Tumgik
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【株式会社AN】ウェルビーイングな社会に向けて—国際女性の日からジェンダー平等を考える
株式会社AN代表取締役の向山かおりです。
前回は「NEW ENERGY(ニューエナジー)」というクリエイションコミュニティの祭典について、SDGsやコラボレートの観点からお話しました。
様々な企業、団体、クリエイターや専門学校などが一堂に会して、いかにSDGsへの貢献やエシカルなライフスタイルに取り組めるかを考えられる機会はとても貴重ですね。
今回は、3月8日の国際女性の日にちなんで、ウェルビーイングの観点から女性の社会参画について書いていきます。
国際女性の日は、国際婦人年に当たる1975年に国連によって制定されました。
現在では、女性の権利と政治的、経済的分野への参加に対する支援を盛り立て、認識する日として国際的に取り組まれています。
別名ミモザの日とも呼ばれるのは、イタリアで、女性への敬意を表してミモザの花を贈っているのが由来だそうです。
日本ではそれほど浸透していない記念日ですが、他にも、各国でバラ、カーネーション、チューリップなどを贈ったり、花に限らず、身近な女性に感謝を込めてプレゼントしたりといった風習があり、ドイツのベルリンでは、この日は祝日にも制定されています。
SDGsの目標「5.ジェンダー平等を実現しよう」においても掲げられている、国際的な規範でもある男女共同参画。 女性の社会進出は、発展途上国も含め世界中で大きく進展しています。
ニュージーランドにおいて、37歳で就任したジャシンダ・アーダーン元首相は、世界で初めて在任中に産休を取った首相でもあります。 また、34歳という世界最年少の若さで就任したフィンランドのサンナ・マリン元首脳も、パートナーと6ヶ月ずつ育児休業を取り、公務と育児を両立したことで注目を集めました。
モルドバのマイア・サンドゥ大統領、ウガンダのロビナ・ナッバンジャ首脳、リトアニアのイングリダ・シモニーテ首脳を始め、次々と女性のリーダーたちが誕生しています。
一方で、日本は諸外国と比べて男女間の格差が大きいと指摘されています。
国会議員のうち女性が半分を占める国もある中、日本の女性議員は10%未満。 国会に限らず、企業においても同様で、2022年の日本の「ジェンダーギャップ指数」は146カ国中116 位と、世界経済フォーラム(WEF)により公表されています。
帝国データバンクの2022年8月の報告でも、「自社における管理職に占める女性の割合は平均 9.4% となり、過去最高を更新も依然として低水準が続いている」とされ、日本におけるジェンダー主流化の課題は多そうです。
男性も女性も関係なく、活き活きと仕事をし、充実感や自己実現、生活の豊かさに繋がる社会になるといいですね。
ウェルビーイングとは、肉体的・精神的・社会的な幸福を指します。
例えば企業においては、個性を尊重し、より多様な方が参画することによって、結果的に業績向上、離職率の低下、優秀な人材の確保や安定、そしてパフォーマンス向上にも寄与するとされています。
ウェルビーイングな社会は、男性も女性もかかわらず、多様性を認め、自分らしく、一人一人が満足度の高い生活が送れるようになることによって実現するのではないでしょうか。
私自身も、女性経営者の1人として、女性の社会参画や地位向上について気づいたことを、今後も発信していきます。
引き続きよろしくお願いします。
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【株式会社AN】コラボレートによるSDGsへのさらなる貢献ークリエイションの祭典「NEW ENERGY」
株式会社AN代表取締役の向山かおりです。
前回の記事では、身体に優しいラーメン、シュークリームなどを取り扱う『道玄』とのコラボレートにより開催した、ヘルシースイーツクッキングのワークショップについてご紹介しました。
身体に配慮しつつ、手軽にできるスイーツ料理の体験により、日常の中で健康的に食を楽しむ工夫について発信できたことを喜ばしく思います。
今回は、とあるクリエイションの祭典からSDGsやコラボレートについて考えてみたいと思います。
2月25日から28日にかけて、展示会、マーケット、メディアを含むクリエイションの祭典「NEW ENERGY(ニューエナジー)」が開催されています。
この祭典は、「クリエイションが人を豊かにする」という理念のもとに社会・文化・芸術・育成の発展に寄与する活動を行なう、クリエイションコミュニティのBlue Marbleが手がけています。
様々な分野のアーティストやデザイナー、企業が一同に集まり、 エシカル商品、ファッションやファッション雑貨、ライフスタイル雑貨、ビューティー、フード、アートなど、総勢約250組のブランドやアーティストが参加しているのが特徴です。
東京都が約90のパートナー企業・団体とともに行っている、エシカル消費を推進する新プロジェクト「TOKYOエシカル」も参画しており、 エシカル消費のためにできることを体験・体感できる展示やトークを展開しています。
出展しているブランドは、地球や私たちの健康に配慮した食、ファッションなどのライフスタイルを様々な形で提案。
さらに、企業と専門学校がコラボレートしたファッションのアップサイクルプロジェクト、 クリエイターのサスティナブルな未来の実現への貢献をテーマにしたトークショーなども行っています。
クリエイティブに軸を置きつつ、SDGsへの貢献やエシカルなライフスタイルを提案する様々な取り組みによって、 地球環境や私たちの健康をよくしていくことに、よりポジティブに向き合うことが可能になると感じます。
SDGsに関する取り組みは近年広まりつつありますが、 多様な関係者が一同に会する場での出会いを通じて、コラボレートによる新たな価値創出につながったり、発信力を強化したりすることができる素敵な取り組みだなと思いました。
今後もSDGsに関連した様々な取り組みについて発信してまいります。
どうぞよろしくお願いします。
参考 https://www.new-energy.ooo/ https://www.ethical-action.tokyo/articles/1197/ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000093045.html
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【株式会社AN】コラボレートで地域に発信—ヘルシーなお菓子を作るワークショップの開催
株式会社AN代表取締役の向山かおりです。
前回の記事では、神奈川県葉山の地発祥のエシカル・バレンタインの取り組み、『ナチュラルワイン×チョコレート』について紹介させていただきました。
地域のお店のコラボレートをきっかけに、エシカルなライフスタイルを発信する取り組みには、大変共感いたします。
先日、当社の経営するオーガニックショップにおいても、この度コラボレート企画を実施しました。
今回は『ヘルシースイーツクッキング』のワークショップを、高田馬場にある『道玄』とのコラボレート企画として開催。
『道玄』は、“身体に良いもの“を生活に取り入れることをテーマに、 ラーメン、シュークリーム、フィナンシェ、プロテイン、コーヒーなど、様々な食品を取り扱っていらっしゃるお店です。
お客様に身近で健康的なライフスタイルを提供したい、活動を通して地域を盛り上げていきたいといった共通の想いがあり、当社のオーガニックショップとコラボレートさせていただくに至りました。
「甘いものは食べたいけど健康にも配慮したい」という日常的なお悩みにお応えし、 『道玄』のプロテインや当社のオーガニックショップで置いている青汁を使った、手軽で美味しいスイーツの料理体験を実施。
このワークショップにあたって、『道玄』にてメニュー開発に携わっていらっしゃる管理栄養士の佐々木翔生様を講師としてお招きし、特別にオリジナルレシピをご用意いただきました。
佐々木様は、海外にてプロサッカー選手として活躍されたご経歴もお持ちです。 2018年には、7人制サッカー競技であるソサイチの日本代表として、スペイン全国大会にも出場していらっしゃったとのこと。 その後は、ドイツサッカーリーグにて、オフィシャルパートナーとして栄養指導やメニュー監修、また、大学における管理栄養士の指導や育成にも尽力されました。
現在は、『日本を元気に健康に』をテーマに、日本のスポーツ・ニュートリションの文化を変えるための取り組みをされているそうです。 TEAMJAPAN 理学療法士、管理栄養士として、さらには、各小売店、アスリート、芸能人や消防士協会の方などに向けた勉強会における講師としても、幅広くご活躍なさっています。
今回のコラボレートを通して、個々でそれぞれが取り組むよりも、相乗効果を発揮してさらに良い機会をお届けできたことを大変嬉しく思います。
当社のオーガニックショップのコンセプトは、 環境に優しいもの、人に優しいもの、地球に優しいものを取り扱い、皆様のライフスタイルをサスティナブルで美しく健康的にするための提案をすること。
身体に優しく、地球にも優しく、生産者の方にとっても良いプロダクトを通して、生活がより豊かに、健やかになるよう、お手伝いができるようにと願いをこめています。
毎月開催しているワークショップでも、ご自身の健康や自然に対する理解を深めていただけるよう、気軽に日常生活に取り入れていただけるよう、体験や講義を通して情報発信しております。
今後も、共通の価値観や想いを抱き、目標に向けたチャレンジに溢れる方々とのご縁やコラボレートを大切にしながら、サスティナブルなエシカルライフを提案していきます。
引き続きよろしくお願いします。
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an-ceo-blog · 1 year
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【株式会社AN】神奈川県葉山の地発祥のエシカル・バレンタインの取り組みー『ナチュラルワイン×チョコレート』
株式会社AN代表取締役の向山かおりです。
前回の記事では、医学部の学生が開発した世界一やさしいチョコレート「andew(アンジュ)」についてご紹介しました。
美味しく栄養を摂取できる完全食チョコレートを通じて、患者と周囲の人々が共存し手を取り合う社会の実現に貢献するという、やさしさがSDGsにもつながっている理念に共感いたしました。
今回もバレンタインにまつわる、とあるエシカルな取り組みについてご紹介します。
ご紹介したいのは、神奈川県葉山の地発祥のエシカル・バレンタインの取り組み、『ナチュラルワイン×チョコレート』。
葉山に店舗を構えるナチュラルワイン専門店「ami hayama」のナチュラルワインと、洋菓子店「フリューリング」のチョコレートのセットを、オンラインショップと店舗で販売するコラボレート企画です。
「ami hayama」は、ワインダイニングと宿泊施設を併設した泊まれるナチュラルワイン専門店として、ナチュラルワインのある豊かな暮らしを様々な角度から提案しています。
一方、洋菓子店「フリューリング」は、葉山の住宅地に店舗を構え、テレビ番組にも取り上げられたお店の出身の高橋シェフが、ご夫婦でお店を経営されています。
葉山の住宅地という立地ながら客足が絶えない、人気の洋菓子店です。
おいしいチョコレートとエシカルなナチュラルワインがコラボレートしたプレゼントとは、素敵な取組ですよね。
みなさんは、ナチュラルワインがどのようなものかご存知でしょうか。
ナチュラルワインは、環境や自然を尊重してワイン造りを行うという考え方によって造られています。
添加物、保存料、砂糖などを一切使用せず造られているため、その地域ならではのブドウ本来の美味しさを味わうことができるという特徴があります。
このようなナチュラルワインの生産過程は、SDGsの理念にもつながるものです。
私たちの身体にも自然環境にも優しく美味しい上に、 生産者の方のその土地、ワイン造りにかける想いを通じて、消費者とのつながりが生まれるのも魅力と言えるでしょう。
ナチュラルワインの生産過程を知るにつれ、 生産者の方がどのような想いで商品を造っているか、ストーリーを大切にした行動選択をしていきたいと、改めて感じました。
このコラボレート企画は、「フリューリング」にとっては初となる通信販売による機会の創出となり、 「ami hayama」にとっては、心温まるSDGsにもつながるナチュラルワインを、より多くの方に知っていただくきっかけになる、とても素敵な取組だなと思いました。
今後もエシカルなライフスタイルに関する情報を発信してまいります。
どうぞよろしくお願いします。
参考 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000116135.html https://www.ami-hayama.jp/company https://www.lecomptoir.co.jp/blogs/about-wine/natural-wine
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【株式会社AN】身近な社会活動に参加—チョコレートを通して心も身体も健康に
株式会社AN代表取締役の向山かおりです。
前回は、SDGsに取り組むトヨタ自動車株式会社の理念と社会活動について書かせていただきました。
『第3回企業版SDGs調査2022』(ブランド総研研究所)においても、SDGsへの取り組みの評価が高い企業として、トヨタ自動車株式会社が3年連続で1位を獲得。 同社の取り組みが一般消費者にいかに認知・理解され、評価されているのかがうかがえます。
消費者の意識も高まる昨今。 今回は、私たちの消費行動の中で気軽に参加できる社会活動についてお伝えします。
バレンタインデーも近づいていますが、非常に多くの企業がエシカル消費やサスティナビリティを考慮した取り組みを行っています。
大切な恋人や友人、家族に贈るチョコレートが、世の中の貢献にも広く繋がっていたら素敵ですね。
今回ご紹介するのは、「andew」(アンジュ)という医学部の学生が開発した「世界一やさしいチョコレート」。
乳・白砂糖不使用で、タンパク質、11種のミネラル、12種のビタミンが入っており、栄養素をバランス良く摂ることができます。 生まれつきの皮膚難病で食べることがままならない子供たちを想い、高い栄養価にこだわるとともに、美味しく食べることの喜びを追求したそうです。
andewは、美味しく栄養を摂るためにスーパーフードを豊富に取り入れた完全食チョコレートを通じて、「患者と周囲の人々が病気と共存し、理解し合い、手を取り合う世界」を目指しています。
当社のオーガニックショップでもこちらのチョコレートを取り扱っていますが、 「美味しくてまた食べたくなる」 「勉強や仕事に集中したいときに食べたい」 「チョコ本来の深みを感じる」 「食べた方が身体にいいチョコレートだと思うと安心」 など、実際にご好評いただいています。
美味しさの幸せを通して、病気や障がいへの理解、患者さんへの支援の一歩になり、社会活動の機会もお届けする、やさしい想いのあふれるチョコレートです。
また、社会に貢献するチョコレートとして、私たちにとってさらに身近で、日常的に見かける商品もあります。
・ピープルツリー「フェアトレード板チョコレート」 ・明治「THEチョコレート」 ・KALDI「フェアトレードチョコレート」
上記を始めとして、フェアトレードやエシカル、サスティナビリティにこだわったチョコレートを、コンビニなどの普段立ち寄るお店で見かけた方も多いのではないでしょうか。
SDGsや社会活動に携わることは、少しハードルが高い印象を抱かれがちですが、実は身の回りの生活の中にもたくさん見つけることができます。 企業や店舗が取り入れた商品を、"選ぶ"ことも個人でできる貢献の活動です。
当社も、社会活動に繋がる良いものをお客様に気軽に選んでいただけるよう、店頭だけでなく、トークイベントやワークショップ、コラボレートなどを通して情報発信していきます。
引き続きよろしくお願いします。
参考 https://andew.co.jp https://www.peopletree.co.jp/choco/ https://www.meiji.co.jp/products/brand/the-chocolate/ https://www.kaldi.co.jp/ec/cmShopTopPage1.html
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【株式会社AN】トヨタ自動車株式会社のSDGsへの取り組みー『YOUの視点』で『幸せを量産』
株式会社AN代表取締役の向山かおりです。
前回の記事では、年始に気をつけたい食生活に関連して、 食糧のアウトレットアプリとして注目されている『Let(レット)』と、商品のエコ度を科学的な分析を用いて算出する『Myエコものさし』についてご紹介しました。
私たちの身近なところから、環境に配慮した消費行動に取り組める素敵な取り組みですね。
今回は、以前の記事でご紹介した『LEADERS』の映画に関連して、現在のトヨタ自動車株式会社のSDGsに関する取り組みについてご紹介したいと思います。
同社においては、 「相手の立場で考える『YOUの視点』で、多様化の時代の中、一人ひとりの『幸せを量産』します。」 という理念のもとに、非常に多岐にわたるSDGsに関する取り組みを行っています。
『LEADERS』の映画にも描かれていたように、お客様に愛されるよい車であること、さらには日本社会の発展に貢献する自動車産業を育成することを大切にしていた理念が、今日まで受け継がれていると言えるでしょう。
トヨタ自動車株式会社では、地球環境への取り組み、幸せに暮らせる社会への取り組み、働く人への取り組みの3つを軸に、SDGsの17の目標に多様な面から取り組んでいます。
1点目の地球環境への取り組みとしては、 世界の多様な地域における様々なニーズに応える電動車の開発や、 自動車の生産過程における再生可能エネルギー、IoTやAIを活用した先進技術の導入等によるCO2排出削減などを行っています。
また、日本の豊かな生態系を育んできた森や里山を守る活動に力を入れているのも特徴的です。
国内外の生産拠点において、10年間で200万本の植樹をしたり、 「トヨタの森」など複数の森や里山を整備し、地域の伝統文化を守り伝えたり、自然について学習する機会を提供するプログラムを実施しているのも、興味深い取り組みですね。
2点目の幸せに暮らせる社会への取り組みとしては、未来につな��る実証実験や、震災復興への貢献などを行っています。
未来の生活を先取りする実証実験の街「Woven City」では、「ヒト中心」=ヒトの気持ちを大切にする、という考え方に基づいた様々な実証実験を行っています。
また、東日本大震災の復興支援として、人財育成のための学校を東北に開校し、出荷額や関係取引先まで含めた従業員数を伸ばしているなど、持続的な復興支援に取り組んできました。
3点目の働く人への取り組みとしては、ダイバーシティ&インクルージョン、アスリート支援、企業内訓練校があげられます。
トヨタは多様な国籍、出身地の社員や、女性社員を積極的に登用しています。 トヨタは「Mobility=自由に動けること」を目指しており、働く人の多様性はその実現に効果的との考えが伺えるでしょう。
また、同社はアスリート支援にも力を入れています。
豊田喜一郎はトヨタ創業からまもなく陸上部を創設しましたが、 スポーツにおいて大切なネバーギブアップ、フォア・ザ・チームの精神が、トヨタの社員のチーム力や粘り強い開発の歴史につながっているのは頷けます。
さらに、トヨタ創業後まもなく創設された企業内訓練校「トヨタ工業学園」では、モノづくりの本質が受け継がれ、現場を支えるリーダーを多く輩出してきました。
『LEADERS』で語られていた、「国産自動車産業で日本社会を豊かにする」というビジョンの根幹は、 時代が変わり社長が交代しても変わらず根付いていることを、同社のSDGsに関する取り組みから深く感じました。
自動車製造・販売に軸を置きつつ、私たちの生活や社会全体のウェルビーイングに資するものであることを大切にし、 働く社員一人ひとりがトヨタの力の源泉であるという価値観は、 企業が社会に対してどのような価値を提供する存在となるかということについて、改めて考えるきっかけになりました。
今後も、SDGsや社会のウェルビーイングに資する様々な取り組みについて、情報を発信してまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
参考
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【株式会社AN】SDGに取り組むライフスタイル—役立つアプリで食生活から貢献
株式会社AN代表取締役の向山かおりです。
前回の記事では、一年の始まりに、現在のトヨタ自動車株式会社の創業期を描いたドラマ『LEADERS』を踏まえ、ビジョンや目標設定についてお話しました。
今回は、年始に乱れがちな食生活について書いていきます。
SDGs「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」といった観点から、日常的に取り入れやすい仕組みとして、食に関わる注目のサービスを一部ご紹介します。
まずは、食糧のアウトレットアプリとして注目されている『Let(レット)』。 余った在庫、型落ち品、規格外品、見切り品、B級品など「訳あり品」を購入できる食品ロス削減アプリです。
SDGsの目標「12.つくる責任 つかう責任」の中でも、「2030年までに世界の食料廃棄を半減する」という目標が掲げられていますが、 日本での食品ロス、つまり、まだ食べられるのに廃棄される食糧は、令和2年時点で年間612万トンに及ぶといいます。
消費者庁によると、これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料支援量(2020年で年間約420万トン)の1.2倍に相当。
Letでは、手軽に訳あり商品を売買でき、私たちもスマホ一つでフードロス削減の取り組みに参加することが可能です。
もう一つご紹介するのは、商品のエコ度を科学的な分析を用いて算出する「Myエコものさし」。
食品の生産や輸送、消費、廃棄までを含めた温室効果ガス(GHG)の排出量を、5段階のスコアで表示します。
選んだ商品の環境負荷をひと目で見ることができ、スコアが良いものを選択することで温室効果ガス(GHG)の排出量削減に貢献することができるのです。
さらに、お会計時にはMyエコ貢献スタンプが付与され、 獲得数に応じて、環境負荷低減にこだわって生産された特別な食材の詰め合わせである「エコ食材セット」のプレゼントも。
一方で、生産者側にとっては、エコであることが理由で消費者が商品を選んだことがわかるのも魅力的な点です。
そのため、エコ食材がもっと生産され、地球環境がより良くなる持続性につながります。
SDGsの目標「7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに」と「13.気候変動に具体的な対策を」にも分かりやすく関連していますね。
当社の経営するヘアサロンやオーガニックショップやにおいても、 お客様の身体の健康を守り、かつ地球環境に優しく、さらに生産者の方にとっても喜ばれるような商品やサービスの提供を心がけています。
今後も、皆さまのライフサイクルに気軽に取り入れていただきやすいSDGsの取り組みを発信してまいります。
引き続きよろしくお願いします。
参考 https://note.com/timebank/ https://myecomonosashi.com https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/
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【株式会社AN】SDGsに取り組むトヨタ自動車に込められた想いとはー特別ドラマ『LEADERS』から探る
株式会社AN代表取締役の向山かおりです。 本年もどうぞよろしくお願いします。
昨年開催しました、前田薬品工業株式会社の大久保様とのトークイベントについて、 PR TIMESにて配信しました当社プレスリリースが、「Newsweek日本版」にて取りあげられました。
当社の理念と価値観を共有する方々とコラボレートしながら、 みなさまにより上質なライフスタイルを提案する情報を発信していけることを、大変ありがたく感じております。
【Newsweek】
さて、新たな年を迎えるこの時期は、今年一年の��負を新たにしたり、じっくり本を読んだり映画をみたりする機会も多いかもしれませんね。
今回は、私が最近みた映画の中で、職業観、リーダー像について深く感銘を受けたドラマについてお話ししたいと思います。
ご紹介したいのは『LEADERS』という題名の、現在のトヨタ自動車株式会社の創業期を描いたドラマです。
トヨタ自動車株式会社は、日本の近代化を支えた織機の製作を手掛けていた株式会社豊田自動織機製作所において、自動車の生産に乗り出したところから始まりました。
今なお技術開発に意欲的に取り組みながら、 地球環境への配慮、人材育成、復興支援など多様な面でSDGsに貢献している企業です。
ドラマでは、愛知佐一郎(豊田喜一郎氏がモデル)社長が、当時は欧米諸国に大きな遅れをとっていた自動車開発にチャレンジする経緯を、克明に映し出しています。
数多くの技術的なチャレンジに直面し、変化する世界情勢の荒波に揉まれながらも、戦後日本の自動車産業を支えるまでに発展する過程には、 現代まで受け継がれた大変多くの人の想いが込められているのを感じました。
このドラマの中で特に深く印象に残っているポイントが3点あります。
1つ目は、どのような状況にあってもビジョンを描き続けることの大切さ。
佐一郎が自動車開発に取り組み始めた頃は、欧米諸国と比べて技術力で大きく遅れをとっており、エンジン一つどのように作られているかの手掛かりもない状況でした。
開発の過程で何度も失敗し挫けそうになる瞬間でも、何とか安全に走れる自動車をつくろうと社員一丸となって力を合わせてこられたのは、 社長である佐一郎が、国産自動車の製造・販売で日本を豊かな国にするというビジョンを示し続けたからです。
今はまだ目に見えないものを描き、伝え続けることが社長��大切な仕事だと感じました。
2つ目は、ビジョンの実現において仲間の存在が大きな力になるということ。
人間一人ができることには限界がありますが、人が集まり力を合わせて、お互いの得意分野を掛け合わせることで大きな力を発揮します。
それは技術的な課題を乗り越えるという意味においてももちろん、 精神面で試される場面において突破する力をももたらします。
佐一郎が技術的な課題と同時に、様々な関係者からの多くのプレッシャーを抱えながらも進み続けることができたのは、
ビジョンの実現が自分自身のやりたいことでもあり、また仲間と共有するものだからだと思います。
そして困難な時に各人の目先の利害を主張するだけではなく、 本当は何を目指していたのか、初心に立ち返って目的を見つめ直すことを、佐一郎も社員も大切にしてきたことが大きな結束力を生み出したのだと感じました。
3つ目は、困難な状況において決断する経営者としての覚悟。
国産自動車産業を発展させ、日本国民の生活を豊かにするという佐一郎のビジョンは、 太平洋戦争、戦後の混乱期において、現代では考えられないような多くの困難に直面します。
会社の存亡、ひいてはビジョンの実現が佐一郎自身の決断にかかっている状況の中で、 自分自身の立場に固執せず、会社が自動車製造・販売を継続することでビジョンを実現することを第一優先に置く決断には、 経営者としての人格をかけた、ただならぬ覚悟を感じました。
佐一郎のようなリーダーの存在が、ビジョンに共感し協力しあう仲間を引き寄せ、 一体となって全力で取り組みビジョンを実現する過程は、深く心を動かすものがありました。
現在のトヨタが技術開発に積極的に取り組むと同時に、SDGsなど社会活動に貢献しているあり方は、 トヨタの理念が創業当初から今なお変わらず生き続けていることを表していると思います。
一年の始まりのこの時期に、日本を代表する自動車会社の創業の歴史に想いを馳せながら、 みなさんご自身の人生の目的、目標を見つめ直すきっかけになれば大変幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
参考
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【株式会社AN】身近な食からSDGsに貢献する「ヴィーガンラーメン」とは
株式会社AN代表取締役の向山かおりです。
前回は、アロマやハーブなど植物の力を利用したフィトテラピーが、予防医学の観点から注目されていること、 またアロマやハーブについて知ることがSDGsと密接に関係していることについてご紹介しました。
今回は、最近耳にする機会が多いヴィーガンの話題から、健康やSDGsについてお話ししたいと思います。
みなさんは「ヴィーガンラーメン」というものがあることをご存知でしょうか?
ヴィーガンは動物由来の食品を摂らない完全菜食主義者を指し、 さらに食生活だけでなく衣類、化粧品などにおいても動物由来のものを避ける方もいます。
ヴィーガンを取り入れることは、私たちの健康や動物愛護だけでなく環境保護にもつながっており、SDGsの観点で注目されていることは、以前の記事でもご紹介した通りです。
【株式会社AN】ヴィーガンからサスティナブルな社会をめざす
ヴィーガンラーメンはこの考え方に則り、肉や魚、卵、乳製品、はちみつを使わず、野菜や海藻などの植物性の食材だけで作られているのが特徴です。
近年の健康志向、環境意識の高まりもあってか、ヴィーガンラーメンを提供する飲食店が増えてきています。
また、自宅で調理して食べられるヴィーガンラーメンの商品も販売されています。
味もしょうゆ、みそ、塩といった定番のものから、豆乳、トマト、ナッツを使用したものなど、バラエティーに富んでいるのも注目されるポイントです。
ヴィーガンラーメンには様々なメリットがあると言われています。
健康面では、腸への負担が少なく身体に優しいという点があげられるでしょう。
ヴィーガンラーメンに用いられる食材は主に野菜、海藻などで食物繊維を多く含むため、腸内環境を整え、美容によいと言われています。
最近はグルテンフリーのヴィーガンラーメンも登場し、小麦アレルギーの方でも楽しむことができるようになりました。
少し視野を広げると、ヴィーガン志向の海外の方でも食べられるというメリットがあげられます。
また、「ハラール」という言葉を耳にしたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、 宗教上の理由から豚肉を食べることができない方も、ヴィーガンラーメンであれば食べることが可能です。
このようにヴィーガンラーメンは、腸に優しく健康によいというのはもちろん、
健康上の理由や信条・宗教上の理由により動物由来の食品を食べられない方々も楽しむことができるというメリットがあります。
ラーメンという日本で馴染みの深い身近な食べ物が、より健康的に、多様な価値観の人に受け入れやすい形で楽しめるようになり、 かつ環境に優しくSDGsにつながっているのは嬉しいことだと感じました。
今後も、皆さまの日常に身近なところから取り入れられるSDGsに関する取り組みについて、発信してまいります。
引き続きよろしくお願いします。
参考 https://www.ozmall.co.jp/sdgs/sustainablechallenge/vegan/ https://ethicame.com/shop/information/vegan https://fooddiversity.today/article_92433.html
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【株式会社AN】SDGsに寄与するアロマ—サスティナブルなライフスタイルの提案
株式会社AN代表取締役の向山かおりです。
前回は、富山県を拠点とされている前田薬品工業株式会社の取締役役員、大久保功一様とのトークイベントについて書かせていただきました。
大久保様は、SDGsは目的ではなく手段とお話されており、 Taromaの取り組みを通じて、地元富山の豊かな自然を将来に残しながら、人々の心身の健康や生活の豊かさを目指していらっしゃいました。
前田薬品工業株式会社天然国産アロマブランドであるTaromaの発足は、 前田社長ご自身が、心身の不調により起き上がることもできなくなった状態から、アロマの香りに触れたりハーブティーを飲んだりしたことで改善できたというご経験がきっかけだったということです。
アロマテラピーやハーブなど、植物の力を利用して体や心の不調を回復させることを目的とした植物活用法をフィトテラピーといい、日本では「植物療法」とも呼ばれています。
精油(エッセンシャルオイル)を活用し、植物の香り(アロマ)によって心身のトラブルを穏やかに回復して健康や美容に役立てるのが、アロマテラピーです。
一般的に料理の味付けや保存料、薬、香料、防虫などに利用されるハーブも、香りに鎮静・興奮などの作用がある有用植物とされています。
日本では、アロマは「雑貨」、ハーブは「食品」と分類されますが、フランスやイギリスなどヨーロッパでは医師が処方するなど医療用として用いられたり、薬局で処方されているケースも。
自然のものを取り入れてセルフメディケーションに活かすことができるとされ、予防医学の観点から話題を集めているフィトテラピー。
その一方で、フィトテラピーで用いられるアロマやハーブが、SDGsにも密接に関係していることでも着目されています。
植物の恵みを受けるためには、自然環境の保全、豊かな生態系の維持が欠かせません。
アロマやハーブについて知ること、活用することによって、地球に優しい行動を選択することにつながるのです。 SDGsの17の目標でいうと「13.気候変動に具体的な対策を」「15.陸の豊かさも守ろう」などに当てはまります。
同時に、生産消費の持続可能性から「12.つくる責任、つかう責任」。 前田薬品工業株式会社のように廃棄されるはずの資源をアップサイクルすることができれば、より大きな推進力となるでしょう。
さらに、医療にも役立て、人々の健康で豊かな生活を支えるという観点で「3.すべての人に健康と福祉を」にも深く関わってきます。私たちの生活は、有害な化学物質や、 大気・水・土壌の汚染が原因で起こる死亡や病気と隣り合わせにあります。
当社のオーガニックショップで扱う、アロマを含む日用品は、 無添加やノンケミカルなものにこだわり、安心して日々の健やかな生活に取り入れていただきたいという願いをこめて取り揃えています。
体にも地球にも優しい選択を、ぜひ日常に取り入れていただけたら幸いです。
今後も、皆さまの豊かな生活のお手伝いができるよう、当社の理念に則って事業展開していきます。
引き続きよろしくお願いします。
参考 https://japhy.or.jp https://www.aromakankyo.or.jp https://sdgs.aromakankyo.or.jp https://www.maeda-ph.co.jp
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【株式会社AN】薬都富山からサスティナブルな社会の実現に挑戦ー前田薬品工業株式会社 大久保功一様とのトークイベントから感じたこと
株式会社AN代表取締役の向山かおりです。
前回は、サスティナブルなコーヒーの流通に取り組むBIKAS COFFEEとのコラボレート企画についてお話しました。
BIKAS COFFEEと当社の取り組み、大切にしている理念についてお伝えさせていただきました。
そして11月10日(木)には、富山県を拠点とされている前田薬品工業株式会社の取締役役員、大久保功一様とのトークイベントを開催いたしました。
前田薬品工業株式会社は、1958年の創業以来、薬都富山の地で医薬品の製造販売に取り組んできた会社。
当社のオーガニックショップでは、同社が立ち上げた天然国産アロマブランドの「Taroma(タロマ)」の商品を一部取り扱っています。
今回のトークイベントでは大久保様に、前田薬品工業株式会社がTaromaを立ち上げたきっかけや、SDGsに関する取り組み、今後の展望についてお話を伺いました。
◆今回のトークイベント開催に至る経緯
医薬品の製造販売に強みを持つ前田薬品工業株式会社が、アロマを手掛けるきっかけとなったのは、2013年に起こった出来事です。
この年、同社の医薬品におけるデータ改ざん問題が発覚し、業務停止命令を受ける事態となっていました。
前社長の後任として就任した現社長の前田大介氏は、起き上がることができないほどの心身の不調に陥り、薬を飲んでも改善しない状態が続いていました。
そんな状況の折、友人とアロマとハーブを取り扱っているサロンに行く機会があり、 アロマの香りに触れたりハーブティーを飲んだりしたところ、すっきりと起き上がれるようになり、次のアクションに移せるまでに回復されたそうです。
日本では雑貨として扱われることの多いアロマですが、アロマの人に対する力に関しては様々な研究結果やエビデンスがあり、 海外では医療の現場で患者さんの治療目的でアロマテラピーを活用したり、調剤薬局でアロマを処方したりといったことも日常的に行われているそうです。
こうしたことから前田社長は、日本の法律上は医薬品とはならないアロマの力を、あえて製薬会社として発信していくことが必要だと感じ、「Taroma(=富山のアロマ)」を立ち上げるに至りました。
Taromaの香りが生まれるまでには、原料、製造過程への様々なこだわりがあります。
原料に用いられているのは主に、ラベンダー、ヒノキ、ゆずの3種類。 いずれも富山の人々の生活に身近なものでありながら、廃棄されてしまう部分があったそうです。
Taromaの原料には、これらの植物の廃棄されていた部分が用いられており、アップサイクルを通じてSDGsに貢献しています。
また、富山の豊かな土地で育った花、葉、茎、根は手作業で収穫し、香りの抽出にあたっては富山の美しい水を用いて蒸留してできており、地元での丁寧な生産へのこだわりを感じます。
原料は農家や木こりの方から購入し、売上の一部を生産者の方に還元しているというのも特徴的と言えるでしょう。
地域の人とのつながりを大切にしながら、上質な香りを届けるTaromaの取り組みは、 地域の生活や生産者の方に貢献しながら、私たちの心身の健康や地球環境をよいものにしていきたいという当社の理念と重なると感じ、今回のコラボレート企画に至りました。
◆取り組みの特徴
今回のトークイベントで大久保様にお話を伺う中で、特に重要だと感じたポイントが3点あります。
1つ目は、Taromaの取り組みはセルフメディケーションを通じたウェルビーイングに貢献するものであるということ。
一般的には医薬品というと、「健康状態が悪化してから初めて買う商品」と考える方も少なくないかと思います。
一方で、本来は病気にならずに心身が健康でいることの方がより私たちの幸福につながるとして、予防医学やセルフメディケーションの考え方が広まりつつあります。
Taromaの取り組みは、製薬会社が従来主として取り扱っていた「病気になって初めて治療のために医薬品を使う」という領域から、 「日頃から健康状態を保つために積極的にケアする」というあり方の実現に挑戦することを示す重要なものと言えるでしょう。
2つ目は、地域の生活に根ざし、様々な方との協力関係を築くことで、持続可能な事業のあり方の実現に取り組んでいる点。
Taromaの原料は、富山の人々の営みから生じる自然のものをいかしており、 丁寧な製造過程、生産者の方にも還元する取組は、長期的に事業に取り組む上で大切なポイントだと感じます。
また、心身の美と健康を大切にした「Healthian wood」という施設の運営にも取り組んでおり、 レストランやTaromaを用いたスパ・トリートメント施設、サウナなどを、雄大な立山連峰や田園風景の中で楽しむことができます。
大久保様はこうした村づくりの取り組みについて、関係人口を増やすことが大切だとお話されていました。
地元から出て行く人もいれば、移住してくる人、あるいは複数の生活拠点の一つにするという人もいます。
このような人たちが地域に根付いて共に村づくりをしていくには、想いを共有する仲間が大切です。
「どうやったら町がよくなると思うか」と地元住民に尋ねると、「道をコンクリートで舗装してほしい」といった意見が出ることがあるそうです。
確かに生活は便利になりますが、 本質的な豊かさの実現とは、富山の豊かな自然を将来に残していけるようなあり方を考えることではないか。
「Healthian wood」の取り組みを通じて、今ある富山の自然や原風景が当たり前のものではないことに気づかせ、これを将来に残していきたいという想いを持つ人たちを結ぶきっかけとなれば、 という大久保様のお話を伺い、地元富山のよさを将来世代に引き継いでいきたいという想いを強く感じました。
3つ目は、会社としてSDGsに多角的に取り組んでいる点。
前田薬品工業株式会社は富山県のSDGs宣言に参加しており、多様な観点でSDGsに取り組んでいます。
その一つが、多様な背景を持つ人が活躍しやすい土壌づくり。
社員が働きがいをもって仕事に取り組むことが社会全体のウェルビーイングにつながるとの考えから、 社員一人ひとりがワクワクしながら働き、成長していくことで、世界でも戦っていけるような企業にしていくことを目指しています。
私たちの心身の健康の実現やアップサイクルに携わる社員自身が、 本当にやりたいことに取り組み、成長していけるようにすることで社会に貢献したいという想いを深く感じました。
◆最後に
今回のトークイベントで大久保様にお話を伺う中で、 Taromaの取り組みを通じて、地元富山の豊かな自然を将来に残しながら、私たちの心身共に健康で豊かな生活を実現したいという想いを強く感じました。
大久保様は、SDGsは目的ではなく手段とお話しされていました。
SDGsに取り組んだ先にどんな社会を実現していきたいのか、 そのビジョンを関係者で共有することが重要であるということも、今回のトークイベントを通して改めて感じたところです。
今後も当社の理念に基づき、価値観を共有する方々とコラボレートし、SDGsに関する様々な情報を発信していきます。
引き続きよろしくお願いします。
参考 https://www.maeda-ph.co.jp/company/overview/index.html https://www.taroma.jp/about/ https://healthian-wood.jp/about https://www.sdgs-toyama.jp/company/detail/?company_id=137
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an-ceo-blog · 1 year
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【株式会社AN】コーヒーを飲んで社会活動ーBIKAS COFFEE江戸川橋店とのコラボレート企画
株式会社AN代表取締役の向山かおりです。
前回は「グローバルメディア情報リテラシー週間」から、情報リテラシーの重要性についてお話しました。
私たち自身が健全な経済社会、情報社会の中で自己実現し、ウェルビーイングな人生を歩んでいくために、情報リテラシーを高めるのは不可欠なことです。
今回の記事では、社会をよりよくするために私たちが日常の中でできる取り組みとして、社会活動を一つご紹介します。
先日、当社の経営するオーガニックショップにてワークショップを開催し、 東京都の江戸川橋にお店を構えるBIKAS COFFEEとのコラボレート企画を実施いたしました。
『ハイクオリティな製品を通して、環境に優しいだけでなく、多くの人にとって有意義な時間を過ごしてほしい』という共通した想いから、今回のコラボレートは実現しました。
BIKAS COFFEEの特徴は、“理念で売るコーヒー”。
森をつくる「アグロフォレストリー」という農法で生産された、世界的にも珍しいネパール産の香り高いコーヒー豆を取り扱っているそうです。
このコーヒーの流通を健全化し、雇用支援を行うため、 味や香りではなく意味で選んでもらうことを理念にしているとのこと。
精製過程が長いコーヒーの生産者から消費者までを繋ぎ、 人の顔が見えるトレーサビリティの高いコーヒーとしても、価値を創出されています。
誰もが手に取りやすいコーヒーを通して、人と人との想いを繋ぐ場を創り、 誰もが社会に貢献できるアクションができるコーヒー。
確かに、日常に溶け込むことのできるコーヒーだからこそ、消費行動も変えやすく、気軽に社会活動に参加��きそうですよね。
BIKAS COFFEEも、関係する方々と���繋がりやコラボレートを大切にし、一緒にグローバルアクションに取り組むことを呼びかけていらっしゃいます。
例えば、BIKAS COFFEEの取り組みの一つとして、コーヒー植樹プロジェクトがあります。
このプロジェクトは、コーヒーの苗を購入し、現地であるネパールのハルパン村で、自分の名前が入ったコーヒーの木を植えてもらうことができるクラウドファンディングです。
コーヒーの木に名前をつけて、その木が成長した3年後には、自分の植えた木から収穫されたコーヒーを届けてくださいます。
「コーヒーの2050年問題」として、気候変動による栽培への影響でも注目を集めている昨今。
BIKAS COFFEEは、「大量生産、大量消費の時代を終わらせ、生産から消費、そしてその先のコミュニティまで価値で繋がる経済サイクルを創り出していく」ために、 クラウドファンディングを通して、持続可能で飲み続けられるコーヒーを提唱されています。
植樹によって地球温暖化の防止に貢献し、生産者であるコーヒー農家の所得向上にも繋がり、消費者のコミュニティ形成にも尽力されているーー。
このようなBIKAS COFFEEの取り組みに深く共感し、当社も社会活動の一環として、2022年5月、この植樹プロジェクトに参画させていただいています。
今回コラボレートさせていただいたワークショップでも、BIKAS COFFEEと当社の取り組みや、大事にしている想いを発信させていただきました。
今後も、当社の「地球×人」「事業×人」「人×人」の理念に基づいて、事業展開していきます。
引き続きよろしくお願いします。
参考 https://bikascoffee.stores.jp https://camp-fire.jp/projects/view/417645 https://www.keycoffee.co.jp/sustainable/2050.html
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an-ceo-blog · 2 years
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【株式会社AN】「国連の日」から考える、SDGsと情報リテラシーの関係について
株式会社AN代表取締役の向山かおりです。
前回は「3R推進月間」についてお話しし、 環境省が提唱する循環型社会のライフスタイル「Re-Style」に関する様々な取り組みが行われていることをご紹介しました。
そして10月24日は、1945年10月24日に国際連合が発足したことを記念する「国連の日」でした。
この日を含む10月下旬には、様々な企業、団体でイベントが行われ、SDGs等に関する取り組みを発信しています。
今回はその中でも、10月24日〜31日の「グローバルメディア情報リテラシー週間」から、情報リテラシーについて考えてみたいと思います。
「グローバルメディア情報リテラシー週間」は、健全な社会には知識を持った市民が必要であるとの考えから、 UNESCO(国連教育科学文化機関)がメディアと情報リテラシー、デジタルシチズンシップの促進に取り組むものです。
インターネットで情報をシェアする前に留意すべき点など、情報リテラシーに関する知識をSNS等も用いて発信しています。
日本でも今月、改正プロバイダ責任制限法が施行され、インターネット上の誹謗中傷の被害者救済が強化されたことが話題になりました。
このように情報リテラシーの大切さについて議論される機会が近年増えてきていますが、そもそもなぜ情報リテラシーは大切なのでしょうか。
現代はインターネットやSNSが普及した情報社会。
限られた人が本や新聞、ラジオ、テレビなどの媒体を通じて情報を発信していた時代に比べると格段に、個人が世界中の様々な情報に触れ、発信することが容易になりました。
私たちはこうして日々触れる情報に基づいて様々な判断を下し、行動していますが、 誰もが情報を発信することができるようになったことで、判断の基となる情報が事実に基づく正しいものなのか、見極めることがより求められています。
私たちが情報リテラシーを身につけることは、健全でサスティナブルな社会を形成する上でますます欠かせないものになっていると言えるでしょう。
SDGsの考え方が近年広まりつつありますが、 これは地球環境を守っていくことと同時に、私たち自身が健全な経済社会、情報社会の中で自己実現し、ウェルビーイングな人生を歩んでいくことにも関わるもの。
情報リテラシーを身につけることは、私たちの社会の健全な発展に必要で、SDGsの諸目標を達成する上でも大切なものです。
当社もサスティナブルな社会の形成に貢献することを目指す企業として、今後もSDGsの様々な観点から情報を発信してまいります。
引き続きよろしくお願いします。
参考 https://www.unic.or.jp/news_press/messages_speeches/sg/45259/ https://www.unic.or.jp/activities/international_observances/weeks/ https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/d_syohi/ihoyugai.html
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an-ceo-blog · 2 years
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【株式会社AN】SDGsにエコな生活で貢献ー3R推進月間の取り組み
株式会社AN代表取締役の向山かおりです。
前回のブログでは、SDGs週間にちなんで、『HAPPY EARTH FESTA|GLOBAL GOALS WEEK』という沖縄県で開催されるイベントについてご紹介いたしました。
10月は、環境省の定める「3R推進月間」です。
3R推進に対する理解と協力を求めることを目的としており、国内でも、イベントやキャンペーン、フォーラムなど様々な取り組みが行われています。
3Rについて、廃棄物等の発生抑制(リデュース)・再使用(リユース)・再生利用(リサイクル)を指すということは、ご存知の方も多いでしょう。
以前、アップサイクルに関連してこのブログでも触れましたが、 物を大切に使うことで、地球の環境と人々の健康を守ることにも繋がります。
SDGsの目標で深く関わってくるのは「12.つくる責任、つかう責任」「13.気候変動に具体的な対策を」「14.海の豊かさを守ろう」など。
環境省は、循環型社会のライフスタイル「Re-Style」を提唱し、3Rについて様々なコンテンツを発信しています。
パートナー企業も、環境省と提携して3Rを促進する取り組みを行い、積極的に循環型社会の構築に向けて「Re-Style」を支援しているようです。
なかでも、10月の3R推進月間には、消費者キャンペーンとして「選ぼう!3Rキャンペーン」を実施しており、今年も2022年10月1日~12月30日に開催されます。
このキャンペーンは、期間中にエコな商品を選んで買い物をし、購入レシートで応募することによって、抽選でエコな商品をプレゼントするというもの。
3Rのうち、まずはリデュースを心がけ、「ごみになるものを買わない、もらわない」「長く使える製品を買う」行動を呼びかけているそうです。
対象となるのは、主につめかえタイプや再生素材を使用した日用品。 日頃のちょっとした行動を変えることで、エコな生活に繋がるんですね。
当社の経営するオーガニックショップやヘアサロンでも、環境に配慮した商品をこだわって取り扱っています。
エシカルな消費行動によって、気軽にSDGsに参加することができることを、広く発信していけるよう、今後も事業展開していきます。
引き続きよろしくお願いします。
参考 https://www.env.go.jp/recycle/circul/index.html https://www.re-style.env.go.jp/3r-campaign/2022/ https://www.3r-suishinkyogikai.jp https://3r-forum.jp/activity/meeting/index.html
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an-ceo-blog · 2 years
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【株式会社AN】SDGs週間の取り組みー沖縄の地からサスティナブルな社会を考える
株式会社AN代表取締役の向山かおりです。
前回は、サスティナブルな社会の実現に資するアップサイクルについてご紹介しました。
ごみとして捨てられているものも、アップグレードして作りか���ることでさらに価値あるものとして生まれ変わり、SDGsの目標達成につながります。
SDGsは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標。
毎年9月後半の国連総会が開催されるこの時期は、SDGs週間として日本でも全国各地で様々な自治体、企業、団体等がSDGsに関するイベントが行われます。
中でも沖縄では、『HAPPY EARTH FESTA|GLOBAL GOALS WEEK』という国内最大級のイベントが2年連続で開催されています。
SDGsの意識を高め、行動につなげるため、多くの自治体、企業、異なる業界で活躍する幅広い世代の方々とコラボレートしながら、SDGs週間に合わせて様々な企画を行っています。
このイベントの目的は、 ・すべての人へのSDGs認知、意識を高め行動を起こすきっかけを共創すること ・幸せな未来を共創するチェンジメーカーを育成すること ・持続可能なソーシャルビジネスを創出し、新たな雇用の創出、幸せな地域づくりを共創する というもの。
『HAPPY EARTH FESTA』の企画には、生物多様性やサスティナブルツーリズムに関するものから、企業と社会のあり方、お金と幸せに関するZ世代向けの金融講座まで、様々な内容が含まれています。
SDGsというと、日常的にはごみの削減や、環境にやさしい素材への切り替えといった環境問題への取り組みのイメージが強いかもしれません。
健全な企業活動と個人の働きがい、心身の健康の実現の両立など、人間らしい生き方や自己実現の観点も重要なものです。
環境問題はもちろん、働き方や金融などの経済面やウェルビーイングなあり方といった、SDGsの17の目標に多様なアプローチをしている点は注目されます。
サンゴを代表とする日本においては特異な自然環境や、アジアと日本の貿易の中継地として発展してきた歴史などの多様さを持つ沖縄から、 こうしたメッセージが発せられるのは意義深いことと言えるでしょう。
当社の3つの理念においても、地球環境と私たちのライフスタイルの向上、事業を通した社会貢献、コラボレートによる新たな価値創出などを重要と考えています。
今後もSDGsの多様な目標の達成に事業を通じて取り組み、サスティナブルな社会の実現に関連する情報を発信していきます。
引き続きよろしくお願いします。
参考 https://happyearth.jp/event/hef2022/ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000083572.html https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html
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an-ceo-blog · 2 years
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【株式会社AN】サスティナブルに暮らすーSDGsにも貢献するアップサイクルとは?
株式会社AN代表取締役の向山かおりです。
前回は、株式会社ミヤモリの代表取締役専務、宮森穂様とのトークイベントの記事を書かせていただきました。
日本一のハトムギの生産地である富山県のルームウェア・基礎化粧品ブランド「Nercoccia(ネルコッチャ)」の創立には、 「捨てられているハトムギのぬかをアップサイクルすることはできないか?」と問題提起した背景があったとお伝えしました。
ところで、そもそもアップサイクルとは何かご存知でしょうか。
今回のブログでは、サスティナブルな社会を実現する手段として注目されているアップサイクルについてお話したいと思います。
アップサイクルとは、不用品や廃棄物を捨てずに、元の素材を活かして再生することにより、新しい価値を与えるもの。
少し似ていますが、リサイクルは回収した不用品の資源を原料として再度製造し、リユースは外見や形を変えずに繰り返し使います。 それに対し、アップサイクルは、原料や材料に戻すことなく、主に製品としてアップグレードし、より価値を上げた製品に作り変える手法です。
例えば、同じペットボトルを挙げても、再生資源として回収して再びペットボトルを製造したり、食品トレイやパウチ、衣服の繊維にしたりする場合はリサイクル。 また、ペットボトルを加工せずそのまま綺麗にして再使用する場合はリユースと言います。
そしてアップサイクルには、ペットボトルの素材をそのまま利用してランプなどの家具に作り替える、サングラスや義肢にするといった事例があるようです。
アップサイクルによって期待できるSDGsの目標達成は、主に「12.つくる責任 つかう責任」、「14.海の豊かさを守ろう」、「13.気候変動に具体的な対策を」など。
先日のトークイベントにて伺ったネルコッチャの宮森専務も、 富山の豊かな土壌で育まれたハトムギを大切に想い、大量廃棄されていくぬかを何とか活かせないかと、アップサイクルを通してサスティナブルに課題解決されていらっしゃいました。
私たちの生活においても、 アップサイクルを難しく構えて捉えるのではなく、身近なものを大切に考える姿勢により、結果的にサスティナブルな生活や、SDGsの目標達成に繋がるのではないでしょうか。
日常で当たり前に「ごみ」「無駄なもの」として捨てられているものも、見方を変え、工夫することによって、より高い価値のものに生まれ変わるかもしれません。
当社も、小さな気づきや工夫を取り入れ、サスティナブルな暮らしをご提案できるよう事業に取り組んで参ります。
引き続きよろしくお願いします。
参考 https://sdgs.kodansha.co.jp/news/knowledge/40580/#section-1-3 https://www.nercocia.com https://www.livable.co.jp/l-note/1891/ https://tabi-labo.com/286567/journey-pet-lamp https://s.alterna.co.jp/social-issues/sdgs14-life-below-water/83157 https://bdl.ideasforgood.jp/listing/plastic-bottle-upcycle/
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an-ceo-blog · 2 years
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【株式会社AN】富山から発信するサスティナブルな社会のあり方ー「Nercoccia(ネルコッチャ)」を手掛ける宮森専務とのトークイベントから感じたこと
株式会社AN代表取締役の向山かおりです。
前回の記事では、9月1日の防災の日に関連して、災害対策はSDGsの目標とも深い関わりを持つことについてお話ししました。
私たち自身が災害に関する知識を身につけ、リスクを最小化する対策を立てて、実際起こったときの対応を前もって考えておくことが大切です。
そして先日8月30日(月)には、富山発のルームウェア・基礎化粧品ブランドの「Nercoccia(ネルコッチャ)」を手掛ける、 株式会社ミヤモリの代表取締役専務、宮森穂様とのトークイベントを開催いたしました。
当社のオーガニックショップにおいても、ネルコッチャの化粧品を取り扱っており、 地場産のハトムギからとれるぬか油を用いた、自然と人に優しい成分からできているのが特徴です。
こうした化粧品の開発の背景には、富山の地場産業を盛り上げたい、アップサイクルを通じて富山の豊かな自然を将来に残していくことに貢献していきたいという、 サスティナブルな社会の実現への強い想いがあることを知りました。
今回は、宮森専務にブランド創立の経緯から将来のビジョンに至るまで様々なお話を伺う中で、 私自身が特に深く感じたことについてお話しします。
◆ネルコッチャの創立にかける想い
ネルコッチャというブランド名は、「寝るこっちゃ(=ゆっくりお休みください)」という富山の方言から来ています。
株式会社ミヤモリは1966年の創業以来、繊維産業に強みを持つ富山県小矢部市で、縫製工場を操業してきた背景を持つ企業。
陸上競技・テニス・スキー・水泳などのスポーツ用品の生産を行いながら、 2019年からは、機能性と耐久性に優れた学校体操服の販売事業を展開してきました。
繊維産業を営んできた株式会社ミヤモリがネルコッチャを立ち上げたのは、 地元小矢部市の繊維産業を盛り上げたいという想いからだったそうです。
一方で、富山県は日本一のハトムギの生産地で、中でも小矢部市は特にその生産に力を入れてきましたが、 ハトムギを精白する時に出るぬかは、飼料とするか、そうでなければ廃棄するしかないという問題がありました。
捨てられているハトムギのぬかを何とか活かし、アップサイクルすることはできないか?という課題意識から、 ネルコッチャでは地場産のハトムギを用いた商品開発に取り組んできたそうです。
ハトムギは2000年も前の書物に記載があるなど、様々な効能で知られ、漢方素材のヨクイニンとして幅広く利用されています。
滋養強壮・解毒作用の他、肌のターンオーバーの活性化にも作用し、様々な肌トラブルの改善に効果的であるとも言われています。
ハトムギのぬか油の製法にこだわって商品開発に意欲的に取り組む宮森専務のお話から、 より自然と人に優しい、品質の高い商品をお客様に届けたい、地元富山の魅力を世界に発信していきたいという熱い想いを感じました。
◆取り組みのポイント
宮森専務からお話を伺う中で、特に学ぶところが多いと感じたポイントが3点あります。
1つ目は、地元の富山の豊かな自然を活かした事業であるということ。
富山で生産がさかんなハトムギをより余すところなく活かしてアップサイクルできないか、 人々によいものを届け、富山の魅力を世の中に発信することができないか? という身近な地域にある課題を、事業を通じて解決しているのは、とても素晴らしい取り組みだと思います。
ハトムギのぬか油を活用したアップサイクルはもちろん、 学校体操服事業の展開から、縫製事業から出る裁断片をアップサイクルしたぬいぐるみなどの商品開発にまで尽力されており、 様々な面でSDGsに貢献されているのを感じます。
2つ目は、様々な方とのコラボレートを大切にしながら事業に取り組んでいるという点。
ネルコッチャの立上げ以来、地元の繊維企業やJAと協業しながら商品開発、販売を行ってきており、 様々な関係者とのつながりを大事にしながら取り組みを進めてきたと、宮森専務はおっしゃっていました。
��た、一緒に働く社員とビジョンを共有して、日々試行錯誤しながら商品開発に取り組んでおり、 想いを共にする社員との密なコミュニケーションが、よりよい商品を人々に届け、地域社会に貢献することにつながっているのを感じました。
そして3つ目は、何よりも宮森専務の熱い想いとビジョン。
宮森専務のお人柄と、将来に対するビジョンを持って、試行錯誤しながら意欲的に事業に取り組む姿勢に、想いをもった社員や関係者が自然と集まっているのを感じます。
実際、ネルコッチャで様々な方とお仕事をしている中で、雰囲気がよかったのでネルコッチャのチームに入りたい!という方もいらっしゃったそうです。
そしてこうした想いを事業として継続していけるようにするための努力を惜しまない姿勢を、宮森専務のお話から深く学ばせていただきました。
自分達に何ができるかを社員と日々考え、商品開発にとことんこだわるからこそ、 よい商品をお客様に届けたい、アップサイクルを実現して富山の豊かな自然を将来に残していきたいという想いを具体的に事業という形で継続し、地域に貢献し続けられているのを感じました。
富山の豊かな自然、地域の人々の生活、地域経済のサスティナブルなあり方に貢献したいという想いを、 たゆみない経営努力によって実現されている宮森専務の姿から、私自身も事業を経営する者として学ぶものがありました。
◆最後に
今回のトークイベントで宮森専務のお話を伺い、 地元富山の豊かな自然を将来世代に受け継いでいきたい、富山の魅力を世界に発信していきたいという想いを深く感じました。
宮森専務のお人柄と熱いビジョンに触れ、私自身も事業を通して、私たちが暮らす地球環境を将来に渡って豊かなものにしていくこと、 私たちのライフスタイルをよりよいものにする情報を発信していくことに一層取り組んでいきたいと強く感じました。
当社の3つの理念「地球×人」「事業×人」「人×人」においても、 将来に渡って地球環境と私たちの生活を豊かにすることに事業を通して貢献し、 コラボレートによる相乗効果を通じて価値創出を行うことを大切にしています。
小矢部市の人々にとって身近なハトムギをいかして、自然と人に優しい商品開発に取り組み、 事業として継続しながら地域社会に貢献するネルコッチャの取り組みは、 当社の理念と大きく共通するものがあると感じました。
今後も、こうした想いを共にする方々とのコラボレートを大切にし、社会に価値を提供する事業に邁進していきます。
引き続きよろしくお願いします。
参考
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