はじめに
「100年後の子供たちへ」
ラッパーのItaqによる2nd Album『Savior of Aquarius』は、アルバム全体を通して一つのストーリーとなる所謂コンセプトアルバムの形態をとった作品です。時間軸を行き来しながらも各楽曲で語られる設定が他の曲にも影響したり、伏線を別の曲で回収したりします。
僕がそのような今作で表現したかったテーマが「架け橋」です。
子供と大人、宗教とクラブカルチャー、禁欲主義と快楽主義、アウトサイダーと社会など「架け橋」の内容は多岐に渡りますが、全体を通して語られる物語は「東京で夢破れた19歳の未熟な人間が、幾つもの内省を経て運命に果敢に立ち向かえる1人の大人になる成長物語」です。
それと同時に「対立する価値観がお互いを乗り越えた先にある、輝かしい未来世界」に想いを馳せ、その一端を音楽という形で現代に出現させようという無謀とも思える戦いがこのプロジェクトだったのです。
「まだ実際には存在しない建物」という意味の「アンビルト」という言葉を合言葉に、2020年代後半の運用開始を目指す「まだ存在しない」巨大装置「ハイパーカミオカンデ」を「本当は透明な光に満たされておりながら、厳しい試しの場所としての顔も覗かせる憎らしくも美しいこの世界」に重ね合わせ、信仰をルーツに持つ子供達も、そうでない子供達も今よりずっと幸せで、爽やかな気持ちの中で生きられる、そんな世界のあり方を言葉と音楽、アートワーク、映像、ファッション、そしてバーチャルリアリティによって、多くの人々の力を借りて書き記した結果がこのアルバムであり、これは100年後の子供たちへ捧ぐ、僕からの奉仕です。
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Itaq 2nd Album
Savior of Aquarius
INITIAL I
UNBUILT
casuistica
NAGASAKI REVENGE
Kagayaku Machi
So Stupid
Eudaemonics
driving school
Cold Fish
Hyper KAMIOKANDE
NIWANOUSAGI
Finale
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INITIAL I Prod. KUROMAKU
01.INITIAL I
神の子を名乗り神の子と呼ばれ
仮面は壊れた
嘘吐いちゃダメ
一生費やす程に重い宿題
約束を果たします
INITIAL I
逃げ道なら幾つもあったのに「はい」を押し続けてしまった
渋谷を突っ切る那須ナンバー
今にも剥がれそうな初心者マーク
天国に居ても救われはしない
だから迎えに来たたとえこの街が秩序を失っていたとしても
俺らの足で進むしかないし居場所は俺らで作るしか無い
修行者は俺の事が嫌い
最後まで果たしますINITIAL I
書き換えに来たよアートの限界
それは先人に対して無礼かい?
俺の書いた歌詞どれも不敬罪
下る制裁
アンダーグラウンドオブアンダーグラウンド
カルチャーの最下層からここまで来た
映るのは誰かさんの間抜け面
汗ばんだ手で握るハンドル
武者震いがする人生の曲がり角
ワイルドカード扱いにも流石に飽きたろう
インターチェンジを通過
気になる次何キロ先?
辞めない理由は辞めてからする事がない
祈るときの複雑な感情
コンスタンティンみたいな態度
1曲目からごめん
馬鹿なコメント欄の興味そそらない内容
救われざる者救うの誰
善悪の彼岸
宇宙の果て
そこをdigるのに夢中になって
気付けば沢山の恨みを買ってた
それでも止まる訳には行かねえ
後悔と喜びが綯交ぜ
目的あってこそ動く手
ちなみに俺は凄腕
既に死んでるから5,6,7
気にせずゾンビを撥ねる
暴力沙汰
一先ず早目に街を出よう
明日の朝生きてるかどうかは神の采配
それでもハードディスクには遺言かな
wavファイルの山
この世の終わりが近づいてるがそれすら終わりじゃないと知ってる
と言うかむしろ命が尽きる前に抜け出したいこんなシステム
昔話した
上か下かしか無いこの世界に嫌気がさした
一緒に銭湯行った彼が無事かすらも今では定かじゃないな
いくつかのコミュニティの板挟み
別に裏切りたかった訳じゃない
息の詰まるような黒い塊
他に出来る人がいないはたらき
十字架のついたメリケンサック
散弾銃にアールオーマーク
ベンチを温めて力尽きるくらいなら志願する汚れ役
気付けば長い年月が過ぎ
とうとう誰かにとっての希望になった
俺がもう一度立ち上がることでしか助からない人も居るんだ
生霊の目にも涙
このスピードについて来れますか?
自己紹介十分にしました
最後に一言あれば
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UNBUILT Prod. yumeo
02.UNBUILT
「どうせまたすぐに会えるよ」とか他人事みたいに言うなよ
偶然会う事なんてない
俺が会いに行くんだよ
西武新宿線は途中で止まるから好きじゃなかった
最後荷物運び出すまで埃まみれの狭い部屋はいつも汚かった
さよなら愛しき東の京
目黒川で桜を見た友達の方が先に売れた
2年で結果を出す事が出来なかった自分に宛てて書くletter
曇り空の下ベランダで煙草吸う君の横顔
テーブルに置かれたままだった他のセフレが書いた詩集
留守番中に読んだよ
地元で車の免許を取る
春になったら一緒に旅行にでも行こう
世界中にゾンビが溢れたとしても
満杯のフロア浴びるiPhoneのライト
ならなかった展開に想いを馳せるのは野暮なのかも
きっと時代よりも早過ぎた才能
神のプランと未完の小説は似てる
フィナーレが無くてイライラしてるのも
実は諦め切れていないからだって知ってる
冷めたコーヒーだってまだ何とかなるかもしれない
坂の上から振り向いてくれるかもしれないじゃん
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casuistica Prod. Shuzo Tajima
03.casuistica
今から言う事よく聞け俺は特別な人間だから同じ事をしてる暇無い
そもそもどうしてこんなつまらない仕事を敢えて俺がしなくちゃいけない?
トレンチ持ってる間も授業を受けてる間もそうだよ
俺にはもっとやるべき事がある
石に刻めるくらいの歌詞を書く
209号室からはみ出た錦の御旗が見えるだろう?
ただ好きでやってる訳じゃ無いからこれが仕事だと言えるんだよ
俺の言葉に救われた民が俺と共に国を作るだろう
心此処に在らずだと言うがそりゃそうルノアールだぞクソ野郎
野島長谷川早乙女ラップで殺したいぜ
サウンドクラウドビートジャックフック無しで叩く照準のイマイチ定まらない相手
キャリア積まれてる訳でも無い憂さ晴らしで浪費してる限りある時間と体力
曲作りが暇潰しはオススメしないよ
嫌われたかも知れない人リスト
新しい名前書いてそれで動いてる気になってる
サークルの話しか出来ない大学生家族を養う事以外に生きる意味が無い正社員が便所の掃除を10分以内に済ませ無いだとか下げたグラス置く位置とかしょうも無い事でどうこう言ってくれるな
歯車がエンジニアに勝つ日なんて来るかよ
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NAGASAKI REVENGE Prod. UNOME
04.NAGASAKI REVENGE
俺にはこれがあるから良かった
これさえ無かったら終わりだった
お前もそうだろう
ラップじゃ無いだけ
インターネットでヒーロー気取り
うだつ上がらない暮らしじゃ鬱
マウント取れる位置 in da house
リアルじゃ辛酸舐めさせられても
江戸の敵を長崎で討つ
もがけばもがくほど薄くなる意味
フォロワーが増えやがてはget rich
この才能に気付いてる時点でbitchもbitchじゃ無いから良いな
このgameの頂点に立つ事で昔の知人を見返さなくちゃ
上手く行かない事の八つ当たり
ラップと関係ある筈が無いと気付きながらも誓う成り上がり
彼の頭の中に神は無い
その癖して救世主を騙り
無間地獄へと真っ逆さまに落ちる事が���定された男
祈りもしないで股間モゾモゾ
会えたら会おうが口癖だって
清算するのはスキルでだって
雑居ビル鳴り響くsiren
心臓の鼓動と赤い照明
モテなさ過ぎて発展場中毒
入り切らなくて漏らしたウンコ
国内トップクラスのラップスキルを3年
振り回してもなお松のやでカサ増しの白米を掻き込むのは何故?
バイトをクビになった怒りを同業者にぶつけたところで今の時代誰もそれを面白がってはくれない
「お前はだせえ」
飛んでくる罵声
現実では力の無いハエなのは俺もアンチもそう変わらねえし気が済んだら履歴書でも書け
バズりも掠りもしない一人芝居で取り返せたつもりのプライド
芸能人の不祥事を叩く烏合の衆と50歩100歩
筋違いな事でムキになるな
その録音機材売りに出したら?
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Kagayaku Machi Prod. Lil Soft Tennis
05.Kagayaku Machi
池袋の劇場で見たあなたの姿
焼き付いたままだった
美しい物を見た
コップは満たされていたのに
住んでる街が近いのね
定期券内22時待ち合わせ
光るネオン学生ローン
途中でコンビニに寄って
いつもの様に買うストロングゼロ
これが無いと困るの
照れ笑い見るこっちの方
足が絡むテーブルの下
上手く脱がせられないかな君の靴下
僕に見惚れている事も知ってた
石の柱の崩れ去る音が聞こえた
初めて一緒に迎えた朝に抱き合って聴いたFeelin' Love
Lil Soft TennisのEPで埋めた
家を出るまでの11分間
いつも乗り換える見慣れた街が不自然なくらいに輝いていた
どちらの性別にも居場所が無いあなたを俺は人として好きだ
駅までの下り坂ゆっくり歩こうと言ってくれた時から
次の次会えるのはいつだろう
2週間後って一般的に短い方なの?
ベランダで一本貰ったメンソールのハイライトの灰が上手く落ちないよ
もう止まらない胸の鼓動
とあるマンションの一室を天国と呼ぼう
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So Stupid Prod. Nammu
06.So Stupid
夜中電話来て
寂しいから辛いって
始発の時間までの甘い頭痛
君に会う為なら余裕
俺の負けだほら
信じちゃったようだ
ここに来る事が人生の意味だって
掛け布団の中
なぞる君の手のひらを
ここまで耐え抜いて良かったと
時間は限られてる
あと何回会える?
作りたい思い出のアイデアが溜まってく
ねえ暗闇に落ちる事すら美しいと
思えてしまったのなら付ける薬は無い
夢でまだお互いの髪を乾かしてる
いつまでも美しい棺の絵を壁に飾って
会って居る時は楽しいですが
それ以上でもそれ以下でも無いのに
どうやら何かを勘違いしてるみたい
僕は君の恋人では無いよ
自分の立場わきまえなさいよ
今度東京でライブがあって誘ってくれたとしても行かないよ
連絡して来ないで
地元に帰ってまで
忙しいし真摯に支えてくれる人も居るんだって
ほらシャワー浴びて出て来た彼
電話しているの誰?
思い出すあの日の詩集
男の声
次かけて来たらもうそれまで
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Eudaemonics feat. junnosuke kawaguchi
07.Eudaemonics
欲望は俺たちに力を与えてなどくれない
走った後の水は美味いけど他人は自由に動かせない
苦しみはきっかけでしかない
お涙頂戴は危ない
貰った幸せは弱い
生み出した幸せは強い
足が届く池で溺れたふり
ただ怖いだけ行く事次に
不幸に酔ってて可愛いの自分
だから上がらない悩みの質
原因はいつも近くにある
お前のバケツには穴がある
環境じゃなくて自分が変わる
だけでも案外水は貯まる
タスクの山切り崩す徐々に
まず行動から取り戻す誇り
俺はやれる
無理は避ける
その上で日々の積み重ね
楽しくなくちゃ続かない
楽しくて癖になってたんだろ
奇妙な出来事の連なり
謎を解き少しでも得るヒント
宗教家は幹と枝分ける
芸術家根っこに火を点ける
このままじゃ俺はただのslave
小さな画面より今日を制する
大きなドラマじゃ無くても良い
果実を集めるバスケットに
それこそが死にたい日々を黒字に変え幸福になる作戦と知る
0 notes
driving school Prod. ウ山あまね
08.driving school
人生で一番長い2週間
きつい冗談
性格終わってる教官横に乗せサイドレバーを下げる緊張の瞬間
言い訳してきた分のツケだこれは
ラップとか関係ねえ
Itaqじゃなくて鈴木大河が強くならなきゃダメ
嫌味言われても怒り抑える
不安に押しつぶされる一歩手前
聞き取れないその栃木弁
切り返し難し過ぎて
S字クランク怒鳴られ
判子あげられない残念
一度のミスで2日伸びる合宿
帰りたいと机に字が彫られている
同じ部屋でヨルシカを歌っている
毎晩満点様のけつの穴を舐める
認知に判断
操作フィードバック
認知に判断
操作フィードバック
繰り返して繰り返して
繰り返して繰り返してる
一生出られないかもねと自分で言って自分でウケてる教官マジで殺すぞ
微妙に音程ズレてるチャイムに耐えつつそれでも
乗りこなす与えられたlife
工夫しなくちゃ苦痛で退屈
知的な生活それを愛する
生まれ変わります
花火が合図
知っているようで知らなかった場所にある色や匂いを開封
いつかあの街まで行くドライブ
塀の中で削られた物回収
30万かかる強制収容所
30万かかる強制収容所
ほら見たかと高ぶる教官
ハゲ頭潰す冬用タイヤ
最初に俺の荷物を没収したゴリラが一番分かりやすく教えてくれた
意外と第一印象あてにならない事もある
ススまみれのリアルとやり合うために捨てたものは多い
悩み思い込み
こだわりがパフォーマンスを下げてる
実は涼し過ぎるくらいが丁度いい
女々しさを正当化出来てしまう時代だからこそ自分で律さなきゃ
ずっとこのままじゃいられない
何よりそれだと自分自身が辛い
Lose Yourselfに50 Cent
初めて自分の意思で聴いて
いよいよ立ち向かう技能試験
塗り替える今までの人生を
認知判断操作いいぞ
認知判断操作その調子
認知判断操作負けないで
認知判断操作このままやっちまえ
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Cold Fish Prod. Negatin
09.Cold Fish
血すら凍る
やるしか無いそう言うこと
後の王者はso lone
まるでバンカーの様
肉の塊をボールに見立て
失われなかった未来を開け
今だけどのアドバイスも聞かねえ
俺は自由それだけ
女と金とドラッグとバイオレンス
以外の話をしたら処刑
工場で大量生産されるトニーモンタナのおもちゃ
そんな業界の価値は如何程か
社本みたくトチ狂って現状を破壊する
ヒップホップと言う名の飛行船をハイジャックする
肥沃な大地に着陸
作る新たな国
錦の御旗にマジックペンで
「Fuck 日本語ラップシーン」
渋谷でイケてる事に夢中で悪くなる目付き
その異常性に気付いたところで知り合いが多くて爆死
クソくだんねーってデカい声で言ってやれ
コンセプチュアルな作品こそが
ビッグマウスの根拠
スキルの上に品格を乗せてgambling
痛みの作文の向こう側
哲学を綴り後の世まで啓蒙
スポーツとして見てもフローの強度と意匠で一発KO
今から起こすぜ革命を
人類の意識をアップデート
死んだら終わりの価値観が終わり
闇よりも光
勝つ映像
夜を越えて拝む朝日
周る度に増す輝き
不平不満口にして終わり
怒りの為の怒り
解決策を示せもしないリアルに興味は無い
板挟み迫り来る天井
これを何とかするのも逆にgame yo
抜け出すデカダンスから
取り返す消えた翼
cold fish居るのは俎板
地に足の着いた冷静な判断
技術よりも大事な物
それが現在の俺の自信の源
ビートは紙
作ったのはNEGATINと蔡倫
必要なのは敷き詰める思想と
それを世に送り出すタイミング
東京を離れ那須
ここで2枚目を書く
真理の砂金の割合が高ければ後の世に残る必ず
那須自動車学校に感謝
生まれ変わるきっかけになった
ラップスタアAbemaのおかげでジャンルへの執着を断てた
アクエリアスの時代に備えよ
いずれ高まる需要に応えよう
捨てることは無い信仰と情熱
でも平気でそのリンゴを食ってる
0 notes
Hyper KAMIOKANDE
10.Hyper KAMIOKANDE
幾千幾万の可能性の中に光を見つけた
感謝をせずにこの世を憎んでいた
昔の自分を海に沈めた
Super KからHyper K
材料
既に与えられて居る
混ぜる繋ぐ切り離すコラージュ
注目する世界中のランプ
「水瓶」と呼ばれるその建物が正しく積み上がった努力によって満たされる瞬間を全人類が待ち望んだ
最後の一滴が投下される瞬間
二人の恋は実り音楽は金になる
書物は上梓され再び朝が来る
誰かが命を賭して変えた世界も後の時代の子供達からすれば日常に過ぎない
だとしてもやってみたい
そこにはロマンがある
親族仲間しのぎ削ったライバル共同体のパーツ
素直になれなかった
ありがとうと思えなかった回数分勘繰りが俺を支配した
最終決定権常に己にある
恐れを知ったから恐れ知らず
次移る場所がここで決まる
中継
固唾を呑む食堂の客
アクエリアスの時代の象徴
やり直された人々の心の拠り所
チェレンコフ光をその目に捉え
新たな金字塔を打ち立てようとしている
溶岩はすでに固まり始めている
夢に近い現実は描ける
領収書が残るような必要なtool
腹の底で少し触れば届く宇宙から
さあ人生を変えに行こう
失敗という概念ごと忘れてみよう
パズルのように組み合わさる未開拓のリソース
one for all
姿を現した建造物
螺旋階段の中心
見たことある景色
関係無くなる地理や歴史
22世紀笑い皺刻む目尻
記念碑
悪を飲み込んだ正義
0 notes
NIWANOUSAGI Prod. SKInnY BILL
11.NIWANOUSAGI
一晩にして全てを失う事にもいつの間にか慣れた気がする
きちんとしましょう火の始末
臭い駅のホームで待つ始発
知らない人が俺を嫌う
親しい人程すぐ居なくなる
もしこれが試しだと言うならば試す神の正気を疑うが
この宇宙を生みそして慈しむあなたの真意
人1人に理解が出来ない事
逆らえない事それを知ってる
だとしても限界は近い
好きな事が出来ない日々にはもう耐えられない
一層の事使命など捨てて死んでしまいたい
お前を苦しめる神が本物な訳が無い
富と名声すらも与えられないだなんて情け無い
こんな時にも頼れない宗教は金儲けが目的の偶像
良いか?
俺はもがきながらも目線だけは置いてる時代が変わった向こう
目に見えるステータスだけ追いかけ回す暮らしには興味が無い
大きな歯車になったところでからくり仕掛けに変化が無いなら王では無く単なるお飾り
信仰と本音を繋ぎ止めるギリギリのライン
諦めてしまったらこの夜に終わりは来ない
味方でも一度黙ってくれないか?
これは俺にしか分からないんだ
本当に背に腹は代えられないか?
どちらも捨てない道を選べないか?
疑いの目嘲笑の声
口の中錆びた鉄の味がする
第六感だけで乗り越える
いつか音を聴く勝利のベル
先に進む程仲間は減る
谷底から夜空を眺める
気の遠くなる様な時間を費やし
やがて2羽の兎を得る
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Finale Prod. TRASH新アイヨシ
12.Finale
この世に生を受け1度目の大団円を迎えるにあたって
日の目を浴びるには未熟過ぎた己が魂を鍛えよう
大きな月を見たでしょう
丸い月を見たでしょう
ばら撒かれたウイルス
バイオハザードランプ
街中の信号の明かりが消えている
十字架を背負って行く
透明になろうとする
澄んだ目をした人だけが信用に値する
夢を見て
青い星
槍で刺されても横にいて欲しい
このアルバムが千年の鍵であり架け橋
光から闇
どれだけ疎まれようと神は僕が何者かを分かって下さっている
突き抜けた世界をどうか心じゃ無くこの目で見られますように
見られますように
いつ死んでもフィナーレ
いつ見ても幸せ
だったら良いねまだ難しいけど
お金や名誉もいつか残りカスに
そう願う
存在を無視するか
勝負しに来るか
この作品が最後どこに流れ着くか
見届けよう
見届けよう
だけど俺は今も信じてるよ導かれてきたこと
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