなたが来なかったから人が死んだんだ」と私に言いました。「ごめんなさい、だからあなたを診に来たんです」とSARA AL SAQQAさんが医療関係者たちに出来事を話す。
「もし誰かが何かを言っても、それはそれ。放っておくしかない。運営の為にね」。他の関係者のその言葉にSARA AL SAQQAさんは困惑した表情を浮かべる。
SARA AL SAQQAさんは子どもたちについても語った。「最もしんどいところ?それは子どもたちだと思います。生き残った子どもたちにこの先何が起きるのか、私たちにはわかりません。子どもたちが苦しむ姿を見るのは耐えられないです。彼らの涙をおさえることが出来ません。」「以前、とてもひどく泣き叫ぶ赤ちゃんを診ました。その子の名前は“Unknown 99”。泣いている子どもたちの前で、自分が無力だと思いたくないから、小児科はしていません。戦時下で私たちが彼らにできることなんでなにもないんです」。
「神よ、私たちの苦悩を癒したまえ。そしてアメリカの思惑から私たちをお守りください」。煙の立ち上る、空爆された街の中で空に向かって語り掛ける人もいる。
「私の家は無差別爆撃によって破壊されました。家族はみんな瓦礫の下です」。頭から血を流す男性はそう話す。
「この点とには殉教者の遺体がある。本来なら遺体安置所に置かなければいけない。でも昨日は店のキッチンで使われていた冷蔵庫の中に遺体を入れていたんです。この悲惨な状況を想像することができますか」とコンテンツ・クリエイターのAHMED HIJAZEさんは訴えている。
外科医のSARA AL SAQQAさんは、母親に電話をしたがインターネット状況が悪く切れてしまった。「私の家族は今、南にいて、不安が3倍になりました。もし彼らに何かあっても私は知ることができません。ああ、また繋がらない。飲み水を手に入れることが出来ていればいいんだけど」。
「もし電気供給が止まってしまったら、それはすべての人にとって死を意味します。患者も怪我人も、みんな。本当にそうなってしまう。誰にも先が見えません。今日あるものが明日使えるかもわかりません」。
ーこの映像が撮影された1週間後、イスラエルの砲撃が、このアルシファ病院の外にある救急車に向けられた。しかしイスラエルはそれをハマースが使用してたからだと声明。ー
「イスラエルがアルシファ病院の出入り口に向けて爆撃をしてきました!ここには7万人を超える人たちが避難しています!イスラエルは市民を狙っていないなんて言えるはずがない!」AHMED HIJAZEさんは必至の想いでカメラに訴えかけた。
1 note · View note
standwithpalestinejp · 6 months
Text
子どもたちにとって、イスラエルによるガザの攻撃は近年の戦争において最も恐ろしいものなのだろうか?
ウクライナ、アフガニスタン、イラク、その他の紛争地域と比べて、ガザでは毎日多くの子どもたちが犠牲になり、その数は圧倒的に多くなっています。
10月下旬、国際的な非営利団体「セーブ・ザ・チルドレン」は、イスラエルによる3週間の砲撃でガザ地区で死亡した子どもの数が、2019年以降、毎年世界の紛争地域で死亡した子どもの数を上回ったと報告しました。
イスラエルは地上攻撃を開始し���ミサイルによる砲撃を加えたため、白い布を被せられ、悲しむ家族に囲まれた小さな遺体の数は増えるばかりです。
国連人道問題調整事務所(OCHA)の報告によると、イスラエルの攻撃により、ガザでは今回の戦争ですでに4,104人の子どもが命を落としました。 平均すると毎日100人を超える子どもが殺されていることになります。 ガザの人口は230万人で、面積は365平方キロメートル、人口密度は1平方キロメートルあたり6,300人です。 ユニセフによれば、ガザの人口の47%を子どもが占めています。
<近年の戦争によって命を落としている子どもたちの数>
ガザ:4,100人(30日間)
シリア:12,000人(11年間、2011~22年)
アフガニスタン:8,099人(12年間、2009~20年)
イエメン:3,700人(7.5年間、2015年~22年)
ウクライナ:510人(21ヶ月間、2022年2月~23年11月)
イラク:6,100人(14年間、2008~2022年)
引用記事:Al Jazeera(2023年11月7日)
1 note · View note
standwithpalestinejp · 6 months
Text
Stand with Palestine.jpについて
2023年10月7日、パレスチナ西岸ガザ地区を統治するハマースがイスラエル軍事拠点を攻撃し、領土内に侵入したことから各国のメディアでも多く注目を集めているパレスチナとイスラエル。遡れば昨日今日に始まったことではなく、パレスチナはイスラエルによって一方的に抑圧され、土地を奪われ、多くの血が流れ、人権が踏みにじられた歴史があり、それは現在でも続いています。今、再びその銃口は市民に向けられています。
しかし、日本におけるその報道のあり方は限られたものであり、日本の政治スタンスもやはりイスラエルを支持しているアメリカをはじめとする欧米諸国に非常に寄っていると感じています。
でも、私たちは知る権利があります。このブログでは主にカタールにある中東メディア、Al Jazeera(アルジャジーラ)のニュース記事を日本語に訳し、少しでも多くの人と共に考えるきっかけを作りたいと思います。
世界のどこかで誰かに対して行われている不当な行為を心の深くで感じ、それに対し声をあげ続けたい。
自由と人権のために、共に闘いたいと思います。
0 notes