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#猫に優しいお客様
nekosodate · 2 years
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𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣𓃠𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣⁣ ⁣ 𓈒 𓏸 𓐍 𓂃 𓃠 𓂃◌𓈒𓐍 𓈒⁣ ⁣ 本日もありがとうございました😊⁣ 明日も18時まで営業します。⁣ ⁣ 𓈒 𓏸 𓐍 𓂃 𓃠 𓂃◌𓈒𓐍 ⁣ ⁣ 9/27まで!オンリーニャン首輪ご予約受付中⁣ ⁣ 期間中しかご予約が承れませんので、気になっていた方はお早めにどうぞ✨⁣⁣ ⁣ 🛒 https://bit.ly/3lAHbDK⁣ ⁣ 𓈒 𓏸 𓐍 𓂃 𓃠 𓂃◌⁣ ⁣ 本日の #猫に優しいお客様 ⁣ こはく様の後ろ姿が何とも愛らしい❤️⁣ 背中で何かを語っている…?⁣ 首輪に前後なし。猫様ご都合でくるくる動いてその時々⁣ ちょうど良い位置に落ち着きます。 ⁣ @leon036 様より⁣ ・・・⁣ 2022年3月2日、コロコロの切れっ端を頭にのせてみたけど効果なし。こはくの爪切りはまあまあ面倒くさい。⁣ #サビ猫 #ネコソダテ⁣ ⁣ 🎪出展予定🎪⁣ 9/29-10/5 #もふあつめ展 (委託)⁣ 10/5-11 モザイクモール横浜(委託)⁣ 10/15-20 東急ハンズ クリエイターマーケット⁣  inイオンレイクタウン越谷(委託)⁣ 10/23 #ニャンフェス⁣ 11/19-20 #デザインフェスタ⁣ 12/3-4 #クリエーターズマーケット (名古屋)⁣ ⁣ 𓈒 𓏸 𓐍 𓂃 𓃠 𓂃◌𓈒𓐍 𓈒⁣ ⁣ #ネコソダテ #西荻窪 #猫用品 #猫首輪 #猫用首輪⁣ #吉祥寺 #東京 #杉並 #猫好きさんと繋がりたい #猫の首輪 f⁣ #catcollar #catbandana #まじめな首輪 #猫に優しい首輪 #猫用首輪⁣ #首輪が嫌い#首輪嫌い #首輪嫌がる #猫に優しい布首輪 #猫ファースト   (ネコソダテ 日本で唯一のまじめな首輪専門店) https://www.instagram.com/p/Ci5JvJPJGPy/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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codesk · 3 months
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好きな詞を語らせておくれ/作詞について実しやかに思っていること
度々テレビのフレーム補完について議論が上がることがある。
FPSが上がっているようにヌルヌル見えるアレだ。それが映像の良さを消してチープに見えるので気持ちが良く無いと言う。自分もそう思う。古い考えかも。
理由の一つはシャッタースピード。24コマや30コマを想定して作られているものがフレーム補完をされるとブレたりヒュンと動く物の軌道がゆっくり見えてしまいもっさり感が増してまるで蛇に足が生えたよう。高フレームレートで撮影された映像は、よほど速くなければモーションブラーはかからない。
アニメーションではプロが考え抜いたコマ割りや中割りに野暮なことをしないで欲しいと思う。ズェッタイキル
ちなみに、海外ではこのテレビのヌルヌルをソープオペラ効果と言うらしい(ヘェ~ヌルヌ
作詞についても同じことを思っており、最初から最後まで蛇足にアリアリと説明するのはアリーヴェデルチ(さよならだ)
以下、とにかく好きな歌詞と曲を書かせておくれ。
※あくまで個人の解釈です
♪くるり「琥珀色の街、上海蟹の朝」
詞の中に愛の告白も好きの一説も無いのに、愛情の深さが伝わるくるりの名曲。
上海の堅物なワルが小さい子猫を拾ったら情が湧いたような石壁に咲いた花🌺トカレフやヒビ、クーデターなど物騒な言葉が出るので安全な生活はしていないと思います。
心配であれこれ言ったり不安で仕方ない中、束の間の休息に上海蟹を食べている様子を方杖をついて見ているようなサビ。上海蟹はとても食べにくいので集中して一生懸命食べているなあと眺めているのでしょうか。岸田さんの優しい歌い方も相まって慈愛に満ちている気がします。
溢してもいいという一説が食べ物だけではなく涙や感情の比喩のようにも読み取れます。上手に割れるとありますが、もしかしたらこの子を逃すために決別を意識しているのかもしれない。というか多分、外輪船に乗せて別れていると思う。
ずっとサビで食べていた上海蟹が二人で食べる最後の晩餐だったのかもしれないと思うとエモい。説明不要。最高。
♪人マニア - 重音テト 原口沙輔さん
昨年、5万再生ぐらいの時にYoutubeで拝見して、歌詞の小気味良さとサビのキャッチーさに驚いた。コードが無いようで非常におしゃれでアングラなベースが印象的。
歌詞も度々聴いていくと、やるせねぇなあでも仕方ねぇなあでもやるせねぇなあと延々回っている自分に笑えてきたような虚しさを感じているのか
今日もどっかで誰かが炎上して、ツイ消しして、子供に夢を見せるほど素晴らしい大人になる���ずだったのに、こんな大人になってしまった。もしくは、こんな大人で溢れてしまった。
やるせねぇなぁでも仕方ないなぁと最後には開き直って嘘を言う、その嘘を背負って生きていくんだなぁと完結しているようでなんというか安心しました。
学生の頃、高学年の人がカッコ良く視える現象があったかと思うのですが、いざ自分が高学年になった時にこんな感じかと思う感覚に似ている気がします。
全然本題と関係ないのですが、昨今落ち着いていた音圧競争に新たな刺客が現れたと一人感じています。音選びも秀逸で学ぶところが多くかってに拝ませて頂いています🙏
♪メランコリーキッチン 米津玄師
米津さんのこの曲がとにかく好きです。ただ、自分の解釈はハッピーエンドとは違いこの詞の人はどうしようもない人だなと思っています。
イントロお通夜のような夕暮れの雰囲気から始まるのですが、おそらく「あなた」が家出をしてしまったのだと思います。
自炊をするけど下手な料理しか作れない、「あなた」がいないと夜も塞ぎ込んでしまう。タイマーの電池も切れてる。あなたという存在に生活や精神面を強く依存していたことが分かります。
喧嘩をした後や自分が不機嫌な時���優しく懐柔してくれる、それにどれだけ救われてきたか感動的に言っているのですが、感謝の気持ちを言葉にするだけでは「あなた」は本当に救われるのだろうか。少々勝手過ぎるのではないだろうか。
「あなた」という存在は立派な人で恐らくこの人が居なくても生きていける気がします。帰ってくるのかどうか。それでもまた会えるまた元に戻れると信じている人。
そんなことを感じないほど良いメロディと詞が輝いていて本当に良い。そして虚しい。
イメージを崩してしまったら申し訳ないのですが、ハッピー以外もいいと思っています。(病気や死別の可能性もありますがナンセンスなのでスルーしています)
ーーーーーまとめ
自分はどうするのか。
こうやって整理をして思い浮かんだのですが、デッサンをするように陰影を描いて物事の形を浮き出すと良いのではと思った。
自分デッサンは下手なのですが、あれは物の重さや厚さや硬さなど正面や視覚から見えないところも理解して、キャンバスに書き起こす能力が必要だと思っています。それを陰影と呼ぶのですが、見えない裏側が見えるデッサンが自分は好きです。
具体的には、メロディの語呂と曲調にも寄るだろうけど、テーマに基づいて関連する言葉を選んであげると良いのではと思います。そりゃそうだよって感じですね。
例えば、愛はどうあがいても一つで完結することができないものです。仮に自己愛だとしても「我思う、ゆえに我あり」とこれはデカルトの言葉の引用なのですが、簡単に言うと自我と自分は同じものではなく、自分が自分と認識することで存在しているということです。あるいは、神様にそう認識させられているという説もあったと思います。
なので、愛の表現に対比は有効だと思います。故にユーエンミーのやつですね。君の〇〇が大好き!より、拒否と懐柔を行ったりきたりする方が愛っぽい気がします。
陰影を表現する方法で、情景を伝えるのも良いと思います。
しんと静かな空気は重たい物を。松尾芭蕉の有名な俳句で「閑さや岩にしみ入る蝉の声」という素晴らしい句があるのですが、煩いはずの蝉の音が岩という密度の高くて重いものを通すことで心に閑散とした静けさをもたらしているように感じますみたいなアレです(言葉にするのが難しい)
また、放って置いてはいけないものを表現すると淋しいや後悔、愚かな感覚になって良いですよね、どこかで聴いた冷たくなったコーヒーなどはそれに近いのではないでしょうか。
ただ、ここまで言ってあれなのですが、最近のショート動画の流行によりサビにキャッチーで分かりやすいありふれた表現を用いることも重要だと思います。ぶっちゃけ気持ちよく踊れたら良いのかもしれない。テレビのヌルヌルも見慣れた人は何も思わないかもしれない。
血迷ったわけではなく、質は適切に磨けば磨くほど良くなると考えています。油の乗った魚は捌かなくても(マグロはしっぽ切る)ヒレや身の厚さに表れ、達人のデッサンはたった一筆でもその人が達者だと分かる。
思考を止めないように精進し、論理的に考えた結果その言葉が最適解だったというふうにしていきたいです。出来るか分からないのであくまでふう。
という自論、長々と失礼しました。
2024年も宜しくお願い致します。
とりあえず、無色に出した曲早くしようか。
4o
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exciting-funeke · 5 months
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ゲームメモ:常世ノ塔
半分くらいこのゲームのことを理解した気がするのでいろいろ文章にしました 非常に自己満
※注意
・ネタバレ(注意って言うほどでもないけどラスボスの情報を含むので)
・チュートリアル以外で忌火ちゃんしか使ったことありません(半分くらい理解したとは?)僕が一番忌火ちゃんをうまく使えるんだ…!
・『登頂』よりも『スコア』を重視して記載しています
・だいたい主観です
・おもくそ長文
『スコアの伸ばし方』について
登頂したことある人なら分かると思うんですけど、普通に道中ちょいちょい被弾しつつ進んで、普通にラスボスを倒してもおよそ15万程度のスコアにしかならないんですよね
では、ランキングに載ってるスコア20万とか50万とかはどうやって実現しているのか?
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画像左の表記が階層毎に計算されるスコアです
上から順に簡単に説明すると、
【突破した階層で取得したコインと、それによる基礎スコア】
×【階層の高さに比例した倍率】
×【その階層をノーダメージで突破したボーナス】
×【その階層のコインを全て取得したボーナス】
×【チェインボーナス(以下『連鎖』と表記)】
=【その階層の合計スコア】
となります
ここで非常に重要なのが『連鎖』で、そもそも『連鎖』が起こる条件が、「その階層をノーダメージかつ、その階層のコインを全て取得して突破する」という感じなんですよね
要はノーダメでコイン全部集めながらひたすら登っていくことでどんどん連鎖させて、トンデモ高倍率をスコアに掛けていけば自ずと50万とかも見えてくるってことです(できるとは言ってない(26万までは行けました
アーティファクト評
【超当たり】
反物質 : フロアを切り替えるとMPが回復する
登頂目的でもスコア目的でも非常に強力。単純にスキルが早く回るようになるので便利で強い。反物質が豊作な日は道中の快適度が増す。こんなんなんぼあってもいいですからね。
【大当たり】
しあわせハニワ : 人型の敵を倒すとカルマが回復する
このゲーム、「人型の敵」の範囲が非常に広く、人型っぽかったら大体の敵に適用されるので予想以上にカルマ管理が楽になる(実はボスも「人型の敵」判定である)特に2個以上積むことができた時に効果を実感しやすい。いぶし銀。
世界樹の一滴 : フロアを切り替えるとHPが回復する
普通に登頂目的なら最強の一角に君臨する強力なアーティファクトだが、「スコア理論値」を目指す場合は不要で、「高スコア」を目指す場合もやや優先度は落ちるので超当たりには入れてない。それでも変なアーティファクトを拾うくらいならこれの方がありがたい。
陰陽の式神 : スキル発動で式神を召喚する
菊理のスキルの簡易版。ダメージは高くない。
特に忌火、ココア、カナエ等のスキルの射程がある程度制限されるキャラを使用する時に重宝される。このゲームのボス戦は"どのくらいダメージを与えるか"ではなく"何回ダメージを与えるか"という仕様なので、本来射程外にいるボスに対して遠距離から攻撃を命中させることができる。つまりこのアーティファクトに関しては『1つでも所持していること』が重要である。(シッポや菊理を使用している時でも微力ながら単純に火力が強化されるので悪くない選択肢ではある)
【当たり】
マッハダッシュモーター : 足が早くなる
限りなく大当たり寄りの当たり。身体強化アーティファクトなので純粋に弾を避けやすくなるが、複数個積むと操作感がもはや別物になるので注意。
ハイピュリアの羽 : ジャンプ力が上がる
マッハダッシュモーターと大体同じ。
温かい桃 : カルマの下がり値が大きくなる
階層を跨ぐ際のカルマ減少量が多くなり、単純にカルマ管理に貢献する。複数個積むことができた場合はそこそこ頼もしく感じられるだろう。
魔法の招き猫 : コインを取ると確率でMPが回復する
MP回復が割と低確率なので安定はしないが、上手いこと発動すれば恩恵は感じられるし複数個積むことができれば運ゲーは多少マシになるというもの。
ニコールの壺 : 体力回復アイテムの効果が上がる
普通の登頂目的ならもう一段階優先度は上がる。ハートだけでなく休憩所の飲み物にも適用されるので案外発動箇所は多い。
ヴァンパイアの古刀 : 人型の敵を倒すとHPが回復する
普通の登頂目的ならもう一段落優先度は上がる。前述の通り「人型の敵」の範囲が広いのでその分発動する機会も多くなるだろう。
まじかるステッキ : スキルの威力が上がる
割と地味だが忌火や菊理等やや低火力なキャラを使う場合は雑魚処理の速度が少し早くなる。ボスに対する攻撃には適用されないので、確定数が変わるなどには期待しない方がいい。
【微妙】
百科事典 : ダメージを確率で5分の1に抑える
わりと低確率発動なうえ、スコア目的であればそもそも被弾したくないのでここでは微妙とさせて頂きたい。発動さえするなら登頂目的では心強い。
死ねないホタル : 暗闇で見える領域が拡がる
死"な"ないではなく死"ね"ないので実はかなり業が深い。性能はというと、暗闇下に於いて視野が少し広くなるという結構地味で限定的なものとなっている。役に立たない訳ではないが拾って嬉しいかと言われると……
淫魔の残り香 : 状態異常を短くする
完全に私の意見だが、状態異常攻撃なんてモノはスコア的にも登頂的にもそもそも喰らいたくないので喰らった上での微妙なアフターケアしかできないこのアーティファクトをあんまり強いと思っていない。確かに魅了や出血という厄介な状態異常への対抗策としては良いのかもしれないが。
奇妙な蛹 : 無敵時間が長くなる
効果自体は悪くないがダメージを喰らって初めて発動するアーティファクトなのでそこをあまり評価していない。二次被害防止にはなるだろうか。
名刀カネサダ : ダメージを受けると妖刀を召喚する
あまりにも受動的なダメージソース故にあんまり評価していない。ボスにも効かない。威力自体は高いので、HPが多いドラゴンなんかにはまあまあ有効かもしれない。
【いらない】
刺客の下駄 : トゲのダメージを軽減する。
確かに25ダメージも喰らってしまうトゲのダメージを抑えられるのは優秀なのだが、そもそもトゲなんて喰らいたくないし喰らってられないという話である。
ブラックダイヤ : HPが20以下になるとMP回復速度が上がる
所謂「火事場力」。モンハンとかフロムゲーで一部の変態玄人が好んで使う系統の能力でポテンシャル自体は高いが、スコア目的ならそもそも被弾してはいけないし、登頂目的にしてもあまりにリスクリターンが噛み合わなすぎであるのだが、RTAという限られた戦場に於いては最強のアーティファクトと化す。
エネミー評
ドラゴン【厄介度:上】
飛行、壁貫通、前方広範囲攻撃、高HPという厄介のハッピーセットである。冷静に対処すれば意外となんとかなるが、狭いところや複雑な地形で来られると非常にめんどくさい。大人しくスキルを切るが吉。
雪女【厄介度:上】
通常種はさほど強くないが上位種がヤバすぎる。十字型またはクロス型に放たれる氷結は地形によっては詰みかねない。上位種を射程圏内に収める算段があるならば、即スキルを切るべき。
ヴァンパイア【厄介度:上】
厄介な状態異常である出血を付与してくる。飛ばしてくる麻痺弾の弾速が結構早く、油断していると被弾しやすい。特に避けやすい地形でもない限りスキルを切って対処することを推奨する。
スキュラ【厄介度:極悪〜中】
個人的に環境依存で厄介度の上下が一番激しい敵だと感じている。暗闇下で遥か上空から墨玉で爆撃してくるスキュラはもはや存在するだけでそのルートを回避したくなるレベル。明るく平坦な地形だと割と対処は容易。
バニー【厄介度:上〜中】
一見挙動が読みにくいが、観察してみるとパターン化されておりジャンプのタイミングは読みやすい。なんだかんだ攻撃範囲が広く、喰らうと状態異常でジャンプが止まらなくなり甚大な二次被害を産むことがあるので、配置によってはスキルでの対処を推奨する。
メイドサキュバス【厄介度:上〜中】
わりと序盤から出てくる。ゲーム内テキストに突進方向は読みやすく回避は難しくない的な感じで書かれているが、それはそれとしてあまりにしつこいので大抵スキルを切らされる。
くのいち【厄介度:中】
くのいちの下を通る時にクナイを投げてくる。意外と避けやすいが、ステージギミックと相まってなかなかに厄介な場合がある。
ハーフオーク【厄介度:中】
もはや破壊可能なステージギミックである。冷静になれば鉄球の回避はさほど難しくないが、大抵他の厄介な要素と一緒に現れるので、結局スキルの錆になってもらう場合が多い。
ウィザード【厄介度:中】
単純に自機狙いのリングを飛ばしてくるので厄介。回避は容易だが、他の脅威に対処しながらウィザードに相対すると思わぬ事故に繋がるので注意されたし。
サキュバス【厄介度:中】
上位種は厄介度を一段階上げても良い。通常種はわりと大したことはないのだが、ハート弾が背景や他の弾幕に同化して被弾しかねないことや、魅了という状態異常がそもそも厄介なので結局対処する羽目になったりする。
ハーピー【厄介度:中】
自機目掛けて弧を描いて突撃してくる。それだけ。それだけだが充分にめんどくさいのは迷い人であれば知るところであろうか。
スライム、スケルトン、ゾンビ、スピリッツ、メイジヘッド、エレメント【厄介度:小】
上記の敵に比べれば対処は容易なので省略。
デモンズヘッド【厄介度:EX】
敵には変わりないので一応記載。カルマの番人。カルマが0になるとどこからともなく現れて、自機目掛けて高速で突撃し出血状態にしてくる。初見じゃどうすれば良いのか分からなくて大抵そこで墓になる。
非常に厄介であるのだが、スキルを準備してどっしりと構えていれば案外対処はできるものである。カルマが尽きたからと言って諦めるのはまだ早い。
ボス評
碧き星雲の守護者
慣れればそこそこ安定して被弾無しで倒せる相手。討伐に必要な攻撃回数は2回。たまに乱数でひどい攻撃をしてくるので、できるだけ広い空間に向かって逃げると吉。
紅い恒星の破壊者
慣れれば(ry。討伐に必要な攻撃回数は3回。守護者よりも攻撃が苛烈になっているほか、たまに乱数によってひどい攻撃をしてくるところも健在である。あまりに攻撃の回避に集中していると忘れた頃に中央のトゲに被弾して墓が増える。
しにぞこないのナナハ
つよい。討伐に必要な攻撃回数は5回。おそらく三種のラスボスの中では一番乱数による攻撃が少なく、慣れれば安定してノーダメージ討伐が狙える相手(できたことないけど)。
初見殺しの塊みたいな相手なので、対処方法は純粋に経験を積むことであろうか。スライディングには要注意。
大魔王エルロア
デスタムーア娘。つよい。討伐に必要な攻撃回数は5回。体感ラスボスの中で一番厄介。あからさまに攻撃が通り破壊できそうな手をしているが、こちらの攻撃が通るのは頭部だけである。
一見ビームを打ってくるだけの手だが、手のせいで微妙に視認性が悪くなり弾幕の厄介さに貢献している。そして、HPが4割以下になると普段の攻撃に手からのビームが加勢してより攻撃が苛烈になる。
暗き星のルゥラ
かわいい!!!!!!!!!!!つよい。討伐に必要な攻撃回数は5回。個人的にはまあまあやりやすい相手だが、ラスボスの中では一番弾幕弾幕しており狭い空間での弾避け技術が試される。あと反射神経。
ルゥラの難易度を上げている要因として、ラスボス随一の乱数攻撃の多さが挙げられる。個人的にやりやすいと前述したが、どう考えても避けられないひどい弾幕を連続されて常世ノ塔をそっと閉じる日もある。
その他
・道中で拾うことがある黄色い四角こと『シールド』だが、地形含むあらゆるダメージとそれに伴う状態異常まで無効化することができる。つまりノーダメージボーナスも適用される。重ね掛け不可
・休憩所の飲み物はメロンフロート一択(スキル短縮という効果があまりに強すぎるため)
・ジャンプ中にすり抜けられる床を通過すると、なんとジャンプの権利が復活する。覚えておくと役に立つこともある。
・黒ルート、白ルートどちらを選んでもスコアの変動は(おそらく)無い。ちなみに、【白→黒の後半の黒】と、【黒→黒の後半の黒】は同じ構造では無い。
・忌火のスキルは早出ししてボスのバリアに当てると弾け飛ぶので、スキル早出しをする際は弾け飛ばない猶予を狙うか、ボスからある程度離れて領域に触れさせない等の工夫が必要である。
ところで……
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こちらは各ボスの再戦ができる場所なんですけど、中ボス2人にラスボス全3人と戦って再戦の解放は終わっているはずなんですよね
───であれば、この右上の空白は……?
#常世ノ塔   #ゲームメモ
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mazelnakiken-1 · 10 months
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日程:8月1日火曜
イベント名:「第一火曜日・魔ゼルな規犬の企画する日」
@高円寺無力無善寺 https://muzenji.web.fc2.com 杉並区高円寺南3-67-1 開場18時 開演18時半 料金:千円(ドリンク付き)
出演(アイウエオ順)
ゐ忌レ+全路リン
終末大明神
終末亭 厄丁
タケモトタケコ
謎の超能力者戸田
? meytél
優城貴子
===時間割予定====
18:30開場 18:40~終末亭厄丁 19:10~終末大明神 19:40~ゐ忌レ+全路リン 20:20~謎の超能力者戸田 20:50~優城貴子 21:20~タケモトタケコ 21:50~? meytél
==出演者詳細=====
「ゐ忌レ+全路リン」
「ゐ忌レ」
https://twitter.com/tatumihijikata1
http://id42.fm-p.jp/354/kmfdmno3/
ノイズ、絵、人形制作 自主イベント「新迷信」主催
自主レーベル「夏ゴミ屋敷CD-R」
映画と音楽と絵と暗黒舞踏等が好きです 元、睡寂舞踏家、夜勤、
くそリプ対応保証、 自らの罪を認め贖罪をしていきます。
(月)(火)休み。悪人
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「全路リン」
全路(うつろ)って読みます、宜しくお願いします。
Mayhem、Deadの信者🤘📷 デスボイスだして遊んでますー。
【追記】 通話DMリプ無言なんでもOKー♪僕に限ってはなんに🤘
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「タケモトタケコ」
https://twitter.com/takemoto_takeko
instagram.com/tv/CTcfzirJujR…
タケモトタケコ&THE SLAVESのフロントマン。
歌をつくってウタう歌ドカタ🕺🏿📷
バックバンドTHE SLAVESのメンバー随時募集。
処女音源集 #密贈酒 通販アリ〼。
購入を御希望のお客様はDM頂けますと幸いです。
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「終末大明神(下僕1号(王様と下僕)aka DJ Ü × Samhara ×魔ゼルな×全路リン)」
:下僕1号(王様と下僕)aka DJ Ü
https://twitter.com/geboku1go
"東京都内でデザイナー、イラストレーターとして活動するかたわら、
バンド「王様と下僕」では下僕一号、「霞鳥幻樂団」では
内田遊山、 「SSORC」ではEinherjar Uthern(エインヘリャル・ユーザン)、
「羅生悶」では鬱血胃としてギターやらベースやら弾いてます。
Ü、U3、Götediener名義でDJとしても活動中。
" 「王様と下僕」HP: http://www.ousamatogeboku.com
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:SAMHARA
http://nishikawasachiko.web.fc2.com/index.html
編集者。画家
2009年12月グループ展参加
2010年5月 Yasda art linkにて個展
2010年6月川口そごう展示
2010年7月L’atelierにて個展
2010年9月galerie Hにて展示
2010年9月銀座三越にて展示
2010年の手帳の表紙に起用された
虎猫の絵柄の手帳はオン・サンデーズにおいて
過去に例をみない売り上げの速さで完売した。
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「魔ゼルな規犬」
https://mazelnakiken1.wixsite.com/mazelnakiken
魔ゼルな規犬@UUcYqD04WdFKeSu は
街中での広報担当のシマウマ と 
生きた超能力ドール @ndkwandsk と
広告モデルの青砥撫子 の 三名によるV系バンド
あと 野生の生きた飛ぶタイプの虫 全部がメンバー
(英語表記: ㎜∀Ζё∟μИÅК↑Ж∃∩)
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「終末亭落太郎」
https://twitter.com/merry_menace
UNDIE MERRY MENACE、宇和川竜太 /
K殻都市 https://twitter.com/Kshellcity のgt.vo/
ポスダダ迷景主義(ミラジュイズム)
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「謎の超能力者戸田」
https://twitter.com/ecoecoazarachi
https://t.co/UUiLnpGBHL 
謎の超能力者戸田です。 銀河系に住むオセロ七段。
催眠、気功、伝授できます
「催眠サークル人間失格」の代表。
http://blog.livedoor.jp/mesmerism99/
有料noteあります
https://note.com/todatomoya111
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「? meytél」
https://twitter.com/mmmmeytellll
メーُテル はِ 透明 ・ピْアノْ と歌の強い魔法・靈 ٍْ ・夢 ِ ْ・ًْ🐈‍
⬛とてもかわいいねこポコ 
健ًِ康ًْ ポンピْドゥٍِーセンُター 誕生日: 1月19日 https://soundcloud.com/meyt-l
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「優城貴子」
https://twitter.com/yuukitakako
フィクションです。蝶。3月中旬頃までに清算したい。
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yokotabimovie · 11 months
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映画「658km、陽子の旅」
第25回上海国際映画祭コンペティション部門ワールドプレミア 出品決定!
『658km、陽子の旅』が、2023年6月9日(金)から18日(日)の日程にて中国・上海で開催される第25回上海国際映画祭コンペティション部門に選出され、ワールドプレミアされることが決定いたしました!
併せて海外版ビジュアルも同時解禁となりました。
上海国際映画祭の歴史は 1993年に始まり、中国で唯一、国際映画製作者連盟 FIAPF公認の映画祭として、映画文化の普及と映画産業の発展とを目的に、毎年10日間の会期中に国内外の約500作品が上映されている映画祭。日本映画が多く選出される映画祭としても知られ、日本特集や特別上映会などが人気を博しています。昨年は、新型コロナのウイルス感染症の影響から延期となっていた第25回上海国際映画祭ですが、 誕生30 周年を迎える今年の上海国際映画祭は、リアル開催を予定。 審査委員長には、 ポーランド・ウッチ出身の映画監督・脚本家・俳優にして、世界三大映画祭すべてで賞を獲得している、イエジー・スコリモフスキが就任しています。
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これまでに日本映画がコンペティションに参加した作品には、第16 回開催時の日向寺太郎監督『爆心 長崎の空』 、第19回の阪本順治監督『団地』、第21回の犬童一心監督『猫は抱くもの』、第22回の今泉力哉監督『アイネクライネナハトムジーク』などがあります。また、 2005年に開催された第8回上海国際映画祭にて、三原光尋監督『村の写真集』が最優秀作品賞、最優秀男優賞(藤竜也)を受賞しています。 また、TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM(TCP)作品としては、 『ブルーアワーにぶっ飛ばす』で第22回上海国際映画祭(2019 年) のアジア新人部門にて箱田優子監督が最優秀監督賞を受賞して以来の上海国際映画祭への出品となります!
出品決定に伴い、熊切和嘉監督、並びに主演の菊地凛子より、コメントが到着しました。
<熊切和嘉監督 コメント>
この度は、上海国際映画祭の栄えあるコンペティション部門に本作を選出いただきまして、ありがとうございます。世界中から選ばれた素晴らしい作品の中の一本となれたことを光栄に思います。
コロナ禍の真っ只中で生まれた「陽子」の旅路が国境を越え、上海の観客の皆様や、世界から集まる映画人の皆様の心に届くことを願っております。
<主演 菊地凛子 コメント>
上海国際映画祭のコンペティションに、私の宝物のような作品が上映される事、本当に本当に嬉しく思っております。20年前に私を役者として最初に導いてくれた熊切監督。またこうして作品が出来た事、手を取って最後のゴールに辿り着いた時の事、今でも私を勇気づけてくれます。
それが、またこの上海をスタートにたくさんの旅をして、観客の皆様のそれぞれのゴールに辿り着いてくれる事を願っております。
<徐昊辰 上海国際映画祭プログラマー コメント>
巨大防潮堤、荒々しく激しい波、復興中の町、ほぼ車のない道・・・熊切監督は、旅の途中の風景を完璧に使い、自分の時間が止まった主人公・陽子を連れて、痛みと悲しみを乗り越える旅に出る。
この激動の時代に、こんなパワフルの作品を上海国際映画祭でワールドプレミアができて、とても光栄に思います。
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nuts-hotchpotch · 1 year
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この映画には猫がいる-2022-
今年の映画、なんだか猫が出ている率が高いな?
そう思ったのは、2022年も秋に差し掛かった時期でしょうか。私は2019年に猫と生活することを選びました。そうなると、日常の猫ニュース、SNSの猫写真、そして、映画に出てくる猫ちゃんが以前の1000倍気になってきました。
2022年は、2022年2月22日というスーパー猫の日もありましたし、この機会に私が鑑賞した猫の出てくる映画をまとめてみました。
見るポイントは、重要度・猫度・人間度の3つです。
重要度:その映画において、登場する猫ちゃんがどれだけ設定やストーリーに絡んだかです。
猫度:映画は人間が作りあげた虚構なので、猫も作り手の都合にあわせて登場して扱われます。それでも「猫は猫のままで尊いのだから、人間の欲望を押しつけず、手が加えられない姿や仕草を映したい」という意図が反映されている…と私が勝手に判断した度合いです。
人間度:猫度の反対ですね。虚構なんだから、人間がかわいく格好良くアレンジした役割にしちゃうぞという度合いです。もちろんその逆……残酷な使い方も可能です。どちらがいいとか悪いではないです。猫にヒト語を喋らせた写真や映像を見て、かわいいと思わなかった人間はいない!!!そういうことです。
それでは、映画の中の猫ちゃんを見ていきましょう。
――その前に、うちのミロにゃんを見てください。宇宙一かわいい!!
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私が鑑賞した順に紹介しています。ネタバレはないようにしています。
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』
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コウモリと猫、そしてペンギンと鷹とネズミの映画でしたね。それぞれの動物はメタファーだったり実際に登場したりです。野良犬が一瞬だけ出るなど、動物の演出は総じて良かったな。監督のマット・リーヴスは『猿の惑星』も二作撮っているので、動物の撮影ノウハウを持ってるんでしょう。
のちにキャットウーマンとなるセリーナ・カイルは孤児で、野良猫を自分のようだと保護していました。女性の恋人と暮らすアパートには、5、6匹の猫がいらっしゃった。ただ、セリーナは自分のケアができないキャラでしたので、猫ちゃんの数も彼女のキャパを超えていたのではと思います。
最後に、セリーナは街を去ります。一緒に連れて行く猫は1匹だけ。黒が強めのサビ猫かな?他の猫ちゃんは保護主が見つけられたんじゃないかな。
セリーナ役のゾーイ・クラヴィッツには、猫とたわむれる時間もあったそうです。大事だね!
重要度 ★★★☆☆
猫度  ★★★★☆
人間度 ★☆☆☆☆
猫ちゃんがスクリーンに映っているのは10分もないでしょう。しかし、セリーナの思い入れ先・インスパイア元としては重要です。バットマンが猫ちゃんたちに懐かれるシーン、猫の顔がどアップになるシーンが見どころです。
『モービウス』
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コウモリの血清で、難病を克服して特殊能力を得たヒーローの映画です。
『ザ・バットマン』が3月公開、『モービウス』が4月公開、しかも同じアメコミ映画なので、見に来たお客さんの半分以上は「こないだもコウモリがヒーローの映画見たな……」と思っていたのでは?
そして猫も!猫も登場するんですよね。一瞬ね。
主人公マイケル・モービウスの同僚、マルティーヌ・バンクロフトが自宅で飼っているのです。ごはんを上げるシーンがあります。「お!猫じゃん」と身を乗り出す私だったが、伏線や役割には程遠かった。その後、いろいろあってこのマルティーヌは自宅から逃げ、捜査に入った刑事が猫のトイレやフードボウルをチェックしてたくらい。手がかりにもならない。たしか、黒っぽい猫でした。
重要度 ★☆☆☆☆
猫度  ★★★☆☆
人間度 ★☆☆☆☆
猫度は高かったですが、出番も一瞬でアレンジしようもなかったな。
『ふたつの部屋、ふたりの暮らし』
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高齢女性のレズビアンものです。南フランスのアパートで、長年の恋人2人が廊下を挟んで向かいの部屋に住んでいる。片方は独り身で、アパートを売って2人で思い出のローマで暮らしたいと考える。しかしもう片方は、娘一家へのカミングアウトもできずに、内に閉じこもろうとする。そんな2人にさらなる悲劇が訪れ……。
猫ちゃんは、途中から登場します。老齢の暮らしに彩りをとプレゼントされるので、すげー余計なお世話だなとは思った。でも部屋が舞台だと変化を与える役割はあるし、監督も最初から猫ちゃんを出す予定だったそう。お名前はバートくんなんだ。
重要度 ★★☆☆☆
猫度  ★★★☆☆
人間度 ★★★☆☆
猫ちゃんは伏線や展開には使われませんが、最後に、猫ちゃんから部屋の中へとカメラが動いて、主役2人をうつすシーンが美しかったです。
『バズ・ライトイヤー』
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紹介4作目にして、メインキャラクターの猫ちゃんです。お名前はソックスくん。茶白に緑の目、青い首輪をお召しです。
しかし彼は、猫型ロボットなのでした。
『バズ・ライトイヤー』は『トイ・ストーリー』シリーズのスピンオフ映画です。『トイ・ストーリー』はおもちゃたちのCGアニメなので、バズ・ライトイヤーもおもちゃとして登場します。子供とごっこ遊びを行い、ボタンを押されたらキメ台詞を言う。ポケモンやガンダムのようにです。 つまり『トイ・ストーリー』の世界では、おもちゃの元となったアニメが存在する。そのアニメがこの映画、という設定です。
本作のバズは、生真面目な宇宙飛行士です。多くの人類が乗った星間飛行船を自分のミスで危ない惑星に不時着させてしまいます。惑星からうまく脱出できず、バズは自分の失敗に苦しみ、試行錯誤を続けます。作中では、何十年もの時間が経過します。
猫型ロボットのソックスくんは、バズの相棒です。同僚から一方的にプレゼントされて、最初はバズに見向きもされない。しかし、ソックスくんは喋れて、計算ができて、目はライトになって、攻撃できて、コンピューターと接続もできる。スターウォーズのR2-D2のような存在です。1人と1匹は次第に信頼を育みます。
重要度 ★★★★★
猫度  ★☆☆☆☆
人間度 ★★★★★
猫が大好き!でも、猫は犬とは役割が違う!人間の役に立つ猫なんて猫じゃない!でも、たとえば、ロボットだったら……?
そんな作り手の気持ちを、私は勝手に受信しました。ロボットだから、寿命はないし、危うい場所に行ってもハラハラせずに見ていられた。こんな猫ちゃんがいたらとは思わないけど、こんな猫型ロボットが実現したらうれしいですね。キャラクターグッズにもなるしね。 作中で、このソックスくんはもう一匹出てきます。その使い方も素晴らしかった。
『LOVE LIFE』
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スリリングな映画でした。 一見、平凡で幸せそうな夫婦と息子、アパートの一室で行われるお祝いの席。しかし、その水面下には軋轢や大きな過去があり、想いの歯車がすれ違っている。そして決定的な悲劇が起こる。傷の回復はうまくいかず、登場人物たちは近い距離ですれ違い続けます。
そのさなかに登場する猫ちゃん!!!!
「やめろ!猫を出すな!!」
映画を見ていて、そんな気持ちになったことはありますか?私はあります。何回か。こんなにしんどい映画で登場する猫ちゃんは、ぜったいろくな目に遭わないだろう、と。
フィクションなんでね、本物の猫がひどいめに遭うわけじゃないんでね。気持ちを切り替えることは可能です。でもダメージは受ける。だから本作で猫が出てからの私は、緊張しっぱなしでした。防御力を高めるために、あらゆるひどいパターンを予想して、心拍数を上げていた。
重要度 ★★★☆☆
猫度  ★★★★☆
人間度 ★★☆☆☆
猫は、無事でした!!
本作の猫は、とある「可哀想な境遇」のキャラクターが保護します。弱いキャラクターがさらに弱いもの、動物を保護して自立心や承認欲求を高める。このパターンに近かった。「無責任の象徴」という感想も見かけたので、その意味でもわかる。
保護されてからの猫ちゃんは、自由に振る舞っていて幸せそうでした。淡い色の茶白で、たぶん子猫です。本作には犬も登場しまして、2匹ともエンディングクレジットに名前が載っていました。
『LAMB/ラム』
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羊飼いの夫婦が、半獣半身の子供、アダちゃんを得る映画です。
羊と犬と猫が出てきます。アイルランドの広大で孤独な自然の中で、羊飼いの夫婦は、過去に亡くした子供のかわりに新たな生命を得たのだと信じます。
このアダちゃん、スチル等ではリアルさに及び腰でしたが、スクリーンでは不気味の谷を超えて可愛く、保護欲を誘う造形と仕草ですばらしかった。
猫は、キジトラでした。飼い主に懐いたり愛でられたりする様子はなく、おうちの中で自由に過ごしていました。監督いわく、この俳優猫ちゃんは、作り手の思惑にほとんど従わなかったようです。
重要度 ★★☆☆☆
猫度  ★★★★☆
人間度 ★★☆☆☆
出番は5分もないと思います。でも、彼が映画的役割を果たしているシーンは「それだ!」て使われ方でしたね。
カンヌ映画祭には、パルムドッグ賞という映画に出演した犬に贈られる賞があります。2021年は、本作に出演した俳優犬のパンダちゃんが受賞。ただし、映画祭よりも前に亡くなってしまったので、ブリーダーさんに授与されたそうです。黒と白のボーダーコリーでした。
『バッドガイズ』
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オオカミとヘビとキツネとタランチュラとハムスターとサメとピラニアと……つまり、いっぱい動物が出てきます。しかも、擬人化された動物キャラと、動物のままの動物、そのうえ人間のキャラも出てくるというごちゃまぜでフリーダムな世界観。
けれど、それぞれの動物の種類はストーリー上でも設定でも重要でした。彼らへのイメージは、偏見という名前にも置き換えられます。『ズートピア』の次のステージの映画だね。オオカミとヘビの関係が非常に濃かったのも含めて振り切っていたな。
重要度 ★★★☆☆
猫度  ★★★☆☆
人間度 ★★★★☆
猫は擬人化されません。そのかわり、現代らしいネットメディアの寵児となった猫ちゃんでした。茶白で赤い首輪をお召しで、最後はサングラス姿を披露してらっしゃった。
『すずめの戸締まり』
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この白猫ちゃんは、リアルな猫ではありません。アニメーションの魅力を活かした、キャッチーなデザインで、フォルムも伸び縮みします。私は最初、猫じゃなくて、この世界の特別な生き物かと思ったもん。
そして、喋る。不思議な力を持ち、主人公たちの旅を先導し、大きな秘密を持っている。旅の途中で、ダイジンと呼ばれるようになる。彼は人間を愛し、人間に見捨てられたら悲しみます。気ままというイメージが強い猫ですが、人間への執着は大きいよね。
重要度 ★★★★★
猫度  ★☆☆☆☆
人間度 ★★★★★
『バズ・ライトイヤー』と同じように、キャラクターグッズのための登場キャラという側面は強い。だからリアルな猫を避けたのかもしれません。私の感情としては、猫らしくないから感情移入しなくてすんだという長所もありました。
途中でもう一匹、黒猫も出てきます。そっちはトラほどもあるでっかい猫ちゃんでサダイジンと呼ばれます。 協賛のミサワホームの、この白猫ちゃん設定を活かしたCMが良かったな。
『ザリガニの鳴くところ』
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舞台は1960年代のアメリカ、ノースカロライナ州の沼地です。主人公の女の子は家族に見捨てられて育ちます。過酷な環境で彼女を育んだのは、家の周りの自然だった。鳥や貝類や虫たちを、毎日観察して利用して、主人公はひとりで生計を立てていく。 動物がたくさん出てくるのは、ここまでの猫登場映画の傾向に沿っていますね。
重要度 ★★☆☆☆
猫度  ★★★☆☆
人間度 ★★★☆☆
主人公は冒頭で、殺人の疑いで逮捕されます。猫ちゃんは、逮捕された先の拘置所で飼われているキジトラでした。名前も���ばれていたけど、忘れちゃった。
檻の中の主人公にとって、猫は自然のよすがであり、自由な世界の象徴です。猫のほうも生き物と親しんで育ってきた主人公を受け入れます。一緒に眠るシーンは安らぎに満ちていたな。他の動物との共演シーンも多く、撮影時は配慮がいっぱいでした。安全大事ね!
『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』
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ルイス・ウェインの伝記映画です。猫のイラスト界の手塚治虫のような方で、英国のみならず、世界的有名人です。
今年一番の猫映画であり、そこそこのダメージを受けるぞと心構えをして鑑賞しました。なぜなら、ルイス・ウェインは、後年、精神疾患を発症したことでも有名だからです。
作中でもっとも重要な猫が、写真の真ん中のピーターくんです。黒白のハチワレ――英語圏ではタキシードと呼ばれる柄です。彼は、妻のエミリーが末期癌だとわかったときに登場します。夫婦は、庭で雨に濡れたピーターくんを発見して、保護して、我が子のように可愛がります。ルイスのイラストのインスピレーション元にもなり、エミリーが天国に旅立ったあとも、彼の心と彼の実家の生活を支えます。
それまではペットといえば犬で、猫の地位は低かったそうですが、ルイス・ウェインのイラストが人気になったおかげで、猫の価値が上がったそうです。人間として生きている以上、猫も人間社会というフィルターを通して存在しているもんなあ。
重要度 ★★★★★
猫度  ★★★★☆
人間度 ★★☆☆☆
イラストの人気は得られたものの、ルイス・ウェインの社会性のなさや様々な差別によって、彼らの生活は困窮し、ついにルイスは精神疾患を発症します。この転落が大変つらかった。不幸のスパイラルに出口はなく、猫は心を慰めてくれるけど問題の解決にはならず、人間の愛情だけでは猫も存在できない。お互いの不可侵性がスクリーンの上に描写されていた。できるだけ、猫が猫であるように撮られていた。
といっても、ピーターくんは群衆に見せられるための登場もありました。猫と飼い主の交流会シーンには、たくさんの猫ちゃんが登場していて、世の中には、大勢の人間や猫に囲まれても大丈夫な猫がいるんだなあと感心していた。
そうそう、ネットでは、疾患の影響で彼の描く猫イラストがおかしくなっていったという論調がありますが、本作では、新たな作風という描写でしたね。20世紀初頭だもんな。真実は断定できないよね。
エンディングでは、実際にルイス・ウェインが描いたピーターくんのイラストが登場。赤いリボンがお似合いでした。
『ファイブ・デビルズ』
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タイトルからしてホラーかなと思ったら、超常系の恐怖よりも日常的な恐怖が強い映画でしたねえ。差別やクィア性など、現代社会も取り込んでいて、不思議な手触りだった。
舞台は、フランスの田舎町です。猫ちゃんは、主人公の父親のアパートを訪問するハチワレでした。ごはん目当てなのですが、父親は「人間の食べ物は贅沢だけどな」と100%善意でツナ缶をあげている。
ピピー!猫飼い警察の登場だ!猫ちゃんに人間のごはんをあげてはいけません!……フィクションだとわかりつつも、つい気になってしまう。
重要度 ★☆☆☆☆
猫度  ★★★☆☆
人間度 ★★☆☆☆
分析…難しい……出てるシーンはここと、主人公のお子さんと遊んでるところだけなんですよね。 本作には、もう1種類の動物が登場するので、並列的な役割はあった。それと、この父親がのちのち困った人物だとわかるので、猫ちゃんへの扱いも彼の視野の狭さと傲慢さの表現ではないでしょうか。
以上、2022年に鑑賞した映画のうち、11本に猫ちゃんが登場していました。
と、締めくくりかけていましたら、もう1匹登場しました。 12月31日の大晦日。京都みなみ会館の、アニメ『平家物語』全11話一挙上映イベントに行きましたら、猫ちゃんがけっこう出てたんですよ。映画じゃないけど入れちゃおう! ということで、紹介します。
テレビアニメ『平家物語』
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『平家物語』って、平家没落の話、琵琶法師が語ってる、『鎌倉殿の13人』は見た、という程度の知識で鑑賞しましたが、ついていけました。
主人公は「びわ」と名乗る女の子で、アニメオリジナルの登場人物です。彼女は、平清盛の長男、平重盛の屋敷に世話にな���ことになり、重盛や息子や娘たちと交流を育みます。平家の奢りや権力争い、没落から都落ち、滅亡をつぶさに見ていく役割です。
猫が出てくるのは、7話…だったはず。一挙上映で話数の感覚が危うい。平家は福原京という、現代の神戸に都を移そうとしており、びわは福原に滞在しているときに、この白猫ちゃんを拾います。
なんと、眉がある猫です。これもアニメならではの表現だ。びわは、右目が青で左目が茶色のオッドアイの持ち主なので、オッドアイが出やすい白猫にしたのでは…と思いますが、作中では言及がなかった。
重要度 ★★☆☆☆
猫度  ★★☆☆☆
人間度 ★★★★☆
登場シーンは多いのですが、重要な伏線や役割の担い手ではなかった。びわは、8話から平家と離れて旅に出るので、その相棒としての登場ですねえ。このように、魚籠のような籠に入って運ばれます。
名前は「ねこ」。飼い主びわも、自分の名前がわからず、父親の持っている琵琶から自分の名前を決めたので、猫ちゃんも同じ法則にしたのでしょう。
旅が終わってから、びわはねこを地元の漁師に譲ります。お別れのシーンもありませんでした。死別が多く悲しいお話なので、猫ちゃんが無事なことはすこし慰めになりましたね。
まとめてみると、作り手がどういうときに猫ちゃんを登場させたいのか、猫ちゃんにどういう役割が与えられがちなのかの傾向がわかってきましたね。猫がそういう生き物だから、というよりも、人間から猫への認識、価値観が理由でしょう。この傾向も、年月を経ると変化していくのかもしれません。ルイス・ウェインのイラストの登場や、ネットメディアの影響によって猫のイメージが変わったように。
2023年は、ドキュメンタリー『猫たちのアパートメント』やアニメ『長ぐつをはいたネコと9つの命』などが待っています。今年も、リアル猫ちゃんと映画内猫ちゃんを愛でていきます。
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af3ura · 2 years
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2022.9.1-9.15
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↑これはロンドンで現像した赤羽の写真。 以下ほぼ写真日記。備忘録。
2022.9.1
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Darhamの宿を出発。朝のパブ。
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スーツケースで朝ごはん。
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なんかヨーグルトに入れるオーツみたいなのの中にスプーン雑に入ってた。日本だったら絶対にスプーンでもう1包装あると思う。私は雑に入ってるのが好き。
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今度こそ窓側取れた。 雲が低くて空がものすごく青い。丘が綺麗。 だけどやっぱり後ろ向きに進む。 座席の方向転換が出来ない仕様なのであれば、日本ならきっと上りの方向が前になると思う。しかしこちらはいずれもロンドン方面(進行方向)が背面だった。不思議だけど、まあそういうもんか、と順応し始める。
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途中で原子力発電所みたいなのが見えたけどどこかはわからなかった。 シンプソンズで見たことある形。
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ロンドンついたけど人多いのとスーツケース重くて疲れすぎてスーパーの寿司の写真しかない。
ゲストハウスに宿泊。 同室に日本人の名前を見つけたけど帰ってくる前に寝落ちした。 英語版『日常』5巻を読み始めた。
2022.9.2
エジンバラで撮ったフィルムが終わったので写真屋さんで現像に出す。 Googleマップを見ると近くに大英博物館があるようだったので、散策しながら向かった。
日本で絶滅したAeroを途中で見つけたのだけど、散策してる最中に全部溶けた。
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めちゃいいつま先
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モアイの体 cute
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日本ブース(?)に三島由紀夫いた。
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広すぎてまたしても諦めた。 朝から来れる日にまた来ます。
スーパーで夜ご飯を買って帰る。 生ハムが食べたかったけど、どれが生で食べられるのかわからなくてやめた。前日に見た寿司を買ってみた。Mini Tokyo salmon Set
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部屋に戻ろうと思ったらベッドに鍵置きっぱなしだった。 「鍵を部屋に忘れました」の英語を覚えた。
明日、ロンドンに住んでる大学院の頃の同期の卒業公演を見に行くことになった。
2022.9.3
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本当に家にする才能がある。
同期の卒業公演のプレビューを見せてもらった。 観客と俳優が交流をするタイプの上演形態で、ああ日本でしばらく見てない光景だ、とおそらく私1人だけ違うベクトルで胸がいっぱいになっていた。 上演作品自体もすごくよかった。”私たちにしか出来ない演劇”というものに立ち会うために非常に有効な劇場と人数だったと思う。
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入り口のセキュリティーにビビりながら入ったお店で食べたアーリオオーリオ。パスタの種類わからなすぎて普通の頼んだつもりがきしめんだった。これがロンドンの普通麺なのか? おいしかったけど脂っこすぎておしまいになった。
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帰宅してから共同スペースで作業してたらパーティが始まって困惑した。 金曜日の夜。
完全に残り体力が減っている。
2022.9.4
パッキングがクソ大変だった。朝から汗だく。 もう既にキャリーに入りきらなかったんだけどまじでなんでなの?エジンバラでバグパイプ買ったから?
チェックアウトして TATE Britain に向かう。宿から徒歩圏内だということに前日に気がついた。
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Cornelia Parkerの展示が良すぎて、朝のパッキングで既に溢れてたのに作品集を買ってしまった。
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常設展示の方は一本道ではなく一部屋に4つ通路があって、ゼルダの伝説 時オカ版の迷いの森かと思った。サリアの歌が大きくなる通路がなかったので迷いました。
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私が唯一自信を持ってできるモノマネ、ジャコメッティの彫刻があった。 めちゃいい。
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ずっと実物を見たかった”Hope”。 想像以上に大きかった。 とてもいい場所に堂々と展示されていた。
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描いた絵が展示になる部屋。迫り来る猫を描いた。
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またマフィン食べた。
いよいよホームステイ先に移動。 緊張しながらバスに乗ろうとしたら、乗りたかったのがバス停に止まらない。イギリスでは手を上げないとバスは止まらないらしい。学んだ。 荷物も重すぎるしこれは楽しろということだな、と思い近くの駅からタクシーで向かう。
ホストファミリーがものすごく暖かく迎え入れてくれた。 大きい黒のラブラドールレトリバーもフガフガ私の匂いを嗅いでいた。 人生で good boy をリアルに言う日が来るとは思わなかった。
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私の部屋は屋根裏部屋だった。憧れの天窓!
夕ご飯をホストファミリーとルームメイトと一緒に食べる。 ルームメイトのNarrimanはブラジル出身で、私の一つ下だった。「明日一緒に学校に行くから安心してね」「困ったことあったらなんでも聞いてね」とにこにこ優しくしてくれた。ありがたすぎる。
まじで不安だ…と思いながらみりんの安否を確認して就寝。
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2022.9.5
初日。 ガイダンスを受けて午後から授業に参加。 チャイム鳴っても誰も来ない。何のチャイム?
学校終わり、ルームメイトがpubに誘ってくれた。 イギリス初飲酒はguinnessでした。
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2022.9.6
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Good boy の Billy どうして階段のすぐ下にベッドがあるんだ…?これは土足で跨いでいいのか…?と思いながら毎回通ってる。
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キットカットがめちゃくちゃでかいし、チョコの味が全然違う。 果物が安い。
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相変わらずチャイム鳴っても誰もこない。何のチャイムなの本当に誰か教えて。
放課後、Narriと近所のpubへ。 夕飯前にでかいハンバーガー食べながら2時間恋バナした。
あとリアルのBless youを初めて聞いた。
2022.9.7
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クラスメートがジャム挟んだクラッカーくれた。
ドイツ語とスペイン語の「さようなら」を覚えた。
放課後はMAMMA MIA!を見にロンドン市街地へ。 時間までNariとBig Ben周辺を散策。
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ピーターパンだーーーー
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ロンドンの空、ターナーが描く空に本当にそっくりでいちいち感動する。 彼はこの空を描いてたのか。
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城?
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城じゃん。 石造の建物はいいな。 歴史ある建築でここに来ること自体でテンションが上がる。
MAMMA MIA! は最高すぎて一場から爆泣きした。 カーテンコールでも爆泣きしてたらクラスメート達に抱きしめられた。 お芝居がよかったのは当然だけど、お客さんの観劇姿勢に感無量だった。客席の反応がすごく大きくて、舞台上と客席との交歓を感じて胸がいっぱいになってしまった。演劇を見ている!という感じがしたし、演劇のこういうところが好きだった、と思い出した。
2022.9.8
疲れすぎて何も写真がない。 普通に授業を受けて速攻帰宅して夕ご飯まで寝た。
夜中に現像した写真のデータが届いた。 色味が途中から変だった。 おそらく、日本から持ってきたので、空港のX線の影響だと思う。すごく綺麗だったエジンバラの空がうまく残せなかったのは残念だけど、これもその時を残してるのは一緒か、と思うことにした。
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エリザベス女王が亡くなった。 「黒い服を着た方がいいですか?」と英語で聞くことになると思わなかった。これから10日間イギリスは喪に服すらしい。
2022.9.9
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観劇しに市街地へ。 地下鉄や街中のモニター、お店の看板など、変えられるところはみなエリザベス女王に代わっていた。 けれど、それ以外は普通だった。喪に服すって、交通が止まったりお店が閉まったりするのかなと想像していたけれど、そうかあ、社会はそのまま回し続けるしかないよな、と思った。
観劇前に以前から気になっていたUZUMAKIというラーメン屋に寄ってみた。
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どちらかというと全体的にAKATSUKIだった。 ラーメンは普通に美味しかった。 著作権どうなってる?と思う箇所が多々あったけど、これって著作権どうなってる?
見たのは”The Seagull” in ハロルドピンター劇場 客席の反応が日本と違いすぎて(再び)びっくりした。かなり終盤までみんな笑っていて、まじで…⁉︎という感じだった。私としては、マーシャとか可哀想すぎて全然笑えないのだけど、喜劇と悲劇は紙一重を真に感じた観劇体験だった。 ラストシーンが邪悪すぎて最高に素晴らしかった。
一体私は人生であと何回『かもめ』を見るんだろうか…。
2022.9.10
この日も観劇しに市街地へ。
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バイオハザードの地下鉄?
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この日は”FROZEN” めっちゃ真横の席だったし見切れてたけどとてもよかった。 小さいエルサがたくさんいて可愛かった。心なしか客席も全体的に水色だった気がするし、私も水色のニットを着てた。
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古そうな天井に穴開けて吊ってる
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ピンスポ
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オケピ
こういうとこばかり見てしまう…。
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休憩中、客席でアイスを売っていた。 飛ぶように売れていたしすぐ隣で売っていたので思わず買ってしまった写真。ブレすぎ。 ロンドンの大きな劇場の多くにBARが入っていて、お客さんはワイン瓶とグラスを片手に鑑賞している。歌舞伎スタイル。 観劇体験としてはめちゃくちゃ最高なのだけど、終演後の客席は映画館でも見たことないくらい食べ飲みのゴミが散らばっていてかなりの衝撃を受けている。この掃除だけでどのくらい手間と時間がかかるのか…と想像して怯える。 ドバイ→エジンバラの飛行機を降りる時も田舎のお祭りかと思うくらい荒れてて笑ったのを思い出した。
観劇後、ネガを受け取りにカメラ屋さんへ。 新しいフィルムを買いたかったのだけど、「今品薄で売ってなくて、来る前に電話してもらった方がいいかも。」と言われた。電話のハードルよ…。
夜は大学院の同期とご飯。 久々に対面で日本語を喋った。 タイ料理屋さんと日本食屋さんに行った。
2022.9.11
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月曜日。 2人ともギリギリに起きてパンを食べながら登校。
放課後は、今週のお弁当の具材を買うために、普段行かない大きなスーパーに行った。
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白いままのフィギュアがついていて、自分で着色するタイプの付録。
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行ってみたスーパーに写真屋さんが入っていて、普通にフィルムを売っていた。
2022.9.12
何の写真もなかった。
サラミとほうれん草みたいな草とチーズをオリーブオイルと塩だけで食べるお弁当を編み出した。うまい。
2022.9.13
何の写真もなかった。2
Narriのカバンから無限に物が出てきたので、ドラえもんの「あれでもないこれでもない…」を見せた。私だー!と言っていた。 DORAEMONっていうのは未来から来た猫型ロボットで…という説明で既に面白そうなのすごすぎる。
2022.9.14
「劇場で出来ないことは何ですか?」と聞かれたのだけど、劇場で出来ないことなんてないのでは…?と宇宙猫になった末に出した苦肉の答え→「ペットの販売」 もしかしたら何かの基準をクリアしたら出来るのかもしれない。わからない。
フランス語ネイティブのChocolatを聞いてテンション上がる。
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日本の夜ご飯タコス(?)とイギリスの昼ごはんin庭
放課後はライオンキングを見に行く予定だったので、再びNariと市街地の観光。 ロンドン塔を見て、Five guys へ。
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新しい街と300年前の建物が共存している。 石造の建物と地震がない国、本当に素晴らしいな。
ロンドン市街地は、エリザベス女王の棺が到着したようで、物々しい警戒体制だった。大きい銃を持っている警官、やっぱりびっくりする。韓国の空港で見た時もカルチャーショックだった。
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飛行機雲がいつもよりたくさん出ていた気がするけど、中継などで多く飛んでたのだろうか。
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ライオンキングの最寄りの地下鉄、ホームまで階段で降りたら200段くらい永遠に螺旋階段で目が回った。 写真は疲れてる私を尻目に元気よく降りていくNariman
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家に帰ったら、シーツを変えてくれたホストファミリーの手によって身代わり人形が堂々としてた。
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2022.9.15
フランス語ネイティブのChamps-Élyséesを聞いてテンション上がる。
サラミとほうれん草みたいな草とチーズで作ったサラダ、毎日液漏れしてる。 タッパーとジッパーをくぐり抜けて必ず液漏れしてくる。 液体強すぎる。
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ガムを捨てるために破ったノートの余りをファイルに入れたらONE PIECEのビブルカードみたいになった。
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おわり
また気が向いたら書く
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istut · 1 year
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2022.12.29.
2022年も残すところあと3日ですね。
来年は今年のただ続きでしかないのですが、
それでも気持ちが入れ替わるというか、
不思議な気持ちになりますね。
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東京でお店を営んでいた頃は、
年末30日まで営業をして、
31日に大掃除をして、
ヨレヨレのまま紅白歌合戦を観て、
最終的には酔いつぶれてしまい、
紅組と白組のどちらが勝ったのか、
分からないまま元旦を迎え、
初詣に行くわけでもなく、
2日は箱根駅伝を観た後、
友人宅に飲みにいって、
そうこうしている間に、
年明けの仕込みがスタート。
そして、新年営業もスタート。
というのが恒例の年末年始でした。
コロナ禍の年末は、
私が体調を酷く崩していたため、
この通りではなく、
記憶も途切れ途切れになっています。
あ。
そういえば、
何年か前、
年末に突然入院したこともありました。
超多忙の年末営業を、
マコさんがまさかのワンオペで乗り越えた、
思い出すだけで震えるくらいに、
大変な年もありました。
それでも。
年末になると、
たくさんのお客さんが顔を出してくれて、
たくさんの笑顔に助けてもらって、
心の中で流れていた蛍の光は、
とても温かなメロディーだったように思います。
閉店から1年以上が経過し、
長野市に拠点を移してから、
初めての年越しを迎えますね。
東京での時間を振り返ったり、
長野市へ来てからの時間を振り返ったり、
このところ気がつくと
考え込んでいることが多く、
ふっとした瞬間に、
ドバドバーって、
ビックリするくらいに
涙が出てくることがあります。
あ。
安心して下さいね。
今もずっとメンタルクリニックに通院しながら、
あの頃よりも
最近は随分と心は静やかになっています。
どちらかというと、
今は悲しい涙ではなくて、
ありがたいなあ~という温かい涙です。
古くからの友人や家族はもちろんですが、
お店をスタートしてから出会ったお客さんが、
本当に本当に優しい人ばかりで、
ずっと忘れずにいてくれること。
ずっと手を離さずにいてくれること。
ずっとギュッと応援してくれていること。
あの頃のようには会えなくても、
心の中にずっといてくれること。
「うん。だいじょうぶ。ここにいる」
と、皆さんがそう思わせてくれる。
いつも心の中にいてくれるから、
ちっとも寂しくない。
だから前に進めるんです。
年末になったせいか、
あの頃の年末営業を思い出し、
どんなに忙しくても、
どんなに疲れていても、
たくさんのお客さんが顔を見せてくれて。
「良いお年を~」と、
笑顔で帰って行って。
それで。
それだけで、
全部が救われていたんだよなあって、
涙が出てくるんですよね。
そんなこんなの年末ですが、
我が家では、
初めての障子の張り替えを行っています。
古い団地の和室の障子を、
激しくビリビリにしちゃったシブ。
夏の事件から、
やりたいようにやるのが一番!
ということで、
ずっとビリビリのまま過ごしてきたのですが、
さすがに新しい年を迎えるので、
張り替えることにしました。
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本来の担当者はシブなのですが、
どうも腰が重く取りかかろうとせず、
窓から小鳥さんを眺めてばかり。
結局のところ、
シブの親友のマコさんが、
一生懸命、張替え作業をしています。
昨日はまず、障子をきれいに剥がしました。
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その様子をじーっと見守るシブ。
興味津々の様子から思うに、
全部がキレイに張られた瞬間に、
キレッキレの猫パンチで、
ビリビリーってやっちゃいたくて、
ウズウズしているのではないよな?
な?
な?
ちがうよな?
な?
つづく。
・・・・・・・・
「シブと白髪と皺のワタシ」
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m-pad · 2 years
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「二階」
療養所から自宅の二階に戻った夫。 付き添いの看護婦と過ごす時間に、妻は少しずつ追い詰められてゆく…
作/松本清張 演出・出演/林 英世
2022年11月16日(水)
[ LUNCH TIME ] 12:30に開場、13:00までに会場へお越しください。 料理+リーディング公演 4,000円
[ DINNER TIME ] 18:30に開場、19:00までに会場へお越しください。 料理+リーディング公演 4,000円
・お食事をお召し上がりいただいた後、リーディング公演をご覧いただきます。お食事後、移動がございます。 ・お食事+公演でおよそ1時間45分を予定しております。 ・お席は相席になることがございます。アルコール類は店舗でキャッシュオンとなっております。ご了承ください。
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藤沢周平 「猫」 「ふたたび猫」(MPAD2021)
上演/林 英世(大阪府)
同志社大学卒業後から2010年の解散まで、マキノノゾミ主宰劇団M.O.P.に所属、存在感ある女性サブキャラクターを演じる。プロデュース公演など舞台出演のほか、テレビ、映画、ラジオに出演。また、演出・俳優養成にも力を入れその活動の幅を広げている。2001年より「林英世 ひとり語り」公演を始め、「映画を見るように言葉が立ち上がる」と好評を得ている。また、表現者としての経験を使って「声と言葉の力」を社会に役立てたいと、様々な場所でその活動を広げている。MPADでは、これまでに芥川龍之介・川端康成・瀬戸内寂聴・向田邦子・阿刀田高・松本清張などの作品を手掛けている。
[林英世ひとり語り Weblog]
会場/割烹旅館 八千代
松阪市殿町、松阪城趾近くに構える大正10年(1921年)創業の老舗割烹旅館。松阪を訪れた多くの文人・墨客から慕われる。2016年、建物が国の登録有形文化財(建造物)に登録された。
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三重県松阪市殿町1295 TEL0598-21-2501 営業時間/11:00から 駐車場には限りがございます。 できるだけ公共交通機関をご利用ください。
[割烹旅館八千代 Website]
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inuoh-anime · 2 years
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『犬王』開幕直前!先行上映会を開催! 舞台挨拶イベントレポートを公開
5月6日(金)に新宿バルト9にて、主人公・犬王の声を務めたアヴちゃん(女王蜂)、その相棒となる琵琶法師・友魚役の森山未來さん、湯浅政明監督が初めて公の場に勢ぞろいし舞台挨拶を開催いたしました。 特製扇子を持ったお客さんがあふれる場内で、映画さながらの“犬王”垂れ幕を背景に登壇者陣が登場し、狂騒のミュージカルシーンの制作エピソードはもちろん、出会ってから10年以上の旧知の仲であるアヴちゃん&森山未來さんのバディの秘話を探るフリップトークなども実施し、犬王&友魚と同じく最強バディのアヴちゃんと森山未來さん、そして2人とともに映画を作り上げた湯浅政明監督のトーク会場は大いに盛り上がりました。
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カリスマ性と歌唱力、そして野心を抱く能楽師・犬王を演じたアヴちゃんは、本作をイメージしたオレンジとパープルのオリジナル和装で登場。偶然オレンジ色のジャケット姿の森山を見て、アヴちゃんは「私たち仲がいいんやなぁ~」と微笑ましい場面も。また完成した本作を観たときのことを振り返り「映画を見ながら凄い泣きそうになって。最後の最後のエンドロールに自分の名前があってダメ押しの涙。こんなすごいことってあるんや!と泣いちゃいました。」と語りました。
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その相棒となる琵琶法師・友魚役の森山さんは「能は世界で最古のミュージカル。『犬王』はそれ��モチーフに作られた作品。大事な言葉や想いが音楽や踊りの中にぶつけられている。色彩や音楽、歌も含めてエネルギーが波動のようにぶつかって来る、凄い体験をしました。」と絶賛。アヴちゃんと森山さんは10年来の友人といい、森山さんは「アヴちゃんと、ずっとどこかで関われたらと思っていたけれど、『犬王』で会えたことに縁を感じました」と共演に喜びもひとしおの様子でした。
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今年TVアニメも放送された「平家物語」に連なる物語として描かれた、古川日出男による「平家物語 犬王の巻」をアニメ化。その魅力について湯浅監督は「犬王は逆境にありながらも動じない、真っ直ぐな気持ちを貫く理想的なキャラクター。逆境の中で力強く生きた二人の生き様やエネルギーを見てほしい」と話しました。
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劇中曲の作詞もアヴちゃんが担当。「“レペゼン室町”という感じで、室町時代に思いを馳せて作詞をするのは初めてだったけれど、湯浅監督と脚本の野木亜紀子さんが描いたものを私が咀嚼して繋いでいくという気持ち。それは劇中で犬王がやっていることと凄く似ていたので、筆が止まらなかった。」と手応えを語りました。一方の、歌唱シーンの収録について「ブースの外に湯浅監督と音楽の大友良英さんに挟まれる形でど真ん中にアヴちゃんがいて、アヴちゃんからのトークバックで作っていった感じ。歌に関しては凄く引っ張られました。」とアヴちゃんのディレクションにも感謝を伝える森山さん。
またアヴちゃんはアフレコ収録を振り返り「声優初主演だからといって、そこで借りて来た猫になったら勿体ない。思い切り伸び伸びとやりました。マイクのない時代の歌なので喉がつぶれるのではないかと思うくらいの声量で歌っていました。」と熱演を振り返りました。
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さらにこの日は本作のバディな部分にせまった「犬王と友魚 バディな一問一答!」を実施。森山さんはアヴちゃんの第一印象を「物の怪」、アヴちゃんは森山さんの第一印象について「広大な砂漠」と表現。舞台「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」の構想中に女王蜂の存在を知ったという森山さんは「アヴちゃんの姿を見たときに、練っていた構想がすべて崩れ去った。それくらい大きな衝撃。人の生き値を超えているような感覚というか、圧倒的存在感があった。それに僕は妖怪好きですから…(笑)」とユーモア交じりに「物の怪」と書いた理由を説明しました。一方のアヴちゃんも森山さんの第一印象について「初めて会った当時はギラギラしていて。破滅的な部分に広大な砂漠を見ました。」と解説し「それから10年が経ち、各々が誰もいかない道を進んで『犬王』でクロスできた。」としみじみ。現在の森山さんについてアヴちゃんが「砂漠のままでここまでレベルアップするのは凄い!」と褒めると、森山さんは「砂漠での楽しみ方を覚えたのかもしれない。野営とかをしてね。」とジョーク交じりで互いの健闘を称え合う様子も。
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また「日々のバディ(相棒)なもの」について聞かれるとアヴちゃんは「ステージ」、森山さんは「車」、湯浅監督は「ボディ」と回答。アヴちゃんは「ステージは絶対に私を受け止めてくれる場所で、ステージに立つために今生きている。」といい、森山さんは「普段から車移動をしているし、プライベートな空間でもあるから。」と話し、湯浅監督は「自分の体と対話しながら仕事をしている。」と語りました。
最後に森山さんは「この映画の音楽、色彩、アヴちゃんの歌声や湯浅監督のアニメ―ションは、映画館で浴びるべき作品です!」と猛プッシュ。アヴちゃんは「この映画に出るためにここまでやって来たのではないかと思うことが沢山あります。犬王として自分がもう一つの自分を手に入れたような不思議な気持ちに浸っています。ライブとは違って映画だから何度も通えるので、いつか応援上映がしたい!沢山の人に見届けてほしい!」とイベントを締めくくりました。
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nekosodate · 2 years
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本日もありがとうございました。 明日7/28は定休日です。 ナウなヤングと店主がヒカリエ5F #毎日猫の日POPUP でお待ちしております🐱 🐱本日の #猫に優しいお客様 🐱 ネコ科柄をお召しのMaro様。ネコ科を背負って立つ気概が素敵です。 @norimooooo 様より ・・・ ネコ科 Felidae #ネコソダテ #CAT #猫 #ネコ #シャムトラ (ShinQs (シンクス) 渋谷ヒカリエ) https://www.instagram.com/p/CghGYpmJDdB/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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honnakagawa · 2 days
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4月27日(土)open 12-19
はじまりました、ゴールデンウィーク。 何度もお伝えしておりますが、改めて初めての方もいらっしゃると思うので、お願いと注意事項をお伝えさせてください。
・お手洗いはありません。お手数ですが、済ませてからのご来店をお願いいたします。 ・手提げの袋が有料となります。無料のリサイクルバッグのご用意もございますが、マイバックをご持参くださると安心です。 (オリジナルのトートバッグの販売もあります😽) ・靴を脱いで上がっていただく店です ・古い建物で段差がたくさんあります 小さなお子さまや、足の痛いお客様、どうぞお気をつけてお過ごしくださいませ。 ・お店の前は車は入れない道となっております。 お車を停めてからのお出かけをお願いいたします。 ストーリーズの、駐車場案内、駐車場からの道のり、をご覧いただくとわかりやすいです。
諸々と不便な店ですが、お出かけの際はゆっくりとお過ごしいただけますように。 牧野千穂さんの『おやすみまくら』絵本原画展は29日まで。 サイン入りの『おやす��まくら』は残り僅かとなってしまいました…! 通販のお問い合わせをいただいておりますが、店頭販売優先とさせていただいております。 ごめんなさい…🙇
お休み中、お出かけとのんびり時間と、半々くらいが理想です。 お家でごろごろのお供の本も、選びにお出かけくださいね📚 牧野さんの描く猫さんも、革張り天金の立派な本を読んでいますね。 ※「小さい絵 Book and Boots」ご売約済みです この金の煌めきとても美しいです。 是非是非店頭でご覧くださいませ。
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poetry-for-absence · 4 days
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陰翳礼讃における詩性 (2008)
      
この著作では、西洋文化との比較における東洋文化としての、日本に独特な美意識が「翳り」を切り口にして綴られている。
現在、私たちの日常は、”西洋的な思考のかたち” で殆ど満ちている。そんな中、本当に純粋な日本的な美を、日常の内に見つけることは難しいことに思える。しかし、私はこの著作の中に、そのような美を確かに見、感じた。それは、静寂の音楽であり、仄暗さであり、暗闇への意図の介入であり、許容の美であった。
詩性および美なるものは、人間の生活に織り込まれており、そこから感じ取られ、見出されるものである。そのためか、谷崎は、生活の根幹である住居について、多くの言及をしている。その中で、厠についての叙述が特に詩的で印象深いものであった。そこに描かれていた厠こそが、最も端的に日本的な美を表しているように思え、ひいては、全ての日本的な美がそこから派生したものの様にさえ思える。
五月の優しい雨の降る午前、書斎で読書をしている。部屋には清らかな空気が満ち、障子からは淡い白い光が滲む。ふと、思い立ち、手を休め、席を外す。障子を開ける音、廊下を歩む音が、雨に包まれて、静かに響く。厠の戸を開け、入り、用を足す。桟越しにのぞく庭木の緑が、厠の暗さに映える。ああ、葉々の緑は初夏のものが一番美しい、と思う。雨粒は葉に落ち、大地を想い、したたる。今日は穏やかな日である。
これは、本文から着想を得た創作だが、この様な厠の詩性には、大いに感じ入るものがある。
著作中に描かれている厠に日本的な美の本質がある、という私の認識は前に述べた。そこで、日本的な美を構成する詩的な要素を厠の詩性から抽出し、著作に感じた詩性についての把握を確固たるものにしようと思う。
詩的な要素として、まず挙げられるのが、「瞑想性」である。それは、静けさによってもたらされる。葉のさざめき、風鈴の音、雨の庭石を打つ音、虫の音、澄んだ月夜。それらの詩は、静寂の音楽により澄明なものとなった繊細な心へと届く。また、かすかな音・静止の景色は、対比により静寂を引き立て、それを一層深いものにしてゆく。そして、心は更に深い瞑想へと誘われる。
この様な静寂の音楽は、日本的な美に於ける底流として、常にその気配を立ち昇らせている様に思える。
次に挙げられるのが、「仄暗さと暗闇」である。障子により濾過された外光、蝋燭の明かりに照らされる膳の上の椀と、その中の闇のゆらめきの様な味噌汁。おひつの中の、真珠の様な飯粒。闇の底で鈍く光る椀の金装飾。鈍い光を闇へと滲ませる金襖と金屏風。そして、その仄暗さの中で暮らす人達。
闇に溶かしてしまうことにより、魅力あるものは秘められることで蠱惑を纏い、醜いものは、闇のふところに抱かれる。美醜の、どちらも闇に溶かすことにより、日常には、仄暗い静寂と澄明さのみが残る。
そして、「暗さとの対比」が、三つ目として挙げられる。例えば、町屋の薄暗い部屋から眺める坪庭の緑は、往来で見るよりも鮮やかである。それは、明と暗の対比によりもたらされるものであり。闇の無により葉々の有が引き立つ。そして、その様な、闇との対比から色を感じる感性は、独特な色彩感覚を生む。例えば、能に於ける、闇から生まれた様な暗い緑や 淡い柿色の衣は、闇に秘められた役者の、日本民族的な色味の肌を美しく映えさせる。また、暗闇の中で鈍く光る金襖、金屏風。武者の鎧と朱の面。細部まで気の配られた能面などは、その色彩も、その造形も、闇と切り離しては、そのものの最上の美しさは立ち現れないだろう。
最後に挙げるのが、「許容による美」である。渋く黒ずんだ銀食器や、コクのある照りの出た道具に感じられる美と詩は、道具が古びてゆくという現象から「手沢」というポジティブな価値が見出されたことにより生まれる。ここでは、本来では嫌がられる「手沢」とは表裏を成す価値 ― 古びる、手拓がつく、しみが出来る、等 は、「手沢」の美と詩性により許容され、その美意識のふところに包まれている。(厠に於いては、日本的なるものの詩性の全てをもって許容され、美と詩性が生まれている、と考えられる。)
このようにながめてみると、、静寂の裡に、ものごとの白黒(=境界)を曖昧にさせることが、日本的な美の一つの側面であるとすることが出来るだろう。それは、少なくとも、この著作中に描かれた詩性の性格であろう。
現在の私たちの日常の殆どは、西洋的な思考のかたちで満ちていると最初に書いたが、だからといって私たちの日常から詩性や美が無くなってしまった訳ではない。美と詩とは、瞬間が落とす永遠の名の影であり、時代に遍在している。だから、現在に生きる私も日常のなかに詩を感じることが出来る。そこで、私の感じる日常の詩を羅列してみる。
夜降る優しい雨。夏の夜の停電。ベンチに休む老夫婦。花。深く優しい声。静かに佇む猫。早秋の空。散歩。マフラー。寒い日のバス。冷たく澄んだ部屋の空気と暖かいふとん。リンゴジュース。
いずれにしても、その詩性を詩性たらしめているのは、「静寂の音楽」である。静寂こそが、その身を詩に溶かす。騒がしさに詩が溶け込んでいることは稀である。
現代の日本に於いて、商業的な目的のみにより開発された地区ほど詩情に乏しいものは無い様に感じられる。その詩情の乏しさは、ひとえに「さわがしい」という点に起因する。その「さわがしい」のは、聴覚的にだけでなく視覚的にもである。
具体的には、過度の広告行為が挙げられる。渋谷の街などで、アイドルの新譜を大音量で広告する車を見かけるが、あれ程あさましいものはない。道行く人の親密な会話を破ってまで行う広告は、本来、人に一番近いものであるはずの「うた」への冒涜にも思える。また、延々と続く録音テープの客引き。あれを聞くと、殆ど絶望に近い気持ちになる。
「にぎやか」ならば良い。楽しいし、好きだ。詩的ですらある。けれど、機械の発する電子音、作動音が人の音を覆い尽くしてしまった「さわがしさ」に詩は感じない。そんな所に、人の尊厳も誇りもあるものかと思う。また、繁華街の、真夜中を真昼の様に照らす過度の照明、ネオンサインには非常に気が滅入る。沈黙・静寂を騒がしさの下に埋め、闇を光により押し潰している様な街の風景は、まるで空白に怯えているかの様だ。
お金と資産とは、人が人からものやことを買うための約束事である。それと同時に、権利でもある。お金があれば、ものやことを手にすることが出来る。そして、物質的豊かさが社会的地位となりうる世の中に於いて、金権は絶大な力を持ち、そのことが拝金主義を助長する。
拝金主義による物質的豊かさの追求は、空白を恐れる。それは、空白には利益が埋蔵されているという強迫観念による。そこで、物質によりその空白を埋める。ここで言う物質とは、消費される記号のことであり、それは本当の意味の食料でも衣類でも住居でもない。そんな物質に胸の奥の空白を埋めることは出来ない。むしろ、空白を広げる。しかし、その空白は気づかれず次第に忘れ去られる。いつのまにか、人はからっぽになる。そこは全くの真空であり、静寂の音楽は響くことはない。
その真空状態は、おぞましいことである。そこでは人から生気が抜け、動物としての美しさが失われている。そのおぞましい真空に空気を送り込み、人を健やかにするのが感情であり、生の歓喜である。それは、詩と美そのものだ。
私は、詩の作品たちが好きで愛読しているが、詩ほどに心を打ち、かつシンプルなものはない。詩とは花のようなものであると思う。花の美しさには、媚びや おもねりや 衒いが無く、圧倒的な純粋さを持つ。そしてその純粋さが私たちの心を打つ。その様な詩の力を、私は信じている。従って、生活に詩性があることはとても重要なことに思える。
詩性は、生活の様式の上に立つ。その生活の様式に一役(それも、とても大きな)を買うのが建築であり、その建築の様式である。建築の持つ責任は大きな強度となる。そして、様式とは作られてゆくものである。
私は、花がそうであるように、私たち自身に誠実であり、人間の尊厳に誠実である建築を創りたい。その様に、歴史の紡ぎ手の一人となりたいと、建築を志す者として思う。
(了)
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etanchan · 9 days
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あたしはあなたにはなれない
昼間に書くのは珍しいですね。いつも寝る前に書いています。不眠が加速していたのでブルーライト避けで最近辞めてました。純粋に書きたいと思わなかったしね。まとめておきたいことが終わったので暇だし書き残そう。ずっと書きたかったことでもある。
旅行に行きました。
旅行が嫌いです。子供の頃からあまり好きじゃない。修学旅行も小中高ずっと行きたくないなぁと思いながら義務で行ってた。ここ数年は年に1度だけ毎年同じメンバーで近所にのみ行ってた。静岡とか栃木とか。それも去年はなくて、正直ホッとしてた。旅行、本当に嫌過ぎる。嫌だけど年1は頑張ろうという気持ちだった。「卒業アルバムってマジで要らないし場所取ってるから捨てたいけど、捨てたら人間として何か大事なものを失う気がするから実家に置き去り。」と同じ気持ちで、旅行したくないけど全く旅行をしない人間になるのは逆に怖くて頑張ってた。でも基本行きたくない。長距離移動が苦手。家が好き。旅行で得られる経験と、旅行で得るストレスが釣り合ってない。どんなに仲が良くても誘われたら断っていた。結婚式と葬式と旅行とBBQは基本行かない。繰り返しになるけど、嫌いだから。
そんな私が旅行に行きました。いつものメンバーじゃない人と。その人へのお礼のつもりで、自分の殻を破ることでしか誠意を見せられないな、そういうつもりで覚悟決めて行ったのですが、思いの外うまくいったので、逆に旅行させてくれてありがとうみたいな感じになってしまい、恩を返すつもりがまた恩に着ることになってしまった。なので感じたことを書き残しておこうと思う。その人と破綻して全てが嫌になっても、起きた事実を忘れないように。
2泊3日。目的は仙台で行われるイベントへの参加。でも彼が福島県が故郷なのでついでに実家に顔を出したいとのことで、まず1日目に福島県へ行きました。初めて会う人とドライブするなどして過ごした。人と会うのが多分好きなので、そういう目的の旅はいいのかもしれない。ずっと会いたかった人だったしね。観光となると楽しまなきゃ感が出るけど、君に会いに来たよだと急にフッ軽な感じがして、気負わなくてよかった。夜は飲みに行って、いかにんじんを食べたりした。郷土料理に触れるのも案外悪くはないのかもしれない。義務感あるけどそれもまた思い出みたいな。因みにいかにんじんは別に好きじゃなかった。夜はひとりでドミトリーに泊まった。ずっとカプセルホテルに泊まってみたかったんだけど機会に恵まれず、また男性のみみたいなところも多いので、泊まれずにいた。カプセルホテル探してたら古い建物をリノベしたおしゃれなドミトリーが見つかったのでそこに泊まった。4人部屋で赤の他人と寝るの面白いなぁって。多分旅慣れてる人たちだったんだろう。嫌な気持ちにはならずに無事朝を迎えた。ドミトリーの斜向かいにお寺があって、そこにねこが何匹か住みついてた。朝散歩した時に撫でるなどした。そうやって行く場所全てでねこの友達を作っている私は。千葉のねこ、練馬のねこ、福島のねこ、仙台のねこ。ねこと酒はどこにでもあるし、ねこと酒きっかけで友達が増えることが多々あるので、ねこと酒が好きで良かったと思った。
2日目は仙台へ移動。在来線で1時間ぐらい?かけて向かいました。電車は寒冷地��様でボタン押さないとドア開かないタイプ。田舎だからか日曜日だからか、乗った電車は全部座れたな。嬉しかった。途中川沿いの満開の桜並木に出会った。急に窓の外がありえないぐらい美しくなってびっくりした。見惚れた。嬉しくなった。あとから調べたら白石川堤一目千本桜というらしい。1200本のソメイヨシノが植ってて、8キロもあるらしい。本当の千本桜だった。眼福。朝早かったからまだ花見客もいなくて、純粋に川と桜だけがずっと流れていって、ほんとにまばらにしか乗ってない乗客も、みんな黙って流れる景色を見ていて、なんかすごかった。夢とか創作みたいな景色と空気だった。電車から桜が見えるなんて知らなかったのもよかった。そのあとは月並みだけど牛タン定食を食べた。麦飯ととろろ。ネギが入ったテールスープ。あと定規揚げ。食べながら彼のお兄さんと話した。大人になった兄弟を並べるのは面白い。イベントに参加した後、ホテルにチェックインしてお風呂に入ってから晩ご飯を食べに出かけた。2泊目はアパホテル。旅行嫌いはアパにも東横インにも入ったことがない。お風呂が思ったよりよかった。小さいけど露天があって、日曜の昼だから誰もいなくて、大変快適。なんでこんな遠くまで来て人混みにうんざりする必要があるんだよ。という気持ちにならなかったのがよかった。人混みも別に好きではあるけど。露天風呂の壁に書かれていた「虫さんや葉っぱさんもお風呂がだいすきです。見つけたらそっとすくってあげましょう」みたいな注意書きがかわいくて嬉しかった。風呂って変だよなぁって思った。夜は牛タンカレーと牛タンのたたきを食べた。そもそもルゥが美味いのに、でかい塊の牛タンが煮込まれてて天才だった。あとなんか日本で初めて牛タンのたたきを出した店らしい。知らんけど。美味しかったです。帰りにいちご飴を食べた。今年は彼とたくさんいちごを食べれて嬉しい。彼とじゃなくても嬉しいけど。夜は手を繋いで一緒に寝た。いっぱい頑張っててえらいねぇって言われて、そうだぞ私は今めちゃめちゃ旅行を頑張っているんだぞという自意識。寝る時になって泣いた。疲れてるのと、自虐性質でいっぱいになって泣いた。心の中であり得ないぐらい自分のことを虐め抜いてることに気づいた。言われなかったことを悪く想像して勝手に傷つくっていうよくない癖。直したいなと思いながら眠った。
3日目は松島に行くと決めていた。朝7時からやっている老舗っぽいお蕎麦屋さんで朝ごはん食べた。少し待ったけど美味しかったし、女将さんが優しくて、帰る時にいってらっしゃいって言ってくれて、それだけでまた来たいなんて思ってしまった。あと七味がめっちゃ美味かった。買ってくれば良かった。そのあと30分ぐらい電車に乗って松島へ。旅行の嫌いなところ第二位、観光。何観光って。意味ある?興味ないんだが。となっている自分の機嫌を取るために、私がだいすきな漫画、ハチミツとクローバーの聖地巡礼を絡めてなんとか気持ちを乗せた。竹本くんが自転車でたどり着いた場所が松島で、瑞巌寺。ある程度の区切りをつけるきっかけとなったのが、五大堂へ続く透かし橋。同じ場所に行くんだと思えば多少楽しみだった。晴れていたら遊覧船に乗ろうと思っていたが、あり得ないぐらい晴れていたので乗った。島々を見るための遊覧船だが、海苔と牡蠣の養殖を見れたのがよかったという独特な感想。カレーパン、笹かまぼこ、おせんべいなどの食べ歩き。あとは竹本くんと同じように缶コーラを用意しといて、飲んだ。少し写真も撮ってもらって、あぁ今思い出を作っているなぁという自覚がすごかった。晩ご飯に3回目の牛タンを食べてから帰りたかったので、時間を潰すために仙台駅近くの猫カフェに行った。地方都市の平日昼間の猫カフェは最強です。完全にオススメ。東京だと外国人がいつでもいるからね。3回目の牛タンは焼肉。厚切りと普通のと味噌と。3回目なのに3種類食べた。厚切りは誇張なしで拳ぐらいあった。牛タン以外の肉も全部質がいい良い焼肉屋さんでした。ハラミ、美味かったなぁ。あとハイボールも丁寧に作ってくれてて美味しかった。〆にアイスを食べてから少し過去を回想して、新幹線に乗ったよ。帰りの新幹線はずっと泣いてた。嬉しくて。感動してた。旅行が楽しいということに。達成感もあった。でも家に帰りたい気持ちもあって、なんか色々丁度良かった。
頑張ってくれてありがとうと言われた。頑張った。私が彼のことをすきな気持ちをわかってもらえたような感覚があった。頑張れたのは彼に誠意を見せたかったから。彼のことがすきだから。彼と出会ってから私は久しぶりに、ずっと彼とあと自分自身に真面目に真っ直ぐ向き合っている。健全な人間関係。とは言い切れないけど、自分の気持ちを誤魔化したり、相手に無理を強いたりしないでいる。この気持ちを諦めたくない。負けないと信じたい。すきなものをすきだと言い続けたい。表面じゃなくて根幹を愛したい。
旅行というと、ストレス発散とか気分転換に良いとされている行動のひとつだ。リフレッシュ。正直意味がわからない。こんなにストレスの強いものはない。お前ら狂ってるよと思っていた。いやまだ思ってる。そういう大衆の意見から外れていることは自己肯定感の低下に繋がる。しかも持続的なものだから社会不適合感も煽られる。旅行が嫌いなだけで非人間感まで得ていた。なので今回旅行を遂行できたことで、少し人間になれた気がする。ちゃんと楽しかったと思えるんだ。そんな自信をつけた。リフレッシュできたかと言われるとそれは残念ながらできてない。慣れればそうなるもんなのだろうか。分からない。
死にたいと思った分だけ、生きててよかったが来るのかもしれない。ここ1年ぐらいずっと生きててよかったと思っている。心の底から思う。感動して泣くこともある。あの時死なないでよかった。生きててよかった。そういう時は大体きれいなものを見ている。世界が美しいと知ったとき。でもそれはひとりじゃ見られなかった、知れなかった。誰かと一緒だから出会えた景色であることが圧倒的に多い。そうなると、君に出会えてよかったとなる。彼に出会えてよかったと、途中からはそればかり考えていた。こんなに旅行が嫌いだと言ってる人間をこんな遠くまで連れ出してくれてすごい。勇気があるなぁと。強いと思った。僕も強くなりたいと思った。
とはいえやっぱりストレスが強かった。特に行く前。準備が終わって、あとは当日を待つだけの数日間が1番しんどかった。行きたくないとか死にたいとかずっと思って泣いてた。自分には遠すぎるとか長すぎるとか。主に不安と心配。うまくできるかどうか分からない不安と、うまくいかなかったときに自分を守るために逃げる場所がない心配。他人に迷惑をかけるんじゃないかという心配。こんなだったら家にいたほうがいい。失敗してやっぱり旅行は嫌いだなんて改めて結論が出てしまうくらいなら行かないほうがいい。旅行嫌いのコンプレックスが頂点まで達して毎晩泣いたし全く眠れなかった。ただ、仕事中に牛タンがモチベになったのも嘘ではない。楽しみではあった。食いしん坊め。あと旅行中もあまり眠れてない。元々不眠だし場所が変わると眠れないタイプだから仕方ないことだけど。休めないクセにスイッチがずっとオンだったから、旅行から帰ってきた翌日はずっと知恵熱が出てた。こうやって書いてると本当に負担が大きくて笑う。それでも俺はやり遂げたんだ!という自負。
人の故郷に触れるのは2回目だ。1度目の時も感慨深いなぁとは思っていたけど、今回はよりそう感じた。彼の後輩とお母様とお兄様に会った。こういう場所でこういう人たちに囲まれて育ってきたんだという、ひとつの答えが目の前にある感覚。彼のことはすきだけど、顔とか声とか性格とか、そういうのは好きじゃない。好きじゃないというのは語弊がある。好きではある。けどファーストインプレッションであぁこの人のことすきだなと思ったのは、多分こいつは恵まれた環境で過ごしてきたんだということで、今まで積み重ねてきた経験や出会いを好ましいと思った。それを見てきたのだから、そりゃあ感慨深い。みんな優しかったなぁ。もっとお話しして仲良くなりたかった。
頑張ってくれてありがとう、俺も楽しかった、俺の好きな場所と好きな人に会って楽しんでもらえてて嬉しかった、そう言われて、これ以上ない尊重だなと感じた。自分が楽しむことで相手を喜ばせちゃった。これはヤバい良いサイクルの中に��ってしまったかもしれない。このまま高め合って幸せになってしまうかもしれない。今後から目が離せないな。とか言って特に何もないのが人生だったりもする。
大変忙しい時期に2日間お休みを頂いたので、職場にお土産を買っていった。笹団子?ずんだ餅?みたいなやつ。すると同僚から「お土産いただきました」「ごちそうさまです」「どこ行ったんですか?」「牛タン食べましたか?」と声をかけてもらえた!多分これ当たり前のことなんだけど、旅行嫌い人間からするとヤバいことなのだ。こっちは自分の旅行も嫌なので他人の旅行に興味なんか1mmもないのだ。だって話を聞いても行きたいとか思わないから意味ないんだもの。他の同僚が休憩室にお土産を置いてても、あーなんかお菓子があるなぁ程度にしか思ったことがない。そんな非人間に対して、どこに行っただの何を食べたのだの声をかけるなんて。ヤバい。ヤバすぎる。超嬉しい。松島に行きました。牛タンは3回も食べました。楽しかったです。お休みありがとうございました。え?!?!?!私!!!!!人間じゃん!!!!!!!!今超人間なんですけどーー?!?!?!大興奮である。構ってもらえて嬉しいという大変原始的な感情。旅行すごい。お土産すごい。人々の文化的な営みの仲間に入れてすごい。旅行終わってるのにまだあるんですかーーー?!ってなった。次からはお土産をいただいたら興味を持って軽い雑談をしようと思いました。すみません今まで無味乾燥にお菓子だけ食べてて。
さて、じゃあ旅行が好きになったかと聞かれると、別にそんなことはない。ずっと嫌いだったものをそんなに急に好きにはなれない。ただこの3日間のことは好きだった。楽しかった。行くまでの気分の落ち込みもなかったことにはならない。確実に嫌だった。楽しかったからいいや!とはならない。誰とどこに行くかが大事なので、旅行ならなんでも!みたいなことはない。とっても限定的な旅ではあったが、私にも楽しむことができるんだという光明を得たのは大きい。今年はもういいけど、来年なり再来年なり、もっと未来でもいい、またどこかに行けるかもなぁという希望を抱かされた。実際に行くかどうかは分からない。ただ希望を持ってるのと持てないでいるのとでは生きやすさがだいぶ違う。他の苦手なことも挑戦してみようかななんて気持ちにもなる。
貴重な経験だった。連れて行ってくれてありがとう。また僕をどこか遠くに連れてってくれますか?
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lunahoshisolar · 19 days
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弦巻マキと私が怪談をする理由
「モカちゃんだよね?帰国子女でイギリス育ちって、マジ?」
転入初日の転校生の私の周りはきっとそういうセリフで溢れかえるのであろう。宮舞モカは、脳内で同じ景色のイメージを繰り返した。「モカ」という、自身の本名で弄られることもあるかもしれないが、その時は、「モカちゃん、モカ好きだったり?」と意地悪く聞かれてもこう答えるつもりだ、「まあ、実は」。
キャラ付けは、唐突な理由であったとしても、やぶさかではないのだ。
宮舞モカはいわゆる「陰キャ」だ。陰気なキャラ、陰の気を纏うキャラ、陰気な雰囲気なキャラ、陰険不粋支離滅裂……自分をそのように定義してきたのはモカ自身であった。
もしモカの守る強い自我が壊れるとするなら、陰を圧する程の陽気を身に纏った「陽キャ」によるものである、とはモカにとっては自明の理であった。陽の気を圧倒する陰の気で武装すればモカの自我は守られる。だから、モカは「陽キャ」に対抗できるだけの陰の気を使い、陰気に陰で人目につかないところで論理を講じれば良いだけだった。
それがモカの考え得る「最適の生存戦略」であった。モカは生き残らねばならなかった。
情報収集のためにモカは引っ越したばかりの土地で一人散策をした。
一人行動が肝で、これは「学校で一人で行動していても猫好きな自分は気質が猫的であるから」と上手く納得してもらうために、考えた設定だった。
母がイギリスで可愛がってた野良の黒猫は、その為に「モカの唯一の親友なのだ」とモカは母にわがままを言い、日本に連れ帰ってきてもらった。モカの唐突な強い自我に驚いて母親はもちろん、快諾した。
しかしもちろん、これは嘘だった。イギリスの話を聞かれたら、猫といたから寂しくなくて、友達が居ないんだとか、居なくても平気とか、自分の話を避けたくて作った設定だったのだ。別に猫が居たから友達を作らなかったんじゃなくて、アニメの話をする友達をネットでだけ作って、引きこもりを家族に心配させないためだけに家にいる趣味を作っていたら、こうなってしまったのである。
音楽を聴くのが好きだったわけじゃあない。黙っている言い訳が欲しかったのだ。ヘッドホンをつけて、下を向いていたい。しかし、そうやって快適に無挙動でいるために世界観を領域的に展開する完璧な選曲のプレイリストは、気付けば独自色が強く、自我を感じずに居られぬ趣味の様相を放ってしまった。ここまで蓄えた知識を、使わない陰キャではない。ネットDJを、始めた。ショート動画を投稿して、猫ミームに乗せた自分のニッチな趣味の、わかる人にはわかる感じがある、そういう音源を加速させたりノイズを入れたりした、ヤバい感じ、普通じゃない感じの音源がコメント欄で、「ヤバい」と賑わうのが、モカは爽快であった。
モカは承認欲求を醸造した。
一挙手一投足がキャラ立てしていなければならなかった。
それでないと全て夢が晴れてモカは現実が見える。嘘は少し真実が入っていて美化されていれば、趣味がいい表現方法になる。もしモカが、ただ単に英語を喋れるアニメオタクとバレてしまってはいけない。それをモカ自身も気づきたくないしモカが気付かなければ突っ込まれることもないだろう、だって陰キャだから。
そうやって、自我の強さを隠せぬまま、モカは新しい町の一角で寂れたカフェに入った。しかし、思ったより中が小綺麗であり、そこに予想外で慄いてから、顔涼しく自我論理を整理して気分を落ち着かせていた。ちなみにもちろん、モカを注文した。
気分が落ち着いてからモカは思い出す。時間差でジワジワ襲ってくる本当の問題はそのカフェモカを持ってきたのが金髪の少女だった事であり、しかも……
「(えっ……同じ制服なんだが……?)」
……モカのこれから通う、学校の制服を着ていた事であったのだ。
宮舞モカは、いわゆるハーフ、ではない。純日本人の「純ジャパ」であるから、「帰国子女」属性だった。
これはこれから通う学校で既に外国情緒枠が埋まっていて、しかもそれを外見で即捕捉出来てしまう���パッシブスキル」としての「外国情緒」枠である。宮舞モカ、彼女のように、「アクティブスキル」として、使う武器として、コマンドを押さないと発射されない「外国情緒」じゃない。ここまで来ると下位互換で呪いに近いのだ。「英語出来るマウント」で、押し通すしかないのだ。
しかしそれにはこのブロンドの少女が、英語ができるのかできないのかを判断しなきゃいけない。この日本で私以外に英語ができる人がそんなにいるわけないから、私が話しかけて判断しなきゃいけない。
ーーハードルが高すぎる……。それじゃあ、外見を。
「パッシブスキル」を盛るしか。それしかないのである。アニメ属性として、「海外育ちはエロくて無意識だ」なんてものがあるのだ。こいつは、使わない手は無いので、日本で「ドM」の象徴のチョーカーとか、日本育ちでは珍しい「谷間の露出」、そういう私が英国でもやってない格好を日本国でやることにした。
幸い髪も切って、インナーカラーを入れて(アニメでも流行ってる)、そうすれば、大人しくて怖く無いけど外国人的でかっこいい「私」が生まれ、金髪の子にも客だったのがバレず済む。今日起こったことは転生モノの小説の、転生前に突然起こるトラックの接触事故だったのだ。金のトラックに私は事故って、今、神の恩寵により理想の自分自身に生まれ変わったのだ。そういう流れで私の事前知識系チート人生が始まる。
……はずだったのだ。その少女は、私のクラスに居た。そして、帰国子女設定を盛り過ぎたせいで、陰キャ隠しのための「大人しいクール系」設定が化学反応を起こして、「日本語が苦手」だと先生に思われてしまった私は、クラスで唯一英語が出来るその少女の隣の席を任命されてしまった。そしてその少女にマシンガントークで英語で話され、私の「一目置かれる黒猫少女」という夢の学園生活は終わりを告げた。
ーー絶対今浮いてんじゃん。
ーー絶対怖がられたな。
もうキャラ変更が容易に出来なくて、脳内の自由が、アイデンティティの可変性が私からは消え去っていったと感じていた。思ってた流れではなく無意識に、「興味のなさそうな生返事をする無気力系無言威圧主人公」に私はなっていたのであった。
「日本語は、どれくらい出来る?今言ってること、わかるかなー?この後の授業とか、先生に相談する?あ、英語で言い直そう!えーっとねー」
「あ、えっと、弦巻、さん……だっけ、私、日本語出来るから……気を遣わないで、ね」
「うっわー!日本語ペラペラじゃーん!やばー!心配したの恥ずかしすぎる!みんな、モカちゃん日本語めっちゃうまい!」
ーー何故……
何故全てが、悪い方向へ行くんだ?「英語めっちゃペラペラ」の想定はしたが、「日本語めっちゃペラペラ」は想定せず、日本語のうまさで弄られるのも想定せずにいた。
「あはは……私、アニメ好きの陰キャですので〜……ははは……」
もうクソ喰らえで私は、自ら白旗を上げ、セルフハンディキャップという完全なる防御技を繰り出すに至った。セルフハンディキャップとは、自分自身の自我を守るために敢えて自分を「最初からできない奴」と定義して、自分や他人からの失望に先制して釘を刺す行為だ。
「マジで!?私、バンドやっててさー!アニソンめっちゃ弾いてるよー!ギュンギュンって、ムスタングでね!エレキギターなんだ!」と弦巻マキは金髪を振り乱して陽キャに語った。早口語りもこいつがやれば可愛く済むようだ。もう脳内にさえ私の居場所は無い。
「そうなんだ……なんか、すごいね、弦巻さん……私なんか、一人でネットでーー」
「あ、弦巻さんじゃなくってマキでいいよマキマキとかマッキーとか」
心が完全にポキリと折れた。三つの選択肢、多すぎる。私には何もわかることができない。
今、自���が猫だったら奇声をあげて飛び上がってそこら中にあるものにぶつかりまくり部屋を出ていた。本当に人間でよかったと思うし、もう黒猫女子なんてクソ喰らえと感じていた。人間万歳だ。
「じゃあ、マキ、さん、は……えと、沢山あるんだねえ、好きなこと……」
嫌味のつもりで言った。早口でうざい、と言うつもりで。弦巻マキは笑顔で頷いて、私は消えたかった。私が昔言われたことは、彼女にとっては褒め言葉に感じるのだ。私はやっぱり普通じゃ無いのだ。やはり私は新しい自我を創り出し、その中で完璧にキャラになり切って生きなきゃいけないのだ。
宮舞モカの肉体とキャラという棺桶に生きるアンデッドだ、私は。スクールカースト外の最下層で、人々に生かしてもらわなきゃいけない、精神的インプレゾンビなんだ。建物の中に生きている血肉の気配と音だけで駆けつけて必死に這い上がる腐乱死体だ。頭の中で一番大きな雑音の「弦巻マキ」に、本能で追い縋るしか私は出来なくなってしまっていた。
そんな風に、私は彼女の父親が営む「喫茶マキ」の常連になっていた。
放課後、隅っこで、店を手伝う弦巻マキの淹れたモカを飲み干し、おかわりを気付いて淹れてくれる弦巻マキとの無言の交流を「特別さ」の演出のために知らぬ顔で用意した。幸い、ノマドにオタク陰キャをさせてくれるだけの物質的優位性を私は確保出来ていて(スマホ、タブレット、ノートパソコン、ファイルのクラウド連携等)、私はずっと殻に篭ることができた。猫が懐く時のように、距離を置きながら空間を共有した。庇護欲に頼りたかったからだ。でも、弦巻マキは私を庇護しなかった。
「モカちゃ〜ん、今日も、閉店まで居てくれたね」
弦巻マキは笑顔で身を乗り出しながら、向かいに座る。これは、毎日の日課になった。彼女は、私が彼女のために閉店間際まで店にいると思っているらしい。そのポジティブな陽キャ思考の恩恵で私はほとんどの文脈を自分で作ること無しに受け身に築かれた、対等なる友情を享受した。
「うん……マキちゃんが居るから……えへへ……迷惑かなぁ……」
迷惑なわけがない。弦巻マキは、思っていたよりも、静かな時間を好むタイプだったからだ。
学校では明るく音楽や友達の話をし、ギターを練習して、時には歌ってから、家に帰る。父親のためと思われた喫茶店での手伝いは、むしろ自分のために行なっているようだった。コーヒーを淹れ、掃除をしながら、完全に「ここにいない」、空想の世界に旅立った虚な目をした弦巻マキを、そのうち地蔵のように意思なく座る宮舞モカに対して頻繁に見せるようになったからである。
そして、毎日毎日閉店後に自分の向かいに座る時、私に対して「何か」確認するような目線を向けることが増えていたのだ。
それが何かわからない。しかし、私にそれに同意する以外やることは無い。私は意思無く、彼女の意味のある目線に同意するように目を合わせ続けた。
……今思えば、猫同士がお互いの存在を確認し合う時にそうするようにだ。
「迷惑なわけないよ、私って……、学校での時が、全部の私じゃないし。それを見てる人がいると、ちょっと救われる、自分は普通じゃなくても居場所がありそうだから……なんちゃって。重いかも!」
どきり、とした、普通じゃない弦巻マキと言われると私もそうだと言われた気がした。
だから、私はそう言い、続けた。先に言って、認めちゃえばいいと思っていた。
「わかるよ。私も普通じゃない部分あるし、シャーロック・ホームズだってさ、普通じゃない……そう言う人が、普通じゃない視点だから普通じゃない事件を任されて」
シャーロック・ホームズが特段好きなわけじゃなかったが、その英国で一番愛された虚構の人物になれば、虚構の中に住む自分が愛せるきっかけになると思った。私は、自分を構成するもの全てが、消費され得る要素に格納されてなければ、安心して生きることは出来なくなった。
そして、シャーロック・ホームズを引用する私を弦巻マキはとても愛していた。引用する度に拡がる瞳孔を私は決して見逃しはしなかったし、それは私を安心させた。
「モカちゃん、詩人だよー!モカちゃんってシャーロック・ホームズ大好きだよね。流石、イギリスの帰国子女って感じ!私と違って、すっごい、頭いい感じする、教養っていうの?かな〜、うんうん」
また私は、安心した。私が持つものが弦巻マキに無い要素ならば、彼女は完全なる存在であるために私を必要とし続けるだろうと考える。
私が彼女を完全にする、ピースでなくてはならない。弦巻マキを構成する欠けたピースは、私が全て推理して突き止めねばならない。そして、それを全て合わせて、答え合わせをするのだ。今この時のように。犯人は、必ず全てを自白しなければならない。弦巻マキの罪は、私が一番知ることになる。
「それでさ、アーサー・コナン・ドイルって、すごいオカルティストだったっていうのもモカちゃん勿論知ってると思うんだけどさあ」
何?
「うん、そうだね、オカルトエンドの話とかあるしね」
心臓が早鐘を打つ。この入り方はなんだ?
「うんうんうん、そうそう!未知を探求して証明する人が、証明出来ない現象に対してこの世界以上の存在を認知して知覚してしまう、その在り方がすっごくいいと思うんだ!私の持論だけど……」
「わかるよ。私も、この世界がなんだよって思うし、さ……この世界の原理なんて、ぶっちゃけ超自然の前ではゴミカスに過ぎないしね、あはは」
「そうだよ!!」
えっ?弦巻マキは興奮している。私はこれが何かわかっていないが、彼女の呼吸、空気感、リズムを体の方が既にわかってしまっていた。
毎日毎日擦り合わされた充満された空気の密室で、私たちは重なり過ぎていた。
だから、口を突いて、彼女の求める事が体全体で勝手に出てきてしまっていた。私は言った。
「なんていうか、目に見えるものなんか全部虚で、全部幻想なんだよね。全部意味なんてないよね」
……弦巻マキの頬が紅潮してゆく。私は弦巻マキの何かのスイッチを押してしまったようだった。
金髪のエメラルドの瞳の、繊細で柔らかいマキ、頬の肉が幼さを感じさせる。
彼女の前で私は、彼女の肺を満たし続ける「空気」で居続けるしかない。彼女は大きく息を吸い言った。
「それって、本当そうだよねー!私も、たまに逃げ出したくなるの、私っていう存在から。でもね、私という存在って本当は儚くて……本当はすぐ消えちゃう、霧に映し出された幻想で、まやかしなんだって思うと救われるの。だから、この社会を生き抜くために私たちは、ぶっちゃけ非日常の真実に向き合い続けねばならない」
弦巻マキの本気の時だけ使うテナーの声が、私の鼓膜を揺らす。平衡感覚がおかしくなりそうであった。もし、私が猫だったなら、よぼよぼと足腰が不確定に揺れたであろう。
「モカちゃんって、猫ちゃんとしか仲良くないじゃん?特に黒猫って、不幸の象徴としてヨーロッパで狩られ続けたけど、私、それってモカちゃんがワトソンくんをすごく可愛がってる理由なんじゃないか?ってずっと思ってたの。自分を重ねるって言うのかな!?そして、それが今わかった、やっぱりそうだったんだ!すごいすごい!モカちゃんやっぱり詩人だ!詩は、オカルティストが暗号を隠す一番愛された手段だから!モカちゃんは、生き方がタロットカードでグノーシス的なのだ!」
金切り声を上げて、マキは大喜びした。マキの唐突なラップバトルに、私は加勢した。
「そうだよ!全ての生きとし生けるものの行為は霊的実現で、生命の樹を上に辿る知恵の道なのだ!」
もう弦巻マキは、ギターさえ必要としていない。ギュエェー!とギター顔負けのリフを喉から搾り出し、弦巻マキはのけぞり膝をついたのだ。ギターのムスタングは、彼女が社会的顔を保つための、彼女の身代わりで、ガワだったのだと思い知った。
もう彼女を止められる人はどこにも居ない。
マキは続けた。止まったらきっと、息が出来なくなって絶命する。
「私静電気すごい起こる体質でさぁ〜!たまに、静電気でビビッて髪の毛逆だっちゃってアンテナみたいになるんだ!妖気、感じてんのかな〜?人間はみんな体に電気が通ってるんだけど、霊もプラズマとか電気的エネルギーだって説があって、実際埃っぽいとこで出やすいらしいんだよね。だからモカちゃんもいつも埃っぽいの?」
「エッ、うんそうだよ当たり前じゃん!やっぱりその方がインスピレーション湧くから!チャンネル合うっていうのかな!すごいよね!」
はあー、と弦巻マキがため息をついた。これは私でも解るが絶対恍惚の吐息である。
「実はさ、モカちゃんといる時の方が静電気酷くなるんだよね」
前情報を元に弦巻マキの頭頂部に目をやると、やはり、毛が二本アンテナのように逆立っている。
嫌な予感がする。私はホラーは大の苦手なのだ。深夜に怖い話やスレを読み漁るのは自傷としてのホラー鑑賞なのに。
「これから毎日、うちで夜まで怖い話しよ!」
私は、完全に諦めた。
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a2cg · 1 month
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意味が変わった言葉と私
「厄介」という言葉の元々の意味は「扶養家族」と言う意味だったそうです。そこに「居候」とか「タダ飯を食べに来る客」の意味が加わり今のイメージに近くなったそうです。
「したたか」も「ずる賢い」ニュアンスですが、本当の意味は「強くてしっかりしている様子」を表す褒め言葉であったので漢字で書くと「強か」ですね。
英語でも“Go West”は19世紀では「死ぬ」と言う意味でしたが、ヴィレッジ・ピープルが歌った時には「LGBTに寛容な理想郷である西海岸に行こう」と言う意味でしたね。
その後1993年にカバーしたアーティストのPVでは旧ソ連の国歌を彷彿させるアレンジで「社会主義の東側から資本主義の西側に行こう」と言うニュアンスが加わりました。
そのアーティストといえば PET SHOP BOYSでしたが、代表的なペットといえばワンちゃんですよね。
と言うわけで本日のオヤツは店主の愛犬の名前を冠した #marble #マーブル です。犬型のビスケットや猫型のプリンが気になりましたが #プリン と #カフェラテ にしました。
以前は立ち飲みスタイルであったようですが、今では座席とテーブルが用意され、くつろげるスタイルに変わったようです。
上にたっぷりのったクリームと一緒に掬っていただくと、ほんのり感じる苦味のあるカラメルの感じとプリンの甘さそして柔らかいふんわり食感の甘さがやって来ます。
これに #ラテアート が見事な苦さとクリーミーさの融合した香り高き琥珀色の液体を摂取すれば、甘さとの対比でおいしさが際立ちます。
開放的な大きめの窓は一昔前であれば落ち着かない対象であったのかも知れませんが、今の時代においては採光性に優れたものに生まれ変わったとも言えます。
同じように見える毎日でも違った意味を感じられる瞬間を感じる素敵なカフェでした。
#蔵前ランチ #蔵前グルメ #蔵前カフェ #蔵前スイーツ #蔵前喫茶店 #とa2cg
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