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#モスクワカヌ
theatrum-wl · 7 months
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【稽古場レポート】 『It's not a bad thing that people around the world fall into a crevasse.』 劇作家女子会。feat.noo クレバス2020 小杉 美香
50本の短編を長編として編纂した群像劇というから、コロナ禍の日々を淡々とスケッチする、記憶装置のような作品を想像していた。 でも何か、そうじゃないっぽいぞ。 このレポートでは『クレバス2020 It’s not a bad thing that people around the world fall into a crevasse.』はどんな作品なのか、長いサブタイトル「世界中の人々がクレバスに落ちるのは悪いことじゃない」とはどういうことなのか、通し稽古を見学した感想を踏まえて少しだけお伝えしたいと思う。潜入したのは稽古も佳境の9月下旬。3回目の通し稽古の日だった。
重なり合う物語 まず最初にお伝えしておくと、本作は2幕構成、上演時間約2時間45分の大作である。小さなエピソードの積み重ねでこの長さだと、途中で集中力が切れてしまうんじゃないか(場面転換が49回あるってこと⁈)と心配になるけれど、実際はそうでもない。エピソードの終わりを食い合うようにどんどん次のエピソードが入ってきて、舞台上では複数の物語が同時に展開していく。劇場じゅうを浮遊する俳優たちの小さなハミングが入れ替わりのBGMとなって、音と物語の“重なり”を強くイメージさせるのが印象的だ。
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[撮影:noo] エピソードはひとり語り、もしくは2人で会話するミニマムな形式のものがほとんど。内容は例えば、「リモート会議でカメラを切り忘れた上司のヅラが露見して困惑する会社員」とか、「不要不急の鯛焼きを買いに出かける男」といった比較的ライト(?)なものから、「ネカフェが閉店して路上生活者になった男」「地元での親の火葬に立ち会わせてもらえない女」などのヘビーなものまで、さまざまだ。どれも元は短編作品なので起承転結があって見応えがある。 けれど、先述のように各エピソードの始めと終わりには“のりしろ”部分があるので、一度の観劇ですべてのエピソードを網羅するのは不可能に近い。観劇スタート時には頑張って全てを追いかけようとしていたが、次第に「それはしなくていいんだ」「目に入ってきたものを見て、耳に入ってきたものを聞こう」と、演出に身を委ねることができた。まあ要は諦めた。自分が知覚できた物語は氷山の一角に過ぎないのだ、クレバスだけに……
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[撮影:noo] 併置され、重ねられることは、各エピソードを演じる俳優にとっては、たったひとつの自分の物語がどんどん薄まっていく、軽いものになっていくようなストレスがあることだろう(自分の長セリフの間にまた別の面白い話が始まるなんて、私ならふて腐れる)。でも実際は、重なることで確かに物語の強度が上がっているし、ノイズの中で語りを続ける俳優は魅力的に見えてならない。客席的には俳優の緊張感こそご馳走なので、ぜひ抱えたまま千秋楽を迎えてほしい、なんて思う。 ネットとの関わり というわけで舞台上は「どこを見ていいか分からない=どこを見ても良し」な状態なのだが、その贅沢さを際立たせているのが映像のパートである。エピソードのうち何本かは、YouTubeやzoom風の映像として舞台上のスクリーンに投影される。映像を織り交ぜることで否応無しに強調されるのが、生身の演劇のとんでもない情報量だ。どれほど見やすく・面白く編集された動画が流れていても、目の前に存在している人間の方に意識が向いてしまうのを感じる。映像は他者と違ってこちらに近づいてきたり刃物を振り回したりはしない。決定的に“怖くない”存在であり、現実の切ない代替手段なのだと思い知らされる。 ネットを駆使してなんとか他者と繋がりを持とうとする「zoom飲み会の寂しくない解散方法を考える男」「機種が古くてLINEのグループ通話に入れない男」「リモートセックスを試みるカップル」「閉 店する喫茶店への餞の言葉をTwitterでつぶやく男」らの挿話にも(可笑しさとともに)切実な想いが滲む。手元の小さな画面を見つめるそのザラザラした感じは、誰しも身に覚えがあるのではないだろうか。 ※なお、通し稽古では映像が完全な状態で挿入されていたわけではないので、映像のエピソードに関しては劇場入りしてから大きく印象が変わるかもしれない。期待!
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[撮影:noo] また、どうしても無視するわけにいかないのは、覆面YouTuberの動画撮影を描いたエピソード「チムチムリーの恋愛相談室」だ。畳み掛けの凄さに、取材を忘れて爆笑してしまった(思い出すだけで元気が出るので、ぜひ本当に配信してほしい)。コロナ禍の不安や緊張感が通奏低音のように漂う本作だが、ちょいちょい深刻なこと抜きで笑えるポイントがあるのがうれしい。一服の清涼剤……と言うにはあまりにも濃い味だったが、俳優の祝祭的ハイテンションに心から拍手を送 りたい。 クレバスに落ちる瞬間 ところで、本作に南極探検隊のエピソードは無い。二度とは出られぬ氷の裂け目である「クレバス」は出てこないし、“クレバスに落ちる”がどういう状態を指すかの説明も無い。ただ、見ていてはっきりと「あ、落ちた」という瞬間は感じとることができる。 伊東沙保演じる「誕生日前夜に死ぬため公園にやってきた女」と、大石将弘演じる「普通の派遣社員の男」のふたりの演技は圧巻で、強くシーンに惹きつけられた。真面目に人生や他者を愛そうとすればするほど、深い裂け目に滑落する危険がある。登場人物は(人間もそれ以外も)皆それぞれ生きづらさを抱えているけれど、この二人が深く落ちていく余韻はとりわけ丁寧に描かれ、心に残った。ぜひ劇場で目撃してほしい。 三人姉妹 そして滑落を防ぐのに有効なのは、ザイルで身体を結び合うことである。短編の積み重なる本作の軸となっているのが、女性3人のふしぎな連帯だ。緊急事態宣言中にDV避難を余儀なくされた女性を、友人らしきふたりの女性が迎え入れ、手助けする。どうやらそのふたりのうちひとりは自殺願望を抱えており、クリニックで服薬治療を受けているらしい。もうひとりは徹底して彼女たちの肩を持ち、「なぜそこまで面倒を見るのか」と疑問を呈する恋人を撥ねつける。詳しくは描かれないが、このひとりにとっても、彼女たち3人の連帯でしか得られない安寧があるようだ。
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[撮影:noo] 3人の具体的な関係性は不明で、側から見るとこの友情は不可解なようにも思えるが、互いに結び合ったザイルパートナーなのだと理解することができるだろう。誰かひとりが落ちそうになったら他のふたりが助けるし、ひとり落ちたらもしかしたら全員落ちるかもしれない。ていうか既に3人とも落ちているのかもしれない。それでもなおこのスタイルで働き、生きて、行進を続けてゆく所存なのである。 DV避難を余儀なくされた女性は、自覚の追いつかないまま深い恐怖と絶望の中にいる。彼女に友人ふたりがゆっくりと近づいていくシーンは、観劇後も優しい余韻とともに胸に残った。 「日々を越えて」 総出演者23名、2時間40分かけて、この『クレバス2020』はたったひとつのことを言い続けているような気がする。筆者の感じたそれは、「悪くないね」ということだ。「生きていかなくっちゃあね」や 「月が綺麗ですね」と言い換えてもいいかもしれない。社会生活が元々苦手な人もそうでない人も、コロナ禍でさまざまな不自由と断絶に向き合い、変化を飲み込まされた。あの期間、大なり小なり私たちはクレバスに落ちたのだと思う。ではなぜそれが悪くないかって、その下で会えそうだから……ではないだろうか。氷の裂け目の冷たい水に洗われて、月が綺麗って誰かに伝えたい、とか、ずっとこういう自分でいたい、とか、そんな澄み切った感情に気づくことができたからではないだろうか。 本作が「こんなことあったよね〜」という単なる記録のパッチワークに止まらないのは、このとてもポジティブかつタイトルそのまんまメッセージの力である。見る人によって受け止め方は異なるだろうけれど、この舞台が語りかけてくるものはとても強い。もし誰かと一緒に観劇すれば、それぞれのクレバスについて、きっと劇場を出たあと話が尽きないことだろう。それって、私たちがあの日々を生き抜いた最高のご褒美なのではないだろうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・小杉美香 フリーライター 西洋美術史専攻のち、東京で小劇場やってました。 好きな滑舌は「炙りカルビ×5」。 ライティングの得意分野はアート/映画、 そしてやっぱり演劇が好きです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 劇作家女子会。feat.noo クレバス2020 「It’s not a bad thing that people around the world fall into a crevasse.」 作:モスクワカヌ(劇作家女子会。)  演出:稲葉 賀恵 公演日程:2023年9月27日(水)~10月1日(日) 会場:シアター風姿花伝 2020年第20回AAF戯曲賞特別賞を受賞した作品。コロナ禍による緊急事態宣言中の2020年の日本を主な舞台に、当時を生きた人々へのインタビュー、ニュース、社会情勢をもとに書かれた50本の短編作品を、長編として編纂したもの。緊急事態宣言中にDV避難を余儀なくされた若者を軸に展開される、コロナ禍を舞台にした群像劇。 【本作をご観劇になるお客様への事前のご案内】 本作は、直接的な描写はありませんが、下記を想起させる表現を含みます。 希死念慮 自殺 虐待 性暴力
12歳以下の方がご観劇する際は、保護者の方の同意があることが望ましいです。 事前に台本の内容をご確認される場合は、以下のリンクから閲覧が可能です。 https://www-stage.aac.pref.aichi.jp/event/item/Itsnotabut.pdfまた、ご観劇の際のご心配事等ありましたら、本公演に関するお問い合わせ先へご連絡くださいませ。
舞台出演者: 伊東 沙保  大石 将弘  勝沼 優  木内 コギト  工藤 広夢 小池 舞 小石川 桃子  小早川 俊輔  田実 陽子  田尻 祥子  西田 夏奈子  丸山 雄也  水野 小論  毛利 悟巳  ユーリック 永扇  吉岡 あきこ  蓮城 まこと
映像出演者: 阿久澤 菜々 今井 公平 KAKAZU 小林 彩 小林 春世 β
スタッフ ドラマターグ:オノマリコ(劇作家女子会。/趣向) 美術:角浜有香 照明:松本永(eimatsumoto Co.Ltd.) 音響:星野大輔 音楽:西井夕紀子 演奏:白鳥永晃、日比彩湖、Ingel(Falsettos)、Miuko(Falsettos) 映像:和久井幸一 衣裳:富永美夏 演出助手:大月リコ(yoowa) 舞台監督:土居歩、松谷香穂 照明オペレーター:渡邉日和(eimatsumoto Co.Ltd.) 音響オペレーター:宮崎淳子 宣伝美術:デザイン太陽と雲 映像製作:佐藤茉優花 制作:植松侑子、古川真央(syuz’gen) インターン:山尾みる 主催:劇作家女子会。 noo
公演日程: 9月27日(水)19:00~ 9月28日(木)13:00~ 9月29日(金)13:00~/19:00~ 9月30日(土)12:00~★/18:00~ 10月1日(日)12:00~ ★…公演終了後、ポスト・パフォーマンストークを実施いたします。*受付開始は開演の60分前、開場は30分前 ★ポスト・パフォーマンストークゲスト 磯野真穂氏:人類学者・博士(文学)/ 修士(応用人類学)  本公演は上演時間2時間45分(途中休憩あり)となっております。 チケット:   「整理番号付自由席」 劇作家女子会。応援チケット(特典あり) ¥10,000 ★下記に説明がございます。 劇作家女子会。応援チケット(特典なし) ¥6,000 チケット(前半割) :¥4,200 チケット(一般)  :¥4,500 チケット(U24)   :¥3,200 ※ チケット(障がい者):¥2,000 ※ チケット(当日券)   :¥5,000 【チケットについてのご案内事項】 ※整理番号はご予約順に割り振られます。 ※開場時、チケットに記載されている整理番号順にご入場いただきます。 ※開演時間を過ぎますとお席にご案内できない場合がございます。 ※「チケット(前半割)」は、9月27日と9月28日、9月29日の13時の上演回に適用となります。 ※U24チケットはご観劇当日に24歳以下の方が対象となります。当日受付にて身分証をご提示ください。 ※障がい者チケットは、身体障害者手帳・精神障害者保険福祉手帳をお持ちの方、また付き添いの方1名様までご利用頂けます。 ※車椅子でご来場されるお客様は、予約フォームの備考欄等にお書きいただくか、お問い合わせ先の電話番号までご連絡ください。 ※未就学児の方のご観劇はご遠慮くださいませ。 【★劇作家女子会。応援チケット(特典あり)とは?】 特典ありの応援チケットをご購入頂いたお客様には、ご来場時に『クレバス2020another』と題した小冊子を特典としてお渡しします。(劇作家女子会。4名の2020年についてと対談が収録予定です) 本公演に関するお問い合わせ 劇作家女子会。feat. noo (制作担当:合同会社syuz’gen) 〒116-0013 東京都荒川区西日暮里5丁目6-10 gran+ NISHINIPPORI 6階 TEL:03-4213-4290(土・日・祝祭日を除く平日10:00~18:00) FAX:03-4333-0878 MAIL:[email protected]
公式ホームページ:https://gsjoshikai.tumblr.com/
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gsjoshikai · 2 years
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劇作家女子会。は誰もが尊重される演劇製作の過程と上演を求めます。
私たち劇作家女子会。は、女性劇作家4人の団体です。2018年からは、演劇公演だけでなく、演劇界におけるセクシャルハラスメント、パワーハラスメントの問題を改善するためにも活動を行ってきました。 その一つが、演劇製作の現場で使えるオープンソースのハラスメント対策ガイドラインを作成することです。そのために様々な方に取材をし、ご意見を聞き、対談を記事にして公開してきました。しかしその間にも演劇界では沢山のハラスメントが行われてきたことが明るみに出ました。もしもっと早くガイドラインが出来ていればそれを防ぐ一助になれたのではないかという思いから、私たちはこの度ハラスメントに対するステイトメントを発表することにしました。 多くの演劇は、年代も性別も異なる複数のアーティストが関わって、一つの作品をつくり出すものです。そして、観客に出会うまでの一定期間、稽古場ではある程度の閉鎖性が必要とされます。不均衡なパワーバランスが存在する閉鎖的な空間は、ハラスメントや暴力が起こりやすい場所でもあります。 いま自覚できるもののみならず、自覚できていないものも含め、私たちも不適切な言葉と行動でハラスメントに加担してきた過去があると思います。こうした声をあげる資格が自分たちにあるのか。声をあげて何かを変えられるだけの力が私たちにあるのか。自問すればするほど、これまで正しく振る舞えたわけでもなく、これから決して間違わないとも言えない自分たちのことが頼りなく思えます。 しかし、現在のハラスメントや性暴力を受けたアーティスト(今は演劇活動や俳優をやめてしまった人を含む)たちの告発を私たちは受け取りました。2017年の演劇業界の#MeTooでの告発も忘れ難く残っています。 揺らぎも迷いもありますが、私たち劇作家女子会。は、多大なリスクを背負いながらも勇気を出して声をあげてくれた彼らに敬意をもって、連帯の意志を表明します。 これから、劇作家女子会。の公演では、ハラスメント講習の実施やガイドラインの作成、演劇製作の過程でハラスメントを行わないという宣誓を契約時に交わすなど、全てのアーティストが尊重される環境づくりを行っていきます。そして私たち4人が劇作家として関わる現場でも同様のものを求めます。また、私たち自身もハラスメント加害者となる可能性があることを意識しながら行動していきます。 ハラスメント被害にあい現場を去っていくアーティストに対し、これまではしばしば彼らが至らないために演劇現場から見限られたのだと思わされてきました。しかし、アーティストが被害にあって現場を離れていく時、見限られているのはアーティストではなく演劇製作の場の方です。もう二度とこのようなことがありませんように。 このステイトメントが、演劇製作現場における環境改善、そこで起きるあらゆるハラスメントへの抑止に少しでもつながることを望んでいます。 また、被害者の孤立を防ぎ、被害者への二次加害の抑制の一助となるようにも願っています。 芸術活動の名の下に人権侵害が横行することのない、誰もが尊重される演劇製作の過程と上演を、私たちは求めていきます。 2022年5月12日 坂本鈴、オノマリコ、黒川陽子、モスクワカヌ
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caorio · 11 months
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4日の土曜日、「だるまかれし祭」のお芝居班の方々のお稽古に、音合わせのために少し参加いたしました。
セリフをしっかり叩き込んで、身体で脚本を消化して形にしていく役者さん。お芝居の一瞬の背後には、とてつもない努力があります。
劇作家のモスクワカヌさんもいらっしゃいました。
彼女の一言が、最適解を与えられたかのように役者さんと総監督の伊藤さんを安堵させていきます。素晴らしい。
私たちは、ほんのちょびっと、お邪魔にならないようにお芝居に音を加えます。
6月17日土曜日の夜に向けて、少しずつ準備を進めております。
前売チケットご希望の方は、ご一報よろしくお願いいたします。
cao
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undemitai · 7 years
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東京展トーク・イベント情報
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2017年7月25日(火)~29日(土)に東京・ターナーギャラリー3Fで開催される「わたし、産んでみたい」展のトーク・イベント情報をお知らせします。
展示は開館中常時見られますが、トーク登壇者が豪華かつ無料なので、皆様ぜひとも足をお運びくださいませ。
7月25日(火)18:30~
トークショー「恋愛結婚の解体、制度の外側に家族をつくること」
ゲスト:黒木 結
結婚というものは、恋愛に地続きでなければいけないのか。
結婚という制度に則ってしか家族をつくることはできないのか。
 契約結婚を実践した櫨畑さんと、「現行の婚姻届と恋愛結婚の関係性」を探ってきた黒木さん。
お二人の出会いや黒木さんの制作活動、恋愛や制度の“外側”にある家族のつくり方について考えることを伺います。
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ゲスト:黒木 結(くろき ゆい)
1991年生まれ。
2017年京都市立芸術大学修士課程彫刻専攻修了。
プライベートとパブリックの関係性について興味があり、それと関連した美術作品を制作しています。
2014年から恋愛結婚と現行の婚姻届との関係性を探りながら、既存の結婚観を乗り越えるための作品を制作しています。
 7月26日(水)19:30~
トークショー「結婚のようなもの、家族のようなもの」
ゲスト:かとうちあき&モスクワカヌ
「結婚」ではなく「結婚のようなもの」をした、かとうちあきさん。「何で結婚しなかったんですか?」と聞いたところ「婚姻制度がやなかんじだから、なるべくわけわかんなくしたかった」とのこと。
また、劇作家のモスクワカヌさんは、現在、劇作家のオノマリコさんとの同居の中で「家族のようなもの」を体感中。
ものすごい決意を以て、ではなく、ふんわりと「ようなもの」をつくる、お二人の日常について、ふんわりとお話を伺っていきます。
■かとうちあきプロフィール
1980年生まれ。人生をより低迷させる旅コミ誌「野宿野郎」の編集長(仮)兼「会社のようなもの『野宿野郎』」の社長のようなもの。数年前から「お店のようなもの」の店主のようなもの。のようなものって言いまくってたため、最近「結婚のようなもの」しました。婚姻制度がやなかんじだから、なるべくわけわかんなくして、結婚の価値を失墜させたい?、のようなもの!http://nojukuyaro.net/ 
■モスクワカヌプロフィール
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1984年生まれ。 劇団劇作家所属。劇作家女子会。メンバー。
1991年、家族と共にモスクワへ転居。同地でソ連邦が崩壊。以後、露西亜と名を変えた国で約3年半を過ごす。倫理の必要性がある全体の世界から、ちょっとはみ出した場所を目指す劇作家。主な作品は『Mademoiselle Guillotine ?マドモアゼル・ギロティーヌ?』『POSHLOST』『だるまかれし』『人間の条件』等。アスペルガー症候群当事者として、近年は自身の発達障害を通じ、社会との関りのなかで生まれる齟齬や疎外感を戯曲化することに取り組んでいる。
 7月27日(木)13:00~、16:30~
(各1時間、2回開催)
ワークショップ「ポリアモリーの人生ゲーム」
解説:深海菊絵(13:00~の回のみ)
ラブマネージャー:オノマ リコ
7月27日(木)17:30~18:30
朗読劇「とみこのむすこ」&アフタートーク
作:オノマ リコ、出演: 浅見臣樹 (劇)ヤリナゲ
俳優の浅見臣樹さんのご自身の話から立ち上げた一人芝居です。ストーリーは、男性が妊娠して、母に報告にいくために実家に帰り、そこで母の生い立ちを聞くというもの。多様な家族のあり方という点で今回の企画にリンクするところがあり、展示に加えていただきました。
 ■オノマ リコプロフィール
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劇作家。東京女子大学文理学部哲学科卒。海の近くで育つ。瑞々しく色彩豊かなセリフ、言葉で時空間を飛び越えようとする作風を特徴とする。2017年『THE GAME OF POLYAMORY LIFE』にて第61回岸田國士戯曲賞最終候補作にノミネート。近年は高校生との作品創作や、エスノグラフィーの演劇化等「劇作家が世界でできること」を考えつつ活動している。
 ■深海 菊絵プロフィール
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札幌生まれ、横浜育ち。現在、一橋大学大学院博士後期課程に在籍。専門は社会人類学。
複数の人と合意の上で親密な関係を築く「ポリアモリー(polyamory)」を研究テーマとし、主にロサンゼルスでフィールドワークを行なってきた。2015年に『ポリアモリー: 複数の愛を生きる』(平凡社)を出版。2014年に立ち上げた「エスノドラマ研究室(長島確のつくりかた研究所内)」のメンバーと「ポリアモリーの人生ゲーム」を制作。
プライベートでは一児の母。
http://anthropology.soc.hit-u.ac.jp/blog/2016/06/26/fukami/ 
 7月28日(金)18:30~
トークショー:「自分に素直に生きること」
ゲスト:後田 サヤカさん、根来ゆう
 ■後田サヤカプロフィール
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1976年愛知県生まれ。中学生の2人の息子を持つ未婚のシングルマザー。息子たちの父親は同じ人。今まで出会った中で一番魅力的な男性で、結婚しないし養育費も渡さないと言われていたが、この人の子どもなら絶対に心底愛して育てられるという自信があり、意図的に子作りし2人を授かる。ジャマイカ、沖縄のゲストハウス、シングルマザー同士でルームシェア、エコビレッジなどで、様々な仕事をしながら子育てする。2010年より愛知県の実家で暮らしている
■根来 ゆうプロフィール
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根来 ゆう(ねごろゆう)
岡山県生まれ。20歳から数年、摂食障害を患う。自助グループでの経験から長編「そして彼女は片目を塞ぐ」を制作。山形国際ドキュメンタリー映画際に招待される。映画、テレビドキュメンタリーの仕事を経てフリーに。自身の三世代の労働とライフスタイルを並べた「her stories」性暴力被害者を描いた「らせん」現在は女性の出産に関するドキュメントと犯罪被害者をモチーフにした劇映画を製作中。https://www.facebook.com/yu.negoro 
 7月29日(土)16:00~
イベント&クロージングトーク「妊婦式&お名前大募集」
「結婚しなくても楽しいセレモニーがしたい!」というコンセプトのもと開催される「妊婦式」。
また、櫨畑さんのお腹にいる“新しい人”のお名前も大募集。
みんなで新しい命の誕生を祝福しましょう。
 その他、展示作家
■総合ディレクター
佐々木 ののか
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「家族と性愛」を専門とする、フリーランス書く人。
ライター業を生業としているが、最近は作品制作や自身の活動に軸足を置く。
Twitter:@sasakinonoka
note: https://note.mu/sasakinonoka/
■取り上げられる人
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櫨畑 敦子(はじはたあつこ)31歳
17歳で多膿疱性卵巣症候群(PCOS)と診断され妊娠は諦めていたが、会社員を経て保育士になり
どうしても妊娠・出産がしたくなる。
「積極的非婚出産後、どういう子育ての方法があるか?」
と周囲を巻き込みながら、実践を続ける女性の一人。
契約結婚やゲイカップルとの人工授精、多くのアプローチとお見合いも経て、とうとう授かった彼女の妊娠に関する展示を行う。
 ■太田 明日香プロフィール
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太田 明日香(おおたあすか)
1982年生まれ。書籍を中心に校正、編集、執筆などフリーで活動。2016年に最初の結婚生活や自分の家族に対するもやもやをまとめた『愛と家事』というミニコミを作る。初婚時に結婚制度や夫婦別姓に対して思うことがありつつ、当時付き合っていた人の仕事の都合や、もう一回家族を作ることにチャレンジしたいという思いから再婚。子どもが欲しいのかまだわかないけど、どんな形であれ、今の夫とは家族を続けていきたい。
http://yagakusha.hatenablog.com/ 
■凡人ユニットプロフィール
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凡人ユニット(内田聖良+清水都花)は、身体の訓練をしていなかったり、技術の専門家ではない「凡人」でも楽しめる「ぼんおどり(盆おどり+凡おどり)」を探るふたりぐみ。2013年より日本国外もあわせ約60名に結婚観についてのインタビューを行い、「ぼんおどり?結婚ってなに??」を制作。ほかに「結婚」関係を抽象的な人間の関係性に解体する「ぼんじん体操」や、可愛くて制作の簡単な「ファッションデバイス」の制作やVJも行う。
http://bonjinunit-news.tumblr.com/
■展示参加作家・トークショー登壇者(五十音順・敬称略)
井口 翔平(写真家)、太田明日香(編集者)、オノマ リコ(劇作家)、後田 サヤカ、かとう ちあき(編集者)、黒木 結(美術家)、根来 ゆう(ドキュメンタリー映画監督)、櫨畑 敦子、深海 菊絵(作家・研究者)、凡人ユニット(美術ユニット)、モスクワカヌ(劇作家)
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「一人芝居ミュージカル短編集」について
伊藤靖浩氏が主宰する「一人芝居ミュージカル短編集」に、 2017年より2019年まで、様々な形で関わっています。 その情報を一つのブログにまとめます。 「一人芝居ミュージカル短編集」とは、 1本につき1人の実在の人物を題材に、 1人の俳優が歌い演じる30分のミュージカルのシリーズです。 主宰の伊藤靖浩氏がプロデューサーと作曲家を兼ねて ◉2016年11月  vol.1(東京) ◉2017年3〜4月 vol.2(東京) ◉2017年9月   vol.3(東京) ◉2018年1月   vol.4(大阪) ◉2018年4〜5月 vol.5(東京) と公演を重ねています。 1つの volume ごとに男女それぞれ5本ずつ、 合計で10本の新作が発表されるため、 2018年5月の時点で既に50本が発表済みです。 最終的には100本のシリーズになる予定です。 伊藤靖浩氏と「一人芝居ミュージカル短編集」については こちらの記事が詳しいです。(→リンク) わたし薛 珠麗は ◉2017年3〜4月 vol.2(情報→リンク)(終演後のご挨拶→リンク) ◉2018年4〜5月 vol.5(情報→リンク) の男性版5本ずつ、計10本の演出をしました。 vol.2の題材となった人物と作品名、作者、出演者は以下の通りです。 ◉滝廉太郎  『いまわのうた』(作:サカイリユリカ)(主演:一色洋平) ◉グレン・グールド  『グールドと20の質問』(作:宮野つくり)(主演:大柿友哉) ◉オーギュスト・エスコフィエ  『A la cuisine!』(作:吉見由香)(主演:忍翔) ◉ガガーリン  『ライカの宙』(作:モスクワカヌ)(主演:遠山裕介) ◉伊藤若冲  『千年の約束』(作:薛 珠麗)(主演:伊藤靖浩) (脚本を書いた『千年の約束』についてブログを書きました→リンク) (千秋楽の日について書いた、ブログです→リンク) vol.5の題材となった人物と作品名、作者、出演者は以下の通りです。 ◉アル・カポネ  『Solitude Gangsta』(作:サカイリユリカ)(主演:梶原航) ◉ヒエロニムス・ボス  『2XXX 快楽の園へ』(作:今井夢子)(主演:片桐レイメイ) ◉ユリウス・フチーク  『絞首台の上のジャーナリスト』(作:モスクワカヌ)(主演:金子大介) ◉テネシィ・ウィリアムズ  『この哀しきホテル』(作:薛 珠麗)(主演:塚越健一) ◉藤田嗣治  『foufou』(作:詩森ろば)(主演:藤尾勘太郎) (脚本を書いた『この哀しきホテル』についてブログを2本、書きました→リンクその1、→リンクその2) ***** 「一人芝居ミュージカル短編集」は 伊藤靖浩氏、作者、そしてオリジナル・キャストに チケット売上の3%ずつを支払えば、 誰でも、全ての演目の上演が可能になっています。 そのため、 伊藤氏本人による「一人芝居ミュージカル短編集」の公演 (通称「本家ひとみゅー」)以外にも 50作品のうち多くの作品が色々な形で上演されています。 2018年4月に、その先駆けともなった 「三人寄っても一人芝居」という企画にも、 わたしは演出家として参加しました。 これは、本家ひとみゅーの vol.1、2、3から有志3名が集まり vol.1、2、3から1本ずつを上演するというもの。 そのうえ演出家も「三人寄って」、 更には、演目 × 出演者 × 演出家 の組み合わせがシャッフルの上 もう1パターンある、という意欲的な公演でした。 その際の公演データと題材、題名、作者、出演者は 以下になります。
◉「三人寄っても一人芝居』  2018年4月6日〜8日  於:高円寺 Grain     (情報→リンク)  ◉グレン・グールド  『グールドと20の質問』(作:宮野つくり)(主演:柳内佑介)  ◉宮澤賢治  『注文の多い宮澤賢治』(作:モスクワカヌ)(主演:森田学) ***** 更に、 2018年10月には『三人寄っても一人芝居』から派生して チーム「モスクワカヌ」として 『注文の多い宮澤賢治』を仙台で上演させていただきました。 ◉せんだい卸町アートマルシェ  「コンビネーション・ステージ」の一環として(情報→リンク)  2018年10月11日〜12日  於:せんだい演劇工房 10-Box  ◉『注文の多い宮澤賢治』(作:モスクワカヌ)(主演:森田学)  (終演後にブログを書きました→リンク) ***** 更に、2019年10月には 『三人寄っても一人芝居』サクマ企画 version として わたしの演出作2本が新潟でも上演されました。 ◉『三人寄っても一人芝居』サクマ企画 version   2019年10月12日〜13日  於:ギャラリー蔵織  ◉グレン・グールド   『グールドと20の質問』(作:宮野つくり)(主演:大柿友哉)  ◉宮澤賢治  『注文の多い宮澤賢治』(作:モスクワカヌ)(主演:森田学)
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「一人芝居ミュージカル短編集」、 略して「ひとみゅー」は各地でどんどん上演されています。 残り50本の完成と、 ひとみゅー100本の更なる飛翔を、 ひとみゅーを愛する者として、心より楽しみにしています。 薛 珠麗(せつ しゅれい Shurei Sit)
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moscowakanu · 6 years
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劇作家・モスクワカヌがこれまでに書いた脚本を何点か、ダウンロードフリーで公開いたします。
公演やワークショップにご利用ください。
作品タイトルの下のURLをクリックして頂くとPDFファイルが開き、データのダウンロードができます。
登場人数や短編・中編、ジャンルなどでカテゴリ分けをしておりますので、目的にあった脚本をお探しください。
上演をご希望の際は、下記 の「上演をご希望の方へ」のページ  をご確認いただき、yugi.mw☆gmail.com までご連絡ください。(☆を@に変更してください)
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thyele · 4 years
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✨🌹遂に本日【19時】開幕!🌹✨ 廻天 #百眼 劇場本公演 【不思議の国の #アリスオブザデッド】 ☕️於・ザムザ阿佐谷 🎂木戸線・学生¥2000/一般¥4800/当日各+¥500
ふなもと健祐さん「俺の地元の神戸で、俺主催のイベントを開催することになりました! 新アルバムリリースして鋭気満ちるFOXPILL CULTのリリースツアーに、実はFPC加入前からサポートDr.しているVAMQUETと近年復活を遂げた神戸パンクスの雄LATLXの2組にお出ましいただきます。 俺はFOXPILL CULTとVAMQUETで演奏!ぜひ!」 / Twitter https://twitter.com/funamoch1/status/1221605730274299904
西邑卓哲(FOXPILL CULT) Takaaki Nishimura🥚さん「廻天百眼劇場本公演『不思議の国のアリス・オブザデッド』 遂に明日初日!!現在場当たり中、今回は遂に俺も歌だけでなく演技が……👺🥶👺 お席は土日大混雑、後半ほど混みそうなので狙い目は初日と2日目です! 1/28〜2/3 ザムザ阿佐谷 学生¥2000/一般¥4800/当日+¥500 詳細 https://t.co/eXJvnoDVPb https://t.co/9qr5d8vpVQ」 / Twitter https://twitter.com/takaaki_FOXPILL/status/1221670070822158336
【貴族】Mörishige【KIZO-CLIMAX TOGETHER】さん「遂に明日からか!楽SEAみ、 https://t.co/iFEkWcnTWk」 / Twitter https://twitter.com/KIZOKU_0927/status/1221686738935959552
ハラグチリサ🥀1/28-2/3廻天百眼『不思議の国のアリス・オブザデッド』出演さん「一緒に暴れてくれます!!たのしー!!! 客席のみんなもいっしょにたのしもう! https://t.co/atHsRjdn71」 / Twitter https://twitter.com/r_i_s_a_work/status/1221703349403127812
伊井ひとみ(Ii Hitomi)さん「満席回出てないし、まだ大丈夫だろうとお考えのアナタ! 違うんです!予約数はとっくにキャパオーバーしてるの!! でも主宰が販売止めやしねぇの!! ホントにぎゅむーってなっちゃうよ!?😳💦 https://t.co/8uM2oMXGtq」 / Twitter https://twitter.com/hitomi_eeee/status/1221457530552893441
SCAさん「ご予約お待ちしております。 『New Wav. ベアーズ編』 3/8(日) @ベアーズ op 18:30 st 19:00 adv 2,300yen / door 2,500yen SCA FOXPILL CULT 脳髄書斎 BIRUSHANAH 【予約】 [email protected]」 / Twitter https://twitter.com/SCA_PBR/status/1221776499285450752
��中 流 (タナカ ナガレ)球体関節人形写真集『DOLLS』~瞳の奥の静かな微笑み~発売中さん「ゲネプロ撮影してきた‼️ 凄い‼️ 観たほうがいいよ‼️ 廻天百眼劇場本公演 『不思議の国のアリス・オブザデッド』 2020年1月28日〜2月3日 ザムザ阿佐谷 廻天百眼の送る悦楽と喧騒の疾走劇! 生まれ直しと悪い夢、誰も元には戻せない! #百眼 #アリスオブザデッド https://t.co/UGAIuaQmfD https://t.co/JwFWZ2vaiv」 / Twitter https://twitter.com/TanakaNagare/status/1221783527265452033
紅日毬子さん「日附かはツて明日(火曜日)、開幕! 何事も面白く無くなツちやツたら直ぐにやめる私が10年以上續けた此の場所、 其の最新型を体感しにきて。ね? #アリスオブザデッド #百眼 #ザムザ阿佐谷 https://t.co/g8fAIRxkVS」 / Twitter https://twitter.com/akahimariko/status/1221458160449310725
西邑卓哲(FOXPILL CULT) Takaaki Nishimura🥚さん「明日、遂に廻天百眼『不思議の国のアリス・オブザデッド』初日!!! 二重観測される未来と暴走し続ける体感型マッドパーティー。百眼版アリスの地獄の扉が開きます。 今回のグッズも可愛い!! 1/28(火)〜2/3(月) ザムザ阿佐谷 詳細 https://t.co/eXJvnoDVPb 予約フォーム https://t.co/Q0XGA40i61 https://t.co/e0G2v6Wy0e」 / Twitter https://twitter.com/takaaki_FOXPILL/status/1221813127081127936
邑上笙太朗👁不思議の国開国間近🍄さん「さあ!幕が上がるぞ! 本日19時より! 飛び込みも歓迎してます。 お気軽にDMやらリプやらしてくだされね。 阿佐谷でお待ちしてます! 地図載せるね。 廻天百眼 『#アリスオブザデッド』 1/28(火)〜2/3(月) @ザムザ阿佐谷 #百眼  チケットと詳細 https://t.co/xDMy3p7tAl https://t.co/LUkJsM6lAa」 / Twitter https://twitter.com/kamille1217/status/1221812689195823105
ooshimatomoeさん「愈々、明けてほんじつ、開幕です。 こんなご機嫌でロックなカルト歌劇、なかなかお目にかかれない!いっしょに拳を突き上げろ!アナフィラキシー、ショックショック! 当日駆け込みも大丈夫!ザムザ阿佐谷でお待ちしております◎ #アリスオブザデッド https://t.co/MjqUHQh0aI https://t.co/L8nHAy4Oyv」 / Twitter https://twitter.com/tomomochi/status/1221821679896150017
こもだまり/昭和精吾事務所さん「真っ赤なゲネ後の手! いろいろ分かって打合せしてお店を出たら、むっちゃ雪降ってた!!(笑) #アリスオブザデッド 寝て起きたら開幕よ!! 平日は毎日19時開演。 https://t.co/1M9eAzEbF4 予約 https://t.co/ylASFkvjTV https://t.co/csUkE16Bb3」 / Twitter https://twitter.com/mari_air/status/1221839177660035073
十三月 紅夜さん「阿佐ヶ谷駅にて、ポスターを発見!!! ポスターだけの特別デザイン! 皆んな、是非見つけてね✨🌹 今回もめちゃめちゃ私を助けてくれている、特効操演小道具補佐、マネージャーであり右腕であり相棒の なにわえわみ嬢と◎ https://t.co/8qOKDGmVCD #百眼 #アリスオブザデッド https://t.co/q3g5kdfh5d」 / Twitter https://twitter.com/jusangatsukouya/status/1221823619602382848
梶原航/カジワラワタルさん「まずは、伊藤靖浩くんが主宰/音楽を担う企画 『一人芝居ミュージカル短編集』 のvolで出会った、 モスクワカヌさん作 【 絞首台の上のジャーナリスト 】 これは金子大介くんが初演していたのですが、本/音楽/歌声の美しさにぶったまげるほど衝撃を受け、いつかぼくも…と。 それが、今です。 https://t.co/tvddQcl1C2」 / Twitter https://twitter.com/wataru_kaji/status/1221078824844087296
石井飛鳥さん「明日(もう今日)の分もぎりぎりまだ予約できるぞー! https://t.co/iHG6HQX1ui」 / Twitter https://twitter.com/ishiiasuka/status/1221816298432167936
こもだまり/昭和精吾事務所さん「昨日の帰り道、急に、西邑さんに言われたアドバイスを理解した!!なんでその歌い方にならなかったのか分析出来たからもう出来る! どう解釈してどう現出するか。語りもそうだけど、些細な違いで伝わり方は違う。面白い! #アリスオブザデッド」 / Twitter https://twitter.com/mari_air/status/1221877426965245952
こもだまり/昭和精吾事務所さん「というツイート書き途中で昨日寝落ちたんだけど(笑) 今日も演出会議でそんな出来事が。思考を言語化して外に出すことって超大事。俳優が腑に落ちてたら「もう出来たようなもんだよ」と演出時に私はよく言うけど、行先が共有できたら、あとは一緒にいいルートを探すだけよ! https://t.co/OCvG2oL4Qk」 / Twitter https://twitter.com/mari_air/status/1221878966979452929
鏡谷(メフィ)kagamitaniさん「ルイス・キャロルの誕生日 (1月27日) に、明日から始まる『 #アリスオブザデッド 』の成功を祈念します・・・ https://t.co/TL7REm2XTE」 / Twitter https://twitter.com/GD_IlPiacere/status/1221779312312848389
昭和精吾事務所さん「🌹本日19時開幕! こもだが11年客演する廻天百眼の新作舞台「不思議の国の #アリスオブザデッド 」1/28〜2/3 ザムザ阿佐谷にて上演! 百眼版ミュージカル、こもだは女王役、西邑卓哲はミュージシャン役でソロ曲も。アリス役は左右田歌鈴。 https://t.co/JLJW0ICDty 予約 https://t.co/ahK7MN5qpY https://t.co/0bGhlU69M0」 / Twitter https://twitter.com/showa_terayama/status/1221876964224466944
歌鈴さん「✨🌹遂に本日【19時】開幕!🌹✨ 廻天 #百眼 劇場本公演 【不思議の国の #アリスオブザデッド】 ☕️於・ザムザ阿佐谷 🎂木戸線・学生¥2000/一般¥4800/当日各+¥500 〔本日のご予約はリプかDMいただければ承れます!〕 一緒に不思議の国へ行こう🕳🐇✨ 🦋公演詳細 https://t.co/csJuoh1oeQ https://t.co/7JRfKeGQsq」 / Twitter https://twitter.com/utasuzu_karin/status/1221957830585962496
辻真梨乃さん「昨日はルイス・キャロルの誕生日だったそうです。 なんてタイミングだ。 これは偶然なのか、必然なのか、 いざ、不思議の国のプラトニアへ。 虚飾集団廻天百眼劇場本公演 『不思議の国のアリス・オブザデッド』 https://t.co/F31Of1iZzq 本日19時より開幕!! #百眼 #アリスオブザデッド https://t.co/xHil2S9a7d」 / Twitter https://twitter.com/tsujimarino/status/1221813913353740288
江戸川長一郎【gaizao】さん「百眼の本公演が今日からですって☺︎ マジお世話になってます…FOXPILL CULTの西邑さんも作曲・出演✌︎✌︎ 行くしかない…†† https://t.co/gMf185UmHE」 / Twitter https://twitter.com/chowo1ro/status/1221967180142530560
桜井咲黒さん「いよいよ、狂気のワンダーランドの幕が上がる! 天国か地獄か、はたまた宇宙の外か!? 体感型ワンダーランド! 廻天百眼『不思議の国のアリス・オブザデッド』本日初日です! 当日券出せますので迷ってる貴方も是非いらして下さい。 ここでしか出来ない体験が待っている!! https://t.co/ab79GEKNRq https://t.co/tOyMlhh2eL」 / Twitter https://twitter.com/sakurai_zakuro/status/1221978457447354368
紅日毬子さん「JR阿佐ヶ谷 驛 の風景です。 各驛停車のホウムの、エスカレーターのふもと。 愈々、本日、まくあき。 最初は19:00開宴よ。 あいにくのお天氣だけれど、なんだか非日常感が増すね。 きをつけて、おいで。 #百眼 #アリスオブザデッド https://t.co/F3YJfZDcln」 / Twitter https://twitter.com/akahimariko/status/1221981137137881090
西邑卓哲(FOXPILL CULT) Takaaki Nishimura🥚さん「遂に本日初日!!!!因果も狂うマッドパーティーの幕開け。今回は俺も××するから覚悟しやがれ!!一緒に暴れようぜ。 廻天百眼『不思議の国のアリス・オブザデッド』1/28(火)〜2/3(月) ザムザ阿佐谷 詳細 https://t.co/eXJvnoDVPb 予約フォーム https://t.co/Q0XGA40i61 https://t.co/ykyhrI78wV」 / Twitter https://twitter.com/takaaki_FOXPILL/status/1221983099359117314
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motogit · 5 years
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2018年に関わらせて頂いた現場
2月
AZ9ジュニア・アクターズ『牟宇姫とボクとあの殿様』えずこホール公演
NPO法人 エイブルアート・ジャパン SOUP STAGE『ミクストジャーニー』
3月
言言 第四回公演『びんぼう君』
Sendai座俳優養成所卒業公演『真夏の夜の夢』
4月
ダンスブルーム 21
5月
ダンス幼稚園
『 歓喜咲楽~えらぎらく~ 』
6月
藤澤珠美×益岡礼智×国久暁『偏頭痛フラクタル』
最強の一人芝居フェスティバル『INDEPENDENT:SND18』
菊池佳南×山田百次『ずんだクエスト』
キサラカツユキ×大河原準介『やさしすぎた男』
佐藤千尋×石川kenjiro-×吹雪ビュン『ランブル』
新関麻美×萩野谷ぎんいろ×天輝マキ『プライマリーピル』
藤澤珠美×益岡礼智×国久暁『偏頭痛フラクタル』
本田椋×中村大地×夏目漱石『こころ』
廣瀬詩映莉×イトウワカナ『頬に雨がおちたから』  のオペレート
7月
宮城県高校演劇連盟総合研修会 音響部門講師
8月
Sendai座☆プロジェクト『十二人の怒れる男』東京公演
Sendai座☆プロジェクト『 十二人の怒れる男 』仙台公演
9月
Sendai座☆プロジェクト『 十二人の怒れる男 』白河公演
ひまわり音楽教室 オータムコンサート
おはようシアター
10月
せんだい卸町アートマルシェ2018 コンビネーションステージ音響
江古田のガールズ 『That's 営業 -これから始まるシェ-』
柿喰う客 『いまさらキスシーン』
くちびるの会 『猛獣のくちづけ』
渋谷裕子 『針が飛ぶ』
捨組 『あの場所、ふたり、あまやどり。』
永守輝如 『じんるい』
村田正樹 『MURATA黄昏』
モスクワカヌ 『注文の多い宮沢賢治』
山田百次 『或るめぐらの話』 ��� のオペレート
バディウォーク仙台2018協力
Sendai座☆プロジェクト『 十二人の怒れる男 』川西公演協力
Sendai座俳優養成所発表会
11月
言 言『ファミリア―』
Sendai座☆プロジェクト『 十二人の怒れる男 』尼ヶ崎公演
AZ9ジュニア・アクターズ『牟宇姫とボクとあの殿様』角田公演
12月
多賀城市文化センター ワクワクスタッフ体験講座『セロ弾きのゴーシュ』
屋根裏ハイツ5F『ここは出口ではない』協力
※劇場職員や、仕込みばらしの増員等として関わらせて頂いた現場は除いています。
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演出作『注文の多い宮沢賢治』@せんだい卸町アートマルシェ、無事終演しました!
これからは、手がけた作品についてのブログを真面目に書こうと思う。その第一弾!
演出作である短編一人芝居ミュージカル『注文の多い宮沢賢治』の仙台での公演が終了した。 せんだい卸町アートマルシェというパフォーミング・アーツを中心にしたフェスの一環だ。 会場は仙台駅から4駅行った「卸町」から徒歩10分の、せんだい演劇工房10-BOX。 わたしがvol.2とvol.5の男性版を演出した【一人芝居ミュージカル短編集】(=略して【ひとみゅー】)の vol.3で初演されたこの作品を、わたしは有志による自主公演『三人寄っても一人芝居』(=2018年4/6~8、於:高円寺Grain)の際に演出した。出演は、初演から続投の森田学さん。 今回は脚本を書かれたモスクワカヌさんのエントリーで実現した仙台公演だった。 メンバーは作者=モスクワカヌ、出演=森田学、編曲とピアノ演奏=伊藤祥子、演出=わたし薛 珠麗、の計4人。(伊藤祥子さんとわたしは『三人寄っても一人芝居』からの続投)仙台でわたしたちは【チームモスクワカヌ】と呼ばれた。
半年ぶりの再演ということで、組まれた全体稽古は3回。 ただわたしとしては、作品の根本から見直したかった。 といっても、表現の方向性や演出、ステージングを変えようというのではない。 それらを更に研ぎ澄ますために、テキストとの結びつきや俳優のプレゼンテーションをより本質的にしたかったのである。 ので、全体稽古の前に出演の森田学さんと本読みからやり直したり、という時間を設けた。 学さんは初演と『三人寄っても一人芝居』の間にこの演目を大阪でも演じている。つまり、今回で、4回め。 そこを、あえて、本読みからやり直し。
何故そこまでしたかったかというと、4月の『三人寄っても一人芝居』の時に、この作品が驚くほど奥深かったのと、実は俳優より歌手としてのキャリアが長い学さんの俳優としての底力が、音を立てて伸び上がっていったからだ。 作品の、この俳優の、可能性を更にもう一歩。いやいけるところまで。舞台の上で切り拓きたい。 演出家としての欲、大!暴 !! 走 !!! である。
『注文の多い宮沢賢治』というタイトルは当然、���治の代表作の一つ『注文の多い料理店』を思わせるし、ちょっとユーモラスな印象だが、この作品はそれだけではないのだ。 たった37歳で病没した宮沢賢治が実際に見つめたかもしれない、生そして死、自分自身そして全ての命に対する葛藤が描かれた、短くも壮大な感動巨編である。 (演出がそうなっていたかは別として、少なくとも脚本は!)
たった30分の芝居と歌で、演劇は、いやわたしたちのつくる演劇は、どれだけ生を、死を、命を、見つめ、そして問い直せるだろうか。 これは大変な宿題だ。 大変な宿題を、作者=モスクワカヌ、作曲家=伊藤靖浩、そして2人を通して宮沢賢治その人から託されたように感じながら、この作品に再び、挑んだ。(学さんは4回めだ!) この物凄く重く大きな宿題に、学さんはきちんと俳優としてのプロセスを踏みながら、向き合い、取り組んでくれた。 一つクリアするごとに更に重く大きな宿題を課してゆくわたしのスタイル(わたしのイニシャルは【ダブル・ドS】とよく言われる。主に俳優たちによって)に、学さんは静かにひたむきに、応えてくれた。
「きちんと俳優としてのプロセスを踏む」というのはどういうことかというと、学さん、一度は逃げたのだ。 もちろん、稽古に来ない、とかそういうことではない。(時にはそういう人もいるけれど) 台詞やそこから湧き上がってくる感情にジャストミートせずに、全てにふわふわ、軟着陸。 ただ、学さんの名誉のために書いておくが、これは俳優としては非常に健全なプロセスだ。 「これまで地球で生きた全ての命をその肩に背負え!」くらいの課題を与えているのだ、 逃げるくらいの恐怖を感じて当然だ。 むしろ、コトの重大さを分かってくれて、ありがとう。 「ハイハイできますできます~」と軽くこなす俳優を、わたしは到底、信用できないだろう。 ふわふわ軟着陸状態で通し稽古をして「このままじゃダメだ」と自分が骨身にしみて痛感して初めて、物語を背負うという途轍もない役目を負えるようになる――演出家としては、そういう俳優の方が、ずっとずっと信じられるし、一緒に歩みたい。 【ふわふわ軟着陸】通し稽古からの学さんのリカバリー?反撃?は素晴らしかった。 勇者である。間違いなく。よくぞ背負ってくれた。あれだけ託したものを、全て。 稽古場での最後の稽古で「これは、いい作品になる!!」という手応えを、チームモスクワカヌは手にできた。
そこでの不可欠な要素として、伊藤祥子さんによるピアノを挙げたい。 今回、仙台での舞台は、『三人寄っても一人芝居』の時とは「これほど違っちゃうことって可能?」というくらい、アクティング・エリアの形状が違った。 形状の都合上、今回ピアノは舞台奥、ピアニストが常に観客と向き合う形で配置するのがベストだろうということになり、稽古場での最後の稽古ではそれが再現可能だったので、実践してみた。 すると、どうだろう。 一人芝居ミュージカル『注文の多い宮沢賢治』が、その瞬間から二人芝居になった。 星々の世界でたった一人、生と死と命と向き合う賢治さんの隣に、共に歩む存在が現れた。 その存在が戯曲と合致し過ぎていて、最後の通し稽古を観ていて鳥肌が立った。 伊藤祥子さんはそれを感じ取り、賢治さんと時に息を合わせながら、時に一歩リードしながら、共に歩む存在としてピアノを奏でてくださった。 豊かな演劇の場でしばしば起きる小さな、しかしかけがえのないミラクルを目の当たりにして、 わたしたちは「これは、いい作品になる!」という手応えを一層強くした。
かくして、仙台。 劇場でのリハーサルは仙台入りした日の夜だった。 自分たちで準備してきた作品を、その日初めて会ったテクニカルのスタッフの皆さんと共に舞台に載せ、仕上げるのだ。 この恐怖をどう説明したら、演劇をしない人にも伝わるだろう。 【場合によっては公開処刑】で伝わるだろうか。 テクニカルや現場のスタッフの皆さんなしでは、演劇作品は完全に無力だ。 生かすも殺すも、テクニカルや現場のスタッフの皆さんのお心ひとつ。 その皆さんが、自分たちの味方かどうか分からない‥‥!のである‥‥!!
しかし蓋を開けてみたら、そこには味方しかいなかった。 わたしたちの作品の面倒を見てくださったテクニカル及び現場のスタッフの皆さんは、爽やかに前向きに丁寧に、愛と興味をもって、初めて観るわたしたちの作品と、向き合ってくださった。 静かに淡々と、でも物凄く献身的に、作品のために力を尽くしてくださった。 「ゲネプロができなかったら‥‥」という不安をわたしたちは抱いていたが、丁寧なリハーサルをして、かつ最後にはちゃんとゲネプロができた。 しかもそのゲネプロを、全員が観てくださった。 【感謝】以外に言葉が見つからないのがもどかしい。 チームモスクワカヌは嬉し過ぎて、気がつけば素面だというのに車道の真ん中を歩いていた。 (夜の卸町は車があまり通らなくて本当に良かった‥‥!) 【リハーサル打ち上げ】と称して牛たんやお刺身を肴に乾杯したのは言うまでもない。
明けて、本番当日。 2年めを迎えたというせんだい卸町アートマルシェは2018年10/11~14の4日間行われた。 わたしたちの舞台は10/11、12の2回。 2本で1公演で、初日は仙台を拠点とするコンテンポラリーダンサー=渋谷裕子さんによる『針が飛ぶ』との、 2日めは【柿喰う客】玉置玲央さんの一人芝居『いまさらキスシーン』との、カップリングだった。
本番のことは書くまい。 本番は、ご観劇くださった観客の皆さんのものだ。 ただ、東京や大阪からもこの作品を追いかけてお運びくださったお客様がいらっしゃったということを、ここに記しておきたい。 アウェイにも思えるほど遠い(と、思っていた)地でもこの作品を愛する方がいてくださるというのは、この上なく心強かった。
そうして、初日の夜には【初日打ち上げ】と称して、 楽の舞台が終わって【打ち上げ】と称して仙台駅で1次会を、新幹線の車内で2次会を、 いちいち開催し、いちいち美味しいお酒を飲んだことは言うまでもない。
せんだい卸町アートマルシェの初日は、あいにくの雨だった。 前夜、楽屋で「結構な雨男」だという玉置玲央さんと【言語道断な晴れオンナ】であるわたしとで「一騎打ちだ!」と盛り上がったのだが、初日は残念ながら玉置さんに軍配が上がってしまった(いや玉置さんだって別に勝ちたくて勝っているわけではないのだが)
しかし2日めは、気持ちのよい秋晴れだった。 晴れてみると、そして本番という重圧が解けてみると、卸町アートマルシェはそれはそれは素敵なお祭りなのだった。 稽古も本番もできるスペースが幾つも並ぶ真ん中に、ウッドデッキがちょっとした広場みたいになっている。 そこでパーカッショニストがパフォーマンスをしたり、さっき舞台を終えた出演者がアフタートークをしたり、【おろシェフ】といって、このフェスを盛り上げる役割を担った皆さんが観客のリクエストに答えて即興リーディングをしたり。 この広場を囲むようにして、お店も出ていた。キッチンカーが出て、日本酒も飲めて、おみくじが引けて、フェスのグッズや手作りの小物が買えて、似顔絵を描いてもらえて、青空の下で語り合ったりもできるのだった。 楽の舞台を終えて、わたしはキッチンカーで買った牛たん団子を肴に、珍しいにごり酒の熱燗(しかも100円!素晴らしい!そして危険!!)をいただいた。
東京の劇場では終演後、楽屋やロビーや場内で顔見知りの観客の皆さんや芝居仲間たちの感想を伺うという交流の時間がある。わたしはそれをいつも、緊張と共に楽しみにしている。 しかしせんだい卸町アートマルシェ略して【おろシェ】では、はじめましてのお客さまに、青空の下で、声をかけていただけるのだった。お祭りの空気の中で「山形から観に来ました」と声をかけていただくなんて、おろシェでしか味わえない幸せだ!
改めてチラシを見ると、わたしたちが加えていただいた【COMBINATION STAGE】というラインナップには【演劇】【ミュージカル】【コンテンポラリーダンス】のみならず【タップダンス】【舞踏】【スタンダップコメディ】【シャンソン】【マジック】といったジャンルが並んでいる。 なんて豊かな、祭だろう! 今回わたしたちは、まるで「メダルをとって授賞式だけ出て、閉会式には出ずに帰国するオリンピック選手」みたいな気持ちで帰って来てしまったので(気持ちね!気持ち!)、もしいつかまたチャンスがあったら、その時は絶対にフィナーレの【芋煮会】までいたい!と思った。
『注文の多い宮沢賢治』を生み出してくださった宮沢賢治さん。モスクワカヌさん。伊藤靖浩さん。 特に、この作品を仙台に連れて行ってくださった、モスクワカヌさん。 こんな大きな作品に勇敢に立ち向かって、見たかった境地を見せてくださった、出演の森田学さん。 物語に寄り添うことで、この作品をより深め、より大きなものにしてくださった、編曲とピアノ演奏の伊藤祥子さん。 この作品を仙台で上演することを可能にしてくださった、せんだい卸町アートマルシェの、制作、照明、音響、舞台監督をはじめとした各部署の、スタッフの皆さん。 一緒に舞台に立ってくださった、渋谷裕子さんと玉置玲央さん。 特に、【おろシェフ】としてこの祭りを盛り上げ、突発アフタートークに声をかけてくださった、玉置玲央さん。 そして、ご観劇くださった全てのお客さま。 優しく美味しく迎えてくれた、仙台の街そのものにも。
本当にありがとうございました!
以下、写真です。
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↑ 稽古中の学さん。
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↑ 稽古場ラスト稽古。
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↑ チームモスクワカヌ in 東京駅!
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↑ せんだい卸町アートマルシェでの本番を支えてくださったスタッフの皆さん。
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↑ 劇場でのリハーサルを終えてホッとしているチームモスクワカヌ。
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↑ 秒でなくなった牛たんを慌てて撮る、誰かのスマホ@リサーサル打ち上げ。
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↑ 山形から作曲の伊藤靖浩さんのお母ちゃまが初日を観に来てくださった!
尚、初日打ち上げは全員幸せすぎて、誰も1枚も写真を撮っていません。笑
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↑ 2日め、晴れた!
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↑ 劇場である、Box-3。
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↑ 楽の舞台の開演直前の、出演者(黒い人)とピアニスト(黒い人)と演出家(赤い人)。
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↑ おろシェフ=玉置玲央さんと、突発アフタートーク!
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↑ にごり酒の熱燗、絶品でしたっ!
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↑ おろシェフ=玉置玲央さんとチームモスクワカヌ。 三御堂島ひよりさん、最高でした。また会いたい。
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↑ ありがとう、せんだい卸町アートマルシェ。
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↑ ありがとう、仙台の街と、青空!
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↑ 楽日打ち上げ2次会@新幹線。
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↑ 会場に【赤い糸掲示板】というのがあって、そこに劇中のワンシーンの絵を描いてくださった方がいらっしゃると、ツイッターで知りました。 チームモスクワカヌ、泣いて喜びました。 誰かの心には届いたんだ。こんな幸せなことはないです。 「青いぴかぴか」さん、ありがとうございました!
薛 珠麗(せつ しゅれい Shurei Sit)
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gsjoshikai · 1 month
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『DEATHフェス』にイベント参加いたします
「死」について出会いなおす祭典、DEATHフェス(https://deathfes.jp/) 「まじめに、真剣に、そして楽しく!」をコンセプトに、生と死のウェルビーイングを考えるこの祭典に、劇作家女子会。も参加いたします。 劇作家の生前葬を通じて、自分が生前表現したもの、戯曲に限らず、手紙やSNSの投稿、スマホで写した写真などの死後の著作権について考えるイベントとなります。 以下、内容の詳細です。 どなた様も、ぜひこの生前葬にご参列くださいませ。 『劇作家の生前葬~死後の作品の著作権について~』 ■日時 2024/04/13 (土) 17:00 - 18:15 ※受付開始、開場は開演の10分前となります。 ■場所 渋谷ヒカリエ 8 ギャラリー 8/CUBE 3 (渋谷ヒカリエ 8F) 東京都渋谷区渋谷2-21-1 ■香典(参加費) 前売り・当日 3000円 ■ご予約 ご予約はPeatixからの受付になります。 https://peatix.com/sales/event/3894311/tickets ■イベント内容について 「死後戯曲が残る劇作家を目指す」をスローガンに活動をしている女性劇作家4人のチーム、劇作家女子会。にて、チームメンバーであるモスクワカヌの生前葬を行います。このイベントは劇作家モスクワカヌの生前葬というセレモニーを通して、死後の作品の著作権について考えることを目的としています。 著作権の問題は、創作活動をしているひとだけの問題ではありません。現代において、Lineでのやりとりや、SNSへ投稿した文章、スマホで撮影した写真など身の回りの多くのものが著作物にあたります。死後に自分の作品をどのように残すのか、というのは、今を生きるわたしたちにとって重要なテーマであるといえるでしょう。 どなたさまもどうぞお気軽にご参加ください。 ■当日の進行 劇作家モスクワカヌの生前葬というセレモニーを通して、死後の作品の著作権について考える会です。 モスクワカヌと劇作家女子会についての映像鑑賞、モスクワカヌの新作短編リーディングの他、日本劇作家協会の戯曲デジタルアーカイブの企画立案、統括をしている演出家の黒澤世莉さんをお招きし、著作権についての座談会を行います。 ・モスクワカヌよりご挨拶 ・モスクワカヌと劇作家女子会についての映像鑑賞(映像作:黒川陽子) ・モスクワカヌ作品のリーディング上演 『高橋さんの普通の日』 作:モスクワカヌ 演出:坂本鈴 出演:田実陽子、中谷弥生、サラリーマン村松、坂本鈴 座談会~「死後の作品の著作権について」~ ゲスト:黒澤世莉(旅する演出家) メンバー:坂本鈴、モスクワカヌ(劇作家女子会。)
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gsjoshikai · 2 months
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【ご報告】モスクワカヌが「みんなが書く戯曲のコンテスト 」にて優秀賞を受賞しました
劇作家女子会。のメンバー・モスクワカヌの作品が、鳥取県の鳥の劇場が企画する「みんなが書く戯曲のコンテスト ~障がいのある人の生活・思い・願いを演劇台本に」にて優秀賞を受賞しました。 <br> https://www.birdtheatre.org/gikyoku-disability/news.php?id=11 <br>
受賞によせて、日頃より劇作家女子会。およびモスクワカヌを応援してくださる方々へ、心より御礼申し上げます。
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gsjoshikai · 10 months
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劇作家女子会。feat.noo クレバス2020 公演情報公開!
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劇作家女子会。feat.noo クレバス2020 It's not a bad thing that people around the world fall into a crevasse. 作:モスクワカヌ(劇作家女子会。)  演出:稲葉 賀恵 公演日程:2023年9月27日(水)~10月1日(日) 会場  :シアター風姿花伝 クレバス2020公演特設サイト https://wordpress.com/page/noomw.wordpress.com/206 ※今後公開される公演情報は、特設サイトを中心に更新していきます。
2020年第20回AAF戯曲賞特別賞を受賞した作品。コロナ禍による緊急事態宣言中の2020年の日本を主な舞台に、当時を生きた人々へのインタビュー、ニュース、社会情勢���もとに書かれた50本の短編作品を、長編として編纂したもの。緊急事態宣言中にDV避難を余儀なくされた若者を軸に展開される、コロナ禍を舞台にした群像劇。 舞台出演者 伊東 沙保 大石 将弘 勝沼 優  木内 コギト  工藤 広夢 小池 舞 小石川 桃子   小早川 俊輔  田実 陽子  田尻 祥子  西田 夏奈子  丸山 雄也  水野 小論  毛利 悟巳  ユーリック 永扇 吉岡 あきこ  蓮城 まこと 映像出演者 阿久澤 菜々 今井 公平 KAKAZU 小林 彩 小林 春世 β 公演日程: 9月27日(水)19:00~ 9月28日(木)13:00~ 9月29日(金)13:00~/19:00~ 9月30日(土)12:00~★/18:00~ 10月1日(日)12:00~ ★…公演終了後、ポスト・パフォーマンストークを実施いたします。 *受付開始は開演の60分前、開場は30分前 チケット:  ★発売日:2023年7月29日(土)10時★ 劇作家女子会。応援チケット(特典あり) ¥10,000 劇作家女子会。応援チケット(特典なし) ¥6,000 チケット(前半割) :¥4,200 チケット(一般)  :¥4,500 チケット(U24)   : ¥3,200 チケット(障がい者): ¥2,000 ※身体障害者手帳・精神障害者保険福祉手帳をお持ちの方、また付き添いの方1名様までご利用頂けます。 チケット(当日券)   :¥5,000 チケット取り扱い Confetti(カンフェティ) ※カンフェティでチケットを購入されると、無料で託児サービスをご利用いただけます。 会場 シアター風姿花伝 〒161-0032 東京都新宿区中落合2-1-10 JR山手線「目白駅」より徒歩18分/バス6分 都営大江戸線「落合南長崎駅」より徒歩12分 西武池袋線「椎名町駅」より徒歩8分 西武新宿線「下落合駅」より徒歩10分 スタッフクレジット ドラマターグ:オノマリコ(劇作家女子会。/趣向) 美術:角浜有香 照明:松本永(eimatsumoto Co.Ltd.) 音響:星野大輔 音楽:西井夕紀子 映像:和久井幸一 衣裳:富永美夏 演出助手:大月リコ(yoowa) 舞台監督:土居歩、松谷香穂 音響オペレーター:宮崎淳子 宣伝美術:デザイン太陽と雲 映像製作:佐藤茉優花 制作:植松侑子、古川真央(syuz’gen) インターン:山尾みる 主催:劇作家女子会。 noo 本公演に関するお問い合わせ 劇作家女子会。feat. noo (制作担当:合同会社syuz'gen) 〒116-0013 東京都荒川区西日暮里5丁目6-10 gran+ NISHINIPPORI 6階 TEL:03-4213-4290(土・日・祝祭日を除く平日10:00~18:00)   FAX:03-4333-0878 MAIL:[email protected] 助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 【東京ライブ・ステージ応援助成】
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gsjoshikai · 1 year
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劇作家女子会。feat. noo クレバス2020 『It's not a bad thing that people around the world fall into a crevasse.』 (作:モスクワカヌ 演出:稲葉賀恵) 出演者オーディションのお知らせ
 本公演は、2020年第20回AAF戯曲賞特別賞を受賞したモスクワカヌの脚本『It's not a bad thing that people around the world fall into a crevasse.』を、演出家に文学座の稲葉賀恵さんを迎え、劇作家女子会。とモスクワカヌ個人ユニット『noo』の共同主催で上演を行うものです。  コロナ禍による緊急事態宣言中の2020年の日本を主な舞台に、劇作家のモスクワカヌが2020年5月7日から6月25日まで連載していた「50日間連���で一人芝居の短編の新作を更新する」という企画を原型にした作品の世界観を、舞台上での上演と映像作品との組み合わせで立ち上げていきます。  劇作家女子会。feat. nooはこの作品を2023年9月に上演いたします。つきましては、本作品の出演者を募集いたします。皆様からのご応募、心よりお待ちしております。 <公演概要> 劇作家女子会。feat. noo クレバス2020 『It's not a bad thing that people around the world fall into a crevasse.』 作:モスクワカヌ 演出:稲葉賀恵 稽古日程:2023年  8月下旬より稽古開始予定@都内稽古場 上演日程:2023年9月27日(水)~10月1日(日) ※9月25日が小屋入り、26日まで仕込み日を予定。 上演会場:シアター風姿花伝(東京都新宿区) <オーディション概要> エントリー受付期間:2023年4月1日(土)23:59 第一次審査(書類):第一次審査の結果は4月3日までに全員にご連絡します。 第二次審査(実技ワークショップ):2023年4月9日(日)、10日(月) ※どちらか1日 会場:東京都内(選考通過者に詳細をお送りします) ◆作品内容  本作は、2020年5月7日から6月25日まで作家がwebで連載していた企画を原型にした作品です。2020年3月以降の、主に緊急事態宣言中の日本で暮らす人々の話を聞き、その話から着想を得た1人芝居を毎日1本、50日間連続で公開していく企画で執筆した50作に、新たな書き下ろしも加えて再編した作品が、今回の上演台本となります。作品全体はフィクションではありますが、作家自身や取材に協力してくれた人々の実体験がエッセンスとなっているものも多く、大勢の他者の目や言葉を通して、2020年の3月以降、主に緊急事態宣言中の日本を書いたものになります。 ※本作は台本がweb上で閲覧可能です。募集要項の参考資料にリンクがありますので、応募の検討材料に是非ご参照ください。 ▼トリガーアラート▼ 本作は、直接的ではないものの、下記を想起させる表現を含みます。 希死念慮 自殺 虐待 性暴力 ◆募集役について ・エントリーフォームの志望動機の欄に、脚本内に登場する人物で演じたいキャラクターをご記載ください。 ※複数書いて頂いても大丈夫です。 ※役の年齢性別の設定に関わらず「応募条件」を満たす方はエントリー可能です。 ◆オーディション参加費 ※二次審査に残られた方のみ 1,000円(税込) ◆応募条件 ・2023年4月1日時点で18歳以上の方。 ・第二次審査(実技ワークショップ)に参加できること。 ・稽古~本番期間に責任をもって参加できること。 ・舞台芸術の経験者(演出家に指示される内容を記憶し実践する身体能力を有すること)。 ※劇団、事務所等のご所属がある場合は、応募の了承を予めご確認ください。 ◆待遇謝礼 あり(出演料) ※本オーディションの参加に関しての謝礼や交通費の支給はありません。 ※公演のチケットノルマはございません。 ◆エントリー方法 1)以下のエントリーフォームより、以下の内容を記入の上、ご応募ください。 第一次審査エントリーフォーム https://sgfm.jp/f/62203f8c11ae10a633a90f4a474e01ab 以下の必要事項をエントリーフォームに記入してください。 氏名もしくはアーティスト名(フリガナ) 年齢 住所 日中連絡のつく電話番号 メールアドレス 職業・所属 写真2種(①顔写真(正面からのもの)②全身写真) *3ヶ月以内のもの 舞台経験・経歴 志望動機(200字程度) ウェブサイト(あれば) ※選考結果は応募者全員に、メールでご連絡いたします。 ※お送りいただきました個人情報は、オーディションの選考のみで利用いたします。 作家:モスクワカヌからのメッセージ  世界中が未曽有の事態に直面していた時期、後世の人々が振り返るための公的な記録や歴史の教科書に載るような出来事は、おそらく多くの専門機関に記録されます。ですが、世界の危機のさなかでも、朝起きてご飯を食べて、仕事に行ったり仕事を失くしたり、誰かといたりいなかったり、流行歌にあわせてうちで踊ったり踊れなかったりして生活していた1人1人の話は、簡単に見えなくなるものです。  書くのなら、そんな小さな個人の話を書きたいと考えた作家が、ニュースで知ったり自身で体験したり、様々な人に聞き取り取材をしたものから『It's not a bad thing that people around the world fall into a crevasse.』という作品は成り立っています。  2023年の今年、2020年のパンデミック下に生きた人々を描いた本作を演劇作品として立ち上げます。  留まらぬ時の流れのなかで、たった3年前なのに、すでに違う世界のようなあの時、あの場所へ、共に手を携えていける方と出会えたら幸いです。  皆様のご応募、お待ちしております。 演出家:稲葉賀恵からのメッセージ  モスクワカヌさんのこの意欲的な台本を共に立ち上げてくださる方を広く募ります。  台本に興味を持ち、積極的にアイデアを出し合いながら作品創りを共にして下さる方を希望しています。  当日は台詞を読んでいただき、軽く動いて頂く予定でおります。  沢山の新しい方々と出会える場に出来ましたら幸いです。ご応募をお待ちしております。 お問い合わせ先 mail: [email protected] tel: 03-4213-4290(土・日・祝祭日を除く平日10:00-18:00) 〔制作:合同会社syuz’gen〕 ◆ハラスメント防止対策ポリシー ・個人の尊厳を尊重した現場づくりを徹底いたします。 ・暴言、恫喝などの威圧的な言葉や言動、いかなるハラスメント・差別も許しません。 ・身体的接触などを必要とする場合の説明を徹底いたします。 ・トラブル時の責任の所在や、ハラスメント相談窓口を設置いたします。 ・本公演にあたってはキャスト・スタッフを対象にハラスメント防止のためのガイドラインの作成、ハラスメント防止研修を実施いたします。 ◆参考資料 https://www-stage.aac.pref.aichi.jp/event/item/Itsnotabut.pdf
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garanlin · 3 years
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= 公演終了 = ご来場くださった皆様、配信をご覧くださった皆様、ありがとうございました アーカイブ配信は10/3までご視聴いただけます
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【出演情報:音楽ライブ】
『伊藤祥子祭』
2021. 9/17(金)18:30 大塚GRECO
伊藤祥子 ピアノ&作曲 帆足彩 ヴァイオリン&ヴィオラ 坂上領 フルート 伽藍琳 ヴォーカル
チャージ:3,800円(季節の一品付き)
ご予約は大塚GRECOまで
伽藍琳 公式LINEのお友だちは、LINEチャットにてご予約承ります
◎YouTubeにて同時配信決定!ここをクリックしてご覧ください (ご視聴無料!お気持ちで投げ銭にて応援いただけましたら幸いです)
伽藍琳は、「祥子の食いしん坊シリーズ」に、朗読と、伊藤祥子さん書き下ろし(作詞作曲)新曲のヴォーカルで参加します。
また、2019年に初演した朗読音楽劇、モスクワカヌさん作『わたしの…オルフェウス』を再演。朗読劇アドバイザーとして佳田亜樹さんにご参加いただき、さらに作品を深く掘り下げてお届けします。
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gsjoshikai · 3 years
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劇作家女子会。メンバーのモスクワカヌの作品が、第20回「AAF戯曲賞」にて特別賞受賞しました。
この度、劇作家女子会。メンバーのモスクワカヌの作品「It's not a bad thing that people around the world fall into a crevasse.」が、第20回「AAF戯曲賞」にて特別賞を受賞しました。(応募総数:117作品) https://www-stage.aac.pref.aichi.jp/event/detail/000467.html 作品は以下のリンクからお読み頂けます。 ※本作には希死念慮のある人物による自殺未遂の描写、虐待や性暴力等を想起させる表現があります。心理的負荷がかかる方は閲覧をお気をつけください。 https://www-stage.aac.pref.aichi.jp/event/item/Itsnotabut.pdf 劇作家女子会。の活動を応援してくださる方々に、このようなよい報告ができることを、劇作家女子会。一同、嬉しく思います。 メンバーの慶事を励みに、これからも劇作家女子会。は、変わりゆく世界や社会情勢のなかでも活動を続けてまいります。 今後とも劇作家女子会。を、どうぞよろしくお願いします。
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gsjoshikai · 4 years
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今の私達にできること ~「劇作家女子会。の Quest」、はじめます~
こんにちは、劇作家女子会。です。
こうして自己紹介をするとき、実はいつも悩んでいます。「私達は何者なんだろう」と。
劇作家女子会。は、劇作家の坂本鈴、オノマリコ、黒川陽子、モスクワカヌが集まって、2013年に活動をはじめました。
元はといえば、「劇作家女子会」はポストパフォーマンストークのタイトルでした。オノマリコとモスクワカヌが共同主宰をしていた演劇公演に、坂本鈴と黒川陽子がゲストとしてお呼ばれしたのです。「じゃあ、まぁ、みんな女子だし……」という軽いノリで付けられた「劇作家女子会」というタイトル��言い訳に、舞台上でお酒を飲みながら縦横無尽に語り合いました。普段どんなことを考えて演劇をしているのか、何に悩み、何を楽しみ、何を成し遂げようとしているのか等々、同世代のフラットな視点で語り合ううち、いつしか「4人で公演を打ってみたいね」という話になり、そうして、なかば酒の勢いで開催を決めたのが、2013年の旗揚げ公演でした。ユニット名は出会いの場にちなんで「劇作家女子会。」、公演名は「劇作家女子会!」に決まりました。
 
さて。ここで私達は冒頭の問題に行き当たります。
「私達は何者なんだろう」
公演を打つとなると、協力してくださる劇場やスタッフの方々、そしてお客様に対し、何かしらの自己紹介が必要になります。ひとりの作家がリーダーシップをとる団体の場合は、作家の作風が名刺代わりになります。複数のメンバーが等しく協力しあっている場合は、共有する理想や目標が団体の色をつくります。しかし私達には、共通する作風も、共有する理想や目標もありませんでした。
敢えていえば、「死後に戯曲が残る作家になる」という大望は4人に共通していました。しかし、これは良い作品を書きたいと願う劇作家の多くが目指す目標でしょうし、私達が集まることで何ができるのか、当時は分かりませんでした。
あるメンバーは、「劇作家という職業の垣根を低くしたい」と提案しました。演劇界という狭い世界。その中でもとりわけ姿が見えにくい劇作家という職業に光をあて、「けっこうイケてる職業だよ」とアピールし、あわよくば劇作家の人口を増やし、業界の風通しを良くしたいと話しました。
あるメンバーは、「大胆に馴れ合いたい」と打ち明けました。普段、ひとりで執筆することが多く、自然とお互いがライバルになる劇作家。しかし、劇作家の悩みがいちばん分かるのも劇作家。だからこそ大いに馴れ合って、時には互いの傷を舐め合い、盛大に褒め合い、執筆砂漠のオアシスのような時をすごしたいと話しました。
その結果、私たちの旗揚げ公演はこのような形になりました。ひとつ、公演の形式を、短編作品の持ち寄りパーティーとする。ふたつ、4人がおめかしして、フライヤーで顔出しする。みっつ、劇場のロビーでカフェを営業し、劇作家がお客様をおもてなしする。よっつ、劇場に自作を持ってきてくれた劇作家には、チケット代をサービスする。
そうして幕を開けた公演は、「劇作家」を全面に打ち出したコンセプトと、アットホームな手作り感、そして4人の多彩な作品群が評価され、多くのお客様と「私達なりの女子会」を楽しむことができました。
ただし、それで団体の方向性が定まったわけではありませんでした。言ってみれば、4人それぞれに「劇作家としてより良く活動したい」「演劇界をもっと住みやすくしたい」と願っている内容があり、活路を「劇作家女子会。」に見出しながら、その願いをお互いが理解し合える言葉に変換できない、そんなもどかしさがありました。
その後も、劇作家女子会。としての活動と、私達の自分探しは続きました。
日本劇作家協会の主催する「劇作家大会2014豊岡大会」に企画を提出し、全国規模の「劇作家女子会」を開催したこともありました(劇作家女子「大」会!/2014年)。このときは、「女子会」というネーミングが呼び起こすジェンダーの問題をめぐって、各所からご指摘をいただいたり、それがそのままトークの題材になったりしました。そしてこのときも、ジェンダーに関するメンバーの立ち位置はまちまちで、必ずしも一枚岩とはなりませんでした。
とにかくメンバーのやりたい企画をやってみようと、メンバー個人の欲望を全開にしたミニ企画を頻発したこともありました。バレンタインに個性的なチョコレートを作ることに定評のあるモスクワカヌが新作チョコレートの発表会を開いたり(モスクワカヌのHAPPY VALENTINE!!/2016年)、当時戯曲賞ウォッチャーだったオノマリコが岸田國士戯曲賞の選評を講評するというヤンチャな会を開いたりしました(劇作家女子会。のお茶会:2015年の戯曲賞を振り返る/2016年)。
また、学生演劇祭の講評委員のお仕事をいただき、4人で大阪へ飛んだこともありました(第三回泉州学生演劇祭/2015年)。高校生を中心とする若い世代との関わりは、アラサーのメンバーが自分の立ち位置を手探りする貴重なきっかけともなりました。
そうした積み重ねの時間を経て、2017年、第三回公演となる、ミュージカル『人間の条件』を上演しました。劇作家女子会。を結成して5年。今だからこそ、私達だからこそできる作品をつくろうと、4人で一本のミュージカルを共作することに挑戦しました。
テーマは、人間の条件。
それぞれが考える「これこそが人間だ」という価値観をめぐって、舞台上で真っ向勝負の殴り合いを展開したのです。当初の理想であった「大胆な馴れ合い」はどこへやら、執筆方法、人物設定、場面構成、テーマの展開という各ポイントで、メンバー同士が劇作家として、そして人間としてのプライドをかけた死闘を繰り広げました。
それは本当に苦しい時間でした。ユニット自体が、このまま空中分解をしてしまうのではないかと思うようなタイミングも何度か訪れました。
しかし、その苦しい時間は、私達にこの上なく豊かな実りをもたらしました。
私達は同じ性別で、同世代で、同じ職業だけれど、こんなにも分かり合えない。
それでも、工夫をすることで、一緒に生きていくことはできる。
そのためには、それぞれの視界の狭さを自覚することが必要だ。
自分の切実な理想は、時に誰かを虐げ、排除することがある。
自分が躓かずに生きてこられたとしても、たまたま運が良かっただけで、そこに障害が無いわけではない。
誰かの発言を簡単に「わかったつもり」になってはいけないし、自分の発言を他人に届けるのも決して簡単なことではない。
そうしたことをメンバー全員が痛感し、対話のできる相手として、互いへの信頼を一段と深めたのです。いわば「大胆に馴れ合う」ための地盤が、ようやく整ったのかもしれません。
そして2019年、劇作家女子会。は、それぞれの持つ問題意識をいっそう深め、少しでも前に進めていこうと考えました。劇作家としての生き方や、演劇界のあり方、さらには社会の仕組みについて、メンバーが協力して探究し、私達にはない視点をもつ外部の人々と出会い、その道のりで手に入れたものを何らかの形で発表していこうと思います。
今の私達だからできることを、残さずしていくために。
劇作家女子会。の Quest、はじめます。
劇作家女子会。
Questの詳細詳細についてはこちらのページから。→https://gsjoshikai.tumblr.com/quest
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