【お知らせ】復職女性向けお悩みシェア会開催

働きたいけど働けない… そうやってずーっとモヤモヤしている女性は少なくありません。 夫が反対する、自分の履歴書に自信がない、 子どもが小さいから、 理由はきっと様々。 色んな事情で働けなくて、でも働きたくて、 そんなモヤモヤを同じ悩みを持つ女性同士でシェアして 少しでも働くための一歩を踏み出すきっかけになれたら… そんな思いで企画されたイベントです。 主催は女性起業家さんがたくさん集まっているコミュニティ North Woman＋さん。 皆さん、ママでありながら起業していらっしゃり、 子どもを持ちながら働くことの大変さ、夫との関係など、 ママが働くうえでとおる壁を乗り越えながら 自分らしい働き方をされている方たちです。 私はこちらのイベントでファシリテーターを務めさせていただきます。 参加費は無料。 会場は託児ができるキッズパーク「ソプラティコ ファンタジースクエア」。 お子さんを遊ばせながら、気兼ねなくゆっくりとこれからのことを考える時間を持ちませんか？ 働きたいママの一歩を応援するイベントです。 ≪イベントページ≫ https://www.facebook.com/events/146023055947797/?acontext=%7B%22source%22%3A5%2C%22page_id_source%22%3A198362330667078%2C%22action_history%22%3A[%7B%22surface%22%3A%22page%22%2C%22mechanism%22%3A%22main_list%22%2C%22extra_data%22%3A%22%7B%5C%22page_id%5C%22%3A198362330667078%2C%5C%22tour_id%5C%22%3Anull%7D%22%7D]%2C%22has_source%22%3Atrue%7D

復職後女性を応援したいと思ったのは…

私は家庭と仕事の両立につまづいて、 育休明け復職後3ヶ月で仕事を辞めました。

2014年7月のことです。

正直、育休中は自分が両立に苦戦するなど全く想定しておらず、 さらに子育てコーチングやベビーマッサージ等のセミナーや勉強会に参加しながら肥えた体型を戻すべくジムに通うなど、かなり気楽な生活を送っていました。

自分の中に変な自信があって、 当時は「夫の協力がなくても仕事と家庭は自分一人でこなせるわっ」って思っていたんですよね。 だから家事を楽にする家電を買おうとか、 料理を作り置きするとか、育児・家事を夫とどう分担するかとか、 そういうことを一切考えていませんでした。

更に、自分の子どもなんだから保育園に行っても病気にはならないだろうというこれまた変な自信があって、 病気になったらどうするかということもそれほど真剣に考えていなかったんです。

ほんと、人間、過信はいけませんね。

それでいざ復職してみると、子どもは突発性湿疹にかかかるわ、 気管支炎から肺炎になって入院するわ、 退院しても微熱が続くわ、挙句に私も胃腸炎になってのたうち回るわ。 西18丁目の救急病院に何回お世話になったからわかりません。 しかも入院の準備で焦っているうちに足の小指をドアにぶつけ、 退職後にようやく行けた整形外科で骨折してた（しかももう治りかけ）ことが判明したり…。

仕事の方も、今でこそ「生産性を上げる」「効率よく働く」という意識を持っていますが、当時はそんなこと考える余裕もなく、 というかそもそもそういう知識もなくて、毎日が残業残業。

たった3ヶ月のことだったのに、 数年分のストレスが一気に降ってきたというくらいしんどかったです。

とは言えこうして振り返ってみると、 復職に向けた心構えなど一切勉強してなくて、 不真面目にもほどがありますね、私。

でもきっと私のような女性ってたくさんいらっしゃるんじゃないかなと思うんです。 誰にも相談できず抱え込んでいたり、 ギリギリの精神状態で働いていらっしゃったり… 仕事と家庭・パートナー・子ども。 忙しい毎日で、自分の気持ちが置き去りになってしまっていること きっとあるんじゃないかと思うんです。

だから、そういう方たちに復職に向けた心構えをつくるセミナーをしたり、 職場でのコミュニケーションを円滑にする方法をお伝えしたり、 効率的に仕事をする術を共有して、 ママが働き続けるための応援ができればなと思い、 育休後アドバイザーという肩書で活動し始めたわけなのです。 まだ駆け出しなんですけど。

ブログでは、自分の経験もお伝えしながら、 解決につながる方法や、時には一緒に解決策を考えながら、 働くママのモヤモヤが解消できる内容を発信していこうと思います。

偶然ではなくて…

前述のセミナーのつづきです。 なんと、私のキャリアを変えた方が参加者としていらしてくださいました。 札幌・未来作りアドバイザー相田良子さんという方で、 キャリアカウンセラーをされていらっしゃいます。 今でこそやりたいことが見つかり、 ライスワークにするべく奔放し始めましたが、 2年程前の私は復職した職場を3ヶ月で辞め、 「子どもと一緒にいられて自由に時間が使えるフリーランス、起業という道もいいなぁ。でも一体何が自分に向いてるんだろう、やりたいことって何だろうなぁ」 と、自分発見のために色んなセミナーに参加しては思い悩みを繰り返す、非常にふわふわした生活を送っていました。 まさにモラトリアム期間というやつですね。 そんな中、たまたま札幌市男女共同参画センターで「女性創業コーディネーター事業」というセミナーがあると知り、 「創業」「コーディネーター」というなんだかものすごくカッコいい響きの言葉に惹かれた私は即座に申し込み。 そこで 「女性に寄り添うカウンセリングの手法」というテーマで講師をされていたのが相田良子さんでした。 私は相田さんが講義の中でお話くださったエピソードに心臓が鷲掴みにされたような「痛いっ！」という感覚を今でも忘れられません。 正確な文言はもう忘れてしまいましたが、 私はこんな風に内容をとらえています。 「私も起業しようと思って色んな資格を取ってみたことがあります。でもどうもそれを活かして仕事をしようという気になれない。何を勉強しても違うなと感じていました。そして、実は私は事業を興すことがしたいのではなくて、自分の存在を認めてほしい、自分の頑張りを認めてほしいという自己肯定感を満たすために起業をしたいのだと気づいたのです。」 ガーン。 それって、まさに今の私… 「そうかぁ、私は起業したいんじゃなくて、誰かに今の私を認めてもらいたい、育児・家事と仕事の両立はできなかったけど、本当は私だって力はあるんだと知ってほしかったんだ…」

スーっと、起業したい気持ちが冷めていくのを感じました。 というより、 「起業」という道に自分が逃げようとしているのに気づいて、 もっというと、 心の中では本当はきっとそうなんじゃないかと思ってはいたのに認めるのがいやで逃げてたんですよね。  だからそれに気づかされて、自分が自分でいたたまれなくなったのが正直なところでした。 それから1年近くは一切セミナーに参加することはなく育児に邁進したわけですが、 もしあの時相田さんのお話を聴いていなかったら、今も悶々としながらモラトリアム期間を過ごしていたか、核となる事業プランもないのになんとなく起業して危ない道に進んでいたか、どちらかだったでしょう。 そしてその時のセミナーに参加したご縁で 今のお仕事に就くことができたということもあり、 相田さんはまさに私のキャリアを変えてくださった方なのです。 そんな方が、私の最初の講師セミナーに参加してくださったこと、 私の目指す事業が相田さんとリンクしていたこと、 これは絶対偶然ではないですよね。 偶然では終わらせません。

「復職前の心構えつくり」セミナー終了

本日は、North Woman+さん主催の「あなたの働く未来へつながるセミナー2」でした。 講師として最初のセミナーでしたが、大きなつまづきもなく無事終わったことにまずホットしています。 参加者は6名。 育児休暇中の方、起業している方、復職希望の女性を支援するお仕事をされている方と、多種多様な方にご参加いただきました。 2時間のプログラムの中で感じたことは、「働きたい/働いているママは話をする場を必要としている」ということ。 母親に様々な役割が課せられる今の時代。 ママは”子ども”、”パートナー”、”仕事”、”自分自身”を 限られた時間の中で最良のバランスが取れるように割り振り、 調整しながら毎日を過ごしています。 でも、いつしかその”バランス”がママ自身を苦しめる足かせになることだってあります。 　・やらないことを決める 　・思い込みを捨ててみる 忙しい毎日だけど、この2つを少し意識してみるだけでも わずかにゆとりが生まれてきます。 今日、参加者さん同士のお話を聴きながら、 改めてにそのことに気づけたセミナーでした。 ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。