Tumgik
thinking-ashi · 1 day
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20240421 midnight
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パークハイアットの一室、照明を全て消した部屋は大きな窓に囲まれて、暗いどころか、全面に広がるパノラマ夜景。ガラス一枚を隔てて現実世界を見下ろしているような錯覚を起こし、私も金曜日まではその景色の一部だったんだというホームシック。
その眩い表層の真っ暗な箇所、代々木公園はぽっかり開いた巨大な穴のようで恐ろしかった。
血管のように赤く、広く枝分かれして流れる幹線道路にどれくらいの人間模様や膨大な感情が含まれているのか。
上から眺めている疎外感。隣でベッドに沈むこの人も汚れのない高層だから、ここは空気が薄くて呼吸しづらい。
早く下りて、私もその生々しい場所で翻弄され続けて、東京の景色に溶けて消費されて一生を終えたい。
思考の渦に引き摺り込まれ、呑み込まれて、
私はいつものアラームで目を覚ます。
月曜日の白けた朝、鈍重な曇り。
昨晩の扇情的な全てを帳消しにするように、殺伐とした西新宿の、ただただ機能した光景。
唯一残っているのは萎れ始めた花束とフルコースの消化不良。
還ろう。
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thinking-ashi · 10 days
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20240420 afternoon
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Written 4 years ago
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thinking-ashi · 12 days
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20240418 midnight
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noteより
この翌年、しっかり羽化したアケビチームJrの鳴き声によって不眠が続きノイローゼになって昆虫ショップに引き取ってもらう。
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thinking-ashi · 22 days
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20240408 evening
春は乱れて初夏は腐って真夏は爛れる。
男で。
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thinking-ashi · 29 days
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20240401 noon
奇人奇人って、もうほんとに飽きた。
まあでもHPSとかセンシティブとか
そうやって揶揄されるよりマシかな。
たまに調子が良い日が連続すると
自分を真人間だと勘違いしてしまうけれど
ふとした時にちゃんと自分を抑えられなくて
あー私クズだったわって、我に返って安心する。
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thinking-ashi · 1 month
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20240324 night
やっぱり私極力お酒飲みたくないなーって。
ほろ酔いの感覚すらも嫌い。
神経も感覚も常に研ぎ澄ましていたい。
シラフで高揚したいし
シラフで失敗したい。
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thinking-ashi · 1 month
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20240324 noon
朝から降る小雨は3時頃完全に止む予報で、不安定に止んでいた昼過ぎ、隙を見計らい傘を持たずに家を出た。
きっと明日の朝、傘が邪魔になると思ったから。
私は3時頃まで屋外を歩けない。
週末で混み合う東京駅の地下通路をつたい、居場所を探す。
八重洲ミッドタウンでコーヒーを飲みながら小一時間読書。江國香織の神様のボートを読了した。あらすじでは狂気という言葉で表されていたが、恋愛で発生する普遍的な盲目状態という感想をもった。
感想を引きずった頭のまま、雨が止んだ地上へ出る。目的があって八丁堀へ足を進める。
霊岸橋から川面を眺める。それは私が秘書だった頃に毎朝決まって遡上したクラゲを探す習慣。今同じことをしてみても、"あの頃に浸る"ということは起こらなかった。思ったよりも薄情な自分を意外に感じる。そういえば強風の日に、スヌーピーの折りたたみ傘の外袋を盗ったのはこの橋だった。
私が勤めていた会社はもうなかった。
会社だった場所はフェンスで覆われていて、私は工事看板を眺める。
隣で同じく工事看板を熱心に眺めるご老人がいる。
私は咄嗟に、ここに建っていた建物をご存知ですかと声をかけた。
ご老人は私が勤めていた建物を知っていた訳ではなく、隣のビルの居酒屋で飲み会があるため、店が開くまで待っていたそうだ。
少し話しているうちに、私もその飲み会に参加する運びになった。
ベイエリアの同じ高層マンションに住む大型バイク愛好家達の集まりだそうだ。
東京モーター(サイクル)ショーの開催に合わせて集まるらしい。
刺身や煮魚、焼き魚ととにかく海鮮料理を堪能させてもらい、そしてまた来週銀座で鰻をご馳走になる予定までもいただき、ほろ酔いでご機嫌になる。
このハプニングのような思わぬ縁が新鮮な話題のうちにと、"今の仲良し"に連絡を入れた。
八丁堀から六本木は日比谷線ですぐだ。
予め、この後予定がありますと言っていたから、宴を途中で抜けることは自然だった。(当初のニュアンスで言えば断れないに近い巻き込まれた形での参加で、逃げ道を作っていた。)
ワインが飲みたい。
親密になりたいと思った人に対して、自分が行きたい場所やしたいことを素直に伝えることが苦手な私は、たぶん初めてちゃんと願望を発した。
そのとき地下鉄から送った文字全て、躊躇いはなかった。
スプリングコートを着た彼。
偶然、初めて会った日と同じ場所で待ち合わせをしたため彼の装いの変化で季節を感じた。
住宅街の中にある彼の好きな店(リーズナブルで美味しいワインが飲めらしい)は休みだったため、結果的にただの肌寒い夜の散歩をした私達。
同じ道、彼がまだダウンを着ていた頃の私達の会話は確かもっと自然だったと思う。
いつからか、会話をするたびに息が詰まるような空気感がうまれた。
こんなにぎこちないコミュニケーションをするくらいなら会わなければ良いのに、やめる必要が見つからなかった。そしてお互いに何かから逃避していた。
結局待ち合わせ場所の赤坂ミッドタウンに戻り、赤ワインとチーズを買って、すっかり来慣れたビンテージマンションに入る。
彼が作ったボロネーゼと、ジャガイモとサワークリームの美味しいつまみをあてにワインを飲んだ。
少し前から、彼と私の潮時がそろそろだとわかっていた。しかしそれまでにきっとあと1回だけ会うだろうとも思っていた。
私は、私自身の大して面白くもないインモラルな話をお披露目して最後の夜に興を手向けた。もう戻れないように、いままで繕っていた私を手放して、浅ましい人間だと話した。
一番良かった。
私はショートスリーパーだと思う。
目が覚めてから2時間後、白々しく眠いふりをした。
まだワインが残った朝、会話はぎこちなく、一刻も早く不自然ではないように帰りたいと思った。
毎回淹れてくれるモーニングコーヒーの豆が変わったこと、今朝初めて朝ごはんを作ってくれたこと。
もしここに忘れ物をしてももう取りに来ないな、とか。
ほら、傘はいらなかったな、とか。
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thinking-ashi · 1 month
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20230108 night
日経新聞1
幸せや豊かさについて追求し、文章にすることが好きです。
私がそう話してから、日経新聞で連載中のコラムを毎日コピーして渡してくれる方がいる。
そのコラムをお昼休みに読みながら、私もおすすめのエッセイを付箋紙に書いておいて、後でこっそり渡せるように自分の社員証の裏に貼っておく。
日経新聞2
私が秘書として兜町にいた頃、朝一番の業務として日経新聞を切り抜いてスクラップを作成し、淹れたてのお茶と共に上司にお渡しするというものがあった。
証券や商品に対して知識が乏しかった私の目には、紙面に度々出てくるトウモロコシという文字が妙に際立って見えて、また愛着を感じて、毎日トウモロコシの文字にマーカーを引いていたことを思い出した。もちろんスクラップを作った後に。
先輩1
10歳年上の先輩は癇癪持ちで怖かった。
先輩はフロア共用の冷凍庫を独占していて、そこに業務用のミックスナッツを詰め込んでいた。
私は今も自宅の冷凍庫でナッツを保管している。先輩から学んだことはとても多い。
先輩2
嬉しいことがあって元気なとき、生理で気が立っているとき、
どちらの私も同じように所作がガサツでちょっとだけ怖いと先輩は言った。
よく言うよと思いながらも、他人から見た状態が全てで、私の場合は元気でも生理でもアドレナリンが溢れ、気分の波があると評価されているのだと、それによって他人の気を散らしていたのだと知った。
割り増しで元気なとき、包み隠さず元気さを体現することは良いことと思っていたから、覆された小っ恥ずかしさと情けなさでその日は一日落ち着かなかった。
それ以降は、月曜日の朝も金曜日の午後も、雨でも晴れでも常にヘラヘラとしていた。
そのおかげで社内の方々にはとても可愛がってもらえた。
第一印象
営業部長とのやりとりが増えた。
なんだかいつも不機嫌そうで、私との温度差が激しく、自分が空元気のように思えて居た堪れなかった。
不可思議
春先は上着に悩む。
退勤した私はTPOをわきまえ(たつもりで)、会社を離れてからライダースを羽織っていた。
後方を歩く営業部長には全く気がついていなかった。
翌朝、私がお仕えする上司に急用があるらしく営業部長がフロアを訪ねてきた。
来て早々、飴やカラフルな小物で溢れる私のデスクを見て、お前は本当にチャラチャラしているなぁと上機嫌で会話を始めた。
しまいには私の席に座り、机上に出しっぱなしにしていたカッサを手に取り派手に笑った。
それからは私が退職するまでの間、一番分かりやすく贔屓目に可愛がってもらっていたと思う。
私は今だにビジネスマナーの正解がわからない。
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時系列補足
日経新聞1は現在
他は秘書時代の話
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thinking-ashi · 1 month
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20240323 morning
仕事やら家庭やらのマウントを取りくる人が実は自分より幸福度が低そうで、一方で雑魚の私は幸せで仕方ない顔しか出来なくて
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thinking-ashi · 1 month
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20240322 noon
春ってなんだか無茶がしたくなる。
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thinking-ashi · 1 month
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台湾いきました。
たぶん再来月再来訪します。
20231029 night
幸せな誕生日ウィーク。
3月は台湾に行きます。
コロナキャンセルのリベンジできます。
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thinking-ashi · 2 months
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20240303 evening
東京マラソン、大変お疲れ様でございました。
完走直後の方々の身体や目つきに、収まりきっていない活力がはっきりと見えて興奮しました。
本当にかっこいい。
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thinking-ashi · 2 months
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20240303 morning
嫌いなものを糾弾するクセ
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thinking-ashi · 4 months
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20240103 noon
いよいよ運開く、と
そう思う。
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thinking-ashi · 4 months
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20240102 noon
怒ったら運気が下がりそうなので、柔軟な思想と適度な無関心さを持ち合わせ、とにかく自分を下げないことを意識して、あとはいつもどうりの私でいたい。
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thinking-ashi · 4 months
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20231225 evening
友達と楽しいを共にした一年だった。
大変だったこともあった気がするけど
年の瀬の今となって霞んでいるなら
今年はただただ幸せな一年でした。
来年は更に健康に気を遣いながら
引き続き
幸福度の高い日々を積み重ねていきたい。
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thinking-ashi · 5 months
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20231204 afternoon I
毒素
自分の調子が良いときは男にばかり時間を割いて、自分の気分が落ちたときだけ"遊ぼう"と連絡してくるなら、友達が減って至極当然。
例えば休日に外食出向くなら、いくら昔馴染みでも、年々胃もたれするような、そして気の利かない店より、自分が本当に美味しいと思える親切で落ち着く店を選ぶ。
選ばれないと嘆いてばかりの人は傲慢さが目立つ。
ツキ
自分自身を可哀想だとか運が悪いと思っているなら、普段の当たり前の行動を見直した方がいい。その被害者的思考回路を盛りたてているのは自分のせいでもあると思うから。
他人への態度を改めてみたり、食生活や生活習慣を見直したり、あとは気を紛らわす努力をしてほしい。
近い友人以外からの死にたい話、死を試みた話には微塵も興味がない。だってあなた今生きてるじゃない。
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