Tumgik
bouboudays · 4 years
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diary 2020.6.24~6.30
【6.24(Wed.)】雨ときどき晴れ
といっても、といってもというのは昨日6/23の日記のなかに関連した記述があるのだが、つまりは芥川賞候補作品を図書館から借りてきて、でもわたしは小説から離れているモードにある、ということを書いたことを指しているのだけれど、積み上げられた候補作の冒頭部分を順番にざっと読んでいく。
わたしの好みは、髙山羽根子『首里の馬』(「新潮」2020.3月号)。マニュアル車に乗って、常にシフトレバーに手を置いて、小刻みにシフトチェンジしている感じ。クルマと道路とのあいだで緊張感を保っているのが伝わってくる、とわたしは感じる。 ところで、髙山羽根子という名前、単純に「たかやまはねこ」を漢字変換するとATOKくんは「髙山は猫」「髙山派猫」と表示してくれる。あ、そう。 DeNA対中日は、3-2でDeNA。よし。
【6.25(Thu.)】雨のち曇り
Twitterを眺めると、慶應通信(慶應義塾大学通信教育課程)のフォロワさんたちが「そろそろ代替レポ課題が到着するのでは」と騒いでいる。
コロナ禍の影響で、3ヶ月に1回実施される大学の科目試験が4月に引き続いて「レポートによる課題提出」になって、自宅にレポート課題が郵送されてくる形式となっている。たとえば、「鎌倉幕府が中世日本政治にもたらした影響について述べよ」とか、いま適当に思いついたけど、そんな課題がやってくるわけだ。 それにたいして、決められた字数でレポートを書いて、決められた期限内に決められた形式・体裁で提出する。それをもって採点されて合格/不合格が決定するという仕組み。 郵便受けをチラ見したが、今日はまだ届いていない。
DeNA対中日は、10-2でDeNA。大勝。こういうときの翌日が恐い。  
【6.26(Fri.)】曇りのち晴れ
夕方、郵便受けを除くと、大学からレポート課題が届いている。わたしの〈受験科目〉は[日本法制史Ⅱ]。 法制史というのは、わが国の法制度(刑法や民法とか)の歴史等に関する学問分野だ。科目名の最後に”Ⅱ”とあることから、当然“Ⅰ”もあるわけだが、ざっくりと時代区分によって分けられているみたい。“Ⅰ”は、古代から平安末期あたり、“Ⅱ”は鎌倉時代から明治期まで。後者のほうがスパンが長いのよ。つまりはそれだけ出題範囲が広いということになる。〆切は7/6、消印有効。
残業で遅くなるという家人M氏には悪いが、娘と息子とでサイゼリヤへ出かける。席に着くなり、課題の入った封筒を開けてみる。子どもたちが「なにそれー」と訊いてくる。「大学の試験だよ」「どうせ、また不合格なんでしょ」と娘。なにを云っていゃあがる。前回の[日本法制史Ⅰ]はBだったけどな、合格して単位はもらったよ。 課題に目を落とす。ふむふむ、2000文字で書けとある。さて白ワインを一杯だけ。 DeNA対阪神は、6-0でDeNA。5連勝か。先発・今永が8回無失点の好投で今季初勝利、とな。 あれ、今週は毎日試合やってるんスか。お疲れ様です。
【6.27(Sat.)】曇り
午前中、関わっているPTA活動の資料作成をする。いったんドラフト状態まで仕上げてちょっと寝かすことにする。みんな2週間にわたった定期総会で、役員は疲れているだろうから、グループウェアには月曜日6/29にでもアップするとしようか。
明日(日曜日)は朝から雨らしいから、子どもたちに「今日しか外では遊べないよ」と5回くらい伝える。書いてみると「今日しか遊べない」というのは不正確ですね。正確には、「この土日では」という範囲が限定されなければならない。
けっきょく、昼過ぎに外に出かけたのは、家人M氏と娘だけ。わたしはハナから出かける気はなく、息子とYouTubeを観ながら呑むことにする。小学生の息子は〈定番〉のHIKAKINで笑っている。わたしはたいして面白くは感じないが、まあ安心して観ていられる。 そして少し午睡。ザ・日本の休日。ザ・日本のお父さん。イエス。
ということで、本日は開店休業を決め込んだわけだが、それでも夕方になってのそのそと多摩川縁りを歩くことにする。走らない、歩くだけ。相変わらず土手の上は混んでいるなあ。 歩きながら、代替レポのことや卒論のことを考えるようするのだが、あちこちに考えが散らばってぼおっとしたまま歩いている。その横をすっと自転車が通り過ぎていく。ハアハアという息づかいとともに、ジョガーたちが行き交っていく。
夕方からはプロ野球。DeNA対阪神(第2戦)をニコニコ動画で視聴する。地上波TVKのサブチャンネルでも放映しているのでどっちでもいいんだけど。中継しているアナウンサーはどなたかしら。そこそこコメントを拾ってくれる。まあ、解説者もベンチレポータもおらずに3時間ものあいだ単独でしゃべるというのは、そりゃ大変ですよね。
9回表に山崎がサンズに打たれる。逆転の3ランだ。8-6で試合が台無しになる。
【6.28(Sun.)】雨のち晴れ
土砂降りのなか、クルマ(ホンダFit)の半年法定点検に、近所のディーラへ出かける。待ち時間が90分もあるので、読みかけの卒論の参考論文を携えていく。クルマ屋さんに出向いてクルマにはまったく目もかけずコーヒーを2杯も頂戴してテキストに集中するというのもどうかとは思うが。 担当の営業さんと少し話す。さいきん彼女と同棲解消し、わが家の近所に引っ越してきたそうだ。自転車通勤しているそうなので、「今日みたいな雨の日も自転車で?」と訊いたら、ワークマンで買った〈優れもの〉の合羽を着て自転車通勤しているという。わたしの関心は別れ話ではなく、優れものの合羽のほう。 帰宅して、また雨のなか地元の図書館にでかける。[日本法制史Ⅱ]の代替レポを書くために、参考文献を探すため。課題についてはネットでは何も書けない(書いてはいけない)のだが、課題はその時代の法制史テキストならだいたい触れている内容ではある。ではあるのだが、そんなに深くは書かれていないという、前回4月の[コミュニケーション論]代替レポの課題に似ている。 こういうときには、文献や論文を漁るに限るというのが、3年のあいだレポートを書いてきた肌感覚ではある。
夕方に多摩川縁りを歩く。雨もとっくに上がったこともあってか、今日も混んでいる。今日は少し卒論について考えることができたかもしれない。 夕方からはDeNA対阪神(第3戦)をニコニコ動画で視聴する。昨夜の敗戦をどう乗り越えるのか。 終わってみれば、9-1で大勝。エスコバーもパットンも調整モードで快投。
【6.29(Mon.)】晴れ
5時起床。代替レポの参考文献を読む。明治初期の法典編纂の歴史について。まだ渉猟が足りないとだけ解る。これではレポは書き始められないね。
午後、コロナ禍でこの春から延び延びになっていた運転免許の講習と交付にでかける。近所の市民センタで開催なので、在宅勤務のあいだに〈中抜け〉をしてくる。この機会を逃せば、二俣川くんだりまで出かけなければならなくなる。会議2本を見送って向かう。
「講習にあたっては、スマホなどの携帯はバックなどにあらかじめ仕舞ってください。さいきんですが盗撮事案が発生し、大騒ぎになりました。李下に冠を正さずです」という係の人のアナウンスがある。
李下の冠、瓜田の靴。
業務終了間際、来月からはじまる「データサイエンティスト講座」の資料がどっさりと手元届く。データファイルが送付されただけだから、どっさりというのもどうかとは思うし、手元といっても会社貸与のパソコンのメーラーに届いたんだけど、「まずはanacondaを通してPython3をインストールして、以下の動作確認をしてください」とさらりと書いてある。この講座、アラフィフからはじめるビギナーズコースのはずだが、うん、なるほど、そういうことだね。
プロ野球は、今日はお休み。
【6.30(Tue.)】曇りのち雨
久しぶりの築地出勤。新人教育のカリキュラムが朝から組まれており、不肖講師として登壇するのでいささか早く自宅を出る。雨が降っていなくてよかった。
その教育を皮切りに、大小8つの会議を文字通りに八艘飛び。ま、こういうスケジュールを組んだのはわたしなんだけど。夕方にはさすがにヘロヘロ。オフィスグリコをつまむ。こういうのは、在宅勤務では味わえないから、出社したときにはひとまずグリコ。
通勤の帰りには「計量政治学入門」をよっこらしょという感じでページを広げる。行きの電車ではわりと面白かったんだけど、統計の話にはいった途端に、数式が登場してきて、うへっという感じ。春に受講した慶應通信の「統計学」(Eラーニング)を思い出す。 DeNA対巨人(第1戦)は、継投策の采配ミスでベイの負け。こういうところが大味なんだよなあ。   寝ようとして、PCを閉じた途端、リビングのTVが思い切り床に倒れる。
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bouboudays · 4 years
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diary 2020.6.20~6.23
【6.20(Sat,)】晴れ
一粒万倍日かつ天赦日の大吉日。天気もいいし、さて外出するかと思いきや、関わっているPTAのイベントで、朝方ちょっとしたトラブルが発生。けっきょく、その対応で夕方くらいまで自宅にこもっていた。 夕方近く、ひとまず鎮火は成功。なにぶん始めてのことなので、こういう〈トラップ〉は想定内のつもりだったけれど、少し落ちこむ。やっぱり晴れの日には外歩きをしたい。
【6.21(Sun.)】曇り
午後、娘が眼鏡の度数をあげるといい、その後で自転車に乗りたいと言ってきたので(娘はさいきん補助輪無しの自転車に乗れるようになったのだ)、家族で隣の駅前公園へ出かける。さきにわたしと息子が公園へでかけ、後で合流することになった。
息子とキャンディボールでちょっとしたゲームをやったのだが、成功回数が息子の思っていた回数になかなか到達せず、途中から泣きながらゲームをしていった。
あまりにうまくいかないので、ついにキレた息子は泣きながらどこかに行ってしまった。 しばらくして戻ってきた彼に訊くと、近くの神社に行ったという。
「『どうか、うまくいきますように』ってお願いしたんだ」
そこは、娘がはじめて補助輪無しの自転車乗りをしたときに、息子とふたりで「どうかお姉ちゃんがうまく乗れますように」とお願いをした場所だ。
おかけで、息子とのゲームは望んだ回数に達することができて、帰り道わたしたちはふたりで神様に御礼を言った。
今日、月日会に入会した。後輩くんの日記にここ月日会の名前が登場してきたのだ。なので、ここから先はリアル。ここより前は記憶の中。いや、現在より前はいつだって記憶の中だ。
【6.22(Mon.)】雨
梅雨寒。今日も在宅勤務。この雨のなかを出勤しなくて済むという〈小確幸〉。
今日から、慶應通信(慶應義塾大学通信教育課程)の夏スク(夏期スクーリング)の申込み開始である。今年は、春期スクーリングにつづいてコロナ禍の影響で〈オンライン授業〉となった。音声配信からZoom等によるリアル配信まで、授業の特性と先生のリテラシーのレベルでいくつかの種類の〈配信〉がなされる予定。開講は8月前半だ。 ちなみに、申し込んだら即受講可、というわけではない。抽選がある。春期スクもそうだったが、オンライン授業になって地方の方たちの申込みが多くなったよう。これまで東京や大阪に出張ってきて授業を受けなければならなったところが、パソコン一台でお手軽に受講できるようになったのだ。この流れはもう止められまい。新常態(New Normal)のひとつの風景だと思う。
その受講申込みだが、通信生専用のサイトで登録するのだが、まあそのサイトが朝から重たいったらありゃしない。まったく動かない。出勤まえにみんな登録しようとしているんだろうか。 同じような重たさは、昼休みにも退勤後も変わらずで、今日の登録はさっさとあきらめた。
夜、この「月日会」の会報11号が届く。みなさんの日記の分量はどのくらいなんだろうかと思って、ページ数を眺めると総数137ページとある。うへ。あたしゃ、柳田國男の『炭焼日記』くらいのイメージでいたのだけど。
【6.23(Tue.)】曇りときどき雨
さて、この日記、どこで(どのブログサービスで)投稿編集していこうかと、しばし悩む。ひとまずTumblrと仮決めしたのだが、まだしっくりとこない。どこかに変更するかもしんない。
先週6/16(火)だったか、2020年度上半期の第163回芥川賞候補作品が決まって、さっそく図書館に予約したものの、すっかり借りるのを忘れていた。午後、散歩がてら駅前まで出かけていく。
全部で5冊(「文藝」夏号はのぞく)は、まずまずの持ち重りがする。しばらく前には友人エヌと芥川賞直木賞の当てっこをしていたものだが、慶應通信(慶應義塾大学通信教育課程)をわたしがやることになってから、すっと止めてしまった。 なにより、わたし自身が小説というものをほとんど読まなくなったのだ。もう4年くらいまともに読んでいない。さいきん読んだのは、病み上がりのタイミングで、女探偵のシリーズものの短編くらいだ。 大学では教科書やら参考文献を読んで、科目ごとの課題レポートを書いて合格して、さらにその科目の試験を受けて合格しなければ単位はもらえない。だいたいその繰り返しだ。そういった生活のなかで、小説からはずいぶん遠ざかってしまった。たまに書店で手にするけれど、パラパラめくってみると、いまのわたしの〈生活モード〉には合わないことが解る。しばらくは、小説から遠く離れたままなのだろう。
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