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#「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時ほか)第18回に登場した。
instantsheepcat · 2 years
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ronpe0524 · 5 years
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まだまだ映画祭な11月(2018年11月の日記)
■2018/11/1
TIFF8日目。そろそろ終盤。TOHO六本木スクリーン7で『それぞれの道のり』。Q&Aの準備中にこそこそと劇場を後にするチートイツさんとけんす君を目撃。そして『悪魔の季節』鑑賞@TOHO六本木。観る前に数ヶ月ぶりのレッドブルを飲んだおかげか、今朝娘が1時間ほど寝坊(=僕が1時間多く寝れる)したおかげか、かつてないほどの集中力でラヴ・ディアス作品を鑑賞。やりきった感。満足して劇場を出たところで屋根裏シアターAさんと遭遇。同回を観ていたとのことで戦友感。翌日の『ROMA』も同回のようで気があいますね。夕食は麻布十番のテイクアウトカレー『きりん屋』へ。目当てのドライカレーは今回もなかったが豆カレーをおいしくいただきました。たぶんドライカレーは4年ぐらい食べれてない。そしていよいよ入江監督の『ギャングース』ワールドプレミア。なんとアミール・ナデリ監督も観にきててびっくり!めずらしく前方の席を取ったので舞台挨拶もよく見える。一列後ろのは大川編集長の姿が。舞台挨拶で入江監督が「原作の漫画は以前に知り合いからすすめられ読んでおりまして~」と発言。その「知り合い」って大川さんだ!と思い、後ろを振り返りたい気持ちがぐっとおさえました。エキストラ参加したシーンを注意して観てましたが、僕は今回映ってなかったと思います。かなりの時間をかけて撮ったシーンが一瞬レベルで終わっていて、やはり映画を撮るのは大変だ、とあらためて。『ギャングース』は思っていなかった要素が凄かったり。上映終わってすぐに外に出たら入江監督が。軽く感想を伝えることができました。同回を観ていたさっちゃんさんも監督と話したいということでいっしょにサインの列(サインもらうつもりはないけど)に並ぶ。さっちゃんさんも感想を伝えて、サインのかわりに3人で写真を撮っていただく。嬉しいな。『ギャングース』について質問した内容もあったけど、それは僕モテのイベントにとっておきます。さっちゃんさんと『ギャングース』の話をしつつ途中まで一緒に帰る。長年ひとり参戦が多かった映画祭ですが、こうやって映画の感想なんか話しながら帰ることができるのが楽しい。あらためて僕モテには感謝の気持ちでいっぱい。
■2018/11/2
TIFF9日目。映画祭的にはもう一日あるけど僕がチケットを取っているのは本日まで。さみしい。六本木入りが中途半端な時間だったので映画前におにぎりだけ食べる。ヒルズのベンチでもしゃもしゃ食べてたらまるゆさんに話しかけられた。今年のTIFF、実はまるゆさんとは初遭遇。同じ回は何回か観てたと思うのだけど遭遇はしてなかったのです。TOHO六本木に移動して『まったく同じ3人の他人』を鑑賞。チートイツさんも同回だった。劇場を出るとけんす君がスマホの電源ケーブルを忘れて泣きそうになっていたので予備を貸してあげる。チートイツさん、まるゆさんと『まったく同じ3人の他人』の感想を話したりしつつ移動。チートイツさんは仕事へ。まるゆさんが何か食べたい!とのことなので「くろさわ」へ。カレーうどんとメンチを食べて満足満足。僕はTOHO六本木に戻り『十年 Ten Years Thailand』鑑賞。その後はTSUTAYA TOKYO ROPPONGIで行われた 映画秘宝が斬る!2018年東京国際映画祭 総括トークライブ!へ。さっき発表されたばかりのTIFFのアワードを受けてのトーク。登壇は三留まゆみ、モルモット吉田、岡本敦史、岩田編集長。これは今年からのイベントなのかな?すごい面白かった。まずは僕は秘宝のライターさんたちよりTIFFでの鑑賞本数が多いということはわかった(笑)けど、自分は完全に秘宝サイドの映画の観かたをしてるってこともよくわかった。今回1本もスケジュールに入れることができなかったユース部門の話とかすげー興味深い。映画祭における作品選定の裏話とか、三留さんの『悪魔の季節』感想とかも面白い。是非来年もやってほしい企画です。そしてTOHO六本木に戻り、いよいよラストの『ROMA/ローマ』。開場したら早めに席へ。僕は最後列の真ん中あたり、1列前にいた屋根裏シアターAさんとも軽く会釈。いろんなとこで書いたり話したりしていますが、アルフォンソ・キュアロンは大好きな映画監督です。毎年年末になるとその年に観た映画ベスト10を選出してるんですけど、キュアロンは『天国の口、終りの楽園』『トゥモロー・ワールド』『ゼロ・グラビティ』でこのマイ年間ベストを3回も取っている。これはもう好みなんだと思います。その監督の最新作であり、現状日本での劇場公開はこの日だけ。先日の『2001年』70mm上映も観る前に緊張したけど、この『ROMA』はそれ以上に緊張したかもしれない。そしてこの上映を観にきている人たちは、その価値がわかってなんとかチケットを取ってきた人たちなんでしょう。スクリーン3は大きな劇場ではないけど、上映は素晴らしかったと思います。本当に観れて良かった。作品的には今年のTIFFのベスト。堪能。帰りはふわふわしながら気持ちよく電車に乗って帰る。Ayaさんのツイキャス聞いたり、シネマシティのチケット取ったり。ぼんやりTwitterのTLを見ていたらフィルメックスのチケットが発売していることに気づく。あぶね。予定してたやつは全部予約できてホッとしましたよ。Netflix『デアデビル』S3E5を見る。
■2018/11/3
朝一で図書館へ。そして本日は六本木ではなく北千住へ。東京芸術センター2階シネマブルースタジオにて、日本芸術センター第10回映像グランプリ一般公開審査上映『なみぎわ』、『東京の夜』、『オーバーナイトウォーク』の3作を鑑賞。僕モテの新メンバー亀田梨紗さん出演の『東京の夜』目当てで観に行ったのですが、それぞれ良かったです。この日はシネマート新宿ののむコレ初日だったので本当に迷ったのですが、僕モテを応援する身としてはこっちへ。映画が観終わり北千住駅へ向かいながら、電車路線検索。これはTIFFの『いい意味で小悪魔』に間に合うかもしれない。どうやら電車は上映の10分前に日比谷線の六本木駅に着く。チケットも残席わずかだけど買える。これは!と、決断して向かったら間に合いました。昨夜の映画秘宝のトークイベントで話を聞きとても観たくなった『いい意味で小悪魔』。本当に観て良かった。とゆうわけで僕の今年のTIFFは予定より1本追加され、トータル28本鑑賞でフィニッシュ。過去最高本数。来年からはこんな観れない予定なので、最後にこれだけの本数を観れて大満足です。しかし感傷にひたってはいられず新宿へ移動。バルト9にて第15回ラテンビート映画祭 『アワ・マン・イン・トーキョー』/『I Hate New York』を鑑賞。今年のラテンビートは観たい作品とスケジュールがあわず、1本も観れないかなぁと思っていたのですが、おなじみJimmie Soul氏から『アワ・マン・イン・トーキョー』を紹介され、面白そうなので観てきました。チカーノの音楽を東京で紹介し続けている宮田信さんを追ったドキュメンタリ。こちらも観て良かった。そして新ピカに移動して『ヴェノム』鑑賞。なんか久々に普通のシネコンでかかる普通の映画を観た感じがして超楽しかった。映画祭の緊張感は大好きだけど、気を抜いて観るエンタメ作品も大好きです。帰りのエスカレータで後ろからまるゆさんに声をかけられすごいびっくり。『ヴェノム』同回だったとのこと。あーびっくり。
■2018/11/4
娘にどこ行きたい?とリクエストを受けつけたら「動物園!」とのことなので、実家の近所にある羽村市動物園へ。僕の両親も行きたいというのでいっしょに。モルモットとかヒヨコをだっこしたりできるコーナがありうちの娘はご機嫌。僕はペンギンを見れてご機嫌。広場でランチにしたかったけど雨が降ってきてしまった。屋根つきのテーブルがあったのでそこでランチ。ボール遊びとかもしたかったけど早めに切り上げて実家へ。僕はマッサージチェアで一時間ほど寝てしまった。帰宅して夕飯食べてお風呂入ってレゴで遊んで��ら娘と就寝。疲れてた娘は早めに寝てしまった。僕はしばらく本を読んだりしていたが、やはりいつのまにか寝ていた。
■2018/11/5
早朝4時に目が覚めたので録画したドラマを見たりネトフリ見たり。本日から仕事に復帰であります。きつい。一週間分のメールになんとか読む。それ以上に超急ぎの仕事ももらってしまいこれまたきつい。真面目に夜まで仕事。仕事終わってから映画は観にいかずに帰宅。夕食が鍋。もう寒いもんね。僕モテのニコ生配信を見る。かめりさ登場の巻。Netflix『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』S1E1を見る。夜はもっといろいろ見たかったが眠くて寝てしまった。
■2018/11/6
がっつり雨。つらい。雨が降っているとお昼休みに丸亀製麺まで歩いていく気にならない。会社のカフェテリアでランチだ。そういえば先週のアトロクはほとんど聴けていない。映画祭中はいろいろと停滞してしまう。火曜なので英会話。先週はレッスンを休んだので2週間ぶり。映画祭で観た『ROMA』が良かったことを講師の先生に力説。帰宅して夕飯食べてお風呂入って録画の「ゴッドタン」とか見てのんびり過ごす。寝室で寝転がりながら録画アニメでも見ようとPSVでアニメ『イングレス』を15分見たところでもう記憶がない。また寝てしまった。TIFFの疲れが残っているのと、復帰した仕事が忙しいのと、風邪ぎみのせいだ。
■2018/11/7
朝4時ぐらいに一瞬目が覚めたが、また寝てしまい結局6時起床。見たいもの、聴きたいもの、読みたいものをたまっていくばかり。ランチは会社の近所のマックまで歩きテキサスバーガー。仕事終わりで立川へ。シネマシティで『ゴジラ・モスラ・キングギドラ/大怪獣総攻撃』鑑賞。35mm上映、上映後トークまで含め楽しかった。松屋で豆腐キムチチゲ鍋膳。「キムチチゲ膳」or「キムチ鍋膳」が正しいような気がするけどおいしいから良し。昨夜聴けなかったAyaさんのツイキャス聴きながら帰宅。Netflix『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』S1E2を見る。
■2018/11/8
鼻水とせきが出てしまう。今夜は観劇なのに。夕方に大きなMeetingがあり、会議室も大きくて出入り口は前方(登壇者側)にしかない。こっそり出ていくこともできない。時間通りに終わって会社を出ないと芝居に間に合わない!という状況でしたがなんとかオンタイムで終わりました。仕事終わりで下北へ。KERA・MAP #008 「修道女たち」観劇@本多劇場。最前列上手。隣のおっさんが両サイドの手すりまでが自分の陣地!と思っている奴でイラっときましたが、ケラさんの芝居に免じて大人しく観劇。休憩込みで3時間半。堪能。夕飯食べる余裕はなかったので帰宅してからカップ麺。Netflix『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』S1E3を見る。
■2018/11/9
『ボヘミアン・ラプソディ』公開日。MCTT 11月のお題作品なのですが、今月は土曜開催。名古屋の方たちが参加してくれることもあり、当初の予定より会場キャパを変更。そのための連絡などでけっこう大変。matsuさんが尽力してくれて感謝。仕事終わりで立川へ。シネマシティで『GODZILLA 第三章 星を喰う者』極爆、『ボヘミアン・ラプソディ』極音、というハシゴ。しかも双方aスタ。最高か。
■2018/11/10
朝から娘とDVD『ハリー・ポッターと賢者の石』前半半分を見る。『ハリポタ』見たこともないのに「ホグワーツのレゴがクリスマスに欲しい!」とか云ったらしく、「映画を見てからにしろ!」というママの命により見ることに。内容的にどうだろう、と思っていたけどなんとか見れていた。続きはまた来週かな。図書館へ行って娘の本を返したり借りたり。お昼を家で食べてから出かけさせていだき池袋へ。2018年の森田芳光―森田芳光全作品上映&史上初!ライムスター宇多丸語り下ろし―『ときめきに死す』鑑賞@新文芸坐。観た席が宇多丸師匠の真後ろだった。師匠の真後ろの席で映画を観るのはフィルメックスで『奪命金』観たとき以来かな。上映後は、三沢和子&宇多丸師匠のトークあり。まぁやはり面白いですね。全回は来れないけどなるべく回数を観たい前代未聞の上映企画だと思います。「うちたて家」でうどん食べてから新宿へ移動。「珈琲西武」でパフェを食べてからケイズシネマへ。『お嬢ちゃん』鑑賞。クラウドファンディングに参加して前売りをもらっていた二ノ宮隆太郎監督作。そして某イベントも話しさせていただいた土手理恵子さん出演作。上映前には同回を観にきていたマコチンさんとちょっと話す。たぶん7月にやったGBW in Tokyo以来に顔を合わせた感じなのに、お互いの近況報告もせず、カルロス・レイガダスとフー・ボーの話しかしていない。映画上映前には二ノ宮監督と多数のキャストが舞台挨拶。上映後はロビーにいた土手さんにちょっとだけ感想を伝え、これまた同回を観ていたmatsuさんと感想を話しながらJR新宿駅まで。てゆーかmatsuさんはJRじゃないのに新宿駅までつきあってくれてなんていい人なんだ。Netflix『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』S1E4を見る。
■2018/11/11
娘と実家へ。地元の産業まつり。「産業まつり」って子供のころからあったので何の違和感もなかったのですが、たぶんマイナなイベントですよね。「農業・商工業などの振興を図ることを目的として開催されるまつり」らしいです。わたあめ食べたり、くじ引きやったり、焼き鳥食べたり。夜は帰宅して家族でたこ焼きパーティ。たこ焼き久々すぎて最初の焼きに失敗。油の量が少なかった。そして娘にはたこ焼きソースが辛いらしい。ソースなしにしてパクパクと食べていた。夜は娘を寝かしつけつつ寝てしまう。深夜に2時に目が覚める。これで睡眠は足りているはずなのでそこからTwitterを追ったり、TV録画を見たり。Netflix『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』S1E5を見る。
■2018/11/12
朝から娘があることをやらかしてしまい奥さんのカミナリが落ちる。娘、泣く。ティッシュで鼻かんであげようしたら「お父さんは早く行ってー!」となぜかやつ当たりをされる。理不尽。いつもより早めに家を出て、駅のベンチでネトフリを見る。有意義。仕事終わりで立川へ。この11月にOPENしたばかりの「つけ蕎麦 BONSAI たちきた」で鶏つけ蕎麦。この店は今後けっこう使う予感。シネマシティで『テルマ』鑑賞。森田芳光特集について送ったメールがアトロクで読まれた。やったー。Netflix『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』S1E6を見る。話題になっていたエピソード6、なるほどね。はじまった瞬間にこれはアレか?と思ったらアレだった。面白い。『プロフェッショナル』坂元裕二回を見る。坂元裕二は仕事しながらJAY-Z聴いてた。
■2018/11/13 
朝、娘が「ハリーポッターの(ホグワーツ)の寮が覚えられないから絵で描いてくれ」というから描こうとしてら(旗の)マークが超難しいじゃないか。とりあえず一番簡単そうなスリザリンだけ描いた。そしてスタン・リー氏が亡くなったとの報。EXCELSIOR!火曜なので英会話、なのですが講師が体調不良とのことでキャンセルに。心配だ。帰宅して夕食、パクチー鍋。WOWOW録画『イーグル・ジャンプ』鑑賞。Ayaさんのツイキャス、後半だけ聴く。
■2018/11/14
お昼はちょっと久々の丸亀製麺で牡蠣づくし玉子あんかけうどん+秋刀魚天。仕事終わりで新宿へ。めずらしくはなまるうどんで麻婆あんかけうどんを食べてからカリテ。『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』鑑賞。満席。帰りながらシリーピーマンズのツイキャスを聴く。Netflix『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』S1E7を見る。 
■2018/11/15
仕事終わりで新宿へ。シネマート新宿でのむコレ2018『狂獣 欲望の海域』鑑賞。Netflix『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』S1E8を見る。
■2018/11/16
仕事終わりで昭島へ。モリタウンのフードコート、すき家で牛すき焼き丼。フードコートの店舗だと牛すき鍋定食がないのだな。MOVIX昭島で『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』鑑賞。Netflix『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』S1E9を見る。
■2018/11/17
家で娘とDVD『ハリー・ポッターと賢者の石』を見る。後半パートはけっこう怖かったみたいで半べそだった。でもあの世界観はとても好きなようだ。クリスマスプレゼントはホグワーツのLEGOに決定。まぁまぁ高額。近所の図書館で本を借りたり返したり。お昼をうちで食べてから新宿へ。MCTT『ボヘミアン・ラプソディ』回。MCTT一周年記念であり、土曜開催でキャパ拡大。僕らも入れて14人でわいわいと。ありがたい。放課後(二次会)もふくめて大変楽しかったです。帰宅して風呂は入って、寝室で寝る前にBS録画の『刑事コロンボ』を見ようとしたのにどうやらコロンボ登場前に寝ていたようです。楽しかったけど疲れてたのでしょう。
■2018/11/18
娘と朝から昭島の図書館へ。午前中を図書館で過ごしお昼ごはんを買いつつ帰宅。午後から有楽町へ。フィルメックス『象は静かに座っている』『名前のない墓』鑑賞。『象は~』はけんす君、まるゆさん、マコチンさんも観にきてた。マコチンさんとはアイコンタクトで挨拶。帰宅してから前日見れなかった『刑事コロンボ 美食の報酬』を見る。監督はジョナサン・デミだ。
■2018/11/19
とても仕事が忙しい。仕事終わりで有楽町へ。フィルメックス『轢き殺された羊』鑑賞。チートイツさん、けんす君、まるゆさんと同回。仲間が多い感じで嬉しい。帰りの電車でAyaさんのツイキャスを聴く。Netflix『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』S1E10を見る。時間かかってしまったけどついに完走。素晴らしかった。
■2018/11/20
午前半休をいただき朝から有楽町へ。この時間に都心に向かうのはどうしても混んでる電車に巻き込まれてしまいけっこうきつい。有楽町朝日ホールでフィルメックス『草の葉』鑑賞。観終わったらすぐに会社へ向かい午後から出勤。
■2018/11/21
有給休暇。朝から有楽町へ。朝日ホールでフィルメックス『川沿いのホテル』鑑賞。けんす君と同回だったので、映画後に「交通飯店」に並んでランチ。ミニチャーハン・ギョーザセット。けんす君が出題した映画クイズを5分以上考えてなんとか正解が出た。難しすぎるだろう。おなかいっぱいになったところで僕は有楽町は離れ渋谷へ。ちょっと時間をつぶしてからシネクイントで『ア・ゴースト・ストーリー』鑑賞。 再び有楽町へ戻り朝日ホールで『夜明け』鑑賞。これは再びけんす君と同回だったのだが、映画はじまる前に通路のソファでだべっていたら、隣にアミール・ナデリ監督が。何かの映画の説明を誰かにしていたがよくわからず。説明されていた人もわかってなかった風。『夜明け』Q&Aにもナデリ監督が一言感想をぶちこんでいた。残念ながら今回のナデリ監督の特集上映は一本も観れずなのだが、ナデリ節を堪能できて嬉しかった。 TOHO日比谷に移動してもう一本、フィルメックス『幸福城市』鑑賞。こっちはチートイツさん、あとTIFFの矢田部さんが客席にいた。 半分仕事かもしれないけど、一観客として映画を楽しんでいる矢田部さんを見れるとなんか嬉しい。
■2018/11/22
仕事終わりで有楽町へ。TOHO日比谷でフィルメックス『ロングデイズ・ジャーニー、イントゥ・ナイト(仮題)』。いろいろと衝撃が。終電の都合でQ&Aは見れず残念。
■2018/11/23
祝日の金曜日。朝から図書館に行き本を借りたり返したり。お昼を食べてから出かけさせていただき立川へ。シネマシティで『ギャングース』2回目の鑑賞。パンフも購入。映画の後、ららぽーと立川立飛に移動して奥さんと娘と合流。予約したお店のテラス席で昭和記念公園の花火を見る。 もちろん寒いのでフル装備。席のチャージ料金も取られるのだけど、幼児をつれて昭和記念公園へ花火を観に行くのはまぁ無理なのでここを選んで正解。 今年は7月の花火が中止になってこの11月開催なのですが、来年の7月も予約取れたら同じとこで見たいな。
■2018/11/24
午前中から渋谷へ。映画『ギャングース』を世界最速で語ろう!の会&毎年恒例「モテデミー賞2018」@東京カルチャーカルチャー。僕が僕モテのイベントにはじめて行ったのは2015年の年末なので、あれからもう3年。毎年恒例の楽しみにしているイベントであります。 僕モテ執筆陣もそうです��、ここでしか会えない人多数。入江監督に『ギャングース』ことを質問できたし、パンフにサインもいただけた。 2次会、3次会まで参加。3次会は席の位置もあったけど伯周さん、駒木根さん、林さんとここまでゆったり話せたのははじめてかも。 林さんにはいろいろ内緒の話も聞いたし、2019年も楽しみだなぁ。 3次会後半で僕とまるゆさんとさっちゃんさんは離脱。3人で有楽町へ。フィルメックス『アルファ、殺しの権利』鑑賞。 この回はチートイツさん、けんす君も観ていて、なんとフィルメックスに僕モテ読者5人が。長年孤独に映画祭に参戦していた自分としてはなんか嬉しい。 地下鉄で帰ったまるゆさん以外の4人で有楽町駅前の吉野家へ。メガ盛り!・・・ではなく並盛りの牛丼を食べてから帰りました。
■2018/11/25
午前中から娘を連れて実家へ。地元でやっているみかん狩りへ。東京都なのにみかん狩りができるんですよ。僕の地元がどんだけ田舎なのかがわかるかと思います。奥さんは美容室&映画『search/サーチ』を観に行っていたとのことで、僕がまだ未見の『search/サーチ』について視点の件だけ聞いてみる。なるほど。
■2018/11/26
仕事終わりで新宿へ。松屋でプルコギ定食を食らう。テアトル新宿で『十年 Ten Years Japan』鑑賞。けんす君にもらったタダ券で観れた。感謝。帰宅してからAyaさんのツイキャスを聴く。配信・ソフトもので気になる映画をいくつか紹介していた。なかなか自宅で見る映画まで時間が取れない日々。
■2018/11/27 
英会話に出てから帰宅。最近の夕食は鍋が多い。鍋がうまい季節です。Netflix『アポストル 復讐の掟』を見る。Netflix『デアデビル』S3E6を見る。かなり間があいてしまったがデアデビル再開。あのヒルハウスのせいです。
■2018/11/28
仕事終わりで昭島へ。CoCo壱の スパイスカレー THE骨付きチキン 一辛を食べる。おいしい。11月末で終わってしまうみたいだけどレギュラーメニューにしましょうよ。MOVIX昭島で『ハード・コア』を観る。僕のTwitter TLではやたら今日『ハード・コア』を観てる人が多くて面白い。松竹さんにもらったタダ券で観れた。ありがたい。
■2018/11/29
有給をもらい2ヶ月に一度の定期健診へ。血液検査、尿検査、ともに問題なし。ふー。大きな病気をして半年以上治療のため休職、仕事に復帰したのが2014年11月だったので、これで復帰してからまる4年が経った感じ。再発もありえる病気なので本当にありがたい。リンガーハットで 牛・がっつりまぜめん。11月29日は「肉の日」ってことで100円キャッシュバック。午後はシネマシティで『斬、』『search/サーチ』、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』、『恐怖の報酬 オリジナル完全版』を鑑賞。最寄駅まで戻りすた丼ですたみなマンモス焼肉丼。
■2018/11/30
お昼は会社の近所のリンガーハットで ぎょうざちゃんぽん。麺のかわりにぎょうざが入っている斬新なメニュー。仕事終わりで府中。TOHOシネマズ府中で『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』『ヘレディタリー/継承』鑑賞。『NT』の終わり時間が21:00で、『ヘレディタリー』の開始時間も21:00というゼロインターバル。ゼロインターバルって『七つの大罪』の技にありそう。てわけで11月おわり。
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theatrum-wl · 7 years
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【レポート】竹中香子講演会@アンスティチュ・フランセ東京 2017年8月28日
フランスで舞台に立つために必要なこと: フランス語、演劇学校、そしてプロフェッショナリズム(その1:ひとり語り編) 
竹中 香子 (構成:片山 幹生)
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日仏演劇協会主催で8/28(月)に、飯田橋のアンスティチュ・フランセ東京で行われた竹中香子さんの講演会の記録です。司会はWLスタッフの片山幹生が務めました。講演会の録音をもとに文字起こしをし、それを竹中さん自身の修正を踏まえて、構成した上で再現したのが、本レポートになります。竹中さんが話された第一部を《ひとり語り編》、観客との質疑応答が行われた第二部を《質疑応答編》として分けて掲載します。 当日は65人の聴衆が集まり、アンスティチュ・フランセ東京のエスパス・イマージュの座席は8割方埋まりました。日仏演劇協会の片山が簡単に竹中香子さんを紹介した後、講演会ははじまりましたが、それは講演会というより演劇的なパフォーマンスといった感じのものでした。
1.フランス語ゼロでフランスに─パリ15区のコンセルヴァトワール(演劇学校)に入学するまで
桜美林大学の総合文化学群演劇専修というところに在籍していたのですが、もともとは演劇のプロデュースのようなことをやりたくて、俳優志望ではなかったんです。在学中にいろいろありまして、俳優をやることにしたのですが、そこで俳優のプロとして生きていくにはどうしたらいいのかという問題にぶちあたります。「いったい俳優のプロって何だろう?」って。これがわからなければ、桜美林を出てこのまま俳優をやっても30歳でやめるのではないかと思いました。とにかく演劇が好きだったので、どんなかたちでも演劇の周辺で働きたいとは思っていました。それで俳優のプロを探しに行こうという野望をもってフランスに行くことにしました。フランスに行く行かない以前に、とにかくオーディションなんかに落ちまくってました。新国立劇場養成所も受験したけれど落ちた。そういうときに、フランスの国立演劇学校は無料で国籍も関係もないと聞いたんです。全くフランス語は話せなかったのだけど、「じゃあ、行こう」とパリへ。よく行ったものだと思います。
向こうで滞在するためのビザを取得するために、最初は語学学校に登録し、半年分の授業料を前払いしました。でも語学学校に実際に通ったのは二ヶ月ぐらいです。パリは20区に分かれているのですが、その各区に演劇を教えるコンセルヴァトワールというものがあることを現地で知りました。この区のコンセルヴァトワールは高校卒業したくらいの人が行くところです。だいたいどの区のコンセルヴァトワールも200人くらい受験して、15人ぐらい合格します。3校まで受験可能なのですが、受験した3校ともなぜか三次の最終試験まで行くことができました。ただ三次試験は一人では受験できないシステムで、二人組で戯曲の一場面を上演しなくてはならないのです。フランス語個人教授の先生がたまたま演劇をやっていた人だったので、その人に受験のパートナーを頼みました。そしたらポール・クローデルをやろうと言われたんですね。フランスの演劇でポール・クローデルと言ったらすごい大作家なのですが、私はその頃、ポール・クローデルの偉大さを全然知らなかったんです。そんな偉大な作家の作品を、ウィとノンしかわからない私が丸暗記でやってしまった(笑)。
200回ぐらい毎日聞いてせりふを丸暗記しました。それで自分が何を言っているのかわからないポール・クローデルのテクストで15区のコンセルヴァトワールに合格しました。他の2つの学校は不合格でした。「こんなにフランス語がわからないのではほかの生徒も迷惑だから」と言われて。この15区のコンセルヴァトワールだけは「いや、ウィとノンが言えれば大丈夫よ」って私を受け入れてくれたのです。 
コンセルヴァトワールの入試には志望動機書が必要なのですが、当時の私にはフランス語で志望動機書を書く力はありません。フランス人の友人は一人もいませんでした。そこで第一のキーパーソンが現れたのです。「パリのオペラ地区のスタバに行けば、日本人と話したがっているフランス人がたくさんいるよ」と聞いたのです。それで行ってみると本当に日本語を勉強しているフランス人が一杯いました。よさそうな人の隣に座って、勉強している様子を覗き込んで「ふんふん、ああ、サヴァ、トレビアン」みたいなこと言って話しかけたんです(笑)。そしたら向こうも食いついてきたんですよ。それで「実は私、フランス語で動機書を書かなくてはならなくて困っているんだよね」と言ったら、そしたらその人、「書いてあげるよ」ってことになって。オペラ座近くで働いている銀行員の人が、私のコンセルヴァトワール受験の志望動機書を書いてくれたんです。その人がいなかったら、その後はなかったわけで。というわけでありがとう、LCL銀行のおじさん。これが私のフランスの演劇生活の第1のキーパーソンでございます。
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2.ひとりでがんばっても意味がない─パリのコンセルヴァトワールで学んだこと
15区のコンセルヴァトワールで第2のキーパーソンと出会います。私はウィとノンしかわらかないのに、ペネロップ、ゲイト、アンナという3人の親友とここで出会うことができたのです。もう一目惚れの状態で、全然言葉がわからないのにこの人たちがやっていることが、なんであれ全部好きになったんです。彼らにいろんなことを助けて貰いました。 
コンセルヴァトワールで、自分ひとりでがんばりすぎないこと、困ったことがあればすぐに人に助けを求めることが大事だと思うようになりました。言葉の問題があって、例えばフランス人なら30分あれば読めるテクストを、私は5時間かけて読まなくてはならない。せりふを覚えるとなれば、本当に「無理だ、無理だ」って泣きながら必死で、フランス人の何倍も時間をかけて覚えなくてはならないわけです。その一人でやっている苦労をアピールしてみても、 フランス人はまったく反応してくれない。それで「死ぬ気でがんばってやっているです」というがんばりを褒めてくれるというのは、もしかして日本だけなのかなと思って。だったら「できない」というのを最初に言って、「ひとりでできないから、誰か手伝って」と訴えるのがフランスでは自然な流れだと思ったんです。そこからは人にものを頼むことに躊躇しなくなった。自分ではできないことがあれば、すぐに人に助けを求めるようになりました。
15区のコンセルヴァトワール時代には、パリの1区から20区のコンセルヴァトワールから選抜された人が受講できる演出クラスがありました。演出家志望者のためのクラスというよりは、俳優で演出にも興味ある人を対象にしたクラスです。私はこの演出クラスがどんなものか知らずに応募して、選抜の20人に選ばれました。これが地獄のクラスでした。週一回金曜に午後1時から6時まであるのですが、とにかく毎週一つ作品を作らなければならない。私が受講したときはドストエフスキーがテーマでした。好きな作品を選んだら、次の週までに、自分が選んだ箇所を上演する。これは自分が演じても人に演じさせてもよかったのですが。終わった後のフィードバックがみんな超辛口で、「つまんない」とか「長いから最低」とか。先生だけでなく、受講者みんながこんな調子でした。恐いけれど鍛えられました。
このクラスの集大成がドストエフスキーの作品をグループか個人で作って、20分の作品を上演するというものでした。この演出クラスでは友達ができなくて、私は一人で作品を作って上演することにしました。私が選んだのは「おかしな人間の夢」という短編小説です。言葉が話せなくてつらい自分の姿を小説の登場人物に投影し、自分でフランス語の脚本を書いて、演出して、発表しました。ここではじめて自分で自分を演出するという感覚を得ることができました。この後、モンペリエの演劇学校に行っても、俳優である自分の優れた部分をどうやって自分で演出できるかについては考え続けました。
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3.発音の矯正で古典が武器に─国立高等演劇学校の受験対策
パリ15区コンセルヴァトワールで一年間そうした濃密な時間を過ごし、翌年にパリ地方コンセルヴァトワールに入学したのですが、これはフランスの国立高等演劇学校にはいるための受験勉強の時間でもありました。国立高等演劇学校はフランスに全部で11校あって、最難関のパリの国立舞台芸術高等コンセルヴァトワール(Conservatoire national supérieur d'Art dramatique CNSAD)の場合は、2000人の受験者が受けて30名しか合格できません。地方の国立高等演劇学校は、毎年ではなく2年ないし3年毎に試験があって、800人が受験して合格者は12名といった感じです。この国立高等演劇学校は、学費がただで、3年間の課程を修了すると学士号と同等の資格を得ることがでいます。またこうした学校を出ていると、公共劇場のプログラムに参加している演出家の作品に入りやすいのです。公共劇場プログラムは、助成金のおかげで芸術性のやたら高い作品が数多く取り上げられます。フランスで俳優を目指す若者たちは、そういうわけで国立高等演劇学校への進学を目指すわけです。
受験科目は、古典作品から一つ(モリエールやラシーヌ)、現代作品から一つ、そしてさらに自由課題で自分の得意分野(歌やダンス、一人のパフォーマンスなど)、この三つがどこの学校でも要求されます。一つ目と二つ目は二人組でシーンを作っておかなければならないので、受験に際しては必ずパートナーが必要となります。これが第一次審査になります。第二次審査は5日間のワークショップです。
受験一年目は全部落ちました。古典作品で私が何を言っているかわからないと言われて。そこで第3のキーパーソンのベルトラン先生が登場です。先生は発音矯正の専門家でした。先生のレッスンは、音を耳で聞いて覚えて真似するとかいう生ぬるいものではなくて、フランス語を発音するための筋肉に変化させるためのトレーニングでした。日本語の母音はアイウエオの5音ですが、フランス語にはこの約3倍の数の母音があります。この15の母音の違いを訓練によって習得するのです。ベルトラン先生のレッスンを受ける前は、例えば« la mort(死)»と« l'amour(愛)»の発音の違いが私にはわからなかった。だから「愛」について語っているつもりが、「死」について語っていたなんてことがあったわけです(笑)。こうした母音の違いを筋肉の訓練で区別できるようにするのがベルトラン先生のレッスンでした。
私はラシーヌの『アンドロマック』の一節を古典の課題としてやりたかったのですが、先生は「それはやめておけ。日本人のお前には無理、スキャンダルだ」と反対しました。それでもこの響きが超かっこいい。日本人が聞いてもフランス語の音楽性というのを感じとることができるテクストでどうしてもやりたかった。それでは仕方ないということでベルトラン先生との練習が始まったのですが、最初はアレクサンドラン(12音節詩行)のリズムを体に叩き込めと言われて、12音節の区切りの6音節ごとに「タタタタタターン」をひたすら繰り返すという訓練を行いました。感情や意味の区切れを意識せず、とにかくテクストをこのメロディとリズムにあてはめていく。この訓練のおかげで、2年目の受験ではこの古典の朗読が武器になって、どこを受験しても「おお、すごいね、『アンドロマック』、ちゃんと朗唱できるじゃん」みたいなかんじで評価されました。この『アンドロマック』のおかげでモンペリエの国立高等演劇学校に入学することができたわけです(笑)。
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4.「いい俳優」、「いい演劇」なんか存在しない─モンペリエ国立高等演劇学校で学んだこと
受験2年目にパリの高等演劇学校(École Supérieure d'Art Dramatique de Paris ESAD)とモンペリエの国立高等演劇学校(École Nationale Supérieure d'Art Dramatique de Montpellier ENSAD)の2校に合格することができました。パリかモンペリエがどちらに行くのか迷いました。パリを離れることで日本との繋がりも切れてしまうような気がして不安だったのですが、結局モンペリエの学校を選びました。学校の環境と二次試験の5日のワークショップの体験時の雰囲気、そして何より決定的だったのはギヨーム・ヴァンサンという演出家です。私は彼の作品をパリで見ていて、その時、とにかく彼の舞台に出たいと強く思いました。演出が全く見えないところがすごいと思いました。俳優が舞台上で、どうやるか今決めてその場でやっているじゃないかと思うぐらい演出が感じられない舞台だったのです。私は三回、彼の公演を見に行ったのですが、そしたら毎回同じことを俳優がやっている。そのギヨーム・ヴァンサンのワークショップが、このモンペリエの学校であるという極秘情報を得たんです。パリかモンペリエで悩んでいるときに、モンペリエの校長が私の携帯に電話してきて「ここだけの話だけど、ギヨーム・ヴァンサンと一緒にできるんだよ」とこっそり教えてくれたんです。何で彼が私がギヨーム・ヴァンサンを好きなのか知っているのか謎だったんだけど、私がいろんな人に言ってしまっていたんですね、多分(笑)。
それが決定的要因で、パリからモンペリエに移り住みました。軍隊にいるみたいな3年間でしたね。友達は同期入学の11人だけ(最初は12人いましたが途中で一人脱落)。私以外は18から20歳の若い子ばかりです。私は学校から歩いて40秒のところに住んでいました。学校以外で行く場所と言えば、スーパーのモノプリ。3年間、ほとんど家、学校、モノプリの三つの場所しか行っていません。 学校の授業は、午前中はテクニックが中心で、武道とダンスと歌とアレクサンドランの朗唱、それから英語の授業がありました。午後は2時から、演出家を講師として迎えての演劇的な授業があります。この午後の授業はエンドレスで行われます。モンペリエの学校は生徒が鍵の管理をしていたので、何時まででも稽古ができたのです。だから演出家によっては深夜1時、2時まで授業をやる人もいました。
1年目はテクニックの授業が多く、午後の授業もオーソドックスな感じでした。演出家の人がやってきて、この場面をどういう風にやるか演出しろと言われる。みんな俳優志望なのだけど、学校の授業では演出されるのではなく、演出することを求められるのです。他の人の演出の俳優になったり、逆に自分が他の人を演出したり。自分で作品を書くという授業や演劇理論の授業もありました。
2年目は、俳優としてどのように自分を演出するか、作品をどう演出するかという授業が増えてきました。学校の1階には劇場があり、2-3階に広いスタジオがあって、これを12人の学生で専有できるという恵まれた環境でした。学校の劇場で上演したり、提携しているパリの劇場で公演したりしました。11人で毎日一人が日替わりで演出家になると言う授業もありました。結婚、葬儀、食事といったテーマで、毎日リーダーを変更して即興的に芝居を作っていく。最後に演出家の講師がそれらを総合して、一つの作品にするというものです。マリオネットや映画の撮影の授業もありました。映像の授業は一年に一回はありました。 
2年目のイベントで「白紙委任状Carte blanche」というものもありました。これは演出家という特権的な立場を設定しないで、生徒����りひとりが対等な立場で作品を作っていく���いうものです。ヒエラルキーを除去した状況で創作するという二ヶ月間のプロジェクトでした。私はソロとエドワード・ボンドの作品に出演しました。演出家がいなくなれば俳優は自律的になれるのではと思っていましたが、ヒエラルキー不在のなかで自分がだれてしまっているのを感じたことがありました。そんなときは「ちょっと今日はだるいわ」と言ったその場かぎりのたるみはOKとして、次の日にはさっと気分を切り替えて引きずらないことが重要だと思いました。
2年目に私のフランスでの演劇生活における第4のキーパーソン、ギヨーム・ヴァンサンとの出会いがありました。校長が言ったとおり、彼が5日間のワークショップをモンペリエで行ったのです。このときは「会社」というテーマでグループ毎に作品を作りました。このワークショップでギヨームは、午前1時に次の日の課題を言って、帰ってしまうのです。生徒たちはそのあと、朝5時頃まで発表のプランを練りました。4時間寝て、翌朝9時から授業を受け、午後2時からできた作品をプレゼンするというのが5日間続きました。ここの地獄研修で11人のメンバーの結束は強くなり、このグループのなかにいてよかったと思えるようになりました。私は憧れのギヨームのワークショップで、とても嬉しかったけれど、あからさまには「あなたのことは大好きです」なんて言いません。だけど毎日、彼の脱いだセーターを畳んでました(笑)。そして汚れないように置いておくというアピールはしておいた。でもそのときは何も起こりませんでした。 
2年目の途中に新しい校長がやってきました。校長から3年目のプロジェクトが発表されたのですが、これが4人の演出家と4つの作品を11人で作るという驚くべきものでした。毎日違う作品を同じ俳優で上演するというのです。モンペリエで行われるフェスティバルの枠で三週間にわたって、火曜日は作品A、水曜日はB、木曜日はC、金曜日がD、土曜日はA, B, C, Dを9時間公演すると言うのです。このプロジェクトのために4人の全くタイプの異なる演出家が招聘されました。世代が30代から60代まで、演出の傾向も古典的なものからダンス、パフォーマンス、ポスト・ドラマといった前衛的なスタイルまで。新しい校長はクリエーションにおけるコミュニケーションの重要性を強調していました。4人の異なる講師(演出家)と異なる作品を作ることになる。するとその中には絶対自分と合わない人がいるはずだ。そういうときにどうするか? 彼はこんなことを言ってました。「演出家とうまくいかないときはある。頭に置いて欲しいのは、演出家は君たちの先生じゃないということ。学校に講師として来ていても、演出家は先生ではないし、君たちは俳優として彼と接している。重要なのは、ディスカッションすること。自分がうまくいっていないときはそれを演出家に伝える。「どうしたらいいですか?」と相手の指示を仰いだりしない。もし話合いがうまくできない場合には、舞台の上で自分でやりやすいように変更してしまう。この二つが重要だ」。コミュニケーションのために、一ヶ月に一回は演出家(講師)、生徒、校長が話す機会を設けられました。 
4つの作品を3年目の1年かけて作りました。この経験でわかったことは、それまで私がずっと求めていた「いい演劇」や「いい俳優」の定義はないということです。なぜかというと演出家によって求められているものが全然違うから。「柔軟でありながらぶれない演劇」、「柔軟でありながらぶれない俳優」、これがいい演劇と俳優についての私の結論です。違う演出家と作品を同時に作っていくと、演出家によって毎日ダメ出しが違う。一つの価値観に安住できない状態の日々が一年間続いたことで、私は「いい俳優とは何か」という呪縛からようやく解放されました。
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5.現在の私が更新されることで過去の私も変わっていく─プロの舞台俳優への道
2年目の途中ぐらいで「来年卒業したらビザが切れるし、日本に帰るしかないかな?」と絶望的な気分になっていたら、ギヨーム・ヴァンサンから「今、モンペリエにいるからお茶しようよ」と誘われたんです。こっちは「演出助手とかで使ってもらえませんか?」と頼んでみようと思ったのですが、「出演しない?」とまったく思いがけないオファーがギヨームからあって、卒業の一年半くらい前に彼の作品に出ることが決まりました。モンペリエの学校を卒業して一か月後からその作品、『夢と変身』の稽古が始まりました。フランスの都市、30箇所以上を1年かけて回るツアー公演です。この作品は前半がオウィディスの『変身物語』のいくつかのエピソードの劇化、後半がシェイクスピアの『夏の夜の夢』で構成される上演時間は4時間半の長い作品です。私は『変身物語』のパートではフィロメルという舌を切られて話せなくなる役、『夏の夜の夢』のパートではアマゾンの女王、ヒポリタを演じました。出演俳優のなかでは一番セリフが少なかったのですが、着替えと衣装は私が一番多かったです(笑)。
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一年にわたるツアー公演の契約がとれたことで、私はアンテルミタン( intermittent du spectacle)の制度に加入することができました。アンテルミタンは、恒常的に仕事があるわけではない舞台・映像関係の職種の人たちのための失業保険でフランス独自のものです。一年間に507時間以上の契約があれば申請できます。この申請は職安で行います。アンテルミタンに加入すると、仕事がないときにも月々決まったお金が支払われます。美術館は全部無料になりますし、映画は学生割引料金に、交通費も3割ぐらい割引があるそうです。しかしフランスのすべての俳優、舞台関係者がアンテルミタンの契約時間を満たしているわけではありません。
アンテルミタンの資格を得て、舞台公演の仕事がないときも、失業保険がもらえるようになりました。こんななかで創作活動のモチベーションをどうやって維持していくか考えるようになりました。公演がないときは、別のプロダクションのオーディションを受けたりするのですが、とにかくよく落ちる。オーディションに落ちるのはしかたない。オーディションに受かっても、言葉や見かけのハンディがあってせりふの少ない役をあてがわれたりすることが多い。そこで始めたのは、《Takenaka Kyoko do it yourself》です。自分でセリフを書いて、書いたものを演出家に見せて、自分で演出家をキャスティングし、自分がプロジェクトリーダーとして作品に関わってみようと考えたのです。
プロの俳優とは何かと問われれば、その定義は、最終的には創作プロセスにしかないのではと私は思うようになりました。舞台上で見て「いい俳優だったな」というのはお客さんの気持ちなので、100人いたら100人一緒ということはない。演出家に求められるものは演出家によって異なる。うまくいかなかったときには、すぐに気持ちを切り替えていく。私は「過去のつらい経験の積み重ねがプラスになって、今の自分はどんどん強くなっていくんだ」と思っていました。ところがどっこい、つらい思い、きつさというのは、いくら痛い目にあって、経験を積んでもなくならないんですよね。2017年になってからも4回ぐらい生きるか死ぬかといったピンチがあったのですが、それを乗り越えたと思っているのに、つらさに耐性ができたとは思えない。
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これはいったいどういうことかと思って。「精神的に日本にいるときよりも、苦労やつらいことを経た今のほうが強くなっているはずなのに、なぜ?」と。西洋史研究者の阿部謹也の著作『自分のなかに歴史を読む』にロシアの文学研究者、ミハイル・バフチンの言葉が引用されていて、「現在は過去の積み重ねでなく、常に現在によって過去が変わっていく。現在が変わることで過去の位置づけが更新されていく」というものがあります。この文章に答えがあるのかなという気がしています。現在が変わることで過去の位置づけが更新されていく。そういうふうに考えると、これからもきつくてギリギリのところでやっていくのかなと。すいません、長くなってしまいました。(質疑応答編に続く)
●竹中 香子 1987年10月8日生。埼玉県さいたま市出身。2011年3月に桜美林大学総合文化学群演劇専修を卒業後、渡仏。同年9月にパリ15区コンセルヴァトワール(芸術専門学校)入学。2012年にはパリ地方コンセルヴァトワールに入学。2013年、日本人として初めてフランスの国立高等演劇学校の俳優セクションに合格。2016年5月末にモンペリエ国立高等演劇学校(École Nationale Supérieure d’Art Dramatique de Montpellier)の全課程を修了。2016年10月から、2017年6月までフランス国立劇場製作ギヨーム・ヴァンサン演出『夢と変身』に出演し、フランス国内16箇所でツアーを行った。これと並行して、自らが脚本を手がけたソロ作品をフランス人の演出家とともに、「俳優と言語」をテーマに長期的にクリエーションを行っている。 https://mill-co-run.com/about/
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