Finland X'mas dinner event- 田中亜土夢選手「日本とフィンランドの架け橋に」
2017/11/12にLifte〜北欧の暮らし〜さんの主催で、フィンランドから帰国したプロサッカー選手田中亜土夢氏とフィンランド大使館上席商務官の木村正裕氏によるトークを含むクリスマスディナーイベントが六本木のフィンランドキッチンtaloにて行われました。
フィンランド大使館商務部監修のレストランでもあるフィンランドキッチンtaloのこの日のクリスマスディナーはビュッフェ形式で、色鮮やかなフィンランド料理が並び、フィンランドビールも飲み放題!
美味しい料理とお酒が進む中、フィンランド1部リーグのHJKヘルシンキにて2015年から3年間プレーをして、リーグ優勝、カップ戦との2冠を達成に大きく貢献し、ドイツメディアでは「フィンランドリーグで最も価値のある選手」とも紹介された田中選手のフィンランドにまつわるエピソードなどお話いただきました。
「フィンランド」を選んだ理由
新潟で10年プレーして、新たな刺激を探していたなか、HJKヘルシンキからオファーがあった。
最初はフィンランドがどこかもわからなかったが、ムーミンやマリメッコなどのブランドは知っていて、あとからそれがフィンランドのものだったと知った。
フィンランドの印象とブルーベリ���島
入国したのは2月で、降り立ったときの寒さが「痛い!」と感じた。
ヘルシンキの町はコンパクトで都会過ぎず、ゆったりと過ごすことができる。
近所にmustikkamaa(ブルーベリー島)という島があり、愛犬とよく散歩した。
あたたかなHJKヘルシンキのサポーター
退団するとき、日本語で「アトムさんありがとう」というファンからコールがあり、感動した。また戻ってプレーしたいと思った。
日本とフィンランドの架け橋になりたいという思いがあり、現地在住の日本人の人々に普段は中に入ることができないスタジアムツアーなどもしたことがある。
おすすめの冬の過ごしかた
もちろんフィンランド発祥の「サウナ」。(日本でも使われている「サウナ」という言葉がフィンランド語だということを田中選手が説明すると「へぇ〜」という声も)
フィンランドのクリスマス料理も食べた。クリスマスハムも。
このあと、豚は豊かさの象徴のため、クリスマスのハムが豚肉であることが木村商務官より紹介されました。
クリスマスのミルクがゆは1つだけアーモンドが入っており、それを食べた人に幸運が訪れるということについて、田中選手がまさにアーモンドを食べ、その年にHJKヘルシンキが二冠に輝いたというエピソードも。
木村商務官からは、サンタクロースの住む場所コルヴァトゥントリや、トナカイソリは8頭立て、実はトナカイは集団行動が苦手!ということ、赤鼻のトナカイは 英語ではルドルフだけどフィンランド語ではペッテリ(Petteri)という名前、サンタの奥さんはクリスマスばあさんの意味であるヨウルムオリ(joulumuori)と呼ばれてサンタが風邪をひいてしまった年は超人的な能力でプレゼントをすべてさばいてしまったなど、フィンランドのサンタトリビアを続々と紹介していただきました。
そのあともイベントは続き、田中選手のサイン会や、クリスマス抽選会等も開催されました。
抽選会のプレゼントには、「典型的なフィンランド人」で知られる内気なマッティのかわいい新作絵本『マッティ、旅に出る。―やっぱり今日も憂鬱』(カロリーナ・コルホネン (著, イラスト), 柳澤はるか (翻訳)、方丈社)のプレゼントなどもありました。
会場内での参加者同士の交流もあり、田中選手の人柄がにじみ出るようなアットホームな会でした。
田中選手に、「どんなフィンランド語を知っていますか?」と質問したら、フィンランド語の早口言葉を言ってくれました!
そしてもちろんフィンランド語のスラングもご存知でした。笑
今回のイベントを主催したLifte〜北欧の暮らし〜さんは今後も定期的に北欧のイベントを行っていくそうです!
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