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#横型ブラインド
osakiakiko · 1 year
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#Repost @nichibei.blind ・・・ 成長が早く地球にやさしいエコ素材のバンブー。心地のよい竹の風合いは、モダンにもナチュラルにもぴったり。陽がたっぷり入るリビングダイニングを一息つきたくなる落ち着いた空間にしてくれます。 ウッドブラインド「クレール」 バンブースラット K214(アーモンド) #nichibei#ニチベイ#ニチベイブラインド#ブラインド#ベネシャンブラインド#よこ型ブラインド#横型ブラインド#メカモノ#ウッドブラインド#木調ブラインド#バンブーブラインド#竹製ブラインド#施工事例#マイホーム計画#マイルーム#マイホーム#住まい#住宅#木目家具#ウッドテイスト#北欧インテリア#ナチュラルテイスト#リノベーション#リフォーム#木製家具#竹製家具#ブラインドのある暮らし #osakiakikoworks https://www.instagram.com/p/Co-Fm7UPMZF/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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lohastahome · 1 year
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3月25日(土)三鷹市にて完成見学会を開催します! 建物正面から見える丸型の窓が特徴的ですが、これはある有名な建築物に興味をもったお客様のイメージを再現したお部屋になります。 天井高や造作家具のサイズ感、質感までご希望通りに表現することができ、今回の一番注目されるお部屋になります。 また、丸窓の少し左に見える丸柱ですが、こちらは木製電柱をモチーフにしアンティーク加工したものになります。今の時代ではなかなか見れないレトロなデザインでインパクトがかなりあります。 今回は男の隠れ家ということでリビングなし、カウンターダイニングのみとなります。 ダイニングの奥には趣味の筋トレが十分にできるようジムスペースを設計。ここには約400キロのマシンを搬入する予定です。玄関から直線上になるので空気の循環もばっちりです。 上の階にあがると、2つ目の趣味のサウナスペースがあります。サウナ→ホール→UBと横並びで考えられた動線となります。 UBにはチラー設備を導入。これは理想的な温度の17度を保つ水風呂を作る装置です。夏場は水温が20度超えてしまうので、サウナ好きには必須です。 その他、居室以外は外部空間に感じられるよう外に使われるような雰囲気のタイルや建具を採用していたり、3階建てならではのボリュームの多さ、冒頭にお話しした丸窓のお部屋など見所が詰まった見学会となりそうです。 一つでも興味が湧いた箇所があったらぜひお越しください♪ 最新施行事例はホーム画面のURLから @lohastahome #新築注文住宅 #新築住宅 #ロハスタ #ロハスタホーム #lohastahome #lohasta #lohasstudio #モデル��ウス #gooddesign #グッドデザイン賞 #デザイン住宅 #マイホーム #一戸建て #設計士とつくる家 #住宅設計 #部屋作り #耐震等級3 #許容応用力度計算 #ホウ酸防蟻処理 #em漆喰 #em珪藻土 #emセルロースファイバー #外付けブラインド #木製電柱 #男の隠れ家 #家づくりアイデア #完成見学会 #新築完成見学会 #サウナスペース #ジムスペース https://www.instagram.com/p/CppDpDYy9yd/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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country81writer · 3 years
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イタリア・ナポリ Naples, Italy
ナポリの不思議
ナポリはローマから鉄道で南に3時間の距離にある。 鉄道旅にトーマスクックの時刻表は欠かせない。 馴染んだページを繰って普通列車を選び出し、石畳の道にキャリーバッグのキャスター音を響かせてテルミニ駅に歩いた。 テルミニ駅は写真や映画で見た通りそこにあった。プラットホームは低く、乗客は手すりを掴むか車掌の手を掴んで乗車する。 『昼下がりの情事』のパリや、『007ロシアより愛をこめて』で見たオリエント急行のザグレブ駅と同じだと、少し感動しながら乗り込むと昼下がりの列車はだるそうにナポリを目指す。『ひまわり』で、窓外に咲き誇る無数のひまわりを虚ろな目で眺める悲しみのソフィア・ローレンを思い出し眼を凝らす。 が、車内や窓外の様子はどう頭をひねっても思い出せない、おそらくほとんど眠っていたのではないかと思われる。
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ナポリはローマに比べてずっと田舎で、降り立ったナポリ中央駅の表には何のためにそこにいるのか分からない人々が、駅から出てくる乗客を眺めている。 しかも、そのほとんどが青黒く光る肌を持った本場の黒人の皆さんだ。 でも何でこんなにイタリアに、と思ったが何のことは無い、地中海を挟んだ向かいはアフリカ大陸で、チュニジア、アルジェリア、モロッコは目と鼻の先だ。彼らにすれば何でここに東洋人がと思ったのだろう、上から下までを無言の真っ白い目でスキャンされて妻は僕の背中に隠れた。 駅前のガリバルディ広場に面したナポリでの宿は、これも年季が入っていて面白い。 まず、旧式のエレベーターで昇った客室フロアの廊下の灯りは自分でスイッチを押さないと点かない。壁の数か所に年代物の丸い大きなスイッチが並んでいて、歩きながらこれを押して順番に点灯する。歩いている間の何秒間かで自動消灯するので急いで次のスイッチにたどり着かないと暗闇になる。モグラ叩きのような、このスイッチ叩きゲームが滞在中の日課になった。 バスルームはと言うと、昔の映画に出てくるような白い猫足のバスタブが鎮座しており、寝室よりも広いのではないかと思われるスペースのどこでどうして体を洗ったらよいのか分からず、裸でウロウロし、腰から天井まである大きな旧式のガラス窓には何故かカーテンもブラインドも無い。しかもこのホテル、中庭を取り囲むロの字構造をしており、向かいの部屋からバスルームが丸見えである。その際はお互いに素っ裸だから良いようなものの、この有り様は如何なものか。これはこのホテル特有のあるいはナポリ一般の風習や否や。本場ヨーロッパの浴室は落ち着かず、どうしても馴染めない。
港湾都市ナポリは海際まで山が迫っているが、ローマの歩き過ぎからベスビオ火山の方角には登る気にならず、港とダウンタウンのレストランを巡って歩いた。 ここでも、ケーブルカーに乗らず、ポンペイも知らず、事前調査不足丸出しのツーリストとなった。
カプリ島
ここでの計画はカプリ島に渡って青の洞窟を見る事だった。 港からあれこれ出ている観光船に乗れば小一時間で着く。
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上陸したカプリ島は外周17km、千代田区とほぼ同じ面積のリゾートアイランドだ。 ほぼ断崖絶壁の全島まるごとが高級リゾートで、高台には長期滞在型のホテルや有名人の別荘が立ち並ぶという夢の島、本当の意味で、である。 玄関口のマリーナグランデ港に並ぶ色とりどりのタクシーは全て屋根をハッピーに改造した年代物のオープンカーで、見とれるくらいに美しい。
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青の洞窟に行く方法は2つあるらしい。陸をたどって近くまで歩き、そこからボートに乗るか、はなからボートで海を行くか。 徒歩好きの僕たちは前者を選び、高級ブティックやブランドショップを横目にボート乗り場へ急いだ。 乗り込んだ手漕ぎボートの乗客は我々を含めて4、5人、船尾に立った陽気な船頭が大きなオールを漕ぎながら唄うサンタ・ルチアに唱和しながら洞窟に接近する。 到着した現場には先着の何艘ものボートが波間に上下して、どうやら洞窟に入る順番を待っているらしい。イタリアで初めて遭遇する渋滞だった。 で、洞窟はどこよと船頭に問えば、あれをご覧と指をさす。目前の崖の水際に目をやると黒い三角形の海食洞の上端が、鯨の背のようにうねって寄せる波に見え隠れしている。 え、ちょっと待った。三角形が波に沈んだりしてるし、そこ、入れないでしょ、今日はダメな日でしょ。 船頭は、「何言ってるのよ、任しとけよ」と言ってるらしい。今回イタリア人に任して、良かった経験がなく急に不安になった。
ー つづく ー
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bathask · 2 years
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視覚優位自閉症スペクトラムASDブラインド横縞とポリカ波板縦縞合わさり網目模様が感覚過負荷で感覚飽和,感覚過敏発作の高明暗パニック発作の予期不安。蓮コラは気持ち悪さ2倍なので逆に温和な網目HSS型HSP的な興奮度2倍。大人の発達障害アスペルガー/自閉スペクトラム症で通う就労継続支援B型事業所で
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shunsukessk · 4 years
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あるいは永遠の未来都市(東雲キャナルコートCODAN生活記)
 都市について語るのは難しい。同様に、自宅や仕事場について語るのも難しい。それを語ることができるのは、おそらく、その中にいながら常にはじき出されている人間か、実際にそこから出てしまった人間だけだろう。わたしにはできるだろうか?  まず、自宅から徒歩三秒のアトリエに移動しよう。北側のカーテンを開けて、掃き出し窓と鉄格子の向こうに団地とタワーマンション、彼方の青空に聳える東京スカイツリーの姿を認める。次に東側の白い引き戸を一枚、二枚とスライドしていき��団地とタワーマンションの窓が反射した陽光がテラスとアトリエを優しく温めるのをじっくりと待つ。その間、テラスに置かれた黒竹がかすかに揺れているのを眺める。外から共用廊下に向かって、つまり左から右へさらさらと葉が靡く。一枚の枯れた葉が宙に舞う。お前、とわたしは念じる。お前、お隣さんには行くんじゃないぞ。このテラスは、腰よりも低いフェンスによってお隣さんのテラスと接しているのだ。それだけでなく、共用廊下とも接している。エレベーターへと急ぐ人の背中が見える。枯れ葉はテラスと共用廊下との境目に設置されたベンチの上に落ちた。わたしは今日の風の強さを知る。アトリエはまだ温まらない。  徒歩三秒の自宅に戻ろう。リビング・ダイニングのカーテンを開けると、北に向いた壁の一面に「田」の形をしたアルミ製のフレームが現れる。窓はわたしの背より高く、広げた両手より大きかった。真下にはウッドデッキを設えた人工地盤の中庭があって、それを取り囲むように高層の住棟が建ち並び、さらにその外周にタワーマンションが林立している。視界の半分は集合住宅で、残りの半分は青空だった。そのちょうど境目に、まるで空に落書きをしようとする鉛筆のように東京スカイツリーが伸びている。  ここから望む風景の中にわたしは何かしらを発見する。たとえば、斜め向かいの部屋の窓に無数の小さな写真が踊っている。その下の鉄格子つきのベランダに男が出てきて、パジャマ姿のままたばこを吸い始める。最上階の渡り廊下では若い男が三脚を据えて西側の風景を撮影している。今日は富士山とレインボーブリッジが綺麗に見えるに違いない。その二つ下の渡り廊下を右から左に、つまり一二号棟から一一号棟に向かって黒いコートの男が横切り、さらに一つ下の渡り廊下を、今度は左から右に向かって若い母親と黄色い帽子の息子が横切っていく。タワーマンションの間を抜けてきた陽光が数百の窓に当たって輝く。たばこを吸っていた男がいつの間にか部屋に戻ってワイシャツにネクタイ姿になっている。六階部分にある共用のテラスでは赤いダウンジャケットの男が外を眺めながら電話をかけている。地上ではフォーマルな洋服に身を包んだ人々が左から右に向かって流れていて、ウッドデッキの上では老婦が杖をついて……いくらでも観察と発見は可能だ。けれども、それを書き留めることはしない。ただ新しい出来事が無数に生成していることを確認するだけだ。世界は死んでいないし、今日の都市は昨日の都市とは異なる何ものかに変化しつつあると認識する。こうして仕事をする準備が整う。
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 東雲キャナルコートCODAN一一号棟に越してきたのは今から四年前だった。内陸部より体感温度が二度ほど低いな、というのが東雲に来て初めに思ったことだ。この土地は海と運河と高速道路に囲まれていて、物流倉庫とバスの車庫とオートバックスがひしめく都市のバックヤードだった。東雲キャナルコートと呼ばれるエリアはその名のとおり運河沿いにある。ただし、東雲運河に沿っているのではなく、辰巳運河に沿っているのだった。かつては三菱製鋼の工場だったと聞いたが、今ではその名残はない。東雲キャナルコートが擁するのは、三千戸の賃貸住宅と三千戸の分譲住宅、大型のイオン、児童・高齢者施設、警察庁などが入る合同庁舎、辰巳運河沿いの区立公園で、エリアの中央部分に都市基盤整備公団(現・都市再生機構/UR)が計画した高層板状の集合住宅群が並ぶ。中央部分は六街区に分けられ、それぞれ著名な建築家が設計者として割り当てられた。そのうち、もっとも南側に位置する一街区は山本理顕による設計で、L字型に連なる一一号棟と一二号棟が中庭を囲むようにして建ち、やや小ぶりの一三号棟が島のように浮かんでいる。この一街区は二〇〇三年七月に竣工した。それから一三年後の二〇一六年五月一四日、わたしと妻は二人で一一号棟の一三階に越してきた。四年の歳月が流れてその部屋を出ることになったとき、わたしはあの限りない循環について思い出していた。
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 アトリエに戻るとそこは既に温まっている。さあ、仕事を始めよう。ものを書くのがわたしの仕事だった。だからまずMacを立ち上げ、テキストエディタかワードを開く。さっきリビング・ダイニングで行った準備運動によって既に意識は覚醒している。ただし、その日の頭とからだのコンディションによってはすぐに書き始められないこともある。そういった場合はアトリエの東側に面したテラスに一時的に避難してもよい。  掃き出し窓を開けてサンダルを履く。黒竹の鉢に水を入れてやる。近くの部屋の原状回復工事に来たと思しき作業服姿の男がこんちは、と挨拶をしてくる。挨拶を返す。お隣さんのテラスにはベビーカーとキックボード、それに傘が四本置かれている。テラスに面した三枚の引き戸はぴったりと閉められている。緑色のボーダー柄があしらわれた、目隠しと防犯を兼ねた白い戸。この戸が開かれることはほとんどなかった。わたしのアトリエや共用廊下から部屋の中が丸見えになってしまうからだ。こちらも条件は同じだが、わたしはアトリエとして使っているので開けているわけだ。とはいえ、お隣さんが戸を開けたときにあまり中を見てしまうと気まずいので、二年前に豊洲のホームセンターで見つけた黒竹を置いた。共用廊下から外側に向かって風が吹いていて、葉が光を食らうように靡いている。この住棟にはところどころに大穴が空いているのでこういうことが起きる。つまり、風向きが反転するのだった。  通風と採光のために設けられた空洞、それがこのテラスだった。ここから東雲キャナルコートCODANのほぼ全体が見渡せる。だが、もう特に集中して観察したりしない。隈研吾が設計した三街区の住棟に陽光が当たっていて、ベランダで父子が日光浴をしていようが、島のような一三号棟の屋上に設置されたソーラーパネルが紺碧に輝いていて、その傍の芝生に二羽の鳩が舞い降りてこようが、伊東豊雄が設計した二街区の住棟で影がゆらめいて、テラスに出てきた老爺が異様にうまいフラフープを披露しようが、気に留めない。アトリエに戻ってどういうふうに書くか、それだけを考える。だから、目の前のすべてはバックグラウンド・スケープと化す。ただし、ここに広がるのは上質なそれだった。たとえば、ここにはさまざまな匂いが漂ってきた。雨が降った次の日には海の匂いがした。東京湾の匂いだが、それはいつも微妙に違っていた。同じ匂いはない。生成される現実に呼応して新しい文字の組み合わせが発生する。アトリエに戻ろう。
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 わたしはここで、広島の中心部に建つ巨大な公営住宅、横川という街に形成された魅力的な高架下商店街、シンガポールのベイサイドに屹立するリトル・タイランド、ソウルの中心部を一キロメートルにわたって貫く線状���建築物などについて書いてきた。既に世に出たものもあるし、今から出るものもあるし、たぶん永遠にMacの中に封じ込められると思われるものもある。いずれにせよ、考えてきたことのコアはひとつで、なぜ人は集まって生きるのか、ということだった。  人間の高密度な集合体、つまり都市は、なぜ人類にとって必要なのか?  そしてこの先、都市と人類はいかなる進化を遂げるのか?  あるいは都市は既に死んだ?  人類はかつて都市だった廃墟の上をさまよい続ける?  このアトリエはそういうことを考えるのに最適だった。この一街区そのものが新しい都市をつくるように設計されていたからだ。  実際、ここに来てから、思考のプロセスが根本的に変わった。ここに来るまでの朝の日課といえば、とにかく怒りの炎を燃やすことだった。閉じられた小さなワンルームの中で、自分が外側から遮断され、都市の中にいるにもかかわらず隔離状態にあることに怒り、その怒りを炎上させることで思考を開いた。穴蔵から出ようともがくように。息苦しくて、ひとりで部屋の中で暴れたし、壁や床に穴を開けようと試みることもあった。客観的に見るとかなりやばい奴だったに違いない。けれども、こうした循環は一生続くのだと、当時のわたしは信じて疑わなかった。都市はそもそも息苦しい場所なのだと、そう信じていたのだ。だが、ここに来てからは息苦しさを感じることはなくなった。怒りの炎を燃やす朝の日課は、カーテンを開け、その向こうを観察するあの循環へと置き換えられた。では、怒りは消滅したのか?
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 白く光沢のあるアトリエの床タイルに青空が輝いている。ここにはこの街の上半分がリアルタイムで描き出される。床の隅にはプロジェクトごとに振り分けられた資料の箱が積まれていて、剥き出しの灰色の柱に沿って山積みの本と額に入ったいくつかの写真や絵が並んでいる。デスクは東向きの掃き出し窓の傍に置かれていて、ここからテラスの半分と共用廊下、それに斜向かいの部屋の玄関が見える。このアトリエは空中につくられた庭と道に面しているのだった。斜向かいの玄関ドアには透明のガラスが使用されていて、中の様子が透けて見える。靴を履く住人の姿がガラス越しに浮かんでいる。視線をアトリエ内に戻そう。このアトリエは専用の玄関を有していた。玄関ドアは斜向かいの部屋のそれと異なり、全面が白く塗装された鉄扉だった。玄関の脇にある木製のドアを開けると、そこは既に徒歩三秒の自宅だ。まずキッチンがあって、奥にリビング・ダイニングがあり、その先に自宅用の玄関ドアがあった。だから、このアトリエは自宅と繋がってもいるが、独立してもいた。  午後になると仕事仲間や友人がこのアトリエを訪ねてくることがある。アトリエの玄関から入ってもらってもいいし、共用廊下からテラス経由でアトリエに招き入れてもよい。いずれにせよ、共用廊下からすぐに仕事場に入ることができるので効率的だ。打ち合わせをする場合にはテーブルと椅子をセッティングする。ここでの打ち合わせはいつも妙に捗った。自宅と都市の両方に隣接し、同時に独立してもいるこのアトリエの雰囲気は、最小のものと最大のものとを同時に掴み取るための刺激に満ちている。いくつかの重要なアイデアがここで産み落とされた。議論が白熱し、日が暮れると、徒歩三秒の自宅で妻が用意してくれた料理を囲んだり、東雲の鉄鋼団地に出かけて闇の中にぼうっと浮かぶ屋台で打ち上げを敢行したりした。  こうしてあの循環は完成したかに見えた。わたしはこうして都市への怒りを反転させ都市とともに歩み始めた、と結論づけられそうだった。お前はついに穴蔵から出たのだ、と。本当にそうだろうか?  都市の穴蔵とはそんなに浅いものだったのか?
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 いやぁ、  未来都市ですね、
 ある編集者がこのアトリエでそう言ったことを思い出す。それは決して消えない残響のようにアトリエの中にこだまする。ある濃密な打ち合わせが一段落したあと、おそらくはほとんど無意識に発された言葉だった。  未来都市?  だってこんなの、見たことないですよ。  ああ、そうかもね、とわたしが返して、その会話は流れた。だが、わたしはどこか引っかかっていた。若く鋭い編集者が発した言葉だったから、余計に。未来都市?  ここは現在なのに?  ちょうどそのころ、続けて示唆的な出来事があった。地上に降り、一三号棟の脇の通路を歩いていたときのことだ。団地内の案内図を兼ねたスツールの上に、ピーテル・ブリューゲルの画集が広げられていたのだった。なぜブリューゲルとわかったかといえば、開かれていたページが「バベルの塔」だったからだ。ウィーンの美術史美術館所蔵のものではなく、ロッテルダムのボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館所蔵の作品で、天に昇る茶褐色の塔がアクリル製のスツールの上で異様なオーラを放っていた。その画集はしばらくそこにあって、ある日ふいになくなったかと思うと、数日後にまた同じように置かれていた。まるで「もっとよく見ろ」と言わんばかりに。
 おい、お前。このあいだは軽くスルーしただろう。もっとよく見ろ。
 わたしは近寄ってその絵を見た。新しい地面を積み重ねるようにして伸びていく塔。その上には無数の人々の蠢きがあった。塔の建設に従事する労働者たちだった。既に雲の高さに届いた塔はさらに先へと工事が進んでいて、先端部分は焼きたての新しい煉瓦で真っ赤に染まっている。未来都市だな、これは、と思う。それは天地が創造され、原初の人類が文明を築きつつある時代のことだった。その地では人々はひとつの民で、同じ言葉を話していた。だが、人々が天に届くほどの塔をつくろうとしていたそのとき、神は全地の言葉を乱し、人を全地に散らされたのだった。ただし、塔は破壊されたわけではなかった。少なくとも『創世記』にはそのような記述はない。だから、バベルの塔は今なお未来都市であり続けている。決して完成することがないから未来都市なのだ。世界は変わったが、バベルは永遠の未来都市として存在し続ける。
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 ようやく気づいたか。  ああ。  それで?  おれは永遠の未来都市をさまよう亡霊だと?  どうかな、  本当は都市なんか存在しないのか?  どうかな、  すべては幻想だった?  そうだな、  どっちなんだ。  まあ結論を急ぐなよ。  おれはさっさと結論を出して原稿を書かなきゃならないんだよ。  知ってる、だから急ぐなと言ったんだ。  あんたは誰なんだ。  まあ息抜きに歩いてこいよ。  息抜き?  いつもやっているだろう。あの循環だよ。  ああ、わかった……。いや、ちょっと待ってくれ。先に腹ごしらえだ。
 もう昼を過ぎて久しいんだな、と鉄格子越しの風景を一瞥して気づく。陽���は人工地盤上の芝生と一本木を通過して一三号棟の廊下を照らし始めていた。タワーマンションをかすめて赤色のヘリコプターが東へと飛んでいき、青空に白線を引きながら飛行機が西へと進む。もちろん、時間を忘れて書くのは悪いことではない。だが、無理をしすぎるとあとになって深刻な不調に見舞われることになる。だから徒歩三秒の自宅に移動しよう。  キッチンの明かりをつける。ここには陽光が入ってこない。窓側に風呂場とトイレがあるからだ。キッチンの背後に洗面所へと続くドアがある。それを開けると陽光が降り注ぐ。風呂場に入った光が透明なドアを通過して洗面所へと至るのだった。洗面台で手を洗い、鏡に目を向けると、風呂場と窓のサッシと鉄格子と団地とスカイツリーが万華鏡のように複雑な模様を見せる。手を拭いたら、キッチンに戻って冷蔵庫を開け、中を眺める。食材は豊富だった。そのうちの九五パーセントはここから徒歩五分のイオンで仕入れた。で、遅めの昼食はどうする?  豚バラとキャベツで回鍋肉にしてもいいが、飯を炊くのに時間がかかる。そうだな……、カルボナーラでいこう。鍋に湯を沸かして塩を入れ、パスタを茹でる。ベーコンと玉葱、にんにくを刻んでオリーブオイルで炒める。それをボウルに入れ、パルメザンチーズと生卵も加え、茹で上がったパスタを投入する。オリーブオイルとたっぷりの黒胡椒とともにすべてを混ぜ合わせれば、カルボナーラは完成する。もっとも手順の少ない料理のひとつだった。文字の世界に没頭しているときは簡単な料理のほうがいい。逆に、どうにも集中できない日は、複雑な料理に取り組んで思考回路を開くとよい。まあ、何をやっても駄目な日もあるのだが。  リビング・ダイニングの窓際に置かれたテーブルでカルボナーラを食べながら、散歩の計画を練る。籠もって原稿を書く日はできるだけ歩く時間を取るようにしていた。あまり動かないと頭も指先も鈍るからだ。走ってもいいのだが、そこそこ気合いを入れなければならないし、何よりも風景がよく見えない。だから、平均して一時間、長いときで二時間程度の散歩をするのが午後の日課になっていた。たとえば、辰巳運河沿いを南下しながら首都高の高架と森と物流倉庫群を眺めてもいいし、辰巳運河を越えて辰巳団地の中を通り、辰巳の森海浜公園まで行ってもよい。あるいは有明から東雲運河を越えて豊洲市場あたりに出てもいいし、そこからさらに晴海運河を越えて晴海第一公園まで足を伸ばし、日本住宅公団が手がけた最初の高層アパートの跡地に巡礼する手もある。だが、わたしにとってもっとも重要なのは、この東雲キャナルコートCODAN一街区をめぐるルートだった。つまり、空中に張りめぐらされた道を歩いて、東京湾岸のタブラ・ラサに立ち上がった新都市を内側から体感するのだ。  と、このように書くと、何か劇的な旅が想像されるかもしれない。アトリエや事務所、さらにはギャラリーのようなものが住棟内に点在していて、まさに都市を立体化したような人々の躍動が見られると思うかもしれない。生活と仕事が混在した活動が積み重なり、文化と言えるようなものすら発生しつつあるかもしれないと、期待を抱くかもしれない。少なくともわたしはそうだった。実際にここに来るまでは。さて、靴を履いてアトリエの玄関ドアを開けよう。
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 それは二つの世界をめぐる旅だ。一方にここに埋め込まれたはずの思想があり、他方には生成する現実があった。二つの世界は常に並行して存在する。だが、実際に見えているのは現実のほうだけだし、歴史は二つの世界の存在を許さない。とはいえ、わたしが最初に遭遇したのは見えない世界のほうだった。その世界では、実際に都市がひとつの建築として立ち上がっていた。ただ家が集積されただけでなく、その中に住みながら働いたり、ショールームやギャラリーを開設したりすることができて、さまざまな形で人と人とが接続されていた。全体の半数近くを占める透明な玄関ドアの向こうに談笑する人の姿が見え、共用廊下に向かって開かれたテラスで人々は語り合っていた。テラスに向かって設けられた大きな掃き出し窓には、子どもたちが遊ぶ姿や、趣味のコレクション、打ち合わせをする人と人、アトリエと作品群などが浮かんでいた。それはもはや集合住宅ではなかった。都市で発生する多様で複雑な活動をそのまま受け入れる文化保全地区だった。ゾーニングによって分断された都市の攪拌装置であり、過剰な接続の果てに衰退期を迎えた人類の新・進化論でもあった。  なあ、そうだろう?  応答はない。静かな空中の散歩道だけがある。わたしのアトリエに隣接するテラスとお隣さんのテラスを通り過ぎると、やや薄暗い内廊下のゾーンに入る。日が暮れるまでは照明が半分しか点灯しないので光がいくらか不足するのだった。透明な玄関ドアがあり、その傍の壁に廣村正彰によってデザインされたボーダー柄と部屋番号の表示がある。ボーダー柄は階ごとに色が異なっていて、この一三階は緑だった。少し歩くと右側にエレベーターホールが現れる。外との境界線上にはめ込まれたパンチングメタルから風が吹き込んできて、ぴゅうぴゅうと騒ぐ。普段はここでエレベーターに乗り込むのだが、今日は通り過ぎよう。廊下の両側に玄関と緑色のボーダー柄が点々と続いている。左右に四つの透明な玄関ドアが連なったあと、二つの白く塗装された鉄扉がある。透明な玄関ドアの向こうは見えない。カーテンやブラインドや黒いフィルムによって塞がれているからだ。でも陰鬱な気分になる必要はない。間もなく左右に光が満ちてくる。  コモンテラスと名づけられた空洞のひとつに出た。二階分の大穴が南側と北側に空いていて、共用廊下とテラスとを仕切るフェンスはなく、住民に開放されていた。コモンテラスは住棟内にいくつか存在するが、ここはその中でも最大だ。一四階の高さが通常の一・五倍ほどあるので、一三階と合わせて計二・五階分の空洞になっているのだ。それはさながら、天空の劇場だった。南側には巨大な長方形によって縁取られた東京湾の風景がある。左右と真ん中に計三棟のタワーマンションが陣取り、そのあいだで辰巳運河の水が東京湾に注ぎ、東京ゲートブリッジの橋脚と出会って、「海の森」と名づけられた人工島の縁でしぶきを上げる様が見える。天気のいい日には対岸に広がる千葉の工業地帯とその先の山々まで望むことができた。海から来た風がこのコモンテラスを通過し、東京の内側へと抜けていく。北側にその風景が広がる。視界の半分は集合住宅で、残りの半分は青空だった。タワーマンションの陰に隠れて東京スカイツリーは確認できないが、豊洲のビル群が団地の上から頭を覗かせている。眼下にはこの団地を南北に貫くS字アベニューが伸び、一街区と二街区の人工地盤を繋ぐブリッジが横切っていて、長谷川浩己率いるオンサイト計画設計事務所によるランドスケープ・デザインの骨格が見て取れる。  さあ、公演が始まる。コモンテラスの中心に灰色の巨大な柱が伸びている。一三階の共用廊下の上に一四階の共用廊下が浮かんでいる。ガラス製のパネルには「CODAN  Shinonome」の文字が刻まれている。この空間の両側に、六つの部屋が立体的に配置されている。半分は一三階に属し、残りの半分は一四階に属しているのだった。したがって、壁にあしらわれたボーダー柄は緑から青へと遷移する。その色は、掃き出し窓の向こうに設えられた目隠しと防犯を兼ねた引き戸にも連続している。そう、六つの部屋はこのコモンテラスに向かって大きく開くことができた。少なくとも設計上は。引き戸を全開にすれば、六つの部屋の中身がすべて露わになる。それらの部屋の住人たちは観客なのではない。この劇場で物語を紡ぎ出す主役たちなのだった。両サイドに見える美しい風景もここではただの背景にすぎない。近田玲子によって計画された照明がこの空間そのものを照らすように上向きに取り付けられている。ただし、今はまだ点灯していない。わたしはたったひとりで幕が上がるのを待っている。だが、動きはない。戸は厳重に閉じられるか、採光のために数センチだけ開いているかだ。ひとつだけ開かれている戸があるが、レースカーテンで視界が完全に遮られ、窓際にはいくつかの段ボールと紙袋が無造作に積まれていた。風がこのコモンテラスを素通りしていく。
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 ほら、  幕は上がらないだろう、  お前はわかっていたはずだ、ここでは人と出会うことがないと。横浜のことを思い出してみろ。お前はかつて横浜の湾岸に住んでいた。住宅と事務所と店舗が街の中に混在し、近所の雑居ビルやカフェスペースで毎日のように文化的なイベントが催されていて、お前はよくそういうところにふらっと行っていた。で、いくつかの重要な出会いを経験した。つけ加えるなら、そのあたりは山本理顕設計工場の所在地でもあった。だから、東雲に移るとき、お前はそういうものが垂直に立ち上がる様を思い描いていた��ろう。だが、どうだ?  あのアトリエと自宅は東京の空中にぽつんと浮かんでいるのではないか?  それも悪くない、とお前は言うかもしれない。物書きには都市の孤独な拠点が必要だったのだ、と。多くの人に会って濃密な取材をこなしたあと、ふと自分自身に戻ることができるアトリエを欲していたのだ、と。所詮自分は穴蔵の住人だし、たまに訪ねてくる仕事仲間や友人もいなくはない、と。実際、お前はここではマイノリティだった。ここの住民の大半は幼い子どもを連れた核家族だったし、大人たちのほとんどはこの住棟の外に職場があった。もちろん、二階のウッドデッキ沿いを中心にいくつかの仕事場は存在した。不動産屋、建築家や写真家のアトリエ、ネットショップのオフィス、アメリカのコンサルティング会社の連絡事務所、いくつかの謎の会社、秘かに行われている英会話教室や料理教室、かつては違法民泊らしきものもあった。だが、それもかすかな蠢きにすぎなかった。ほとんどの住民の仕事はどこか別の場所で行われていて、この一街区には活動が積み重ねられず、したがって文化は育たなかったのだ。周囲の住人は頻繁に入れ替わって、コミュニケーションも生まれなかった。お前のアトリエと自宅のまわりにある五軒のうち四軒の住人が、この四年間で入れ替わったのだった。隣人が去ったことにしばらく気づかないことすらあった。何週間か経って新しい住人が入り、透明な玄関ドアが黒い布で塞がれ、テラスに向いた戸が閉じられていくのを、お前は満足して見ていたか?  胸を抉られるような気持ちだったはずだ。  そうした状況にもかかわらず、お前はこの一街区を愛した。家というものにこれほどの帰属意識を持ったことはこれまでになかったはずだ。遠くの街から戻り、暗闇に浮かぶ格子状の光を見たとき、心底ほっとしたし、帰ってきたんだな、と感じただろう。なぜお前はこの一街区を愛したのか?  もちろん、第一には妻との生活が充実したものだったことが挙げられる。そもそも、ここに住むことを提���したのは妻のほうだった。四年前の春だ。「家で仕事をするんだったらここがいいんじゃない?」とお前の妻はあの奇妙な間取りが載った図面を示した。だから、お前が恵まれた環境にいたことは指摘されなければならない。だが、第二に挙げるべきはお前の本性だ。つまり、お前は現実のみに生きているのではない。お前の頭の中には常に想像の世界がある。そのレイヤーを現実に重ねることでようやく生きている。だから、お前はあのアトリエから見える現実に落胆しながら、この都市のような構造体の可能性を想像し続けた。簡単に言えば、この一街区はお前の想像力を搔き立てたのだ。  では、お前は想像の世界に満足したか?  そうではなかった。想像すればするほどに現実との溝は大きく深くなっていった。しばらく想像の世界にいたお前は、どこまでが現実だったのか見失いつつあるだろう。それはとても危険なことだ。だから確認しよう。お前が住む東雲キャナルコートCODAN一街区には四二〇戸の住宅があるが、それはかつて日本住宅公団であり、住宅・都市整備公団であり、都市基盤整備公団であって、今の独立行政法人都市再生機構、つまりURが供給してきた一五〇万戸以上の住宅の中でも特異なものだった。お前が言うようにそれは都市を構築することが目指された。ところが、そこには公団の亡霊としか言い表しようのない矛盾が内包されていた。たとえば、当時の都市基盤整備公団は四二〇戸のうちの三七八戸を一般の住宅にしようとした。だが、設計者の山本理顕は表面上はそれに応じながら、実際には大半の住戸にアトリエや事務所やギャラリーを実装できる仕掛けを忍ばせたのだ。玄関や壁は透明で、仕事場にできる開放的なスペースが用意された。間取りはありとあらゆる活動を受け入れるべく多種多様で、メゾネットやアネックスつきの部屋も存在した。で、実際にそれは東雲の地に建った。それは現実のものとなったのだった。だが、実はここで世界が分岐した。公団およびのちのURは、例の三七八戸を結局、一般の住宅として貸し出した。したがって大半の住戸では、アトリエはまだしも、事務所やギャラリーは現実的に不可だった。ほかに「在宅ワーク型住宅」と呼ばれる部屋が三二戸あるが、不特定多数が出入りしたり、従業員を雇って行ったりする業務は不可とされたし、そもそも、家で仕事をしない人が普通に借りることもできた。残るは「SOHO住宅」だ。これは確かに事務所やギャラリーとして使うことができる部屋だが、ウッドデッキ沿いの一〇戸にすぎなかった。  結果、この一街区は集合住宅へと回帰した。これがお前の立っている現実だ。都市として運営されていないのだから、都市にならないのは当然の帰結だ。もちろん、ゲリラ的に別の使い方をすることは可能だろう。ここにはそういう人間たちも確かにいる。お前も含めて。だが、お前はもうすぐここから去るのだろう?  こうしてまたひとり、都市を望む者が消えていく。二つの世界はさらに乖離する。まあ、ここではよくあることだ。ブリューゲルの「バベルの塔」、あの絵の中にお前の姿を認めることはできなくなる。  とはいえ、心配は無用だ。誰もそのことに気づかないから。おれだけがそれを知っている。おれは別の場所からそれを見ている。ここでは、永遠の未来都市は循環を脱して都市へと移行した。いずれにせよ、お前が立つ現実とは別世界の話だがな。
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 実際、人には出会わなかった。一四階から二階へ、階段を使ってすべてのフロアを歩いたが、誰とも顔を合わせることはなかった。その間、ずっとあの声が頭の中に響いていた。うるさいな、せっかくひとりで静かに散歩しているのに、と文句を言おうかとも考えたが、やめた。あの声の正体はわからない。どのようにして聞こえているのかもはっきりしない。ただ、ふと何かを諦めようとしたとき、周波数が突然合うような感じで、周囲の雑音が消え、かわりにあの声が聞こえてくる。こちらが応答すれば会話ができるが、黙っていると勝手に喋って、勝手に切り上げてしまう。あまり考えたくなかったことを矢継ぎ早に投げかけてくるので、面倒なときもあるが、重要なヒントをくれもするのだ。  あの声が聞こえていることを除くと、いつもの散歩道だった。まず一三階のコモンテラスの脇にある階段で一四階に上り、一一号棟の共用廊下を東から西へ一直線に歩き、右折して一〇メートルほどの渡り廊下を辿り、一二号棟に到達する。南から北へ一二号棟を踏破すると、エレベーターホールの脇にある階段で一三階に下り、あらためて一三階の共用廊下を歩く。以下同様に、二階まで辿っていく。その間、各階の壁にあしらわれたボーダー柄は青、緑、黄緑、黄、橙、赤、紫、青、緑、黄緑、黄、橙、赤と遷移する。二階に到達したら、人工地盤上のウッドデッキをめぐりながら島のように浮かぶ一三号棟へと移動する。その際、人工地盤に空いた長方形の穴から、地上レベルの駐車場や学童クラブ、子ども写真館の様子が目に入る。一三号棟は一〇階建てで共用廊下も短いので踏破するのにそれほど時間はかからない。二階には集会所があり、住宅は三階から始まる。橙、黄、黄緑、緑、青、紫、赤、橙。  この旅では風景がさまざまに変化する。フロアごとにあしらわれた色については既に述べた。ほかにも、二〇〇もの透明な玄関ドアが住人の個性を露わにする。たとえば、入ってすぐのところに大きなテーブルが置かれた部屋。子どもがつくったと思しき切り絵と人気ユーチューバーのステッカーが浮かぶ部屋。玄関に置かれた飾り棚に仏像や陶器が並べられた部屋。家の一部が透けて見える。とはいえ、透明な玄関ドアの四割近くは完全に閉じられている。ただし、そのやり方にも個性は現れる。たとえば、白い紙で雑に塞がれた玄関ドア。一面が英字新聞で覆われた玄関ドア。鏡面シートが一分の隙もなく貼りつけられた玄関ドア。そうした玄関ドアが共用廊下の両側に現れては消えていく。ときどき、外に向かって開かれた空洞に出会う。この一街区には東西南北に合わせて三六の空洞がある。そのうち、隣接する住戸が占有する空洞はプライベートテラスと呼ばれる。わたしのアトリエに面したテラスがそれだ。部屋からテラスに向かって戸を開くことができるが、ほとんどの戸は閉じられたうえ、テラスは物置になっている。たとえば、山のような箱。不要になった椅子やテーブル。何かを覆う青いビニールシート。その先に広がるこの団地の風景はどこか殺伐としている。一方、共用廊下の両側に広がる空洞、つまりコモンテラスには物が置かれることはないが、テラスに面したほとんどの戸はやはり、閉じられている。ただし、閉じられたボーダー柄の戸とガラスとの間に、その部屋の個性を示すものが置かれることがある。たとえば、黄緑色のボーダー柄を背景としたいくつかの油絵。黄色のボーダー柄の海を漂う古代の船の模型。橙色のボーダー柄と調和する黄色いサーフボードと高波を警告する看板のレプリカ。何かが始まりそうな予感はある。今にも幕が上がりそうな。だが、コモンテラスはいつも無言だった。ある柱の側面にこう書かれている。「コモンテラスで騒ぐこと禁止」と。なるほど、無言でいなければならないわけか。都市として運営されていない、とあの声は言った。  長いあいだ、わたしはこの一街区をさまよっていた。街区の外には出なかった。そろそろアトリエに戻らないとな、と思いながら歩き続けた。その距離と時間は日課の域をとうに超えていて、あの循環を逸脱しつつあった。アトリエに戻ったら、わたしはこのことについて書くだろう。今や、すべての風景は書き留められる。見過ごされてきたものの言語化が行われる。そうしたものが、気の遠くなるほど長いあいだ、連綿と積み重ねられなければ、文化は発生しない。ほら、見えるだろう?  一一号棟と一二号棟とを繋ぐ渡り廊下の上から、東京都心の風景が確認できる。東雲運河の向こうに豊洲市場とレインボーブリッジがあり、遥か遠くに真っ赤に染まった富士山があって、そのあいだの土地に超高層ビルがびっしりと生えている。都市は、瀕死だった。炎は上がっていないが、息も絶え絶えだった。密集すればするほど人々は分断されるのだ。
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 まあいい。そろそろ帰ろう。陽光は地平線の彼方へと姿を消し、かわりに闇が、濃紺から黒へと変化を遂げながらこの街に降りた。もうじき妻が都心の職場から戻るだろう。今日は有楽町のもつ鍋屋で持ち帰りのセットを買ってきてくれるはずだ。有楽町線の有楽町駅から辰巳駅まで地下鉄で移動し、辰巳桜橋を渡ってここまでたどり着く。それまでに締めに投入する飯を炊いておきたい。  わたしは一二号棟一二階のコモンテラスにいる。ここから右斜め先に一一号棟の北側の面が見える。コンクリートで縁取られた四角形が規則正しく並び、ところどころに色とりどりの空洞が光を放っている。緑と青に光る空洞がわたしのアトリエの左隣にあり、黄と黄緑に光る空洞がわたしの自宅のリビング・ダイニングおよびベッドルームの真下にある。家々の窓がひとつ、ひとつと、琥珀色に輝き始めた。そのときだ。わたしのアトリエの明かりが点灯した。妻ではなかった。まだ妻が戻る時間ではないし、そもそも妻は自宅用の玄関ドアから戻る。闇の中に、机とそこに座る人の姿が浮かんでいる。鉄格子とガラス越しだからはっきりしないが、たぶん……男だ。男は机に向かって何かを書いているらしい。テラスから身を乗り出してそれを見る。それは、わたしだった。いつものアトリエで文章を書くわたしだ。だが、何かが違っている。男の手元にはMacがなかった。机の上にあるのは原稿用紙だった。男はそこに万年筆で文字を書き入れ、原稿の束が次々と積み上げられていく。それでわたしは悟った。
 あんたは、もうひとつの世界にいるんだな。  どうかな、  で、さまざまに見逃されてきたものを書き連ねてきたんだろう?  そうだな。
 もうひとりのわたしは立ち上がって、掃き出し窓の近くに寄り、コモンテラスの縁にいるこのわたしに向かって右手を振ってみせた。こっちへ来いよ、と言っているのか、もう行けよ、と言っているのか、どちらとも取れるような、妙に間の抜けた仕草で。
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charlietokyojp · 5 years
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ブラインド・スポットのカート・ウェラーもダイエット。思考の成熟度。
先日レディントンもブルもダイエットと書いたばかりだが、たまっていた録画を観ていたら、ブラインド・スポットのカート・ウェラーもダイエット中という設定だった。
確かにシーズンごとに太り、ついにはフグみたいになっていた。
おもしろいのは全員男性ということ。
肥満が国家の危機というくらい問題になっているアメリカの高視聴率3番組で、主役男性3人にダイエットシーンを演じさせるには何がしかの意味がある。 ※放映中に太ったこと自体も時代を象徴している。
パリやミラノコレクションのモデルが痩せすぎと騒ぎになり(不健康だという理由で)、女性向けのファッション誌や下着カタログに太った(何で普通じゃダメなのか(笑))女性モデルを起用するのが一瞬流行ったが、今の時代女性の体型にケチを付けると性差別という展開になるから、男性俳優で遠回しに「痩せすぎもダメだが太りすぎもダメ」と指摘しているのだろうか。
思考の成熟度の話をすると、自由だ平等だという時代に最初に到達するのは「私は私、あなたはあなた」という考え方。
誰の指図も受けず自分で判断・決断して生きていくことが、自立した大人だという思考。
ファーストステップとしては悪くない。「自己責任」を学ぶから。保護者に決定権がある未成年とは違い、大人への第一歩と言える。
しかし思考が成熟してくると、好きなものを好きなだけ食べることは自由でも、もし肥満が原因で体調を崩したり病気になった場合は「保険使うの?」という社会保障の領域にテーマが移る。
※「ちゃんと保険料払ってる!」と言う人も、いざ病気になると納めている以上の費用がかかるので他人の世話になることを忘れてはならない。人が働いて納めたお金で自分の不摂生の治療をすることになる。
ヒトとは完全に独立はできない存在であり、同じ時代・社会を生きる共同体だという考え方。
アンパンチの話で書いた「アンパンマンの入院・治療費に税金が使われていますか?」と似ている。
要は他人が支払った税金や保険料で治療しようと思うなら「社会の一員としての自覚を持ってね」という流れ。「自己管理してもらわないと困る」と他の一員から注意・指摘を受けることを拒絶できない関係性。
アンパンマンに当てはめると、入院・治療費に公的な資金を投入するなら、(例えば)違法な(または承認なしの)武器の所持・使用は認められないと言った感じ。基本は「説得」(笑)で対応し、力の行使は正当防衛に限る的な。他の社会の一員から見た時に、過剰防衛だったり余りにも好戦的な様子だと、暴力性や衝動性が疑われ公的資金の投入を反対され、むしろアンパンマンは暴力犯罪被疑者として捜査対象となり得る。 ※寄付や募金も、反社会的な団体等からは受け付けないのと同じ。「仲間」「賛同者」とみなされないために。
角度を変えて、女性の肌の露出について言えば、思考の初期段階では「男に媚びている」「男達にそうさせられている」と被害者としての立場に偏りがちで、「美人コンテストは差別だ」という流れになる。
が、成人した美女が自らの意志で美人度合いを競うのは勝手だし(出場しない選択権があるから)、スーパーモデルがサラリーマンの年収の100〜600倍もらって水着や下着姿でその美貌とナイスバディを自らの意志で披露するのは彼女達の勝手どころか権利であり(職業の自由)、他人が「女性があんな格好で歩かされて可哀想」という対象ではない。
そして結局は女性がどんな格好をしようと、美貌を武器にしようと男好きのする振る舞いをしようと、それは本人の勝手(自由であり個人の尊重)ということになる。
税金はどうか。「富の再分配」(累進課税制度)は長らくもっともらしく聞こえてきたが、先進的な人達の間では、扶養する者・扶養される者、すなわち社会的地位の差(優劣)を決定付けるものだと考えられるようになった。
しかし世間はこの税率の違いを「優劣」と受け止めてないのは、「お金持ちからもっと税金取れ」と言っている間は気分がイイから。その間思考がなされていない。
マンションで言う区分所有権とはどういうものかと考えると解りやすい。全体の床面積(大凡建物面積×階数)のうち何平米を所有(占有)しているかで票の重さ(議決権)が決まる。株主の持分比率と同じ。 ※言うまでもなく広さに応じて固定資産税も増える。
しかし高額納税者には票の重さを与えていないから、本来累進課税制度は不平等だということ。沢山お金を払って(労働時間のの55%を国に捧げて)いるのに、何も権利は増えないから。
と言う具合に、思考には段階があり“成熟度”がある。
体型の話に戻ると、「体型も含めて個性」と言い張るのは初期段階としては支持されるんだが、その後の説得力に欠ける。
アメリカは本当に肥満大国であり、国が困っている。
06 米国社会が取り組む「肥満との戦い」 | 【コラム】ポトマック河畔より | インサイト | 丸紅株式会社
によると、
米国の肥満の増加は、医療費の増大など経済・社会に新たな負担を課している。CDC(米疾病予防セ ンター)によれば、米国全体で肥満に起因する医療コストは年間1500億ドル近くに達し、間接的な影響を含めた肥満がもたらす総コストはGDPの1%相当という試算もある。
とある。
1500億ドルとは約16兆円/年。
日本の2020年度の防衛予算の3倍。
政治家や公務員の横領をどれだけ追求しても16兆円は浮かない。
最近16才の国連演説が話題になったが、いつか「私は肥満を絶対に許さない!」「よくもそんなことを!大人達は何をやっているのか!」と演説する人も出てくるだろうか。
出てきた時には思考が成熟してきた証であり、出てこないということはまだ事の重大さに気付いていないということ。政治家や富裕層を叩いている方が気分がイイし大衆ウケもイイ(その間思考はなされていない)。
当たり前にこれは肥満に限った話じゃない。
「体型」は個性であっても「肥満」は医学的にリスクがあり、他人に迷惑をかけたり負担を強いた時点でもはや「自由」の領域を超えている。
言い換えると健康であることが他人のためでもある(他者の労働<納税>負担を減らす)ということだ。
「権利と義務」の核心でもあり、真の利己的・利他的の意味を考える上でもとても深いテーマだと言える。
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itose01 · 6 years
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ひみつのはなぞの3
※「クリミナルマインド」パロ。FBIの行動分析課が、犯罪者をプロファイリングし、犯罪心理を読み解いて事件の解決を目指す…という海外ドラマのパロです。現実の日本より物騒な国で司法制度や警察組織も現実とは別物と思ってふんわりお読みください。
【父子】  犯人は安定した地位を持つ男。妻子を持ち、学生時代からずっと典型的なボス猿タイプ。プライドが高く自分の間違いは決して認めない。計画にズレが生じればすぐに逆上するだろうが、そんな隙はほとんど見せない知性と用意周到さ。  手口の類似性から同じ人物の犯行と見込まれる犠牲者は、既に4名になっていた。  数日に渡って拷問を受けたあと打ち捨てられた死体は、その無慈悲な死因とは裏腹に恭しく横たえられ、彼女たちの両腕は何かを抱きしめるように固定され、聖母を思い起こさせる姿だった。  現在、太刀川たちのチームが追っている連続殺人事件のプロファイルの内容をまとめた時、出水はじっと資料を見つめて考え込む様子を見せた。 「何か気になることでも?」  そうチーフである風間に聞かれた時、出水は「や、なんでもないです」と首を振った。下手な誤魔化しは通用しない人間に囲まれて、その行為にはなんの意味もない。  目を反らす、掌が軽く握り込まれる、いつもより若干あがった語尾。そんな些細な変化も職業柄見逃されるはずもない。太刀川が気がついた程度のことは、この場にいる全員も気がついただろう。  触れられたくなさそうな出水の感情を斟酌するような生温さを持ち得ない風間は「何かあるなら言え」と端的に促す。 「・・・・・・ほんと、全然根拠なんてないんですけど」  そうおずおずと言い出す出水は、いつもの聡明な様子は影をひそめ、やけに幼く見えた。 「この人、たぶんすごく良い父親だと思います。少なくとも、家族にとっては。逆上しやすいって書いてありますけど、家の中では怒ったところなんてほとんど見せたこともなくて、誕生日やクリスマスには高価なだけじゃなくて心のこもったプレゼントを欠かさずくれる。たぶん、家族にとっては頼りがいのある完璧な父親だったと思うんです」  そうして、少し迷うように付け足された。 「おれの父親がそうでした」  犯行の内容は全然違うけど、プロファイルの共通項が多いでしょう。たぶん、ちょっと似てる気がします。  どことなくぼんやりと、昔を懐かしむように目を伏せる出水にかける言葉を誰も知らなかった。「いやほんと、聞き流してくれていいんですけど!」と沈黙の広がるミーティングルームにはっとして慌てて付け足す。 「・・・・・・いや、参考にさせてもらおう」  そう風間は相も変わらず冷静に言って役割分担へと話を移す。部屋の中の空気がそっと緩み、太刀川の隣に座る出水がほっと胸をなで下ろすのが感じられた。 「良い父親だったんだな」  部屋を出て、現地に飛ぶ準備を整えようと解散するメンバーを見送って、居残り組の出水と、ほとんど本部に住んでいるようなもので準備に時間のかからない太刀川だけがミーティングルームに残される。一つだけ切れかけた蛍光灯が時たま明滅するのが鬱陶しくて、スイッチを切ってしまった室内は、それでもブラインド越しに差し込む春の陽光でほんのりと明るい。先ほどまで眼にしていた資料写真の陰惨な様子との落差がひどくて眩暈がするようだった。その中でも、出水は変わらず出水だった。頬杖をつき、窓際に立つ太刀川の方へ向けられた笑みは、いつもと同じように見える。 「けーべつします?」  わざと冗談めかして張られる予防線に、幼い頃の事件以来、彼がどうやって生きてきたかを思い知る。殺人鬼である父を慕い、会いたいとせがむ子どもを周囲の大人がどう見てきたかは容易に知ることができた。先ほど発言を躊躇ったのも、彼が口を噤むことで生きる場所を見つけてきたためだろう。 「いや、それがお前の見てきた『本当の父親』なんだろ。誰も否定する権利はないさ」  見えるものなんて人によってそれぞれだし、何が真実かなんて見る者によって変わる。そんなのは当たり前のことだった。ただ一つの真相を暴くこの職業に就いていてさえそう思う。太刀川自身が、内省する『自分』と、他者から見る『自分』に大きな隔たりを感じるからこそ、余計に強くそう思うのかもしれない。  出水は驚いたようにぱちりと目を瞬かせて、それから「太刀川さんのそういうとこ好きだよ」と、くしゃりと顔を歪ませた。  泣くのかと思ったら、どうやら笑っているらしかった。随分下手な笑い方で、見ているこっちも笑ってしまった。 「さっき言ってたプレゼント。クリスマスと誕生日って言ったけど、ほんとはそれ以外にも時々、くれることがあったんですよ。別に特別なことがあったわけでもないのに。その時は母さんと姉ちゃんがいなくなって寂しがるおれをかわいそうに思ってくれたのかな、と思ってたんですけど」  出水は気を取り直すように一息ついて語り始めた。既にその顔は仕事の表情に戻っていた。指先でなぞる先は、渡された資料の、被害者から失われた持ち物の項目だった。ネックレスやブレスレット、ピアスに指輪。失踪当時持っていたものは殆ど遺体の側から発見されたにも関わらず、たった一つ、普段から身につけていた装飾品の類が失われている。 「・・・・・・記念品か」 「そ。すげえ神経してますよね」  シリアルキラーの約三割が、殺人の記念として被害者のものを保存するという。物品を通じて犯行当時の興奮を何度も思い起こして愉悦に耽るためだ。多くの場合本人以外に触れられることのない自室にひっそりと隠し持っているものだが、彼の父親は違ったらしい。 「捜査資料には特にそんなこと書いてなかったけどな」 「忍田さんが伏せておいてくれたんじゃないかな。少なくとも、表で閲覧できる文書では。じゃなきゃ、ますますおれの立場は悪くなってただろうし。何しろおれのおもちゃ箱には、被害者の持ち物がたくさん入ってたんですからね」  サッカーボールと水鉄砲、ミニカーに怪獣のフィギュアでしょ。最後はロボットのおもちゃ。数えながら折られた指はきっかり五本。  なんでもないことのように言うが、彼の父親が自分の犯して殺した少年の持ち物で無邪気に遊ぶ息子を見て、どんな感情を抱いていたか、わからないほど彼も子どもではないだろう。それでも、彼に「良い父親」と言わしめるその男を太刀川は憎らしく思う。もしくは、羨望なのかもしれなかった。殺人鬼という本性を知っても、出水の心は変わらないのだ。 「まぁ、だからってわけでもないけど、発見された遺体からなくなってるもの。犯人は大事にとってあるかもしれませんね。子どもがいるなら、その子が持ってるかも」    そうしてほどなくして、事件は無事に解決を見た。  出水の言うとおり、犯人は誰が見ても理想的な夫であり父親であった。妻は夫を疑いもしなかったし、一人娘は思春期であるにも関わらず友人に父親の自慢をするほどだった。  けれど、その娘のジュエリーボックスからは、友人や恋人から贈られたものに混じ��て被害者の遺品がいくつも発見されたのだ。綺麗に磨かれて、大切に使われていたであろうそれらは、どれも父親から贈られたものだった。  それを知った美しく純粋な娘は小さくか細い悲鳴をあげて、気を失ったという。  凄惨な遺体の様子は街中に知れ渡っていた。その事件の犯人が父親であり、その遺品を自分が身につけていたと知った彼女は真相の重さに耐えられなかったのだろう。  こうして彼女の真実は塗り替えられた。  眼を覚ました彼女は父親について話すのもおぞましいというふうに口を閉ざしたという。  後日、その報告を聞いた出水は、つまらなそうに「そうですか」と言ったきり、次の仕事に取りかかった。その父娘の顛末など、欠片も興味はないような態度で。けれどその眼に、ほんの少し寂しげな色が浮かんでいたことに、ただ一人太刀川だけが気づいていた。  いいなぁ、と思う。ほしいなぁ、と思う。彼のその、ひたむきな慕情の向けられる先が、自分であればいいのにと、太刀川はその横顔を見てぼんやりと思った。  けれど、彼に触れることを許された時、自分がその手で出水を壊してしまわないなんて自信は、欠片もなかった。だからその甘い誘惑から眼を反らす。そうして少し距離をとる。自分のような人間は、欲しいものに手を伸ばしてはいけないのだろう。  誤魔化すように目を向けた窓の外では、まだ芽吹く前の桜の木が大きく枝を揺らしていた。それを他人事のように眺めやる。厚いガラスに守られた室内はひどく居心地がいい。あえて外に出る必要はないだろう。  春の到来を告げる風が、強く吹きつけた、ある日の午後のことだった。
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m-b-chat · 3 years
Conversation
le samedi
昨晩は眠剤を飲んで,あぁ眠いな,少し目を瞑ってみようか,と思って布団に横になったら眠ってしまったらしく2時間ぐらい飛んだ。フラフラする。23時頃に眠りました。そうして,次に目が覚めた時にああ朝だ,って思った。でもまだ2時とかなんですよ。嘘でしょ,と思いながらもまだ薬が効いているのですぐに眠れる。次に目が覚めたのは4時,6時,7時。中途覚醒&早朝覚醒の典型的なパターンですねー。
悪夢。でも内容は思い出せないのでよかった。何度も目が覚めて,あまりよく眠れなかった。
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友達とDMでお話しているんだけど,ネガティブな話しかできないのが申し訳ない。それで彼女を渦に巻き込んでしまったとしたら本当に申し訳ない。
当事者として共感できるのはよいけど,全く視点を広げてあげられないのが辛い。
少し話題を変えてみようかしら。でもそんな能力ない。
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良い記事を読んだ。
https://toyokeizai.net/articles/-/381708
肺がんで世を去った医師による闘病の記録があると知りました。そして,闘病記録を書いている人がいっぱいいるみたい。
俺にとってはここが闘病日記なのかな。。鬱でしんどいとか,楽しかったとかを一番自然な形で書ける気がする。
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Fさん,どうか生きていてほしいな。彼女の命に関して俺が口出しをする権利はないのかも知れないけど,俺は生きていてほしい。たいせつな友達を失ってしまうのが怖い。とても怖い。
病の話だけじゃなくて,もっと楽しい話が出来ればいいんだけどね。。今は俺も彼女も鬱期みたいで,痛みを共感するくらいしか出来ない。
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心理学をまなぶものとして今の状態を客観的に観測すれば,希死念慮。抑うつ。反芻。
反芻の論文を読んでみたんだけど,繰り返しネガティブな内容に注目すると抑うつが悪化するみたい。罪悪感。。
反芻から抜け出せない。鬱スパイラル。
死んでお詫びします。水曜にでも縊死します。眠れるお薬飲んで意識を少しぼかしてから教室のブラインドの紐で。
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薬飲んだら眠くなって20分くらい寝ました。気分は安定しています。眠い。なんか現実感ない。記憶が。。
申し訳ない。。俺は今楽しい話ができない。ネガティブな内容は大丈夫な時にするべきだったね。。ごめんね。
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15800 · 4 years
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ぬいぐるみ女 先日、関西空港の手荷物チェックのところで、ぬいぐるみを抱えた女性を見ました。 ぬいぐるみがとても大事なのか、手に抱えています。 そしてそのままゲートをくぐるのです。 きっと若い幼い女の子なのでしょう。 検査員も苦笑いです。 私はぬいぐるみをチラ見して、何も気にせずに立ち去りました。 機内へ進んで、座席に座ろうとすると、先程のぬいぐるみを持った女性が窓側に座っていました。 私はその横の席です。 彼女はよほどそのぬいぐるみが愛おしいのか、膝に自分の方をむかせて座らせています。 そして時折、ぬいぐるみの手を持ってポージングをさせて遊んでいます。 なんとも可愛らしい光景です。 しかしながら、この席は非常口座席です。 怒られるで絶対それ! これまでにも何度か乗務員から注意を受けているのでよくわかります。 この非常口座席では、手荷物やパソコンは一切携帯する事は許されず、全て頭上の荷物入れに入れなければなりません。 ジャケットでさえも手に持っていると、着るように注意されるのです。 めためた厳しいのです。 そこへ乗務員がやってきました。 ところが、ぬいぐるみには一切目もくれず立ち去ったのです。 ええんかいっ!ぬいぐるみええんかいっ! まぁ、20歳ぐらいの女子ならよくある事なのかも知れません。 何度か乗務員が横を通りすぎましたが、ぬいぐるみを注意する事はありませんでした。 ぬいぐるみはオッケーのようです。 そんなんやったら今度ぬいぐるみ型のカバン持ってくんで!! ところが、ぬいぐるみには一切注意はされなかったのですが、毎回通るたびに窓のブラインドを開けるように注意されています。 彼女はよほど開けるのが嫌なのか、それとも太陽の光に弱いのか、注意されたその瞬間は開けるのですが、乗務員が立ち去るとまたすぐに閉めるのです。 そしてまたすぐに注意されて開けるのです。 もうこんなやりとりが何度となく続いています。 アホなの?この子 おそらく私だけでなく、周囲の人が全員そう思ったはずです。 もう何度となくそんなやりとりを繰り返しているのです。 客室乗務員もさすがに苛立ったようで、かなり厳しめに注意をすると、最終的には渋々ブラインドを開けたのでした。 ところが陽の光が苦手なのか、ぬいぐるみで顔を隠しています。 もしかしたら高いところが怖いのかもしれません。 なんとなく幼い女子のイメージでずっと見ていたので、それも可愛く見えたのです。 飛行機が到着して、頭上の荷物入れからバッグを取り出していると、先ほどのぬいぐるみ女子も、同様に荷物入れに手を伸ばしてバッグを取り出そうとしていました。 その時に初めてその女子の顔をハッキリと見たのです。 ずっと幼い若い女子のイメージだったのですが、ちゃんと見ると、明らかに私よりもかなり年上の女性でした。 「オバハンかーーーい!!!」 思わず大声で発してしまいそうになりました。 クワバラクワバラ、ナンマイダーアーナンマイダー #殿のコラム #ぬいぐるみ女 #ぬいぐるみ https://www.instagram.com/p/B-JIRbWpW_K/?igshid=45pmty6kos36
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whitereport · 4 years
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『生きている静物画』大山純平(写真家)
男がラーメン屋から出てきて、店の中の店主に一礼をした。彼は戸を閉めて店から少し離れると、携帯電話のカメラで店の外観を撮影した。彼が去ったあとに通行人が、彼がカメラを向けた方向に何があるのか確かめるために頭を回した。部屋の窓のブラインド越しに誰かが廊下を歩くのが見える。私の前を歩く女が両手で髪を後ろに払った。彼女の髪はだいたい金色で、ところどころ色が抜けて白くなっていた。彼女は歩きながら目線を進行方向から少しずらした。そこには「新発売 いなり寿司」と書いてある横断幕が掲げてあった。「去年のやつはどろどろになったから捨てた」と女が言った。前から歩いてくる女が私とすれ違ったあとに鼻歌を歌いはじめた。上階の住人の部屋から「なだそうそう」が聞こえてきた。曲の終わりに観客が拍手する音も聞こえた。電車で「降りるの私だけ?」と女が言った。私は歩きながら腕時計を確認する動作をした。でも腕時計はつけてなかった。それをしたあとに、なんでそんなことをしたのか考えた。手首に当たるスウェットの袖が気になったのだった。私は手を胸元に近づけたところで、街中で歩きながら袖をいじって調整するのはおかしいと思い、袖を確認する動作から最も自然につながる動作を探したところ、現在時刻を確かめることだった。壁面の収納スペースの中央に収まった何も映っていないソニーの大型テレビ。スーツを着た男ふたり、スーツを着た女ひとりが信号待ちをしていた。ひとりの男が「昨日までにやれって言っただろうがー」と上司の真似をすると、もうひとりの男が「3時間で仕上げろって言っただろうがー」と続けた。彼らは上司が怒鳴り付けるさまを誇張しようとしたが、公共の場所にいたので音量を落としていた。声と一緒に息を多めに抜く。女に目立った反応は見られなかった。女に反応があれば彼らの会話は何かの型に収まるはずだった。彼らはもう一度同じセリフを繰り返した。今度は少し腹から声を出すようにして上司の怒鳴りの低音を再現しようとしていた。ふたりともそうした。男児が坂道を走って下りながら横断歩道に向かって「渡ろう。渡る」と言った。男が寝室の広さを女に聞いたあとに相づちを打ちながら寝室を出るついでに天井から吊るされたウィンドチャイムに片手で触れて音を出す。「卵を使った料理が出ると、必ず卵の殻が入ってる。でも全部食べるけど」と男が言った。台風でベランダに設置されている隣の部屋との間の石膏ボードの一部に穴が空いた。入居時にすでに小さい穴が空いていたが、それが大きくなった。管理会社に連絡すると、委託業者が下見に来るとのことだった。「1階の部屋なら外からベランダに入れますよね」と彼は私に聞いた。「目隠しの柵をよじ登ればなんとか」と私は言った。女が男にしゃべりながらワイングラスを手に取り、ワインを飲む前にグラスに付いた汚れに気がついてそれを指先で擦り、グラスの口を自分の口の方に近づけたとき女のセリフがこもって聞こえる。数日後、ベランダから金属の擦れる音がしたので、カーテンを少しだけ開けて外を見ると、薄緑色の作業着の男が外からベランダの壁と柵の隙間に金属製のメジャーを1メートルほど伸ばして差しこみ石膏ボードの大きさを測っていた。彼は一旦メジャーを引き抜いてメジャーを少し伸ばしてから再び差しこんだ。彼はメジャーを引き抜いて立ち去った。食堂で男が同僚の男と食事中にしゃべりながら、前歯の隙間に挟まった食べかすを指先で取り除き、豚が鳴くような音を出して咳き込む。
プロフィール: https://www.instagram.com/jumpei.oyama/
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osakiakiko · 1 year
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#Repost @nichibei.blind ・・・ スラットとラダーテープ、ヘッドボックスの色を自由に組み合わせできる「カスタマイズカラー」で、カーテンの色味に合わせてブラインドをコーディネート。古き良きアメリカの、ポップでどこか懐かしさも漂うおしゃれな窓辺を演出します。 スタイルブラインド「クオラ」 スラット B2008(エクリュベージュ) ラダーテープ F138(オータムレッド) ヘッドボックス K104(ミディアムダーク) #nichibei#ニチベイ#ニチベイブラインド#ブラインド#ベネシャンブラインド#横型ブラインド#よこ型ブラインド#スタイルブラインド#クオラ#メカモノ#施工事例#窓際インテリア#アメリカンスタイル#ヴィンテージ家具#キッチン#リビング#ダイニング#リノベーション#リフォーム#カーテン#カラーコーディネート#アメリカンテイスト#アメリカンハウス#レトロ家���#カントリーハウス#マイホーム計画#リノベーション#ブラインドのある暮らし #osakiakikoworks https://www.instagram.com/p/ConzRJDyoE1/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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Webはここまで進化中!コピペもできるHTML/CSS参考スニペット84個まとめ
  この記事では、Webサイトやモバイルアプリにあっと驚くエフェクトを、コピー&ペーストで実装できる最新 HTML/CSS スニペットをまとめてご紹介します。
  スニペット(英: Snippet)とは、一般的に「切れ端、断片」といった意味で、ウェブサイトなどのプログラミングで簡��に切り貼り、再利用できる部品を指します。
  これらのスニペットを利用すれば、他のサイトではあまり見かけない差のつくデザインエフェクトを実現できます。今後のウェブ制作に活用してみてはいかがでしょう。
  ここでは、カテゴリー別に分けて新しいオンラインツールをまとめています。
  コンテンツ目次
1. イメージスライダー系
2. テキストエフェクト系
3. テキストエフェクト系スニペット
4. ページレイアウト系
5. ナビゲーションメニュー系
6. ローディングアニメーション系
7. SVGアニメーション系
8. 便利、面白系スニペット
9. 未来SF系
10. ゲーム系
「Run Pen」をクリックすることで読み込みが開始されます。右下に表示された「Return」で再読み込みし、左上のHTML/CSS/JSタブを切り替えることで、それぞれのスタイリングを確認できます。実際にカスタマイズしたいときは、右上の「Edit on Codepen」をクリックしましょう。
Webはここまで進化中!コピペもできるHTML/CSS参考スニペット84個まとめ
  イメージスライダー系スニペット
Showtime Parallax Effect
See the Pen Showtime Parallax Effect by Ali Klein (@AliKlein) on CodePen.
      Variable Fonts Experiment
スライドに合わせてフォントの太さが変化する、Variableフォントを実際に活用したサンプル例として。
See the Pen Variable Fonts Experiment by Supremo (@SupremoHQ) on CodePen.
      Ghibli Slider
スタジオジブリの海外公開作品をスライド形式でまとめており、画像のトランジションにはあのキャラクターも登場です。
See the Pen Ghibli Slider by Adam Kuhn (@cobra_winfrey) on CodePen.
      Animated Portrait w/ GSAP 2.0
下部に配置してあるボタンをクリックすることで、写真立てがインタラクティブに切り替わるスライダーエフェクト。
See the Pen Animated Portrait w/ GSAP 2.0 by Darin (@dsenneff) on CodePen.
      React Slider w/ Hover Effect
React.JSに対応した3Dホバーエフェクト付きのイメージスライダー。
See the Pen React Slider w/ Hover Effect by Ryan Mulligan (@hexagoncircle) on CodePen.
      テキストエフェクト系スニペット
Movin bodymovin
Airbnbから登場したiOS、 Android、React Native対応のアニメーションライブラリ「Lottie」をつかったサンプル例で、最近のアップデートによりAfter Effectsプラグインも公開されました。
See the Pen Movin bodymovin by kittons (@airnan) on CodePen.
      Splitting: Laser Write
See the Pen Splitting: Laser Write by Martin Pitt (@nexii) on CodePen.
      Variable font animation
タイミングに合わせてVariableフォントの太さを変更することで、まるで呼吸をしているようなアニメーションが完成です。
See the Pen Variable font animation by Michelle Barker (@michellebarker) on CodePen.
      Animated Verbs II
Variableフォントを利用することで、まるで文字テキストが生きているようなアニメーションが魅力的。
See the Pen Animated Verbs II by Ryan Mulligan (@hexagoncircle) on CodePen.
      Animated Verbs
上記スニペットに続き、文字テキストがジャンプしている様子をCSSで表現しています。
See the Pen Animated Verbs by Ryan Mulligan (@hexagoncircle) on CodePen.
      Procedurally Generated CSS Numbers
お好みの数字を入力しボタンをクリックすると、カラフルでユニークなタイルでその数字を表現します。
See the Pen Procedurally Generated CSS Numbers by Adam Kuhn (@cobra_winfrey) on CodePen.
      CSS Neon Sign
CSSのみを利用してネオンライトのような光を表現できるスニペット。
See the Pen CSS Neon Sign by Ananya Neogi (@ananyaneogi) on CodePen.
      Cassie!
筆記体を手書きしたような表現豊かなアニメーションで再現したテキストエフェクト用スニペット。
See the Pen Cassie! by Cassie Evans (@cassie-codes) on CodePen.
      Matrix digital rain (animated version)
CSSアニメーションを利用して、文字テキストがずらずらと表示される某映画のようなエフェクトを実現しています。
See the Pen Matrix digital rain (animated version) by yuanchuan (@yuanchuan) on CodePen.
      Variable Fonts | Compressa
文字テキストにマウスカーソルを合わせることで、フォントの太さを瞬時に変更でき、Variableフォントの可能性を感じるスニペット。
See the Pen Variable Fonts | Compressa by Juan Fuentes (@JuanFuentes) on CodePen.
      ボタンエフェクト系スニペット
Order confirm animation
ボタンをクリックすると、トラックが荷物を受け取り、商品の配達に向かうアニメーションが素敵です。
See the Pen Order confirm animation by Aaron Iker (@aaroniker) on CodePen.
      Call to Action Hype Man
ボタンをクリックしようとすると、後ろから落書きのようなキャラクターが登場するアニメーション付き。
See the Pen Call to Action Hype Man by Mariusz Dabrowski (@MarioD) on CodePen.
      https://codepen.io/aaroniker/pen/KjJQER
ボタンをクリックするとダウンロードが開始され、進捗状況をアニメーション付きプログレスバーで確認できるエフェクト。
See the Pen Download button animation by Aaron Iker (@aaroniker) on CodePen.
      Mouse cursor pointing to cta
ボタンをクリックしようとマウスを周辺に移動させると、ポインターカーソルがボタンの方向を指差します。
See the Pen Mouse cursor pointing to cta by Aaron Iker (@aaroniker) on CodePen.
      Paint Drop Hover
マウスクリックしたポジションに応じて、インクが垂れたようなドリップを表示するホバーエフェクト。
See the Pen Paint Drop Hover by Mariusz Dabrowski (@MarioD) on CodePen.
      ページレイアウト系スニペット
CSS Grid: Magazine Layouts
CSS Gridレイアウトを活用することで、まるで雑誌のようなレイアウトを自由自在に作り上げます。フルスクリーンでの表示推奨です。
See the Pen CSS Grid: Magazine Layouts by Olivia Ng (@oliviale) on CodePen.
      CSS Grid: Coupons!
まるで地元スーパーのチラシのようなレイアウトをCSS Gridで実現したレイアウト例。
See the Pen CSS Grid: Coupons! by Olivia Ng (@oliviale) on CodePen.
      Color this sofa! – SVG + Blend Mode trick
ソファの色と背景色をSVGとCSSブレンドモードを使って、リアルタイムにプレビューできる機能。Generate Randomでランダムで色が決まります。
See the Pen Color this sofa! – SVG + Blend Mode trick by Kyle Wetton (@kylewetton) on CodePen.
      Anime.js Ease Visualizer
アニメーションにおけるイージングを分かりやすくまとめ、視覚化したAnime.js用ライブラリ。
See the Pen Anime.js Ease Visualizer by Julian Garnier (@juliangarnier) on CodePen.
      Agency website POC
これまでの制作実績をまとめたポートフォリオ用レイアウトで、マウススクロールとクリックのみで進めることができるコンテンツ遷移にも注目です。
See the Pen Agency website POC by Jamie Coulter (@jcoulterdesign) on CodePen.
      Twotwentytwo.se – smooth scroll with skew effect
マウスをスクロールさせると画像や文字テキストが歪みながらスムーズに表示される仕掛け。
See the Pen Twotwentytwo.se – smooth scroll with skew effect by jesper landberg (@ReGGae) on CodePen.
      How to Build a Filterable Thumbnail Layout with CSS Grid, Flexbox and JavaScript
サムネイル画像で振り分けソートできる機能のついた、CSS GridとFlexboxを組み合わせたレイアウトサンプル例。
See the Pen How to Build a Filterable Thumbnail Layout with CSS Grid, Flexbox and JavaScript by Envato Tuts+ (@tutsplus) on CodePen.
      To-do list
残っているタスクをクリックすると、チェックマークがアニメーション付きで点灯するToDoリスト用レイアウト。
See the Pen To-do list by Sabine Robart (@_Sabine) on CodePen.
      CSS Gradient Counter List
リスト表示の番号を美しいグラデーションを使って、少しずつ色を変化させるCSS小技テクニック。
See the Pen CSS Gradient Counter List by Mattia Astorino (@equinusocio) on CodePen.
      Assorted cards & images (CSS Grid + BEM)
CSS Gridを利用することで、これまでは難しかったレイアウトをより手軽に、そして自由に作成できるようになりました。
See the Pen Assorted cards & images (CSS Grid + BEM) by Stephen Lee (@abcretrograde) on CodePen.
      Bubble Toggle
トグルをクリックすると、泡がぱちんと弾けながら切り替わります。
See the Pen Bubble Toggle by Chris Gannon (@chrisgannon) on CodePen.
      Pro Illustration (click the toggle!)
トグルを使うことでブラインドの開閉を行うことができるアニメーションイラストレーション。
See the Pen Pro Illustration (click the toggle!) by Klare (@klare) on CodePen.
      Pure CSS Bulb Switch
CSSのみでスタイリングした淡い光が印象的だったトグルスイッチ。
See the Pen Pure CSS Bulb Switch by Grzegorz Witczak (@Wujek_Greg) on CodePen.
      CSS – Frosted Glass
背景にぼかしガラスを重ねたようなエフェクトをCSSのみで実現したテクニック。
See the Pen CSS – Frosted Glass by Kyle Wetton (@kylewetton) on CodePen.
      CSS Particles
画面全体を縦横無尽に飛び回るカラフルなシェイプをCSSアニメーションで描いたデモサンプル。
See the Pen CSS Particles by rx0079 (@re0079) on CodePen.
      Clip Clop Clippity Clop [CSS Only]
走る馬をクリックすると、どのようにCSSでスタイリングしたのかスローモーションで確認できます。
See the Pen Clip Clop Clippity Clop [CSS Only] by Steve Gardner (@ste-vg) on CodePen.
      Dither / Dissolve CSS Gradients
さまざまなシェイプをCSSスタイリングで描き、そこにザラザラとしたグランジ感も一緒に追加していきます。
See the Pen Dither / Dissolve CSS Gradients by David J. Aldred (@DavidJAldred) on CodePen.
      Zdog and Goo
レインボーカラーのサークル円が立体的に回転しながら、形を変化させていくユニークなスニペット。
See the Pen Zdog and Goo by Chris Gannon (@chrisgannon) on CodePen.
      Pure CSS Only Portrait – Isla
CSSのみでスタイリングされたとは思えないほどリアルな少女の表情を描いたポートレイトイラスト。
See the Pen Pure CSS Only Portrait – Isla by Ben Evans (@ivorjetski) on CodePen.
      CSS-only chronometer
CSSのみでデザインされたストップウォッチで、再生と停止ボタンを見事に稼働するテクニック。
See the Pen CSS-only chronometer by Tamer Aydn (@tameraydin) on CodePen.
      Pixi Sprite Bubbles
マウスをドラッグしたところから、ぷくぷくと泡が飛び出てくるエフェクト。
See the Pen Pixi Sprite Bubbles by Juan Fuentes (@JuanFuentes) on CodePen.
      Simple CSS Waves | Mobile & Full width
ゆらゆらと波のように揺れながら変化する様子をCSSで表現したテクニックで、モバイル端末でもうまく表示することができます。
See the Pen Simple CSS Waves | Mobile & Full width by kachibito (@kachibito) on CodePen.
      Back to top with progress indicator
コンテンツがどれくらい残っているのか確認できる、トップへ戻るボタンのつくり方。
See the Pen Back to top with progress indicator by Ivan Grozdic (@ig_design) on CodePen.
      Cursor with progress indicator
上記サンプル同様に、コンテンツがどのくらい残っているかを確認できますが、こちらではマウスカーソル自体を使っています。
See the Pen Cursor with progress indicator by Ivan Grozdic (@ig_design) on CodePen.
      Google-like Thanos disintegration
表示されているカード型コンテンツをクリックすると、灰のようになって散るアニメーション。
See the Pen Google-like Thanos disintegration by Johan Fagerbeg (@birjolaxew) on CodePen.
      ナビゲーションメニュー系スニペット
Untitled
表示されたアイコンをクリックすると、詳細が文字テキスト付きで表示されるナビゲーションメニューで、モバイルアプリなどで便利な使い方かもしれません。
See the Pen jONPjoV by Steve Gardner (@ste-vg) on CodePen.
      Transparent Navbar & Hero
Bootstrapフレームワークでナビメニューとヒーローイメージを重ねた透明なデザインが特長で、レスポンシブにも対応しています。
See the Pen Transparent Navbar & Hero by Allen Pavic (@alvic) on CodePen.
      Responsive Bootstrap mega menu
こちらもBootstrapフレームワークのナビメニューを拡張し、メガメニューでさまざまなコンテンツをまとめて表示できるスニペット。
See the Pen Responsive Bootstrap mega menu by Martin Stanek (@skywalkapps) on CodePen.
      Wobbly underline
各アイコンをクリックすると、下線ラインがグラグラしながらアニメーション変化するシンプルなナビメニュー。
See the Pen Wobbly underline by Mikael Ainalem (@ainalem) on CodePen.
      Fork This Nav
シンプルで明快なナビメニューにCSSスタイリングを加えることで、ユニークなアニメーションが印象的なハンバーガーメニューの展開を表現しています。
See the Pen Fork This Nav by Ryan Mulligan (@hexagoncircle) on CodePen.
      ローディングアニメーション系スニペット
Loading
フォントの間を飛び回る点が見ていて飽きないローディング画面。
See the Pen Loading by Katherine Kato (@kathykato) on CodePen.
      Cassette Tape Loader
カセットテープがくるくると回転するオールドスクールなローディングアニメーション。
See the Pen Cassette Tape Loader by Chris Gannon (@chrisgannon) on CodePen.
      Loader turbulence
ゆらゆらと揺れながら文字テキストが表示されるなどタービュランス、乱気流を表現しています。
See the Pen Loader turbulence by Damien Montastier (@damienmontastier) on CodePen.
      CurveBall
赤と青それぞれの半円がコロコロ転がることで、サークル円を作り出すローディングアニメーション。
See the Pen CurveBall by Chris Gannon (@chrisgannon) on CodePen.
      Rotating Rounded Triangles Animation (SCSS)
丸みのある三角形が規則的に動くことで、目の錯覚を利用して立体的に見えるローディング画面。
See the Pen Rotating Rounded Triangles Animation (SCSS) by Mark Miscavage (@markmiscavage) on CodePen.
      CSS Loading Animations
シンプルな図形を組み合わせて完成したローディングアニメーション6種類をまとめたライブラリ。
See the Pen CSS Loading Animations by Alex (@AlexWarnes) on CodePen.
      custom css wave loader
CSSをつかって水面の波紋を表現したローディングアニメーション。
See the Pen custom css wave loader by CSS Points (@csspoints) on CodePen.
      SVGアニメーション系スニペット
3-Layer Cloud Composite
3つのSVGレイヤーを重ねることで、立体的でよりリアルな雲模様を表現できるCSSスタイリング。
See the Pen 3-Layer Cloud Composite by BEAU.HAUS (@beauhaus) on CodePen.
      便利、面白系スニペット系スニペット
Sunbeams
背景の画像に合わせて、光が差し込む様子をアニメーション付きで表現しています。
See the Pen Sunbeams by Ko.Yelie (@ko-yelie) on CodePen.
      Sketchpad
カンバス上を鉛筆をつかって自由にお絵かきできるスケッチパッドで、鉛筆の色を変更したり、描いたスケッチをPNGで保存することもできます。
See the Pen Sketchpad by Brad Arnett (@bradarnett) on CodePen.
      Neon Clock (Using React Hooks)
現在時刻をネオンサインで表示しながら、正確な時間を文字テキストでも伝えます。
See the Pen Neon Clock (Using React Hooks) by Ganesh Prasad (@gnsp) on CodePen.
      Image glitch effect
CSSのみを利用することで、画面全体にグリッチエフェクトを再現できるテクニック。
See the Pen Image glitch effect by Alain (@AlainBarrios) on CodePen.
      Vue-controlled Wall-E
マウスカーソルに合わせて動くコミカルなDisneyの某キャラクターを再現したスニペット。クリックすると音が出る仕掛けも。
See the Pen Vue-controlled Wall-E by Sarah Drasner (@sdras) on CodePen.
      Strandbeest walk
マウスの動きに合わせて進行方向や速度が変化していきます。
See the Pen Strandbeest walk by Nick Watton (@2Mogs) on CodePen.
      CSSCities
大都市の街並みをCSSのみでスタイリング、デザインしたユニークな作品。ポップアップで飛び出るエフェクトにも注目です。
See the Pen CSSCities by Adam Kuhn (@cobra_winfrey) on CodePen.
      100 years of Bauhaus
ドイツのバウハウス誕生100周年を祝うCSSデザイン。
See the Pen 100 years of Bauhaus by Juan Ignacio (@juanignaciorios) on CodePen.
      未来SF系スニペット
[wip] motion blur transition
まるでアーケードゲームの世界をそのまま表現したような、鮮やかな80年代ネオンエフェクトを実現しています。
See the Pen [wip] motion blur transition by Robin Delaporte (@robin-dela) on CodePen.
      Three.js Mobile VR Sonic
VR体験ができるスニペットで、クリックでジャンプするなど本格的なつくり。
See the Pen Three.js Mobile VR Sonic by Baron (@b29) on CodePen.
      Strange Tubes #2
光沢感のあるチューブが七色に色を変化させながら、グニャグニャと形を変えるユニークなThreeJSコレクション。
See the Pen Strange Tubes #2 by Kevin Levron (@soju22) on CodePen.
      AI Assistant Blob
人工知能を活用することで、立体的でもこもことしたシェイプをデザインできます。
See the Pen AI Assistant Blob by Aaron Iker (@aaroniker) on CodePen.
      Untitled
きらびやかに無数の桜の花びらが舞う様子を描いた高画質なアニメーション。
See the Pen tqdmv by Anand Davaasuren (@at80) on CodePen.
      WebGL Wonderland #7
WebGLアニメーション技術を使うことで、驚くほど立体的なアニメーションを表現できます。
See the Pen WebGL Wonderland #7 by Colin van Eenige (@cvaneenige) on CodePen.
      The Plastic Ocean
プラスチックが漂う海の中を泳ぐクラゲのような生き物を、マウスカーソルで操作できます。
See the Pen The Plastic Ocean by Onload (@onload) on CodePen.
      3D Software Vertex Ocean
超高速で光り輝く粒子の間を通り抜ける、疾走感のたまらないアニメーションが魅力です。
See the Pen 3D Software Vertex Ocean by Radik (@H2xDev) on CodePen.
      The Starry Night
ゴッホの名作を立体的な粒子状に表現した作品で、WebGL技術を用いることで圧倒的なグラフィックを描きます。
See the Pen The Starry Night by Darryl Huffman (@darrylhuffman) on CodePen.
      Energy
ビリビリと飛び回るエネルギーがマウスカーソルに合わせて動き出します。
See the Pen Energy by Thibaud Goiffon (@Gthibaud) on CodePen.
      Exploding Points
点と点で結ばれた線が、七色の美しい色合いに染まりながら広がっていくアニメーションで、数値も自由に調整できます。
See the Pen Exploding Points by Devamardeep Hayatpur (@devamar) on CodePen.
      ゲーム系スニペット
The Cube
ランダムなルービックキューブを色ごとにきちんと揃えていきましょう。ダブルクリックでゲーム開始です。
See the Pen The Cube by Boris Šehovac (@bsehovac) on CodePen.
      30 – 50 hogs
歩行者に注意しながら、突進してくる豚のみを撃ち抜くシューティングゲーム。最後のオチも素敵。
See the Pen 30 – 50 hogs by Cassie Evans (@cassie-codes) on CodePen.
      Space Shooter game
矢印キ��で左右に移動しながら、Spaceバーで弾を打つシューティングゲーム。
See the Pen Space Shooter game by Andrew Rubin (@andyranged) on CodePen.
      Tower Blocks
表示されているブロックとぴったり重なるようにし、ブロックをどれだけ積み上げることができるかを競います。
See the Pen Tower Blocks by Steve Gardner (@ste-vg) on CodePen.
      Color Collision
上下から迫ってくる赤と青のボールの色に合わせて、中心にある玉の色をクリックでマッチさせる、シンプルだけど中毒性のあるゲーム。
See the Pen Color Collision by Dev Loop (@dev_loop) on CodePen.
      Connecting dots
表示されている点を順番通りに線で結び、浮かび上がってくるものを当てるゲーム。
See the Pen Connecting dots by Meiko Hori (@meiq) on CodePen.
      Pure CSS Concentration game
CSSのみでデザイン、作成された神経衰弱ゲーム。
See the Pen Pure CSS Concentration game by Kevin Newcombe (@kevinnewcombe) on CodePen.
                  Webはここまで進化中!コピペもできるHTML/CSS参考スニペット84個まとめはPhotoshopVIPで公開された投稿です。
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bruhsauraus · 5 years
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DAOKO × 米津玄師『打上花火』MUSIC VIDEO
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DAOKO × 米津玄師『打上花火』配信中! ▽iTunes https://itunes.apple.com/jp/album/id1263790414?l=ja&ls=1&app=itunes
DAOKO × 米津玄師『打上花火』アニメーションMUSIC VIDEO 映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』主題歌
このアニメーションミュージックビデオのためのオリジナルシーンをふんだんに使って構成したミュージックビデオ完成!
________________ Cygames presents DAOKO TOUR 2017-2018 “THANK YOU BLUE”のオフィシャルHP先行受付開始!
【オフィシャルHP先行】 受付期間 : 9/1(金)18:00 ~ 9/10(日)18:00 受付URL : https://ift.tt/2fjS5fd ※LIVE会場への入場順は ”①CD封入先行当選者さま”→”②Youtube特別先行当選者さま”→ ”③オフィシャルHP先行当選者さま”の順番になります。
Cygames presents DAOKO TOUR 2017-2018 “THANK YOU BLUE”
11月26日(日)大阪BIG CAT   “OPEN 17:00/START 18:00” (問)清水音泉06-6357-3666
11月29日(水)名古屋ボトムライン    “OPEN 18:00/START 19:00” (問)JAIL HOUSE 052-936-6041
12月02日(土)福岡DRUM Be-1   “OPEN 17:30/START 18:00” (問)キョードー西日本 092-714-0159
12月08日(金)仙台darwin   “OPEN 18:30/START 19:00” (問)GIP 022-222-9999
12月10日(日)札幌sound lab mole   “OPEN 17:30/START 18:00” (問)マウントアライブ 011-623-5555
2018年01月11日(木)Zepp Diver City   “OPEN 18:00/START 19:00” (問)HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999
チケット料金 前売り¥4,200 /当日¥4,700 (税込み/ドリンク代別) オールスタンディング(入場整理番号付) チケット一般発売 全公演 10月14日(土)
特別協賛 Cygames
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DAOKO 3rdシングル「打上花火」 2017年8月16日(水)発売
初回限定盤[CD+DVD]TFCC-89631 ¥1,620(税込)  イラスト描き下ろしジャケット  DAOKO 2016 ”青色主義” TOUR at 赤坂BLITZ 2016.09.22 ライブ映像収録 通常盤[CD]TFCC-89632 ¥1,296(税込)
<初回限定盤&通常盤共通封入特典> DAOKO 2017年TOUR 先行予約シリアル封入
<収録曲> 映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』主題歌 01. 打上花火/DAOKO × 米津玄師  作詞・作曲:米津玄師  Produced by 米津玄師
映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』挿入歌 02. Forever Friends/DAOKO  作詞・作曲:REMEDIOS 
※通常盤のみの収録 『神撃のバハムートVIRGIN SOUL』エンディングテーマ 3. Cinderella step/DAOKO  作詞・作曲 DAOKO 編曲 江島啓一(サカナクション)
<映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』情報> 8月18日(金)全国東宝系ロードショー
声の出演:広瀬すず 菅田将暉    宮野真守 / 浅沼晋太郎 豊永利行 梶裕貴    三木眞一郎 花澤香菜 櫻井孝宏 根谷美智子 飛田展男 宮本充 立木文彦 / 松たか子 原作: 岩井俊二  脚本 :大根仁 総監督 :新房昭之  企画・プロデュース:川村元気  監督:武内宣之  キャラクターデザイン:渡辺明夫 音楽:神前暁  主題歌:『打上花火』DAOKO×米津玄師(TOY’S FACTORY) アニメーション制作: シャフト ©2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会 公開日:2017年8月18日(金) 公式HP:https://ift.tt/2gmEwNe
<DAOKO(ダヲコ)プロフィール> 1997 年生まれ、東京都出身。ラップシンガー。 15 歳の時にニコニコ動画へ投稿した楽曲で注目を集め、2012 年に1st Album『HYPER GIRL- 向こう側の女の子-』を発売。2013 年16 歳にしてm-flo + daoko による楽曲『IRONY』が、映画「鷹の爪~ 美しきエリエール消臭プラス~」の主題歌に起用。2014 年には中島哲也監督の目に止まり、映画「渇き。」の挿入歌に『Fog』が抜擢。同年、庵野秀明率いるスタジオカラーによる短編映像シリーズ「日本アニメ(ーター)見本市」の第3弾作品『ME! ME! ME!』の音楽をTeddyLoidと担当。2015 年3 月には女子高生にして1st アルバム『DAOKO』にてメジャーデビューを果たす。同年10 月、Double A Side 1st シングル「ShibuyaK/さみしいかみさま」を発売。日本アニメ(ーター)見本市にて公開された、吉崎響×DAOKO 企画による、スタジオカラー アニメーションミュージックビデオ「GIRL」と、児玉裕一監督によるブラインドしていた彼女の全容を明らかにした「ShibuyaK」の2 本の映像を公開。2016 年4 月、新世代クリエイター「PALOW×吉崎 響×TeddyLoid×DAOKO」にて学校法人・専門学校HAL 2016 年度新CM を担当。さらに、“Reebok CLASSIC Furylite WEB Movie” にDAOKO が出演。9月Cygames TVCMタイアップソングに「もしも僕らがGAME の主役で」が決定し、Triple A Side 2nd Single「 もしも僕らがGAME の主役で/ダイスキ with TeddyLoid/BANG!」が発売。2017 年2 月、制作統括・音響監督を庵野秀明さんが務めるスタジオカラーが制作する初のテレビアニメーションNHK BSプレミアム アニメ「龍の歯医者」挿入歌『かくれんぼ』にDAOKO が起用。3 月にはLINE LIVE による“タテ型”MV「Portrait Film Project」第2 弾アーティストにDAOKO が決定し、川村元気氏×関和亮監督が仕掛ける新たな映像表現プロジェクトは20 歳になるDAOKO の新たな幕開けとなった。4 月、TV アニメ「神撃のバハムート VIRGIN SOUL」のエンディングテーマに『拝啓グッバイさようなら』が決定。7 月同アニメのエンディングテーマとして作詞作曲をDAOKO が担当し、編曲には江島啓一(サカナクション)が手掛けた新曲『Cinderella step』が決定。そして8月18日(金)映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』主題歌『打上花火』をDAOKO × 米津玄師にて、挿入歌『Forever Friends』をDAOKOにて決定した。
◯RADIOレギュラー  J-WAVE「SONAR MUSIC」毎週月~木曜日23:30~25:00放送。※毎週火曜日担当:DAOKO ◯オフィシャルHP http://daoko.jp
official Twitter DAOKO ( https://twitter.com/Daok0 ) DAOKO staff ( https://twitter.com/DAOKO_staff )
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kadookanobuhiko · 5 years
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桃次郎の秋
   階下から飼い犬の角岡桃次郎(ヨークシャテリア、オス)の鳴き声が聞こえてくる。朝食と散歩の催促である。そのふたつを済ませてから、私の1日、いや、私たちの1日が始まる。
 1日2回の食事は、いつも主人より先に済ませる。散歩は朝、昼、夕方の最低3回。それに夜のオプションがつくときもある。1年半前から妻が単身赴任しているので、平日の奴の世話は、もっぱら私が担当している。担当者の責任は重い。
 外で痛飲し、千鳥足で帰宅して玄関に入ると、奴が待ち構えている。こういうときに限って散歩に行きたがる。一度言い出したら聞かない。奴の辞書には「明日」や「先送り」「思いやり」「忖度」という言葉はない。辞書は持ってないと思うけど。
 つい先日、酔っ払って午前4時に帰宅したら、奴は寝ずに(?)待っていた。仕方がないので、それから早朝の散歩に行った。数時間後の朝のそれがパスかというと、そうはならない。奴は1日のほとんどを寝て過ごすからいいかもしれないが、こちらは勤勉な自営業者である。勤勉ではないけれど・・・。
 散歩は1回につき20分前後。3~4回だと、1日で合計1時間! 人付き合いがいいほうではない私だが、犬付き合いは逃れようがない。出張はなるべく日帰りし、寄り道をせずに帰るようになった。見えないリードで飼い犬に縛られているような気がしないでもない。
 雨天は憂鬱だが、外回りをしなくてもいいので、ちょっとホッとする。もっとも奴は、小雨くらいでは諦めようとはしない。私より勤勉なのかもしれない。
 外回りと言っても、ほぼ同じコースを巡回し、マーキングするだけだ。定刻の電車に乗り、職場に出勤する勤め人と同じである。そういった生活が向かないのでフリーになった私だが、奴のルーティン・ワークには付き合わされている。
 とはいえ、悪いことばかりではない。職業柄、引きこもりがちなので、屋外に出て気分転換するにはいい。野鳥のさえずりに耳をそばだて、風にそよぐ木々をながめる。風や光や空は、季節ごと、時間ごとに表情を変える。特に秋は、夕焼けが美しい。
 ついつい自然に見とれていると「何してんの~? はよ行こうよ~」と奴にせっつかれることがある。これだから花鳥風月がわからない動物は・・・とひとりごちながら、奴のあとをついていく。
          U^エ^U   
 桃次郎との散歩は、街中の人間観察にはもってこいだ。散歩中によく会う、70過ぎくらいのオジサンがいる。いつも近寄ってきては桃次郎の鼻先に手を持ってくる。
「わし、犬が好っきゃねん」
 ラブコールを送ってくるが、奴はいっこうになつこうとしない。警戒心を解かずに私を見上げる。
「このオジサン、いつも馴れ馴れしいねん・・・」
 パッチリまなこが、そう訴えている。
 オジサンはいつも薄い色のサングラスに野球帽をかぶり、ジーンズにスポーツシューズで颯爽と歩いている。若々しいと言えなくはない。いや、若ぶった紳士である。
 ところがこのオジサン、公衆電話の前を通る際は、必ず釣り銭の返却口に指を突っ込んでいる。私たちは少し離れて彼を観察していて、何度も目撃している。実行率は100%。ジュースの自動販売機にも同じことをしていた。
 身なりを見る限り、それほど金銭に困っているようには思えないのだが、実はカツカツなのだろうか。本当は大金持ちなのだが、趣味で小銭ハンターをしているのかな。そんなわけないか・・・。いろいろ想像しながら歩を進める。
 現住所に引っ越してきたのは、桃次郎を飼う前だった。ご近所に挨拶にうかがうと「お子さんは?」と聞かれた。「いえ、いません��と答えると、それで会話は終ってしまった。
 同じ地域に住んでいても、共通の話題のあるなしで、付き合いの深さは変わってくる。子供が同じ学校に通っていることで、近隣の親同士のつながりは深くなるようだ。
 犬を飼いだして、愛犬家同士のゆるやかな共同体があることを知った。犬種、年齢、性別から始まって、健康状態や性格、通っている美容院などの情報を交換する。
 ちなみに私は、愛犬家仲間から「桃ちゃんのお父さん」と呼ばれている。単に「お父さん」と声をかけられることもある。知らない人が聞いたら、子持ちのパパと勘違いするかもしれない。ひとりで歩いていると「あれ、桃ちゃんは?」とよく聞かれる。近隣では「角岡さん」より「桃ちゃん」のほうが断然有名で、人気がある。悔しい。
 愛犬家仲間に、いつも頭にバンダナを巻いている、70過ぎとおぼしきおばあちゃんがいる。会うときはいつも何の種類かわからない小型犬(たぶん雑種)を連れている。
 私が桃次郎と散歩をしていると、必ずこちらを見て「キャワイイ~。ほら、見てご覧、キャワイイわ~」と飼い犬に話かける。そんなことを吹き込めば「どうせ自分はぶさいくですけど・・・」と飼い犬がすねてしまわないか心配だ。まあ、確かに桃次郎は、キャワイイのだけれど。
 つい最近、近所の愛犬家が、飼い犬を連れて散歩しているのを見かけた。だが、いつもと様子が違う。ふだんはオジサンが連れて歩いているのに、その日はオバサンだった。
「あれ、オジサンは?」
 聞けば9月に脳梗塞で倒れ、現在は入院しているとのこと。2回目の発病だという。そういえば、ここのところオジサンの姿を見ていなかった。
 脳梗塞と聞いて、思い当たる節があった。オジサンの言葉は、ちょっと聞き取りにくかった。あれは脳梗塞の後遺症だったんだ。一度は歩道の花壇に倒れこんだところを引っぱり上げたこともあった。あれから親しく話をするようになったっけ。
 オバサンによると再発後、言語障害は重くなり、飼い犬の名前を言うのがせいぜいだという。ベッドの上で、愛犬の名前を必死に発音しようとするオジサンの姿を想像すると、ちょっと切ない。
 かろうじて歩けるものの、歩幅は極端に狭くなったらしい。飼い犬がなかなか前に進まず、リードを引っ張っては「は、はよ、歩け」と怒っていたのに・・・。今では犬のほうが、足が動くのかもしれない。早く退院して、飼い犬との散歩を再開してほしいと心から願う。
          U^エ^U 
 桃次郎の散歩中、声をかけてくれるのは、女性か子供が圧倒的に多い。半年ほど前から、近所の女子小学生の明菜ちゃん(仮名)が、散歩についてくるようになった。そのうちリードを持ちたいと言い出した。最近はわが家のインターホンを鳴らして「桃ちゃんと散歩に行きたい」と猛アピールしてくるようになった。
 当の桃次郎は、家の中で頭を撫でてくれたり、かまってくれる人には友好条約を結ぶが、屋外では人と交わらない。マイホーム主義の内弁慶である。
 手前勝手な扱いをするからであろう、子供が大の苦手である。散歩中も道路で子供たちが遊んでいるのに気付くと、クルリと方向転換する。実に単純な動物だ。
 そんな奴だが、いつまでも私の側にいるようでは世間が狭くなる。修行に出すつもりで、求めに応じて明菜ちゃんに貸し出すことにした。レンタル・ドッグである。
 彼女が桃次郎の両脇を抱きかかえると、奴は後ろ足をバタバタさせながら宙吊りになる。
「大丈夫、大丈夫。大丈夫やで~」
 明菜ちゃんはパニック状態の桃次郎を必死になだめようとする。だが、まったく大丈夫ではない。奴は文字通り地に足がついてないと、ジタバタするのだ。わかりやすい狼狽の図。地面に降ろすと、私の方に駆け寄ってくる。
「この子、なんとかして~」
 ぱっちりまなこが”SOS”を発信している。私は心を鬼にして、散歩に送り出す。
 ところが、奴は彼女についていこうとはせず、すぐに家に帰ろうとする。それを阻止すべく、彼女は奴を抱き上げる。私は窓のブラインドの隙間から、一部始終を観察している。無理やり抱きしめられる桃次郎。これでは散歩ではなく、拘束だ。
 レンタルが終了した奴は、疲労困憊の表情を見せ「しばらくひとりにさせて」と言い、泥のように眠る。桃次郎の台詞は、私の忖度である。
「な、わかったやろ。人とかかわるっていうのは、ストレスがたまるもんなんやで。でも、それを乗り越えないと成長せえへんねんで」 
 私は熟睡中の奴をなでてやりながら、話しかける。犬とはいえ、ときには社会の荒波にもまれることも必要なのである。
          U^エ^U
 この秋で桃次郎は、生誕10年を迎えた。人間で言うと50代半ばにあたるらしい。ということは、私と同じくらいではないか。すぐに私を追い抜き、もうすぐ高齢者の仲間入りだ。
 美容院のおねえさんには「いつまでも若いね~」と褒められるが、飼い主を喜ばせるお世辞に決まっている。私同様、体力の衰えは隠せない。
 以前は階段を駆け下りていたが、今は体を横を向けながら、一段一段ふみしめるように降りている。歯には茶色の歯垢がはりつき、そのうちの何本かはグラグラだ。
 そこで私が毎日、人間の高齢者介護用のスポンジで歯磨きをしている。奴は口に異物が入るのを嫌って大声を上げ、身をよじらせて抵抗する。
 たとえ嫌でも、耐えることで人格が形成されることを説くが、それを望んでいないので効果はない。なにより飼い主が嫌なことをしない主義なので、説得力がない。奴も私も、刹那主義という点では共通している。
 食事、散歩、歯磨き、昼寝をし、1日が暮れる。 
 同じ土地を歩き、同じ屋根の下で暮らしながら、桃次郎と私は歳を重ねていく。
 ともに地震と台風におびえた熱い夏が過ぎ、今は秋。
 11回目と56回目の、犬と人間の冬支度。
 私たちの”人生の季節”にも、秋が訪れようとしている。<2018・11・6>  
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rakugoinfo · 6 years
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ikebana-ja · 6 years
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