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mutsumihirose · 3 months
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すきなものをすきだと思う気持ちを言葉にしたって、
別に何も損なわれない、すきが減ったりするわけではないのかも
と最近はよく思う
だけど、
本当は言葉になどならなくてもいい「すき」が
自分の紡いだ拙い「すき」の言葉の内へ絡め取られてしまうのを
知らないうちに雁字搦めになってしまうのを
やっぱりずっと恐れてしまう
みんなは怖くないのかしら
怖くたってやめないのかしら
怖いけど
怖いから、
ずっとその周りをぐるぐる回っていろんな言い方で誤魔化しながらその話をしていないふうにその話をしているし、しばらくはそれをやめないでいる、つもり
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mutsumihirose · 3 months
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世界に1着しかない特別な服を大事に大事にすることと、ただのユニクロに捨てられなくなるほどの愛着を抱いてしまうこと
視点によってはこの二つは大差ないし、別の視点によってはそもそも比べているものの質が違う。
ロマンは紙一重。
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mutsumihirose · 3 months
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何時間でも眺めていられるような大好きな絵や漫画の一コマがいくつかあって
そういうものと出会えることの幸せがいかに大きいかをよく考える
もちろん音楽、映画、写真、料理、その他無限の色々
それぞれにその良さがあるのだけれど
だいすきな絵描きの方々の引かれる線がわたしは本当にすきですきですきで、そんな風に思える絵を描く人、目、手、身体、がこの世の中に今存在していることに感動してしまう
絵と音楽はどうしたって別物で、それぞれの表現形態にそれぞれのおもしろさがあるからこそ、こんなにも絵に、それも線画に惹かれるのかもしれない
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mutsumihirose · 4 months
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今作っている本の組立を考えるため、載せたい写真と文章を一旦印刷してみたところ。私は触れるものがすきなんだ、それから先は古びて劣化していくばかりのものを、わざわざ産み出すのがすきなんだ、と再確認した。データは純っぽくて綺麗。だけどそれだけでは物足りない。さわりたい。純じゃなくてもいい。数列の集合をドットの集合に変換しインクで再現し三次元へと渡す。媒介、媒体。紙。さわれるもの。
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mutsumihirose · 5 months
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私はたぶん出来事に対する反射神経がすごぶる鈍い
フランスにいた日々のこと、帰ってきてすぐはなんだか長い夢だったようであんまり思い出せなかったのだけど、最近やっと距離をとって色々考えられるようになった気がする
文章にするなら今かな
いろんな曲を聴いていてふと思い出される時間のうち、夜行バスで過ごす夜があまりにも多い
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mutsumihirose · 5 months
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他人の好きなもの、嫌いなものについて、それだけを聞いて何か感想を持つのは早とちりだなと思う
その理由こそが大切。
あるものをなぜ好きか、なぜ嫌いか、その理由と視点を聞くのって、他人の価値観が見えてくるという点で基本的にすごく新鮮な体験な気がする。ただし、聞き手が冷静であって、感情的にならない場合に限るけど。
まあでも、自分が大好きで仕方ないものを嫌いと言われるのはやっぱり悲しいしつらいから、そういう時はなかなかフラットでいられない、それは仕方ない。
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mutsumihirose · 6 months
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12月06日(水) 自主企画「ひろせむつみのどうぞよろしくツーマン2023冬・京都編」 堀川会議室
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自主企画「ひろせむつみのどうぞよろしくツーマン2023冬・京都編」のお知らせです。
東京編のお知らせでも書きましたが、私にとって二人会はどんな時でも特別です。
誰かとふたりでいるとき、ふたりは確かに共に時間を過ごしているけれど、でも相手が実際のところどういう風にその時間を感じているかは、永遠に分かりません。まあ、それはどんな時でもそうなのですが、ツーマンライブにはそういうわからなさがはっきりと満ち満ちています。演奏者は二組だけ。自分ともう一方。相手が演奏しているのを聴く。感じる。同じ場所で過ごす。でもそれはどこまでも自分自身の経験でしかなくて、今実際に演奏して歌っている人がどういう状態にあるのか、全然わからない。わからないけど、それとは関係なく色々なことを思う。そうしているうちに演奏が終わる。そして今度は自分が演奏する。自分が演奏している間はそういう時空がただただあるだけ。自分が終えると終わる。
そういうことを、二組だけでお互いにし合うのがツーマンライブというものだと思っているのですが、これほど強烈でピュアな二人会って、他にはあまりない気がします。演奏者だけではなく、お客さんからしてもそうなのではないでしょうか。ということで、やっぱり初共演がツーマンというのは贅沢です。
京都編は堀川会議室にて高山燦基さんとご一緒します。
高山さんのソロの音楽を初めて聴いたのは今年の春で、まだその時はフランスにいました。それからずっと一緒にライブできたらいいなあと思っていたのでとても嬉しいです。「夜歩く」という曲から漂ってくる夜の風が、いつでも本当に心地よくて、すごいなあと思ってしまいます。
会場の堀川会議室も大好きな場所。内と外が入り混じったあの場所でまた歌えることを嬉しく思います。
投げ銭制ですので、是非皆さまお越しくださいませ!
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12/06(水) 京都・堀川会議室
ひろせむつみのどうぞよろしくツーマン2023冬 京都編
start 19:00
入場無料、投げ銭制
出演
高山燦基
ひろせむつみ
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高山燦基
京都在住。
グラフィックと音楽をやっています。
23年3月1st mini album「掬ぶ」リリース
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ひろせむつみ 前回のライブより
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mutsumihirose · 6 months
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2023年12月10日(日) 「ひろせむつみのどうぞよろしくツーマン2023冬・東京編」 三鷹おんがくのじかん
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自主企画のお知らせです。
12月に東京と京都で弾き語りツーマンライブを開催します。題して「ひろせむつみのどうぞよろしくツーマン2023冬」。
私にとって、二人会はどんな時も特別です。ご飯を食べるのも、旅行するのも、電話するのも、音楽をするのも、どれもひとりでも3人以上でもできることだけど、でもふたりだけでするのはそれ以外とは何か違います。ふたり、というよりは明らかに一対一、という感じでしょうか。自分と自分以外のもう一人。相手と自分。良くも悪くも無視できず、対峙せざるを得ない関係。それは時にものすごくしんどいことでもありますが、同時にひとりもしくは「みんな」では体験できないような、濃密で強烈な出来事だと思うのです。そしてそれは、たぶん、本気で誰かと知り合いたいなら避けては通れない、避けてはいけないことのような気がしています。
そういうわけで、久しぶりの自主企画はツーマンにしようと思いました。誰かの音楽を真正面から思い切り浴びること。なんて贅沢!せっかくならまだよく知らない人にお声がけしようと思い、東京編・京都編共に今回が初共演の方をお誘いしました。タイトルに関しては「ナイス・トゥー・ミート・ユ・ーツーマン」と迷ったのですが、(厳密にはまだ出会ってないのにNice to meet youって図々しくない…?あとなんか軽やか過ぎない...?)と思いボツ、「どうぞよろしくおねがいしますツーマン」もくどいし長いのでボツ。その結果「どうぞよろしく」になりました(2年前に出した曲名でもあります)。シンプルで気に入ってます。
そんな「どうぞよろしくツーマン」、東京編でのお相手は東郷清丸さんです。
清丸さんの音楽に出会ったのはもう4-5年前で、同じ頃初めてライブを観た時、なんてチャーミングな方なんだ!とおもわず笑ってしまったことをよく覚えています。それからずっとずっと、いつか同じ場所で歌ってみたいなと思っていたので、今回ようやくそれが叶い、めちゃくちゃ嬉しいですし楽しみで仕方ないです。初共演がツーマンはやっぱり贅沢ですね。久しぶりのおんがくのじかんも楽しみです。そして実は初めての関東での自主企画!
お席はそんなに多くないですが、いろんな方に目撃いただきたいなと思っています。京都編の詳細についてももうしばらく楽しみに待っていただけると嬉しいです。
どうぞよろしく!お願いします。
公演詳細
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12/10(日)
「ひろせむつみのどうぞよろしくツーマン2023冬・東京編」
東郷清丸
ひろせむつみ
Open/start 17:30/18:00
Adv/door ¥3000/¥3500
予約
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東郷清丸
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音楽家。1stアルバム「2兆円」は、新人ミュージシャンのための音楽賞「APPLE VINEGAR - Music Award -」にノミネート、続く2ndアルバム「Q曲」では同アワードの審査員特別賞を受賞。楽曲提供やテレビ・ラジオ・CM音楽の制作、ナレーション、舞台や映像への出演など、多岐にわたるフィールドで活動している。
衣食住を自分の手に引き寄せるためのものづくりがライフワーク。家族のための食パンを焼き、自分で着る服を作り、写真を撮って文章を書き本にまとめる。子育てZINE「丸と円」や、実際の制作日誌を書籍化した「日誌Ⅰ」「日誌Ⅱ」は、個人書店やライブ物販のみの取扱いながら発行部数は累計600部を超える。また不定期に刊行されるハガキ状のフリーペーパー「かいほう」は2023年現在、350人ほどの購読者がいる。
これは去年の年末に行ったモンブランでの写真です。これがそびえたつということか...と息を飲むくらいには高いし大きかったです。圧倒されました。あんまりそういうふうに見える写真ではありませんが...
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mutsumihirose · 6 months
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2023年10月25日(水) 木屋町UrBANGUILD
2023.10.25(水)
@木屋町UrBANGUILD
「yatchiのピアノ食堂vol.32」
yatchi(piano)
guest:ひろせむつみ(piano弾き語り)
open 19:00 /start 20:00
no charge.donation+1order
ライブ前記
敬愛してやまない京都の鍵盤弾き、yatchi さん主催のピアノ食堂で歌わせていただくことになりました。
めちゃくちゃ嬉しいです。Instagramにも書いたとおり、yatchi さんと共演するのはこれで2回目。1度目はわたしのレコ発ツーマンに出演いただいたのでした。それを踏まえて今度はyatchi さんからお誘いいただけるなんて、本当に光栄です。yatchi さんのピアノは、(私なんぞが言葉にするのはおこがましいのを承知で書かせていただくと、) そっけないようでとても人懐っこいような、淡々としているようでめちゃめちゃ人間の気配に満ちているような、そんな音楽だと感じながらいつも聴いています。
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久しぶりのライブでもあり、緊張というよりはわくわくそわそわしているライブ前夜でございます。
アバンのご飯は美味しいので、ぜひ晩御飯食べに来てください。わたしはこれからセットリストを考えつつ寝ます!おやすみなさーい。
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mutsumihirose · 7 months
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コード進行が複雑だと言われることがありますが、作ってる方としては無理に複雑にしているつもりは全くなく、そんなことよりもただ自然に、曲がそうなってできていった、なるようになったらそうなった、というのが本当のところ。歌詞に対してメロディとコードをつけていく過程で自然とそうなる。というか、逆に狙って作ったコード進行は大抵の場合しっくりこず、知らない間に忘れ去られるか曲になることなくメモの奥底で眠っている。なんというか、戦略的に作って良いと思えるものができた試しがない。
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mutsumihirose · 7 months
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わたしはおそらく、子供の頃から好きなものが多い、かつ凝り性なので、趣味がなくこだわりもない人のことは本当に全然わからない。何がわからないかすらわからないくらい、その人のことがわからない。何を気にして、何に喜び、何を慈しんで、どうやって1日を過ごして、どうやって心を揺らすのか。まじでほんまにわかりません。これは批判でも揶揄でもない。本当にわからないという話。
ただ、凝り性にも度合いがあり、わたしよりももっと凝り性の人から見れば、お前なんてまだまだ凝り性とは言えない!そんなもんで凝り性を名乗るな!と思われるのかもしれないな、とも思う。
それを気にしているとかではない。
ただ、そうなんだろうな、と思う。
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mutsumihirose · 9 months
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まずはなんとなく手を動かして、それから動いている手を見つめ直して、変化させたり置き換えたりしてみて、整えて、書き留めて、ということをひたすら続けています。身体で覚えておくのも大事だけど身体の外に出して保存するのも大事。ずっと大体同じことをしている気でいても知らない間に変わっていることなんてざらにある。身体の使い方はほとんどすべて。そう思えば、スナップショットはできるだけ多く撮っておく方があとあと気付くことは多いんだろうな。ある記憶が、ある時点でどういうものだったか、どういうものだと認識していたかを逐一どこかに残しておけば、自分の記憶力がいかにいい加減なものかよくわかる。それに、残そうとしてみて初めて何を残したいのかがはっきりする。「今」もってる記憶は、過去そのままなんかでは決してなく、細かく細かく少しずつ確実に更新されてきた幻影みたいなものなのだということ。それを物理的に取り出して保管しておくこと。面倒っちゃ面倒、でも楽しい。8月が終わりかけだしている... 20230816
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mutsumihirose · 1 year
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「Mô Samâ taimu? / C'est déjà l'heure d'été ?」(えあめーる音源集 vol.2)
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「Mô Samâ taimu? / C'est déjà l'heure d'été ?」
(えあめーる音源集 vol.2)
1.magpie
2.おもたくてぬくいもの / La proximité et L' é loignement
3.道
4.ないわけない!
5.気付かぬうちに忘れてしまう / ce que j'ai d é jà oublié
6.散歩
歌詞の文書を含むおまけ付。
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「えあめーる音源集」シリーズ第2弾。もうサマータイム?
長期滞在中(2023年4月現在)のとある南仏の街からご自宅までお届けする音源集です。お手紙を添えてダウンロードコードを国際郵便でお送りします。
vol.2「Mô Samâ taimu? / C'est déjà l'heure d'été ?」には、ピアノ弾き語りで録った曲が4つと言葉を使っていない曲が2つの合計6曲が収録されています。
フランスに来てから早8ヶ月。ミニアルバムでもEPでもない、録音した音源を集めただけの『音源集』第二弾です。今回入れようと思った曲たちも、やっぱりこれまでなら人に聞かせたりしていなかったようなものばかりな気がします。その理由は、曲そのものというよりは、曲と、私と、私の外、その離れ具合にありそうです。自分で一人で演奏したり聞いたりするだけで楽しい曲と、私以外の誰かがいる空間で歌うことが想像できる歌、そのふたつの極の間にある音楽がこの音源集に入れた音楽です。
日記とは私にとって完全に自分のためだけに書いて残すものであって、それは歌とは決して交わりません。どれだけ個人的な出来事について歌ったとしても歌の言葉は決して、決して日記ではないのです。どれだけ近かろうが歌詞にした時点でそれは外を向いている。この音源集に入っているのもあくまで歌ですが、そのそれぞれの中にほんの少しだけ内向きのベクトルも存在していて、でも外向きの矢印の方が大きいから結果的に外を向いている、そんな感じです。例えるなら鼻歌くらいのサイズ。
そういうものに興味があるという方がいらっしゃるなら、世界中どこへでも、喜んでお手紙書かせていただきます。ちょっと煩わしいですが、煩わしさごと楽しんでいただけると嬉しいです!私は楽しみます。
なお、vol.1, vol.2共に6月6日をもって受付を終了します(帰国するため!)。日本に帰ったらまずはすき焼きが食べたい。生卵が恋しい。
どうぞお早めにお求めくださいませ!
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mutsumihirose · 1 year
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CM楽曲制作
福島県のあづま脳神経外科さんのCMで作曲・歌唱・演奏を担当しています。
福島中央テレビにて放映中だそうです。
是非ご覧くださいませ!
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mutsumihirose · 1 year
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Mada Sumomo No Kisetsu ( Airmail song collection cool.1)
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This is the first in a series of "Airmail Songs."
This is a collection of sound files delivered to your home from a certain city in the south of France where I am staying for a long period of time (as of October, 2022).
Vol. 1 "MADA SUMOMO NO KISETSU" contains a total of 6 songs, 3 with lyrics recorded by piano playing and 3 without lyrics created on a computer.
All of the songs are songs that I have probably never played to others before, and were created from a variety of situations that I had never even thought of writing songs about. I don't know exactly what kind of change of heart and mind I went through. I have been living in my room for about two months, playing the Casio tone I brought from Japan and tinkering with my computer, and I had accumulated a lot of songs, so I selected six of them, recorded them in a nearby music room for the songs I play, and put them together.
I feel that this is a completely different type of song collection from the two EPs I have made so far. It is by no means a mini-album or EP, nor is it a collection of demos, but rather a very personal and simple "collection of songs" that is just a collection of songs. So, if there are people who would like to listen to it, I wanted to deliver it directly to them as much as possible. As if it were a letter.
So why not make it really like a letter?
I decided to call it "Airmail Sound Collection" and send it as a real letter.
If you order from Bandcamp (777 yen including shipping, worldwide), I will send you a letter with a code for digital download (to be mailed out sequentially from the end of November).
You will be able to access Bandcamp and enter the code to download the song data and extras.
If you don't know how to do this, please contact me by e-mail. I will do something about it. The contents of the extras will only be available after you open the file, but they mainly contain a summary of what I have seen, heard, and thought about in the two months since I arrived in France.
I would be happy to send you more letters, delivered from a town in the south of France where plums were commonly sold until recently. I love letters.
Translated with www.DeepL.com/Translator (free version)
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mutsumihirose · 1 year
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「MADA SUMOMO NO KISETSU」(えあめーる音源集 vol.1)
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お久しぶりです、ひろせむつみです。皆様いかがお過ごしでしょうか。私は8月末より南フランスのとある街に長期滞在しています。そしてこの度、新しい試みを始めることにしました。その名も、「えあめーる音源集」。その第一弾「MADA SUMOMO NO KISETSU」を本日よりBandcampにて販売します。配信はありません。
https://12345muttttsumi.bandcamp.com/merch/mada-sumomo-no-kisetsu-vol-1
(急な話ですが、気にせずに最後まで読んでもらえると嬉しいです。)
名前の通り、エアメールでご自宅までお届けする音源集で、第一弾の「MADA SUMOMO NO KISETSU」には、ピアノ弾き語りで録った曲が3つと、歌詞がない曲が3つの合計6曲が収録されています。
ど��曲もこれまで多分人に聞かせたことがないような、曲にしようと思いすらしなかったような色々から出来た曲です。どういう心境の変化があったのかは自分でも良くわかりません。約2ヶ月前から住んでいる自室にて、日本から持ってきたカシオトーンを弾いたりパソコンをいじったりしていたら曲が溜まってきたので、その中から6曲選んで、弾き語りの曲に関してはすぐそこの音楽室で録音して、まとめました。
これまで作った2つのEPとは全く違うタイプの音源集だと感じています。決してミニアルバムやEPではなく、かといってデモ集でもない、あくまでも音源をまとめただけの、とても個人的でシンプルな「音源集」です。だから、これを聞きたいと思ってくれる人がもしいるなら、出来るだけ直接届けたいなと思いました。あたかも手紙のように。
じゃあほんまに手紙っぽくしたらいいんちゃうん?
と思い付き、「えあめーる音源集」と名付け、本当にお手紙としてお送りすることにしました。
Bandcampからご注文いただいたら(送料込みで623円)、デジタルダウンロード用のコードが記載されたお手紙をお送りします(11月末より順次郵送予定)。Bandcampにアクセスしてコードを入力すると、楽曲データとおまけをダウンロードできるようになります。どうしたらいいかわからないという方はメールでご連絡ください。何とかします。おまけの内容はファイルを開けてからのお楽しみですが、主にフランスに来てからの2ヶ月間で見たり聞いたり考えたりしたことをまとめたものが入っています。
ここまで長々と書きましたが、結局手紙が好きなだけかもしれません。わかるようでわからないフランスと日本(もちろん日本以外にもお送りします!)の物理的な距離を郵便で測って楽しんでいただけたらと思います。ついこの間までまだスモモが売られていた南仏の町からお届けするお手紙、より沢山の人にお送りできると嬉しいです。
「MADA SUMOMO NO KISETSU」
(えあめーる音源集 vol.1)
¥623(送料込)
1.La nuit du soleil / 太陽の夜
2.くつしたなくした / Kutsushita Nakushita
3.Un garçon étrange / 不思議なひと
4.ぼうっとオレンジ / Bōtto orange
5.La pluie remplie de fleurs / 花満ちる雨
6.水を飲む / Boire de l'eau
歌詞の文書を含むおまけ付。
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mutsumihirose · 2 years
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2022年8月7日(日) 三鷹���んがくのじかん
2022年8月7日(日) @三鷹おんがくのじかん
ババカヲルコ
ひろせむつみ
高井息吹
(出演順、各40分)
open/start 16:00/17:00
adv/door 共に ¥3000(+1d)
https://ongakunojikan.com/2022/08/07.html
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ライブ後記
今回に関してはライブ後記というより東京後記。
9時45分新大阪発ののぞみに乗って東京へ。昼間の新幹線は久しぶりなのでちょっとうきうき。富士山が見えたらいいなあと思いながら駅で買ったトリプルエスプレッソラテアーモンドミルク変更をすする。(ラテをすするってなんだかしっくりこない表現)
これまでの遠征はずっと深夜バスだったからリッチな気分。なぜ新幹線にしたかというと、前に東京に来た時に深夜バスで爆睡し過ぎて寝過ごしたため。東京駅で降りないといけなかったのに目が覚めたら川崎にいて恐怖だった。関東の土地勘がないので川崎と東京の距離感がわからずめちゃくちゃ焦ったけど、意外とすぐ東京まで行けることがわかったとたん、まあこういうこともあるよね〜くらいのメンタルを取り戻した。こういうところが更なる寝過ごしを産むんですよね、反省します。
浜名湖を過ぎたくらいから窓に張り付いて富士山を待っていたら想像の5倍くらい大きい山が現れる。富士山はいつ見ても覚えていたよりでかい!と思う。頂上は雲が被っていて見えなかったけど、それでも裾野の広さに感嘆し、大和魂が大いにくすぐられた。
富士山を過ぎるとあっという間に東京に到着。
新宿から京王線に乗り換え、ずっと行ってみたかったsumi bake shopというお菓子屋さんを目がけて相模原の橋本駅まで向かう。正直横浜で降りてもよかったなと思ったけど、東京までの切符を買ってしまっていたのでなんとなく東京まで乗り切った。
東京の電車は景色がくるくる変わるのが楽しい。都会は都会でも街並みは色々だなとか、急に郊外だなとか思いながら窓の外を気にしたくなる。それと、中央線の四ツ谷〜御茶ノ水間!あの緑が本当に好きです。都会の緑は人工と自然が入り混じっている感じが安心する。
手入れされた自然を自然と呼ぶのは日本人ならでは、みたいな話をどこかで聞いたことがあり*、かくいう私もそういう日本人の一員だなと思う。
その一方で、公園や街の中にある緑は、私にとっては「生きてきた中で一番身近にあった植物」なのであって、「野生・原生植物のレプリカ」ではない。緑化都市と野生の自然は全然違うものだし優劣はつけられないと思う。管理されきれていない緑が所々で乱れて溢れている風景は、特に東京みたいな大都市ではSFっぽくてちょっとかっこいい。
橋本駅から徒歩5分ほどでsumi bake shopに到着。
すもものタルトととうもろこしのサレ、エスプレッソトニックを注文。席に座って待つ。隣の席はカップル。女の子が標準語を使っているよりも、男の子が標準語を使っているのを聞く方が関東にいることを実感するのはなんでだろう?そんなことを考えていたらケーキとドリンクが運ばれてくる。
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しょっぱいケーキは普段あまり好んでは食べないのですが、このとうもろこしのサレはびっくりするほど美味しかったです。塩気と甘味、生地の甘みととうもろこしの甘みがシームレスに、でも独立して在る、というような...とにかく夢中で食べました。すもものタルトも、すもものシャキシャキした歯応えとタルト生地のザクッとした食感の違いが絶妙で、気が付いたら食べ終わってました。あと、エスプレッソトニックにローズマリーが添えられていた、というか刺さっていたのが衝撃でした。苦味と炭酸の酸味とローズマリーの香りの組み合わせが新鮮で爽やかでした。まるでカクテル。また家でもやってみようと思いました。
そしてsumi bake shopのコイントレーが生で見れて嬉しかったです。大隅秀雄さんという方の作品だそうで、ケーキを食べてみたいのと同じくらい、どうしても見てみたかったのです。お金を払う時にこっそり見つめながら、次は作品展で、立体作品をじっくり鑑賞したいなと強く思いました。美しい道具が、しっかり道具として使われているのは素敵でした。
個人的な感想を述べるのはここまで。お店を後にして三鷹に向かう。駅で子供が駄々を捏ねて泣きじゃくっていて、その駄々が標準語。関東にいることを実感した。八王子の方から三鷹に行くのは初めて。知らない駅や知らない街を通るのは楽しい。
おんがくのじかんに着く。1番乗り。リハをする。その後は時間があったのでお店の周り、その周辺をあてもなくぶらぶらしていた。16時45分くらいにお店に戻る。
みんな歌い終わりご飯も食べた後は、今回泊めていただくところに向かう。楽しい夜を過ごす。次の日も用事があったので1時半ごろ就寝。
翌日の朝、お世話になった宿主の方に駅まで送ってもらう。駅のスタバに寄る。カプチーノ+アーモンドシロップ。最近カフェインの量が格段に増えている。いっときはただただ眠気を飛ばすためだけにホットコーヒーにインスタントのコーヒーを足して飲んだりしていたけれど、どう考えてもナンセンスなのでやめた。コーヒーが勿体無いし食を道具にすると日々が寂しくなるのでああいうのはもうしないようにしたい。いや、するかもしれない。状況と目的に応じてそういうことがないとは言い切れない。別に言い切る必要もない。
夕方ごろに用事が終わり東京駅へ。三鷹駅のパン屋さんchez lui (シェ・リュイ)で買ったパリ・クロワッサン(来る度に絶対買っています)と頂き物の紀伊国屋のカツサンドを持ったまま、東京駅構内のディーンアンドデルーカでまたしてもカプチーノを注文。両手が塞がる。せっかくだからもっと、東京にしかないカフェでテイクアウトしてもよかったなーと思うけど、時間もなかったし仕方ない。泡がもちもちで美味しかった。アイスの飲み物はすぐに飲み切ってしまうのでテイクアウト時は大体ホットにするのだけど、ホームで新幹線を待っている時だけはなんでアイスにしなかったんだ...という後悔に襲われる。こんな暑いのになんでホットドリンク持ってんねん、とセルフツッコミが入る。でも乗って仕舞えばやっぱりホットで正解、と思うのがわかっているので結局いつもホットを買う。
ひかりはのぞみより遅い。帰りは行きよりさらに雲っていて富士山は到底見えず。岐阜羽島を通る時っていつも夜だな、今回は早めの新幹線に乗って街並みを見たいな、と思って早めに駅に来たのに、のぞみ待ちの列に嫌気が差してひかりにしてしまった結果、岐阜羽島を通る頃にはすっかり日が暮れていた。よく考えてみれば行き道でも岐阜羽島を通っていたわけで、もっとちゃんと見ておけばよかったなーと思ったりもした。
終始席が空いていたのは何よりで、それに関してはひかりにしてよかった。3時間半、パンを食べたりカプチーノを飲んだり、おんがくのじかんで購入した大石晴子さんのCDを開封してみたりした。デザインが本当に素敵で、買ってよかったなと思った。
家に着いたのは21時半ごろ。1日いなかっただけなのに何週間ぶりかと思うほど久しぶりに帰ってきたような気がして、この二日間が濃密だったんだなと実感した。
あとはまあ、新幹線はバスより圧倒的に楽だということを否応が無しに確信した東京遠征でもあった。とはいえ、次に東京に行く時はおそらくバスで行くだろうと思う。しばらくライブはないですが。
またそのうち現れますので、その時はどうぞよろしくお願いします。
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