日々あれこれ#124
2024年4月8日
孤独はしずく
似たようなもの
池に住む魚が言うにはね
かしこい魚
黒に惹かれ
深くひそむ
魚が言うな
そんなことは口には出さず
唇ばかり見ている
水は澄んでいるが
深い緑で綿のような藻
水生植物の棲家
そういうことか
あなたの世界
暗黒でもないが
確かに孤独のしずくの溜まった場所
2024年4月9日
花一輪の姿
言葉を補うブースター
落ちてゆく
ロケットと同じ
どうすればいい
自分の中で反芻する
そんな世界があったはず
もう少し先の
結局はまぼろしで
いつまでも平行世界
接点があったのは
偶然の混信
その瞬間から環境に
ひびが入っていたのだろう
間違いの歪み
崩壊した
一瞬で
2024年4月11日
入れ子の中でひとり
空気の壁
知での分離
穏やかな午後でも
見えない仕切りはつねに存在し
気づいていた
違和感も理解力もすべて
階段を上り
あるいは下らないぶつからない邂逅か
足を進めるほどに視界は歪んでしまう
だから交わることはなく
長く歩む一本道
わたしだけ
ひたひたと
続く
2024年4月12日
到達できないね
あなたには
分からないのなら仕方なく
ただ眺めても謎の暗号異教徒の呪文
そんなふうに思っている
目の前にあるのにね
答えも過程もない
考えようとしないの
もっと受け取るだけがいい
私の範疇で感情が揺さぶられればいいだけ
私にとって難解なもの
考えたくもないの結論か
2024年4月13日
燃えたのはわたしのこころ
灼熱の太陽のように輝く
あなたを見れば燃えて
残り
失ったものはなく
燃焼しながら得続けている
受け続ける糧は永遠ではない
分かってるんだ
失った輝きを知れば
わたしのこころも冷えてしまう
白から黄色へ
変化してしまう
それを経験したからね
失いたくない
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人を好きになり過ぎないことが、実はすごく重要なんじゃないかって。好きという気持ちが強くなると、伊和のように執着が生まれてしまう。この執着が重ければ重いほど、相手は離れていくわけですよね。『好きになってくれて、一緒にいてくれてありがたい』と思うこと、『人が心変わりするのは、人が生まれて死ぬことと同じように当たり前のこと』と気持ちをコントロールすることの方がずっと愛だと思うんです
松本まりか(2022年6月16日 Web「ぴあ」インタビューより)
https://lp.p.pia.jp/article/news/234181/index.html?detail=true&page=2
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地球は気持ちなんかない
その凄さ
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生暖かく体がいきなり浮く感覚、春の匂いがして匂いがして匂いがして匂いがして私は途端に動かなくなり、もうどうにもこうにも一歩も足が前に出んようになって、動かなくなり、体を前に出そうとするのだが、動けず苦しく、どうにもこうにも這い這い家に引き返した。泣き出さんばかりの、いいかげん、いよいよいったい、飽きたまえよ、私の思春期部よ、しかしながら質量を持つ人間が春の匂いにあのようにやられるなんて、初めての春でもあるまいし、そんな阿呆なことがあるの。あったの。
川上未映子『そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります』 175p春におそわれる
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人生嘛,得過且過唄。
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アフォーダンス理論
アフォーダンス理論とは、1970年代にJames J. Gibsonによって開発された心理学および認知科学における概念である。この理論では、人間が環境を認識し、それと相互作用する方法は、その環境に存在するアフォーダンスに基づくとされています。 アフォーダンスとは、ある物や環境が持つ特性で、それをどのように使うか、どのような行動をとることができるかを示唆するものです。例えば、椅子は座ることを、ドアは開くことを、階段は登ることを可能にする。 ギブソンは、アフォーダンスは物体の物理的特性だけでなく、個人の能力や目標によって決定されると主張した。つまり、ある物体が何をもたらすかは、個人の知覚、意図、能力によって決まるというのだ。 アフォーダンス理論は、ヒューマンコンピュータインタラクション、デザイン、ロボット工学など、多くの分野で応用されています。モノや環境のアフォーダンスを理解することで、デザイナーは直感的で使いやすい製品やインターフェースを作ることができます。さらに、アフォーダンス理論は、人間がどのように環境を認識し、ナビゲートするかを説明するために用いられ、人間の認知や行動に関する洞察を提供しています。
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寝る前にこのまま眠ってしまって、
朝目覚めないんじゃないだろうかと
最近考えてしまう。
目覚めないことがこわいんじゃない。
自分が目覚めなかった後のことを考えると
胸が苦しくなる。
人はいつか必ず別れがくる。
色んな別れがあるけど、
それを乗り越えて生きて行かなければならない。
”永遠なんてないんだ”
きっぱりそう思うことにしてる。
朝、目覚めない夢を何度も見た。
明日の朝、ちゃんと目覚めますように。
今日も心の中でそう呟いて眠ります。
おやすみなさい🌙
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🐈⬛ 心がしんどいとき 実は よく泣く 泣くことで 浄化されるので 我慢してると 溜まって コップの表面張力みたいに なって ちょっとのきっかけで 溢れ出す あんまり我慢して 封印してると ぽちょんと溢れ出たことで はじめて自分の状態を知り びっくりする👀よね 泣いたり 怒ったり 笑ったり にんげんだもの あの涙は 頑張ってる証拠だったね #なみだ #nekoon #ねこねこ展2022 #cat #切り絵作品 #切り絵猫 #気持ち #こころ #感情は感じきる https://www.instagram.com/p/Cki48AIvVQe/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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ギリギリじゃないか
今日は久しぶりに夜がバタバタしていてブログの更新ができなかった!
朝帰りたくないから早めに走っていたら更新時間がなかった。
昨日の明け方は素敵な写真が撮れたからブログに載せたかったんだ!
夜明けの空とプリンセス♡笑
神秘的な感じでとてもいい感じだと思ったんだな♪
最愛うづなりんりん、なんだか俺が傷をつけてしまったみたいで、会えないことになったというか、自分が余計なことを言ったのが悪かったんだけどね、、、だから推し活はこのアクスタのみになる!笑
コミュニケーションを取らずに察するのは無理だし、全身全霊だったから、突然今の状況になったからどうしたらいいのかわからなかったのも事実。
俺の中ではりんりんのイメージは変わってないんだけど、もうりんりんの中での俺はダメなのかもしれない、正にターニングポイントだったな。
正直最愛うづな推しに1番言われたら傷付く言葉を言われたと思うんだけ…
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あ
甘えベタ
そんなあなたは
さみしんぼ
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日々あれこれ#125
2024年4月15日
時を刻む速度
一定のリズムというが
わたしには加速している
時間は
心音のようには変化しない
とか
いうけれど
こころが落ち着いていたとしても
気持ちは疾走っていて
加速している
どこかへ引っぱってくれないか
もっと加速して終わりに向かいたい
ぼくを止めないで
どうしても限度まで
2024年4月16日
そんなつもりはなく
未来へ送る鍵
怠惰が招いた事象
遠方へのクリアボール
違うんだ
それは明確なパスだった
だからね
時が流れ歴史が変わり
受けたパスかも分からず
遺物として飾るだけ
考古学者じゃないけれど
その鍵でなにを開こうか
陳列はやめて研究だといえば
開かれるとも思えるよ
2024年4月18日
あなたとわたしは多分
自然と人工化合物のように
相性がいいのかもしれないけど
どこかの思想が拒否反応
どちらがどちらでもないけどね
あまり分からないけどね
わたしとあなたは思考と感情で
相性がいいのかもしれないと
言ってもいいのかな
だけどやっぱり分からない
いや違う
明白かもね
2024年4月19日
大地を揺らす光
束になり分散する浮
地平線から分離する
光の膜
大地と星の間
分かれて黒い星は戸惑った
見ていたよ
赤い姿に変わったね
橙白とその姿
ぶれるのは引力のせい
静かに見えるその場所は
おおわらわ
本来の姿
熱と圧との集う点
引き戻されれば
空を見上げ
大地に立っている
2024年4月20日
人に対してアプローチ
屈託のない笑顔
人懐こく
真っ白なこころ
というもの
持っていれば気が楽か
あるのかな
真っ白
左を向いてたら右からの不意の殴打
頭が吹っ飛ぶ
遠くへの旅人
ただそれは
何もできずに
劣等感のかたまり
他人の優しさの源泉を
疑ってしまうだけ
自ら遠ざける旅路
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本人が良くても良くないこと
失礼な行為や犯罪に関してのお話です。
先日のアカデミー賞でアジア人に対して失礼な態度があったとかなかったとか話題になっていました。
※それについての白黒は今ここでは特に言及しません。とにかくそういう話題があったので、そこから派生して考えたことを書きますね。
失礼な態度というのは生きていると出会うことが結構あり、また、稀にそれは犯罪でしょ?と思うようなことも見聞きする世の中です。
ハラスメントだったり差別だったり、洗脳だったり虐待だったり。
それでたまに出てくるのが
「本人が許しているなら良いのではないか」
「本人が気にしていないなら良いのではないか」
という意見で…
それについて考えてみた。
簡単に言うと、世界を身近にとらえているかどうかで変わるのではないかと思う。
「これを許容しちゃうと自分の身もやがて危険になる」
と考える人が皆非難したり批判したり救おうとしたり時には通報したりするんだと思う。
「本人が良いならおせっかいだ」
と考える人はそこから派生する何かについて自分は無関係と考えている。
「私なら別に良いのよ」
と言う本人だって、世界とはなんの関係もない個人的な話で済まそうとしている。
悪を撲滅したかったり、少しでも善い世界を目指そうとしたり、自分が平和でいたい人にとっては
「気にしてないし大丈夫」
と言う本人や、それを鵜呑みにする人達は危険因子かもしれない。
そういう違いがあるから揉めるのだと思う。
私としては、本人が良くても
失礼な行為や犯罪は、「ダメだよ。気をつけようよ」 と言って回った方が
世界にとっては安全な気がする。
もちろん誤解で責めたりするのは良くないのでそういう弁明はきくべきだと思う。
当事者っていうのは
その影響が大きい場合
世界の流れの中では
比較的小さく扱われるもの
なんじゃないかな?
本人が良くても世界にとって良くないことって
たくさんあるんだと思う。
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気持ちは大抵一時の迷い
気持ちに乗っかって言動しない
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tou-san said “boy, you’d better werk”. anyway, please watch kinou nani tabeta
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