Tumgik
#0ヶ月
illust-3month · 5 months
Text
3ヶ月上達法本
Tumblr media
遂に購入!
0 notes
emiemi88888 · 2 years
Photo
Tumblr media
家族の記念手形アート みんなの「手のひら写真」から 制作いたします。 サイズはB4かA3があり 人数やサイズによって ご提案いたします^_^ フレーム付なので 届いたらそのまま飾れます。 #minneで販売中 #creemaで販売中 お気軽にお声掛けください^_^ #出産 #新生児 #新米ママ #女の子ベビー #男の子ベビー #令和ベビー #生後2ヶ月 #生後3ヶ月 #newborn #生後4ヶ月 #生後6ヶ月 #お宮参り #ニューボーンフォト #生後0ヶ月 #生後1ヶ月 #出産報告 #ハーフバースデー #生後7ヶ月 #生後5ヶ月 #100日祝い #ベビスタグラム #お食い初め #月齢フォト #halfbirthday #petapeta #petapetaart #petapetaartアドバイザー https://www.instagram.com/p/ChM6Ga6pY3d/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
li--c-ht · 4 months
Text
出会った頃から掴めない人だった。もう8年の付き合いになると気づいた時、お互いに笑ってしまった。初めて会った日を全く覚えていないし、恐らく相手も覚えてないだろう。学生の頃は良く遊んでいたけれど、社会人になってから予定がすれ違い、久しぶりに会うと随分と髪が伸びて、金髪になっていた。新宿駅の待ち合わせでかなり探してしまった。お互い最後にいつ会ったかも覚えていなかったけど、たまに交わす連絡で大まかな近況は知っていた。4年付き合った彼女と別れた、私は仕事を辞めた、など。暑い夏の日だった。
そこから1年半後、最悪の状態で終電を無くした私はダメ元で「家に泊めてくれないか」と連絡していた。1人暮らしで夜中に起きている人はかなり限られている。3人に連絡して、1番最初に連絡が返ってきた。同棲していた彼女と別れて1人暮らしに戻っていた家に、こんな形で来ることになるとは。笑ってしまった。タクシーで向かうと、1年半前よりももっと髪が伸びて、後ろにひとつに結んでいた。毛先だけ金髪で、また誰なのか分からなかった。学生の頃は私が喫煙者、相手は非喫煙者。嫌煙していたのに、今では喫煙可能の喫茶店を探すほどに。ワンルームなのに煙草の匂いが全然しなかった。「生活感がない」という言葉を体現したかのような人間なので、部屋も本当に物がなかった。同棲する前の、学生の頃に住んでいた家は何回も行ったことはあったけど、その時よりも何もなかった。柑橘の、何か甘いような匂いがした。夜中に押しかけた上に、1年半ぶりの再会がこれなので、申し訳なさすぎてベッドの横に座布団を敷いて、座ってずっと映画を見ていた。仕事終わりだったらしく、すぐベッドに入って眠っている。時間が過ぎるのを待てれば良いので、息をひそめていた。寝返りを打つたびに、手が触れるのを感じていたけど、もう良い大人なので、気付かないふりをした。床が冷たすぎて、何も考えずに済んだ。
お互い何も言わないけれど、学生の頃に、何度もキスをしたことがあった。その先の、線は越えていない。不思議な関係だったことを、そういえばずっと忘れていた。それが去年の、寒い日だった。
年が明けた。ダラダラとラインをしていると「めちゃくちゃ酔っ払った」と来た。どうやら新年会で飲みすぎてしまったらしい。水を飲め、など面白がっていると「暇なら来てほしいレベル」との連絡。この前世話になったしな〜と、支度を始める。まだ三が日が過ぎたばかりで、私が家に押しかけた日から1ヶ月も経っていなかった。ウケるな〜と思いながら、タクシーに乗って向かった。夜中の0時前に着くと、ベッドに転がっていた。めちゃくちゃ酔ってるけど、頑張ってお風呂には入ったらしい。危険な行為すぎて呆れてしまった。しばらく酔った人で遊ぶ。おでこにペットボトルを乗せたり、水を飲ませたり。何要員で呼ばれたん?と聞くと、心の��え・おしゃべり要員、と言われた。そう言った割にすぐに寝息が聞こえた。まだ着いて1時間も経っていなかった。床が冷たすぎる。暖房がついてるはずなのに、顔にだけ温風が直撃して死にそうなので、寝ているのを起こしてベッドに入って良いか確認、滑り込んだ。背を向けて横になって寝ているので、私は壁に背をつけて、下半身だけベッドに入った状態で映画を見た。腰が痛くなって、私も横になる。お互いに背を向けた状態で寝っ転がって、ぼんやり映画を見ていると、後ろから抱きしめられた。もう私は彼氏と別れていたし、なんとなく予感と期待があったので放っておいた。暖かい。映画を見始めたばかりなのに、全然集中できないし、眠気も来ない。私は人と一緒に眠ることができない。暖かさだけを感じて、映画を見切った。もう諦めて、お互い向かい合って抱き合った。間接照明も消して、窓から明るさだけが頼りの部屋で。線を越えたことはないし、多分これからもない。性的な雰囲気が一切ない男だ。不思議と、それが私を安心させた。背中に回った腕で、背骨と肩甲骨の形を何度もなぞる。痩せていて、大きな背中だ。向き合っているので、何度も目が合う。唇ばかりに目が合ってしまう。暑い。手が何度も頬に触れて、焦げる。同じことをきっと考えているけど、何も話さなかった。キスをした。唇の形を確認し合うような、軽いキス。何も話さず、キスをしては抱きしめ合って、背骨の数を何回も数えた。1、2、3...と数えても、途中で分からなくなった。カーテンの隙間から、朝日が差し込んできた。何故か遮光カーテンだけで過ごしている。カーテンレールに、毛布を掛けて、朝日が眩しくないようにしていた。またベッドに戻ると、少しだけキスをした。
二日酔いどう?と聞くと、まだ頭が痛い、とうんざりした顔をしていた。ベッドから出ると、何も起きて無かったかのように、数時間前のように、2人で換気扇の下で煙草を吸った。仕事が残っているのはいつものことで、15時頃に一緒に家を出た。タクシー代をきっちり回収して、電車で帰った。コートとマフラーから、あの、柑橘の甘い匂いがして、顔を埋めた。体温を反芻しては、どんな性行為をするんだろう、と想像してしまい、死にたくなった。
29 notes · View notes
tsumakoushika · 6 months
Text
Tumblr media
(第一部)
衝動的に寂しくなって、夜道を誰かに声をかけられるまで、取り止めなくさまよい歩く習慣がついたのは二ヶ月前からで五回目だった。知らない街まで電車に乗って、治安の良くない場所を選んで歩く。命の危機に晒されて半死半生の目に合うこともあれば、何事もなく無事に帰って来ることもある。仕事に行き自宅に帰り、一人食事を取り寝るだけの繰り返し。誰かに求められることもなければ必要とされることもない。一度負った傷の瘡蓋を剥がす一時の甘い悦びに浸りたいだけの狂った夜間歩行。
現地でシェリー酒やブランデーの強いお酒を飲んで、ほろ酔いから次第に足取りが重くなってくるのに任せる。お酒の酔いの回りの早い私にとって、緊張する瞬間。身元のわかるものは一切持たず、頼るのは自分の意識次第だというのに、その意識すら混濁させながら、ふらふらする。街灯の点灯し始めるマジックアワーを闇に紛れながら、細い路地を歩く。袋小路になるところ、人一人しか通れないような家の隙間を選んで歩く。日中は光の差し込むだろう通路は、ただただ魑魅魍魎の通る獣道のように、鬱蒼として気味悪くなる。
白地に黒い猫の柄の入ったロングの巻きスカートに、一点もののデザイナーズセレクトの白地に赤の刺繡の入ったカットソーを着て、シルクの下着を身につける。巻きスカートの黒い猫の目は金色に光り、夜目にも輝いて見える。巻きスカートは一点もので、かつて愛した人にプレゼントされたものだった。よくこのスカートを身につけて一緒に歩いた思い出のぎっしり詰まったものだった。私は他の男性とSNSを通じてやり取りしていた事を彼に誤解されて、約束していた結婚を取りやめにされた。別れ際、愛する人に清らかな人だと思っていたのに、不潔だとまで言われて、ショックを受けた。ただメッセージのやり取りをしていて、なんの疑われる行為もしてなかったのに。彼はその数ヶ月後にSNSで知り合った人と一緒になったと聴いて、ダブルでショックを受けた。私は清らかではなく不潔な人間だというレッテルを貼られたまま、蛇の生殺しのようになって、数ヶ月泣きはらした。
誰も通らぬような通路を、ドキドキとしながら通り抜ける。空を見上げると、三日月が空に架かり、流れる雲に隠れては見え、隠れては見えする。明るい星たちから輝きだしている。知らない場所の闇の中、月の方角と光だけが頼り。既に刺すような冷たい風が吹き抜け、ただでさえ心細い私を不安にさせる。
30分ばかり歩いたろうか。後方に、私の後をつけている人を確認して、速足で歩こうとする。うまく歩を進めることのできない速足で歩くと速足になり、ゆっくりと歩くとゆっくりと歩く。私は頭が真っ白になるのと同時に、なんの目的でついてきているのか、逃げ切ることができるのか、頭をめぐらす。地の利のない場所で、自分がどこに行きつくのかも分からない通路をやみくもに歩いている愚かな自分。
この先には何があるのか、道すらもないのではないかという不安と、後ろから追いつかれて、腕を掴まれて更に人気のない場所に連れ込まれる妄想と闘いながら、ふらふらと先に進んでいく。
ふと、後ろからの気配が消える。安堵したのも束の間、カラスが群れて、泣き叫んで暴れている袋小路にたどり着く。心臓がどくどくと聞こえるぐらいに膨大な血流を全身に送り、高鳴っている。私は行き場を失い、来た道を戻るしかない。カラスはこれから起こる何かを暗示しているかのように、獰猛に暴れている。
自分が今どこにいるのかもわからない場所で、闇から闇を通り抜ける。人の気配のない場所で、月明かりだけが頼り。来た道かどうかも分からぬ不安と闘いつつ、二股に分かれている地点にたどり着いた。
どちらに進もうか立ち止まったところで、後をつけてきたと思われる男が待ち構えていて、口をタオルで覆われて、固く捕らえられた。タオルは汗臭い匂いがした。男は地の利のある場所で、一番いい場所で私を待ち構えていたのだ。抵抗する時間も与えられぬまま、竹藪の中に引きずり込まれる。腐った水の匂い、成長した竹の青臭い匂いの中に入っていく。
ちくちくと背中に痛みを覚える場所に引き倒されて、体中を弄られる。お洒落な格好も台無しで、スカートもカットソーも引きはがされて、巻きスカートの黒い猫も無惨に引き裂かれて、脱がされた。白い素肌が闇に浮かぶ。痩せた脇腹の肋骨が上下するだけで呼吸すらままならない。男は貪りつくように覆いかぶさり、欲望の限りを尽くしていく。
私は頭上で竹の葉の間で見え隠れする三日月を涙を流しながら、男の律動に突き動かされている。三日月は冴え冴えと妖しく光り、儚げに歪んでいた。快楽はどこにもない。身体の中を硬くなった虫が激しくうねり、大切な何かを剥奪された痕が残っていくだけ。なぜ私はこんなことをくり返しているのだろう?なぜ?なぜ?と自分に問うてみても、答えは返ってこない。私は私を放棄することで、自分に仕返ししているような気持ちになった。
自分を大切にできずに、汚されていく自分を俯瞰して見つめている。男は二度三度、繰り返し中で果てると、その場に私を残して立ち去って行った。私はぴくりとも動けないまま、竹藪の中で白い肌を晒している。体の芯まで冷えて、このままここで死ぬのではないかと思った。誰かが私を見つけ出して、救ってほしかった。こんな愚かな私でも大切に想って、抱き上げて介抱して、温かなスープを飲ましてくれる存在が欲しかった。しかし、そんな温もりはこの世の中にはどこにもなかった。
私は散らばった衣服をかき集めて、下着を見つけることのできないまま、震える手で身につけた。寒さと怖さで、ガタガタと歯が鳴っていた。お洒落な衣服は、泥で汚れて、竹の落ち葉が張り付き、ところどころ破られていた。巻きスカートに張り付いた猫まで無惨に足元から引き裂かれていた。金色の目には泥がこびりつき、輝きを失っていた。
私はふらふらと立ち上がり、西に傾いて地平に消えて確認できなくなった三日月を見失って、酔いが醒めて素面になって、呆然と闇の中をさまよい帰った。私は正気ではない行為をしているにも関わらず、冷静だった。汚れるだけ汚れて安堵したかった。
自宅に帰った時には0時を過ぎていた。鏡には変わり果てた私が映っていた。私は三日月のように、これから満ちて丸くなっていくのだろうか?限りなく欠けていき、空で真っ二つにぽきりと折れてどこまでも地の果てへ落下していくだけの月になってしまいそうだった。
果たして私は清らかではないのだろうか?ますます遠く離れた不潔で淫らな人間に染まる事で、人間としてのバランスを保てる気がしていた。
16 notes · View notes
xx86 · 1 year
Text
お弁当の食べ方
3年前ぐらいの自分のTumblrを読み返していたら、"血迷ってお弁当なんか買ってしまった日には目を白黒させる羽目になる。まず味が濃いし、当然おかずは食感も味付けも全部違う。それを脳が正確に処理する度に疲れてしまう。だから家にいる時はひたすらおかゆを食べている。おかゆはいい、何も脳が処理しなくていいから食べてて疲れない。"と書いていて、末期、と思った。疲れすぎている。今の私はお弁当は色んなおかずが食べられて楽しいし、栄養バランスがいいので重宝しているというのに。
良くなる時も悪くなる時もゆっくりと精神は形を変えていくので、気づけばあの頃は限界だったし、思えば今は楽に息が吸えている。喉物過ぎれば、というものでお弁当を食べられなかったことなんてすっかり忘れていた。
じゃあなぜ私はお弁当が食べられるようになったのか考えてみたので、いつかまた食べられなくなった時のために書き残しておく。
1. 仕事のメールを家で見ない
仕事が不安すぎて家でごはんたべてる時も、眠る前も、体調不良で休んでベッドの中にいる時も逐一チェックしていたけど一切見るのを辞めた。結局職場にいないと解決しないので不安になるだけ無駄で勿体ない。これを辞めたらまずオンオフが自然と分けられるようになって、退勤したら自然と仕事のことを考えなくなった。オンオフの切り替えほんとに大事。
2. ピルを飲む
生理痛も酷ければPMSも酷すぎて、精神の波と合わさり生理前はメンタル最悪。でもピルを飲み始めて2.3ヶ月で諸々落ち着いてきたので、今でも多少乱れることはあっても前ほどジェットコースター情緒ではなくなった。肉体の苦痛ってかなりメンタルやられるから体を健康に保つことって重要だなあと感じた。
3. 自律神経を整える
結局精神がめちゃくちゃになる時は自律神経の乱れも激しくなるので薬や精神についての本を読んだりするよりも生活整えるのがいちばん確実で手っ取り早い。最も精神を病みすぎると自力で生活を整えるのも難しいのだけれど……私は1.2でかなり元気になったので、本を読んで色々と学んだ。今はネガティブになっても、季節的に自律神経乱れるもんな~~よーしゆっくりお風呂入ろ~~と客観的に受け流せるようになった。
4.ハプニングが起きた時は深呼吸する
これも自律神経の話と被るけど不安だったり、パニックになる時は呼吸が浅くなるので自分のペースに戻して冷静になる為にも息を深く吸って深く吐く、を意識した。私はパニックになりやすかったのでこれは結構効果的だった。
5. 寝る時間を3時間ぐらい早くした
これが多分大きいんだろうな。でも1~4までが出来るようになって初めて早く眠れるようになったので。精神を病んでた時、医者にもネットにも早く寝ろと言われそれが出来たら苦労せんわとずーーーーっと思ってた。実際眠剤を飲んでも眠れなかったし、副作用で吐き気を催したり日中意識が朦朧として最悪だったし。寝たら朝が早く来る気が来て勿体ないとダラダラ3時ぐらいまで起きてたのを、明日も元気でいられるよう0時半には寝よう!その為には23時代にはお風呂に入ろう!と変えたら睡眠の質も寝付きも良くなった。
6. 手帳を活用
たまたま出会ったワーク付きの手帳が私に合っていた、ラッキー。良い気分の日は丸つけるというガントチャートをやったらほとんど丸が付けられるような、ガントチャートに丸つけたいから何か自分で褒めてあげられるような日にしようという意識で1日1日過ごせるようになった。スペシャルハッピーマインド。
4. 起こったことだけを受け取る
メールの文面が素っ気なくて冷や汗かいたり、友達や彼氏にに素っ気なくされた気がして変なこと言っちゃったかもしれないと落ち込んだりしてたけど、いや私が今言われたのってこれだけしかないな、と思うようにした。勝手に自分で追加情報を書き足さないというか。自分ニュアンスにしない。今でも考えすぎることもあるけどどんどん大丈夫になりたい。
今後腸内環境を整えるというのと、適度な運動を取り入れていきたい、と思ってる。どんどん心身共に健康になりたい。この世でいちばん美しいのは健康だから。
33 notes · View notes
38nakao · 2 months
Text
2024.03.13(水)
100%勇気!10000%やる気!10%元気!(労働残り2)
 結局前回の日から空いちゃった。なぜってケータイを会社に忘れたからである。書きたいことも流れてしまって、今なんか書きたいなと思えたから書いている。
 最近気づいたのだけど、やりたいことを今すぐにやれないとやる気のピークが過ぎて、そのままやりたいことが流れ去ってしまうのがわたしら��い。やる気の継続性がない。ただ、やらなきゃいけないことはよく知っていて、わりと優先度も分かっていて、それでもやりたくないとやらない。そういう時はもっとやりたくないことを強制されてるときにやる。そういうことで、労働中に新生活に必要な家電と寝具を調べて購入したり、忘れてた歯医者の予約などをした。(基本的に多動で、何かやってるときに違うことを出されると、そちらに注意や興味が削がれちゃう。どーしよ)
 この前、某夜学バーで『蓮と刀』という作品の講義を聞いた。橋本治さんは『「わからない」という方法』という本だけしか知らないし、なんならそれも前半しか読み終えてないけど、わたしが小さい頃ぶち当たって納得しないままやってたことに対して触れていて、あー!そうそう!なんかこの人わたしのこと分かってくれてる!?と思ったのを覚えている。それくらいの知識で観に行った(そんなのでも良いと書いてあったから)。
 メモもしてないので言葉とかニュアンスがぐちゃぐちゃのふわふわだけど、講義中に「みんなホモになれ!」なんて言葉が何度も飛び出した。もちろん本の中で出てるから講義にも出るわけだけど、まだ同性愛への差別がすごい時代だろうに、そんなストレートな言い回しできるのはすごいなと思う。今の時代ならそこだけネット記事とかに取り上げられて、本来言いたかったことは少しも触れられずに、「橋本はパヨク」とか「ホモセックス推奨おじさん」とか言われちゃうんだろうな。
 どんな本か言われたらすごくむずかしいけど、「本当に自由になるためになるには。今の不自由さについてやそうなってしまった背景から読み解いて、解決までを指し示した本」だと、わたしは感じた。
 どきりとしたのが、「『おとうさんがこわい」と言い出せないまま大人になった男がおじさん」という言葉。「おじさん」というのがなぜ偉そうなのかは、年を取るだけで権力を得られることに気付かずに精神は子どものままだから、みたいなことも書かれていて、そうそう!と頷いていたら、急に耳の後ろあたりをぷちっと針に刺された気がした。
 それを「お母さん」に置き換えたら、わたしもおじさんになってしまうのだ。
 今年で33になるのだけど、まだお母さんが怖い。わたしに関することで体裁が悪いことだと自分のことでもないのにヒステリックに詰められるのだ。
「あんたはもっと賢いと思ってた」「お母さんに惨めな思いさせる気?」 「むかし〜〜したのが馬鹿みたい」
などなど、大抵のトラウマはお母さんから与えられた。これだけだと毒親と思われてしまうから、そうでないことを話しておくと。やってみたいと言った習い事はさせてくれたし、それの送り迎えをして、朝早くからパート行って朝夜のご飯を用意し、それをずっと続けていた。いま思えば、お母さんも忙しくて大変でつらくて苦しかったんだった。そりゃあ習い事と学校以外じゃ遊んでばかりで、ろくに話もせずご飯が済んだらすぐ遊びに戻って家事の手伝いをまったくしないんだから、そりゃあ腹も立っただろう。その鬱憤が晴らすタイミングが必要で、それがほんとに叱らなきゃいけないときか、こっちの不手際を責めれるときだったんだろうなあ。
 わたしにとって、お母さんは権力だった。
 手伝いをしようとすれば「どんくさい」「要領が悪い」と指摘され、テストで90点だったら何で一問だけ間違えたのかと指摘され。怒られまいと、「それ本当は知ってたのに勘違いした」と本当にそうなので言えば「言い訳するな」「何で確認しなかったのか」と怒られ、また要領について掘り返されて怒られる。
 100点を取ると、褒められるでもなく「よーし」だった。それなのでテストは90点がボーダーで、それ以下は馬鹿だと思っていた。100点を取らないと認められないと思っていた。塾も通ってたし、その上で学校の授業も宿題も真面目にやってたから、そんなに苦労はしてないのだけれど。この積み重ねでカンペキの反対はダメ、0か100かの二進法価値観になったのは否めない。自分でもできるのに、なぜできないのだと思ってしまう節がある。
 もう少し褒めてもらっていたら。小さい頃は今よりも思ったことをうまく言えないし、あまりお母さんと会話をした記憶がない。どんなひとなのかよく知らず、褒められるより怒られてばかりなので、お母さん=怖い・絶対という城ができてしまった。弟の方がわたしよりも弱くて泣き虫で、わたしまで何かあったらお母さんは嫌だろうな、とうまく甘えられないのもあった。いま思えば、わたしがお母さんを知ろうとしないのも良くなかった。
 高校になってから、わたしの中でお母さんの権威がハリボテだったと分かって怯えたりすることはなくなったし、そこそこ対等に話せるようになった。だけど、お母さんにとってわたしは子どもで不完全で、親は子より上にいなきゃいけないと思っている。そういう態度が抜けないから、お母さんに話さなきゃいけないことが話せないままでいる。
 お母さん、わたしは遂に仕事を辞めたよ。お母さん、わたしは最近一人暮らしに戻ったよ。あんだけ反対されたのに。
 どうせゴールデンウイークに実家に帰らないといけないので、その時に言うつもりだ。
 お父さんに怖いと言えずに育った男がおじさんなら、お母さんに怖いと言えずに育ったわたしはおばさんだろうか。
 不安や恐怖に対して、立ち向かうではなく逃げ続けて、その向こうに行けば何かあるかもしれないのに。
 お母さん、わたしはあなたのことが怖かった。今でも怖い。あなたは不安から逃れるために労働をしている。その労働を嫌だと、辞めたいと思っているのに、見えない不安が怖くて頼まれてもないのに指定時間より早く準備をし、指定時間にタイムカードを切る。なんて勤勉な労働者でしょう。
 お母さん、それを続けても不安はなくならないよ。それで幸せならばそれでいい、それを続ければいい。なのに、わたしが「普通の社会人」から外れると惨めになったり嫌な気分になるのは、お母さんが満たされていないからだ。それをわたしのせいにしないでくれ。お母さんは災害なんかが起こると「こうして屋根があってご飯が食べられるだけ、ありがたいよね」というでしょう。ありがたがるのなら、本気でありがたがれ。幸せになれよ。自分を安く見積もるなよ。自分の人生を歩んでくれよ。
 昨日かな、会社で後輩に話しかけたら「中尾さん、最近ウキウキしてますよね」と言われた。そりゃあ有給が2ヶ月も消化できるのだし、毎朝8時に起きて日付をまたぐかのスレスレの時間に帰る生活も終わるのだ。
 新しいことがたくさん始まる。
 正直なところ、見切り発車なところも多いし、把握してないことも多い。辞めてしばらく経って、やべー!!!と思うことは間違いない。でも考えられるときに考えたらいいし、頼れるひとにうまく頼ればなんとか大丈夫だと思う。
 トラブルは予測するに越したことはないが、起きるかどうかも分からないトラブルに怯えて立ちすくむなんて、そんな馬鹿なことはもうしたくない。
 言い訳なんてしてる暇はない。怖いことだらけだけど、やるしかない。
 これからは全部の責任を自分で負うのだ。そうして、わたしはわたしを幸せにすんのだ。
 
4 notes · View notes
newsgorvaptica · 3 months
Text
杉並分室につきまして
Tumblr media
[杉並分室]
三ヶ月程度ごとに行われる、とても小さな個展です
いつも新作があるわけでも無い
展示のために作られた部屋というわけでも無い
とても地味な空間を始めます
そのかわり、と言えるかどうかわかりませんが、お一人、あるいはお二人だけで、お茶でもしながら、せめてのんびり過ごされて��ださい
- - -
※ご応募が募集総数に達しましたので、今回の募集は締め切ります。6月末か7月初旬あたりで次回開催できたらと考えております。
4/19
16:00 - 18:00
19:00 - 21:00
4/20
10:00 - 12:00
13:00 - 15:00
16:00 - 18:00
19:00 - 21:00
4/21
10:00 - 12:00
13:00 - 15:00
16:00 - 18:00
19:00 - 21:00
予約制 / ひと枠二時間
杉並区某所(中央線) 詳しい所在地は予約受付の際お伝えします
来場費:無料
-
- 予約受付について -
※募集総数に達しました。ありがとうございました。
3/19の午前0時から開始します。
予約方法は、上記の時間枠をご確認の上、
1. 氏名
2. 電話番号(可能であれば)
3. 希望の枠(できれば第三希望くらいまで)
4. 人数(1名か2名)
以上を添えて下記メールアドレスへお送りください。
柴田高志 宛
先着順です。
ご希望に添えない場合ももしかしたらあるかもしれません。何卒ご了承くださいませ。
. . .
一昨年の12月、東京を離れました。
東京での暮らしは、大事に思えるものが多くあり、それらをもたらしてくれたのは、間違いなく当時居住していた部屋でした。杉並の住宅街の、奥まったところに建っている風呂の無いとても小さな一軒家で、七年間、たくさんの絵を描きました。
入居したての頃、部屋には文字通りトランク一つだけ、コップすらないので、手で水を飲みました。どうしてか、とても心が踊りました。
大して日当たりの良くなかったその部屋も、入居日、春のある日、大変暖かく、何にもないけどしみじみと、いい部屋だな、と思ったことを今でも思い出します。
そんなこの部屋もここ一年ちょっと、東京滞在時に泊まるためと、絵の置き場所としてしか使っていませんでした。オープンアトリエにする計画は転居前からありましたが、壁を作ったり照明をいじったりが大変だなと二の足を踏み、どういう風に室内を仕上げたものかと考えあぐねていました。
(自分にとってはですが)気持ちの良い部屋なのに...
ぼんやりと、内装のことを考えるでもなく考えていく間に、そんなにがんばらなくても、もともと自分が好きだった空気を保った部屋であることが一番なのかな、という、妥協することで最良と思われる納得に至り、ほんの少しだけ部屋を整え、2024年の春に予約制で公開することとしました。
部屋の名前について。以前お世話になったブックギャラリーポポタムさんでの個展の後、ちょうどコロナ禍が始まるかというくらいの時に、同じくポポタムさんが当時運営していた「ポポタム分室」という部屋で非公開個展をさせていただく機会をくださいました。
その時の個展での発見や気付きが、今回の公開につながっています。
今は無いポポタム分室に敬意と感謝を持ちつつ、東京都杉並にあるわたしの分室、ということで「杉並分室」という名を当ててお知らせしていこうと思います。
いつまで続けられるかわからない細々とした活動になりますが、お付き合いいただければ幸いです。
-
-
-
- 杉並分室について -
滞在中、部屋の中にはあなただけです。わたしはいません。 折角、誰の視線も気にせず、日中は自然の光を受けた、日が沈んでからはあったかい照明の光に照らされた絵を、見るともなく見てもらえるのんびりした場所を用意しているのですから。お茶かコーヒーくらいはお出しします。置いている本も自由に読んでください。
わたしは部屋の外で本でも読んでますので、ききたいことがある、ちょっと話したい、一緒に外を散歩しましょう、などあれば、いつでも呼んでください。
部屋の中には手のひら大の小さな絵から、20号程度の絵あたりを数点展示予定です。ストックもあるので、ご希望があればお出しできるようにもしています。 もちろん絵や冊子などの購入は可能ですが、この部屋で絵をご覧いただけるだけで、わたしはとても嬉しいです。自分が一番長い時間、自分の絵を眺め、描いていた空気感そのままに、ご覧いただけることがとても嬉しいのです。
-
さて、ここからは注意事項です。
1つめ
この部屋は住宅街の、入り込んだ場所にある大変小さな一軒家です。 基本的に、部屋の中ではお一人かお連れ添いお二人で過ごすことになり、希望されなければ室内にわたしは入りません。 ただ、あなたがたは知らない人の部屋に訪問することになってしまいます。 中には不安感を抱かれる方もいるかと思いますので、ご予約の前に、今一度お考えの上、ご連絡ください。
二つめ
建物はとても小さな一軒家です。二階部分が当部屋なのですが、狭めの階段がある上に、上がりきったところがまた極端に狭くなっています。脚が悪く階段を昇れない方や、特別身幅が広い方は、もしかしたら通過できないかも知れませんのでご了承ください。
三つめ
現在、向かいの家が更地になっています。もしかしたら四月ごろには何かしらの工事が行われているかも知れません。普段は大変静かな場所ですが、タイミング悪く騒音が響いてしまうことも懸念されますので、その際はどうぞ悪しからずご了承下さい。
-
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
少し先の話ですが、ほんの少しでもお気に留めてもらえれば幸いです。
柴田
3 notes · View notes
reportsofawartime · 8 months
Text
Tumblr media
ゆな先生
@JapanTank
フォロー
【入国拒否された女性の話】 あるインフルエンサーがハワイで入国拒否され、日本に強制送還された話。 売春目的と判断された説、観光といいつつインフルエンサーの仕事をするから説、そもそも売春婦の履歴がある説、様々な意見や分析があるがその経緯と可能性を考えてみよう。 【日本人売春婦の増加】 かつて韓国人やタイ人などが海外売春しまくっていたのは有名だが、貧しくなり貞操観念も崩壊した日本人女性の売春婦も非常に増加した。 日本で梅毒感染者数が爆発的に増えているのも、売春増加説の有力なデータである。 日本でもパパ活という名目で実際は売春をしている女性はかなりの数に上り、東京でバーやレストランに行くと、明らかに夫婦でも上司部下でも夜の店の関係でもない中年男性と若い女性(プロではない)が食事をしている様子を見る機会は増えた。 我が国の世界に占めるGDPの割合は、1995年をピークに毎年右肩下がりであり、今や1人あたりGDPはシンガポールの3分の1、アメリカの半分であり、購買力平価での1人あたりGDPでは韓国にも抜かれている。 株式投資をする人はぜひサイゼリヤの決算書を読んでほしいが、サイゼは日本では全く利益が出ていないが、どんどん海外進出し海外店舗で利益を出せている。 サイゼと同じように、売春婦たちは貧しくなった日本にとどまらず、海外に進出していったのは当然であった。 Twitterで #海外出稼ぎ と検索すると、売春婦を募集している業者や、成功した売春婦に偽装したアカウントが出てきて、連絡を取ってみると売春婦斡旋業者だったりすることも多い。 【売春の場所】 海外売春がよく行われる場所として、ドバイ、シンガポール、上海、ハワイ、ラスベガス、ロサンゼルスなどが多いとされるが、コロナ前では特にドバイとシンガポールは流行していた。 私はこれまで何十回と海外に行ったことがあるが、シンガポール行きの飛行機は判定がしづらかったが、ドバイ行きの飛行機で1人で乗り、欧州へと乗り換えをすることなくドバイに入っていく若い派手目な女性を見たことは何度もあった。 よく���ンスタで何の仕事をしてるか収入源も不明なキラキラSNS女性が、ドバイの高級ホテルでの滞在を投稿してたりすることがあるが、大体は売春か、パパ活である。 1回行って1ヶ月で数百万稼いで帰ったりできるし、日本にいるフォロワーには高級ホテルに滞在している自慢をできるので一石二鳥だ。 本人たちは売春していることをインスタフォロワーに気づかれていないと思ってるかもしれないが、私は随分前から、女性が誰と来てるかを明かすこともなくドバイによくチェックインし、高級ホテルの投稿をしている場合、売春かパパ活をしてる者の可能性があると思って見ていた。 【なぜその国が選ばれるか】 ではなぜドバイやシンガポールが選ばれるかを解説しよう。 ドバイやシンガポールは税金が非常に低く、特に株式売買に関わる税金がない。 日本では高所得ならば所得税+住民税で最高55%、株式売買利益にも20%の税金がかかるので、高収入や金持ちの日本人はドバイやシンガポールに引っ越す人も増えてきている。 例えば年収5000万の人の場合、日本では単純計算で手取りが半分の約2500万円になってしまうが、シンガポールでは最高税率が22%なので、3900万円になる。 ドバイならば所得税0%なので、5000万円がまるまる手取りになる。 またシンガポールは日本との時差は1時間、ドバイも5時間であるので、北米や欧州と比べると時差が少なく日本の客に対するビジネスもしやすい。 それゆえに、富裕日本人の海外引越し先として選ばれていた。 また、シンガポールとドバイは法人税もべらぼうに安く、日本と犯罪者引き渡し条約もないので、グレーゾーン界隈の怪しい人々が引っ越すには最適な土地でもあった。 反社属性がある金持ちは当初シンガポールに住んでいたりしたが、シンガポールも当局が厳しくなってきたので、最近は当局の監視が甘いドバイに引っ越す人も増えてきた。ガーシー事件でも日本の警察当局の手がなかなか及ばなかったのは記憶に新しい。 【女性の不足】 しかし広いマンション、治安の良い街、日本食が手に入るスーパーがなどがいくら整備されても、現地の世界一ブスが多いと言われるシンガポールで東南アジア人を抱いても嬉しくないし、中東ドバイではイスラム系国家で抱ける女性も少ないわけで、日本人女性の存在は貴重である。 そこで日本から若い女性を空輸していくビジネスが必要とされるわけだが、それが海外売春斡旋業者であり、日本人売春婦たちである。 日本では数万円でしか買ってもらえない女性でも、海外ならプレミアがつき10万20万払う人もいるし、日本で売春をすると知り合いに目撃されてバレたりする可能性もあるが、ドバイやシンガポール現地に住む日本人富豪や、上海などで金持ち中国人相手にすると金払いもよく、バレにくい。 何よりインスタで旅行に来てるセレブ感も出せていいねも稼げるので自己承認欲求も満たされ、都合が良かった。 また、ハワイやロサンゼルスなどは現地に住む日本人(金持ち)が多く需要が高いのは言うまでもない。 中国では、若い頃から日本のAVを熱心に(違法に)見ていた世代が大人になった。 日本人女性に対して様々なプレイができると妄想を描く男性も多く、日本に来て女体盛りをしたり、わざわざ風俗店に来る中国人男性も多く、AV女優の蒼井そらが「蒼井そら先生」と長年中国で敬愛されてきたのも知っている人も多いだろう。 【警戒する当局】 売春婦が国に入ってくるのに寛容な国もあるが、アメリカのように昔から東南アジア人の売春婦を問題視していたり、違法就労目的で観光ビザで入国しようとしたりするのを警戒したりしてきた国の入管当局も馬鹿ではない。 売春には常に裏社会の人間がついてまわるので、裏社会の資金源になり、それは国内の治安悪化をもたらす。 かつては国力が強かった日本は、日本人は日本で働けば高い給料が得られたわけだし、売春婦も日本人に体を売っていればそれなりの待遇が得られたわけなので、わざわざアメリカへいって違法に働こう、売春をしようという人は少なかった。 実際、1995年の日本全体のGDPは、米国を100としたときに70もあった。 2023年現在、アメリカGDPを100とした場合、中国が70、日本が17である。 日本のGDPが中国に抜かれて世界3位に転落するかもと騒いでいた時代はそんなに昔ではないはずだが、それだけ日本が没落し、今年は、かつて2倍以上の差をつけていたドイツに抜かれる可能性も出ているのは、今始めて知った人もいるだろう。 今は米国で金を稼げば日本より遥かにたくさんもらえるわけで、結果として日本からアメリカに観光や出張で行く人以外に、(1)売春婦 (2)就労目的者 の2種類が増加した。 日本人がかつての東南アジア人になったようなものである。 今も世界最強のパスポートであることは変わらないが、それは日本人がこれまで強い経済力と低い海外犯罪率で培ってきたもので、要は昔の日本のサラリーマンのおっさんたちが、必死に稼いで物を作り輸出して外貨を稼いで築いてきた結果であり、日本人がビザなしでどこでも海外旅行にいけるのは、彼らのおかげである。 私が海外に行��とき、日本のパスポートだと顔パス状態で、後ろにいるアフリカ系やイスラム系の人がくつを脱がされ荷物をすべてチェックされて、多くの書類を提出している、というシーンに出くわすことは少なくないが、日本が貧しくなっていき、海外での違法就労や犯罪を増やすと、彼らのように扱われる日が来ないわけではない。 【警戒される人】 国力が強かった時代は、現地語も英語も全くできない物見遊山のちゃらんぽらんの日本人が細かな予定を決めずに入管に来ても、悪さはしないし自国で金をたくさん使ってくれるだけだったのでどの国も顔パスで入国させていた。 しかし、貧しい国となり、違法就労や売春目的が増えるとなると相手も態度が変わるわけで、それが今回の女性の入国拒否にもつながる。 今回入国拒否されたということは、同じようなペルソナ、つまり (1)女性の一人旅 (2)目的が曖昧 (3)滞在先が不明瞭 (4)本人の仕事が不明瞭 (5)英語も怪しく教育水準も怪しい などは典型的な売春婦または違法就労者のスペックと扱われ始めたということであり、日本人だらけのハワイでも拒否されたということはハワイの現地に売春や違法就労目的で入る日本人女性が増えてきたということになる。
【今回の女性】 今回の女性は、入管に対して下記の特徴があったと自白している。 (1)32歳女性で一人でハワイへ (2)会社員をしていると当初嘘とつき、のち「インフルエンサー」とゲロる (3)宿泊するホテルを自分で予約していない (4)滞在日数に対して妙に多い服を持っている (5)服が多い事に対し、「着替えて何枚も写真をとるから」と回答 「これで売春婦扱いか」と驚く人もいるかもしれないが、この人が日本人ではなく貧しいアジアの発展途上国の女性であったなら、売春婦であるか違法就労のどちらかと認定されてもおかしくないのは想像がつくと思う。 しかも職業を当初嘘をついている。 また、今回は売春婦扱いなのかの最終的な結論はわからないが、インフルエンサーと回答しておいて「着替えて何枚も写真を撮る」というのも猛烈に馬鹿な話で、インフルエンサー業務をアメリカでビジネスビザもないのに行おうとしていると認定されて拒否されたとも考えられるわけで、売春、違法就労どちらの可能性もある。 今回入国拒否された自称インフルエンサーの女性は、わざわざ顔を出してテレビの取材を受けていたが、テレビ朝日の取材では、当初職業を嘘をついたことは伏せていた。 岡島カレンさんという人で、インスタアカウントも公開されているのでぜひ見に行ってほしい。 当人のインタスタアカウントは、キラキラした毎日と言われたらそうではあるが、ホテルのベッドの上で撮影した写真や、水着の写真など、典型的なドバイの売春婦インスタと同様の雰囲気がプンプン出ていて、「売春で生活しています!」と書いてあっても違和感はない。 これを現地のアメリカ人入国管理官に見せても、売春婦だな、と思われてもおかしくはあるまい。 【今後】 今日もカンボジアで日本人特殊詐欺集団が20人逮捕されたと報道があったが、かつて海外で犯罪をする日本人がこんなに増えることになるとは誰も想像していなかったと思う。 外国人が日本で犯罪をするし違法就労が多いから、制限しろ!と思う人のほうがまだ多いだろう。 しかし、まず日本人売春婦、そして日本人犯罪者らが海外に暗躍し、日本人が貧しくなり金を落としてくれないとなると、当然「日本人だから問題ないので顔パス入国」は今後は減っていく。 特に日本人売春婦の多さは、結果として女性が女性の首を締めている。 これまで外貨を稼いで日本を発展してきた人たちがいて、今も世界に自動車や電子製品を輸出し外貨を稼いで、信頼を得てその積み上げてきたものがあって、日本人は海外にいけるのであるが、日本人売春婦がぶち壊し、真面目に生きてきてやっとの思い出ためたお金で旅行に行く善良な日本人女性の旅をぶち壊すことになる。 貧しくなればなるほど日本人がビザなしで出ていける国も減り、警戒され、いつか貧困を極めたら入国管理官に屈辱的な入国審査をされる人ばかりになりかねない。 今回の女性は「私は被害者で悪くない!ぴえん!!」とテレビで顔出しをしてまで名前を売ろうとしているが、入国管理官に嘘をついていたのがまず大問題だし、インフルエンサーであるのに観光ビザで入ろうとしているし、結果として売春婦か違法就労者と思われたわけで、また一人日本人の名声を落とすことに加担したことになる。 海外で犯罪をしたり違法入国しようとする者が増えるのは、島国であり海外で商売をしないと生きていけない極東の資源のない日本国民にとってマイナスでしかなく、今以上に重罪として扱われるべきで、今後私達は同様の行為について影響を考え、厳しくあたっていくことが求められる。 【ハワイの豆知識】 ハワイの豆知識だが、ワイキキビーチの白い砂浜は、あれは全部他の場所からダンプカーで持ってきているものであり、元々砂浜ではない。 そしてハワイNo.1の名門ホテル「ハレクラニ」は三井不動産の、「カハラ」はエクシブを展開する日本のリゾートトラスト社の、「モアナサーフライダー」は国際航業の所有である。 「やっぱりハワイのホテルは違うねー」と言う日本人がいても、ただ日本企業が日本人に部屋を貸してるだけでしかないので要注意。 国際航業の元社長・故・小佐野賢治氏は、外為法で外貨持ち出しが厳格な時代にハワイの不動産を多く買収した人物だが、国会で「記憶にございません」という答弁をして有名になった人でもある。
7 notes · View notes
hitujijp · 1 month
Text
宇宙的浮遊
オレは常に友人知人0人の環境に身を置いている。一言程度の挨拶や単語ではなく、意味の有る文としての会話など1ヶ月に1回するかどうかで、それも業務的な内容である。つまりほぼ他人と関わらない。
���をするにしても、もっぱら壁打ちを基礎とし、壁に向かい合い凝視して自問自答し、或いは運動の場合は自分自身のゴーストを相手に分析と練習をする。
他人と比べない、或いは比べる環境に居ないという事は一見楽そうに思いがちだが、そうではない。比べる対象が無い、という事は上限も下限も分からない。という事。
どこまでやっても、やりきった感覚が無く、焦燥感に常に駆られ、気が付くと際限なく疲れ果てるまでやるのが当たり前になったりする。逆に堕落する時も同じだ。どこまで落ちても、自分が落ちているかどうか殆ど分からない。気が付くと、到底這い上がれそうもない断崖絶壁の底に居たりする。
どの方向にも、本当に何処までも行ける。地球では無く、宇宙を体現した生き方だ。
5 notes · View notes
oy4z · 4 months
Text
俺だけ入れる隠しダンジョン:隠れざる地雷臭
2024年もはや2ヶ月経った中、このブログでは筆者が愛するオススメの作品の紹介をやってきた気がする
なんだけども今回の作品に限ってはオススメしません というか見ないで済むなら見ないことを推奨します よくあるエロ系ソシャゲの広告みたいになってしまったが、そのくらい地雷作品だったのでここで一つ共有しておこうかと
あらすじ
本筋の流れとしては、いわゆるなろう系のテンプレみたいなもので
RPG的な剣と魔法にて冒険者と呼ばれる役職が存在する世界観
主人公ノルがタイトル通り隠しダンジョンを見つけ、そこで出会った女神にもしもボックス的なチート能力を授かる
スキルの発動条件には性欲を満たす必要があるので、複数ヒロインとエロ展開に転がる
正直、本筋についてはこれ以上語ることも無く、ひたすらに俺TUEEEかつハーレム展開を見るといった感じ
リスクの一切ない展開
前提として、なんでいきなり都合よく隠しダンジョンがあるの?とかチート能力もらえるの?ヒロインが理由なく主人公に惚れるの?とかはなろう系なのでと飲み込んだのでそこは突っ込まないようにしておこうか...
ただ、設定上許せないポイントが、主人公がリスクを一切取らない点である
一例としては、 隠しダンジョンに潜ったところ次の分岐路に立つ主人公、それぞれの道には看板が
1人用: やや険しい危険の伴う洞窟
2人用: 1人用よりは安全
主人公「今は1人だしなあ、よし一度引き返してヒロインを呼んでこよう」
は?
フィクションのアニメ作品を見に来てるのであって、ゲーム実況見てるんじゃねえんだぞと思ってしまった...
Tumblr media
1人用の危険な道(らしい)、鉄骨渡りの500倍は優しいだろ
また、本作にはチートスキルの発動コストとしてLP(ライフポイント)の概念があり、自身の生命力(笑)が数値化される
この値が0になると死に至るという設定があるにも関わらず、死と隣合わせのLPがギリギリの戦い的なものは一切存在しない
仮にもバトル展開があるならハラハラさせる場面がほしいところだが本作にはそうした場面は取り揃えられていないらしい...ナニモク...?
不快になるモブ下げ
こうした作品ではメインキャラが優れていることを示す場面がたびたび存在する
(よくあるラブコメだとモブがやたらヒロインのことを褒めるガヤを入れるなど)
しかし、スマホ太郎といいなろう系にありがちな展開で、モブキャラを下げることで相対的にメインキャラを上に立たせるという(間違った)手法が存在する
当然この作品も例外ではなく、主人公のハーレムが優れていることをモブ下げにより示すという展開があった
それが第5話の「ハーレム自慢大会」 大量の観衆のもとハーレムを評価するという、���を食ってここから面白い展開が産めると考えたのか訳の分からない大会である (この大会に参加する経緯も面白くないので割愛)
Tumblr media
モブのハーレム
主人公の前座として出てきたモブのハーレムに対して観衆が投げかけた言葉をセリフそのまま下に連ねていく
「おえっ、吐きそう」
「鼻っwそのブタっ鼻どうにかしてくださいよw」
「クソブス!異世界転生してやり直せば~?」
「きれいなのは髪だけ���ほかは全部汚くて笑った」
etc...
...スゴイな、このご時世に流したと思うとある種アッパレな気もする
ちなみにこの大会が展開上必要化と言われるとそうでもないのでばっさりカットしてもまあ問題ないと思う...なぜこれにGOサイン出したんだ...
当然この後出てくる主人公一行は観衆からベタ褒めされ、相対的にヒロインが可愛いことを示した、がここまでモブ下げが過ぎると悪印象ではあった
筆者は特別フェミニストでも何でもないが、これを見た際には流石に不快になった 制作側が意図していない胸糞展開は本当に悪だと思う...
じゃあお前なんでこの作品見たの?
はい、そうですそんな不快になるくらいならハナから見なければいいじゃないという話じゃん
でもこの作品を見ることによるメリットを筆者は確実に享受した
それは、この作品の次に見る作品がとてつもなく面白く感じるってこと
以前の記事にもB級アニメについて書いたが、それと見た理由は同じである
ただこの作品は、作品の質を知らないB級ではなく、パッと見ですでに(自分にとって)面白くないことが確定している、いわば地雷作品であり
通常のアニメ作品との質の差が一般的なB級とは比にならないので、見たあとに今まで見てきた作品に感謝できるようになる
おわり
なろう系がそもそも自分に合わないので、これを選択する前からこんな感想になることはわかってたよ...
サウナのあとに水風呂に入ると整うと言うだろう、 つまりはあれを求めたが、いかんせんサウナで火傷したといったところだ
ただ地雷を踏みに行くのは筆者のような呼吸をするように次の作品を求めるヲタクにとって、定期的に必要な儀式なんだよ...
皆々様はこんなdアニメストアゾンビにならないよう程々の距離感でね...
3 notes · View notes
heya30 · 3 months
Text
Tumblr media
0時を超えて、届く温かいメッセージとプレゼントにほっこり。あ、そうだお誕生日だったんだと忘れてましたネ。そんな美桜さんは酔っ払ってベッドにダイブしておりました。なんて、ツイッターから離れて何ヶ月も経つけれど、こうしてみんなのそばに居られることがなによりもうれしくて、しあわせだなあっておもう。忙しさにかまけてお返事も滞っているけれど、みんなとお話する中でやわらかくこころが動く時間がとってもすきです。日々、言葉を交わす時間だったり他愛もないことをお話する時間、ゲームをする時間、どこを切りとっても美桜さんの人生においてたいせつで、宝物なんだっ。みんなの貴重な時間を割いて、言葉を届けてくれてほんとうにありがとう。27歳もへいわにたのしく、みんなといっしょに歩んでいたいな。これからもどうぞよろしくね。
4 notes · View notes
emiemi88888 · 2 years
Photo
Tumblr media
生まれて一度は作りたい 足形フラワーキーホルダー 無料イベント もしくは ミンネやcreemaショップで オーダーいただけます @emiemi88888 プロフィールより #出産 #新生児 #新米ママ #女の子ベビー #男の子ベビー #令和ベビー #生後2ヶ月 #生後3ヶ月 #newborn #生後4ヶ月 #生後6ヶ月 #お宮参り #ニューボーンフォト #生後0ヶ月 #生後1ヶ月 #出産報告 #ハーフバースデー #生後7ヶ月 #生後5ヶ月 #100日祝い #ベビスタグラム #お食い初め #月齢フォト #halfbirthday (at Tokyo 東京, Japan) https://www.instagram.com/p/CfWbKPAJU1H/?igshid=NGJjMDIxMWI=
0 notes
ryecha · 3 months
Text
やべー、マジでキレ散らかすかと思った🥳 いや、ほんと子どもの悩みってぬるくていいよな、羨ましいわ😊 いつタイムアウトしてやろうかと思ってカーソル合わせてたんだけど次第に口数減っていったからスルーさせてもらったけど、次やったら即タイムアウトだからな🥰
でも今日の私は優しかった方だと思う😌 多分いつものIRIAMの流れならブロックしてたかもっと空気が冷え込んだかしてると思うわ🥲 タイムアウトにしなかった理由はYouTubeの子ってどれくらいで落ちていくのか知りたかったからなんだけど、何分くらいかかったかな?? よく見てなかったから分からないや… 多分同接的には落ちたよね!? 最後3人だったから他にROMがいたら���話だけど🤔 いなかったらROMして残ってた説はあるかな?? ちょっと様子見るけど、本来なら昨日「課題終わった」って言われた時に注意をすべきだったんだよな💦 ここは反省してる😖 いや、マジで今何してたからとか報告いらん😫 同接がいなくてちょっとこれやりたいからROMするねとか、お仕事(学校)が忙しくて最近来れてませんでしたとかなら全然いいけどTPOを考えられなきゃダメよね😇
もちろん私が最近どんな感じ?? とかを聞いたら答えていいと思うけど話を遮るのだけは良くない🥺 ライバーから聞かれたことに対しての自分語りならまだいいけど関係ない話は私禁止にしてたはずだからね😌 まぁそんな感じで今日の流れを見る限り強強メンタルをお持ちのようなようなので、今後は今回の方も他の方もタイムアウトにしていきます🫠
あ、別にお気持ちじゃないです💦 ただの日記がお気持ちみたいになっちゃった😭 マジで違うんです😭 許してください😭
なんか私荒らしが来た時より冷たくなかった?? 気のせい!? まぁいいんだけど… IRIAMのリスナーさんだったら寒い凍えるって言われてたんだけどそこまでではなかったよね😌 ちょっとワントーン下がったかなってくらいだったはず😊 まぁそんなこともあるさ🥰 明日から頑張って行きます👍
やっと地獄の4日間が終わったしね😭 明日で1周年記念だよ🎉 何も企画は用意してないけど何か面白いものがあればいつかやるね☺️
歌枠もやるなら1ヶ月に1時間だけ枠で時間をとってやるくらいにしようと思ってます🥲 今後の配信の時間も含めて、多分不定期になる可能性の方が高いから時間は合わせようと思ってるけどその時間も1時間か2時間取れるかわからないからまぁどうしよって感じ🤔 また後ほど決まったらご報告させていただきます🙇‍♀️ とりあえずは3月は0:00~2:00で進めます!!
それと3/16(土)23時に握手会があるのでお時間のある方はご参加いただけると嬉しいです♡ おしゃべりしなくても大丈夫なのでお写真だけでもとっていってください🥺 追加情報が発表されたら見ていただけると嬉しいです♡ ちなみにコラボトートバッグの企画が流れたんだけど😭 連絡した方がいいかな?? ちょっと明日覚えてたら連絡してみる💦
2 notes · View notes
kanade0929 · 11 months
Text
Gメン月間26日目!!
今日は6月最後の“6の付く日!”ということで、朝からずっと盛りだくさんの情報解禁でしたね!!!!😭
①主題歌解禁✨
ザ・クロマニヨンズの『ランラン』
②本予告解禁✨
youtube
③薙のキャラクターPV解禁✨
④ムビチケ発売決定✨
・カード型(特典なし)
メイジャー 6/30(金) 0:00〜
https://www.major-j.com/sp/cinema_information.php?id=M20230630002
劇場窓口販売 6/30(金) 10:00〜 ※劇場による
・カード型(特典あり)
セブンネット 6/30(金) 14:00〜
https://7net.omni7.jp/general/920506/230626gmen
・オンラインチケット型
ムビチケオンライン 6/30(金) 0:00〜
⑤試写会応募について
100組200名様企画の、Twitterでの応募が開始!
7/13(木) 23:59〜
https://twitter.com/gmen_movie/status/1673254774417010688?s=46&t=oIexQP6IbE5zQ7HSdTojbg
⑥公���TikTok開始!
ついにGメンの公式TikTokが始動!!
本予告、そしてG組みんなでの動画があります;;;;ぜひ!!
公開まで2ヶ月!!!!!ますます盛り上がりを魅せてくれる映画『Gメン』の公開まであと
6⃣0⃣日!!!!!!!!!!!
8 notes · View notes
kennak · 3 months
Quote
山口県教育委員会は9日、公立学校の男性教諭2人を懲戒処分としました。このうち、懲戒免職処分を受けたのは、県内の総合支援学校に勤務する20代の臨時採用の男性教諭です。 男性教諭は2023年12月11日午後0時半ごろ、長門市内の民家に無断で侵入し、女性の下着1点を盗んで検挙されたほか、2023年8月に山口市内の民家でも同様の住居侵入および窃盗を行ったとしています。 また、周南市内の小学校に勤務する20代の男性教諭は、停職5ヶ月の懲戒処分を受けました。男性教諭は2023年5月から7月にかけ、教室において自身の膝の上に女子児童を乗せるなどの不適切な行為を複数の女子児童に対して行ったとされています。(24/2/9 山口放送)
山口県立総合支援学校臨時教諭ら : 教育業界エージェント
2 notes · View notes
overjazztrio · 4 months
Text
猫が喫煙する夜
仕事が繁忙期である。木曜、職場を出たのは25時前だった。最近忙しいな、一体いつから忙しいんだ?と思ってよくよく考えたら年中繁忙期だった。やってられん。まぁこんな日々もあと2ヶ月で終わるのだが。
----------
直属の上司が土曜に出勤するというから俺も付き合って昼過ぎに出てきたのだが、やっぱりやる気が出ずに上司が帰った10分後くらいにすぐ俺も帰った。結局特に仕事は進んでいない。マルチタスクの限界を感じる。夕焼けに燃える山々を見つつ、たまには普段行かないスーパーに行くかと自転車を走らせる。
嫌な予感はしていたが案の定夜を更かして酒も飲んで、日曜に目が覚めたのは昼頃だった。職場行かなきゃ、と思いながら夕方になり、気づいたら家にいるまま0時を回っている。土日はずっとこんな感じだ。
----------
ずっと、やる気が出ない。早めに仕事を進めれば楽になるな、と思っていても結局やらないことが増えた。
これはなんなんだろうな。
しかしこんな状態になっていても、俺はこの仕事が天職だと疑っていない。ここ以外の場所で働く俺は、全て今の俺より劣ることになるだろう。それは年収やワークライフバランスではなく、矜持や生き様の部分で劣るのだ。同期はたくさん辞めているが、それでも俺はここを離れるメリットをほぼ感じていない。
最近の俺は明らかに腐っているが、しかしここで精神的に無理をするとブチ壊れるのは昨年末に学んだ。学べてよかった。なんとか耐えろ、と今は自分に言い聞かせて日中ばたばた走り回っている。
ふと不安になって、胸中を覗く。俺はちゃんと、また輝けるだろうか。輝く気はあるだろうか。俺は恥ずかしながらエリートの区分で入隊している。いずれ数百数千の部下を率いなければならない。俺にはまだ、そうなる覚悟が残っているか?まだ心の火は消えていないか?
消えていない。それは絶対に。
胸にまだ、微かに確かに残る火を煙草に移す。月が明るくてありがたい。この小さな火だけは、消させるわけにはいかない。これが消える時は俺が死ぬ時だ。まだ大丈夫だ。いくら眠気に襲われながら仕事してたって、上司にきつい指導をくらったって、俺が大丈夫なのはこの火があるからだ。
いずれこの火を周りに移していく時が来る。俺は周りを燃え上がらせるためにここにいて、そのために今生きていることを忘れるな。それが誰かを照らし、この世にある何がしかの争いや諍いを燃やして消し去るまで、俺はここにいる。瞳を濁らせるな。お前の胸の火が、ちゃんと外からうっすらと見えるように。ただただ昏く暗い今を、その光を頼りに歩いていくために。
3 notes · View notes