Tumgik
volosupply · 1 year
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2023年3月19日(日)
本日は2023春、PLAMの新作を。
知らない方も多いと思うのでもう一度コンセプトを貼っておきます。
●古着バイヤーとしてアメリカに行く度に、趣味で集めていたヴィンテージの写真やスライドたちを、どうにか現代に生き返らせることが出来ないかと考え、
「PLAM」
というブランドを立ち上げました。
PLAMとは「Photography like a movie」
古い映画のワンシーンのような写真をスキャンニング、再構築してプリントした服たち。
「映画のような写真を着て、毎日を少しだけハッピーにする」
というコンセプトを掲げ、2022年、秋スタート。
とまぁ、こんな感じです。
それでは新作を。
「Flowers are part of the family」
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花も家族の一員。
お気に入りの花や植物が枯れてしまった時はとても悲しい気持ちになりますよね。
花柄の壁紙に青い染料を吸わせた薔薇、妖艶なライティング。
1960年代のなんとも色気のある写真を再構築。
「The joy that is there」
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そこにある喜び。
こちらも1960年代の写真を再構築。
太平洋戦争中のアメリカの釣り人。
戦争の空の下でも、必ずそこに人々の生活があって、どんな大変な状況でも人々はたくましく、喜びや楽しみも存在しているのでしょう。
「We are always together」
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僕たちはいつも一緒さ。
こちらは80年代の写真を再構築。
棚の上に並ぶ愛くるしい表情をした3匹の犬たち。
毛皮やレザーブーツなど、80年代アメリカの裕福な家庭のファッション事情も垣間見れる一枚です。
載せた写真はロングスリーブですが、ショートスリーブも同時リリース予定です。
プリントも拘っているので、是非見に来てください。
それでは!🫡
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volosupply · 1 year
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2023年3月16日(木)
「春のそわそわと米国買い付けとF本の悪戯」
一昨日、2022年度分の確定申告を提出した。
2019年12月にコロナが発生してから3年、少し挫けそうになることもあったけど、今年はようやく光が見えてきた確定申告書だった。(大したことはないけど...)
そっと胸を撫で下ろして軽くひっかけながら、日頃の感謝とこれからを考えていると、外はピュルルンと北風が走っている。昼間は春、夜は冬。この時期の不安定さは少し苦手で、気分も乗らなかったり、少しネガティブな思考が浮かんだりする。そんな春の憂鬱を吹き飛ばすためにも、あえて活動をすることが自分にとってベストだということも分かっている。
ちょうど1ヶ月ほど前、そんな春の気配から逃げるように買い付けに出発した。今回の行き先は久しぶりのカリフォルニア。自分のしがない憂鬱をはるかに凌駕するたくさんの出会いと刺激が待っていた。
出会いはインスタに投稿してるからこちらは違った写真を紹介していく。
1番気に入ったアンティークマーケット
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山中のババスリ
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military surplus
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thrift store & record store
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カリフォルニアの異常気象で大雪に遭遇し、ノーマルタイヤで死を覚悟した深夜2時
オレゴン州の山中でクレジットカードを紛失し凹みまくって途方に暮れたカフェでの半日💳
予備金を両替しようと思ったけど、両替所が600キロ先でガソリン代が無く、日本領事館に両替所を聞くために電話をしたところ、F本という中年男性が電話に出て私たちもGoogle mapは黒澤さんが見てるのと同じだよと鼻で笑われ、何も教えてもらえなかった。嫌な言い方!一生忘れないぞF本!と思いながらシルバーを数個質入れしてガソリン代を捻出し、600キロ走った思い出。
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大自然
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青空と青い扉のモーテル
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ついつい探しちゃうjapon
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寄り道大好きバスプロ
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春のそわそわはアメリカまでの飛行機に置きざりにして、カリフォルニア、オレゴン、ネバダ、たくさん走って古着と物たちを集めてきた。やっぱりアメリカはデカい。服も物もどれだけあるの!ってくらいある。(もちろん光るものはほんの一部だけど)
今回もたくさん刺激をもらった買い付けだった。
クレジットカード紛失のくだりは長いのでまたお店でお話するときにでも。。笑
確定申告書終わらせたから、今企画している撮影とPLAMの新作お披露目もしていくのでお楽しみに。
地味な人間が細々とやっている静かな古着屋ですが、いつも遊びに来てくれる稀有な皆さん、どうもありがとう。
おかげさまでもう少しで4年です。
好きなことをやらせてもらえることに感謝。
ここを覗いてくれるさらにさらに稀有な皆さん、どうもありがとう🫡
(Tumblrも今年はたくさん書く予定(願望)😏)
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volosupply · 2 years
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2022年4月25日(月)
「I LOVE YOKOSUKA」
買い付けから帰国して10日が経過した。
荷捌きも半分以上は終了し、買い付けた服たちは倉庫内で出番を待っている。
今回の第一目的地はテキサス州ヒューストン。
ヒューストンのジョージブッシュ空港からアメリカに入国し、レンタカーで服や物たちを探し回った。
個人の古着屋があまり行かない中南部テキサスにした理由は2つある。
1つは『アメリカ中南部を探検してみたい』というただの好奇心である。
ただの好奇心とは言ったものの、航空券を取る1ヶ月以上前から現地のリサーチはしていて、航空券の高騰や、ちゃんと買い付けになるのか、という不安もあり悩んでいた。
しかし、偶然にもその間に観た映画や本、曲などにテキサスやヒューストンが登場することが多く、僕はテキサスのカウボーイに鞭で尻を叩かれている気持ちになっていった。
テキサスと西海岸で熾烈な先頭争いをしていたが、尻を叩かれ続けた僕は不安が確信に変わり、見事テキサス行きを決めたのであった。
もう1つは、前回買い付けの帰りの飛行機で仲良くなったS君がテキサス州ヒューストンに滞在しているからである。
言うなれば
『飛行機で隣に座っただけ』の関係だったのだが、長い人生においても、そういう小さな縁が大きな決断の引き金となることもあるのではないか、と常に思っている。
ヒューストン滞在3日目、そのS君と久しぶりに再会。
食事をして、深夜0時前にホテルに送り届けた直後、事件は起きた。
ヒューストンからダラスまで400kmの深夜ドライブを控えていた僕は、ガソリンスタンドで給油を済ませ、エナジードリンクを購入。
眠い目を擦りながら車を走らせ始めた。
全米第四の大都市であるヒューストンのビル群のあいだを縫うように走る。
入り組んだダウンタウンを抜け、ダラスへの一本道であるI-45をひたすら北上。
30分くらい経過したころ、バックミラーにパトカーが映りこむ。
非常灯を回していたが、アメリカのパトカーは通常から非常灯を回して走っていることも多く、日本のように車上のスピーカーから『前の車止まりなさい!」といった物々しいアナウンスもなかったため、とくに気に留めず今まで通り前進を続けた。
しかし、2.3分経過した頃だろうか、後方のパトカーが蛇行運転を始めたのだ。
所謂、合法な煽り運転である。
『やばい、追いかけられてんじゃん!』
と、気づいた時にはすでに事が大きくなっていた。
僕はパトカーと数分間カーチェイスをしていたのである。
ハイウェイ上の路肩が狭かったため広いところまで行こうと思い、ハザードランプを点灯しつつ、さらに数十秒走る。
すると、その間に前方からパトカーがもう1台現れ、後方のパトカーも3台に増えていった。
『流石にこれはやばい...』
と思い、アーチ型の高架上だったが、路肩の拡大を待たずに停車。
前方のパトカーも後方に回り、計4台のパトカーは僕の車から十数メートル離れて停車した。
パトカー達が一斉に超強力ライトを照射してきたため、周囲は昼間のような明るさになっている。
後ろを振り返ると、警察官達はドアを開いて盾にし、こちらへ銃口を向けて何やら叫んでいる。
映画でよく見るあの光景である。
距離が遠いのと、大声、早口で完全に聞き取れていなかったが「エンジンを止めて手をあげて外に出ろ!」ということだったと思う。
僕はびびりながらも冷静に『撃たれたら終わりだ…』と思い、両手を頭に乗せ車の窓から身を乗り出した。
産まれて初めてレベルに盛大に両手をブンブン振り回してボディランゲージをしながら
「I don't think chasing me!sorry!」
(僕が追いかけられてるって思わなかった!ごめんなさい!)
何度もひたすら叫んでみたが、警察官達は許してくれるはずもなく
「早く出てこい!!」
と怒りまくっている。
車のドアを開け、両手を頭に乗せたまま外に出る。
いつか見た映画をなぞって地面に伏せようとすると
「そこじゃねぇ!こっちこい!こっちだ!」
と叫んでいる。
ゆっくりと警察官の近くまで行くと
「そこに伏せろ!」
と言ってきたため、地面に伏せようとした。
しかし、手をどの位置に置くのかが分からず(今考えたら頭の上で良かった)、とりあえず『大地に手のひらが付いていれば撃たれないだろう』と思い、両手を広げて足を伸ばし、まるでジーザスのような格好で地面に伏せたのである。
なんとも滑稽であるが、窮地に立たされた人間は、自分でも考えられないような可笑しな行動を取ってしまうということを痛感した。
すると、すぐさま警察官達が駆け寄り、僕のジーザスな両手を拾い上げて後方にまとめ、手際良くカチャカチャっと手錠をかけた。
手錠といえば『冷たく重い』イメージがあったが、人生初めての手錠は(そういうプレイもない)、意外と軽く、警察官の体温なのかテキサスの気候なのか、生暖かかった。
警察官は8人、顔も全員覚えている。
イーサンホーク似で50代くらいの小柄なおじさん警察官、若い頃のジャックブラック似で30代くらいのぽっちゃり警察官、この2人に脇を抱えられ立ち上がらせられ、念入りにボディチェックを受ける。
(この後もこの2人がメインで僕の取り調べをすることになる)
後方6人の警察官達はまだ僕に銃口を向けている。
小声で「I don't think chasing me... sorry...」と塩らしく言ってみたが、状況は変わらず。
柔らぐどころかイーサンホークおじさんは語気を強めて
「あんなに長い間追いかけられてて気づかねぇのか?!」
「日本では警察に後ろを付けられても止まんなくていいのかよ?!」
と返答してきたため
「日本ではスピーカーから止まれアナウンスがあるんだ」
と言ってみたがそれでもダメだった。
手錠が皮膚にくいこんで痛む。
名前や職業、在米理由など細々と職務質問され答えていると「今から車の中を捜索する」と言われ、どこからともなく麻薬探知犬のデカいジャーマン・シェパードが登場。
「こいつにタマを噛み切られてたかも...」と思うとピストルを向けられた瞬間よりも恐ろしかった。
車の捜索中は2台後ろのパトカーの後部座席に放り込まれて待たされた。(おそらく捜索の様子が見えないようにすぐ後ろのパトカーには乗せない様子)
パトカー内は、運転席との仕切りに分厚いアクリル板、両側の窓には鉄格子が付いている。
思った以上に座席の座り心地は良かった。
(黒のレザーでけっこうふかふか)
驚いたのはその狭さである。
運転席と後部座席との空間がとても狭い。
後方でキツく手錠をかけられているので背中を座席につける事が出来ず、椅子の座りが浅いため、両足を広げてガニ股にならないと座れない状態なのだ。
小柄な僕でもそれだけの窮屈さということは、大柄な欧米人たちは比べ物にならないくらい辛い体勢になると思う。
そんなことを考えながらぼんやりと鉄格子越しの窓の外を眺めていた。
一度パトカーから出されて指紋を取られたりしていると、イーサンホークおじさんとジャックブラック君以外はすでに『無害のアジア人』に飽きていて、僕に背中を向けたまま、久しぶり〜などと言いながらグーバンチをしたりしている。
すると、車内を捜索していたイーサンホークおじさんが鬼の形相で帰って来た。
イーサンホークおじさん
「お前名前なんだっけ?」
「TSUKASA KUROSAWAだよ」
イーサンホークおじさん
「なんでパスポートと国際免許が2人分あるんだよ。お前なんか嘘ついてないか?」
「え?そんなわけあるかい......あれ.....2枚ある.....」
パスポートを開いてもらい名前を確認すると
『S◯◯・O◯◯◯◯』
S君...
なんと、先ほどまで一緒にいたS君がパスポートと国際免許を助手席のダッシュボード内に忘れて帰っていたのである。
僕はより一層怪しまれてしまい、車内捜索は厳しさを増し、S君の情報(罪歴や盗難届など)を警察の機関に問い合わせたりと、拘束時間が長引く結果となってしまった。
手錠が皮膚に食い込んで痛む。
イーサンホークおじさんがS君の情報を調べている間、今しかない!とばかりにジャックブラック君が僕のところにやってきた。
ジャックブラック君
「TSUKASA、横須賀知ってる?」
「もちろん知ってるよ」
ジャックブラック君
「俺、2年間横須賀にいたんだよね〜。横須賀大好きだよ!」
「そうなんだ〜海軍だったの?」
(無駄話いいから早く手錠外して(心の声))
ジャックブラック君
「そうそう!横須賀また行きたい、いや絶対行くよ!」
「そっかそっか、じゃあ日本で待ってるからね〜」
(横須賀もう分かったから早く手錠外して(心の声))
ジャックブラック君
「いや〜横須賀の人たちめちゃくちゃ優しいしさ〜本当好き!」
「うんうん」
(横須賀ほんとにいいから早く手錠外せ(心の声))
僕が捕われの身である事はお構いなしで横須賀の話を永遠としてくるのである。
今となってはちょっと面白い話だが、手錠をかけられてから1時間半ほど拘束されている僕には横須賀話を楽しむ余裕は無いのだ。
邪険にする訳にもいかず、少しイライラしつつも適当に流して答えていた。
そして、ようやく捜索や照会が終わり、イーサンホークおじさんが僕を車の後ろに連れて行き、後ろを向かせてカチャっと手錠を外した。
拘束されてから2時間が経過していた。
くっきりと手錠の跡が付いた手首を撫でる。
僕は手錠のキツさと拘束されたダメージで疲れ果て、ハイウェイ上で呆然と立ち尽くしている。
イーサンホークおじさん
「もう行っていいぞ。とにかくアメリカでは警察が後ろに来たらすぐに止まれ。」
「分かった」
だべっていた警察官達はそそくさとパトカーに乗り込み、次々と走り去っていく。
僕はまだハイウェイ上で呆然と立ち尽くしている。
イーサンホークおじさんとジャックブラック君もパトカーに乗り込む。
僕はまだハイウェイ上で呆然と立ち尽くしている。
ジャックブラック君がパトカーの助手席の窓を開けて何かを言おうとしている。
僕はまだハイウェイ上で呆然と立ち尽くしている。
イーサンホークおじさんとジャックブラック君のパトカーが走り出す。
僕はまだハイウェイ上で呆然と立ち尽くしている。
追い抜きざまにジャックブラック君が身を乗り出し何かを言おうとしている。
僕はまだハイウェイ上で呆然と立ち尽くしている。
手錠の跡がキリキリと痛む。
追い抜きざまにジャックブラック君が叫ぶ。
「TSUKASA!!!! I LOVE JAPAN!!!! YOKOSUKA!!!!」
僕はまだハイウェイ上で呆然と立ち尽くしている。
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volosupply · 2 years
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2022年1月13日(木)
「もののすてどき」
が、分からない。
まず、服の捨てどきが分からない。
これは単に古着屋をやっているからではなく、同じ事を思っている人は少なくないと思う。
とくに下着類なんかは、着込めば着込むほどに自分の体にフィットしていくし、吸収も良くなって、愛着もわくし長年連れ添ったパートナーのような気持ちすら芽生えてくる。
今となっては黒歴史だが、昔、バ◯のひとつ覚えのようにヴィンテージヴィンテージ と拘っていた頃に付き合っていた女性から、ユニクロで買って色が褪せるまで着込んだぼろぼろのタンクトップを指差され
「タンクトップまでヴィンテージなんだね」
と真っ直ぐな目で言われた時は、恥ずかしさを通り越して笑うしかなかったのを覚えている。
笑いながら「ユ、ユニクロ」と言って、ユニクロのタグを見せようと思ったが、ロゴが消えてほぼ白紙になっていて、微かに見えたタグを見た彼女は「こんなユニクロのロゴ見たことない〜!」と爆笑していた。
ユニクロの初期タグ。
その時はさすがにこれはまずいなと思い、彼女が居ない時に、今までありがとうと言いながらそっとゴミ箱に投下した。
服だけに関わらず、買ったものを捨てるという事をあまりしていないかもしれない。
壊れたら治して使うし、買い換える時は友達にあげたり、リユース店に売って次の持ち主へ。
「断捨離」という言葉が少し前に流行ったが、僕にはとても強い響きに聞こえる。
言葉自体が、仏教の難しいお経のような響きだからかもしれない。だんーしゃーりー。
せめて「捨無整(しゃむせい)」ではどうだろうか。
まだ堅い。
漢字3文字、これが堅いのか。
じゃあ「シャムセイ」
カタカナにするだけでポップだね。
(うるさいよ)
脱線したので話を戻そう。
最近出会ったばかりの友人が断捨離(結局それを使うんかい)をしたというので家に遊びに行くと、テーブルと椅子以外何も無く、なかなか話も弾まず早々と帰りたくなった。
本棚やCDラック、パソコンに入ってる音楽や写真、謎の置物や自分だけの思い出の物など、その人の一部分が透けて見える物たちがあれば、より仲良くなれる気がするし、自分自身が友人の思い出の中に遊びに行ったような気持ちになって話は弾んだだろう。
無駄を無くしたいという気持ちは分かるし、それでもバラエティーに富んだ思考でいれるならそれが1番良いのかもしれない。
しかし僕は、無駄なものに隠れた真意や滑稽さが見たいのである。
こうやって文章にしていくと、僕は物の捨てどきが分からないのではないのかもしれない。
ただ無駄なものが好きなのかもしれない。
こうやって、散らかった部屋を文章で正当化しつつ、本日は締めようと思います。
明日は掃除しよう。
店が暇なのでこんな無駄なことを考えていました。
いや無駄は最高...
木曜日、夜の部これにて閉店です。
あ、明けましておめでとう���ざいます!
今年もどうぞごひいきに。。
VOLO
黒澤司
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volosupply · 2 years
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2021年11月28日(日)
「Fishing is forever.」
古着屋が古着の知識や買い付けの話ばかりしていても飽きちゃうと思うので、今日は自分の好きな釣りの小話でもしたいと思う。
ここでそっとスマホのホームボタンを押して閉じようとした人が多いと思うが、���構いなしで書いていく。
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近年はコロナの影響もあり、キャンプや釣りなどのアウトドアブームと言われているが、1980年代や90年代のブームに比べると、3分の1程度の人口しか居ないという統計が出ている。(人口の5%くらい)
つまりブームと言われる今でも、ごく一部の人間の趣味となっているので、興味が湧かないのも無理はない。なので、今日はちょっとだけ釣りに興味が湧いてもらえるように、VOLOの商品の釣り本とともに紹介していく。
またここでスマホのホームボタンを押して閉じようとした人が多いと思うが、さらにお構いなしで書いていく。
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釣りの歴史は4万年前、後期旧石器時代まで遡る。
クロマニヨン人など新人類の出現により「社会」と呼べるものがようやく形成されてきたばかりで、何かしらの言語はあったと考えられているが、未だ推測の域を出ていないようだ。
当時の釣りは「骨角器」と呼ばれるシカやイノシシの足の骨や、鹿の角などを使って作られた針を使用していたらしい。
言語でさえも曖昧だった遠い昔に、我々の先祖がアウ〜とか、ウホ?みたいな合言葉(あくまで想像)を使いながら釣り針を作っていたと思うととても心が躍る。
もうここまで来たらホームボタンを押して閉じる人はいないと思うが、お構いなしで書いていく。
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そんな長い歴史がある釣りだが、長い歴史の中でたくさんの偉人達にも愛され、格言・名言として語り継がれている言葉がある。
いくつか紹介していこう。
「一時間、幸せになりたかったら酒を飲みなさい。」
「三日間、幸せになりたかったら結婚しなさい。」
「八日間、幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい。」
「永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。」
中国のことわざ
これが1番有名だろうか。中国の長い歴史の中で培った言葉なので、信憑性が高そうだ。
「広く報道されている大統領の任務の多くは、父親との釣りほど人生において記憶に残る重要なものではない。」
 ジミー・カーター  元アメリカ合衆国大統領
ノーベル平和賞を受賞し、映画にもなった元アメリカ大統領の言葉。
父親と行った釣り、自分も強く心に残っている。
「釣れない時は魚が考える時間を与えてくれたと思えばいい」
アーネスト・ヘミングウェイ 作家
さすが、とっても詩的で素敵な表現だ。
釣れない時間に大海原を眺めながら「老人と海」のあらすじなどを考えていたのかもしれない。
釣り糸を垂らし、魚を待つ時間はかけがえのない貴重な時間。ぼーっとしたり、自分の頭の中を整理したり、たまにエロいことを考えたり。
「最良の仕事の日よりも最悪の釣りの日の方が、まだマシである」
ニュージーランドのことわざ
雲行きが怪しくなってきた。
でも、分かる。笑
「もし釣りが仕事の妨げになるのなら、仕事の方をあきらめなさい」
スパース・グレイ・ハックル
いやハックルさんそれはどうなんだ。笑
というか、、ハックルさん誰!
「釣りは性欲の延長である」
中村星湖 文学者
釣るとか竿とか下世話な話ではなく...
精神的に...
って自分もよく理解出来ていない。笑
ただ、なんとなく頷けるところが面白い。
「釣りをしている夫の姿を見たことのない女房は、自分がどれほど辛抱強い男と結婚したか気がつかない」
エドガー・ワトソン・ハウ  作家
もし自分が結婚した時に、パートナーから釣りを責められた時に言ってあげよう。(余計に喧嘩になる)
以上、少しは釣りに興味を持って頂けただろうか。
とにかく、名だたる偉人たちもみんな釣りが大好きということは伝わっただろう。
くれぐれも、釣りを正当化するために、言語表現が得意な人物たちが御託を並べただけとは言わないようにしてもらいたい。笑
釣りというものは、どんな大きな海よりも深く、ハマったらなかなか抜け出せないということだ。(うるさいよ)
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ここでそもそも、今のiPhoneにはホームボタンすらないことに気付く。
最新は上スワイプだ。
今日文中に差し入れた可愛いヴィンテージ本たちは店頭に出しておいたのでチェックしてください。
最後まで読んでいただいた稀有な皆さん、どうもありがとう。
上スワイプしてください。
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volosupply · 3 years
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8月11日(水)
買い付けレポートPart2
小さく、且つ歴も浅いうちみたいなお店は、決まった買い付け先はほぼなく、あらかじめ目星を付けたルートを回りながら見つけていく。
あらかじめ決めていたルートが上手くいかず、ルート変更することもしょっちゅうある。
その場その場の勘と、嗅覚が大切であることは心得ているが、それが自分に備わっているかはまだ分からない。
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大きなスリフトストアに行っても、1枚も買うものがない時も多い。
そんな時でもこんなTシャツを見ると、少し癒されたり、バイヤーは楽しいな、と思えるのである。
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(買い付けてません)
大きな倉庫や、ガラクタばかりのお店にも行く。
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だいたい何も買うものが無いのだが、一応見にいく。
バイヤーは宝探しをする冒険家に似ていると思う。
ただ、一つ違うことは、その「宝」が人それぞれ違うということ。
ダイヤモンドや金貨だけが「宝」ではない。
僕が「ガラクタ」と言った物たちも、誰かにとっては「宝」になるということ。
(現にカート一杯に買っていく人がいる)
服や物に限った事ではないが、自分にとっての「宝」を何に設定するかによって、人生はより面白く、味わい深いものになっていくのではないだろうか。
宿泊はモーテルか車中泊。
安モーテルは、冷蔵庫やドライヤーが無い、シャワーが水か熱湯しか出ない、チョロチョロの水圧、布団が汚れているなど、トラブルも多い。しかし、その簡素で削ぎ落とされた設備とサービスが、アメリカ文化の本質のカッコ良さの現れだと思っているので不満は無い。
周囲に比べて価格が安いところは治安が悪く、朝まで騒がしかったりもするが、目立たないように存在を消すようにチェックインして、布団に潜るのである。
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                         夜中に移動して、朝が早い時などは、旅費の節約のために車中泊。
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まだ商品が溜まってない時や、シッピングの直後は荷台で足を伸ばせるので予想よりは快適だ。
時間の許す限り色々なお店も見て回る。
アンティークモール
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レコ屋
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ミリタリーサープラス
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フリーマーケット
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食事も取らない、風呂にも入らないで探し回ることもたくさんあって、鏡で自分の見窄らしい姿見て笑っちゃう時もあるけど、一つ胸張って言えることは、やっぱりこの仕事は楽しいということ。
まず自分が楽しい。
あとは、自分が良いと思った服や物を買い付けてきて、それをお客さんが気に入ってくれたら、その服を着て、家族や愛する人達に会ったり、食事をしたり、部屋に飾ったりして、生活の中に溶け込んでいくだろう。
その事を考えると、誰かに料理を作った時に「美味しい!」と言ってもらえた時のような、シンプルで屈託ない嬉しさが込み上げてくるのだ。
コロナ禍で出入国は大変だったけど、やっぱりアメリカに行って良かった。
以上、簡単なレポートだったけど、稀にお客さんから買い付けの話を聞かせて欲しいと言われることがあって、何か形にしたいと思ってここに書き込みました。
秋冬物もまずまず買えたので楽しみにしていてください。
覗いてくれた稀有な方、どうもありがとうございます🙌
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volosupply · 3 years
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2021年8月2日(月)
約半年ぶりの買い付けに行ってきた。
インスタでは、アメリカで出会った人々の紹介をしていたので、tumblerでは買い付けの様子やアメリカの景色などを中心に書いていく。
コロナの影響で、飛行機は約半数が欠航やゲート変更。
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前回買い付けの時より、国内旅行などが盛り返してきた影響やオリンピックの影響もあって、空港内は人の出入りが増えていた。
僕は飛行機や空港が好きなので、人のいなくなった状況は悲しかったけど、少しだけ盛り返してきている様子が見れてとても嬉しかった。
機内では、ビニールのエプロンや手袋、フェイスガードを身につけた客室乗務員が、当たり前に除菌グッズを配布。
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これも期間限定のものとして捉えると少し嬉しいが、やはり必要のない世界にもどることを切に願うばかりである。
トランジットしたバンクーバー空港。
人影が無く、静まりかえっていて、動く歩道が流れる機械音だけが寂しく響いていた。
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LAX上空。名物の渋滞が目に入る。
気が引き締まる思いと、不安、高揚感が入り混じってちょうどいい緊張感になった。
バスに乗ってレンタカーをピックアップに行く。
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需要が少ないからか、車の選択肢がいつもの2割程度しかなく参ったけど、タイヤの減りが1番少なかったグランドキャラバンに決めて乗り込む。
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恐る恐るLAの渋滞を抜け、何百キロと続く砂漠地帯を爽快に走る。
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途中、小さな街を覗きながら買い付け、岩山を抜け次の街へ。
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スケールの大きいアメリカの大自然は、何度見ても胸を打つものがある。
(Part 2へ続く)
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volosupply · 3 years
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2021年6月9日(水)
VOLOがこっそりと2周年を迎えました。
2年のうちの1年半はコロナと共に過ごしてきました。友達や家族と会うのでさえも躊躇してしまう世界はとても苦しかったし、挫けそうになることもあったけど、遊びに来てくれる皆さまと勇気づけてくれる周りの人たちのおかげで、負けずに2周年を迎えることが出来ました。
どうもありがとうございます。
物々しい世の中でも新しい文化が産まれて、ふむふむと思ったり、新しい過ごし方の発見もたくさんありました。サラリーマン、自営業、職人、アーティスト、ニート、学生、子供たち、お店に来てくれる色々な世界で生きる人たちと話をして、自分のかたい頭をほぐしてもらって、また次に進める環境を嬉しく思います。
誰かと話したい人、学校や会社でいじめられてる人、社会に腹が立つ人、ただ暇だからとか、色々な人がなんとなくVOLOに寄って、吐き出して、明日からの生活が少しだけ楽になれるような、そんな駆け込み寺のような立ち位置でありたいです。
たかが古着屋、されど古着屋、まだまだ未熟な人間ですが、誇りと感謝の気持ちを持って。
服・音楽・物、これからも面白いと思うものを買い付けて来ます。
今後とも宜しくお願いします。
マスクを外して元気よくお酒を飲んだり、旅行したり、遊べる世界に戻ることを願って。
VOLO 黒澤
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