Tumgik
arthur-meursault · 4 months
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おい!!!
おい!!!!
前回の日記が1月4日で!!
今日の日記が12月26日だから!!!
11ヶ月もブログを放置しとったぞ!!!
もうブログじゃねえ!!
前回の日記で「もっと更新しよう」とかなんとか言ってたくせに!嘘つき!
つーかほぼツイッター使ってるからブログに書くことがないんだよ!
ないんです!!
参りました……
今年はいろいろスケジュールの都合で連載開始できなかったので
来年!
来年からがんばる!
もう時の流れが早すぎるよ……
歳とったんかな。
このブログはじめたのが2017年6月1日。
いまが2023年12月26日の深夜3時。
おおう……6年半もたったのか。
この『異邦人のこばなし』は漫画家を目指しはじめた頃に描きはじめた日記というかブログというか雑想記というか。
自分がプロ漫画家になったあとで読み返すためのブログとして書き始めたんですが、
まあー……
6年半も漫画描いとるんかい!
ただ、このブログを始める前に半分趣味のサブカル漫画を一年くらい描いてたので、漫画歴は実質7年以上かな?
プロの青年漫画家になりたい!なる!なろう!と決心してから6年半ってことだよねー。
読み切り描いて、投稿して、賞もらって、連載して、打ち切られて、またネーム出して。
ツイッターに漫画描いたりもして。
働いて、上京して、働いて、友達できて、引っ越して、また引っ越して、またまた引っ越して。
いろいろあった。
いろいろ描いた。
なんでやろ、
あんまり上手くならへんなー?
いまもぜんぜん四苦八苦して描いてるよね。
あの頃は慣れたらこの苦しい作業も楽になる、プロになったら楽になると思ってたんだけど。
そんなわけなかったな!
まあいいや。
つーかこれからっしょ!
でわでわ、
1日遅れのメリークリスマス!
(次のブログは一年後とかか…?…ちょっとしたタイムカプセルというか……毎回間隔空くので前回までの思い出話してる気がする)
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arthur-meursault · 1 year
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めちゃくちゃ久しぶりの日記です。
前回が……去年の10月?
いや違う、4日前にもう2023年になったから…
で、前回が2021年の10月だから……
一年と3ヶ月前も経ってしまったのか。
もう日記じゃねぇだろそれ。
いやー、この1年と3ヶ月、いろんなことがありました。
おら原作のゾミアが連載はじまって、
シェアハウス出て行って、
ゾミアが連載おわって……みたいな。
はっはっは。
起こりすぎててもうなにがなんだかわからねぇ。
書き尽くせねえ。
書く気にもならねぇ。
前回の日記で『漫画家に近づくにつれて更新頻度が遅くなる』なんて言ってたけど、
原作とはいえ完全に漫画家になっちゃったからか…
更新に1年3ヶ月かかっちゃいました!
もう2023年1月4日だよ……
はははは!
はやい!!!!!
時の流れ、はやい!!!!!
こわー。
すぐ死ぬじゃんこの調子だと。
こわー。
まあ主にツイッターの方で呟いてるんだけどさ。
日記、またちゃんと書こうかな。
そうしたほうがいいよな。
たぶんな。
がんばりやっちー!(てきとう)
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arthur-meursault · 3 years
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ひいい。
9月の日記を書きそびれたまま10月に突入してしもうた。
怖いのう!時の流れ!
いやあ、おいらね、この日記を『漫画家志望が漫画家になるまでの記録』としてつけはじめたわけですけども、出版社との付き合いが長くなるにつれて更新頻度が減っていく。
本末転倒じゃねーか。わかんねーよ。
もっとちゃんと、いろいろ記録しなきゃですよ。
まあ、言いたいこと全部ツイッターに書いちゃってるからだけどさ。
そういうわけで(どういうわけで?)ツイッターを1ヶ月やめてます、いま3日目くらい。
あんまりにもSNS中毒なのと、
ネームが死ぬほどスランプなので。
やめたらなんとかなるかなあ?と。
なりますかね?なりませんかね?
↑いやローゼンメイデンかいな!笑
まきますか、まきませんか、みたいな。笑
で。
ですよ。
おっさん構文というやつがちょっと前から流行ってるわけです。
おじさんが若い子に向けたメールやラインで使いがちな文章、というやつで。。
絵文字とか多用する感じの。
あと(笑)とか。
内輪ノリのセルフツッコミとか。
軽い自虐ネタの連発とか。
そんな感じになってるよね、おいらのブログ。
おっさん感マシマシ。
まいったなあ。
まあなんだかんだ今年からアラサーなってるんで、俺もおっさんの扉を叩いとるんやなあと。
年々ぶ厚くなっていく面の皮にヒシヒシ感じております。ワラ
もう戻れないのだワ。。
とかなんとかまーたテキトーなこと言ってたりして。
んで。
ですわ。
日記っぽいことちょっと書きましょうかね。
えーとね、最近、おいらの所属してるシェアハウスの人たちと仲良くなってきた。
友達ふえた。
うれしい!。。
↑無邪気かッ!
てかね、俺が引きこもりで基本的に人と会わないんで、
あんまコミュをニケーションしてこなかったんすよ。
漫画描いてる分には外に用事ないしね。
でもそれを、最近はちょっと腰を動かして話したりしてて。
理由は、楽しいから。
もともと人と話すの好きだしね。
問題はさ。
おいらがちょっと話しすぎちゃってねーかってこと。
申し訳ないんだよな、話しすぎちゃうとさ。
おいらは楽しいんだよ。
めちゃくちゃありがたいんだよ。
でもそれで相手の時間奪ってたらさ、ダメじゃん。
疲れさせてたらほんとダメじゃんね。
願わくば迷惑かけてないことを祈りたい。
おいらはいろんな人と話せて楽しいんだから。
話してると飯がうまいよ。
でも俺一人メシウマでも意味ねえしな。
そんな感じです、最近は。
ハイ。
そんで、
結びをば。
なんか長らく文章書いてなかったからか知らんが、
もはやおっさん構文どころではない。
壊滅的だぞ、文章が。
脳死んでる。
ちゃんとせい。
つってもこのブログ、
そもそもちゃんとした文章を読める記事の方が少ない。
ちゃんとするとしたら抜本的な改革が必要やな。
なーにすりゃええんやろ。
ツイッターみたいな感じがええのかな。
長文で批評モドキぺらぺらみたいな。
まーそれはまた考えます。
そもそも書くことがねーんだよなー。
平和な日常ですから。
スランプだけど。
がんばりましょー。
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arthur-meursault · 3 years
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AirPods Proがほしい。
でもいまお金あんまないから、そうだな。
いまやってるネームがひと段落したら自分へのご褒美に買おうかな。
たぶん12月くらいになると思うけど。
はい、8月の日記です。
はやいねえ、もう24日ですよ。
これが夏休みならそろりそろり焦りが忍び寄ってくる頃。
でも僕のおやすみはぜーんぜん終わりません。
というか、冷戦状態だな、いまは。
コロナで外行けないし、家で作業ずっとしてる。
引きこもって閉じこもって。
さみしーね!
漫画家になったらいよいよこんな生活が続いてしまうんだよねー。
まあ、それでも。
やるべき仕事は依然残ってるので。
仕事の方は、順調?なのかなあ。
よくわかんないや。
とりあえずやるべきことはやってます。
いや、まだまだ自分に甘いな、俺は。
眠くてもダラダラ起きてしまうし。
せめて生産性をあげたいなとツイッターとYouTubeをやめてみました。
九月まで。
って、あと一週間もないやんけ。
まあ昨日からやめてますが。
たかだか一週間でしょう。
でも……
実はちょくちょくアカウント見に行ってしまってます。
見るだけ、見るだけなら……と。
結果、ツイッターとyoutubeやめても期待したほど生産性上がってません。
ツイッターやってた分まとめサイトとか見ちゃう感じ。
動画見てた分 匿名掲示板みてるかんじ。
もうやだ、このネット中毒。
でも少し頭がフリーになった感じはあるな。
明日からタイムライン見にいくのとかもやめて、ちゃんと仕事しよう。
あと、眠くなったらすぐねよう。
4時くらいに眠さも限界だし寝ようと思って、
ダラダラ起き続けてとうとう8時半。
なにしとんねんな。
だから仕事しましょうぜ。
終わったらご褒美のAirPods Pro!
25000円とかするんだよ、あれ。
たけー。
がんばれがんばれ。
がんばろー、さーやっていこー。
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arthur-meursault · 3 years
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ひさびさに日記更新。
さいきんクズ人間化が加速してきた。
まあいま働かないで引きこもってゴロゴロしてるから、そら見た目にもクズやし。
思考も人間関係めんどくさくなってきて、
いつも癖、
人間断捨離癖がでてきてて。
人間的にもクズやし。
でもそれにしても最近の俺はひどいんよ。
ここんとこ毎回のようにネームの締め切り遅れるわ、
貯金尽きて手元から現金が消え失せるわ、
家賃滞納して管理会社に強制退去も辞さない構えとか言われるわ、
そのくせなんかやる気出なくてだらだら過ごすわと
なかなかにリアルなクズ人間っぷりが加速してきたので、
これはいかんと思い日記を更新する次第。
言い訳させてくれい。
まず漫画のネームね。
これはねー、いま、飽きてんの。
今描いてるネームってもうずっとこねくり回して修正提出修正提出してんのね。
企画自体は一年以上、ネームは一年近くこねくりまわし続けてて、さすがに飽きた。
飽きたっていうとこれまたクズ人間っぽいけどさ、飽きるともうそのネームが面白いのかどうなのかもわからんのよ。
もともと作者に客観的に作品を見る目なんてほぼないし、
面白いかどうかは感覚で見るしかないんだけど。
もはや自分の原稿が面白いかどうかもよくわからんのよ。
長くいじってるとこうなる。
当然やる気も削がれて行く。
だからファーストインプレッション、
最初の熱意が大事なんだけど。
俺はそれを逃したと。
俺が下手だから修正しなきゃいけないし仕方ないんだけどさ。
まあ、飽きるよね。超飽きてる。
まじでやばい。
どげんかせんと��かん。
はい、言い訳です。すいません。
そんで、次の言い訳。
貯金。
これはねー、もともと8月には仕事が始まる予定で貯金崩してたから、その予定が崩れて俺も困ってんだよ。
困っちゃうねー。
でも働きたくはないからなあ。
どうしようかな?
そう考えた果ての、
家賃滞納。
というか家賃の支払い遅れさせてくださいって頼んだんだよね。
そしたらダメですって言われて。
チッうるせーな 反省してまーす。
でもちょっと支払い遅れさせることはできるっぽいから、なんとか粘りたい。
もしもそれでもダメなら仕方ないな、借金してでも出て行くか。
いや働けやって話なんだけどね。
働きたくないからね。
あと揉めたところに住みたくないから、出てく。
やっぱり普通にドクズやな、この言い分。
はい言い訳その2 終わり。
そんで最後の言い訳。
やる気が出ない。
これはもう、上であげたことの総決算よね。
ネームに飽きた。仕方ない。
金がない。仕方ない。
だるい。仕方ない。
だから寝る。仕方ない。
寝て過ごす。当然。
そんだけですわ。納得。
どうだこの生活。
この人間性。
退廃的だらう。
アナーキーだらう。
デカダンスだらう。
親の顔見たくなるだらう。
まあ、ね。
才能ある人間は性格も腐ってるといいますからね。
僕もその類なんすよ。
あーあ、才能あると性格腐ってつらいや。
ははは。
ア ホ か 。
……大した実績もないくせにあぐらかける才能があるとか勘違いしてるの、
割とマジにやばすぎる。
俺の才能は必死こいてつくるところなのに。
腐り始めてるよいろいろと。
ちょっと色々考えます。
あと、お金のことはもっとちゃんと考えます。
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arthur-meursault · 3 years
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ふと、うどんにたべるラー油をぶっかけて食していたら、あることを思い出した。
子供の頃なにかの番組で「サンドイッチにも唐辛子を山盛りかけて食べるような女性が、完食したら景品がもらえる激辛カレーに挑戦。すると辛すぎて食べられず『こんなの食べられるわけない!』と店に怒り出す」という内容のVTRを見た記憶。
年に何回か思い出す程度には脳に刻まれており、相当印象深かったのだろう。
さきほどそれを思い出し、ふと、「理不尽な怒り方だな」と考えた。
あっ、と、声が出そうになった。
それが初めてだったのだ。
VTRが意図して視聴者の怒りを誘うように作られたものだと、そのときはじめて理解したのだ。
それまでは何となくその映像を覚えていただけで、
女性のルックスとか、
サンドイッチに一味をかける女性にドン引きする友達役の人とか、
女性が口にカレーを運ぶまでのカメラアングルとか、
一口食べるやいなやカッと目を見開きスプーンを置き立ち上がり「食べられるわけないじゃない!」と怒り出すところとか、
そういう場面が単に頭に浮かぶだけであった。
それに対する可否も是非もなく、批判も肯定もない。
ただ覚えていただけだ。
子供の頃に記憶したためだろう。
それがモラルを欠いた行動だとはわからず、番組の意図も伝わらず、ひたすらに画面の印象と一言一句を記憶していたのだ。
もし今自分が同じ映像を初鑑賞したとしたら、すぐに「モラルのない客だ」「理不尽だ」と考え、ツイッターにでも書き込むのではないか。
しまった、とおもった。
大人になる過程で失われたのはこういう感性なのではないか。
まるで神のようにそこに是も非もなくただ世界を観測し記憶するだけの視点。
子供というのは未熟ゆえに残酷でずる賢くて稚拙なものだが、同時に我々が捨て去る前の意識の空白領域を持っているように思う。
その領域がさきほどいま垣間見えた気がする。
自閉症患者が無感情にひたすら街の風景を描きとっていくところをなにかのビデオで見たことがあるが、我々が彼らにレインマンのようなイノセントを感じとるのは、彼らが感情的に純粋だからというよりも、感情が事後的にできあがったものだとわかっているからではないか。
人間はうまれたとき無感情だったものが学習して物事への反応と理解を獲得し、それが感情になる。
自閉症患者はその場合の無感情を保持しているように思う。彼らに感情がないというわけではなく、観察にまつわる一連の行動から感情が欠落しているかもしれない、という話だ。
そして我々はその視点を忘れ、すべての事柄に快不快をつけて判断するようになった。
しかし、それに疲れたいまあの頃に戻ってみれば、もしかすると一つの理想の世界が見えるかもしれない。ただ目の前に広がる世界。我はそれを記憶していくだけでいい。
なんとも羨ましい限りだ。
取り戻せるなら是非ともそうしたい。
怒りも悲しみもない観測の安息。
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arthur-meursault · 3 years
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ひいいい
あまりにもクレカを使いすぎてやばい……。
支払い総額がねー、えーとねー、30マソとか越えそうなの。えへ♡
Amazonで漫画の資料用の本をバカスカ買い込んだ結果こうなってしまった。
ほんと反省。めちゃくちゃ蔵書が増えてる。
あとはいろいろと、おもちゃを買ったりしてしまってる。仮面ライダーとか、ゴジラとか。これは猛省。やめないとな……。
今月でバイトが終わります。しばらく貯金生活に移行するわけですよ。
連載が始まるまでの賭けですね。
スタートすれば僕の勝ち。
しなければバイトまた探さなきゃいけない、貯金またしなきゃいけない。
かーっ、くまったくまった。
ナマナマしいお話ですが、こういうこともあります、漫画には。やれやれだぜ。
日記ぽいことをば。
明日シン・エヴァ観に行きます。どうなのかなー。楽しみだ。初号機のフィギュア買っちゃったぜ!……こういうことをやめろって話。
それじゃまた。漫画、頑張っていきましょう。
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arthur-meursault · 3 years
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ひさびさの日記だよ。
またグダグダくだを巻くと長くなっちゃうから、最近読んだ漫画に点数つけてくね。100点満点だよ。
前から読んでた作品は省いて、最近読み始めたものだけにするよ。
ちなみにダンジョン飯、沈黙の艦隊、火の鳥、ジョジョ、ワールドトリガー、ウォッチメン辺りが95点以上の作品。チェンソーマン、呪術廻戦、鬼滅の刃が90点。ゴールデンカムイが85点、アンデッドアンラックが83点。映像研が80点。
こういう感じで減点方式でやらせてもらうよ。
あ、ちなみに前から読んでる作品はレビューしないよ。
あと買ってある単行本をまだ読んでない作品もできません。
レビューの順番はバラバラだからスクロールして気になるタイトルがあったら読んでね。
・葬送のフリーレン/アベツカサ,山田鐘人
85点
うまい、新しい、面白い。
現3巻で連載中。のっけから点数高めの作品。これは1巻が最強に面白かった。
勇者が魔王を倒してからいく年が経った。1000年以上もの長い長い寿命を生きるエルフが勇者の仲間として(本人としては)たった10年だけの冒険を思い出しつつ旅してく話。まず設定がエモいし、それを料理する手腕もうまい。また魔王勇者ものの設定のアレンジが絶妙で、そこかしこで感心させられる。
2巻以降は新たな仲間を得て再び旅路につくのだが、この展開もなかなか面白い。が、面白さのピークは1巻に詰まっていた。これを超えてくれることを望む。そしたら90点越えも視野だよ視野。ぜんぜん期待できる。この作品は強い。
今後アニメ化などをきっかけに大ヒットしていく作品だろう。すげーぜ。
・嘘喰い/迫稔雄
93点
歴史的大傑作ギャンブル漫画
49巻で完結済み。
全巻買いしたのを20冊ペースで読んでいきました。
面白いねえ。よく作者はこんなこと考えつくなというトリックの数々。途中で先読みは諦めて素直に漠さんの掌で楽しむことにした。
まずなんといっても嘘喰いこと斑目獏のキャラクターが良い。このキャラ一人がこの漫画をここまで成長させた。本当に天才の思考を覗き見ている感覚が味わえる数少ない作品ですよ。彼は訳がわからない天才ではなくて「常軌を逸して観察力に長け、かつ周到」という本質の部分が丹念に描かれてる。
そんなの獏さんにしかできないだろ、という説得力がある。
やってることはババ抜きとかじゃんけんとかポーカーとかなーんも難しくないのに、裏ではこちらの読みを遥かに超えた戦略同士がぶつかり合ってる。
減点ポイントがあるとすれば作者の迫稔雄氏はツイッターのレスバが弱すぎる。
・ハイパーインフレーション/住吉九
76点
なんだこりゃで知的なオモシロさ
ジャンプ+にて6話まで更新中。
若干異世界の入った中世西洋文明にて、迫害される少数民の少年が生殖機能と引き換えに無限に偽札を生む能力を身につけ、資本主義社会に立ち向かっていく話。なんかもう、説明不要なんだよね。なにが面白いのかよくわからないけど、キャラとか、セリフ回しとか、なんもかんも面白い。
最近読んだ歴史系(歴史ものではない)の漫画ではピカイチの独自のセンスを感じる。単行本で早く読みたい。
・満州アヘンスクワッド/門馬司.鹿子
62点
1巻最高、その後ひどし
現在3巻で連載中。
落ちこぼれの日本兵が満州でアヘンを栽培し裏社会を手中に収めていく話。一巻は問答無用で面白かった。窮地に追い詰められて金を欲する日本兵の青年が、嗅覚と植物の知識を活かして芥子を手に入れアヘンを作る。ダウナーなクライムサスペンスとしてワクワク感がすごかった。でも2巻以降は勢い重視のB級サスペンスになっちゃった。この漫画に求められてるものってそうじゃないと思うんだけど。
本来なら50点以下でもいいけど、1巻めちゃくちゃ面白かったからそのぶん加点。
・逃げ上手の若君/松井優征
72点
さすがの松井
現在3話まで連載中。
松井優征作品はそこまで好きではないのだが、それでもやっぱり面白いし上手い。うまいというか、テクい。うーん。1巻出たらたぶん買うな。
ジャンプに掲載するのに最適な形にオミットされた歴史もの。見習う箇所多々あり。
・ネオ・エヌマ・エリシュ/マミー
62点
緻密な歴史もの
現在全2巻で完結。
ツイッターでアップされていた古代における奴隷の扱いに関するくだりが気になり購入。
完全記憶能力を持つ女子高生が博物館でうっかり古代のピポグリフを読み解いてしまい、魔法の力?で過去に飛ばされ預言者扱いされつつ、魔法の石板の破片を集めて元の世界に戻ろうとする話。
歴史ものとしては豆知識などが横溢してて面白い。舞台も目新しくて楽しい。
異世界転生もの(タイムリープもの)としては微妙。専門性は極めて高いがお話としては上質と言い難い。キャラ作りもハズし演出など頑張ってはいるのだがもう一歩といったところだ。
ところで本作は2巻が電子書籍でしか発売されてないので渋々全巻電子で購入した。売れなかったら最終巻とか紙本で出さないやつ、本当に嫌い。
・四ツ谷十三式新世界遭難実験/有馬慎太郎
73点
奇才が描いた異世界探訪もの
現在全1巻で連載中(休載中?)
ワープ技術を開発した天才研究者四ツ谷十三は性格がとにかくねじ曲がっており、他人が苦しむ様を見るのが大好き。そんな彼の弟妹はいつも苦労させられていて……そんな導入から四ツ谷が弟妹と友人2名を全く知らない惑星へ放り込んで置き去りにする『いたずら』から物語ははじ��る。転送先はワープ技術の元ネタとなった特殊なワープ生物が生息する未知の惑星。帰る方法はワープ生物を捕らえること。地理も生態系もなにもかもが常識離れしたダンジョン的異世界で彼らの5人のサバイバルがはじまった……5人というのは四ツ谷もうっかり帰りそびれたからである。というあらすじ。
長くなったが、この話のキモは四ツ谷十三というキャラクターなのだ。
天才であり度を越した皮肉屋で楽天家でドジな『いたずら』好き。かといって人を真顔で殺すよくある極悪人ではなく、あくまで度を越した嫌がらせ程度。そんな四ツ谷と四人のメンバーがつかず離れずで異世界を探索していく、これが面白い。
ただし欠点としては、異世界探訪ものとして突出した面白さがないということ。設定はかなり緻密なのだが、どことなく既視感が漂う。また異世界で意思疎通可能な生物が出てこないので人間ドラマにも寄与しないし、仲間内も基本仲良しなので四ツ谷十三以外のキャラ同士でドラマが生まれない。
ただし1巻のオチに当たるくだりでは少し息を飲まされた。上記の減点ポイントは要するに序盤だからで、これからどんどん面白くなっていくのだろう。しかし2017年以降続刊が出てない…打ち切られたか廃刊したのかなんなのか。無念。
・攻殻機動隊/士郎正宗
95点
天才が描いたアウトローガンアクション
全3巻(1〜1.5〜2)で完結済み
説明不要の傑作。
僕がいうことなんかないかな。本作は岡田斗司夫のYouTubeチャンネルで紹介されてて興味を持った。
いやー面白い。当然SFとしても面白いし、アウトローものとしても古臭くて面白い。そのチグハグ感がたまらない。
SF的ギミック描写が今なお古びていない、というより示唆的であるというその点は素直に凄み、賞賛する。
押井守が才能の大半を費やしたのも理解できる。庵野秀明や宮崎駿が褒め殺すわけだ。
傑作!
怪獣8号/松本直也
70点
普通
全1巻で連載中
普通だなあーー……普通にうまいし普通に面白いし大衆ウケしそうだなあー……。俺としてはそんな惹かれるものはなかった。
作家として気になるポイントは、本作の見開きの作り方がウェブにも紙にも対応している、ということらしいのだ。見開き漫画としてドバーンと一枚絵をただ描くのではなく、一枚1コマの情報量を意識して描くと。それが縦スクロール漫画にも対応してるというのだ。面白い。勉強になるなあ。
抜刀/ザビエラー長谷川
45点
キメ絵はすごい、それ以外が……
全2巻で連載中
作者のザビエラー長谷川さんはすごい人なんである。そのすごさは抜刀の1巻巻末に掲載されている「僕はアナタに殴られたい」という漫画を読めばわかる。嘘喰いの顔面ドアップ演出をさらに力強く汗臭く荒削りにしたようなど迫力の『顔』。これを見るだけで惚れ惚れしてしまう。
��にもストーリーの山場で銀杏BOYZの歌詞をそのままオノマトペのように叩き込む。音楽を漫画化したものとしてこれ以上の圧がありえるだろうか。ロックンロールだ。嫉妬する。
だが一方で、この作者さんに連載は難しいんじゃないのか、長編構想はできないのでは?とも感じていた。
キャラクターのバリエーションは多いわけではないし、世界観や凝った展開で魅せることはできるのかどうか。
ストーリーも作れるのか。
あと、根本的に画力はどうなのか。
圧のある顔面に一点特化された画力が連載漫画の強度を保てるのか?
で、その懸念が全部当たったのが本作。
45点は正直あげすぎかな?と。
20点でもいいくらいだ。それくらい本作はひどい。背景はおろかキャラの画力すら伴っていない。お話に関しては素人以下といってもいい。
でも1巻巻末についてくる読み切り『僕は〜』の衝撃にはそれを補ってあまりある価値がある。
そういうわけで25点上乗せして45点です。
最果てのソルテ/水上悟志
73点
ああ、これが水上悟志だ
全1巻で連載中
水上悟志は好きな作家だ。何が好きって、作品がじゃない。作品はとにかくうまい、うまいと思う。だが最高傑作の惑星のさみだれも僕にはあんまり合わなかった。
すごくわかりやすい作家なのだ。そして優しいのだ、水上悟志は。そこが好きだし、だからこそピンとこないのかもしれない。
いうなればコロコロの冒険漫画を200%上質にしてすこしビターにチューニングしたような、そんな世界観なのだ。そして僕はそういう作品があんまり好きではない。この持ち味は石黒正数にも通じる。彼らは藤子・F・不二雄の影響が多大なのだろう。そして藤子先生はそんなに好きでない。ドラえもんとかも、子供の頃あんまり面白いとおもってなかった。僕はパーペキにブラックジャック派だった。手塚治虫派だったのだ。
それでも僕は水上悟志が好きだ。尊敬してる。こんなにも縦横無尽に自分の描きたいものを描き切れる人はいない。こんな作家になりたい。
だから追いかけますよ、水上先生。
九国のジュウシ/西公平
75点
なんじゃこりゃ〜ヘンテコ〜な歴史もの
全2巻で連載中
作者があの『ツギハギ漂流作家』の西公平だという。何が嫌いかよりなにが好きかで自分を語れよ!という。俺によく効くセリフである。
そんなことまったく知らずに購入し、読了し、感想を呟いた。よかった、それで。おかげで本作は『打ち切り漫画家が描いた妙な作品』というレッテルでは済まされない奇妙な魅力を持ち得たからだ。
戦国時代。主人公の十四郎はニホンオオカミに育てられた野生児。超人的な強さを持ち、戦場を育て親の母オオカミの狩場としか認識していない。そんな彼が大友家家臣であり岩谷城主である高橋紹運、その息子で戦国と江戸を跨ぐ傑物・立花宗茂と出会い、彼らの運命を少しずつ変えていく(史実とは変わらないケド)という。
いわゆるメアリー・スーものである。
とにかく面白いのは主人公のチートじみた強さ……ではなく。
濃いキャラ群である。主人公の十四郎は狼に育てられたため人間を冷めた目で見ており、戦場も「弱い同種が争ってるな』程度の認識しかない。この冷め方、突き放し方が面白い。
またとぼけたハゲだがそこそこ強く優れたリーダーである紹運、軟弱だが十四郎の修行を経て覚醒していく宗茂、その許嫁である性悪だが憎めない誾千代、さらにはたびたび出てきては十四郎に首をスポスポ吹っ飛ばされるモブたちまで……全員キャラ立ちしてる。
そして時代考証もしっかりしている。最初はこの手の歴史物に詳しい新人の作品かと思ったほどだ。巻末を読むと一から調べたらしい。なるほど。
そんでアクション描写だが、なんだろうな、これは。もうまさに……すポポポーンという感じで人が死んでいく。かといって迫力がまったくないわけではなく。刃牙と榎本俊二を混ぜたような。
……もう読んでいただきたい。
面白いんだよお〜!
仄見える少年/後藤冬吾,松浦健人
65点
普通のジャンプ漫画じゃ
全2巻で連載中
なんかもうあんま言うことないな……実は一巻だけで読むのをやめてる。呪術廻戦に影響されてるのはもちろんわかるんだが、呪術で面白いのはあの過剰とも言える世界観を覆う悪意と殺意、高度な駆け引きを要求される戦闘描写、そして残酷な世界を打ち破り、時として叩きのめされ、それでも立ち上がる愉快で軽快で型破りなキャラたちなのだ。それがないときちゃあもう……なんかブリーチが連載してた頃のジャンプ漫画読んでるみたいだったな。
メダリスト/つるまいかだ
70点
普通の青年漫画、絵が良い
全1巻で連載中
もうあんまり言うことないのだが、幼女と兄ちゃんという組み合わせで買った。アフタヌーン系にしては珍しくロリらしいロリキャラだったので。中身は普通にアスリート漫画だったな。絵はめちゃくちゃうまいし華がある。ヒットしてもおかしくないな。ブルーピリオドもそうだけど、アフタヌーンは俺が興味ない面白い漫画を作るのがうまいな。
レベルE/冨樫義博
85点
面白いけどさすがに古びてる
全3巻で完結済み
ハンターハンターなんだよなあ、これ。面白い。
あんま言うことねえや。個人的にはそんな気に入らなかった。暗黒大陸編のほうが百倍おもしろい。
でも技術点で85点もってくのはやっぱ冨樫おかしいよ。無敵素敵。
終わりの国のトワ/上田完
72点
良質!
全1巻で連載中
この世界から失われた言語と『あるもの』を求めて古代ローマ的ファンタジー世界観を旅する若者の話。
話は『あるもの』の正体とそれを突き詰めるところに向かっていくのだが、この設定が面白い。
メタ的にいうと、BLというジャンルをこういう形に落とし込んでくるのか!といったような。萩尾望都だなあ…。
まだ大きな山場はないけれど、ゆったりと3巻ぐらいかけた中編として読みたい作品だ。
絵も美麗。
続刊が楽しみである。
そのへんのアクタ/稲井カオル
90点
もう好きすぎますよこの世界観
全1巻で連載中
宇宙生物による海岸からの侵攻がはじまった世界。とてつもない強さで敵を打ち倒し人類を救う、『終末の英雄』と呼ばれた男がいた。彼の名は芥。人々は彼に続いて立ち上がり………その数年後、人類はなんとなく平和を取り戻していた。宇宙生物は相変わらずやってくるが対処法がマニュアル化されてるため誰でも倒せるようになった。もはや英雄は必要ない。というわけで思春期の大半を怪物退治に費やしたばかりに人間性と社交性を失った英雄が鳥取に左遷される場面から物語ははじまる。
シリアスな世界観を下敷きにしたコメディ作品。なにより情報量マシマシのギャグがたまらん。
それがいちいちキャラ立ちに繋がっている。
無駄なキャラクター、不要なキャラ描写が一切ないタイトでキレキレの構成と、『終末も回避できたしゆる〜く生きていきましょう』というゆるゆるアポカリプスなテーマがなぜだかベストマッチ!
全キャラ好きじゃー。打ち切りはやめておくんなまし。無限に読みたいんだ。
宙に参る/肋骨凹介
75点
良質な宇宙SF最前線
もともと宇宙SFものというジャンルはそこそこ好きで、あさりよしとお作品とか主要なものはだいたい買ってある。この宙に参るもそうした系譜の作品だ。
この手の作品の特徴として、まず知識量がハンパではない。つぎに、ストーリーよりも考察第一。そして、考証や設定に限らずキャラクターの死生観や着眼点が目新しい。最後に、キャラがなぜか全員ドタバタしがち。
本作もこれらの課題?的なものをしっかりクリアしている。こういう作品はいつの時代も作られていかねばならんと思う。まあ、宇宙SFを義務感で描く人だーれもおらんだろうな。それでいい。
出版元が大手ではないらしいので頑張って続いてくれ。人気出て欲しいなあ。
ドゥームズデイ・クロック/ジェフ・ジョーンズ(脚本),ゲーリー・フランク(作画),ブラッド・アンダーソン(着色)
85点
ヒーローものとしてのウォッチメンの決着
ウォッチメンの続きをやってやろうという、ヒーローものを好む人間なら誰しも一度は夢見る大海を目指したコミック。
ロールシャッハの手記により再び崩壊の危機に面したウォッチメン世界。彼を再生してもらうべくドクターマンハッタンを追いかけロールシャッハ二代目とオジマンディアスが手を組んでDCユニバース世界に飛び込む……。
この設定だけでワクワクさせられるが、端々の描写もいちいち秀逸。
ジョーカーやバットマンとロールシャッハのやりとり。
ドクターマンハッタンVSヒーロー総当たり戦で圧倒的な強さを見せつける我らが青ハゲ超人(ついでに元ネタのキャプテンアトムも倒していく)。
マンハッタンとスーパーマンがもし出会ったら?これをまさに『完璧に』描き切るとは……ジェフ・ジョーンズ恐るべし。
原作のような圧倒的カリスマ性を帯びることはなかったし、もちろんそんなことは期待していない。それでも本作は十分に成功したヒーロー漫画だった。
ヒーローに鮮烈な負の疑問を投げかけ、陽炎のように消えていった『ウォッチメン』。
その疑問に終止符を打つのもまたヒーローなのだ。
アメコミの底力を見せられた気がする。
以上、最近読んだ作品の個人的レビューでした。
つまらない作品を買うことは基本しないので点数高めだな。といっても異世界転生もののしょーもない作品も一巻だけ買ったりしてるのだが、まあ当たりはそうそうないよねえ。
日記っぽいことも書いておくか。
ここんところは資料本とかハードカバーをパラパラ読むことが多い。漫画の資料本はバカスカ買い漁るタチなので。
漫画、わりと買ってるつもりだったけど、思ったより新規参入作品に手をつけてなかったな。
連載中で追いかけてる作品は
・ゴールデンカムイ
・ワールドトリガー
・呪術廻戦
・チェンソーマン
・ハンターハンター
・アンデッドアンラック
・亜人
・映像研には手を出すな
・ハクメイとミコチ
・ダンジョン飯
・空母いぶき(シリーズ)
・デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション
・ブルージャイアント(シリーズ)
・ゴールデンゴールド
・上野さんは不器用
・キルミーベイベー
・ねえピヨちゃん(あ、これ最高)
・ヒストリエ
・大ダーク
・ドリフターズ
この20作品かな。ハンターとかドリフは全然新刊でないけど、それでも毎月なにかしら新刊買ってる気がする。
他にもいろいろ読んだ気がするけどこの辺でやめとくか。
最後に、購入したけどまだ読み切ってない作品を下記しておく。
・カムイ外伝
・ミステリと言う勿れ
・不滅のあなたへ
・銃座のウルナ
・ブルーピリオド
・ヴィンランド・サガ
この辺かな。
まあ頑張ってそのうち読みます……。
それではまた。
2月の日記でした。
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arthur-meursault · 3 years
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2021年になっちゃいました
気がついたら2021年一月も半ば。
令和三年ではないですか。
えーと、今の世の中の現状報告しますと。
コロナ禍は終息の目処が立っておりません。
緊急事態宣言もまた出ちゃいました。
いやー、去年に引き続き大変なことになってますね、世界。
大変といえばこの日記ですよ。
12月にもういちど更新しようと思ってたのに。
忘れちゃいました。ごめんなさい。
なにに謝ってるかわかりませんけど。
といっても報告することは特にございません。
漫画のネームが編集会議に落ちて、
その後も修正や新バージョンを提出するも落とされて。
その繰り返しで若干情緒がおかしくなってきてる、くらいですかね。
くらいですっていうか普通に辛いんだけど。
いま気になってることがそこんところなんですよ。
IQ。
知能指数。
高IQ保持者の特徴ってご存知ですか。
記憶力が高い。
論理的思考能力が高い。
まあ要するに直感的判断に優れている。
その結果、感情に流されず冷静に問題に取り組める人が多い。
というところでしょうか。
では知能の低いひと、
低知能者の特徴はご存知ですか。
そうですね、上記の高知能者の逆です。
記憶力が低い。
論理的思考能力が低い。
まあ要するに直感判断力が低い。
その結果、感情に流されて場当たり的な行動を取ることが多い。
はい、僕なんですね。
計算が苦手、勉強が苦手だった、というのももちろんあります。
人の名前と顔を覚えられませんし。
暗記がそもそも壊滅的なんです。
が、
自分の知能の低さをひしひし実感するのはスケジュール管理なんです。
本当に僕は時間の使い方が下手くそ。
朝起きて、まず3時間から4時間くらいはぼーっとしちゃう。
そしてのそのそと起き出して、食事。
すると消化にエネルギーを取られて脳が働かないので、また一休み。
ダラダラしてるうちに行動するきっかけを見失い(というか最初から無かった)、
気がつくと1日が終わってる。
自己嫌悪に陥りつつ、また食って寝る。
こういうルーチンが非常に多い。
僕はこれを抑うつ状態と混同して、
自己嫌悪を希死念慮と履き違えてきました。
でもやっぱりね、ただサボってるだけと、本気の希死念慮は違いますよ。
自殺願望が強まると体がまったく動かなくなりますからね。半分くらいは防衛本能なんでしょうけど。
僕のはただ無意味にサボってるだけ。
能力が低いからさぼれてしまうだけです。
いやー、これはダメでしょう。
辛いから変えたい、と長らく思ってきたんですが、
行動を変えるきっかけが『辛さ』になってしまうと、
それが一旦解消されたらまたも楽な方に流れようとするでしょう。
それが感情的な行動ということなんですから。
つまりね、何が言いたいかというとね、
辛さ、
苦しさ、
負の感情、
そういうもので自分を変えることは期待しない方がいいんですよねえ。
自分を変えるというのはもっと根本的。
結果と過程を厳密化する。
そのプロセスに快楽原則を組み込まない。
感情の排除と結果の探求を自己目的化する。
そういう根底から自己のあり方を変えるのが本当の意味で、自分を変えることであると。
それに気づくのに何年かかってんだって話だし、
気づいたとて、
目の前の空腹感、
欲望、
疲労、
辛苦、
そういうものに負けてしまうことは予感しているのですが。
現にね、
こうして日記を書いてる間にも、もう減って仕方ないんですよね。
ご飯が食べたい。食欲。
そのせいで残りの時間作業ができなくなっても、
効率が悪くなっても、
過程と結果を欲望と天秤にかけても、
やっぱり負けちゃう感じはしてるわけです。
お肉食べたさと、
漫画で結果を残したさと、
どっちが勝つかと言えば、
圧倒的に前者なんですよ。
これが頭のわるーい人間ってやつなんです。
快楽に負けちゃうんですよ、どうしようもなく。
さいきんね、大西拓磨さんというぼくの四個下くらいの高知能者のことをしりましてね。
まあすごいですよ。
東京藝大現役合格。
高校時代は全国入試三年連続一位ですって。
その他にも、自分が興味を持ったジャンルには手を替え品を替え挑戦しては、すべてにおいて結果を残してるわけです。
これね。
これが頭の良さですよねえ。
彼はたぶん、自分がやろうと決めたことに他の欲望を跳ね除けて全力投球できる人間なんですよ。
僕はそれができない。
できないんです、本当に。
世界一大事な仕事をしててもね、腹が減ったら食べちゃうんですよ。
寝たくなったら寝ちゃうし、
感情を爆発させたくなったら、出しちゃう。
ネットとか、愚痴とか、そういう形でね。
このブログもそうだけどね。
人間にはやらなきゃいけないことがある、
やらなきゃいけない時があるんです。
それは他者に要請されたものだけじゃない、
自分の好奇心や探究心に従うことも大きい。
むしろそっちの方が世界のメインなんですが、
僕はどうにもね、それができないみたいですね。
好奇心や探究心はそれなりに強い方だと思ってますよ、ええ。
でもね、現実、結果には出てないじゃない。
興味を持ったらそこでおしまい。
結果を出すには至らない。
なんということでしょう。
なんと凡庸な、愚かな、頭のわるーいこと。
本も買って満足することが増えたしね。
いやー、ツラい。
そういうことが、漫画に全部出てきてる気がして。
西暦2021年、令和二年。
あ、余談。
今調べたんですが、元号(紀年法)って現在は日本しか採用してないらしいですね。なんとなく、中国に影響されたアジアの大国にはみんな存在するんじゃないかと思ってました。その中国にすらもはやない。まあ他の国には天皇がいないから当たり前なんですが……ガラパゴスの極みですね。
で、えーと。
余談終了。
西暦2021年、一月。
今年、ぼくは26歳になっちゃいます。
とーとーアラサーですよアラサー。
なんてこったい、
おれはほんまにプロになれるんかいな。
本当に描きたいものを描き切ることができるんかいな。
そういう懸念材料のひとつ、
というか最大の要因が、
上でつらつら書いてきた低知能しぐさ。
頭の悪さ。
根本的な人生への態度そのものなわけです。
ぼくは、乗り切れるのか。
この世界に結果を出すということ。
そういう自分に変化するということ。
変わるのに遅すぎることはないんですよ、と、誰かが言ってました。
誰でしたっけ。
えーと……
https://youtu.be/SzWyx8sjgio
4:50から。
いやニューヨークのコントかい。
心に残ってる言葉の出典ペラッペラやないか。
俺の心の琴線は紙のピックでしか弾けへんのかい。
……まあいいでしょう。
実際、変わるのに遅すぎることはないとおもうんです。
変わらなければ、そのままだから。
そのまま、停滞、そこには早いも遅いもない。
ただ時間が死んでるだけだから。
そう思うんですよね。
ですので2021年、今年は変化の年にしましょう。
こんな自分を変えていきましょう。
少しずつでも歩いていけば、
いつか理想に辿り着くか、
着かなくとも可能な限り近づくことができるから。
その可能性をどこまで伸ばせるか、広げられるか、深められるか、あるいは増やせるか、保てるか、
そういうのが人生の賢い戦い方ですわね。
今年は賢く戦っていきます。
きっと到達するぞ。
がんばれ、浅村。
それでは、あけましておめでとうございました。
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arthur-meursault · 3 years
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11月の報告も兼ねて
ひさびさに日記を書きます。
えーと、もう12月か。
はやいな。
11月はいろいろありました。
なんと、ちばてつや賞ヤング部門で佳作(編集長特別賞)というものをいただきました。
上から六番目の中の上くらいの賞ですね。
嬉しかったなあ。
大賞目指してたんですが、まあ上には上がいます。
敗北を受け入れちゃってるわけではなく、ちょっと一ヶ月くらい前の出来事なので俺の中で新鮮味がなくなってるんですよね。
仕方ない。素直に喜んでます。
コロナで受賞式がないからちばてつや先生にお会いできないのは非常に残念ですけどね。
これも仕方なし。
マスクとアルコールと外出抑制でインフルエンザは駆逐できたのにコロナは感染拡大しまくってる時点でコロナがただの風邪ってのは違いますからね。
コロナをただの風邪にするまでが人類の戦いなわけです。
医療、頑張ってくれ。国はお金あげて。ほんとに。
と、そんなことを言いつつ。
僕の日常はだらりとしてます。
ゆるゆアポカリプス、です(そのへんのアクタ)。
漫画の担当編集氏とネームをこねくり回し、苦戦しつつ。
ほんの少しずつ前に進んでます。
ほんのすこしずつですが。
遅えなと怒られたりしてます。
怒られてはないか、もっと頑張れ的な感じで。
頑張ろうにもだらけてしまう。
すいません。
精神と時の部屋ほしい。
一方、日常においては非常に微妙。
食生活が荒れまくってます。
冷凍チャーハンとピザとか、肉とか、そんなものを栄養バランスそっちのけで適当に食べてる。
そんであとは遊ぶ相手がいないのね。
今年のクリスマスもボッチだーとかそんなことはどーでもいいんですが。
遊んでくれる友達がいないのよね。
寂しいぜ。
どーでもいい、とはいったけど、クリスマスもイブもなんもないのは正直悲しいです。
バイトの日数減らして遊べる日は増えたのにね。
友達ほしいぜ。
それか友達だと思ってくれてる人がいたら遊んでください。
僕が会いにいくとかでもいいんだぜ。
とにかく寂しい。
だらけてて、やや抑うつ気味で、寂しい。
そんな感じかな、ぼくの年末は。
今年を総括するような一か月になりそうだ。
なんらかの爪痕残せたのはよかった。
次の結果はまた来年に持ち越しになりそうだな。
頑張ろう。
……頑張ろうにも、なんか力が抜けちまうんだがな。
俺も年かな。
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arthur-meursault · 4 years
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続けてきたこと
このブログを定期的に読み返してる。
ツイッターは投稿数が多すぎて振り返ろうにも労力がえぐい。
あんがい月一更新くらいが記録としてはちょうど良いかもな。
聞いてるか断腸亭日乗。
俺を見習え永井荷風。
まあそんなことはともかく。
わりとちゃんと前に進んでるのだな、僕は。
この日記をつけ始めたのが2017年6月1日。
いまが2020年10月27日。
だいぶ経つ。
約三年半経ったのかあ。
三年半前、名古屋から広島に派遣工員として働きに出た。
半年後さらに東京に出た。
そして東京で三年過ごしてきた。
ぼくはなにも変わってないのかなと振り返ってみれば、結構変わった。
漫画に関しても、賞をとって、担当氏がついて、なんどかネームを連載会議に出したりした。
通らないが、それはそれで経験だろう。
やったことに意味がある。
最近もちと進展があった。
それが実るか落ちるかはわからないが、やることに意味があるのだ。
三年半前の僕にちゃんと顔向けできる。
ぼくはやってるぞとね。
そういう意味で僕は価値ある日々を送れていると感じる。
三年半前に交流のあった友達のなかからぽつぽつと関係の途切れる人も出てきた。
逆に新しい知人も増えた。
仲良くなったり縁切れたり。
ずっと仲良くしてくれる人もいる。
でもすべてが劇的ではない。
少しずつだ。
先ほど述べた漫画に関しても、劇的なことはまだ起きていない。
少しずつ歩いている感じだ。
でもそのうち大きな波がやってくるだろう。
辛抱強く待つことの大切さを僕は学んだ。
いきなりドッカーンを期待するのは野暮でしょ。
こつこつやっていこうよ。
確信を持ってこつこつやっていけばどこかでビッグウェーブが待っている。
それを僕は学んだ。
僕はネットでバズりまくるとかそういう��とはできないが、大きな理想を持ってこつこつとやっていくことは案外できるらしい。
そういう人間らしい。
五年と10ヶ月漫画を描いててわかったのはそういう気質だ。
意外だったな。
鬼才!みたいな感じで華々しく世に出ていけるとおもってたのに……(ナニ様だよ)。
まあそういう勘違いを振り払ってこれたのはよかった。
そしてなにより、その手の勘違いを捨ててもなお、夢や理想は潰えなかった。
夢も理想も僕そのものだったのだ。
僕がどう変わろうとそれらも姿かたちを変えつつついてきてくれるのだ。
夢や理想は消えないのだ。
それはおそらくぼくはが生きて歩いている限り、ずっと。
歳とか、現実的にどうとか、そういうことではない。
歩いていれば消えないのだ。
ぼくは夢に近づきつつある。
描きたいものに近づきつつある。
その方法を学べた気がする。
歩き続けること、それだけだ。
やり続けること、それだけだ。
だったらいける。
やれる気がする。
いけいけ、その意気だ。
頑張れ俺。
頑張り続けてくれ。
きっとうまくいくさ。
もうすぐ11月になる。
そしたら今年はあっという間に終わる。
だが恐るな。
進み続けよう。
それだけなんだ。
ってことは、断腸亭日乗、やっぱ偉大なんだよなあ。
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arthur-meursault · 4 years
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日記
ここんところ個人的に波に乗ってて。
いろいろうまくやれてて、
今年はこのままいけるかもなと思ったのだが。
ひさびさに失敗した。
知り合いと出かけたのだが、これが全然盛り上げられなかった。
なんか終始疲れさせてしまった印象。
話も合わせられないし、振れないし。
互いの面白みとか引き出すとこまでいかなかった。
次会うときあるかなあ…もう会わない気がする…
みたいな終わり方して。
いや俺が悪いんだと思う…コミュ障だから何が悪いかわかんないんですが。
…そういうとこだぞ。
思えば俺が最近うまくやれたことって漫画とか、バイトを思い切って辞めるとか、そういうことばっかで。
それって全部俺一人の問題なんですよね。
俺が頑張ったからチャンスができつつあるし、
俺が辞めると決めたから少し時間できる。
他人をうまくエスコートしたりとかそういうことはまた別じゃない。
そしてそういう能力は俺には全くなかったと。
当たり前か、それに関しては特になんもしてこなかったし。
今年コロナとか特に関係なく。
だって俺バイト以外でほとんど人と会わないもん。
友達で先輩の牡丹棚さんとは月一くらいで会うけどさ。それ以外さっぱり。
てか牡丹さんと会って変な話してる時がいちばん楽しいんだが、あのノリを他の人とやろうとするのは無理がある。
じゃあどう話そうとかそういうプランを用意してなかった。
初めて会うしなにかしら話せるだろとおもってた。
汎用性コミュ力 零号機。
俺の漫画がネーム力バキバキ上がってくのに画力まったく追いついてくれないのと同じ。
やってないことは伸びません。
逆に言えば今回苦い思いしたわけだから。
…相手にさせちゃったわけだから。
次はなんとかなるかも。
失敗重ねないと意味ない。
来年はもっと友達と会おう。
もっと色んな人と会って話そう。
今年?
今年はもう、ネーム仕上げて終わりです。
とりあえず反省の日でした。
申し訳なかった。
そしてぼく、疲れさせちゃったのわかってるけどやっぱりちょっと楽しかった。
ほんと、すいません。
成長します。
漫画も人間も。
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arthur-meursault · 4 years
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トラブル
少年リックから東宝大怪獣シリーズのゴジラ(2019)が届いた。
リックのフィギュアは特別性で発光バージョンだ。
2万円以上したお宝がやっと届いたのだ。
なにぶんソフビなので尻尾を取り付けるのにドライヤーを使ったりする。
だいぶ苦労したが取り付けた。
見栄え十分だが、真価はここから。
別添の電源ユニットに電池を入れてフィギュアのカバーを外しプラグを挿す。
背鰭が光るギミックがあるのだ。
いざ点灯。
……つかない。
あれ?なんで?
オンオフを切り替えてみる。
だめ。
電池を変えてみる。
だめ。
ゴジラを逆さにして振ってみる。
だめ。
完全なる初期不良。
たまにあるのだ、こういうハズレ個体が。
明日も仕事なのに、唯一の楽しみを奪われた気分。
がっかりしてリックにメールで連絡。
修理か交換してもらわないと。
こちら側に落ち度はないしね…あってたまるか。
あーあ。
漫画で追い詰められてたときに自分へのご褒美に買ったけど。
幸先よくないなあ。
送り返すときは苦労してつけた尻尾をまた外さにゃならんし。
とほほ。
これ外れるんかいな。
送り返そうとおもって尻尾を外す。
案外すっぽり抜けた。
最後にもう一度ソケットをつけてみたら、
発光したではないか。
え、なんで?
尻尾が内部の基盤のなにがしかを圧迫してたってこと?
ぼくの勘違いがなにかあった?
いや、電池は普通に入れてたけど。
てことはやっぱり尻尾をつけたときになんかあったんだろう。
もう一度尻尾を付け直したら今度は普通に光った。
どういうことなの?
もうわからないけどとりあえず寝ることにする。
一度トラブル挟むと発光の感動より徒労感が勝つ。
疲れてこれから寝るって時だしさ…
ゴジラは起きてから拝むことにしよう。
とりあえず寝る。
疲れた。
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arthur-meursault · 4 years
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漫勉
漫勉
あーもー。
10月1日に!
Eテレで!
漫勉neoがやるじゃないですかー!
しかもゲストはちばてつや先生ですよ。
見たすぎる…
四年前だか、サブカル漫画をしこしこ描いてたぼくは漫勉の藤田和日郎先生の回に衝撃を受けてこんな漫画家なりたいなと強く思ったのです。
それから今に至るわけです。
まあ至るってほど進んじゃいませんがね。
浅野いにおさんの作画にはワクワクさせられたし。
髙橋ツトム先生の技術と熱意には勇気をもらいました。
浦沢直樹先生の回は製作陣も熱がこもっててなんか泣けましたね。
漫勉、ぼくの漫画観を支えてくれた大事な大事なコンテンツなんです。
漫画番組として、いやドキュメンタリーとして最高傑作の部類にはいるとおもう。
プロがプロの仕事を見ながら解説し合うっていうね…良い。
この家にはテレビないんだ。
あっても放送当日はバイトだし。
うう…見たいよ…ちば先生なのに…。
ちばてつや先生にぼくの漫画読んでほしいな…
ぼくの一つも至っていない漫画を…酷評でもいい。苦笑いでもいい。なんでもいい。
読まれたい……それだけです。
ああー神様。祈らせてください。
どうかぼくに漫勉を始めてみたときのような勇気を与えてください。
ぼくはまた歩き出さなきゃいけないんだ。
お願いしますよ…。
ぼく頑張るから。
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arthur-meursault · 4 years
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テネット
バイト先の店長に誘われてテネットを観に行った。
結論から言うと、そこそこ面白かった。
同時にクリストファーノーランは物語で人を動かす気がもうないのだなともおもった。
ドラマとしてはやはりダークナイトが頂点だったな。
劇中の人間関係がどれも得心いかない。
ドラマとしては陳腐。
タイムトラベルものは時間逆行をドラマを魅せるために使うが、テネットは違った。
時間逆行を魅せるためのドラマだった。
まあ時間逆行を新鮮に魅せてるだけですごいことなんだが。
あとテネットって組織の全容が見えてこない。あいつらはどこから湧いたんだ。
たぶん全員が過去を守るために逆行してきたんだろうけど。
ニールは主人公を守るためにまた逆行してそこで死ぬのだろう。それが柵の向こうの死体だったんだろう。
疑問はいろいろ浮かぶが、解ける疑問と解けない疑問とがあり、気になるのは後者だ。
たとえば時間逆行してるときの物理法則だとか。
エントロピーの減少で過去に戻れるのはまあいいとする。それをなぜ人間一人に適用できるのか。いや、人間一人だけの空間に適用できるのか。
エントロピーを減少させる空間にそこまで細かな座標を指定できる、その原理はなんなのか。それができるなら未来に銃などいらんだろう。空間兵器とでも呼ぶべきものができるはずだ。
ドクターストレンジには時間逆行によって敵の攻撃を食い止める描写が出てきたが、あれと同じことができるのではないか。未来からやってきたニールがなぜそういった技術を使わないのか不思議だ。
また、逆行中は肺が空気を吸収しない=エントロピーを消費できないーなら発生した運動エネルギーや摩擦も逆行するから主人公はまともに走れない、動けないだろう。
あと、シーツを貼ったコンテナの中では逆行が起きてなかったけど、あれはどういう原理なんだ。なにか粒子を充満させたりしているのか。わけがわからん。
少し前の過去に戻ることで現在の自分と未来の自分を同居させることができると言ってたけど、過去に接触してはならない、同じ存在が近づいたら消滅するからダメだとか言ってた気がする。
主人公は自分と戦ってるが。
この辺に関しては自己解決しそうな疑問もいくつかあるが、わからんところもたくさんある。
わからんのはムカつくのであとで調べてみようか。
SFなので突っ込みたくなるのは承知でしたが。やっぱり出ましたね。
あとお話としてはそんなに出来が良いものではない。
最先端技術を魅せるための映画にはこういう話しが多い。ジュラシックパークだってストーリーなんかあってないようなもんだけど3DCGはすごいし。
アバターとかもそんな感じだった。
評価は10点満点中7点くらいです。
そんで帰って、ブルーベリーアイスといちごアイスとひねり揚げともんじゃ焼きスナック食べた。これから寝る。太るのはもう気にしない。
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arthur-meursault · 4 years
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トリガー
バイトを挟んで二日でワールドトリガーを既刊22巻まで読んだ。
もっと早くに読んでおくべきだったとすらおもう。
とてつもない情報量と構成力。
なにか、描きたい漫画の真髄のようなものが掴めた気がした。
呪術廻戦、Dr.stone、約ネバ、鬼滅、チェンソーマン、アンデッドアンラック、暗黒大陸編以降のハンターハンター、等々…
進撃の巨人から数年を経て暗黒期を抜けたジャンプ漫画の異常な面白さ。
これはなんなのだろうとずいぶん前から考えていたが、そうか。
ワールドトリガーからすべてははじまっていたのか。
ぼくが楽しんできたジャンプ漫画はこのメソッドに接してあれを描きたいこれを描きたいとなった作家群なのだとわかった。
特に呪術、約ネバ、アンデッドアンラック、鬼滅あたりは相当影響受けてるはず。
チェンソーマンはちょっと違う気がするけど。
でも上述したその他の漫画は明らかにワールドトリガーの影響を受けてる。
ハンターハンターのメソッドがある時を境に突然進化したなと思ってたが、冨樫はこれを読んだのか。そして取り入れたんだ。
こんなすごい漫画をいままで読んでこなかったなんて…
ぼくの頭の中でくすぶっていたなにかが音を立てて組み上がった気がした。
これを具現化するのに今までほどの時間はかからないだろう。
今すぐにでも取り戻したいが、バイトあけなので、寝る。
パックのチーズハンバーグを三個食べた。おいしかった。
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arthur-meursault · 4 years
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真髄
ツイッターを復活する予定はない。
もうあのまま消しておく。
疲れた。
自前で出版社のために描く漫画と、ツイッターのために描くやつと、この二つを考える余力がおれにはない。
やめだ、やめやめ。
つーわけでブログをちまちま更新してく。
二年くらいほぼ放置ってレベルで更新遅かったからね。
でもこのブログは重要。
ぼくが漫画家になるまでの道程を記録したものだからだ。
ちゃんとつけておかないと後で読み返せないもんな。
んで、当面の目標は再起動。
死んでる、完全に。
再起動のため、積んでた漫画を読むことにした。
4ヶ月くらい積んでた作品たち。
漫画を読むのが億劫になってたの。
まず惑星のさみだれを読了。
前から水上悟史の読み切りの面白さには注目してた。
これも面白い。
まとまっている。
しかしあらゆる要素がまとまりすぎてやしないか。
絵柄や巧みな構成同様こ綺麗さがあるような。
漫画はちょっと破綻してて欲しいと思う。
それが気持ちいい。
これは俺の性癖。
重要なことだ、性癖の発見は。
なんせ発見のために漫画を読むことにしたんだから。
ありがとう!
そして鬼滅の刃。
あと2巻が未発売で残ってるが、既刊は全部読んだ。
まず。
面白い。
そして思ったほどグロテスクな話ではない。
命を重んじる姿勢が一本通ってるから誰がひどい目に遭っても目を背けたくなるキツさ、えぐさはない。
そして涙腺にくる。思った以上に。
面白く、まとまっていて、すべての要素が綺麗で、かつ心地よく破綻している。
うーむ。
これは売れると思う。
というか売れた作品特有の心地よさとダイナミズムがあるのだ。
この作品はキャラクターが泣くところで泣かせない。
キャラが他者のため本気で怒るところで泣かせにくるんだね。
最終決戦で蟲柱の胡蝶しのぶが殺されたことを知った猪之助が童磨に向けた静かな怒りのくだりでウッときてボロボロと泣いてしまった。
ここに本質があるのかもな。
キャラの怒りに呼応して泣く。
怒らせるのではなく、共感させた先でキャラクターが感情の蓋を一気にこじ開けてくれる。
この快感。
真髄掴めたかも。
読んで良かった。
いや、傑作だと思いますよ。
あとはまとめ買いしてたアクタージュとワールドトリガーを読む予定。
読む、かも。つかれてなかったら。
漫画は進んでおりません。
もう賞の結果待ちしてる完全に。
やれやれだ。
おれは漫画家になれるのかねえ。
待っててもなれんぜ。
描かなきゃな。
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