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eizou-musabi · 5 years
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無意識の中のベーコン ~静の世界で動をえがくことについて~
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油絵を学んでいた高校生の頃、フランシス・ベーコンという画家の絵に出会った。 具象と抽象の間で揺れていた当時の自分にとって、あまりに生々しく、退廃的で受け入れられないものだった。
そのときの興味は只々色だった。 2013年東京国立近代美術館で行われたフランシス・ベーコン展。そこへ行き、等身大の作品を対峙し、衝動的に図録を買った。
ベーコン絵画の主題は連続性・時間だ。 歪められた身体と大胆な筆致が、切り取った一瞬を何層にも重ねている。 それは固定された時間というよりも、絵の中である一定の時間が流れていくような感覚だ。
また、絵画は金の額縁に入れられており、鑑賞者と絵画の間にはガラスが在る。 ガラスはこちら側の世界を容赦なく反射し、絵画の世界にうっすら現れる。 これは絵画の世界と鑑賞者側の世界を隔てるものであり、両方の世界では時間の流れが異なることを意味している。
2次元的に描かれた絵画から3次元の空間が生まれる現象がそこにはある。
これらの絵画を体験した後、それまで固定された時間を描いていた自分はいつしか「絵画で時間を表現したい」と考えていた。 そこにはベーコンの絵画に向けた意識は全くなく、ほぼ無関係のものだと認識していた。 そして私が描いた「固定された一瞬の風景で時間を感じられる絵」、過ぎ去った車の跡、空中に浮かぶ人の影、どこまでも続く花畑と空、結果的にそれは絵画表現での”動を描くこと”の限界を痛感させた。
ピーター・ヴェルツとウィリアム・フォーサイスの共作、「重訳|絶筆、未完の肖像(フランシス・ベーコン)|人物像を描きこむ(テイク2)」というベーコンの絶筆を用いた作品がある。 自らの動きを床に残すため、手袋と靴にグラファイトをつけて絶筆の線を身体でなぞる。 その動きを「正面・横・上」の3つの視点から撮影し提示し、巨大なスクリーンで提示したインスタレーションだ。
ベーコン展の最後の間で見たそれは、当時の自分にはあまり興味はなかったと覚えている。 だが、大きなスクリーンの中にある身体の動きの違和感だけが印象的で、気がつけば長い時間それを見ていた。
ベーコンの絶筆を3次元の身体で表現するが、こちらがみているのはスクリーンに映る2次元的な時間だ。 スクリーンに映るのは動の世界であり、その世界も現実とは異なるある一定の時間をつくることができる。 様々な展開が可能な映像の中で、「長い時間を流れるひとつの絵画的表現」を見た感覚だったのかもしれない。
その時出会ったなにかは、たちまち現れるものではない。 無意識の中でなにかは育ち、やがて表面上に現れていく。
あなたは動のせかいで一体何を描くだろうか。
映像学科研究室 教務補助員
若林 穂乃香
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eizou-musabi · 6 years
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ブレードランナー2049 (2017)
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 2017年10月27日。  SF映画「ブレードランナー2049」が公開された。前作「ブレードランナー」が公開されたのは1982年7月3日。35年前の事である。
 劇中でも、前作から30年後の世界が舞台となっている。  30年の技術の進歩が作中でも取り扱われ、本作では人造人間であるレプリカントだけではなく、ホログラムの身体を持つジョイという名前の女性キャラクターが登場する。  彼女は主人公の恋人であるが、ホログラムであるが故に、物理的に触れ合う事が出来ない。
 彼女は主人公と触れ合う為に、快楽用レプリカントであるマリエッタの身体を借り、主人公と交わろうとする。  2人の女性の身体が、同じ瞬間、同じ場所に位置する。その動きはシンクロしているが、完全にではなく、微妙なズレが生じている。  そのズレによって、ある時は恋人の、ある時は全く別の女性の表情を見せる、異様な存在がスクリーンに現れる。
 2018年2月17日に掲載されたIGNのインタビュー記事でも、このシーンが取り上げられている。記事の中で、監督のドゥニ・ヴィルヌーブはこう語っている。
 「ビジュアルを見せびらかすのではなく、キャラクターが感じている感情にフォーカスしたいと考えました――このシーンをパワフルかつ意味のあるシーンにするためです。そのため、ある種のアナログ的な雰囲気を求めました――『スター・ウォーズ』のようなデジタルなプロセスではなく、実写にしたかった。できるかぎり、自然にしたかったのです」
 VFX(視覚効果)を用いて、感情という「見えない何か」を表現しようとする試みは、非常に新鮮に感じられる。
 私は高校生の時に彫刻を学んでいたが、デッサンを描いている時、講師にこう指摘された事がある。  「上部だけを見て、それを真似ても良い物は出来ない。骨格や筋肉のつき方を意識する必要がある。美しさは内側からくるものなのだから。」
 本作鑑賞後に、私は講師のこの言葉を思い出した。  
 映像学科研究室 教務補助員
 増山 透
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eizou-musabi · 6 years
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半神/夢の遊眠社(1986)
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 1986年の劇団 夢の遊眠者の公演以降、繰り返し再演される舞台。
当時、北沢の劇場でのその公演を観劇した二十歳そこそこの女子大学生は、
あまりの興奮に、身体を離れふわふわと浮遊しそうな気持ちと心臓を、地面に止めることに必死であった。
 そうして、すっかりアングラ演劇の虜になった彼女は、母となり
娘が二十歳になる少し前に、プレゼントと称してNODA MAPのソワレ公演のチケットを贈る。
 私と母の、趣味趣向は似ている。
母の古着を着て劇場に足を運び、興奮に浮遊しそうな体を抑え、観劇を終える。その帰路にふと鏡の中に、写真でしか知らない若かりし母を見るような気がする。
 舞台は、結合双生児として生まれた一卵性の双子の姉妹を題材に描かれる。
一つに繋がった稀有な双子の身体機能は難しく、一人が二人分の栄養をまかなう事でなんとか生きていた。半身が死に、双子がひとりになるまでの数奇な数年間である。
 舞台での姉妹の衣装は一枚の柔軟な繊維の布で繋がっている。
「一人になりたいの!」と叫びながら、舞台の端から端まで馳け廻ったとしても伸びては縮み 決して剥がれることがない。
柔軟で繊細な繊維の束が、複雑で柔軟に絡み合う双子を表現している。
 半身が死に、生き残った片割は成長し、自身が稀有な双子であったことなど過去の夢のように健やかに過ごしている。しかし、ふと鏡に死んだはずの妹の姿を見る。
 自分が死んだのか、他者が死んだのか曖昧になる
10歳のその後、年を重ねることのなかった半身。会うことの叶わない片割の成長を、鏡の中の自身の姿に見るのである。
 母の古着のワンピースを着て、母が見たその舞台に思い馳せる。
今、私は彼女の半神のような心持ちでこれを認めている。
映像学科研究室 教務補助員
横山 知保
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eizou-musabi · 6 years
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愛と同じくらい孤独(1976) フランソワーズ・サガン
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愛と同じくらい孤独(1976) フランソワーズ・サガン
小説家フランソワーズ・サガンのインタビュー本である。内容としては、彼女の小説作法、人となり、私生活等が覗えるという、インタビュー本としての効能をもちろんのこと有しているが、更に面白いのは、質問に対するサガンの応答、その時制が取り払われて、複数の時間・時代の彼女の言葉が同等の鮮度で再構成されている点である。
この本に含まれるインタビューは1954~74年に各メディアがサガンに対し行ったものの��せ集めで、しかし年代毎の章立て等はなく、まるでひとつのインタビューを写し取った文章のようになっている。本全体に、現在形がしつらえてある。
映画の脚本を書くのも、現在形を作る作業である。演技・演出の指示書としてのト書きには現在形が張り付いているし、完成形の時間軸がいかに交錯しようが、人は現在形で映画を観る。
私は日記をつける日課を何度となく挫折しているが、諦めの手前にはいつも自分なりのニューディールがあって、日記が中断した日から日記を再開し、現在に追いつこうと頑張る。そこにも現在形のしつらえがあるのだが、例えば人生最悪に思えた日の前日の日記を捏造し、末尾をこう締めくくるのは、何とも可笑しい。「明日は何かいいことありそう」
インタビューの中で、サガンはこんなことを言う。
「ジャンヌ・ダルクの映画を見るたびに(中略)、わたしはいつも彼女が助かる、助からないはずがないと思うんです。(中略)こんなふうにしてしか人は人生をとらえることができないと思います。つまり、すでに上演されていて、結末を知っているオペラ・コミックのようにです。絶望的に期待するわけです」
 これは、現在形のフィクションを作る人間にとっても、大いなる宿命ではないか。
映像学科研究室 教務補助員
瀬川 哲朗
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eizou-musabi · 7 years
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ムトゥ 踊るマハラジャ
カメラを持っていると、自分が神様だったら満足のいく写真が撮れるのにと思うことがある。 ホームで楽しそうにしている退校途中の私立の小学生達の輪の中に入り、 「いま何の遊びしてたの?」ときいても、輪の中の雰囲気を崩さずに写真を撮ることができるかもしれない。 「あ、神様だ」「誰かと思った、神様かあ」「別に遊んでないよ、いま◯◯の話してたの」などと会話ができるかもしれない。 いま通り過ぎた小出畜産で肉か揚げ物をかったおばさんにも 「ここのは美味しいですか?」と聞いて「わあ、神様ですか。そうですねえ、ここの揚げ物の方が、スーパーで買ったものより胃がもた��にくい気はするわ」なんておしゃべりができるかもしれない。
カメラをかまえる、写真や映像の作品をつくる私たちにとっては不自由な世の中になった。 そのような環境の中で周りに圧倒され止まってしまった時、疲れて動けなくなってしまった時、皆さんはどんなルーティンワークをするだろうか。
私のするルーティンワークはいくつかあるが、そのうちの1つがこの曲を聴くことだ。
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マサラムービーの「マサラ」とはヒンディー語で「混ぜたもの」の意味があるが、冒頭で使用される「oruvan oruvan」も様々な感覚を与える不思議な曲である。
もはや一言では表しきれないが、いろんなものを混ぜ込められたこの曲が私は好きだ。
辻惟雄へのインタビュー記事に「一言に好きと言っても尊敬の念を持って感心するのと、親しみを持って感心するのとがある。」という言葉があった。 一言では言い切れないのが感情や感覚、心である。
学芸員をしている知人の「学生の作品なんて好きか嫌いかでいいよ」という言葉を思い出した。 私はこの言葉を聞いた時の感覚を言葉にできるちからを持たないが、一つの真理が見えたのを覚えている。
映像学科研究室
教務補助 茂泉芽衣
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eizou-musabi · 7 years
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「and Action! Asia 映画・映像専攻学生交流プログラム」 (主催:国際交流基金アジアセンター 2017. 2/27~3/9)
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「and Action! Asia 映画・映像専攻学生交流プログラム」(主催:国際交流基金アジアセンター 2017. 2/27~3/9)
全国映画教育協議会の派遣で視察参加。フィリピン、タイ、マレーシア、インドネシア、日本の学生&教員がケソン市の巨大学園都市に集結し、混合チームによる短編映画の制作ワークショップが行われた。
フィリピンの映画文化に敬意を込めたファンタジー「Kelly and the TV Head」、国による宗教や食文化の違いを題材とした「Taste of Life」、トランスジェンダーのテーマを象徴的色光で描く「RED」。3様の協働現場で、各国の学生達は、感性、思考、美意識の違いをすり合わせて意思の疎通を図り、互いの文化背景を認識、高揚のうちにコミュニケーション力を鍛え、キャリアと制作力をダイナミックに習得する。
英語力の不足も、タブレット・スマホなどのモバイル機器や白板を介し、略図、参照写真&映像、翻訳アプリなどを駆使して補い、スピードと密度のある柔軟で能動的なやりとりが展開された。
1000人規模の映画館で上映しディスカッション、敬愛すべき映画人たちの講義・講評、華やかな映画祭にも参加し、第3黄金期と言われるフィリピン映画の隆盛を体感した。
映像学科 教授 小口 詩子 担当:映画
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eizou-musabi · 7 years
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[OC特別編]講師インタビュー  岡川純子先生
オープンキャンパス2017特別企画 第3弾「講師インタビュー」
今回の特別企画のラストは、映像学科がうまれてからずっと支えていただいている講師の岡川純子先生にお話を伺いました!
今までインタビューをした学生も、卒業生も、研究室スタッフも、全員岡川先生に習っていますが、先生はいったいどんなことを考えているのでしょうか?
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Q:1年生と2年生の授業を持っている岡川先生ですが、2つの学年にはそれぞれどんな特徴がありますか?
A:入学時には、映像は自分の考えや思いを最も良く表現するものだと考えているようです。授業では、最初の課題制作で、自分の思ったことが正しく伝わりにくいことを経験します。
彼らは、それまでの経験値として映像を「読んでいる」と思っています。クラス全員で作品を見て、映像として正確には「語れないことが多い」ことを、再確認してもらっています。  日本の初等教育では、映像の読み書き、いわゆるメディア・リテラシーについてはあまり詳しく教えてはいません。また、映像は万能な表現媒体ではありません。 映像による伝達には、表現上の制約はもちろん、ある程度の文法やルールがあることを、授業では伝えています。  2年生で担当している授業は、後期に行っています。2年生前期の授業経験を経て、映像の表現の特長、文法やルールを知ってからのアプローチですから、的確なメッセージの伝達を志しますし、表現の幅を広げようとしています。
Q:映像基礎Ⅱでは、授業内最初の課題として「言葉を使わない自己紹介映像」をつくりますが、そこからどんなことがわかりますか?
A:一般的にひとは、「言葉」を通してものごとを考えます。そのため、多くの学生は「言葉」で発想し、それを映像で置換するという方法をとるようです。そうして出来上がった作品は、伝えようとしていたことが全く伝わらなかったり、ミスリードされたりすることがあります。
映像は「言葉」とは違います。映像は、正確に元の「言葉」には置換できません。自分が考えている「言葉」がストレートに表現できない経験を通して、メディアの特性、映像の表現の特長、メリットやデメリットを知ることが出来るでしょう。
Q:メディア制作演習では「東京のかたち」というテーマでWebと映像を制作します。授業ではフィールドワ���クという工程が欠かせませんが、実際に見てみることと、それをカメラで記録することに違いはありますか?
A:私たちは、考えることを伝える媒体、メディアを何種類も持っています。1年生では「言葉」と「映像」について考えています。2年生では、2種類のアウトプット制作に挑戦することで、メディアそのものについて考えます。  彼らは最初、フィールドの臨場感、空気感などを、そのまま再現しようとします。実は「臨場感」はカメラで記録しにくい項目の一つです。具体的な被写体を探し、何度かテストシュートを繰り返します。現場で感じたことと、記録できたことの違いを実感することから始め、最終的な作品に落とし込んでいきます。  メディアにはそれぞれの表現様式があります。webと映像という異なるメディアでは、同じ内容を、同じ形式で伝えることは出来ません。授業では、それぞれのメディアの特長を知り、それが十分に生かせる内容に絞り込んでいきます。同じ内容を、異なるメディアで、同じ形式や方法で伝えるのではなく、メディアによって伝えたい内容を絞り、伝え方を工夫する、という方法で制作に挑戦してもらっています。
将来的には、伝える内容にあわせて、表現するメディアを選択できるようになるとベストでしょう。自分のツールとして、メディアを使いこせることが目標です。
Q:ご担当されている「映像基礎Ⅱ」と「メディア制作演習」では、どちらもグループワークを行いますが、複数人で企画を実現することについてどんなメリット/デメリットがあると感じますか?
A:4人で作業するときに、1+1+1+1が4ではなく、5にも6にも、時として8くらいになることがあります。三人寄れば文殊の知恵、と言います。グループワークでは視野が広がり、多様な考え方に触れることが出来ます。これがグループワークのメリットです。一方、メンバー内のコミュニケーションが円滑に進まなければ、それは4にはならず、3や2にしかならないこともあります。デメリットになってしまうケースも、ごく稀にはあります。  授業の結果として、学生それぞれがグループワークをメリットと感じるか、あるいはデメリットと感じるかは、グループ編成に大きく依存するかもしれません。しかし社会に出れば、グループワークをすることが多くなりますし、全くの初対面のメンバーで作業をすることもあります。グループワークに対して苦手意識を持たずに、さまざまなプロジェクトに関われるようになれることが理想です。  最近の学生さんはとても協調性があり、誰とでも仲良くやろうとする傾向があります。それはとても良いことです。その反面、お互いに緩い関係しか築けず、切磋琢磨したり、作品についてとことん議論したりするような関係にはなりにくいようです。最終的な作品は、妥協点が低いものになりやすいことは気になっています。
Q:授業で使用する撮影機材、メディアがどんどん変わっていますが、 「高性能化」することにどのようなことを感じていますか?
A:手軽に高品質なデータを得ることが出来るようになりました。「お手軽」である一方で、作者の意識が反映されにくくなっているのではないかと思います。性能に依存することなく、自分の意図を、どうやって映像として反映させるのかを考えなくてはなりません。「高性能化」された機材をブラックボックスとして使うのではなく、理解した上でさまざまな機能を利用したいものです。
Q:最初に授業を受け持たれてから今年まで、学生たちはどんな風に変わっていますか?
A:「映像」というメディア環境の豊かさは、映像学科の発足した頃とは段違いです。好きなときに、好きな作品を、好きなだけ繰り返してみることが出来る。手軽に作品を公開できる。
このような状況は、簡単に手に入らなかったものでした。ただ、ここ数年間の学生さんは、映像を情報として「消費する」傾向があるように感じます。豊かな環境にありながら、能動的に関わってきたという経験を持つ学生は、むしろ少なくなっているようです。
Q:「これだけは見ておけ!」という作品はありますか?(”そんなものは無い”でも構いません)
A:映像学科が設立されたとき、映像作家を育てるための方法を先生方とリサーチしました。結果として見えたことは、さまざまなジャンル、さまざまな年代の作品を、少しでも多く見ること、でした。それはその後、イメージライブラリーというかたちになりました。多種多様な作品を、いつでも見ることができます。
質問に即して言えば、「片っ端から見ておけ!」というべきでしょう。 映像に限らず、どんな表現媒体でも同様ですが、「古典」的なものは特に見ておくべきです。そこから学ぶことはたくさんあります。今日、活躍している作家のイメージソースは、必ずそこにあるからです。
Q:最後に、これから受験する方々へ、メッセージを一言お願いします。
A:映像は、機械を通して表現します。しかし、機械が表現をするわけではありません。また、映像制作には複雑な工程があります。授業は経験のないことが多いでしょうが、果敢にチャレンジする意気込みは大切です。 時折、自分の表現手段や表現ジャンルをあらかじめ絞り込んでいる学生を見受けます。例えば、写真しか興味がない、アニメしかやりたくない、という指向です。学生時代は、厭わずにさまざまな作品制作を経験してください。最終的に、それが自分の世界を広げることになるからです。「映像」を含めた、マルチリンガルなコミュニケーター、クリエーターを目指してください。
1990年にうまれた映像学科は、2017年で27歳になりました。
やっとアラサー学科になりましたが、今後も映像技術の発展とともにめまぐるしく成長をしていきますので、今後とも映像学科にご注目ください!
岡川先生、ご協力ありがとうございました!
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eizou-musabi · 7 years
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[OC特別編]卒業生インタビュー No.2 宮崎いず美さん
オープンキャンパス2017特別企画 第2弾「卒業生インタビュー」
第2回目は、2015年度映像学科卒業 写真専攻の 宮崎いず美 さんにお話を伺いました!
映像学科生だった頃、そして卒業して今はいったいどんなことを考えているのでしょうか?
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Q:自己紹介をお願いします。
A:1994年生まれです。 映像学科2015年度卒業しました。 大学1年の時からセルフポートレートをやっています。
Q:学生時代について教えてください。
A:授業は不真面目に受けていたわけでもありませんが、今思えばもっと能動的に受ければよかったなと少し後悔しています。人として面白い先生方が沢山いらっしゃいました。 サークルには所属していなかったので、残念ながら友達もあまりいませんでした...
Q:在学中からセルフポートレートの作品を作っていますが、撮り始めたきっかけはなんですか?
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A:大学1年の時の1番最初の写真の授業「映像基礎Ⅰ(写真基礎)」でセルフポートレートを始めました。 自分でテーマを決めて写真を撮る授業で、誰か人を撮りたかったのですが、モデルになってくれる人も居なかったので自分を撮り始めたのがきっかけです。
Q:一貫したテーマで作り続けるモチベーションについて教えてください。
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A:セルフポートレートは自分さえいれば撮れるので続けやすいテーマだと思います。 全てはやる気や面白がる気持ちが司ると思うので、自分をマインドコントロールする技術を取得する事が重要なポイントかもしれないと最近思ってきました。
Q:自分の作品で自分を撮ることと、仕事の写真を撮ることについて、意識することの違いなどはありますか?
A:作品の場合は完成まで自分しか関わらないし、責任も発生しないので、楽な気持ちでやっています。 仕事の場合はまずクライアントがいるので、かなり緊張感はあります。できるだけリラックスして作るように心掛けています。 自分以外の方を撮影するときは、正直完成がどうなるのか全然わからないので緊張したり面白かったりという感じです。
Q:最近の「セルフィー」文化について、どう考えていますか?
A:皆さん大変だなと思います。
Q:Tumblrなどのソーシャルメディアを通じての広がりについてどう感じますか?
A:どこかで誰かが見てくれていて、それが今すぐでは無くても、いつか仕事やすごい事になって帰ってくるのが面白いと思います。 ソーシャルメディアでは、美術に興味がある人以外も目にするので(そっちの人の方が多いかも)、ソーシャルメディアで評価される作品と、いわゆる美術界隈で評価される作品はかなり違ったりすると思います。
Q:映像表現の環境がめまぐるしく変化していくなかで、「今」写真をやることについてどう感じていますか?
A:そこら辺はよくわかりません。もう少し勉強した方がいいかも知れません。
Q:これからムサビ映像学科を受験しようと考えている人たちへ何か一言お願いします。
A:予備校に行っていない方へ、私も予備校に通ってなくて未だにデッサンもできないけど、どうにかなります。デッサンはできた方がいいかもしれませんが、それよりも周りに流されず、自分の考えややりたい事を大切にして下さい。
Q:あなたにとって「写真」とは?
A:どうしても現実が写ってしまう所がカメラを使う上での面白い点だと思います。 絵画とかのように0から何かを作るのでは無く、既に制限がある所が好きです。
Q:これからの予定、目標などがあれば教えてください。
A:目標は作品を作り続けることです。雑誌などのお仕事もやらせて頂きたいです。
もっと年上の先輩、そしてまだ見ぬ後輩。
今後も映像学科生の活躍に乞うご期待!
宮崎さん、ご協力ありがとうございました!
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eizou-musabi · 7 years
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[OC特別編]卒業生インタビュー No.1 松本千晶さん
オープンキャンパス2017特別企画 第2弾「卒業生インタビュー」
第1回目は、2015年度映像学科卒業 ドラマ・映画専攻の 松本千晶 さんにお話を伺いました!
映像学科生だった頃、そして卒業して今はいったいどんなことを考えているのでしょうか?
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Q:自己紹介をお願いします。
A:映像学科2015年度卒業生の松本千晶です。 現在は(株)ロボットという映像制作会社でCMの制作を中心に仕事をしています。
Q:学生時代について教えてください。
A:映像学科では実写映画を専攻していました。 所属していたサークルも、映画制作を中心に活動していた為、友人関係もそこでの繋がりが大半でした。
Q:卒業制作『傀儡』ではPFFアワードを受賞していますが、卒制はどんな思いで作りましたか?
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A:劇場公開が出来るよう、商業映画に匹敵するクオリティを目指していました。 学生時代は「技術は後から付いてくる」という言葉をよく聞かされたのですが、そういう考え方があまり得意では無く。確かに経験のない時期ほど「技術」以上に「何の為に、何を伝えたいのか」という作り手の内面を充実させることの方が大事なのですが、「技術」の伴わない映画を誰が見てくれるのだろうという反発心から、とにかく「中身」も「外見」も完璧なものを目指しました。 卒業制作は60分以内という規定だったのですが、最終的に作品は77分になりました。
(卒業制作『傀儡』はPFFアワード2016:コンペティション部門を受賞した)
Q:映像を作り続けるモチベーションについて、また映像を撮り始めたきっかけを教えてください。
A:映像(映画)を撮り始めたきっかけは、大学入学当初に友人と「東京学生映画祭」を訪れたことでした。 むしろそれまで商業映画ですら年に2,3本しか観ないほど映画そのものに興味はなかったのですが、学生が作った映画を生まれてはじめて観て、「自分もやってみたい」と思ったことがきっかけです。 もともと脚本を考えるのが好きだったので、それを芝居や音楽とともに映像に落とし込む行程は楽しかったのですが、もちろんそれなりに大変なこともあり、、モチベーションが保てなくなった時は、他の映像から刺激を受けたり、日常でネタになりそうなことをメモしておいたりと、一度自分の作品から離れるようにしています。 撮影日に近づくほど、プレッシャーからか気持ちは病んでくるのですが、クランクインに近い時は自分の作品からは離れず、ひたすら本番のイメージを続けてモチベーションを保つようにしています。その時期に他の作品に触れてしまうと、無意識につられてしまうので、とにかく自分の作品と向き合うようにしています。
Q:自分の作品を撮ることと、仕事の映像を撮ることについて、意識することの違いなどはありますか?
A:どちらも「伝わる」ことがゴールでである為、根本的に違いはありません。 しかし、自分の作品の場合、作るテーマ(企画)も自分が決めているため、「自分 対 観客」という構図になるのに対し、仕事ではテーマ(企画)は既に別の人間が持っている段階から依頼が来る為、「企画者 対 自分 対 観客」といった、いわば自分が中間地点にいる構図になります。 その為、仕事では「クライアントは世の中に何を伝えたいのか」という点に回帰しながら、自分の視点や表現はそのテーマの面白みをどこまで増幅させることができるかに力を入れていくようにしています。
Q:VRや3D技術など、表現の環境がめまぐるしく変化していくなかで、「今」映像を作ることについてどのように考えていますか?
A:学生の頃から、制作に対する考え方の根本は変わりません。 しかし、入社当初「映画を撮りたい」と主張していた自分に、あるCMプロデューサーから「お前YouTuberとかやってみろよ」と言われたことがあります。当時は何かの冗談かと思いましたが、相手の目はだいぶ本気で、ずっと心に引っかかっていました。 常に訴求力を求め続けるCMの仕事を始めて、ようやくその言葉の意図が分かったのですが、「映画」という一見ロマン溢れる漠然とした媒体に「憧れ」だけを持っている今の自分では、監督になれたとしてもこれからの環境の変化にはついていけないのだと感じました。 VRだろうと3D技術だろうと、媒体に適した制作ができて、「YouTuber」のように発信しただけ金も人気も回収できるような息の長い人間を少しは見習ってみろよ。という意味だったのだと思います。 「今」映像を作ることについて、映画という「媒体」への憧れは一度捨て、代わりに、シネコンが次々と潰れるような時代になったとしても、別の媒体を通して映画の火は絶やさないような強い作り手になる必要があるのだと思います。
Q:これからムサビ映像学科を受験しようと考えている人たちへ何か一言お願いします。
A:実写映画以外にもアニメやインスタレーション、CGなどを専攻する学生たちを一括しているため、ムサビの映像学科は、他校とは違った刺激があるかと思います。 ただ「どこに入学するか」よりも「入学した場所で何をするか」がこれからを左右してくると思うので、ムサビの映像学科に入ろうと入らまいと、一喜一憂はほどほどに、作りたいものを作り続けてください!
Q:あなたにとって「映像」とはなんですか? A:みなさんとそんなに変わりません。娯楽であって教養です。
Q:これからの予定、目標などがあれば教えてください(宣伝でもOK) A:商業映画の監督として、映画を撮り続けたいです。
もっと年上の先輩、そしてまだ見ぬ後輩。
今後も映像学科生の活躍に乞うご期待!
松本さん、ご協力ありがとうございました!
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eizou-musabi · 7 years
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[OC特別編]学生インタビュー No.7 イメージフェノメナン専攻
オープンキャンパス2017特別企画 第1弾「学生インタビュー」
第7回目は、映像学科4年 イメージフェノメナン専攻の 前田博雅 さんにお話を伺いました!
映像学科生はいったいどんなことを考えているのでしょうか?
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Q:ムサビの映像学科を知ったきっかけと、受験しようと思った理由はなんですか?
A:はじめは日本画をやりたくて予備校に通ってました。
でも小学生から続けてきた写真も捨てられず…。同じ予備校で写真や映像を扱うコースがあり、そこに行ったことが映像学科を知るきっかけでした。
領域を横断的に学べるということで、映像に興味を持ち始めた自分にぴったりだなと、直感的に思った記憶があります。
  Q:あなたはどの受験方式で入りましたか?また受験生へアドバイスがあればお聞かせください。
A:一般方式(感覚テスト、小論文)でした。
あらゆることに関心を持って、自分の引き出しを増やして欲しいです。数学は、得意じゃなくても嫌いじゃなければ大丈夫。
もう1つ、「カメラ」という世界の見方は、映像を考える上で意識すると良いかも。
  Q:高校の時はどんなことに夢中でしたか?
A:試験で良い点を取る。昔から宇宙や自然が好きで、理科第2分野(特に生物)が好きでした。
  Q:映像学科って一言で言うと、どんなところですか?
A:「いろんな人がいる」。
一般大を目指してきた人や一度社会に出た人など、いろんな価値観を持った人と制作を共にする。だからこそ新しい考えも生まれて、それを吸収していける。
いろいろ学べる分、迷うこともあるけど、それを全部フルで活かしていける学科だと思います。
  Q:どうして今の専攻を選びましたか?そのきっかけなどもあれば教えてください。
A:イメージフェノメナンの制作プロセス・考え方が自分に合ってたんだと思う。
撮った映像素材を見返し、映った現象の中に”何か”を見つけていく作業は、終わりのない探求です。
編集で思わぬ発見があったり、撮影が編集になったり。そうした過程に、ドラマとは異なる別の映像の可能性が見えてくるのが楽しいです。
  Q:今まで受けた中で、印象的な授業や課題はなんですか?
A:3年の「イメージフェノメナンⅠ・Ⅱ」以外では、1年の「映像基礎Ⅱ・Ⅳ」です。映像に何ができるのか/何が必要かを叩き込まれたように思います。
それと「サウンドアート」(?)の授業も興味深かったです。音楽の常識が変わって…。
あと「メディアアートⅡ」でのサーキットベンディング。
おもちゃの分解でこんな音が編み出せるんだとワクワクしました。
  Q:今一番興味あることはなんですか?(映像以外でも構いません)
A:まだ実物は見れてないけど、有機ELテレビ。
今までのモニターはバックライトの光で本当の黒ではなかったけど、有機ELは1つ1つの素子が光ることで本当の黒が出るらしく、可能性を感じてます。音も画面自体がスピーカーになるそうで、一度体感したいなと思ってます。
  Q:卒業制作についてどんなふうに考えていますか?
A:砂利をモチーフにして探っています。
今までの集大成でもありますが、新しいことにも挑戦したいです。
これまで世に生まれてきた作品を研究・参考にしつつ、しかし誰でもない”自分”を意識して作りたいです。
  Q:将来就きたい職業や目指しているものはありますか?
A:一度は社会に出て、編集や合成といった仕事をしたいと思ってます。
ただ、就職しても個人制作は続けていきたいです。
  Q:この先「映像」という分野や、自分の専攻ジャンルはどうなっていくと思いますか?
A:行き着くところまで来てもいるけど、逆に新たな技術によって発展することもあると思う。
ただそれが「映像」と呼べるものなのか、物質とか別のものなのかはわからない。
少なくとも、しばらくはモンタージュや時間軸によって人々をいろいろな意味で支配し続けるのではないでしょうか。
  Q:あなたの好きな作品はなんですか?(映像以外でも構いません)
A:小さい頃から円谷作品(ウルトラシリーズなど)はあらゆる要素が大好きです。
松本俊夫「アートマン」や黒沢清「回路」、塚本晋也「鉄男」あたりも。
写真だとメープルソープ、杉本博司、米田知子。
映像以外だと、速水御舟「炎舞」、池田亮司「Headphonics」。
他いろいろです。
  Q:好きな学食メニューはなんですか?
A:12号館地下の食堂にある、名前が定かじゃないけど”小梅カツ茶漬け丼”。
あと、時折ある「特定食」。穴子丼が美味しかった…
  Q:あなたは犬派ですか?猫派ですか?その他派ですか?
A:犬派。でもウサギ/ハリネズミも気になります…
    映像学科生の頭の中、いかがだったでしょうか?
前田さん、ご協力ありがとうございました!
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eizou-musabi · 7 years
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[OC特別編]学生インタビュー No.6 メディアアート専攻
オープンキャンパス2017特別企画 第1弾「学生インタビュー」
第6回目は、映像学科4年 メディアアート専攻の 尾坂月乃 さんにお話を伺いました!
映像学科生はいったいどんなことを考えているのでしょうか?
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Q:ムサビの映像学科を知ったきっかけと、受験しようと思った理由はなんですか?
A:予備校時代の友達が目指していて、試験も小論文だったので受けることにしました。高校時代から映像作品ばかり作っていたので「映像学科」という名前に興味もありました。
  Q:あなたはどの受験方式で入りましたか?また受験生へアドバイスがあればお聞かせください。
A:センター利用の小論文です。アドバイスは…いかに映像をつくるかだと思いました。試験に映像課題はないけれど、小論文なら擬音や具体例の描写でいかに動的に伝えられるかを意識しました。他の課題にも応用できると思います。
  Q:高校の時はどんなことに夢中でしたか?
A:作品を作ること、知識を身につけること、数学の問題を解くことが好きでそればかりしていました。
1人カラオケや1人ラーメンなど1人遊びにハマっていました。
  Q:映像学科って一言で言うと、どんなところですか?
A:ゲームの修行場ですね!RPGゲームのように、好きな分野にステータスを振って浅く広く勉強することもできるし、1分野に極振りすることもできる。だから部屋にこもって電子工作をやっている人もいればアクティブにロケハンに外にいっている人もいる。毎年全くちがう傾向の友人が増えていくのも楽しいです。
  Q:どうして今の専攻を選びましたか?そのきっかけなどもあれば教えてください。
A:メディアアートは、子供の時にやった工作やゲームの延長のように感じました。自分がやっていてわくわくすることを純粋に表現するだけ。何もないところから、システムを組んで上手く動いた時、魔法使いになったような、ゲームをクリアしたような達成感を得られる瞬間が好きです。
  Q:今まで受けた中で、印象的な授業や課題はなんですか?
A:初めてメディアアートに触れた2年の「メディアアート演習」です。最初はPC上で他のソフトと同じように操作したり、簡単な電子工作をするだけでした。しかしそれだけなのに、組んだ通りにシステムが上手く動いた時、電子部品やコンピュータと意思疎通できたような驚きを得られました。私とコンピュータとで一緒に作品を作っていくことの楽しさに気づかせてくれるきっかけになったのがこの授業です。
  Q:今一番興味あることはなんですか?(映像以外でも構いません)
A:ゲームです!特にeスポーツと呼ばれる、競技性の高いゲームです。ゲームの大会に出るために国内遠征をはじめ、海外遠征もしています。毎年100人単位で友達が増えるし、勝てるとうれしいです。
  Q:卒業制作についてどんなふうに考えていますか?
A:「学生」という職業を使える最後の機会なのでそれを十分に使いたいです。「学生」という便利な身分でいたいがために、最近Googleで"1番学費が安い大学院"と調べたくらいに、「学生」っていうのは特別だとようやく気付いたので、悔いが残らないものにしたいです。
  Q:将来就きたい職業や目指しているものはありますか?
A:プロゲーマー兼、アーティストです!日本のプロゲーマーの9割が男性なのですがそれに負けない女性プロゲーマー、かつ、個展を開くようなアーティストになりたいです。プロゲーマーでついたスポンサーを使って作品をつくったり、自分の個展をゲームの大会で宣伝したりすることが夢です。
  Q:この先「映像」という分野や、自分の専攻ジャンルはどうなっていくと思いますか?
A:進化し続けると思います。その分、今ある最先端の技術を使った作品がどんどん古く時代遅れになっていくはずです。「映像」という分野が消えたり変化するというよりは、「映像」という言葉が広く多様性を持つものになっていくだろうなあと思います。
  Q:あなたの好きな作品はなんですか?(映像以外でも構いません)
A:レアンドロ・エルリッヒの《雲》やジェームズ・タレルの《Blue Planet Sky》が好きです。パッと見たときに「えっ?」と驚く作品が好きです。見ているだけで鑑賞者の想像や期待が膨らむ、わくわく感があるかどうかって結構私の中で重要なんだと思います。
  Q:好きな学食メニューはなんですか?
A:鷹の台ホールの坦々麺です。側に食べている人がいると匂いにつられてしまいます。けれど辛いものが極端に食べられないのでいつも友人にひとくちもらって満足します。1回自分で注文したことがあるのですが、食べ終わるのに1時間半かかったおかげで3限に遅刻してしまいました。
  Q:あなたは犬派ですか?猫派ですか?その他派ですか?
A:犬か猫かだと圧倒的に犬です。それ以外も含めるならピカチュウ派です。
映像学科生の頭の中、いかがだったでしょうか?
尾坂さん、ご協力ありがとうございました!
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eizou-musabi · 7 years
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[OC特別編]学生インタビュー No.5 3DCG専攻
オープンキャンパス2017特別企画 第1弾「学生インタビュー」
第5回目は、映像学科4年 3DCG専攻の ナヴィオ・タントラ さんにお話を伺いました!
映像学科生はいったいどんなことを考えているのでしょうか?
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Q:ムサビの映像学科を知ったきっかけと、受験しようと思った理由はなんですか?
A:受験しようと思った理由は二つあります。
初めにオープンキャンパスに行って、キャンパスの環境がすごく気に入りました。
映像学科の先生方も面白い作品ばかり作っていて(特に黒坂先生の作品 笑)、そういう方々のもとでたくさん学ばせていただきたくてムサビに決めました。
あと私は今敏監督の大ファンなんですけど、今敏氏は武蔵野美術大学の卒業生ということを知って、さらにムサビに入学する気持ちが強くなりました。この方と同じ環境で映像の勉強ができればいいなと思いました。
  Q:あなたはどの受験方式で入りましたか?また受験生へアドバイスがあればお聞かせください。
A:「3年次編入」という受験方式 (作品審査と面接試験)でムサビに入学しました。
受験生へのアドバイスとしては、自分なりのポートフォリオと映像作品に仕上げることをお勧めします。
  Q:高校の時はどんなことに夢中でしたか?
A:高校の時は「フラッシュ・アニメーション」と 「少女時代」に夢中でした。(笑)
  Q:映像学科って一言で言うと、どんなところですか?
A:色鮮やかなところです。
  Q:どうして今の専攻を選びましたか?そのきっかけなどもあれば教えてください。
A:CG&アニメーションの私は、高校生の頃はじめてアニメーションの作り方を先輩に教えてもらいました。(アドビ系のソフトウェアを使用して簡単な2Dアニメーションを制作しました)
絵を描くのが大好きな私は、「絵を動かす」=「絵に命を与える」ということがわかり、よりアニメーションが好きになりました。
もっといろんな表現手法を学びたくて、この専攻を選びました。
  Q:今まで受けた中で、印象的な授業や課題はなんですか?
A:3年次の「CG&アニメーション3」という授業です。
企画の準備と発表に2週間かかって、制作期間もわずかな2週間しかありませんでした。
14人のグループで、友達と2人で監督をやりました。限られた時間の中でアニメーション制作して、色々な苦労もしたけれども、できあがった作品をみて、力合わせればできないことなんてないとわかりました。
  Q:今一番興味あることはなんですか?(映像以外でも構いません)
A:最近工業工芸デザイン科の作品制作に興味あります。
映像科と違って、感覚だけでは作品を作らないことと、全ての自分のチョイス(長さ、素材、色、形、等)にすごくこだわりを持つことが面白いなと思います。
あとは、「AI/人工知能」と「2045:シンギュラリティ」に興味があります。
  Q:卒業制作についてどんなふうに考えていますか?
A:新たなチャレンジです。制作には今まで学んだことを生かすのはもちろん、制作でおわりでなく制作しながら何か新しいことも学ぶ場面だと思います。
  Q:将来就きたい職業や目指しているものはありますか?
A:3Dアニメーション/映画監督 (director)
  Q:この先「映像」という分野や、自分の専攻ジャンルはどうなっていくと思いますか?
A:テクノロジーがものすごく早いスピードで発展しているので、映像の可能性は無限大に広がると信じています。
  Q:あなたの好きな作品はなんですか?(映像以外でも構いません)
A:ありすぎて全部は言えないんですけど、今敏の作品全部(パプリカとか千年女優など)が大好きです。
海外の監督だと、ティム・バートン氏の作品が全部大好きです!
  Q:好きな学食メニューはなんですか?
A:ムサビランチとミートソース!
  Q:あなたは犬派ですか?猫派ですか?その他派ですか?
A:犬と猫どちらかといえば、私は犬はかな。
好きな動物はアザラシの赤ちゃんですけど。(笑)
映像学科生の頭の中、いかがだったでしょうか?
タントラさん、ご協力ありがとうございました!
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eizou-musabi · 7 years
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[OC特別編]学生インタビュー No.4 メディアアート専攻
オープンキャンパス2017特別企画 第1弾「学生インタビュー」
第4回目は、映像学科4年 メディアアート専攻の 梅本尚弥 さんにお話を伺いました!
映像学科生はいったいどんなことを考えているのでしょうか?
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Q:ムサビの映像学科を知ったきっかけと、受験しようと思った理由はなんですか?
A:受験時期にはガンダムやエヴァに感化されて、漠然と映像作品が撮りたいと思っていました。
ただ性格が優柔不断なもので、学生のうちに様々な分野の映像を学んでから専攻を決めても遅くないかなぁくらいに思っていたので、幅広く学べそうなムサビを選びました。
  Q:あなたはどの受験方式で入りましたか?また受験生へアドバイスがあればお聞かせください。
A:実は僕は芸術文化学科で展示やイベント企画を学んでから、3年次転科試験で映像に入りました。でも当時の勉強は現在とても活きていますし、いや活かさない手はないと思うので、転科を考えている方はとりあえず現在の環境を存分に満喫してください。遅くはないですから(笑)
  Q:高校の時はどんなことに夢中でしたか?
A:高校時代は陸上部で砲丸を投げていました。
学校自体は県内でも有名な体育会系の男子校だったので、ここで言えないようなクレイジーな奴の巣窟でした。ゲーセン入り浸ったり、みんなで大食いチャレンジしたり、たまに出禁の店があったり(笑)とにかく何事も全力でしたね。
  Q:映像学科って一言で言うと、どんなところですか?
A:他学科よりもみんなそれぞれやりたいことが違う印象です。
まずデザイン思考かアート思考かでも分かれますし、専攻でも細かく分かれます。
その分、自分と思考の異なる人間がたくさんいるので、他人から吸収することが多いというメリットはありますね。
是非、専攻の垣根を超えた学友作りをおススメします。
  Q:どうして今の専攻を選びましたか?そのきっか��などもあれば教えてください。
A:一応専攻はメディアアートですが、最近はパフォーマンスに傾倒しています。2年生の時にepa!という舞台サークルにパフォーマーとしてふらっと入部したのですが、身体を使って表現することが楽しい!と思ってからはカメラではなく、身体から作品を考えるようになっていました。
  Q:今まで受けた中で、印象的な授業や課題はなんですか?
A:それこそ映像学科3年の選択必修に「メディアアートⅢ」というパフォーマンスの先生の授業があるのですが、これが毎回外に出て、いきなりお題に沿ったパフォーマンスをやれという、結構ぶっとんだことやらされます。でも学友の意外な一面がみえたり、何なら結構完成度が高かったりもして、いろんな意味で目の保養になりましたね(笑)
  Q:今一番興味あることはなんですか?(映像以外でも構いません)
A:最近は屋外で演劇をやることができないかと考えています。
演劇もそれこそ映像も、劇場やギャラリーという空間の中で完結してしまうのがどうも息苦しくて。だったら外でプロジェクトみたいにやってもいいのになぁと。
それもあって、最近は高山明さんが主宰する「Port B」に興味がわいてきました。
  Q:卒業制作についてどんなふうに考えていますか?
A:「初恋の告白」だと思っています。卒制は原則一生に一度しかない特別な制作なので、自分のやりたいこと、伝えたいことを思いっきり突っ込めばいいと思いますし、思いっきり恥もかけばいいと思っています。
僕も今年が卒業制作なので、一生懸命「告白」しようと絶賛模索中です(笑)
  Q:将来就きたい職業や目指しているものはありますか?
A:パフォーマンス、演劇、映像、といった幅広い作品発表やプロジェクトを定期的に行えるようなユニットを運営するのが目標ですね。
あ、でも一度だけアニメーションの監督はやりたくて、過去に構想していた物語があるので、是非実現できればなあと。
  Q:この先「映像」という分野や、自分の専攻ジャンルはどうなっていくと思いますか?
A:パフォーマンスという分野はまだまだ知られていないのが現状ですが、生活がより便利になっていくと同時に、身体性を重んじるパフォーマンスの価値は上がっていくと考えています。
それに備え、どうなっていくかというよりかは、パフォーマンスと他者が触れ合える機会を、我々自ら企画していく必要があると感じています。
  Q:あなたの好きな作品はなんですか?(映像以外でも構いません)
A:映画の「パルプ・フィクション」です。
それまで映画は僕の中で退屈なものだと思っていましたが、群像劇であることや、本筋に関係ない会話のシーンなどに魅かれ、これは「物語」ではなく、「世界」が動いていると感動した覚えがあります。
もういっそのこと、その世界に住みたいとさえ思いました。
  Q:好きな学食メニューはなんですか?
A:個人的な好みなのですが、あんドーナツが大好きでして。
学内にエミュウというパン屋さんがあり、制作しているとたまに「糖分摂取しないと!」という瞬間が訪れるので、定期的にお世話になっております。
あんこたっぷりでボリューム満点。
それでいて良心的な値段なのでつい手が伸びてしまいます。
  Q:あなたは犬派ですか?猫派ですか?その他派ですか?
A:昔から愛犬の影響で犬派一筋、だったのですが、久々に実家に帰ると猫が2匹増えておりまして、最近は猫も悪くないなと。
あと爬虫類とかも単純にかっこいいし、静かだし、長生きしそうだし、良いですよね。
ただ男はペットを飼うと婚期が遅れるらしいので、結婚するまでは辛抱しようと思います。
映像学科生の頭の中、いかがだったでしょうか?
梅本さん、ご協力ありがとうございました!
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eizou-musabi · 7 years
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[OC特別編]学生インタビュー No.3 写真専攻
オープンキャンパス2017特別企画 第1弾「学生インタビュー」
第3回目は、映像学科4年 写真専攻の 岩崎美ゆき さんにお話を伺いました!
映像学科生はいったいどんなことを考えているのでしょうか?
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Q:ムサビの映像学科を知ったきっかけと、受験しようと思った理由はなんですか?
A:高校の友達が卒業していたので名前は知っていました。
いろいろな受験方式があるため、社会人でも受けやすいことが理由です。
  Q:あなたはどの受験方式で入りましたか?また受験生へアドバイスがあればお聞かせください。
A:フランス語センター利用、小論文、感覚テストです。
美術予備校にも通ったことないし理系だったので感覚テストは4割も得点できませんでしたが、他でカバーできるので、諦めず挑戦してほしいですね。
  Q:高校の時はどんなことに夢中でしたか?
A:バレーボール
  Q:映像学科って一言で言うと、どんなところですか?
A:うーん、なんでもあり
  Q:どうして今の専攻を選びましたか?そのきっかけなどもあれば教えてください。
A:自分のクレジットで作品を作りたかったからです。
  Q:今まで受けた中で、印象的な授業や課題はなんですか?
A:2年次のデジタルドラマⅠです。
  Q:今一番興味あることはなんですか?(映像以外でも構いません)
A:いかに安く飯を作るか、小魚を飼うこと
 Q:卒業制作についてどんなふうに考えていますか?
A:昨年の進級制作のブラッシュアップ。
  Q:将来就きたい職業や目指しているものはありますか?
A:定職に着かず自由に生きたいです。
  Q:あなたの好きな作品はなんですか?(映像以外でも構いません)
A:北野武監督 キッズリターンの最後の1分
松本大洋 鉄コン筋クリート
  Q:好きな学食メニューはなんですか?
A:たかほで売ってる鶏肉を揚げたやつ。
 Q:あなたは犬派ですか?猫派ですか?その他派ですか?
A:ブサイクな猫派
映像学科生の頭の中、いかがだったでしょうか?
岩崎さん、ご協力ありがとうございました!
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eizou-musabi · 7 years
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[OC特別編]学生インタビュー No.2 ドラマ・映画専攻
オープンキャンパス2017特別企画 第1弾「学生インタビュー」
第2回目は、映像学科4年 ドラマ・映画専攻の 藤原芽生 さんにお話を伺いました!
映像学科生はいったいどんなことを考えているのでしょうか?
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Q:ムサビの映像学科を知ったきっかけと、受験しようと思った理由はなんですか?
A:予備校の先生に教えてもらいました。決めた理由は、映画以外にもいろんなジャンルを学べるからです。
  Q:あなたはどの受験方式で入りましたか?また受験生へアドバイスがあればお聞かせください。
A:一般受験で、感覚テストと小論文でした。アドバイスは、過去問を何度も解いて研究する事と、日常的に周りを気にして色々なものを観察することですね。
 Q:高校の時はどんなことに夢中でしたか?
A:放送部でパロディドラマを作る事と、家ではオンラインゲームをしていました。
  Q:映像学科って一言で言うと、どんなところですか?
A:難しいですが…バランスが良い?
  Q:どうして今の専攻を選びましたか?そのきっかけなどもあれば教えてください。
A:大学一年生の時から映画の現場に携わる事が多く、自然に自分も映画を作りたいと思うようになりました。
 Q:今まで受けた中で、印象的な授業や課題はなんですか?
A:「デジタルドラマⅠ・Ⅱ」です。1年生の時は先輩の課題作品に役者として出演し、2年時の「Ⅰ」では役者と照明部で、3年時の「Ⅱ」では監督をして、4年になった今は後輩たちの現場に撮影で関わっています。短編ドラマを作る授業です。
  Q:今一番興味あることはなんですか?(映像以外でも構いません)
A:植木鉢と祖母
  Q:卒業制作についてどんなふうに考えていますか?
A:映画のようなものを作りたいと思っています。今企画を考えていて、これから脚本を書きます。
  Q:将来就きたい職業や目指しているものはありますか?
A:実写系のCG合成、VFXの会社を受けています。知り合いや友達と将来仕事をするのが夢です。
   Q:この先「映像」という分野や、自分の専攻ジャンルはどうなっていくと思いますか?
A:プロとアマチュアがより近づいていくと思います。
  Q:あなたの好きな作品はなんですか?(映像以外でも構いません)
映画…勅使河原宏の砂の女など
  Q:好きな学食メニューはなんですか?
A:みそラーメン
  Q:あなたは犬派ですか?猫派ですか?その他派ですか?
A:鼠です
映像学科生の頭の中、いかがだったでしょうか?
藤原さん、ご協力ありがとうございました!
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eizou-musabi · 7 years
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[OC特別編]学生インタビュー No.1 アニメーション専攻
オープンキャンパス2017特別企画 第1弾「学生インタビュー」
第1回目は、映像学科4年 アニメーション専攻の 岡田真由子 さんにお話を伺いました!
映像学科生はどんなことを考えているのでしょうか?
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Q:ムサビの映像学科を知ったきっかけと、受験しようと思った理由はなんですか?
A:デザイン学科を目指して1浪していた時に、やりたいことはこれではないかもしれないと感じていて、予備校で映像コース生徒募集の張り紙を見て映像学科のある大学があると知りました。今考えると映像を作ったこともなかったし、機械音痴なのに、絵と話を考えるのが好きだからという理由で「私のやりたいのは映像だ」と突発的に受験しました。
Q:あなたはどの受験方式で入りましたか?また受験生へアドバイスがあればお聞かせください。
A:一般方式です。デッサンと、感覚テストで入りました。最初は小論文で受けようと思っていましたが壊滅的にできなかったので、直前にデッサンの方が得意だと気がついて、デッサンにシフトしました。受験勉強の時間を小論文よりもデッサンの対策に当てればよかった、と思ったので、苦手なことを無理矢理やるよりも自分の得意なことを伸ばした方が近道かもしれません。
Q:高校の時はどんなことに夢中でしたか?
A:美術部だったので、油絵に夢中でした。ファンタジーみたいな写実系のものを描いていて、物語を考えてから絵にしていたのですが、毎日話と絵のことで頭がいっぱいで授業中も電車の中でもどうしたら木の描写が上手くできるかとか、ストーリーのアイデアとかを考えていました。
Q:映像学科って一言で言うと、どんなところですか?
A:「自由なところ」授業もそんなに縛りがなくて、人もみんな個性的で、アイデアだとか考え方とかではこういうことはしてはいけないとか、ここはこうしなければならないとかそういう類のことは全然なくて、やりたいことは自由にできる場所だと思います。  
Q:どうして今の専攻を選びましたか?そのきっかけなどもあれば教えてください。
A:1、2年生の時は実写の映画が楽しくて、実写をやっていました。3年生の進級制作でアニメーションを制作したのがきっかけです。アニメーションを作ることがとにかく楽しかったので結局、高校生の時から何も変わっていなくて一番好きなことは話を絵にすることなのかもしれないと思いました。それで卒業制作もアニメーションを制作することに決めました。
Q:今まで受けた中で、印象的な授業や課題はなんですか?
A:2年生の時の「デジタルドラマⅠ」です。1グループ14人で監督・撮影・録音とか部署に分かれて短編ドラマを制作するのですが、徹夜だし、グループ内でもめたりで、制作途中は「もうやめたい。」って思っていました。でも、いつの間にか楽しくなっていて、授業が終わると、もっと実写やりたいって思っている自分がいて、すごく不思議な授業でした。面白い案とか、強い意志がある人が多くて、グループワークの授業は全部楽しかったです。
Q:今一番興味あることはなんですか?(映像以外でも構いません)
A:「無がある」ことについてずっと考えています。空気の酸素や窒素の原子を取り除くと無で本当に何もなくなると思うのですが、そうすると私たちは息をした時に、わずかな無を体に取り込みます。なかったら取り込めないわけで、体に「無」が入る、それは無がある、ってことになると思うのですが、無があるって、あったら「無」じゃないので矛盾していて、どういうこと、ってなっています。息をするたび「やばい、無を、吸い込んでいる」って思っています。一番興味があるのは宇宙とか、ブラックホールとか、そういう「無なのに存在しているもの」です。
Q:卒業制作についてどんなふうに考えていますか?
A:具体的な話はまだまとまっていないのですが、テーマは「人の胸の痛み」で、アニメーションでやることは決めています。誰の模倣でもない、自分の内面から出たもの、自分で見つけた答えで作品を作れたらいいなと思っています。
Q:将来就きたい職業や目指しているものはありますか?
A:生きるのが辛い人や、悲しいことが沢山あった人の救いになる作品を作れるようになるのが目標です。そのために、もっと人の気持ちを理解して寄り添える人間にならなければと思っています。
Q:この先「映像」という分野や、自分の専攻ジャンルはどうなっていくと思いますか?
A:食べ物みたいになくて生きていけないものではないですが、面白い表現や凄い映画はどんどん出てくるし、「凄いものを見たい、面白いものを見たい、経験したい」と思う気持ちを人間が失うことはないと思うので、面白い映像を作る人がいる限りそれを見たいと思う人も沢山いて、ずっとそうやって、新しい映像を作る世代が入れ替わり立ち替わり映像のレベルが更新していって、実写でもアニメーションでも、100年後とかには想像できないくらい物凄いことになっているのではないかなと思っています。
Q:あなたの好きな作品はなんですか?(映像以外でも構いません)
A:特に好きなのはイ・チャンドン監督の「オアシス」、ポンジュノ監督の「shaking Tokyo」です。最近はウディ・アレン監督にはまっていて、作業している時も部屋の中でずっと映画が流れています。ドキッとする作品が好きで、好きになると同じ作品を10回、20回と延々見てしまいます。
Q:好きな学食メニューはなんですか?
A:ハヤシライス濃くて美味しいです。
Q:あなたは犬派ですか?猫派ですか?その他派ですか?
A:爬虫類派です。小さい恐竜みたいで格好よくて好きです。昔、カメレオンを飼っていました。あと、蜘蛛もとても好きです。
映像学科生の頭の中、いかがだったでしょうか?
岡田さん、ご協力ありがとうございました!
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eizou-musabi · 8 years
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腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(2007)
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腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(2007)/監督:吉田大八/原作:本谷有希子
 この映画は山々に囲まれた長閑な田舎町を舞台に、緊張感溢れる兄妹たちのひと夏の日々を描く。
両親の死をきっかけに帰郷した美貌の長女は我が儘放題でもって家庭内に君臨する。東京で女優として上手くいかないのはすべて妹のせい。勝手な理屈で妹を虐めるが、妹はこっそりと姉をモデルにホラー漫画を描く。長男の嫁は夫のDVにも義妹の馬鹿にした扱いに対しても常に笑顔で「きれい事」ばかり言いながら強靱な精神力を見せ、鼻歌まじりに呪いのような「おかんアート」人形を作り続ける。
三人の女たちはそれぞれずれた方向を向き交わることなく、女たちに翻弄された長男は壊れてゆく。
絶望的な家族の上で空は抜けるように青く緑は眩しく、そして女たちはしたたかに生きている。明日は希望と少しばかりの不安に彩られている。
 浅野優子
映像学科 非常勤講師
担当:アニメーション演習A・B(2年)、CG&アニメーションⅡ(3年)
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