セリーヌ・ソン『パストライブス』、わずか106分を贅沢に使った情感あふるる1本。男達の繊細さと優しさに泣かされた。目だけで心情と年月を表現するユ・テオの才能。祖国という“前世”を持った移民のアイデンティティの物語であり、愛しい人の過去を知った人物の登場に感動するジョン・マガロは逸品。
恋愛は両者が同じ時間軸を生きているかどうかが重要で、実は早々に2人は交錯しない人生を歩み始めている。ロマンス映画というより、人の縁(えにし)の物語。人が出会うことの奇跡。中年になってわかるけど、例え苦しくても強く誰かを想える出会いはそう幾つもないよ。
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クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』、主観の映画。政治的プラカードを拒否し、共感できない主人公、およそ初見では把握しきれないストーリー展開、そして生まれ育った国で決定的に異なる解釈とあらゆる面で観客の主観に委ねる。原爆投下後の幻視は僕たちが最もその意味を理解できるだろう。
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Netflix『スペースマン』、もっと話題になってもいいと思うんだけどな。僕のレビューはこちら↓
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約30年を経て初めて劇場で観た『ビフォア・サンライズ』。最高の時間だった。
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『リハーサル ネイサンのやりすぎ予行演習』が可笑しくてたまらなかった。
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『哀れなるものたち』、めちゃんこ面白かった。今年のアカデミー賞では11部門ノミネート。エマ・ストーン最高。
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Netflix映画『雪山の絆』。93年に『生きてこそ』のタイトルでも映画化されている1972年の事件を描く。
僕のレビューでは今回の再映画化の違いについて触れています。
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『ファーゴ』シーズン5、今年最初のTVシリーズの傑作。
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『マエストロ』、またしてもブラッドリー・クーパー、キャリー・マリガンはオスカーに届かなさそうだが、名演。
僕のレビュー↓
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『ザ・クラウン』完結。ダイアナ退場から途端に本来のトーン&マナーを取り戻し始め、堂々のフィナーレだった。
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エメラルド・フェネルの監督第2作『Saltburn』は撮影リヌス・サンドグレンのカメラが凄い。
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Netflix『終わらない週末』は2023年末の衝撃的な1本。2024年の不安を描出した偏執的スリラー。
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『トーク・トゥ・ミー』、途中からタイトルの意味が変わるところにゾゾゾ〜となった。
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アルモドバルの新作短編『ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ』。イーサン・ホークもペドロ・パスカルも絶好調。アルモドバルもまだまだ枯れてねぇなと。
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『イエロージャケッツ』S2完走。集団のカルト化とシステム完成の描写に凄味。
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