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doitsunonihonjin · 5 days
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大事なのは「やる気」
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マウンテンバイク(MTB)教室行き、決定――スポーツ系の習い事としてアイスホッケーのほか体操系、ダンス系を試してみてもモチベーションは感じられず、当地にいながらサッカーには(仲間とたま蹴りは好きなくせに)1mmもなびかずにいた我が家の男児ですが、ついに見つけたようです。日増しに伸びる体力と恵まれた体格を、存分に使う場ができました!
日曜の朝。ドルトムント郊外、集合場所となっているサッカー第5リーグチームのホームグラウンドへ行くと、集まってきた子供たちが周回ルートを走り“自主アップ”を始めました。何はともあれ、皆に倣って列に加わり流れに乗る息子を、密かにガッツポーズをして見守りました。そんなに自主的に子供たちの輪に加わる息子を、わたしは初めて見たのです。
そのうちインストラクターが到着すると、面々が緩やかにご挨拶。インストラクターのひとりが初顔のわたしたち夫婦を認め、挨拶に寄ってきました。事前に参加の旨を伝えていましたが、給水ボトルはインストラクターが持っていってくれること、万が一の時のために携帯番号をシェアすることなどの伝達があり、息子の名前を再確認して終了です。
ちょうど近くを通り過ぎる頃合いを見て、先ほどのインストラクターが息子を呼び止めていました。遠目に見ていると、ヘルメットのフィッティングにはじまり、車輪周り、ブレーキ、ハンドル周りやフィッティングを確認しているのが解りました。そのほか、自転車に乗れるか、他の子供たちと(親の見えない所へ)走りに行けるか、ということは事前にメールでやり取りがあったものの、細かなことは何も無し。ヘルメットを含む装備、更に「やる気」があることが、まずは大事なこと。柔らかな子供が何かを新しくスタートする際は特に、証明も、型も、禁止事項の知識も要らないこの感じは確かに、わたしが愛しているドイツだなと思ったのでした。
そういえば、息子がまだ小さい頃に通った水泳教室だってとても自由でした。やりたい放題のボーイズを本当に上手にいなして、練習を導き、最後にはテストを通過できるスイミングスキルが身についていたのですから。
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インストラクター2人にはさまれた4〜6歳の子供たち12人は、およそ1時間のトレイルライドへ。MTBerの保護者おふたりは、一緒に出かけていました。わたしたち夫婦はもちろん自転車乗りなのですが、ロード、ピスト、クロス、シティー(重量級Eバイク)とそろいつつ、MTBにはどうしても興味なし。泥だらけの身とバイクで戻ってきた息子は、ラクに走れる場所では前を走る男の子とずっと話しながら走ったことや、森を巡り、泥の道、石だらけの小山を上った話を随分と生き生きと聞かせてくれました。嬉しいですね。
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泥だらけのバイクの洗車は、ガソリンスタンドに常設されている高圧洗浄機(数分1ユーロ)を利用しました。あっという間にピカピカになり、気持ち良い! 帰宅後チェーンなどにオイルをさして、次の出番の準備は完ぺき。ゆっくりお休み〜(息子&バイク)。
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doitsunonihonjin · 3 months
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WWⅡの不発弾処理と避難
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とうとう我が家にも避難勧告が来ました… 第二次世界大戦の不発弾。イギリス製、重量250kg。ここドルトムントには、いまだごろごろ埋まっているやつです。
思うに戦後、復興が急がれた、あるいは技術・人手不足がために多くの不発弾が地中にあるまま街がそびえたのでしょう。担当部署は、絶えず地中を探査し続けているのものの、水道管や電気(地中)工事中に見つかることもあれば、今回のように建設作業中に見つかることもあるのです。見つかるたびに、市が公式情報出すのですが、今回は処理現場の経に見事に我が家が入っていました。自分たちが避難するのは、初めてのことです。
時は、23:00。TVでは、賃貸物件で立ち退きを迫られるケースが増加している、という問題提起のドキュメンタリーが流れていて、夫・クリスティアンと見入っていました。すると夫が突如、「え、ここ出なきゃ」。我が家は賃貸でなく持ち家ですが… 何言ってんのさ、と言う間もなく、「避難しなきゃだめっぽい」。
Facebookのフィードに、広告として表示された不発弾処理&避難勧告エリアの情報。その時はまだ、門戸を叩く消防・警察はおらず、どうすんのかね〜、避難かね〜とふたりで話しつつそわそわしていました。夫はとりあえず現場を伺いに外出。わたしはといえば、今夜は髪を洗いたいなと思っていたので、そそくさとシャワーへ… で、コンディショナー中にスマホの緊急警報が鳴り響きました。やっぱり今やることじゃなかったかしらと焦りつつ、今回の砲弾はめちゃくちゃ建物の近く(むしろ横)なので、解除に時間がかかるかも=避難が長引くかも、とも考えてヨシとしました。
緊急避難バッグは、日本を出てから用意したことがなく、「こんなことなら」と思えど後の祭り。わたし、旅行準備のパッキングに信じられないくらい時間がかかります。さて、短時間で冷静に、必要なものを持ち出せるかな… 最初に掴んだのは、歯磨きセット。それから化粧水とコットン、化粧オイル、保湿クリーム、香水、スマホ充電ケーブル、パジャマ、パーカー、必須薬、耳栓、エナジーバー×3、リンゴ×2、息子の水、息子とわたしの本、息子のDVDプレーヤー。我ながら、良くできま… ん? 大事なものを忘れていますね。パスポートやID、免許証、銀行カードなどが入った財布。
避難先はどこぞの体育館なので、近場のホテルを調べるも、どさくさ値上げで断念(通常価格の4〜5倍!)。とうの昔にワインを飲み終わっていたわたしが、直前までビールのボトルを握っていた夫よりマシだからと、暗闇での運転を任されつつ、アラートから1時間後、夫の友人宅にて無事寝床にありつけました。ありがたや。本もDVDも必要なく、家族みんなぐっすり眠ることができたのでした。
早朝には、不発弾の無効化と共に避難勧告も解除。息子を幼稚園へ送りがてら、帰宅できました。すごく疲れたのだけど、休める場所があったことは本当に助かりました。市の報告によれば、体育館へ避難した住民は300人強。避難対象となる住民がおよそ2,000人だったことを考えると、友人や家族などの自主避難先へ向かった人がいかに多いかがわかります。実際、同じ建物内の赤ちゃんを抱える家族は、詳報を待たず終電に飛び乗り友人宅へ向かいましたし、今回対象にならなかったものの市内に住む友人は、何度か経験した不発弾避難にて、彼らの友人宅でお世話になったと話しています。
わたしたちの住まいは、知る限り自然災害による危機は無く、日常で緊急避難バッグといった備えの必要性を感じることはありません。ですが、例えば今回持ち出したものは、全て簡単に取り出せるものばかりでした。エナジーバー(補給・補助食)は常備しておき、持ち出しに適したスナック類は収納場所内で更にまとめておく。寝具なども詰め込める大きな袋・バッグを手近に用意しておく(特大ブランケットをふろしきにする、も◎)――このくらいはやっておいて損はないかな、と思いました。
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doitsunonihonjin · 4 months
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世界史資料集を6歳と開く
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新年明けましておめでとうございます。どうやら温暖化によって、イギリス方面から湿った空気が常に流れ込んでくるらしく、ドイツ国内で水没気味の地域がかなり拡大しています。ドルトムントでも、来る日も来る日も雨、強風、曇天。初日の出はもとより、太陽を拝む機会は皆無です…。
息子の幼稚園は来週開始。雪でも降れば楽しいものの、ぐちょぐちょびしょびしょの寒い屋外活動に魅力があるはずもなく、ほとんど自宅で過ごす毎日です。ただ、6歳になってからは、旺盛なエネルギーが知識の吸収やクリエイティビティーへも向けられ、(息子ひとりの時に限っては)走り回れなくともそれなりに過ごしようがあるのがこれまでと異なり嬉しいところ。
きょうは、昼ごはんが用意できるまでの間に世界史資料集(1999年発行…)を与えたところ、食い入るようにページを繰っていました。こちら欧州は騎士、城、ローマ遺跡… などが身近にある文化。特にこのごろの息子のハマりごとがアステリックス(※)とあって、ローマ帝国あたりの実際の歴史資料があるかしら、と開いてみせたのでした。
※アステリックスは、1959年にルネ・ゴシニとアルベール・ユデルゾによって生み出されたフランスコミックのシリーズ、およびその主人公の人気キャラクターの名である 〜Wikipediaより
わたしは試験としての歴史は全く不得手だったのですが、物語としての歴史は大好きで、資料集も好きでした。捨てずにおいたら子供が見るようになる… なんて思ってもみませんでしたが。ドラえもんで見た「土偶」、恐竜化石の多数発掘地「モンゴル」などのページに遭遇しては息子が度々反応しており、「資料集、やっぱり面白いな」と改めて感じたのでした。
そうこうしている間に、午後には雨が止むという予報。息子を散歩に誘うと、つい最近手に入れた双眼鏡をやっと外で使える、と張り切って着替え始めるではないですか。あら珍しい(いつもは、寒いと出たがらないのにw)。というわけで、年始初のアウトドアアクティビティーは、バードウォッチングでした。再び雨が降り出し、安価な双眼鏡が寒さと湿気で曇り出すまでは…。その後はやっぱり、走り回っていました!
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doitsunonihonjin · 6 months
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子供部屋の机をDIY
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近ごろはわたくし、修繕やリファービッシュなどもっぱらパワーワークをしています。キャビネットの次にやってきたプロジェクトは――息子のデスク! 絵を描いたり書物をしたり… 息子が毎日机に向かう時間は日に日に長くなり、まだ就学前ですが子供向けお絵描きコーナーから机にレベルアップしてあげたいなぁと、ちょうど思い始めたところでした。
ある日、息子を迎えに行った保育園で、子供たちの工作室を大掃除している場面に総遇。屋根の水漏れがあったようで、水ぬれやカビなど被害が大きく沢山のものが廃棄行きとなっていました。そこにあったのが、作業台。帰りかけていたのを引き返し引き取っても良いか尋ねると、むしろ廃棄物が減るので持ち帰りはウェルカムとこのと。
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ドイツでよくある年季の入った無垢材の作業台は、美しく、ビンテージ品としてインテリアに取り入れる人が少なくない昨今。例えば友人は、ファームハウス風に家をリノベーションした際、マスターバスルームの洗面台として使っていました。安価なものでも、大体5万円前後でしょうか。今回は、小ぶりのサイズのものとはいえ、それを無料で手に入れるチャンスに恵まれたわけです。
引き取った作業台は、それはそれは荒れ果てていました(笑) あちこちに打ち込まれた釘、あらゆるところに垂れて表面を覆う接着剤、縦横無尽なペンキやのこぎり跡。載せられていた木材ごと水濡れにあった場所はカビの黒ずみやぬれ跡があり、そうかと思えば乾燥した木はひび割れやささくれも見られました。作業台が子供たちに囲まれて保育園で過ごしてきた日々を思うと、賑やかな声が聞こえてきそうです。
幸い、子供のちからで打ち込まれた釘はすんなり抜くことができました。カビや水ぬれ跡もほぼきれいになったと思います。接着剤には、一番手こずりました。削ったり剥がしたりするも、なかなか終わりが見えず、鉋(かんな)を買ったりもしてみましたが、納得には程遠い。どうしたものかとバルコニーに放置したままでいると、雨が吹き込みこりゃまずい。ところが、何やら接着剤部分が白っぽくなってかんたんに剥がせるではないですか! 雨の中作業を続けた結果、無事接着剤をクリアできました。
あとは、ひたすら電気ヤスリで削り、仕上げには床&家具用のワックスを擦り込みました。ツールボックス部は、ぬれて浮いてしまった合板の底の一層目を剥がし、削った後グレーにペイント。台を支える脚のフロント部は、左右に渡した支えを外してデスクとして使いやすくしました。
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仕上りに、満足◎ 息子も、「保育園にいるみたいじゃん」とかいいながら、出来上がりには満足したようで、吸い付くように“新しい”机に向かい、寝るまで絵を描いていました。椅子には、セカンドハンドで購入したIKEA KULLABERGを合わせました。心配した机の高さは、身長126cmの今の息子にはちょうど良さそう。もう少し背丈が伸びたら、台の脚にヘビーデューティーなキャスターを付けてあげる予定です。
4年前に子供部屋をデザインし始めた時は、IKEAで天板を仕入れれば棚(KALLAX)とつなげて机になるなぁなんて考えていました。その後パワーワークに目覚め、打ち棄てられているものを蘇らせてインテリアに合うよう作り変える自分になるなんて、思ってもみませんでしたよ。より地球に優しくなれている… のかな!
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doitsunonihonjin · 1 year
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リノベの一歩
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リフォーム(改築)後10年、居住6年を前にリノベーション・修繕計画が進行中の我が家。今回いじるのは、マスターバスルーム、アイランドキッチン、エントランスホール、玄関扉、ゲストバスルーム扉です。
きょうは、建具職人オフィスのプランナー/デザイナー氏に来てもらいました。現状(課題)・希望をきっちり示し、わからないことや曖昧なこともはっきり伝えて検討し、2時間半みっちり。後追いで、イメージ写真や要確認事項をメール送信。なんだか、映画俳優さんらがメイクやファッション周りのスキルアップするのを実感した気がします。プロと話したり、仕事ぶりを見ると「ほぅほぅ」って自分まで手際良くなるもの。
そんなプロ中のプロである職人をまとめるサービス(デザイン事務所的な立場)は、ドイツではメジャーではないようです。職人業が立ってるので、職人としてはまとめられる必要がない訳です。また、ただでさえ職人費がめたくそ高価なので、それをまとめるサービスはとても高級になるでしょうし…。
でも顧客として、これから更にローカルの電気工、配管工、タイル職人、シーリング職人等々に連絡を取って来訪予定を立て、打ち合わせ、スケジュール進行させるの――は、わたしには無理ですよ。更に我が家のDIYスキルも限られてるよ。ってわけで、大掛かりになりそうなマスターバスルーム向けに、水場に強いデザイン事務所からも来週人が来ることになりました♥(おいくら万円?!)
ちなみに、職人職人と書いていますが「職人=マイスター」であって、資格です。職人になるには、職業訓練を経て資格を取る必要があります。職人は、他の職人の領域を、例え出来たとしても触れません。顧客としてはそれがフラストレーションになるのですが、各々の職人が残す仕上がりは然り、現場で起こる予定外の物事に対処する術もそれはそれはスマートで、見惚れます。例えばサイズや形に関することであれば、“規格外”などないかのように「そこに現れた物を解決」します。我が家はアルトバウ(新築でなく古くからある住戸。ここは、およそ築120年)ですから、職人さんが入るとそういった場面を目撃する機会が沢山あります。これからまたそんな職人技を見られると思うと、わくわくしますね!
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doitsunonihonjin · 1 year
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ガーデンシーズン開き
2023年ガーデンシーズンの活動はじめ。新芽が本格的に動き始める前、多年草や樹木の枯れ枝・葉を整えるところから、わたしのシーズンが始まります。冬の間は、霜や寒さから植物を保護し、小動物や昆虫の隠れ家となるよう、枯れ枝・葉はそのままにしておくのです。
久しぶりの肉体労働で心地よい疲労感! ガーデンで一番最初に彩りを見せたクロッカスに惹かれ、ひと息つきつつ近寄ってみると… 惹かれたのは、わたしだけではなかったようです。クロッカスは、ミツバチとマルハナバチで大賑わいでした。
さて、自宅でも色鮮やかなサプライズがありましたよ。Happy Valentine's Day!
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doitsunonihonjin · 1 year
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ドイツでできる自作おせち
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明けましておめでとうございます。2023年の正月には、初めておせち料理を揃えました――といっても種類は、伊達巻き、鮭昆布巻き、七面鳥松風焼きのみです。正月って、大晦日のどんちゃん騒ぎの名残だけでなくやっぱり少し格式ばった雰囲気が欲しくなって。それにしても、これまでどうしておせち料理を作ってこなかったのかしら? 渡独後7回は正月を過ごしてきた計算になるのに。改めて振り返ってみたところ、年末年始は旅に出ている頻度も高く、自宅で新年を迎えたのは今回を含め3回だけでした。年末におせちを準備し、自宅でゆっくりと祝う機会はなかったというわけです。
おせちに何を作るかの選択基準は、4つ。食べたいと思うもの、おせち料理の意味が我が家に合致しているもの、ドイツの地で作れるもの、家族が食べられるであろうもの。例えば数の子やイクラなどの魚卵は、苦労して入手し作ったとしてもドイツの人々にはハードルが高い食材ですし、「子孫繁栄」「まめまめしさ」を願うのは(日本女性として聞き飽きた)説教めいていて自作するには自虐的です。今回の3種類は夫や息子も堪能することができ、良い選択だったなと思います。
伊達巻きは、昔の書物に見えることから、文化・学問・教養の向上と発展を願うもの。一般的なレシピだとはんぺんが入りますが、トースト用のパン(日本の食パン)と牛乳で代用しました。魚っぽい独特の臭みがなく、おかずというよりはデザート的な位置付けで楽しめました。
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昆布巻きは、友人が日本から届けてくれた出汁昆布が大判だったおかげで作ることができました。市場(マルクト)で仕入れたサーモンと、かんぴょうの代わりに楊枝を使いました。圧力鍋で加圧後、他の作業をしている間に煮詰めただけなので簡単! 「よろこぶ」と音が同じ昆布を幾重にも巻き幸せを願って。
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上(おもて)にだけトッピングを施した松風焼きは、裏には何もない、つまり隠し事のない人生を願うもの。ドイツでは鶏のひき肉は市販されていないので、フードプロセッサーを使用して自分で仕立てます。今回は七面鳥(Pute)を購入、そしてトッピングには市販のトマト×オリーブペースト、クリームチーズ×ゴマを用いて洋風にしました。七面鳥ということでしっとり目のトッピングにしたにも関わらず、ちょっとドライ過ぎました…。こちらはおいしい豚肉天国なので、今度は豚にしちゃうかも?
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そして、松風焼きのトッピングは紅白色にしました。紅白は平和を願うおめでたい色合わせであるほか、赤(紅)は「魔除け」白は「清浄」という意味もあるそうです。これはぜひ取り入れなければと、おせちばかりでなく今回は玄関扉飾りや鏡餅といった正月飾りにもふんだんに投入しましたよ。紅白松風焼きはさらに市松模様型に配しました。市松模様には、その柄が途切れることなく続くことから繁栄の願いが込められています。
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おせちの盛り付けは、これまで我が家でお披露目されることはなかった漆塗りの丸盆に。あ、飾り付けに使おうと思ってデュッセルドルフの「MUJI」で買ったレンコンチップス忘れた! 「硬い殻が家庭の平和を願う象徴」と知って加えたかったクルミも忘れた! 来年、来年…。
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doitsunonihonjin · 2 years
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わたしの有機農業の師
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日本の有機農業を埼玉から導いてきた金子美登(よしのり)さん(74歳)が亡くなりました。9月24日に田んぼの見回り後、帰宅しようとしたクルマの席で亡くなっていたそうです。わたし自身埼玉生まれとして、農に携わる者として、また金子氏の発信してきた農法に救われた者として大きな損失を感じています。豊かな毎日を生きるヒントをくださり、ありがとうございます。これからの地球の未来を、どうぞ見守っていてください。
金子氏の著書『有機・無農薬でできる野菜づくり大事典』(2012年)は、2017年に赤子を抱え畑を引き継ぎ、右も左も分からないところから作物を育て始めたわたしにとってのバイブル的存在です。有機・無農薬での畑づくりを模索する中で、その後「パーマカルチャー」「無耕作農法」などの理念にも触れるようになりましたが、今でも金子氏の本を開かないシーズンはありません。
金子氏が今から半世紀前有機農業にいち早く取り組んだのは、農業家として農業家のこと、その未来を考えたからだと思っています。太陽光やバイオガスといった持続可能エネルギーを農場に用い、地域で回収された調理済み油を農機のガソリン代替エネルギーとして活用していたことも、亡くなってから知りました。トレンドや気候変動に対する世界的プレッシャー、フォロワー数などとは無縁だった頃から築かれてきた金子氏の有機農業ですが、今の時代にこそ必要とされていることでしょう。
金子氏の人となりに直接触れる機会は得ませんでしたが、授かった知識でドイツ・ドルトムントの地に育った作物は数知れません。これからも、こちらで着実に実践させていただきます。合掌。
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doitsunonihonjin · 2 years
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ラテアネ、ラテアネ
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幼稚園お迎え後の帰り道にて。年長の子たちがペットボトルのラテアネ(ランタン)作りをしてたんだーと言う息子から、「ぼくもやりたかったんだ」オーラが漂っていたので、「やりたかったのならそう言って一緒に作れば良かったんじゃない?」と応じると、「できなかったよ。(年長アクティビティーは年長だけができる)ルールだから」と返事があり、やっぱり寂しげ。「それじゃあ、家でママと作ってみよっか?」「うん!」――ということで、工作時間を楽しみました。
ドイツ各地には、ラテアネを持って11月の暗い道を練り歩く、聖マルティンのイベントがあります(聖マルティンについて、詳しくはこちら)。わたしもかつて在独時に、幼稚園でラテアネを作ったことがあります。温かい服装で、ロウソクの灯ったランタンを持ち暗い道を進むのは、子供にとって非日常的で幻想的。ロウソクの火がラテアネに燃え移らないようにと気を付けていたこともあり、お祭り騒ぎというよりは静かな、神妙な気持ちになるイベントだったと記憶しています。
息子が希望したデザインは、マウス。こちらの動画を参考にしました。オレンジの薄紙なんて持ち合わせていなかったのですが、マウスのボディーとしては、これが肝。素材としていつ蓄えたか分からない白い薄紙を発見できたので、オレンジのペンで息子に色付けしてもらいました。それをビリビリと破いてボトルに貼り付け、蛇腹の手足パーツと耳・口、目(カラーシールにペン描き)、ひげと鼻(白ポンポンを黒に塗り替え)も加えていきます。輪ゴムと割りばしを吊りパーツにし、屋内でLEDキャンドルを灯してみると… いい感じのオレンジ色の明かりになりました。あした、幼稚園に持って行きたがるかな?
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doitsunonihonjin · 2 years
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幼稚園から始める「やめて」の訓練
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幼稚園で一番初めに覚えることって何でしょう? あいさつ? お片付け? ――いいえ、息子が通園しだした時に初めて教わったことは、嫌なことをされた時や嫌だなと感じた時に相手へその気持ちを伝えるフレーズでした。てのひらを相手側へ突き出し、こう言います。
「やめて、わたしそれ嫌!('Stopp, ich will das nicht!')」
間もなく5歳、通園して2年を終えようという息子は、このスキルがとても未熟です。自ら言うことも、言われたら直ちに止めることも。ところが、子供社会とはいえドイツではこれを身に着けなければどうにもならないのです。ドイツで子供は、小さな人間というだけで「個人」。意思表示の中でも、制止力のあるこのフレーズは極めて重要とされています。まさにこのフレーズがタイトルとなった、あるいは同カテゴリーの幼児向けの本がいくつも出版されているくらい。
きょうも、お迎え後に幼稚園から離れること10分。自転車の後部席から息子が、「きょうKとLが砂かけた」とポツリと言うので「ふざけてみんなでかけ合ったんじゃなくて?」「違うよ」。Kは度々息子にちょっかいを出しますが、基本的にはよく遊ぶグループです。Lはいつもなら息子と無邪気に遊んでいますが、今回はKにならったのでしょうか。わたしは自転車を停車させて息子へ向き直り「ストップって言った?!」と尋ねると、目をきょどきょどさせて「うん… でもまだかけるんだ」。
汗に混じった額の砂は、こういうわけか。よく見ると、砂は目や耳にも入っていました。あぁ、先生と向かい合っていれば話せたものを、今それを打ち明けるか… 電話では、正確なファクトを���認し、はっきりと意見を伝え、納得する方向性を探るという一連の流れをドイツ語で穏やかな雰囲気を保ったまま進める自信が、わたしにはまだありません。
翌日へ持ち越したくなかったので、すぐさま夫へ電話で依頼。まだ園に残っていた担当の先生に電話がつながり、15分程度話したと言います。要約すると、先生たちも息子が「やめて」と言えない問題を認識していて、見守りつつ指導は続けているのだそうです。遊んでいるおもちゃを横取りされれば諦めてしまい、嫌なことがあるとその場から離れて(逃げて)しまう。また、たびたび夫やわたしに向けられる幼稚園後の激しいわがままは、そんなうっぷんを晴らすためかもしれないと指摘がありました。
夜に、夫が息子に「やめて」のトレーニングをしていました。しっかりと相手の目を見て言うこと、はっきりと大きな声を出すこと、伝わるまで何度も繰り返すこと。1度目は良く言えていた息子も、ドイツあるあるの子供を演じる夫が「やーだね」と突っぱねるとそこで諦めてしまっていました。しばらく続けたものの最後には息子が泣き始め、トレーニングは終了。台所からその様子を見ていたわたしは、胸が痛くてたまりませんでした。
息子よ、残念だけどそのスキルをママは上手に教えられないんだ… 小学校へ進む前に、ドイツの子供たちが学ぶ大事なこと。息子がそれを身に着けてくれること、またそれを訓練させてあげられる環境にいることを、心から嬉しく思っています。がんばれ!
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doitsunonihonjin · 2 years
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収穫3時間後の食卓
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乾燥しきりかつ熱波到来中のドルトムントに、今夜久しぶりのまとまった雨が降る予報が出ています。午前中は、雨水を集めるバケツを並べたり雨水貯水タンクへの雨樋を掃除したりと土砂降りに備えつつ、収穫できそうなものを畑から採ってきました。ランチは、収穫3時間後のニンジン葉のジェノベーゼ 焼きズッキーニのせ。
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間引き人参の葉っぱはまだ柔らかいので、おいしく食べられます。でもこれを調理する時のはいつも、優秀なフードプロセッサーが欲しくなる… わが家のミキサーで長時間奮闘後に出来上がるのは、ざっくりジェノベーゼ。ナッツも荒いです(笑)
2022年シーズンは、野菜21種、ベリー5種、香草8種、リンゴ4種がガーデンで育っています。野菜は特に順調。シーズン前に畑周りへ設置したナメクジ・カタツムリガードが効果を発揮し、エクストリームな天気にも関わらずみんな元気でおいしくできていますよ!
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doitsunonihonjin · 2 years
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青空カクテル教室
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先日、ドルトムント近郊を拠点とするバーテンダーをガーデンに招き、カクテル教室を開催しました。バーテンダーが持参した12種類のセレクションの中から飲みたいカクテルを選び、手ほどきしてもらいながらカクテルを仕上げました。バーテンダーの男性はあいさつ時、「私だけが(シェーカーを)振り続けなくとも楽しんでいただける」と冗談を交えて会の魅力を紹介していましたが、まさにそのとおり。自分が好きなカクテルをこの手で作れば、出来上がりに納得する外ありませんし、たとえ100%満足でなくとも好みの味へ向け次に作る際に調整する楽しさが生まれます。
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何よりも素晴らしかったのは、ガーデンの旬をアレンジ素材として取り入れることができたこと。バーテンダーに、このガーデンに何か使えるものはあるか尋ねると、「ラズベリーモヒートなんかおいしいですよ」と勧めてくれました。それって最高! ということで、さっそく収穫に走りました。1杯目は、もぎたて木苺のモヒート。うまい…。備忘録として分量は次のとおりです。
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〈ラズベリーモヒート〉
ライム 4かけ(1/2個を4等分)
ミント 5枚
ラズベリー 10粒
ブラウンシュガー 大さじ1
ライムシロップ 4cl
ラム 4cl
ジンジャーエールまたは炭酸水で満たす
ライムの皮で香り付け
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2杯目には、リゾート地でわたしが必ずオーダーする「ピニャコラーダ」。これは失敗でした。例えばタイではココナッツミルクを使っていますが、この日は生クリーム版のレシピでわたしには期待する味よりも重たすぎてしまいました。生クリームをかなり控えてみれば違ってくるのかな…。
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そして3杯目は、「カイピリーニャ」を選びました。カシャーサ(サトウキビが原料の蒸留酒)ベースのカイピリーニャは、ドイツでカクテルを飲んだことがある人ならば必ず触れるであろうカクテルです。わたしが大学時代にドイツへ短期留学生として来た際に覚えた味でもあります。この味が東京でも恋しくなり様々な上品なバーでオーダーしたものの満足する味にはなかなか出会えなかったことから、“ラフに”作るからこそおいしいカクテルだと個人的に思っています。初の自作カイピリーニャは大成功、いや人生ベストだったんじゃないかしら。
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実はこのカクテル教室は、夫の会社のチームビルディングアクティビティとして催したのですが、ガーデンを提供するホストのわたしもご相伴にあずかりました。最年少参加者の息子も、人生初のカクテル(ノンアルコールの「バージンモヒート」)をバーテンダーに作ってもらったほか、ライムを切ったり、ミントの葉を数えてちぎったり、グラスの中で材料をつぶしたり… と、カクテル作りも一緒に楽しみました。翌日のディナーテーブルでは、「きのうカクテルおいしかったねぇ」と笑顔のコメントをくれました。お早いカクテルデビューとなりましたね。
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doitsunonihonjin · 2 years
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ペディキュアのお話
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日曜夜から息子が高熱を出していました――そんな時はもれなく夫出張にてワンオペ看病。今回息子は食欲がなく吐気にも苦しみ、今週に入りまともに食べられていませんでした。ヨーグルト、ハチミツ蒸しバナナ、黒糖とろとろおろしリンゴ、ジャガオニみそ汁、白ごはん、やわらか野菜入りにゅうめん、アイスクリーム、バナナラズベリーハニーシェイク… どれも味見程度に数口飲み込むだけ。今朝はおならでうんちも出てしまったようで(おならは良いサイン)、見るのも辛い骨ばってしまった脚を温かいお湯で中下(「わが家では下半身洗う」の意)。体重計に乗せてみると、3日で3kg減。まっすぐ歩くことができず、「倒れそうになっちゃった、ははは」とおどける息子の様子に涙がつまるつまる…。
3日3晩の看病に参ってしまい、わたしまで寝込みそう。いやでもこれじゃいかんと、ペディキュア(フットネイル)でもやってみることに。思考の向きを転換させ、ただネイルに集中。トップ写真はそんな復活を祈ったネイルの出来上がりです。
こんこんと眠る息子のお腹から空腹の音が聞こえていたので(これまた良いサイン)、昼時ににゅうめんを勧めると、昨日より気持ち元気が増して食べ始めました。体温も平熱で落ち着いてきた模様。ほっ。トイレの介助をしていると、下を向いていた息子が「あ、爪新しい���。そうなのだ。息子は母のネイルに一番にコメントをくれるのです。泣いちゃいそう。やっぱり、これじゃいかんとブロッコリー&ベーコン入れたカルボナーラを身体にぶち込む。ちょっと元気出た… 疲れてたし栄養欠いてたんだなわたし。そういえばわたしも食欲をなくし、まともに食べるのは1日1食以下だったじゃない。
夕方、念の為予約した小児科医院にて峠を越えたお墨付きをいただきました。胃腸、胸、背中、どれも問題なし。ウイルス感染で間違いなさそうで、2〜3日もすれば元通りとか。わたしの家庭医が言っていた、「(COVID-19による)隔離・マスク着用社会がもたらした2年間の感染機会のブランクのせいで、普通の風邪も重症化する」説を実感しました。子供の通常の感染が、ICU送りになる事態も出てきているようです。ともあれ食欲も復活し、リクエストを尋ねると「お好み焼き」。承知、まかされよ。料理をするわたしの横で、冷たくて気持ちがいい床にコロコロ転がっていた息子が「ベラのママは足赤い色だったよ」。ははーん、さてはまたわたしのペディキュアを見ていたな。「そっか、赤いネイルだったのか。それも素敵だね!」
その後。畑に種や新芽が沢山あるので、33℃超えのきょうは水撒きに行きたかったのです。でも息子に渋られました。きのうはドラえもんを鑑賞中にササッと行ってきたのだけど、帰宅したら拗ねていたのを思い出し「ちょっと寂しいと思うけどさ、水撒いてこなきゃ」と言うと、「…ちょっとじゃないよ、すごく寂しかった」。ぎゅーっ。行けませんでした、畑。憎むなよ、インゲンの種よオクラの苗よ。雨乞いダンスでもするか。
ペディキュア撮影時は祈るような気持ちで、投稿アップ時はハッピー。面白いものです。きょうも1日、充実していました。
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doitsunonihonjin · 2 years
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ガーデンの香草バター
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ガーデニングを始めてから5シーズン目の2022年初夏、ようやくハーブミックスが叶うまで香草の種類が生えそろいました。まずはBBQのお供に、ローズマリー・タイム・チャイヴの花を使って香草バターを作ってみました。といっても、屋外に置き柔らかくなったバターに、ハサミでチョキチョキ荒くカットした材料を入れて、塩と共に混ぜ、冷やし固めただけ。分量は、バター50gに香草小さじ山盛り2杯くらいでしょうか(塩の量は、好みや塩の種類により適量)。パンのほか、焼いたマッシュルームや豚肉ともベストマッチ。夫・クリスティアンからは「家でもやって!」とリクエストが入り、順調なスタートです。
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2021年はシーズン直前の大寒波(「-17℃のドルトムントで起こったこと」参照)によって、大株に育ちつつあったローズマリーがほぼ死滅。かろうじて根が生き残った半株と、イタリアから新たに頂いてきた穂先が順調に育ってきたいま、背丈20〜30cm程のローズマリー4株から枝葉を採れるようになりました。また種から育てたチャイヴは、今シーズン高床ベッドへ移植してから見違えるように勢いを増し、葉だけでなくポンポン可愛らしい薄紫色の花も今回のバターのように舌に目にと大いに活用しています。
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タイムは、前シーズンに廃材を使い整備した多年草(宿根草)コーナーにあります。最前列を務めるタイムは、居心地が良かったのかいつも元気いっぱい。定期的に枝葉をカットして通気性を高めています。またタイムの薄桃色の小さな花は、蜂たちの大好物という点も高ポイント。今ではわたしのお気に入りのコーナー筆頭です(写真は2021年)。
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さて、次は香草どうしようか? 同じガーデンから生まれたニンニクと一緒にオリーブオイルに投入、かなぁ。
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doitsunonihonjin · 2 years
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木苺の旬とケーキ
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旬の木苺がふんだんに採れて、消費せねばならない卵が冷蔵庫に豊富にあったある日のこと久しぶりにケーキを焼きました。あら、天気も良いのにガーデニング・畑仕事をせずにどうしたかといいますと… 実は今月に入ってから入院を要する手術をしまして、術後1週間目に野良仕事に没頭したところ(ええ、木苺も沢山収穫しました)夜にはひどい苦しみが待っていたのです。翌日は反省して(疲弊して)屋内オーブン活動と相成ったのでした。
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木苺と卵は、焼きあがると魔法のように層になるという「魔法のケーキ(Zauberkuchen)」に変身! くっきりとした分かれ目はあまり見えなかったものの、木苺を散りばめたクシュッとした感じの上部と、ずっしりリッチなスポンジケーキの下部とで確かに異なる味覚が楽しめました。きょうは、木苺たちはケーキとなってガーデンへ“里帰り”。チャイと一緒にいただきました。
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ケースの半分(写真参照)は、木苺ジャム用に冷凍庫へ回したけれど、もっと木苺の酸っぱさが目立っても良かったかな。いつもベリーを大量投入し過ぎるので、控えめにしたのだけど… あ、計量適当なのがばれてしまった。計量器がバッテリー切れで使い物にならず、どうにかしたらどうにかなりました。なので今回レシピにはまとめられませんが、参照した先はこちらです。
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ところで、新たな気付きは焼き上がったケーキを冷ますスペース。水場からも調理スペースからも離れていて、最高です。つい1カ月前までは、ここキッチンのそでには電子レンジがありました。我が家にはビルトイン電子レンジがあるのですが、わたし(身長159cm)の顔あたりに扉がくる“日本の平均身長向きでないレイアウト”のため、越してくる前から使っていた電子レンジを手放せずにいたのです。それが突然思い立ち… 断捨離の手が重複電子レンジへ! すっきりして気持ちがいいですが、ビルトイン電子レンジ殿の使い勝手はよろしくないです(笑)
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doitsunonihonjin · 2 years
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2022年の初バラ
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ガーデンのバラが咲き始めました。バラは全部で22株あります。春に咲く小さくも美しい多年草(宿根草)たちに目を細めていても、バラの香りを嗅ぐと「恐れ入りました」と心で思うほどに存在感がありますね。
2022年は、芽吹きの季節に雨がまったく降らなかったこともあり、我が家のガーデンでは2種目遅咲きのシャクヤクの開花がスローで、バラの開花に並びました。帰り際、パパっと集めたブーケはピンクの花びらだらけで賑やかになりました! バラは、3種類あります。違いが見えるかな?
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doitsunonihonjin · 2 years
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母の日に描く花
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母の日だった日曜日。ドルトムントは、午後からは太陽がきらめく素晴らしい天気でした。近所でビールをひっかけつつエクササイズをし、その後はガーデンで家族それぞれ思い思いに休息しました。
自宅では汚れを気にして目一杯楽しませて挙げられない絵の具を、外でならと持ってきてみたところ、大正解! 「ガーデンにある花、みーんな好き」と日ごろ喜んでくれる息子なので、写生も勧めてみました。すると、ガーデンを歩き回り次々と花を摘んできては真剣に画用紙と向き合っていました。
お見事!
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絵の具は、今年初めに息子へ贈ったファーバーカステルのパレット。チューブ式よりも幼児にとっては特に扱いやすく、今回のように出先で描くのも容易です。厚手の画用紙は、わたしのホビー用に買った物だったのですが… 止まらぬ筆の息子へ譲ったほうがより道具冥利に尽きそうです(笑)
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そして少々、母の日考。母に改めて感謝を伝える機会があるのは良いと思いますが、「しなきゃいけない」日であるべきではないとわたしは常々思ってきました。自分が母になってこの日の“主人公”になってからは、やはりというより尚のこと、そう考えられるようになりました。わたしが、我慢しないからかな――休みたきゃ休む。更に、母の日でなかろうと料理・洗濯・片付けはメンズもやる。
きょうはたまたま、家族で伸び伸び過ごした日曜日で、4歳児の素敵な絵と成長も見られました。母としての幸せどころか、ヒトとして幸せな一日でしたよ。
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