Tumgik
#社会に出て求められることは100点ではなく7割でいいから早くたくさんアウトプットをしろということ
tecchaso1988 · 3 years
Photo
Tumblr media
#読書 #叩かれるから今まで黙っておいた世の中の真実 #ひろゆき   2020年の読書は誕生日鑑定の勉強本ばっかりだったから 2021年は社会に目を向けた知識のインプットの比重も戻していきたい。   #読書メモ #正しく考えるには正しい知識が不可欠だが実際には多くの人が間違った知識の上に立って考えているからフェイクニュースの拡散や怪しい陰謀論を語るインフルエンサーが増える #競争は激しいのに衰退していく日本の現状見えていますか? #日本だけが海外から取り残されたように物価が安いことを日本に住んでいる人は気づかない #世界競争力ランキングにおいて日本のビジネス効率性は62カ国中ほぼ最下位レベル #ほとんどの人は自分の仕事が誰でもできるようになったことに気付かず専門性の高い仕事に就いていると思い込んでいる #高齢社会において若者はおじさんに振り回されお金と仕事が奪われる #日本ではお金がない人をターゲットにしたビジネスがいくつも展開されているから格差が広がるのは当然 #日本に革命家は現れない #多くの組織で旧時代的なおっさん化した男女がまだ上の立場にいるために数々のばかげた不条理がまかり通っている #どんな境遇でも頑張れば報われるというのは美しい物語であり一生懸命努力をしているのになかなか成果が出ない人は活躍の場を間違えている #歴史に残るような偉業を成し遂げるケースにたまたまマーケットのあるところにいたからというだけの面白味のない理由が実は多い #最低賃金が上がるとアルバイトや派遣社員側が損をする #人件費が引き上げられれば企業は人件費に圧迫されて経営状況が悪くなり潰れるか人間に代わる機械の導入が進む #セルフレジの機械の導入費用は時給1000円の人件費を考えたときに50日以内に元が取れる #働き改革という全体主義は会社も個人も得をしないから働き方なんて会社と社員の間で決めればいい #労働人口の約15%にまで増えてきたフリーランスは未来の働き方の実践者 #これから会社に勤めている人たちがどんな働き方にシフトしていくべきかはフリーランスの人たちを参考にすれば答えが見えてくる #フリーランスの働き方は今後注目すべき存在となるのは間違いないが非常に不安定で頑張りすぎるフリーランスの人の傾向はひとりブラック企業化を生み出している #企業がブラック的な仕事をフリーランスに押して受けるようになってきた #現状の教育システムは100点に近い完璧主義で子どもたちを縛る #社会に出て求められることは100点ではなく7割でいいから早くたくさんアウトプットをしろということ #自分の子どもがいずれ大人になって自分自身で判断しなければいけなくなるということを理解していないから子どもにいろんな禁止を押し付ける #大学で学んだことを企業は無視をするが大卒には意味はないというのは嘘で軽視すべきではない #デジタルネイティブ世代はスマホは得意だがパソコンスキルに欠ける点が弱点であり盲点 #親からスマホやタ��レットやゲームを与えられる子どもは消費者として成長しパソコンを与えられる子どもは生産者的な立ち位置に成長する #二人以上の子育ての成功を願う親でいたいのであれば現実的に考えて夫婦の世帯収入を何としてでも最低850万円以上にしろ https://www.instagram.com/p/CJiVQDXrei-/?igshid=1nsiof0mv3tca
#読書#叩かれるから今まで黙っておいた世の中の真実#ひろゆき#読書メモ#正しく考えるには正しい知識が不可欠だが実際には多くの人が間違った知識の上に立って考えているからフェイクニュースの拡散や怪しい陰謀論を語るインフルエンサーが増える#競争は激しいのに衰退していく日本の現状見えていますか#日本だけが海外から取り残されたように物価が安いことを日本に住んでいる人は気づかない#世界競争力ランキングにおいて日本のビジネス効率性は62カ国中ほぼ最下位レベル#ほとんどの人は自分の仕事が誰でもできるようになったことに気付かず専門性の高い仕事に就いていると思い込んでいる#高齢社会において若者はおじさんに振り回されお金と仕事が奪われる#日本ではお金がない人をターゲットにしたビジネスがいくつも展開されているから格差が広がるのは当然#日本に革命家は現れない#多くの組織で旧時代的なおっさん化した男女がまだ上の立場にいるために数々のばかげた不条理がまかり通っている#どんな境遇でも頑張れば報われるというのは美しい物語であり一生懸命努力をしているのになかなか成果が出ない人は活躍の場を間違えている#歴史に残るような偉業を成し遂げるケースにたまたまマーケットのあるところにいたからというだけの面白味のない理由が実は多い#最低賃金が上がるとアルバイトや派遣社員側が損をする#人件費が引き上げられれば企業は人件費に圧迫されて経営状況が悪くなり潰れるか人間に代わる機械の導入が進む#セルフレジの機械の導入費用は時給1000円の人件費を考えたときに50日以内に元が取れる#働き改革という全体主義は会社も個人も得をしないから働き方なんて会社と社員の間で決めればいい#労働人口の約15#これから会社に勤めている人たちがどんな働き方にシフトしていくべきかはフリーランスの人たちを参考にすれば答えが見えてくる#フリーランスの働き方は今後注目すべき存在となるのは間違いないが非常に不安定で頑張りすぎるフリーランスの人の傾向はひとりブラック企業化を生み出している#企業がブラック的な仕事をフリーランスに押して受けるようになってきた#現状の教育システムは100点に近い完璧主義で子どもたちを縛る#社会に出て求められることは100点ではなく7割でいいから早くたくさんアウトプットをしろということ#自分の子どもがいずれ大人になって自分自身で判断しなければいけなくなるということを理解していないから子どもにいろんな禁止を押し付ける#大学で学んだことを企業は無視をするが大卒には意味はないというのは嘘で軽視すべきではない#デジタルネイティブ世代はスマホは得意だがパソコンスキルに欠ける点が弱点であり盲点#親からスマホやタブレットやゲームを与えられる子どもは消費者として成長しパソコンを与えられる子どもは生産者的な立ち位置に成長する#二人以上の子育ての成功を願う親でいたいのであれば現実的に考えて夫婦の世帯収入を何としてでも最低850万円以上にしろ
1 note · View note
hint-lab · 4 years
Text
制作期間2年半、『全裸監督』で挑んだ新しいクリエイティブのかたち
はじめまして。ネットフリックスで日本発実写オリジナル作品のクリエイティブを統括している坂本和隆です。
8月8日、いよいよ『全裸監督』が全世界190カ国に配信されます。
このドラマに取り組んだ2年半は、楽しくもいばらの道でした。
たくさんの議論を重ね、衝突もありました。それでも、スタッフ、キャストが全員一致で、「日本発で面白い作品をつくる」というゴールに向かっていたから乗りきれた。ここでは、そんな制作の裏側を明かしたいと思います。
はじめに少しだけ自己紹介をすると、僕は2016年にネットフリックスに入社し、これまで、『火花』『DEVILMAN crybaby』『リラックマとカオルさん』などを製作してきました。
今回の『全裸監督』は「AVの帝王」村西とおるを描くシリーズ。特別に思い入れのある作品になりました。
村西とおるは、前科7犯、借金50億――。破天荒な人生です。1980年代、ビニ本と裏本で富を築くも、指名手配されて逮捕。その後、黎明期のアダルトビデオ業界に殴りこみをかけ、ハワイで撮影中にまた逮捕。アメリカで懲役370年を求刑されます。
もともと、日本のAV業界を真っ向勝負で描いてみたいと思っていました。日本には、『ブギーナイツ』(ポール・トーマス・アンダーソン監督)みたいな、ポルノ産業の裏側を描いたドラマがあまりない。産業としては大きいのに、コンプライアンスなど、いろいろな理由から避ける空気があるんじゃないか、と。
『全裸監督』のキャッチコピーでもありますが、裸の交わりの世界の話は、いわば「人間まるだし」。普遍的でリアルな、深い人間ドラマが描けると思ったんです。
では、いまの世の中に送り出す作品として、80年代のAV業界をどう描くのか。男性からの一方通行な視点では、時代に合いません。企画を進める大きな原動力となったのが、村西の人生を変えたAV女優・黒木香の存在です。
国立大学の学生だった黒木香は、村西とつくった『SMぽいの好き』でデビューします。テレビの討論番組やバラエティー番組に出演し、本も執筆。女性の視点からセックスについて堂々と語り、一躍「時の人」になりました。
黒木香はなぜAVの世界に入り、何を思ったのか。村西一人ではなく、彼女のストーリーを描くことが非常に重要でした。
女子大生の恵美(森田望智)は、厳格な母(小雪)のもとで、本来の自分を押しこめていた。やがて「黒木香」としてAVデビューする
『全裸監督』の撮影で使用したほら貝。実際の『SMぽいの好き』で使われたもののレプリカ。『SMぽいの好き』では、モザイクで視覚が制限されることを逆手にとり、ほら貝を吹くことで快感を表現した(撮影:藤原江理奈)
キャスティングが決まるまで この題材ですから、制作はなかなかスムーズに運びません。
一番大変だったのはキャスティングです。いったい誰が村西とおるを演じるのか。僕は当初から、山田孝之さんしか考えていませんでした。
山田さんはすぐにポンッとネットフリックスのオフィスに来てくれて、まだ脚本もないなかで引き受けてくれました。これは本当に大きかったです。
山田さんは1言えば10わかるような方。村西さんと実際に会って人物像をインストールし、真似るのではなく、自分のフィルターを通してアウトプットする。現場ではカメラテストで演技を変えながら、本番にベストをぶつけてきます。吸収力も対応力もずば抜けて高く、尊敬しました。
黒木香役はなかなか見つからず、長期オーディションの末、撮影ギリギリの段階で森田望智さんを抜擢しました。彼女を演じるのは、なるべく色のついていない、フレッシュな人にしたかったんです。
出演者の方たちと、どういう作品、キャラクターで、物語はどんな起承転結なのか、丁寧にお話ししました。満島真之介さんや玉山鉄二さん、小雪さん、石橋凌さん……、何人もの方がオフィスに直接来てくれた。覚悟がないと取り組めない題材ですから、一人ひとりと正面から向き合ってキャスティングしました。
村西とおる(山田孝之)は、チンピラのトシ(満島真之介)と出版社社長の川田(玉山鉄二)と出会い、会社を設立する 半年くらいかけていろいろな俳優や事務所の方とお話をして、結果的に、日本を代表するすばらしい実力派の方々が集まってくださった。「この俳優がこういう役を演じるんだ!」という配役がたくさん見られると思います。
チームでつくりあげた脚本 脚本は、4人のチームで1年間をかけてつくりました。
日本のドラマの場合、一般的に、一人の作家のビジョンによってつくられます。一方アメリカでは、複数人のアイディアを活かしたほうが面白いという“信仰”がある。シリーズ化を視野に入れたとき、一人では限界もあります。今回はチーム制にチャレンジしました。
最初に、ネットフリックス作品の『ナルコス』に携わった脚本家をアメリカから呼び、ワークショップを開催。山田孝之さんも参加して、みんなで一緒に世界観を構築しました。
『ナルコス』の脚本家、ジェイソン・ジョージを招いたワークショップの様子 『ナルコス』と同様、『全裸監督』で描くのは「アンチヒーロー」です。犯罪者の武勇伝を描くわけではありません。肯定することが難しいキャラクターにどう興味を持ってもらうか、具体的に議論しました。
また、それこそ『ブギーナイツ』のように、複数のキャラクターの視点で展開するストーリーにしています。山田さんに「主演だけど、村西があまり出てこない回もある。それくらいまわりのキャラクターを厚くしたい」と伝えたところ、「僕もそういうのをつくりたかったんですよ」と二つ返事でOKでした。
原作『全裸監督』(本橋信宏著)にはない、オリジナルストーリーも描いています。
たとえば、昭和から平成に変わるなかで、警察がAV業界の一斉摘発に動いたりした。そこにはドラマがあったんじゃないかと。そういう視点から、リリー・フランキーさん演じる、わいろをくすねながら逮捕するような、くせ者の警部役が生まれました。
チームで脚本を書くにあたっては、一人ひとりが持つ村西とおる像が少しずつ違うので、イメージを共有したり、台詞の雰囲気を統一したりするのに時間をかけました。
一つの細かい議論が、4時間くらい紛糾したこともありました。お互い、かなり辛辣な意見を言い合うこともある。みんなで意見を吐きだすことで、アイディアが一段階、また一段階と上がっていく。複数人の発想をぶつけ合うことで生まれた面白さ、ダイナミックさがあると思います。
監督・脚本の内田英治さんが言うには、「100稿」。大変な作業でも、「クリエイティブファースト」だからチームワークが成立しました。作品のクオリティーが低かったら、けんか別れしていたかもしれません。
セックスシーンをどう描くか
進行面では、クオリティーを担保するための予算を用意し、約3ヵ月で撮影しました。日本の制作現場は、短期間の撮影日程を組み、長時間の労働を行うケースも多い。ネットフリックスでは、よい作品をつくるために、1日10時間以下の健康的なスケジュールを守るようにしています。
いざ撮影にあたっては、ロケ地を探すのも一苦労でした。「甲子園球児とバスガイドのAVを撮るグラウンド」なんて、なかなか使用許可が下りません。
撮影でとくに議論を重ねたのが、ストーリーのエンジンになるセックスシーンです。
ストーリー上、そのシーンを本当に描く意義があるのか、どれくらいの尺が必要なのか、総監督の武正晴さんとシーンごとに話し合い、編集をしています。中途半端に隠したり、シーンを短くしたりしたら、この作品のテーマを正面から描くことはできません。
ちなみに、僕が一番好きなのは、ハワイでセスナ機に乗った村西が、窓を開けて叫ぶシーン。ここは合成じゃダメだと思い、実際に撮っています。ヘリコプターをセスナ機に並行させて撮るのが大変で、撮れた映像を見たときは感慨深かったです。
ハワイでの撮影風景
ハワイでの空撮ロケハン 撮影監督は、北野組や三谷組、三池組などで活躍される山本英夫さん。山本さんは、画角の切り方、フィルムの質感……全部頭の中に画ができている人なんです。現場でのカット割りの判断がとても早くて、映画のクオリティーを連続ドラマのスピードで撮れる。山本さんだから、約3ヵ月間の撮影で、8話を通じてリッチな絵をつくれたと思います。
ビジュアルイメージをつくるうえでは、“化学反応”がほしいと思いました。僕は1982年生まれなので、80年代という時代の記憶がほとんどありません。だから、80年代をリアルに再現したドラマをつくることに、興味が湧かなかった。異質な要素を加えることで、いまの時代のフィルターを通した80年代をつくりたいと思いました。
新宿歌舞伎町の一角を丸ごとセットでつくりあげた
セット内にある、村西のビデオプロダクション、サファイア映像の本拠地 そこで美術は、『ロスト・イン・トランスレーション』をはじめ、日本と海外の合作を多く担当される中西梨花さんをアメリカから呼びました。『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』や『忍びの国』などで美術監督を務めた清水剛さんをはじめとする日本を代表する美術チームに、ハリウッドで仕事をしてきた中西さんが入られた。それによって、家具のデザインや装飾の色の表現など、“スパイス”が加わったと思います。
音楽は、岩崎太整さんと徹底的に話し合い、80年代の流行歌などを使用するのではなく、洋楽を中心につけました。衣装のスーツも、80年代らしいダボダボの��タイルにはあえてしていません。『キル・ビル』などで活躍された小川久美子さんのセンスで、タイトなスーツを選んでいます。
そして武監督とロサンゼルスへ行き、デヴィッド・リンチのカラリストと10日間かけて、最終的な色の調整をしました。これにより、求めていた色の世界観が実現しています。
80年代、バブル期の空気を表現 いま、エンターテインメントは変革期 ネットフリックスのよさは、一つのプラットフォームで一気に世界に出られるところ。日本で作った作品に28カ国語の字幕と12カ国語の吹き替えを準備し、世界中の人たちが同じタイミングで視聴します。
僕はここ2、3年のうちに、全世界でクリエーターのヘッドハンティングが過熱すると思うんです。世界を舞台に、いまだかつてないほど早く、才能が発掘される。
山田さんがおっしゃっていたことですごく共感したのが、「海外へ出て行かなくても、本当に面白い作品をつくれば、おのずと向こうから来る」ということ。いま、エンターテインメントは変革期にあると思います。
視聴者もつくり手も、新しいものをすごく求めている。現状に飽きてきている。『全裸監督』は、みんなが新しいものを求めて、砂漠で水を探すかのように集まったチームでした。
見た人がどう感じてくださるのか、緊張しながらも、すごく楽しみです。
0 notes
【今さら聞けない】デザインがビジネスにこれほど重要な理由
経営におけるデザインの重要性が叫ばれるが具体的な成果があまり出ていない
デザインがもたらす7つのメリットとは?
なぜデザインがイノベーションに不可欠なのか?
企業内にデザインを浸透させるための7つのポイント
グローバル規模でデザイン的競争力をあげるには
デザイン思考やデザイン経営などのバズワードが巷にあふれ、オープンイノベーションやデジタルトランスフォーメーションなどのカタカタキーワードが羅列される。そんな状況で実際に結果としてどのようなアウトプットが生み出されているのか?おそらく、日本国内で働いている人たちのその多くが、上記のようなトレンドとに関する取り組みに少なからず関わったことがあることだろう。
その一方で、デザインがプロダクトや企業経営に対して具体的な結果として効果を生み出した事例は、日本国内で見渡してみると驚くほどに少なく感じる。その一方で、グローバル規模で考えてみると、デザインのビジネスに対する利点は具体的な数字としてクリアになってきている、
参考: 統計データで見るデザインの経営に対するインパクトの大きさ
そのギャップを少しでも埋められないかと思い、我々btraxでもfreshtraxのようなメディア、DESIGN for Innovationに代表されるイベント、そして、デザインサービスを通じて、日本企業の国際的デザイン競争力の向上に寄与できないかと試みている。
今回は、先日開催されたイベント、DESIGN for Innovationの総括として、最も基本的な事柄である、なぜデザインが企業の経営やビジネス全体に重要な役割を果たしているのかを今一度まとめてみることにした。
デザインがもたらす7つのメリット
“良い”デザインが大切な理由を考える際に、そこからどのようなメリットを得るかがわかると理解しやすい。大きく分けると恐らく下記の7つに集約されるだろう。
1. ユーザビリティー向上
直接的な効果として、商品やソフトウェアなどの使いやすさが向上する。例えば、リモコン1つとってみても、ボタンの数が少ない方が使いやすい。デザインの質を上げれば、単純により使いやすいプロダクトになる。
参考: 優れたユーザビリティを実現する25の基本概念
2. 効率性の向上
ソフトウェアが使いにくいために、作業効率が下がってしまった経験はないだろうか?特に業務用システムの場合、どうしてもセキュリティーや安全性を優先することで、使いやすさが犠牲になってしまうことも多い。その一方で、シリコンバレーの企業を中心に、最近では、効率性を高めるデザインに注目が集まってきている。
日本でも働きかた改革などの影響で、労働時間を減らす傾向にある。その一方で、求められる結果は同じであることも多い。少ない時間で同じ結果を得るには、より効率化を進める必要が出てくる。そこで必要になってくるのが、より優れたデザインを採用したツールや環境だったり、プロセスだったりする。
参考: 【ワークライフバランスはもう古い】新しい働き方、ワークライフインテグレーションとは
3. 安全性の向上
デザインの品質が悪いと、時に人の命も奪う結果につながってしまう。2016年の夏にロサンゼルスの郊外の自宅の入り口付近で、27歳の俳優が死亡した。それも、自身が運転していた車に押しつぶされて。どうやら、彼は一度自動車を停め、自宅のゲートを開けようとしていたところだったと推測された。
なぜこんなことが起こったのか?調査によると、彼の2015モデルのジープはリコール対象になっていた。原因はそのシフトレバーのデザイン。パッと見では”P (パーキング) “に入れていることがわかりにくい事で、それまでにも100件ほどの事故が発生していたという。間違ったデザインが安全性を下げてしまった例である。
参考: UXピラミッド – UXデザインの正しい評価方法 –
4. 競争力の向上
現代において、多くの企業が脅威を感じるライバル的存在に共通しているものは何か?おそらく、そのデザイン性の高さだろう。例えば、テクノロジー業界で考えてみると、世界的にユーザー数の多いTop 7社 (Google, Amazon, Facebook, Apple, Microsoft, Salesforce, Oracle) のすべての会社には専属のデザインチームが存在しており、ブランディングからプロダクトのユーザー体験までを横断的に管理している。そうすることで、より多くのユーザーを集め、最終的な企業競争力を高めている。
そうなってくると、デザイン性の高さそのものが企業にとっての武器となる。一昔前は、Appleのプロダクトを愛していたのは一部の強烈なファン層だけだったが、いつの間にかマジョリティーの消費者がiPhoneを利用するようになった。高いデザイン性を提供するプロダクトでないと利用されなくなってきている例だ。
参考: 【経営xデザイン】なぜデザインオリエンテッドな企業は強いのか
5. 利益率の向上
優れたデザインやユーザー体験を施したプロダクトづくりができれば、多くのユーザーを獲得する事ができる。自ずと結果として、売り上げや利益の向上に繋がる。特に利益率については、Appleの製品が競合のものよりも割高であ事から考えてみても、高い利幅を獲得していることは想像に難くない。
実際のリサーチ統計を見てみても、デザインへの投資は具体的な数字として表れ始めている。
製品���ザインへの投資が1%増えるごとに、売り上げと利益は平均して3-4%増加する。(ロンドン・ビジネススクール)
デザインを経営に活用している企業は平均と比べ、売り上げの伸びが32%もアップし、株主へのリターンも56%高くなっている。 (マッキンゼー)
デザイン的アプローチを経営の戦略に積極的に取り入れている状況企業の株価の伸び率が、S&P 500全体平均と比べ10年間で228%高くなっている。(Design Value Index Results)
参考: 数字で証明されたデザイン経営の重要性
6. ウェルネス向上
デザインの意外な役割として、人々の心に対してのポジティブな効果もある。特に最近は、デジタルデバイスとソーシャルメディアの普及で、人と接する時間よりも、デバイスと過ごす時間の方が多くってきており、精神的に疲れている人が増えている。それを癒すのもデザインの役割りだ。
シリコンバレーの企業の中には、「自分たちのサービスは、果たしてユーザーの人生にポジティブな影響を与えているのか?」と疑問を感じるところも出てきている。特にデザイナーたちからは、「お金儲けのために、ユーザーの人生を台無しにしてしまっていないか?」との意見もある。
特にUXデザイナーの間では、エシカル (倫理的な) デザインの概念が議論され、すでにプロダクトに採用しているケースもある。 そしてすでにAppleのScreen TimeやGoogleのFocus Modeなど、ユーザーのより良い人生 (ウェルビーイング) のためのデザインが進んでいる。
参考: デジタルウェルビーイングを実現する ”使わせない” デザインとは?
7. クオリティーオブライフ、クオリティーオブワークの向上
そして最終的に優れたデザインは、日々の生活の品質や仕事をしている時間の価値の向上にもつながる。住環境やオフィス環境のデザイン要素を改善することで、より充実した日常生活を送ることができる。昨今話題のWeWorkがそのデザインにこだわりまくっている理由も理解できるだろう。
最近我々btraxも、コミュニケーションがより促進されるデザインへとオフィスの一部をリニューアルした。
  View this post on Instagram
  参考: ブランド戦略 × オフィスデザイン ー 成功事例に見る企業ブランド構築手法
デザインとイノベーションとの関係
そして、今回の本題である昨今叫ばれているビジネスにおけるデザインの重要性であるが、その背景にはテクノロジーの進歩と、ユーザーの期待値の上昇があると考えられる。
時代が進むにつれ、テクノロジーが進化し、ムーアの定義で説明されているように、どんどん新しく優れたテクノロジーが普及する。それに伴い、ユーザーの日常生活にテクノロジーが入り込み、特別なことではなくなってくる。言い換えると、加速するテクノロジーのコモディティー化が急速に加速していく。
結果として、商品やサービスから提供されるユーザー体験に対する消費者のの期待値はどんどん高まる。企業側は、その期待値にどのように対応できるか = デザイン的な熟成が進むかが、向こう5年以内の勝負の分かれ目となってくると考えられる。
ユーザーが求める体験を提供できる企業は勝ち残り、そうでないところは衰退していくのは明白だ。そのためには、いち早く、企業内にデザインを”インストール”する必要が出てくる。
企業にデザインをインストールための7つのポイント
では、実際に社内にデザイン的考え方を浸透させるためにはどのようにな方法があるだろうか?おそらく下記の7つが必要とされると思われる。
1. プロダクトの前に人を育てる
やはり、いつの時代も企業にとって最も重要なのは人である。我々もクライアントのイノベーションを生み出すために真っ先に行うことは、人を育てること。各種ワークショップを通じて、作る人たちのマインドセットをしっかりと構築しなければ、いつまで経っても新しい価値を提供することは難しいと考えている。
参考: デザイナーとは職種ではなくマインドセットである
2. ユーザーの視点を最重要視する
商品の企画をする際に、ついつい制作側のエゴが前面に出てしまうことが多い。実はユーザーにとっては「どうでも良い」と思われるような機能が実装されるのもこれが原因。常にユーザーが何を求めているかという基本に立ち返って考えるべきなのである。
参考: 「誰にも使われない機能を持つ製品」が生まれてしまう2つの理由
3. デザインの役割は装飾だけではないことを理解する
デザイン的にイマイチだと思われるプロダクトを作っている企業に共通するのが、「デザイナー = 見た目を美しくする人」と言う概念から脱却できていないこと。今の時代、そもそも企画や設計の段階からデザイナーが関わっていない製品がヒットをするのは非常に難しいと考えられる。
参考: デザイナーという人達の仕事
4. シンプルにすることを恐れない
やばいデザインに共通しているのは、必要のないものがてんこ盛りされいる点。実は、シンプルにすればするほどよりデザイン性の高いプロダクトが作り出されるにも関わらず、それを理解できない偉い人が多すぎる気がする。
参考: なぜデザインはシンプルな方が良いのか
5. 経営戦略やシステムなど他の部署とのコラボを促進する
優れたUXデザインを進める上で重要なポイントのひとつが、クロスファンクショナルチームを編成すること。これは、異なる専門分野をもつスタッフで1つのチームをつくり、お互いの共通項も作ることで、一貫したプロダクトを素早いスピードで作り出すのが目的だ。
参考: なぜ日本の大企業にイノベーションチームが必要なのか?
6. ユーザーを巻き込んだプロダクトづくりを進める
最近特にアメリカで注目されているのが、コクリエーションと呼ばれる、顧客やユーザーをプロダクトづくりのプロセスに巻き込んだやり方。彼らのニーズを推測するのではなく、積極的にプロセスに取り込むことで、ヒットしやすい製品が生み出される。
参考: 海外のオープンイノベーション成功事例3選: LEGO, GE, Samsung
7. 重役会議にてデザインのトピックを話し合う機会を設ける
現代の日本企業において、最も重要なのが、権限がある人がデザインの重要性をしっかりと理解すること。アメリカではすでにデザインバックグラウンドを持った人たちが経営層に名前を連ねていることが増えているが、日本ではまだまだそこまでは辿りついていない。であれば、最低でも重役の方々が定期的にデザインに関して話し合える場を作るのが良いだろう。
参考: 海外から見た日本式ミーティングの謎
まとめ: 国際的に競争力を高めるにはデザインの重要性を理解する必要がある
世の中がどんどんデザイン的に洗練されていく中で、日本の社会と企業はどうしても置いていかれている感じがする。優れたデザインがないわけではないが、とても限定的だ。今後、海外のサービスがそのデザイン性の高さを武器に、どんどん顧客を奪い始めるのは明白で、今から企業全体がデザインの重要性を理解し始めないことには、手遅れになってしまうのではないかと危惧している。
我々が提供するサービスを通じて、社会にとってより良いデザインが広がってくれればという願いを込めて、今後も取り組んでいきたいと考えている。ご興味のある方は、ぜひこちらからお問い合わせを。
0 notes