Tumgik
#カラス貝
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自作絵本「太陽のえのぐ」より、コマドリとカラスのポストカード、発売します🐦‍⬛
🐤鳥好きなあの人🐦へ、お便りしたためてください🖋️
「星川しげ子/ 深山まや展覧会」
「福寿幼稚園星川しげ子アート教室展覧会」
絵本の古本と木のおもちゃ
🕊️貝の小鳥🐚
開催中〜10(日)
12時〜18時(最終日17時まで)
火曜定休 〒161-0033 東京都新宿区下落合3-18-10
電話 : 03-5996-1193
URL : http://kainokotori.com
Instagram, X : @kainokotori
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fecosan · 10 months
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0.貝殻を砕いて粘土に埋める。薄い二枚貝は、砕くときらきらするものがあります。断片的なものの社会学の始まりにある石みたいに、たったひとつ。仕事ばかりしていると、目や耳や、そう思うこと、に靄がかかっていくような感覚になる。無重力の中で体を後ろに押される感覚。それから、行くには海の中を歩かなくてはいけません。後押しを探して、貝を砕くことにした。諦観が無ければ続きませんよ。エビデンスでなく、体感の歴を積みなさい。と教えて下さった。体感も経験も、まだまだこれからですね。
1.営業の方が弱っている時に騙さず、分子構造を教えてくれ、また全ての数字を教えてくれて、無理せず休んで下さいと言ってくれる。自信が無くて困っても、身を守るための鎧があまりいらない。 坂にある花壇の蕾が、溶けるように咲いていて少しこわかった。頭の上をびゅんっと何回か飛んだカラス、うえあ〜と鳴きながらついてきたので、それを母に伝える。父だ、と言っていた。最近母は、大きな蜘蛛・呑気なヤモリ・俄雨などを、こぞって父の仕業と分身にしている。それを否定も肯定もせずにきいています。
2.東京から、日帰りで社長が来て下さる。「数年前、うちは家内が病で亡くなりました。子供達からしても、僕であったら、と思ったりしましたけれど」と仰っていた。それから、家のアルバムを覗いて、「○先生は、お若い頃はシュッとしてよろしいですね。でも私は、今の穏やかな先生のお顔が思い出されて、好きです」と言って下さった。自分に身体がある。居ないひとには存在していた事実がある。定期的に訓練分析をしたい。
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poddyshobbies · 1 year
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安徳台遺跡 ~ 那珂川市安徳
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安徳地区にある台地の上です。農地として利用されていますが弥生時代の遺跡が埋蔵されており、国指定の史跡になっています。台地の北側には展望所、南西側には安徳宮(安徳天皇ゆかりの地)があります。
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台地の上は小鳥とカラスと時々飛行機の音だけで、捉えようによっては静かです。> YouTube(2分)
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安徳宮の前(東向き)
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台地の西側エリア ~ 東向き
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西向き
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北西向き
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南西向き
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遺跡は台地の全エリアに広がり発掘調査の手が入っていないエリアの方が多いようです。
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↑ グーグルマップのポイントはこの辺りをマーク ~ 唐辛子が植わってました。
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南面付近 ~ 南唐向き
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南向き
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謎の小道 ~ 先は藪?
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中央付近 ~ 南向き
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東側エリア ~ 東向き
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西向き ~ 養蜂箱?が置かれてました。「農薬は大丈夫なのか?」といらぬ心配。
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南向き
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西向き(安徳宮はこの方向へ)
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遺跡は埋め戻されてます。ここ安徳台は日本書紀の神功皇后紀に「とどろきの岡」として出てきます。弥生時代中期の有力者の墓や住居跡が見つかり、甕棺墓からは鉄製武器やガラス製品、南の海で捕れる貝でつくった貝輪などの貴重な品々が出土しています。日本最古級の製鉄工房や大型の竪穴住居址、勾玉、鋳型、鉄器など多数が出土しています。
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安徳地区へ下る ~ 写真右の竹林は立ち入り禁止です。
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安徳台の南面を流れる古代の水路「裂田溝(さくたのうなで)」
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関連投稿 > 裂田溝(さくたのうなで)遊歩道 ~ カワセミ公園
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yotchan-blog · 1 month
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2024/4/23 20:00:58現在のニュース
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khrbuild · 4 months
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節分も終わってしまいました。
毎日目まぐるしく日が過ぎていく!
貝塚市水間寺境内さくらのテラスの1階リフォーム工事
貝塚市水間集合住宅リフォーム工事
貝塚市名越ベランダ波板張替え工事
すっかり子供達も巣立ち今年からジュディーと2人暮らしです。
といっても、
たまにはわんぱくが来て賑やかにしてくれるんですけど。
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無事節分も終わりまして、いつもの通り次の日の夕方まで巻き寿司も完食。
先日ね、また近所の呑み友達の先輩に新年会やから水間駅前高級料亭「新之丞」に誘われまして、高級しゃぶしゃぶをいただきまして
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その後、還暦まわったおっちゃん2人と同級生の大工の重ちゃんとボーリングに行こうということに、
もちろんお酒は入ってます。
その勢いのこと、
結果は惨憺たるものでしたし、調子にのって2ゲームもしたら、
あくる日から3日間、どこてわからんけど節々が痛い(-_-;)
いつも調子乗ったらあかんて脳裏に焼き付けてるはずなんやけど、学習能力はカラス以下やからな〜(-_-;)
仕事だけは頑張ろう言うとります(^_^;)
お仕事の話しましょうね。
水間寺境内のさくらのテラス1階の改修工事順調です。
屋上の防水工事も完了!
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インケツのドレンも完璧
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外部の下地を終え
中で作業が進んでます??
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これはね、違う写真やわ(^_^;)
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この棚は本箱!
いつもお世話になってる先輩の会社の書棚。
市販の書棚って簡単に組立てできるのですが、なかなか書類の重量に耐えられないものばかり。
そういえば、私のお友達の昨年末に私の本を書いてくれた聴く子さんも本棚を作ってほしいと依頼してくれた時に言ってたのを思い出す、
本好き界隈でまことしやかに広まっている噂、
それは
「本好きな人が本を収納する本棚が世間にない!」
書類というのは結構な重さで、なかなかそれを耐えうる書棚が市販されていないのです。
今回は会社の書類を収納するための棚ですが、以前はニトリなどで売られているものを使っていたが重量に耐えられず歪んで今にも潰れかけていた。
そこで今回依頼を受けて製作。
ちなみに数年前にお話聴く子さんのお宅に設置させていただいた書棚。
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今見てもビチクソカッコ良い本棚w
自画自賛w
何でも依頼してください。
できうるがぎりリクエストにお答えさせていただきます。
無理難題Welcome!!
ってまた話それてますねw
さくらのテラスの改装の話でした、1階ちゃんと進んでまーす。
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どうぞ完成時、
3月24日 春フェスタにはどうぞ遊びに来てください、宜しくお願いいたします。
それでは本日はこのあたりでおやすみなさい
貝塚市 岸和田市 泉佐野市 泉大津市 和泉市 泉南市 阪南市 熊取町 忠岡町 田尻町
リボス自然塗料取扱店天然素材
スイス漆喰カルクオウォール
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animekirbyserifu · 6 months
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ブンその5
81話 ・「(ママから)逃げるぞカービィ!こらカービィ!」 ・「オラーイオラーイ!ホンットにうちのママはうるさいよな~。いくぞカービィ!(彼の顔にボールが命中する)」 ・「(ヤブイの部屋を見て)オレの部屋よりひでぇや…。」 ・「(モソに対して)だらしねぇな。」 ・「サトさんって良いよな~。」 ・「(部屋が汚い大人たちは)オレたちにとやかく言えないよな~!」 ・「ごめん!また間違えたよ!(カービィを蹴り飛ばす・3回目)」 ・「まずいな…ボルン署長の家じゃん…。」 ・「…入らせてもらおう。」 ・「うん、この窓から入ろう(下ネタではない)。」 ・「なんかやけに暗いな~。カービィ~!どこだ~?なんだこれ~?」 ・「姉ちゃん…どうなってんだよ…。」 ・「バカいえ、この家はいつだって綺麗だったじゃん…。あのときだって…サトさんと署長は、直撃晩ごはんをすっげー高級料理でキチンともてなしてた(59話参照)。」 ・「(ボルン署長に対して)カービィが飛び込んじゃって…。」 ・「ボルンさんのせいか…。」 ・「1番見られたくないヤツに見られた!」 ・「(タゴ達に対して)人のこと言えるのかよ!」 ・「デデデ!この責任をとれ!」 ・「(デデデもカスタマも)どっちもどっちだろ…。」 ・「そりゃいくらカービィでも…。」 ・「なんか良い方法ないのかよ!このままじゃ…。」 ・「(デデデに対して)勝手なこと言うな!」 ・「やった!久々のクリーンカービィ!」 ・「(掃除をするデデデを見て)良い気味だ。(カービィに箒を渡されて)ちぇっ…分かったよ。」
82話 ・「もしも~し!(受話器を取る)」 ・「ママだよ…。晩ごはん済ませて~…だってさ。自分は遊んでて。」 ・「(カワサキの店には)絶対行かないぞ!姉ちゃん…なんか料理作れ。だって女じゃん。」 ・「姉ちゃん料理できねぇの?」 ・「ははっ、カービィのヤツ…待ちきれないんだぜ。」 ・「(父親の料理を見て)うまそ~!たまんねぇぜ~。」 ・「ははっ、しかもソードとブレイドまで…(参加してる)。」 ・「フードプロセッサー買ったの?」 ・「アレじゃ吸いこみなんてできねぇ…。」 ・「(焼けたデデデ達を見て)さっすが!美味そうな料理ができたじゃん!」
83話 ・「(雨降ってんの授業なんてしたら)ずぶ濡れだよ~!」 ・「(チップに対して)先生��こんなところでなにしてんの?」 ・「見ろ!虹だ!」 ・「(デデデ小学校を見て)デデデのヤツ…またかよ…。」 ・「それに優しい。」 ・「(デデデに対して)今さら勉強してどうする~?」 ・「(カワサキに対して)コイツ計算出来てねぇ…。」 ・「(デデデに対して)自分の名前も書けねーの~。」 ・「(DではなくOを書いたデデデに対して)全然違うじゃん!」 ・「(デデデに対して)1度もカービィに勝ったことねぇもんな~(煽り)。」 ・「あったり前だけどね~。」 ・「ソードカービィだ!」 ・「逃げなくちゃいけないのか…。」
84話 ・「カービィー!そんなとこで寝てないで、サッカーやろうぜー!」 ・「だから言ったのに…。」 ・「キュリオさん危ない!」 ・「キュリオさんごめん…大丈夫?オレ押してやるよ。いいから遠慮するなって。」 ・「(キュリオに怒られて)ちぇっ…なんだよ…。」 ・「(キュリオさんが)何か見つけて独り占めしてるぜ?」 ・「きっと宝石だぜ?じゃなきゃあんなに怒るハズないもんな。」 ・「嘘だと思うなら、自分で確かめやいいだろ?」 ・「(トッコリに対して)なんで助けなかった(そもそもトッコリじゃ助けられないだろ)。」 ・「やっぱり鍵かけてる…(そりゃ貴重な歴史的遺品があるんだし、防犯はするでしょ…)。」 ・「お、これって…(古文書を発見する)。」 ・「でも…音はこっちの方から聞こえるぞ。これだ!(隠し扉を発見する)」 ・「姉ちゃん!やっぱりキュリオさんの仕業だ!」 ・「じゃこの本は?(姉に古文書を渡す)」 ・「キュリオさんの家にあったんだ…。いいから読んでみろ!」 ・「皆が見たのと同じだよ!」 ・「それよか姉ちゃん!夜になると魔獣が起きるぜ?」 ・「(キュリオさんは)何作ってんだ~?」 ・「そいつ!カービィを襲った魔獣だろ!」 ・「またカービィを襲わせるつもりか!」 ・「でも…アイツ幸せの魔獣だろ?なんでカービィを襲うんだ?」 ・「吸いこみしてもコピーできねーんじゃ勝てねーよ!」 ・「よし!ボムカービィだ!」 ・「(カービィは)もう眠ってるよ…。」
85話 ・「(両親の昔話を聞いて)それが信じられないんだよな~。」 ・「姉ちゃん、遊びに行こ!」 ・「でもつまんねぇよ。オモテに出たい。」 ・「何だよ…シミの1つや2つで…(小声なのですごく聞こえづらい)。」 ・「どうかしてるぜ!部屋に閉じこもりっきりなんてさ!」 ・「(姉に日差しが強いと言われて)いつもと同じじゃん。カービィ!行くぞ!」 ・「またホームランかよ…。(カービィに対して)強く蹴りすぎって…お前!いつの間にか真っ黒だぜ!」 ・「ははは、オレもだ。」 ・「(姉に対して)すごく焼けてる?」 ・「(母に対して)昼と夜を逆に?」 ・「でもママ…(オレたちと会えなくなるぜ?)。」 ・「(ママを)家中を探したけどどこにもいねぇ!」 ・「ママ、イカれてる…。」 ・「(昼夜逆転した村人たちを見て)なんてこった…。ママだけじゃなかったんだ…。」 ・「姉ちゃん!すげぇぞ!村中どの家も完全に起きてる!」 ・「夜は大人が!昼は子供が棲み分ければ、お互い問題ないじゃ~ん!」 ・「なんだよ、ロロロ、ラララ。」 ・「姉ちゃん、これなあに?」 ・「(気球に)オレも乗る。」 ・「あ、デデデの車だ。慌てて城へ向かってらぁ。」 ・「でもさ、こんな高いところじゃカービィに戦ってもらうしかねぇじゃん(まだ敵が現れてないのに戦う前提の喋り方である)。」 ・「ジェットカービィだ!」 ・「(昼間外に出られないのは)もうこりごりだぜ…。」
86話 ・「ま、おかげでカービィは余ったラーメンを食べられるけど?」 ・「(ナゴヤが)美味いかどうか聞いてるぜ?」 ・「練習すれば?うんみゃ~うんみゃ~。」 ・「(カワサキのラーメンを食べて)マズ…くない!うみゃ~!」 ・「やればできるじゃん!」 ・「(ナゴヤの味噌煮込みうどんを食べて)うみゃ~ぜよ!」 ・「でも…カワサキのラーメンも結構いけたぜ?」 ・「(ケンカする2人に対して)あの感動のめぐりあいは何だったんだ?」 ・「どうする姉ちゃん…。カワサキの負けは決まったようなもんだ…。」 ・「(タゴに対して審査員に)ならなくて良かったな。」 ・「コックカービィ!」 ・「姉ちゃん!(ナゴヤの喋り方が)うつっちゃったじゃん!」
87話 ・「(姉に対して)なに?堆肥って?」 ・「(エサを子分に分けるボスカラスを見て)どっかのボスとはえらい違いだ。」 ・「ゴミがどんどん減ってるじゃん!」 ・「姉ちゃん…(カラスたちが)お菓子を狙ってるぜ…。」 ・「(トリ達に追いかけられて)なんてヤツらだ!ゴミ漁り出来たって、オレたちを襲うなんて!」 ・「アイツ…魔獣じゃねぇの?」 ・「(エスケル魔獣黄帝液を見て)デデデが前に使おうとしたヤツだ…。」 ・「(ダイナブレイドに対して)お前は鳥の王者だろ!」 ・「(ダイナベイビーが)カラス共に(攫われた)?」 ・「(ダイナベイビーを人質ならぬトリ質にするクロウエモンに対して)デデデと同じレベルじゃん!」 ・「(デデデに対して)調子良いんだからなー…。」 ・「いっけー!ウィングカービィ!」 ・「(姉に対して)こんなヤツに味方すんの?」 ・「でも、(鳥の)子供たちは仲良くなった。」
88話 ・「だから…硬い貝殻で身を守ってるんだ。」 ・「アイツ(エスカルゴン)~貝だったのか!」 ・「(デデデ達を見て)アイツら仲が良いんだか悪いんだか…。」 ・「おやつにしようぜ、カービィ。」 ・「(エスカルゴンに対して)別にそれほど騒ぐことじゃねぇだろ?」 ・「(エスカルゴンに対して)よくくっつく接着剤使ったら?」 ・「(カワサキに対して)ちょっと借りるぜ~!」 ・「(姉に対して)異常な~し!」 ・「脱いだ?エスカルゴン脱いだ?」 ・「デデデじゃなくたって、エスカルゴンの身体の仕組み、見たいよな~。」 ・「(エスカルゴンは)ナメクジ閣下か!」 ・「ちぇっ…恩知らずなヤツ…。」 ・「結局エスカルゴンのヒミツは…。」 ・「カービィ、焼きサザエ食べそこなっちゃったな。」
89話 ・「ははは!カービィはそれどころじゃないよ。」 ・「姉ちゃん、カービィと遊びにいってくるよ。」 ・「ストーカーって何さ?」 ・「みんな絵が下手過ぎて大失敗だったじゃん。」 ・「姉ちゃん…。フームたんなんて言わせておく?」 ・「(オタキングに対して)オタクは卒業してプロになれ!」 ・「やっぱ才能ないぜ…。」 ・「笑えりゃなんでもいいよ。」 ・「(オタキングを)全く見かけなくなったな~。」 ・「なんで周りを囲んでるの?」 ・「ホントにデデデ描いてんのかね~?」 ・「(アニメ作りは)2度と手伝わねぇよ。」 ・「(デゼニーに対して)何の装置だよ。」 ・「夢がねーじゃん!」 ・「スパークカービィだ!」 ・「(例のアニメを観て)姉ちゃんの声だ…。」
90話 ・「カービィ!こっちこっち!(ホタルを発見する)」 ・「今度こそ…うわぁ!」 ・「(ボルン署長に対して)なんでそんなとこで遊んでんだよ~。」 ・「(ビート達に対して)人に迷惑かけて面白いか!?(トラブルメーカーの彼が言うと笑えてくるが)」 ・「ガス!今度はオレたちがやるぜ!」 ・「姉ちゃん!ガスがいないと…(オレたちだけじゃ勝てないぜ)。」 ・「そりゃ…カービィも頼りにしてるけどさ…。」
91話 ・「姉ちゃん…やっぱりガスがいないと…。」 ・「(モソからガスのハンカチを見せられて)それガスのだ!どこにあった?」 ・「(ガスに対して)今、出してやるぜ。」 ・「今ガングが走ってる!急いで代わってくれ!」 ・「あの暴走族をやっつけたじゃないか!残りはビートだけなんだ!一体どうして…。」 ・「伝説の…ステッペンウルフか…。」 ・「でもビートは昔よりワルになったじゃん…。」 ・「モソじいさんまで、ガスを心配してきたんだ!さぁ、走ってくれよ!」 ・「(残ったのは)ガングとカービィだけ…もうダメじゃん。」 ・「やった!えっとあれは…(ホイールカービィ)。」
92話 ・「(姉に対して)もう皆キッチンに集まってるぜ?」 ・「(値引き競争を見て)しかも、どんどんマズそうになってくぜ…。」 ・「(カワサキのサンドウィッチを見て)重ねても透けてるじゃん…。」 ・「あれでサンドウィッチだなんて言えるかよ…。」 ・「(カービィに対して拾い食いは)ばっちいだろ?」 ・「(ワドルディ達に追いかけられて)とにかく逃げろ!」 ・「(ワドルディを)吸いこめ!カービィ!」 ・「やっぱスカか…。」 ・「そうか!料理さえ良きゃ、ワドルディは味方になるんだ!」 ・「やったー!コックカービィ!」 ・「(太ったワドルディを見て)デデデ状態じゃん…。」 ・「たくさん食べれば良いってモンじゃないぞぉ!」 ・「なんでお前らが喜ぶんだよ~?」 ・「(デデデに対して)食いモノの恨みは恐ろしい���だ!」
93話 ・「(デデデに対して)バーカ!感謝はありがとうの気持ちだ!」 ・「昨日はヤブイ先生感謝の日!姉ちゃん感謝の日もあるぞ。」 ・「え~?デデデにプレゼント~?それもカービィが渡す?何言ってんだ姉ちゃん。」 ・「(デデデは)プレゼントが欲しいだけだ。」 ・「第一なんでカービィにさせるんだ?」 ・「(プレゼントのスイカを)ちょっとかじっちゃったけどな…(※全部です)。」 ・「大人ってなんでああバカなんだ?」 ・「デデデなんかカービィ以下だもんな~(さりげなくカービィもディスっている。また、人格や強さはともかく、デデデは言葉が喋れるのでカービィ以下ではない)。」 ・「(デデデに対して)そのスイカ本物かな?」 ・「よかった…生きてるよ(カービィは爆弾ごときでは死なないでしょ…)。」 ・「そうだ!デデデのヤツにお仕置きしてやらなくちゃ!」 ・「芝居じゃないことは確かだ…。」 ・「パラソルカービィだ!」
94話 ・「(魔獣が)村を襲撃した?」 ・「(デデデが魔獣を呼び出したと)それしか考えられないよな。」 ・「(ファンファンをイジメるデデデを見て)あれじゃリンチだぜ。」 ・「アイツ…カービィの気持ちが分かったんだ…。」 ・「魔獣って元々悪いんじゃなく、悪いヤツとして作られるんだな。」 ・「(ファンファンが)せっかく直りかけてるのに!」 ・「スロウカービィ?」 ・「悪いヤツに魔獣にされたんだ。」
95話 ・「(カービィのヤツ)どこにいったのかなぁ…。あ!な~んだ。あんなところにいた!」 ・「何やってんだカービィ~?」 ・「(ハナさんを手伝ったら)そしたらごちそうしてくれるってよ!」 ・「(レン村長宅の料理を見て)お、美味そう!カービィ喜ぶぞ!」 ・「(ボルン署長に対して)そのカービィを探してるんだ!」 ・「コンビニ強盗か?」 ・「姉ちゃん…どうやら本当だぜ…。」 ・「(カービィから)魔獣を追い出さなくちゃ…。」 ・「(背中の羽根を見て)デビルフロッグが取り憑いてる!」 ・「バッカじゃねぇの…?自分からデビルになりやがって。」 ・「そうだよ!こうなったのも全部デデデのせいじゃん。」 ・「カービィ!コイツらをやっつけろ!(※エスカルゴンはとばっちりです)」
96話 ・「姉ちゃーん!無事か?」 ・「(デデデに対して)え?ワープスターならカブーの中じゃん。」 ・「ごめん…ついうっかり(口が滑った)。」 ・「そうだったのか…。でも姉ちゃん…(ワープスターを)カブーの中にしまうなんて、よく思いついたな。」 ・「不思議だな~、ワープスターにピッタリハマるなんて。」 ・「カブーって何万年も昔から、ここにある遺跡なのに。」 ・「ちくしょー!邪魔すんな!」 ・「カブーの中だよ、姉ちゃん。」 ・「(エアライドマシンを見て)アレ!みんなナイトメアの兵器?」 ・「(星の戦士の乗り物と聞いて)だったら!なぜ敵が持ってるんだい!」
97話 ・「うっわ~、姉ちゃん見ろよ、ワープスターが(ボロボロじゃねぇか)。」 ・「いいぞ、カービィ!この調子で、みんな倒しちゃえ!」 ・「何言ってんだ?姉ちゃんとカービィはワープスターから落ちたじゃん!」 ・「あれからずっと…姉ちゃんとカービィは気絶してたんだ。」 ・「別のワープスター?」 ・「何言ってんだよ。2人ともずっと気を失ってたんだってば!」
98話 ・「(メタナイトに対して)あの円盤が、また来るのか!」 ・「(村の惨状を見て)全滅じゃねぇか…。」 ・「カービィは魔獣を倒すためにここに来たんだぞ!」 ・「文句言ってねぇで感謝しろ!」 ・「こんな設備が…城の地下にあったのかよ…。」 ・「(戦艦ハルバードを見て)はは、こんなスゲーの作ってたんだ!」 ・「これがありゃ、怖いものなしだぜ!」 ・「でも!オレは行くぜ!」 ・「メタナイト卿!発進してくれ!」 ・「鬼軍曹じゃねーか!」 ・「(村に)キュリオさんやガングがいねーと、村を元通りに出来ねぇ!」
99話 ・「(ワープホールの揺れに対して)まだこんなに続くのかよ~!」 ・「(ソドブレから『重力波干渉砲』の説明を聞いて)すっげー威力だな…。」 ・「(デデデに対して)オレたち、ナイトメアとの戦いに向かってんだぞ!」 ・「ヤ、ヤバいぜ姉ちゃん…。」 ・「(カワサキに対して)分かってねぇや…。」 ・「(デデデに対して)わざわざ敵に知らせちまうなんて…。」
100話 ・「(デデデに対して)お前らこそ外へ出ろ!」 ・「(カワサキに対して)お前天才だな!」 ・「宇宙船もないのに(どうやって脱出するんだ)?」 ・「ハルバードがやられた!あと3分以内に…脱出しないと!」
特別編 ・「捕まえた~!でっかいザリガニだろ~?」 ・「姉ちゃん…タダのエビじゃねぇんだ…。」 ・「デデデが買った魔獣に違いないぜ?」 ・「やったぁ!ファイアカービィ!」 ・「カービィ!もう一度だ!」 ・「小エビなんか吸って、どうするんだよ!」
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fukurabi9 · 10 months
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1073 食糧戦争
人類は間違いなく、100億に達しており、カラスとの食糧戦争は回避しがたい事でしょう。 都市部では、身近に感じられない事ですが、農村部や温暖な国では、すでにカラスとの食糧戦争が始まっています。 果たして、人類は勝てるのだろうか? カラスは、人家に近い所に棲んでおり、核や化学兵器は使えず、戦車を出動させたとしても、一羽打ち落とされれば危険を察知し、戦車よりも早く、自由に空を飛び、山や川、海を越え、国境を破り、逃亡。 人類の一点攻撃型兵器は、通用しません。 ��え、二、三万羽打ち落とされたとしても、毎年増える数からして、彼らにとっては平気な数。 もしひかるが、カラスの大統領に就任したならば、人類との食糧戦争は、大勝利を収める事でしょう。 一万羽単位で、カラスの編隊を組み、地球上の各ゴルフ場へ基地として集結させ、上空300メートルから、ホールを狙って、小石を落下させる訓練をします。 ゴルフボールは、訓練用に使う為、必然的にゴルフ場は、カラスの軍事基地と化し、手始めに、一万羽のカラスに、其々300グラムの小石を持たせ、猛スピードで走る、新幹線の線路へ一万個の小石を落下させ、波状攻撃。 新幹線は、小石の山に脱線し、多数の死傷者が出、世界的なニュースになる事でしょう。 滑走路や高速道路、至る所で、小石の攻撃を行う為、人間は恐怖のあまり、新幹線、飛行機、車を利用しなくなるでしょう。 線路の小石は拾って何回でも使用。 軍事開発費はいらず、即座に実行出来、路上の人や民家にも一万個単位で、小石の雨を降らせます。 屋根やガラスは割れ、ライフル銃で撃ち落とすにも、300メートル上空までは届かず、特に黒いカラスの夜襲は、効果覿面。 手が付けられません。 農家へは大事な食糧確保の為攻撃せず、人間をカラスの奴隷にするのです。 カラスを「烏合の衆」、と馬鹿にしていた人間共が、逆に、烏合の衆、と呼ばれる羽目になります。 カラスの大統領は、作戦本部を移動し、世界各地の戦況を悠々と視察旅行。 各国首脳は、連日の応戦会議で、精根尽き果てる事でしょう。 強力な軍事力で、地球の保安官を自認するアメリカ大統領が、茹で上がりのタコ顔で、目ん玉飛び出させ、「カラスの野郎!、ブッ殺してやる!」、と喚き散らす、じだんだ姿が目に浮かびます。 カラスの大統領は、カッカラカ、カッカラカ、と高笑い、見下げる事でしょう。 飛べない人間、国境、人種問題を抱える人間が、カラスに勝つ事は、容易ではありません。 カラスは、すでに貝類を上空より落下させて割り、中身を食べる戦術を習得済。 人間を共通の敵と認知した場合、高速道路を走る車に、小石を落下し、一台でも事故を起こさせ、殺せる事が分かると、全カラスに伝達され行動を開始。 カラスには国境がない為、国際的な問題解決策が必要。 国際会議の開催を提案します。 ヒッチコックの映画が、現実のものにならない事を切望しよう・・・  今すぐに、開発しよう、カラスピル!
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itokawa-noe · 2 years
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つないだ瞳に空を映して
飛べない鳥と飛び方を忘れた女の子が視界をつなぐ話。
犬と街灯さん主宰「島アンソロジー」参加作品です。(5,197文字/2022年2月27日。2021年7月に書いたものを大幅に改稿しました)
掲載誌▼
『貝楼諸島より』https://inumachi.stores.jp/items/629b082bc359a8797455e6a6
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 青に夢中だった。家々のあいだや風よけの林のすきまに海の切れ端が見えるたび、飛びたつ鳥につられて空をあおぐたび、予感やら期待やら問いやらが体いっぱいにふくれあがり、居ても立ってもいられなくなった。  名前のせいだと誰かが言った。名前がわたしを遠くにつれ去ろうとするのだと。 「せいじゃなくておかげだよ」お父さんがそう返し、 「おかげというと押しつけがましくなっちゃうけれど」お母さんがこうつづけた。「ツバサっていう名前はね、あなたがどこかへ行きたいと思ったときにお守りになったらいいなって、そんな気持ちでつけたんだよ」  もともとすきだった名前が宝物になった日の記憶。発作のように襲ってくるそれを、寝返りをうって追いはらう。あの日のわたしはもういない。お父さんとお母さんをのせた船と一緒に海に呑まれて消えてしまった。  島じゅうどこにいても届く潮の匂いと波の音のせいで、今のわたしは島どころか部屋すらでられない。面倒をみてくれる叔母さんと叔父さんに申し訳なく思いながら一日のほとんどを布団ですごしていると、細切れのまどろみに何度もおなじ夢をみた。音もひかりもない海の底で空気をもとめて水を掻く。それだけの夢が繰り返されて繰り返されて繰り返されて死ぬまでつづくのかと思いはじめたころ、頭上を覆う黒を切り裂きけたたましい声がふってきた。  海が消え失せ、目をあける。  障子のむこうでジミコッコが鳴いていた。 「小さいころのツバサは、地面をよちよち歩く鳥をみんな『コッコ』って呼んでたの」 「そこに母さんが『土壁みたいに地味な色だから』って『ジミ』をくっつけてね」  耳もとによみがえった懐かしい声は、引き寄せようと手をのばす間もなくぎゃーぎゃーがーがーの大騒ぎにかき消された。ジミコッコは飛べない。その弱みを補うためか常に群れで暮らしている。臆病で用心深く、人家に寄りつくことはない。だから、庭で騒いでいるこれはドンだ。  強気なのか呑気なのか、ドンは人間をおそれない。このあたりを一羽でうろつくジミコッコを見かけたら、それは間違いなくドンだった。助走をつけて跳んでみたり、石段の低いところから羽ばたきながら飛びおりてみたり、空を飛びたがっているのだとしか思えない奇行がしょっちゅう目撃されているものの、カモに似たずんぐりとした体が地面を離れることは決してない。  身のほど知らずで鈍くさい、ばかなドン。そのドンのわめき声が、頭からかぶった布団も耳をふさいだ指もつきぬけ鼓膜をびりびり震わせる。たまらずわたしは飛び起きた。 「うるさい!」  が、ドンは動じない。ふつうの鳥だったら障子をあけた時点で逃げだしているだろうに、どっしりとかまえたまま、どころか、長い首をかしげて不敵にこちらをねめあげてくる。いらっとして睨み返し、目と目があった、その瞬間――  ぱちん。 ──わたしはわたしを見あげていた。巨人のように、どでかいわたしを。  それだけでもわけがわからないのに、周囲の様子もなにやらおかしい。なにもかもが異様にあざやかだし、見えるはずのない顔の真横や背中のほうまで広範囲がいっときに見渡せて、頭がくらくら目がちかちか、おまけに足もふらふらで、一歩たりともうごけない。なのに視界は移動する。小刻みにゆれつつ、よたよた、よちよち。なんだこれ。きもちわるい。まるで他人が撮影した映像を頭に流しこまれているような――  クワッ、クアッ、クワッ、カッ。変なリズムでドンが鳴く。その拍子と視界のうごきがぴたりと合っているのに気づいて息を呑む。  もしかして、これってドンの見ている景色?  まさかと笑いたかった。だけど、よちよち歩きのテンポといい視点の低さといい、一度そう思ってしまったらもうドンのそれだとしか思えない。  意味不明だし、こんなの困る。  かといって、どうすればいいのかもわからない。  とにかくいったん落ち着こう。自分で自分に言い聞かせ、あらためて視界に意識をむける。ふだんから桃色の首長竜みたいだと思っているウミアオイの花が、足もとから仰ぎ見るとますますもって恐竜っぽい。食べてもくちのなかが苦くなるだけだとわかっているはずのカイシイチゴの実がやたらとおいしそうにみえるし、梢から飛びたったカラスはシンドバッドの怪鳥を思いださせるし……  面白い。面白いけど、どうせ鳥の目を借りるなら空から地上を見てみたい。  そんなことを考えた矢先、ぱちん、スイッチを切ったように視覚が戻った。  げんきんなもので、失ったとたんに奇妙な感覚が惜しくなる。もう一度できないだろうか、どうせならば他の鳥と、と塀のうえを跳ねていたスズメや茂みからでてきたハトを睨んでみたが、うまくゆかない。ドンと試みる。ぱちん、すんなり接続される。  なんでドンだけ? よりによって飛べない鳥と。そんな不満はありつつも、わたしはこの遊びをおおいに気に入り、暇さえあればドンと視界をつなぐようになった。  はじめのうちは、ドンが庭にくるのを待っていた。  じきに待つのがもどかしくなり、自分からさがしにでかけてゆくようになった。  ドンの瞳をとおして見る空はどこまでも高く広く、澄んだひかりに満ちていた。  そのひかりをうけて輝く海もまた美しいことを、わたしは少しずつ思いだしていった。
 今ではもう溺れる夢を見ることはない。島じゅうどこへだってでかけられるし、崖のうえから海を見おろしてもへっちゃらだ。  だけど波打ち際には近づけない。当然船にも乗れず、飛行場のないこの島では試すべくもないけれど、海上をゆく飛行機の類もおそらく無理だ。  島には中学校がない。卒業後はみんな、連絡船で隣の島に通学することになっている。部活はどうするだの早く制服を着たいだの先輩が怖いらしいだの、そんな会話が、わたしが近づくなりぷつりと途切れる。気遣ってくれているのはわかる。わかるけれど、ひねくれたわたしは勝手に友人たちの心の声を聞きとって、勝手に胸が重くなる。  かわいそう。どこにも行けないツバサなんて。
 今日もドンは海をのぞむ崖で飛行訓練に励んでいる。せっかく視界をつないでも、先方が不毛な助走と羽ばたきに飽きないかぎり、見えるのは地面ばっかりだ。わたしのほうがさきに飽きてうとうとしはじめたころ、ようやくドンは翼をたたんだ。長い首をもたげるときのあのしなやかさで視点がすっと高くなり、ひかりをたたえた水平線が眼前にひろがった。  彼方に浮かぶ島影がふだんよりも多いのは蜃気楼のしわざ、のはず。断言できないのは、神出鬼没の島が紛れていることがあると先生が授業で言っていたからだ。ちゃんと土でできていてひとが住んでいるほんものの島なのに、気まぐれに消えたり現れたりを繰り返しながらこのあたりの海を回遊しているらしい。そんなことがありえるだろうか、と、そこまで考え、わたしはぶるぶる頭をふった。  気にするだけ時間の無駄だ。島の外のことなんて。わたしはドンみたいにばかじゃない。身のほどをわきまえない憧れは、自分を傷つけるだけだと知っている。 「こんにちは」  突然背後で声がした。ぎょっとした拍子に、ぱちん、接続が切れる。 「ごめん。驚かせるつもりはなかったんだ」  そう言って笑うのは、泥と草にまみれた登山靴をはいた、知らない女のひとだった。 「誰?」鋭く問うと、 「怪しい者じゃないよ」と双眼鏡を掲げてみせる。「私はただコジカカリを」 「コジカカリ?」 「そうだよ、確かこのあたりに──お、発見!」  獲物にとびかかる猫みたいな勢いで双眼鏡を向けたさきに、ドンがいた。 「あれはジミコッコだし」なんとなくむっとして呟くも、 「変だな」不審者は聞いちゃいない。「なにをバタバタ騒いでるんだろう。怪我をしてるようには見えないけれど」 「怪我じゃないよ、飛ぶ練習。ばかだよね。どうせ飛べない鳥なのに」 「ちょっと待った」  不審者が勢いよく顔をあげ、わたしはびくりと身を引いた。 「この島のコジカカリは飛ばないの?」 「だって飛べない鳥でしょう」 「面白い」 「なにが」 「彼らは飛ぶよ。本来なら」 「え?」 「飛ばないのだとしたら、それは飛ぶのをやめたからだ」 「やめる? どうして」 「気候��よくて天敵がいなくて食べものにも困らない、そのあたりの条件がそろったんだろう」 「そんな理由でやめちゃうの」 「彼らにとって、飛行は別段ロマンチックなものじゃないからね。見た目以上にコストのかかる行為なんだよ。飛ばずに済むならラクでいい」 「それ、鳥に訊いたの」反発したつもりだったのに、 「でも妙だな」相手の関心はすでにドンに戻っている。「環境に合わせた体の変化は、何世代もかけて進んでゆくものだ。この個体の場合はまだ、一般的なコジカカリと変わりなく見える。飛ぼうとすれば飛べるだろうに、どうして……」  唸りながら観察することしばし。 「うん、わからん」不審者は、ようやく双眼鏡を顔から離した。「敵わないな、彼らには」  悔しがるような口調とは裏腹に、表情は満足げだ。 「そんなに鳥が好き」呆れて言うと、 「君もでしょう」と返された。 「好きかどうかはわからない。けど」考えながら、わたしは答える。「話してみたいとは思うかも」  なんでそんなに飛びたいの。どうして諦めずに挑みつづけられるの。ひとりぼっちで寂しくないの。もしもドンと話せたならば、訊きたいことがたくさんある。 「そう遠い夢じゃないかもよ」 「え?」 「近年の研究で、鳥たちが複雑に発達した言語によって高度なコミュニケーションをとっていることがわかってきたんだ」自分の言葉に自分で興奮したように、早口になって不審者はつづけた。「一般に考えられているより、彼らは遥かに賢いんだよ。というか人間の尺度では彼らの知性を測りきれないだけで、見方を変えればあちらのほうが賢いのかもしれない」 「冗談でしょう」わたしは笑った。 「冗談なものか」不審者は笑わなかった。「あなたは知ってる? 渡り鳥が何千キロ、何万キロという距離を迷うことなく行き来できるのは何故なのか」  考えたこともなかった。言われてみれば確かにふしぎだ。地図も磁石もつかわずに、どうして旅ができるのだろう。 「知らない。なんで?」 「私も知らない」 「へ?」 「太陽や星の位置、地球の磁気、匂いや地形の記憶、そういった様々な手がかりを段階的に使いわけて旅をしているらしいことはわかってきた。だけど未だに、完全な解明には至ってないんだ」 「じゃあ、本当のことは誰も知らないの」 「今はね。ま、気長に待っててよ。いつか突きとめてみせるから」 「おばさんが?」 「それが私の仕事なんだ」  なにそれ、面白そう。  声には出さなかったはずなのに、不審者はにやりとした。 「興味がある? だったら一度、梟島に遊びにくるといい」 「ふくろうじま?」 「大学や研究施設が集う学問の島だよ。好きなことに好きなだけ没頭できる、探究者の楽園だ」  行ってみたい。その島、どこにあるの。  前のめりになってくちにしかけた言葉は、だけど波にさらわれた。唇を噛んでうつむきかけた、そのとき。けたたましい声が響きわたった。  びっくりして顔をあげる。視線のさきをドンが駆けぬける。長い首を倒した前傾姿勢で一直線に断崖へ、風を集めるように羽ばたき足もとの地面が途切れるすれすれのところで踏み切って大空へと飛びたった、と見えたのは束の間のこと、わずかな滞空の後、真っ逆さまに墜落してゆく。 「ドン!」  目の前で波が逆巻き息が止まる。視界がつながったのだと自覚するより早く海面が迫る。悲鳴をあげることもできずに凍りついた直後、  落下が、止まった。  吸いこまれるように海へと落ちていた視点が、一転、上昇しはじめる。ぐんぐんのぼり、中空に達するとなめらかに滑りだし、後方に見えるわたしと不審者のすがたがみるみるうちに遠ざかり―― ──あとにはただ、一面の空。 「ね、飛べたでしょう」滲んだ景色の外側で、不審者の得意げな声がする。「それにしてもえらい勢いだな。どこまでいく気だ?」  どこまでも、どこまでも。あれほど水平線のむこうに焦がれていたのだ。もうここには戻るまい。  今にも離れんとする指をつかみなおすように、わたしは瞳に力をこめた。こみあげるものを押しころし、瞬きをこらえ、ドンの見ている色をひかりを焼きつける。  ずっとそうしていたかった。だけどやがて、瞼を支える筋肉が震えだし――  ぱちん。  いつもの音が鳴りわたる。同時に胸で、なにかがはじけた。 「え、ちょっと、どこ行くの?」  不審者の声を背に走りだす。吹きあげる風を体で切りひらいて前へ前へ、海岸までの坂を駆けおりサンダルをぬぎすて砂を蹴りあげしぶきと踊る、つもりが引き潮に足をすくわれて、波打ち際ですっ転んだ。  ずぶぬれの砂まみれで寝返りをうつ。視界がぜんぶ空になる。  風が鳴る。水がひかる。  さえぎるもののない青にむかって、わたしはおおきく腕をひろげた。  この名前でよかった。  ひさしぶりに、そう思った。
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mtblike · 2 years
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友人2人と貝探ししたらやばいカラス貝を見つけた
光脈筋かしら?
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onibi-onibi · 5 years
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781 花咲か名無しさん[sage] 2019/10/09(水) 09:39:31.09 ID:zqRMkbn8 海辺のカラスは貝を展望台のコンクリートまで持っていって上から落として割る それを見て真似たカモメは一所懸命砂浜に落としてるけど割れないw
続・妄想的日常 海辺のカラス
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koamisie · 5 years
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美しく燃える森
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2019.1.27発行※転載禁止
動物園
 ホッキョクグマ。クマ科クマ属。食肉類……    水槽に埋め込まれた金属パネルには動物の情報が表記されていた。その隣にあるアンドロイド用のタッチ端末を覗き込んでいると急に目の前が白く眩しく染まった。水槽が大きく波をたてて、子供たちの歓声が館内に響く。 シロクマが水に勢い良く飛び込んだのだ。青く輝くソーダのような水中を踊るように泳いで、シロクマは水面に顔を出した。オモチャのボールを掴むとプカプカ漂いくるりと回転する。 「へえ、よくできてるもんだな…」 ギャビンは水槽にそっと手を伸ばした。 シロクマの額にはアンドロイドを示すLEDが光っていた。 「ええ、私は映像と写真でしか見たことはありませんが、本物と変わらないように思います」 シロクマは飛沫を上げて泳ぎ、また歓声が上がる。 「そうか、もう居ないんだよな」 水面の模様が水槽や壁に反射して白く光り、ギャビンの表情はよく見えなかった。
 花曇りの空の下、動物園のエントランスは閉園前にも関わらず賑やかだった。ケージの中で飛びまわるサルや、カラフルな羽を広げる鳥たちの声が響く。園内で売られている軽食の油っぽくて甘い香り。校外学習だろう、同じ緑色の帽子を被った子供たちが園内をかけていく。 「どうだった?初、動物園は」 ギャビンと並んで売店の前のベンチに腰掛け、ワゴンで売られていくパンダやキリンのぬいぐるみを見つめている。先程見たシロクマにそっくりのぬいぐるみも山積みにされていた。 「はい、とても満足しました。ありがとうございます…ここへは来たことが?」 「いや初めて来た、ガキんとき行ったのは普通の動物園だったし」 春の夕暮れ、皮膚のセンサーが冷たい風を感知する。随分と暖かくなったとはいえ、日が沈めば気温はぐっと下がる。ギャビンはいつものインナーの上にゆったりとしたカーキー色のカーディガンを着ていたが、少し肌寒そうにしていた。 「冷えてしまいましたね、帰りましょう。本調子ではないのに、お付き合いさせてしまいすみませんでした」 「別に。自宅療養ってもやることねーし、暇つぶしには丁度良かったよ」まあ、自分がヘマした現場見に来るのも妙な感じだけどな。ギャビンはそう言ってベンチから立ち上がるとふらりと売店に入っていった。ついて行こうとすると、そこに居ろよと言われてしまったので再び腰を下ろした。 「………」 ガラス張りの売店の中を物色する彼を目で追いながら、一ヶ月ほど前にこの動物園で起きた事件を思い返していく。  子供のアンドロイドが誘拐されたとの通報でギャビンと共に駆け付けた。難解な事件ではなかったものの、ギャビンは運悪く犯人の所持していたナイフで脇腹を刺され、一週間ほど入院していたのだ。 売店のガラスに自分の黄色いLEDが映っている。 ガラス越しにギャビンと目が合うと、彼はにんまりと目を細めて笑った。  あの日、彼の異形に気づいた。 倒れたギャビンの傷口に押し付けた自分の上着。その血のぬくもりの下には、おおよそ人間とは言えない毛皮の身体があったのだ。 応援が来るまでの短い時間ではあったが、ギャビンが自分の知らない「なにか」なのだと理解するには充分すぎた。 店内をうろつくギャビンを目で追いながら、あの日の彼をメモリから検索する。彼が人間ではなく、アンドロイドでもないかもしれない。そんな非現実的な事があるのだろうか。 あのような事象が他にもあるのか調べてもキーワードすら浮上しないので、夢や妄想だったのかとも錯覚してしまいそうになるが、ウイルスや不正なプログラムも診断済みだし、なによりこうやってあの時の映像を鮮明に再生できるのが絶対的な証拠だった。 深層のメモリに保存してある彼の呪文のような遺伝子。あの時舌で感じた彼の血液は、確かに彼ではあるが、どうしてもヒトの物ではなかった。 こうしていても答えは出ないのに。今も売店でぬいぐるみを手にとるギャビンを遠くから見つめているだけだ。 本人に聞くしかないのは明確であるのに、結局言い出せずに、あの日の彼を探すために動物園に行きたいなどと言ってしまったのだ。 ギャビンの姿は物陰に隠れて見えなくなってしまっていた。 (分からなかった…) ガラスに映る自分は、迷子のような顔をしていた。自分が変異体でなければ、こんなにも考え込まずに彼に聞けていたのだろうか?  変異に気づいた時、まず感じたのは、肌寒い春先の気温と沈丁花の香りだった。 変異はするとか、なるとか、そんな話をよく聞いていたが、自分の場合は「気づく」だった。動物園での犯人逮捕の後、病院に運ばれたギャビンは普段どおりで、とりたてて大きな問題も無かった。付き添って居た病室で肌寒さを感じて、慌てて窓を閉めたのだ。その時につんとした甘い香りを感じて、それが心地よいと思った。 あれだけ恐れ避けていた変異も、してしまえば「こんなものか」という感覚だった。幸いなことにサイバーライフも、DPDも大した言及はしてこなかったのだ。きっかけも「あの動物園での事件」としか言いようが無かった。 拍子抜けだった。  ギャビンは、変異した私に「ロビン」という名前を付けた。彼が病室で目覚めた時に私が着ていたサイバーライフ製の上着。事件時のまま、胸元の白が彼の血液でくすんだ赤に染まっていたそれを見て、アメリカコマドリを思い浮かべたのだという。 「だからロビンですか」「ああ、それにお前の目の色、コマドリのタマゴの色だしな」丁度良いだろうと彼はおかしそうに笑った。 変異する前からギャビンとはそれなりに良好な関係を持てていたと思う。最初こそ反発はあったが、慣れてしまえば彼の仕事の効率は上がり、私は彼の相棒という肩書きを手に入れた。名前こそ無かったが、いつの間にか冗談を言い合うような間柄になっていた。今も病み上がりの彼を看るために半同居状態だし、変異したということを伝えてからも関係は変わらなかった。 ただ一つ、あの時の毛皮に包まれたギャビンを知ってしまったことと、どうしてかそれを言い出せないことを除いては。 彼との関係が変わってしまうかもしれないということが、こんなにも怖いなんて。 「ロビン、おい」 「は、はい、おかえりなさい、ギャビン」 「フリーズか?」 すぐにギャビンは戻ってきた。売店は先程よりも人が増えて賑わっている。 「いえ、少しデータを…それより、買い物は終わりましたか?」 「ん」無言で差し出された物を受け取る。それは黒くて、胸元が赤い円らな目の小さな鳥のぬいぐるみだった。ふわふわとした合成繊維のさわり心地が好ましいが、尻尾の根元についた動物園のタグが大きくて少し気になった。 「アメリカコマドリですか」「お前にやるよ、動物園デビューの記念だ記念」彼から贈り物をもらったのは初めてだった。嬉しい。 「いいのですか?ありがとうございます」 「ああ。帰るか…どうせ明日も休みだ、酒買って…いや、めんどいしなんか食って帰るか」 「飲酒はまだ駄目です」 小鳥のぬいぐるみを上着のポケットに入れる。そういえば、今日は臙脂色のインナーに黒いジャケットを羽織っていた。名前も、色も、この小鳥のぬいぐるみとお揃いだ。  出口に向って歩き始めると共に閉園の放送と音楽が流れてきた。するとそのメロディに共鳴するように遠吠えが聴こえてきた。ここから程近い、オオカミのケージから聴こえる歌声だった。 ギャビンと共に誘われるようにオオカミのケージの前に来た。そこには六匹のオオカミが居て、その内の二匹はアンドロイドだった。各が走り回ったりじゃれあったりしては遠吠えを続けている。 「シンリンオオカミか」「ええ」 冬毛のオオカミは大きく、威厳に満ちている。ゴージャスなたてがみと、背中や肩の色の濃いコートのような毛皮。足先は骨ばってごつごつと逞しい。鋭い牙と爪、耳はふっくらとしていて厚みがある。 ギラリと光る目に捉えられ、一ヶ月前の彼の姿がフラッシュバックする。一瞬身動きが取れなくなるような感覚をおぼえた。 ギャビンは、ケージ前の手すりに肘をかけて、オオカミを眺めている。 弱弱しい北風が夜を運んでくる。ギャビンの髪に、桜の花びらが絡まった。ケージの中にある桜の木が、夕焼けの色に染められていた。 「ギャビン、私は、夢をみていたのかもしれないのですが」 「夢?」 「ええ。その夢ではあなたが、オオカミなんです」 ギャビンの目が静かに見開かれた。 「アンドロイドも、夢を見るんですね、変異体はみんなそうなのでしょうか?」 ざわざわと風が強くなって、桜の木がうめき声を上げる。枝が揺れて、薄桃色の花びらが吹雪のように舞った。 「ロビン…」 風に乗せるように、ギャビンが声を漏らす。 その姿は、普段通りのギャビンにしか見えない。 ケージの中のオオカミは力強く遠吠えを続けている。 ギャビンは何も言わなかった。彼の薄い若葉色の虹彩が、夕日を反射してギラリと光った。
ワタリガラス
「ある一羽のワタリガラスが、浜辺に落としたハマグリ。その中から生まれた人間が最初の人類である。
 それから、ワタリガラスはありとあらゆる植物、動物に魂を与え、その後ハクトウワシに命じて人間に火を与えた。そして人間は……ええと…」 獣人は文字を必要としないために、一切のその記録が無い。伝承は全て神話や歌のみで受け継がれ、現在まで至っているという。 ギャビンは円周率を思い出すかのように、その記憶の中に記された自らの種族の神話をポツポツと語ってくれた。 「お前が調べても分からなかったのはそもそも書くやつがいなかったからだし、まず獣人以外は獣人の存在も知らないんだよ」 「そうだったのですね」 「UMA居るだろ」 「UMA…未確認生物。ネッシーやイエティなどですか?」 「ああ。ああいうのは殆んど獣人だよ。ネッシーあたりは何なのか知らねぇけど」
 頭上で真っ黒いカラスがガアガアと声を上げた。雨に沈んだネオンが弱々しく光る裏通りは、錆びた鉄と排気ガスが混ざってひどい臭いがした。コンクリートを打つ雨音に混ざってクマネズミやコックローチが這いずる音が響く。 「くそ…」 ターゲットの臭跡は途絶えたようだった。 夏の雨は肌や服にまとわりついて、前を走っていたギャビンは不快感についに足を止めた。 「ギャビン、一先ず署に戻りましょう、あなたでなければこんなにも追跡できませんでしたよ」 ギャビンは不服そうに鼻を鳴らした。 「お前でも無理か」 「ええ、もうとっくにセンサーは感知していません」 ギャビンが雨避けに被っていたフードを取ると、先程まであったはずの獣の耳はすっかり消えていた。署に連絡を取りながら少しだけ彼を観察する。ターゲットを追っている最中、絶妙に揺れてはバランスを取っていた尻尾もジーンズの隙間から消えている。 今はもう、よく見知ったいつも通りのギャビンだ。 動揺の黄色いライトは誤魔化せただろうか。 「変異した動物のアンドロイドは人型のアンドロイドよりも厄介です」言語機能がプログラムされていないため意思の疎通ができない。変異すれば人型以上に人間の手に負える代物ではないのだ。 「見りゃわかる、アレはただの猛獣だ…作った奴馬鹿だろ」 「接続さえ出来れば」 「暴走してるコヨーテに触ろうなんてむちゃくちゃだな」 「ですがアンドロイドです…」 「知ってるよ」 触れさえすれば機体に接続して動きを止められるのだ。しかしそう簡単なことではないだろう。 待機中だった通信が入る。ギャビンもLEDの輝きに気づいたようだった。路地を抜けて広い通りに出たので、シャッターの下りた店先で雨を凌いだ。 「ギャビン、上からの指示でここから別行動になります。この先の通りにアンダーソン警部補とコナーが来ているそうなのであなたは二人に合流してターゲットをまた探してください」 「はあ?なんで俺が向こうなんだよ」 「ギャビンの方が動物の追跡に詳しいでしょう。私の判断です」 雨足が弱くなり、また頭上でガアガアとカラスが鳴いた。ギャビンは苛立たしげに唸り首筋を掻いた。 「分かった。お前は」 「私は別件で分析班に行きますが終わり次第合流します」 では、と体の向きを変える。自分は来た道を戻るほうが近い。 「ロビン!」 「?」 「まて、ちょっとこっち来い」 振り返ると、すぐ目の前にギャビンの顔があってうろたえる。耳に彼の髪が当たった。お互いの頬が擦れるようにぶつかってすぐに離れた。彼の髭が当たる感触が心地よかった。
「群れがお前と共に走ってくれますように」
ボソリと低い声でつぶやくと、彼は表通りへとかけていった。足音も気配もすぐに雨の中に消えてしまう。 取り残された路地に、雨の音と遠い街の喧騒だけが響く。彼が触れていた頬が熱を持ったように熱くなった。 「群れ…」 ギャビンが話してくれたワタリガラスの神話。秘密を教えてもらったあの日、彼の口から聞いた獣人の伝承を思い返す。ワタリガラスの落とした貝、つまり海洋から始まった生命は進化を続け、様々な生物が発生した。生存の日々、ひ弱な人間は他の動植物を捕食しその力を借りるという方法で生き延びてきた。元々は自然の循環の一部だった人間は、いつしかそのサイクルから離れ、自然を搾取するようになり、一方、植物や動物は生き残るために共生を選び、人間の繁殖力を利用して長い年月をかけ獣人へと進化を続けた。そして今はその殆んどが人間として社会に暮らしている… その一人が彼だ。 「…………」 気の遠くなるような時間だ。雨が河になり、岩を削り渓谷を作るくらい。遠い星が生まれ、その輝きが届くくらい。自分には無い、そして絶対に追いつけない時間。 そのゼロとイチでは測りきれないほどのギャビンとの距離を、あの一言が埋めてくれた。ギャビンにとっては何てこと無い挨拶なのかもしれない。しかしそれは、プラスチックの体を持つ自分が、40億年の遺伝子を持つ彼の群れの一頭になってしまうまじないだった。 頭上でまたカラスが鳴いた。 弾かれたように路地を駆け出す。いつの間にか、電気信号とブルーブラッドで動く二本の足は広大な地を蹴る四本の足に変わり、黒と白のジャケットは豊かな毛皮になって雨を弾いて風を切った。 彼が横を走っているような気がした。
灰色熊
 初雪に包まれた朝のDPDは騒がしい。電話が鳴り、怒号が飛び、ギャビンはずっと不機嫌に唸っている。 触らぬ神に祟りなしだ。気の毒にだれもが彼を避けて通っていた。 ギャビンにコーヒーを持っていくためにブレイクルームを出ると、コナーに呼び止められた。 「おはよう、ロビン。腕のところすごい毛がついてるけど、君、犬でも触ったのかい?」 「いえ、ああ、はい…それよりもコナー、警部補を起こした方が良いのでは?」 「えっ…もう!ハンク!お腹が一杯になったからって寝ないでください…!」 「それでは…」分析される前に足を速める。今はそれどころではないのだ。 ギャビンのデスクにコーヒーを置くと、突っ伏していた顔が上がる。 「おせーよ」 「1分もかかってません」 隣にある自分のデスクに戻る。彼は受け取ったコーヒーを一口飲むと、手元の端末を操作した。うつむいた項の生え際にふわふわとした毛が浮いている。うっとおしそうに首筋を掻くと重いため息をついた。 「はあーーーー痒い痒いかゆいかゆいかゆい…」 「ギャビン…あまり掻かないでください…」 席を立って彼の背中を強めにさすってやると、あーとか、うーとか…なんとも言えない声が出る。ひとまず顔周りをバリバリにさせることは防げたようだ。 「しんどすぎる…」 「春はそうでもなかったのにどうしたのでしょうか…何か心当たりは?」 例年より気温が高い日々が続いていたのが最近になって急激に下がったために、換毛がスムーズに行かなかったのだろうか。即座に「犬、換毛期、トラブル」で調べるが、目ぼしい情報は見当たらなかった。 視線を感じ顔を上げるとコナーと、その向かいにいるアンダーソン警部補が顔を突き合わせてニヤニヤとこちらを見ていた。 (良い旦那もらえてよかったな) 警部補が口の動きだけでそう言った。ギャビンは無言で中指を立てている。 「絶滅種が…冬眠してろや…」 「冬眠?」 唸るようなギャビンの声に首をかしげるとコナーから通信が入る。 《君たちはいつの間に結婚したんだ?》 《してません》
またギャビンがむずむずと動き出したので肩をさする。マルチタスクで業務の手は止めていないが、周りからすれば介抱しているようにしか見えないだろう。 《ところでリード刑事大変そうだけど、さっき君の袖に着いてた毛が原因なんじゃないか?…それで調べたんだけど、これ犬じゃなくて…オオカミみたいなんだけど、君たち動物園にでも行ったのかい?》 《………》 《ロビン?》 《ええ、そうなんです。それでちょっとアレルギーが出てるみたいで… それよりコナー、警部補は冬眠されるのですか?》 《冬眠?》 コナーは不思議そうに首をかしげた。
山鳩色のタペータム
 隣で小さく跳ねた体温が、穏やかにたゆたっていた意識を浮上させた。ゆっくりとスリープモードを解除する。 「ギャビン?」 「うーん…」 背中をむけて眠っていたギャビンは器用に寝返りをうつと、ごそごそとこちらの胸元にもぐり込んでくる。 寝ぼけていてもなかなか寝顔を見せようとしない様子に苦笑いする。静まり返った夜更けの空気が少しだけ震えた。朝日が入るようにと開けられたカーテン。少しだけ開けられた窓から花の香りがする。仕事を終えて静かに消えた街灯のむこうに、沈みかけの月が見えた。 肌のセンサーが気温を感知する。寝汗で彼の体が冷えないように毛布をそっと引きあげてやる。 「目がさめた…」 胸元からくぐもった声がする。枕に押しつけられてくしゃくしゃになっている髪をすいてやると、パッチリと目が合った。前髪を直す彼の癖。 「今何時だ?」 「3時45分12秒です」 声帯を震わさずに出す声は内緒話をしているようで楽しい。普段寝起きの良い彼の舌足らずな声を聞くのは久しぶりで、慌てて深層の保存領域にアクセスをする。 「あ?真夜中じゃねーか…」 「最近出ずっぱりで疲れすぎていたのかもしれませんね、眠れそうですか?」 「ん〜…」 「気温が急に上がったので体が慣れてないのかもしれません」 そっと頭を撫でると、ぐずるようにパジャマにしがみついてきた。今着ているのは、彼が買ってくれた綿と合成繊維でできた濃紺のパジャマだ。 彼はその匂いを分析するかのように鼻を動かすと、息を吐き出す。パジャマの下の機体がもわりとした湿度を感知した。 「変な夢見た…」 唇にやわらかな感触。彼の髪の毛から覗く、ふっくらとした毛皮。穏やかにとんがったシルエットはオオカミの耳だった。 「お前は夢見ないからいいよな…」 「はい、良いかは分かりませんが…人間のような夢を見ることはありません…」 満足そうな鼻息が聞こえる。 ギャビンのこの姿を見たのは数えるほどしかない。腕に触れるうなじの生え際や毛布の中で絡まる足先がうっすらと毛皮をまとって、フサフサとした感触が擽ったい。 体は人間のまま耳と尻尾だけオオカミのものになっているのだ。獣人という種族の最も合理的な姿をしている。彼曰く、これが一番楽で自然体なのだという。 「ギャビン…?寝ぼけているんですか?」 「うん?起きてるよ」 「触れても、良いですか?」 欠けている方の毛皮の耳がぴくりと動いた。 「触んなって言ったら触んねーのかよ?」 毛布の中に隠れている、彼の尾骨から伸びる尻尾は苛立たしげに揺れただろうか。 「あなたの…嫌がることはしたくないので…」 ぴくぴくと動く耳は音を探しているだけではなく、落ち着かない彼の心情をそのままに伝えてくるようで、小さく笑みを漏らしてしまう。 「好きにしろよ」 そっと毛皮の耳に口付けると、データには無い、不思議な遺伝子情報が流れ込んでくる。 「ありがとうございます」 彼の目に見つめられると、その瞳から目が離せなくなる。霜がおりた木の葉のような、山鳩色の虹彩が、LEDの黄色を反射してギラリと色を変えた。オオカミのマナーを思い出す。目を逸らさなければならなのに動けなかった。オオカミに追い詰められ、凍った湖に足を取られて、動けなくなったアカシカになった気分だ。 このうつくしい獣に食べられてしまいたいとも思ってどうしようもない。 「おい、いつまで撫でてんだ…ぬいぐるみじゃねーんだぞ」 「ギャビ…」 唇に、毛皮とは違う柔らかな濡れた感触。いつもよりほんの少しだけ深く触れ合った舌に、かたい犬歯が当たる。 「味見」 「…食べられてしまうかと思った」 それを聞いた彼が静寂を揺らすように大きく笑う。開いた唇の隙間から長く鋭い犬歯が見えた。 「お前のこと食っちまいたいよ」 乱暴な言葉とは裏腹に、触れる手つきは優しい。うっすらと毛皮の生えた手の甲で頬を撫でられると、声が漏れそうになる。 「ーーーーー」 どこの国の言語とも一致しない不思議な言葉。喉を震わせる歌うような声。彼の言葉が理解出来ないのは、少し寂しい気持ちになる。しかしその顔を見ると、都合よく意味を解釈してしまう。 「私もですよ、ギャビン」 驚いたような、けれど嬉しそうな意地悪な彼の微笑み。きらきらと光を反射する不思議な色の瞳。それだけで今は十分に満足だった。
 中庭のジャカランダは、ここのアパートの大家がチリ旅行に出かけたとき気に入ってわざわざ植えたのだという。熱帯の植物だが、寒帯の気候に適応するまでそうかからなかったらしい。ギャビンのようだと思った。動物だけでなく、植物もこの世界での生き残りに必死なのだ。もしくは、温暖化が進んで平均気温が上がっているだけなのかもしれないが。 北米の初夏、紫雲木とも呼ばれているその木は、紫色の花が満開の見ごろをむかえていた。薄曇まばらな空から朝日が差し込んで、ジャカランダの透き通る青みの強い紫が照らされる。うつくしい色だ。 「こんな朝早くから…ピクニックだ?てか何年ぶりだよ。しかも家の前って…」 「綺麗ですね」 散った紫色の花が木の周り一面に絨毯を広げている。持ってきたラグを木の根元に敷いて腰を下ろすと彼も隣に座った。紫の地面に使い古された織物の白が映える。昨日の残りのポテトサラダをハムと一緒にパンに挟んで朝食を作った。 「ぜってー昼眠くなるだろこれ」彼は大きく口を開けるとそれを二口で食べてしまった。パン屑をねだりにムシクイがピョンピョンと木から下りてきた。 キスのあと二人は本格的に眠れなくなり、ベッドを抜け出すと早すぎる朝食を作ったのだった。 起き出す前「早く食っちまいたい」と彼は言ったけれど、しかしどうやらそれはまだらしい。 彼とはいつの間にか、ゆるやかに、人間でいうところの恋人のような関係になった。病み上がりの彼を診るために半同居をしていて、そのまま一緒に暮らすようになったのだ。 直接的な言葉はもらっていないし、渡していない。けれど彼からの接触は、グルーミング以上の意味があるように感じているし、それが嬉しくも思う。 「昨日と今日に0時という区切りがあるのは面白いですね」 「はあ?」 「朝と夜は繋がっている。暗い空の向こうから太陽が昇ってきて、明るくなる、そして沈んで暗くなる。正確には地球が回っているのですが…人間はそれの繰り返しに区切りを付けて日付をつけた」 「お前ってアンドロイドの癖に時々哲学的だよな」 日ごとに同じ長さ伸びる枝はありません。芽は随時伸びているし、鳥の雛も区切り無く成長している。そう言うと、彼は「そうだな」と一言、またサンドウィッチに手を伸ばした。聞いているのかいないのか、ムシクイにパンをちぎってやっていた。 「私は…あなたのことを愛していますよ」ギャビンの手が止まる。爽やかな夏の朝の風が吹いてジャカランダの筒状の花がぼとりと落ちてきた。 「………」 彼の耳が赤いの���、透ける朝日のせいだけではないはずだ。ふわふわのオオカミの耳も表情豊かだが、人間の薄い耳だってこちらが恥ずかしくなるほど彼のことを教えてくれる。 彼の特別な言葉が分からなくたって彼の大体のことは分かってしまうのだ。 ぼふんと毛皮の耳が現れる。この傲慢で世間を見下している一匹オオカミは、とんでもなく奥手で優しくて愛情深い。私がもしオオカミなら、尻尾を千切れんばかりに振って、くんくんと鼻を鳴らして彼におなかを見せていることだろう。 山鳩色の瞳がじっと見つめてくる。私は尊敬を込めて、ふいと視線を逸らした。
「ーーーーー」
やっぱり、確かに、幾度となく囁かれたこの歌うような言葉は。彼からの愛の言葉だ。
湖畔
 シャワーを浴びて部屋に戻ると、ソファーの上でロビンが縮こまってスリープモードになっていた。 付けっぱなしの電気、ヒーター、加湿器。煌々と明るく暖かい部屋。秋も終わると言うのに、ここだけはまるで春のような暖かさだ。 とっくに日付は変わっていた。早くこいつをを起こして寝床に移さないと面倒なことになる。寒さに弱いアンドロイドは機能を保つため冬は人間のように暖かい。そうすると暖を取ろうとしてくっついていたくなってしまうのだ。 (このままじゃ俺がソファーで寝ることになる…ていうかアンドロイドって寝落ちするんだな…) 電気を消す。やっと、この部屋にも夜が来た。どこからかキツネの声がする。
仕事が終わり家に帰ってくると、暗いはずの部屋の窓にあかりがついていた。
中古で手に入れた郊外のアパートの一室は隙間こそ多少あるが趣があって気に入っている。 駐車場兼中庭の葉の落ちたジャカランダが窓の明かりを鈍くはね返して陶器のように光る。 ウーフウーフとフクロウの鳴く声が遠くから聞こえた。 深緑色のサッシの窓がカラカラと音を立ててスライドする。 「おかえり、ギャビン」 「おう」 窓から顔を出したロビンがふわふわと笑っていた。自分の息が外気で白く凍る。 「寒かったでしょう」 バイクで風に当たり凍えた身体も少し暖かくなった気がした。 「今日は買い物をしに外に出ただけであとは家に居ました」 「そか」 ソファーで一息ついたら、ロビンがコーヒーを出して隣に座った。こっくりとした白練色の焼物のマグカップ。取っ手が欠けてしまったのをロビンが金継ぎで直したやつ。お気に入りにならないはずがなかった。コーヒーの香りが心地良い。 「お疲れ様」 「サンキュ」 あとは?と聞く。バラバラに過ごした日、お互いの出来事を話すささやかな日課だ。昼食が遅かったので、作ってもらっていた夕食は明日の朝にまわすことにした。 「昼間、中庭にハイイロリスが来てたのでクラッカーをあげました」「うん」「そしたらショウジョウコウカンチョウとアオカケスが大群で来て襲われました」「笑える」 ロビンはよく鳥たちの止まり木にされる。人間のように臭わないし、危害もくわえないので鳥たちも餌をくれる機械くらいにしか思ってないのだろう。ブルージェイやカーディナルに群がられているこいつを想像してにやけていると、ロビンは拗ねた顔になってしまった。が、かわいいのでそのまま無視した。頬に甘噛みしてやるとくすぐったそうに返される。グルグルと喉を鳴らしてわざとらしく匂いを嗅ぐ。石鹸の良い香りがした。 「あーだからお前小鳥臭いのか」 「もう…本当に意地悪なひとですね…」 「あはは」
 明かりを落とした部屋の中、カーテンからこぼれた細い光が、ベッドに横たわっているロビンの薄い頬を照らしていた。埃がキラキラと輝いている。満月が近いのかやけに外が明るい。窓に手を伸ばしそっとカーテンを開けると光は一気に溢れて洪水のように部屋中を満たした。まぶしい光に狭まった視界を暗い部屋に戻すと、世界が青みがかって見えた。ロビンの息遣いで静かな水面が揺れているようだ。 「すごい月だぞ」 返事は無く、静かに結ばれた口元が少し震えたように見えた。眩しそうに眉間に皺。完全なスリープモードではないのかもしれない。 もし今、こいつが目を開けたら凍った湖のような秘色色があふれるんだろう。 氷の張った湖に大きな月が反射する。それをどうしても手に入れたくて、湖畔から踏み出す。しかし向こう見ずのオオカミは、薄くなった氷に気づかず湖に捉えられて沈んでしまうのだろう。 大人しく湖畔のベッドに腰を下ろして月がロビンを照らすのをただ眺めていた。艶やかなエルクのような髪の色。水底の光をかき集めて、影を作る睫毛を、通った鼻筋をなぞる。人間と変わらない肌だ。 ロビンが身じろいだ。まるで視線で愛撫しているようでおかしいと思った。 ロビンが目を開けていた。 「起きてたのか」 凍った湖に自分が映っている。変な顔をした、赤茶けたオオカミの姿。ヒーターのジーという音がやけにうるさく感じて、耳をせわしなく動かしてしまった。 「貴方に食べられるのを待っていました」 気づけば足元は薄い氷だった。
六本足の踊り
 オオカミの背の毛皮はマホガニーのような色をしていて、波打つ度に金色にきらめいた。 横腹や足先の毛は銀色で雪を反射してキラキラと風のように光る。ようやく登ってきた太陽が森を照らしはじめて、オオカミのたてがみは一層きらめきを増した。遅い遅い朝が来た。 頭の上ではジョウビタキがさえずり、足元ではライチョウのグロロロという声が静かに響く。葉の残っているトウヒたちはさわさわと賑やかにお喋りをしては身体を震わせて雪を落とした。その間を縫うようにギャビンはどんどん走っていった。 オオカミの姿をした彼は四本のたくましい足で飛ぶように木々を抜ける。その後ろを離れないように、二本の足を懸命に動かしてついて行く。いくら自分が戦闘に特化しているといっても、雪深い木々の間を走るのは一苦労だった。小さな吹き溜まりに足を取られて転びそうになる。激しい動作により通常の機能では排熱が追い付かず、はあはあと口を開けて熱を逃がした。 「ギャビン、」 待ってくれと声をかけるが、前を走っていたギャビンはすでに姿を消していた。雪の上に、彼が残した足跡が転々と浮かんでいるだけだった。 溜息と共に口から出て行った熱は外気に白く溶けていく。幸いここはGPSも機能するし、ギャビンも相棒を置いてきたことに気づけば戻るか待つかしてくれるだろう。  足を止めてしまえば、雪を踏むザクザクとした音も、耳の側を駆け抜けていく風の音も止んで、自分の排熱音が響くだけだ。雪のツンとした香りがする。見上げると、カバノキの白い枝の間から薄い青空が覗いていた。 雪を掻き分けてようやく吹き溜まりから抜けた。相変わらずギャビンの気配はなく、どうしようかとLEDを回して立ち尽くしているとどこからかキツツキの笑い声が聞こえた。 ギャビンがいなければ自分はすっかりこの森の異物になってしまう。 足跡を辿ってゆっくり進むと沢の音が聞こえてきた。ネズの茂みに被った雪が固まり氷柱になって垂れ下がっている。沢の上まで来ると流れが良く見えた。黒々とした岩の間に飛び越えられるくらいの小さな流れを見つける。そこへ音も立てずヤマセミがとまり、捕まえた魚を岩に叩きつけていた。 気づけば一面足跡だらけだった。ギャビンの物を追うのは造作も無いが、その他にも賑やかに走り回るキツネやクズリ、アカネズミ、カワウソの様子が予測機能で次々に再現されていく。 足元に突き出ている枝に絡まっているのはノウサギの毛だろう。パキパキと後ろで音がして振り向くと、エルクの親子が鼻先で雪を退かして器用に苔を食べていた。鳥たちは騒がしく縄張りを取り合い、相変わらず木々は楽しげにお喋りを続けている。雪に覆われた世界は、生命に溢れていて、全てが自分に無関心だった。 すっかり落ち着いた機体が吐き出す息はもう白くはならなかった。  ゆっくりと歩きながらオオカミの足跡を辿っていく。頭に何かが当たり見上げるとハシバミが咲いていた。クリーム色の羊の尻尾のような花が辺り一面に垂れている。花を落とさないように薮をくぐっていると、夏にギャビンと羊を追いかけた事を思い出す。デトロイト郊外で飼われている羊が遠くまで行ってしまい、一日中追いかけ回したのだ。彼は終始悪態ばかりだったが楽しかった。 そんな事を考えながらハシバミを観察していると、峰の方でオオカミが吠えた。サイレンのように低く長く響き、最後は掠れて溶けるように途切れる。 ギャビンが自分を呼ぶ声だ。 『どこに居るんだー!さっさと来やがれ』といったところだろうか。その声に驚いたワピチがぴょんぴょんと茂みから飛び出して跳ねていった。 すると遥か遠くの山からオオカミの群れの声が届いた。 『きみはどこにいる?』 『ここはすばらしいぞ!』 『仲間がたくさんいる!獲物もたくさんいる!』 『オレたちはすばらしいところにいる!』 遠吠えがこだまする。大きい群れだろうか。物珍しそうに、ギャビンの返事を待っているのだ。しかし彼はその声を一切無視してまた自分を呼んだ。 『ロビンーーーー!』 「いま行く!!」 遠吠えではない、ただの大声でそう返すと、その音量に驚いたコガラがバタバタ逃げていった。 ビャクシンの間を抜けた先の山頂付近の雪原、ぽつねんと一本だけ立ったオークのそばにギャビンは居た。後ろから朝日に照らされて大きなオオカミの身体が黒く浮かび上がる。 「何してたんだよ」 不機嫌な声。鼻にシワがよっている。手を着いて雪原を登る。 「すみません、ヤマセミがいて、初めて見たので気になってしまったんです。マスを叩きつけて仕留めていたんですよ、エルクの親子もいました」 録画しましたよ。ギャビンの隣に腰を下ろすとふさふさの尻尾がおざなりに揺れて少しだけ手に触れた。 「ったく…オーロラが見たいの次は朝日が見たいときた…次は夕日か?」「よく分かりましたね」 ここはデトロイトから遠く離れたカナダの最北だ。極夜があけて初めての晴れた朝、ギャビンとともに泊まっていたロッジを飛び出して、朝日を見るために山頂まで走ってきたのだ。 氷河は溶け切り、森林限界は年々北上しているという。北極圏も近いというのに、賑わう森があった。 「年始休みは南の島にでも行こうかと思ってたのにな」 「北の果てに来てしまいましたね」 「ふん…」 「あなたと極夜のオーロラと朝日を見ることが出来て幸せです」 ギャビンが後足を崩してもたれかかってきて、右肩にずしりと重みを感じる。その毛皮の下の暖かさも知りたくなって、温度感知機能をオンにする。 「!さ、さむ…」 しかし、彼の体温を知る前に、外気の凄まじい寒さを感知してしまった。思わずギャビンにしがみつく。 「うわ!なんだよ」「さ、さむくて…!」 生体部品が凍りつかないように防寒はしているが、予想以上の寒さだった。 「お前、気温感じないようにしてたんじゃないのかよ」 「少しだけオンにしてみようとおもったんです」 ギャビンがずっとオオカミの姿をしていた理由に気づく。あたたかな毛皮と、雪に沈まないかんじきのような四本の足が羨ましくて、ぎゅうと抱きつく。 すると重みに耐えられなくなった足元の雪がズルズルと悲鳴を上げながら砕けて滑って、ギャビンと共に雪の中に放り出された。 「うわ!?」 なだらかな白い丘陵に描かれたいびつな線を、太陽がぬるく照らした。ごろごろと雪煙を上げてふたりもつれ合って転がっていく。視界が空と地面を何度も往復して、やっとのことで雪山にぶつかって回転が止まった。 重み、そしてゆっさりとした毛皮の感触。生暖かい息が顔にかかる。揺れていた視覚ユニットが正常に戻れば、ギャビンは雪まみれになって自分の上にいた。 「この、ポンコツ」言葉とは裏腹に、あたかく湿った舌でめろめろと顔をなめられた。お返しにと彼の鼻先とヒゲをなめる。毛皮にこびりついた雪が舌の上で溶けると、氷の成分と一緒に彼の情報が表示された。 その表示の向こうに見える空は果てのない黒々とした青空だった。薄い空気の先の宇宙が見えるようだ。目が痛くなるほどの白と青のコントラスト。 「もっと暖めてください」 ごろんと彼の上に乗ると、ギャビンは甘えるようにスピスピと鼻を鳴らした。 目の前で揺れる、木の色の毛皮に指をうずめて、顔をこすり付けて、彼の匂いを吸い込む。 あれだけ賑やかだった森を抜けてしまえば、雪の上にいるのは自分とギャビンだけだった。
美しく燃える森
 ミシガン最北の島、アイル・ロイヤルは紅葉の季節を迎え、森は宝石のように色づいていた。 エルクの群れはのんびりと苔を食んで、キツネの親子のお喋りが聞こえる。小鳥たちはうるさく囀り、木々は色鮮やかに染った葉を揺らして楽しげに歌った。 眩しいカエデの並木道を早足で進む。頭上を舞う木の葉も、足元でがさがさと音をたてる落ち葉もその全てが、金色や、アンバーに輝いた。ハクガンだろうか、白い鳥の群れがV字を描いて遠い青空に浮かんでいた。 しばらく森の中を歩きハイキングコースに出る。メタセコイアの横にある鉄の橋を渡ると、かつてビジターセンターだった小屋が現れる。木とレンガで出来た小さな一軒家だ。壁に葡萄が伝って実が成っている。ポストを確認すると、一通手紙が入っていた。餌を貰えると勘違いしたのだろう、アカリスがやってきた。秋バラの小さなゲートをくぐって、玄関扉を開ける。 「ただいま」 暗い室内。朝に出たときのまま、固く閉められていたカーテンを勢いよく開けると埃がきらめく。陽光が矢のように差し込んで部屋に色をつけた。 「ギャビン、起きてください、休みだからと言って寝すぎですよ」 窓辺の大きなベッドを独り占めするように、毛布やキルトに包まってくちゃくちゃになっているギャビンをたたき起こす。 持っていた籠いっぱいの野イチゴを掲げた。 「あなたの大好きなベリーをたくさん頂きました。食べませんか?」 「んー…?んー…たべたい…」 「ほら、起きて」 「ロビン……」 「もう」 毛布から顔を出したギャビンは髪をあちこちに跳ねさせて、おまけに耳も片方ひっくり返っていた。それが可愛くてくすくすと笑うと、すぐ不機嫌になって毛皮の耳は仕舞われてしまう。お詫びに籠から野イチゴを一つだけ抓むと、彼の口に運んで食べさせてやった。
「もうすぐシーズンが終わるので、仕事が少なくなると思います」 「ん」 温暖化は進み、地球上の生物の四分の一が絶滅したといわれている。 数年前に起きた都市大気汚染による獣人の大量死。環境悪化の魔の手はギャビンにも伸びて、ついに二人でデトロイトの街を出た。ここに来てからはギャビンは環境保護警察として、犬や外来種の規制、狩猟の取り締まりなどの仕事を任され、デトロイトに居た頃ほどではないが急がしく働いていた。 「今日は?」 「一組が今日の帰りだったのでビーバー島まで迎えに行ってきました」 ネイチャーガイド兼レンジャーの仕事は楽しい。DPDで勤務していた時とは違い、常にギャビンと共に居る事はなくなってしまったが、島で働く者もそう多くないので仕事場は近い。 「それで、ビジターがベリーをくれたんですよ」 「なるほど」 「野生のオオカミが見られなくて残念そうにしてたので行ってあげてくださいね」 「絶対嫌だね…お前言ってないだろうな…」 「まさか」 ギャビンは大きく口を開けて一気に野イチゴを頬張った。あとでジャムにしようと思ったのに、もう半分以上食べられてしまった。タンブラーにブルーブラッドを注ぐと、彼の金継ぎのマグカップにもコーヒーを用意する。ホーローのポットがおだやかに湯気を立てていて、漂う先を目で追う。ロフトやハシゴから吊るされているドライフラワー。暖炉の横に立てかけられたスノーボードと釣竿。薪置きには「アイル・ロイヤル・ナショナルパーク」の広報誌が溜まっている。古く歪んだガラスの窓に映る紅葉は絵画のようで、部屋の中の全てのものを優しく照らしていた。 「またすぐ冬が来ますね」 「ああ、そうだな」 「ギャビン、川の方の紅葉が見ごろでした。朝食が終わったら、ビジターの見送りついでに見に行きませんか?」 彼は頷いてから、今度はパンにかぶりついた。自家製の黒パン。これも職場で貰ったものだ。その他にも廃屋だったこのビジターセンターをリノベーションしてくれた島民、ブルーブラッドなどの物資を運んでくれる連絡船のアンドロイドたち。そして獣人のコミュニティ。随分と周りに支えられて生きていることに気づいて暖かな気持ちになる。 「そうだ、コナーから手紙が届いていました」 「手紙ぃ?あいつほんとアナログ大好きだな…さすがじじいのわんころ…」 「ギャビン、行儀が悪いですよ」 椅子の上に乗せられた足をポンと叩く。
 午後の日差しは暖かで、入り江は凪いで鏡のようだ。今シーズンで最後の旅行者になるだろう、彼等をカナダへの連絡船に乗せて、今日の仕事は終わりだ。 桟橋を戻ると、現ビジターセンターの小屋で待たせていたはずのギャビンはそこには居らず、すぐ近くのバーチの木立の中にいた。 「!」 白樺の白い幹とレモン色に染まった葉に紛れるように、5、6歳の子供がギャビンと話していた。雪のような肌と髪の、まっ白い少年だ。ギャビンは困ったような顔でしゃがみこんでいて、少年と目を合わせて何か喋っている。迷子だろうか。島は東西に長く、ビジターセンターや港、我が家がある西側とは違い、東側には少数だが島民が住んでいるのだ。急いで彼らに合流すると、ギャビンはホッと息をついた。 「ーーーー!」 「あ、」 ふと呼び声が聞こえて振り返ると、木立の向こうに人影を見つける。 「ママ!」 少年は弾かれたように駆けていった。彼と似たもう一人の子供をつれた、母親らしき人物がこちらに頭を下げていた。手を上げて応える。 少年は母親に抱きついて再会を喜んでいた。 「双子でしょうか?大事無くてよかったですね」 「オメー、来るのが遅いんだよ」 「ギャビンがワタワタしてるのを見るのがおもしろくて、つい」 「あ?型落ちロボコップは人助けの仕方も忘れたか?」 足に蹴りを入れられた。お返しにと落ち葉をかける。ヒートアップしそうだったので、彼を羽交い絞めにして動きを止めた。 親子はこちらに背を向けて森の道に入っていった。三人の白い髪と肌が、紅葉の中に溶けていくようだ。子ども達のころころとした笑い声が、爽やかな秋の風の中で響いた。
「シロクマ…」 「?」 ゆったりと遠ざかる親子を見て、シリウムポンプが強く脈打つような感覚に襲われた。あっと声を上げる。ギャビンは動きを止められたままの格好で不思議そうに彼等を見つめた。 「ギャビン、シロクマです、あの親子…」 「シロクマ?…ホッキョクグマはとっくに絶滅してるだろ」そう続けるギャビンはもがくのを諦めたようだった。 「でも、そんな気がするんです」 「ふーん…ならそうかもな」 ギャビンは彼等の消えた先を見つめて眩しそうに目を細めた。その表情に満足して、ふと腕の力を抜いてしまう。すると閉じ込めていた体が急にググっと動く。ズルズルと体の形を変えた彼は、器用に羽交い絞めから抜け出し、四つの足で落ち葉の絨毯の上に着地した。 「ざまぁねぇな!」 そのまま牙を見せて不敵に笑うと家の方向へ駆けていった。 「それは!反則!ですよ!」 敵わないのは分かっているが、必死に足を動かして彼を追いかけた。 「ギャビン、待って!」 転々と落ちている、彼が脱ぎ散らかした服を引っ掴んでは走る。 視界を流れていく、色とりどりの宝石のような紅葉。常緑樹に垂れ下がる不気味なサルオガセ、豊かな緑の苔、川の音。カラフルなキノコ。視覚ユニットが情報でどんどん溢れていく。 『おせーよ!ロビン!』 彼の呼び声が響く。蕩ける様な遠吠えだ。 足を止めて、手で口元を覆う。 「ゥワォーーーーーーーン!」 彼の遠吠えには似ても似つかない、ただ音量を最大にしただけの、人間の声に似せた音を響かせる。意味の無い、おまけに呼吸も必要無い、ただの叫び声。 けれど彼には届いているだろう。 二人の遠吠えはサイレンのように響き渡り、森の中に溶けていく。 騒がしい森。どんぐりをさがすアカリス、野ねずみの足音、薮に入ると絡んだウサギの毛が舞う。うるさく笑うキツツキをやり過ごして、ミツバチの羽音が耳元を掠める。木の洞ではワシミミズクがあくびをした。 エルクの群れを横切る、オオカミの足跡。この先に彼がいる。 ブルーブラッドが体中を巡る音。 生きている、何もかもが。美しく生命が燃えるこの森で。
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sorakino · 5 years
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さみしい公園
貝殻のなかの
遠い遠い海の波の音が
公園のさよならチャイムの
スピーカーから流れてくる春の朝
砂場の砂つぶは
故郷の浜辺の夢を見る
スピーカーの上の一羽のカラスは
まだ見ぬ青の歌を歌う
水平線へ向かうための子守唄
砂つぶたちの子守唄
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kamakilly · 2 years
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Paradise:実績Achievement-9
暗黒
#1. Bloody Moon
砦の2階。赤く変えた月を拡大し、黒い傷痕のような部分をクリックすると赤い雫が月から垂れる
 
このステージは謎解きに手間がかかるので考えたくない時のために。 ブロンズの鍵 I. 砦の入り口で、5人のジェスチャーと服に記された数字を見る。 II. 砦の2階にある星座の描かれた盤面の針を、先ほどの数字とジェスチャーに合わせて並び替える I - 射手 II - 魚(6割の日本人は多分鳥類だと思うんじゃないかと思うこのジェスチャー、私は怒り狂った牡羊にしか) III - 天秤 IV - 獅子 V - 牡牛
銀の鍵 I. 材料: 赤いムーンストーン(前述)、樹皮(砦へ入る道右側の白樺の木、キツツキ)、貝殻、青い石(神殿:小屋からピッケルを持ってくる)、苔(神殿の井戸)   II. 小屋の粉砕機ですべての材料を顔料に変える。 粉砕機に記された色(=顔料の色)と点の数を確認。 III. 砦の入り口の焚火に、顔料を使用する。 色ごとに映し出される影=星座。 粉砕機の点の数と照合して盤面の針を動かす。 緑 - I - 牡牛 青 - II - 双子 赤 - III - 蠍 茶 - IV - 牡羊 白 - V - 天秤 
金の鍵 ・砦の3階で望遠鏡に映る星座をすべて完成させると、星座と数字の組み合わせが出る。 双子 - I 射手 - II 牡牛 - III 獅子 - IV 蠍 - V
銅の鍵(…ん?) I. 砦の3階。ろうそくを動かし、飾りの影が背後の壁の絵と重なるとき、ろうそくがどの星座の上にあるかを確認する。   II. 砦の入り口で、叔父たちのジェスチャーを見ると先ほどと変わっているので、1から5の順番を前述の動物と星座に対応させる。 天秤 - ゾウ - I 魚 - ハト - II 蟹 - フクロウ - III 射手 - アヒル - IV 蛇 - シカ - V
#2. The Ninth Symbol
小屋の壁画を見る。動物の目の点や線の数と数字を見つける。
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あとは以下同。
 
 
#3. The Owls Are Not What They Seem
砦の最上階からアレを呼び寄せたあと、神殿へ向かうと、神殿が映る場面でフクロウが画面左側から飛んでくるので、画面外へ消える前にフクロウをクリック
#4. Your Mother's Bones
神殿の前にあるフクロウが乗っていた箱を開ける。母の骨を入手した後さらに箱を調べ、カラスの卵を手に入れる。
 
#5. Mr. Crow
カラスの卵を、キャンプファイヤーの中へくべる。
 
 
こちらもBGMが秀逸で、得体の知れない不気味さあふれるステージとの相性が最高。ウィッカーマン呼び寄せる場面は、深夜に一人でプレイしていると結構怖い。
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arakawalily · 2 years
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いよいよ本日プレオープンされました『麺屋い志だ』さん❗️ 茨城県土浦です❗️元イタリアンシェフの石田氏のお店❗️🍜麺は超人気の浅草開化楼さんのカラス麺です。貝出汁に真鯛のラーメン。鶏出汁醤油ラーメン🍜どちらも美味しそうですね❗️ ロゴとキャラクターをlilystudioでデザインさせていただきました❗️お近くの皆様、御贔屓に❣️#麺屋い志だ 茨城県土浦市中高津1ー15ー21 藤井ビル101 TEL 0298-86-7324 https://mennya-ishida.com/ https://www.instagram.com/p/CZDSoEkPPM_/?utm_medium=tumblr
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khrbuild · 1 year
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今日は運がいい??
糞がいい??
富田林古民家まるっとリフォーム工事
貝塚市水間町 新築 リフォーム坂口建設
週の真ん中水曜日!
今朝も元気よく家を出発!
運転中は窓を全開にしてなかなかのボリュームで歌を歌う!
朝の準備運動。
この季節は窓開けてたら気持ちいい。
今日は雨なので少しだけ窓開けてね、、でも昼からは雨も上がりそうなので、
今朝は忌野清志郎、「雨あがりの夜空に♪」からやな熱唱!
一応信号止まったらpauseにせな、たまに通学途中の子供に変な目で見られるからな(^o^;)
ただいま通勤時間は約1時間、かなりの曲数歌うでぇw
と今日も順調にジャイアンリサイタルは進み、そろそろ最終曲 かというところで信号に引っかかった。
お水飲んで、ラストの準備と何気なく窓から道の脇を見ると黒い物体がいっぱい!
生ゴミに群がってるカラス。
かなりの数やで、空にも飛んでる。
私の視線も気にせず、こいつらごみ袋全部つついて中身散らしてる。
朝から気分ええのにちょっとイラッ!
喉の調子は上々!
周りに人がいないかを確認して、群がってるカラスに向って、
「こっらーー!なにしとんじゃーい!」
と叫んだ。
一匹カラスがチラッとこっちを見ただけで、全員ガン無視!
そしてこっち見たカラスが
「カァーー!」と一声!
思わずそれにまたちょっとイラッとして
「なんじゃいー!」と言いかけたが信号が変わった!
今日はこれくらいにしといちゃらと車を発進した瞬間!
ボチョ!
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呆気に取られますよ。
カラスに糞落とされたんです。
文句言いに帰ろかなと言っても、アイツらちゃうし逃げられるだけやし。
腹立つーーー!
多分あのカァーー言うた奴ですよ、
多分人間のわからん言葉で、
「いつものやつかましたれや」
みたいなカァーーやったんですよ!
現場についての最初の作業がクソ流すて、屈辱!
まぁ、現場は順調よく進んでるので気分よく今日も終了!
大引きの上に根太という部材が並べられてます。
この上に合板を敷いて、フローリングを貼ります。
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本日も作業が終了!
朝の事もすっかり忘れて、気分良く帰ってきて、家に帰る前に倉庫によって明日の道具を軽トラに積んで
ヨッシャ、今日も終わりやで!
今日はワイスピでも見に行こかかなー!
って車に乗ったら
またババですわぁ!
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ほんまもうええて!
何が悲して、1日2回も鳥の下の世話せなあかんねん。
人間界じゃ、最近は立ち小便すらでけへんなってんのに、ババ!!
勘弁してください。
明日から大人しく通勤させていただきます。
貝塚市 岸和田市 泉佐野市 泉大津市 和泉市 泉南市 阪南市 熊取町 忠岡町 田尻町
天然素材スイス漆喰カルクオウォール
リボス自然塗料取扱店
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saturkay · 3 years
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3階のベランダに貝殻が現れた。カラスのいたずら? https://www.instagram.com/p/CS3Iekllbye/?utm_medium=tumblr
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