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青森三日目 Ⅵ
auユーザーが無料でマックの
ダブルチーズバーガーがもらえる日だった。
うまい。十年ぶりくらいにポッポに遭遇した。
元気でやってるみたいでよかった。
外は暗くて寒くて寂しかった。
どこまで行っても見慣れた景色はひとつもなくて
自分が生まれた場所ではない場所に居るのが
怖かった。そんな時私の目に飛び込んできたこれ
蛍光灯の光 めっちゃホッとした。
自分が蛍光灯の光で心休まる瞬間があるとは
思いもしなかった。でもずっとここにいるわけにも
いかないから早足で極楽湯に逃げた。
熱い湯に浸かるのはサイコー！
漫画も置いてあって、本当にいいところだった。
明日から別の地に行くのでしばらくのお別れ。
極楽湯青森店、ありがとう！
今日の宿の漫画喫茶へ。一日目と同じところ。
二度目だと帰ってきたホーム感があって安らいだ。
山本直樹の漫画を読みたくて準備もしたけど
やはり疲れて寝てしまった。
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青森三日目 Ⅴ
時間があったから散歩した。
赤い灯台に歩いて行けるみたいだったから行った。
釣り人に声をかけたら脅かしてしまった。
声を発していなすぎてカスカスの声で
こんにちはって言ったから、
聞こえなかったっぽい。ごめんね。
また船で寝た。太陽浴びると眠たくなる。
気持ちよかった。
陸に戻って、青森にあるミニシアターで映画を
見ようと思った。ら、見たいやつがやってなくて
切り替わってた。追憶ってのを見ようとしてたけど
泣き虫しょったんになってた。悩んだけど、
青森まで来て野田洋次郎の顔見たくないよなぁ
と思ってやめた。
携帯の充電がなくなったから充電しに
スタバへ行った。ドーナツを食べると決めてたけど
アップルパイがあったから頼んでみた。
東京とかでは売ってないから産地限定だと思う。
レジのお兄さんにアップルパイくださいって言うと
「温めると美味しいので、温めてお出ししますね」
と、スマイルで言われた。コーヒーも付けてくれた
きゅんとした。お兄さんありがとう。
アップルパイ超美味しかった。
充電もし終わって出た。青森で一番有名な喫茶店に
行ったらやってなかった。営業時間内なのに。
そこでご飯食べようと思ってたから、
諦めて漫画喫茶近くのマックに向かった。
明かりの少ない道路で月がはっきり見てた。
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青森三日目 Ⅳ
船の屋内で休もうと思ったら外気が入ってこなくて
そのまま縦横揺れて船酔いして気持ち悪くなった。
同じ船に韓国人のおじさんおばさん観光客がいた。
乗り換えの脇野沢港にある道の駅みたいな場所。
レストランで300円のりんごジュース頼んだら
めちゃくちゃ美味しかった。青森だ。
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青森三日目 Ⅱ
ひと船目は窓付の大きなフェリーだったけど
ふた船目は小さい船だった。後体部は窓がなくて
空も見えて水しぶきもすぐ横に見えて
風に当たれたから一番後ろに乗って景色を見てた。
超解放的！海の上にいる！自由だ！ガハハハハ！
束縛が何もなくなって頭おかしくなった。
下北半島の側面の岩
仏ヶ浦に着いた！極楽浄土、地上の天国
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青森三日目
カラオケの営業時間が5時までだったから
4時50分にアラームをかけて起きて出た。
大通りは寒くて誰もいなかった。
歩いてたら明るくなった。6時になってマックで
朝ご飯食べようと思ったのに7時からだった。
諦めて青森に戻った。昨日の夜ご飯はアップルパイ
しか食べてなくてお腹空いてた。7時からやってる
らーめん屋で朝ご飯食べた。初めて朝ラーした。
混んでて席移動して空けたらサービスで
卵付けてくれた。卵好きじゃないけどありがとう。
らーめん食べた後スーパー銭湯に行った。
青森駅前にあるあおもりまちなかおんせん。
ご飯食べた後の朝風呂はきもちいね。
露天風呂の石に座って風に当たってた。全裸で
無料のコインロッカーに荷物を入れて船乗り場へ
行った。今日は、意を決して、仏ヶ浦に行く！
青森港-脇野沢-仏ヶ浦-脇野沢-青森港
仏ヶ浦まで片道二時間船に乗ってた。
あんなに長い時間船に乗ったのは初めてだ。
お風呂入って気持ちよくて疲れたのか、
気付いたら寝てた。乗り換えで慌てて起きた。
乗り換え船の夢の平成号。いい名前
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青森二日目 Ⅴ
調べたら弘前に名曲喫茶があるから行った。
名曲＆珈琲 ひまわり
誰もいなかった。熊谷守一の絵が飾ってあった。
ここはミートパイが美味しいってネットに
書いてあったからそれ食べた。超美味しかった。
いろんな名曲喫茶に行ってみたいな。
一瞬あの渋谷のラブホ街が恋しくなった。
古本屋を見つけて入ってみたらオタクの溜まり場
だった。津軽弁でゲームやカードやアニメの話を
してた。この日一番興奮した。日本中のどこにでも
自分の楽しみを追求して共有できる場があるんだ。
嬉しかった。私も早くオタクになりたいな。
時代屋っていう喫茶店に入った。誰もいなかった。
アップルパイしか頼んでないのに、おばさんが
紅茶を「これはサービスだよ」ってくれた。
後から聞いたけど私を塾帰りの地元の高校生
だと思ったらしい。老けて見えたり幼く見えたり
私はどういう顔をしているんだろう。
紅茶、嬉しかった。アップルパイ、
ほんとに美味しかった。人生で一番美味しかった。
大切な友達みんなにプレゼントしたいくらい
今日は駅前のカラオケに泊まろうと思って
駅まで歩いて戻ったんだけど、満席と言われた。
携帯の充電があと3%とかで苦しかったけど
別のところを探した。地元密着型の店舗があった。
フリータイムにすると三時間保証で追い出される
可能性があって怖かったけど、どうにでもなれ
と思った。外は寒かった。結局大丈夫だった。
寝るだけのつもりだったけどカラオケに行くのが
久しぶりだったから歌った。
友達の歌がカラオケに入ってた。歌った。
飽きてポケットに名言をを音読して録音した。
どこで読むよりも、隣でミスチルや
加藤ミリヤを歌う声が漏れるカラオケの暗い一室で
音読するのが一番本が身に沁みてくる感じがした。
どうしてだろ。飽きて寝た。
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青森二日目 Ⅳ
教会があった。大正時代に建てられたものらしい。
今まで見た教会の中で一番立派な建物だったから
中に入りたかったけど、鍵が閉まってた。
弘前で一番来たかった場所 喫茶人魚姫
マーメイドなら喫茶でもカフェでも美容院でも
何軒かあるけど、日本語表記いいね。
単純に名前がいいなと思って来てみたかった。
人魚姫コーヒーってのがあったから頼んだ。
たぶん普通のブレンドコーヒーだった。
店の人が常連の方々と仲良さそうに話してた。
けど方言で全く何話してるのかわからなかった。
おもしろかった。
タイムスリップ！いつ建てたんだろ
東北で一番歴史の古い喫茶らしい。
入ってみたかったけどコーヒー飲み過ぎると
気持ち悪くなっちゃうから自制した。
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青森二日目 Ⅲ
弘前へ。ひろさきって読むんだよ。
太宰治に関する建物があるから行った。
太宰は五所川原で生まれて、弘前のこの家で下宿
していたらしい。太宰治が住んでいた場所。
英語のノートのスキャンの資料があった。
やっぱり隅っこに落書きするんだね。
男の人の横顔を何度も描いたページ、右下に
my father my fatherって書いてあるけど
太宰のお父さんは3歳の時に東京へ行ってしまって
14歳の時に東京で死んでしまって迎えに行った
その時に生まれて初めてまともに顔を見たらしい。
このノートは確か高校の時のものだから
死んだ時見たお父さんの顔を 何思ってたんだろ
実体がないとなかなか信じられないな。
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青森二日目 Ⅱ
広くて何もなくて好きな美術館だった。
雲が流れて日が差したり陰ったりして
スーラの絵みたいだった。
隣にある縄文資料館のレストランでお昼
帆立カレー。青森はホタテが美味しいみたい
三内丸山遺跡 縄文時代の遺跡
私縄文でならうまく人生生きれた気がする。
武器を新発見したり、家を建てるための木材を
切り倒してみんなで運んだり、
木の実を加工して美味しく食べれるようにしたり、
はっきりした言語なしに交流して
民族になりたかった。
水飲み場が縄文土器 おしゃれ
でっかい霊園を通過して駅に向かった。
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青森二日目
漫画喫茶の利用時間が6時までだから
5時50分にアラームをかけて起きて出た。
今日は美術館に行く。美術館は9時開館だから
それまで近くのセブンでおにぎりを買って
その朝ご飯をイートインで食べて居座った。
出る時、青森で初めて青空を見た。嬉しかった。
美術館まで40分くらい歩いた。朝
知らないとこを歩くのは気持ちいい。
青森県美術館。けんびって呼ばれてるっぽい。
裏手を歩いてたら魔法陣と猫を見つけた。
もっとも、魔法陣の中心には見たことのある雑草
しか生えていなかったため何の探りもしなかったが
あの時意を決して輪の中へ飛び込んでいれば
地獄か天国かネバーランドかへ精通して
人体瞬間移動を成し得たのかもしれない。
表口に回って入口に行こうとする道、栗落ちてた。
美術館出入口。白くて空虚でかっこいい。
無料のコインロッカーがあって良かった。
特別展はやってなかったからコレクション展だけ。
奈良さんの絵とインスタレーションと日本画と
猫の絵とウルトラマンの作品を見たけど
あんまり明確に思い出せない。
強烈な作品を始めに見てしまった。
マルコ・シャガールのバレエ"アレコ"の舞台背景画
全部1942年の作品。縦9m横15m
月、鳥、歪んだ街、踊る熊、巨大な赤い太陽、
枯れ草、船、火、教会、血、空飛ぶ馬、
全部見たことある気がした。
近くに行って見たら首が痛くなっちゃった。
いろんなこと想像した。
野外の作品 奈良さんは青森の弘前出身
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青森一日目 Ⅴ
クレオパトラっていう喫茶店に行った。
本を読んでコーヒーを飲んだ。あったかかった。
お腹空いて、寒くてあったかいもの食べたくて
らーめん食べた。みそらーめん。
量が多くて後悔した。
大きな橋を渡った。歩道に誰もいなかった。
車のライトが私を憎んでる全部みたいで
何台も何台も雨で地面に反射して光って横を
通り過ぎてってもの凄く怖かった。
怖かったけど忘れたくないから頑張って
写真撮った。
実際は15分くらいだろうけど、一時間ずっと
歩いてたみたいに長くて終わらない橋だった。
怖い曲をイヤフォンで聴いてたから
もっと怖かった。
りんご
極楽湯っていうスーパー銭湯
寒くて暗かったけど、人がいっぱいいて安心した。
本当に寒かったけど温泉に入ってあったまるね。
露天風呂が気持ちよかった。曇ってたから
星見えなかった。でも極楽湯ありがとう。
今日の宿は漫画喫茶。長く滞在するために、
今回の旅はあんまりお金をかけられないから。
青森で一番安いところ探した。
漫画喫茶、人生初めてで楽しみにしてた
けど眠くてほとんど寝ただけになっちゃった。
ジュース飲めるし携帯充電できるしあったかいし
いいところ！楽しかった。ちゃんと寝られた。
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青森一日目 Ⅳ
灯台が近くにあるから行ってみた。
それまでの道にあったもの
1.赤い実のついた木
2.好きな色合いの建物
3.石になったアシカショー
4.石碑
5.蛍光オレンジの船
何もないところを歩いた。きれいな場所だった。
雨が降ってた。寒かった。
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青森一日目 Ⅲ
駅前の複合施設の中に百円返金式の
コインロッカーを見つけた。
着替えとか銭湯セットとかいろいろ
要らないものを置いて散歩する。
アニメイトを見つけたから入ってみた。
県庁所在地なのに品数が圧倒的に少ない。
秋葉原や池袋のアニメイトに行ったのなら
品揃え豊富さに感動すること間違いなし。しかし、
青森の二次元好きたちが挙ってここへ集っている
と思うと感慨深い。新作入ったら電車乗って
わざわざ買いに来るとか。
凄く神聖な場所なのではなかろうか。
ポプテピピックのグッズほしい。
13時、朝ご飯食べてなくてお腹空く。
好きそうな喫茶店を調べて行ってみる。
珈琲フォーション いい名前だけど変な名前。
どうしてフォーションなのか聞けばよかった。
いい感じに写真は撮れているが
正直今までで一番不味い珈琲だった。びっくり
飲んだことない変な味がした。薬っぽい味。
気持ち悪くなった。青森で初めて口にしたもの
だったからちょっと悲しかった。
ホットケーキは小さく切ってあって食べやすくて
美味しかった。トマトも美味しかった。
店のおばちゃんと話したけど何というか
会話が広がらなくて、気疲れしたくなくて諦めた。
路地裏の芸術。目玉を食べる黒人。こわい。
デパートの中の喫茶店。おばちゃんの溜まり場。
食べたばっかだから、時間あったらまた来る。
街中に聳え立つ幸福の科学 - かっこいい
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青森一日目 II
公園にあったオブジェ
こういうよくわからんものって興奮する。
どうしてそのフォルムになったのか
どういう意図があって作られたのか
適当に妄想するのが楽しい。暇そうな趣味
ちなみにプロペラのオブジェはオブジェじゃなくて
実際に連絡船で使われていたもの。凄い。
港に来た。
絶対悪の組織所有の建造物だ！幸福の科学だ！
観光物産館だった。
仏ヶ浦っていうところに行ってみたいんだけど、
船の往復で一万円くらいかかる。船乗り場で
問い合わせてみたら言われた。どうしよう。
この連絡船は中が見学できるけどお金がかかるし
そんなに面白そうじゃなかったからやめた。
イルカちゃんの目が見えなかったから
近くまで行ってみたら小さく弧。
やさしいお顔。かわいい。
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