Tumgik
#縛虎申かっこ良すぎた
magicalmtblog · 2 years
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#映画#キングダム2 死なないで縛虎申‼️😢🙏🏼 原作知りませんので本気で心配していました💦 手に汗握る💦一緒に力が入るし息が止まるし迫力満点でした😆 脇役が豪華でね🤩 良かったのが推しの #渋川清彦 さんでしょ #縛虎申 #縛虎申かっこ良すぎた それにカメ止めの #濱津隆之 さん二人が良かったー #岡山天音 さんもおいしい役どころ #大沢たかお さんと #要潤 さんも場面少なくても来た来た🤩テッパン #清野菜名 さんはもう期待どおり なのに #山本千尋 さんの起用があれ⁉️と思った方多くいらっしゃいますよね❓ 起用したならねぇ❓ アクションシーンがあったけどカットされて、後で完全版とかノーカット版とかで日テレが放映❓DVD❓と憶測してしまいそうな😅 劇伴は #やまだ豊 さんの曲は素晴らしかったです👏 でやっぱり聴きたかったワンオクロック‼️ シリーズものにするならそこはテーマ曲として一貫性が欲しかったなぁ🫠 ハリウッド映画はシリーズものだとテーマ曲聴いてあのシリーズとわかりますから映画音楽の仕事大事ですね😊🎼 3も楽しみです😄🙆🏻‍♀️ #キングダム2夏開幕 #山崎賢人 #吉沢亮 #満島真之介 #三浦貴大 #高嶋政宏 #映画好きな人と繋がりたい #映画鑑賞 #映画備忘録 #映画鑑賞記録 #映画レビュー #劇伴好き#映画音楽好きな人と繋がりたい https://www.instagram.com/p/CgomcA6P0eN/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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2ttf · 12 years
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xf-2 · 6 years
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■5/7放送 DHCシアター「真相深入り!虎ノ門ニュース」  GW期間中、アメリカに出張していた青山さん。  トランプ大統領が5月4日、米朝首脳会談の場所が決まった、間もなく発表すると記者団の前で明言しましたが、未だに発表なし。  いったいトランプさんとその周辺で、何が起きているのでしょう? ※トップ画像は『イギリス外交官によるアヘン戦争の話』にびっくりした後、大笑いする居島一平さん。  私もこの話にはびっくりしました(^_^;  ※元動画はこちら(5月8日午前0時現在)。URLが変更される(修正版がUPされる)こともあります。その場合は、DHCシアターの再生リストから、たどって下さい。但し、アーカイブは2週間の公開です。 ※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。  内容紹介ここから____________________________ (★)オープニング(着席後)  先週の日曜日の早朝に出発して、7日間でちょっとブログにもくり返し書いちゃったんですけど、太平洋を越えて、それからアメリカ、北米大陸も全部越えて、行き帰りそれがある中で、わずか7日間で6ヶ所回ると。  アメリカのテキサス南部から一番遠くのワシントンDC、そしてハワイ・真珠湾に行くんですけど、遠すぎて直行便ないって知ってます?  だもんでいったんシスコで降りて、シスコは中国系の市長が、スーパーマーケットで買い物中に突然倒れて亡くなるという大事件が起きて、来月市長選挙なんですよ。  だもんでシスコの様子も見て。  ハワイでは太平洋軍司令部と太平洋艦隊司令部と行って、土曜日に帰ってきて今日なんですよね。  全部アメリカ対象なんですが、それは要は、米朝首脳会談が間近に迫ったと思われる、まだ絶対やるとは決まってないんですけども、まあ決まりつつあるわけですよね。  日本としては言わなきゃいけないことが少なくとも3つ、3つっていうか本質的には2つあるんですよね。  1つは、北朝鮮に自主的に核兵器を廃棄していただくという話ではダメで、北朝鮮のすでに持ってる日本に向けた核ミサイルを破壊しなきゃいけないんですよ。  それをここまで行ってる以上は米軍がやってくださいと。  残念ながら、わが自衛隊、やれる権限があるならやりたいけれども、この不当な不当な憲法のもとで、国会議員には憲法擁護義務がありますが、そのことをおっしゃる野党やいわゆる左翼の方もいらっしゃるけれども、これはもう笑ってしまう話で、その憲法96条に必要な改正しなさいって趣旨のことが書かれてあるから、その意味で現状では全く不当な憲法のおかげで、自衛隊が日本に向けた核を解体することはできないので、その代わりアメリカ軍がやってくださいと。  もちろん決めるのは合衆国大統領であり、行動するのは米軍だけれども、日米同盟を考えれば、日本も沖縄だけじゃなくて、三沢や横須賀や、あるいは座間、厚木、岩国、佐世保、そして沖縄と、多大な負担をしているんであるから、日米同盟の観点から、アメリカはこの核兵器を北朝鮮に自主的に廃棄していただくというような、胡乱(うろん)の話ではなくて、自ら核兵器を見つけ出し、アメリカ本土のロスアラモスっていう核兵器の研究所に持っていって、これを解体し、それが第一と。  それから第二は、拉致被害者の救出は日本の責任であって、日本がこれから交渉も通じて実現するんだけれども、必ず日米同盟の裏打ちがないと、つまり自衛隊はこれも不当な憲法のために、自国民救出という、戦争ではない正当な行為もできないでいるので、これを米軍が、すみません、実際に使った言葉で言うと、エンドゥールス(endorse)、日本語にない言葉なんですけど、実行することとかそういうことを背後から保証するっていう意味ですね、それをやってくださいと。  この2つが主な日本の本来言うべき主張で、それに加えて、板門店で、DMZ、非武装地帯、要するに38度線ですよね、朝鮮半島の、ここで北朝鮮と韓国あるいは国連軍がにらみ合ってる形になってるわけだけども、ここで例の南北首脳会談やって、ま、問題発言、今日冒頭から覚悟してきたんですけど、ま、猿芝居ですよね。  日本でもあっという間に金正恩委員長が正常な人みたいな、あれだけ虐殺をしておきながら(スタジオ一同同意)。  数回握手して、境界線またげばそれで正常なんだみたいなね。 (居島一平:微妙なお祝いムードが漂ってましたね)  そこで米朝首脳会談もやるようにってアメリカに韓国が働いかけていて、それは実はトランプ大統領にノーベル平和賞を取らせるっていう裏提案とセットなんですよ。  で、そこはさすが韓国で、大統領に直接働きかけるだけじゃなくて、何と議会にお金も投じて働きかけをしていて。  お金ってまさか賄賂を渡したりしないんですよ、そんなことやられるとアメリカは司法が黙ってないですから。  そうじゃなくて要するに罪にならないけれども、実際非常に助かる、お金のかかる支援もして。  だからアメリカの国会議員が連名で、要するにノーベル平和委員会に自らの大統領を推薦すると、いうことまで起きてるわけですよ。  これはトランプ大統領が、例えば金正恩委員長ぬきにお取りになるんだったら、それはもちろん結構な話だし、日本が本来はよけいなこと言う立場じゃありませんが、しかしこれは本当は何を意味するかというと、それやるとですね、金委員長と一緒にノーベル賞をとるとしたら悪夢ですけど、仮にそうでなくてもですよ、北朝鮮に戦争をしないことでノーベル平和賞をとってしまうと、戦争はしちゃいけないけれども軍事オプションも事実上なくなるんですよ。  と言ったらアメリカ側で、いや、うちの大統領はそうとは限らないよと言った人がいて(笑)、呆れることは呆れたんだけれども、一般的に言うとですよ、ノーベル平和賞をもらっておきながら、こっちの人(金正恩)は虐殺の疑いがあるから受賞まで至らなくても、この二人が喧嘩しないことでノーベル賞をもらっといて、もらってからゴツンというわけにはいかないでしょ、普通だったら。  合衆国は大統領の権限強いけれども、戦争について議会の意見が全く反映されないわけでもないんですよ。  そうするとその後の政局にはもうできなくなりますよね。  だから板門店でやるって事はそれを実は進めることになるので、本来は日本が干渉すべきじゃないと僕も思うけれども、これはやめてくださいと。  この3つは、本当は日本国が国として言わなきゃいけないけれども、この憲法を頂点とした敗戦後の日本の間違った在り方によって、これ安倍総理といえども一言も言えないんですよ。  じゃあ外務省が代わりに言えるかっていう���、そもそも外務省の体質から言っても、とってもこんなこと言えないんですよ。  じゃあ防衛大臣は言うかというと防衛大臣はそんな権限、基本的にないんですよ。  僕は民間時代からその役割をね、誰にも頼まれないで勝手にやってきたわけですけど、ほとんど無駄に死ぬだけですけれども、現在は国会議員としてそれを…、代わりにってわけじゃないんですよ、総理に全く頼まれてないし、誰からも指示は受けませんから、しかし自分の自由な意見としているように、自費で全て賄って、行ってきまして、今日の話はそれに全部関連することなんです。  で、繰り返し繰り返し、この2+1ね、1つは核兵器を米軍が破壊しなきゃいけない、自主的な廃棄なんていう偽物の合意はやめてくださいと。  それから拉致被害者の救出を日米同盟のために具体的に協力してくださいと、あるいは後押し、さっき言ったendorseして下さいと。  それからプラス1で板門店での米朝首脳会談を止めてくださいというのをずっと言い続けた1週間で。  それでこれもちょっとブログに、今日未明だったかな、時間がないのに書いちゃったんですけど、日本に帰ってきたら、もうご存知の現実に、もう呆れかえってしまったんですよね。  北朝鮮が降りてきたのは、あくまで制裁が効いたからで軍事圧力は関係ないっていう人が、ついこないだまで政治家やってて、今は落選なさってる人だけど。  個人のことは僕言いたくないので、どうしても個人名出したくないんですけど。  その方のことを言ってんじゃなくて、これが日本を支配してるわけですよ。  この坂を上がった国会議事堂もそうなんですよ。  野党がずっと審議止めてきましたが、自由民主党の中にそういう意見ないんですか。  大ありですよ。  だからあえて自由民主党の議員になって、部会で言って、ここでお話をしてて、いろいろ問題視をほんとはされてるわけですけど。  本当は呼び出されたこともありますけれど、それ議論できますから。 (1)米朝会談の日程・場所決定 近く発表  まずお気づきになった方、改めて多いと思うんですが、(5月)4日、トランプ大統領はもう決まったとおっしゃったんですよね。  今日、時差もあって日本が先に行っちゃいますが、もう7日ですよね。  いやしくも合衆国大統領が、史上初めての北朝鮮の独裁者との会談について、自ら、しかも記者団にろくに話してくれないトランプ大統領が、突如ご自分の方から、ある意味ご自分の方から、もうずっと問題になってる場所どこなんだというのは決まって、間もなく発表するとおっしゃって、その発表ないんですよ。  まあ、あと5分後にあるかもしれないけど、最近動き激しいからよけいそうなんですが、但しこれは4日(土)の「よるバズ」でも申し上げたんですけれども、ニュースには尻尾がある。  「よるバズ」ではほとんど何の反応もなかったんですけれど(笑)、「虎ノ門ニュース」ではお分かりいただける方も多いと思うですが。  尻尾があるっていうのは、面白いっていうことでもあるかもしれないけど、ご自分の頭で考えてくださいね、僕の話もきっかけにすぎませんという意味なんですが。  要するに4日に、時差があって昼夜逆転ぐらいの大きな時差があるんですけど日本とアメリカは、それでも4日に大統領がおっしゃって未だに発表ができないでいるっていうのは、要するに大統領が希望してる場所を、大半みんなが嫌がってるってことなんですよ。  今回僕はぐるぐる回った時も、はっきり言った人もいれば、非常に慎重に遠回しに、それは本来は板門店じゃないほうがいいんですよって言った人もいれば、中には怒った人もいるんですよ。  結構言い合いになったんですけど、これは僕と仲いい人だから言い合いになったんだけど、俺にどうしろって言うんだよと。  もっと正確にニュアンスを言うと、関西言葉で無理に言うことでもないんだけど、「わしにどないせえゆうねん、お前は」と。 (中略。一平ちゃんのニュース読みが上手い等々)  この記事の中に、トランプ大統領自身がもうその場所の候補は2箇所になったんだと。  で、板門店、非武装地帯ですよね、英語だと…。 (中略。板門店や村の話)  この記事にもそう書いてある通り、トランプ大統領は、実際アメリカ行ってよく分かったんですけど、下に板門店でやりたいってことを何度も下ろしてるわけですよ。  たとえば、ここは推測です、本人に会えなかったから、っていうか会うの申し込んでないから。  首席補佐官のケリーさんって人がいます。  元海兵隊の大将まで勤めた人で、しかも前の大統領首席補佐官をトランプさんがまた、これはわりと前だけどクビにしちゃって、そのあと軍人なら気分が合うからって呼んだのがケリーさん。  ところがこのケリーさんは、板門店は良くないと。  色々この後にニュースで出てくるんですが、大統領のおっしゃることに反論して、もう、ご本人は強く否定なさってますが、大統領はバカだと、また例によってね、ティラーソンさんだけじゃなくてまた言ったって話がもうワシントン、政権の内部で普通に話されていて。  また話を元に戻すと、今日はこうやって行ったり戻りを意図的に何度もやるわけですけど、つまりは文在寅大統領の工作にけっこう乗っかってるわけですよ。  ノーベル平和賞やっぱりほしいんですよ。  単純に中間選挙、再選のためとは言い切れない。  つまり、基本的に選挙ってのは景気で決まるので。  アメリカは外交・安保が選挙に影響する国です。  日本はあまり影響しないけど。  でも基本的には去年の10月の日本の総選挙が安倍総理の圧勝に終わったのは実は景気がいいからで、賃金はなかなか上がらなくても、ここで総理代えたら景気が悪くなるとみんなが…。  ちょっと話が今日は逸れすぎかもしれないから、もうちょっと中心に戻していくと、トランプさんは、ニュースに尻尾があると言ったのはいっぱい意味があってですね。  下に下ろしたけど受け入れてくれないから、急に記者団に言ったわけです。 (アメリカのメディアの話。ちょいちょい話がずれるので以降も適当にはしょっていきます<(_ _)>)  今回の件は、記者団に突然間もなく発表するって言ったのは、1つはトランプさんよっぽど困ってるわけですよ。  クビにしてもクビにしても、新しい人を雇っても、言うこと聞いてくれない。  クビになれば民間に行って、たとえばクライスラーのトップになったりするわけだから、官民が自由自在に入れ替わるから、日本と違って保身に走る必要があまりないシステムになってる。  だからもう決まったんだ、発表するんだと、バーンと言ってしまったわけですよ。  で、広報担当のホワイトハウスのスタッフも実はそれ、よく知らないままやられちゃったと。  ところがその後はまだ抵抗してるんですよ。  もう一回具体的に言うと、選挙は景気で乗り切れても、特に中間選挙は今、景気いいから乗り切れてもね、あるいは再選まで考えると、やっぱりここでノーベル平和賞もらいたいと。  そしたら「よるバズ」で、アメリカ経験の長い女性の方が、この方は非常にまともな人だと思いますけど、オバマさんがもらったからいらないんじゃないですかという(笑)。  その人は評論家なのかタレントなのか、だからいいんですよ、言っても。  政治家は本来そんなこと言っちゃダメですけど、頭で思ったこと言っちゃダメだけど。  いいんだけど、それは違うんですよ。  それもオバマさん(トランプさん?)を普通の人と考えるからそうなる。  オバマさんの政策は覆してるけど、オバマさんがノーベル平和賞もらったんだったら自分はいらないっていうんでもないんですよ。  これはだって箔付けになるじゃないですか。  箔がないっていうのがトランプさんの悩みなんだから。  破綻したビジネスマンにすぎないっていつも言われて、新聞にも堂々とグラフが出てきて、ほとんど嘘だみたいなことまで…(笑)。  いくらモリカケあっても安倍総理もさすがにそこまでは言われないけれども。  だからすごい箔付けになるから、やっぱりほしいというのがあって。  そうすると話の本筋は、米朝首脳会談の目的が、核兵器の廃絶でも、あるいは日本にとっての拉致事件の救出につながることでもなくなっていって。  朝鮮戦争は1950年に始まって53年に休戦になって、今も休戦なんですよ。  1953年ですから65年間ずっと休戦のままっていうね。  はっきり言うと、子供に説明できないような話になってるわけですよ。  そこにかかってるコストも実は、そこはトランプさんが在韓米軍のことをおっしゃる通りね、膨大なものがあるわけですよ。  65年間戦わないって、普通は現代史ではもう戦争終わってるって意味でしょ。  もう終わってるのにこれ続ける意味があるのかと。  だからある意味そう難しくないんですよ、形式的なことだから。  朝鮮には終わったんですと。  朝鮮戦争は終わったけど、新朝鮮戦争すぐかもしれませんみたいな話なんだから。  でも65年間も終わらせられなかった戦争を終わらせましたって言ったら、ノーベル平和賞には十二分になるじゃないですか。  それははっきり言うと、当時のオバマ大統領の授賞理由は、何も知らないチェコの素朴な民衆に、プラハで「核なき世界」って言っただけですから。 (居島一平:演説だけって言っちゃ、だけですもんね)  演説だけなのもひどいけども、あるわけないじゃないですか。  核少なき世界って言ったら…、核は維持費が大変だから。  それがいきなりノーベル平和賞でしょ。  でもオバマさんそのあと8年間それに縛られたんですよ。  だから軍事行動がほとんど取れなくなったっていう現実は実はあるんですよ。  それで側近や、僕ごとき全く関係ない外国人まで含めて、シンガポールにしましょうと。  それでウランバートルとかね、あるいは僕は東京を主張したり、いろいろあったんですけど、シンガポールは残ってるんですよ。  で、ひとつはこれは、お気づきだと思いますけど、シンガポールやマレーシアがね、金正男さんが殺された場所、クアラルンプールの空港ってことを考えていただいても、シンガポール、マレーシア、あの辺りの東南アジアの情報発信地は、北の手がすごく入ってるんですよ。  そこは北朝鮮、さすがなんです、ほんとに。  たとえば中東だったらドバイとかアブダビとかドーハって所に、死の商人と強いパイプを持ってるように、アジアでは圧倒的にシンガポール、マレーシア使ってるんですよ。  だから本当は裏でものすごく親密だから、北朝鮮としてもかなり安心ができるんですよ。  ただ問題は電車で行けないと(笑)。  場合によっては、これ表に出てないアイデアなんですけど、米軍機を出して運ぶかっていうね。  要するにいわば、仲良くしてますっていうのを見せつけるためにね。  っていう裏アイデアもあるんですよ。  これが簡単に実現するとは僕も思ってないですけど。  だから運ぶ手段は、たとえばシンガポール航空機のチャーターだったら、北朝鮮との深い関係から言って大丈夫じゃないかって話もあって、シンガポールにしようと。  で、これでまたせめぎ合いが続いてるんですよ。  それで僕は今日ニュースに入る前に冒頭あえてちょっと長くお話したのは、こういう背景を知っていただきたいからで、本当はですね、本当は日本国は主権国家で、自前の憲法があり、自前の防衛力もあるんですから、余計なお世話ですがと前提を置いたらですね、板門店やめてくださいと。  朝鮮戦争の当事者は、確かに南北と、南北朝鮮、韓国と北朝鮮そして米中だったけれども、直接影響するのはロシアとわが国日本ですから。  私たちは発言する権利があるないじゃなくて、発言せねばなりません。  それは日本国民の幸福と国益とそしてアジアの安定のために、我々言わなきゃいけないと。  これ言うのが外交なんですよ。  それでこれを言わない外務省をだらしないって言うのは簡単だけども、いつも申し上げてる通りこの憲法がこのままである限りは、日本国外務省は憲法を度外視した活動って絶対できない、しませんから。  してる国ありますよ?  憲法なんかいつでも変えられるから、独裁国家チャイナやロシアにおいても、北朝鮮においてもですね、好きなように変えられるから、人治国家だから。  日本は法治国家なんで、外務省は要するに後ろに軍事力がないまま外交しなきゃいけないから、言うべきことが言えないんですよ。  そうすると実は普通の海外主張じゃダメで…。 (中略。SPに焼肉食べさせた話、アメリカが青山さんのことを調べてよく知ってるという話など)  だから僕は今日言いたいこと、本当は1個だけなの分かります?  こんなおっさん1人でやっててもダメなんですよ、本来。  だから憲法を変えましょうってこと。  憲法を、それも最終的には僕たちも、もうちょっと次の世代にはなると思うけど、自分で憲法を一から書かないといけないですよ。  もっと簡潔なものを。  でもその前に9条だけでも変えないと。  9条を変えたら戦争になるんじゃなくて話は逆で、9条を変えたらやっと外交ができるようになって、おかしな戦争のリスクが減るんですよ。  そんなこともわからんのかっ���話なんです。  だから毎回、特に今回そうなんですけど日本に帰ってくるとどっと疲れが出るんですよ。  それは強行軍の疲れじゃなくて、なんやこの孤立した社会はと。 (2)トランプ大統領 在韓米軍の縮小検討指示  これまず基本押さえなきゃいけないのは、ニューヨークタイムズをはじめとしたメディアが言ってるだけです。  皆さんご存知だと思うんですが、アメリカのメディアはさすがに日本のオールドメディアほどひどくはないけれども、トランプ政権は反メディア政権なので、FOXニュースなど以外は、ニューヨークタイムズもワシントンポストもCNNもABCもCBSも、みんな反トランプですから。  そういうメディアが、またトランプさんおかしなこと言ってるっていうニュアンスで報道してるだけで、合衆国政府や米軍がこれを公式にいささかでも認めたことはありません。  ありませんが、客観的に見ると、まったくのフェイクニュースとは言い切れないです。  つまりトランプさんは、これは当たり前のことだと思うんですけど、ま、こういうのモリカケの話に似てくるんですけども、たとえば総理が構造改革特区じゃダメだから国家戦略特区で上からガーンと行くのをやりましょうと。  それで壁を突破しましょうって言ったら、たくさんのものが、そういう意味では首相案件になるわけですよね。  それは全くおかしくないんですけど、トランプさんが例えば在韓米軍は本当に必要なのかっていうのを下に聞くっていうのは、これはむしろ知ったかぶりしないで聞いてくれるだけ、すごくいいわけですよね。  これは一番ケリーさんが強くその大統領の考えに反対したと言われてるんですけど、根幹はもう北朝鮮の話はないんですよね。  で、合衆国も、実は本当は日本も、ここは冷静に見てて、北朝鮮はいろんな意味で中国の一部なんですよ。  一部で、なんて言いますかね、子が親に逆らうようにね、いろいろ逆らってみせるだけで、基本的にはこう、養われてる状況は全く変わらないんですよ。  そもそもそうじゃないと北朝鮮は食えないんですよ。  もともとはソ連があって、共産圏の貿易の世界があったから、北朝鮮もかなり食えたんですけど、それがなくなって食えなくなりつつあったのを、中国が改革開放政策で資本主義と妥協して、そっから北朝鮮もいわば食えるようになった。  しかも北朝鮮がさっき言いました、アブダビとかドーハとかドバイ、中東諸国で死の商人と連携をして、核技術を売ってきたわけですよね。  だから核開発は商売ですよってずっと僕言ってきましたよね。  長いのとか短いのとか真ん中のを撃つのは、軍事目的もあるけどいろいろ使い出を中東諸国に見せてる。  カタログを見せてたんですよね。  でもこういうのも全部チャイナのendorse、名詞で言うとendorsementがないとできないんですよ、これは。 (中略。死の商人に自慢げに見せられた武器カタログ(全部中国製と北朝鮮製)の話)  何を言ってるかと言うと、在韓米軍も本当は北朝鮮のためにあるんじゃなくて、朝鮮戦争をもう一回やるかもしれないから、韓国軍のためにいるんじゃなくて、チャイナが下りてこないようにいるわけですよ、本当は。  あくまでチャイナを見てるわけです。    したがって今回の南北首脳会談だの、あるいはやるかもしれない米朝首脳会談だの、本当は中国とアメリカの関係であるし、その時に日本は結果を待ってるわけにいかないと。  だからどういう形にしろ、北朝鮮の核保有国の存在を認めるとですね、結果的に認めると、中国の一部としての朝鮮が核保有国として対馬海峡まで下りてくる。  だから韓国が対馬を自分のものみたいに言ってるとかしてるとか、日本はそれに十分応じきれてないとかいう問題も、実はこういう目で見ると中国のそういう南下政策とぴったり一致してるんであって。  したがって、この現在の安倍政権が中国に対して、これからニュースやりますけれども、少なくとも今までは厳しい姿勢を取ってきたっていうのは、非常に意義があることなんですよ。  だから逆にそれは非常に切りくずされようとするから、この坂を上がった国会議事堂、そして坂上がらないでこっちに行くと霞ヶ関の官庁街、そこに膨大な中国の工作が行われてるっていうのは、僕は今これから終わったら戻っていく議員会館も、チャイナの工作がどんどん入ってくるわけですよ。  だから僕は政治献金1円も受け取らないんですよ。  もし皆さんだったら善意だから受け取るってことにしたら、皆さんのところにも食い込んできて、結局ふた開けたらチャイナの金だったと、青山は中国共産党からお金を5000円もらってたと。  5000円で十分、失脚しますよ。  だから在韓米軍の撤退っていうと話がおかしくなるんだけど、このニュースにあるように縮小ですから。  要するに、米中関係の在り方によっては、北に特化してるような部分はいらないんじゃないかと。    これも皆さん改めてネットを通じてもう一度自分でも調べ頂きたいんですが、在韓米軍と在日米軍、考えると、なんとなくこう僕ら日本国民の頭だと、在韓米軍はすごく大きくて、朝鮮戦争は休戦中なんだから、もうガンガンな軍隊で、日本はそこそこだろうと思ってるでしょ。  全然違いますよね。  本当は在日米軍がアジアの米軍の全くの主力であって、そもそも朝鮮戦争の無残な経験からアメリカ軍はずっと、今、特にそうだけど、前から韓国を信用してない。  でも硫黄島の戦い、沖縄戦を含めた、あるいは終戦処理の見事な手際、陛下が一言おっしゃっただけで鎮まるってことも含めて、アメリカは日本をすごく尊重し、だけど同時に警戒し、すごくこう評価し、だけど警戒し、という日米関係ですから。  だから圧倒的な主力は在日米軍であって、なかんずく、ここからすぐに皆さんももし行ける方いらっしゃったですね、このまま新橋から東海道線を使って横須賀に行っていただいた方がいいですよ。  あそこにいる第七艦隊が世界中の米軍の中心なんですから。  ハワイ・真珠湾の司令部も結局、第七艦隊が一番大事なんです。  だから在日米軍の方が圧倒的に信用できるし、それから実力も段違いに強いので。  したがって、中国との長い長い対峙を考えると、クレディビリティつまり信頼感がすごく高い日本、しかも歴史的にもほとんど動揺しない国でしょ日本は。  朝鮮半島か中国大陸とかロシアとかもう無茶苦茶にひっくり返るじゃないですか。  日本はそれほとんどないわけですから。 (中略。アメリカが直接攻撃された9・11同時多発テロと、陰謀論の話など)  9・11でアメリカも襲われるんだと分かってから、実は基本的に米軍を内側に退こうとしてる。  トランプさんのはるか、オバマさん以前の問題です。  これを米軍の世界再編って難しい言葉で学者は言うわけです。  難しくない。  今までは外に全部出してたわけ。  一番強いのに限って外に出してた、第七艦隊みたいに。  それをこう内側に戻していこうと。  内側に戻していく時に、空白ができるでしょ。  たとえば北東アジア、それ韓国に任せるんですか。  任せるわけがないでしょう。  じゃあチャイナに任せるの?独裁主義の。  じゃあどこですか。  ここしかない、ジパングしかない。  ここしかないから、トランプ大統領は安倍さんの親友でもあるから、あれだけ信用できる人間が総理やってるんだから、頼りにならない韓国よりも、こう日本に頼って、日本で守ればいいじゃないかと。  これは日本にとったら防衛線が下がってくることだから、ああそうですね、信用してくれてありがとう、というわけにいかないんですよ。  ちょっと待てよあんたっていう話をしなきゃいけないと。  憲法を変えて対等にその話をしなきゃいけないっていうのが、この話(在韓米軍の縮小検討)の大事なところで、こんなこと言うなんてトランプさん馬鹿じゃないかとかいう風に、日本でもうずっとオールドメディアだけじゃなくて「よるバズ」のようなネットメディアでもそれ言ってるから、若い人に変なこと教えないで下さいよ、ほんとに。 (3)刺激すれば対話白紙に 北朝鮮が米国をけん制 (4)圧力維持の日本非難 北朝鮮メディア (ざっくりまとめ) 【北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞はきのう(6日)の論評で、日本が北朝鮮への圧力維持を掲げながら、米国や韓国を通じ日朝対話を模索していると非難しました。労働新聞はこの中で日本に対し、「悪い癖を捨てない限り、1億年たってもわれわれの神聖な地を踏むことはできない」と主張しました(読み上げた居島一平さん苦笑)】  労働新聞の原稿を書いてる人って、僕やっぱ会ってみたいな(一同笑)。    これは2つ並んで♪キンコンカンコン♪キンコンカンコン♪  今週のなんちゃってニュースです。  これ全くどうでもいい。  これ場所選定がトランプさんの思う通りに今のところなってないみたいだけど、まあでも板門店とシンガポールに絞られてきたんだったら、米朝会談できるだろうと。  そしたら値段釣り上げなきゃと。  特に日本はあの憲法、やっぱり憲法改正はなかなかできませんね、日本なんか全然大丈夫だけれども念を押しとかなきゃ、で、やってるだけだから。  ま、これをもって日本の国内の動きを僕達はよく見るべきってニュースにすぎない。  北朝鮮が何を言おうと、ほとんど関係ないです。  が、その上で安倍総理はどういうことを考えてるかというと…(次のニュースへ)。 (5)北朝鮮核・拉致解決協力 日中首脳が初電話会談 (ざっくりまとめ)  まず中国の国家主席は、毛沢東さんなんかも含めて、電話してるってイメージあんまりないでしょ?  実際に電話を頻繁にかけてるかかけてないのかってのは、アメリカと違って、チャイナにも僕はルートありますが、なかなかよく分からないんですけど、どうも電話あまりしないみたいです。  僕の把握できた限りですよ。  皇帝陛下が電話なんか軽々になさらない、というのがまずあるんですよ。  もうひとつは、電話は盗聴される。  したがって今回の日中首脳会談が物語るひとつは、拉致事件の解決で、アメリカにはずっと協力要請したけどチャイナにあんまりないよねと。  これは評価はどこまでしていいかどうか僕まだ考え中なんですが、さっき言いました、実は北朝鮮はチャイナの影響力が強くて親子みたいな関係だと。  だから拉致被害者の、また例によって一部であろうと懸念されるんですが、北朝鮮が解放あるいは帰国を検討してることはほぼ間違いがないんで、このタイミングにその親から言ってもらうと。  わが国会のリーダーの一人の玉木さんて方が、親に言われたんで国会審議に戻ると、思わず本音をおっしゃって(笑)、だから玉木さんって決して悪い人じゃないと思うんだけど、よく言いますね(笑)。  最近中学生でも親に言われたんで学校に戻ってきましたって言わないでしょ(笑)。  それぐらい親子の関係って濃密なもんだから、やっぱりここは拉致被害者の救出が、懸念も含めてね、また一部だけ返そうとしてるんじゃないかってことも含めて、でも、ついに2002年9月17日からか数えると16年ぶりに動きが出るっていうタイミングに、日中関係よくないからと、あるいは尖閣の問題があるからといってチャイナに協力要請しないってわけにいかないなっていうのが、安倍総理の決断なんですよ。  で、その時にもうちょっと普通に話し合える指導者になってもらいたいから、電話にするということなんです、これは。  それにチャイナも応じたわけでね。  で、チャイナとしては今、一帯一路構想っていって、東側に出ようとすると米軍がいるんで、西側にもいるんだけど、西の方がまだ弱いだから。  ところがヨーロッパっていうのは、指導者が皇帝になっちゃいけないっていう観念はすごく強いわけです。  僕は一帯一路に反対なので、ヨーロッパの知り合いに、軽々に受け入れるなと。  ギリシャが中国海軍の軍港にされてしまうぞと。  ヨーロッパの人たちが反論するのは、我々はチャイナを変えることはできると。  僕はできないって言ってるわけです。できませんと。  あんた方と違って我々は4000年間、チャイナと付き合ってきたんだと。  そう言ったらヨーロッパ人ってやっぱりすごくて、いかに使者が行き来してたかっていう話から、シルクロードの意味もアジア的じゃなくてヨーロッパから見たら、逆なんだという話をするんですが。  しかもひどい人になると、これ現実にイギリスの外交官で、アヘン戦争を自慢する人もいるわけですよ。 (居島一平:ほぉーー。面白いですね)  僕はアヘン戦争については、断固チャイナ支持だと。 (居島一平:全然罪の意識とかないんですか?)  ないない。ないよそんなもん。  だから日章旗が血で汚れてるって人が日本にけっこういるけど、びっくりするのはイギリスの国旗って、あの美しい国旗が…。 (居島一平:血まみれですね)  したたってる。アメリカだけじゃなくて。 (居島一平:でも自慢っていうのはすごいですね。さすがに。ちょっと開いた口が…)  後悔することはないのかと言ったら、香港は手放すべきじゃなかったなと。 (居島一平:(大爆笑))  これシリアスなんですよ。  香港は実際苦しんではいるんですよ、だけどやっぱり手放すべきじゃなかったなと。  これイギリスだけじゃなくて、他のヨーロッパ諸国も言いますよ。  だから何て言うのかな、アメリカとか日本とか中国だけで例えば今の北朝鮮の問題だけを考えてもダメで、北朝鮮っていうのはさっき中東の商売の話しましたけど、東欧諸国、ポーランドとかチェコとかスロバキアとかブルガリア…、特にポーランドだけど、たくさん密接な関係持ってるんで。  だから今、突然、小野寺防衛大臣がエストニアに行って、サイバーで協力する云々やってるでしょ。  それ大事なんですよね、ほんとはね。  だから使えるものは使うっていう考え方で、拉致事件をひとつの手がかりにして中国の圧力、アメリカから北朝鮮に下ろす圧力と全く質も量も違う、全然違います。  質も量もはるかにチャイナの方が大きいので。  チャイナは拉致事件に協力姿勢をこれ事実上初めて見せつつあるんだけど、当然、その代わりを求めようとしてくるんですよ。  これが大きなリスクで、だから僕は今、安倍政権が日中関係良くするってことにかなり前のめりなことに、慎重な姿勢をいつも自由民主党の外交部会などで申し上げてるわけです。 (6)習氏が来年国賓来日案 安倍首相は年内訪中調整  9日に日中韓の首脳会談が東京で開かれます。  中国の李克強首相がお出でになって、韓国の文在寅大統領も含めて、安倍総理と3人で北朝鮮問題についても話し合うんですけれども、実は李克強首相とどんなに話しても、習近平さんと話さないとほとんど意味がないんです。  特に李克強首相の立場は弱くなってるので。  日中首脳会談もやりますが、習近平さん来日の準備になっていく。  その時に拉致事件を含め日本が中国の圧力を活用するってことは正しいけれども、チャイナは例えば尖閣諸島について武装船がずっと入ってきてるのも、突然意外な提案してくる恐れはあります。  日本はいかなる提案にも応じることはできません。  そもそも領土問題は存在してません、尖閣諸島には。  でもとにかく領土問題にするために硬軟合わせて来るんですよ。  だから僕のブログによく書き込みいただくのは、中国は依然として尖閣諸島を狙ってる中でなぜ安倍総理は中国に接近するんだと。  その通りなんですが、必ずチャイナは硬軟両方で来るんで、こちらも硬軟両方で受けて巧みに戦うしかないんです。  そのためにもう一度言いますが、憲法9条がこのままでいると、実際は外交力ってのはもう予め失われた状態でやってるわけであって、外務省を悪者にしたりしても意味がないんですよ。  日教組を悪者にしてもほとんど意味がないのと同じようにですね、日本全体のことを私たちは取り込んで行くべきで、そういう意味では何という面白い国に生きてるのかってことですよ。  2700年近い国を自分の手で新しく作り直すんですからね。  しかも伝統に則って。 (★)トラ撮り! コーナー (このコーナー全体ざっくりまとめ) ★近畿大学での特別講義  社会人の方が席を埋めてしまって学生が入れないのではと思ったが、学生多かった。 ★テキサスの太平洋戦争国立博物館  太平洋戦争国立博物館のコンバットゾーンで、戦闘が再現されている。  ボランティアの人たちが演じて、中高生に見せている。  本館の展示に間違った物があり、外務省の人が政治家にも頼んで言ってもらったが、何度言っても修正してくれないと。  去年、僕がカバノ館長に言って、書き換えてくれた。  リニューアルした時も、僕の考えを入れてくれた。  「Japan&China」の展示で、琉球処分について「日本は中国から沖縄を奪った(seize)」と書いてあった。  僕は1年前に、沖縄が中国の一部だった歴史はありませんから、日本が奪うのは不可能だとカバノ館長に言った。  そしたら「from China」を削除しただけで、どこからかは知らないが「奪った(seize)」という表現はそのまま。  これは「併合」という意味ですと、こないだ(3月)館長が議員会館に来られた時に言った。  そしたら書き換えますと言われて、僕がこのゴールデンウィークに現地に行くまでには間に合わないだろうと思ったら、展示を全部書き換えてくれていた。  日本語に訳すと、「琉球の人々は、日本とも中国とも歴史的にずっと貿易をしていた。1879年に日本は琉球を併合して、沖縄県をつくった。結果として、450年にわたった琉球王国の終焉をもたらした」と。  日本側に偏った内容にしてくれと言ったのではなくて、公平な事実に基づいて書いて下さいってことだから、中国共産党はこのあと必ず反撃してくるだろう。  が、真珠湾の記念館と違って(2015/3/18「アンカー」を参照)、この博物館は「ベテランズ(退役軍人)」が寄付をたくさんしていて、中国の寄付が入る余地がないので。  僕1人が動くのは限界があるので、日本も財政的に寄付という形でこうした記念館を支えないと。 ※テキサスの博物館の展示変更の経緯は、2017/5/8放送分、2018/1/8放送分、2018/3/26放送分を参照。 ※中略<(_ _)>  NSCのトップに近い人、日本の国会議員と会わない人だが、いろんなルートの推薦で面会できた。  国務省で日本部長(韓国系米国人女性)と面会。  サンフランシスコ市長選は中国系が9分裂(青山さんのブログを参照)。  真珠湾の太平洋艦隊司令部で、ハリス司令官(次期駐韓大使)や、自衛隊の連絡将校や防衛省のキャリア官僚(ひがしゆりさん)と面会。 ★自民津モータースポーツ議連の総会  小林可夢偉選手も来てくれた。  「虎ノ門ニュース月曜日」を見ているという! (7)拉致解決へ日米連携確認 加藤氏が米高官と会談  僕が会ったNSCの人は、加藤大臣が会ったポティンガーさんとは違う人。  僕の申し上げた拉致被害者の救出について、日本は全員救出を確認しなきゃいけないっていう重い課題を逆に今、背負ってると、いうことをちゃんと、NSC全体で共有するとおっしゃってたので。  加藤大臣や家族の努力に比べると、僕は全く努力してないのと同じですが、多少意義はあったのかもしれないと思ってます。  もうご家族が、横田めぐみさんでいうと弟さんの世代に残念ながらならざるをえなくて、アメリカに行かれて努力されたってこともニュースでご存知ですよね。  僕がNSCとどうしても会いたかったのは、そういうことで響き合わせるためでもあったんです。 (8)柳瀬氏招致 週後半にも きょう国会正常化へ協議  実は本当は連休前に柳瀬さんが国会に出てきて証言されるはずだった。  いったん野党が合意してたので、僕は「月刊Hanada」に、今号が書店に並ぶ頃にはもう柳瀬さんの証言は終わってるはずだと書いて、中身も書いた。  違うかもしれないが、その時点で僕が把握したのは、柳瀬総理補佐官(当時)は、総理官邸で、加計学園の事務局長とお会いになった。  総理は(そのことを)知りません。  その時に、実際には今治市の課長さんと課長補佐も来てたそうですが、現実に柳瀬さんはそれを知らなかった。  事務局長が目の前にいて陳情を受けてて、後ろに並んでて下向いてメモを取ってたのが、今治市の課長と課長補佐。  後ろにいてメモを取ってる人は知らない。  後ろにいる人全員に、あなた誰ですか?と聞いて、しかもそれを記憶してるってことは100%ないので。  だから柳瀬さん、最初からそう言えばいいんですよ。  首相案件というのも国家戦略特区のことだから、逃げも隠れもする必要なくて、最初からやればいい。  だからそこは明らかに安倍政権はハンドリングがおかしい。  でも事実はそうで、こんなもん全然、国会止める理由にも何もならないんですよ。  だから冤罪だとずっと言ってる。  加計学園問題ってのはないと、僕ずっと言ってる通りです。 (9)総裁選対応 判断は閉会後 岸田氏 (ざっくりまとめ)  僕がいる参議院は、吉田博美幹事長のもと、これもう吉田幹事長が公の場、議員総会ではっきりおっしゃったので、僕、言いますが、「参議院議員は全員、安倍総理公認のもとで選挙戦ってここに来てて、それを忘れ��ゃダメだ」と言われたんで、これは参議院は決まりですよ。  吉田博美幹事長は参議院を指揮するだけじゃなくて、竹下派の、事実上の参議院側の絶対的なリーダー。  竹下派の動向はこれで事実上決まり。  岸田さんは安倍総理に、私出ると言ったりしたのに、閉会後にとかまた話が戻ってるのは、その動きが伝わってきてるから。 (10)自衛官派遣 米反発で頓挫 沖縄ヘリ不時着の安全策  これはアメリカ軍けしからん。  当然派遣を受け入れるべき。  アメリカ軍の言い分はもちろん僕は聞いてて。  まず事故は起こしてない、事故が起きる前にアラームが出て、犠牲を出さずに終わってると。  海に墜落した云々も、無事に不時着して、その後、波に洗われて壊れた機体を、降りた時に壊れたと報道されてて、それ日本政府は訂正もしないと。  そういうもとで自衛隊の派遣を受け入れたりすると、アメリカは事故を起こしてないのに起こしたように言われるから、だから受け入れないと、僕には言ってるんですよ。  じゃあそれを公の場で言って下さいよ。  これ誰が見ても、米軍が偉そうにして、日本に駐留してるのに、わが自衛隊の協力を受け入れないことにしか見えないから。  日本の防衛省というより官邸の姿勢が弱すぎる。 (11)米「次の段階」決定へ 貿易で対中圧力強化か (12)ゆすり防止 トランプ大統領が口止め料認める (13)中国がレーザー照射とアメリカ抗議 ジブチで (14)ロシア野党指導者を釈放 拘束者1600人 (15)米ハワイ島 長期化か 数カ月続くと専門家 (16)深海1万メートルにプラごみ汚染 生態系懸念 (以上省略) オープニングの「北朝鮮が降りてきたのは、あくまで制裁が効いたからで軍事圧力は関係ないっていう人が、ついこないだまで政治家やってて、今は落選なさってる人だけど」は、塩村文夏さんだと思われます。  また、(1)の「『よるバズ』で、アメリカ経験の長い女性の方が、この方は非常にまともな人だと思いますけど、オバマさんがもらったから(トランプさんはノーベル平和賞は)いらないんじゃないですかという」、これはREINAさんだと思われます。  5月5日の「よるバズ」をご覧になった方は、ピンと来られたと思います。  ネットに動画がまだあるかもしれませんので、気になる方は探してみて下さい。  さて今回、後半(トラ撮り以降)は、久々にバタバタでした。  残り11分間しかなく、特に(11)から(16)までは、正味3分!  強行軍でお疲れなのはもちろん理解した上で…  「青山さん、ペース配分~!」って、画面に向かって久しぶりに髭男爵のギャグを言ってしまったわ(^_^; ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【拡散】武力攻撃やテロなどから身を守るために(内閣官房)J-ALERTの音源【生き残るためにシェア】 https://samurai20.jp/2017/04/j-alert/ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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hentaianime2019 · 4 years
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■女性をナメているニッポンの会社直接仕事とは関係がないことをルール化して社員を縛り、体育会系の雰囲気を作り上げている会社が日本では少なくありません 元スレ 1首都圏の虎 ★2020/09/10(木) 06:16:15.07ID:X7u6cRNF9 ■女性をナメているニッポンの会社  直接仕事とは関係がないことをルール化して社員を縛り、体育会系の雰囲気を作り上げている会社が日本では少なくありません。ただ、都会の企業よりも田舎の中小企業のほうがそうした傾向が強く「ビックリ規則」も頻繁に見られます。この国では女性をターゲットにした理不尽なルールが溢れているので、油断できません。  地方のある中小企業では、「女性の一人暮らし」を許していないのだそうです。就業規則などに書いてあるものではありませんが、ワンマン社長の方針で暗黙のうちの了解なのだとか。その理由は、一人暮らしできるほどの給料を女性社員には払っていないため、夜に水商売などを始められて風紀が乱れると困るからなのだそう。ちょっとどこからツッコんでいいのか分からなくなってしまいました。令和の時代には、この手のワンマンオッサンにはどうか退いていただいたほうが、ニッポンの未来のためでしょう。  「これは法律に引っかかるだろう」という内容のものでも、ニッポンの中小企業ではその社独自のルールが蔓延していますから、雇われるほうは油断できません。ある会社では「体調不良や家庭の用事などで欠勤したら、その分他の日に出勤しなくてはいけない」というルールがあるのだそうです。 ■良かれと思った提案が、全員を苦しめる結果に  そこにかつて勤めていた女性に話を聞いてみると、これは社長が作ったルールではないのだとか。では、なぜこんなルールができたのかというと、何年か前にパートや派遣社員の数名がプライベートな理由で休暇をとるということが増えたため、それを申し訳なく思ったパートの一人が「水曜日に休む分、金曜日に出勤します」と申し出たのが発端でした。  パート仲間や派遣、さらには社員や会社の経営陣からも大変ありがたがられたため、そのまま次の人も「自らそういった申し出をする」という流れになってしまいました。それがいつの間にかルールとして定着してしまったのだと言います。「暗黙のルール」であるため、会社の就業規則や契約書には記載されていないとのことです。こう考えてみると、昔、誰かが良かれと思って提案したことが結果的に「全員やるべきこと」として慣習化してしまうこともニッポンの会社の特徴だと言えるでしょう。ある意味、忖度をし過ぎた結果です。  ちなみにドイツはじめ欧米の会社に「暗黙の何か」がないわけではありませんが、それはどちらかというと社員に有利な「何か」だったりします。たとえばクリスマス会や社員のお別れ会を開く際は、午後3時など就業時間内にするといった感じです。  ところが、これがニッポンだと、雇われている側に「奴隷気質」が根づいているのか、「会社のためなら私はこれぐらい犠牲にしても大丈夫」というような提案を会社にしてしまう傾向があります。結果として「全員が大変になる」という悪循環が出来上がってしまうわけです。それにしても、本来は気楽な雇用形態を選んだはずの「パートのおばさん」でさえも、「休んだら他の日に出勤してカバーするのは当たり前」と思い込んでいるのって、国際基準で言うとスゴい話です。どんだけ責任感強いんですか! (中略) …
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71chi-shiromura · 4 years
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譜面大会の虎の巻
こんにちは。
今回は太鼓さん次郎界隈で最近頻繁に開催されている「譜面大会」について書いてみようと思います。
太鼓さん次郎における譜面大会は、2009年12月に「風のふくままに」というサイトで開催された「譜面匿名評価会」というものが最初だと言われています。 現在有名な大会といえば、「次郎界のF1」とも称される「League The ZEROth」や毎回多数の参加者が集まる「wizard_」シリーズがあります。 初の大会から10年以上が経過し、「そもそも譜面大会って何なの?」という声も少なくありません。現に譜面大会について説明しているサイトは無いに等しいですからね。 その声にお応え(?)するために今回は筆を執りました。では早速話を始めましょう。
※あくまでも一個人の意見です。鵜呑みにしないようにしましょう。 ※この記事は、「譜面製作にある程度慣れていて、かつこれから始めて譜面大会に参加する層」向けの解説記事です。
まず、譜面大会の大まかな流れは、
1 譜面を作る
2 出したい大会に提出
3 譜面を評価する
4 評価を提出する
5 結果発表
6 感想を見る
概ねこのような感じです。順を追って1から説明していきましょう。
1 譜面を作る
最初にして最大の壁です。初心者はここで頓挫してしまうかもしれません。 まず曲選びについてですが、私はどのような曲でも上位に食い込めるポテンシャルは秘めていると考えています。なので、私なら初心者に対して「聴き慣れた曲で出たほうがいい」とアドバイスします。 なぜか?その理由は一つ、「聴きこんだ曲であればあるほど譜面の構成が固まりやすく、作譜をしやすい傾向がある」からです。 無闇に曲を漁り、全く知らないアーティストの全く知らない曲で譜面を作っても、聴き慣れていないので譜面に粗が出がちです。それだと高い順位は望めないでしょう。 しかし、大会に二、三度出場すると、「どの大会でも上位に食い込んでくる人は自分の全く知らない曲で上位を取る」と思うようになるでしょう。 なぜ上位が取れる人は(大衆から見れば)マニアックな曲で上位を取れるのでしょうか?それは「聴きこんでいる」からです。 上位を取ってくる人は、勝つための曲を数曲用意し、聴きこんで譜面を複数作る場合が多いです。しかしながら、初心者がこれをすると殆どの人は目を回してしまうと思います。 ですから、初めのうちは無理に背伸びをせず「聴きこんだ曲」で勝負することをお勧めします。
他にも、曲選びの点において注意すべき点は「インスト曲かボーカル曲で迷ったらボーカル曲」ということです。 勿論、「インスト曲の方が聴きなれている」という人もいるでしょう。確かにインスト曲での作譜が上手い人も一定数います。 しかし、「迷ったらボーカル曲」という理由は、「曲の展開がしっかりしている」という点です。 一般的なJ-POPやアニソンには、Aメロ、Bメロやサビ等の展開がはっきりしている曲が多いです。次郎の譜面においても、曲の展開で譜面の傾向を変えるというのは点数アップに対して有効な手立てです。 大会への参加を重ねていくと、「ボーカル曲ではやりたいことをやれない」と感じることがあるかもしれません。そう感じたら、インスト曲で大会に出てみることをお勧めします。 インスト曲は、ボーカル曲の難点である「ボーカルに譜面の比重が寄りがち」というものが無く、譜面の統一感が出てポイントが高くなります。 また、インスト曲の中でも緩急差のある曲ならば、「次郎の譜面における展開性」という独特の感性を学ぶことができるのでお勧めです。 その点、インスト曲は緻密さが無くなるとクオリティが下がる傾向があります。これを踏まえると、インスト曲は中級者以上向けの位置づけだと考えています。 また、「他の大会で上位を取れた曲なら、自分も上位を取れるはず」という考えもあると思いますが、これは避けた方がいいです。 過去の大会で上位に入っている曲はその譜面が1つの「尺度」として扱われ、相対的に良い評価を貰えないケースが発生しがちです。
次に譜面製作についてですが、ここは自分が「こういう傾向が良い」と思うものをぶつけてください。 ただ一つ覚えておいてほしいのは、「それぞれの大会・それぞれの勢力によって良譜面の価値観は異なり、完全に全ての人にウケる真の良譜面は存在しない」ということです。 また、「本家太鼓なりの良譜面の基準」などといった概念は捨てるべきです。そのようなものを尺度にしてしまうと、正しい指摘を貰ったのに「この人は間違っている」と誤認してしまいがちになります。これでは成長は望めません。 過去の大会の優勝譜面を見て傾向を勉強するのも良い勉強方法です。実際に、これを試して上位を取った人を何人も見ています。 以下、私自身が思う避けるべき点を挙げていきます。
・曲を無視した配置
一番やってはいけません。曲の展開に合っていても曲と譜面が程よくマッチしていなければ良い評価は貰えません。
・極度な繰り返し
例えば8小節ずっと1020112010221020,を繰り返していても、展開的にもつまらないし飽きてしまいがちです。最低でも2小節単位で何かしらの変化は付けましょう。
・緩急の無い譜面 初心者にありがちなのですが、ドンカツ音符を詰め込みすぎて纏まりが無かったり緩急がない譜面を見かけることがあります。 一般的に、譜面には曲の展開に合わせて緩急をつけるものです。 全体を通して(曲の盛り上げはあるにも関わらず)密度的に変化が無さ過ぎる、所謂「飛ばし過ぎ」は大会において高順位は望めません。 ですから、曲の盛り上がりに合わせて音符を抜いたりすると、緩急が取れて良い仕上がりになります。 なお、中~上級者向けですが、緩急や展開以外に面と縁の配色に拘って譜面を作ると、更なる飛躍が望めます。
2 出したい大会に提出
譜面ができたら、遅れずに提出しましょう。大会によっては、連絡を入れれば遅刻を認める場合があるので、遅れそうなときは必ず主催に連絡しましょう。 また、大会によっては譜面に縛りが付けられている場合があります。ルールの確認は怠らないようにしましょう。
3 譜面を評価する
第二の壁です。しかし、譜面を作ることよりは理論は簡単です。 まず最初に感想書く際の大前提を挙げます。
・敬語を使う これはリアル生活でも一緒ですね。たとえ感想を書く相手がどんなに親しい人でも必ず敬語を使いましょう。タメ口調だと指摘をした際に相手が不快になりかねません。 感想を書くときは次郎歴なんて関係ありません。誰でも敬語です。もう一度言います、感想では敬語を使いましょう。誹謗中傷なんてもってのほかです。
・曲の良し悪しで評価しない 当然すぎて軽くあしらわれそうですが書きます。 譜面大会は「譜面を評価するイベント」です。ですから、「この曲は個人的に好きじゃないから点数下げました!」などという感想は言語道断です。絶対にやめましょう。
・譜面に直接関係ない箇所を評価しない 上と少し似ていますが、ここでの「譜面に直接関係ない箇所」はオフセットや難易度表記、デモの開始位置などを指すことにします。 当たり前ですが難易度の基準は人それぞれです。それを本家の難易度基準の尺度から見て「この譜面は9にしては詐称気味だったので減点しました」などと論じないでください。 また「オフセットがずれていた」や「デモの開始位置が気に食わない」などの観点で評価することも愚行以外の何物でもありません。 もう一度言いますが譜面大会は「譜面を評価するイベント」です。譜面以外の評価は絶対にやめましょう。
(※オフセットは環境によってずれることがありますので、ズレてると感じたら自分で修正するようにしましょう。)
これらを踏まえて、感想では何を書けばいいのかということについてお話しします。 結論から言うと、「思ったことを素直に書く」のが一番です。良い譜面だと思ったならそう書き、そうでもないと思ったらそう書きます。 嘘をついてまで良い点と悪い点を挙げるのはNGです。これでは評価の意味がありませんからね。 しかし、「良譜面でした!」や「これはちょっと良くない譜面だと思いました」といった感想は、感想としては成立しますが具体性がありません。 譜面大会では多くの人が「自分が今どれくらいの作譜の実力があるのか?」ということを確かめるために参加しています。ですので、先程のような感想では「譜面の良し悪しは分かっても、どこをどうすればいいかが分からない」という印象を製作者に与えてしまいます。 ではどうすればいいのでしょうか?ここでは、初心者でもできる「特定の小節を指して説明する」ということについて説明しましょう。 実はこれが一番手っ取り早い手段です。例えば全体を通して良譜面だと感じても「ここはちょっと違和感があるな」と思う点があるかもしれません。 そういう時は、「○○小節のところが特に良かったです」や「○○小節は他の部分より浮いていて惜しい感じがしました」などと書くと、どこが良くてどこが悪かったかという事の分かりやすさがアップします。 後者のように良かった、悪かった理由をを書くとさらに効果は期待できます。 中級者以上向けのテクニックですが、「ここをこのような配置に変えてみると良いです」などと解決案を書くと完璧な感想が出来上がります。
さて、譜面を見ていると「これは悪い点なんて無いだろ」という譜面もあると思います。そういう譜面はとにかく褒めましょう。前述のように「この点が良かった!」などと書くと良いですね。 逆に「この譜面は粗だらけで良くないな」という譜面もあると思います。そういう譜面は「申し訳ないが…」などと前置きして悪い点を洗いざらい書きましょう。 感想を良い点・改善点・総評の三つに分類して書いている人も見かけますが、これはかなり有効な手段です。もし見つけたら書き方などを参考にしてもいいかもしれません。 最後になりますが、初心者は誰でも「譜面の感想を書く」という行為に慣れずあれこれ悩んでしまうと思います。始めは誰でもそういうものですし、この理論自体が少々ニッチですからね。 ですから、この上達方法は「大会に参加する」のが一番です。色々な大会に参加し、いろはを学ぶと良いでしょう。
4 評価を提出する
2と同じように、締め切りは絶対に守りましょう。大会によっては失格ペナルティが課せられる場合がありますので注意しましょう。
5 結果発表
恒例行事です、誰もが緊張します。 最近ではdiscordで通話しながら行われていたり、ツイキャスを用いて行われるなどとても賑やかなものとなっています。
6 感想を見る
最後の仕事です。結果のどうこうも大事ですが結果が出た「後」も大事です。 感想は、結果発表後にそれぞれの譜面について纏めたテキストファイルが配布されます。 それらを読み、自分の譜面は他の人から見たらどこが良くてどこが悪かったかをしっかり見極め、今後の自分に活かしていきましょう。 感想を基に、譜面を手直しするのもいいですね。 他にも、上位に入った譜面の感想を見て、自分の譜面と見比べるのも有効な手立てです。
いかがでしたでしょうか。他にも教えたいことは山ほどありますが、これ以上書くと皆様が読むのを放棄してしまいそうなのでここで止めておきます。
最後に、この記事の要点を纏めておきます。
曲に迷ったら普段聞いている曲を探すべし。
譜面の感想は素直に、良いところと良くないところをきちんと書くべし。
それでは、快適な次郎ライフを。
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pinoconoco · 7 years
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Time To Say Goodbye (11)
日曜日の朝、彼はいつもスコーンを焼く
彼女はこれにクロテッドクリームとブルーベリージャムをたくさんのせて食べるのが大好きなのだ。然程大きくない口を名一杯開けて頬張る姿を見ているのが彼には至福である。 だからどんなに疲れていても、彼は日曜の朝は彼女より早起きをする。 可愛い彼女を喜ばせるために。
ところがそんな甘い幸せに満ちたりている彼にも悩みもある。
「子供みたいに起こさないで」
という彼女の文句にだけは巧く応えることができないでいるのだ。
彼女の言い分はこうである
「おはよう、朝御飯できたよとかね、おはよう、プリンセスとかね、ほら、起きなさいとか!!
どうしてそう、あたしを子供みたいに起こすの?
たまにはね、ほら、起きろよとか、起きないと犯すとか色気たっぷりに起こしてくれないかなぁ?」
それは彼には難題である。 そもそも彼はオラオラ系の真逆であり 更には彼女をとても可愛く愛しく思っていて 子供扱いをしているつもりは毛頭なく でも可愛いものを愛でるのは彼にとっては自然な行動なのだ。 どうしたらこの可愛い彼女に「起きろよ」なんて冷めた声で布団をひっぺがせるのだ、と彼は思う。 そもそもそんなことしたこともないのだ。
そうは言えども 愛する彼女がそれを望むなら 起きろ、と唇を奪ってみようかー
うわぁぁあ!! 無理だ!無理無理無理!
頭の中の妄想シミュレーションに慌てて、彼は小麦粉を出しすぎてげほげほと噎せた。
バタン、と扉が開いて彼女が彼の胸に飛び込んできた。うわぁ!だめだよ!今小麦粉がぁ~と慌てる彼にはお構い無く 彼女は彼の腕の中に強引に収まると頬と胸をぎゅうと押し付けてきた。やめて!朝からそれはやめてと彼が声にならない悲鳴をあげそうになるのも気がつかないらしく 「……みちゃった、あたし、とんでもないもの、みちゃった」 と彼女は抑揚の無い声で呟いた。
「な、何?」 「……こども」 「子供?の、……幽霊?」 「違うよ!ばか!」 「ご、ごめん」 「あ、バカって言っちゃったごめんね」 「いいよ」 「あたし達の子供と、あの二人の子供が遊んでたの。あのね、仲良しでねあたし達の子供は娘であっちは男の子なの。 それでね、あたし達の娘はすごく可愛くて元気であの二人の子供をすごくかまうの。で、向こうはすぐ泣くの。でもあたし達も、あの二人もそれを笑いながら見てるの」
あの二人
って。
あぁ、あの二人のことか
「すごく幸せな日曜日の昼下がりで。公園で。私達はみんなとっても楽しいの」 「……幸せな夢、みたんだね」 「…………」 「でも僕たちの娘があっちの子供を泣かすとはなかなか気分がいいねぇ」
そう言うと彼女は、プッと噴き出した。
「ねぇ?本当だよ。すごくあたりまえな感じだったよ?まーた泣くのかみたいな。うちはね、こら!またいじわるして!とか言ってんの」 「うん、それは愉快だね」 「でもね、夢じゃないよこれ」 「ゆめです(笑)」 「違う」
彼女は僕を見上げた。とても真面目な顔をしているから思わずびくりと硬直した
「夢はね、起きたときにあー怖かったとか夢でヨカッタとか夢かぁ��て思うんだよ。でも今のは違ってたの。あ、見てきちゃった、あたし見ちゃったって思ったの」
何をー と言えないほどには彼女の顔が真剣で 「……そうなんだ」 と見上げる彼女の額に唇を押し付けてからまた胸に抱え込んだ。
彼女は帰りたいのかもしれない 本人は無意識でも あの町に帰りたいのかもしれないなと 彼は思った
◾ ◾ ◾
年齢的にまだ結婚式に呼ばれることなどあまりない為、一護はスーツを1着しか持っていない。それでも実は服装にある程度拘りのある彼は滅多に履かない靴も磨いたしネクタイの結び方も余念なく支度をしていた。
「ねぇ、頭どおすんの?」 「ワックスで流す」 「……一兄さぁ、目付き悪いし髪色からして、なぁんか、柄悪くチャラくなるよそれ」 「……うるせぇなぁ」
チッと舌打ちして隣で歯を磨く夏梨を睨むも全く動じない。フン、と鼻を鳴らして退いてよと一護を押しやると口を濯いだ。
「髪、伸ばしてんの?」 「や、別に」 「それにしちゃあ最近長いよね?」 「切る暇ねぇんだよ」 「先週ルキアちゃん来なかった時暇すぎて死ぬとか1日寝てたのに?」 「うるせぇな!おまえはホントに!」
ぐしゃりと夏梨の頭を押さえつければ夏梨は楽しそうに笑った。
「あ、わかった」 「ぁんだよ」 「ルキアちゃんに長いのも似合うとか言われたとか」 「アホか」 「……だよな、ルキアちゃんはさっぱりした髪の方が好きそうだもんなぁ」
夏梨のその言葉に一護は心でガッツポーズしてよっしゃあ!と声に出さずに呟きたくなる。 残念でしたー その通りなのに夏梨のバカめ
一護の髪は確かに最近微妙に長い それはルキアが触るからに他ならない
気がついたのは二人で部屋にいた時だった。
一護は試験前でベッドの上に寝転んで、資料を調べたりしていた。 そういうときのルキアはおとなしく本を読んだり漫画を読んで傍にくっついている。決して邪魔はしないし文句も言わない。そういうルキアをありがたくも愛しくも思うし、すこしぐらい構えと甘えてもいいのになと一護は思っていた。 そんな時 手がすうっと伸びてきて、無意識に一護の前髪を触ってきた かき分けたり撫でたり鋤いたり 小さな手と細い指でそれをされるのはとても気持ちがよく、そうされるのが一護は好きだった。 ルキアは無意識なようで、髪を触りたくてモゾモゾと近寄ってくるくせに漫画からは目を離さない。その時ふと思った。
そういやぁ コイツがこうやって俺の髪の毛触りだしたのはー
『前髪が伸びたなぁ』 『あー、ダセぇか?』 『ううん、触れるから、いい』
そんな会話してからだ。
その日からまるで許されたかのように俺の傍にいるときは髪を触る。 それに セックスをしてるとき ルキアを組み敷いていて彼女が達しそうになると、ルキアはおずおずと彼の前髪に指を通し絡めて、撫でるようになった
元々それは俺の癖だ と一護は思う。
ルキアを無理矢理自分の好きにしてしまいそうになるとき、愛してる、可愛くて仕方ない、だから許してとルキアに伝えたいという思いの時に 一護は優しくルキアの髪に指を絡めて撫でるのだ。 普段さらさらとしたルキアの髪が 一護との行為で汗ばみ束になっているその前髪をかきあげるように撫でるのは一護の愛撫のひとつである。 それをルキアもするようになっていた。 半開きの唇を閉じることなく
『一護、すき、きもちいい……』
そう呟きながら一護の髪を優しくくしゃりとかきあげられれば 一護の方がいつだって先に達してしまうことも多々あった。
その後何かの本で
髪を触るのは甘えたいとき
と書いてあるのを読んでから 一護は髪の毛を切るのを極力避けた
ルキアが触りたいなら 無意識に俺に手を伸ばしてくるのだから
いっそルキアより長く伸ばして髪の毛でも ルキアをがんじがらめに縛りたいくらいだった。
「ああ、今日でしたねぇ結婚式」
尸魂界に行くのに浦原商店へと行けば、浦原はいつもの甚平姿のままだった。
「浦原さんは行かねぇの?」 「……私はそういう場所は苦手なもんで」 「ふぅん。夜一さんも?」 「彼女はそういう場所大好きですから。貴方より早くにもうとっくに行ってしまいましたよ」 「なんだよなぁ、一緒に行けばいいのに」 「でも貴方は朽木さん迎えに行くのでしょう?」 「まぁな」 「その格好……お兄様に、なんと言われますかね……」 「は?なんで?」 「いえ、なんとなく?」
そんな会話をして朽木家についた一護は 白哉に何も言われる事はなくとも着こなした筈のスーツをひっぺがされる事にはなった。
「おい!失礼だろ!?ちゃんと正装してきてんじゃねぇかよ!」 「……貴殿は今日、私と妹と共にするのだ、着替えろ」 「まじかよ!?」 「では、今日は妹と行動したくないということ「わーかったよ!!」」
白哉が振り向き様に笑っていたのを一護は知らない。 なんだよ着物とかどーすんだよこれ、と 高価そうな着物をいきなり渡された一護は唇を尖らした。
「一護!」
嬉しそうな声に振り向けば、 綺麗に化粧を施し、薄紫の生地に翠に薄いピンクの花が描かれた着物を着たルキアが現れた。 髪を弛く結いあげ、以前一護がプレゼントをした簪を挿していた。
「おぉ、兄様に渡されたのだな」 「ちゃんとスーツ着てきたのによ……」 「貴様何を言う。これは兄様が貴様の為に仕立てたのだぞ?」 「え?」 「こちらの式典では正装が着物だからなぁ。持ってないとこの先困るだろうと態々仕立てくださったのだ」
まじかよ、と一護は唇を歪めた。 着付けしてやるからシャツを脱げと楽しそうに言うルキアを見つめながら 俺達は、と一護は思う。
俺達は何も問題ねぇんじゃないの? お前の兄貴すら 俺がこっちで困らないように着物まで用意してくれるってのに 俺とおまえは 何をー
「ん? どうしたのだ?」 「なぁルキア」
ん?と見上げてくるルキアは化粧のせいかいつもより更に美しく 赤い唇も艶やかだった。 その為唇から目を離せなくなってしまう。
「き、キスしたらだめだぞ、一護の唇も紅くなるからな!?」 若干頬を赤らめそう言うルキアに 一護はプッと噴き出した。
「なんだよ、キスして欲しいのかよ」 「え! 違っ、だって一護が」 「俺がなぁにぃ?」
そう言ってルキアの腰を抱き寄せ首もとに軽く吸い付くと、ルキアはふぅんと吐息を洩らした。 甘い吐息にこのバカと一護は悪態をつく。
「だー!煽るなボケが!」 「い、一護であろ!?煽ったのは!」 「そんな、色っぽい格好して可愛いこと言うなバカ!勃っちまうだろ!」
あははぁとルキアは可愛く笑った。
そんな事言いたかったんじゃないのに いや、そんな綺麗な格好して傍にいたらそりゃあキスしたくもなるけど。 そうじゃなくて
もっと、大事な話をしたかったのにー
「では、少しだけ、サービス、する?」
する?と上目遣いをしてそろそろとしゃがみこむルキアはあまりに妖艶で そんな時間などないのに一護は、あっさり、負けた。
「……うん。……してよ」 「いいよ」
ズボンのファスナーをするりと下げるとルキアはゆっくりと一護の下着にも手をかけた。 小さな赤く濡れたように光る唇で すでにそりあがった一護のそれにくちゅりと唇を押し付けてから赤い舌でペロペロと舐めた。
「朽木屋の、ナンバーワンの花魁に奉仕されてる気分……」 「なんだそれは……ばかもの」
ふふ、と二人で、笑った。
吉良イヅルと伊勢七緒の結婚式は、二人によく似合う穏やかで優しい雰囲気のものだった。 伊勢七緒の白無垢姿はそれは美しく 眼鏡を外すとこんなに美しいのかと誰もがうっとりとした。
そう滅多には尸魂界に現れることのなくなった一護は死神達に囲まれた。 まぁそうなるだろうなとはわかっていたルキアは特に気にすることもなく、雛森や虎鉄姉妹等と伊勢七緒の傍に行ってお喋りをしたりしていた。
「朽木さんはいつ祝言をあげるの?」
ニコニコと雛森が言い出したことで、一斉に皆の目がルキアに向けられた。
「私は、そんな、」 「何を言ってますのーん?誰よりもながーくおつきあいしてるじゃないの!」 「そうですよね、あ、でも黒崎さんは学生でしたか?」 「うーん、別に学生だろうと隊長クラスの実力者だからこっちでは何も問題ないですけどねぇ?」
楽しそうに話されてはルキア��笑うしかなかった。
「まだ、一護は若いですから」 「ていうか黒崎さんなら結婚しよう!するぞ!とか言ってるでしょう?言いそうだもん」 「……そんなこと、ないですよ。もう!私の話はいいんですよ!」
無理矢理笑ってルキアは話を変えようと、そういえば雛森さんと日番谷隊長の噂が最近隊士の間ですごいですよ?と切り出した。それねー!と簡単に話題が逸れた事に小さく息を吐いた。
ここ二年ほど 一護とルキアの間に「結婚」の話はなかった。
この先も、自分には一護しかいないのは、嫌になるほどわかっていた。
それでもルキアに「結婚」は重かった。
子供を授かれるのかわからない 授かれたとして その子供は現世で育てるのか尸魂界で育てるのかも判断できない。 親を知らない自分が子供を育てられるのか自信もなく 朽木家の者が人間と結婚することが許されるのかもわからなく 義兄がどうでてくるのかも想像つかない。 ましてや結婚式などもできるのかわからない。 皆が祝福してくれる自信もないー
すべてにおいて、ルキアは結婚に不安しかなかったのだ。
でも一護はそんなことは何も気にせず、オマエが好きだからという理由1つでルキアに結婚しようと言い続けていた。 最初は嬉しかったし可愛くも思えたが 自分とあまりにも結婚感の違う一護に腹もたった。
だから ルキアから言ったのだ。 「その話はやめてくれ」 と。 「次にその話をしたら、私はもう一護とは会わぬ」 と。
自分から言い出しておきながら 何も言わなくなってしまった一護にルキアは不安を感じるようにもなっていた。
いつかはー やはり私達は離れてしまうのかもしれない そのとき 一護に未練を残さぬよう 私はいつでも受け入れられるようにしていなければ
ルキアは自身にいつでもそう思い込ませるようにしていた
◾ ◾ ◾
どうしよう
と彼女は頭を抱えながら病院をあとにした。 足元がフラフラとして巧く歩けない。具合が悪いのではない。気持ちが追い付かないのだ。
病院のすぐ傍に児童公園があるのを目にして、彼女はふらふらとブランコに腰掛けた。ギーコ、ギーコと軋んだ音を聞きながら軽くブランコを揺らす。
自信がないとか怖いとかそんなんじゃない、と思う。 いや、怖いんだ もし 伝えたことで 目の前のアイツの顔が歪んだら 歪まないにしても一緒でも「まじかよ」っていうのを感じ取れてしまったら
あたしは、どうしたらいいんだろう
お腹にそっと掌をあてる
まだぺたんこなここには 新しい命がやどっているのだ
どうしたら、いい?
あたしは、どうしたい?
彼女は俯いて泣いた 涙は次から次へと溢れて止まらなかった そんなことを思う自分が嫌で お腹のなかの新しい生命に申し訳なくて 涙が止まらなかったのだ
暫く泣いていた彼女はスマホを手にして 少しだけ考えた 何故か浮かんだのは高校の時の親友だった ここ2年、会っていない。 LINEでたまに連絡はしているが 親友を支えてあげれなかったことを 彼女は仕方ないとも思っていたし 後悔もしていた 親友は今、違う土地でとても楽しく過ごしているのだと言っていた 多分それは事実で、その証拠に彼女からのラインはいつでも幸せそうな楽しい感じが伝わってきていた
だからってー
親友が一番辛いときに 手を差しのべられなかった自分が 自分の辛いときだけ彼女に甘えようなんて そんなの駄目だと彼女は思った
それにこれは誰かに話す話でもない 決めるのは自分 それから、他の誰でもない、あの男なのだ
『 大事な話がしたい。会って欲しい 』
たくさん悩んで 彼女は男にラインを送った。
働き始めた男が店に来たのは19時を少し過ぎたいた。 疲れているのかいつも明るい男にしては少し不機嫌そうな機嫌の悪そうな顔で彼女の前に腰を下ろすとだらんとテーブルに顔だけ向けて上半身を乗せた。
「お疲れ様」 「んー、まじ疲れた……何か食いたいから……店変えない?」 「いいけど……」 「疲れてるから横にもなりたい」 「……じゃあウチ来る?」 「!いいの?!」
突然嬉しそうにがばりと身を起こす男に彼女は眉間に皺を寄せた。
なんだろ、眠いのかな? すごい嫌そうに現れたくせに でも、寝る前に話しはしないとな
仕方なく頼んだ紅茶を飲み干すと店を出た。 男はすっと彼女の手を握って歩き出す。
「あのさぁ、あれ、食べたい」 「あれってなによ」 「お前が前に作ってくれた……辛い鍋」 「キムチ?」 「ううん、鶏肉とごぼうの、唐辛子の」 「あーあれか。いいよ」
悪阻というものは自分にはないらしく、夕飯を作るのに抵抗はなかった。 ただ、少しだるい気はしたが。
「じゃあ俺、酒買うよ!」 「……あー。あたしは、いいや」 「え?」 「あんたは飲みなよ。あたしは今日はいらない」 「……あっそ」
不機嫌な返事にため息を落としたくなる。 やはり今日の男は不機嫌なようだ。 疲れているのもあるだろう。 それでも掌だけはギュッと握ってくれていた。その事だけが、彼女を少しだけ安心させた。
適当に寛いでて、と男に言えば「んー」と男は適当な返事をしてテレビを点けてソファーにどん、と身体を投げ出した。 就職してまだ一年の男は要領がいいようで人にとても気を遣う。 疲れるんだろうな、と彼女は思いながらてきぱきと鍋の支度をしていた。
「……なぁ」 「ぅわぁ!!何よ嚇かさないでくれる?!」
いきなり背後から声をかけられ、彼女は5センチほど飛んだ。ビールしか飲んでないのに男の目は潤んでいる。もう酔ったのだろうか
「話、なんだよ」 「え?」 「先に話してよ、落ち着かねえから」 「あー……」
ネクタイを片手で緩めながら、男は酒臭い息を彼女に吐きかけた。 あ、酒の匂いはダメみたいだ、と彼女が顔を反らすと思い切り肩を掴まれ手首も取られた。
「話せよ、早く」 「なんだよ、べ、別にいいよ今日じゃなくても」 「なんだよそれ!おまえが大事な話があるって言ってきたんだろ!」 「……あんた、疲れてるし」 「話してよ、今、頼むから」
珍しく強気で何?と思いきや、男はいつもの情けない声ですがるように彼女に抱きついてきた。 なんだよこれ…… そう思いながらも 自分の肩に顔を埋める男に これなら、顔をみなくていいなと彼女は思った
「……妊娠した」
そう告げると酒臭い息を吐いていた男は呼吸を止めた
「……言っとくけどあんたの子に間違いないからな。あたし、あんたしか、知らないんだから……」
惨めだなぁと思いながらもそう言えば 男はがばっと顔をあげて彼女を正面に見据えた。
「……まじ?」 「まじ」 「嘘ついてねえ?」 「つかねぇよばか」 「俺と、おまえの?」 「だから!」
ひゃっはー!!!
男はミッキーマウスかとおもうような声をあげて、やはりミッキーマウスのように彼女の両方の掌を自分の掌にあわせてダンスを踊るように上下左右に揺らした。
「やったな!!なんだよ!スゲーいい話じゃんかこのくそ女!脅かしてんじゃねぇよはげ!」 「は、はげ?」 「たつき大好き!ありがとなありがとなー!」
ちゅうっとテンション高く男は彼女の唇に吸い付いてパアッと音を発てて離した。 男の行動についていけずにぽかんとした彼女を愛しげに見つめながら男は彼女を撫でた。
「……俺さぁ、今日オマエにフラれるんだと、思ったんだ」 「え?」 「おまえからのライン読んで、俺フラレるんだと思って覚悟してたんだ。でも嫌でさ、どうしたら別れの言葉聞かないでごまかせるかってずっと考えててさ……あ、やべ」
言いながら男の目が潤んだ それを見つめる彼女の目も潤む まさに『貰い泣き』状態だ
「そしたら、妊娠報告なんてさ。……もう、嬉しすぎて俺、俺、」 「あたしもフラれると思ってたんだ」 「は?」 「……おろしてくれ、って言われるかと思ったら、すごい怖くて」 「言わないよ!」 「うん、言わなかったな」 「結婚、しよーな?」
え?
「え?いやなの?」 「いや、あの、」
だって、と彼女は思う。 朝病院を出て彼女はずっと怖かったのだ。 最初から自分達は酷いものだったのだ。 酒に酔ってうっかりセックスしてしまい なんとなく一緒に過ごすようになり お互い愛の言葉なんて囁くこともなく それでも何だかずるずるとこの二年過ごしてきたのだ。 将来の話なんて勿論したこともない。 だいたいがこの男に結婚なんて概念などないと思っていた。女の子が大好きで、付き合いとか言いながらしょっちゅう如何わしい店にも行くしー それでもー そういや、浮気をしたとか お姉ちゃんの店に内緒で行くことは なかったっけか
「あたし、で、いいのかよ……」 「おいー!可愛くねえなオマエ。そこはもうちょい可愛い事言ってよー」 「可愛くねえんだから仕方ないだろ」
ばかやろう あたしに『可愛い』を求めてんじゃねぇよ
そう悪態をつく彼女を男はとびきり優しい瞳で嬉しそうに笑いながら抱き締めた。
「何言ってんのー?たつきは世界一強くてかわいいじゃん!オマエいなきゃ俺死んじゃうぞー?」 「ヤメロ、ばか」
もうやめてよと彼女は泣いた。 男はあははと笑いながら抱き締めたまま彼女を撫で続けた。
大好き 愛してる
何度もそう言いながら 男も泣いた
◾ ◾ ◾
空座町に昔からある居酒屋で、啓吾の結婚&おめでた報告を聞いた一護達は大爆笑した。
「どぉして笑うのよ~君達ぃ」 「だって、僕たちの中でまさか彼女いない歴がダントツの啓吾がいきなり結婚なんて」 「それもたつきって。いや、付き合ってんのは知ってたけどよ」 「……ム」 「ふん、俺の子供みてお前達もな、結婚ていいな、家族ほしいなって羨ましがりやがればいいさ!」 「え~?僕はまだ独身でいたいなぁ」 「フン、水色君もねプレイボーイとしてぬくぬくしてられんのなんて、せいぜいあと5年だぞぃ?」 「は���やだやだ。……でもまぁ、有沢さんなら啓吾をしっかり管理してくれるんじゃないの?」 「へへ♪」 「うっわ、嫌���も通じないよこのひと」
何を言われても、幸せそうに楽しそうに笑う啓吾を一護は優しい瞳で見つめていた。 ヨカッタな、啓吾 素直にそう思いながらも、うまく笑えてるか少しだけ不安になる。
羨ましい
ほんの少しの、妬み
自分もいつか 結婚するだろうか 生きてる間に、この世界でルキアと結婚出来るのだろうか 結婚だけが全てではないと一護は思っていた。本気で思っているのだ。 大事なもの愛しているものかけがえのないもの、それはルキアだ。 そのルキアに自分は愛されている。 そこを揺るがすものはなく 1番欲しいものをちゃんと手にしているという自信もある。 欲を言えば朝も夜もルキアといたい 寝起きにルキアの声を聞きたい 眠る前にルキアと話をしたい だからいつでも傍にいてほしい だから結婚したい
本当に?
そんなのは結婚に拘らなくともできるではないか
ルキアもそう思っているのだろうか
ルキアが結婚の話をすればするほどに 辛そうな顔になることが一護も辛かった とはいえ理由がわからなくもなかった
死神と人間
でも、それだけ?
ルキアは子供を産めるのか育てられるのか それをとても気にしているように感じた
子供が欲しくて結婚したいわけじゃない
それは何度も伝えたし、それは一護の本心だった。 勿論、できたら嬉しい。 自分とルキアの子供を欲しい だからといって子供がほしいだけじゃない
ルキアが欲しいのだ
結婚をすることで、ルキアを 自分のモノという『確証』としたいのだ
「一護は結婚しないの?」
水色の声に一護の思考が止まる。
「んー、まあそのうち、な?」
笑って応えるもうまく笑えたか少し不安になる。情けない、と心で呟く。
「結婚て、勢いだからねぇ」 「一護もまだと��そのうちなぁんて言ってると、そのうち朽木さん横からかっさらわれちまうぞ?」
笑って言う啓吾の言葉に少しだけ嫌な汗が背中を伝った。
かっさらわれるのを許すわけはない そんなことは絶対させない でもルキアは 本当に結婚に興味がないのだろうか 俺が人間じゃなかったら
死神だったなら
ルキアは俺に結婚しようと言われて嬉しそうに頷いていたんだろうか
そう思ってしまえば 一護の口からはやはり溜め息が溢れ落ちるのだった
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kemurimk · 6 years
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おんな城主直虎第25回「材木を抱いて飛べ」Tw感想まとめ
25回は1話からずーっと観てきたファンへご褒美の回だった、紛れもなく。極力無駄なセリフを省く、芝居で・シーンで魅せる。視聴者を信じた演出・構成だった。
「直虎、駿府へ申し開きに行く」の3回目(完)だった。1・2回目は南渓の策により手のひらで転がされたものだった。今回は南渓の策もかりず、(南渓も手出しせず)政次も手足を縛られた状態に。それでも直虎は政次と心で通じ合い、智略を張り巡らし、結果をもたらさせた。
直虎は直情的だから表面上の態度や様子を見ていただけでも政次は「殿は落ち着いている」と感じたかもしれない。でも、囲碁の対局を重ねてきたからこそ、直虎が熟慮断行できるまで成長してきていると信頼し落ち着いていられたのだろうな。バリバリ顔に「超心配」って書いてあったけど。
今回は氏真が「言いがかりをつけて直虎を廃す」為の呼び出しだった訳だけど、どの程度「廃す」つもりだったのか?まさに「廃す」つもりだったのか?政次に後見を譲ると言えば命は助かったのか?龍雲丸が間に合ってなければ政次は目の前で直虎が処断されるのを見るところだったのかと思うともう(滝涙) それを考えると直虎が薬をあおって床に伏せていたあのシーンの二人の会話が最後になるかもしれなかった訳で、政次の心情を歌にしたら「このまま君だけを奪い去りたい by DEEN」だっただろうな((T_T))
今生の別れかもしれない男女が「俺の手は冷たかろう?」って壊れ物触るみたいにやっと頬に触れて、触れられた方は穏やかに微笑んで「政次は昔から誰よりも冷たい」って!これだけで二人のこれまでの関係性が言い尽くされているんだよ。森下さん天才か!!!天才だろう!!!!
今のふたりの絆がMAXで後はジェットコースターのように落ちていく展開だったらどうしよう。別段私は政虎派とかではなく森下さんが紡ぐ物語を追いかけるだけなんだけど、さすがにああいうシーン見せられてそんな展開だったらえぐられるなぁ。 
私が今後の展開で気になっていること
①近藤殿 今回の龍の一件、材木を切り出せたのは良かったが、あまりにも負の側面が強すぎて。下知破り2連発に次ぐ失策だと思う。それに政次も加担しちゃってるし。これ、いずれ直虎と政次に返ってきちゃうやつじゃないかと心配してる。近藤殿の心情を察すれば、龍が家臣の申し出断ってくれて良かったと思った。 近藤殿とのことあんな風にやり込めて良かったんだろうか。じゃあ他に解決方法はといったら龍を引き渡すしかないんだけど。だって相手をやり込めて刀が返ってきたのが奥山殿の一件ではないか。 ②関口殿 関口殿が一緒に井伊に来たことも気になっている。政次が井伊よりに傾いていることを警戒してついてきたのかと思ったけど、井伊での振る舞いが意外と呑気だったし、道中直虎が熱を出した時も自ら改めに行かなかったし。物語の進行上直虎と政次を接触させない為でそれほど深い意味はなかったのか? 関口殿が主殿を去る際、政次を扇子で叩く?撫でる?様が意味ありげだったんだよね・・・。関口殿も政次狙いか? ③政次の男性部分 私は描写はないけど、つるくん駿府でブイブイ言わせてると思ってるし、なつさんはつるくんをいろんな意味で癒す役割だと思ってる。亮司に典子がいたように、源ちゃんがめ以子に無償の愛を捧げる一方でオネーチャン千人切りしていたように。そこら辺容赦ないというか優しいというか。 森下作品において性描写は重要で、直親を普通の男の子だったんだよと言っておいて政次は清く直虎を思い続けてるって言うのはどうもバランス取れてないなーと心に引っ掛かっていて。色々考えてを巡らせていてひとつの考えに行き当たった。作品上でも隠喩表現があったし、これは辻褄があうかもしれない。 
政次にとって直虎って、私が息子に対して抱く気持ちに似ているのかなってふと思った。喜怒哀楽全部持ってかれる感じ。大好きだけど大嫌い。いるとライラすることも多いけどいないと寂しい。アレコレ心配だけど突き詰めたら生きてくれさえすればいい。
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iroseeer · 6 years
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それを感じ
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hakusekinami-blog · 7 years
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笑うサモエドと能面勇者(4)
 さて、森を彷徨い歩くこと五日。  ジークたちはついに、森の浅い部分を走る街道を発見した。
「や、やっと見つけた……! 人工的に踏み固められた大地!!」 「わぅ……!!」
 路肩に跪いて天に祈りを捧げる成人男性の図。どう足掻いても不審者である。周囲に人影がなくてよかった。ともすれば森から出た瞬間に危険人物としてしょっ引かれかねない。
 まぁ、ジークはそのくらい感無量な心地であった。  なにせ彷徨い歩いて早五日。調味料代わりに使っていた干し肉も底をつき、今日のご飯は塩味抜きで食べなければならない状況だったので。  ジークは王都に居るであろう友人を恨んだ。ヤツが無駄なことをしなければ、今頃ジークは悠々自適な馬上の人だったのに。せめていつも持ち歩いている遠出用鞄くらいは持ってきたかった。
 まぁ今ここにいない人物を恨んでも仕方がない。いらんことしかしない友人だが、ましろに出会えたのはある意味友人のおかげと言えなくもないような気がするかもしれない。もしそうだったとしても感謝などしないが。  ジークは早々に立ち上がると軽く服を叩いて砂埃を落とす。律儀にもジークに付き合ってくれていたましろは、ふぁっさふぁっさと尻尾を振ってごきげんだった。人のニオイでもするのかもしれない。今まで野生で暮らしていたましろにとっては、嗅いだことのない未知のニオイばかりだろう。
「さて、どっちに向かうかな」
 ひとしきり感動に打ち震えたので、今のジークはちゃんとシラフだ。少なくともジーク自身は己をシラフだと認識していた。神妙な表情で横たわる道を見つめている。
「ましろはどっちに行きたい?」 「わっふ」
 ぱたぱたと小さく尻尾を振るましろに水を向ければ、あまり迷いなく道に向かって右側、太陽から鑑みた方位で言うと北西に進む方向へ吠えた。よくよくみれば、道にはまだ新しいと見える轍が残っている。それと、何頭かの馬の蹄と、ジークの頭ほどありそうな大きな足跡。どうやら北西に向かう荷車と馬、そしてなにやら巨大な生物がいたらしい。
「ほほう」
 轍と蹄跡を見つけたジークは機嫌良さげに顎を撫でた。  街道に出て早々、アタリを引いたらしい。見たところ、荷車と馬は一緒に行動している様子。巨大な足跡にも心当たりがある。となるとなかなか大きな一団だ。轍の本数からして、荷車も一台や二台ではなさそうである。もしかしたら商隊かもしれない。  となれば、きっと調味料や調理道具なんかも売っているだろう。陣を張っているところに遭遇できれば味なしご飯は食べなくて済みそうだ。
「商隊だとすると、動きも遅いし休憩もこまめに取るだろうから……。……走れば追いつくかな……」
 ジークは「おいしいごはんが食べたい欲」が限界までキていた。  何時間前に通ったかわからない商隊を目指して走る、などという、シラフのジークが聞いたら「バカなこと言ってないでさっさと寝ろ」と殴られそうなことを、至極真面目な顔で熟考していた。  つまるところ、ジークはとてもとても疲れていた。ある種のランナーズハイってやつだ。
「……」
 ぽんこつと化したジークは考えた。  一昨日の夜に雨が降ったから、この場所を商隊が通過したのは昨日の朝以降。ぬかるんだ道を通ったのならもっとはっきりと跡が残るだろうから、道が乾いていたとかんがえられる昨日の昼~夕方以降に絞られる。  ポンコツと化したジークは空を見上げた。  太陽はまだ低い位置にある。日の出からはそれなりに経っているが、まだまだ「朝」と言って差し支えない時間帯。商隊はその規模ゆえ移動に多大な時間がかかるため、野営地から出発したとしてもまだそれほど時間は経っていないだろう。  もしかしたら、轍の跡は今朝のものかもしれない。ありえない、と言うには状況が恵まれすぎている。
「……よし。走るか」 「わん!」
 ぽんこつと化したジークの脳味噌は、「今から走ってもたぶん今日中に追いつく」と判断を下した。  どれだけのスピードで、どれだけの時間走ればいいと思っているのだろうか。ぽんこつジークの脳味噌は調味料がほしいばかりに重要な情報を意図的に無視していた。むしろ「最悪ましろに乗っていけばいいや」くらい考えていそうである。それでいいのか王国騎士。
 ふんすふんすと大きな足跡のニオイを嗅いでいたましろに声をかければ、尻尾をふりふり嬉しげに応えてくれた。  調味料が手に入る、となれば一人と一匹の足取りも軽くなる。ましろのほうは何がなんだかわかっていないはずだが、ジークが嬉しそうなのでそれに釣られているのだろう。  意気揚々と一歩踏み出して。
「あ」
 ジークはふと隣を歩くましろを見下ろした。
「?」
 急に足を止めたジークを見上げるましろ。どうしたの? と見上げる瞳は青い。深く澄んだきらめきの少し上には、その瞳の青より更に透き通った色の、角。
「……ましろ、その角って仕舞えるか?」 「!」
 一人と一匹は忘れていた。  魔獣が、他の人間からはどう思われているのかを。
 魔獣とバレたら確実に追い払われる。���れどころか捕縛されかねない。  一応、世間には「家畜化された魔獣」というものも存在するが、その多くが草食の魔獣だ。ましろのような見るからに肉食な魔獣は敬遠されこそすれ、受け入れられることはないだろう。
 この世界の魔獣の立ち位置をわかりやすく説明するなら、「気性の荒い野生動物」が一番近い。街の中に魔獣が居る、という状況は即ち、日本で言うところの「街中に肉食動物が現れた」に等しい。飼い犬ですらリードを付けなければ散歩もできない昨今、たとえ人懐っこい性格だったとしても、街中に熊や虎がいる、なんて状態は全力でご遠慮願うだろう。たとえ首輪をつけていても、だ。
 つまり、ましろが街に入るためには、普通の犬に擬態すること、必至。
「ぐるぅ……!」 「ましろがんばれ!! 一日中変な角度で帽子被って過ごしたくなければ頑張って角を隠すんだ!」
 この街道に人通りがなくて本当に良かった。  大の男と大の魔獣がぐるぐる唸りながらうろうろしている姿なんて見られた日には、とんでもない騒ぎになっていただろう。その日のうちに討伐隊が組まれかねない。
 はたして、頭を悩ませること数十秒。
「もうそういう犬種ってことでいいんじゃないか」 「?!」
 ジークは考えることを放棄した。  どうせましろの顔はアホっぽ……柔和だし、性格も人懐っこいし、もふもふだし、かわいいし、もふもふなので、街の人も受け入れてくれるだろうという希望的観測。ペットが魔獣でもいいじゃない。  ジークは疲れていた。一刻も早く美味しい料理をお腹いっぱい食べてふかふかの布団に包まれて眠りたい程度には、疲れていた。
「ゥヲォォオオオオオオオオン!!」
 頼りにならない飼い主に「これではいけない」と一念発起した飼い犬。ましろは己に秘められた特殊能力を解放すべく必死だった。そんなものあるかどうかなどこの際関係ない。このままではおいしいものが食べられなくなる!! と何時になく必死だった。
 はたして願いが通じたのか、遠吠えに合わせて身体がカッ! と発光するましろ。
「おお?!」
 頭の回転が鈍っていたジークは素直に驚いた。  これが万全な状態で、相手がましろでなければ即座にその場から退避するような事象であるが、なにせ今のジークは極限に疲れ果てていた。「爆発するかな」とか考えているにもかかわらずその場を動かない辺り相当キている。粗食も過ぎれば身を害するらしい。
 さて、急に発光し始めたましろだが。
「きゅぁ」 「……おお」
 発光自体は数秒にも満たない僅かな間のことだった。  光が収まったその場には、一回り小さくなって角の消えたましろの姿が。美少女戦士よろしく、ちょっと大きめの犬にメタモルフォーゼしたらしい。
 なんでもアリか、魔獣。ジークは改めて魔獣の生態に疑問を持った。  そして思った。幼女とかにメタモルフォーゼしなくてよかった、と。ある種のお約束展開だが、今ここでそんなもんにメタモルフォーゼされたらジークの手に余る。そして、ジークの年齢で幼女ないし少女連れというのは、とても身動きが取りづらくなる。  ましろが犬でよかった。ジークはよくわからない部分で、あまり信じてはいない神に感謝を捧げた。
「なんかよくわからんがよくやった! これで心置きなく宿に泊まれる!!」 「ぅあん!!」
 どや! と誇らしげな表情のましろの前足を掴んで小躍りするジーク。目の前で起きた不思議事象に言及するより、懸念事項が払拭されたことのほうが重要なのである。森で遭難した五日間はジークからツッコミスキルを奪っていった。大きすぎる代償だった。元からそんなにツッコミしてない、という指摘は受け付けない。
 そもそも喜ぶ部分が当初の目的から若干ズレている。が、ジークにとってはそんなもの些事だ。ジークは可及的速やかに宿の布団で眠りたいのである。「今、自分がどこに居るかわからない」という不安感は確実にジークを蝕んでいた。
「よし! いざ行かん約束の地へ!」 「わん!!」
 約束の地ってなんだ、と頭の隅で思いつつも、テンションがおかしいまま突き進むジーク。  均された道を無駄に走りつつ、一人と一匹は先にあるだろう街を目指してひた進むのであった。
 そして走り続けること約三時間。
「お、見えた!」
 涼しい顔をして走るジークたちの前方に、森の隙間から昇る煙が見えた。どうやら前方を走行中の一団に追いついたらしい。丁度休憩中らしく、煮炊きの煙が数本立ち昇っている。
 遭難中、肉と野菜(※野草)はたらふく食べていたので体力的には充実しているジーク。だからって普通三時間ぶっ通しで疾走できる体力があるのかという話だが、彼は一応国から勇者に任命された程度の力量の持ち主で、ここは地球ではなく異世界である。その異世界人の身体能力だが、実は地球人とあまり変わりない。  つまりジークはかなり人間離れしていた。なお本人にあまりその自覚はない。
「思ったより煙が立ってる……かなり大きな集団っぽいな。やっぱ商隊か?」
 前方に見える煙を見上げながら首を傾げる。  立ち昇る煙はかなりの本数がある。荷車の五台や六台では足りない量だ。軽く見積もって十数台規模はあるだろう。
「これはいろいろと期待できそうだな」 「わふ!」
 弾んだ口調のジーク。さいわい背嚢の中にあるお金はジーク��お給金換算で三ヶ月分ほどある。一般騎士の給料一ヶ月分で、王都に住む七人家族(父母、祖父母、子供三人)がちょっとリッチに一ヶ月暮らせる給料になる。ジークは一応役職持ちの王宮勤めなので、一般騎士よりも給料は高い。  つまり、背嚢の中には七人家族が余裕で半年暮らせるお金があった。節約すれば一年は暮らせるだろう。今のジークは小金持ちなのである。  だがこれも、装備を整えたり香辛料を買ったりすればすぐになくなってしまう程度。特に香辛料が高いため、ジーク的にはあまり心許ない金額だった。
 しかし、あるのとないのじゃ大違い。無一文よりよほど恵まれているのだから文句は言えない。  食べ物が減った分、狩った獲物の素材等を詰め込まれた背嚢はパンパンに膨らんでいる。売ればそれなりになるだろうとジークは睨んでいた。前方に居るのが商隊であれば、きっと食料品も多めに積んでいるだろう。お金がダメなら物々交換してもいい。
「よし、ましろ、ラストスパートだ!」 「うぉん!!」
 調味料と調理道具を手に入れる目処が立って、ジークの精神状態は大いに回復した。  多少汗はかいているが、それほど息の上がっていないジーク。並走するましろも同じで、むしろこちらはどことなく楽しそうですらある。  スピードを上げて走る一人と一匹を避けるように、木々が背後へと流れていく。かなりのスピードで走っているのだが、残念ながらこの場に比較対象がいないため、ジークとましろが己の規格外さに気付くことはなかった。
 そんなこんなで走ること数分。
「すっげぇ……」 「ぅわぅ……」
 ジークとましろが見つけたのは、森の中にぽっかりと拓けた場所で陣を敷いている、巨大な商隊だった。ジークの予想通りかなり規模が大きく、軽く見積もって百人以上の隊員が忙しそうに動き回っている。飛び交う喧騒は、まるで街の中に居るよう。  見渡す限りの人、荷車、馬、嘴走魔獣、地竜。ひしめき合うそれらは不思議な熱気と一体感に包まれており、見る者を圧倒させる何かを放っていた。
「うぁん」 「ん? どうした?」
 ジークは初めて見る規模の商隊に、ましろは初めて見るたくさんの人や物に圧倒されることしばし。はた、と正気に戻った様子のましろがジークの服の裾を引っ張った。
「ぐゅるる」 「ん? なに? ……ああ、地竜?」 「んんー」
 ぴすぴすと鼻を鳴らしながらマズルで指示す先に見えたのは、のっそりと地面に寝そべった巨大なトカゲ――地竜。硬そうな薄い苔色の鱗と、ゆるく捻れた光沢のある象牙色の角を持ち、かなり大型の爬虫類のように見える。体高は成人男性の肩程度、体長は三、四メートルにはなるだろうか。馬よりも大きく、どっしりとした安定感がある。
「アレは『地竜』。山脈の麓や乾燥地帯に住む小型の竜種だ。見た目は怖いかもしれないけど、気性は穏やかで草食、鞍をつければ人も乗れるぞ。粗食に耐えて力が強く、持久力もあるから荷車を牽くのに使われることが多いかな。馬車ならぬ竜車ってやつだ」 「きゅるぁ」
 ジークの説明を聞いて納得顔のましろ。気になるのか、尻尾がぱたぱたとリズミカルに揺れている。ジークも初めて地竜を見た時ものすごく感動したので、ましろの反応がほほえましい。地球には居なかった生物なので、興味が尽きなかったのを思い出す。行商のおっちゃんを質問攻めにして呆れられたのも今となってはいい思い出である。
 地球に居なかった生物というと、嘴走魔獣もそうだ。体高三メートルを超える、ダチョウやヒクイドリに似た飛べない鳥の魔獣である。特筆すべきは太く発達した脚。魔獣だが家畜化されているため、魔法は使えないが知能が高く力も強い。走力は馬に劣るが、荒れ地や岩山を物ともせず進む万能性と、鳥類故の育てやすさで、この世界では馬よりも広く使われる輓獣となっている。
「しかし、この数の地竜とは、すごいな……。地竜は一頭で小さな家一軒分の値段がするらしいから、これだけの頭数を持っているとなると……。ん? あのマークは……」
 大量の地竜を観察していたジークは、ふと地竜に掛けられた布や荷車に彫り込まれているマークを発見して小首を傾げた。意匠化された心臓を、目つきの鋭い鷹が翼で囲い込むように掲げ持っている紋章。何処かで見たことがある気がする。  ぽくぽく、と考え込むこと数秒。
「ましろ、お手柄だぞ! どうもアタリを引いたらしい」 「?」
 思い当たった答えに、ジークは小躍りしそうなほど弾んだ声を上げた。
「心臓を掲げた鷹の紋章……間違いない、『旅をする街』の異名を誇る巨大商隊、『カラーラカルブ』の賢鷹隊だ!」
 キラキラと瞳を輝かせたジークの気迫に、耳慣れない言葉を聞いたましろは頭上に「???」を飛ばして小首を傾げるのだった。
 『旅をする街』カーラカルブ。とある部族の言葉で「大陸の心臓」を意味するその商団は、ジークたちの過ごす大陸「アマルガマル」全土を股にかけ旅をする、他に並び立つもののない巨大商隊である。
『すまない、少しいいだろうか』
 言葉は通じるだろうか。  若干不安になりつつ、ジークの所属する国の公用語である「ザマロ語」で、商隊に追従する下男らしき男に声をかけた。なおましろは人畜無害な表情でジークの足元に追従している。
『ん? なんだいニイちゃん、旅人さんかい? こんなところにいるなんて珍しいなぁ』
 はたしてザマロ語は通じた。麦わら帽子をかぶった気の良さそうな男は、軽装のジークを見て首を傾げつつも、丁寧に対応してくれる。男の紡ぐザマロ語は若干イントネーションに引っかかりがあったが、流暢で聞き取りやすかった。  へっ、へっ、とご機嫌に尻尾を振る犬に目尻を下げた下男は、『触ってもいいかい?』とジークに訊いている。どうやらましろが魔獣だとは微塵も思われていないらしい。さもありなん。
『ああ、それが実は……』
 麦わら男の「こんなところ」という言葉に若干の嫌な予感を感じつつ、ジークはここに至るまでの経緯をかいつまんで説明する。
『……というわけで、無作法なのはわかっているんだが、食料を売ってはもらえないだろうか。無ければ調味料だけでもいいんだが』
 故あって身一つで森の中を彷徨っていた、食料も底をついたので売って欲しい、厚かましいお願いだが今日も朝から何も食べていないのでできれば何か分けてほしい、と説明すれば、麦わら男はましろを撫でながら心配そうにきゅっと眉根を寄せた。
『なるほど。そりゃあ難儀だったなぁ』
 くしゃりと顔を歪ませて同情してくれる麦わら男。この世界でもなかなかに荒唐無稽な話だったが、麦わら男はあまり疑わずに聞いてくれた。それどころかかなり親身になって世話を焼こうとしてくれている。やはり人がいいらしい。ジークはちょっとだけ「大丈夫かなこの人」と思った。  ジー��の説明は間違ってもいないのだが、空腹なのはテンションが振り切れて四時間ほどぶっ通しで走り続けたためである。つまり自業自得。  だが麦わら男はそれを知らないわけで。
『そういうことなら、ちょっくら隊長に聞いてみらあ。ついてきてくれ』 『かたじけない』
 ニカッ、と笑ってその場を他の人間に預けた麦わら男がちょいちょいとこちらを手招いているのを確認し、ジークはホッと肩の力を抜いた。これで調味料なしの食事は食べなくて済みそうだ。ありがたい。
 そして、商隊員に声をかけられつつ、陣の前方に進んでいく麦わら男の背中を見て思った。この人多分下男じゃない。よれたズボンに薄手のシャツを着て麦わら帽子を被っている、なんて格好をしているのに、まわりの対応が下男相手のものじゃない。
 これはもしかしてちょっと対応を誤ったかな、と思いつつ、ましろを伴って麦わら帽子を追いかけること数分。  何台もの竜車や人をかき分けたどり着いたのは、商隊の先頭近く。人々がひときわ忙しそうに動き回っているエリアだった。
「隊長、お客人を連れてきました」
 麦わら男が声をかけたのは、ジークとそう年の変わらない、猛禽のような瞳をした細面な男。炊き出しを行っているらしく、木を組んで簡易かまどを作っているその男は、ぱっと見では「隊長」と呼ばれるようには見えない。  しかも、用いた言語がジークには耳慣れた言葉――日本語。ジークの眉がぴくりと動いた。
「ああ、ラソット。お客人、ですか?」 「へい、こちらの方でして。どうやら森で遭難していたらしく、食料を分けてほしい、と」 「……なるほど。森で遭難」
 ギラリ、と、隊長と呼ばれた男の瞳が鋭く光った気がする。
 ああ、これはたぶんめちゃくちゃ面倒な流れになったぞ。隊長に睨まれたジークはバレないようにそっと遠い目をした。足元でましろがぴすぴす鼻を鳴らしながらお利口さんにお座りをしているのに癒やされる隙もない。
 はぁ、と気取られないように溜息を吐き出して、ジークはぐっと下腹にチカラを込める。どうやらこの商隊、一筋縄では行かなそうだ。
「……ジーク、と申します。故あって森で遭難し難儀していたところに、名高きカーラカルブと行き会えたのは僥倖でした」 「これはこれは、ご丁寧にありがとう存じます。大陸大商隊カーラカルブにて、装身具を主に取り扱う賢鷹隊の隊長を勤めております、シャーヒーンと申します。どうぞ、お見知りおきを」
 これが漫画なら「にっこり」と書き文字で記されそうな笑顔を浮かべて、ジークとましろを見据えるシャーヒーン。  ああー、これぜったい面倒になるやつだー、とじんわり頭が痛くなってくるジーク。  若干緊張を孕んだ空気などまるっと無視してジークの服の裾をひっぱるましろ。  なんだなんだ、とジークたちの周りに集まってきて、野次馬根性丸出しな視線を向けてくる隊員たち。
 どうやら受難はまだまだ終わらないらしい。ジークはふぅ、と諦めを湛えた息を吐き出した。  ああ、どうしてこうなった。
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hentaianime2019 · 4 years
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■女性をナメているニッポンの会社直接仕事とは関係がないことをルール化して社員を縛り、体育会系の雰囲気を作り上げている会社が日本では少なくありません 元スレ 1首都圏の虎 ★2020/09/10(木) 06:16:15.07ID:X7u6cRNF9 ■女性をナメているニッポンの会社  直接仕事とは関係がないことをルール化して社員を縛り、体育会系の雰囲気を作り上げている会社が日本では少なくありません。ただ、都会の企業よりも田舎の中小企業のほうがそうした傾向が強く「ビックリ規則」も頻繁に見られます。この国では女性をターゲットにした理不尽なルールが溢れているので、油断できません。  地方のある中小企業では、「女性の一人暮らし」を許していないのだそうです。就業規則などに書いてあるものではありませんが、ワンマン社長の方針で暗黙のうちの了解なのだとか。その理由は、一人暮らしできるほどの給料を女性社員には払っていないため、夜に水商売などを始められて風紀が乱れると困るからなのだそう。ちょっとどこからツッコんでいいのか分からなくなってしまいました。令和の時代には、この手のワンマンオッサンにはどうか退いていただいたほうが、ニッポンの未来のためでしょう。  「これは法律に引っかかるだろう」という内容のものでも、ニッポンの中小企業ではその社独自のルールが蔓延していますから、雇われるほうは油断できません。ある会社では「体調不良や家庭の用事などで欠勤したら、その分他の日に出勤しなくてはいけない」というルールがあるのだそうです。 ■良かれと思った提案が、全員を苦しめる結果に  そこにかつて勤めていた女性に話を聞いてみると、これは社長が作ったルールではないのだとか。では、なぜこんなルールができたのかというと、何年か前にパートや派遣社員の数名がプライベートな理由で休暇をとるということが増えたため、それを申し訳なく思ったパートの一人が「水曜日に休む分、金曜日に出勤します」と申し出たのが発端でした。  パート仲間や派遣、さらには社員や会社の経営陣からも大変ありがたがられたため、そのまま次の人も「自らそういった申し出をする」という流れになってしまいました。それがいつの間にかルールとして定着してしまったのだと言います。「暗黙のルール」であるため、会社の就業規則や契約書には記載されていないとのことです。こう考えてみると、昔、誰かが良かれと思って提案したことが結果的に「全員やるべきこと」として慣習化してしまうこともニッポンの会社の特徴だと言えるでしょう。ある意味、忖度をし過ぎた結果です。  ちなみにドイツはじめ欧米の会社に「暗黙の何か」がないわけではありませんが、それはどちらかというと社員に有利な「何か」だったりします。たとえばクリスマス会や社員のお別れ会を開く際は、午後3時など就業時間内にするといった感じです。  ところが、これがニッポンだと、雇われている側に「奴隷気質」が根づいているのか、「会社のためなら私はこれぐらい犠牲にしても大丈夫」というような提案を会社にしてしまう傾向があります。結果として「全員が大変になる」という悪循環が出来上がってしまうわけです。それにしても、本来は気楽な雇用形態を選んだはずの「パートのおばさん」でさえも、「休んだら他の日に出勤してカバーするのは当たり前」と思い込んでいるのって、国際基準で言うとスゴい���です。どんだけ責任感強いんですか! (中略) …
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kemurimk · 6 years
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おんな城主直虎第23回「盗賊は二度仏を盗む」Tw感想まとめ
直虎、逆プロポーズ断わら��る流れでした(笑)
政次が甘甘で心配。もうただの信頼の置ける家老さまじゃないですか。 これ、近藤殿は気持ちおさまったんかね。なんだよ、井伊みんな(政次含め)グルかよって私怨募らせちゃわないんか?
召し抱えがなくなって安心して笑いが漏れたというよりは、前回から今回にかけて政次も頭を認めはじめてて、自分勝手(失礼!)な直虎を翻弄してけちょけちょにしたのが面白かった?#おんな城主直虎
> 龍と鶴はほんと真逆だよな。何にも縛られない龍と、自ら縛り付けている鶴。鶴から見てあそこで断るのは爽快だったんじゃないかな。あっぱれだみたいな。
今回の龍の一件、材木を切り出せたのは良かったが、あまりにも負の側面が強すぎて。下知破り2連発に次ぐ失策だと思う。それに政次も加担しちゃってるし。これ、いずれ直虎と政次に返ってきちゃうやつじゃないかと心配してる。近藤殿の心情を察すれば、龍が家臣の申し出断ってくれて良かったと思った。 それにしても近藤殿とのことあんな風にやり込めて良かったんだろうか。じゃあ他に解決方法はといったら龍を引き渡すしかないんだけど。だって相手をやり込めて刀が返ってきたのが奥山殿の一件ではないか。
「空に雲があったからでさぁ」、歌舞伎や往年の名芝居の決め台詞のような晴れやかさと裏腹に、周囲の誰一人も理解できない龍雲丸の根深い屈折も見えて、「ああ…君もやっぱり森下作品のめんどくさい登場人物…ようこそ……」って感じがした。こうなると但馬との対峙がさらに楽しみ #おんな城主直虎 
> あそこの、……え!?っていうみんな(視聴者も含めた)のポカンとした感じよかったよね(笑)ああいう歯の浮くような台詞をキメられる柳楽さんは素晴らしい。
頭が座る時に両腕広げてお衣装バッサーやるの好き、大好き。
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