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(570)間を置かない反復?(その2)
◆(前号の続き)「間を置く反復」は効果的な方法なのですが、反復を止めた途端、ネガティブなことを思っているなら「間抜けの反復?」になってしまいます。 「間を置かない反復」によって、不可能と思えるようなことも可能にすることが出来ます。 前号では *30年間苦しみ続けた喘息の発作が、たった3週間で完治した事例 *医師から見放されたガン患者が治ったなど「病」が奇跡的に治ったという事例を紹介しました。 「間を置かない反復」は、別の言い方をするとネガティブなことを一切思わずに、寝ても覚めても実現したいことを思い続けることです。 「潜在意識」は、そのことのために働いてくれます。健康のことだけでなく、もっと夢の実現にも活用したいものです。 ◆孫正義氏  ソフトバンクグループの孫正義氏は1981年福岡市の雑居ビルの1室で創業した時から、いずれ我社は豆腐を1丁、2丁と数えるように、売り上げを1兆、2兆と数える規模の会社にすると法螺を吹き続けました。 現在は10兆を優に超えます。 ◆本田圭祐氏の小学校卒業作文 「僕は、世界一のサッカー選手になりたいというより、なる。・・・・Wカップで有名になって、ヨーロッパのセリエAに入団します。背番号は10番で活躍します・・・・」 実際そのことを実現しています。 ◆大苫小牧高校  同校は、香田誉士史監督の指導のもと、いつも「人差し指を1本だけ立てる」ゼスチャーで、1番になり甲子園で優勝することを選手達は顔を合わせる度に、必ず確認し続けました。 その結果、北海道の高校が甲子園で優勝することは無理といわれていましたが、2004年、05年と夏の大会を連覇したのです。 ◆日本電産(株)  永守重信氏は会社を創業したものの仕事がありません。受注できた仕事というのは、どこの会社も「出来ません」と辞退した仕事でした。数人いた社員に話すと「出来るはずがない」といいます。    そこで永守社長は全員で「出来る、出来る・・・・・」を1000回反復しようと,みんなでやり始めました。反復しているうちに、頭がおかしくなって「出来るのでは?」と思うようになりました。 そこですぐ作業にとりかかったら、1歩前進できたのです。そんな繰り返しで、当社は大きくなってきた、と永守社長はいわれます。 ◆「間を置かない反復」は一人でも出来ますが「思い」は波動です。皆で実践すると共振し、とんでもない力を発揮することになります。 駒大苫小牧高校、日本電産㈱の事例のように、奇跡を達成することが出来ます。どんな困難と思われる目標も「出来ない」と思っていることだけが問題なのです。 ◆顔を合わせる機会が多い企業・組織内で誰かが“ありがとう”を言うと、言われた方も笑顔になります。明るく前向きな「思い」が組織全体に伝播します。 タマゴボーロを作っている竹田製菓の創業者竹田和平氏は、現代の渋沢栄一といわれ、個人投資家としてよく知られていました。 和平氏が社長だった時は、社員が“ありがとう”を1時間反復すると、給与とは別に時給○○円?が払われていました。 社員が皆明るくニコニコ顔になり、その波動が商品にも移るからと云われるのです。実際売り上げが伸びて、このままだと市場のシェアが100%になってしまうと、60%に抑えたと云われます。 編集後記 ■「間を置く反復」は× 「間を置かない反復」は〇 ということではありません。 「いつも思っていることが実現される」ということを理解した上、実現したい目標に合わせて工夫してやることです。 紙に書いていつも見えるところに貼っておいたり、写真や模型を利用するのも、いつも思うために効果があります。
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(569)間を置かない反復?(その1)
◆新しいことをマスターしようとするとき「間を置く反復」は、欠かせませんが、ここでのご提案は「間を置かない反復です?」 出来るはずがない、そんなこと不可能だ、と云われることでも、私はなんとしてでも実現したい。そんな目標の場合は「間を置かない反復」で挑戦するのです。 ◆「潜在能力は無限」とも云われます。私達にとって基本的に不可能はありません。問題は「出来ないのでは」という「否定的な思い」が問題なのです。そこで「間を置かない反復」によって、潜在意識の「否定的な思い」を「肯定的な思い」と置き換えてしまう必要があるのです。 ◆(事例1)工藤房美さん(致知2016年8月号より)  工藤さんは子宮がんが全身に転移し手遅れですと診断されます。三児の母親として何としてでも生きたい。そんなときにお見舞いに来た友人が、遺伝子工学の権威村上和雄博士の著書を持ってきてくれたのです。 その中に「ありがとう」のような前向きな言葉を反復すると、眠っている細胞の遺伝子が次々目覚め細胞が活性化し、仮説ですが、ガン細胞にも良い影響を与えるはず、とあったのです。工藤さんは、藁(ワラ)をも掴む思いで、その仮説に飛びつき、四六時中「ありがとう」を反復し続けました。その結果、ガン細胞は消えてしまったのです。 ◆事例2 「治る、治るきっと治る」PHP文庫 越智倫宏著 越智さんは幼児の時から30年近く喘息の発作で苦しみ続けました。 ありとあらゆる治療を試みたものの治りません。神戸にある療養所を紹介され訪れると、その先生から次のようにいわれます。 あなたが今恐れている喘息の発作という否定的な思いを「潜在意識」からすっかり取り除けば、自然治癒力で喘息はすぐに治ります。そして指示されたことは、健康体をイメージし“治る、治る、きっと治る”と四六時中反復しなさいというものでした。(中略) 実践した結果3週間目の朝、目覚めた時、完全に喘息が治ったと自覚できたのです。 30年間どんな治療をしても治らな���ったのも「潜在意識」の働きです。 それが、たった3週間で治ったのも同じ「潜在意識」の働きなのです。 ◆(事例3)(株)芦田 芦田社長  芦田社長とは20年以上昔からのお付き合いなのですが、一昨年の12月末、突然意識不明になり大阪北野病院に運び込まれます。 病名は脳悪性リンパ腫で、このままでは余命3ヶ月と診断されます。                    (中略) 「ガン」という言葉を聞く度に否定的な思いになってしまう。そこで芦田さんは病院や家族に、私の前で「ガン」という言葉は一切使わないでほしいと依頼され、健康な細胞を「ポン」にすると宣言されます。 そして芦田さん自身は 「ポンに変わって“ありがとう”、ポンに変わって“ありがとう”、ポンに変わって“ありがとう”・・・・・・」と反復し続けられたのです。入院中で、時間はいくらでもあります。 その結果166日目に退院され、今は元気に活動されています。 ◆日常生活を営みながら、四六時中というのはできませんが、徹底してやると、反復を止めても、肯定的な思いを頭の中で反芻するようになります。 結局「間を置かない反復」というのは「寝ても覚めても思い続けている」状態です。言ったことが実現されるのではなく、思っていることが実現されるので、完璧ではなくても、それに近い状態なのです。 “ありがとう”を1日1000回反復したらガンが治った等というような事例を、よく本や雑誌で見かけます。事実でしょうがスピリチュアル的なとらえ方で、誰でも治るわけではありません。 “ありがとう”には、そんな神秘的な要素もあるのは悪くないのですが潜在意識の働きを理解し確信をもって実践できてこそ、良い結果も期待できます。(次号につつく)次回は「病」でない事例をご紹介します。     
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(568)何があっても、ありがとう
◆先日、豊田市にある「車検のコバック」の小林憲司社長と少しゆっくりお話しする機会がありました。小林社長様とは30数年前に愛知県でSMIの仕事を始めた頃からのお付き合いです。 車検の業界も新型コロナの影響で例外ではなく大変なようですが、小林社長の場合、どんな大変な時も「大変だ」というそぶりを一切感じさせられないのが凄いところです。 またコバックグループの海外展開、愛知県倫理法人会会長仕事もあり超多忙なはずですが、「忙しい」というそぶりも見せられることは一切ありません。にもかかわらず、次々と凄いことを実現されることにいつも感心させられます。 ◆お会いしていた部屋に小林社長自筆の色紙が飾ってあり「何があっても、ありがとう」 と書かれていました。 どんな困難、逆境に遭遇しても、またどんな難しい課題や問題に直面しても、前向き肯定的な考えで感謝の気持ちを持って受け入れることが大切である。そのような類のことは、様々な自己啓発の教材や宗教書、哲学書で教えています。 ものごとが順調に進んでいる時は、そういうことが容易に出来ても、不運や不幸が重なると、日頃学んでいることなど忘れて、ネがティブな考え、思いになってしまうものです。またそれが良くないと分かっていてもそこから脱出出来ません。 知っているだけで、実践が伴わなければ、なんの意味もありません。教材を学んだり、本を読むというのは逃避かもしれません。 「ありがとう」を反復することは遥かに実践的やり方です。そんな時「間を置く反復」でなく「間を置かず反復」するのです。間を置くと、すぐネガティブな思いに戻ってしまうからです。 そんな話で盛り上がり、お土産に「何があっても、ありがとう」の色紙をお土産にもらい、いま自分の部屋のボードに貼っています。 ◆このことについて、以前、道しるべで紹介したことのある河村武明氏の手記が大変参考になります。 【私はバンドを組んで歌う、ギターを弾く音楽活動家だったのですが、34歳の時、脳梗塞で倒れ、命はとりとめたものの言語障害、聴覚障害、右手麻痺、失語症という重い後遺症が残ったのです。 私にとって絶対に欠かせないこと、得意だったことを敢えて選んだと思われる後遺症です。こんな不運なこと、不幸なことはありません。 これ以上生きていくことに何の意味もない。「死」が何度も強く誘ってきます。深い絶望の毎日でした。 そんな時読んだ本の中に「与えられたことを感謝して受け入れよ!」とあったのです。感謝の気持ちなどとんでもないという思いでしたが、ある時インスピレーションのようなものを感じ、感謝の気持ちは持てなくてもいいから「ありがとう」を反復してみようと思ったのです。 苦しい心をごまかして無理矢理に「ありがとう」を毎日毎日ひたすら言い続けたのです。なんとなく体が軽くなった気がしました。 2ヶ月ほど経ったある日、動かせる左手で、絵を描いてみてはどうだろうかと思ったのです。早速スケッチブックと筆を買ってきて、試しに 動かない右の手を描いてみたのです。 不思議なことに絵がスラスラと描けたのです。僕は祈りを込めて麻痺した右手の絵の横に「右手 自由 祈」と書きました。絶望が希望に変わった瞬間です。・・・・・・・】 間を置かない「ありがとう」の反復は、私達を前向きに生きることの達人にしてくれます。 編集後記 ■ 倫理法人会の栞に「全個皆完の原理」という教えがあります。 意味するところは、起きてくる現象(苦難)を嫌わず「これが良い」と肯定し受け止めよということです。 「これで良い」「これでも良い」でなく「これが良い」です。
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(567)即(No timeで)やることの威力
◆「即、間髪を入れずにやる」のと「迅速にやる」は似たような感じに受けとられますが、そのための心構えは大いに異なります。 即(No timeで)やるというのは100M走のアスリートが号砲一発スタートラインから飛び出すように行動するのです。 やるためには、それなりの心構えが必要ですが大事なことであっても些細なことであっても、実践すれば大きなインパクトを相手に与えることができます。 ◆安倍総理が病のため突然辞任することになり、急遽新総裁を選出せねばならない状況になりました。  有力な後継者の一人岸田文雄氏は、麻生派の領袖でもある麻生副総理兼財務相を訪問し協力を依頼します。 麻生氏は、まず安倍総理が、岸田に協力しようという状況をつくって欲しい、そう言う状況になれば考えるということでした。 岸田氏はそんな宿題を与えられたことになりました。 「翌日」安倍氏を訪問し依頼したのですが、今回は特定の人の名前を出して応援することは控えたいと、婉曲に断られ不調に終わりました。  麻生氏は、岸田氏が「翌日」に訪問したことに不機嫌だったようだとある記者が語っていました。 こんな状況の時に、なぜ翌日にいくのか? その足で即、安倍総理のところに押しかける、そんな気迫を全面的に出した方がいいと、言いたかったようです。  岸田氏は見るからに温厚な紳士で人間的には申し分がないと思われて損をしているかもしれません。一国のリーダーとなるに当たっては、形だけでも強さをアッピールすることが求められます。 昔SMIの教材のフルコミッションの仕事をしていた時、即行動した場合とそうでない時の違いを思い出します。 固定電話しかない時代ですから、販売のスタイルは、今とはずいぶん異なるでしょうが、即やることのインパクトは同じです。 見込み客を紹介してもらう方法については省略しますが、紹介してもらった見込み客への対応です。 その会社を出たらホテルのような静かに電話ができるところ探し、そこから掛けます。 「○○社の××さんとお会いし、今別れたところです。××さんから、△△さんが��向き積極的な方ということで、ご紹介いただき、お電話しました・・・・・・」と切り出せばスムースに話が進みます。  直後であれば、心がハイのまま、こちらの前向きな姿勢や思いや感情が、そのまま伝わります。 ◆「間髪を入れず、即やる」ことは日常の些細なことにも利用することです。相手を驚かせてやろうと全力を出してゲーム感覚でやれます。 自分のためには即やることが難しいのですが、頼まれごとならそれが容易にできます。相手も自分も快適な気分になれます。良い人間関係を気付いていくことが出来ます。  また、たとえば休日、奥様から何か雑用を頼まれた時、今までは後でやっておくなどと言っておられたかもしれません。これからは、やっていることを中断し、待ってましたとばかりと即やるのです。 夫婦関係はきっと激変することでしょう。  返事を要するFAXを受け取った場合なども同じです。即、返事のFAXをするのです。相手は一瞬驚きますが、あなたに好意を持ち、あなたが信頼に足る人間であることを、それだけで売り込むことが出来ます。 編集後記 ■ 即やることのもう一ついいことは、集中力をもって処理できることです。その日に出すべきお礼の手紙やはがきを書く場合、次の日になると倍くらい時間がかかります、2,3日経つと更にかかります。結局出さずに終わったりします。
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(566)やることが何もないんだ!という人に
◆「やることが何もないんだと!」と言って目を輝かせている人がいるでしょうか? これほど私達を反モティベートする要素はありません。そんな人たちのために。 ◆王子様の幸福生活法募集 ある豊かな国の王子様は、願って叶わぬことは何一つありません。 ところが、自分でも何故か分からないのですが幸福ではありません。 いつも浮かぬ顔をしているので、心配した王様は、国中にお布令を出して大懸賞金付きで王子の幸福生活法を募集しました。 “私が治して差し上げましょう”と一人の魔術師が現れました。 「王子様、この紙を暗室へ持って行って、ローソクの火で紙に書かれている文字をあぶりだし、書いてある通りになさいませ。今日からすぐ幸福になれます」と言って消えてしまいました。 早速王子様は部屋を暗くし、ローソクの火で、その紙に書かれている文字を、あぶりだしてみました。その紙には、こう書かれていました。 「毎日一度は誰かに親切にせよ」  ああこれだ! 王子様はその教えに従って、その日から幸福になれたのです。 ◆うつ病の治療 医師で心理学者として著名なアルフレッド・アドラーはウツ病について「どうすれば他人を喜ばせられるかを考えて毎日それを実践すること」ウツ病は2週間で治りますと著書に書いています。 アドラーは医学的立場から自分の事ばかり考えていると頭脳が疲労困憊し、それが原因で様々な精神的な病になる。だから他人を喜ばすことの実践によって頭脳は緊張感から解放されるといいます。 ◆「パッチ・アダムス」 という実話に基づく映画があります。パッチ・アダムスはウツ病になり、治療のために自らの意志で入院するのですが、そんな類の人達ばかりの病院です。2人部屋で同室になったのは、彼以上に重症の患者でした。急に暴れ出したり、異常な行動をとるので、仕方なく彼は、その都度、患者の世話をしてやることになります。そんなことを何回かやっているうちに自分のウツ病がすっかり治っていることに気付いたのです。 そこでパッチ・アダムズは自分が経験したことを活かし、患者に他の患者の世話をさせ、その喜びを体感させることを、治療に取り入れた病院をつくったのです。・・・・・・・・・ ◆それぞれ、この道しるべで取り上げたことのある内容の要約です。「ありがとう」といわれることの実践は「心と体の健康」そして「幸福感」をもたらしてくれます。そこでもう一歩積極的に、目標として掲げて、日々実践するようにしてはどうでしょうか?  そして実践結果を毎日日誌のように記述していきます。 私達は日頃、なにかをしてもらうことばかり期待しがちですが期待どうりにはなりません。そのことが不満で、いつも愚痴をこぼしていると、それ原因で精神的に病むことが多いのです。 前もって目標として掲げると、今日はどんなことをしようかとか考えます。周りの状況を鋭く観察するようになります。ネガティブな考えや思いは消えてしまい、いつも前向きに考えるようになります。 実践できると、喜んでもらえると同時に、自分もさわやかな幸福感を味わうことが出来ます。 これは年代や置かれている状況に関係なく全ての人にとって素晴らしいアイディアです。ただ第一線を退き、経済的に困窮しているわけではないけれど、わくわくとするようなやりたいことが何もないと悩んでいる方が沢山おられます。そんな方に特に素晴らしい実践ではないでしょうか? 新たな人間関係を作っていったり、深めていくことが出来ます。前向きな心構えで行動すれば、そこから何か生まれてくるものです。 編集後記 ■「一生を終えてのちに残るものは、われわれが集めたものではなくて われわれが与えたものである」 ある哲人の言葉があります。 あまり難しく考えないで、日常生活の中で「ありがとう」と言われることを実践することではないでしょうか。
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(565)失敗はキズでなく勲章とする起業家精神
◆米国のシリコンバレーの出先機関に数年派遣された経験のある知人の話です。目的は新しい技術や情報の収集ということでした。ところが、そういう面での収穫はほとんどなくて、一番参考になったのは「失敗」に対する彼らの考え方だったというのが参考になります。  私達は何か新しいことをやろうとする場合、失敗しないようにできるかぎり事前に準備し、また調査して取り組もうとします。ところが彼らのやり方を傍から見ていると、それでは失敗するのでは思われるのに、行動に移すのです。そして案の定失敗しています。最初、頭が悪いのではないかと思ったといいます。   「失敗」に対する捉え方が違うのです。私達は失敗を「重大なつまづき」と考えがちです。もちろん彼らも「失敗」を喜んでいるわけではありませんが、そう落ち込んでいる様子もありません。  何か新しいことを始めるのに当たって、頭で考えているより、行動に移し、そこから学ぼうという姿勢なのです。いくつかの失敗や間違いがあるのは当然と考えているようです。  失敗して学んだことを参考に、また新たな挑戦をします。また失敗しますが、更にもう一歩学ぶことになります。目指すべき目標に一歩一歩近づいた考えるのであれば,落ち込むこともありません。 そんな失敗を繰り返し実践的に学びそして獲得した成功は、もう誰も簡単に真似ができません。頭で考えただけのアイディアや、1回か2回の失敗で獲得できた成功なら容易に真似されてしまいます。 ◆本田宗一郎氏は「世間は、私のことを成功者といいますが、とんでもない。10件トライして9件は失敗してきた」といわれます。  しかし、別の機会に次のようなことも言われています。 「9回失敗しても、10回目に成功したら、オセロゲームのように9個の黒が一気に白に変わるように、9回の失敗は、すべてプラス要因になっている」と。 ◆「七転び八起き」という言葉があります。「七転び」しても、そこで諦めないことが大切という意味ですが、なにか辛い、苦しいという感じが付きまといます。  新しいことをやるのに「失敗」は当然の付きもので、「失敗」の数が多いほど、偉大な成功、他人が真似のできない成功を獲得することが出来ると考えるようにすれば、気分よく前向きに挑戦できます。  挑戦し、失敗したけれど、そのことを通して学んだことは、失敗したものだけが得られる宝です。「七転び」の「失敗」もそのようにとらえるのが起業家精神の真髄です。 ◆NHKの朝ドラ「あさが来た」の主人公広岡浅子女史が活躍したのは明治初期です。女性が社会に出て活躍するには、いまより遥かに多くの制約や困難な状況のなかで、次々と新しい事業を起こします。 今に残る大同生命保険、日本女子大学の創立は彼女によるものです。 江戸から明治という大変革期に、今まで誰もやったことがないことばかりです。産業を発展させるには、石炭が有望となると炭鉱経営にも進出します。必要とあれば男性でも躊躇するのに炭鉱の中に入っていき荒くれ男達にリーダーシップを発揮します。 彼女は「七転八起」について、自分は「九転び」もいとわない。 そこで「九転十起」を信条としたそうです。 新しいことに挑戦する際、失敗はキズではなく勲章です。 この失敗のあとには素晴らしい成功が待っている。いずれこの失敗を誇らしい勲章として語れる日のことを心に描くのです。 編集後記 ■「失敗は成功の母」等と頭では分かっていても、やはり失敗すると ネガティブな思いになるものです。そんな時こそ、「失敗」に「ありがとう」を反復する価値があります。
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(564)100万回「ありがとう」を聞いたタマゴボーロ
◆竹田製菓のタマゴボーロは、包装の片隅に小さな文字で「この菓子はありがとうを100万回聞かせてあります」と書かれています。  特別包装で「ありがとう、おかげさま」「ありがとうを100万回聞いたタマゴボーロ」と大きな文字で書かれ商品もあります。 ◆創業者の竹田和平氏(1933~2016年)は和製ウォーレン・バフェットといわれ日本一の個人投資家としての知名度の方が高かったようです。現代の渋沢栄一、平成の花咲爺などともいわれました。  和平氏が社長の頃、社員が「ありがとう」を1時間言うと時給○○円が給与とは別に支払われていました。 職場の雰囲気が明るくなり、また作っている人達の波動が物にも移るというのが和平氏の考えです。  昭和40年頃シェアが60%を超え、このままでは100%になってしまうとシェアをそれ以上増やさないように努力?されたということです。  和平さんなら、そういうことされるといわれる柔和な人徳者です。 そういう経緯があって現在は幼児達のかわいい「ありがとう」の声を録音し、それを1日中流されていています。タマゴボーロは出荷までに100万回聞くことになり、作業者の方も「ありがとう」を聞きながら作業することになります。 ◆「お菓子のデパートよしや」の創業者神吉武司氏は毎朝配送センターのお菓子に「お菓子の皆さんありがとうございます」と大声で何回も反復されています。(※1) 以前、この道しるべで紹介しましたが、ある朝「僕を出荷しても、お金がもらえませんよ」とお菓子か言ったという出来事があります。 また、同社の利益率は、お菓子の業界では群を抜いて日本一です。 ◆「ありがとう」は何か不思議な力(サムシング・グレート)を持っていることを思わざるを得ません。 同時に「ありがとう」は科学的に理にかなった方法で、私達の「潜在意識」を思い通りに活用するためのツールとして使用することが出来るのです。 このことによって思い通りに物事を運ぶことが出来ます。どのように活用するかは説明を要しますが、いずれにしても「ありがとう」を反復するだけのことですから、誰にでも、出来ることです。  このことについて私は分かり易く、なるほど納得!それなら実践しようとなるようお伝えできます。というのは30年以上仕事を通して必然的に学んできた成功の原理原則、知識や経験、また多くのクライアントさんの事例などを活かすこと出来るからです。 そこで、そのための教材として 「ありがとう、はわくわく人生のパスワード」を作成しました(※2) ◆いま個人も企業も新型コロナ禍による経験したことのない大変革期を勝者として勝ち残らねばなりません。ところが先行き不透明なうえ目先の困難逆境に誰もがマイナス思考になってしまいます。  前向き、肯定的な考え方が大切なことは理解できても考え方を変えるのは簡単ではありません。そこで偉い人の話を聞いたり、本を読んだりするのですが、その時だけで終ってしまいます。 思いはネガティブのままでもいいから「ありがとう」を反復するのです。反復していると前向きな考え思いは後から付いてきます。 一人でやっていると、いつの間にか止めてしまうことが多いのですがグループでやればお互いに刺激し合い、楽しく継続でき、顕著な結果も得られます。特別な能力は不要です。 しかも、ノーリスク&ハイリターンです。(※3)
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(563)座右の銘の定番
◆企業のトップや各種団体の要職に就任した方が、座右の銘を問われた時の定番は「人事を尽くして天命を待つ」だそうです。  先日ある雑誌に、そのことが取り上げられていて、多分座右の銘など今まで真剣に考えたことがなかったので、とりあえず当たり障りのない定番でお茶を濁したのだろうと、多少皮肉めいた評価がなされていました。  とくに悪くはないと思う方がおられるかもしれませんが、本気でそれを座右の銘としているリーダーなら、就任しても創造的な仕事や目を見張るようなことの達成はまず期待できないでしょう。  リーダーだけに限りません。これを人生の座右の銘にするなら多分平凡な人生を歩むことになってしまうでしょう。  というのは潜在能力は無限です。何を基準に、人事を尽くした等と言えるのでしょう。  自分が勝手に全力を出し切ったと思っているに過ぎません。そして結果は、天に任せてしまうというのではあまりにも無責任な取り組み方であり、生き方です。 ◆「第一歩」という後藤静香の詩があります。  十里の旅の第一歩        百里の旅の第一歩       同じ一歩でも覚悟が違う  富士山に登る第一歩      三笠山に登る第一歩       同じ一歩でも覚悟が違う どこまで行くつもりか、    どこまで登るつもりか       目標が、その日、その日を支配する  ただ猛練習するのと、金メダル金メダルを目指して猛練習をするのでは、今日の練習の質が違うのです。  「全力を出してやれ、やれば結果は自然とついてくる」といって選手達を指導されている部活の先生が、よくおられます。それに青春をかけている選手たちがかわいそうです。 ◆最善を尽くしても、尽くさなくても、結果は受け入れざるを得ません。それを結果は天に任すというと、言葉の響きはいいのですが、最初からそういう意識で取り組むということは、目標を掲げて挑戦し失敗した姿を見られたくないので、目指すべき目標を掲げることから逃避しともいえるのです。  ただ頑張るというやり方には、2つの重大な問題点があることを認識すべきです。 *一つは、目標を掲げ何としてでも達成しようと頑張り続けることで運動選手のいう「第二の力」が引き出せれるのです。「火事場の馬鹿力」という言葉があるように、信じられないような「潜在能力」は全ての人に与えられています。その潜在能力」を引き出すには、全力を出し切り、更に高きを目指し、その状態を続ける時に初めて「第二の力」の扉が開かれるのです。 *もう一つは、目指すべき目標を掲げ、それを何としてでも達成しようとすることで、目標を達成するためのアイディアや閃きまた工夫が生まれます。現実と未来の間に橋を架けることが出来るのです。  世の中は、いけるところまで行ってみよう。全力を出してやるだけやってみよう。そういう人達の群れでごった返しているのです。 ◆「僕は失敗を受け入れることは出来る。誰でも失敗は、するものだから。けれど挑戦することを諦めることは絶対に受け入れない」  バスケットのスーパー・スター マイケル・ジョーダンの言葉です。 成功の反対は挑戦しないことです。 編集後記 ■宮城県にある古川学園を10回日本一に導いたことのある国分秀男先生が、SMIの大会で次のような話をされたことがありました。   甲子園に出場する監督の抱負が新聞にでるとそれをメモし追跡調査したのです。  優勝しますと言ったから優勝するとは限りませんが、優勝したチームは全て最初から優勝を目指し、優勝しますと宣言していました。
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(562)大変革期の勝者になる
◆新型コロナ禍による外出自粛要請が解除となり、今はちょっとした解放感を味わうことが出来ますが、これを境に社会の仕組みや、私たちの生き方が大きく変わるであろうことを、誰もが感じるところです。 個人にとっても、企業にとっても、国家にとっても、この一大変革期を勝者としてどのように乗り越えたらいいのかは一大問題です。 ただ今まで経験したことがないことだけに過去の経験とか知識というのはほとんど参考になりません。 先行きが不透明な状況に直面して、どうしても不安になったり、心配したりするのは当然かもしれませんが、心配し始めると、ますます心配を引き寄せるばかりで解決になりません。 ◆このような変革の時、困難や逆境を乗り越えて「成功へつながる扉」は下記のどれでしょうか? (SMIモティベーションまんがより) (1)逃れる(Flee it)      (2)戦う(Fight it) (3)忘れようとする(Forget it)  (4)面と向かう(Face it) (1),(2),(3)は必ず失敗に終わります。「面と向かう」ことです。 困難や逆境を直視し面と向かうことです。どんな困難や逆境の中にも、それをはるかに上回る成功の芽があるのです。それを見出すことが出来ます。だから「難、有り」は「有り難う」です。 ただし、そのための必須の条件は「前向き、肯定的な考え方」で臨むことです。 また、それが一時的なものではなく「心構え」として習慣的なものでなくてはなりません。 本を読んだり、人の話を聞いて一時的には前向き積極的になっても、その時だけということが多いのです。思いとか考え方の習慣ほど、思い通りにならないものはありません。 ◆そこで「ありがとう」の出番があるのです。「ありがとう」の言葉を考え方の習慣を変える道具として活用するのです。 稲盛和夫氏が、次のようなことをある雑誌に書いておられ、それならやってみようと勇気づけられます。 『人生も仕事も挫折の連続で、前向き肯定的な思いや考えを持てといわれても出来ない時があるものです。 そんな時、ウソでもいいから、機械的に「ありがとう」を反復するのです。反復していると少しずつ前向きに考えるようになっていきます。(ウソでもいいからに救われます。) 気分も良くなり周囲にも優しくなれます。この快感は爽やかで心を磨くことになります。』今も就寝前には深呼吸をして「ありがとう」と声に出して唱えるようにしておられるそうです。 「コトバ」は、まさに言霊です。思いや気持ちは、後から付いてくるのです。一大決心などせずとも、これなら気軽に始められます。そしていつの間にか前向き、肯定的な思い、考え方に変わっています。 日常の生活や仕事の中で、様々な困難、嫌な出会いをは避けることはできません。小さな困難、落ち込んでいる時「ありがとう」で克服できると小さな勝利感を味わうことが出来ます。 この繰り返しは、どんなことにも前向き、肯定的に反応する心構えに変えていくことが出来ます。 「ありがとう療法」と名付けました。 「心、技、体」等と言われますが「心」を鍛えることになります。 人間力を高めるのです。 これは個人にも家庭にも企業・組織にも役に立ちます。 「ありがとう」は困難や問題の暗闇での中で、私達の進むべき道を示し「成功の夜明け」へと導いてくれる松明です。 編集後記 ■昨年末発行しました冊子「ありがとうはワクワク人生への道しるべ」の在庫が無くなり、リニューアルしたいものにしたいと思っていた矢先だったので、私にとっては外出自粛の2か月余りは、充分時間をかけて作業に専念できるまたとない機会となりました。  タイトルも「“ありがとう”はワクワク人生へのパスワード」   副題として「“ありがとう”で日本を元気に」としました。 既にご購入いただいた方には改訂版もお読みいただきたいのです。 家族用にも1冊あると平安と喜びに溢れた家庭作りが出来ます。 *「ありがとう」と達磨太子創案の万病に効くといわれる秘法「両手振り禅運動」の組み合わせは最高の健康法で若さも取り戻せます。 今2人に1人はガンと診断される時代です。医療技術は必要ですが、 「病は氣から」で更に「自然治癒力」が働けば医師が驚くほどの結果が期待できます。一人でも多くの人にお伝えしたい思いです。  *社員の方全員が持っていただくと勝手に人が育っていくでしょう? 時間・予算かけずに人間力強化ができ、ワンチームにもなれます。 キックオフのお手伝いいたします。
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(561)少子化対策担当大臣???
◆原田隆史先生が、大阪市立松虫中学で陸上部監督をされている時、砲丸投げの練習風景を見学した後の質疑応答で、選手の指導について次のような話をされたことがあります。 選手に対する助言や忠告の仕方です。それまでは問題点を指摘して、否定形の忠告をされていたのです。 例えば「○○○君、ヒジが曲がっているから飛ばんのや!」と言うと選手の「潜在意識」には「ヒジが曲がっている」「飛ばない」というイメージが伝えられてしまいます。 そこで「○○○君、ヒジをもっと伸ばしてみぃ、そうしたらもっと飛ぶから!」と肯定形の忠告に変えられたのです。否定形の場合より、肯定形の場合の方が必ず良い結果が出るのです。 そういう指導のせいもあってか、実際砲丸投げで男女同時に全国優勝したこともあります。 ◆家庭や学校でも職場でも、忠告や助言の多くが「何々してはいけません」と否定形でなされています。 何年か前、ある学校で、飼っているウサギをいじめるのが、問題になりました。 先生方が繰り返し「ウサギをいじめてはいけません!」と指導したところ、益々、いじめることが、拡がり新聞にも取り上げられる騒ぎになってしまいました。 「ウサギをかわいがりましょう」と忠告するべきなのです。 ◆野村克也元監督の奥さんのサッチーが亡くなられたことを、ある対談で尋ねられた時の話です。 寂しい!「オレより先に逝くなよ!」とあれほど口酸っぱく言ったのに先に逝ってしまいよった。いい過ぎたのかもしれん。 「先に逝くな」でなく「長生きしろ」と言うべきだったな! 何故そう思ったかというと、高めに手を出すなと、口酸っぱく言うと、逆に高めを意識して、高めに手を出してしまうことが、よくあったんや。 ◆少子化対策担当大臣??? 先日、少子化の問題がどの新聞にも取り上げられいました。 1970年頃から、この問題は取り上げられているそうですが、一向に改善されていません。スローガンのネーミングが問題です。 「少子化対策」とか「少子化担当」では、潜在意識は少子化を推進することを実現しようと働きます。 ネットでどんな対策が取られているのか調べてみると、対策というより、危機感をあ���るような内容がほとんどでした。 肯定形で「多子家族推進担当大臣」あるいは、もっといい表現に変えることが必要です。 「多子家族、ありがとう!」のキャンペーンを実践すると、様々なアイディアも出てくるものです。 ◆個人でも、企業でも、国家でも実現したいことを肯定形で徹底して反復すれば、正しい、とか望ましいとかは関係なく実現されてしまいます。 池田勇人総理の時の「所得倍増」などは最高です。 「郵政民営化」が推進すべき政策かどうかは分かりませんが、小泉総理が狂ったように「郵政民営化」を叫び続けた結果は総選挙は圧勝しました。 鳩山由紀夫氏を先頭に、民主党が「政権交代」を叫び続けた結果、政権を獲得しました。 トランプ氏は「アメリカ第一」を叫び続けた結果、誰も予想しなかった大統領の座を獲得しました。 潜在意識はよく言うことを聞いてくれるのです。 編集後記 ■自分自身に対しても無意識のうちに否定形で目標設定したり決意していることも多いのです。 「夜は早く寝よう」とすればいいところを「夜更かしするのは止めよう」と決意すると、意志力と想像力がせめぎ合うことになります。そして意志力は想像力には勝てないのです。
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(560)誰かのために
◆誰かから、何か与えられること、してもらうことをIn Put、誰かに、何かを与えること、してあげることをOut Putとします。 たいがいIn Putには期待や関心はあっても、Out Put の方には関心は持てず、実践にも消極的です。ところがIn Putだけを期待するのでは行き詰るのです。 「In PutとOut Putの循環」が繁栄、豊かさ、成功のための宇宙の法則だからです。In Putだけでは循環の法則が働きません。 ◆私達が、In Putは受け取るだけでいいわけですから、どれだけ繁栄できるか、どれだけ成功できるかの鍵はOut Putにあります。 偉大な達成のために力強い循環を目指すなら、Out Putの実践に当たって「誰かのために」という要素が必要です。   というのは「自分のために」だけでは、障害に出合った時、限界を超えてまで頑張り続けることができず、諦めてしまうからです。 ところが「誰かのために」、「誰かに喜んでもらうために」なら限界を超え、潜在能力を引き出してでも頑張り続けられるのす。 そして偉大なことの達成することができ、同時に自分自身を一段と大きく成長させることにもなります。 ◆数号前にご紹介した松野三枝子さんの事例を、そういう面からみると、まさに参考になります。         松野さんは東日本大震災の時、入院中で押し寄せた津波に流されてしまうところを間一髪、助けられました。 農家だった自宅には食材があります。食べるものがない人達のために無我夢中で、食事を作り配り続けられたのです。その時の松野さんは再発したガンが全身に転移し余命はないという診断結果です。 どこからそんなエネルギーが出てくるのでしょうか? 「自分のため」だったらとても出来ません。この人達を何とかしなければという思いがあったから限界を超え、潜在能力を引き出し、やり続けることが出来たのです。 6月になって診断してもらったら、全身に転移していたガンがすっかり消えていたのです。「与えること」に無我夢中になっていたら、ガンのことなど忘れてしまい、生命力がよみがえり、自然治癒力が働いたのでしょう。 ◆国家のためにジョルジュ・ヴァンバン 第一次世界大戦時、フランスはドイツの猛攻に、どこか一つの戦線が破られたらパリが陥落するという非常事態にありました。 偶然1通の暗号無線をキャッチすることができます。それはドイツ参謀本部から前線司令部への打電でした。解読できれば、どこが集中攻撃されるかが分かります。 ところが新しいタイプの暗号で、解読法から研究しなければなりません。奇襲の時は刻一刻と迫っています。 そんな時、生物の先生で、おとなしい青年が手を挙げたのです。 彼は「フランスのために」必ず解読するという覚悟があたのです。 睡眠時間も捨て、ひたすら解読に励みます。体重は15キロもやせてしまいますが、頑張り続けついに解読に成功しフランスを救ったのです。 この体験を通して、彼は大きく成長し、ゆるぎない自信を持つようになりました。戦後は学校には戻らず、ビジネスの世界に飛び込み、後にパリ商工会議所の会頭にまでなります。 編集後記 ■「与えられること」については「ありがとう」と感謝の気持ちで受け取るとともに、実現したい目標は「誰かのために」を明確にすることで、簡単に諦めずに頑張り続けられます。
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(559)Something  Great(見えない不思議な力)その2
◆(前号の続きです)SMIプログラムは30年前でも数十万円する高額商品です。毎日販売できることなどまずありません。それが1年の最後の7日間連続して毎日販売出来たのです。  しかも最後は納品に行ったら社長が帰れないとのことで、息子さんに使い方を説明することになったのです。終わった時に、私も勉強したいと云われ、PSPプログラムが契約できて、目標が100.00%達成です。31日の夜8時頃でした。どう考えてもあり得ないことばかりです。  西ヶ谷繁さんは1月10日過ぎ亡くなられお葬式に行ったとき、ご両親と妹さんが私の所へ飛んでこれらました。そしてハガキのことを感謝され、西ヶ谷さんがハガキを片時も離さず持っておられたことなどお話くださいました。  西ヶ谷さんはクリスチャンなので、私の目標が達成することを祈り続けてくれていたのです。信じられない販売は、そのお陰で起こったに違いないと思いました。 ◆数号前の道しるべで、次のような事例を紹介しました。  アリゾナ州のある教会で、電話帳から無作為にリストアップした人達に、何日か事前にお祈りをしたグループと、何もしなかったグループの人達に次のような電話をしました。  「私達は教会のものですが、お宅を訪問して、いま抱えておられる問題について、ご一緒に祈らせていただけませんか?もしよろしければお伺いいたします」という内容です。  その結果、前者の人達��多くが「お願いします」と反応してくれたのに対し、後者の人達は、ほとんど断ったという実際あったお話です。 ◆「星の王子さま」に「大切なものは目には見えないんだよ」というよく知られた言葉があります。なにか見えないけれど、不思議な力「Something Great」というのは確かに存在します。  電気や熱の力、磁気の力も、目には見えませんが確かに存在します。私達は、その力の恩恵なしに現在の生活など考えられません。  しかし電気の力や、磁気の力を私達の快適な生活のために活用できるようになったのは近代になってからです。  「Something Great」も、電気や磁気と同じように私達にために確実に活用出来るようになればいいのですが、それは当分無理としても、その可能性を高める方法があります。  それは他の人たちから「ありがとう」と云われることを実践することです。奇跡ではなくても物理学の作用・反作用のように確実に何か良い手応えがあるものです。数多く実践すれば奇跡もあるかもしれません。  「利他の心」で等と言われると、自分のことを犠牲にして他の人のために何かしてあげるというイメージになって積極的になれません。  私にとって素晴らしいことを引き寄せるためにということなら積極的に実践できます。 ◆「潜在意識」を発見したフロイ���の後に、スイスのユングが「共通の潜在意識」(集合的潜在意識)の存在のことを発表しています。  確かに私達は共通意識のもとでお互いにつながっているようです。  家族が亡くなった時など、遠く離れていても、それを感じるものです。  だから時間、空間をこえたお祈りだって効果があるのです。  「ありがとう」とあらゆることに言うようにしたり、他の人から「ありがとう」と云われることを実践したら、思わず「ありがとう」と言わざるを得ないことを引き寄せてきます。 編集後記 ■ハガキ道の坂田道信氏は講演や著書でハガキは相手のためというより自分のために書いているといわれます。普段私達は自分のことばかり考えています。だから脳が疲労するので、様々な精神的な病の原因になっているといわれます。  ハガキや、手紙を書いている時は、間違いなく相手のことを思っているので脳に安らぎを与え、なんとなく爽快な気分になります。
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(558)Something Great (見えない不思議な力)
◆脱サラして無謀にも畑違いのSMIの販売を始め、悪戦苦闘の毎日でしたが、3年目になり何とかなりそうだと緊張感がなくなったせいか、同じように頑張っているのですが、低迷した状態が続いていました。  10月末頃、ハガキ道で有名な坂田道信さんの講演があって聞きに行きました。お話の中で参考にしたいと思ったのは次のことです。  *ハガキを出せば、成績を2倍や3倍簡単にあげることが出来る。  *入院している人にハガキを出せば特に喜ばれる。 ◆反対を押し切って始めた手前、翌年3月末に開かれるSMIの世界大会に招待される成績を、なんとしても達成したいという強い思いがありました。そのためには、後2ヶ月で56セットは販売する必要があると判断それを目標としました。  10月末の会議で、そのように宣言し、机のサイドボードには、ひと目で分かる大きなグラフを貼って販売出来たら、そこに書き込んでいくようにしました。それはちょっと無理やろ!という感じで皆見ています。 ◆ハガキを出しても、それほどの効果があるとは思えませんでしたが、やれることは何でも全部やろうと出すことにしました。  同じ代理店で仕事をしていた西ヶ谷繁さんが、ガンと診断され入院中で、長くはないという噂でした。彼にハガキを出すことにしました。  西ヶ谷さんはクリスチャンだったので聖書の中から聖句を選び、ひと言添えて年末年始を挟み2ヶ月と少し毎日出し続けました。  ただ販売成績は、12月25日の納会では目標には程遠い結果で、代理店の業務は終了しました。販売できれば追加で処理は出来ます。  その日の25日の午後に1件契約でき奇跡が始まったのです。  25日、26日、27日、28日、29日、30日と毎日契約できたのです。  大晦日の31日は、名古郊外の春日井市の会社へ、夕方5時に納品する仕事がありました。訪問すると、社長は遅くなるとのことで、息子に使い方等話しておいてほしいということでした。  説明が終わった時、その息子さんが言われるのです。  私もこの勉強をしたいのですが、このPSPプログラムだけ購入できますか? もちろんOKですということで、その場で予想もしなかった契約ができました。その販売によって目標の56セットを100.00%達成できたのです。  高額な教材で毎日売れるような商品ではありません。それが年末ゆっくり商談が難しい時期に毎日販売でき、最後は大晦日の夜のPSPの販売契約の成立です。そして目標を100.00%達成できたのです。 ◆30年も昔のことですが、その時の気持ちというのは単純にうれしいというより、何か恐ろしいという気持ちとが交錯し極度に興奮状態だったことを今も鮮明に思い出すことができます。  なにか見えない不思議な力(Something Great)が働かなければあり得ないことです。年が明けてもその興奮が続いていました。 ◆西ヶ谷さんは1月10日過ぎ亡くなられ、岐阜市のお寺で行われた葬儀に参列しました。両親と妹さんが飛んでこられハガキのことを大変感謝されました。ベッドで私が出したハガキを片時も離さず、繰り返し見ていたことなど等いろいろお話して下さいました。  ハガキに、今こんな目標の達成を目指して頑張ていると書いたことがありました。その時、これしかないと思ったことは、西ヶ谷さんが私のために懸命に祈り続けてくれたからということでした。  あれから30年!(どこかで聞いたセリフですが)最近になって気付いたことは、見えない不思議な力(Something Great)の存在を意識するだけでなく、積極的に活用することです。 (次号に続く) 編集後記 ■私達は目には見えないものは不確かなものとし、目に見えるもの  だけを意識して判断しがちですが、モノゴトの本質を見誤ります。  人を見る場合も学歴や偏差値、経歴、服装等々   「大切なものはね、目には見えないんだよ」と「星の王子様」に出てくる一節を思い出すのですが 電気、熱、磁気、重力、空気、命、意識、思い、氣、祈り、期待、心、愛 いずれも見えませんが、大切なものばかりです。
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(557)私自身に期待する
◆米国アリゾナ州フェニックスにあるある教会が電話帳から、その町の住人160人を無作為にリストアップし、その内の80人に90日間お祈りをし、残りの80人には何もしませんでした。そして90日後に、160人に次のような電話をかけたのです。 「私たちは教会の者ですが、お宅を訪問して、あなたが今抱えておられる様々な問題について、ご一緒に祈らせて頂けませんか、もしよろしかったらお伺いいたします」  その結果、お祈りをした80人のうち、69人が「お願いします」と反応してくれました。その中の45人は、家の中に招き入れお茶でもてなしてくれたのです。  一方祈らなかった80人の内、来てくださいと言ったのはたった1人でした。 ◆こんな事例もあります。 *教師にあらかじめ、ある特定の生徒に、彼は著しい成績を示すだろうと云っておくと、教師の期待が無意識の内に影響して、その生徒は急速に著しい向上を示したのです。 *中村メイ子さんのご主人神津義行氏は、音楽家として活躍されてきました。なぜ音楽家になる道を選んだかについて、次のような話をされたことがあります。  私の周りに音楽家として活躍したり、音楽に特別な関心をもっていた人間は一人もいません。  小学生の時、同じクラスに著名な音楽家のクラスメートがいて、先生は私をその生徒と勘違いされていたのです。多分そのことが原因で、私は段々と音楽に興味を持ち始め、音楽の道に進もうと思うようになったようなのです。 ◆「思い」というのは目には見えませんが、物体でありエネルギーを持った存在であることが、科学の面(特に量子物理学)から解明されつつあります。 SMIをはじめ、あらゆる成功哲学のプログラムが示唆していることは基本的に同じです。即ち、実現したいことを強く思い、それを反復することによって、ものごとは成就されていくといういことです。 ◆「思い」は人だけでなくモノにも影響を与えているようなのです。 *不滅のゴルファー、ジャック・ニクラウスはボールに意志を働かせていると思わざるを得ないような奇跡をしばしば起こしました。彼の予期と期待の力が並外れて強かったことがうかがえます。 *長年お付き合いさせていただいているお菓子のデパート“よしや”の創業者神吉武司氏は、毎朝出勤されると配送センターにあるお菓子に「お菓子の皆さん、ありがとうございます」と大きな声で何回も反復されます。  ある朝、お菓子が「僕を出荷してもお金がもらえませんよ!」と言ったのです。出荷しところやはり代金が回収できなかったのです。詳細は略しますが、このことが結果的には大きな利益をもたらしています。 ◆「予期と期待の力」はあらゆることに働きます。一番忘れてはならない対象は「私自身」です。ところが見えないせいもあって、自分自身に期待することを忘れていることが多いのです。  そして無意識の内に「実現して欲しくないこと」を思い、ネガティブなことの実現に期待する力を活用しています。  そこで、まず「ありがとう」の言葉を反復するのです。「思い」は後からついてきっます。「ありがとう」の反復によって思いを強め「予期と期待の力」を強めることが出来ます。  そのようにして私自身に「ありがとう」の魔法をかけるのです。 編集後記 ■「星の王子さま」中の一文思い出します。 「いちばんたいせつなものは目に見えないだよ。とても簡単なことだ。ものごとはね、心で見なくてはよく見えないんだよ」  目に見えないもの 予期と期待の力、パーソナリティー、愛、友情、熱意、感謝、ヤル気、電気、磁力、引力等々、確かにいずれも大切なものばかりです。
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(556)「ありがとう」と言われることの実践
◆雑誌「致知」の4月号に下記のような話が紹介されています。 松野三枝子さんは53歳の時、ステージⅤの胃ガンと宣告されます。 その時は手術で、取り除くことができ奇跡的に助かります。 ところが5年後再発、全身に転移していて余命はないと云われます。60kgあった体重も25kgにまでなり、今度ばかりはダメだろうと、ご本人も家族も覚悟していました。 南三陸町の病院に入院中でしたが、そこへ東日本大震災の津波が押し寄せたのです。院内の多くの人が一瞬にして水の中に消えていきました。松野さんも、そうなりかけた時に、たまたま上にいた人に手を引っ張ってもらうことで間一髪のところで助かったのです。 そして高台にある自宅に何とかたどり着くことができました。松野さん一家は農家でお米は豊富にあり、イベント用に使う食材も大型冷蔵庫に沢山保管されていました。イフラインはすべて停止していましたが、水は井戸で確保でき、電気はソラーパネルの配線を変えることで大型のガス釜が使えたのです。  松野さんは「とにかく皆を食べさせなければ」と我を忘れて毎日5升釜3つで、ご飯を炊いて周囲の人達に配ることを始められたのです。 余命は無いと言われていましたが、とにかく無我夢中になって食べるものがなく困っている人に配り続けられたのです。 6月に精密検査を受けたら全身に広がっていたガン細胞がすべて消えていました。医師もビックリです。何故そんなことが起こるのでしょう。 震災から9年経ちます。多くの協力者があらわれ、今は「農漁家レストラン松野や」という看板を掲げ、郷土料理を提供する人気のレストランとテレビや雑誌にも紹介されるお店となっています。 この事例を奇跡と感嘆するだけでなく、何かを学び、私達も何か身近なことから実践するきっかけとして考えたいと思うのです。 ◆20世紀初頭ジョン・ロックフェラーは世界一の大富豪になりますが、50歳半ば時には廃人同然となり、余命1年と宣告されます。それからの後半生は180度生き方を変え慈善事業に専念します。その結果心身共に健康を取り戻し97歳まで元気に活躍します。 ◆「パッチ・アダムズ」は実話に基づく映画です。パッチ・アダムズはウツ病で入院しますが、相部屋となった患者は彼以上に重症で暴れたり異常な行動をとるのです。彼は仕方なく、その都度世話をします。  何回かやっているうちに、自分のウツ病がすっかり治っていることに気付たいたのです。彼は退院後、そんな作業も取り入れた治療をする病院をつくるという内容です。 ◆心理学者のアドラーはもともと医師で、医学的見地からこのことに触れています。私達はいつも自分のことばかり考えているものです。そうすると頭脳が疲労困憊し、精神的な病や肉体的な病の要因になているというのです。誰かを喜ばそうとしている時は、自分のことは考えていません。著書に次のようなことを書いています。 「私の指示通り実践すればウツ病は2週間で治ります。どうすれば 他人を喜ばすことが出来るかを考え、それを毎日実践すること」です。  頭脳が疲労困憊している状態から解放されるからでしょう。 ◆「潜在意識」は「良いこと、悪いこと」「肯定形、否定形」「私のこと、他人のこと」そういった判断をすることなく、とにかく、私が今思っていることを実現しようと働くのです。  他人を喜ばそうと懸命になること「潜在意識」は同時に私を喜ばそうと懸命に働いてくれるのです。その理解があると実践したくなります。 最近作成しました「わくわく人生の道しるべ」の冊子で「ありがとう、と言われることの実践」という章で、私に真の成功をもたらす秘訣であることを多くの事例と共に分かり易くまとめています。ぜひ読んで、そして実践もしてほしいと思っています。 編集後記 ■マイク・ロソフトの創業者ビルゲイツ氏が世界一の大金持ちだった 時期がありました。つい先ごろ、同社から完全に離れてビルゲイツ 財団の事業に専念するという記事が出ていました。財団は人類のまた世界の難題の解決に貢献するというテーマが掲げられています。 早速新型コロナウイルスのワクチン開発のために何億ドルか寄付すると発表されていました。 私達でも「ありがとう」と言われることを実践すること考えれば、出来る事は いろいろ浮かんできます。そしてそれは私に利益になるのですから、自分のためだけよりモティベーションが湧くのです。
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(555)「ありがとう」で日本を元気にする「ありがとう」実践の会
◆間違いなく法螺吹きと言われるでしょうが、題記のような 「ありがとう」に学ぶ会を立ち上げることにしました。 株式会社カナオカ機材の金岡重雄会長様より、最近作成した「百年時代わくわく人生の道しるべ」を主宰しているCS研究会で紹介するので、数十冊持ってきてほしいと云われ訪問し話したのがきっかけです。 (今回はコロナウイルスのことで会は延期になりましたが)  読むだけで実践し始めなければ何の意味もないから、何か考えてみたらと言われたことがきっかけです。私もその必要性を感じていました。  金岡会長は「日本をもっと元気にせなあかん」と機会あるごとに言っておられる方なのです。 ◆そして思い出したのがケネディー大統領の就任演説の一節です。  「国家が私のために、何をしてくれるかを問うのではなく私が国家のために、何が出来るかを問おうではないか」  この精神に立った時私に出来ることがある、と気づいたのです それは「ありがとう」を、このように活用すれば、まず「私自身」を元気にすることが出来る。そのことを、なるほど納得、それなら私もやってみようと分かり易く伝えられることです。 30年以上SMIという成功哲学のプログラムを扱うビジネスをやってきて、指示通り実践しても多くの人は成功できません。その疑問を追い続け気付いた答えが「ありがとう」の活用なのです。 一言で言えば「ありがとう」を活用し「潜在意識」を肯定的に働かせることで解決できるのです。これなら誰でも出来ます。 ◆医療技術が要らないといういことではありませんが、長年一緒に仕事をしてきた中村嗣夫氏は、もう手遅れですと末期ガンと診断されましたが、今は以前より元気になって活動されています。2人に1人が、ガンと診断される時代です。健康は全ての人の関心事で必須のことです。 そ���な事例を目の当たりにして刺激を受けて私も実践しています。 特に私自身への「ありがとう」は達磨太子創案の健康と若さを取り戻す秘法と言われる「両手振り禅運動」と一緒に鏡の前でミラートレーニングも兼ねて3つ同時にやります。 そういうと難しく聞こえてしまうのですが全く逆です。3つ同時にやるから楽しくリズミカルにでき、鏡の前でやるから「私」が少しずつ元気になり、若返っていく手応え喜びを感じながら実践できます。3つの利益を同時に獲得できるので、凄く、凄く、凄く効果があります。 ◆そんな「ありがとう」に学ぶ会を立ち上げたいと思い金岡会長にその名誉会長をお願いしたところ快くお引き受けいただきました。まだ2人だけです。焚火も1~2本では何の影響も与えられませんが、何本も集まれば刺激しあって、信じられない力を持つようにな���ます。 そういう人達の輪を広げていくことで、私自身から家族、周囲の人達所属する企業,組織そして日本を元気にすることが出来ます。35兆円を超える医療介護費も大幅に減額することも可能かもしれません。 「ありがとう」実践の利益は、 1)健康と若さだけではありません。 2)「ありがとう療法」によって「心」を高め、強くする。 3)「ありがとう」によって実現したいことを確実に達成できる。 4)「ありがとう」と言われることの実践で繁栄の循環を作る。 5)「ありがとう」によって企業・組織を「ワンチーム」にすることが 出来る理想的な人材育成が出来ます。  そのため冊子は作成しましたが、懸念することは実際に実践し始める人は限られることです。実践の場合、こんなやり方でいいのかという確信が持てないのと、誰でもグズグズ癖があって動き出せないものです。  自分なりに工夫し実践されている事例も分かれば役に立ちます。 そこで実践を始めるのを容易にするための、キックオフセミナーを格安な費用でお引き受けすることにしました。そして「ありがとう」実践の輪を拡げていこうと考えています。 お申し出があれば人数、地域にかかわらず参上いたします。
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(554)あなたの夢、ビジョンを一言で
◆トランプ大統領が、後の4年も任されるかどうかの中間選挙運動が、始まっています。4年前「まさか!」トランプ氏が多くの候補を制して共和党の大統領候補になるとは大部分の人が思っていませんでした。 また共和党の候補には選ばれても、本番の大統領選挙では「まさか!」勝つことはないだろうと世界中の人が予想していました。 ところが、その「まさか!」も実現させてしまいました。  何故勝てたのか考えてみる価値があります。本番の大統領選で対抗馬のクリントン氏は真っ当な政策を訴えていました。一方のトランプ氏はほとんど「アメリカ第一」の連呼です。 結局選挙民の潜在意識に刷り込まれたのは「米国第一」です。潜在意識に刷り込まれたことは、それを実現しようとする力が働くのです。 ◆小泉総理の時「郵政民営化解散」というのがありました。 「郵政民営化」が推進すべき政策かどうかは、よく分かりません。 「潜在意識」にとって、その政策が、正しいか、正しくないか、肯定的表現か否定的表現かは、ほとんど関係ないのです。繰り返し反復されたことが国民の潜在意識に刷り込まれます。 その際「郵政民営化反対」を連呼すると「郵政民営化」だけが「潜在意識」に刷り込まれるので敵を利するようなものです。選挙結果は議席数を選挙前より84増やし296議席確保するという圧勝でした。 ◆池田勇人首相の「所得倍増」は中国の古典からヒントを得て考え抜いて生み出されたスローガンだそうです。「所得倍増」が繰り返し反復され、更に池田首相は「私はウソは申しません」と言います。 最初は半信半疑でも反復されると「潜在意識」に刷り込まれ、多くの国民は所得が倍になった状況をイメージするようになます。 そして実際10年間で2.3倍と目標以上の達成が成されたのです。 ◆マザーテレサが「戦争反対」の集会に参加して欲しいと頼まれた時 私は「戦争反対」の集会には参加しません。「平和推進の集会」でしたら喜んで参加します。と言ったことがあります。 確かに「戦争反対」と、いくら叫ばれても世界中で紛争や争いは増えるばかりで、少なくなる気配は一向に見えません。 ◆今の国会の論戦を見ていると野党は対案を出さずに、とにかく与党の出す案に、○○反対!と訴えるのです。潜在意識の働きから言うと 明確な対案をもって対抗するのでなければ、政権に近づくことすらできないのではないかと思うのです。 ◆昨年度の新生児の数は91.4万人で過去最少記録だったそうです。何年も前から内閣府特命少子化対策担当大臣が任命されていますが、一向に成果が上がらず毎年過去最低が続いています。  私見ですが、原因の一つは「少子化対策」というネーミングにあります。国民一人一人の潜在意識には「少子化」というイメージが刷り込まれてしまうからです。無意識のうちに国民全体として「少子化」を実現するような行動をとってしまうのです。 だから、新生児がいっぱい生まれてくることをイメージさせるスローガンが必要なのですが、なかなかいい案が浮かんできません。 「多産化推進」というのでは、お母さんも赤ちゃんもモノのように扱う感じになってしまいます。政策を考えるより、ふさわしいネーミング、スローガンを一般から大募集してはどうかと思うのです。 ◆国も企業もどんな組織も個人も同じことが言えますが、何よりも重要なのは私達自分自身の明確で、簡潔明瞭にまとめられたビジョン、スローガンを持つことです。  さて、あなたの夢、ビジョンを一言で言えば、何でしょうか? 編集後記 ■信長はある時から「天下布武」を朱印に使っています。 信玄の旗印は「風林火山」です。最強の軍事力を有し、織田軍など蹴散らかして京へ攻め上る圧倒的軍事力も持っていました。 しかも武田家は、出来星大名の織田家とは比較にならない源平以来の名家です。ところが京を制したのは信長です。 「天下布武」と「風林火山」の違いといっても過言ではありません。
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