Tumgik
#孤独になっても 曖昧になっても いつも前に進んでいる もう どこに居たって 観えてしまう希望でいつも願う 今 の向こうへ
yunmew · 2 years
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LAMP IN TERREN 『ランデヴー』
UFOにグッドバイ あの日 本当に見たんだ
誰に話しても 嘘だ で終わった
だからもう優しさにもグッドバイ
あればある程僕には到底 意味がないと知った
知らないままいれば良かった事ばかり
余計な記憶 ふと蘇って恐怖
思いのまま この星から旅立って
誰にも見えない場所で 夢 と待ち合わせ
あの世界へ 望む未来へ 弱くなっても まだ終われない声
僕にだけ 観える希望で いつか誓った 夢の向こうへ
夢の世界に グッドバイ また現実に戻った
知らない事は 愚かでも 勇ましくあれた
だけど気づいてしまった また大人になった
戻れない日々の中は 空っぽに見えた
知らないままいれば どこへも行けやしない
約束した 未来も 果たせそうにない
思いのまま 強くなれるのなら
もう疑わないよ でも 忘れられないよ
離さないで 弱い自分も ぼんやり浮かんで 見えた未来も
触れないように 見えないように 隠したって ふと 思い返すさ
孤独になって 威張り散らして 世辞にも良いと 言えない日々は
どこに居たって 影みたいに 誰よりも 僕の近くにあったでしょう
怪我した場所は 避けるように 隠してしまった心臓
覚える事と 引き換えにして 臆病の底の 強さってやつを
きっと 見つけ出すさ
あの世界へ 望む未来へ 痛みを知った 本当の声
怖がらないで 本当の僕はいつも 誰よりも僕の近くで
孤独になっても 曖昧になっても いつも前に進んでいる
もう どこに居たって 観えてしまう希望で
いつも願う 今 の向こうへ
🥲
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2ttf · 12 years
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yupikcamp-blog · 7 years
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10_『ブエノスアイレス恋愛事情』
都市の《ノストロモ号》脱出のために
 無計画な街づくりとふぞろいな建築物、帰属感も倫理観もバラバラな市民達の一方通行なコミュニケーションが街のノイズとなって増幅するアルゼンチンの首都ブエノスアイレスでの暮らしが、いかにストレスフルであるかという前提を街で拡張し続ける雑多な建築物の実景カットの連続とガラス張りの高層ビルに反射して映る古びた低層ビルというカットを反復して見せながら主人公のマルティンは教えてくれる。この映画で起こることは、どの国のどの都市でも起こりうるありふれた日常のパノラマであると同時に、ブエノスアイレスという特異な街の"ある側面"を通して必然性をもって立ち現れる。そして、世界中の都市で暮らす単身者へ向けて投影された"隣り合わせの男女"をめぐる無用装置の一点透視図のようでもある。
 タイプライターで打たれた出版元も発行年もわからない薄汚れたフェティッシュ本や、ほとんどの人にとってゴミ同然のVHSテープの山を横目にこの文章を書いている。本当に"必要のない物"に溢れた部屋に暮らしていると、マルティンのデスク裏に飾られたアニメのフィギュア達や膨大なiTunes内の音源、部屋中のありとあらゆる機械の電源や(マルティンの部屋の照明スイッチの上には"NEVER AGAIN"と書かれていたが…)Amazonで買ったワーキングチェアなどという既視感に比喩ではなく自責感からくる〈眩暈〉の連鎖に巻き込まれる。都市で暮らす非生産的な単身者が無用の装置を愛し、彼らのエロティシズムとナルシシズムによって何も生み出せない一方通行な行為の反復を僕らは今日も繰り返している。主人公の男女2人がそれぞれの部屋でMacの"Photo Booth"という内蔵カメラを使ったアプリケーションで〈自撮り〉をし、安易なエフェクトをかけたりしながら夜な夜なひとり遊びをしているシーンがある。単身者に限定せずとも今や誰にとっても特別でも何でもない写真や映像というものが撮影者の自己愛と強固な繋がりを持っている事は明らかとして、それを〈自撮り〉というカメラ付き携帯電話の登場以降を表徴する撮影技法によって自身が自身をイメージ化する行為に多くの人々が慣れきっている。画像編集ソフトなどを通さなくてもアプリ内蔵のエフェクトであらゆる形や色に変容・変体でき、時にはその存在を消失させてみたりしながら、僕らは画像化・映像化(無機物化)した自らの身体との戯れを続けている。劇中の彼らの様な他者を排除した密室でのひとり遊びに留まらず、メディアアートやセルフドキュメンタリーのような映像表現の多くも撮影者(第一の眼)とカメラ(第二の眼)とモニターとを繋ぐケーブル内で反復される自己愛の転換と循環がその撮影方法からも見て取れる。この映画がDVDでより多く視聴されることを想定していたかは分からないが、あるカットでマルティンが見つめるMacのモニターを彼の肩越しに映す。もし視聴者が映画内と同じMacを使ってこの映画を観ていた場合〔私が見ているモニターの中の映画→の中のマルティンが見ているモニター〕という状況が生まれ、このカットによって初期ビデオアートに見られるモニターに繋がれたビデオカメラのレンズをそのモニターに向けることで生じる合わせ鏡のような効果、"フィードバック"に似た現��が起こり、鑑賞する〈こちら〉と映画内の〈そちら〉が果てしなく反復されるイメージの一部として映画という二次元世界に接続されてしまう。コックピットのようなデスクの回りだけで生活のほとんどをまかなってしまえる都市の闇に浮かんだ宇宙船のようなマルティンの部屋と僕らの単身マンションが永遠に繰り返される無限の無用世界に引きずり込まれてしまうような錯覚だ。僕たちは明日も明後日も"NEVER AGAIN"と自らを戒めつつ、部屋中に散らばる無数の電源スイッチの入切を繰り返し続けているのだろう... しかし、途方もなく無用であることの美しさを知ってしまった単身者達はその代償を払うかのように、また新たな無用装置を夢想することとなり非生産的・非実用的な営みに従事することになる。
 都会に住もうが田舎に住もうが僕たちはあらゆる矛盾を背負って生きている。もう一人の主人公マリアナは建築家でありながらエレベーター恐怖症、しかも人の住めない住宅模型しか作った事がない。ショーウィンドウの装飾で生計をたて、その作者不明の作品という匿名性と空間としての寄りどころのなさからこの仕事を好んでいる。この匿名性から来る安心というのはそのまま今の情報社会・監視社会を成立させている構造のフィクショナルな部分に置き換えられないだろうか。常に誰かに監視されているのではないかという恐怖心は逆説的に常に誰かに見守られているという安心感を生んでいる。自らの存在を曖昧にし、店の中でも外でもないガラス張りのショーウィンドウというどっち付かずの空間に身を置くことで、自身に向けられるあらゆる視線の恐怖から身を守っている。また、作業中にマリアナが感じる「立ち止まった人は私に興味あるかも」という、ガラス越しに向けられる街行く人々の視線の反射と吸収によって生まれる自意識は、単身女性であるマリアナと無機質なマネキンへ向けられる欲望の視線の混同(同一化)として表れる。そして、ある日のマリアナはマネキンにダースベイダーとストームトルーパーのヘルメットを被せ、自身はレイア姫風の髪型と服を着てショーウィンドウの中に立つ。僕らが街ですれ違う警官の顔がどれも同じに見えて識別できないように、ある条件下で身に纏う衣服やあらゆるお仕着せられた制服が中身の人間を可塑性に優れたプラスチックの様に均質化させてみせるのだと示している。商売道具のマネキンに囲まれたマリアナの生活を覗き見ているうちに、Radioheadというバンドが95年にリリースしたアルバム《The Bends》に収録されている"Fake Plastic tree"という曲を思い出した。この曲が何かこの映画についてや彼女の心象について説明しているという訳ではなく「ただ思い出した」というだけなのだが、つまりここで言いたいのはプラスチックという素材がいかに前世紀的な素材であったかということだ。この事実については説明するだけ野暮だが、月面着陸した宇宙飛行士のバイザーを象徴として様々な製品、美術作品にもプラスチックが採用されてきたし、勿論のこと映画のフィルムだってその例外ではない。お仕着せられた制服や画像化する自らの身体との戯れによる"無機物化する身体"というような考え自体、80年代にすでに語り尽くされたテーマであるし、現在騒がれるAIによる人間支配というような機械と人間との主従関係の逆転に対する恐怖というものだって産業革命以降、それより以前の道具が機械へと進化した瞬間から常に僕たちはその逆転現象に怯え続けているではないか。カフカやデュシャンの様な20世紀の作家・芸術家達もまた無用の機械装置と人間とをめぐる作品を残し、その批評性に見るある種、黙示録のような提示を発表当時、あるいは現在(未来)の僕たちはその無用装置の機械的構造から〈性の二元的対立〉を見ることでかろうじてその意図を解釈し受けとってきた。この映画も前筆の前世紀からひきずる普遍的なテーマを引継いではいるが、公開年の2011年当時、また2017年現在において現代都市で暮らす僕たちが探している今日のテーマというものがきっとあるはずだ。それはこの映画の中に過去のそれらとはまた別のテーマを見つけられるはずだということだ。あらゆるものが可視化されそれまで見えなかったものが見えるようになっていく日々の中で僕たちが逆に見えなくなっている、見ないことにしているものが身近な所に隠れてはいないだろうか。しかも、それは僕らのすぐ隣りにあって普段なら見過ごしてしまう様な本当になんでもないものたちかもしれない。
 マルティンとマリアナは隣り合うビルに住み同じ様な行動範囲で生活をし、街中で幾度もすれ違っているのに互いが互いを認識し合い運命的な出会いを果たすことは決してない。マルティンはPCモニターというガラスの中に、マリアナはショーウィンドウというガラスの中に囚われ、いくら日常の何気ない一瞬が交差するドラマチックな場面を用意しても〈隣り合わせを揺する装置〉デウス・エクス・マキナのような機械仕掛けの神が現れない限り、偶然の奇跡というようなものはそう簡単に彼らの元へ訪れはしない。"隣り合わせの男女"が初めて向かい合うための偶然を引き起こすには、不可視なもの、日常の中に隠れていて"ないこと"にしているもの達に目を向けなければいけない。この映画で言えば、単身者のワンルームに都合良くあてられた照明の光によって打ち消され見えなくしていた自らの影... マルティンとマリアナの場合、過去の恋人という存在に囚われた閉鎖的な四角い箱の中で、その不在を"ないこと"にしようとすればするほど見えなくなっていく自分自身の存在というものに2人は徐々に気づきはじめる。 云うまでもなく、外出恐怖症のマルティンが住む宇宙船の様なワンルームの部屋もマリアナが抽象性・匿名性に安心するショーウィンドウや彼女の現実逃避スポットであるプラネタリウムだって本当の宇宙に向かって発射されることはない。実際の宇宙飛行士達も宇宙船が幾ら最高レベルの科学技術に保障された極めて安全な装置だと分かっていても、船内から覗く窓外の無限にみえる闇に対して底知れない不安と孤独を決してぬぐい去ることはできないだろう。僕ら単身者の多くは劇中の彼らの様にアパートやマンションに暮らし、普段隣りに人が住んでいる事は知っていても部屋に居る全ての時間を隣人が〈いる〉こととして生活してはいない。互いに共有し隣り合う壁を越えて何かの拍子に知覚する物音や振動、訪問者などの存在によって、〈いない〉ことにしていた"のっぺらぼうな隣人"が自らの閉鎖的な宇宙船に侵入しようとするエイリアンように、いるのに、見えない、だが確かに存在するという隠された恐怖が一瞬にして隆起する。隣りの部屋に知らない人が住んでいるという恐怖を僕たちは無意識的に遮断しながら生活しているはずだ。モノローグでマルティンも語るように「〈いる〉ということは〈いない〉ということ」であり、人や物の存在という非常に曖昧で両義的な不確実性は常に現前の〈ここ〉にあり、または不可視な〈よそ〉にある。僕らの単調な日常の中で偶然の奇跡はめったに起こらないが、"ないこと"にしている物の中に僕らにとってとても重要な何かが、もしくは想像もしえない更なる恐怖が潜んでいるかもしれない。
 それまで日当りの悪かった互いの部屋の無益な側壁を自らの手で破り、窓を作って採光したことで2人の生活に変化が訪れる。そして、真夜中の停電というブエノスアイレスらしい偶然性によって彼らの隣り合わせの日常が揺すられることになる。それは、初めてマルティンとマリアナが仮想現実の中の偶然によって繋がりをもったチャット中の出来事だったが、停電による暗くてよく見えない視界がそれまで繰り返し続けてきた"ないこと"にしてきたもの、つまり見えなくなっていた自分自身の存在に光をあててくれる。しかし、そうして彼らの手によって開け放たれた窓から映画の最後に差し込まれるしかるべき希望、の向こうに隠された単身者たちの切なる願望の行方を、僕たちはお決まりの安楽椅子に座って微笑ましく眺めていられるほど静穏してはいられないのだ...
2017.3.31 平澤直幸
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amerifuu · 5 years
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「あの世界へ 望む未来へ 痛みを知った 本当の声
怖がらないで 本当の僕はいつも 誰よりも僕の近くで
孤独になっても 曖昧になっても いつも前に進んでいる
もう どこに居たって 観えてしまう希望で
いつも願う 今 の向こうへ」
Still thinking about a lot of things, how much I cried watching Moana, how much I cried for my childhood friend, how I've overcome this professional/life hurdle, all the things I've seen on this and other trips, how I handled myself in many situations during this trip, my relationship with those around me in my life... I really have changed, and time is passing.
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yunmew · 6 years
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あの世界へ 望む未来へ 痛みを知った 本当の声
怖がらないで 本当の僕はいつも 誰よりも僕の近くで
孤独になっても 曖昧になっても いつも前に進んでいる
もう どこに居たって 観えてしまう希望で
いつも願う 今 の向こうへ
💕
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