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vintagerockstd · 7 years

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2017年4月1日

3月16日（木）

　かなり近づいて来たなぁ、春。何なら2月の中旬くらいに個人的には春到来を認定していたが、いよいよ疑う余地もなくなってきた。本日はSTUDIO COASTでクリープハイプのファンクラブツアー。 9カ所におよぶ「全国開催」という形には拘らせて頂いた。この手の企画はコンパクトに「東名阪」、あるいは「東京だけ」というものが圧倒的にマジョリティだが、全国各地にリスナーが居るんだという事を忘れてはいけない。1カ月のスケジュールをほぼ潰す事になるし、掛かるコストを考えると圧倒的に低い利益率なのだが、メンバーや関係各所を説得し開催に漕ぎつけた。残念ながら初日の仙台は延期となってしまったが、お待たせしてしまう分、何らかの形でお返しはしたいと思っている。

　そんな訳で初日となった新木場公演。病み上がりを感じさせない非常に良いライブだった。ここ1年遡っても「No.1」の出来と言っても過言ではない気がする。ワンマンライブの感覚はこれで取り戻せたので、もう大丈夫。来月発売の新曲「イト」も初披露。この曲はちょっと、ハネそうな予感がする。

3月17日（金）

　終日、オフィスにてデスクワーク。今日は花粉がとにかく酷いので、出勤途中でランチ調達を済ませ、一歩も外に出ず終業まで過ごす。決算は無事、着地したのだが困った事に、もう一つの関連会社の決算が佳境とあって、気を抜く暇がない。

　この時期になると江ノ島に行きたくなる。しらす漁が解禁になる時期で、採りたての生しらすをつまみながら昼からアウトドアで呑むビールの味が懐かしい。久し振りに行きたい。

3月18日（土）

　今日もあったかい。ミッドスプリングまであと少し。本日はキネマ倶楽部で在日ファンクの対バンツアー最終日。「これでもか」ってくらいにマッチングのいい会場に、「これでもか」ってくらいマッチングのいい対バン「オーサカ＝モノレール」を迎え、「これでもか」ってくらいの勢いでチケットが売れて完売御礼。連休という事で各地で色んなイベントが行われているが、間違いなく一番「濃い」イベントのはずである。どっぷり「ファンク」漬けの夜になった。

　本日の弁当は、個人的「弁当ランキング」ベスト5に入る中華弁当。毎回、おかずの組み合わせは「お任せ」で頼んでいるのだが、今日の組み合わせはベストチョイスであった。

3月19日（日）

　誰が何と言おうと「春」。分厚いアウターは完全封印とさせて頂く事とする。昨日に続きキネマ倶楽部で在日ファンク。本日はSaxゴセッキー脱退に付き、現体制での最後のライブとなる。やはり何というか。同じメンバーで何十年も休まずバンドを続けていく事は、奇跡なんだと改めて思う。10周年を機に新体制となる在日ファンク。しっかり立て直してまた、痛快なファンクを聞かせて欲しい。

3月20日（月）

　世の中は3連休だがこちらは現場3連荘。流石に疲れも溜まっているが、仕事があるという事はありがたい事である。第三京浜を快走し横浜Bay Hallにチェックイン。本日はクリープハイプのモバイル会員限定ライブ、2度目の関東公演。先日のSTUDIO COASTと合わせ、会員限定で2公演合わせて3,000人以上集まっていただけたとは有り難い。

　午前中、時間が空いたので向いにあるホームセンターで、今シーズン用の家庭菜園用の種や費用などを物色。海沿いに建つこの会場は、今日の天気と相まって実に気持ちいい。いいライブになりそうな予感。ナイスなお客さんの後押しで、良いライブにすることが出来た。

3月21日（火）

　朝から冷たい雨の憂鬱なモーニング。毎日観ている朝ドラも、半年に渡るお付き合いが終わろうとしている。月日の経つのが日に日に早く感じるようになってきた。

　終日、社にて今週末から同時に始まるツアーの資料関係の整理や各地への連絡、手配業務など。この前、テレビでたまたま観た宅配ピザの映像が頭から離れず、そんなディナー。どうもこの手の食べ物に関する映像のインプットから湧き出る食欲を押さえる事が出来ない。

3月22日（水）

　朝から某ライブハウスを借り切��て、某バンドのツアーゲネプロ。もはや「朝練」と言える時間帯だが、ライブハウスでのリハーサルは外音を含めて中身の検証が出来るので我々的には助かるし、メンバー的にも中音のバランス作りの検証が出来るので、メリットは大きい。夕方前に無事、終了。

　その後、会社に戻ってあれやこれやをやっていたら突然、メーラーの検索が全く出来なくなってしまった。非常に不便で仕事にならず。あれやこれやを施すも復旧せず。途方に暮れて業務終了。

3月23日（木）

　引き続き、メーラー不調に付き仕事がスムーズに進まない。心が何度もポキポキ折れかける。それでも何とかしがみついた。疲労困憊。 3月24日（金）本日もメールは絶不調。しかしながら、仕事は待っててはくれないので不便な環境下での強制業務。

　夕方、CLUB QUATTROに出向きイナズマ戦隊の20周年ライブにゲスト出演のコレクターズ現場へ。今年の全国ツアー32公演が31公演になりかけていたので、そのあたりの折衝を。武道館後、ツアー前というタイミングのせいか、適度に力が抜けていて、それがかえって「大人の余裕」的な雰囲気を醸し出しており、ナイスなライブであった。

3月25日（土）

　乾いた人生に潤いを与える。先日仕込んでおいた家庭菜園の種を植える。昨年に続き大葉の収穫に期待。

3月26日（日）

　ジェットで札幌へ。3月も終わるというのにまだ雪が残っている景色は不思議な感覚にさせられる。クリープハイプファンクラブツアーは3本目で久々のcube gardenにて。記憶を遡ると2013年以来、4年振りの登場となる。我々の「北海道と言えば」の「みよしの」でパワー注入も完了。

　北海道のお客さんはいつも「熱い」。ついついその熱に引っ張られてステージ上も熱い演奏になってしまう。いいライブだった。このツアーはキャパの規模感含め、色んな事を取り返す為のツアーになっている気がする。元々はそういう希望も密かに込めていたツアーだっただけに、自然とそうなって行ってるのが嬉しい。

3月26日（月）

　札幌からの戻り日。一行より少し早い便でひとっ飛び。空港で恒例の「朝ラー」も決めて帰京。

　その足で某レコード会社にてミーティング、からの渋谷での打ち合わせなど。昨夜、寝ている間に携帯の充電をし損ねたみたいで、午前中で既に残り20％と瀕死の状態。モバイルバッテリーを購入し打ち合わせ中に充電を試みるも、見事に忘れてくるという失態。

3月28日（火）

　午前中、定例社内ミーティング。弊社は桜の名所「目黒川」に程近いところにあるのだが、毎年この時期は川沿いをのんびり歩きながら通勤している。この時期は川沿いに提灯が飾られ、夜になるとライトアップされ、それはもう物凄い数の見物客でにぎわう随一の花見スポットになる。今年はその提灯に社名をいれたものを飾らせて頂いた。昨年から狙っていてようやく念願が叶った。今朝、早速発見しテンションが一気にあがる。

　午後、某大型コンサート会場へ。正式に初めて使用させて頂くのでご挨拶を。今年は過去、稀にみぬ本数の大型公演が控えている。会社も6月で設立15年という節目の年。ここまで順調に来る事が出来た要因を色々分析してみるが、明確な答が一つだけある。ここでは言わないけどね。節目の年であり、大型公演も多いので、ちょっとした賑やかしを計画中。

3月29日（水）

　STUDIO COASTにてJ-WAVE人気プログラム「THE KINGS PLACE」のイベント。回を重ねる事、13回目の開催。今回もチケットは即日完売。ありがたい事です。ようやく「寒いバックヤード」の時期を抜け、少しだが過ごし易くなってきた。フロアは当然の熱気でむせ返るようであった。

3月30日（木）

　会社で精算を頑張る。年度末という事で取引先に決算を控えた所が多いのでお付き合い。15年目にしてようやく精算関係の社内インフラが整ってきたので、以前よりは随分と楽になったもんだ。 GW期間に東急線の主要10駅にこの後控える「Theピーズ武道館」と「SPITZアリーナ公演」の告知ポスターの駅貼り広告を出すことになり、その入稿へ向けての作業なども。この、インターネット全盛の時代にアナログなプロモーションは一見、メリットが無いように見えるが、個人的にはエリアやスポットに根付いたこの手の手法を未だに大事にしている。常に上書きされ続ける情報よりも、特定はされてしまうが毎日目にするものの効果というものも捨てがたい気がしている。何に於いてもデジタルとアナログはきちんと共存させるべきだと思う。

3月31日（金）

　「のぞみ」で大阪へ。本日は久し振りに登場の梅田CLUB QUATTROでクリープハイプのファンクラブツアー。関西圏は今日と来週の神戸公演、併せて1,000人以上の方に参加して頂ける。ありがたい限りである。この会場は外音、中音共に戦いである。本日も本番開始時、信じられないくらいの外音の変化の修正に少し苦戦したが、途中からはナイスサウンドでお届けする事が出来たはずである。

　今年も1/4が終わってしまうとは驚いた。

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