Tumgik
ummiii-moonlight · 11 months
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とりとめのない性のお話
(20230615再掲)
大学を卒業した途端、これからのライフプラン、あるいは恋愛、さらには性愛について、何か得体の知れないものを突きつけられた感覚がある。
ロマンティックな関係性やセクシャルなシーンのあるドラマや映画、あらゆる創作物には今まで人並みに触れてきたつもりでも、なんだか全て他人事だった。鑑賞直後には多少の余韻を感じ、主題歌のラブソングを聴いてみるものの、今!ものすごく恋愛をしたい!という強い欲求に駆られることはなかったように思う。
詳しくは書かないが、中学を卒業してから22歳の今まで、ほぼ女性のみで構成されるコミュニティで生活をしてきた。勿論、この環境が今の自分に影響を与えていないと言ったら嘘になる。とはいえ、この環境でなかったら自分は今頃、自然なきっかけで出会った一人の愛する異性と恋愛をして、セックスをして、その後のことを考えて…などといった時間を歩んでいたのかと言われると高確率でそうではない気がする。
ジェンダーバイアスが色濃い非都市部で中学までの15年間を過ごしたことにより、どこか異性の存在や恋愛というものへの恐怖感があり、「恋」という感情へは一定の距離感を持って過ごそうと、何ならどこか身構えていた節がある。今思えばこれはかなり視野の狭い考えで、異性愛規範にも強く縛られているし、実際、大学に入学してまもなくこの感情は消えていた。(ただ、似たような環境を経験し、同じように恋愛と距離を保ってきた女性は自分以外にもいるのではないかとも思う)
異性への恐怖感や恋愛への嫌悪感こそ和らいだものの、だからといって今すぐ恋人がほしい!とはならなかった。よし!恋をしよう!とおもってするものではないとも思っていたし、なんだろうな、自分にとって、恋愛より面白い何かがずっとあった気がする。それは好きなアイドルの存在であったり、芸術に触れることであったり、勉強であったり、友人との時間であったりしたが、自分の狭いキャパシティではここに恋愛が入り込む余地がなかった。そんなこんなで自分のセクシュアリティすらなんだかよく分からないまま、今日を生きている。
そもそもの話ではあるが、こんな自分であっても、これからの生活を考える際に、有無を言わせず「恋愛」や「結婚」の二文字がズカズカと脳内に介入してくることに少し落ち込む。そう、有無を言わせないのだ。
高校時代から定期的に会っているとある友人とは(少なくとも私は無意識に)そういった類の話をほぼしてこなかった。やはり恋バナよりも話したいことは沢山あって、その時間が何かと比べて軽んじられるような時間では全くなかった。(かといって恋バナがくだらないものだとか、そういうことでは一切ない)
そんなわたしたちですら、その近辺の話をはじめた。はじめざるを得なかったのかもしれない。第一声は「なんか最近寂しいよね、不安だよね」という会話からだった。今までであればこの寂しさや不安感という話から「恋愛」や「結婚」にはあまり結びつかなかった。しかし、ここでちらつくのが自分たちは「今年でもう23歳になる女性であること」や「もう学生ではないこと」。こうして文字にしてみると何とも自分たちを縛りつける呪いのようにも感じるし、一方で果てしなく自由で軽やかな響きのようにも思えてくる。けれども、この寂しさと不安を無意識に恋愛で埋めようとしてしまう。まるで何かにそうさせられているみたいに。心のどこかでは別に埋めなくてもいいとも思いつつ。
そもそも恋愛感情としての「好き」とは何なのか、友愛と恋愛、男女の友情について、性的欲求と恋愛欲求は必ずしも地続きではないのではないか、ロマンティック・ラブ・イデオロギー(恋愛・結婚・出産の三位一体構造)に対する違和感、マッチングアプリについて、魅力を感じる人やこと、異性愛規範について、けれでもこの国は異性同士のパートナーシップを基に制度設計がされていて…
このような話を友人は「自分や他者の話」と呼んでいた。わたしは友人の言葉に深く頷きつつ「性の話」でもあると感じていた。この場合の性はセクシャルなことのみを意味するのではなく、セックス、ジェンダー、あらゆる社会的な、時には私的な「性」に纏わるお話、という意味だ。(きっと、大好きな「わたしたちのスリープオーバー」というラジオ番組に影響を受けている)
現状、誰にでも気軽に話すことができるわけではない恋愛や性愛、その周辺のこと。たまに恋愛至上主義社会に翻弄されてしまう自分について。とりとめのない、それでもなんだか誰かと話したいと思っていた話ができた気がする。こんなに凝り固まってしまった世界でこんなに柔らかな話ができること、とても大切な時間だったなぁ。
少し、いやだいぶ話は逸れるけれど、
ずっと夢見てる景色があって、
夜の海辺で二人で寝転がって、
ハンモックもあったりして、
これまであったこととか、感じたこととか
これこれこういうことが起こった、というのもそうだけれど、君からはどんな世界が見えてたのかとか
知りたいし、わたしも伝えたい。
身体でつながることも気持ちよいけれど、他者から見える世界を教えてくれること、こちらも教えることって、見方によってはセクシーなやりとりだなと思ったりもする。きっと涙が出てきてしまって、そんな時はおでこを合わせて手を握れたら、それ以上のことはきっとない。
これは恋愛感情の相手でなくともいいのではないかと、自分でもそう思う時がある。でも、この先もしも自分が恋をするのならこんな瞬間が、こんな夜が、あってもいいんじゃないかと思う。
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ぼやける輪郭がいい
単純に自分の世界を広げてみたいと思い、難しい顔をしながらプロフィールを書いたマッチングアプリで、今日もひたすらスワイプをしてみる。これまでもアプリを入れては消していて、正直向いていないと感じつつも、何か少しでも面白いことが起こったらいいなと思っている。
大前提として恋をし���もしなくてもセックスをしてもしなくても、己の魅力だとか価値だとかに何ら関係はない、ほんとうに。そんな至極当たり前のことすら疑わせてくるような社会や政治には反吐が出るけれど、世界ってそんなシンプルじゃなくてもっと全然わかんなくて最高だってこと、少なくとも私と君だけは、ずっと覚えていたいね。
(ヘイトやデマを根拠とした目を疑うような法案が目を疑うような過程を辿って可決されてしまった日に加筆している。ここまで読んでくれた人の中には、なんでいきなり政治の話?恋愛の話を読みにきたのに!という方ももしかしたらいるかもしれないが、残念なことにすべては地続きで。
自分は女性だとか男性だとか、異性愛者だとか、紛れもない個人の選択が、力の大きい誰かのためだとでも言うのだろうか。たまたま既存の制度に当てはまるというだけで、勝手に、都合よく、他人の感情や関係性を利用してるんじゃないよ、と思う。
あなたたちはこれから先、思春期には異性を意識し出して、大人になったら好きな異性と結婚をして、子どもを産み育てて、「女らしさ」「男らしさ」が内包された保健の教科書。拭えない家父長制。守りたいのは子どもたちの心と身体なのか、そうではない何かか。マジョリティに都合のよい多様性が蔓延る世界で、これ以上何を「普通」のために差し出せばいいのだろう。
多数派ではないということを息苦しく感じてしまうすべての人がやさしい気持ちで眠ることができる夜が少しでも多くあってほしい。そして、もし、これを読んでいるあなたがここまで何も気にせずにこれたならば、少しでもいいので想像してみてほしい。
いかなるジェンダーの相手を好きになったって、誰も好きにならなくたって、結婚をしてもしなくても、性的関係や子どもを望んだって望まなくたって、あなたが女性であっても、男性であっても、そのどちらでもなくとも…
あなたが傷つけられて、抑圧されていいわけなんかこれっぽちもないはずだ。あなたが泣いているのなら、涙も枯れるほど、涙すら出ない絶望に包まれているのなら、わたしもきっと悲しいと、共にありたいと思っていること、誰かの心ない言葉によって変わることなんかできないくらい君はやさしくて美しいこと、どうか覚えていて。)
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ummiii-moonlight · 11 months
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いつか、いい答え合わせをしよう
(20230227再掲)
(連日泣いてるので、こんなに泣き腫らした目も逆に面白いもんだなと自撮り、笑えるくらいひどい顔、出来ていたことが出来なくなる、出来ないことが増える日々はつらい、みんなは出来ているのに、もうむりー!もういやー!って何回も呟こうとして消す、結局こうやってドロドロとした下書きの集合体みたいなのができあがる。もうすぐ目の前に、ほぼ春は来ていて、あの子もあいつも���んな忙しく大人になっていく。私だけが置いてけぼりな訳はない、分かっていてもね。珍しく自分のいいとこが一つも分からなくなってその代わりに嫌いなところばかり浮かんでくる。そもそも普通ってなんだよとかいう自問自答、ずっとしてるのに分からないからそんなのないんだろうね。マジな嘘はつかないし演技でもないけれど、やっぱり都合の良い表面ばかり見てとられて、手軽な幸福に手を伸ばしてる、みんなそう。それは私が取り繕ってるからだし、強がってるからだし、私も誰かに対してそう思われているんだろうけど。そんな中でも、あ、伝わってる、この人には伝わってしまうという歓びもあって、そういうことは忘れたくない。こういうこと書いたり言ってると、なんか色々考えててすごいね(褒めてない)って言われる。いや!私なんか全然考えてませんが!?!?!?となる、よく分かんないけど。)
まぁいっかー、昨日はバイトできたし、ご飯も食べれたし、今日はよく晴れている、避妊薬と中絶薬のパブコメも書いたし、好きな人?が動機でギターも触ってるし、音楽あるし(ドデカありがたい)
天気の良い昼間にベッドの上いるのやるせないんだけどね、寝っ転がったまま見える空は狭いのに綺麗でちょっとむかつく
と一瞬思って、でも綺麗なものは堂々と綺麗でいてくれないと困るからありがとうと思った
空も、風も、私が愛する光たちも、こんな自分にも平等に美しさを教えてくれて、時にはこちらの気持ちなんか構わず照らしてくれて、撫でてくれてありがとう
傷の舐め合いを馬鹿にするな、というか、傷の舐め合いという言葉は大抵その関係性を少なからず見下すような意味で使われるので嫌、少なくとも私は人間のこういうとこが大好きだよ、でろでろに舐め合ってもいいと思う、私の痛みも君の痛みも溶け合って訳がわからなくなるくらい、人間は思っているよりもずっと脆く弱い生き物だし、たいそうなもんじゃない、でも、そう気づいた時からちょっぴり強くなっていく、大丈夫だよ、どこまでいっても、どうしたって、どう願ったって、私たちは交わらない、交われないのだから、それは悲しい?嬉しい?
なるべく君が息がしやすく、光の方へ向かっていけるなら、何に縋ったっていいよ、それはどんな色の光でもいいし
世界は案外上手くできているとこもあって、君が哀しくてこんなに泣かなきゃいけないなら、泣けないくらい哀しいなら、君が流した涙も流せなかった涙もやっぱり全部光の粒になってしまう、光って君の中にいるから、あたたかく還ってくるから
だから、ぶざまでみっともなくても君が生きているから、君の生活があるから、世界がこんなにも美しい、真実なんてそうそうないと思うし、絶対とかないかもだけど、最近思う、これは絶対真実だよ
(それでも流さなくてよかった涙はあって、哀しまなくてよかった夜もあって、そんな涙や夜が世界から少しでも減ってほしい、やさしい君が傷つけられない世界であったらと願ってしまうよ)
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ummiii-moonlight · 11 months
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瞬き一つにも心があるね、2022
(20230101再掲)
長すぎる社会とか仕事とかそういうところで君は必要とされていないって言われた気がして、必死を鼻で笑われて、一年後こうなってたらやばいな、どうしようかなって思ってた未来がその通りで、見事に“普通の人が歩むレール”とかいうやつから外れた、一通り落ち込んだけれどなんか色んな縛りに気づいて自由になれた気もした
いざそうなってみると自然と知らなかったことも耳に入ってきて、自分以外の人間はどうしてこんなにも強く見えるんだろうとか思ってたけど、ほんとうにみんないつもギリギリのところで耐えてる優しさばっかなんだね、ありがたくて、やるせなくて、こんな、なんで、この心たちが報われないどころか、ボロボロに踏み躙られなきゃいけない世界なんだろうって
そんなんだから泣��しかなかったし笑うしかなかった時もあったし、今も悩んじゃうけれど、だったらこんな世界で、私みたいな人間がどうにかこうにか生きていくことが抵抗だと思ったし、いつか愛になってほしいという無責任な祈りをこめて、かっこ悪く弱いまんま勝手に愉しく日々を重ねると決めた、芸術と共に、できるだけ学んで、綺麗なものに触れて、美味しいものを食べて、よく寝て、君と出逢うために
真っ裸になったって分からないとこに触れてほしくてたまらなくなったり、いざとなるとこわくなったり、なんだか忙しないけれど、いつだって画面越しのあなたの日常が、言葉が、思想が、眠れなかった夜が、わたしの心を照らしてくれていたよ、ありがとう
傷つくのが怖くて触れられないから、どんどん美しくなってしまった、淡いままでいればいいもの、重なる偶然、時間差で気づいてしまったことに何度か涙した、あの時気づいて、目を見て、言葉を交わしていたら?もっと知りたかったな、今も
あっちもこっちもいつまで経ったって恋愛至上主義で、恋をしなければ愛ができない?恋がなければ、恋がない性は、乱れだとか汚れだとかいう爆音ノイズ、あーあ、今日も君のどうしようもないとこだけ見せてほしくて私はここまで来たんだよ、本当の自分見せて無くなるものなんて最初からないと思うよ、多分だけど、みたいな台詞あったな
それでも君の幸せを願ってる、それだけだよ
どうしようもなく優しさを求めてしまう時があって当たり前だし、ぼろぼろ泣いてしまうくらい愛されて強く抱きしめてほしい時だってある、想像できなくてまた泣けてきて、こんな風に朝を迎えられたらって、夢見たいなことばっか
・愛に気づいてしまったからちょっと進める力をもらって
・強さとはずっと対極にあるようなとこにいて、でもこんなん強くなるしかないじゃんね、弱さを弱さであると認めるために
・着飾ったってバレちゃうし、髪も、瞳も、唇も、指先も、爪も、元来全部綺麗に決まってる
・ほんとのほんとは誰にも言わないし言えない
それでも尚、滲み出てしまうことにこそ
あなたの良さが良さであれる場所ではためいて、理不尽な言葉にあなたの顔が歪められませんように、正しさは全く重要じゃないけれど、君の真面目は必要なもの、痛みを隠さないで、成し遂げられなくても、いつだってそこに君の温度があった真実、偉くなんかなくていいから、ただただなんとなくの繰り返しの中で、小さな小さな光の粒を探してみる、地続きの日々を抱きしめる、いつか世界を愛せるように、愛せなくても、あなたがここにいてくれることへの祝福を何度でも、ふらつきながらここまで巡って、辿り着いてくれたこと知ってるよ、ありがとう、なんだかんだ出逢えちゃったからここから先も、たまに交わる人生を楽しめますように
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今年もゆるやかに、時に密に、
インターネットで逢いましょう!
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ummiii-moonlight · 11 months
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春、時間、電灯、集合体
(20220402再掲)
だから、今、何者でもないわたしが企業説明会の後にスマホから打ち込んでいるこの文章が、もし、いつか、誰かの目に触れているのだとしたらそれは奇跡的なことなんだと思う。あまりにも膨大で、目を瞑りたくなるほど鮮明で、光も闇をも内包したこのネット世界で、一度たりとも出逢うことがないかもしれない人の心に少しでも触れることができる、そんな事実に何度くらくらしたことだろう。肌を重ね合うことでしか得られない何かは確かにあるのかもしれない、でも、だとしたら、私が、あなたが、家族にも、親友のあの子にも、恋人やパートナーにも明かすことがない心の奥底を、こんなところでさらけだして。見せ合えたなら、私たち、ちょっと、今夜だけは手を繋いで眠れるのかもしれない。
春が苦手だ。環境の変化が苦手というのも勿論あるけれど、そうじゃない、このあたたかさと優しさは私には眩しすぎる。気持ちが良いなんて、早くきてほしいだなんて、逆に無神経だなんて思ってしまう。こんなことを考えているからなのかは分からないけれど、春雨の日は不思議な気持ちになる。夏のそれとは違う、ずっしりとした、それでいて希望と憂いの間をゆらゆらしている、なんというか、不安定で、人間みたいで少し怖い。冬を越えて春がくるなんて言うけれど、春はそんなにたいそうなものでも、冬はそんなに耐えるためのものでもない気がする、多分。ああ、でもつまるところ、私は春を好きになれない私が嫌なんだと思う。
ごくごく小さな世界で息をしている。対話で解決できないことなどこの世に存在するのか、仮に存在するとして、傷つけ合うことで解決することなんかは絶対にない。どんな気持ちで夜を過ごしてるのか、震える手を握ってくれる人が隣にいてくれるのか、朝を迎えられるか、目を瞑りたくなってしまうような状況を強いられている人が確かにそこにいる。こうやってざらついてきた心を手触りの良いものにするために、私たちは情報を遮断し、芸術に手を伸ばすことができる。だって私たちは、目の前に立ちはだかる一つの小さなハードルだって飛び越えられるかどうか、不安でたまらない。それは時に、ひどく胸が締め付けられる。ただ、自分の日々を守ることは何より大切で、やらなければならないことで、あなたの怒りや悲しみは大切にされるべきものなんだよ、とも同時に思う。
いつだって、今だって、わたしは上手いことを言おうとして、何も伝わらないのかもしれないと思うとすっごく怖くなる。自分の言葉たちは張りぼてのようだとも、よく思う。ただ、めんどくさいところが凝縮されているとも。ぼやけている輪郭をはっきりさせる必要なんてないのかもしれないのに、安心がしたい、一体、何を生み出した時、私が私に出会えるのだろう。
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ummiii-moonlight · 11 months
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十億年
(20201205再掲)
" ミルクティーカラーに髪を染められなくてもいいから、文化祭のちょっと気合を入れたヘアアレンジだけでうきうきしたい。
ベージュ系で固められた全身、好きな服、毎日着れなくてもいいから。膝下5センチのスカートをギリギリ1回折ってダサいね〜って言いながら下に体操服着てたい。
丈長いと雨の時教室にスカート干さなきゃいけないし、白ソックスはすぐ汚れてムカついてたけど、制服ディズニーなんか全く想定されていないあの制服が愛しい。
すっぴんで大学に行けないのなんで。毎日ビューラーとマスカラでまつ毛あげて、事あるごとにリップ塗り直して。体育の時間に死ぬ気で日焼け止め塗り直してるだけだったのになぁ。
渋谷の新しいタピオカ屋さんじゃなくて、未成年のくせにイキって飲むお酒じゃなくて、高校内の自販機のラインナップが変わるのが、友達と買った飲み物を交換するのが楽しかった。
表参道の映えるカフェよりも、帰り道のファミレスのドリンクバーで良いよ。行事の後の先生からのご褒美アイスの方が良いよ。
推しのイベント土日じゃないと行けなかったのに、今はすぐに行けちゃうな。捨てようと思えば、すぐ捨てちゃうことが出来るの怖い。
1年も待てず酒飲んでカッコイイとか思っちゃってるのとか諸々の回りくどい匂わせストーリーも見たくないなぁ、というか大学生ってインスタやってないと友達出来なかったんだね、LINEだけじゃやっていけないって気づいたの遅かったな。
何でも簡単に手に入るようになっちゃったのに、もう二度と手に入らないのが。、辛い。 "
っていうメモがありました、大1らしくていいなと思った。
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ummiii-moonlight · 11 months
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宇宙空間 in マイルーム
2ヶ月くらい前にヘッドフォンを新調した。外で聴くというよりも専ら家の中で楽しむように購入したので、密閉型で見た目は少し大げさ。爆音で好きな音楽に包まれれば、そこはまさに宇宙空間で🪐ライブ音源なんかもうすごすぎる。ラブリサマーちゃんのベッドルームの夢のMVを思い出す。あれです。
ライブに自由に気軽に参加することが難しいことは、なんども落ち込んだりするけれど、ホムカミの福富さんがひいては、きっと、Homecomingsがライブと同じくらいの熱や想いを楽曲やフィジカルにこめているというお話を聞いて、(あんまりこの言葉は使わないのだけれど)救われた感じがしたし、もっとずっとこれから音楽が楽しめることが嬉しくてたまらなかった
生活の中にあってくれる音楽たちが愛しい
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