Tumgik
karinworldstuff · 2 months
Text
中国小説-「招魂」
Tumblr media
作者:山梔子 公開時期:2024年03月 あらすじ:医者一家に生まれた女主人公(倪素)は、産婦人科を目指す優しく賢い兄を一緒に医者の道を志して奮闘する日々を送っています。しかし、産婦人科医に対する世間の風が厳しい中、兄が家の反対により、医者の道を諦めて上京して官僚登用試験に受けに行きましたが失踪しました。仲良くいつも応援してくれた兄を探すためすぐ都に出発し、途中の寺に不思議な願いをされたことで、15年前に冤罪で亡くなった少年将軍(徐鶴雪)の魂を蘇らせました。失踪した兄と少年将軍の冤罪で織り出すサスペンスヒューマンストーリー。 感想: 人と幽霊の恋で強引なところが結構あります。しかし、この小説は恋バナを主軸を置いていないので、宮廷サスペンスドラマとして読んだ方がいいと思います。素直で一途で頑張り屋の女主人公はどんなことを受けっても信念を曲げないところが気持ち良いです。陰謀によって惨殺された少年将軍が可哀想でしたが、最後はちゃんと冤罪を晴らして一緒に亡くなった兵士たちの魂を輪廻の道に送り出せてよかったです。読み応えがある一作です。
星:★★★★☆
0 notes
karinworldstuff · 2 months
Text
中国小説ー作者「發達的淚腺」三作
Tumblr media
[作者] 發達的淚腺 [作品] 作品名:長安第一美人 発表時期:2022年5月 あらすじ:長安一の美人(雲陽侯府沈甄)が家の冤罪によって幼い弟と街に住み着いて小さな化粧道具の商売を始まったが、女一人、しかも美人という「悪条件」で店がよくチンピラや美貌を狙う金持ちに邪魔されてうまく行かずにいます。その中、前世の悲惨な人生の記憶を持つ男主人公(鎮國公府世子陸宴)と出会いまして、家の冤罪を晴らして幸せになる歴史ラブストーリー。 星:★★★☆☆ 作品名:寵妃的演技大賞 発表時期:2021年12月 あらすじ:前世が皇后だった女主人公(蘇菱)が好きだった旦那(皇帝蕭聿)の政権への欲望のために利用された末、子を産んで命を落としました。同じ顔に生まれ変わった今世、生き別れた子のために再度内参りしまして、皇嗣との再会を果たして、旦那と誤解を解けて一家幸せになる歴史ラブストーリー。 星:★★★☆☆ 作品名:奈何她媚色撩人 発表時期:2019年6月 あらすじ:幼い頃から都の茶屋に売られた女主人公(唐嫵)は金持ちの大金を狙うママに大切に育てられてきました。都一評判が悪いお客に売られそうになったとき、前世の悲惨な記憶を持つ男主人公(郢王宋熈)と出会いました。妾として郢王に嫁いて美貌とママに仕込まれた「テクニク」と駆使して正妻になるラブストーリー。 星:★★☆☆☆ 感想: 美人はお得です。 この作者が描く女はよく泣きます。女が泣くと男が負けるというシーンがよくでて、少々飽きます。長安一美人の方は姉妹三人の奮闘物語でもあるので、それが見所です。本編は主人公以外、姉二人は好きな人と結ばれませんでしたが、番外編のパラレルワールドで三人とも円満になったことを描いて評判がいいです。 他の二作は強引なところもあり、それほど面白いと思いませんでした。
0 notes
karinworldstuff · 2 months
Text
中国小説ー「阿麥從軍」
Tumblr media
中国語小説名:「阿麥從軍」 作者:鮮橙 発表時期:2014年01月 実写ドラマ:Fighting for love あらすじ:南夏と北漠の間に戦争が続いています。南夏に生まれた女主人公(阿麦=麦ちゃん)は戦禍の中、両親を殺した許嫁の北漠人(陳起)に真意を聞くために男装して南夏軍に入隊して、元帥まで成長して国を守った軍記物語です。
感想:久々に面白い小説を出会いまして、今余韻を浸しています。ロマンス成分が少なめですが十分楽しかったです。思いを寄せってくる四人の男、幼馴染で許嫁だが親殺しの陳起、共に国のために戦って常に守ってくれる兄貴の唐紹義、上司でうちに皇帝になった商易之,敵でありながら惹かれ合う北漠の将軍常鈺青、それぞれが背負っている責任と女主人公に対する葛藤を垣間見えるところも読み応えの一つです。オープンエンドのため、女主人公が戦争を終えてからの行方について書いていませんでしたが、商易之を選んで欲しかったな〜いい男ですよっと思っています。 星:★★★★☆
0 notes
karinworldstuff · 2 months
Text
中国小説ー「黑月光拿穩BE劇本」
中国語タイトル名:黑月光拿穩BE劇本 作者:藤蘿為枝 発表時期:2021年3月 実写ドラマ名:長月燼明 英語名:Till the End of Moon あらすじ:仙門の弟子、鳳凰の末裔として生まれた女主人公(黎蘇蘇)が生きている世界が、魔神(澹台燼)に蹂躙されて、仙人の数がどんどん減っていって、魔界に支配されそうな危機的な状況に置かれています。その世界を救うため、仙門が女主人公を500年前タイムスリップさせて、魔神がまだ一般人の時の男主人公と出会って、魔界に落ちないようにあの手この手で防ごうとしているうち、二人が恋を落ちていくが、魔道と仙道の身分の違いと背負っている使命で逃れない二人を描く1500年を跨ぐファンタジーロマンス時代劇。 感想: 前も書きましたが、ネット小説の題名は日本のラノベの影響で長い上、ぱっと見良し悪しがわからないのが多いです。自分がよく使っているサイトのランキングの上位にならないと多分見向きもしないと思います。ドラマ化もなったものなので読んでみましたが、一回挫折しまして、2回目でちゃんと読み終わるようにしました。魔王として生まれた男主人公はあまりにも周りいじめられて可哀想すぎで魔界に落ちる理由はわからないなくもないです。そのせいで人間に対して不信感が強くて終始ツンツンしています。女主人公もさまざまな誤解を解かさずにいて、すれ違いばかりの二人になって、最後素直になって一緒になったところを見ると、早く素直になれれば世界がそんなに危機的になれないのに・・・と思わずにいられませんでした。途中の鈍感の蛟龍と一途の蛤姫の悲恋に涙がチョロりとしました。 星:★★★☆☆
0 notes
karinworldstuff · 3 months
Text
中国小説-「青山接流水」
Tumblr media
中国語タイトル名:青山接流水 タイトル日本語直訳:青い山が流れ水に接する 作者:箫楼 発表時期:2018年12月 あらすじ:東朝に暮らしている武術を得意の女主人公(藍徽容)は岸辺に亡き母を哀悼しているところ、第四皇子寧王(簡璟辰)と慕王府侯爵(慕世琮)とひょんなアクシデントで出会って江湖の大きな陰謀に絡み始めます。そのうち、母の遺言のために男装して慕王府侯爵が率いた慕王軍に入りまして、軍の中郎将(孔碹)と恋を落ちていきます。戦乱と陰謀の中、恋を成就するため、奔走する二人の戦争ロマンスストーリー。 感想:評判が良いので見始めましたが、これも前に読んだ作品と同様に感情描写を回想形式で描くのが多くてくどいです。しかも、主人公を含めて全員優柔不断でイライラとしています。変な話ですが、争いに飽きた二人は山の中にこもって暮らしている数ヶ月に何もなかったのはあまりにもあり得ない話です。聡明な女主人公のはずなのに大事にしてくれるんだとアホみたいに思うのは納得しない設定です。やっとできたとしたら野外プレイ...意味わからん〜(笑)。もうちょっと潔いにしたらいいのにな〜と思っております。 星:★★☆☆☆
0 notes
karinworldstuff · 3 months
Text
中国小説-「孤芳不自賞」
Tumblr media
中国語タイトル:孤芳不自賞 作者:風弄 発表時期:2013年2月 実写ドラマ名:孤高の花 ~General&I〜 あらすじ:晉国と燕国は長い間戦争で、両方とも優れている将軍がいる中、中々決着つかないまま争いが続けています。燕国の聡明な女軍師(白娉婷)は主人の小王爺(何俠)は戦乱の中別れ離れになっている中、晉国の将軍(楚北捷)と偶然に出会って恋を落ちていき、戦乱を収束していくように奮闘する戦争ロマンスストーリーです。
感想:10年前の小説と最近の小説の流れが違いますね。主人公の感情描写を回想形式でやたらと挿入してきて、すごく興を冷めます。都合も良すぎて、途中で飽き飽きになってあまり感心しなかったです。 星:★★☆☆☆
0 notes
karinworldstuff · 3 months
Text
中国小説-「余生有涯」
中国語題名:餘生有涯 日本語直訳: 作者:墨書白 公開時期:2023年08月10日 あらすじ:兄弟差別で育ったごく普通のOL主人公(葉思北)は職場の上司に性暴力を受けて、声を上げることを一度諦めたが、愛情深くて優しい旦那(秦南)と力合わせて勇気を出して裁判を起こす人間ドラマ。 感想: 短い小説ですが、職場の性暴力被害に対する現代中国の認識、メディアとSNS上の扱い、被害者の思いと家族の葛藤を赤裸々に描いて、一気読み終わりました。自分も兄弟差別+me tooの身で複雑な思いを抱きながら読んでいました。この主人公はいい旦那が支えているから乗り越えられると思います。旦那すら理解してくれない場合が多くて孤立している被害者が、バレたらの社会的な圧力を耐えられる人も多いでしょう。小説の中、愛情格差をする親は最後主人公を支えるが、現実はもっと厳しいではないでしょうか。自分の親の場合、格差している自覚すらないですから。もっと広く扱ってほしい小説です。 星:★★★★☆
0 notes
karinworldstuff · 3 months
Text
中国小説-「名門醫女」
中国語タイトル:名門医女 作者:希行 公開時期:2016年6月 ドラマ製作中 あらすじ:救急科専門医の主人公(齊悅)が事故により古代の既婚女性として生まれ変わって、旦那とその家族や古代漢方医療とのギャップなどと闘いながら幸せを掴む医療ロマンスストーリー 感想: これも、あ、読んだわと老人ぶりです。 魂が他の人に移り住み系の小説の設定はいくらでも逃げられるので結構都合がいいです。この小説のちょっと変わったところは主人公が一回古代に飛んでから現代に戻ってから、旦那が千年を超えてやっと現代に来て最愛の奥さんと再会したとの設定です。そこ感動の件になるまでかなり長いので我慢が必要です。 個人的に、ツンテレの旦那を���てて、頭がいい皇帝と一緒になってほしいな〜 星:★★★★☆
0 notes
karinworldstuff · 3 months
Text
中国小説:「招搖」
中国語題名:招搖 作者:九鷺非香 公開時期:2018 あらすじ:何事も見栄を張って仙人たちと対抗してきたこの世の最悪の女魔王(路招搖)が、剣を奪いに行く戦で、ゲートマンとして雇った醜い部下(墨青/厲塵瀾)の手によって、呆気なく命を落としました。成仏することもなく、魂が人間界で彷徨っているうち、ひょんなことで若い下級仙女(芷嫣)の体に移すことができましたが、夜しかできませんでした。やっと人間の体で動ける女魔王と力が弱い下級仙女はお互いに果たしたいことのために協力し合って、仙道と魔界を巻き込んでいきます。 感想: 第一人称で展開する小説はあまり好きでないですが、この本もかなり躊躇してから読み始めました。作者の力もあり、スラスラと読み進みまして、呪いが解けた後イケメンになった2枚目との恋愛模様もそれなりに楽しめました。この作者はいつも男主人公を虐めていますが、なんかあったんでしょうかね。そういう人物描写も結構受けているので、S傾向の女性に受ける作者だと個人的に思います。
0 notes
karinworldstuff · 3 months
Text
中国小説:「相公,請下休書」
中国語題名:相公,請下休書 日本語直訳:旦那、離縁状をください 作者:蘇行樂 あらすじ:結婚の道を5度も挫折した若い商人の娘(蘇唐)は、結婚を諦めて商売の道を突き進もうと心を決めたところ、冷酷でイケメンな将軍(宋世安)縁談が舞い込んできました。縁談は皇帝の命令によるもので断れないが、一ヶ月内になんとか離縁して自分の商売道をと策略しているロマンスコメディーです。 感想:先が読める脳みそを使わないラブストーリーです。短編ですので口直しとして読んでもいいと思います。 エロシーンは「肉」というのですね。これ肉があるロマンス小説です。 星:★★★☆☆
0 notes
karinworldstuff · 3 months
Text
中国小説:「帝皇書」
中国題名:帝皇書 作者:星零 出版年月:2018年10月 実写ドラマ名:安楽傳 あらすじ:「大靖」という国の皇帝(韓仲遠)の疑心暗鬼によって、長年彼を支えてきた帝一族を無実の罪で全員惨殺されました。唯一生き残った長女(帝梓元)は、幼馴染の洛銘西と許嫁の皇太子(韓燁)の策により命拾いしたが国に追われました。山の奥に山賊の長として生きて、10年をかけて険しい復讐の道を描くリベンジドラマです。 感想: 途中まで読んで、あっ、昔読んだわ〜と気づく老人であります。 都合が良すぎますね。所々にセンチメンタルの言葉でキャラを立たせて、場を盛り上げようとしています。一番引っかかった設定は、自分が好きな相手は、自分の一族を全殺しの条件を代わりに自分を逃します。その事実を知ったところ、好きだとしても、相手と付き合っていけるでしょうかね。個人的には難しいです。たとえ、相手がその罪を償おうとして、自分の命を捨てるまでやっているとしても、親から乳母までの百何名の命は重かったと思います。 星:★★☆☆☆
0 notes
karinworldstuff · 4 months
Text
中国小説:「坤寧」
中国名タイトル:坤寧 作者:時鏡 実写ドラマ名:寧安如夢 実写ドラマ邦題:坤寧宮に咲く憧れ あらすじ:前世がわがままで悪事をやり尽くした皇后だった姜雪寧は生まれ変わった今世に、自分に思いを寄せている三人の男(片思いだった張遮、思いを寄せている燕臨、最後の勝者謝危)と自分に関わる人々の運命を変えようと奔走している復讐ロマンス宮廷ドラマです。*皇后だった時の住まいが「坤寧宮」だったのでオリジナルタイトルは坤寧になったと思います。 感想: 燕臨はかわいそうでした。読み終わった今でも主人公はなぜ張遮にあんなに思っているのは理解できませんでした。色々と説明してありますが、だから好きなの?!とあまり感情移入できませんでした。実写ドラマは改編しているので演じている男優は人気が出ているみたいです。自分にとってさっぱりわかりません。 久々の長編で読み終わるまで四日かかりました。感情描写のところは強引な部分が多いし、粘るかと思ったら簡単に諦める、流すかなと思ったら粘る、自分のリズムとちょっと合わなかったところがあります。それにしても、最後の勝者謝危との恋愛模様はちょっと楽しかったです。 ★★★☆☆
0 notes
karinworldstuff · 4 months
Text
中国小説2作
1作目: 題名:「無愛承歡」 実写ドラマ:戀戀不忘 邦題:星に違う恋(2014) 作者:藍白色 ストーリー: 金持ちと一夜過ごして妊娠して子供を産んだか弱い女と金持ちの泥沼劇場です。 感想:意味不明の昼メロドラマです。ほんまに意味不明でした(苦笑)。これが受けている「狗血」ですね。 2作目: 題名:「白蓮花不好當」 実写ドラマ名:愛的勘探法(2023) 作者:莫里 ストーリー: 双子姉妹の人気女優の気が弱い妹(蘇瑾青)が突然の失踪によって、気が強い地質学者の姉(蘇紀時)がその代わりに芸能界に入るドタバタコメディーです。 感想: 恋愛要素が少ないがキャラクターが立ていると思います。現代の小説でよく描かれるSNS上の中国語スラングは勉強になります。 こういう手の小説は、わがままな主人公を待ち続けている忍耐強い金持ち彼氏をよく登場します。「ただしイケメンに限る」とネット上はよく言いますが、金持ち男性が待とうと思われる女も「頭いい美人に限る」です。
0 notes
karinworldstuff · 4 months
Text
中国小説2作
「暗戀你的第七年」 作者:夢筱二 婚約者がいる美人に一目惚れしたイケメン総裁が7年の片思いを成就させる現代ロマンス小説でし。介護も勉強もあって脳みそを溶けたかったです。 感想:イケメン総裁に長〜い片思いをされるほどの美人になりたいですわ〜(笑) 「美人與獵戶」 作者:木妖嬈 金持ちお嬢様は、義理の姉が陰謀を企んだ場に偶然に居合わせたことがバレて拉致されました。喋らないように喉を潰されて、書けないように手も骨折されて、田舎の市場に売り飛ばされたところ、山で一人暮らししている孤独の猟師に買われました。二人が山で暮らしているうちに恋を落ちして幸せになった時代ロマンス小説です。 感想:書評は良かったので読み始めました。話が単純でHEですし、女はかなり積極的ですな〜しか感想がありませんでした。
0 notes
karinworldstuff · 5 months
Text
中国小説-諸々
「偏執太子是我前夫」ー八月於夏 星:★★ 「白月光回來以後」ー無影有蹤 星:★ 「將軍在上我在下」ー橘花散里 星:★★ 人気がある作品だそうでドラマにもなったそうですが、自分に合いませんでした。主人公の女将軍は常に荒っぽい軍人たちと一緒に過ごしているため、言葉遣いは荒いのはしょうがないとして、しょうがなく結婚した相手がその誇り高い女将軍に対する言葉遣いは乱暴で下品で、ちょっとDVレベルです。それがなければ読み応えがちょっとあります。
0 notes
karinworldstuff · 5 months
Text
中国小説:「與晉長安/蠱人」-九鷺非香
ジャンル:蠱術ファンタジーロマンス 作者:九鷺非香 あらすじ: 辺境の駐屯地で軍を率いて若い女将軍(黎霜,大晉王朝皇太子の幼なじみ、皇太子の求婚から逃げたくてわざと辺地に駐在するように)が、戦地で身元不明の男の子(晉安、蠱術を盛られて昼間は男の子、夜になると大人の体になる。実は敵国西戎の皇太子)を拾ってから始まったファンアタジーラブストーリー。
前読んだ小説がちょっと長かったので一週間かかりましたが、今回短編なので一晩で読み終わりました。この作者の小説は何作も読んだことがありまして、幻術、蠱術や武術などを取り込んだ中華ファンタジー小説が多くて、シリーズものもありますし、���写ドラマ化にもなる人気作もあります。特徴として、悪女に虐められて苦い過去を持つ力強い男主人公が多いです。時に、そんなに強いのにあんな簡単に女に騙されちゃうの?と思いますが、そういうのを考えてはダメです!と自分に言いかせて読み続けています。 星:★★★
0 notes
karinworldstuff · 5 months
Text
中国小説:「謝家的短命鬼長命百歲了」-怡然
中国小説のタイトルは不思議なのが多いのはなぜでしょう。この作品もそうです。直訳で言うと、「謝家の短命な奴は寿命が伸びて100歳まで生きることができました」、ラノベの影響というか、あまりに引っかかる題名ではないです。ただ、サスペンスドラマとしてはよく練った内容だとは個人的に思います。 さて、内容について、 亡くなった人の怨念(遺恨とも)があまりにも凄すぎると己心の魔になりましてお棺が割れてしまう不吉なことが起きってしまいます。故人の怨念を晴らさないと、釘を打つところが、お棺を閉じるすらできないという困った遺族に呼ばれる霊媒師についての物語です。 主人公の霊媒師は、自分の祖父の葬儀中にお棺が割れてしましました。温和そうな祖父の怨念を晴らすために京に上がって、真相を探るうちに、朝廷と皇帝一族の闇を暴く大事件に巻き込まれていきます。 紐解きゲームの中に出会った人々のキャラがちゃんと立っているので楽しく読みました。
もちろん女性作者だからこそのボケとツッコミがありますし、古代なのに現代のネット用語を頻繁に使われる批評もあります。そういう部分を飛ばして、謎解きドラマだけ見ると、よく考えて書いている本だと思います。(なんと、中国で3Dアニメ化にもなっています。)
星:★★★★
0 notes