Tumgik
uchusenshi123 · 6 months
Text
--
きっといつかなりたいものができると思っていたのに、なりたいものがないまま、なんとなく生きていたら坂田銀時と同い年になってて泣いた
水槽の中の水が入れ替わって起きる前の景色を忘れる 住んでみたかった街に住んでみて想像通り完璧すぎて怖くなってまあまあ好きな街の方に引っ越した いつまでたっても、嬉しいのがこわい 好きな人の笑顔がこわい 紙粘土潰す 釣り銭入れるケース怖い 完璧なものいつか変わるから完璧な瞬間みると寂しくなって逃げ出したくなる 完璧なんて主観なのに 電飾のお星様へ 生まれ変わったらシルバニアファミリーになれますように 猫になりませんように フリースタイル人道破壊 行手の見えない悪夢の中で腹痛 望み通り流行ったはずの「元気」が想像以上に爽やかで苦しくなる
常に速燃性の熱しか持っていないし燃えカスは二度と燃えない 空前の同級生結婚ラッシュと親戚出産ラッシュ どうせ謎の叔母さんになるならサマーウォーズの侘助おじさんくらい実はすごいことしてたいのにひとつもすごいことしてなくてやばい ラブマシーン今から作って伝説の叔母ちゃんになろうかな でももしかしたら「そろそろいい歳した女なんだから」どうたら言われる歳を耐え抜いたところに真の 人外として生きる契約書みたいなのあるのかもしんないっす
夢で会った架空の好きな人だけを集めて夢の中でオフ会してクソ気まずくなって全員嫌いになりたい
33 notes · View notes
uchusenshi123 · 8 months
Text
---
こんなになってしまった つまらない人間つまらない大人、それを分かっていて迎合することに命をかける
怒られたくない、嫌われたくない、もう誰ともぶつかりたくないあまりに私は無理やり年老いた
爪の先の魔法は使い果たした メルヘンランドのうさぎたちが身投げする 私がひとつポエムを殺すたび、むこうでは一話の青い鳥が焼き鳥になっているらしい しらんがな しらんがな 知っていたいのに。 壁のぼこぼこひとつひとつに古代文明があるならば カレンダーの四角ひとつひとつが誰かの部屋ならば?...?
揶揄なんて空想の散弾銃で蜂の巣にすればよかった 名前なんて立場なんて社会性なんてパンに塗って食べて消化して排泄して下水道に流せばよかった あの日私がつけた机の傷 削れた木材が今もどこかで私を見ているのかもしれない
ジャガーの目 あの日、私の知る由もないあの日、誰かが吐いた夢想は私の中にきっと宿っている 誰かの血に塗れて新宿の交差点、もう知らなかったことなんて何ひとつなかったね 衣擦れの音 私以外の生命体 出て行け
どこにも行けなくなって新しい魂をいくつもインストールしてデバッグを記録した もうこの体は器でしかないがこうして無意識の垂れ流しは可能である 通り過ぎていったいくつもの魂が後悔を助長する 生きていてよかった
初めての愛は誰もきっと虚しい あなたの 思い出すだけで気が狂うようなその話を 好きなだけ落としてもらえる沼になろう
17 notes · View notes
uchusenshi123 · 4 years
Text
さあ静かに
これから毎日わたし手に入らない事を泣きながら一瞬だけ幸せになってそれはまた霧散する 君が膨らましたシャボン玉の隅々まで何も入る余地なく詰めていくよ でもそれを君は知らない 帳の鳥 ゴミ山のてっぺんに降りて候 自由を知らないカタツムリに今つかの間の安らぎを 眠れない子供たちに送る子守唄 これからあの子の子宮に宿る魂にほんのひとつまみ楽しい魔法をかけよう わたしにとって だけ 楽しい魔法をかけよう ねえどこへゆくのあの時の廊下の匂いよ 同級生への憎しみよ 世界への殺意よ 強くなったら必要ない 克服したら必要ない 問題をクリアしたら価値なんてない いつまでも苦しみ悶えていないと迫害を受けるよ それが今の世界だよ
29 notes · View notes