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福井に帰ってきたとある日のことを書いてみる
深夜0時51分思ったことを感じたことを語れない27歳で恥ずかしい
でも言語化することは大事だよって教えてくれた人がいた
その名前はまだ伏せておこうと思う
昔から言葉にすることは実に苦手でトラウマで残っている思い出しかない
だけれどこのように文章にすると、愚痴も含めて書いていく
私、この日最悪な夜と題して
また君を思う夜があるよ
今日の月はスノームーンと言うらしい
一番にこの事を君に伝えたいのに「我慢しなきゃ」という私の心が動いて、止めてはやめ、止めてやめの繰り返しだ
「誰も私のこと分かりっこしない」
「私はいつだって孤独」
そう思いながら冷えた実家の一室でこれを書いています
眠れない夜に私、君も好きだった音楽を聴くのさ
温もりを感じたくてこの曲を聴くのに、冷んやりと乾いていてもうそこに君はいない
思い描いていた希望も未来もあの日突然消えたの私は鮮明に覚えてる
でもね落ち着け、落ち着けって深呼吸して両親の顔を思い浮かべたら終わり
ほら落ち着いたでしょう、良い子ちゃんの私に様変わり、凄いね
それを見抜いてくれる人は今は誰もいないの
ポジティブになれない理由は全てそこに詰まってるんだと思う
人は裏切らない、嘘はつかない言葉なんて信じない期待しない
一生このまま孤独
もう死ねばいい
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今日のことスペシャルな日をここに書き留めておく
早めに会場に着いてちょうど真ん中左寄りのプレミアムシートに座った
「製作陣の皆様です」との言葉で右の扉が開いて高良さんが出てきた
初めて有村さんの舞台を見に行った時のことを思い出す
緊張で拍手する手が震える
グレーのスーツに縞柄の洒落たネクタイ、眼鏡
舞台挨拶とかメガネかけてる事多いよな、私物の眼鏡かなと心でつぶやいた
MCの方が淡々と話を展開していく
ゆっくりと丁寧な口調、わたしはこの声のトーンと話すテンポが好きなんだなと改めて思った
監督が福井出身で、初監督を務める作品
まず撮影のロケ地、福井についての話が出る
最近、舞台挨拶で福井へ行って
その日は雪がすごくて電車が止まっていた為、急遽飛行機で小松空港へ、その後福井に来たようだ
高良さんが「蟹を食べた、美味しかった」と言っていた
撮影中は地元エキストラの方がすごく協力的で、撮影が終わった後、エキストラの方も交えて食事会をし「あのシーンはこうだ」と客観的な意見をくれて貴重な場だったとのこと
その飲み会は4時まで続いたらしく、高良さんが「この辺で…」と声をかけお開きになったらしい
他には、これまで作品を手がける上で高良さんにたくさん相談させてもらってたと監督の方が話していた
MCの方からの質問を答える前に「面白い事いつも言えないから」とくしゃくしゃの笑顔で言う高良さんが本当に愛おしく感じて
人生最大の罪は？と言う質問に「喫煙できないことですかね〜」と即答
タバコ吸うことに興奮したのは私だけではないはず
吸いそうだなと思っていたけど、本人の口から「タバコ辞めたい。でも撮影でイライラすると吸っちゃう」とプライベートな一面を知れて嬉しかった
「今は無くなったけど、こう言うところに立って落ち着きがないところですかね」とゆらゆら揺れてる高良さんも愛おしい
全然無くなってない相変わらず落ち着きないよと、ふっと笑える瞬間だった
ずっとずっと目で追って見ていて
ずっとずっとドキドキが止まらなかった
上映される間際に高良さんが
「楽しめるような内容の作品ではないかもしれないけど、僕は本当に映画というものが好きなのでこの言葉をお伝えします。この映画を今日は楽しんで帰ってください」
そう言ったのでワクワクした気持ちで上映を待った
まず上空からの風景が映し出される
こんなところ地元にあるんだなと思いながら作品に見入っていた
その後は馴染みのある建物、馴染みのある道、「ここあそこだ、知ってる」そんな気持ちで作品をみる
自分の好きな俳優さんが、自分の愛する故郷で作品を撮っていたこと本当に嬉しかった
所々、怖くて目を伏せるシーンがあったけど
始まりから結びまで最高すぎる作品だった
役柄がハマりすぎていて、プライベートもこんな感じ…？と錯覚しそうになる
本当に演技力がすごい、いつもそう感じる
いつ恋の時に「練くんは高良さんそのまま」と言った有村さんの言葉を信じて流石にこんな悪ぶってないよねと思った
エンドロールで「福井」という文字がたくさん流れてくるそれが幸せだった
映画が終わって、現実を噛み締める
今日、2024年2月3日に初めて高良さんに会った
今日のことはわたしの人生で深く思い出に残る日で一生大切にしていくことだと強く思う
早くこの気持ちを書き留めておかなきゃと思い映画が終わって近くのカフェに入って想いを綴る
さぁ、この感動を誰へ真っ先に伝えようか
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今回の地震で分かったことがある
私は一人で生きていけない
誰かの助けを必要としてる
暗くて怖い夜を一緒に共にしてくれる相手を
このままいけば二番目に
好きな人と結婚することになる多分
それを受け入れる準備をしなければならない
進もう、前に進もう前進しかない
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