ridehelix - Tumblr blog

ridehelix · 2 years

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20歳

しばらくTumblrを更新出来ない日が続き、その間自分は20歳を迎え前回の更新から再び歳を重ねる事となった。20歳を迎え早3ヶ月を迎えた訳だが未だに実感が湧かない。人はいつになったら大人になるのだろう、成人式の日、何も変わっていない当時の友達と会ってそう感じた。

前回の更新は2021年6月、現在はそこから8ヶ月後の2022年2月。この間様々な事があった。現時点で5月からバンクーバーに行く事となり、恐らくそれが決まったのは10月くらいだったか。海外で服飾関係の仕事が出来るという利点を活かした服飾学校への留学を決め入学に向けて奮闘する日々だった。

現時点でも自分の志している部分は変わらず、服にばかり時間を費やす生活を送っている。年末の掃除で部屋を納戸に移しその他は変わらない日々。強いて言えば10月頃にファッション関係のコミュニティに属し様々な人との交流を測り始めた。その影響か以前よりも国内外のコレクションやショーに目を向けるようになって今までドメスばかり見ていた自分の視野がかなり広がったと思う。今回は自分の服の趣向について少し語っていこうと思う。

現時点で好きなブランドはやはりkolorかなと思う。近年のkolorは自分の好みからどんどん外れているがそれでも毎シーズンチェックしてしまうし、自分が服好きになるルーツでもあったブランドだ。そしてJUNYA WATANABE MANとCOMME des GARÇONS HOMME。ギャルソンのレーベルにあまり詳しく無かった自分だが、この2つだけは凄く惹かれていた。後にこの2つは同じデザイナーで渡辺淳弥さんによるブランドだと知り合点がいった訳だ。いざギャルソンの消費者になってみると服だけじゃなくビジネス面での凄さを実感した。長くブランドを続けているだけあって、川久保さんや渡辺さんの経営者としての手腕の凄さを感じざるを得なかった。その事もありますますコムデギャルソンというブランド全体にのめり込んでいった。最近だと1990年から2003年までギャルソンオムを手掛けていた田中啓一さんによるシーズンのものも集めている。他にもMAATEE&SANSやNICENESSといったちょっと一癖あるドメスティックブランドも好きだ。展示会で仲良くなった渡辺さんが1人でやっているissuethingsというブランドの服も毎回展示会でオーダーしている。インポートだとここ最近はkiko kostandinovやOAMCが気になっている。直近のパリコレでショーが良かったNeil Barretも近々お店に行ってみようかなと。

スタイルとしてはクリーンで洗練されてて、でもどこか一癖ある。そんなスタイルを目指している。普通なのにどこか普通じゃない、街ゆく人が最初は普通にすれ違うのに何故か振り返りたくなるような。そんなスタイルを自分は目指している。服の事ならいくらでも書けそうだなと、ここまで書いてみて思っている。次書く頃はもう日本に居ないかもしれない。

2/20 ‘22

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ridehelix · 3 years

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自由と義務

自分が本格的に英語を勉強して早一年が経過した。この一年は自分にとって今までで一番自由な一年だった。思えば今までの人生、自分は学生という身分であり学校に行かなければならない義務があった。サッカーのチームに所属しほぼ毎日練習にも参加しなくてはいけなかった。しかしそれは自分が望んた事でありそこになんら義務感は存在しない。それは義務教育の範疇を超えた高校生活においても同じ事が言える。しかしながら今の自分は何ものでもない。ほぼ全ての行動を制限される事無く自分の意思決定で動いている。そして一年が過ぎ思う事がある。それは”自由というのは楽じゃない”という事だ。

似たような言葉で”自由の裏には責任がある”という言葉がある。この言葉を最初に聞いたのは小学五年生の頃、担任の先生に口酸っぱく言われた言葉だ。しかし今も尚この言葉は自分の心に響いている。自由というのは自分が責任を取れる範疇であれば何でも出来るという事、裏を返せば一つ一つの行動を自分で考えなくてはいけないという事だ。この事をこの一年でとても思い知らされた。学生時代は学校に義務感を抱えながら毎日通っていた、自由を渇望していた、解放されたかった。しかし今思えば義務感という名の元、自分がやるべき事は明白な上、敷いたレールの上を走るだけの簡単な事だったのだ。学校に通うという習慣を全うしていれば誰も文句は言わないしそれは社会に出てもそうだと思う。もちろん学校での勉強も会社での仕事も毎日続ける事は決して楽な事ではない、しかし学校や会社、あるいは何かに属した以上は義務が発生し全うしなくてはならない。しかしながらなんら義務の課されていない状態は一見して楽なように思えるが実はそれが一番大変なのだ。

自分は意思が弱い。学校に通わなくては勉強もしないし、食事でさえスポーツ選手に課された義務が無くなった以上今ではまともに食べる事も無くなってしまった。英語学習においてもちろん自分は英語を話せるようになりたい。しかし授業外での勉強がなかなか出来ない。勉強に対する意欲や理解度は学生時代よりも上がっている筈なのに行動が伴わない。それは義務が無いからなのだ。自分はこのままただ夢だけ膨らませて何も出来ない無力な自分が嫌いだ。恐らく今の自分は日々の英語の授業が無くては本当に何も出来ないダメな人間になっていると思う。それでも心の中では英語を勉強しなければいけないと思って授業という名の義務を自分に課して無理矢理にもある時間になれば勉強をしなくてはいけないという環境を作り出して行動している。そんな自分の日々の生活を見て、つくづく自由というのはなんて大変な事なんだろうと感じる。今回はこれからどうしていきたい等の事は書かないでおく。ただあと半年で20歳になる自分が今思っている事だ。

6/6 ‘21

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ridehelix · 3 years

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野望

前回の更新から約半年以上の月日が経ちTumblrを始めて1年半が経った。早くも当時の投稿を見ると色々な感情が込み上げてくる。当時と比べて成長を感じたり、書いてる内容から稚拙さや小っ恥ずかしさを感じたりととても面白くてやってて良かったと思う。

自分は今年で20歳を迎える。こうして文字に起こしてみると全く実感が湧かず、不思議な感情に苛まれる。本来19歳の誕生日を迎えた後に1年の事について書こうと考えていたけどなかなか筆が乗らず今に至ってる。

先日、鈴木先生と会社で自分の事や社会の事と幅広く話をしていた中で1つ面白い事を思いついたので今日はその事について書いていこうと思う。誰もやった事のないような事をやってお金を稼ぎたいという自分の野望から出てきたもので、要するに将来の夢である。簡単に言えば海外でドメブラだけを扱うセレクトショップをやるということ。何故ドメブラだけなのかと聞かれれば今まで誰もやった事が無いと思ったし、自分の知る日本のまだまだ知られていないブランドの良さを国内外に発信していきたいと思ったからだ。

口で言うのはもちろん簡単だが障害となる部分は山ほどある。自分のお店を持つにあたって莫大な資金、そして場所を決め土地を探し施工してお店を形作り日本と連携をしながら商品を卸し販売する。自分はバイイングから販売まで全てに携わりたい。何故ならセレクトショップにおいてバイヤーが接客をし販売をする事がなにより大切だと思っているからだ。どういう意図で何故バイイングしたのか、どういったアイテムと合わせどういうスタイルを提案したいかはバイイングした本人にしか分からない事だと自分は思っている。さらに障害となるのは商品の卸し作業。日本のブランドだけを扱うという事は毎シーズン日本へ展示会に出向きオーダーを取り大量の在庫を海外に送らなければならない。従って関税や送料なども含め国内よりも高い定価を設けなくてはいけない。それに他国でビジネスをする上ではVISAの申請も不可欠。現実を見れば壁はまだまだ出てくるかもしれないが実現出来ない訳では無いと思う。

何年後になるかは分からない、でも数年後の自分のビジョンが見えた所で今の自分に何が必要なのかを考えてみる。まず一流の接客、自分の理想とする接客が何不自由無く出来るレベルの英語力。これはアメリカで働きたいなら当然であって今自分が最もストイックにならなくてはいけない部分だ。英語を学習していく中で分かったのは、自分にどこまでの英語力が必要でどれくらい話せるようになりたいかが大切という事。ただ英語を話せると一口に言っても相手とちょっとしたコミュニケーションが取れるだけでも英語が話せると言える訳だし、自分にどのくらいの英語力が必要なのかは自分次第である。自分が英語学習をする中で刺激を受けているAtsuさんなんかは10年以上も英語を勉強し続け、今も尚ネイティブに近づこうと努力している。まずは自分に必要な英語レベルがこれで決まった訳だ。そして何より大切なのは信頼出来る人を見つける事。何事も1人では成し遂げられないしこの夢は誰かの協力無しに達成する事は出来ない。英語での接客が可能で自分のバイイングに対する熱意を感じ取ってくれてそれをしっかり消費者に反映させてくれる人が必要だし、やはり毎シーズン日本から卸すのであれば日本にも拠点や協力者が必要になる。お金に強い人や事業運営に助力してくれる人なども。でも、今挙げた種のスペシャリストが欲しい訳では決して無い。自分の人脈の中で信頼出来る人を見つけて少数且つ変えるべきでない所は変えずにやっていきたい。大きくするのは資金と供給量だけで1つのお店を大切に大切に育てていきたい。人が人を呼ぶような素敵なお店。服以外にも衣食住や音楽と全てにおいて自分達の角度からアプローチして日本の良さを伝えていける空間を作っていければこの上ない理想だ。

端的に書くつもりがいつものようにまた長々と書いてしまった。ちょっと前の自分はファッションビジネスだけはやりたくないと豪語していた癖に今ではそのファッションでビジネスをしようとしている。いや、当時の自分はファッションビジネスの意味を履き違えてたのかもしれない。不思議なものだなとつい笑ってしまうが今までぼんやりとしていた自分にいきなり大きな夢が出来て嬉しさや不安、期待など様々な感情が入り乱れている。でも、やると決めたらやるしかない。Just do itなんてよく耳にした言葉も今では自分の中で妙な説得力があったり。

3/25 ‘21

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ridehelix · 4 years

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将来の事、ファッションの事

自分はサッカーから身を引いた時からずっと服に関わる仕事がしたいと思ってきた。しかし最近はまたその事について思う事が増えてきた。自分は服に関わる仕事が向いていないんじゃないのかと。服に関わる仕事と言っても数え切れない程の職種があり、全てが向いていないと一概に言えるものでは無いが本当に全て向いていない気がしてしまう。

まず1つ、自分はファッションビジネスだけはやりたくない。自分は服が好き過ぎるが故にファッションビジネスというのはファッションを穢しているようにしか思えないからだ。そもそもお金の為にファッションという分野を選びたくない。しかしアパレル業というものはビジネスが根底であり、成功か否かの判断基準はより多くの消費者に選ばれ、売れたか売れないかに左右される。そこに自分はジレンマを感じている。その点やはりコレクションブランドやインポート、ドメスティックブランドなどは服に価値を付けず作品のように服を制作している。自分の好きな藤原ヒロシさんは、この時代におかしいと言われても革を着るし必要無いと言われた物だろうと身につける、ファッションというのは歪なものでいいのではないかと言っていた。

自分は特にファッションビジネスとしているブランドを批判している訳ではないしどんなブランドにもディレクター、デザイナーの意図や拘りだってあるはずだ。服を全く好きじゃない人がビジネスの為に服を利用していると言っている訳ではないが、インフルエンサーブランドなどはそれらにカテゴライズされてしまう。

ここまで聞くと自分は先程述べたコレクションブランドなどに目を向ければいいのでは無いかと思うが自分は服が作りたいとも思わない。服が作りたければ服飾学校に行っていた筈だ。自分が一番向いているのではないかという職種でいえばバイヤーじゃないかと思う。しかしこれも自分の基準と消費者側の基準が合致しなければ真に向いているとは言えないしあまり未来がない気がしてしまう。仮に成功してもそれを機にセレクトショップオリジナルなどをやり出してしまえば本末転倒であり何の面白味もない。

服に関わる仕事をするという事は、消費者側だけでなく生産者側にも兼ねてなるという事だが、自分はファッションに関しては一消費者側として向き合い続ければいいのでは無いかという疑問がある。服以外の職種に着き自分が良いと思う服にお金を消費し経済を回す、それではダメなのだろうか？

今この文を書いていて読み返すとただの負け犬の遠吠えにしか見えない気もする。いや、勝負すらしていない弱者の遠吠えなのかと。

7/27 ‘20

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ridehelix · 4 years

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上半期の事

前回の更新から約半年が経過した。2020年の上半期は自分の生きてきた中でも一番めまぐるしく変化をした時期になったと思う。

具体的に何が変化したのか。自分自身の事、周りの事、社会の事、その全てである。

まず北海道から帰省をしたのが12月の末の事である。サッカーを引退し、単位も取り終えた自分はいつもと違う気持ちで東京へ帰省した。というのは、将来の為になるべく多くの事を吸収しようと考えていたからである。父の会社の忘年会に出席したり、幼い頃からの先輩にお会いしたり、服飾の知識を兼ね備えている幼なじみに会ったりと自分はとにかく色々な人に会って刺激を受けた。

1月は教習所に通いながら英語の勉強をした。教習所というのは本当に不思議な空間で、赤の他人と机を並べ、”生徒と先生”の関係の下、年齢に依存する事なく全員が敬語で接し合い授業を受ける。そこでは4つ上の札幌の高校の先輩に、東京の教習所で出会うという偶然もあった。

斯くして自分は2月に免許を取ると母親が事故に遭ってしまう。自分は1ヶ月近く実家で一人暮らしを強いられてしまい、身の回りの事をしながら母親の病院へ通う生活が続いた。そして2月の末、父の会社の会食に参加する機会があった。そこで自分は部長が新たな事業を立ち上げるという話、デザイナーが枯渇している為必要だという話を聞いた。話を進めていく中で自分の技術が評価されそこで仕事を手伝う事になった。日本にコロナウイルスが蔓延し出したのは丁度その辺りからだったと思う。

3月にはほとんど全ての催し物が中止になり、卒業式も無くなった。卒業証書を取りに行く為に1日だけ北海道へ行きお世話になった方々へ挨拶。約3ヶ月ぶりの登校で自分はまだ高校生だったという事、もう高校生じゃないという事に感慨深い気持ちになった。月末にはアメリカへ飛ぶ予定だった。しかし状況はさらに悪化し結果的にアメリカには行かなかった。

その翌月4月。アメリカは全土ロックダウン、日本では一定区で緊急事態宣言が発令され全面的な自粛が要請された。この自粛という言葉も非常に曖昧なもので国民の数だけ解釈も微妙に違うのだろう。各地でクラスターが発生し宣言は全国に拡大。目まぐるしく変化する状況下で国民の大半がパニックになり、スーパーや薬局では蔓延的な品薄状態が続いた。自分の英語の先生は、自粛という英語はアメリカに存在しないと言う。非常に曖昧な表現だからである。確かにそうだなと思った、しかし日本の憲法では国民の行動を抑制する事が出来ない為このような結果になった。

緊急事態宣言は5月末まで続きその期間は勉強に励げんだ。空いた時間で会社の事業を少し手伝って自分は自粛期間を過ごした。

6月になり宣言は解除され、自分は会社に出向きアルバイトという形で雇用して貰った。今までバイトすら経験がない自分はそこで初めて働くという事をした。定期的に出社し打ち合わせを繰り返していく中で徐々に環境に適応し、その間も英語の勉強をした。一日の中で朝から夕方まで勉強、夜から日付が変わるまで仕事という生活になりタフな1ヶ月であった。そして人生で初めて給料を貰い6月が終えた。

7月になった今は自粛規制こそ無くなったが状況は4.5月と変わっていない。これを書いている前日も感染者は100人を超えアメリカ全土では5万人を超えた。今年の下半期は本当にどうなるか予想もつかない。2020年、なかなか怒涛の年になるなという印象。

自分としては英語を勉強しながらもっとより多くの教養を身につけたいと感じた。国内外の事に目を向け歴史を深堀していきたい。そして今の時代学ぶべき分野は語学･金融･ITの3つだと思う。これらに重きを置きながら日々の生活を送り、残り半年を実りあるものにしていきたい。

7/2 ‘20

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ridehelix · 4 years

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所業

何かを極めることは海に入るのと同じ感覚だと思う。足までは冷たくて気持ちがいいが段々と水面が上がり息苦しく耐えられなくなり逃げ出す人が大半。その水圧に耐えられ、深海に行ける人は限られたほんの一握りであり、膝までしか浸かってない人に限って自分は海の全てを知ってるような口を叩く。

1/7 ‘20

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ridehelix · 4 years

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価値観

人付き合いの上でよく言われる価値観の大切さについて。具体的に価値観がどう大切なのか。

ある人は「価値観は近しい人がいいね」と言い、ある人は「価値観は違った方がいいね」と言う。前者の方は多くの人が抱く考えだと思う。人間関係を築く上で価値観が近しいという事に越したことは無いからだ。後者の場合は価値観が違う事で新たな発見や自分の視野を広げてくれるという考えを持ってる人が抱くという印象。

自分の考える価値観の大切さは”価値観は理解してくれる人がいいね”という考え方。価値観が違えど相手の価値観を理解する事によってお互いに配慮が生まれ、行動も変わる。

全てにおいての価値観が同じという事は人間有り得ない事だし、価値観が違うだけで「この人とは合わない」と片付けてしまうのは少し勿体ないのかもしれない。自分は自分の価値観を持ち、相手の価値観を理解しようとする。そして自分の価値観を相手が理解してくれるという相互関係が良い人間関係を生むのだと思う。

12/16 ‘19

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ridehelix · 4 years

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Eighteen.

歳を取るという事は自分の産まれた日という1つの節目を重ねる事、自分は18歳になった。

いざその節目を迎えると実感は薄いもので昨日までは17歳、今日からは18歳と考えてもあまりピンとくる事はないし、自分もこの18年間で多くの節目を迎えてきて、17歳から18歳になるという感覚よりも重ねてきた多くの節目によって18歳になったと実感させられる。この先も節目、節目を大切に生きていきたい。

今の自分について。やはりこの18年間の自分を築き上げてきたルーツと呼べるのはサッカーだと思う。18年間の中で15年以上続けてきたこの経験は先々の人生に大いに生かされ、自分は高校を卒業し進学するにあたってここでサッカーから身を引く決断をした。これも自分のサッカーに対する節目だと言える。それでも自分のサッカーに対する気持ちが薄れる事はなく、この先もサッカーは自分の人生を一つ豊かにしてくれるものだと思ってる。

18歳になった自分が今思うのは、自分は趣味に生きる事が好きなのだなという事。以前綴ったように父の影響で服やスニーカーへの興味が高く、車も好きだ。人付き合いよりも趣味に時間やお金を費やしていると思うし、そういう時間が今の自分にとっては幸せだ。

好きな音楽について。18歳の自分が今一番聴いているはWest Coast Hip Hop。中でもDr.DreやSnoop Doggなどが特に好きだ。西海岸とは逆のデトロイト出身だがエミネムも好きで、高3の自分は映画8mileを見てあまりのかっこよさに衝撃を受けた。そういったアーティストが集まり2001年に開催されたUp in Smoke Tourの映像にはとにかく魅了されたし、開催されたのが自分の生まれ年というのも考え深いものだった。

好きな服もそういったHip Hopの文化から派生したのか、とにかく太いものを好むようになった。裾幅の広いデニムやワークパンツ、ワンサイズ上のTシャツやパーカーなど。デザインとして好きなのは再構築やインサイドアウトのようなギミックに面白味があるもの。sacaiのような異素材を再構築したものやENGINEERED GARMENTSのようなコントラストの低いものをパッチのように再構築したものも好きだ。最近はWTAPSのルックブックに影響を受け、ミリタリーテイストも取り入れるようになった。アメカジやミリタリーといったテイストは自分よりも一、二回り上の世代の”おじさん”達が着ててかっこいいものだと思っていたが、ミリタリーを現代風に再構築し、洗練されたデザインに惹かれてしまった。

デザインについて。特に注目しているのは藤原ヒロシさんとボストンのセレクトショップBodega。藤原ヒロシさんのデザインは普通の感性では作れないような面白いものばかりで、頭の中がどうなっているのか覗いてみたい程凄い。過去のコラムやアーカイブから学ぶ事も多く、大学教授やミュージシャン、DJと様々な顔があるがデザイナーとして尊敬の一言に尽きるしここではその魅力を語り尽くせない。Bodegaを知ったのはインスタグラムからで、毎回リリースされるスニーカーやアパレルでアートワークを投稿していて、それがとにかくオシャレでかっこいい。自分が目指すデザインに一番近いと思うしデザインの参考にもしている。

こうやって当時の自分が熱中したものを綴って後の自分が見た時に少しでも変化や成長が感じられるといいなと思う。物事に時間やお金をかける瞬間の一つ一つが自分にとっては”贅沢”なものだと思ってて、当時のキャパシティで出来る範囲の贅沢を少しずつ楽しむ事が大切。それは大人になっても変わらないし、変わるのは自分のキャパシティだけ。身の丈に合わない贅沢をしてしまうと将来つまらない大人になってしまう。自分は先の事ばかり考えてしまうが背伸びはせず、今の事、これからの事を考えられる人になりたい。これからが大切な時期。

11/24 ‘19

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ridehelix · 5 years

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モノの良さとブランドの良さ

父や兄の影響もあってか今の自分はアパレルやスニーカーに対しとても関心が高い。そして中学時代から続けているグラフィックデザインが図らずもこういった”モノを見る目”に結び付いてると感じる。そういった物事に深く踏み込むと様々な巡り合わせがあり多くの人と関わる機会が生まれる。

これもまた巡り合わせだが、自分の属していた一界隈において日本のトップレベルのデザイナー達と関わる事ができ、今も尚親しくさせて貰っている。中学時代からそういった方たちのデザインに刺激を受けながら自分もデザインを学んだ。

ではさっき言った、ものを見る目に通じる”モノの良さ”とは一体何を基準に考えるのか。人それぞれの価値観と片付けてしまえばそこまでだがそこに関わってくるのが”ブランドの良さ”だと自分は思う。多くの人は服を選ぶ際にブランドから入る傾向にあると感じる。自分は、自身がデザインをしている側面、グラフィックに使われるマテリアルやテキストのフォント、その意味や技法。再構築であれば配置や素材、コントラスト有無などに目がいく。ブランドロゴの配置に関してもそうで、デザインというのはそのロゴを切ったり消したり分解したりと必要の無い工程を踏む事だと思っている。

しかし多くの人は”ブランド”を着たいと感じるからこそブランドのロゴが全面的に押し出された服に惹かれるのだと思う。Supremeのボックスロゴに人気があるのはブランドが全面に押し出されているからであり、一目見ただけでSupremeを着てると分かるからこそ人気を博しているのではないか。しかし普通の人は服を選ぶ際にまずそこまで考えないしSupremeがSupremeと書いてある服を売るだけで飛ぶように売れる現代において、万人に受けるブランドとして確立させていく事はとても難しいのだと多くのブランドはつくづく感じさせられてるはず。素材やデザインに拘り抜いて相応の値段がついてしまうがモノはとにかく良い。そんな物は普通の人にはただ単に高い洋服と一端に片付けられてしまう。そこが現代の難しい所なのだと思う。

年齢を重ねれば好みや傾向は少しずつ変化していく。中学時代の自分はレギュラーデニムに抵抗があり履かなかった。しかし今はとにかく太いデニムを好むし同じ自分なのにこうも変わるものなのだなと感じさせられる。この先も自分の目に映る本当に良いと思ったものに目を向け続けていきたいと思っている。それは服だけに限らずスニーカーや音楽といった分野にも通ずるだろう。

10/2 ‘19

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ridehelix · 5 years

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Tumblrを始めた17の夏。

その時に自分が感じた事や思った事を文字として書き起こし、先々の自分が見た時に当時の自分の思想をどう感じるか。

成長した自分がこの遍歴を遡ればまた見えてくるものがあるのかもしれない。

9/27 ‘19

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