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【読書感想文】
松永弘高 『決戦!熊本城  肥後加藤家改易始末』
寛永9年、三代将軍家光の時代、熊本藩加藤家は幕府より改易を申し渡される。清正の跡を継いだ忠広の嫡男・三広が謀反の計画に参加していた、という。忠広は江戸参府の途中、品川宿で止められて、出羽庄内藩主・酒井忠勝のお預けとなった。 しかし実際に謀反などするはずもなく、この理不尽な決定に、熊本に残る藩士たちはいろめき立つ。幕府もまた、天下も名城・熊本城に籠城されてはどうなるか分からない、という懸念が広がった。 緊張の中、幕府の正使として稲葉正勝、城受取役の先鋒として水野勝重が熊本へ向かう。。
幕府がはじまって30年、全国の完全なる統治に不安をいまだ抱える幕府は、難癖をつけては数々の藩を取り潰して、その権力を誇示した。結局は浪人を増やし、治安の悪化を招いてしまうのだけれども。 しかも相手は熊本藩という大藩。下手をすればまた天下が乱れるかもしれない。。幕閣の意図は?
熊本藩改易の顛末!
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【読書感想文】
松永弘高 『決戦!広島城 天下大乱の火種を消すべし』
元和5年(1619年)、福島正則が無断で居城である広島城を修築したという。大阪の陣から4年、豊臣家は滅びたとはいえ、いまだ世は不安定であり、家康の残した法度を破る行為に二代将軍秀忠は怒りをあらわにする。 江戸にいる正則を幽閉した幕府は福島家改易を決定、もちろんこれに広島に残る福島家家臣たちは納得できるはずもなく、はや籠城戦かと騒ぎ出す。。
関ケ原の戦いにおいて、秀吉恩顧の大名ながら家康の側につき、勝利に貢献した福島正則。しかしそれは石田三成への正則個人の感情で味方しただけで、心から徳川に臣従したわけでない、と家康も知ってはいたけど、自ら手を下すことはできず、秀忠には難癖をつけて取り潰すように言い残したのかも。。
広島藩改易の顛末!
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【読書感想文】
古林青史 『天開の図画楼 雪舟等楊御伽説話』
「画聖」と称えられ日本の水墨画に革新を起こした雪舟。その名を知らない人はいないと思います。当時栄華を誇った大内氏に招かれ、周防国の地でアトリエを開き、遣明船の随行絵師として明にわたる。しかし「明の画壇に見るべきものはなく、、」と知った雪舟が、いかに自らのスタイルを確立したのか。 歴史的資料が少ない中、雪舟が感じたこと、作品への想いなどを、筆者が歴史的見識に基づいて、物語を構成していく。
日本・中国の当時の画家や、歴史的背景の情報が、時に多すぎて圧倒されることもありますが、根底には雪舟という偉人への筆者の尊敬と愛が読み取れる作品でした。
日本画壇の歴史、掘り下げていきたいですね。
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atsushi-life-like · 13 days
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【5月10日(金)は弾き語りライブ@熊谷KARHU】
来る2024年5月10日(金曜日)は弾き語りライブ@熊谷KARHUです! 3月にお世話になりましたKARHUさん、さっそくその日に次のブッキングをいただきました。とても雰囲気のいい箱です。 対バンの方々もはじめてで、僕も楽しみです。 ぜひぜひ遊びにいらしてくださいね!! ご予約はお気軽にご連絡くださいね。 ☆2024年5月10日(金曜日) 場所 熊谷KARHU 開場 18時30分 開演 19時00分 料金 2000円(ドリンク代別) 出演 浜田伊織/Life-Like/みやまあいこ (Life-Likeは19時40分頃の出演です)
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atsushi-life-like · 15 days
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【ありがとうございました!ライブ@幡ヶ谷36°5】
2024年4月11日ライブ@幡ヶ谷36°5にお越しの皆様、ありがとうございました!東京でのLife-Like(オリジナル)のライブは今年初となりました!驚きですね。。新曲も、まだ100%ではなかったですが、お披露目できてよかったです。完成、お楽しみに。 そして久しぶりにみんなのワイパー見れて、たくさん元気をいただきました。レコーディング、がんばれます。あ、会場で写真撮り忘れたので、うちのマウスです。 さ、次は4月27日「イタツキ!」そして5月10日にまた熊谷に行きます。熊谷の詳細は近々。よろしくお願いします!
☆2024年4月27日(土曜日) 「イタツキ!12th stage」 場所 下北沢Music Island O 開場 18時30分 開演 19時00分 料金 3500円(ドリンク代別) 出演 イタツキメンバーズ<ケンパチ先生・新井ラーメン健・タカタタイスケ・松本智也・つとむくん・Life-Likeあつし>
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atsushi-life-like · 20 days
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【7月26日(金曜日)はライブ@早稲田CanColor Cafe!!】
来る2024年7月26日(金曜日)はライブ@早稲田CanColor Cafeにてライブです!
昨年3月の沖縄でご一緒した沖縄のアーティスト・伊禮俊一くんと一緒です。伊禮くんの沖縄三味線POPライブ、盛り上がりますよー! わたくしもがんばりまっす!! 沖縄料理と楽しい音楽、ぜひぜひ遊びにいらしてくださいね!! めんそ~れ~!! イベントタイトルの意味、なんだろうw ※ご予約はDM・メッセージ、メール等で受け付けています!お気軽に。お店の方でも受け付けてくれますよ~!
☆2024年7月26日(金曜日) 場所 早稲田CanColor Cafe 「めんそーりょー、まじゅんどぅしぐぁーvol:2」 開場 18時00 開演 19時00分 料金 4000円 出演 伊禮俊一/Life-Like
《予約・お問合せ》 CanColor Cafe 03-6457-5796 又はLife-Likeへ直接お願いします!
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atsushi-life-like · 28 days
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【4月27日(土)に向けてイタツキMeeting!!】
2024年4月27日(土曜日)はエンターテインメントイベント「イタツキ!」です! イベントに向けて恒例のイタツキMeeting。ラーさん、ツトムくんが諸事情により参加できなかったけど、本番はもちろん来るよ!! 「なんかさ、新しいことしようよ!」なんて言って会議ははじまったけど、相変わらずのほろ酔いMeetingで、みんな内容覚えてるかな?w 散文的にとられたメモをまとめて、ブラッシュアップしていきたいです。できる限り! なにはともあれ、エンターテインメント力は変わらず高めになることは間違いなし。まだお席ありますので、ぜひぜひ遊びにいらしてくださいね!! ☆2024年4月27日(土曜日) 「イタツキ!12th stage」 場所 下北沢Music Island O 開場 18時30分 開演 19時00分 料金 3500円(ドリンク代別) 出演 イタツキメンバーズ<ケンパチ先生・新井ラーメン健・タカタタイスケ・松本智也・つとむくん・Life-Likeあつし>
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atsushi-life-like · 1 month
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【読書感想文】
渡辺房男 『小説・大隈重信 円を創った男』
近代国家への一歩を踏み出そうとする明治新政府には大きな問題があった。それは日本には統一通貨がないことであった。諸外国との貿易で国を富ますはずが、日本で使われていたのは規格が不均等な金貨・銀貨で、地方では各藩が発行した藩札など、バラバラな通貨を使っていたために、信用を得ることができなかった。さらには贋金も多く流通している問題もあった。 幕末、討幕の流れに乗り遅れた佐賀藩出身の大隈重信であったが、長崎においてキリシタン問題に関する交渉で、剛腕で知られるイギリス公使パークスと対等にやりあい、問題を一時的ながら解決したことから、中央政府に認められるところとなる。 会計御用掛に任ぜられた大熊は、財政などにはあまり明るくなかったが、ここでも対するはパークスであり、対抗できるのは大熊だと期待された。 この交渉の中で、統一通貨を打ち立てることが、何よりも先決だと感じ、井上馨・伊藤博文・渋沢栄一らと共に通貨の新設に尽力する。日本「円」誕生の物語。
江戸時代は金・銀・銅の通貨が発行されていたそうで、それぞれの含有率は時代によって変化し、財政が悪かった時はその品位を落としていたりした。こうしたなか外国との通貨交換がはじまると、多くの金が海外に流出したと言います。 大熊重信の長い政治家人生の中で、特にこの「円」という新貨幣制度の確立のために奔走した時代を特にフィーチャーしている。
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atsushi-life-like · 1 month
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【読書感想文】
平谷美樹 『柳は萌ゆる』
幕末、22歳の若さで盛岡藩の家老となった楢山佐渡。藩内では重税による貧困が広がり、頻繁に一揆が起こるありさまであった。 佐渡は一揆の首謀者や隣の仙台藩とうまく交渉し、なんとか一揆を取りまとめる。 東北の地で藩の立て直しに奔走していたが、京都では鳥羽・伏見の戦いが起こり、盛岡藩も旧幕府につくのか、新政府につくのか決断を迫られることに。藩のかじ取りは佐渡に任された。。
戊辰戦争において、東北の藩はどちらにつくかで大いに揉めましたが、その藩にもそれぞれのバックグランドがあることが見えてきます。 隣接する久保田藩や仙台藩との関係が、楢山佐渡そして盛岡藩の運命を左右していく。
また一人、東北のサムライを知ることができました!
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atsushi-life-like · 1 month
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【4月11日(木曜日)は弾き語りライブ@幡ヶ谷36°5】
来る2024年4月11日(木)は弾き語りライブ@幡ヶ谷36°5です!
レコーディング中の新曲できるかな。。 日にちも近くなってしまいましたが、お時間合いましたらぜひぜひ遊びにいらしてくださいね! ☆2024年4月11日(木曜日) 場所 幡ヶ谷36°5 「SPIN熱 vol.40」 開場 18時30分 開演 19時00分 料金 3000円(ドリンク代別) 出演 Life-Like/みゅーおおやま/矢野有里子 (Life-Likeは20時30分頃の出演です)
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atsushi-life-like · 1 month
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【読書感想文】
伊東潤 『北天蒼星 上杉三郎景虎決戦禄』
越後国上杉との同盟を確たるものとするために、人質として越後へ送られることとなった三郎。容姿端麗で才気にあふれる若者は、謙信の養子となり、謙信のもともとの名である景虎を与えられ、将来の後継者と目されるようになる。しかし、養父・謙信は跡継ぎを明言せずに突然この世を去ってしまう。 後ろ盾を失った景虎に立ち向かうは、謙信の姉の子である景勝と、その寵臣・直江兼続であった。
上杉氏の家督争い「御館の乱」で上杉景勝に敗れてしまう景虎。一般的には勝者である景勝、そしてそれを支えた直江景勝からの視点で描かれることが多く、景虎は悪人とまではいかなくても、正当な後継者とは描かれません。しかし、やはり景虎から見たら、謙信が彼を後継者として扱っていた節々もあり、景勝を簒奪者として敵対するのは当然なのかな。とくに兼続なんて、腹の黒い大悪人にしかならないでしょう。
常に苦しい立場に立たされながらも、理想のために戦い続けた景虎に涙!
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atsushi-life-like · 1 month
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【読書感想文】
近衛龍春 『直江山城守兼続』
上杉謙信にその才を愛され、無二の腹心として景勝を支えた直江兼続。越後国は武田、北条と接し、常に戦闘状態にあった。そこに織田信長が力をつけ、ついに北陸にまで勢力を伸ばそうとしていた。しかし戦の天才、軍神とあがめられる謙信がいれば安泰、、のはずが遠征を前にして急死してしまう。世継ぎを決めずに亡くなってしまったために、越後国は景勝派と北条氏から養子に入った景虎とで家督争い「御館の乱」が起こる。
波乱のスタートとなった当主景勝だが、時代はさらに織田・豊臣・徳川へと変遷していく。上杉氏の存続のため智謀の限りを尽くす兼続の物語。
「義」を重んじた謙信。その表向きのコンセプトを受け継ぐ景勝は少々的外れな発言や行動が多く、決して順風満帆ではない中、兼続の苦労がうかがえるのでした。
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atsushi-life-like · 1 month
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【ありがとうございました!ライブ@熊谷Karhu】
2024年3月16日ライブ@熊谷Karhu、ありがとうございまいした!久しぶりのライブ、やっぱり楽しかったです。お初のKarhuさんもアットホームなところで、マスターと話も盛り上がりました!というわけで次回も決まり5月10日(金)にまた歌いに行きますね。詳細きまったらまた告知します! 1.アラス! 2.怪物たちが見る夢 3.Ding Dang 4.隠し事 5.エースパイロット 6.Is this life? とあいなりました。レコーディングしている新曲もありますが、久しぶりということで歌いなれた曲で行かせていただきました。 最近ベースばっかり弾いていたので、歌えて気持ちよかった!
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atsushi-life-like · 1 month
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【明日3月16日(土曜日)はライブ@熊谷Karhu】
明日3月16日(土)は、久しぶり、というか今年初のLife-Likeライブです!(1月はカバーライブだったので。。) 久しぶり過ぎて、楽しみ&なんか緊張でドキドキですが、元気に歌っていきたいと思います。 ぜひぜひ遊びにいらしてくださいね!! ☆2024年3月16日(土曜日) 場所 熊谷Karhu 開場 18時00分 開演 18時40分 料金 1500円(+order) 出演 Yas/はなあす/Life-Like (Life-Likeは20時頃の出演です)
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atsushi-life-like · 2 months
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【読書感想文】 中村彰彦 『知恵伊豆と呼ばれた男 老中松平信綱の生涯』
秀忠、家光、家綱と徳川三代に仕え、危機管理能力・行動力・忠誠心で270年続く徳川幕府の黎明期を支え、基礎を築いた松平信綱。島原の乱・明暦の大火、由井正雪の乱など、情勢不安のなか、幕閣の有能な先輩・同僚と共に、問題を解決していく。
大河内氏の生まれながら、その名では出世は難しく徳川家に奉仕することができないので、子供ながらに松平家の養子になりたいと申し出てる信綱。秀忠の小姓となって、活躍がはじまるのですが、とにかく逸話が多い!後世の脚色もあるでしょうが、それでも機転の利く信綱に関心です。 現代にこんな政治家がいたら!と筆者も申しておりますが、、知恵伊豆と呼ばれた名政治家の人生。
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atsushi-life-like · 2 months
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【4月27日(土曜日)はイタツキ!!】
来る4月27日(土曜日)はエンターテインメントイベント「イタツキ!12thstage」です! 昨年の大阪公演、みなさまのおかげで大盛況、ぼくらもこころから楽しんで、燃え尽きてしまった、、なんてわけもなく、今年もイタつきたい欲求は抑えきれずで、元気にイタついていきたいと思います! 12回目だしね、何か新しい企画を考えなくちゃね、なんて話してるけど、イタツキmeetingはそれはそれで楽しすぎて、飲みすぎてポンコツになってしまうので、いいアイデアが生まれても覚えていられるかしらwちゃんと書記しないとね。
とにかく今回もエンターテインメント盛りだくさんのイタツキにしますので、ぜひぜひ皆様遊びにいらしてくださいね!!メンバー一同、心からお待ちしています!! 行ける!という方は、お気軽にSNSのDM、メッセージ、ホームページContact、メンバーに会うことがあったら直接でも!ご予約くださいね。 ☆2024年4月27日(土曜日) 「イタツキ!12th stage」 場所 下北沢Music Island O 開場 18時30分 開演 19時00分 料金 3500円(ドリンク代別) 出演 イタツキメンバーズ<ケンパチ先生・新井ラーメン健・タカタタイスケ・松本智也・つとむくん・Life-Likeあつし>
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atsushi-life-like · 2 months
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【読書感想文】
朝井かまて 『最悪の将軍』
悪名高き生類憐みの令で知られる5代将軍徳川綱吉。跡継ぎなく亡くなった兄・家綱の跡を継いで、将軍になった彼には、世のあり方を見てある決意が生まれる。
戦国時代の気質を残し、命を軽んじる風潮に嫌気がさしていた綱吉は、徳を重んじる文治政治を推し進める。生類憐みの令や、「忠臣蔵」「水戸黄門」などの物語で悪役にされがち、在任中に多く起こった自然災害といったせいでどうしても悪将軍のイメージが強いですが、近年は再評価されている歴史上の人物のひとりです。 しかし、感情の起伏は激しく、極端なところもあったようですが、綱吉の治世をどう評価しますか?
ちなみに母・桂昌院、側用人・柳沢吉保もそろって悪人にされがちですね!
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