Tumgik
canarycradle · 3 months
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カラオケ行こ!
事前情報
・原作履修済
・綾野剛さんが成田狂児をやるらしい
・綾野剛さんの脚が長すぎる
・綾野剛さんの紅がすごいらしい
・傘がグッズ化するかもしれない(傘がグッズ化する?)
感じたこと、覚えてることだけ。まとまりはない。BLが好きなオタクの感想です。
綾野剛さんの演技がとても好きなので、綾野剛さんが成田狂児役を射止めたと知った時はとても嬉しかった。でも正直、綾野剛さんが成田狂児……??という印象だった。
眉が太くていかつい馬顔のイケメン(私は馬顔のイケメンが大好きなのでこれは褒め言葉)、うさんくさい、肩幅が広く背が高い、手がでかい、脚が長い。スタイルがやばい。これが成田狂児のイメージだったので。共通点うさんくさいと脚長いだけじゃん。
実際見てみたらめちゃくちゃ成田狂児でした。何故?どうやって?こわすぎるんだが?
実写版じゃないじゃん。これ拡張版じゃん。
狂児と聡実君とカラオケ行こ!が現実に拡張されている……
掘り下げ具合が尋常じゃない。すごい二次創作を見せられている。原作で描かれていなかった幕間の掘り下げがすごい。あれ?このシーン原作にあったっけ?あったかも。忘れてるかも。読み返そう、帰って読み返そう。そうか、狂児と聡実くんってこんなにカラオケ行ってたんだ。すごい。
中川さんと和田くんと映画を見る研(映画を見る会?)の栗山くんのおかげで解像度が3000倍になりました。すごい。中学生じゃん。聡実くん、中学校通ってるんだ。生活してる。
和田くんがしっかり掘り下げられていて本当によかった。和田くんは聡実くんのことが嫌いなわけでも、理解していないわけでもない……本当に好きで尊敬していたからあの言葉が出たんだ……!と納得できる掘り下げ。
オリキャラの栗山くんも、和山先生の作品にいそうな空気感でとてもよかった。聡実くんにとって、「部活に居づらい」時に駆け込める場所があって「なんかヤクザに会って歌教えてる」というわけわからん内容を話せる同級生の友人がいるのが救いすぎた。
中学校合唱部の解像度が高すぎる…!
途中から産休の先生の代わりに部活に入った若い美人で生徒にもそこそこ人気の講師の先生のふんわりした指導への解像度が高すぎる…!
いや、桃ちゃん先生はいい先生よ。ちょっと茶化しながらもちゃんと生徒を観察して変化を気にかけているし、何かしらきっかけを作れないかと工夫してる。
うわーこれは狂児の名前の理由と、カラオケでバイトしてて祭林組にスカウトされた話もやって欲しいなと思ったらちゃんと描かれてた。最高。
聡実くんが「本名なんですか」って尋ねるくだり、何が嘘で何が本当なんだ?この人は僕に腹を割ってくれてるのか?という不安の描写がとてもうまい。
紅が思い出の曲なのも嘘(多分)キティちゃんの兄貴が元幼稚園の先生なのも嘘(絶対嘘)
原作では塾講師?なの、嘘が本当かわからなかったんですけど(私がアホなので)幼稚園の先生って言ったところ見て、あ、少なくとも映画ではアレ嘘って解釈なんだなと腑に落ちた。
綾野狂児の紅はやばかった(やばい)
齋藤聡実くんが祭林組のみなさんをバッサバッサとテンポ良く切り捨てていくシーン、原作のイメージそのまんまですごかった。そして選曲がちゃんと人気曲で、これ将来見た時に私は『あの時はやってた曲〜!』ってまた感動するのだと思った。「時には♪」「カスです」が気持ち良すぎる。
ところでサウダージってありました?他の歌はなんかそれっぽいのを聞いた覚えがあるんだけど、サウダージは聞いた覚えがない。あった?
毎回チャーハン頼む聡実くんかわいい。それで、それ覚えてて「チャーハン二つ。」狡い。しっかりチャーハン食べて、お母さんに気づかれないの、お家でももりもり食べてるんだろうな。食べ盛りだもんなと思って笑みが止まらなかった。お母さんで気づいたけど遠足のエピソードがカットされてるの、結構よかった。個人的には好きなエピソードだけど、漫画だから成立する描写というか。真面目な合唱部部長の聡実くんが学校に来ていなくて、家に連絡して、家にもいなかったら警察沙汰になります。実写化でカットする描写として、あまりにも最適。
おすすめの曲を渡すタイミングとか、お守りを渡すタイミングとか、原作とは微妙に違うんだけどそれがめちゃくちゃしっくりくる。
おすすめ曲を説明する時、リストじゃなくて聡実くんを見つめてるの気づいてなかった。俳優さんも監督さんも凄すぎる。
お守りも、渡しに行こうとして危ない場所に行ったわけではなくて、聡実くんが「次に会った時に元気をあげます」って連絡しているの凄くないか?そんで狂児が里見くんに挨拶しにくるの凄くないか?そこからちゃんと喧嘩の流れになって、お守りを渡すと言う分岐点となるイベントを描けるの凄すぎないか??というかこの描写にしたことで、「渡そうとしてお守りを持って行った」ではなく「次にあったら渡そうと思っていたお守りをずっとポッケに入れて持ち歩いていた」に概念が強化されている。脚本が凄すぎる。
聡実くんがヤク中の宇宙人に絡まれてるシーンがすごく好き。聡実くんが治安悪いところに足を踏み入れるのが自分(が狂児に会いに行くため)じゃなくて、友人のためなのとても可愛かったのもあるのだけど(和田くんがビデオデッキ壊しちゃって申し訳なくて号泣してるの可愛すぎだし、面倒見てくれる中川さんの優しさと適当さが最高)
背景にあのカラオケにいた舎弟を置くことで、あの距離で聡実くんを見つけてすっ飛んできた狂児に震えた。聡実くんかどうか確信はなかったかもしれない。確信なくても聡実くんかも?と思ってあの長い脚で駆けつける狂児はやばい。聡実くんだと確信していたらもっとやばい。
この後原作のあのシーンはカットされてるんだけど、かわりに狂児が「なんか買うたろか?」って聞く。ドン引きしてるし断るのかな…と二人の距離が開いちゃうのかな…と切なくなったら次のカットでちゃんとビデオデッキ買ってもらってることが判明する。しかも6000円じゃないですか!!聡実くんが見てたの1800円とかのやつだよね?それ見て財布確認してたよね?聡実くんがちゃっかり「これです」って高いの要求しててもかわいいし、「エッそんな安いのでええのん?こっちにしとき〜なんなら新品買うたろか?え?これでええ?」ってしてる狂児もいそう。いや後者だなこれ(個人的見解)
最後まで見て、狂児が作中で歌う歌として選ばれたのが紅だった理由がやっとわかった。今更。音声ってすごいね。そして俳優さんってすげえ……齋藤聡実くんが歌う紅が切なすぎた。
歌いながら思い出す狂児との思い出の中に、しれっとトイレの中で聞いてる狂児を見て爆笑しました。あれ原作未履修映画初見のひと気づく??私なら気づかない。強いて言うなら、狂児生きてる!って気づいた後、アッ!っと驚くかもしれない。超短い伏線&伏線回収。
原作を読んでいれば「お前何思い出みたいな顔して聞いてるんだよさっさと出てってやれ」って笑うし、読んでなければ「なんか切なげな狂児」「生きてる?!ほんもの?!」「あれトイレの中の狂児かよ!!」ってなれる。一粒で二度美味しい。はあ。すごい。
愛なのかはわからないけど愛着と情はあって、友情かはわからないけど気にかけている、二人の距離感と、聡実くんの成長の物語でした。BL好きじゃない人にも自信を持ってお勧めできるよ。
最後、高校卒業して上京するために飛行機を待つシーン、どうやって描くんだろうな?と思った。似てる役者さん使う?匂わせるだけにして終わる?カットする?
と思ったら、中学の卒業式で狂児との連絡が途絶えたことを描写して、そこで話題に上がったホテルが立つらしいよ、完成は高校卒業あたりかな…と言う話題を振る。狂児の名刺を見て、やっぱりちゃんといたんだ、と実感する。完成間近のホテルと後ろ姿の狂児。初邂逅の時からの伏線(名刺)と、卒業式の伏線(栗山くんの発言)を同時に解消する…。天才だよ。ありがとうございます。
原作読んでてめちゃくちゃ面白え最高!と思ったけど、正直原作知らずに始めてあれを浴びる人が羨ましくなる出来でした カラオケ行こ!
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canarycradle · 3 months
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ゴールデンカムイ
事前情報
・衣装の汚しが甘いらしい
・文化考証は割と考えられているらしい
・アチャが井浦新さん
感じたこと、覚えてることだけ。まとまりはない。ハリポタのオタクが書いている感想です。
冒頭で、うーん、戦場にしては転がってる死体に四肢揃いすぎだな…まあここに予算はかけられないか〜とか思っていたら、杉本のアクロバティックな戦闘で引き込まれた。えっ飛んだ?飛びましたよね?
そういえばナレーションが津田健二郎さんで最高でした。みんな知ってたか?私は知らなかった。出だしのナレーションでひええ!ってなった。辛うじて悲鳴は上げなかった。
風景映像がめちゃくちゃ綺麗。風景の中に登場人物が立ってる。はい最高。これだけでもう元が取れる。絶対見に行ったほうがいい。IMAX勧めてくれた窓口スタッフさんありがとう。
衣装の件だけど、軍帽や毛布やなんかは結構汚しや毛玉の加工がしてあって、気合い入ってるなと思った。マフラーとコートが綺麗すぎるのはなんでなんだ。当時はこれくらいだったとか、なんかこだわりがあるのかも知れない。色のせいなのかもしれない。私が着ているコートより綺麗。それは私のコートが汚すぎるのか。ちゃんと使い込まれている感じはあった。歯はちょっと白いよ杉本。雪原で歯が白く見えすぎる。
どっちかというと動物が出てくるシーンの方が引っかかった。CGの方は結構いい。生身の感じが出てるし、ヒグマのおっそろしさとレタラ(ラの小文字って入力できないんか)の神々しさと可愛さが出てて良かった。
ヒグマが出てくるシーンはサメ映画でした。怖すぎた。叫びながら見たかった。隣に人がいたら手を握っていた自信がある。
でもヒグマ(死後)……!何で突然そんなパチモン感満載になった?!この生地、オカダヤで見たことある……。杉本にのしかかったヒグマ、突然軽そうすぎる……。その部分は皮下脂肪ではないのか……。何その白い毛……。あれでいいのかな……。教えて詳しい人……。
エンディングに「動物には危害はありません」ってあったので、めちゃくちゃ努力してあの感じなのかもしれない。でもやっぱりちょっともやっとはした。
そういえば危害ってどこからなんだろう。原作で出てきた食事リスのチタタプとか、カワウソのオハウ、桜鍋。あれ、食材は実物?それとも、見た目が似ているものを使ったのだろう��。似ているものだとしたら何なのか。単純な興味と、それは危害なのか?みたいな。なんか食育を感じた。
テロップがずっと気になる。
80万円か〜。当時はめちゃくちゃな金額だよなあ、いくらくらいだっけ?と思った瞬間に始まった。ん?逆にめちゃくちゃいいタイミングなのか?いや、作品中ではいらんな…あとで自分で調べるし…と思ったけど、原作を読んでない方とか、初めて見る方、映画だけで完結する方にとってはとても親切なのかもしれない。最後の字幕だけはいらなかった。あのシーンは映像だけを味わいたかった。
フォントはすごくいい。脚注のほうも、キャラクター紹介の方も最高でした。やっぱりテロップあって良かったのか?でもやっぱり、最後の字幕だけはいらなかったと思う。
役者さんはみんなとても良かった。全然詳しくないので、今作では玉木宏さんと舘ひろしさんくらいしか知らないんだけど、みんなちゃんとキャラクターのまま存在していた。
死刑囚たちの脱走のシーンも、笠で顔を隠してるけどちゃんと誰が誰かわかる演出。すごくいい。
殴り書きキャラクター所感
杉本 顔が可愛すぎるなあ→可愛い!かっこいい!杉本だ!!!
アシリパ 最初から最後まで可愛くて凛々しくてかっこいい。ちゃんと顔芸してくれる。愛。
白石 ちょっと善人ぽいなあ→うわあぬるぬる動く!!!気持ち悪い!!!!白石吉竹だあああ!!!!!!
尾形 顔が可愛すぎるなあ→眼光が尾形…
双子 こわい。気持ち悪い。ずっと双子。
谷垣 細面のイケメンすぎるなあ→あれっ谷垣に見えてくる
牛山 意外と小柄だなあ→うそ…でっかい…こわい…旦那…
土方さん わー舘ひろしだ→やっぱ舘ひろしだな…
鶴見中尉 わー玉木宏だ→えっどんどんちゅるみちゅういになってく…こわい…かっこいい…
フチとおソマちゃんが愛おしすぎました。再現度高い。
梅ちゃんもすごく梅ちゃんでした。お願いだから幸せになってくれ…。
脇役の第七師団の方々も、花街のお姉さんや女衒のおっさんも、めちゃくちゃいい味出していて世界観が良かった。
和泉守兼定のソロカットが見られる。え?刀剣乱舞見てた?最高。
土方歳三、あまりにもスリザリン…!!!!!帽子お揃いのセージグリーンのコート姿、あまりにもスリザリン……!!!
顔が見えないカットがカッコ良すぎる。いや舘ひろしはかっこいいんですよ?でも顔が見えないカットがカッコ良すぎるから仕方ない。セクシー。逆に考えるんだ。あんなに顔面が強いのに立ち姿がカッケェのが凄いんだ。見てくれみんな。
杉本と浩平の橇上の戦闘が熱かった。杉本のアクロバティックな戦闘は、冒頭と言い椅子拘束宙返りといいずっとかっこいいんだけど、浩平も飛ぶ飛ぶ。戦闘中も気持ち悪くてめちゃくちゃ浩平でした。続編もよろしく頼む。
第七師団の鶴見中尉へのラブを熱く感じた。ヴォルデモートとデスイーターの恐怖と崇敬の関係とはちょっと違うんだよなあ……。鶴見中尉のほうは愛と狂信。どっちもカリスマ。
杉本の発言でピリつく第七師団忠犬猛犬。かわいい。
他の脱獄たちも、インカラマッちゃんも、ビジュアルが魅力的だったので続編に期待しています。
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canarycradle · 3 months
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鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎
事前情報
水木という片目に傷のある男と、身長がでら高い着流しの男がいる(愛妻家らしい)
私が好きそうな男が出てくるらしい(オサダ?)
感じたこと、覚えてることだけ。まとまりはない。
出だしは正直あんまりよくわからなかった。猫娘が今風のキャラデザだったから、あ、1番新しい方の鬼太郎なんだな〜とは思った。
野沢さんの目玉親父初めて聞いたのでびびったけどそんなに違和感はなかった。
過去編。まず水木の声が生身の男っぽくていいなと思った。
そりゃあもういい声なんだけど、何というか、絶妙な「身近なところにそう」感。
等身も高すぎないし、絵柄は新しいんだけど昭和みを感じる。いい。
親父が出てきたら声が良すぎて、またその対比が良い。めちゃくちゃに異界。際立つ。ありがとうキャスティング。
電車の中の女の子が人形を持ってて、あれ冒頭のやつじゃんと思う。えっこの子…大丈夫ですか???
沙代お嬢様。木陰で立ってる。あっなんかここ二次創作で見たことある気がする。
出世するために来た水木に頬を染めるお嬢様かわええなあと思ったら急に真顔になる。何……?横溝正史感じる。
トンネルを潜る時、屋敷の敷居を跨ぐ時の足元のカットが印象的。境界を跨ぐ瞬間の演出なのかな〜。
立派な屋敷だけど斜めに写すのが気持ち悪くていい感じ。
まあ、こんな迷信深い山奥の名家で、入婿は跡は継げないわな。知ってた。タイプの違う三人姉妹。仲悪そう。横溝正史じゃん(二度目)
時麿が当主に決まって号泣してる時、左目がピクピクっと痙攣?したのが気になった。気のせいか?沙代お嬢様に向けてる目が嫌だわ〜。直前に「妻も取れずに…」って言ってたからあーこいつなんかやらかすなと思った。
被害者が片目を抉られまくってるのを見て、あー、隻眼やら片足やらは異界の住人の象徴だったなと思う。そういえば鬼太郎もゲゲ郎もそうだわね。あ、そう思うと、水木が片目に傷を負ってるのもそっちに片足踏み入れてるって暗喩なのかな。
時ちゃん可愛すぎる。ゲゲ郎に「ごめんなさい、わからない」って謝るのを見てめーちゃくちゃ賢い子じゃんと思った。わからないで、拗ねる怒る泣くみたいな大人いくらでもいる。めちゃくちゃ未来志向。めっちゃいい子。こんな村にいちゃいけねえ…
私は妻を溺愛している男が大好きなので、ゲゲ郎のおのろけだけを無限に聞いていたい。
水木とゲゲ郎が墓場で話してるシーン。ゲゲ郎がいいやつすぎてにこにこしたし、なんだったらこのシーンが1番好きだったかもしれない。ゲゲ郎のおのろけだけを無限に聞いていたい。
ゲゲ郎が裏鬼道集と戦ってるシーン、線がぬるっとしててめちゃくちゃ動いて気持ちよかった。1番好みなのは水木とゲゲ郎の墓場で酒盛りシーンだけど、ワクワクしたのはこのシーン。ゲゲ郎がなんかすごい力を発揮するんじゃなくて肉体戦闘派なのがすごく良かった。手摺で刀を受けるのかっこよすぎんか?狡い。これは嫁も惚れる。
そのあとはなんか記憶が曖昧である。
地下であの人形を見かけて、ウワあの電車に乗ってた人たちもここで亡者にされてるの…?どうやって…?とモヤモヤした。
沙代ちゃんのくだりはやっぱ横溝正史じゃん(三回目)ってなった。トンネルに置いてくればよかった…という気持ちと、置いてきたらみんな死んでたな…という気持ちで葛藤している。なんとかして幸せになれるルートはなかったんか?沙代ちゃんの肩身だけでも外に連れ出してくれ、とも思ったがそれも俺(水木)のエゴなのかもしれない。というか水木はやらなそう。
血で染まった桜がCGでゆらゆらするの、気持ち悪くてとてもシーンにあってた。なんか全体的に、逆光とか顔に照り返す赤とか青とかのライティングがめちゃくちゃ好みだった。1番印象に残ってるのは禁域の島のシーンかなあ…と思い出しながら見ていた。
水木が斧でめちゃくちゃ根っこ切ってるけど大丈夫?それ、めちゃくちゃ流血してるけど。囚われてるゲゲ郎の奥さんにダメージ行かない?と心配になるなどする。まあ、夫が止めてないし大丈夫か。
地下研究所のシーンといい、井戸の底のシーンといい、展開がやや早くて飲み込みにくい。土蔵での会話とか、墓場での酒盛りとか、川辺での幽霊族の歴史についての話とかその辺が丁寧に描かれているから余計になんか…温度差を感じる。(だから親父と水木のカップリングが人気になるのか〜)(他人事)
個人的には既婚者が絡むカップリングを好んで摂取しないのでその辺はわからない。ゲゲ郎と嫁の話が欲しい。
この辺りで、なるほど!水木はボロボロだけど、ここでMの血液製剤飲んで時貞に対抗するのか!奥さんや村の人を犠牲にしたアイテム…でも時貞を倒すためには…?!とか思っていた。違った。
時貞翁が狂骨に飲み込まれて、すり潰される時、「それ時ちゃんの身体……!!!!」って思った。内心、お願いだからビビり散らかして時ちゃんの体から離れてくれ、なんとか時ちゃんを救ってくれと願っている自分がいた。
ブレスレットが急にちゃんちゃんこになってびびる。それそんな由来だったんです?「ご先祖様…」のセリフはなんか唐突感あるなと思った。
ゲゲ郎は水木に「これがあれば大丈夫」ってちゃんちゃんこ着せてて(着せてたよね?)、水木は嫁さんに着せてあげてたのでこいつらの優しさ好き。男前。と思った。
水木はこの件の記憶無くすんですね…。何で…?ひどくない…?
いや、沙代さんにとってはこれは救いなのかも。
アナログ風漫画のエンディングがとても良かった。ちょっとよくわからなかったんだけど、記憶がない水木がゲゲ郎夫妻に出会う→一旦は逃げる→なぜか気になって戻ってくる→夫婦は死んでる→妻だけ埋葬する(何故?)→妻の亡骸から鬼太郎が生まれる の流れ…?
伏線いっぱいだし、明言しない範囲でしっかり回収してくれてて気持ちよかった。すごく好き…?と言われると難しい。別の作品追ってる人だったらもっと楽しいんだろうなと思った。昔の砂かけ婆とか一反木綿とかが出てくる時代の鬼太郎しか知らんのよ。機会があったら別の作品も読んでみたいなくらいの気持ち。
そういえば長田あれか。胡散臭い細目だったら好きと思われてるのか私?!なんかいちいち長女を庇うシーンが目について、時貞の命令で三女と番ったけど、実は長女の方に情があったのでは?という印象を受けた。知らんけど。長田が実は妻のこと愛していたみたいな話があったらそれはそれで好きです(現金)
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