Tumgik
koiiiii--ke · 6 months
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231017,18のこと
朝7時50分ごろ起きる。8時20分の最寄りの電車に乗りたいのでぎりぎり。なにも準備していなかったけれど一泊なのでTシャツと下着を詰めるだけ。シャツとズボンは同じでいいでしょ。20分で支度し家を出る。コンビニでおにぎりとお茶とビールを買う。8時過ぎの中央線は通勤する人で混んでいる。新宿で乗り換えて在来線で北上。9時前には人が減ってきたので昨日買った本を読みながらビールを開ける。
9時過ぎに昨日頼んでおいた退職代行から連絡が来る。今連絡したが担当者不在とのことで折り返すとのことです、と。ありがとうございますと返して本を読む。9時40分ごろに直の上司から電話がかかってくるが着拒。不思議と酒の気分じゃなくてちびちび飲みながら本を読んで、畑に変わっていく景色を眺める。
車窓を眺めて北関東は田舎なんだなと思う。小山を通り越すときに「東京は家賃が高いでしょ、君たちも小山に住むといいよ。」と言っていた上野の餃子屋の常連のおっさんを思い出した。絶対に住めないなと思う。11時ごろに折り返しの電話が来ないから上司の連絡先を教えて欲しいと業者から連絡。さっきかかってきた番号と名前を教えると入れ違いで受理した連絡がきたとのこと。また礼を言って様々な手続きについて送られてくるのを待つ。畑と、住宅街と、山を時々眺めて本を読む。
13時ごろに新白河に着く。乗り換えのタイミングが悪く50分ほど待つ必要があるので駅中の蕎麦屋で唐揚げ入り蕎麦を食べる。唐揚げは4つ乗っていたがあまりにもまずく、2つ食べて2つ残した。食後土産物屋で赤べこのストラップを買おうか迷うがどこにでもあると思いやめる。コンビニでビールをもう1本買う。
ホームに戻ろうとすると駅員に止められる。蕎麦屋は本来お金を精算しないといけないエリアだったとのこと。謝って精算しようとするとここ数駅だけSuicaが使えないからできないらしい。かなり睨まれ語気強めに怒られたが許される。
郡山で高校生がたくさん乗ってくる。この頃には2冊持ってきた本は読み終わりそうで、景色を見ながらここで過ごす高校生活について考える。銀杏の東京では彼女が仕事をやめて郡山に帰ってたなとか考える。何度か業者から連絡がきて都度返す。
15時前に福島駅で降りる。昨日bookinig.comで目星をつけておいた宿が空いていたので予約する。やっぱりここ最近はどの宿も高い。booking.comの上級会員の割引を使って6000ほど。なにも予定を決めていないので駅の商業施設の本屋に行ってるるぶを読むが福島駅付近には本当になにもないようである。駅前広場をふらふらして併設の地図を見ると反対側に県の名産を集めたショップがあるようなので向かう。
駅の反対に行くには地下道を通る必要があるらしい。この地下道が200mくらいあって薄暗くて水滴がぽたぽた落ちていたりするからポケモンの地下道ってこんな感じだったんだろうなとか思う。壁面に広告が貼られていたが面白そうなものはなかった。名産ショップに向かう。やはり東北は日本酒が多い。買って帰ろうか迷うが荷物が重くなるのが嫌で断念。ご飯コーナーはしょうもないものしかなかった。グッツコーナーで謎のゆるキャラのキーホルダーとまた別のキャラのソフビを買う。日本酒飲み比べができそうだったがとりあえずやめておく。
また地下道で反対側に戻り、商業施設の食品売り場をチェックするがめぼしいものはなし。諦めて一旦ホテルに向かう。ホテルまでは800mほど、ぶらぶら歩くも特にめぼしいものはなし。ホテルの下にローソンがあったのでワインを買う。チェックインしたら16時過ぎだった。部屋でワインを冷やして少しゆっくりする。朝からビールしか飲んでいないことに気付いてお茶をがぶがぶ飲む。
街の散策に出かける。駅からこちら側の1km圏内をくまなく歩く。学校帰りの高校生が多い。映画館もイオンモールもブックオフもスタバもなくて、みんなどこでデートしてるんだろうなと思った(ラブホとサイゼはあったが)。本当にやることがなくて居酒屋に入る気にもなれず、駅商業施設の魚屋でパック寿司を買い、下のローソンでカップ麺を買いホテルに戻る。
ワインを飲みながら寿司を食べて、テレビを見て、カップ麺を食べた。風呂に湯を溜めて浸かりながら残った本の続きを読む。読み終わった後も幾箇所かを読み返して、のぼせる直前で上がる。お茶を飲んで、ワインを飲み直す。飲み切って少し足りなかったが買いに行くのが面倒なので11時ごろに就寝する。
7時に日の光で起きるが二度寝、8時半に起きる。30分くらいスマホを見て、だらだらしながら湯を溜める。泊まりの時はせっかくなので朝風呂をすることにしている。チェックアウトは9時半すぎ。
ローソンでビールを買って駅に向かう。駅までの道で業者からいろいろ連絡がきて返す。私鉄で15分くらい行ったところにハードオフがあるとのことなので向かう。向かいに駿河屋提携の地方でか古本屋があったので持っていた本を売った。見積もりの間ハードオフと古本屋で時間を潰す。
欲しかったアンプが20000円くらいで売られていて買おうか迷ったがあまりにも持って帰るのがしんどいので断念。キティちゃんのでかい貯金箱も迷ったがやめた。結局釣果はなし。本も1冊10円とのことで、20円もらって福島駅に戻る。戻る道にりんご畑があって、りんごの木って横に広がるんだなと思った、日照を考えて農家がコントロールしているんだろうけど。
駅に戻って商業施設で代わりの本を買う。ふらふら歩いて見つけた中華料理屋に入って麻婆麺を食べる。帰りの電車を調べるがあまり良いのがない。高速バスを見てみると15時発で3000円で帰れるとのこと。予約して昨日行った名産ショップで飲み比べをする。計1合3種類500円と格安だったので1000円6種類飲む。ある銘柄がとても美味しく買って帰ろうと思ったが飲み比べ限定とのこと。2合分ちびちびと1時間かけて飲んだ。
やることがないので昨日とは逆側を散歩する。が、昨日以上になにもなくて30分ほどで断念。イトーヨーカドーをくまなく探索したり駅内で酒を買ったりする。地元民御用達みたいなものは全然売っていなくて、東北は関東とあまり変わらないのかなと思った。九州に行った時はスーパーには知らないものがたくさん売っていて見ているのが面白かった。1時間ほどでバスの時間。乗ってちまちま酒を飲んで、SAでお土産を見たりする。でかい椎茸が売っていたから買おうか迷ったが安い訳ではなかったのでやめる。
新宿に着く。東京に着くたび帰ってきたなーと思うようになったのはいつからかわからないけれど、ちゃんと東京が自分の街になってきたんだなと思う。阿佐ヶ谷まで帰ってきて、駅内の魚屋で半額の鉄火巻きを買う。明日はいろんな手続きや物送ったりをしなくちゃな。セブンでワインを買って帰宅。ワインを飲んで鉄火を食べて、シャワーを浴びて洗濯物を回す。干した後残りを飲んで、酔っ払ってそのまま寝た。
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koiiiii--ke · 7 months
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230927(と、この1年半)のこと
なにかをいろいろ書こうと思ってデニーズにきてPCを広げているけれど何もまとまらない感じがする。
この書かなかったあいだに大学時代から5年くらい付き合っていた恋人との同棲を解消し(半年も続かな��った!)、直後に新しい恋人と付き合い1年半 半同棲(居候)して結局いまは一人で過ごしている。
2年弱ぶりのひとり暮らしはなんというか現実感がない。そこにいる必要がないのに存在している感じがする。自分のためだけに身の回りのことをやっているとギャグみたいだ。誰かと一緒に住んでいるとひとりで行う行動にも相手が見えるようになる。ひとりで買い物に行っても二人ぶん買うとか、Twitter見てて面白いもの見つけたら後で共有しようとか。それがごっそり失われて、世界への関心がさらに抜け落ちていっている感じがする。シャムキャッツはひとりの弁当が美味しくないことを歌っていたけれど、ひとりで見るテレビほど面白くないものはないなと思う。ぼくはひとと一緒にいる方が好き放題できるんだなと痛感する。甘えてるだけだけどね。
1年半付き合った恋人とよく3人で遊んだ友達がいて、今年の正月に3人で遊んだことをなぜか最近はよく思い出す。何やったかなんて神社に行ったくらいしか思い出せないけれど、漠然とあの時は楽しかったなとか思う。何かから自由になりたくて大切なものを自ら手放し続けているけれど、こういうたくさんの曖昧な経験や記憶で自我を保っている。最近生活をなめたようなことばかり言っていたらその友達には叱られたけれど、その通りでそろそろきちんと大事なものから愛して大切にするみたいな能力を身につけなくちゃなと思う。面白くないひとと不真面目に遊んでいても結局ひとりで、なにも解決されない。
ここまで書いたらこれ以上まったく筆が進まなくなったので今回はここで置く。またぽつぽつ書いていければと思う。
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koiiiii--ke · 2 years
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220319のこと
一緒に住んでいる恋人が昨日陽性になり、ホテル療養が始まるまで近所のビジホに避難している。持ってきたものはPCだけ。せめて本くらいは持ってくればよかった。明日にはホテル療養が決まるらしくそうすれば家に帰れる。心配はしているがまあそこまではしていない。ただの風邪とまでは言わないけれど。死にはしないでしょう。差し入れぐらいはいくぜ。昨日自分もPCRを受けに行き、今朝陰性と出た。もちろん濃厚接触者だけど同棲で陰性は感動した。自分の免疫力を褒めたい。毎日酒を飲んでいるのだけれど酒でアルコール消毒というのはあながち間違いではないのかもしれない。もちろんこれは冗談だけれれど。今朝はホテル特有の羽毛布団で起き、汗だくだったから熱でもあるのかと思って不安だったけれど杞憂でよかった。明日は部屋中の換気と掃除をしなくちゃな。
恋人と一緒に住み始めて人は共に住むと家族になるんだなってのを感じている。一緒に寝ていても一緒に住み始めてからセックスは一度もしていない。何なら早く2LDKかなんかに引っ越して寝室分けたいなとさえ思ったりする。家族になるっていうと異性として見れなくなるというわけじゃなく、お互いにこなしていかなければならない課題についての視座のベクトルが同じ方向を向くため互いに向き合う時間がなくなるってことなんだな。
昨晩、久しぶりに過ごした夜の時間は長かった。それがいいか悪いかは置いといて、寝���までの6、7時間が自由に過ごせたのは懐かしい。なんというかこういうことを考えると今の恋人と永遠に付き合っていようが、別れて誰と一緒になろうがこういう物質的な本質は変わらないんだろうなと思う。寂しさを埋めることって自由を手放すということなのかもしれない。僕たちはどう寂しさと向き合っていったらいいんだろう。寂しさを他者で埋めたいけれど自由でいたい、この一見背反する感情をわがままと捉えるのか別の何かとするのか。ぼくらの気持ちってびっくりするほど一筋縄ではいかなくて、そのたびぼくらは全て投げ出したくなるのかもしれない。
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koiiiii--ke · 2 years
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昨日趣味の合う友達(女性、ノーセックス)とお茶した。恋人とは趣味が合わないからこそ、おんなじ趣味についておんなじ深さで喋れるのって本当に楽しいなって思った。たまにしか会わないない友達だからいい面しか見えていなくて、恋人とかは悪い面も加味した上での関係だけど(例えばその友達と付き合ったりしたら嫌な部分も当然出てくるのだろうけども)、最高な遊びで土曜日を過ごした上での恋人との今日の日曜のありさまのことを考えるとやれやれみたいな気分にはなる。
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koiiiii--ke · 2 years
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211115のこと
昨日は昔の友達(俳優志望)と渋谷パルコまで大竹しのぶのDoctorを見にいった。素晴らしかった。そのあとサイゼとルノワールで感想戦。演劇の素晴らしさとそれで世界を変えるにはどうすればいいか話し合う。なんだかんだ21時過ぎには解散。
最寄りに着けば22時。ファミマで鍋焼きちゃんぽんを書いワインをさらにたして寝る。そして今日。
ずっと台灣語(台語)を勉強したいと思っている。YouTubeをだらだら見てたら台灣vtuberを発見する。字幕のあるものをいくつか見て文法を叩き込む。早めにインスタントラーメンを食って今週の買い出しにいく。先日あるシャツのボタンが取れたから刺繍道具を買いに100均のあるスーパーみいく。ついでに食料をば。帰ってきてボタンをつける。ぼくは被服系が得意である。だらだらしながら昼寝を。起きてはsnsを見たりするがやることはない。明日の仕事のことを思い出してbadに入る。badに入って忘れようと思って、昼寝してみたいなことを続けていたら19時もすぎた。晩ご飯に焼きそばを作ろうと思っていたけれど全くモチベが上がらずコンビニへ。今日も鍋焼きちゃんぽんを買って帰る。いつものようにだらだら白ワインを飲みながらこのエントリを書いている。今から何しようか。たくさん昼寝したしな。明日になったらくだんないことして8時間潰さなきゃ行けないと思うと死にたくなる。あんまり考えないようにしよう。
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koiiiii--ke · 3 years
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今号はぼくの連載はお休みさせていただきました。9月は『ゲンロン12』の発行とゲンロン友の会の会期更新があり、さらに今年はコロナ禍でイレギュラーなスケジュールとなった友の会総会とSF創作講座最終講評会も重なる状況で、社内もぼくもテンテコ舞いで執筆時間が取れませんでした。お待ちいただいているみなさんに申し訳なく思います。  ところで、そんななか悲しい知らせが飛び込んできました。ゲンロン創業時からの支援者で、友の会会員でもあった丫戊个堂(あぼかどう)さんが急死したというのです。亡くなったのは10月2日から3日にかけて。ぼくが知ったのは一週間以上が経過した10日の夜でした。そのときのツイートをお読みになったかたも多いかもしれません。  ぼくがあぼかどうさんと知り合ったのは、10年以上前、まだゲンロンがなかったころのことです。テレビの収録があり、そのあとの打ち上げで居酒屋から配信していたところ(当時からそういうことばかりやっていたのです)、呼びかけに応じて深夜に現れたのがあぼかどうさんでした。「アボカドです」「果物の?」「はい」という、コントのような会話を覚えています。  あぼかどうさんはぼくの熱心な読者というわけではありませんでした。批評や哲学に関心があるわけでもありませんでした。彼自身がネット配信者で、そこでたまたまぼくの存在を知り、好奇心で会いに来ただけでした。けれども彼は、その出会いをきっかけになぜかぼくの講演やイベントに足を運ぶようになり、みるみるうちに弊社を囲むコミュニティに欠かせないひとになっていきました。数年前に脳の病気に見舞われてからは言葉が出にくくなっていましたが、それでもいつも笑顔でだれにでも話しかけ、多くのひとに好かれていました。  あぼかどうさんはスクールを受講していたので(彼の独創的な作品を記憶しているひともいることでしょう)、ぼくは彼の本名を知っています。けれども、ぼくにとってあぼかどうさんはあぼかどうさんで、本名で呼ぶことはありませんでした。だからここでもそう記します。  思えばあぼかどうさんと出会ったころ、ぼくのまわりには、彼のようにハンドル名だけでつながっていて、それでもそれなりに人間関係を共有している人々が少なからず集まっていました。それはいまの言葉でいえば、画一的でホモソーシャルな場だということになるのかもしれません。じっさいあぼかどうさんはぼくと同じ男性で、年齢もひとまわりぐらいしか離れていません。それでも、たがいに名前も年齢もろくに知らないまま、なんとなくネットで気が合ったというだけで友人になれた、あのころの無防備さと無邪気さをぼくはしばしば懐かしく思い出します。ゲンロンがいま、開かれつつも閉じ、閉じつつも開かれた両義的なコミュニティづくりを目指しているのも、その記憶のせいかもしれません。あぼかどうさんは、ぼくにとってゼロ年代のよかったところを凝縮したようなひとでした。だからこそ、彼にはゲンロンのこれからも見てもらいたかった。夭逝が残念でなりません。  あぼかどうくん、ありがとう。きみのような幸せな「誤配」と出会い続けるために、これからもがんばります。
https://www.genron-alpha.com/gb066_06/
これらを見聞きして考えたことを記す。断りとして、ぼくはこのあぼかどうさんを直接には知らないし(ゲンロン友の会会員ではあるから名前は聞いたことがあったが)個人を追悼する理由もない(無論死は痛ましいことである)。
このニュースと一連の反応を見て自分自身のインターネットについて思い返すことが多くなった。ここではあぼかどう氏についてではなく、ここに書かれていたようなインターネットがかつて存在し、そこ人々が存在したことについて書く。
*
2015年ごろから(ぼくが高1の頃だ)、Twitterにある界隈があった。その頃は少し勉強ができる高校生がTwitterで騒ぐのがブームで(いわゆる”浪人生界隈”みたいなのが盛り上がった時代だ)、ぼくらも名古屋の多少偏差値が高い同年代で集まって1日100件とか空リプを飛ばしあったりしていた。そこにいた人たちは賢いけれど学校には馴染めない、それでもヤンキーとかになるほどの勇気もないといったどうしようもない陰キャたちで、そこの空気感はとても居心地よかった。その頃Twitterには絶えず繋がった人たちがTLにいて、フォロワーのフォロワーが友達になれた。そこで仲良くなった人たちとスタバに行ったりカラオケに行ったりしたこともある。カラオケで全く知らない人が昭和歌謡を歌っていて引いたことはいい思い出だ。もちろんその後FFになって仲良くなっていった。
しかしそんなことは長くは続かず、3年くらい経つとみな受験で忙しくなったり(それこそ皆が高偏差値なせいだ)大学生になったり浪人したり消息不明になったり、ぽつりぽつりと人がいなくなっていった。大学生になって大学垢をつくる人、instagramに完全移行する人、サークルで多様性を見つける人、情報商材に取り込まれる人、留学後ネトウヨになる人、浪人以降消息不明異なる人、絶対に医者になるといい消息不明になった人、、、などなど。かつての居場所であったTwitterから皆いなくなったのだ。そこには確かなコミュニティの崩壊があった。
*
あぼかどう氏の訃報とその周辺のリアクションを見て、ぼくはその頃のインターネット体験を思い出した。いきなりやってきて友達になり、そこには本名も住所もない。そんな時代もぼくにもあった。むろん今でも中の良い人はいるが昔のような友人の拡張性はもうないだろう。ゆるくネットで繋がり、言葉をかわす。思えばあの頃はoss的インターネットの終わり頃だったのかもしれない。インターネットに思っていることを全て書き、それについてリアクションをもらう。インターネットの自分とリアルの自分は同じだけれど違う、そんな可能性を持っていた頃の(tumblrにはそういう自分のことを赤裸々に書くという流れが残っている気がする。それはむろんみんな現実の知り合いがフォロワーにいないからだが。また、インターネットとリアルの自分との背反の話は鍵垢と裏垢の存在を参照すれば理解にたやすい。)間のことをずっと考えているのかもしれない。
(酔っ払っている。書きたいことが欠けている気がしない)
言いたいことはその頃はインターネットとリアルの混同があったかもしれないってことだ。Twitterで知り合った人と会うことは今でもある。でもそれがインターネットの表記のまま本当の友達になれるのか?ということが言いたい。今ぼくと君が会ったとする。会話もする、仲良くなる、握手とかする。でもそのあとぼくたちは自分の身の上話とかしちゃうんじゃないかな。ぼくが思い出しているのはそこまで仲良くなっても、ぼくは君のことをidでしか知らないし君はぼくのことをid:koiiiiikeとしか知らない、みたいな世の中のことだ。だって友達になるのに大事なことは個人情報じゃないじゃん、気が合うかじゃん。そう思っていても人々は鍵垢(リアルの友人にのみむけてプライバシーを保護するもの)と裏垢(全く知らない人に向け理想の自分を発信するもの)の2つになってるじゃん。そんな飴と鞭、メリとハリの世界に本当の友情なんかなくて、それらが曖昧な世界が懐かしいなと思った。それこそ、上の引用だと”それでも、たがいに名前も年齢もろくに知らないまま、なんとなくネットで気が合ったというだけで友人になれた、あのころの無防備さと無邪気さをぼくはしばしば懐かしく思い出します。ゲンロンがいま、開かれつつも閉じ、閉じつつも開かれた両義的なコミュニティづくりを目指しているのも、その記憶のせいかもしれません。”という話に尽きるが。
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koiiiii--ke · 3 years
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211008のこと
品川のバーミヤンで、��人の仕事が終わるのを待ちながらこのエントリを書いている。
9月の中盤から本格的に仕事が始まって1ヶ月、まあまあ適当にこなしている。直属の上司はオフィスがある32階まで階段で登ってくる変わり者だけれど基本的にはいい人だ。定時は18時だけど17時をすぎた時点でワインを開けるようにしている。在宅だしそれくらいはいいでしょ。
明日は恋人と来年から住むであろうまちのエリアを見に行くつもりだ。お互いの職場がまあまあ近くて、きたない川があって、それなりに家賃が安いまち。ほんとうに一緒に住むんだなー、と思う。大学1年の頃から付き合ってもう5年も付き合ってるもんね、そういうことになったりもするんだろう。ぼくはいま23で、例えば2年一緒に住んだら25だ。このまま25まで一緒に暮らしたら結婚とかが見えてくるわけで、意外とそういうことがリアリティを持つようになってきたんだなと実感する。たぶんこれからの2年間、ぼくはくだらない仕事をだらだら続けて、読みもしない本をたくさん買って、毎晩お酒をたくさん飲んで過ごすんだろうな。恋人はどうだろう。みんなはどうだろう。
バーミヤンには緊急事態じゃなくなったからかひとがたくさんいて騒音がひどい。イヤフォンから爆音でmy bloody valentineを流して気を紛らわしている。最近は音楽すら聴く時間が少なくなった。音楽も聴かない。本も読まない。映画も観ない。展覧会に行かない。飲みにも行かない。そんな生活にどんな意味があるのだろう。コンテンツを見ないってことは夢を見ないってことだからコンテンツを追いきれなくなっていくことこそがひとを大人にしていくということなんだろうな。たばこを吸うのはやめたけれどこんなときには吸いたくなる。名古屋にいるころにお世話になったバーのマスターが自分の新しい店を出したらしい。お祝いに行かなきゃな。
神聖かまってちゃんのの子は2年後に今のぼくらを笑い飛ばせるようにって歌ってたな。
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koiiiii--ke · 3 years
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210832のこと
今日はとても涼しい。最近仕事はリモートで、しかもあまりやることがないからずっとだらだらしている。昼寝したり本読んだりYouTubeみたり。今日は10時ごろに買い物に行った。来週ようやくワクチンだからそれに備えてポカリと冷凍うどんを買った。ついでにマツキヨでティッシュを買う。ぶらぶら歩いていたら制服の高校生たちがたくさんいて、始業式だもんななんて思う。普段この街に暮らしていても、平日は朝と夜にしかいなかったし、土日はだいたい恋人の家にいるから、この街にどんな人が住んでいてどんな暮らしをしているのかの想像がつかない。3月ごろ、夕方毎日ぶらぶら散歩してた頃は良かったよななんて思いだす。公園では遊んでる子供がいて、それを見守る主婦がいて、中高生たちは塾の前に自転車を停めてる風景。
最近は絶望的につまらない毎日を送っていることに辟易している。平日はだらだら給与泥棒をし、土日は恋人の家ですこし凝ったごはんを作る。本を読む。酒を飲む。週に2回植物に水をやって週に1本ベランダでたばこを吸う。世界はよくならんじゃいんじゃないかなって薄々感じている。昨日大学のころ毎週飲んでたバイトの同期と電話で話したけれどぼくらが働きかけても人は変わらないのかもしれない。そんな小さな確信の積み重ねが、もう自分のことだけでいいのかもなんて最悪なことを考えさせられる。
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koiiiii--ke · 3 years
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210705のこと
もうみんな各々の日記の存在を忘れてしまったんじゃないかな。これまで書いてない分は置いといて今日の日記を。
昨晩恋人のうちから帰ってきたけど寒かったのか自律神経が乱れてるのか1時間おきに目が覚めた。おかげでふらふら、何とか朝起きて出社するも遅延で微妙な時間遅れそうになる。例えば30分遅れるとかなら堂々遅刻できるけど5分の遅れとかって遅延の遅刻にしづらいよね。最近出社の線遅延しまくりで毎朝どきどきする。社は相変わらず。言及することも特にない。
帰宅してすぐにヘゴの木の様子をみる。最近園芸に凝っていて、ヘゴの木をこの土日ほかって置いたら萎れてしまった。水をあげすぎなのか、それとも足りてないのか、それすらわからない。とりあえず光をたくさん当てて光合成してくれの気持ちだ。洗濯物がたまってるから雨だけど洗濯をする。洗濯機を回してる間に買い物に。肉が無くなったからいつもの業務スーパーじゃないところに。帰って買った肉たちをラップに包んで冷凍にする。程なく洗濯が終わったから干す。先週服を買い足したからハンガーが���りない。適当なtシャツはタオル掛けにほす。晩ご飯を作ってたら足がねっとりすることに気づく。と思ったら洗剤が溢れていた。嫌な気持ちになりながら拭く。晩ご飯は茄子オムレツとおひたし。別においしくないや。ひとりで自炊したご飯食ってると食べてる食器を投げ捨てたくなる。だらだらワインを飲みながら、Youtubeでスーパーカーの解散ライブの違法試聴をしてる。それしながらこれを書いてる。
最近は社会がいかに愚かであるかを伝えるために文章を書いている。そのためにカントとキェルケゴールを読んでいる。みんな幸せになってほしいと思う。
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koiiiii--ke · 3 years
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花を買い電車乗る夜8時過ぎ金曜きみの街まで準急
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koiiiii--ke · 3 years
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210602のこと
窓を開けっぱなしにして寝たら寒かったのか一日中頭痛がした。在宅になって6時になった瞬間自由になるけど現実はこんなもん。散歩して、酒飲んで、インターネットを見てたらもう寝る時間。今日は久しぶりにあんまり酒を飲んでない。酔っ払わないと夜が長い。いいことかもしれない。どうしようもない不安に押しつぶされそうになるけれど。3月の引っ越し費用を分割にした分の返済に追われていてこの時点でクレカの支払いが多くて萎える。
さっきはっきりとぼくがやりたいことは一生の夏休みなんだなって気づいた。昼間に集合して暑すぎるから喫茶店入って、夕方になったらビール飲みながらふらふらしてレコ屋とか古着屋とか行って。たまに夕立が降って手を繋いだままコンビニまで走ったりとかね。安くてそこまでうまくもない居酒屋で薄いサワーとか飲んで帰るんだ。なんかさ、こういう時思い浮かべる景色は完全に名古屋で、そりゃ名古屋にずっと住んでて東京の街なんて全然知らないからなんだけど、自分の街ってこういうことなのかもなと思った。
今住んでる街のことをいつか思い出すことあるのかな。よくわかんない路線のでかい駅とでかい駅の間に挟まれた老人ばっかの街。そんなにいい街でもないしたぶん1年とか2年とかで引っ越すだろうけどこの街を自分のものにできないまま引っ越すのはやだな。
絶望的な心境を目先のことだけ考えることと植物を買いまくることでなんとか凌いでる。
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koiiiii--ke · 3 years
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210510のこと
おれは毎日何をやってるんだ?なんて高校生の頃聞いていた音楽を聴いて考えている。そのバンドは方向性が変わってしまったけれどその時好きだった曲はやっぱり今も変わらず良かった。
毎日毎日何をやってるんだろう。昨日、大学時代の友達とオンラインで飲み会をした。変わらず小難しい話を永遠として終わったのは4時で。そういう意味のない話にこの5年ぐらい救われてきたんだよな。それが今じゃどうだぜ。9時からお疲れ様ですじゃないんだよな。
この春名古屋から東京に出てきて、もちろんずっと社会に出たくなかったしそんなもんくだらねえと思ってたけど東京行ったらなんか変わるんじゃねえかって思ってたんだよ。それこそ高校生の頃好きだったバンドは東京的でアーバンな感じがしておしゃれだったんだよな。それでもやっていくしかないからなとか思ってなるべく考えないようにしてただけなんだよ。日の当たらねえ汚え部屋で9時6時で在宅して最後はよろしくお願いいたします。これがおれが望んでた東京?まじかよ。
なんかこんなふうに一生やっていくのかな。みんなはどう思う?みんなもやっぱりそうやって死ぬまでやっていくのかな。村上春樹のダンスダンスダンスでは意味がないことを雪かきに例える。おれたちがやってることは雪かきだぜ。今日いくらやっても今晩雪が降れば振り出しに戻る。なあ。
iPhoneの天気アプリ見たら今日の日の出は4:40らしい。こないだまで7時になんなきゃ日が出なかったのにな。6月になれば夏至だ。みんなはいつ夜より昼のほうが長くなったことに気づいた?毎年夏至の日は海に行くことにしてたのに今年は月曜らしい。社会の前にはルーティーンも無力だ。
もう眠いよ。今寝たら明日8時半に目覚ましがなって支度してコーヒー飲んで18時だぜ。昼はインスタントラーメン食ってな。食料がないから明日は業務スーパーに行こうか。だって食わなきゃ死ぬもんな。さっき散歩に行ったら小雨が降ってて道に落ちてた傘をパクってきた。雨予報なんて言ってなかったのにな。途中で止んだから傘投げ捨てたら前歩いてる社会人が小走りて逃げたった。お前よりはまともだぜ。
おととい役者目指してる友達にあってさ、その時は当然言わなかったけどさ、おれたちいつまでこういう風にやってく?例えばちゃらんぽらんな人にしてもだし例えば社会の人にしてもだし。
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koiiiii--ke · 3 years
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210412のこと
社会人を初めて12日たった。今のところの感想。
想像よりも向いてない。偉そうなことを言いつつもなんだかんだ乗り切れるタイプだと思ってた。確かに乗り切れる。乗り切れるけど。
物事を根本まで考えることがなくなった。本を読む時間がなくなった。朝の電車で何を聴くか選択するのが億劫。カネの重みに耐えられない。タワマンに、外車に、養育に固執する大人たちの気持ちがわかるようになる。学生を見ると辛いことは俺らが引き受ける、一生楽しくやっててくれ、と思う。
社会って巨大なおままごとなんだなって思う。お疲れ様ですから始まってよろしくお願いいたしますで終わる全ての文章。そんな文章書いていても何も変わらないのに。姿勢を伸ばしましょう、正しい言葉遣いでいましょう、メールは24時間で返しましょう。ないものをあると仮定しないと想像できないおろかなひとたち。
ちょうど1週間前の日曜の夜、こんなことしてても世界は何も変わらないんだって思ったら涙が出た。でも、昨日は泣かなかった。世界について考えることをやめたから。
この3月までは半年経ったらやめようなんて思ってた。でも今はやめてもなんも意味ねえじゃん、なんも変わんねえじゃんって思う。
こうやって自分が鈍く、醜くなっていくことを実感していくことが一番辛い。
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koiiiii--ke · 3 years
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本当の職後の酒のうまさ知ることの悲しさ萎れる花と
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koiiiii--ke · 3 years
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210323のこと
引越しから3週間が過ぎて必要なものも揃いひと段落ついた。せっかくの都内に越してもお金がないし来月もないことが確定しているから家に引きこもっている。ひとり暮らしで家に篭ると半ご飯の支度くらいしか娯楽がない。読みたい本も見たい映画もたくさんあるけれど、体力の使いそうな娯楽は何一つ消化できない。4月から社会の人になることを考えると今のうちに楽しんどかなきゃなとも思う。また暗い日記になりそうだな。
新居は日が全く当たらないところ以外はまあまあ気に入っている。キッチンが狭いとかもっと広い風呂がいいとか文句はいくらでもあるけれどそんな事言ったらキリないし。たくさんの楽器とレコードと本を輸送するのにとても苦労した。これから引越しのたびに難儀しなければいけないと思うと人々が引越しをするのを嫌がる気持ちもわかる。人間が一生のうちで住めるまちは限られているから引越しはすればするほど得だろと思っていたけれど、もしかしたら間違っているかもしれない。でもまちは住んでみなきゃほんとうの特性ってわからないしな。相変わらずこんなことばっかり考えている。やっぱりどっかの院でも行こうかな。毎日なんもやってないから特に書くことがないな。
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koiiiii--ke · 3 years
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朝6時西の空に見た月よあと少しだけここにいさせて
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koiiiii--ke · 3 years
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210204のこと
引越しにはやっぱりお金がかかって、いきなり来週までに25万払えとか言われて、カードを使ってなんとか払うもののこのまま緩やかに死んでいきたいなあみたいな気持ちになる。それこそ引越しとかやれ進路とかの大きいイベントのたびにうちの家族の最悪さが露呈して気が滅入るのもある。
一昨日ある知り合いと初めてご飯しに行ってプライベートで喋ったけれど、気を使いながら、言っても良いことか否かを考えながら話すのは今の自分のキャパでは無理だなと思った。脳みそのリソースを一切割かずに会話ができる人じゃないと今は話せない。なんでやりたいことだけやって大丈夫な世界にならないんだろう。勢いで悪いことしてめちゃくちゃやってやりたい気持ちと、今の状態でそう言うことするとうまくやりきれずにいろんなものの清算を迫られるよなと言う気持ちが鬩ぎ合っている。新居には3月1日入居で、27日くらいから東京に行こうと思ってるからあと24回くらいの昼と夜が進むことを待つだけ。それまでに何回くらい嫌な気持ちになるんだろうか。そういえば今年はまだ初詣にも行っていない。2020年ってすごい遠い未来のつもりだったのに気付いたらそれすらも通り過ぎていてみんな一体どこに行ったんだろう。
この1週間でよかったことはようやく存在と時間をかったことと1階の部屋だから夜間に踊ってても怒られないのではないかと気づいたことくらいか。
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